JP2003256103A - 画像表示装置、画像表示システム、画像表示方法、画像表示プログラム、画像表示プログラムを記憶した記録媒体 - Google Patents

画像表示装置、画像表示システム、画像表示方法、画像表示プログラム、画像表示プログラムを記憶した記録媒体

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JP2003256103A
JP2003256103A JP2002054450A JP2002054450A JP2003256103A JP 2003256103 A JP2003256103 A JP 2003256103A JP 2002054450 A JP2002054450 A JP 2002054450A JP 2002054450 A JP2002054450 A JP 2002054450A JP 2003256103 A JP2003256103 A JP 2003256103A
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Kenichiro Nakazawa
賢一郎 中沢
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Nisca Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のスクロールバーでは画像を表示するウイ
ンドウの縦側、横側に存在する際の長さがウインドウの
縦横長さと一致していたので拡大表示(全体画像の部分
表示)をしたときの全体エリアイメージが不透明になっ
ていた。 【解決手段】これを、全体エリア画像の縦横比をスクロ
ールバーの縦横長さ比に反映し、領域位置を変更するポ
インタ長さを全体画像と表示画像の比に一致させたの
で、全体の状態と部分(表示)の状態との関係を直感的
に捉え易くした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等から取得
した画像を表示するための画像表示用ウィンドウに関
し、特にそのスクロールバーに適用される。
【0002】
【従来の技術】たとえば、縦と横方向に撮影方向を変更
しながら撮影画像を取得可能なパンチルトカメラに於い
ては、そのパンチルトカメラが視野を変更しながら取得
可能な映像画面全体において、実表示されている画面か
ら表示されていないエリアを把握することが難しい。そ
のため、たとえば、パンチルト機能の備わったカメラで
空間内の映像を取り込んで表示する際に、視覚としてと
らえられる実際にディスプレイ上に表示される画面は全
体の撮影可能エリア内でどの位置に当たり、さらにどこ
まで画像位置の移動ができるのかを直感的に把握しづら
いものであった。
【0003】このため、従来では撮影可能エリア全体の
表示を行って、現在の撮影画像の枠を設けて全体枠の中
に小さく表示することで、全体のどの位置にその映像が
位置しているかをわかりやすくした例がある。
【0004】ところで、撮影可能エリア全体の一部分を
表示するときウインドウの縦横両側にスクロールバーを
表示することがパーソナルコンピュータなどで使用され
るウインドウで利用されている。
【0005】このウインドウでは、スクロールバーの長
さ全体が撮影可能エリア全体であって、表示されている
エリアはスクロールバー内のポインタの長さとその位置
であるという定義になっている。
【0006】さらに、上記2つの表示方法を合成したよ
うな表示、すなわち、全体エリアを小さく表示するパン
ウインドウ内に実表時エリア枠を示して、実表示ウイン
ドウのスクロールバーの移動に同期してパンウインドウ
内の実表時エリア枠が動くようにしたものもある。
【0007】そして、システム応用の例として、カメラ
の遠隔操作と画像スクロールとを関連つけた例として、
特開平10−93855のようにスクロールバーで可動
領域を指示すると共にスクロールバーの操作でカメラの
方向を指示し制御することが知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来の方法に
あっては、パンチルトカメラが撮影方向を変更して撮影
可能なエリア全体の表示を行って、現在の撮影画像の枠
