JP2003259507A - 電源分配制御装置および制御方法 - Google Patents

電源分配制御装置および制御方法

Info

Publication number
JP2003259507A
JP2003259507A JP2002052551A JP2002052551A JP2003259507A JP 2003259507 A JP2003259507 A JP 2003259507A JP 2002052551 A JP2002052551 A JP 2002052551A JP 2002052551 A JP2002052551 A JP 2002052551A JP 2003259507 A JP2003259507 A JP 2003259507A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power
power supply
unit
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002052551A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Watanabe
信也 渡邉
Hirotsune Kido
洋恒 城戸
Tsukasa Aiba
司 合葉
Akihisa Nojima
章央 能島
Hideki Fukazawa
英樹 深澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2002052551A priority Critical patent/JP2003259507A/ja
Publication of JP2003259507A publication Critical patent/JP2003259507A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】1つの電力供給源から複数の異なる電圧を生成
し、電力供給源の電圧が低下したときでも複数の異なる
電圧を確保する。 【解決手段】電源Vbが9[V]以上のとき、電源Vc
12にはFET50、52を介して電力が供給される。
電源Vc5には降圧変換器54とFET56を介して5
[V]が供給される。電源Vbが5〜9[V]のとき、
電源Vc12にはFET58、昇圧変換器60およびF
ET62を介して12[V]が供給される。電源Vc5
には降圧変換器54とFET56を介して5[V]が供
給される。電源Vbが3.3〜5[V]のとき、電源V
c12には降圧変換器64、FET66、昇圧変換器6
8およびFET70を介して12[V]が供給される。
電源Vc5には降圧変換器64、FET72、昇圧変換
器74およびFET76を介して5[V]が供給され
る。また、電源Vc3には、常に降圧変換器64から
3.3[V]が供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源分配制御装置
および制御方法に関し、特に、複数の異なる電圧で用い
られる機器に対して1つの電力供給源から電力を供給す
る電源分配制御装置および制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、バッテリの電力によりモータを駆
動させて走行する電気自動車やコミュータなどの電動車
両が開発されている。これらの電動車両で使用するモー
タは、走行のための高出力が必要とされることから、大
容量、大電圧の主バッテリの電圧と同じ電圧仕様のモー
タが採用されている。
【0003】一方、モータ等を制御するための制御機器
は、ICが主体であるので低電圧(一般的には5[V]
または3.3[V])で動作する。また制御機器は電圧
の揺動を受けないことが望ましいので、前記モータ用の
バッテリとは別の補助バッテリが設けられていることが
多い。
【0004】補助バッテリの電圧が所定の基準電圧より
も低下するときに制御機器の動作を補償することを目的
として、主バッテリの電気エネルギーを変換して補助バ
ッテリに充電を行う技術が提案されている(例えば、特
開2001−320807号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
技術においては、主バッテリと補助バッテリの2つのバ
ッテリを搭載することから、広い搭載スペースを確保す
る必要があるとともに高コストとなる。
【0006】また、主バッテリはモータの駆動によって
放電し、電解液の比重が低下するとともに出力電圧が低
下する。このとき、たとえ補助バッテリが十分に充電さ
れていても制御機器のみが動作可能であり、補助バッテ
リからモータへ電力供給をすることができない。
【0007】さらに、主バッテリと補助バッテリとを1
つのバッテリに置き換えた場合、置き換えたバッテリの
電圧が低下すると、制御機器のみが動作可能であっても
モータを駆動することができない状態になりうる。
【0008】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、1つの電力供給源から複数の異なる電圧
を生成するとともに電力供給源の電圧が低下したときで
も、複数の異なる電圧を確保することを可能にする電源
分配制御装置および制御方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電源分配制
御装置は、最大電圧を使用する1つの第1電力使用部、
最小電圧を使用する1つの第2電力使用部および1以上
の制御電圧の中間電圧を使用する1以上の第3電力使用
部に電力供給源から電力を分配して供給する電源分配制
御装置において、前記電力供給源を基準にして直列に接
続され、制御電圧を順次降下させ、前記第3電力使用部
および前記第2電力使用部の制御電圧を生成して供給す
る降圧変換器と、前記降圧変換器の各出力部に接続さ
れ、前記降圧変換器の出力電圧よりも高い制御電圧で動
作する前記第1電力使用部および前記第3電力使用部の
それぞれの制御電圧を生成する1以上の昇圧変換器と、
前記電力供給源と前記第1電力使用部との間、並びに前
記第3電力使用部の制御電圧を生成する前記降圧変換器
と前記第3電力使用部との間に設けられ、制御信号によ
り開閉可能な1以上の第1スイッチと、前記第1電力使
用部の制御電圧を生成する前記昇圧変換器と前記第1電
