JP2003261410A - 置換されたイミノオキサジアジンジオン誘導体に基づく歯科材料 - Google Patents
置換されたイミノオキサジアジンジオン誘導体に基づく歯科材料Info
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Abstract
の含有量が、要求に正確に合致し得る、歯科材料を利用
可能にすること。 【解決手段】 本発明は、少なくとも2つの遊離イソシ
アネート基を有するイミノオキサジアジンジオン誘導体
および少なくとも2つのOH基を有する少なくとも1つ
のヒドロキシル化合物を含有する、歯科材料を提供す
る。1つの実施形態において、上記歯科材料は、5〜5
0重量%のイミノオキサジアジンジオン誘導体を含有す
る。
Description
オキサジアジンジオン誘導体を含有する、歯科材料に関
する。
よび色素は、長い間公知であった。これらは、ポリウレ
タンの生成を伴う、ジオール(例えば、1,4−ブチレ
ングリコール)の、ジイソシアネート(例えば、ヘキサ
メチレンジイソシアネート)への重合によって硬化す
る。歯科材料におけるイソシアネートの使用もまた同様
に公知である。ここで、イソシアネートはしばしば、
(メタ)アクリレートと組み合わせられ、その結果、ジ
イソシアネートの付加重合およびラジカル重合による、
材料の2相硬化が可能である。この様式で、歯科材料
は、最初に、患者の口内への導入の後にポリウレタンの
形成によって予備硬化され得、そして最初に硬化した状
態で成形され、そして得られた任意の過剰物が容易に除
去され得、次いでその後、ラジカル重合によって最終的
に硬化される。
(例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート(HD
I)、イソホロンジイソシアネート(IPDI)および
ビス−(4−イソシアナトシクロヘキシル)メタン(H
12MDI)など)は、モノマー形態とオリゴマー形態
との両方で、すなわち、例えば、三量体の形態で、しば
しば温度および水分に対して感受性であることが示され
ている。さらに、オリゴマー形態は、大抵の場合、高い
粘度を有し、これは、それらのさらなる処理を困難にす
る。歯科材料はしばしば、例えば、より多いかまたはよ
り少ない充填剤の割合を含み、これは、可能な限り最も
均一な特性を達成するために、材料に均一に作用しなけ
ればならない。充填剤の組み込みは、粘性のモノマーに
よって困難にされる。さらに、充填剤の含有量は、高粘
度の場合には制限され、その結果、その材料の特性を所
望の適用目的に適合させることは、制限された範囲での
み可能である。
に対して非感受性であり、従って充填剤の含有量が、要
求に正確に合致し得る、歯科材料を利用可能にすること
である。
つの遊離イソシアネート基を有するイミノオキサジアジ
ンジオン誘導体および少なくとも2つのOH基を有する
少なくとも1つのヒドロキシル化合物を含有する、歯科
材料を提供する。
は、以下の式:
ことを特徴とし、ここで、Rは、少なくとも1つのイソ
シアネート基を含むC1〜C12のアルキル基である。
は、5〜50重量%のイミノオキサジアジンジオン誘導
体を含有することを特徴とする。
は、ヒドロキシル化合物として、2〜6個のOH基を有
する、モノマーまたはポリマーの、脂肪族、脂環式また
は芳香族の化合物を含有することを特徴とする。
ル化合物が、ラジカル重合性基をさらに含むことを特徴
とする。
ル化合物が、少なくとも1つのビニル基、メタクリル基
および/またはアクリル基を含むことを特徴とする。
は、1つ以上のラジカル重合性モノマーをさらに含有す
ることを特徴とする。
は、ウレタン反応のための触媒および/またはラジカル
重合のための開始剤を含有することを特徴とする。
は、第一成分および第二成分を含有し、該第一成分は、
ヒドロキシル化合物を含み、そして該第二成分は、イミ
ノオキサジアジンジオン誘導体を含むことを特徴とす
る。
が、該第一成分の総質量に対して、それぞれ以下:3〜
85重量%のヒドロキシル化合物、15〜50重量%の
ラジカル重合性モノマー、0〜75重量%の充填剤、0
〜10重量%の、ジイソシアネート付加重合のための触
