JP2003256877A - 雪景観画像及び雪景観地図の作成方法並びにその方法によって表示される雪景観画像及び雪景観地図 - Google Patents

雪景観画像及び雪景観地図の作成方法並びにその方法によって表示される雪景観画像及び雪景観地図

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JP2003256877A JP2002058734A JP2002058734A JP2003256877A JP 2003256877 A JP2003256877 A JP 2003256877A JP 2002058734 A JP2002058734 A JP 2002058734A JP 2002058734 A JP2002058734 A JP 2002058734A JP 2003256877 A JP2003256877 A JP 2003256877A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像作成目的の地域の実際の積雪状況を再現
可能な作成方法を得て、迫真感に優れた雪景観画像又は
雪景観地図を提供するものである。 【解決手段】 画像作成予定の地域をメッシュ状に区分
し、各メッシュ2の数値標高データを基に、少なくとも
画像作成予定地域の最大標高に対する当該メッシュ2の
標高値を百分率化した値をHとし、画像作成予定地域の
最大地上開度に対する当該メッシュ2の複数方位の地上
開度の平均値を百分率化した値をVとし、画像作成予定
地域の最大傾斜角度に対する当該メッシュ2の複数方位
の傾斜角度の平均値を百分率化した値をKとする。1≦
m≦3、1≦n≦3の範囲でSI=H×V×Kの式
により、各メッシュ2毎に雪指標SIを算出する。全て
のメッシュ2の雪指標SIを基に、該当するメッシュ2
を雪色に彩色する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雪景観画像及び雪景観
地図の作成方法並びにその方法によって表示される雪景
観画像及び雪景観地図に係るものであり、標高値、地上
開度、傾斜角度を基に、実際の積雪状況を再現した雪景
観画像及び雪景観地図を得る。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータグラフィックの発達
により、数値標高データを用いて、地形景観を仮想現実
としてコンピュータ上に創成する技法が開発され、より
迫真感のある地形画像が得られている。例えば、山岳の
景観を表現する技法として、標高や植生等に基づいて地
形を複数の等高帯に分割し、各等高帯を適宜の色彩で段
階的に色分けした段彩図等が存在する。この段彩図は、
画像ソフトにより色彩調整も自在に可能で、地形を連続
的な色調の変化として表現でき、迫真感に優れるもので
あった。そして、北海道等の積雪の多い地域で地形景観
を再現する場合には、段彩技法で表現するだけでなく、
更に積雪、残雪、雪渓等の雪景観を盛り込んで、より迫
真感のある画像を創成する事が求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、積雪分
布は、標高、地形の凹凸、勾配等、様々な地形要因の相
乗効果により決まるものであるが、従来の技法では、標
高のみを考慮して単純に積雪分布を表現したものが多
く、実際の雪景観とは異なっていた。また、雪景観画像
を作成するデザイナー等、人間の感性やカンによって仮
想的に残雪や雪渓を創成する場合もあるが、これも科学
的根拠に立脚したものではなく、迫真感には乏しかっ
た。
【0004】本発明は上述の如き課題を解決しようとす
るものであって、標高値、地上開度、傾斜角度と言った
地形要因及びこれらの相互作用を考慮して、実際の積雪
状況を再現可能な方法を得て、迫真感に優れる雪景観画
像及び雪景観地図を提供する事を目的とするものであ
る。そして、季節や降雪量等、目的に応じて積雪分布を
自在に変化可能とし、適切な雪景観画像及び雪景観地図
を得る事を可能とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の如き課題
