JP2003259291A - 動画−静止画コンバータシステム - Google Patents

動画−静止画コンバータシステム

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JP2003259291A
JP2003259291A JP2002056020A JP2002056020A JP2003259291A JP 2003259291 A JP2003259291 A JP 2003259291A JP 2002056020 A JP2002056020 A JP 2002056020A JP 2002056020 A JP2002056020 A JP 2002056020A JP 2003259291 A JP2003259291 A JP 2003259291A
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image frame
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JP2002056020A
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English (en)
Inventor
Naoki Murayama
直樹 村山
Yuji Hara
裕二 原
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリントに適した画像フレームを従来よりも
効率良く動画となり得る画像データから抽出することの
できる動画−静止画コンバータシステムを得ることを目
的とする。 【解決手段】 プリント候補範囲設定手段は、動画の画
像データの内の所定の範囲をプリント候補範囲として設
定する。解析手段では、前記プリント候補範囲設定手段
により設定されたプリント候補範囲内の画像データが画
像フレーム単位で所定の評価関数に基づいて解析され
る。プリント候補画像フレーム選別手段では、前記解析
手段による前記プリント候補範囲内の画像フレームの解
析結果に基づいて、プリントする候補となる画像フレー
ムがプリント候補画像フレームとして選別される。表示
手段では、前記プリント候補画像フレーム選別手段によ
って選別されたプリント候補画像データが静止画として
表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1画面の画像デー
タである画像フレームを連続再生することで動画となり
得る画像データの中から特定の画像フレームを抽出し
て、抽出された前記画像フレームを静止画の画像データ
に転換するための動画−静止画コンバータシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、動画像は、連続する画像(フ
レーム)全体で一つの単位をなしている。
【0003】この動画像の中から特定の画像フレームを
抽出する技術として、特開平9−214879号公報に
記載の技術(以下、先行技術1という。)では、動画像
の不連続な箇所(カット点)を検出し、さらに音声の無
音部分を音声の切れ目として検出し、動画像のカット点
及び前記音声の切れ目である箇所を動画像全体の切れ目
として検出している。先行技術1では、このようにして
切り分けられた部分毎に前記部分の代表的役割を有する
画像フレームが選択されている。
【0004】また、特開2000−187477号公報
に記載の技術(以下、先行技術2という。)では、動画
データ(動画となり得る画像データ)から複数のフレー
ム画像を音声情報と共に抽出し、動画データを構成する
複数の画像フレームに含まれる特徴量の変化を検出し、
前記検出された画像又は音声の変化特性に基づいて、複
数の画像フレームから特定の画像フレームが選択されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先行技
術1及び先行技術2では、動画の内容把握を目的とした
ものである。すなわち、先行技術1及び先行技術2は、
動画データの中に含まれる代表的な画像フレームのイン
デックス表示を目的としたものである。このため、動画
データから特徴的な画像フレームの抽出を行うことがで
きるが、前記抽出によって選択された画像フレームがプ
リントに適する画像フレームとはならない場合があっ
た。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、プリントに適
した画像フレームを従来よりも効率良く動画となり得る
画像データから抽出することのできる動画−静止画コン
バータシステムを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、1画面の画像データである画像フレームを連続再生
することで動画となり得る画像データの中から特定の画
像フレームを抽出して、抽出された前記画像フレームを
