JP2003257231A - 埋め込み形照明器具 - Google Patents

埋め込み形照明器具

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JP2003257231A
JP2003257231A JP2002054974A JP2002054974A JP2003257231A JP 2003257231 A JP2003257231 A JP 2003257231A JP 2002054974 A JP2002054974 A JP 2002054974A JP 2002054974 A JP2002054974 A JP 2002054974A JP 2003257231 A JP2003257231 A JP 2003257231A
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light control
control body
frame
mounting frame
light
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JP2002054974A
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English (en)
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Homare Takai
誉 高井
Masao Igawa
正夫 井川
Kenji Igarashi
賢治 五十嵐
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 器具収まり状態および制光体の着脱操作性を
向上できる安価な天井埋め込み形照明器具を提供するこ
とにある。 【解決手段】 ランプソケット7に支持されるランプ3
を、一面に四角形の光照射用開口を有した器具本体2に
内蔵する。器具本体2に合成樹脂製の制光体取付け枠4
を固定する。この取付け枠4は、天井6に開けた器具設
置孔6の孔縁6aを覆う孔縁カバー部11bを一体に有
して四角枠形に形成されている。制光体取付け枠4に取
付けられる制光体5は、制光体取付け枠4に着脱可能に
引掛けられる枠係合部23bを有した複数の板ばね23
を備える。単なる押し込みのワンタッチ操作で制光体5
を、その各板ばね23を介して制光体取付け枠4に取付
けられるようにして、Vばねを省略したことを特徴とし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、例えば天井など
に埋め込んで設置される埋め込み形照明器具に係り、特
に、器具本体の光照射用開口に制光体を配置して用いら
れる埋め込み形照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】 制光体付きの天井埋め込み形照明器具
は、ランプ及び点灯装置を内蔵しかつ下面が開口された
金属製の器具本体と、この本体の下面開口部に取外し可
能に配置される制光体とを備えている。制光体は、四角
枠形をなす金属製の制光体枠と、この枠の内側に設けら
れたルーバや光拡散性の制光カバー等の制光要素とを備
えている。制光体は、その互いに平行な2個の枠材に夫
々取付けたVばねを、これらVばねに対応して器具本体
の両側壁内面に夫々設けたばね係合金具に係合させて、
器具本体に取付けられている。
【0003】制光体の取付けは、Vばねを手ですぼめて
ばね係合金具に挿入して係合させた後に、制光体ととも
にVばねを押上げることによりなされる。この取付けに
伴って、Vばねが自らの弾性力で開かれるので、器具本
体に取付けられた制光体には、Vばねによる引き上げ力
が作用する。この引き上げ力によって、器具本体が埋め
込まれた天井の器具設置孔の孔縁に、制光体枠が有する
孔縁カバー部が接触させるようになっている。
【0004】ランプ交換などのメンテナンスのために制
光体を取外す作業は、制光体を引き下げた後、これに伴
って制光体枠と天井との間に作られる間隙に手を差し入
れ、各Vばねを、その弾性力に抗してすぼめてばね係合
金具から外すことにより、行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 従来、器具設置壁例
えば天井への器具収まり状態は、前記のように制光体の
孔縁カバー部を天井の器具設置孔の孔縁に接触させるこ
とで行なっている。しかし、孔縁カバー部を有する制光
体枠が金属製であるため、この孔縁カバー部と天井との
間に隙間を生じ易く、器具収まり状態が良くないことが
