JP2003258995A - Ｓｏ処理システム並びにｓｏ処理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規サービスの追加やＮＥの追加に柔軟に対
応可能で、重複した機能を省いた効率的な処理群による
処理フローの適用による生産性の向上を実現するＳＯ処
理システム並びにＳＯ処理方法を提供すること。 【解決手段】 上位のＳＯ投入装置または端末装置か
ら、顧客を特定するためのキー情報とサービス情報から
構成されるＳＯデータを上位インタフェース１１が受信
すると、このサービス情報を解析して予め登録されてい
る起動すべき処理フロー１２を特定し、ＳＯデータをパ
ラメータとして対象処理フロー１２を起動する。ＳＯデ
ータを受け付ける上位インタフェース１１のＳＯ種別と
して登録，変更，利用停止，利用停止解除，解約の５種
類を定義することにより、全てのサービスを包含可能と
なり、上位インタフェース１１は運用後のサービス追加
や修正時にも影響を受けることなく動作可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ＳＯ処理システム
並びにＳＯ処理方法に関し、より具体的には、ＩＰ−Ｎ
Ｗ、すなわち、インターネット・プロトコルを用いるネ
ットワーク上で展開する多種多様なサービスを顧客へ提
供するために、ＩＰ−ＮＷを構成するＮＥ（ネットワー
ク・エレメント）に対してコマンドを投入することによ
りＳＯ（サービスオーダ）データの設定を行うＳＯ作業
の自動化において、自動化の対象となる処理フローがサ
ービスごとに分類された場合でも、上記ＳＯデータを受
け付ける上位インタフェース部分と、前記ＮＥへのコマ
ンド配信／メッセージ受信機能部との電文内容や形式を
規定することにより、サービスの追加や削除等による影
響を最小限に抑え、メンテナンス性や生産性を向上させ
得るようにしたＳＯ処理システム並びにＳＯ処理方法に
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来技術のモデルとなるＳＯ処理を、図
１０に示す。従来のＳＯ処理では、サービスを提供する
ために必要となる、処理方式の異なるサービスごとに分
類されたサービス解析機能や配信データ作成機能，ＳＯ
データ配信機能，確認試験機能等の機能群から構成され
る処理フロー１２ａと、ＮＥが具備するサービス処理機
能や顧客の収容情報と、複数のＮＥによって構成される
物理的なＮＷ構成情報と、サービスごとに異なる論理的
なＮＷ情報を格納し（図２参照）、ＳＯ処理が進捗する
過程で逐次読み出しや更新が可能なＮＥ構成管理情報Ｄ
Ｂ１４ａと、ＮＥごとのコマンド投入処理と、ＮＥから
のメッセージ受信処理を、収容するＮＥに対応する適切
の電文形式に変換してＮＥに対して実際のコマンド発行
およびメッセージ受信を制御するＮＥ通信機能から構成
されていた。

【０００３】従来のＳＯ処理では、まず、制御端末等か
ら、サービス提供に必要となる処理フローに対して、各
処理フローが意識する必要のあるパラメータを設定して
起動命令を出していた。このため、サービス追加や削除
に伴う処理フローの更新時には、処理フローの起動命令
となるパラメータにも修正が発生する頻度が高く、処理
矛盾の発生要因の１つとなっていた。同様に、ＮＥ通信
機能もＮＥごとに存在しており（ＮＥ通信機能ａ，ＮＥ
通信機能ｂ，ＮＥ通信機能ｃ，・・・・）、ＮＥ種別やサー
ビス種別の追加，削除が行われた場合における処理フロ
ーの更新も必要となり、メンテナンス性や生産性を劣化
させていた。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ＩＰ−ＮＷが提供する
様々なサービスは、設定用のインタフェースを持つ複数
のＮＥにより構成される。そのサービス，設定インタフ
ェース，設定方法は頻繁に変更されているのが現状であ
り、前述した従来の技術では、 ：処理フローごとの起動形式が必要となり、サービス
の修正や削除に伴うパラメータの変更により起動命令形
式も変更が必要となる点、 ：ＮＥごとのコマンド投入、メッセージ受信機能が必
要となり、コマンド形式やメッセージ形式の修正に伴う
処理フローのコマンド設定機能も修正が必要となる点、 ：処理フローごとに独立した機能構成とすることによ
る生産性のボトルネックがある点 等の問題点があった。