静止画の画像データに転換するための動画−静止画コン
バータシステムであって、前記動画の画像データの内の
所定の範囲をプリント候補範囲として設定するプリント
候補範囲設定手段と、前記プリント候補範囲設定手段に
より設定されたプリント候補範囲内の画像データを画像
フレーム単位で所定の評価関数に基づいて解析する解析
手段と、前記解析手段による前記プリント候補範囲内の
画像フレームの解析結果に基づいて、プリントする候補
となる画像フレームをプリント候補画像フレームとして
選別するプリント候補画像フレーム選別手段と、前記プ
リント候補画像フレーム選別手段によって選別されたプ
リント候補画像フレームを静止画として表示する表示手
段と、を備えたことを特徴としている。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、プリント
候補範囲設定手段は、動画の画像データの内の所定の範
囲をプリント候補範囲として設定する。解析手段では、
前記プリント候補範囲設定手段により設定されたプリン
ト候補範囲内の画像データが画像フレーム単位で所定の
評価関数に基づいて解析される。プリント候補画像フレ
ーム選別手段では、前記解析手段による前記プリント候
補範囲内の画像フレームの解析結果に基づいて、プリン
トする候補となる画像フレームがプリント候補画像フレ
ームとして選別される。表示手段では、前記プリント候
補画像フレーム選別手段によって選別されたプリント候
補画像データが静止画として表示される。このように、
プリント候補範囲設定手段でプリント候補範囲を設定
し、所定の評価関数に基づいて前記プリント候補範囲内
の画像データを画像フレーム単位で解析することで、プ
リントに適した画像フレームを従来よりも効率良く動画
データから抽出することができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記解析手段は複数の評価関数を
有し、前記評価関数を選択する評価関数選択手段をさら
に備えたことを特徴としている。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、複数の評
価関数が予め用意されている場合、評価関数選択手段で
は、前記複数の評価関数の中から目的に応じた評価関数
を選択することができるため、プリントに適した画像フ
レームを動画データから抽出する精度が請求項1に記載
の発明よりも向上する。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記請求項2に
記載された発明において、前記評価関数選択手段によっ
て選択された複数の評価関数を組み合わせて前記プリン
ト候補範囲内の画像データを画像フレーム単位で評価す
る、又は優先順位を付けて前記プリント候補範囲内の画
像データを画像フレーム単位で評価することを特徴とし
ている。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、前記評価
関数選択手段によって選択された複数の評価関数を組み
合わせて前記プリント候補範囲内の画像データを画像フ
レーム単位で評価する、又は優先順位を付けて前記プリ
ント候補範囲内の画像データを画像フレーム単位で評価
することで、動画の画像データからプリントに適した画
像フレームを抽出する精度が、請求項2に記載の発明よ
りも向上する。
【0013】請求項4に記載の発明は、前記請求項1乃
至前記請求項3に記載の発明において、前記プリント候
補画像フレームの中からプリントする画像フレームであ
るプリント画像フレームを選択するプリント画像フレー
ム選択手段と、前記プリント画像フレーム選択手段によ
って選択されたプリント画像フレームを画像としてプリ
ントするプリント手段と、をさらに備えたことを特徴と
している。
【0014】請求項4に記載の発明によれば、プリント
画像フレーム選択手段では、前記プリント候補画像フレ
ームの中からプリントする画像フレームであるプリント
画像フレームが選択される。ここで、前記プリント候補
画像フレームの数が1つの場合には、前記プリント候補
画像フレームがそのままプリントする画像フレームとな
る。また、前記プリント候補画像フレームの数が複数の
場合には、選択されたプリント候補画像フレームがプリ
ントする画像フレームとなる。プリント手段では、前記
プリント画像フレーム選択手段によって選択されたプリ
ント候補画像フレーム、すなわちプリントする画像フレ
ームが画像としてプリントされる。これにより、動画の
画像データの中からプリントに適した画像フレームを抽
出するだけでなく、ユーザのニーズに応じて選択された
前記画像フレームを印刷することができ、抽出された前
記画像フレームの印刷に関する利便性が請求項1乃至請
求項3に記載の発明よりも向上する。
【0015】請求項5に記載の発明は、前記請求項1乃
至前記請求項3に記載の発明において、前記プリント候
