JP2003261152A - 布団等の圧縮保存袋 - Google Patents
布団等の圧縮保存袋Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造コストを上げることなく、袋部内の吸引
効率が向上すると共に、吸引管の抜き取後の密閉作業が
簡単かつ速やかに行える布団等の圧縮保存袋を提供す
る。 【解決手段】 布団等を収納する袋部5の出し入れ口4
を密閉チャック6で開閉できるようにした布団等の圧縮
保存袋21において、上記袋部5の出し入れ口4の長さ
方向の途中の位置に、出し入れ口4の途中を部分的に閉
じる溶着部22が設けられ、この溶着部22が、密閉チ
ャック6の溶着部分22aと、この溶着部分22aから
連なって密閉チャック6の重なり部分から袋部5の内側
に向けて伸びるシート溶着部分22bとで形成されてい
る。
効率が向上すると共に、吸引管の抜き取後の密閉作業が
簡単かつ速やかに行える布団等の圧縮保存袋を提供す
る。 【解決手段】 布団等を収納する袋部5の出し入れ口4
を密閉チャック6で開閉できるようにした布団等の圧縮
保存袋21において、上記袋部5の出し入れ口4の長さ
方向の途中の位置に、出し入れ口4の途中を部分的に閉
じる溶着部22が設けられ、この溶着部22が、密閉チ
ャック6の溶着部分22aと、この溶着部分22aから
連なって密閉チャック6の重なり部分から袋部5の内側
に向けて伸びるシート溶着部分22bとで形成されてい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、布団や毛布等の
寝具類や座布団のような嵩張るものを圧縮し、圧縮した
状態で収納するために用いる布団等の圧縮保存袋に関す
る。
寝具類や座布団のような嵩張るものを圧縮し、圧縮した
状態で収納するために用いる布団等の圧縮保存袋に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の圧縮保存袋は、気密性シートに
よって四角形の袋部を、布団等を収納できる大きさに形
成し、この袋部の一辺に設けた出し入れ口を密閉チャッ
クで開閉できるようにした構造になっている。
よって四角形の袋部を、布団等を収納できる大きさに形
成し、この袋部の一辺に設けた出し入れ口を密閉チャッ
クで開閉できるようにした構造になっている。
【0003】この圧縮保存袋は、密閉チャックを開いた
出し入れ口から内部に布団等を挿入した後、袋部の内部
の空気を掃除機によって吸引し、密閉チャックを閉じる
ことによって布団等の圧縮状態を保持し、嵩を小さくす
ることで、押入れ等に沢山の布団等を収納することがで
きるようにするものである。
出し入れ口から内部に布団等を挿入した後、袋部の内部
の空気を掃除機によって吸引し、密閉チャックを閉じる
ことによって布団等の圧縮状態を保持し、嵩を小さくす
ることで、押入れ等に沢山の布団等を収納することがで
きるようにするものである。
【0004】図4乃至図6と図7、図8は、従来の圧縮
保存袋の異なった例を示している。
保存袋の異なった例を示している。
【0005】図5乃至図6に示す第1の例の圧縮保存袋
1は、四角形に形成された二枚の気密性シート2、2を
重ね、その三辺を溶着線3による溶着によって、一辺が
出し入れ口4となる袋部5を形成し、この袋部5の出し
入れ口4の全長を密閉チャック6で開閉できるようにし
た構造になっている。
1は、四角形に形成された二枚の気密性シート2、2を
重ね、その三辺を溶着線3による溶着によって、一辺が
出し入れ口4となる袋部5を形成し、この袋部5の出し
入れ口4の全長を密閉チャック6で開閉できるようにし
た構造になっている。
【0006】上記密閉チャック6は、気密性素材を用い
た帯状シート7の一面側に突条8を長さ方向の全長にわ
たって設けた雄部材9と、帯状シート7の一面側に上記
突条8が弾力的に咬合する凹溝10を長さ方向の全長に
わたって設けた雌部材11の組み合わせからなり、袋部
5の出し入れ口4の対向する内面側に雄部材9及び雌部
材11の帯状シート7をそれぞれ重ね、出し入れ口4の
開口端縁と、この開口端縁と対応する帯状シート7の側
縁とを長さ方向に沿って溶着線12で全長を溶着するこ
とによって出し入れ口4の内部に取り付けられている。
た帯状シート7の一面側に突条8を長さ方向の全長にわ
たって設けた雄部材9と、帯状シート7の一面側に上記
突条8が弾力的に咬合する凹溝10を長さ方向の全長に
わたって設けた雌部材11の組み合わせからなり、袋部
5の出し入れ口4の対向する内面側に雄部材9及び雌部
材11の帯状シート7をそれぞれ重ね、出し入れ口4の
開口端縁と、この開口端縁と対応する帯状シート7の側
縁とを長さ方向に沿って溶着線12で全長を溶着するこ
とによって出し入れ口4の内部に取り付けられている。
【0007】図5のように、袋部5における出し入れ口
4の両端部における溶着の処理は、密閉チャック6の突
条8と凹溝10を咬合させた状態で、袋部5を形成する
二枚のシート2、2と両帯状シート7の合計四枚のシー
ト及び咬合した突条8と凹溝10を、同時に溶着した溶
着部13とし、この溶着部13は上記溶着線3と連続す