多々ある。
【0006】なぜなら、Vばねによる制光体の引き上げ
力は、孔縁カバー部を有する金属製の制光体枠に対する
Vばねの取付け部に集中するので、この集中荷重に耐え
る枠強度を制光体枠が必要とする。そのため、制光体枠
の材厚等は厚く、この枠の剛性が高くなっていることか
ら、金属製の孔縁カバー部の変形は容易ではない。そし
て、天井は正確な平坦ではなく多少の傾きや波を打って
いたりすることが一般的である。したがって、剛性が高
い金属製孔縁カバー部の天井への追従性が低く、天井面
になじむように変形することが難しいので、結果的に孔
縁カバー部と天井との間に隙間を生じ易いものである。
【0007】この問題は、Vばねのばね力を強くするこ
とである程度改善できる。この場合、Vばねを手ですぼ
めるのに強い操作力が必要となる。そのため、器具本体
に制光体を着脱する操作性が低下するとともに、Vばね
が開放された瞬間の反発力が強いので、着脱操作の際に
Vばねで怪我をする恐れが高まる。よって、好ましい対
策とは言えない。
【0008】又、高い剛性を有した金属製の制光体枠
は、必然的に大きな重量があるので、器具本体への既述
の着脱操作性を損ない易く、大形になるほど著しくな
る。さらに、制光体の器具本体への取付けにおいては、
器具本体内のばね係合部に、制光体側のVばねを位置合
わせしなければならないが、ばね係合部の位置を確認す
ることは、器具本体が器具設置孔に埋め込まれた状態に
あることと相俟って、取付けようとする制光体自体が邪
魔となるので容易ではない。したがって、制光体を器具
本体に取付けるための作業性も良くない。
【0009】しかも、前記のように高い剛性を有する制
光体枠は、複雑な板金加工と溶接とを施して組立てた後
に、塗装して仕上げられるので、コスト高である。
【0010】本発明が解決しようとする課題は、器具収
まり状態および制光体の着脱操作性を向上できる安価な
埋め込み形照明器具を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】 前記課題を解決するた
めに、本発明は、一面に光照射用開口を有し、かつ、ラ
ンプソケットが固定された器具本体と、前記ランプソケ
ットに支持して前記器具本体に内蔵されるランプと、器
具設置孔の孔縁を覆う孔縁カバー部を一体に有して前記
開口の内周に沿って前記器具本体に固定された合成樹脂
製の制光体取付け枠と、この取付け枠に着脱可能に引掛
けられる枠係合部を有した複数の板ばねを備えて前記制
光体取付け枠に取付けられる制光体と、を具備したこと
を特徴とする。
【0012】本発明において、制光体取付け枠を形成す
る合成樹脂には弾性変形が容易な熱可塑性樹脂を好適に
使用できるとともに、この取付け枠は、一体成形された
ものであってもよく、或いは複数の枠材を連結して形成
されたものであってもよい。又、本発明において、器具
本体と制光体取付け枠との連結は、ねじ止め、接着剤を
用いた接着、爪係合、又はこれらの併用等により適宜実
施できる。又、本発明において、制光体には、制光要素
としての格子状をなすバッフルの周部に複数の板ばねを
取付けて形成され、したがって制光体枠を備えない構成
の制光体、或いは、制光要素としての光拡散性制光カバ
ーを制光体枠に支持し、この制光体枠に複数の板ばねを
取付けて形成され、したがって制光体枠を備えた構成の
制光体を用いることもできる。なお、後者の制光体の場
合、その制光体枠は、合成樹脂製又は金属体製を主体と
して形成できる。又、本発明の埋め込み形照明器具は、
器具設置部に器具本体を埋め込んで取付けられるもので
あるので、天井埋め込み形の照明器具には制約されな
い。
【0013】本発明においては、孔縁カバー部が一体形
成された制光体取付け枠を固定した器具本体を、器具設
置部に埋め込み固定するに伴って、器具設置孔の孔縁を
孔縁カバー部で覆うことができ、この場合、合成樹脂製
の孔縁カバー部は前記孔縁に沿ってなじむように容易に
変形できる。そして、制光体を制光体取付け枠に押付け
ることに伴い、制光体に設けられた複数の板ばねの枠係
合部が制光体取付け枠に引掛って、制光体取付け枠に制
光体が取付けられる。この逆に、制光体を制光体取付け
枠から離脱する方向に引くことに伴い、複数の板ばねの
枠係合部と制光体取付け枠との引掛りが外されて、制光
体取付け枠から制光体を取外すことができる。そのた
め、Vばねを使用しないで、制光体を着脱できる。
【0014】本発明の好ましい形態では、前記制光体取
付け枠を、複数の枠材を組合わせて形成している。この
形態では、制光体取付け枠を、枠形形状のままの姿に成
形したり、枠形形状のままの姿で輸送する必要がないの