を設けて表示することで、全体のどの位置にその映像が
位置しているかをわかりやすくした例においては、実画
像エリアが画面全体の一部でしか表示できない上、撮影
可能エリアに対する実エリアの比率が大きくなっていく
と、実際にみたい部分の表示が小さくなってしまって役
に立たない結果になる。
【0009】また、スクロールバーの長さ全体が撮影可
能エリア全体であって、表示されているエリアはスクロ
ールバー内のポインタの長さとその位置であるという定
義を用いている例では、ウインドウの縦横比が撮影可能
エリア全体の縦横比に一致しない場合には、ポインタの
長さと表示している実表示ウインドウの長さとの比を計
算しないと撮影可能エリア全体が想定できない。
【0010】全体エリアを小さく表示するパンウインド
ウと称するエリア内に実表示エリア枠を示して、実表示
ウインドウのスクロールバーの移動に同期してパンウイ
ンドウ内の実表時エリア枠が動くようにしたものにおい
ては、パーソナルコンピュータのように大きな表示画面
を持つ端末などでは大きな不自由を感じないものの、特
に携帯電話などの移動端末での小さな画面においては、
パンウインドウ内に実表示エリア枠はほとんど見えなく
なってしまう。
【0011】本発明は、上記の背景を鑑みてなされたも
のであり、表示装置に表示された画像が全体の画像のど
の領域であるかをより的確に操作者に認識させうる表示
方法を提供することを目的としている。
【0012】
【問題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の様態として、全体画像の中で所定位置に
ある部分領域の部分画像と、全体画像に対応した長さを
持つ全体バーとこの全体バーに対して部分画像の大きさ
を示す長さを有し上記所定位置に応じた位置に描かれる
部分バーとからなるスクロールバーと、を表示する表示
手段を備えた画像表示装置であって、このスクロールバ
ーは縦方向の縦スクロールバーと横方向の横スクロール
バーとからなり、全体画像の縦方向と横方向の長さ比と
縦スクロールバーと横スクロールバーの長さ比が一致す
ることを特徴とする画像表示装置とした。
【0013】この構成にしたことにより、縦と横のスク
ロールバーの全体長さが全体画像の縦と横の比を維持す
る、表示を行っている部分画像を見ながら全体画像の領
域形状を推定出来るようになる。
【0014】さらに請求項2の様態として、前記スクロ
ールバーは、前記全体バーと部分バーとの長さ比が全体
画像と部分画像の長さ比と縦スクロールバーと横スクロ
ールバーとの両方に於いて等しいことを特徴とする、請
求項1に記載の画像表示装置としたので、縦と横のスク
ロールバーの全体長さのなかで、部分バーの長さが全体
バーに対して実際の比を示すようになる。したがって全
体画像の領域を推定しながら、且つ、現在表示している
が部分画像の見えない周辺にどのような広がりを全体画
像が備えているかが、容易に推定出来るようになる。
【0015】そして、請求項3で記載した様態が、前記
表示手段は、前記縦方向の全体バーの両端に位置する水
平の補助線と、前記横方向の全体バーの両端に位置する
垂直の補助線と、前記縦方向の部分バーの両端に位置す
る水平の補助線と、前記横方向の部分バーの両端に位置
する垂直の補助線と、の少なくとも1つを描画する補助
線描画手段を備えた請求項1の画像表示装置としている
ので、全体画像の領域と部分画像の領域とを表示画面中
に示唆する補助線として、操作者に容易に理解出来る機
能を提供している。
【0016】そして、請求項4の様態で、前記画像表示
装置は、キー、レバー、トラックボールなどの入力手段
及び/またはキーボード、マウスなどの入力機器への接
続手段を備え、前記入力手段及び/または接続手段から
の情報に基づいて表示する部分画像の位置と領域を変更
する位置変更手段を備えたことを特徴とする、請求項1
に記載の画像表示装置であるから、容易な位置と領域の
設定操作を提供した。
【0017】これらの様態は、特に携帯電話などの携帯
端末装置のようにディスプレイが小さくて部分的にしか
表示出来ない中で、撮影方向を変更して仮想的に大きな
画面を取得可能なパンチルトカメラに対して制御しなが
ら、且つ実際に撮影中の画像を取得して表示する時の利
用に優れており、この装置が装置内の表示方法として発
