JP2003256907A - 浸水防止装置 - Google Patents

浸水防止装置

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JP2003256907A
JP2003256907A JP2002050662A JP2002050662A JP2003256907A JP 2003256907 A JP2003256907 A JP 2003256907A JP 2002050662 A JP2002050662 A JP 2002050662A JP 2002050662 A JP2002050662 A JP 2002050662A JP 2003256907 A JP2003256907 A JP 2003256907A
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JP
Japan
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balloon
teller machine
automatic teller
atm
flooding
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Pending
Application number
JP2002050662A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Asai
務 浅井
Nobutaka Kato
伸隆 加藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は現金自動取引装置を水没による破損か
ら保護する装置を提供することにある。 【解決手段】現金自動取引装置1の底部に気体で膨らむ
バルーンを格納した浸水防止装置10を設置する。この
装置は底部に取り付けられた浸水感知センサで水の浸入
を感知すると、現金自動取引装置下部を包み込むように
自動的にバルーンを展開し、装置内部への浸水を防ぐ。
これと同時に現金自動取引装置の電源も落とし、漏電に
よる二次被害を未然に防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は現金自動取引装置を
水没による破損から保護する装置に関する。 【0002】 【従来の技術】台風や集中豪雨などが原因で床上・床下
浸水が発生した場合、装置の下部が水没してしまう恐れ
がある。現金自動取引装置は、その構造上完全な防水構
造にすることは極めて困難である。そのため、現金自動
取引装置の水没を回避する手段として、装置を設置して
いる建物側で対策していた。 【0003】例えば、特開2000−251129号公
報には、電動ジャッキで装置を持ち上げる技術が開示さ
れている。また、特開2000−251135号公報に
は、周りを建築物で囲う技術が開示されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】かかる従来の方法にお
いては、次のような問題がある。 【0005】すなわち、浸水防止用の設備を整えるのに
多大なコストがかかるという問題がある。また、外観を
損ない、さらには、すでに設置済の装置に対しての導入
が困難であるという問題もある。 【0006】本発明の目的は、現金自動取引装置を水没
から守る手法として、比較的安価なコストで、外観を損
なわず、設置済の現金自動取引装置にも導入が可能な浸
水防止装置を提供することにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、浸水防止の手
段として現金自動取引装置底部に設置する、気体で膨ら
むバルーンを格納した装置を提供するものである。この
装置は底部に取り付けられた浸水感知センサで水の浸入
を感知すると、自動的にバルーンを現金自動取引装置下
部を包み込むように展開し、装置内部への浸水を防ぐ。
これと同時に現金自動取引装置の電源も落とし、漏電な
どによる二次的被害を未然に防ぐ。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。 【0009】図1は本発明である浸水防止装置10の斜
視図であり、図2は本発明が保護対象とする現金自動取
引装置1の斜視図である。図1は制御部兼ガス発生部1
1、バルーン収納部12、開閉パネル13、装置の四隅
に装備された浸水感知センサ14により構成される。制
御部兼ガス発生部11は現金自動取引装置1の電源を切
ることが出来る機能を持ち、またこれらの構成要素は浸
水があっても問題なく作動出来るような防水設計を施し
ておく必要がある。 【0010】図3は現金自動取引装置1に浸水防止装置
10を設置した状態の斜視図である。図1の浸水防止装
置10は保護対象とする現金自動取引装置1の底面に取
り付けられる。図4は図3の底面図である。浸水防止装
置10は現金自動取引装置1のキャスタ2と支持脚3の
外側を取り囲むように取り付けられる。 【0011】通常時における浸水防止装置10の断面図
は図5である。バルーン収納部12の内側にはバルーン
15が小さく丸められた形で収納されている。このバル
ーン15には66ナイロンのような耐水性に優れ、伸縮
に富み、耐久性のある素材を用い、あらかじめ図6の形
に展開されるように成型を施しておく。 【0012】四隅の浸水感知センサ14のいずれか一つ
が浸水を感知した場合、浸水を制御部兼ガス発生部11
に伝達する。すると制御部兼ガス発生部11はガスを発
生させる処理を行いバルーン15に注入を開始する。ガ
スを注入され始めたバルーン15は図6のように開閉パ
ネル13を上方に跳ね上げ外側へと展開する。展開され
たバルーン15はまず床と密接して現金自動取引装置1
の下部への水の流入を止める。そして上方へと展開して
現金自動取引装置1の側面からの浸水を保護する。 【0013】これと同時に制御部兼ガス発生部11が現
金自動取引装置1の電源を切る命令を送り、装置の電源
を落とす。これによって万が一浸水防止装置10が保護
出来ないほどの浸水が発生した場合でも、電源を切るこ
とにより漏電といった二次被害を未然に防ぐことを可能
とする。 【0014】上述の実施の形態においては、まず建物側
に対して設置のために追加工事等をする必要が全く無
く、図4のような取り付け方式のためすでに設置済の現
金自動取引装置1にも後からオプション装備として設置
が可能である点、装置下部に取り付けるため外観を全く
損なわず、またキャスタ2や支持脚3を制約することも
無い点、そして建物側で浸水防止対策を取るよりも確実
にコストが安くすむなどの利点がある。 【0015】また、現金自動取引装置は建物の壁に埋め
込む形で設置されていることが多いが、この場合には図
7の浸水防止装置20を用いる。これは壁から露出した
部分に対して取り付け可能であり、また露出した部分の
みをバルーン15で覆うための装置である。この時バル
ーン15は壁と床と密着するように展開し、隙間からの
浸水より現金自動取引装置1を保護する。 【0016】さらに、バルーンの成型のやり方によって
は装置全体を包み込むような形を取るようにしてもよ
い。こうすることによってより深刻な浸水被害の防止に
繋がる。 【0017】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、建
物側に依存すること無く現金自動取引装置を浸水被害か
ら守ることが出来る。しかもこの手法はすでに設置済の
現金自動取引装置についても有効であり、建物側で対策
を取るよりも安価に浸水防止対策を取ることが出来る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明である浸水防止装置斜視図である。 【図2】本発明が保護対象とする現金自動取引装置斜視
図である。 【図3】図2における保護対象への取付完了斜視図であ
る。 【図4】図3における底面図である。 【図5】図3における側面からの断面図である。 【図6】図5におけるバルーン展開後の断面図である。 【図7】露出部のみを保護対象とした浸水防止装置斜視
図である。 【符号の説明】 1:現金自動取引装置 2:キャスタ 3:支持脚 10:浸水防止装置 11:制御部兼ガス発生部 12:バルーン収納部 13:開閉パネル 14:浸水感知センサ 15:バルーン 20:浸水防止装置(露出部保護型)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】利用者の入力により取引処理を行なう現金
    自動取引装置において、前記現金自動取引装置を収納す
    る筐体と、浸水を検知するセンサと、前記筐体下部に設
    けられバルーンを収納する収納部と、前記センサにより
    浸水が検知された場合に前記バルーンにガスを供給する
    制御部を有することを特徴とする現金自動取引装置。
JP2002050662A 2002-02-27 2002-02-27 浸水防止装置 Pending JP2003256907A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013162039A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Disco Abrasive Syst Ltd 浸水防止方法および浸水防止具
JP2014067172A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Fujitsu Fsas Inc 浸水検知装置および浸水検知システム
JP2020119330A (ja) * 2019-01-24 2020-08-06 富士通フロンテック株式会社 取引装置および監視方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014067172A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Fujitsu Fsas Inc 浸水検知装置および浸水検知システム
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