で、成形性が良くなるとともに、輸送荷姿を小さくでき
る。
【0015】更に、本発明の好ましい形態では、前記制
光体は、前記制光体取付け枠の下面と略面一になるよう
に設けられる制光体枠を有し、この制光体枠を合成樹脂
としてい。この形態では、制光体を軽量化できるととも
に、溶接や塗装なども要しないの。で、更に取扱いを容
易となり、かつ、安価な照明器具を提供できる。
【0016】更に又、本発明の好ましい形態では、前記
制光体取付け枠の内側壁には係合部が設けられており、
前記制光体の板ばねの先端部に前記係合部と係合する被
係合部が設けられている。この形態では、係合部と被係
合部とが係合することにより、制光体を制光体取付け枠
に仮止めできる。
【0017】
【発明の実施の形態】 以下、図1〜図6に示す本発明
の第1実施形態を説明する。
【0018】本実施形態は器具設置部例えば天井に埋め
込み設置される埋め込み形照明器具1を例示するもので
あって、この照明器具1は、図1〜図3に示すように器
具本体2、ランプ3、制光体取付け枠4、及び制光体5
等を備えている。器具本体2と制光体取付け枠4とは、
一体化されて、照明器具1の器具埋め込み部9を構成す
る。なお、図2〜図4中符号6は器具設置部である天井
を示し、同図中符号6aは天井6に開けられた器具設置
孔を示し、同図中符6bは器具設置孔6aを規定する孔
縁を示している。
【0019】金属製の器具本体2は、前後左右の各側壁
2aとこれらに連なる奥壁2bとにより、一面である下
面を四角に開口した四角い箱状をなし、各側壁2aの前
記開口側の縁部2cは、夫々外方に折り曲げられてい
る。器具埋め込み部9は、器具本体2の縁部2cが天井
6の孔縁6cに引っ掛るまで器具設置孔6aに挿入され
て、天井6に埋め込み設置される。この設置において
は、前記挿入に伴って奥壁2bの取付け孔2d(図1に
示す)に通された天井裏の図示しない吊りボルトに、器
具本体2の内側から図示しないナットが螺合して締め付
けられる。
【0020】器具本体2には、ランプソケット7、この
ソケット7に着脱可能に支持されるランプ3、及びこの
ランプ3を点灯させる電子安定器等の点灯装置8が内蔵
されている。ランプソケット7には例えば片口金形ラン
プ用のものが使用されていて、このソケット7は一つの
側壁2aの内面に固定されている。ランプ3には、U字
形のバルブを有する片口金形放電灯としての片口金形蛍
光ランプが使用されている。ランプ3は、その口金部3
aをランプソケット7に接続するとともに、前記バルブ
の先端部を奥壁2b内面に取付けた図示しないランプホ
ルダに支持して取付けられていて、器具本体2の前記開
口に対向して配置されている。したがって、器具本体2
の前記開口は光照射用開口として用いられる。点灯装置
8は側壁2aの内面に固定されている。
【0021】制光体取付け枠4は、紫外線に強い合成樹
脂、好ましくは弾性変形が容易な熱可塑性合成樹脂で成
形された複数例えば4個の枠材11を四角枠形に組立て
て形成されている。各枠材11は押し出し成形された合
成樹脂製品である。そのため、各枠材11の夫々の断面
は同一である。各枠材11の両端部は、いずれも図5で
代表して示すように45度の角度で斜めに形成されてい
る。
【0022】各枠材11は、幅狭な中空部11dを有し
た主部11aと、この主部11aの一端から外側に一体
に張出した孔縁カバー部11bとを備え、主部11aの
一端部には窪み部11cが設けられている。隣接する枠
材11同士はその45度の端部斜面同士を合わせて連結
されており、この連結は、図5に示すようにL形をなす
連結金具12の一辺12aを一方の枠材11の中空部1
1dに圧入するとともに、連結金具12の他片12bを
他方の枠材11の中空部11dに圧入してなされてい
る。なお、図示しないが、連結金具12にねじ孔を設
け、このねじ孔に主部11aに通される図示しないねじ
を螺合させて、隣接する枠材同士の連結をより確実にす
る構成を採用してもよい。
【0023】前記のように各枠材11を押出し成形品と
することは、同じ押出し成形型で得た押出し型材を、適
当な長さに切断して各枠材11を得るので、製造設備が
共通化され、金型費等が削減される。そのため、制光体
取付け枠4を射出成形で一体成形したり、金属製とする
場合に比較して、各枠材11のコスト、ひいては制光体
取付け枠4のコストを低減できる。それだけではなく、
前記押出し型材を切断する長さを異ならせることによっ
て、縦横寸法が異なる種々の大きさの制光体取付け枠4
とする場合に容易かつ安価に適合できる点でも優れてい
る。
【0024】前記構成の制光体取付け枠4は、器具本体
2の開口の内周に沿って主部11aを挿入して器具本体