力使用部との間、並びに前記第3電力使用部の制御電圧
を生成する前記昇圧変換器と前記第3電力使用部との間
に設けられ、制御信号により開閉可能な1以上の第2ス
イッチと、前記第1および第2スイッチと制御信号を伝
達する信号線によって接続され、前記電力供給源の電圧
を監視し、該電圧に応じて前記第1および第2スイッチ
をそれぞれ遮断または導通させる電源切換制御部とを有
することを特徴とする。
【0010】このようにすることにより、降圧変換器の
作用によって1つの電力供給源から複数の異なる電圧を
生成するとともに、電力供給源の電圧が低下したときで
あっても、昇圧変換器の作用によって複数の異なる電圧
を確保することができる。
【0011】前記電源切換制御部は、前記電力供給源の
電圧が規定電圧より低下したときに、前記第1スイッチ
のうち前記規定電圧より高い制御電圧で動作する前記第
1電力使用部および前記第3電力使用部に接続されてい
る第1スイッチを遮断させるとともに他の第1スイッチ
を導通させ、前記第2スイッチのうち前記規定電圧より
高い制御電圧で動作する前記第1電力使用部および前記
第3電力使用部に接続されている第2スイッチを導通さ
せるとともに他の第2スイッチを遮断してもよい。
【0012】前記第1および第2スイッチは、FET素
子であってもよい。
【0013】前記昇圧変換器の入力部に制御信号により
開閉可能な第3スイッチを設け、前記第3スイッチは、
対応する前記昇圧変換器の出力部に接続された前記第2
スイッチと同時に導通および遮断するようにしてもよ
い。
【0014】また、本発明に係る電源分配制御装置は、
電力供給源と第1電力使用部との間に備えられ、制御信
号により開閉可能な第1スイッチと、入力部が前記電力
供給源に接続され、出力部が第2電力使用部に接続さ
れ、入力部の電圧を規定電圧に降圧させて出力部から出
力する降圧変換器と、入力部が前記降圧変換器の出力部
に接続され、入力部の電圧を昇圧し出力部から出力する
昇圧変換器と、前記昇圧変換器の出力部と前記第1電力
使用部との間に備えられ、制御信号により開閉可能な第
2スイッチと、前記第1および第2スイッチと制御信号
を伝達する信号線によって接続され、前記電力供給源の
電圧を監視し、該電圧が前記規定電圧より大であるとき
前記第1スイッチを導通させるとともに前記第2スイッ
チを遮断し、前記電力供給源の電圧が前記規定電圧より
小であるとき前記第1スイッチを遮断させるとともに前
記第2スイッチを導通させる電源切換制御部とを有する
ことを特徴とする。
【0015】さらに、本発明に係る電源分配制御方法
は、電力供給源の電圧を監視するステップと、前記電力
供給源の電圧が規定電圧より大であるとき前記電力供給
源と第1電力使用部との間を導通させるとともに、前記
電力供給源の電圧を降圧させる降圧変換器の出力電圧に
基づいて電圧を昇圧させる昇圧変換器と前記第1電力使
用部との間を遮断するステップと、前記電力供給源の電
圧が前記規定電圧より小であるとき前記電力供給源と前
記第1電力使用部との間を遮断させるとともに、前記昇
圧変換器と前記第1電力使用部との間を導通させるステ
ップと、前記降圧変換器により第2電力使用部へ電力を
供給するステップとを有することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る電源分配制御
装置および制御方法の実施形態例を、図1〜図6Bを参
照しながら説明する。
【0017】まず、第1の実施形態例を図1〜図3を参
照しながら説明する。
【0018】第1の実施形態に係る電源分配制御装置お
よび制御方法は、基本的には、1つのバッテリを用いて
電動車両のモータ駆動回路および制御機器を動作させる
ものであり、通常時、モータ駆動回路にはバッテリから
電力を直接供給し、制御機器には降圧変換器を介して電
力を供給する。バッテリの出力電圧が低下したときに
は、昇圧変換器を介してモータ駆動回路に電力を供給す
る。
【0019】図1に示すように、第1の実施形態に係る
電源分配制御装置10は、電動車両100に対して適用
されている。電動車両100は、例えば、標準電圧仕様
が12[V](制御電圧)のモータ102を動力源とし
て走行するものであり、モータ102の回転軸が、変速
機能をもつディファレンシャルギア104に接続されて
いる。モータ102の回転は、ディファレンシャルギア
104および車軸106を介して前輪108に伝えられ
る。
【0020】モータ102は、例えば、標準の電圧使用
が12[V]であり、これよりある程度低い電圧(例え
ば、9[V])でも動作可能である。
【0021】電源分配制御装置10は、鉛蓄電池である
バッテリ12から電力の供給を受け、電源分配制御装置
10内の平滑回路14により電圧を安定させる。平滑回
路14によって安定した電源(電力供給源)Vbは電源
制御回路16を介して電源電圧に変成され、9〜12
[V]の電源Vc12、5[V](制御電圧)の電源V
c5および3.3[V](制御電圧)の電源Vc3を生
成する。
【0022】すなわち、モータ102を駆動するために
は電源Vc12が必要であり、また、アナログ回路およ
びロジック回路には電源Vc5が必要であるので、それ
ぞれの電圧を個別に生成する。さらに、電源分配制御装
置10内のマイコン(電源切換制御部)20を制御する
CPU(第2電力使用部)20bは3.3[V]で駆動
されるので、このCPU20b用に電源Vc3を生成す
る必要がある。電源Vc12、Vc5およびVc3を生
成する手順については後述する。
【0023】マイコン20には、電源Vbの電圧値をデ
ジタル値に変換するADC(Analog-Digital Converte
r)20aが備えられている。マイコン20の制御を行
うCPU20bは、プログラム20cによって動作し、
ADC20aの出力する信号によって電源制御回路16
を制御する制御信号C1、C2、C3およびC4を出力
する。
【0024】具体的には、制御信号C1は、電源Vbの
電圧が9[V]以上であるときに論理値「0」となり、
9[V]未満のときに論理値「1」となる。制御信号C
2は、ADC20aの電圧が5[V]以上であるときに
論理値「0」となり、5[V]未満のときに論理値
「1」となる。制御信号C3は、電源Vbの電圧が5
[V]以上、9[V]未満であるときに論理値「0」と
なり、9[V]以上または5[V]未満のときに論理値
「1」となる。制御信号C4は、電源Vbの電圧が3.