補画像フレームの中からプリントする画像フレームであ
るプリント画像フレームを選択するプリント画像フレー
ム選択手段と、前記プリント画像フレーム選択手段によ
って選択されたプリント画像フレームを画像としたプリ
ントを注文するためのプリント注文データを作成するプ
リント注文データ作成手段と、をさらに備えたことを特
徴としている。
【0016】請求項5に記載の発明によれば、プリント
注文データ作成手段では、プリント画像フレーム選択手
段によって選択されたプリント画像フレームを画像とし
たプリントを注文するためのプリント注文データが作成
される。これにより、作成されたプリント注文データが
プリントを専門とする業者の受付に提出されることで、
抽出された画像フレームを画像としたプリントを注文す
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1には、本実施の形態に係る動
画−静止画コンバータプリントシステム10(以下、単
に「システム10」という。)の概略が示されている。
【0018】システム10には、動画の画像データ(動
画データ)を入力する動画データ入力部12が設けられ
ている。前記動画データ入力部12では、図2に示され
る如く、動画データのファイルを選択し、前記選択によ
って得られた動画データの大まかな適用範囲(プリント
候補範囲)の開始点及び終了点が決定されるようになっ
ている。ここで、ユーザの目的に応じて前記適用範囲を
「全て」の範囲とすることもできる。また、前記動画デ
ータ入力部12では、動画データのファイル(動画ファ
イル)を指定するだけでもよい。この場合には、指定さ
れた動画ファイルの全範囲が前記適用範囲となる。
【0019】前記動画データ入力部12には、前記動画
データ入力部12によって入力された動画データ(プリ
ント候補範囲内の画像データ)の中からプリントに適し
た画像フレーム(以下、単に「フレーム」という。)を
特定するための評価関数選択部14が接続されている。
ここで、前記評価関数選択部14には、前記動画データ
入力部12において選択された前記適用範囲の内の動画
データの中からプリントに適したフレーム(プリント候
補画像フレーム、以下「プリント候補フレーム」とい
う。)を得るために、前記動画データをフレーム単位で
解析する複数の評価関数が設けられている。
【0020】また、前記動画データ入力部12及び前記
評価関数選択部14の各々には、インタフェース部16
が接続されている。上述した動画データの大まかな適用
範囲の開始点及び終了点を決定する際、ユーザからの前
記開始点及び前記終了点を指定する適用範囲指定信号が
前記インタフェース部16を介して前記動画データ入力
部12に入力されるようになっている。すなわち、前記
動画データ入力部12では、前記適用範囲指定信号に基
づいて、ファイルを選択して得られた動画データの大ま
かな適用範囲が決定される。また、ユーザが複数の評価
関数の中からプリントに適する画像の選別に適した評価
関数を選択する際に、前記ユーザからの評価関数選択情
報が前記インタフェース部16を介して前記評価関数選
択部14に入力されるようになっている。
【0021】図3に示される如く、前記評価関数選択部
14では、前記評価関数選択情報に基づいて、複数の評
価関数の中から前記評価関数選択情報と対応する評価関
数が選択されるようになっている。
【0022】ここで、前記評価関数選択部14には、評
価関数の一覧を示す評価関数選択チェックボックス14
Aが設けられている。前記評価関数選択チェックボック
ス14Aで選択した評価関数には2段階の優先順位を付
すことができ、前記評価関数選択部14には、前記2段
階の優先順位のうち優先順位の高いメイン評価関数の一
覧を示すメイン評価関数ボックス14Bと、前記メイン
評価関数よりも前記優先順位の低いサブ評価関数の一覧
を示すサブ評価関数ボックス14Cが設けられている。
【0023】図3では、メイン評価関数として「ブレが
少ない」及び「人物(×人)」が選択され、かつサブ評
価関数として「音声重視」が選択されている場合が示さ
れている。また、前記評価関数選択部14では、評価対
象のフレームの間隔を指定することができる。前記評価
関数選択部14では、前記フレームの間隔が「Xコマ」
間隔と表示されている。ユーザは、この「X」の値を指
定することで、選択された評価関数を適用するフレーム
の間隔を設定することができる。
【0024】プリントに適するフレームを抽出するため
の評価関数には、以下の(1)〜(10)の評価関数を
用いるとよい。
【0025】(1)動画データの中で手ぶれの度合い及
び被写体の動きの少なさを表す評価関数。
【0026】(2)ピンぼけの度合いを表す評価関数。
【0027】(3)類似するフレームが連続する中の中
間点からの時間的又はビデオの距離を表す評価関数。
【0028】(4)フレームに占める肌色画素の割合を
表す評価関数。
【0029】(5)フレームに顔が含まれている確率を