2と組合わされ、図5で代表して示すように、器具本体
2の側壁2aに外側から挿通されるねじ13を、主部1
1aのねじ受け孔14に螺合することにより、図2〜図
4に示すように器具本体2に固定されている。この場
合、前記連結金具12にねじ孔を設けておいて、このね
じ孔に前記ねじ受け孔14を通ったねじ13を螺合する
ことによって固定強度をより高めてもよい。
【0025】器具本体2内への制光体取付け枠4の挿入
は、器具本体2の縁部2cに制光体取付け枠4の孔縁カ
バー部11bが当たることによって規制される。したが
って、縁部2cを覆った孔縁カバー部11bは、器具埋
め込み部9の天井6への既述の埋め込み設置によって、
図2〜図4に示すように器具設置孔6aの孔縁6bを覆
うものである。
【0026】図1〜図3等に示すように前記制光体5
は、制光体枠21と、制光カバー22と、複数の板ばね
23とを備えている。
【0027】前記制光体取付け枠4を外枠と位置付けた
場合に、内枠と位置付けられる制光体枠21は、好まし
くは合成樹脂で成形された複数例えば4個の枠材24を
四角枠形に組立てて、前記制光体取付け枠4より一回り
小さく形成されている。各枠材24は押し出し成形され
た合成樹脂製品である。そのため、各枠材24の夫々の
断面は同一である。各枠材24の両端部は、いずれも図
6で代表して示すように45度の角度で斜めに形成され
ている。
【0028】図2〜図4等に示すように各枠材24は、
中空な第1枠部25と、中空な第2枠部26と、これら
の中央部を接続した板状壁部27(図6に示す)と、カ
バー受け部28とを有している。第1枠部25は板状壁
部27の一面側に設けられ、第2枠部26は板状壁部2
7の他面側に設けられている。カバー受け部28は制光
体枠21の内方に突出されている。図1及び図6に示す
ように互いに平行な2個の枠材24の板状壁部27に
は、夫々複数例えば2つの通孔27aが開けられてい
る。
【0029】隣接する枠材24同士はその45度の端部
斜面同士を合わせて連結されている。この連結は、図6
に示すようにL形をなす連結金具29の一辺を一方の枠
材24の第1枠部25に挿入するとともに、連結金具2
9の他片を他方の枠材24の第1枠部25に挿入し、か
つ、第1枠部25に通されるねじ30を連結金具29の
ねじ受け部29aに螺合してなされている。
【0030】前記のように各枠材24を押出し成形品と
することは、同じ押出し成形型で得た押出し型材を、適
当な長さに切断して各枠材24を得るので、製造設備が
共通化され、金型費等が削減される。そのため、制光体
枠21を射出成形で一体成形したり、金属製とする場合
に比較して、各枠材24のコスト、ひいては制光体枠2
1のコストを低減できる。それだけではなく、前記押出
し型材を切断する長さを異ならせることによって、縦横
寸法が異なる種々の大きさの制光体枠21とする場合に
容易かつ安価に適合できる点でも優れている。
【0031】制光カバー22には乳白色の光拡散板が使
用されている。制光カバー22は、その周部を各カバー
受け部28に載せて、制光体枠21に内側開口を覆って
配置されている。制光カバー22は各カバー受け部28
に載っているだけで、格別な固定を施されていない。そ
のため、必要に応じて制光カバー22を各カバー受け部
28に接離する方向に移動させることが可能である。
【0032】図2〜図4等に示すように各カバー受け部
28の先端部は先細に形成されている。この先細形状に
よって、制光カバー22の周部と各カバー受け部28の
先端部との間に楔状の隙間G(図2に示す)が設けられ
ている。前記先細形状とする一例として、各カバー受け
部28の先端部に複数の細かな段部が階段状に形成され
ている。
【0033】前記器具埋め込み部への取付け部品として
機能する板ばね23は、充分な弾性を有する金属例えば
ステンレス板等で形成されている。この板ばね23は、
通孔27aを通って枠材24に固定されている。この固
定は、板ばね23の第1枠部25外面への重なった固定
部23a(図2及び図3に示す)を貫通して連結金具2
9に螺合される前記ねじ30によりなされている。板ば
ね23は、固定部23aの一端から板状壁部27とは反
対側に一体に延出された枠係合部23bと、固定部23
aの他端からカバー受け部28に向けて一体に延出され
たカバー押え23cとから形成されている。
【0034】枠係合部23bは、略くの字形状に成形さ
れていて、制光体取付け枠4の主部11aにこの主部1
1aの内側から着脱可能に引掛けられる。この引掛けの
受け部10(図2及び図3に示す)として主部11aの
内側角部が用いられる。ばね製のカバー押え23cは斜