を解決するため、第1の発明は雪景観画像の作成方法
で、画像作成予定の地域をメッシュ状に区分し、各メッ
シュの数値標高データを基に、少なくとも画像作成予定
地域の最大標高に対する当該メッシュの標高値を百分率
化した値をHとし、画像作成予定地域の最大地上開度に
対する当該メッシュの複数方位の地上開度の平均値を百
分率化した値をVとし、画像作成予定地域の最大傾斜角
度に対する当該メッシュの複数方位の傾斜角度の平均値
を百分率化した値をKとし、1≦m≦3、1≦n≦3の
範囲でSI=H×Vm×Knの式により、各メッシュ毎に
雪指標SIを算出し、全てのメッシュの雪指標SIを基
に、該当するメッシュを雪色に彩色して成るものであ
る。
【0006】また、第2の発明は雪景観地図の作製方法
で、地図作成予定の地域をメッシュ状に区分し、各メッ
シュの数値標高データを基に、少なくとも地図作成予定
地域の最大標高に対する当該メッシュの標高値を百分率
化した値をHとし、地図作成予定地域の最大地上開度に
対する当該メッシュの複数方位の地上開度の平均値を百
分率化した値をVとし、地図作成予定地域の最大傾斜角
度に対する当該メッシュの複数方位の傾斜角度の平均値
を百分率化した値をKとし、1≦m≦3、1≦n≦3の
範囲でSI=H×Vm×Knの式により、各メッシュ毎に
雪指標SIを算出し、全てのメッシュの雪指標SIを基
に、該当するメッシュを雪色に彩色して成るものであ
る。
【0007】また、第3の発明は雪景観画像で、画像作
成予定の地域をメッシュ状に区分し、各メッシュの数値
標高データを基に、少なくとも画像作成予定地域の最大
標高に対する当該メッシュの標高値を百分率化した値を
Hとし、画像作成予定地域の最大地上開度に対する当該
メッシュの複数方位の地上開度の平均値を百分率化した
値をVとし、画像作成予定地域の最大傾斜角度に対する
当該メッシュの複数方位の傾斜角度の平均値を百分率化
した値をKとし、1≦m≦3、1≦n≦3の範囲でSI
=H×Vm×Knの式により、各メッシュ毎に雪指標SI
を算出し、全てのメッシュの雪指標SIを基に、該当す
るメッシュを雪色に彩色して得るものである。
【0008】また、第4の発明は雪景観地図で、地図作
成予定の地域をメッシュ状に区分し、各メッシュの数値
標高データを基に、少なくとも地図作成予定地域の最大
標高に対する当該メッシュの標高値を百分率化した値を
Hとし、地図作成予定地域の最大地上開度に対する当該
メッシュの複数方位の地上開度の平均値を百分率化した
値をVとし、地図作成予定地域の最大傾斜角度に対する
当該メッシュの複数方位の傾斜角度の平均値を百分率化
した値をKとし、1≦m≦3、1≦n≦3の範囲でSI
=H×Vm×Knの式により、各メッシュ毎に雪指標SI
を算出し、全てのメッシュの雪指標SIを基に、該当す
るメッシュを雪色に彩色して得るものである。
【0009】また、メッシュの彩色は、全てのメッシュ
の雪指標SIの累積頻度を等分割して複数の雪指標ラン
クSRを形成し、この雪指標ランクSRの中から決定し
た積雪分布の閾値に基づき、該当するメッシュを雪色に
彩色しても良い。
【0010】また、地上開度V及び傾斜角度Kのべき指
数は、m=1、n=2としても良い。
【0011】また、地上開度V及び傾斜角度Kのべき指
数は、m=1.5、n=1.5としても良い。
【0012】
【作用】本発明は上述の如く構成したものであり、本発
明者らは、特定の画像作成予定地域周辺(実施例では北
海道大雪山周辺)を調査対象地域とし、当該地域の積雪
時に関する膨大な航空写真及び風景写真を用い、これら
の写真と、当該地域の詳細な標高値や凹凸形状、斜面勾
配等の地形要因との関係を詳細に分析した結果、以下の
如き知見を得た。
【0013】(1)標高が高いほど積雪が多い。 (2)地形が谷地形(凹型)の方が、山地形(凸型)より積雪
が多い。 (3)斜面勾配が大きい急傾斜ほど積雪が少ない。
【0014】更に、発明者らは、出願人保有の10mメ
ッシュ数値標高データを用いて、当該山岳地の地形を詳
細に分析した結果、上記地形要因は各々独立で積雪に影