明されたものでもある。
【0018】この時のパンチルトカメラがとらえられる
仮想的な全体画像を容易に把握可能とした。また、この
方法を提供する装置を稼働させるプログラムとして、或
いは、このプログラムが記録された記憶媒体として、提
供されうることは言うまでもない。
【0019】
【発明の実施の形態】(発明の概要)従来のウィンドウ
では、請求項での画像全体の大きさ(長さ)を示す全体
バーと表示している画面の大きさ(長さ)を示す部分バ
ーとからなるスクロールバーの長さ(これは全体バーの
長さと一致する)と、表示しているウインドウの辺の長
さとを一致されていた。これは、従来、仮想的な画像領
域と実際にウィンドウ内の画像との位置関係を想定でき
るように考慮されていないため、この関係を推定しなが
ら、どちらの方向にいっぱいで、またどちらの方向に余
裕があるかを考えながら操作することがしにくかった。
【0020】本実施例は、逆に撮影可能エリア全体を想
定しうるように、スクロールバーの長さを調整して描画
するようにした。たとえば、パンチルトカメラの撮影方
向を変更したときに撮影可能エリア全体の縦横比と表示
しているウインドウの縦横比とを一致させることで、特
に大きな画像全体の中で表示される小領域について、直
感的に全体の中の表示位置を把握できるようにする。
(つまり、スクロールバーの縦横が全体画像の縦横に相
似であるからである。)たとえば、撮影可能エリア全体
(全体画像)が横にかなり長いパノラマ画像のような状
態にあって、その一部の正方形の領域を表示するケース
を見てみると、本来はパノラマであるという認識がしづ
らい。スクロールバーは縦、横とも同じ長さであってそ
の中の部分バー(以下ポインタとする)が、縦の方が
「ほとんど埋まっている」横の方が「埋まっていない」
という状態から、なれた人であれば横長なのだなという
ことが逆算的に判別できるが、初心者では判りづらい。
そして、この状態は、感覚的であって、実際の比率に応
じているとはいえない。
【0021】ところが、本実施例ではスクロールバー自
身がパノラマの縦横比を示すため、直感的に大きな横画
像が控えていることを推定できる。さらにどのくらいで
あるかは、従来のスクロールバーと同様にスクロールバ
ーの長さとポインタの長さとの比が示している。
【0022】つまり、従来は表示されている画像エリア
(以下、表示ウィンドウと呼ぶ)が撮影可能エリア全体
のどの位の一部であるかが判るだけなのに対して、本発
明では撮影可能エリア全体の枠をスクロールバーの縦横
で縮小形成しているといえる。
【0023】以下、添付図面を参照しながら本発明の好
適な実施の形態を説明する。
【0024】(比較のための従来説明)図2は、従来の
スクロールバーを備えた画像表示画面の概念図である。
ディスプレイ1の表示エリア2に、既に述べたような表
示ウィンドウ3が表示されている。縦のスクロールバー
4(請求項では縦指標範囲)には、縦方向に表示エリア
内の画像を移動するための縦のポインタ6(請求項では
縦指標)が備えられている。同じく、横のスクロールバ
ー5(請求項では横指標範囲)には、横方向に表示エリ
ア内の画像を移動するための横のポインタ7(請求項で
は横指標)が備えられている。そして、この従来例では
縦のスクロールバー4も横のスクロールバー5も、画像
を表示する表示ウィンドウ3の縦と横の長さに一致して
いる。
【0025】また、図3も従来の別の表示方法であっ
て、全体画像エリア8を表示した上で、カメラが実際に
撮影して表示する表示画面9が小さく表示されている。
全体画像は初期的に保持されたり、定期的に更新された
りはするが、いずれも静止画像であって、表示画面9の
中はパンチルトカメラが撮影している動画である。
【0026】大きな表示が素数を持つディスプレイでは
可能であるが、そうでない場合には表示が厳しい。特に
全体画像エリア8が非常に大きくて表示画面9が小さい
場合にはなおさらである。尚、このような表示手法のウ
ィンドウをパンウィンドウと呼ぶこともある。
【0027】(本発明をディスプレイ装置で実施した
例)つぎに、図1は本願発明のスクロールバーを備えた
ウィンドウ12とカメラ22までのシステムの概念図で
ある。ディスプレイ10の表示画面11には、表示ウィ