3[V]以上、5[V]未満であるときに論理値「0」
となり5[V]以上のときに論理値「1」となる。
【0025】また、CPU20bは、モータ102の磁
極位置を検出する磁極位置検出部22の信号を、ロジッ
ク回路で構成される第1入力インターフェース(I/
F、第3電力使用部)24を介して読み込む。CPU2
0bは、読み込んだ磁極位置に基づいてモータ102に
与える電流値およびタイミングを算出し、指令信号とし
て、ロジック回路から構成される第1出力インターフェ
ース(第3電力使用部)26に供給する。第1出力イン
ターフェース26は、指令信号をモータドライバ(第1
電力使用部)28へ供給する。モータドライバ28は、
電源Vc12を電圧源として、指令信号に基づきモータ
102を駆動する。
【0026】さらに、CPU20bは、図示しないアク
セルやハンドルの状態をスイッチ、ボリューム等により
ロジック回路から構成される第2入力インターフェース
(第3電力使用部)30を介して読み込む。CPU20
bは、第2入力インターフェース30から読み込んだ信
号を、所定の信号変換を行った後に、アナログ回路から
構成される第2出力インターフェース(第3電力使用
部)32に出力する。第2出力インターフェース32
は、供給された信号に基づいてメータ類に信号表示を行
う。
【0027】図2に示すように、電源制御回路16にお
いて、平滑回路14(図1参照)の出力である電源Vb
の第1分岐はFET50(第1スイッチ)のソース端子
に接続されており、FET50のドレイン端子はFET
52(第1スイッチ)のドレイン端子に接続されてい
る。FET52のソース端子は、12[V]の電源Vc
12としてモータドライバ28へ電力供給を行う。
【0028】FET52は、何らかの要因によって電源
Vc12が高電圧になったときに、この高電圧が電源V
bに伝達されることを防ぐ作用をもつ。すなわち、FE
T50は内部に寄生ダイオードが存在することから、電
源Vc12から電源Vb方向への電流を阻止することが
できないので、FET50と逆向きのFET52が設け
られている。
【0029】FET50および52の各ゲート端子は、
マイコン20から出力される制御信号C1と接続されて
おり、FET50および52は制御信号C1が論理値
「0」のときにオン、論理値「1」のときにオフとな
る。
【0030】電源Vbの第2分岐は、電源Vbの電圧を
降圧して5[V]の電圧を生成する降圧変換器54の入
力端子に接続されている。降圧変換器54の出力の第1
分岐は、FET56(第1スイッチ)のドレイン端子に
接続されており、FET56のソース端子は5[V]の
電源Vc5として第1、第2入力インターフェース2
4、30及び第1、第2出力インターフェース26、3
2へ電力供給を行う。
【0031】FET56のゲート端子は、マイコン20
から出力される制御信号C2と接続されており、FET
56は制御信号C2が論理値「0」のときにオン、論理
値「1」のときにオフとなる。
【0032】降圧変換器54は、入力電圧が5[V]以
上であるときに電圧を降下させて出力電圧が5[V]と
なるように作用し、入力電圧が5[V]未満であるとき
には入力電圧をバイパスさせて、その電圧のまま出力す
る。
【0033】降圧変換器54の出力の第2分岐は、FE
T58(第3スイッチ)のソース端子と接続されてお
り、FET58のドレイン端子は、入力電圧を昇圧して
12[V]の電圧を生成する昇圧変換器60の入力部に
接続されている。
【0034】昇圧変換器60は、入力電圧が5〜12
[V]の範囲であるときに効率よく12[V]の電圧を
生成することができる構成となっている。
【0035】昇圧変換器60の出力部は、FET62
(第2スイッチ)のドレイン端子に接続され、FET6
2のソース端子は12[V]の電源Vc12と合流して
いる。
【0036】FET58およびFET62の各ゲート端
子は、マイコン20から出力される制御信号C3と接続
されており、FET58および62は制御信号C3が論
理値「0」のときにオン、論理値「1」のときにオフと
なる。
【0037】降圧変換器54の出力の第3分岐は、入力
電圧を降圧し3.3[V]の電圧を生成する降圧変換器
64の入力部に接続されており、降圧変換器64の出力
の第1分岐は、3.3[V]の電源Vc3としてCPU
20bへ電力供給を行う。
【0038】降圧変換器64は、入力電圧が3.3
[V]以上であるときに電圧を降下させて出力電圧が
3.3[V]となるように制御し、入力電圧が3.3
[V]未満であるときには入力電圧をバイパスさせて、
その電圧のまま出力する。また、降圧変換器64は、入
力電圧が3.3〜5[V]の範囲であるときに効率よく
3.3[V]電源を生成することができる構成となって
いる。
【0039】降圧変換器64の出力の第2分岐は、FE
T66(第3スイッチ)のソース端子と接続されてお
り、FET66のドレイン端子は、入力電圧を昇圧して
12[V]の電圧を生成する昇圧変換器68の入力部に
接続されている。
【0040】昇圧変換器68は、入力電圧が3.3
[V]未満であるときに効率よく12[V]の電圧を生
成することができる構成となっている。
【0041】昇圧変換器68の出力部は、FET70
(第2スイッチ)のドレイン端子に接続され、FET7
0のソース端子は12[V]の電源Vc12と合流して
いる。
【0042】FET66およびFET70の各ゲート端
子は、マイコン20から出力される制御信号C4と接続
されており、FET66および70は制御信号C4が論
理値「0」のときにオン、論理値「1」のときにオフと
なる。