響しているのではなく、相乗効果がある事を見出した。
そして、前記風景写真・航空写真と地形要因の対応関係
を数学的に分析し、思考を重ねた結果、下記に示す数式
により導き出した雪指標により、雪景観画像を作成する
のが最適である事を見出した。
【0015】SI=H×Vm×Kn
【0016】上記数式に於いて、SIは当該メッシュの
雪指標であり、1.0(100%)〜0.0(0%)の値を
取り得るもので、SIが大きい程、積雪を生じ易い場所
であり、SIが小さい程、積雪を生じにくい場所であ
る。また、Hは数値標高データから得た当該メッシュの
標高値を、画像作成予定地域の少なくとも最大標高に対
して百分率で示したものである。このHが大きいほど、
積雪量は増える。
【0017】そして、H算出時の基準となる最大標高
は、少なくとも画像作成予定地域の最大標高とする。し
かし、各メッシュのHが1.0(100%)〜0.0(0
%)の範囲内に収まれば、最大標高値を画像作成者が任
意に設定可能であり、例えば、最大標高を、北海道地区
の最大標高としても良いし、日本最大標高の3776m
としても良い。
【0018】また、Vは画像作成予定地域の最大地上開
度に対する当該メッシュの地上開度の平均値を百分化し
たものである。前記地上開度とは、当該地点から一定の
距離に於いて上空を眺めた際に、視線を遮る事なく見る
ことのできる最大の角度を示すものである。そして、各
メッシュのVを算出するには、当該メッシュの中心点か
ら複数方位に放射状に、地上開度を算出し、その平均値
を求める。このように全てのメッシュの地上開度の平均
値を算出したら、次にその中から最小開度及び最大開度
を設定し、最小角度を1.0(100%)、最大角度を
0.0(0%)とした範囲内で、各メッシュの地上開度の
平均値を百分率化して、各々のメッシュのVを算出す
る。このVが大きいほど、即ち地上開度が小さいほど積
雪を生じ易いものとなる。
【0019】また、Kは画像作成予定地域の最大傾斜角
度に対する当該メッシュの傾斜角度を百分率化したもの
である。その算出方法は、まず当該メッシュの中心点か
ら複数方位に放射状に傾斜角度を算出し、その平均値を
求める。各傾斜角度は、当該メッシュの標高値と、目的
の方位で隣接するメッシュの標高値、及びメッシュ間の
距離から求める事ができる。そして、全てのメッシュの
傾斜角度の平均値を算出したら、その中から最小角度及
び最大角度を設定し、最小角度を1.0(100%)、最
大角度を0.0(0%)とした範囲内で、各メッシュの平
均傾斜角度を百分率化し、各々のメッシュのKを算出す
る。このKが大きいほど、即ち傾斜角度が小さいほど積
雪を生じ易いものとなる。
【0020】また、上記H、V、Kから雪指標SIを算
出する際に使用する、地上開度Vのべき指数m及び傾斜
角度Kのべき指数nは、実際の写真と、作成された雪景
観画像とを比較検討した結果、各々、1〜3とするのが
適切であった。更に好ましくは、m=1、n=2とする
か、又はm=1.5、n=1.5とすれば、より再現性
の高い雪景観画像を得る事ができる。ちなみに、n<
1、m<1であると、傾斜や凹凸の影響が反映されにく
くなり、n>3、m>3であると傾斜や凹凸の影響が反
映され過ぎて、得られる雪景観画像は迫真感に乏しくな
り、不適である。
【0021】上述の如き計算式により算出した、当該地
域の全てのメッシュの雪指標SIに基づいて、雪景観画
像を作成する。前記雪指標SIは、1.0(100%)〜
0.0(0%)の値を取り、前述の如く、SI値が大きい
メッシュ程、積雪を生じ易く、逆に、SI値が小さいメ
ッシュ程、積雪を生じにくい。そして、雪指標SIを基
に、初雪時、豪雪時、残雪時等、目的に応じて、該当す
るメッシュを雪色で彩色して雪景観画像を作成するもの
である。
【0022】しかしながら、上記雪指標SIの頻度分布
をグラフ化すると、0.0の近傍では頻度の変化量が大
きい。そのため、狭い地域の雪景観画像の作成時は問題
ないが、広い地域を表現する場合は、雪指標SIをその
まま用いると、出現頻度が不均一となり易く、実際の雪
景観を再現しにくくなる虞がある。この問題を解消する