表す評価関数。
【0030】(6)フレームに写っている人数の推定値
を表す評価関数。
【0031】(7)フレームに四足動物が含まれている
確率を表す評価関数。
【0032】(8)フレームの背景が指定された風景で
ある確率を表す評価関数。
【0033】(9)音声の大きさを表す評価関数。
【0034】(10)表情の一致度を表す評価関数。
【0035】(1)は、所定のフレームの前後のフレー
ムから動きベクトルを抽出し、フレーム全体が同一方向
に動いていれば手ぶれ、前記フレームの一部が同一方向
に動いていれば被写体の動きであると判断するものであ
る。
【0036】(2)は、動画データに対してJPEG形
式で圧縮を行った場合に、画像サイズが小さくなるほど
ピンぼけの度合いが大きいと判断するものである。
【0037】(3)は、類似するフレーム中の先端及び
後端のフレームにはプリントに適さないと判断するもの
である。
【0038】(4)は、肌色画素の割合が所定値よりも
大きい場合は、人物が写っている確率が比較的高いと判
断するものである。
【0039】(5)は、顔抽出技術により、人物が写っ
ている確率が比較的高いと判断するものである。
【0040】(6)は、(5)と同様に顔抽出技術によ
り、写っている人物の数を推定するものである。
【0041】(7)は、形状認識技術により四足動物が
写っていることの確率が比較的高いと判断するものであ
る。
【0042】(8)は、「青空」なら青色の割合、
「海」なら水色の割合、「山」なら緑の割合から算出に
よって判断するものである。
【0043】(9)は、音声の大きさが比較的大きい
と、盛り上がっている等の場面であると判断するもので
ある。
【0044】(10)は、隠れマルコフモデルを使った
表情抽出技術を用いて判断するものである。
【0045】さらに、前記評価関数選択部14には、前
記評価関数選択部14で選択された評価関数を用いて、
前記動画データ入力部12で選択された前記適用範囲の
内の画像データの中からプリントに適したフレームの抽
出(選別)を行うプリント候補フレーム抽出部18が設
けられている。前記プリント候補フレーム抽出部18で
は、前記評価関数選択部14で選択された評価関数に基
づいた前記動画データの解析が行われる。
【0046】また、前記プリント候補フレーム抽出部1
8には、前記動画データの解析結果に基づいて、プリン
ト候補であるフレーム(プリント候補画像フレーム、以
下、「プリント候補フレーム」という。)を静止画とし
て表示するプリント候補フレーム表示部20が接続され
ている。ここで、前記プリント候補フレームは、動画デ
ータから静止画の画像データ(静止画データ)に転換さ
れた画像フレームとなっている。
【0047】図4に示される如く、前記プリント候補フ
レーム表示部20では、前記プリント候補フレームを表
示する際の表示モードが選択できるようになっている。
前記表示モードには、上述した評価関数選択部14で選
択された評価関数を用いた解析結果に基づいて、前記プ
リント候補フレームの「合致度順」、「時系列順」を選
択することができるようになっている。また、上述した
評価関数選択部14で選択されたメイン評価関数とサブ
評価関数とからなる評価の優先順位の順に前記プリント
候補フレームを配列する「観点順」の表示モードも選択
できるようになっている。すなわち、プリント候補フレ
ーム表示部20では、「合致度順」、「時系列順」、及
び「観点順」のうちから1つの表示モードを選択できる
ようになっている。
【0048】前記プリント候補フレーム表示部20で
は、選択された表示モードに従って抽出されたプリント
候補フレームを中心に前記プリント候補フレームの前後
の数コマが同時に表示されるようになっている。ここで
は、前記抽出されたプリント候補フレームの前後2コマ
が前記抽出されたプリント候補フレームと同時に表示さ
れるようになっている。
【0049】また、前記プリント候補フレーム表示部2
0には、上述したインタフェース部16が接続されてお
り、ユーザからの指示に従って、前記抽出されたプリン
ト候補フレームと、前記プリント候補フレームの前後の
2コマと、の配列順序を置き換えることが可能となって
いる。
【0050】さらに、前記プリント候補フレーム表示部
20には、前記プリント候補フレームの中からプリント
に適したフレームを選択するためのプリントデータ選択
部22が接続されている。また、前記プリントデータ選
択部22には、上述したインタフェース部16が接続さ
れている。前記プリントに適したフレームを選択する際
には、ユーザからのプリントに適したフレームの選択指
示情報であるプリントデータ選択指示情報が前記インタ
フェース部16を介して前記プリントデータ選択部22
に入力されるようになっている。また、前記プリントデ
ータ選択指示情報の入力に併せて、前記プリントデータ
選択部22には、ユーザによって入力されたプリントサ
イズを示すプリントサイズ情報と、プリント枚数を示す