【0043】降圧変換器64の出力の第3分岐は、FE
T72(第3スイッチ)のソース端子と接続されてお
り、FET72のドレイン端子は、入力電圧を昇圧して
5[V]の電圧を生成する昇圧変換器74の入力部に接
続されている。
【0044】昇圧変換器74は、入力電圧が3.3
[V]未満であるときに効率よく5[V]の電圧を生成
することができる構成となっている。
【0045】昇圧変換器74の出力部は、FET76
(第2スイッチ)のドレイン端子に接続され、FET7
6のソース端子は5[V]の電源Vc5と合流してい
る。
【0046】FET72およびFET76の各ゲート端
子は、マイコン20から出力される制御信号C4と接続
されており、FET72および76は制御信号C4が論
理値「0」のときにオン、論理値「1」のときにオフと
なる。
【0047】次に、このように構成される電源分配制御
装置10の動作について、図3を参照しながら説明す
る。
【0048】なお、図3に示される処理は、実際上は主
にCPU20bがプログラム20cに従って行う処理で
あり、微小時間毎に繰り返し実行される。
【0049】ステップS1において、ADC20aを介
して電源Vbの電圧値を読み込む。
【0050】次に、ステップS2において、読み込んだ
電源Vbの電圧値を規定電圧、すなわち9[V]および
5[V]とそれぞれ比較する。電源Vbが9[V]以上
であるときにはステップS3に移り、電源Vbが5〜9
[V]の範囲であるときにはステップS4に移る。電源
Vbが3.3〜5[V]の範囲であるときにはステップ
S5に移る。なお、CPU20bは、電圧が3.3
[V]未満では動作しないので、3.3[V]の電圧比
較判断は不要である。
【0051】ステップS3、つまり電源Vbが9[V]
以上のときは、制御信号C1を論理値「0」、制御信号
C2を論理値「0」、制御信号C3を論理値「1」、制
御信号C4を論理値「1」として出力する。これによ
り、FET50および52は導通となり、電源Vbの電
力が電源Vc12に供給される。このとき、降圧変換器
54は、9[V]以上の電源Vbを5[V]に降圧して
いる。
【0052】また、FET56は導通となり、降圧変換
器54により生成された5[V]の電圧が電源Vc5に
供給される。
【0053】FET58、62、66、70、72およ
び76は遮断となるので、昇圧変換器60、68および
74は、それぞれ入力側と出力側が遮断されることとな
り、電圧生成動作および電力供給を行わない。
【0054】なお、降圧変換器64は、降圧変換器54
により生成された5[V]の電圧を3.3[V]に降圧
して電源Vc3へ供給する。電源Vc3は、降圧変換器
64と直接接続されているので、電源供給経路が変わる
ことなく常に降圧変換器64から電源供給を受ける。
【0055】このようにステップS3においては、電源
Vc12は電源VbとFET50、52を介して導通し
ているので、電源Vbの電力が低損失で供給される。電
源Vc5はFET56を介して降圧変換器54の出力部
と接続されており、降圧変換器54が生成する電圧の供
給を受けることができる。
【0056】また、昇圧変換器60、68、74はFE
T62、70、76によって出力部が遮断されているの
で無負荷となっている。一般に、昇圧変換器60、6
8、74は無負荷でも多少の電力損失があるが、入力部
をFET58、66、72により遮断することによって
この電力損失を防止している。
【0057】ステップS4、つまり、電源Vbが5〜9
[V]の範囲であるときは、制御信号C1を論理値
「1」、制御信号C2を論理値「0」、制御信号C3を
論理値「0」、制御信号C4を論理値「1」として出力
する。これにより、FET50および52は遮断とな
り、電源Vbと電源Vc12は遮断される。このとき、
降圧変換器54は、5〜9[V]の電源Vbを5[V]
に降圧している。
【0058】また、前記ステップS3と同様に、FET
56は導通となり、降圧変換器54により生成された5
[V]の電圧が電源Vc5に供給される。
【0059】さらに、FET58および62は導通とな
り、昇圧変換器60が動作する。昇圧変換器60は、降
圧変換器54により生成された5[V]の電圧を12
[V]に昇圧して電源Vc12に供給する。
【0060】ここで、電源Vc12は降圧変換器54お
よび昇圧変換器60の直列接続によって電源が供給され
ている。降圧変換器54は、無負荷状態より負荷電流が
ある状態の方が変換効率がよいので、降圧変換器54は
高効率で動作することができる。
【0061】降圧変換器64は、前記ステップS3と同
様に、降圧変換器54により生成された5[V]の電圧
を3.3[V]に降圧して電源Vc3へ供給する。
【0062】このようにステップS4においては、電源
Vbの電圧が5〜9[V]の範囲であっても、電源Vc
12には、昇圧変換器60を介して12[V]の電圧が
供給される。また、昇圧変換器60の入力は降圧変換器
54によって5[V]となっているので、電圧変換を効
率よく行うことができる。
【0063】ステップS5、つまり、電源Vbが3.3
〜5[V]の範囲であるときは、制御信号C1を論理値
「1」、制御信号C2を論理値「1」、制御信号C3を
論理値「1」、制御信号C4を論理値「0」として出力
する。これにより、FET50、52、56、58およ
び62は遮断となり、電源Vbと電源Vc12との間お
よび昇圧変換器60の出力と電源Vc12との間が遮断
される。
【0064】FET56は遮断となるので、降圧変換器
54の出力部と電源Vc5は遮断される。
【0065】降圧変換器64は、降圧変換器54から出