片部とこの先端から鋭角に折り曲げられた先端片部とを
有して成形されている。このカバー押え23cは、制光
カバー22の周部をその裏側からカバー受け部28に押
し付けている。カバー押え23cは弾性変形可能である
から、カバー受け部28から離れる方向へ強制的に制光
カバー22が押される場合の移動を阻止しない。
【0035】図2及び図3等に示すように枠係合部23
bの根元と固定部23aの一端とは略直角な角部23d
を形成している。角部23dは前記主部11aの奥側の
角部11eに沿って被さり、この角部11eに支持され
ている。同様に、カバー押え23cの根元と固定部23
aの他端とは略直角な角部23eを形成している。角部
23eは主部11aの正面側の角部11gに沿って被さ
り、この角部11gに支持されている。
【0036】前記構成の制光体5を、その第1枠部25
側を先頭にして、制光体取付け枠4の主部11aの内側
開口に押上げる(押し込む)ことにより、図2に示すよ
うに制光体枠21が制光体取付け枠4の内周に沿って配
置され、かつ、各板ばね23の枠係合部23bが主部1
1aのばね受け部10に弾性的に引っ掛って係合する。
それにより、前記器具埋め込み部9に制光体5が取付け
られる。この取付け状態では、制光体5の第2枠部25
は制光体取付け枠4の主部11aに形成されている窪み
部11cに入り込んで、制光体取付け枠4との制光体枠
21及び制光カバー22の正面(下面)が略面一に連な
る。そのため、光照射方向への制光体5の突出が少ない
とともに凹凸が極小であるので、照明器具1の体裁がよ
い。
【0037】ランプ交換や清掃のために、制光体5を器
具本体2側から取外すには、この制光体5に引き出し力
を与えて、各板ばね23の枠係合部23bを、弾性変形
させて主部11aのばね受け部10から外して、引き下
げれば(引き出せば)よい。この場合、図4に示すよう
に、制光カバー22の周部と制光体枠21のカバー受け
部28との間に指を挿し込み、カバー受け部28の裏面
に指を引掛けて制光体5の引き出し操作を行なうことが
できる。この操作において、既述のように隙間Gがある
ので、指を容易にカバー受け部28の裏面に引掛けるこ
とができる。しかも、操作者の指が掛かるカバー受け部
28の先端部裏面は階段状の段部となっていて、指が滑
りにくいので、容易に引き出し操作を行なうことができ
る。
【0038】前記のように制光体5を制光体取付け枠4
に押付けるという単純なワンタッチ操作に伴い、制光体
5の各板ばね23が制光体取付け枠4に引掛って、この
枠4に制光体5を取付けることができる。この逆に、制
光体5を制光体取付け枠4から離脱する方向に引き出す
という単純なワンタッチ操作に伴い、各板ばね23の制
光体取付け枠4への引掛りが外されて、制光体取付け枠
4から制光体5を取外すことができる。そのため、器具
本体2に固定された制光体取付け枠4に対する制光体5
の着脱操作性がよい。
【0039】したがって、Vばねを使用しないで器具本
体2に制光体5を着脱可能な照明器具1とできるととも
に、着脱操作に伴って怪我をする恐れもない。
【0040】各板ばね23は制光体5を器具本体2側に
強く引き寄せる力を制光体5に与えるものではなく、単
なる脱落止めとして機能しているので、制光体5に大き
な強度を要することがない。このことと相俟って、制光
体5には孔縁カバー部に相当する部分がないため、制光
体5を小形かつ軽量にできる。そのため、着脱操作時の
制光体5の取扱いが容易になるだけではなく、制光体5
のコストを低減できる。その上、制光体5の制光体枠2
1の各枠部を金属に比して強度が小さい合成樹脂製とす
ることができ、手間がかかる溶接や、塗装なども要しな
いので、更なるコストダウンが可能であり、安価な構成
の照明器具1とできる。
【0041】前記構成の照明器具1は、器具本体2に取
付けた制光体取付け枠4に一体に成形された孔縁カバー
部11bを、天井6の器具設置孔6aの孔縁6bに接触
させて、この孔縁6bを孔縁カバー部11bで覆い隠し
て設置されるので、孔縁カバー部11bによって天井6
への設置状態の収まりの善し悪し、言いかえれば、設置
状態の体裁の善し悪しが決定される。
【0042】ところで、孔縁カバー部11bは、比較的
変形が容易な合成樹脂製で成形されていて剛性が比較的
低く、このカバー部11bは器具埋め込み部9の天井6
への取付け施工(設置)に伴って孔縁6bに押付けられ
る。そのため、天井6が多少の傾きや波を打っていたり
していても、それに追従して孔縁6bになじむように容
易に変形して、孔縁6bに密着できる。したがって、孔
縁カバー部11bと天井6との間に隙間を生じることを
