JP2003256386A - 並列処理システム、サーバ、処理端末装置及び記録媒体 - Google Patents

並列処理システム、サーバ、処理端末装置及び記録媒体

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JP2003256386A
JP2003256386A JP2002054125A JP2002054125A JP2003256386A JP 2003256386 A JP2003256386 A JP 2003256386A JP 2002054125 A JP2002054125 A JP 2002054125A JP 2002054125 A JP2002054125 A JP 2002054125A JP 2003256386 A JP2003256386 A JP 2003256386A
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JP2002054125A
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Toru Nakazawa
亨 中沢
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 演算装置を有する機器全てを対象とする端末
装置の未使用時間を利用した並列処理を実現する並列処
理システムを提供する。 【解決手段】 複数の処理端末装置7−1、7−2、…
は、それぞれの使用状況監視機能11により、使用状況
を監視し、使用状況の変化に応じて使用状況情報をサー
バ3に送信する。サーバ3は、処理端末装置7から使用
状況情報を受信し使用可能な処理端末装置を管理し、ま
た、各依頼者4−1、4−2、…の端末装置5−1、5
−2、…から処理の依頼を受付け、使用可能な処理端末
装置7に処理を割振り、送信する。処理端末装置7−
1、7−2、…は、サーバ3から受け取った処理を実行
し、処理終了後、実行結果をサーバ3又は依頼者4側の
端末装置5に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理端末装置の未
使用時間を利用するボランティア端末装置参加型の並列
処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般OA用途に用いられているパ
ーソナルコンピュータ等の端末装置の未使用時間を利用
するボランティア端末装置参加型の並列処理システム
(例えば、バイオ計算等)が幾つか存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシステムでは、基本的に膨大な計算資源に対し、処
理を実行するボランティア端末装置側から処理データを
取りに行き、実行結果を返す仕組みであり、ボランティ
ア処理端末装置の状態を監視しておらず、指示した処理
結果がいつ返って来るか分からないので、納期付きの処
理実行はできないという問題があった。また、決められ
た処理のみ実行可能で、外部からの並列処理実行依頼を
容易に実行することはできなかった。
【0004】また、従来の並列処理システムでは、同一
CPUを対象としたものしかなく、制御機器や携帯電話
機、情報家電等の演算装置を有する機器を対象した並列
処理手段はなかった。
【0005】本発明は、以上の点に鑑みてなされたもの
であり、演算装置を有する機器全てを対象とする端末装
置の未使用時間を利用した並列処理を実現する並列処理
システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、複数の処理端末装置と、複数の依頼者
側の端末装置と、サーバとがネットワークを介して接続
されたシステムであって、前記処理端末装置は、前記処
理端末装置の使用状況を監視し、使用状況の変化に応じ
て使用状況情報を前記サーバに送信する監視手段と、前
記サーバは、前記処理端末装置から受け取った使用状況
情報を、処理端末装置使用状況一覧に登録、更新する管
理手段と、前記端末装置から処理の依頼を受信する処理
受付け手段と、前記処理を必要に応じて分割し、前記処
理端末装置使用状況一覧の少なくとも一つ以上の使用可
能な処理端末装置に対して割振り、送信する処理割付け
手段と、前記処理端末装置は、前記サーバから受け取っ
た前記処理を実行する実行手段と、処理終了後、前記処
理の実行結果を前記サーバ、又は前記端末装置に送信す
る送信手段と、を備えることを特徴とする並列処理シス
テムである。
【0007】処理端末装置は、一般OA用途に用いられ
ているパーソナルコンピュータ等の端末装置の未使用時
間を利用するボラティア端末装置であり、情報端末機、
携帯型端末機、携帯型電話機、演算装置を有する情報機