ンドウ12が描かれていて、縦のスクロールバー13は
表示ウィンドウ12の右縦の辺の長さには一致している
が、横のスクロールバー14はウィンドウ12の下の辺
の長さより短く描かれている。
【0028】そして、この表示ウィンドウ内に表示され
る画像はパンチルトカメラ23で撮影された映像が、パ
ンチルトカメラ23の制御装置を設置した制御室22を
経て、プロバイダ21からインターネット上に乗ってコ
ンピュータ20へ転送されてくる。もちろんインターネ
ットに制限されることはなく近距離であれば直接ケーブ
ルを引くことも出来るし、人工衛星を介した無線電送な
どでもいい。さらには、ここで例示している方法を制御
室22に設けた図示しないコンピュータ上で実現しても
良い。
【0029】縦のポインタ15と横のポインタ16は、
表示ウィンドウ12に表示されている画面を変更するた
めの指示入力手段を兼ねている。すなわち、マウス24
やキーボード25の指示でポインタ15,16を移動す
ると、それに応じてパンチルトカメラ23の撮影方向を
変更するための信号が制御室22に送られる。そのた
め、表示ウィンドウ12では、パンチルトカメラ22が
撮影方向を変更するので画面内容の移動を行うことにな
る。
【0030】ここで、縦スクロールバー13の長さがパ
ンチルトカメラ23の撮影方向を縦に変更して撮影でき
る全ての範囲に相当している。それに対して横のスクロ
ールバー14の長さがパンチルトカメラ23の撮影方向
を横に変更して撮影できる全ての範囲に相当している。
そして、実際のパンチルトカメラ23の撮影方向を縦に
変更して撮影できる全ての範囲長さと、撮影方向を横に
変更して撮影できる全ての範囲長さとの比が、この縦の
スクロールバー13の長さと横のスクロールバー14の
長さとの比に一致するように構成されているので、これ
だけで全体エリアの形状が把握できる。
【0031】しかも、縦のポインタ15と縦のスクロー
ルバー13の長さの比は、パンチルトカメラ23の撮影
方向を縦に変更して撮影できる全ての範囲長さと表示ウ
ィンドウ12(撮影画像の縦長さ)との比に一致し、横
方向においても同様であるため、縦のスクロールバー1
3と縦のポインタ15、横のスクロールバー14と横の
ポインタ16の、各々見るだけで全体エリアと見ている
エリアの関係が如実に判る。
【0032】(本発明を携帯電話で実施した例)図4で
は携帯電話30の液晶ディスプレイ31に適用した例を
示す。この図4の液晶の画面内容を説明する図が、図5
(a)、(b)である。図5(a)、(b)では、図1
と異なり縦方向でスクロールバーが短くなっているが、
考え方は同一である。図5(b)では撮像可能エリア全
体40と実撮影エリア32との関係を示している。撮像
可能エリア全体40とは、縦にC、横にAの長さを有す
るエリアであって、パンチルトカメラ23の撮影方向を
パンチルト駆動して、撮像範囲を変更することで取得可
能な全エリア面である。そして、実撮影エリア32は、
縦にDの長さ横にBの長さの小さいエリアであって、カ
メラがその時点で撮影している実撮影画像である。
【0033】図4のような、携帯電話30のディスプレ
イ画面31に表示する場合には、縦横がcbの画面(画
像ウィンドウ32)を液晶画面に表示する。(この画面
は図5aと同じである)縦のスクロ−ルバー33の長さ
cと横のスクロールバー34の長さaの比c:aはパン
チルトカメラが撮像方向を変更し、撮影できる全エリア
40の縦横CAの領域でのC:Aに一致する。さらに、
スクロールバー内に表示されている縦のポインタ35と
横のポインタ36の長さは、縦横の長さ比で、d:bと
なっており、これは実際に撮影されているカメラ画面4
1の縦横比D:Bに一致している。
【0034】このため、縦と横のスクロールバー33、
34が撮像可能エリア全体40をイメージして、更に、
その中の縦と横のポインター35、36が実エリアを示
しているから、縦スクロールバー33と横スクロールバ
ー34を参照するだけで、特に経験等が無くても現在撮
影している画面領域32(カメラが撮影している領域と
しては41)がカメラの撮影可能全エリア内40でどの
ような位置と大きさを呈しているかについて、容易に推
定できる。
【0035】そして、携帯電話30では液晶画面31の
表示できうる画素数が少ないので、本発明の方法は効果