媒、0〜10重量%の、ラジカル重合のための促進剤、
0〜10重量%の安定剤、および0〜15重量%の添加
剤を含有し、そして前記第二成分が、該第二成分の総質
量に対して、それぞれ以下:15〜100重量%のイミ
ノオキサジアジンジオン誘導体、0〜95重量%の充填
剤、0〜5重量%の、ラジカル重合のための開始剤、お
よび0〜5重量%の安定剤、を含有することを特徴とす
る。
2つの遊離イソシアネート基を有するイミノオキサジア
ジンジオン誘導体の、歯科材料としての使用、または歯
科材料の調製のための、使用を提供する。
冠、ブリッジおよびセメントの調製のための使用であ
る。
ミノオキサジアジンジオン誘導体、および少なくとも2
つのOH基を有する少なくとも1つのヒドロキシル化合
物を含有する歯科材料によって、達成される。イミノオ
キサジアジンジオン誘導体とは、少なくとも2つ、好ま
しくは少なくとも3つの遊離イソシアネート基を有す
る、6−イミノ−1,3,5−オキサジアジン−2,4
−ジオンの誘導体を意味する。
ン誘導体を含有する歯科材料が好ましく、ここで、Rは
C1〜C16アルキル基、C1〜C16シクロアルキル
基および/またはC1〜C16アルキルシクロアルキル
基であり、これは、1〜4個、好ましくは1〜2個、最
も好ましくは1個のイソシアネート基を有する。
体は、3つのジイソシアネートモノマーが各々イソシア
ネート基を介して結合し、そして第二のイソシアネート
基が維持される場合に形成する、ジイソシアネートの非
対称三量体である。従って、本発明によって使用される
置換された6−イミノ−1,3,5−オキサジアジン−
2,4−ジオンはまた、以下において、単純にする目的
で、ジイソシアネート三量体とも呼ばれる。
基とシクロアルキル基との両方を含む基を意味する。4
〜14個、そして特に6〜13個の炭素原子を有する、
アルキル基、シクロアルキル基およびアルキルシクロア
ルキル基が、好ましい。さらに特に好ましいイミノオキ
サジアジンジオン誘導体は、ヘキサメチレンジイソシア
ネートの非対称三量体である。本発明によるジイソシア
ネート三量体とは、好ましくは、3つの同一のモノマー
によって形成される化合物を意味する。
キサジアジンジオン誘導体、およびそれらの調製は、独
国特許出願公開第196 11 849号、同第197
34 048号において、ならびにRichterお
よびMertes,Farbe & Lack 106
(9/2000)60ff頁によって記載されている。
アジンジオン誘導体は、イソシアネートの付加重合によ
って、モノマー化合物と同様に硬化され得、そして対称
ジイソシアネート三量体に匹敵するイソシアネート反応
性を示す。対称三量体とは、環原子および置換基の対称
の配置を有する、対応するイソシアヌル酸誘導体を意味
する。
特に、非対称ジイソシアネート三量体は、対称三量体と
比較して、明らかに増加した水分安定性および温度安定
性、ならびにより低い粘度によって特徴付けられる。
(R=−(CH2)6−NCO)の非対称三量体の粘度
は、対応する対称三量体の粘度より2倍低い。より低い
粘度は、その材料への充填剤の取込みを容易にし、そし
て同時に、より高い充填剤の量の使用を可能にする。
ジンジオン誘導体は、2000mPas未満、好ましく
は1500mPas未満、そして特に好ましくは約10
00±200mPasの粘度を有する。他に言及しない
限り、粘度は、DIN EN3219/A3に従って測
定される。
料の総質量に対して、少なくとも5〜50重量%、特に
好ましくは7〜40重量%、そしてなお好ましくは、9
〜30重量%の非対称三量体を含有する。
して、少なくとも1つのヒドロキシル化合物を含有し、
この化合物は、イミノオキサジアジンジオン誘導体と共
に、ジイソシアネート付加重合によって、ポリウレタン
を形成する。
として適切である。ポリオールとは、3つ以上のヒドロ
キシル基を有する化合物を意味し、用語ヒドロキシル基
とは、アルコール性OH基をいう。3〜6個のOH基を
有する、モノマーまたはポリマーの、脂肪族、脂環式ま
たは芳香族の化合物が、特に好ましい。
のうちでも、トリメチロールエタン、トリメチロールプ
ロパン、トリメチロールブタン、グリセロール、ならび
にエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシド
の、名称を挙げた化合物への低分子付加物が、特に適切
であると強調される。
ル化合物は、ペンタエリトリトールおよびジ−トリメチ
ロールプロパンである。
ル化合物は、ジ−ペンタエリトリトールである。
オールもまた使用され得る。例えば、エチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオー
ル、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコー
ル、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオー
ル、2−メチルペンタンジオール、ネオペンチルグリコ
ール、シクロヘキサンジオールおよびジメチロールシク
ロヘキサンである。
テルポリオール、ポリエーテルポリオール、およびエス
テル基とエーテル基との両方を含むポリアルコールであ
り、ヒドロキシル基1個あたり、50〜1000当量、
特に好ましくは70〜400当量を有するヒドロキシル
化合物が、特に好まれる。ポリマーポリオールのうちで
も、分枝構造を有する化合物がさらに好ましい。
適切なものは、ヒドロキシル基に加えて、ラジカル重合
性の基を含み、従ってラジカル重合によるジイソシアネ
ート付加重合によって形成されるポリウレタン鎖の架橋
を容易にする、ヒドロキシル化合物である。特に、ビニ
ル基、メタクリル基および/またはアクリル基が、重合
性基として考慮され得る。
キシル化合物としては、ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート(例えば、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルメタクリレート)、2−ヒド
ロキシプロピルメタクリレート、4−ヒドロキシブチル
アクリレートおよび4−ヒドロキシブチルメタクリレー
トが挙げられる。
くは、モノマー性ヒドロキシル化合物とポリマー性ヒド
ロキシル化合物との混合物)もまた、ヒドロキシル成分
として有利に使用され得る。好ましい混合物は、28〜
38重量%、好ましくは30〜36重量%のモノマー性
ヒドロキシル化合物、特に、トリメチロールプロパンを
含み、そして62〜72重量%、好ましくは64〜70
重量%のポリマー性ヒドロキシル化合物、特にヒドロキ
シル基を含むポリエステルならびに/またはエステル基
およびエーテル基を含有するポリアルコールを含有し、
このポリマー成分は、さらに好ましいバージョンによれ
ば、分枝構造を有する。
主として、イミノオキサジアジンジオン誘導体の量に基
づく。材料の総質量に対して、4〜40重量%、好まし
くは5〜20重量%、そして特に6〜12重量%の含有
量が好ましい。
にラジカル重合性ヒドロキシル化合物を含有する歯科材
料は、2段階で硬化され得る。活性成分は、好ましく
は、第一段階で、ジイソシアネートの付加重合によって
予備硬化される。この予備硬化段階において、材料は既
に比較的固体であり、そして寸法安定性であるが、依然
として成形可能であり、そして過剰の材料が容易に除去
され得る。最終硬化は、ラジカル重合によって起こる。
ヒドロキシル化合物とともに、本発明による歯科材料
は、好ましくは、1つ以上のラジカル重合性モノマーを
さらに含有する。これらのモノマーは、必要に応じて、
ラジカル重合性の基を含むヒドロキシル化合物と共重合
され得る。ラジカル重合性モノマーと、ラジカル重合性
の基を有するヒドロキシル化合物との両方を含む材料
が、本発明によれば特に適切である。
ものは、単官能性および多官能性の(メタ)アクリレー
ト、すなわち、1つ以上の(メタ)アクリレート基を有
する化合物である。以下に名称を列挙される化合物が、
特に好ましい:2,2−ビス[4−(2’−ヒドロキシ
−3’−メタクリルオキシプロポキシ)フェニレン]プ
ロパン(bis−GMA)、エトキシ化ビスフェノール
−A−ジメタクリレート、ウレタンジメタクリレート、
モノエチレングリコールジメタクリレート、ジエチレン