るように設けられている。
4の両端部における溶着の処理は、密閉チャック6の突
条8と凹溝10を咬合させた状態で、袋部5を形成する
二枚のシート2、2と両帯状シート7の合計四枚のシー
ト及び咬合した突条8と凹溝10を、同時に溶着した溶
着部13とし、この溶着部13は上記溶着線3と連続す
るように設けられている。
【0008】上記のような圧縮保存袋1を用いて布団等
を圧縮収納するには、密閉チャック6を開いて袋部5の
出し入れ口4から袋部5内に布団等を挿入し、密閉チャ
ック6の大半を閉鎖させ、密閉チャック6の開いた出し
入れ口4の部分から袋部5の内部に掃除機の吸引管を差
し込み、袋部5内の空気を掃除機によって吸引し、密閉
チャック6を閉じることによって布団等の圧縮状態を保
持する。
を圧縮収納するには、密閉チャック6を開いて袋部5の
出し入れ口4から袋部5内に布団等を挿入し、密閉チャ
ック6の大半を閉鎖させ、密閉チャック6の開いた出し
入れ口4の部分から袋部5の内部に掃除機の吸引管を差
し込み、袋部5内の空気を掃除機によって吸引し、密閉
チャック6を閉じることによって布団等の圧縮状態を保
持する。
【0009】ところで、掃除機で袋部5内を吸引すると
き、出し入れ口4が開放していると袋部5内の吸引がで
きないことになる。そのため、布団等を挿入した後、密
閉チャック6の突条8と凹溝10を出し入れ口4の一方
端部から掃除機の吸引管が挿入できる間隔だけ残して咬
合させ、密閉チャック6の開いている部分から袋部5の
内部に掃除機の吸引管を差し込むことにより袋部5内を
吸引し、吸引完了後に吸引管を抜き取り、密閉チャック
6の離解している部分を速やかに係合さけて閉じるよう
にしている。
き、出し入れ口4が開放していると袋部5内の吸引がで
きないことになる。そのため、布団等を挿入した後、密
閉チャック6の突条8と凹溝10を出し入れ口4の一方
端部から掃除機の吸引管が挿入できる間隔だけ残して咬
合させ、密閉チャック6の開いている部分から袋部5の
内部に掃除機の吸引管を差し込むことにより袋部5内を
吸引し、吸引完了後に吸引管を抜き取り、密閉チャック
6の離解している部分を速やかに係合さけて閉じるよう
にしている。
【0010】図7と図8に示す第2の例の圧縮保存袋1
aは、上記のような吸引作業時の簡便化と吸引効率の向
上を図るようにしたものであり、第1の例の圧縮袋1と
同じ構造を有する袋部5の出し入れ口4と別の位置、例
えば袋部5の底の位置に、掃除機の吸引管が挿入するた
めの吸引部14を設けた構造になっている。
aは、上記のような吸引作業時の簡便化と吸引効率の向
上を図るようにしたものであり、第1の例の圧縮袋1と
同じ構造を有する袋部5の出し入れ口4と別の位置、例
えば袋部5の底の位置に、掃除機の吸引管が挿入するた
めの吸引部14を設けた構造になっている。
【0011】この吸引部14は、袋部5と同様の二枚の
シート15を重ね、両側縁を溶着して掃除機の吸引管が
挿入することができる径の偏平な筒体16を形成し、こ
の筒体16の一部を袋部5に設けた切れ目17の部分か
ら内部に挿入し、切れ目17の部分を密閉するように袋
部5を形成するシート2、2と筒体16のシート15を
溶着線18によって溶着し、上記筒体16の外側開口端
の内部に、袋部5と同様の密閉チャック6aを設け、外
側開口を密閉できるようになっている。
シート15を重ね、両側縁を溶着して掃除機の吸引管が
挿入することができる径の偏平な筒体16を形成し、こ
の筒体16の一部を袋部5に設けた切れ目17の部分か
ら内部に挿入し、切れ目17の部分を密閉するように袋
部5を形成するシート2、2と筒体16のシート15を
溶着線18によって溶着し、上記筒体16の外側開口端
の内部に、袋部5と同様の密閉チャック6aを設け、外
側開口を密閉できるようになっている。
【0012】この第2の例の圧縮保存袋1aを用いて布
団等を圧縮収納するには、先ず、出し入れ口4から袋部
内に布団等を挿入し、密閉チャック6を閉じて出し入れ
口4の全長を密閉する。
団等を圧縮収納するには、先ず、出し入れ口4から袋部
内に布団等を挿入し、密閉チャック6を閉じて出し入れ
口4の全長を密閉する。
【0013】次に、吸引部14の筒体16内に掃除機の
吸引管を差し込み、袋部5内の空気を掃除機によって吸
引し、その後、吸引管を抜き取った筒体16の密閉チャ
ック6aを閉じることによって布団等の圧縮状態を保持
するものである。
吸引管を差し込み、袋部5内の空気を掃除機によって吸
引し、その後、吸引管を抜き取った筒体16の密閉チャ
ック6aを閉じることによって布団等の圧縮状態を保持
するものである。
【0014】このような第2の例の圧縮保存袋1aは、
吸引管を小径の筒状吸引部14に挿入して吸引するの
で、吸引部14を吸引管の外周面に対して片手で簡単に
密着させることができ、袋部5内の吸引効率が向上する
と共に、吸引部14の密閉チャック6aは短い長さであ
るので、吸引管の抜き取後の密閉作業が簡単かつ速やか
に行えるという利点がある。
吸引管を小径の筒状吸引部14に挿入して吸引するの
で、吸引部14を吸引管の外周面に対して片手で簡単に
密着させることができ、袋部5内の吸引効率が向上する