ため、雪指標SIの累積頻度分布のグラフを作成し、累
積頻度軸を等分割して雪指標SIの出現頻度が等頻度と
なるように、雪指標データをランク化するのが好まし
い。これによって得られたランクを、雪指標ランクSR
とする。そして、雪景観画像を作成する際に、雪指標ラ
ンクSRの中から、積雪分布を決める基準値(閾値)を選
択し、この閾値に基づいて各メッシュを雪色に彩色する
事により、再現性の高い雪景観画像を得る事ができるも
のである。
【0023】何れの場合であっても、閾値を大きい値に
設定すれば、残雪や初雪等の少量の積雪分布を示す雪景
観画像となり、閾値を小さい値に設定すれば、多量の積
雪分布を示すものとなる。尚、前記雪色とは、積雪を示
す色で、白色が一般的であるが、画像上で積雪を表現可
能であれば、グレー、クリーム色、薄水色等としても良
いし、適宜のテクスチャで表現しても良く、雪景観画像
の作成者が任意に決定する事ができる。
【0024】このように、本発明は、当該地域の標高
値、地上開度、傾斜角度及びこれらの相乗効果を鑑みて
算出した雪指標を用いて、雪景観画像を作成しているの
で、多雪地域に於ける積雪分布の再現性の高い雪景観画
像を作成する事ができる。また、雪指標の閾値を適宜に
設定する事により、積雪分布を大きくも小さくも自在に
制御する事ができ、季節や降水量等、画像作成目的や要
求に対応した、迫真感に優れた雪景観画像を得る事がで
きる。また、閾値を微小な量ずつ連続的に変化させれ
ば、コンピュータ上で積雪分布の動画(アニメーション)
表示が可能である。従って、画像の見学者は、雪が山頂
から麓にかけて徐々に積雪していく状況や、雪解けによ
り多量の雪が溶けて徐々に減っていく状況等の積雪分布
の変化を、仮想現実的に体感する事ができ、地理的理解
も深まるものとなり、自然地理学への教育効果が高いも
のである。
【0025】そして、上記コンピュータ上で作成した雪
景観画像を、プリントする事により、迫真感に溢れた雪
景観地図を提供する事ができる。
【0026】
【実施例】以下本発明の一実施例を詳細に説明する。図
1〜図10は、本発明の雪景観画像の作成方法により、
北海道の大雪山十勝岳連峰の雪景観画像を作成したもの
である。図1、図6は雪指標の閾値0.9(90%)と
し、1.0(100%)〜0.9(90%)を雪色に彩色し
たもので、図2、図7は雪指標の閾値0.8(80%)と
し、1.0(100%)〜0.8(80%)を雪色に彩色し
たものである。また、図3、図8は雪指標の閾値0.6
(60%)とし、1.0(100%)〜0.6(60%)を雪
色に彩色したもので、図4、図9は雪指標の閾値0.4
(40%)とし、1.0(100%)〜0.4(40%)を雪
色に彩色したものである。更に、図5、図10は雪指標
の閾値0.2(20%)とし、1.0(100%)〜0.2
(20%)を雪色に彩色したものである。そして、図1〜
図5は、各雪景観画像を各々平面的に表現したものであ
り、図6〜図10は、前記図1〜図5の平面的な雪景観
画像を各々斜投影変換して得たもので、雪景観の鳥瞰画
像である。
【0027】本実施例の雪景観画像の作成工程を、図1
1〜図15に示す略図を用いて説明する。まず、雪景観
画像を作成する目的の地域の段彩図や等高線図等の基本
画像(1)と、その地域の数値標高データを用意する。本
実施例では、本出願人が保有する日本全国10mメッシ
ュ数値標高データを使用する事で、より詳細で高画質な
雪景観画像を得ようとするものである。そして、図11
に示す如く、10m間隔で区分された当該地域の全ての
メッシュ(2)について、数値標高データを基に、下記数
式を用いて雪指標SI(3)を算出する。
【0028】SI=H×Vm×Kn
【0029】上記数式に於いて、SIは雪指標、Hは標
高値、Vは地上開度、Kは傾斜角度を各々百分率で表し
たもので、下記表1に、SI、H、V、Kの定義と値の
取り得る範囲を示すとともに、H、V、Kの地形要因と
積雪との因果関係を、備考に示す。また、m及びnは、
本発明者らが比較検討した結果、双方ともに1〜3とす
るのが適切である事が判明し、本実施例では、m=1.