器等であり、メモリ・キー等の外部メモリを有する。使
用状況情報は、使用中、未使用、使用不可等を示す情報
である。処理は、処理依頼要求、処理プログラム、処理
データ等を含む。
【0008】本発明では、処理端末装置は、処理端末装
置の使用状況を監視し、使用状況の変化に応じて使用状
況情報をサーバに送信する。サーバは、処理端末装置か
ら受け取った使用状況情報を、処理端末装置使用状況一
覧に登録、更新し、端末装置から処理の依頼を受信し、
処理を必要に応じて分割し、処理端末装置使用状況一覧
の少なくとも一つ以上の使用可能な処理端末装置に対し
て割振り、送信する。処理端末装置は、サーバから受け
取った処理を実行し、処理終了後、処理の実行結果をサ
ーバ、又は端末装置に送信する。
【0009】サーバは、処理端末装置から実行結果を受
け取り、保持する。端末装置は、処理端末装置から前記
実行結果を受け取り、保持する。
【0010】サーバは、処理実行中の処理端末装置が使
用不可になった場合、別の使用可能な処理端末装置に処
理を割振る。
【0011】サーバは、処理実行中の処理端末装置から
所定の期限までに実行結果が返信されなかった場合、別
の使用可能な処理端末装置に処理を割振る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の本
実施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態に
係る並列処理システム1の概略構成を示す図である。並
列処理システム1は、一般OA用途に用いられているパ
ーソナルコンピュータ等の処理端末装置の未使用時間を
利用して、並列処理(以下、処理と称す)を行うもので
ある。
【0013】図1に示すように、並列処理システム1
は、管理者2のサーバ3、複数の依頼者4−1、4−
2、…の端末装置5−1、5−2、…、複数の処理端末
装置7−1、7−2、…、ネットワーク9等からなる。
並列処理システム1は、例えば、社内LAN、インター
ネットなどのネットワーク9を介して、管理者2のサー
バ3と、複数の依頼者4−1、4−2、…の端末装置5
−1、5−2、…と、複数の処理端末装置7−1、7−
2、…とが接続されて構成される。
【0014】管理者2は、並列処理システム1を管理す
る管理者であり、サーバ3を有する。サーバ3は、処理
端末装置管理機能13、処理受付け機能14、処理割付
け機能15、実行結果取得機能16等を有する。
【0015】処理端末装置管理機能13は、処理端末装
置7−1、7−2、…から使用状況情報を受信し、使用
可能な処理端末装置7を管理する。処理受付け機能14
は、依頼者4−1、4−2、…の端末装置5−1、5−
2、…から処理の依頼を受付ける。処理割付け機能15
は、依頼された処理を処理端末装置7−1、7−2、…
に割付ける。実行結果取得機能16は、処理端末装置7
−1、7−2、…からの実行結果を取得する。
【0016】依頼者4は、処理を依頼する依頼者であ
り、端末装置5を有する。端末装置5は、ネットワーク
9を介して、サーバ3に処理を依頼し、処理端末装置7
から処理の実行結果を受信し取得する実行結果取得機能
16を有する。尚、端末装置5は、パーソナルコンピュ
ータ、携帯型端末機等である。
【0017】処理端末装置7−1、7−2、…は、US
B(Universal Serial Bus)メモ
リ・キー等の外部メモリ8−1、8−2、…を有する。
処理端末装置7−1、7−2、…(又は、外部メモリ8
−1、8−2、…)は、使用状況監視機能11、処理実
行機能12等を有する。
【0018】使用状況監視機能11は、処理端末装置7
の使用状況を監視し、状況の変化に応じて使用状況情報
を管理サーバ3に送信する。処理実行機能12は、管理
サーバ3から受け取った処理プログラムである。
【0019】処理端末装置7−1、7−2、…は、一般
OA用途に用いられているパーソナルコンピュータ等の
処理端末装置の未使用時間を利用するボランティア処理
端末装置6である。尚、処理端末装置7は、パーソナル
コンピュータ、携帯型端末機、携帯電話機、演算装置を
有する機器等である。また、本実施の形態では、処理端
末装置7は、使用状況監視機能11、処理実行機能12
等を有する外部メモリ8を設けたが、外部メモリ8を設
けず、処理端末装置7内に使用状況監視機能11、処理
実行機能12等を有してもよい。
【0020】次に、並列処理システム1の処理手順を説
明する。まず、処理端末装置7の監視処理である使用状
況監視機能11、処理端末装置管理機能13について説
明する。図2は、処理端末装置7の監視処理の処理手順
を示すフローチャートである。図3は、処理端末装置7
の監視20の処理の流れを示す。
【0021】図2に示すように、処理端末装置7−1
は、使用状況監視機能11により、スクリーンセーバ等