的である。携帯電話30の中には、一般的に方向制御キ
ー37があって、表示ウィンドウ32の画像を右左上下
に移動するのに適している。この方向制御キー37の指
示によってカメラに撮影方向の変更を指示したり、表示
ウィンドウ32内部に表示する画像を変更したり、さら
には縦、横のスクロールバー33、34内に位置する
縦、横のポインタ35、36の位置を変更描画する。
【0036】このような機能を備えた携帯電話30内で
稼働するプログラムは、あらかじめ備えられていてもい
いが、バージョンアップを容易にするために、携帯電話
基地局やインターネットからダウンロードして稼働させ
ても良い。さらには、携帯電話30に備えられた図示し
ないデータコネクタを通して、内部に書き込んでも良
い。
【0037】(スクロールバーの変形例)次に、本発明
のスクロールバーについていくつかの変形例を示す。
【0038】図6(a)、(b)は、既に述べてきた例
示と若干重複するが、画像ウィンドウ50と長さを合わ
せるスクロールバーをどちらにするかによって、ウイン
ドウより縦のスクロールバー51が出っ張るか、横のス
クロールバー52が出っ張るか両方あり得ることを示し
ている。本発明は縦と横の比、そして、スクロールバー
内のポインタの比について要求しているのみであるか
ら、表示画面の辺より長くても構わないし、短くても構
わない。
【0039】また、図7(a)、(b)には、スクロー
ルバーやポインタの形状について問わないということを
示した変形例である。縦のスクロールバー60、65、
横のスクロールバー61、66、縦のポインタ62、6
7、横のポインタ63,68などを例示したが、これら
に縛られるものではない。すでに述べたように、長さの
概念についてのみ守れば、その形状が異なることについ
て何ら本発明から逸脱しないということを示している。
【0040】図8と図9には、パンチルトカメラからの
映像を表示する手順と、必要に応じたパンチルトカメラ
への撮像方向変更信号の送出について記載したフローチ
ャートである。手順はごく一般的に記載されているが、
上述のように比率を守る点さえ守れば、種々の手順は構
築可能であるし、これらのソフトウエアが一部分ハード
ウエア化されてもいいし、全てが携帯電話などの表示装
置内になくても良い。
【0041】(補助線を表示出来るようにした例)図1
0は、縦のスクロールバー70、横のスクロールバー7
1と縦のポインタ72、横のポインタ73から補助線H
1、H2、H3、H4、H5、H6、H7、H8を引き
出した例である。縦のスクロールバーからの補助線H
1、H2はウィンドウ境界線に重なって見えないが、逆
に、表示ウィンド78に境界線は必要とは限らないた
め、画像を表示するのみで縁取りをしないことも出来
る。尾のようにすれば、上述のH1、H2は出現する。
【0042】すでに述べたように、縦、横のスクロール
バー70、71の長さが撮像可能エリアの相似形になっ
ており、縦、横のポインター72、73の長さが撮像実
エリア(表示ウィンドウ78)を呈している性質を利用
することで、この補助線が形成するABCDのエリア7
5がパンチルトカメラ23の撮影方向をパンチルト駆動
して取得可能な全エリア領域75に相当して、この中に
実撮像エリアEFGH、すなわちその時点で実際にカメ
ラが撮影している画面が浮き彫りにされ、不慣れな人に
は特に明確に様相を呈することをが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のシステムを含めた図である
【図2】従来のスクロールバーの図である
【図3】従来の全体表示内実表示(パンウィンドウ)の
図である
【図4】携帯電話で応用されている図である
【図5】図4を説明する図である
【図6】スクロールバーの長さについての例である
【図7】スクロールバーとポインタについての形状変形
の例である
【図8】カメラ画像からの表示手順のフローチャートで
ある
【図9】スクロールバー生成手順のフローチャート
【図10】スクロールバー、ポインタから補助線を表示
した例である
【符号の説明】
3 従来の表示ウィンドウ 4,5 従来のスクロールバー(縦指標範囲、横指標
範囲) 従来のポインタ(縦指標、横指標) 13、14 本発明のスクロールバー(縦指標範囲、横