0、n=2.0で計算した。
【0030】
【表1】
【0031】上記表1に於いて、Hを算出する際の基準
となる最大標高は、本実施例では、日本国内に於ける最
大標高3776mとする事により、日本国内と比較した
大雪山の積雪状況を表そうとしている。しかし、画像作
成目的の大雪山が取り得る最大標高を、H算出時の基準
値としても良く、大雪山付近に限定した雪景観画像を再
現する事ができる。
【0032】そして、最小標高を0m、最大標高を37
76mと設定した場合、標高値が200mのメッシュ
(2)及び標高値が1200mのメッシュ(2)のHは、 200m:(200−0)/(3776−0)*100=
5.3% 1200m:(1200−0)/(3776−0)*100
=31.8% と表される。
【0033】また、上記Vを算出する基となる地上開度
とは、メッシュ(2)の中心点から、図12に示す如く、
距離dの地点の上空を眺めた際に視線を遮る事なく見る
事のできる最大の角度である。本実施例では、メッシュ
の中心点で、目線高を0mとし、距離d=500m内
で、東西南北4方位及びその中間の4方位を含む8方位
について傾斜角度θを算出し、算出した8つの傾斜角度
θの平均値を、当該メッシュの地上開度としている。
尚、算出される開度角度は0〜180度の範囲となる
が、窪地を判断したいので、90度以上の開度角度を持
つ場合は、90度に固定する。
【0034】上記の方法で全てのメッシュの地上開度の
平均値を算出したら、その中から最小開度及び最大開度
を設定し、最小角度を1.0(100%)、最大角度を
0.0(0%)とした範囲内で、各メッシュの地上開度の
平均値を百分率化してVを得ている。
【0035】また、Kを算出する際は、まず各メッシュ
(2)の中心点から、周囲8方位に於ける傾斜角度θ’を
算出し、その平均値を求める。この傾斜角度θ’の算出
方法は、例えば図13に示すメッシュ(2)Aとメッシュ
(2)B間の傾斜角度θ’を求める場合、メッシュ数値標
高データから得たメッシュ(2)AとBの標高値の差と、
メッシュ(2)間の距離(本実施例では10m)を基に、三
角関数により算出する事ができる。この計算方法によ
り、隣接する8方位のメッシュ間の傾斜角度θ’を算出
し、その平均値を求める。尚、算出され得る値は、0〜
90度であるが、日本の地形には、70度以上の傾斜角
度となる場所は殆ど存在しないため、最小角度を0度、
最大角度を70度とし、最小角度0度を1.0(100
%)、最大角度70度を0.0(0%)とした範囲内で、
各メッシュの傾斜角度θ’の平均値を百分率化してKを
得ている。
【0036】上述の如く、全てのメッシュの雪指標SI
を算出したら、この雪指標SIに従って、以下に示す如
く雪景観画像を作成する。まず、図14は、当該地域の
全てのメッシュの雪指標SIの頻度分布をグラフに表し
たものであり、雪指標SIが大きい程、積雪率が高く、
雪指標SIが小さい程、積雪率は低い。しかし、この雪
指標SIをそのまま用いると、0.0の近傍では、頻度
の変化量が大きく、不均一である。従って、この雪指標
の出現頻度を等頻度にするため、図15に示す如く、累
積頻度分布グラフを作成している。そして、累積頻度軸
を等分割し、雪指標SIの出現頻度が等頻度となるよう
に、雪指標データをランク化し、これによって得られた
ランクを、雪指標ランクSRとしている。図15に示す
例では、4段階の雪指標ランクSRに分割している。
【0037】そして、上記雪指標ランクSRの中から、
積雪分布を決める基準値(閾値)を選択し、この閾値に該
当するメッシュ(2)を雪色に彩色して、雪景観画像を作
成する。例えば、閾値をSR=3に設定した場合、図1
1に示す如く、SR=3、4のメッシュ(2)を雪色に彩
色し、SR=1、2のメッシュ(2)は雪色を重ねず、段
彩画像や等高線画像の色彩のままとする。
【0038】また、上記閾値を大きい値に設置した場合
は、雪色に彩色するメッシュ(2)の割合が少なくなり、
残雪や初雪等の少量の積雪分布を示す雪景観画像とな