【０００５】本発明の目的は、従来の技術における上述
のような問題を解消し、新規サービスの追加やＮＥの追
加に柔軟に対応可能で、重複した機能を省いた効率的な
処理群による処理フローの適用による生産性の向上を実
現するＳＯ処理システム並びにＳＯ処理方法を提供する
ことにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るＳＯ処理システム１０は、複数の物理
的なＮＥが接続されてなり、ＳＯデータを受け付け、そ
のＳＯデータを解析することによりサービスを提供する
ために必要な処理フローへの起動指示のパラメータとす
る方式の端末装置並びに他システムとの上位インタフェ
ース１１と、ＮＥが具備するサービス処理機能や顧客の
収容情報と、複数のＮＥによって構成される物理的なＮ
Ｗ構成情報と、サービスごとに異なる論理的なＮＷ情報
を格納し、ＳＯ処理が進捗する過程で逐次読み出しや更
新が可能なＮＥ構成管理情報ＤＢ１４と、ＳＯデータ
を、ＮＥ構成管理情報ＤＢを参照して前記ＮＥへの配信
対象データに変換するパラメータ解析機能，変換したパ
ラメータを投入対象ＮＥごとにまとめる配信データ作成
機能，ＮＥ通信機能に対してＮＥごとのパラメータを送
信するＳＯデータ配信機能，提供したサービスの正常性
を確認する確認試験機能等の各機能群から構成される、
サービスごとに定義された処理フロー１２と、前記処理
フローと前記複数のＮＥとの間のデータの送受信を制御
するＮＥ通信機能１３とを有するＳＯ処理システムであ
って、前記上位インタフェースを起動する命令を、顧客
が要望するサービスを定義された５つのサービス種別
（登録、変更、利用停止、利用停止解除、解約）のいず
れかにマッピングするように構成したことを特徴とする
（図１参照）。

【０００７】また、本発明に係るＳＯ処理システムにお
いては、上記構成に加えて、前記処理フロー群１２を、
全ＮＥに共通の機能を扱う共通機能処理フロー１２１
と、各ＮＥごとに異なる機能を扱う個別機能処理フロー
（１２２〜１２４）とから構成したことを特徴とする。
また、上記構成に加えて、前記ＮＥ通信機能１３を、前
記処理フロー１２が送受信するＮＥとのデータの種別を
規定したＮＥへのデータ配信処理の雛型と、ＮＥからの
メッセージ受信処理の雛型へ挿入されたデータ形式のみ
に抽象化するように構成したことを特徴とする。

【０００８】一方、本発明に係るＳＯ処理方法は、複数
の物理的なＮＥが接続されてなり、ＳＯデータを受け付
け、そのＳＯデータを解析することによりサービスを提
供するために必要な処理フローへの起動指示のパラメー
タとする方式の端末装置並びに他システムとの上位イン
タフェースと、ＳＯデータを前記ＮＥへの配信対象デー
タに変換するパラメータ解析機能，変換したパラメータ
を投入対象ＮＥごとにまとめる配信データ作成機能，Ｎ
Ｅ通信機能に対してＮＥごとのパラメータを送信するＳ
Ｏデータ配信機能，提供したサービスの正常性を確認す
る確認試験機能等の各機能群から構成される、サービス
ごとに定義された処理フローと、ＮＥが具備するサービ
ス処理機能や顧客の収容情報と、複数のＮＥによって構
成される物理的なＮＷ構成情報と、サービスごとに異な
る論理的なＮＷ情報を格納し、ＳＯ処理が進捗する過程
で逐次読み出しや更新が可能なＮＥ構成管理情報ＤＢ
と、前記処理フローと前記複数のＮＥとの間のデータの
送受信を制御するＮＥ通信機能とを有するＳＯ処理シス
テムにおけるＳＯ処理方法であって、顧客が要望するサ
ービスを定義された５つのサービス種別（登録、変更、
利用停止、利用停止解除、解約）のいずれかにマッピン
グするように構成された起動する命令により前記上位イ
ンタフェースを起動し、この上位インタフェースは、指
定された、共通の機能を扱う共通機能処理フローと、各
ＮＥごとに異なる機能を扱う個別機能処理フローとを起
動して、前記処理フローは所定の処理を行った結果を前
記ＮＥ通信機能に送り、このＮＥ通信機能によりデータ
の種別を規定した各ＮＥへのデータ配信処理の雛型と、
各ＮＥからのメッセージ受信処理の雛型へ挿入されたデ
ータ形式のみに抽象化して、各ＮＥとの通信を行うこと
を特徴とする。