の機能を用いて、処理端末装置7−1の使用状況(使用
中/未使用)を常時、監視する(ステップ201)。処
理端末装置7−1は、使用状況の状態変化に伴い、使用
状況情報をサーバ3に送信する(ステップ202)。図
3に示すように、例えば、処理端末装置7−1、7−2
は、使用状況監視機能11により、使用状況(未使用)
情報25をサーバ3に送信する。また、処理端末装置7
−3は、OA使用中の為、使用状況(使用中)情報25
´をサーバ3に送信する。
【0022】サーバ3は、処理端末装置管理機能13に
より、各処理端末装置7−1、7−2、…からの使用状
況情報を受信する(ステップ203)。サーバ3は、使
用状況(使用中/未使用)を登録・更新する(ステップ
204)。
【0023】図3に示すように、処理端末装置使用状況
一覧21は、例えば、処理端末装置7−1、7−2、7
−4が使用可能端末装置として登録され、処理端末装置
7−3は使用不可端末装置として登録される。尚、この
処理端末装置使用状況一覧21は、随時、処理端末装置
7−1、7−2、…の状態の変化により、更新される。
【0024】また、サーバ3は、処理実行中の処理端末
装置7が使用不可になった場合(ステップ205)、ス
テップ303に移行し、再度、該当処理を使用可能な処
理端末装置7に割付け、送信する。
【0025】次に、処理受付け機能14、処理割付け機
能15、処理実行機能12、実行結果取得機能16等か
らなる処理受付け/割付けと処理の実行について説明す
る。図4は、処理受付け/割付けについての処理手順を
示すフローチャートである。図5は、処理の実行につい
ての処理手順を示すフローチャートである。図6は、処
理受付け/割付け30の処理の流れを示す。図7は、実
行および実行結果取得40の処理の流れを示す。
【0026】図4に示すように、依頼者4−1の端末装
置5−1は、例えば、処理Aの処理依頼をサーバ3に送
信し、処理Aの処理プログラムおよび処理データをサー
バ3に送信する(ステップ301)。尚、処理端末装置
7(又はその外部メモリ8)に予め、使用状況監視機能
11と共に、処理プログラムおよびデータを記憶させ、
端末装置5−1は、サーバ3に処理Aの処理依頼のみ行
ってもよいし、更に、予め、使用状況監視機能11と共
に、処理プログラムを記憶させ、端末装置5−1は、サ
ーバ3に処理Aの処理依頼を行い、処理データを送信し
てもよい。
【0027】サーバ3は、各依頼者4−1、4−2、…
の端末装置5−1、5−2、…からの処理依頼を受信
し、受付ける(ステップ302)。図6に示すように、
サーバ3は、例えば、依頼者4−1の端末装置5−1か
ら処理A依頼35を受付け、依頼者4−2の端末装置5
−2から処理B依頼35´を受付ける。
【0028】サーバ3は、処理端末装置使用状況一覧2
1から使用可能な処理端末装置7を抽出し、各使用可能
な処理端末装置7に受付けた処理を必要に応じて分割し
て割付け、処理の割付けテーブル31を作成する(ステ
ップ303)。
【0029】サーバ3は、例えば、図6に示すように、
受付けた処理Aを処理A1と処理A2に分割し、使用可
能端末装置7−1、7−2を割付け、処理の割付けテー
ブル31に処理端末装置7−1に処理A1を、処理端末
装置7−2に処理A2を登録する。また、サーバ3は、
受付けた処理Bに対して処理可能端末装置7−4を割付
け、処理の割付け31に処理端末装置7−4に処理Bを
登録する。
【0030】サーバ3は、処理端末装置使用状況一覧2
1の処理割付けされた処理端末装置7の状態を更新(処
理中)にする(ステップ304)。尚、処理端末装置7
が使用状況監視機能11により、状態変化により状態報
告をサーバ3に送信し、サーバ3の処理端末装置監視機
能12が、処理端末装置使用状況一覧21を更新しても
よい。
【0031】サーバ3は、処理を割付けた各処理端末装
置7に、処理プログラム、処理データ等を送信する(ス
テップ305)。図6に示すように、サーバ3は、例え
ば、処理端末装置7−1に処理A1を送信し、処理端末
装置7−2に処理A2を送信し、処理端末装置7−4に
処理Bを送信する。
【0032】図5に示すように、処理端末装置7−1
は、サーバ3から処理分配された処理A1プログラムや
処理データを受け取る(ステップ401)。尚、予め、
処理プログラムや処理データが処理端末装置7−1内や
外部メモリ8−1等に記憶されている場合には、処理端
末装置7−1は、サーバ3から処理実行依頼のみを受信
する。
【0033】処理端末装置7−1は、受け取った処理プ
ログラム(例えば、処理A1プログラム)を起動し、処
理(例えば、処理A1)を実行する(ステップ40
2)。処置端末装置7−1は、処理プログラム終了後、
処理プログラムの実行結果(例えば、結果a1)、処理