グリコールジメタクリレート、トリエチレングリコール
ジメタクリレート、およびテトラエチレングリコールジ
メタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレ
ート、1,3−ブタンジオールジメタクリレート、1,
6−ヘキサンジオールジメタクリレート、2,2−ビス
[4−(2−ヒドロキシ−3−アクリロイルオキシプロ
パン)フェニル]プロパンまたは2,2−ビス[4−
(アクリロイルオキシエトキシ)フェニル]プロパン。
上記ジメタクリレートと共に、対応するジアクリレート
もまた好ましい。上記モノマーのうちで、2つ以上の
(メタ)アクリレート基を有するものが特に好ましく、
同様に、2つ以上の(メタ)アクリレート基を有する少
なくとも1つのモノマーを含むモノマー混合物が、架橋
剤として好ましい。
は、1つ以上の充填剤を含有する。これまでに歯科材料
において使用された、公知であり、そして証明された充
填剤の事実上全てが、充填剤として使用され得、充填剤
粒子のサイズは、好ましくは200μm未満、好ましく
は10nm〜200μmの範囲であり、そして充填剤
は、歯科材料への組み込みの前に、好ましくはγ−メタ
クリルオキシプロピルトリメトキシシランでシラン化さ
れるべきである。
ス、ガラスセラミック、および0.01〜10μm、好
ましくは0.1〜5μmの平均粒子サイズのセラミック
粉末(例えば、微粒子ケイ酸ホウ素ガラス、Ybガラ
ス、ZrガラスおよびLaガラス、アルカリ金属および
アルカリ土類金属のケイ酸塩など)、およびX線不透過
性充填剤(例えば、三フッ化イッテルビウムおよび炭酸
ビスマス、発熱性ケイ酸および沈澱ケイ酸、粉砕された
ポリ(メタ)アクリレート、ポリカーボネートまたはポ
リエポキシドに基づく、充填されたかまたは充填されて
いない有機充填剤など)、ならびに名称を列挙した物質
の混合物が挙げられる。硬化有機材料に基づく充填剤は
また、イソ充填剤(isofiller)と呼ばれる。
イソ充填剤の粒子サイズは、好ましくは、10μm〜2
00μm、特に10μm〜50μmである。好ましい充
填剤のさらなる群は、ゼオライトであり、A型のゼオラ
イトが特に好ましい。
は、ウレタン反応のための触媒および/またはラジカル
重合のための開始剤を含有する。
ための触媒として使用され得る。好ましい触媒は、ジブ
チルスズオキシド、ジオクチルスズオキシド、ジブチル
スズグリコレート、ジブチルスズジアセテート、ジブチ
ルスズジラウレート、ジブチルスズマレエート、ジラウ
リルスズジアセテート、ジブチルスズマレイン酸エステ
ル、ジ−n−オクチルスズマレイン酸エステル、ジブチ
ルスズアルキルメルカプチド、ジブチルスズメルカプト
エステル、トリブチルスズラウレートおよびジ−n−オ
クチルスズカルボキシレートである。
ジ−p−クロロベンゾイル、過安息香酸tert−ブチ
ルおよびクメンヒドロペルオキシドは、ラジカル重合の
ための開始剤として特に適切である。光重合のための開
始剤(例えば、ショウノウキノン)も同様に好ましい。
さらなる適切な光開始剤は、米国特許第4,746,6
86号に記載されている。好ましい開始剤は、過酸化ジ
ベンゾイルおよびショウノウキノンである。
開始剤は、好ましくは、重合促進剤と組み合わせて使用
される。好ましい促進剤は、3級アミン(例えば、トリ
エタノールアミン、N,N−3,5−テトラメチルアニ
リン、ジメチルアミノ安息香酸エステル、ジメチル−p
−トルイジンまたはジヒドロキシエチル−p−トルイジ
ン)である。
時硬化性材料が得られる。冷時硬化性の材料または自己
硬化性材料は、過酸化物を促進剤と組み合わせることに
よって得られる。光開始剤と、熱時または冷時の硬化の
ための開始剤とを組み合わせることによって、二重硬化
可能な材料が入手可能になる。
る歯科材料は、安定剤および添加剤(例えば粘度を調節
するための薬剤、顔料、可塑剤および抗菌添加物など)
を含有し得る。
ンモノメチルエーテル、2,6−ジ−tert−ブチル
−p−クレゾール(ブチル化したヒドロキシトルエン、
BHT)、フェノールおよびフェノール性化合物、なら
びにクロラニルは、安定剤として好ましい。安定剤は、
材料の早期の重合を防止することが意図される。好まし