る。逆に、閾値を小さい値に設置すれば、多くのメッシ
ュ(2)が雪色に彩色され、多量の積雪分布を示す雪景観
画像を得る事ができる。
【0039】上記雪景観画像の作成手順に従い、図1〜
図10の北海道大雪山十勝岳連峰の雪景観画像を作成し
ている。本実施例では、当該地域のメッシュ数値標高デ
ータ、植生データ、土地利用データを基に、段階的に色
分けして得た段彩図に、積雪を重ねて雪景観画像を作成
したものである。この段彩図は、従来公知の何れの手法
で作成しても良く、公開前であるが本出願人の発明の特
願2001−363124号の手法で作成した段彩図を
使用すれば、当該地域の標高や起伏等の地形要因と積雪
分布との因果関係が理解し易く、迫真感に優れた雪景観
画像を作成する事ができる。
【0040】そして、当該地域の全メッシュについて雪
指標SIを求めた後、この雪指標SIの累積頻度グラフ
を作成し、コンピュータ処理での便宜上、累積頻度軸
を、0〜255の256段階の雪指標ランクSRに分割
している。このように256段階で分割しているので、
例えば閾値0.1(10%)は、SR=25を表し、閾値
0.2(20%)はSR=50を表す。そして、図1で
は、閾値を0.9(90%、)とし、1.0(100%)〜
0.9(90%)に該当するメッシュ(2)を雪色に彩色し
て、積雪量が少ない雪景観画像の平面図を作成してい
る。尚、本実施例では、雪色を白色で表現している。
【0041】また、図2は閾値0.8(80%)とし、
1.0(100%)〜0.8(80%)のメッシュ(2)を白
色に彩色したものであり、図3は閾値0.6(60%)と
し、1.0(100%)〜0.6(60%)のメッシュ(2)
を白色に彩色したものである。また、図4は閾値0.4
(40%)とし、1.0(100%)〜0.4(40%)のメ
ッシュ(2)を白色に彩色したものであり、図5は閾値
0.2(20%)とし、1.0(100%)〜0.2(20
%)のメッシュ(2)を白色に彩色したものである。この
ように、図1〜図5は、積雪量が少ない状態から、積雪
量の多い状態への変化していく様子を示している。ま
た、これらの雪景観画像を逆にたどれば、雪解けにより
多量の雪が溶けて徐々に減って行く状況を表すものとな
る。
【0042】また、上述の如く形成された雪景観画像の
データは、メッシュ状の3次元座標データとして数値化
され、コンピュータに記憶されている。従って、この3
次元座標データをコンピュータ上で座標変換する事によ
り、図1〜図5に示す平面的な雪景観画像を、図6〜図
10に示す如く、立体的な鳥瞰画像として表現する事も
容易に行える。
【0043】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成したものであ
り、画像又は地図作成予定地域の標高値、地上開度、傾
斜角度、及びこれら地理的要因の相乗効果を鑑みて雪指
標を算出し、この雪指標を基に雪景観画像を作成してい
る。従って、当該地域の実際の積雪状況に近く、再現性
が高いものであると同時に、迫真感に優れた雪景観画像
或いは雪景観地図を得る事ができる。また、積雪分布を
大きくする事も、逆に小さくする事も自在に制御する事
ができ、画像作成目的や積雪状況に応じた適切な雪景観
画像を得る事ができる。
【0044】また、積雪分布の制御が自在である事によ
り、雪が山頂から麓にかけて徐々に積雪していく状況
や、雪解けにより多量の雪が溶けて徐々に減っていく状
況等を、コンピュータ上で積雪分布の動画(アニメーシ
ョン)として表示する事も可能である。従って、積雪分
布に関する地理的理解も深まるものとなり、自然地理学
への教育効果が高い製品を得る事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を北海道、大雪山十勝岳連峰で実施した
一例で、雪指標の閾値を0.9(90%)とし、雪指標
1.0(100%)〜0.9(90%)のメッシュを白色に
彩色したもので、積雪分布が少ない状態を示す雪景観画
像。
【図2】雪指標の閾値0.8(80%)とし、雪指標1.