端末装置7−1の状態報告をサーバ3に送信する(ステ
ップ403)。図7に示すように、処置端末装置7−2
も、同様に、実行結果(例えば、結果a2)45´を送
信し、処理端末装置7−4も実行結果(例えば、結果
b)45´´を送信する。
【0034】サーバ3は、処理端末装置7からの実行結
果、状態報告(使用状況情報等)を受信し(ステップ4
04)、この実行結果を所定の格納領域である実行結果
41に保持する(ステップ405)。サーバ3は、例え
ば、図7の実行結果41に、処理端末装置7−1の処理
A1に対して、実行結果結果a1を格納し、処理端末装
置7−2の処理A2に対して、実行結果結果a2を格納
し、処理端末装置7−3の処理Bに対して、実行結果結
果bを格納する。
【0035】サーバ3は、受け取った状態報告(使用状
況情報等)に応じて、処理端末装置使用状況一覧21の
該当端末装置7の状態を更新する(ステップ406)。
尚、処理端末装置7が使用状況監視機能11により、状
態変化により状態報告をサーバ3に送信し、サーバ3の
処理端末装置監視機能12が、処理端末装置使用状況一
覧21を更新してもよい。
【0036】サーバ3は、処理実行中の処理端末装置7
が使用不可になった場合、別の使用可能な処理端末装置
7に、再度、同じ処理を割振り、実行させる。また、サ
ーバ3は、処理実行中の処理端末装置から所定の期限
(例えば、処理実行開始後、1日経過)までに実行結果
を受信しなかった場合、別の使用可能な処理端末装置7
に、再度、同じ処理を割振り、実行させる。
【0037】また、処理端末装置7は、サーバ3に実行
結果を送信せずに、直接、依頼者4の端末装置5に実行
結果46を送信してもよい。
【0038】次に、処理端末装置7として、同一のCP
U以外の演算装置を有する機器や携帯電話機を用いる場
合について説明する。処理端末装置7として、同一のC
PU以外の情報家電等の演算装置を有する機器や携帯電
話機を用いる場合、同一のCPU以外の演算装置への命
令変換機能を、処理端末装置7側、又はサーバ3側に有
する。
【0039】次に、同一のCPU以外の演算装置への命
令変換機能を、処理端末装置7側、例えば、USBメモ
リ・キー等の外部メモリ8に持たせる場合について説明
する。図8は、処理端末装置7の外部メモリ8上の機能
50を示す。
【0040】図8に示すように、同一のCPU以外の情
報家電等の演算装置を有する機器や携帯電話機等である
処理端末装置7は、外部メモリ8上に、前述した処理端
末装置7の使用状況監視機能11、依頼された処理プロ
グラムである処理実行機能12に加えて、通信設定(ポ
ートの設定等)41、CPU命令変換機能42を有す
る。処理端末装置7は、CPU命令変換機能42によ
り、処理実行時、必要に応じて、依頼された処理プログ
ラムを、異なるCPUの演算装置を持つ処理端末装置7
の命令に変換し、実行する。
【0041】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、複数の処理端末装置7−1、7−2、…は、それぞ
れ使用状況を監視し、使用状況の変化に応じて使用状況
情報をサーバ3に送信し、サーバ3は、処理端末装置7
から受け取った使用状況情報を、処理端末装置使用状況
一覧21に登録、更新する。また、サーバ3は、各依頼
者4−1、4−2、…の端末装置5−1、5−2、…か
ら処理の依頼を受付け、処理端末装置使用状況一覧21
の使用可能な処理端末装置7に、処理を割振り、割振っ
た処理を送信する。処理端末装置7−1、7−2、…
は、サーバ3から受け取った処理を実行し、処理終了
後、実行結果をサーバ3又は依頼者4側の端末装置5に
送信する。サーバ3、又は端末装置5は、実行結果を受
け取る。
【0042】また、処理端末装置7として、情報家電等
の異なる演算装置を有する機器や携帯電話機を用いる場
合、同一のCPU以外の演算装置への命令変換機能を、
処理端末装置7側、又はサーバ3側に有する。
【0043】これにより、一般OA用途に用いられてい
るパーソナルコンピュータ等の処理端末装置の未使用時
間を利用して、膨大な計算量を要するシステムにおける
並列処理を実現でき、処理端末装置7が使用不可能にな
った場合や指示した処理結果がなかなか返ってこない場
合、別の処理端末装置7に再度、同一処理を割振ること
で、期限付きの処理の実行を可能にする。また、ある決
められた処理専用のシステムではなく、外部(依頼者
4)からの複数の並列処理を実行することが容易に可能
となる。
【0044】また、企業等のパーソナルコンピュータを
多数抱えているサイトでは、安価に高速計算機環境を取
得できると共に、ボランティア処理端末装置の更新毎に
計算機環境も自動更新されるため、新たに計算環境を構
築することなく高速化が図られる。
【0045】更に、命令変換機能を有するメモリを処理