力された3.3〜5[V]の電圧を3.3[V]に降圧
して電源Vc3へ供給する。
【0066】また、FET66および70は導通とな
り、昇圧変換器68が動作する。昇圧変換器68は、降
圧変換器64により生成された3.3[V]の電圧を1
2[V]に昇圧して電源Vc12に供給する。
【0067】FET72および76は導通となり、昇圧
変換器74が動作する。昇圧変換器74は、降圧変換器
64が生成する3.3[V]の電圧を5[V]に昇圧し
て電源Vc5に供給する。
【0068】ここで、電源Vc12は降圧変換器54、
降圧変換器64および昇圧変換器68の直列接続によっ
て電源が供給され、電源Vc5は降圧変換器54、降圧
変換器64および昇圧変換器74の直列接続によって電
源が供給されている。このうち、降圧変換器54は、電
圧をダイオードなどのバイパス素子によって、電源Vb
の電圧3.3〜5[V]をそのまま出力している。従っ
て、降圧変換器54による電力損失は低レベルに抑えら
れる。降圧変換器64は、無負荷状態より負荷電流があ
る状態の方が変換効率がよいので、降圧変換器64は高
効率で動作することができる。
【0069】このようにステップS5においては、電源
Vbの電圧が3.3〜5[V]の範囲であっても、電源
Vc12および電源Vc5には、それぞれ昇圧変換器6
8および74を介して12[V]および5[V]の電圧
が供給される。このとき昇圧変換器68および74の入
力は降圧変換器64によって3.3[V]となっている
ので、効率よく電圧変換ができる。
【0070】また、昇圧変換器60は、FET58およ
び62により入力部および出力部が遮断されているの
で、昇圧変換器60による電力損失が全くない。
【0071】なお、CPU20bは、ステップS1〜S
5の処理の他に、上述のとおり第1入力インターフェー
ス24に基づく第1出力インターフェース26の制御お
よび第2入力インターフェース30に基づく第2出力イ
ンターフェース32の制御を行う。
【0072】このように第1の実施形態に係る電源分配
制御装置10および制御方法によれば、1つの電圧源で
あるバッテリ12から複数の電圧を生成することがで
き、また、バッテリ12が放電することによって出力電
圧が低下し、モータドライバ28を駆動するために必要
な9[V]を下回っても、昇圧変換器60または昇圧変
換器68によって12[V]電源を生成して、モータド
ライバ28に電力供給することができる。
【0073】バッテリ12がさらに放電して出力電圧が
第1および第2入力インターフェース24、30および
第1および第2出力インターフェース26、32を駆動
するために必要な5[V]を下回っても昇圧変換器74
によって5[V]電源を生成して、第1および第2入力
インターフェース24、30および第1および第2出力
インターフェース26、32に電力供給することができ
る。
【0074】各電圧を供給する電源、すなわち12
[V]の電源Vc12、5[V]の電源Vc5、3.3
[V]の電源Vc3は、電力を供給する変換器が1つに
なるように制御されており、複数の電力供給源が互いに
競合することがない。例えば、電源Vc5には電力供給
源として降圧変換器54または昇圧変換器74のいずれ
か一方のみが接続されることとなり、降圧変換器54と
昇圧変換器74のそれぞれの出力が短絡することはな
い。
【0075】バッテリ12を1つにすることができるの
で、バッテリ12の搭載スペースを狭くすることができ
るとともに低コストになる。さらに、メンテナンスの手
間を軽減できる。
【0076】スイッチ素子としてFETを用いているの
で、FETの特性上、FETの開閉動作に要する駆動電
力は極めて小さい。
【0077】昇圧変換器60および68が生成する電圧
は、12[V]に限らず、9〜12[V]の範囲の任意
の電圧でもよい。
【0078】さらに、第1の実施形態に係る電源分配制
御装置10では、電源Vc12、Vc5、Vc3の3種
類の電源を生成および供給する例について示したが、電
源の種類は4種類以上であってもよい。例えば、電源V
c12、Vc5、Vc3に加えて2[V]の電源Vc2
が必要であるときには、降圧変換器64と電源Vc3と
の間にスイッチ素子としてFETを設けるとともに降圧
変換器64の出力の第4分岐を設け、この第4分岐に2
[V]を生成する降圧変換器を配設する。この2[V]
を生成する降圧変換器の出力に2[V]からそれぞれ1
2[V]、5[V]、3.3[V]を生成する3つの昇
圧変換器を設ける。この3つの昇圧変換器の入力部およ
び出力部にスイッチ素子としてのFETを設けて、これ
らのFETをCPU20bの制御信号により開閉制御す
ればよい。
【0079】制御信号C1、C2、C3およびC4と各
FETのゲート端子との間に、適当な増幅器を配設して
もよい。
【0080】制御信号C1〜C4は、それぞれ独立した
信号線として設けられている必要はなく、例えば、電源
Vbの電圧レベルをコード信号として1本のシリアル信
号線により供給し、電源制御回路16において適当なデ
コード回路によって各FETに信号分配してもよい。
【0081】次に、本発明に係る電源分配制御装置およ
び制御方法の第2の実施形態例を図4および図5を参照
しながら説明する。
【0082】第2の実施形態に係る電源分配制御装置お
よび制御方法では、CPU20bは5[V]で駆動し、
3.3[V]を使用する箇所がないものとする。従っ
て、図4に示すように、電源制御回路16aは、電源V
c12およびVc5の2つの電源だけを生成する。具体
的には、第1の実施形態における電源制御回路16の降
圧変換器64、昇圧変換器68および74、FET5