い安定剤は、2,6−ジ−tert−ブチル−p−クレ
ゾールである。
つの成分(第一成分および第二成分)の形態で調製され
る。この様式で、材料の反応性成分(例えば、イミノオ
キサジアジンジオン誘導体およびヒドロキシル化合物ま
たは開始剤および促進剤など)は、別の成分間に分配さ
れ得る。第一成分は、好ましくは、ヒドロキシル化合物
を含有し、そして第二成分は、イミノオキサジアジンジ
オン誘導体を含有し、その結果、これらの成分を混合す
ることによって、ジイソシアネートの付加重合が誘発さ
れ得る。開始剤/促進剤系を使用する場合には、ラジカ
ル重合もまた、これらの成分を混合することによって、
開始され得る。
(ベースペースト)はまた、好ましくは、存在する場合
には、ラジカル重合性モノマー、充填剤、触媒、安定剤
および添加剤を含有する。
ば、第一成分は、それぞれ第一成分の総質量に対して、
以下の成分を含有する:3〜85重量%、好ましくは3
1〜79重量%、そして特に好ましくは46〜72重量
%のヒドロキシル化合物、15〜50重量%、好ましく
は20〜40重量%、特に好ましくは25〜35重量%
のラジカル重合性モノマー、0〜75重量%、好ましく
は0.2〜4重量%、特に好ましくは0.5〜2重量%
の充填剤、0〜10重量%、好ましくは0.2〜4重量
%、特に好ましくは0.5〜2重量%の、ジイソシアネ
ート付加重合のための触媒、0〜10重量%、好ましく
は1.5〜6重量%、特に好ましくは2〜5重量%の、
ラジカル重合のための促進剤、0〜10重量%、好まし
くは0〜3重量%、特に好ましくは0.01〜0.15
重量%の安定剤、および0〜15重量%、好ましくは0
〜12重量%、特に好ましくは0.01〜10重量%の
添加剤。
に、第二成分(触媒ペースト)はまた、好ましくは、存
在する場合には、充填剤、安定剤、開始剤および添加剤
を含有する。
ば、第二成分は、それぞれ第二成分の総質量に対して、
以下の成分を含有する:15〜100重量%、好ましく
は20〜100重量%、特に好ましくは25〜100重
量%、そしてなお特に好ましくは35〜98重量%のイ
ミノオキサジアジンジオン誘導体、0〜95重量%、好
ましくは0〜75重量%、そして特に好ましくは5〜5
0重量%の充填剤であって、好ましくは、ゼオライトお
よび高分散性ケイ酸が、以下に規定する量で、充填剤と
して使用される:0〜75重量%、好ましくは0〜60
重量%、特に好ましくは0〜25重量%の高分散性ケイ
酸、0〜75重量%、好ましくは5〜50重量%、特に
好ましくは10〜25重量%のゼオライト、0〜5重量
%、好ましくは0〜4.5重量%、特に好ましくは2〜
4.5重量%の、ラジカル重合のための開始剤、および
0〜5重量%、好ましくは0.005〜2重量%、特に
好ましくは0.01〜0.5重量%の安定剤。
に適切である。
の間、通常は、対称三量体およびまた高次オリゴマー形
態である。これらは同様に、反応性イソシアネート基を
有し、従ってジイソシアネート付加重合の間にポリマー
網目構造に組み込まれなければならないので、これらは
必ずしも、イミノオキサジアジンジオン誘導体から分離
されなければならないわけではない。高次オリゴマーと
は、4つ以上のジイソシアネートモノマーから形成され
る化合物を意味する。しかし、対称三量体および高次オ
リゴマーの総量は、可能な限り小さいべきであり、そし
てそれぞれ、第二成分の総質量に対して、多くても70
重量%、好ましくは多くても50重量%、特に好ましく
は多くても20重量%であり、そしてなお特に好ましく
は多くても5重量%である。対称三量体および高次オリ
ゴマーの、材料全体におけるレベルは、第一成分と第二
成分との混合比によって決定され得る。理想的には、材
料は、対称三量体も高次オリゴマーも含有しない。
冠、ブリッジおよびセメントの調製のため、特に、暫間
歯冠およびブリッジの調製のために適切である。
くは、ペースト/ペースト系として調製される。すなわ
ち、モノマーの粘度、充填剤の割合および添加剤の含有
量が、それぞれの成分がペースト様のコンシステンシー
を有するように、計量される。
の成分が10:1〜1:1、好ましくは4:1〜2:
1、および特に4:1の混合比(容量に対して)で使用
され得るように、計量される。より多くの量の成分1
(ベースペースト)が、好ましくは、より少ない量の成
分2(触媒ペースト)と混合される。
いかなる問題もなく、市販の混合装置に取り込まれ得る
ことを確実にする。これらは、静的ミキサーおよびダブ
ルカートリッジを通常備える、自動混合装置である。歯
科材料の成分は、この自動混合カートリッジの別個のチ
ャンバ内に貯蔵される。必要であれば、これらのペース
トは、静的ミキサーを通して別個のチャンバから押出さ
れる。この静的ミキサーは、通常、混合チャンバおよび
静的混合スクリューからなり、これらは、ペーストチャ
ンバからの個々のペーストストランドを組み合わせ、分
離し、再統合し、これによって徹底的に混合する。ペー
ストは、混合チャンバの容量比によって決定される、予
め設定された混合比で押出される。
組成物全体の非対称三量体含有量が上記範囲(すなわ
ち、少なくとも5重量%、好ましくは5〜50重量%、
特に好ましくは7〜40重量%、そしてなお特に好まし
くは、9〜30重量%)になるように適合される。
らに詳細に説明する。
非対称ジイソシアネート三量体との、水分に対する感受
性の比較)非対称ヘキサメチレンジイソシアネート(H
DI)三量体3,5−ビス(6−イソシアナトヘキシ
ル)−6−[(6−イソシアナトヘキシル)イミノ]−
1,3,5−オキサジアジン−2,4−ジオン(Des
modur(登録商標)VPLS2294、Bayer
AG)およびHDIの対称イソシアヌレート三量体
(Desmodur(登録商標)N 3300、Bay
er AG)を、各々10mlの容器中37℃で、水蒸
気で飽和させた雰囲気中で別個に貯蔵し、そしてイソシ
アネート誘導体と水との反応によって形成したフィルム
の厚みを、1週間にわたって測定した。
グラフで表されている。非対称ジイソシアネート三量体
(Desmodur(登録商標)VP LS2294)
の層の厚みは、対称三量体(Desmodur(登録商
標)N 3300)の層の厚みよりゆっくりと増加する
ことが理解される。非対称ジイソシアネート三量体の場
合には、スキンの形成は、選択された条件下で最初に3
日後のみに目立ち、そして1週間後には、対称改変体の
半分未満である。
ための自己硬化性材料)以下の組成を有する二成分材料
を調製した:
−GMA、65.5重量%のウレタンジメタクリレー
ト、24.5重量%のトリエチレングリコールジメタク
リレート。2 ヒドロキシル成分の質量に対して、32.8重量%
のトリメチロールプロパン、60.5重量%の、エステ
ル基およびエーテル基を含む分枝鎖ポリアルコール(D
IN 53402によるヒドロキシル含有量7.1±
0.5;Desmophen 1145、Bayer
AG)ならびに6.7重量%の、ヒドロキシル基を含む
分枝鎖ポリエステル(DIN 53402によるヒドロ
キシル含有量8.6±0.3;Desmophen 8
00、Bayer AG)を含む、ポリアルコール混合
物。3 粒子サイズ5.5μm±2μm。4 イソ充填剤の質量に対して、70重量%の発熱性ケ
イ酸(BET表面積50m2/g、平均粒子サイズ40
nm)、23重量%の7,7(9),9−トリメチル−
4,13−ジオキソ−3,14−ジオキサ−5,12−
ジアゾヘキサデカン−1,16−ジイルジメタクリレー
ト、6.4重量%の1,10−デカンジオールジメタク
リレートおよび0.6重量%の過酸化ジベンゾイルに基
づく、微粒子重合物(polymerisate)。5 BET表面積140m2/g、一次粒子サイズ10
〜30nm、凝集物の粒子サイズ10〜100μm、−
OSi(CH3)3で修飾されている(HDK200
0)。6 ゼオライトペーストの質量に対して、50重量%の
アルミノケイ酸ナトリウム、14重量%の発熱性ケイ
酸、3.6重量%のbis−GMA、23.4重量%の
ウレタンジメタクリレート、および9重量%のトリエチ
レングリコールジメタクリレートの混合物。
−[(6−イソシアナトヘキシル)イミノ]−1,3,
5−オキサジアジン−2,4−ジオン(Desmodu
r(登録商標)VP LS 2294)。
4:1の比で一緒に混合した。ジイソシアネートの付加