指標範囲) 15,16 本発明のポインタ(縦指標、横指標) 23 パンチルトカメラ 24 マウス 25 キーボード 30 携帯電話 31 液晶ディスプレイ 32 液晶画面上の画像表示ウィンドウ 33、34 本発明のスクロールバー(縦指標範囲、横
指標範囲) 35、36 本発明のポインタ(縦指標、横指標) 37 携帯電話の移動キー H1、H2、H3、H4、H5、H6、H7、H8 補
助線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全体画像の中で所定位置にある部分領域の
    部分画像と、全体画像に対応した長さを持つ全体バーと
    この全体バーに対して部分画像の大きさを示す長さを有
    し上記所定位置に応じた位置に描かれる部分バーとから
    なるスクロールバーと、を表示する表示手段を備えた画
    像表示装置であって、このスクロールバーは縦方向の縦
    スクロールバーと横方向の横スクロールバーとからな
    り、全体画像の縦方向と横方向の長さ比と縦スクロール
    バーと横スクロールバーの長さ比が一致することを特徴
    とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】前記スクロールバーは、前記全体バーと部
    分バーとの長さ比が全体画像と部分画像の長さ比と縦ス
    クロールバーと横スクロールバーとの両方に於いて等し
    いことを特徴とする、請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】前記表示手段は、前記縦方向の全体バーの
    両端に位置する水平の補助線と、前記横方向の全体バー
    の両端に位置する垂直の補助線と、前記縦方向の部分バ
    ーの両端に位置する水平の補助線と、前記横方向の部分
    バーの両端に位置する垂直の補助線と、の少なくとも1
    つを描画する補助線描画手段を備えた請求項1の画像表
    示装置
  4. 【請求項4】前記画像表示装置は、キー、レバー、トラ
    ックボールなどの入力手段及び/またはキーボード、マ
    ウスなどの入力機器への接続手段を備え、前記入力手段
    及び/または接続手段からの情報に基づいて表示する部
    分画像の位置と領域を変更する位置変更手段を備えたこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の画像表示装置
  5. 【請求項5】前記画像表示装置は、たとえば携帯電話の
    ような移動体端末装置であるとともに、この移動体端末
    装置に載置されたキーを前記位置変更手段に割り当てる
    キー割り当て手段を備えたことを特徴とする、請求項4
    の画像表示装置
  6. 【請求項6】前記画像表示装置は、制御信号で撮影方向
    を変更可能なパンチルトカメラへ接続する通信手段を備
    え、前記位置変更手段からの指示信号をこの通信手段か
    らパンチルトカメラに送信するとともに、通信手段から
    パンチルトカメラからの部分画像を取得することを特徴
    とする、請求項5の画像表示装置
  7. 【請求項7】以下の各ステップを備えた画像表示方法。 (1)全体画像の部分領域である部分画像をディスプレ
    イ上に表示する画像描画ステップ。 (2)全体画像に対応する全体バーとこのバーに対して
    部分画像の大きさを示す長さを有しこの所定位置に応じ
    て描かれる部分バーとからなるスクロールバーを縦方向
    の縦スクロールバーと横方向の横スクロールバーとして
    描画するステップ。 (3)このスクロールバー全体画像の縦方向と横方向の
    長さ比と縦スクロールバーの長さと横スクロールバーの
    長さ比を一致させるステップ。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の画像表示方法をコンピュ
    ータに実行させる画像表示プログラム。
  9. 【請求項9】前記請求項8に記載のプロクラムを記録し
    た記憶媒体。
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