抑制できることに伴い、器具収まり状態を向上できる。
【0043】しかも、既述のように孔縁カバー部11b
を有する制光体取付け枠4、及び制光体枠21が合成樹
脂製であることにより、これらに任意の色付けをするこ
とができるとともに、押出し成形の際に2色成形するこ
とによって、例えば木目調などのデザインを容易に得る
ことができる。そのため、照明器具1の外観が、白木タ
イプ、オーク材タイプ等天然木材を模した木目調デザイ
ン、又は黒塗り調デザイン等を呈する種々の照明器具1
を製造する場合に有利である。
【0044】又、既述のように制光体5を取付ける上で
強大な力が作用しない制光体取付け枠4は、コスト的に
安価で軽量な合成樹脂で作られているとともに、この取
付け枠4には、組立てコストが掛かる溶接や塗装を要し
ないとともに、合成樹脂製の制光体枠21においても、
同様に係る組立てコストが掛かる溶接や塗装を要しな
い。したがって、これら部材のコストの低減によって、
照明器具1全体のコスト低減及び軽量化を図ることがで
きる。
【0045】前記構成の照明器具1は、その合成樹脂製
の制光体取付け枠4を、4個の枠材11を組合わせて形
成している。そのため、四角枠形の制光体取付け枠4
を、この形状のままの姿に成形する必要がなく、4個の
枠材11を合成樹脂材料から成形すればよいので、成形
性が良くなるに伴い、成形コストを低減できる。しか
も、同様の理由から、輸送においても制光体取付け枠4
を四角枠形の形態で取扱う必要がないので、制光体取付
け枠4を分解して輸送荷姿を小さくできるに伴い、輸送
コストを低減できる。更に、以上のように制光体取付け
枠4を分解して輸送できるので、大型で大重量に耐える
包装材などを要することもなくなるので、この点におい
ても輸送コストを低減できる。
【0046】前記構成の照明器具1では、制光体5が、
制光体取付け枠4の内周に沿って配置される制光体枠2
1を備え、この制光体枠21を同一断面をなした4個の
枠材24を組合わせて形成している。そのため、制光体
取付け枠4を4個の枠材11を組合わせて形成したのと
同様な理由により、成形性が良くなって成形コストを低
減できるとともに、輸送荷姿が小さくなるので輸送コス
トを低減できる。
【0047】前記構成の照明器具1では、制光体5が、
内方に突出するカバー受け部28を有して、制光体取付
け枠4の内周に沿って配置される制光体枠21と、周部
をカバー受け部28に載せて制光体枠21の内側開口を
覆って設けられる光拡散材性の制光カバー22と、制光
体枠21の複数箇所に取付けられた板ばね23とを備
え、制光カバー22の少なくとも周部を、カバー受け部
28の裏側においてこのカバー受け部28に接離する方
向に移動可能に設けている。そのため、既述のようにメ
ンテナンス時等にカバー受け部28を指掛け部として利
用し、この受け部28の裏側に指を掛けて、制光体5を
制光体取付け枠4から容易に引き外すことができる。こ
の場合、既述のようにカバー受け部28の先端部を、制
光カバー22の周部との間に楔状の隙間Gを形成するよ
うに先細に形成したので、カバー受け部28の裏面に指
を掛け易いものである。
【0048】前記構成の照明器具1では、制光体枠21
に、制光カバー22の周部をカバー受け部28に押付け
るばね製のカバー押さえ23cを取付けている。そのた
め、カバー受け部28の裏面に指を掛ける機能を損なう
ことなく、通常時における制光カバー22のがたつきを
防止できる。
【0049】前記構成の照明器具1では、板ばね23
が、制光体取付け枠4に固定される固定部23aと、こ
の固定部23aの一端から一体に延出されて制光体取付
け枠4に着脱可能に引掛けられる枠係合部23bと、固
定部23aの他端から一体に延出されたカバー押え23
cとで形成されている。このようにカバー押え23cと
枠係合部23bとが一体であるため、これらを別々に設
ける必要がなく、部品点数及び組立工数が少なく、コス
トを低減できる。
【0050】前記構成の照明器具1では、枠係合部23
bの根元と固定部23aの一端とがなす角部23dを制
光体枠21の奥側の角部11eに沿わせて支持し、カバ
ー押え23cの根元と固定部23aの他端とがなす角部
23eを、角部11eよりも制光体枠21の正面側に位
置する角部11gに沿わせて支持している。このように
枠係合部23bの根元とカバー押え23cの根元とを、
夫々異なる角部11e、11gに支持させたので、枠係
合部23bの根元とカバー押え23cの一方の動きが他
方に影響することが防止され、一体につながっている枠
係合部23b及びカバー押え23cの機能を夫々独自に
全うさせることができる。