【０００９】本発明においては、上位のＳＯ投入装置ま
たは端末装置から、顧客を特定するためのキー情報（電
話番号やＥ.１６４番号等）とサービス情報から構成さ
れるＳＯデータを上位インタフェースが受信すると、こ
のサービス情報を解析して予め登録されている起動すべ
き処理フローを特定し、ＳＯデータをパラメータとして
対象処理フローを起動する。ここで、ＳＯデータを受け
付ける上位インタフェースのＳＯ種別は登録，変更，利
用停止，利用停止解除，解約の５種類を定義することに
より、全てのサービスを包含可能となり、上位インタフ
ェースは運用後のサービス追加や修正時にも影響を受け
ることなく動作可能となる。

【００１０】処理フローが実行する機能は各処理フロー
に依存しているが、本発明においては、処理フローを設
計する段階で機能の詳細化を行い、複数の処理フローに
使用される機能は共通機能として定義する。処理フロー
が進行する中で、共通機能が必要になった場合には共通
機能を呼び出し、実行する命令を行うことにより、１つ
の機能を複数の異なる処理フローが使用可能となる。す
なわち、サービスごとの処理が有する機能群から各サー
ビスに共通な処理を洗い出し、命令形式や応答形式を同
一化した共有される機能として定義することにより、複
数の異なる処理から使用が可能となる（図３）ため、複
数の処理が存在する場合でも共通機能の作成作業は１箇
所であるため効率的な生産性が実現され、共通機能の機
能追加も１箇所で済むことから、メンテナンス性の向上
も図ることが可能である。

【００１１】ＮＥ通信機能では、処理フローからＳＯデ
ータと投入対象ＮＥをパラメータとしたコマンド投入要
求を受けると、投入対象ＮＥ情報から当該ＮＥとの間に
ある通信規約および電文形式を参照し、ＳＯデータをそ
れらの規約や形式に準拠するように変換した上で、実際
のコマンド投入をＮＥに対して実行する。コマンドを実
行したＮＥからは実行結果が返信されてくるので、ＮＥ
通信機能ではその結果をＯＫもしくはＮＧという抽象化
した形式で処理フローに送信する。処理フローでは、コ
マンドの結果に依存して、ＯＫの場合は次の機能となる
確認試験を実行し、その結果も良好であれば、ＳＯデー
タ投入正常修了を上位インタフェースに返信する。ＮＧ
を受けた場合には、直ちに上位インタフェースに通知を
行う。

【００１２】すなわち、本発明においては、収容する各
ＮＥに依存した通信規約や電文形式をＮＥ通信機能が隠
蔽し、ＮＥ通信機能が処理に提供する電文形式は統一さ
れた抽象的な形式（雛型）のみとすることにより、ＮＥ
通信機能は１箇所であるため効率的な生産性が実現さ
れ、ＮＥ通信機能の機能追加も１箇所で済むことから、
メンテナンス性の向上を図るとともにＮＥのマルチベン
ダ化にも処理の影響範囲が極小化されるという効果が得
られる。

【００１３】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す好適実施例に基づいて、詳細に説明する。

【００１４】提案するフレームワークを適用した実施形
態を、図４に示す。図４中、２０は制御端末、２２はＳ
Ｏ管理上位装置を示している。また、符号１１〜１４
は、図１に示したと同じ構成要素を示している。ここ
で、制御端末２０には、ＧＵＩから投入されたＳＯデー
タを上位インタフェース１１に送信し、上位インタフェ
ース１１を介して処理フロー１２の起動命令を通知する
データ投入機能と、上位インタフェース１１からのメッ
セージをＧＵＩに表示し、保守者にリアクションを促す
メッセージ表示機能が存在する。

