JP2003262033A - タイルパネル - Google Patents
タイルパネルInfo
- Publication number
- JP2003262033A JP2003262033A JP2002062258A JP2002062258A JP2003262033A JP 2003262033 A JP2003262033 A JP 2003262033A JP 2002062258 A JP2002062258 A JP 2002062258A JP 2002062258 A JP2002062258 A JP 2002062258A JP 2003262033 A JP2003262033 A JP 2003262033A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tile
- unsaturated polyester
- polyester resin
- resin
- tile panel
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】外・内装建築タイル工事施工に於いて、格別な
熟練した施工技術や工程増加等を伴うことなく、施工コ
ストが安くでき、容易に施工又は、施工時間の短縮を図
ることができ、美観を保つようにする。 【解決手段】成形型(3)の型枠に不飽和ポリエステル
樹脂を塗布し、次に不繊布ガラス繊維を数枚積層させな
がら、不飽和ポリエステル樹脂をローラー又は刷毛等で
含浸させて、基材を形成し、不飽和ポリエステル樹脂が
硬化する最中に目地間を取りながら素早くタイルを配列
して接着させて、タイルパネルの基材を形成する。
熟練した施工技術や工程増加等を伴うことなく、施工コ
ストが安くでき、容易に施工又は、施工時間の短縮を図
ることができ、美観を保つようにする。 【解決手段】成形型(3)の型枠に不飽和ポリエステル
樹脂を塗布し、次に不繊布ガラス繊維を数枚積層させな
がら、不飽和ポリエステル樹脂をローラー又は刷毛等で
含浸させて、基材を形成し、不飽和ポリエステル樹脂が
硬化する最中に目地間を取りながら素早くタイルを配列
して接着させて、タイルパネルの基材を形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不繊布ガラス繊維を
数枚積層させ、不飽和ポリエステル樹脂をローラーまた
は刷毛で含浸させて、樹脂が硬化する最中に目地間を取
りながら、タイルを貼り付けたパネルに関する。
数枚積層させ、不飽和ポリエステル樹脂をローラーまた
は刷毛で含浸させて、樹脂が硬化する最中に目地間を取
りながら、タイルを貼り付けたパネルに関する。
【0002】本発明はタイル施工に於いて格別な熟練し
た施工技術や工程増加を伴うことなく、簡易に施工や施
工時間が短縮でき、美観が保てるタイルパネルに関す
る。
た施工技術や工程増加を伴うことなく、簡易に施工や施
工時間が短縮でき、美観が保てるタイルパネルに関す
る。
【0003】
【従来の技術】外・内装の建築タイル施工においては、
タイル職人が施工現場において、職人の熟練した施工技
術を用して、タイルの貼り付けを行うのが通常である。
タイル職人が施工現場において、職人の熟練した施工技
術を用して、タイルの貼り付けを行うのが通常である。
【0004】タイル貼り付けはモルタル及び接着剤等の
乾く時間の経過を考えながら施工を行う必要がある為、
施工時間の短縮が図れなかった。
乾く時間の経過を考えながら施工を行う必要がある為、
施工時間の短縮が図れなかった。
【0005】また、三菱樹脂の「LEX」ユニットフロ
アシリーズやINAXのフロアシリーズなどのフロア用
のタイル敷きマットはあるが、ガラス繊維等を積層させ
て不飽和ポリエステル樹脂をローラー又は刷毛等で含浸
させて、タイルを接着させたパネルは無かった。
アシリーズやINAXのフロアシリーズなどのフロア用
のタイル敷きマットはあるが、ガラス繊維等を積層させ
て不飽和ポリエステル樹脂をローラー又は刷毛等で含浸
させて、タイルを接着させたパネルは無かった。
【0006】
【発明が解決しょうとする課題】本発明の課題は外・内
装の建築タイル施工等に於いて格別な熟練した施工技術
や工事工程の増加を伴うことなく、施工コストを安く、
容易に工場生産が出来て、施工又は施工時間が短縮で
き、簡易な手段によって仕上げ美観を増加させることに
ある。
装の建築タイル施工等に於いて格別な熟練した施工技術
や工事工程の増加を伴うことなく、施工コストを安く、
容易に工場生産が出来て、施工又は施工時間が短縮で
き、簡易な手段によって仕上げ美観を増加させることに
ある。
【0007】不繊布状ガラスマットを積層させて不飽和
ポリエステル樹脂をローラー又は刷毛等で含浸させるこ
とによって、基材の防水作用も伴い又不飽和ポリエステ
ル樹脂の接着効果でタイルの剥落を防ぐこともできるタ
イルパネルを提供することにある。
ポリエステル樹脂をローラー又は刷毛等で含浸させるこ
とによって、基材の防水作用も伴い又不飽和ポリエステ
ル樹脂の接着効果でタイルの剥落を防ぐこともできるタ
イルパネルを提供することにある。
【0008】現場の施工性を改善して、工事工程の短縮
を図ることを目的としてる。