重合とラジカル重合の両方が、これらの成分の混合によ
って誘発される。すなわち、この重合に関与した材料
は、完全に自己硬化性である。
係数、および66MPaの屈曲強度を有する。両方の値
は、市販の暫間歯科材料に対して慣習的な範囲(E係数
については1600〜3200MPa、そして屈曲強度
に対しては60〜85MPa)内である。他に言及しな
い限り、E係数および屈強強度を、本実施例および他の
全ての実施例において、EN ISO 4049に従っ
て決定した。
ための自己硬化性かつ光硬化性の材料)以下の組成を有
する二成分材料を調製した。他に言及しない限り、実施
例2と同じ材料を使用した。
−ジメチルアミノベンゾエートの混合物2 可塑剤(フタル酸ジブチル)、抗菌添加剤(トリク
ロサン(triclosan)、クロロヘキシジン)、
消泡剤(メチルポリシロキサン)。
−[(6−イソシアナトヘキシル)イミノ]−1,3,
5−オキサジアジン−2,4−ジオン(Desmodu
r(登録商標)VP LS 2294)。
1の比で一緒に混合した。ジイソシアネートの付加重合
が、これらの成分の混合によって誘発され、ラジカル重
合を、光によって開始する。
4MPaのE係数および111MPaの屈曲強度を有し
た。両方の値は、明らかに、市販の暫間歯科材料におけ
る慣習的な値を超える。
に対する異なる有機Snの影響)ジイソシアネートの付
加重合の速度に対する触媒の影響を決定するために、H
DI非対称ジイソシアネート三量体(Desrnodu
r(登録商標)VP LS2294,Bayer A
G)に基づく歯科材料を調製した。ベースペーストとし
て、実施例3に記載した組成物を使用し、以下に言及す
る触媒を、ペーストの調製のために使用し、純粋なジイ
ソシアネート三量体は、各場合において、触媒ペースト
として働いた。ベースペーストと触媒ペーストとを、
4:1の比で一緒に混合した。
おいて同じであった。各材料について、利用可能な処理
時間を、レオメータによって、接線法を使用して測定し
た(DIN 53019/1による粘度)。達成された
結果を、図2に示す。
に強く依存することを示す。従って、触媒の選択を介し
て、歯科材料の処理時間は、それぞれの結果に適合し得
る。
製のための自己硬化性かつ光硬化性材料)以下の組成を
有する二成分材料を調製した。他に言及しない限り、実
施例2と同じ材料を使用した。
−[(6−イソシアナトヘキシル)イミノ]−1,3,
5−オキサジアジン−2,4−ジオン(Desmodu
r(登録商標)VP LS 2294)。
1の比で一緒に混合した。ジイソシアネートの付加重合
が、これらの成分の混合によって誘発され、ラジカル重
合を、光によって開始する。
1MPaのE係数および79MPaの屈曲強度を有し
た。両方の値は明らかに、市販の暫間歯科材料における
慣習的な値を超える。
製のための、自己硬化性かつ光硬化性の材料)以下の組
成を有する二成分材料を調製した。他に言及しない限
り、実施例2と同じ材料を使用した。
−[(6−イソシアナトヘキシル)イミノ]−1,3,
5−オキサジアジン−2,4−ジオン(Desmodu
r(登録商標)VP LS 2294)。
1の比で一緒に混合した。ジイソシアネートの付加重合
を、これらの成分の混合によって誘発し、ラジカル重合
を、光によって開始する。
3MPaのE係数および63MPaの屈曲強度を有し
た。E係数は明らかに、市販の暫間歯科材料における慣
習的な値を超え、屈曲強度は、慣習的な範囲内にある。
下の組成を有する二成分材料を調製した。他に言及しな
い限り、実施例2と同じ材料を使用した。
−[(6−イソシアナトヘキシル)イミノ]−1,3,
5−オキサジアジン−2,4−ジオン(Desmodu
r(登録商標)VP LS 2294)。
1の比で一緒に混合した。ジイソシアネートの付加重合
とラジカル重合との両方が、これらの成分の混合によっ
て誘発された。すなわち、関与した材料は完全に、自己
硬化性である。
MPaの圧縮強度を有した。この値は明らかに、市販の
暫間歯科材料における慣習的な値(60〜85MPa)
を超える。他に言及しない限り、これらおよび他の全て
の実施例における圧縮強度を、Zwick汎用試験機を