プリント枚数情報と、トリミングエリアを示すトリミン
グエリア情報と、が前記インタフェース部16を介して
入力されるようになっている。前記プリントデータ選択
部22は、前記プリントデータ選択指示情報に基づいて
最終的にプリントするフレームをプリント画像フレーム
として選択する。前記最終的にプリントするフレームの
選択が行われると、前記プリントデータ選択部22から
は、前記プリント画像フレームと前記プリント画像フレ
ームを画像としてプリントするためのプリント情報とが
出力されるようになっている。ここで、前記プリント情
報は、プリントサイズ、プリント枚数、コマ指定、及び
トリミングエリアを示すデータ(DPOF等)となって
おり、プリント注文データとしての役割をする。
【0051】また、前記プリントデータ選択部22に
は、前記プリントデータ選択部22で選択されたフレー
ム(プリント画像フレーム)を画像として印刷するため
のプリント部24が接続されている。前記プリント部2
4では、前記プリントデータ選択部22において選択さ
れたフレームを画像とした印刷が、前記プリントデータ
選択部22からのプリント情報に基づいて行われるよう
になっている。
【0052】次に、本実施の形態の作用について説明す
る。
【0053】図5には、本実施の形態に係る、動画デー
タからプリントに適したフレームを抽出する際のフロー
チャートが示されている。
【0054】ユーザによって動画データからプリントに
適したフレームの抽出処理が開始されると(ステップ1
00)、ステップ101へ移行する。
【0055】ステップ101では、ユーザによって適用
範囲指定信号が入力される。動画データ入力部12で
は、前記適用範囲指定信号に基づいて、ファイルを選択
して得られた動画データの大まかな適用範囲が決定され
る。前記動画データの大まかな適用範囲が決定される
と、ステップ102へ移行する。
【0056】ステップ102では、複数の評価関数の中
からプリント候補フレームの抽出(選別)に適した評価
関数の選択が行われる。ここで、前記評価関数の選択に
は、予め設けられている全ての評価関数を選択した場合
も含まれる。前記評価関数の選択が行われると、ステッ
プ104へ移行する。
【0057】ステップ104では、ステップ102にお
いて選択された評価関数に基づいて、動画データの解析
がフレーム単位で行われる。前記動画データの解析が終
了すると、ステップ106へ移行する。
【0058】ステップ106では、動画データの解析の
結果に基づいて、プリント候補フレームの抽出が行われ
る。前記プリント候補フレームの抽出が行われると、ス
テップ108へ移行する。
【0059】ステップ108では、抽出されたプリント
候補フレームが静止画として表示される。前記静止画の
表示が行われると、ステップ110へ移行する。
【0060】ステップ110では、ステップ108にお
いて静止画として表示されたプリント候補フレームの中
からプリントに適したフレーム(プリント画像フレー
ム)を選択するためのプリントデータ選択指示情報が入
力されたか否かが判断され、前記判断が肯定された場合
にのみステップ112へ移行する。
【0061】ステップ112では、ステップ110にお
いて得られたプリントデータ選択指示情報に基づいて特
定されたフレーム(プリント画像フレーム)が画像とし
てプリント部24で印刷され、全ての処理が終了する
(ステップ114)。
【0062】なお、本実施の形態では、上述した評価関
数選択部14において、メイン評価関数とサブ評価関数
とを選択することができるものとしたが、これに限ら
ず、図6に示される如く、評価関数選択部14に評価関
数選択ボックス14のみを設けて、本実施の形態での評
価関数の選択に比して評価関数の選択を容易に行えるよ
うにしてもよい。
【0063】また、本実施の形態では、プリントデータ
選択部22にプリント部24を接続する構成としたが、
これに限らない。前記プリントデータ選択部22に前記
プリント部24を接続せずにマシンリーダブルな情報
(例えば、バーコード)が同時に記録された情報を記録
媒体と伴にプリントを専門とする業者の受付に注文する
形態としてもよい。
【0064】以上説明した如く、本実施の形態によれ
ば、評価関数選択部14で動画データをフレーム単位で
解析する評価関数を選択することができるため、動画デ
ータ入力部12で選択された範囲の動画データからプリ
ントに適したフレームを抽出することが、従来の技術に
比して容易となる。
【0065】特に、複数の評価関数が前記評価関数選択
部14に予め用意されている場合では、前記複数の評価
関数の中から目的に応じて評価関数を選択することがで
きるため、プリントに適したフレームを抽出する精度が
従来よりも向上する。
【0066】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、プリ
ント候補範囲設定手段でプリント候補範囲を設定し、所