と共に、吸引部14の密閉チャック6aは短い長さであ
るので、吸引管の抜き取後の密閉作業が簡単かつ速やか
に行えるという利点がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した第
1の例の圧縮保存袋1は、チャック部6を途中まで係合
させて一方端部側に離解している部分を形成するには、
密閉チャック6を途中まで係合させ、袋部5における上
記密閉チャック6の係合端となる部分を一方の手で保持
して閉じた部分が開かないようにし、他方の手で吸引管
の抜き差し操作を行わなければならないため、袋部5内
の吸引作業が行いにくいと同時に、吸引作業時に外気を
吸い込みやすくなり、袋部5内の吸引効率がどうしても
悪くなるという問題がある。また、袋部5内を吸引して
掃除機の吸引管を引き抜くとき、圧縮保存袋1を形成す
る二枚のシートは、離開したままの状態となるので、ど
うしても袋部5内に外気が侵入することになり、布団等
の圧縮状態が悪くなる。
1の例の圧縮保存袋1は、チャック部6を途中まで係合
させて一方端部側に離解している部分を形成するには、
密閉チャック6を途中まで係合させ、袋部5における上
記密閉チャック6の係合端となる部分を一方の手で保持
して閉じた部分が開かないようにし、他方の手で吸引管
の抜き差し操作を行わなければならないため、袋部5内
の吸引作業が行いにくいと同時に、吸引作業時に外気を
吸い込みやすくなり、袋部5内の吸引効率がどうしても
悪くなるという問題がある。また、袋部5内を吸引して
掃除機の吸引管を引き抜くとき、圧縮保存袋1を形成す
る二枚のシートは、離開したままの状態となるので、ど
うしても袋部5内に外気が侵入することになり、布団等
の圧縮状態が悪くなる。
【0016】これに対して、第2の例の圧縮保存袋1a
は、偏平な筒状の吸引部14が圧縮保存袋1aの内部に
突出しているので、袋部5内を吸引して掃除機の吸引管
を引き抜くとき、内圧の作用で吸引部14の袋部5内に
位置する二枚の二枚のシート15が吸着することで逆止
弁機能が発生し、袋部5内に外気が侵入するのを有効に
防止することができるという利点がある。
は、偏平な筒状の吸引部14が圧縮保存袋1aの内部に
突出しているので、袋部5内を吸引して掃除機の吸引管
を引き抜くとき、内圧の作用で吸引部14の袋部5内に
位置する二枚の二枚のシート15が吸着することで逆止
弁機能が発生し、袋部5内に外気が侵入するのを有効に
防止することができるという利点がある。
【0017】しかし、この第2の例は、袋部5とは別に
吸引部14を製作しなければならないと共に、この吸引
部14を袋部5に対して溶着する工程が必要になり、圧
縮保存袋1aの製造コストが高くつくという問題があ
る。
吸引部14を製作しなければならないと共に、この吸引
部14を袋部5に対して溶着する工程が必要になり、圧
縮保存袋1aの製造コストが高くつくという問題があ
る。
【0018】そこで、この発明の課題は、圧縮保存袋の
製造コストを上げることなく、袋部内の吸引効率が向上
すると共に、吸引管の抜き取後の密閉作業が簡単かつ速
やかに行える布団等の圧縮保存袋を提供することにあ
る。
製造コストを上げることなく、袋部内の吸引効率が向上
すると共に、吸引管の抜き取後の密閉作業が簡単かつ速
やかに行える布団等の圧縮保存袋を提供することにあ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、気密性シートによって出し入れ
口を除く周縁部を溶着して形成された袋部と、この袋部
の出し入れ口の全長にわたって密閉チャックを開閉でき
るように溶着した布団等の圧縮保存袋において、上記袋
部の出し入れ口の長さ方向の途中に、袋部の気密性シー
トと密閉チャックの重なり部分から袋部の気密性シート
が互いに重なり合う部分の範囲にわたる溶着部を設け、
上記出し入れ口の溶着部と一方端部との間における袋部
の気密性シートに、袋部内に出し入れ口から挿入した吸
引手段を引き抜くときに互いに吸着する逆止弁機能を生
じさせるようにした構成を採用したものである。
するため、この発明は、気密性シートによって出し入れ
口を除く周縁部を溶着して形成された袋部と、この袋部
の出し入れ口の全長にわたって密閉チャックを開閉でき
るように溶着した布団等の圧縮保存袋において、上記袋
部の出し入れ口の長さ方向の途中に、袋部の気密性シー
トと密閉チャックの重なり部分から袋部の気密性シート
が互いに重なり合う部分の範囲にわたる溶着部を設け、
上記出し入れ口の溶着部と一方端部との間における袋部
の気密性シートに、袋部内に出し入れ口から挿入した吸
引手段を引き抜くときに互いに吸着する逆止弁機能を生
じさせるようにした構成を採用したものである。
【0020】上記出し入れ口の途中に設けた溶着部が、
出し入れ口の一方端部から掃除機の吸引管が挿入できる
間隔だけ離れた位置に設けられていると共に、この溶着
部は、密閉チャックの咬合させた突条と凹溝を押し潰す
ように施したり、密閉チャックの咬合させた突条と凹溝
を残すようにして施すようにすることができる。
出し入れ口の一方端部から掃除機の吸引管が挿入できる