端末装置7側又はサーバ3側に持たせることで、一般パ
ーソナルコンピュータだけではなく、情報家電等の異な
るCPUの演算装置を有する機器や携帯電話機を用いた
並列処理が可能となり、さらなる並列処理の高速化が可
能となる。
【0046】尚、本実施の形態では、処理プログラムお
よび処理データを依頼者4側の端末装置5からサーバ3
に一旦送信し、各処理端末装置7に送信したが、処理ア
プリケーションに応じて(例えば、画像データを入力と
する画像生成処理等)で、各処理端末装置7−1、7−
2、…の外部メモリ8−1、8−2、…に予め、それぞ
れ使用状況監視機能11と共に、同じ処理プログラムを
格納しておき、処理依頼の際に、異なる処理データを各
処理端末装置7−1、7−2、…に送信し、実行しても
よい。
【0047】尚、図2、図4、図5に示す処理を行うプ
ログラムはCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通
させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送
受することもできる。
【0048】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、演算装置を有する機器全てを対象とする端末装置
の未使用時間を利用した並列処理を実現する並列処理シ
ステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に係る並列処理システム1の概
略構成を示す図
【図2】 処理端末装置7の監視処理の処理手順を示す
フローチャート
【図3】 処理端末装置7の監視20の処理の流れを示
す図
【図4】 処理受付け/割付けについての処理手順を示
すフローチャート
【図5】 処理の実行についての処理手順を示すフロー
チャート
【図6】 処理受付け/割付け30の処理の流れを示す
【図7】 実行および結果取得40の処理の流れを示す
【図8】 処理端末装置7の外部メモリ8上の機能50
を示す図
【符号の説明】
1………並列処理システム 2………管理者 3………サーバ 4………依頼者 5………端末装置 7………処理端末装置 8………外部メモリ 9………ネットワーク 21………処理端末装置使用状況一覧

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の処理端末装置と、複数の依頼者側
    の端末装置と、サーバとがネットワークを介して接続さ
    れたシステムであって、 前記処理端末装置は、 前記処理端末装置の使用状況を監視し、使用状況の変化
    に応じて使用状況情報を前記サーバに送信する監視手段
    と、 前記サーバは、 前記処理端末装置から受け取った使用状況情報を、処理
    端末装置使用状況一覧に登録、更新する管理手段と、 前記端末装置から処理の依頼を受信する処理受付け手段
    と、 前記処理を必要に応じて分割し、前記処理端末装置使用
    状況一覧の少なくとも一つ以上の使用可能な処理端末装
    置に対して割振り、送信する処理割付け手段と、 前記処理端末装置は、 前記サーバから受け取った前記処理を実行する実行手段
    と、 処理終了後、前記処理の実行結果を前記サーバ、又は前
    記端末装置に送信する送信手段と、 を備えることを特徴とする並列処理システム。
  2. 【請求項2】 前記使用状況情報は、使用中、未使用、
    使用不可等の情報のうち少なくとも一つを含むことを特
    徴とする請求項1記載の並列処理システム。
  3. 【請求項3】 前記処理は、処理依頼要求、処理プログ
    ラム、処理データ等のうち少なくとも一つを含むことを
    特徴とする請求項1記載の並列処理システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバは、 前記処理端末装置から前記実行結果を受け取り、保持す
    る取得手段を具備することを特徴とする請求項1記載の
    並列処理システム。
  5. 【請求項5】 前記端末装置は、 前記処理端末装置から前記実行結果を受け取り、保持す
    る取得手段を具備することを特徴とする請求項1記載の
    並列処理システム。
  6. 【請求項6】 前記サーバは、 処理実行中の処理端末装置が使用不可になった場合、別
    の使用可能な処理端末装置に前記処理を割振ることを特
    徴とする請求項1記載の並列処理システム。
  7. 【請求項7】 前記サーバは、 処理実行中の処理端末装置から所定の期限までに実行結
    果が返信されなかった場合、別の使用可能な処理端末装
    置に前記処理を割振ることを特徴とする請求項1記載の
    並列処理システム。