0(100%)〜0.8(80%)のメッシュを白色に彩色
した雪景観画像。
【図3】雪指標の閾値0.6(60%)とし、雪指標1.
0(100%)〜0.6(60%)のメッシュを白色に彩色
した雪景観画像。
【図4】雪指標の閾値0.4(40%)とし、雪指標1.
0(100%)〜0.4(40%)のメッシュを白色に彩色
した雪景観画像。
【図5】雪指標の閾値0.2(20%)とし、雪指標1.
0(100%)〜0.2(20%)のメッシュを白色に彩色
した雪景観画像。
【図6】図1を座標変換して得た雪景観の鳥瞰画像。
【図7】図2を座標変換して得た雪景観の鳥瞰画像。
【図8】図3を座標変換して得た雪景観の鳥瞰画像。
【図9】図4を座標変換して得た雪景観の鳥瞰画像。
【図10】図5を座標変換して得た雪景観の鳥瞰画像。
【図11】雪景観画像の作成工程を示す概念図。
【図12】地上開度の概念図。
【図13】傾斜角度の概念図。
【図14】雪指標頻度を示したグラフ。
【図15】雪指標の累積頻度を示したグラフ。
【符号の説明】
2 メッシュ 3 雪指標SI
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HC22 HC26 5B050 AA01 BA09 BA18 EA07 EA09 EA26 EA30 FA05 FA06

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像作成予定の地域をメッシュ状に区分
    し、各メッシュの数値標高データを基に、少なくとも画
    像作成予定地域の最大標高に対する当該メッシュの標高
    値を百分率化した値をHとし、画像作成予定地域の最大
    地上開度に対する当該メッシュの複数方位の地上開度の
    平均値を百分率化した値をVとし、画像作成予定地域の
    最大傾斜角度に対する当該メッシュの複数方位の傾斜角
    度の平均値を百分率化した値をKとし、1≦m≦3、1
    ≦n≦3の範囲でSI=H×V m×Knの式により、各メ
    ッシュ毎に雪指標SIを算出し、全てのメッシュの雪指
    標SIを基に、該当するメッシュを雪色に彩色する事を
    特徴とする雪景観画像の作成方法。
  2. 【請求項2】 地図作成予定の地域をメッシュ状に区分
    し、各メッシュの数値標高データを基に、少なくとも地
    図作成予定地域の最大標高に対する当該メッシュの標高
    値を百分率化した値をHとし、地図作成予定地域の最大
    地上開度に対する当該メッシュの複数方位の地上開度の
    平均値を百分率化した値をVとし、地図作成予定地域の
    最大傾斜角度に対する当該メッシュの複数方位の傾斜角
    度の平均値を百分率化した値をKとし、1≦m≦3、1
    ≦n≦3の範囲でSI=H×V m×Knの式により、各メ
    ッシュ毎に雪指標SIを算出し、全てのメッシュの雪指
    標SIを基に、該当するメッシュを雪色に彩色する事を
    特徴とする雪景観地図の作成方法。
  3. 【請求項3】 画像作成予定の地域をメッシュ状に区分
    し、各メッシュの数値標高データを基に、少なくとも画
    像作成予定地域の最大標高に対する当該メッシュの標高
    値を百分率化した値をHとし、画像作成予定地域の最大
    地上開度に対する当該メッシュの複数方位の地上開度の
    平均値を百分率化した値をVとし、画像作成予定地域の
    最大傾斜角度に対する当該メッシュの複数方位の傾斜角
    度の平均値を百分率化した値をKとし、1≦m≦3、1
    ≦n≦3の範囲でSI=H×V m×Knの式により、各メ
    ッシュ毎に雪指標SIを算出し、全てのメッシュの雪指