【0051】図6〜図10は本発明の第2実施形態を示
している。この第2実施形態は基本的には第1実施形態
と同様な構成であるので、同様構成部分には第1実施形
態と同じ符号を付して、その構成および作用の説明を省
略し、以下異なる部分について説明する。第2実施形態
は制光体等の構成が第1実施形態とは異なる。
【0052】この第2実施形態において、制光体45
は、前後左右の枠材46〜49を四角枠形に組立てると
ともに、この枠内に制光要素として例えば格子状に組ん
だルーバ50を取付けて形成されている。ルーバ50を
構成する縦横の各部材及び各枠材46〜49は、いずれ
も表面が鏡面となっているアルミニューム薄板で形成さ
れている。
【0053】制光体45は、その左右の枠材46が有す
る外向きに縁部に連結された複数の板ばね51を有して
いる。これらの板ばね51の一端部は前記外向きに縁部
の連結されている。板ばね51は、その他端部(先端
部)に合成樹脂製の制光体取付け枠4のばね受け部10
に着脱可能に引掛けられる略V字状の枠係合部51a
と、後述の溝条52に係合可能な係合部例えば枠係合部
51aの先端から前記V字の頂点側に折り返されて枠係
合部51aの一辺とともに略U字形状を形成する先端折
り曲げ片51bとを有している。先端折り曲げ片51b
は前記V字の頂点より約2mm程度突出している。
【0054】図9等に示すように制光体取付け枠4を形
成する枠材11の内側壁は、枠材11の厚み方向中間部
例えば厚み方向略中央部に先端折り曲げ片51bの突出
端が引っ掛り得る係合部として例えば溝条52が設けら
れているとともに、この溝条52の両側部分は平坦に形
成されている。溝条52は、制光体取付け枠4に対する
制光体45の押し込み方向にはさほどの抵抗を生じない
ように略順方向に傾斜した溝内面と、制光体取付け枠4
からの制光体45の引き出し方向に対して略直角となる
溝内面とで形取られている。なお、以上説明した以外の
構成は図6〜図10に図示されない構成を含めて、第1
実施形態と同じである。
【0055】この第2実施形態においても、孔縁カバー
部11bを一体に有し、かつ、弾性変形が容易な熱可塑
性合成樹脂で成形された制光体取付け枠4を、器具本体
2に固定して器具埋め込み部9を形成し、制光体取付け
枠4に対して制光体45を単に押し引きすることによ
り、制光体45をその複数の板ばね51を用いて制光体
取付け枠21に着脱可能に取付ける構成であるので、第
1実施形態と同様の作用を得て、本発明の課題を解決で
きる。
【0056】しかも、板ばね51の先端折り曲げ片51
bの突出端が略V字状の枠係合部51aのV字の頂点よ
り少し突出しているから、制光体45をそのルーバ50
に手を掛けて引き出す際に、板ばね51の弾性力によっ
て先端折り曲げ片51bの突出端が、図9に示すように
制光体取付け枠4の内面の溝条52に引っ掛る。この引
掛かりにより、制光体45を仮止めできるので、制光体
45全体が不用意に引き出されることがない。そのた
め、制光体45全体の脱落止めのために通常設けられて
いる紐やチェーン等の吊り下げ具の使用及びその取付け
の手間を省略して、コストを低減できる。この状態から
更に強く制光体45を引くことによって、溝条52への
先端折り曲げ片51bの引っ掛りを外せるので、制光体
45全体を制光体取付け枠4から離脱させることができ
る。
【0057】
【発明の効果】 請求項1の発明によれば、Vばねを使
用しないので、埋め込み設置された器具本体に固定され
ている制光体取付け枠に、複数の板ばねを有した制光体
を押し引きするという簡便な操作で制光体を着脱でき、
制光体の着脱操作性がよい。しかも、Vばねを使用しな
いから、制光体に大きな強度を要することがなく、又、
器具本体側の制光体取付け枠を合成樹脂としたことで、
この枠に塗装を要しない等を理由として、コストダウン
を図ることができる。更に、合成樹脂の制光体取付け枠
に一体に設けられて器具設置孔の孔縁を覆う孔縁カバー
部が、前記孔縁に沿ってなじむように容易に変形できる
ので、孔縁カバー部と天井面等器具設置部との間に隙間
を生じることを抑制し易く、器具収まり状態を向上でき
る等の効果を有する埋め込み形照明器具を提供できる。
【0058】請求項2の発明によれば、合成樹脂製制光
体取付け枠の成形性が良く成形コストが低減されるとと
もに、制光体取付け枠の輸送荷姿が小さく輸送コストが
低減されるので、より安価な埋め込み形照明器具を提供
できる。
【0059】請求項3の発明によれば、合成樹脂製の制
光体枠を備えるので、制光体を軽量にできるとともに、
溶接や塗装なども要することがなくなり、よって、更に
取扱いが容易でかつ安価な照明器具を提供できる。