【００１５】また、ＳＯ管理上位装置２２には、収容し
ている顧客に関するデータを管理するとともに、必要に
応じてこのデータを参照して、顧客からの遠隔操作や保
守者によるサービス要求に対応してＳＯデータを作成
し、上位インタフェース１１を介して処理フロー１２の
起動命令を通知するデータ管理機能と、上位インタフェ
ースからのメッセージを解析して、管理するデータを更
新するデータ／メッセージ編集機能が存在する。

【００１６】ここでは、上位インタフェース１１は、定
義された５種類のサービス種別（登録，変更，利用停
止，利用停止解除，解約）のいずれかにマッピングされ
たＳＯデータを受信すると、ＳＯデータの内容を解析し
て、サービスを提供するために必要な処理フローを検索
し、ＳＯデータをパラメータとして対象となる処理フロ
ー１２を起動する機能を有する。処理フロー１２では、
起動された場合、記述された手続きに従って具備してい
る機能を実行していく。

【００１７】処理フロー１２の詳細な機能は、各処理フ
ローそれぞれに依存しているが、いずれも、ＳＯデータ
の解析およびＮＥ構成管理情報ＤＢ１４の参照による投
入対象ＮＥの検出やパラメータの編集，ＳＯ配信命令や
確認試験等から構成されている。また、ＮＥ通信機能１
３は、処理フロー１２から投入対象ＮＥとＳＯデータを
パラメータとしたＳＯ配信指示を受けた場合、投入対象
ＮＥから具備する通信規約や電文形式を抽出し、ＳＯデ
ータをそれらに準拠するように変換した上で、コマンド
投入を実施する機能を有する。

【００１８】さらに、ＮＥ通信機能１３は、ＮＥがコマ
ンドの実行結果を返信すると、ＯＫまたはＮＧの形式に
変換して、処理フロー１２に通知する機能を有する。ま
た、これに対応して、処理フロー１２では、ＯＫの場合
には次の機能を実行し、ＮＧの場合は上位インタフェー
スを介してＳＯの投入元にこの旨を送信する機能を有す
る。

【００１９】以下に、より具体的な実施例を示す。な
お、図５は、ＮＥ構成管理情報ＤＢ１４の内容の一例を
示す図であり、ここでは、各ＮＥに収容されているユー
ザの電話番号が保持されている。また、以下の説明は、
図６〜図９に示す動作フローチャートに従って行う。こ
こで、図６は制御端末→上位インタフェース（Ｉ／Ｆ）
１１までの動作、図７は処理フロー１２における動作、
図８はＮＥ通信機能１３←→各ＮＥでの動作、図９はＮ
Ｅ通信機能１３→処理フロー１２→上位Ｉ／Ｆ１１→制
御端末での動作を、それぞれ示しており、全体として、
一連の動作を説明するものである。

【００２０】ここでは、制御端末からＶｏＩＰ（音声信
号ＩＰ）を希望する新規の顧客データに対する開通要求
が投入された場合を例に挙げる。制御端末から投入され
たオーダーは、「登録」オーダーとして上位インタフェ
ース１１に通知される（図６のステップ３１，３２）。
上位インタフェース１１では、サービス内容から、起動
対象であるＩＰ−ＳＯとＶｏＩＰの処理フロー１２２と
１２３を、ＳＯデータをパラメータとして起動命令を行
う（図６のステップ４１〜４４）。

【００２１】この命令を受信したそれぞれの処理フロー
１２では、ＳＯデータをキーにＮＥ構成管理情報ＤＢ１
４を検索することにより、ＳＯデータの配信対象となる
ＮＥを検索する（図７のステップ５１〜５２）。次に、
投入対象ＮＥごとの配信データを作成し、ＮＥ通信機能
に投入対象ＮＥと配信データをパラメータとしたＳＯ配
信要求を送信する。この際、それぞれの処理フロー１２
では、共通機能であるか否かを判定して、それぞれに対
応する処理フローを起動して、効率的な処理を行う（図
７のステップ５３〜５７）。