    標SIを基に、該当するメッシュを雪色に彩色して得る
    事を特徴とする雪景観画像。
  4. 【請求項4】 地図作成予定の地域をメッシュ状に区分
    し、各メッシュの数値標高データを基に、少なくとも地
    図作成予定地域の最大標高に対する当該メッシュの標高
    値を百分率化した値をHとし、地図作成予定地域の最大
    地上開度に対する当該メッシュの複数方位の地上開度の
    平均値を百分率化した値をVとし、地図作成予定地域の
    最大傾斜角度に対する当該メッシュの複数方位の傾斜角
    度の平均値を百分率化した値をKとし、1≦m≦3、1
    ≦n≦3の範囲でSI=H×V m×Knの式により、各メ
    ッシュ毎に雪指標SIを算出し、全てのメッシュの雪指
    標SIを基に、該当するメッシュを雪色に彩色して得る
    事を特徴とする雪景観地図。
  5. 【請求項5】 メッシュの彩色は、全てのメッシュの雪
    指標SIの累積頻度を等分割して複数の雪指標ランクS
    Rを形成し、この雪指標ランクSRの中から決定した積
    雪分布の閾値に基づき、該当するメッシュを雪色に彩色
    した事を特徴とする請求項1の雪景観画像の作成方法。
  6. 【請求項6】 メッシュの彩色は、全てのメッシュの雪
    指標SIの累積頻度を等分割して複数の雪指標ランクS
    Rを形成し、この雪指標ランクSRの中から決定した積
    雪分布の閾値に基づき、該当するメッシュを雪色に彩色
    した事を特徴とする請求項2の雪景観地図の作成方法。
  7. 【請求項7】 メッシュの彩色は、全てのメッシュの雪
    指標SIの累積頻度を等分割して複数の雪指標ランクS
    Rを形成し、この雪指標ランクSRの中から決定した積
    雪分布の閾値に基づき、該当するメッシュを雪色に彩色
    した事を特徴とする請求項3の雪景観画像。
  8. 【請求項8】 メッシュの彩色は、全てのメッシュの雪
    指標SIの累積頻度を等分割して複数の雪指標ランクS
    Rを形成し、この雪指標ランクSRの中から決定した積
    雪分布の閾値に基づき、該当するメッシュを雪色に彩色
    した事を特徴とする請求項4の雪景観地図。
  9. 【請求項9】 地上開度V及び傾斜角度Kのべき指数
    は、m=1、n=2とした事を特徴とする請求項1の雪
    景観画像の作成方法。
  10. 【請求項10】 地上開度V及び傾斜角度Kのべき指数
    は、m=1、n=2とした事を特徴とする請求項2の雪
    景観地図の作成方法。
  11. 【請求項11】 地上開度V及び傾斜角度Kのべき指数
    は、m=1、n=2とする事を特徴とする請求項3の雪
    景観画像。
  12. 【請求項12】 地上開度V及び傾斜角度Kのべき指数
    は、m=1、n=2とする事を特徴とする請求項4の雪
    景観地図。
  13. 【請求項13】 地上開度V及び傾斜角度Kのべき指数
    は、m=1.5、n=1.5とする事を特徴とする請求
    項1の雪景観画像の作成方法。
  14. 【請求項14】 地上開度V及び傾斜角度Kのべき指数
    は、m=1.5、n=1.5とする事を特徴とする請求
    項2の雪景観地図の作成方法。
  15. 【請求項15】 地上開度V及び傾斜角度Kのべき指数
    は、m=1.5、n=1.5とする事を特徴とする請求
    項3の雪景観画像。
  16. 【請求項16】 地上開度V及び傾斜角度Kのべき指数
    は、m=1.5、n=1.5とする事を特徴とする請求
    項4の雪景観地図。
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