6、66、70、72、76が不要となる。降圧変換器
54と電源Vc5はFETを介することなく直接接続さ
れている。
【0083】さらに、マイコン20は制御信号C1およ
びC3を出力する。なお、第1の実施形態における制御
信号C2およびC4は不要である。
【0084】電源制御回路16aにおいて、上記した電
源制御回路16と同一の構成要素には同一の参照符号を
付して、その詳細な説明は省略する。
【0085】第2の実施形態においては、使用する電源
の種類が電源Vc12と電源Vc5の2つだけなので、
電源Vc12を用いるモータドライバ28が最大電圧使
用部(第1電力使用部)であり、電源Vc5を用いる第
1、第2入力インターフェース24、30及び第1、第
2出力インターフェース26、32が最小電圧使用部
(第2電力使用部)となる。
【0086】次に、マイコン20によって行う電源分配
制御方法について、図5を参照しながら説明する。
【0087】図5のステップS101において、ADC
20aを介して電源Vbの電圧値を読み込む。
【0088】次に、ステップS102において、読み込
んだ電源Vbの電圧値を規定電圧、すなわち9[V]と
比較する。電源Vbが9[V]以上であるときにはステ
ップS103に移り、電源Vbが5〜9[V]の範囲で
あるときにはステップS104に移る。
【0089】ステップS103、つまり電源Vbが9
[V]以上のときは、制御信号C1を論理値「0」、制
御信号C3を論理値「1」として出力する。これによ
り、FET50および52は導通となり、電源Vbの電
力が電源Vc12に供給される。このとき、降圧変換器
54は、9[V]以上の電源Vbを5[V]に降圧して
いる。
【0090】FET58、62は遮断となるので、昇圧
変換器60は、それぞれ入力側と出力側が遮断されるこ
ととなり、電圧生成動作および電力供給を行わない。
【0091】なお、降圧変換器54は、5[V]の電圧
を電源Vc5へ供給する。電源Vc5は、降圧変換器5
4と直接接続されているので、電源供給経路が変わるこ
となく常に降圧変換器54から電源供給を受ける。
【0092】このようにステップS103においては、
電源Vc12は電源VbとFET50、52を介して導
通しているので、電源Vbの電力が低損失で供給され
る。
【0093】また、昇圧変換器60はFET62、70
によって入力部、出力部とも遮断されているので電力損
失がない。
【0094】ステップS104、つまり、電源Vbが5
〜9[V]の範囲であるときは、制御信号C1を論理値
「1」、制御信号C3を論理値「0」として出力する。
これにより、FET50および52は遮断となり、電源
Vbと電源Vc12は遮断される。このとき、降圧変換
器54は、5〜9[V]の電源Vbを5[V]に降圧し
ている。
【0095】また、FET58および62は導通とな
り、昇圧変換器60が動作する。昇圧変換器60は、降
圧変換器54が生成する5[V]の電圧を12[V]に
昇圧して電源Vc12に供給する。
【0096】降圧変換器54は、ステップS103と同
様に、5[V]電源を電源Vc5へ供給する。
【0097】このようにステップS104においては、
電源Vbの電圧が5〜9[V]の範囲であっても、電源
Vc12には、昇圧変換器60を介して12[V]の電
圧が供給される。また、昇圧変換器60の入力は降圧変
換器54によって5[V]となっているので、電圧変換
を効率よく行うことができる。
【0098】第2の実施形態においては、制御信号C1
およびC3は常に逆論理なので、いずれか一方の制御信
号だけを用いて、他方は反転回路により生成するように
してもよい。
【0099】上述の第1および第2の実施形態において
は、各FETは、トランジスタまたはサイリスタ等の半
導体素子や機械的な接点を有するリレーで置き換えても
よい。
【0100】電源切換時の限界的な状態(例えば、電源
Vbがちょうど5[V]のとき)で、多少のノイズによ
ってFETが頻繁に開閉動作する、所謂、チャタリング
現象を防止するためには、電源切換処理にヒステリシス
性をもたせるようにしてもよい。
【0101】降圧変換器54、64および昇圧変換器6
0、68、74は、図6Aに示すように、1つのユニッ
ト200で構成されていてもよいし、図6Bに示すよう
に、複数の素子から構成される素子群202であっても
よい。この素子群202の素子としては変換IC20
4、コンデンサ206、コイル208、ダイオード21
0等を挙げることができる。
【0102】電源Vbの電圧を検出する手段は、ADC
20aやマイコン20を用いたデジタル的な検出手段に
限らず、コンパレータを用いたアナログ回路で構成して
もよい。
【0103】上述の第1および第2の実施形態例は、少
ない電力で、より長い距離を走行することを競う競技用
車両に適用してもよい。
【0104】なお、この発明に係る電源分配制御装置お
よび制御方法は、上述の実施形態例に限らず、この発明
の要旨を逸脱することなく、種々の構成およびステップ
を採り得ることはもちろんである。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電源
分配制御装置および制御方法によれば1つの電力供給源
から複数の異なる電圧を生成できるとともに電力供給源
の電圧が低下したときでも複数の異なる電圧を確保する
ことができるという効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における電動車両に対して適用
される電源分配制御装置の機能を示すブロック図であ
る。
【図2】第1の実施形態における電源制御回路のブロッ