【００２２】ＳＯ配信要求を受信したＮＥ通信機能１３
では、投入対象ＮＥから実装している通信規約や電文形
式を参照して、配信データをそれに準拠した形式に変換
した後、ＮＥにコマンド投入を実施する（図８のステッ
プ６１〜６４）。ＮＥは受信したコマンドを処理し、そ
のコマンドの実行結果をＯＫまたはＮＧというような抽
象的な応答電文でＮＥ通信機能１３に返信する（図８の
ステップ６５〜６８）。ＮＥ通信機能１３は、これをさ
らに処理フロー１２に返却する。

【００２３】処理フロー１２では、ＮＧの場合は即座に
上位インタフェース１１を介して制御端末に通知を行
い、保守者に通知する。また、ＯＫの場合には次の機能
を実行し、処理フロー１２に存在する一連の機能が終了
した時点で、上位インタフェース１１を介して制御端末
に通知を行い、保守者に通知する（図９のステップ７１
〜７８）。

【００２４】このように、抽象化された上位インタフェ
ースやＮＥ通信機能を適用することにより、サービスの
追加や削除に伴ってサービスを実現する処理フローが更
新された場合で、ＮＥの新設や削減による新たな通信規
約や電文形式が発生した場合にも、上位インタフェース
１１と処理フロー１２とＮＥ通信機能１３は、互いの影
響を極小化することが可能となる。さらに、処理フロー
１２の設計時には、構成する機能を共有化することによ
り、生産性およびメンテナンス性を向上させることが可
能となる。

【００２５】なお、上記実施例は本発明の一例を示すも
のであり、本発明はこれに限定されるべきものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜の変更・改
良を行ってもよいことはいうまでもない。

【００２６】

【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、新規サービスの追加やＮＥの追加に柔軟に対応
可能で、重複した機能を省いた効率的な処理群による処
理フローの適用による生産性の向上を実現するＳＯ処理
システム並びにＳＯ処理方法を実現することができると
いう顕著な効果を奏するものである。

【００２７】より具体的には、様々なＮＷ機器が混在す
る大規模ＩＰ−ＮＷにおいて、多種多様なサービスを提
供する自動化されたＳＯ投入処理に対して、抽象化され
た上位インタフェースやＮＥ通信機能を適用することに
より、サービスの追加や削除に伴ってサービスを実現す
る処理フローが更新された場合で、ＮＥの新設や削減に
よる新たな通信規約や電文形式が発生した場合にも、上
位インタフェースと処理フローとＮＥ通信機能は、お互
いの影響を極小化可能となる。さらに処理フローの設計
時には、構成する機能を共有化することにより、生産性
およびメンテナンス性を向上させることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るＳＯ処理システムの構成を示す説
明図である。

【図２】サービスごとに異なる論理的なＮＷ情報を示す
説明図である。

【図３】各サービスに共通な処理の例を示す説明図であ
る。

【図４】本発明の一実施例に係るＳＯ処理システムの構
成を示す説明図である。

【図５】実施例に係るＮＥ構成管理情報ＤＢの内容の一
例を示す図である。

【図６】実施例の動作を説明する動作フローチャート
（その１）である。

【図７】実施例の動作を説明する動作フローチャート
（その２）である。

【図８】実施例の動作を説明する動作フローチャート
（その３）である。

【図９】実施例の動作を説明する動作フローチャート
（その４）である。

【図１０】従来技術のモデルとなるＳＯ処理を示す模式
図である。

【符号の説明】

１０ ＳＯ処理システム １１ 上位インタフェース １２ 処理フロー群 １３ ＮＥ通信機能 １４ ＮＥ構成管理情報 ２０ 制御端末 ２２ ＳＯ管理上位装置

フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B085 AA08 AC03 BA07 BG02 BG04 BG07 CA02 CA04 CC01 CC11 5K024 AA00 5K026 BB04 FF01 GG28 5K051 AA09 EE01 KK01