間隔だけ離れた位置に設けられていると共に、この溶着
部は、密閉チャックの咬合させた突条と凹溝を押し潰す
ように施したり、密閉チャックの咬合させた突条と凹溝
を残すようにして施すようにすることができる。
【0021】また、密閉チャックは、気密性素材を用い
た帯状シートの一面側に突条を長さ方向の全長にわたっ
て設けた雄部材と、帯状シートの一面側に上記突条が気
密状に咬合する凹溝を長さ方向の全長にわたって設けた
雌部材の組み合わせからなり、袋部の出し入れ口の対向
する内面側に雄部材及び雌部材の帯状シートをそれぞれ
重ね、突条と凹溝を咬合させた状態でその両端を出し入
れ口の両端に溶着し、出し入れ口の開口側端縁と、この
開口端縁と対応する帯状シートの側縁とを長さ方向に沿
って溶着することによって出し入れ口の内部に取り付け
られ、前記溶着部は、袋部を形成する二枚の気密性シー
トと両帯状シートの合計四枚のシートを同時に溶着し、
かつ、密閉チャックよりも内側の位置では、袋部を形成
する二枚の気密性シートを直接溶着している構造とする
ことができる。
た帯状シートの一面側に突条を長さ方向の全長にわたっ
て設けた雄部材と、帯状シートの一面側に上記突条が気
密状に咬合する凹溝を長さ方向の全長にわたって設けた
雌部材の組み合わせからなり、袋部の出し入れ口の対向
する内面側に雄部材及び雌部材の帯状シートをそれぞれ
重ね、突条と凹溝を咬合させた状態でその両端を出し入
れ口の両端に溶着し、出し入れ口の開口側端縁と、この
開口端縁と対応する帯状シートの側縁とを長さ方向に沿
って溶着することによって出し入れ口の内部に取り付け
られ、前記溶着部は、袋部を形成する二枚の気密性シー
トと両帯状シートの合計四枚のシートを同時に溶着し、
かつ、密閉チャックよりも内側の位置では、袋部を形成
する二枚の気密性シートを直接溶着している構造とする
ことができる。
【0022】このように、密閉チャックよりも内側の位
置に袋部を形成する二枚の気密性シートを直接溶着する
部分を設けると、袋部の出し入れ口の全長に比べて、袋
部の一方端部の溶着線と溶着部の二枚の気密性シートを
直接溶着する部分の間の距離が短くなり、この部分が袋
部内に出し入れ口から挿入した吸引手段を引き抜くとき
に互いに吸着する逆止弁機能を生じることになる。
置に袋部を形成する二枚の気密性シートを直接溶着する
部分を設けると、袋部の出し入れ口の全長に比べて、袋
部の一方端部の溶着線と溶着部の二枚の気密性シートを
直接溶着する部分の間の距離が短くなり、この部分が袋
部内に出し入れ口から挿入した吸引手段を引き抜くとき
に互いに吸着する逆止弁機能を生じることになる。
【0023】上記密閉チャックの両帯状シートは、出し
入れ口の開口端縁に溶着した部分以外は、袋部を形成す
るシートに対して遊離状となり、この遊離状となる部分
が重なり合うことにより、出し入れ口の密閉性を向上さ
せる効果がある。
入れ口の開口端縁に溶着した部分以外は、袋部を形成す
るシートに対して遊離状となり、この遊離状となる部分
が重なり合うことにより、出し入れ口の密閉性を向上さ
せる効果がある。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。なお、圧縮保存袋の構造におい
て、図4乃至図6で示した、従来の第1の例と同一部分
には同一符号を付して説明する。
示例と共に説明する。なお、圧縮保存袋の構造におい
て、図4乃至図6で示した、従来の第1の例と同一部分
には同一符号を付して説明する。
【0025】図1と図2に示す実施の形態において、布
団等の圧縮保存袋21は、気密性シートによって形成さ
れた袋部5の出し入れ口4の全長を密閉チャック6で開
閉できるようにし、上記袋部5の出し入れ口4の長さ方
向の途中に、出し入れ口4の途中を部分的に閉じる溶着
部22を設けた構造になっている。
団等の圧縮保存袋21は、気密性シートによって形成さ
れた袋部5の出し入れ口4の全長を密閉チャック6で開
閉できるようにし、上記袋部5の出し入れ口4の長さ方
向の途中に、出し入れ口4の途中を部分的に閉じる溶着
部22を設けた構造になっている。
【0026】上記袋部5は、ナイロン、ポリエチレン等
の気密性と熱溶着可能な、二枚の矩形状となる合成樹脂
シート2、2を重ね合わせ、左右の側辺と下辺を溶着線
3で溶着して形成され、その上辺が出し入れ口4とな
り、この出し入れ口4が密閉チャック6で開閉できるよ
うになっている。
の気密性と熱溶着可能な、二枚の矩形状となる合成樹脂
シート2、2を重ね合わせ、左右の側辺と下辺を溶着線
3で溶着して形成され、その上辺が出し入れ口4とな
り、この出し入れ口4が密閉チャック6で開閉できるよ
うになっている。
【0027】上記密閉チャック6は、袋部5と同様の合
成樹脂シートを用いた帯状シート7の一面側に二本の突
条8を長さ方向の全長にわたって設けた雄部材9と、同
じく帯状シート7の一面側に上記突条8が弾力的に咬合
する二本の凹溝10を長さ方向の全長にわたって設けた
雌部材11の組み合わせからなり、袋部5の出し入れ口
4の対向する内面側に雄部材9及び雌部材11の帯状シ
ート7をそれぞれ重ね、出し入れ口4の開口端縁と、こ