定の評価関数に基づいて前記プリント候補範囲内の画像
データを画像フレーム単位で解析することで、プリント
に適したフレームを動画データから抽出することができ
る。
【0067】特に、複数の評価関数が予め用意されてい
る場合では、前記複数の評価関数の中から目的に応じて
評価関数を選択することができるため、プリントに適し
た画像フレームを抽出する精度が従来よりも向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る動画−静止画コンバータシ
ステムの概略図である。
【図2】本実施の形態に係る動画データ入力部の正面図
である。
【図3】本実施の形態に係る評価関数選択部の正面図で
ある。
【図4】本実施の形態に係るプリント候補フレーム表示
部の正面図である。
【図5】本実施の形態に係る、動画データからプリント
に適した画像フレームを抽出する際のフローチャートで
ある。
【図6】本実施の形態に係る評価関数選択部の変形例で
ある。
【符号の説明】
10 動画−静止画コンバータシステム 12 動画データ入力部(プリント候補範囲設定手
段) 14 評価関数選択部(評価関数選択手段) 14A 評価関数選択チェックボックス 14B メイン評価関数ボックス 14C サブ評価関数ボックス 16 インタフェース部 18 プリント候補フレーム抽出部(解析手段、プ
リント候補画像フレーム選別手段) 20 プリント候補フレーム表示部(表示手段) 22 プリントデータ選択部(プリント画像フレー
ム選択手段、プリント注文データ作成手段) 24 プリント部(プリント手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C052 AA11 CC01 DD04 FA03 FA04 FB01 FC06 FC08 5C053 FA04 GB19 HA22 KA30 LA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1画面の画像データである画像フレーム
    を連続再生することで動画となり得る画像データの中か
    ら特定の画像フレームを抽出して、抽出された前記画像
    フレームを静止画の画像データに転換するための動画−
    静止画コンバータシステムであって、 前記動画の画像データの内の所定の範囲をプリント候補
    範囲として設定するプリント候補範囲設定手段と、 前記プリント候補範囲設定手段により設定されたプリン
    ト候補範囲内の画像データを画像フレーム単位で所定の
    評価関数に基づいて解析する解析手段と、 前記解析手段による前記プリント候補範囲内の画像フレ
    ームの解析結果に基づいて、プリントする候補となる画
    像フレームをプリント候補画像フレームとして選別する
    プリント候補画像フレーム選別手段と、 前記プリント候補画像フレーム選別手段によって選別さ
    れたプリント候補画像フレームを静止画として表示する
    表示手段と、を備えたことを特徴とする動画−静止画コ
    ンバータシステム。
  2. 【請求項2】 前記解析手段は複数の評価関数を有し、 前記評価関数を選択する評価関数選択手段をさらに備え
    たことを特徴とする請求項1記載の動画−静止画コンバ
    ータシステム。
  3. 【請求項3】 前記評価関数選択手段によって選択され
    た複数の評価関数を組み合わせて前記プリント候補範囲
    内の画像データを画像フレーム単位で評価する、又は優
    先順位を付けて前記プリント候補範囲内の画像データを
    画像フレーム単位で評価することを特徴とする請求項2
    記載の動画−静止画コンバータシステム。
  4. 【請求項4】 前記プリント候補画像フレームの中から
    プリントする画像フレームであるプリント画像フレーム
    を選択するプリント画像フレーム選択手段と、 前記プリント画像フレーム選択手段によって選択された
    プリント画像フレームを画像としてプリントするプリン
    ト手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項3記載の動画−静止画コンバータシステム。
  5. 【請求項5】 前記プリント候補画像フレームの中から
    プリントする画像フレームであるプリント画像フレーム
    を選択するプリント画像フレーム選択手段と、 前記プリント画像フレーム選択手段によって選択された
    プリント画像フレームを画像としたプリントを注文する
    ためのプリント注文データを作成するプリント注文デー
    タ作成手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求項
    1乃至請求項3記載の動画−静止画コンバータシステ
    ム。
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