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の物理的なＮＥが接続されてなり、 ＳＯデータを受け付け、そのＳＯデータを解析すること
   によりサービスを提供するために必要な処理フローへの
   起動指示のパラメータとする方式の端末装置並びに他シ
   ステムとの上位インタフェースと、 ＮＥが具備するサービス処理機能や顧客の収容情報と、
   複数のＮＥによって構成される物理的なＮＷ構成情報
   と、サービスごとに異なる論理的なＮＷ情報を格納し、
   ＳＯ処理が進捗する過程で逐次読み出しや更新が可能な
   ＮＥ構成管理情報ＤＢと、 ＳＯデータを、ＮＥ構成管理情報ＤＢを参照して前記Ｎ
   Ｅへの配信対象データに変換するパラメータ解析機能，
   変換したパラメータを投入対象ＮＥごとにまとめる配信
   データ作成機能，ＮＥ通信機能に対してＮＥごとのパラ
   メータを送信するＳＯデータ配信機能，提供したサービ
   スの正常性を確認する確認試験機能等の各機能群から構
   成される、サービスごとに定義された処理フローと、 前記処理フローと前記複数のＮＥとの間のデータの送受
   信を制御するＮＥ通信機能とを有するＳＯ処理システム
   であって、 前記上位インタフェースを起動する命令を、顧客が要望
   するサービスを定義された５つのサービス種別（登録、
   変更、利用停止、利用停止解除、解約）のいずれかにマ
   ッピングするように構成したことを特徴とするＳＯ処理
   システム。
2. 【請求項２】 前記構成に加えて、 前記処理フロー群を、全ＮＥに共通の機能を扱う共通機
   能処理フローと、各ＮＥごとに異なる機能を扱う個別機
   能処理フローとから構成したことを特徴とする請求項１
   に記載のＳＯ処理システム。
3. 【請求項３】 前記構成に加えて、 前記ＮＥ通信機能を、前記処理フローが送受信するＮＥ
   とのデータの種別を規定したＮＥへのデータ配信処理の
   雛型と、ＮＥからのメッセージ受信処理の雛型へ挿入さ
   れたデータ形式のみに抽象化するように構成したことを
   特徴とする請求項２に記載のＳＯ処理システム。
4. 【請求項４】 複数の物理的なＮＥが接続されてなり、 ＳＯデータを受け付け、そのＳＯデータを解析すること
   によりサービスを提供するために必要な処理フローへの
   起動指示のパラメータとする方式の端末装置並びに他シ
   ステムとの上位インタフェースと、 ＳＯデータを前記ＮＥへの配信対象データに変換するパ
   ラメータ解析機能，変換したパラメータを投入対象ＮＥ
   ごとにまとめる配信データ作成機能，ＮＥ通信機能に対
   してＮＥごとのパラメータを送信するＳＯデータ配信機
   能，提供したサービスの正常性を確認する確認試験機能
   等の各機能群から構成される、サービスごとに定義され
   た処理フローと、 ＮＥが具備するサービス処理機能や顧客の収容情報と、
   複数のＮＥによって構成される物理的なＮＷ構成情報
   と、サービスごとに異なる論理的なＮＷ情報を格納し、
   ＳＯ処理が進捗する過程で逐次読み出しや更新が可能な
   ＮＥ構成管理情報ＤＢと、 前記処理フローと前記複数のＮＥとの間のデータの送受
   信を制御するＮＥ通信機能とを有するＳＯ処理システム
   におけるＳＯ処理方法であって、 顧客が要望するサービスを定義された５つのサービス種
   別（登録、変更、利用停止、利用停止解除、解約）のい
   ずれかにマッピングするように構成された起動する命令
   により前記上位インタフェースを起動し、 この上位インタフェースは、指定された、共通の機能を
   扱う共通機能処理フローと、各ＮＥごとに異なる機能を
   扱う個別機能処理フローとを起動して、 前記処理フローは所定の処理を行った結果を前記ＮＥ通
   信機能に送り、 このＮＥ通信機能によりデータの種別を規定した各ＮＥ
   へのデータ配信処理の雛型と、各ＮＥからのメッセージ
   受信処理の雛型へ挿入されたデータ形式のみに抽象化し
   て、各ＮＥとの通信を行うことを特徴とするＳＯ処理方
   法。