の開口端縁と対応する帯状シート7の側縁とを長さ方向
に沿って溶着線12で溶着することによって出し入れ口
4の内部に取り付けられている。
成樹脂シートを用いた帯状シート7の一面側に二本の突
条8を長さ方向の全長にわたって設けた雄部材9と、同
じく帯状シート7の一面側に上記突条8が弾力的に咬合
する二本の凹溝10を長さ方向の全長にわたって設けた
雌部材11の組み合わせからなり、袋部5の出し入れ口
4の対向する内面側に雄部材9及び雌部材11の帯状シ
ート7をそれぞれ重ね、出し入れ口4の開口端縁と、こ
の開口端縁と対応する帯状シート7の側縁とを長さ方向
に沿って溶着線12で溶着することによって出し入れ口
4の内部に取り付けられている。
【0028】この密閉チャック6の両帯状シート7は、
出し入れ口4の開口端縁に溶着線12で溶着した部分以
外は、袋部5を形成するシート2、2に対して遊離状と
なり、この遊離状となる部分が重なり合うことにより、
出し入れ口4の密閉性を向上させることになる。
出し入れ口4の開口端縁に溶着線12で溶着した部分以
外は、袋部5を形成するシート2、2に対して遊離状と
なり、この遊離状となる部分が重なり合うことにより、
出し入れ口4の密閉性を向上させることになる。
【0029】図2は、袋部5における出し入れ口4の両
端部における溶着と、袋部5の出し入れ口4の途中に設
けた溶着部22の処理構造を示し、袋部5の両端部にお
ける溶着は、密閉チャック6の突条8と凹溝10を咬合
させた状態で、袋部5を形成する二枚のシート2、2と
両帯状シート7の合計四枚のシート及び咬合した突条8
と凹溝10を押し潰すようにして、同時に溶着した溶着
部分13とし、この溶着部分13は上記溶着線3と連続
するように設けられている。
端部における溶着と、袋部5の出し入れ口4の途中に設
けた溶着部22の処理構造を示し、袋部5の両端部にお
ける溶着は、密閉チャック6の突条8と凹溝10を咬合
させた状態で、袋部5を形成する二枚のシート2、2と
両帯状シート7の合計四枚のシート及び咬合した突条8
と凹溝10を押し潰すようにして、同時に溶着した溶着
部分13とし、この溶着部分13は上記溶着線3と連続
するように設けられている。
【0030】また、袋部5の出し入れ口4の途中に設け
た溶着部22は、袋部5の密閉チャック6が重なる部分
に施した密閉チャック6の溶着部分22aと、この溶着
部分22aから連なって密閉チャック6の重なり部分か
ら袋部5の内側に向けて伸びるシート溶着部分22bか
らなり、密閉チャック6の溶着部分22aは、袋部5を
形成する二枚のシート2、2と、密閉チャック6の両帯
状シート7の合計四枚のシートを同時に溶着し、シート
溶着部分22bは、密閉チャックの重なり部分から袋部
5の二枚のシート2、2を直接溶着している。
た溶着部22は、袋部5の密閉チャック6が重なる部分
に施した密閉チャック6の溶着部分22aと、この溶着
部分22aから連なって密閉チャック6の重なり部分か
ら袋部5の内側に向けて伸びるシート溶着部分22bか
らなり、密閉チャック6の溶着部分22aは、袋部5を
形成する二枚のシート2、2と、密閉チャック6の両帯
状シート7の合計四枚のシートを同時に溶着し、シート
溶着部分22bは、密閉チャックの重なり部分から袋部
5の二枚のシート2、2を直接溶着している。
【0031】この溶着部22の密閉チャック6の溶着部
分22aは、図1のように、密閉チャック6の突条8と
凹溝10を咬合させた状態で、この突条8と凹溝10を
押し潰すようにして両帯状シート7の上下幅の略全体に
施したり、図3のように、密閉チャック6の咬合させた
突条8と凹溝10部分をそのまま残し、この突条8と凹
溝10部分部分を挟むようにして両帯状シート7の上下
幅の略全体に、点在的に施した構造とすることができ、
何れにしても、シート溶着部分22bは、密閉チャック
6の溶着部分22aから連続した状態で袋部5の二枚の
シート2、2を直接溶着している。
分22aは、図1のように、密閉チャック6の突条8と
凹溝10を咬合させた状態で、この突条8と凹溝10を
押し潰すようにして両帯状シート7の上下幅の略全体に
施したり、図3のように、密閉チャック6の咬合させた
突条8と凹溝10部分をそのまま残し、この突条8と凹
溝10部分部分を挟むようにして両帯状シート7の上下
幅の略全体に、点在的に施した構造とすることができ、
何れにしても、シート溶着部分22bは、密閉チャック
6の溶着部分22aから連続した状態で袋部5の二枚の
シート2、2を直接溶着している。
【0032】なお、溶着部22は、出し入れ口4の全長
の途中であれば位置は限定されないが、図示のように、
出し入れ口4の一方端部から掃除機の吸引管が挿入でき
る間隔だけ離れた位置に設けた構造にするのが好まし
い。
の途中であれば位置は限定されないが、図示のように、
出し入れ口4の一方端部から掃除機の吸引管が挿入でき
る間隔だけ離れた位置に設けた構造にするのが好まし
い。
【0033】この発明の圧縮保存袋21は、上記のよう
な構成であり、袋部5に対して、密閉チャック6を開い
た出し入れ口4の溶着部22と出し入れ口4の他方端部
の間から内部に布団等を挿入した後、密閉チャック6の