【0060】請求項4の発明によれば、制光体の板ばね
に設けた被係合部が制光体取付け枠の係合部と係合する
ことにより、制光体を制光体取付け枠に仮止めできるの
で、通常設けられる落下防止用の紐やチェーンなどを設
けなくても制光体が不用意に落下することを防止できる
照明器具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る天井埋め込み形
照明器具を分解して示す斜視図。
【図2】 図1の照明器具を示す断面図。
【図3】 図1の照明器具の一部を制光体取付け枠から
制光体を分離した状態で示す断面図。
【図4】 図1の照明器具の制光体を取外す状況を示す
部分断面図。
【図5】 図1の照明器具が備える器具本体と制光体取
付け枠との関係を示す斜視図。
【図6】 図1の照明器具が備える制光体枠の一部を分
解して示す斜視図。
【図7】 本発明の第2実施形態に係る天井埋め込み形
照明器具の一部を示す断面図。
【図8】 図7の照明器具の一部を制光体取付け枠から
制光体を分離した状態で示す断面図。
【図9】 図7の照明器具の制光体取付け枠と制光体の
板ばねとの関係を示す断面図。
【図10】 図7の照明器具が備える制光体の一部を示
す斜視図。
【符号の説明】
1…照明器具、 2…器具本体、 3…ランプ、 4…
制光体取付け枠、5…制光体、 6…天井(器具設置
部)、 6a…器具設置孔、 6b…器具設置孔の孔
縁、 7…ランプソケット、 8…点灯装置、 9…器
具埋め込み部、11…制光体取付け枠の枠材、 11b
…孔縁カバー部、 21…制光体枠、22…制光カバー
(制光要素)、 23…板ばね、 23a…板ばねの枠
係合部、 45…制光体、 50…ルーバ(制光要
素)、 51…板ばね、 51a…板ばねの枠係合部、
51b…板ばねの先端折り曲げ片(被係合部)、 52
…制光体取付け枠の溝条(係合部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 賢治 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 Fターム(参考) 3K011 AA00 EA01 EA05 EG02 EG07 EG08 GA02 JA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面に光照射用開口を有し、かつ、ラン
    プソケットが固定された器具本体と、 前記ランプソケットに支持して前記器具本体に内蔵され
    るランプと、 器具設置孔の孔縁を覆う孔縁カバー部を一体に有して前
    記開口の内周に沿って前記器具本体に固定された合成樹
    脂製の制光体取付け枠と、 この取付け枠に着脱可能に引掛けられる枠係合部を有し
    た複数の板ばねを備えて前記制光体取付け枠に取付けら
    れる制光体と、を具備したことを特徴とする埋め込み形
    照明器具。
  2. 【請求項2】 前記制光体取付け枠を、複数の枠材を組
    合わせて形成したことを特徴とする請求項1記載の埋め
    込み形照明器具。
  3. 【請求項3】 前記制光体は、前記制光体取付け枠の下
    面と略面一になるように設けられる制光体枠を有し、こ
    の制光体枠は合成樹脂であることを特徴とする請求項1
    又は2記載の埋め込み形照明器具。
  4. 【請求項4】 前記制光体取付け枠の内側壁には係合部
    が設けられており、前記制光体の板ばねの先端部に前記
    係合部と係合する被係合部が設けられていることを特徴
    とする請求項1から3の内のいずれか1項記載の埋め込
    み形照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009259625A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明器具
JP2010102913A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明器具
KR200475912Y1 (ko) 2013-04-13 2015-01-13 김순봉 엘이디 면 조명기구 장치
KR200476755Y1 (ko) 2013-07-15 2015-03-30 주식회사 링크맨 작업의 편의성을 증진시킨 커버프레임 분리형 천정매립등
JP5895086B1 (ja) * 2015-05-13 2016-03-30 星和電機株式会社 照明器具

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