用いて、EN 29917に従って決定した。
科セメント)以下の組成を有する二成分材料を調製し
た。他に言及しない限り、実施例2と同じ材料を使用し
た。
−[(6−イソシアナトヘキシル)イミノ]−1,3,
5−オキサジアジン−2,4−ジオン(Desmodu
r(登録商標)VP LS 2294)。
1の混合比で一緒に混合した。ジイソシアネートの付加
重合は、これらの成分の混合によって誘発され、ラジカ
ル重合を、光によって開始する。
Paの圧縮強度を有した。この値は、市販の暫間歯科材
料における慣習的な値を超える。
ネート基を有するイミノオキサジアジンジオン誘導体、
および少なくとも2つのOH基を有するヒドロキシル化
合物を含有する、歯科材料に関する。
であり、従って充填剤の含有量が、要求に正確に合致し
得る、歯科材料が利用可能となる。
ジイソシアネート三量体との、水との反応によって形成
したフィルムの厚みを、時間に対してグラフで表す。
対する触媒の影響を示す。
Claims (12)
- 【請求項1】 少なくとも2つの遊離イソシアネート基
を有するイミノオキサジアジンジオン誘導体および少な
くとも2つのOH基を有する少なくとも1つのヒドロキ
シル化合物を含有する、歯科材料。 - 【請求項2】 以下の式: 【化1】 を有するイミノオキサジアジンジオン誘導体を含有する
ことを特徴とする、請求項1に記載の歯科材料であっ
て、ここで、Rは、少なくとも1つのイソシアネート基
を含むC1〜C12のアルキル基である、歯科材料。 - 【請求項3】 5〜50重量%のイミノオキサジアジン
ジオン誘導体を含有することを特徴とする、請求項1ま
たは2に記載の歯科材料。 - 【請求項4】 ヒドロキシル化合物として、2〜6個の
OH基を有する、モノマーまたはポリマーの、脂肪族、
脂環式または芳香族の化合物を含有することを特徴とす
る、請求項1〜3のいずれか1項に記載の歯科材料。 - 【請求項5】 前記ヒドロキシル化合物が、ラジカル重
合性基をさらに含むことを特徴とする、請求項4に記載
の歯科材料。 - 【請求項6】 前記ヒドロキシル化合物が、少なくとも
1つのビニル基、メタクリル基および/またはアクリル
基を含むことを特徴とする、請求項5に記載の歯科材
料。 - 【請求項7】 1つ以上のラジカル重合性モノマーをさ
らに含有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれ
か1項に記載の歯科材料。 - 【請求項8】 ウレタン反応のための触媒および/また
はラジカル重合のための開始剤を含有することを特徴と
する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の歯科材料。 - 【請求項9】 第一成分および第二成分を含有し、該第
一成分は、ヒドロキシル化合物を含み、そして該第二成
分は、イミノオキサジアジンジオン誘導体を含むことを
特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の歯科
材料。 - 【請求項10】 前記第一成分が、該第一成分の総質量
に対して、それぞれ以下:3〜85重量%のヒドロキシ
ル化合物、15〜50重量%のラジカル重合性モノマ
ー、0〜75重量%の充填剤、0〜10重量%の、ジイ
ソシアネート付加重合のための触媒、0〜10重量%
の、ラジカル重合のための促進剤、0〜10重量%の安
定剤、および0〜15重量%の添加剤を含有し、そして
前記第二成分が、該第二成分の総質量に対して、それぞ
れ以下:15〜100重量%のイミノオキサジアジンジ
オン誘導体、0〜95重量%の充填剤、0〜5重量%
の、ラジカル重合のための開始剤、および0〜5重量%
の安定剤、を含有することを特徴とする、請求項9に記
載の歯科材料。 - 【請求項11】 少なくとも2つの遊離イソシアネート
基を有するイミノオキサジアジンジオン誘導体の、歯科
材料としての使用、または歯科材料の調製のための、使
用。 - 【請求項12】 歯冠、ブリッジおよびセメントの調製
のための、請求項11に記載の使用。
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