溶着部22と出し入れ口4の他方端部の間の突条8と凹
溝10を咬合させて閉じるようにする。
な構成であり、袋部5に対して、密閉チャック6を開い
た出し入れ口4の溶着部22と出し入れ口4の他方端部
の間から内部に布団等を挿入した後、密閉チャック6の
溶着部22と出し入れ口4の他方端部の間の突条8と凹
溝10を咬合させて閉じるようにする。
【0034】次に、出し入れ口4の溶着部22と出し入
れ口4の一方端部の間の、密閉チャック6が開いている
部分から袋部5の内部に掃除機の吸引管を挿入し、吸引
管を挿入した部分の出し入れ口4を手で保持して吸引管
の外周面に密着状とした状態で、掃除機を起動させるこ
とにより、袋部の内部を吸引し、収納した布団等を圧縮
する。
れ口4の一方端部の間の、密閉チャック6が開いている
部分から袋部5の内部に掃除機の吸引管を挿入し、吸引
管を挿入した部分の出し入れ口4を手で保持して吸引管
の外周面に密着状とした状態で、掃除機を起動させるこ
とにより、袋部の内部を吸引し、収納した布団等を圧縮
する。
【0035】上記のように、密閉チャック6の閉じた部
分の端部が溶着部22によって保持されたような状態に
なっているので、わざわざ袋部5の出し入れ口4の途中
を手で保持して密閉チャック6の閉じた部分が開かない
ようにする必要がなくなり、両手を袋部5と吸引管の密
着保持と掃除機の操作に使えることになり、袋部5の吸
引作業が能率的に行えることになる。
分の端部が溶着部22によって保持されたような状態に
なっているので、わざわざ袋部5の出し入れ口4の途中
を手で保持して密閉チャック6の閉じた部分が開かない
ようにする必要がなくなり、両手を袋部5と吸引管の密
着保持と掃除機の操作に使えることになり、袋部5の吸
引作業が能率的に行えることになる。
【0036】布団等を圧縮した後、掃除機の吸引管を抜
いて、出し入れ口4の溶着部22とこの出し入れ口4の
一方端部の間の密閉チャック6を閉じれば、出し入れ口
4の全長が閉じられたことになり、布団等の圧縮状態を
保持することができる。
いて、出し入れ口4の溶着部22とこの出し入れ口4の
一方端部の間の密閉チャック6を閉じれば、出し入れ口
4の全長が閉じられたことになり、布団等の圧縮状態を
保持することができる。
【0037】上記のように、袋部5の出し入れ口4の長
さ方向の途中に設けた溶着部22に、密閉チャック6よ
りも内側の位置で袋部5を形成する二枚の気密性シート
2、2を直接溶着したシート溶着部分22bを設けるこ
とにより、袋部5の出し入れ口4の全長に比べて、袋部
5の一方端部の溶着線3とシート溶着部分22bの間の
距離が短くなり、この部分における二枚の気密性シート
2、2が、袋部5内に出し入れ口4から挿入した吸引手
段を引き抜くときに、内圧の作用で互いに吸着するた
め、外気が袋部5内に侵入しないようにする逆止弁機能
を生じることになる。
さ方向の途中に設けた溶着部22に、密閉チャック6よ
りも内側の位置で袋部5を形成する二枚の気密性シート
2、2を直接溶着したシート溶着部分22bを設けるこ
とにより、袋部5の出し入れ口4の全長に比べて、袋部
5の一方端部の溶着線3とシート溶着部分22bの間の
距離が短くなり、この部分における二枚の気密性シート
2、2が、袋部5内に出し入れ口4から挿入した吸引手
段を引き抜くときに、内圧の作用で互いに吸着するた
め、外気が袋部5内に侵入しないようにする逆止弁機能
を生じることになる。
【0038】このように、シート溶着部分22bを設け
ることにより、気密性シート2、2が直接逆止弁機能を
生じることになり、図 で示したような、圧縮袋1aに
別体の吸引部14を設る必要がなくなり、吸引部14の
材料コスト及び溶着コストを低減することができる。
ることにより、気密性シート2、2が直接逆止弁機能を
生じることになり、図 で示したような、圧縮袋1aに
別体の吸引部14を設る必要がなくなり、吸引部14の
材料コスト及び溶着コストを低減することができる。
【0039】また、溶着部22により、掃除機の吸引管
を抜いときの密閉チャック6の開放されている長さを、
この吸引管が挿入できる程度に設定すると、寸法的に短
くなるので、速やかに密閉することができ、袋部5内に
外気が侵入するのを効果的に防止することができる。
を抜いときの密閉チャック6の開放されている長さを、
この吸引管が挿入できる程度に設定すると、寸法的に短
くなるので、速やかに密閉することができ、袋部5内に
外気が侵入するのを効果的に防止することができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、布団
等の圧縮袋における袋部の出し入れ口の長さ方向の途中
に、袋部の気密性シートと密閉チャックの重なり部分か
ら袋部の気密性シートが互いに重なり合う部分の範囲に
わたる溶着部を設けたので、袋部の一方端部の溶着線と
シート溶着部分の間の距離が短くなり、この部分におけ
る二枚の気密性シートが、袋部内に出し入れ口から挿入
した吸引手段を引き抜くときに、内圧の作用で互いに吸
着するため、外気が袋部内に侵入しないようにする逆止
弁機能を生じることになり、圧縮袋に逆止弁機能を得る