ク図である。
【図3】第1の実施形態における電源分配制御方法の手
順を示すフローチャートである。
【図4】第2の実施形態における電源制御回路のブロッ
ク図である。
【図5】第2の実施形態における電源分配制御方法の手
順を示すフローチャートである。
【図6】図6Aは、昇圧変換器または降圧変換器を単一
のユニットにより構成した例を示す説明図であり、図6
Bは、昇圧変換器または降圧変換器を素子群により構成
した例を示す説明図である。
【符号の説明】
10…電源分配制御装置 12…バッテリ 14…平滑回路 16、16a…電
源制御回路 20…マイコン 20a…ADC 20b…CPU 20c…プログラ
ム 50、52、56、58、62、66、70、72、7
6…FET 54、64…降圧変換器 60、68、74
…昇圧変換器 100…電動車両 102…モータ C1、C2、C3、C4…制御信号 Vb、Vc12、
Vc5、Vc3…電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 合葉 司 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 能島 章央 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 深澤 英樹 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5H115 PC06 PG04 PI16 PI29 PI30 PO01 PU11 PV24 QN03 QN08 SE06 TI05 TU04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】最大電圧を使用する1つの第1電力使用
    部、最小電圧を使用する1つの第2電力使用部および1
    以上の制御電圧の中間電圧を使用する1以上の第3電力
    使用部に電力供給源から電力を分配して供給する電源分
    配制御装置において、 前記電力供給源を基準にして直列に接続され、制御電圧
    を順次降下させ、前記第3電力使用部および前記第2電
    力使用部の制御電圧を生成して供給する降圧変換器と、 前記降圧変換器の各出力部に接続され、前記降圧変換器
    の出力電圧よりも高い制御電圧で動作する前記第1電力
    使用部および前記第3電力使用部のそれぞれの制御電圧
    を生成する1以上の昇圧変換器と、 前記電力供給源と前記第1電力使用部との間、並びに前
    記第3電力使用部の制御電圧を生成する前記降圧変換器
    と前記第3電力使用部との間に設けられ、制御信号によ
    り開閉可能な1以上の第1スイッチと、 前記第1電力使用部の制御電圧を生成する前記昇圧変換
    器と前記第1電力使用部との間、並びに前記第3電力使
    用部の制御電圧を生成する前記昇圧変換器と前記第3電
    力使用部との間に設けられ、制御信号により開閉可能な
    1以上の第2スイッチと、 前記第1および第2スイッチと制御信号を伝達する信号
    線によって接続され、前記電力供給源の電圧を監視し、
    該電圧に応じて前記第1および第2スイッチをそれぞれ
    遮断または導通させる電源切換制御部とを有することを
    特徴とする電源分配制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電源分配制御装置におい
    て、 前記電源切換制御部は、前記電力供給源の電圧が規定電
    圧より低下したときに、前記第1スイッチのうち前記規
    定電圧より高い制御電圧で動作する前記第1電力使用部
    および前記第3電力使用部に接続されている第1スイッ
    チを遮断させるとともに他の第1スイッチを導通させ、
    前記第2スイッチのうち前記規定電圧より高い制御電圧
    で動作する前記第1電力使用部および前記第3電力使用
    部に接続されている第2スイッチを導通させるとともに
    他の第2スイッチを遮断させることを特徴とする電源分
    配制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の電源分配制御装置
    において、 前記第1および第2スイッチは、FET素子であること
    を特徴とする電源分配制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載の電源
    分配制御装置において、 前記昇圧変換器の入力部に制御信号により開閉可能な第
    3スイッチを設け、前記第3スイッチは、対応する前記
    昇圧変換器の出力部に接続された前記第2スイッチと同
    時に導通および遮断されることを特徴とする電源分配制
    御装置。
  5. 【請求項5】電力供給源と第1電力使用部との間に備え
    られ、制御信号により開閉可能な第1スイッチと、 入力部が前記電力供給源に接続され、出力部が第2電力
    使用部に接続され、入力部の電圧を規定電圧に降圧させ
    て出力部から出力する降圧変換器と、 入力部が前記降圧変換器の出力部に接続され、入力部の
    電圧を昇圧し出力部から出力する昇圧変換器と、 前記昇圧変換器の出力部と前記第1電力使用部との間に
    備えられ、制御信号により開閉可能な第2スイッチと、 前記第1および第2スイッチと制御信号を伝達する信号
    線によって接続され、前記電力供給源の電圧を監視し、
    該電圧が前記規定電圧より大であるとき前記第1スイッ
    チを導通させるとともに前記第2スイッチを遮断し、前