を図ることを目的としてる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の発明に掛かるタイルパネルにおいては、熱硬化性樹脂
を主成分として、心材に不繊布ガラス繊維を用いて硬化
剤を添加したパネル基材にタイルを配列して形成され
る、形成工程は、成形型の型枠(3)の中の表面に基材
(2)の脱型を容易にするためにワックスを塗布し、次
に不飽和ポリエステル樹脂を塗布しその上に不繊布ガラ
ス繊維を積層させて、不飽和ポリエステル樹脂(2a)を
ローラー又は刷毛で含浸させて基材を形成する、タイル
は樹脂が硬化する最中に素早く目地間を取りながら配列
していき、タイルパネルを形成する。
の発明に掛かるタイルパネルにおいては、熱硬化性樹脂
を主成分として、心材に不繊布ガラス繊維を用いて硬化
剤を添加したパネル基材にタイルを配列して形成され
る、形成工程は、成形型の型枠(3)の中の表面に基材
(2)の脱型を容易にするためにワックスを塗布し、次
に不飽和ポリエステル樹脂を塗布しその上に不繊布ガラ
ス繊維を積層させて、不飽和ポリエステル樹脂(2a)を
ローラー又は刷毛で含浸させて基材を形成する、タイル
は樹脂が硬化する最中に素早く目地間を取りながら配列
していき、タイルパネルを形成する。
【0010】本発明のタイルパネルは建築物の壁面や下
地面上の表面仕上げに用いて、タイルの色や形状、種類
を表したことを特徴とし、簡易な手段によって仕上げ美
観を増加させることができる。
地面上の表面仕上げに用いて、タイルの色や形状、種類
を表したことを特徴とし、簡易な手段によって仕上げ美
観を増加させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて具体的に説明する。図1は本発明に係るタイル
パネルを示す斜視図である。本発明のパネルの大きさ
は、タイルの種類や用途・形状に応じて不繊布状ガラス
マットの高い番手を使用して積層数を増して厚い基材も
形成できるので、よってパネルの大きさは限定しない。
図2は成形型(3)の型枠に係るタイル配列基材の断面図
である。
基づいて具体的に説明する。図1は本発明に係るタイル
パネルを示す斜視図である。本発明のパネルの大きさ
は、タイルの種類や用途・形状に応じて不繊布状ガラス
マットの高い番手を使用して積層数を増して厚い基材も
形成できるので、よってパネルの大きさは限定しない。
図2は成形型(3)の型枠に係るタイル配列基材の断面図
である。
【0012】上記成形型(3)でタイル(1)を基材
(2)に配列接合するには成形型の内表面に下地処理剤
としてワックスを全体的に塗布して、脱形を容易にし、
その上から最初の硬化剤を添加した不飽和ポリエステル
樹脂を塗布し、次に番手番号#300の不繊布状ガラスマ
ットを数枚積層させながら、硬化剤を添加した不飽和ポ
リエステル樹脂をローラー又は刷毛等で含浸させて基材
(2)を形成していき、不飽和ポリエステル樹脂が硬化
する最中に目地間を取りながら素早くタイルを配列して
接着させ、タイルパネルの基材を形成する。
(2)に配列接合するには成形型の内表面に下地処理剤
としてワックスを全体的に塗布して、脱形を容易にし、
その上から最初の硬化剤を添加した不飽和ポリエステル
樹脂を塗布し、次に番手番号#300の不繊布状ガラスマ
ットを数枚積層させながら、硬化剤を添加した不飽和ポ
リエステル樹脂をローラー又は刷毛等で含浸させて基材
(2)を形成していき、不飽和ポリエステル樹脂が硬化
する最中に目地間を取りながら素早くタイルを配列して
接着させ、タイルパネルの基材を形成する。
【0013】また、図3で示す硬化剤(2c)を添加した
ことによってタイル(1)と基材(2)を強固に接合でき
るようにしている、硬化剤としては常温硬化タイプを使
用し、合成樹脂は不飽和ポリエステル樹脂(2b)を使
用したが、これに限られることなく、タイルの種類や用
途の応じてエポキシ樹脂、ジアリルフタレート樹脂、フ
ェノール樹脂、ポリイミド樹脂、ポリウレタン樹脂、メ
ラミン樹脂、ユリア樹脂等を使用してもよい。
ことによってタイル(1)と基材(2)を強固に接合でき
るようにしている、硬化剤としては常温硬化タイプを使
用し、合成樹脂は不飽和ポリエステル樹脂(2b)を使
用したが、これに限られることなく、タイルの種類や用
途の応じてエポキシ樹脂、ジアリルフタレート樹脂、フ
ェノール樹脂、ポリイミド樹脂、ポリウレタン樹脂、メ
ラミン樹脂、ユリア樹脂等を使用してもよい。
【0014】図3の基材(2)で番手番号の高い不繊布状
ガラスマット(2a)を使用することによって、基材
(2)を厚くすることができるので、用途の応じて、成
形型(3)の底を長くすることによって、厚い基材(2)
を形成することができる。
ガラスマット(2a)を使用することによって、基材
(2)を厚くすることができるので、用途の応じて、成
形型(3)の底を長くすることによって、厚い基材(2)
を形成することができる。
【0015】鉄筋・鉄骨・コンクリート造・鉄筋コンク
リート造・木造等の躯体の違いに限られることなく、外
・内装用として簡易にタイルパネルを取り付けすること
ができる、又、タイルの種類は陶器質・磁器質・せっ器
質等、ニーズの変化に伴い、さまざまなタイル開発がな
されている為、タイルの荷重や、おおきさ、厚さから剥
落を防ぐ為に、パネル基材(2)の合成樹脂(2b)・硬
化剤(2c)や心材の不繊維ガラス繊維(2a)を用途に応