ための別体の吸引部を設る必要がなくなり、吸引部に要
した材料コスト及び溶着コストを低減することができ
る。
等の圧縮袋における袋部の出し入れ口の長さ方向の途中
に、袋部の気密性シートと密閉チャックの重なり部分か
ら袋部の気密性シートが互いに重なり合う部分の範囲に
わたる溶着部を設けたので、袋部の一方端部の溶着線と
シート溶着部分の間の距離が短くなり、この部分におけ
る二枚の気密性シートが、袋部内に出し入れ口から挿入
した吸引手段を引き抜くときに、内圧の作用で互いに吸
着するため、外気が袋部内に侵入しないようにする逆止
弁機能を生じることになり、圧縮袋に逆止弁機能を得る
ための別体の吸引部を設る必要がなくなり、吸引部に要
した材料コスト及び溶着コストを低減することができ
る。
【0041】また、この出し入れ口の途中に、出し入れ
口の途中を部分的に閉じる溶着部を設けたので、袋部の
内部に布団等を挿入した後、密閉チャックの溶着部とこ
の出し入れ口の他方端部の間を閉じれば、密閉チャック
の閉じた部分の端部が溶着部によって保持されたような
状態になり、このため、掃除機の吸引管で袋部内を吸引
するとき、袋部の出し入れ口の途中を手で保持して密閉
チャックの閉じた部分が開かないようにする必要がなく
なり、両手を袋部と吸引管の密着保持と掃除機の操作に
使えることになり、袋部内の吸引作業が能率的に行える
ことになる。
口の途中を部分的に閉じる溶着部を設けたので、袋部の
内部に布団等を挿入した後、密閉チャックの溶着部とこ
の出し入れ口の他方端部の間を閉じれば、密閉チャック
の閉じた部分の端部が溶着部によって保持されたような
状態になり、このため、掃除機の吸引管で袋部内を吸引
するとき、袋部の出し入れ口の途中を手で保持して密閉
チャックの閉じた部分が開かないようにする必要がなく
なり、両手を袋部と吸引管の密着保持と掃除機の操作に
使えることになり、袋部内の吸引作業が能率的に行える
ことになる。
【0042】更に、袋部の出し入れ口の途中を手で保持
して密閉チャックの閉じた部分が開かないようにする必
要がないので、袋部内の吸引時における袋部と吸引管の
密閉保持が確実に行え、しかも、吸引管を抜いときの密
閉チャックの開いている長さを、この吸引管が挿入でき
る程度に設定すれば、寸法的に短くなって速やかに密閉
することができ、袋部内に外気が侵入するのを防止して
布団等の圧縮率の向上が図れる。
して密閉チャックの閉じた部分が開かないようにする必
要がないので、袋部内の吸引時における袋部と吸引管の
密閉保持が確実に行え、しかも、吸引管を抜いときの密
閉チャックの開いている長さを、この吸引管が挿入でき
る程度に設定すれば、寸法的に短くなって速やかに密閉
することができ、袋部内に外気が侵入するのを防止して
布団等の圧縮率の向上が図れる。
【図1】(A)はこの発明に係る第1の実施の形態の圧
縮保存袋を示す正面図、(B)は同上における出し入れ
口の端部における溶着と、袋部の出し入れ口の途中に設
けた溶着部の処理構造を示す拡大した正面図
縮保存袋を示す正面図、(B)は同上における出し入れ
口の端部における溶着と、袋部の出し入れ口の途中に設
けた溶着部の処理構造を示す拡大した正面図
【図2】(A)は図1(B)の矢印a−aに沿う拡大横
断面図、(B)は図1(B)の矢印b−bに沿う拡大横
断面図
断面図、(B)は図1(B)の矢印b−bに沿う拡大横
断面図
【図3】(A)はこの発明に係る第2の実施の形態の圧
縮保存袋を示す正面図、(B)は(A)の矢印c−cに
沿う拡大縦断面図
縮保存袋を示す正面図、(B)は(A)の矢印c−cに
沿う拡大縦断面図
【図4】従来の圧縮保存袋を示す第1の例の正面図
【図5】(A)は同上における出し入れ口の端部の溶着
部の処理構造を示す拡大した正面図、(B)は同拡大横
断面図
部の処理構造を示す拡大した正面図、(B)は同拡大横
断面図
【図6】図5(A)の矢印d−dに沿う拡大断面図
【図7】従来の圧縮保存袋を示す第2の例の正面図
【図8】図7の矢印e−eに沿う拡大断面図
1 圧縮保存袋
2 気密性フィルム
3 溶着線
4 出し入れ口
5 袋部
6 密閉チャック
7 帯状シート
8 突条
9 雄部材
10 凹溝
11 雌部材
12 溶着線
13 溶着部
14 吸引部
15 シート
16 筒体
17 切れ目
18 溶着部
21 圧縮保存袋
22 溶着部
22a 溶着部分
22b シート溶着部分
Claims (5)
- 【請求項1】 気密性シートによって出し入れ口を除く
周縁部を溶着して形成された袋部と、この袋部の出し入
れ口の全長にわたって密閉チャックを開閉できるように
溶着した布団等の圧縮保存袋において、上記袋部の出し
入れ口の長さ方向の途中に、袋部の気密性シートと密閉
チャックの重なり部分から袋部の気密性シートが互いに
重なり合う部分の範囲にわたる溶着部を設け、上記出し
入れ口の溶着部と一方端部との間における袋部の気密性
シートに、袋部内に出し入れ口から挿入した吸引手段を
引き抜くときに互いに吸着する逆止弁機能を生じさせる
ようにしたことを特徴とする布団等の圧縮保存袋。 - 【請求項2】 前記出し入れ口の途中に設けた溶着部
が、出し入れ口の一方端部から掃除機の吸引管が挿入で