  8. 【請求項8】 前記処理端末装置は、情報端末機、携帯
    型端末機、携帯型電話機、演算装置を有する情報機器等
    のいずれか一つであることを特徴とする請求項1記載の
    並列処理システム。
  9. 【請求項9】 前記携帯型電話機と前記演算装置を有す
    る情報機器は、前記演算装置への命令変換手段を備える
    ことを特徴とする請求項8記載の並列処理システム。
  10. 【請求項10】 前記処理端末装置は、外部メモリを有
    することを特徴とする請求項1記載の並列処理システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記処理端末装置は、未使用時間を利
    用するボランティア型端末装置であることを特徴とする
    請求項1記載の並列処理システム。
  12. 【請求項12】 複数の処理端末装置と、複数の依頼者
    側の端末装置と、ネットワークを介して接続されたサー
    バであって、 前記処理端末装置から受け取った使用状況情報を、処理
    端末装置使用状況一覧に登録、更新する管理手段と、 前記端末装置から処理の依頼を受信する処理受付け手段
    と、 前記処理を必要に応じて分割し、前記処理端末装置使用
    状況一覧の少なくとも一つ以上の使用可能な処理端末装
    置に対して割振り、送信する処理割付け手段と、 を備えることを特徴とするサーバ。
  13. 【請求項13】 更に、前記処理端末装置から前記実行
    結果を受け取り、保持する取得手段を具備することを特
    徴とする請求項12記載のサーバ。
  14. 【請求項14】 前記使用状況情報は、使用中、未使
    用、異常発生等の情報のうち少なくとも一つを含むこと
    を特徴とする請求項12記載のサーバ。
  15. 【請求項15】 前記処理は、処理依頼要求、処理プロ
    グラム、処理データ等のうち少なくとも一つを含むこと
    を特徴とする請求項12記載のサーバ。
  16. 【請求項16】 前記処理実行中の前記処理端末装置が
    使用不可になった場合、別の使用可能な処理端末装置に
    前記処理を割振ることを特徴とする請求項12記載のサ
    ーバ。
  17. 【請求項17】 前記処理実行中の前記処理端末装置か
    ら所定の期限までに実行結果が返信されなかった場合、
    別の使用可能な処理端末装置に前記処理を割振ることを
    特徴とする請求項12記載のサーバ。
  18. 【請求項18】 サーバと、ネットワークを介して接続
    された処理端末装置であって、 前記端末装置の使用状況を監視し、使用状況の変化に応
    じて使用状況情報を前記サーバに送信する監視手段と、 前記サーバから受け取った前記処理を実行する実行手段
    と、 処理終了後、前記処理の実行結果を前記サーバに送信す
    る送信手段と、 を備えることを特徴とする処理端末装置。
  19. 【請求項19】 前記使用状況情報は、使用中、未使
    用、使用不可等の情報のうち少なくとも一つ含むことを
    特徴とする請求項18記載の処理端末装置。
  20. 【請求項20】 前記処理は、処理依頼要求、処理プロ
    グラム、処理データ等のうち少なくとも一つを含むこと
    を特徴とする請求項18記載の処理端末装置。
  21. 【請求項21】 前記処理端末装置は、情報端末機、携
    帯型端末機、携帯型電話機、演算装置を有する情報機器
    等のいずれか一つであることを特徴とする請求項18記
    載の処理端末装置。
  22. 【請求項22】 前記携帯型電話機と前記演算装置を有
    する情報機器は、前記演算装置への命令変換手段を備え
    ることを特徴とする請求項21記載の処理端末装置。
  23. 【請求項23】 前記処理端末装置は、外部メモリを有
    することを特徴とする請求項18記載の処理端末装置。
  24. 【請求項24】 前記処理端末装置は、未使用時間を利
    用するボランティア型端末装置であることを特徴とする
    請求項18記載の処理端末装置。
  25. 【請求項25】 コンピュータを請求項12記載のサー
    バとして機能させるプログラム。
  26. 【請求項26】 コンピュータを請求項12記載のサー
    バとして機能させるプログラムを記録した記録媒体。
  27. 【請求項27】 コンピュータを請求項18記載の処理
    端末装置として機能させるプログラム。
  28. 【請求項28】 コンピュータを請求項18記載の処理
    端末装置として機能させるプログラムを記録した記録媒
    体。
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