じて使い分けている。
リート造・木造等の躯体の違いに限られることなく、外
・内装用として簡易にタイルパネルを取り付けすること
ができる、又、タイルの種類は陶器質・磁器質・せっ器
質等、ニーズの変化に伴い、さまざまなタイル開発がな
されている為、タイルの荷重や、おおきさ、厚さから剥
落を防ぐ為に、パネル基材(2)の合成樹脂(2b)・硬
化剤(2c)や心材の不繊維ガラス繊維(2a)を用途に応
じて使い分けている。
【0016】請求項3記載でパネル基材にタイルの目地
間を取りながら配列して接着させたが、目地詰めのタイ
ルパネルの形成も可能である。
間を取りながら配列して接着させたが、目地詰めのタイ
ルパネルの形成も可能である。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係るタイ
ルパネルは外・内装建築タイル施工等に於いて熟練した
施工技術は不要で、格別な工事工程の増加を行うことな
く、施工時間も短縮でき、施工コストも安くできる。経
費節減も図れ、又、補修の際には取り外しも容易であ
り、美観を増加させることができる。
ルパネルは外・内装建築タイル施工等に於いて熟練した
施工技術は不要で、格別な工事工程の増加を行うことな
く、施工時間も短縮でき、施工コストも安くできる。経
費節減も図れ、又、補修の際には取り外しも容易であ
り、美観を増加させることができる。
【0018】また、タイル配列基材は、樹脂層に含まれ
る硬化剤が効果反応するので、タイルが強固に固着でき
たという効果を有する。
る硬化剤が効果反応するので、タイルが強固に固着でき
たという効果を有する。
【図1】本発明に係るタイルパネルを示す斜視図であ
る。
る。
【図2】成形型(3)の型枠に係るタイル配列基材の断面
図である。
図である。
【図3】タイルパネル基材の要部拡大断面図である。
1…タイル
2…基材
2a…ガラス繊維
2b…合成樹脂
2c…硬化剤
3…成形型の型枠
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2E110 AA42 AB04 AB22 AB23 BA13
DC21 GA32X GA34W GA42X
GB28W
4F072 AA01 AA07 AB09 AD13 AD20
AD21 AD23 AD38 AD43 AD45
AE01 AL17
4F100 AD00B AG00A AK44A BA02
CA02A DC28B DG15A DH02A
GB08 JB13A JL02 JL05
Claims (3)
- 【請求項1】 熱硬化性樹脂を主成分として、硬化剤を
添加して、不繊布状ガラス繊維を心材として成形するこ
とを特徴とする樹脂形成品。 - 【請求項2】 不飽和ポリエステル樹脂を主成分とし
て、硬化剤を添加して、不繊布布ガラス繊維を心材とし
て成形することを特徴とする請求項1記載のタイルパネ
ル。 - 【請求項3】 上記タイルパネル基材の合成樹脂が硬化
する最中にタイルを目地間をとりながら配列接着させて
形成し、所定のタイルパネル形状にしたことを特徴とし
た請求項2記載のタイルパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002062258A JP2003262033A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | タイルパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002062258A JP2003262033A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | タイルパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003262033A true JP2003262033A (ja) | 2003-09-19 |
Family
ID=29196118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002062258A Pending JP2003262033A (ja) | 2002-03-07 | 2002-03-07 | タイルパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003262033A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016102301A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 藤垣窯業株式会社 | タイル貼着シートの製造方法 |
-
2002
- 2002-03-07 JP JP2002062258A patent/JP2003262033A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016102301A (ja) * | 2014-11-27 | 2016-06-02 | 藤垣窯業株式会社 | タイル貼着シートの製造方法 |
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