    記電力供給源の電圧が前記規定電圧より小であるとき前
    記第1スイッチを遮断させるとともに前記第2スイッチ
    を導通させる電源切換制御部とを有することを特徴とす
    る電源分配制御装置。
  6. 【請求項6】電力供給源の電圧を監視するステップと、 前記電力供給源の電圧が規定電圧より大であるとき前記
    電力供給源と第1電力使用部との間を導通させるととも
    に、前記電力供給源の電圧を降圧させる降圧変換器の出
    力電圧に基づいて電圧を昇圧させる昇圧変換器と前記第
    1電力使用部との間を遮断するステップと、 前記電力供給源の電圧が前記規定電圧より小であるとき
    前記電力供給源と前記第1電力使用部との間を遮断させ
    るとともに、前記昇圧変換器と前記第1電力使用部との
    間を導通させるステップと、 前記降圧変換器により第2電力使用部へ電力を供給する
    ステップとを有することを特徴とする電源分配制御方
    法。
JP2002052551A 2002-02-28 2002-02-28 電源分配制御装置および制御方法 Pending JP2003259507A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002052551A JP2003259507A (ja) 2002-02-28 2002-02-28 電源分配制御装置および制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002052551A JP2003259507A (ja) 2002-02-28 2002-02-28 電源分配制御装置および制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003259507A true JP2003259507A (ja) 2003-09-12

Family

ID=28664215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002052551A Pending JP2003259507A (ja) 2002-02-28 2002-02-28 電源分配制御装置および制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003259507A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101592926B1 (ko) * 2015-07-14 2016-02-11 장희철 에너지 순환형 하이브리드 전력 공급 시스템

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101592926B1 (ko) * 2015-07-14 2016-02-11 장희철 에너지 순환형 하이브리드 전력 공급 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10710469B2 (en) Automotive dual voltage battery charging system
US6794846B2 (en) Power source unit
US8159181B2 (en) Combining two or more DC to DC converters to limit external coils
US6304054B1 (en) Electrical system for motor vehicles
US20120104859A1 (en) Power conversion device
US20220332204A1 (en) Powertrain architecture for a vehicle utilizing an on-board charger
US9843184B2 (en) Voltage conversion apparatus
JP2008067500A (ja) 電力供給装置
US8646427B2 (en) System for powering a vehicle with a heat engine and provided with an automatic stop and restart system
CN111010038A (zh) 电力转换设备
JP2008054484A (ja) 車両用電源装置
JP2002305875A (ja) 電圧変換装置
US10906484B2 (en) In-vehicle power supply device
JP2003259507A (ja) 電源分配制御装置および制御方法
CN110723006A (zh) 电气系统、用电池提供充电的方法、电动和混合机动车辆
JP2000152408A (ja) 電気自動車
TW202216507A (zh) 特別是用於車輛的電池系統
JP5629667B2 (ja) マルチフェーズコンバータ
JP2012205345A (ja) 電源回路制御システム
KR200182212Y1 (ko) 전기자동차의 전원 공급장치
WO2021059833A1 (ja) 変換装置及び変換システム
JP7002701B2 (ja) 電力変換システム
JP2004112903A (ja) モータ回路およびモータ制御方法
EP4166378A1 (en) Converter system for transferring power
JP7030599B2 (ja) 蓄電池システムおよび電気車制御システム