きる間隔だけ離れた位置に設けられていることを特徴と
する請求項1に記載の布団等の圧縮保存袋。 - 【請求項3】 前記溶着部は、密閉チャックの咬合させ
た突条と凹溝を押し潰すように施されていることを特徴
とする請求項1又は2に記載の布団等の圧縮保存袋。 - 【請求項4】 前記溶着部は、密閉チャックの咬合させ
た突条と凹溝を残すようにして施されていることを特徴
とする請求項1又は2に記載の布団等の圧縮保存袋。 - 【請求項5】 前記密閉チャックは、気密性素材を用い
た帯状シートの一面側に突条を長さ方向の全長にわたっ
て設けた雄部材と、帯状シートの一面側に上記突条が気
密状に咬合する凹溝を長さ方向の全長にわたって設けた
雌部材の組み合わせからなり、袋部の出し入れ口の対向
する内面側に雄部材及び雌部材の帯状シートをそれぞれ
重ね、突条と凹溝を咬合させた状態でその両端を出し入
れ口の両端に溶着し、出し入れ口の開口側端縁と、この
開口端縁と対応する帯状シートの側縁とを長さ方向に沿
って溶着することによって出し入れ口の内部に取り付け
られ、前記溶着部は、袋部を形成する二枚の気密性シー
トと両帯状シートの合計四枚のシートを同時に溶着し、
かつ、密閉チャックよりも内側の位置では、袋部を形成
する二枚の気密性シートを直接溶着していることを特徴
とする請求項1乃至4の何れかに記載の布団等の圧縮保
存袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002060243A JP2003261152A (ja) | 2002-03-06 | 2002-03-06 | 布団等の圧縮保存袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002060243A JP2003261152A (ja) | 2002-03-06 | 2002-03-06 | 布団等の圧縮保存袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003261152A true JP2003261152A (ja) | 2003-09-16 |
Family
ID=28669672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002060243A Pending JP2003261152A (ja) | 2002-03-06 | 2002-03-06 | 布団等の圧縮保存袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003261152A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1873073A1 (fr) | 2006-06-29 | 2008-01-02 | S2F Flexico | Dispositif de fermeture perfectionné à barrière d'étanchéité pour sachets refermables |
JP2010143621A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Morinaga Milk Ind Co Ltd | 包装袋 |
JP4518442B1 (ja) * | 2009-12-11 | 2010-08-04 | 山崎 尚子 | 圧縮保存袋 |
-
2002
- 2002-03-06 JP JP2002060243A patent/JP2003261152A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1873073A1 (fr) | 2006-06-29 | 2008-01-02 | S2F Flexico | Dispositif de fermeture perfectionné à barrière d'étanchéité pour sachets refermables |
JP2010143621A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Morinaga Milk Ind Co Ltd | 包装袋 |
JP4518442B1 (ja) * | 2009-12-11 | 2010-08-04 | 山崎 尚子 | 圧縮保存袋 |
JP2011121613A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Naoko Yamazaki | 圧縮保存袋 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050304 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070712 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070724 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080108 |