JP2003252712A - 植物の生長調節剤及び生長調節法 - Google Patents
植物の生長調節剤及び生長調節法Info
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Abstract
関し、更に詳しくは、地球環境に優しい物質を用いて植
物の生長を調節する技術に係るものである。 【解決手段】 NaHCO3 及び/又はKHCO3 を有
効主成分とすることを特徴とする植物の生長調節剤。
Description
びその調節法に関するもので、更に詳しくは、地球環境
に優しい物質を用いて植物の生長を調節する技術に係る
ものである。
て、植物ホルモン或いは植物生長促進剤や抑制剤等が種
々の作物の栽培に利用されている。さらに、植物ホルモ
ン以外にもフイチン酸、コリン等が知られている。しか
し、これらの物質は高価であり、使用に際して安価な物
質が望まれていた。又、一部の植物ホルモンは人体に対
して催奇生を有するものもあり、人体に対して安全な物
質が求められていた。
な提案がなされているところ、その多くは化学合成され
た薬剤でありこれを希釈して散布する方法が主として採
用されていた。しかし、最近は堆肥や自然の有機肥料を
使用する有機農法が盛んになり、植物の生長促進剤にお
いても、土壌や環境面に影響を与えることのないものを
開発する試みがなされている。
等における安全性の問題を回避し、かつ地球環境に配慮
しつつ植物の生長を調節する方法を提供するものであ
り、調節剤として全く新たな化合物を採用したものであ
る。
NaHCO3 及び/又はKHCO3 を有効主成分とする
ことを特徴とする植物の生長調節剤に関するものであ
る。そして、場合によっては、植物ホルモン(好ましく
はオ−キシン)を有効成分として加えた植物の生長調節
剤を提供するものである。
・生育床に0.003〜1重量%のNaHCO3 及び/
又はKHCO3 を含有させた植物の生長調節法に関する
ものである。そして、場合によっては、10-3〜10-7
Mの植物ホルモンを含有させた植物の生長調節法を提供
するものである。
者らは、重曹(NaHCO3 )を用いた植物の矮化法に
ついて開発を行っているところであり、重曹が水溶性で
人畜無害であり地球環境にやさしく比較的低コストで入
手できる点に着目したものである。しかるに、本発明者
らは種々研究を重ねた結果、全く意外にも植物に対して
重曹が植物の発芽・生長を促進する作用があることを見
出し、先の提案を更に発展させて本発明に到達したもの
であり、安価でしかも人体に対して安全な植物の生長調
節剤及び植物の生長調節法を提供することとなったもの
である。
HCO3 (重曹)及び/又はKHCO3 を有効主成分と
するものである。以下、重曹を中心に本発明を更に説明
するが、重曹は飽和水溶液でもほぼ中性(pH8.2)
なので、土質に影響を及ぼすことが殆んどない。又、植
物への処理後は雨とともに流れ去るので、地球環境に優
しく、悪影響を与えることなく処理することができるこ
とはいうまでもない。かかる重曹等は公知のものを使用
でき、本発明の目的から逸脱して環境に悪影響を与えな
い限り不純物を含んでいても良い。勿論、窒素、リン、
カリウム等植物の肥料成分と他の植物生長調節剤と併用
しても差し支えない。本発明で用いられる市販品の重曹
には、例えば商品名「ARMEX」、Church&D
wight Co.,Inc.があり、これには極く微
量のNa2 CO3 、Ca、Mg、SiO2 等が存在する
が、これらが共存していても植物調節剤としては何ら問
題がなく使用できる。勿論、本発明の重曹がこれに限定
されるものではない。KHCO3 についても重曹とほぼ
同様であって、地球環境へ与える影響は極めて少ない。
して用いる場合、勿論、植物の種類によって処理濃度に
差があるが、その濃度は0.003〜1重量%、好まし
い範囲は0.01〜0.1重量%である。即ち、濃度は
高い範囲にあっては、植物の生育に対してこれを阻害す
る方向に働く因子として機能し、又、一定の範囲の濃度
であれば、植物の生長促進効果を期待できるものであっ
て、背丈も大きく、生長も速く、更には果実の大型化、
多実化の効果をもたらすこととなる。尚、濃度が濃過ぎ
ると、発芽しないという欠点があり、濃度が少な過ぎる
と効果は期待できない等の理由から濃度範囲が決定され
るものである。重曹とKHCO3 との併用も勿論可能で
あり、その割合は適用する植物によって適宜濃度を決め
ることになる。
て植物ホルモンを併用することもまた好ましい手段であ
って、例えば、植物ホルモンのインドール−3−酢酸
(IAA)は比較的高濃度では生長を抑制するが、薄い
濃度(10-4〜10-7M程度)では生長促進作用が見ら
れる。この仕組みについては完全には解明されてはいな
いが、植物にはNa+ やK+ の流出入によって刺激され
る生長促進機能が、或いは生長促進ホルモンの活性化を
誘導する機能があるかも知れない。
が挙げられ、例えば2,4−D(2,4−ジクロロフェ
ノキシ酢酸)、IAA(インドール−3−酢酸)、IB
A(インドール−3−酪酸)、NAA(1−ナフタレン
酢酸)、2,4,5−T(2,4,5−トリクロロフェ
ノキシ酢酸)、ピクロラム(4−アミノ−3,5,6−
トリクロロピリジン−2−カルボン酸)、ダイカンバ
(3,6−ジクロロ−O−アニス酸)、ナフタレンアセ
トアミド、5−クロロ−1H−インダゾール−3−イル
酢酸エチル、MCPA(4−クロロ−O−トリルオキシ
酢酸)、2,3,6−TBA(2,3,6−トリクロロ
安息香酸)、ジクロルプロップ〔2−(2,4−ジクロ
ロフェノキシ)プロピオン酸〕、メコプロップ〔2−
(4−クロロ−2−メチルフェノキシ)プロピオン
酸〕、2,4−DB〔4−(2,4−ジクロロフェノキ
シ)酪酸〕、MCPB〔4−(4−クロロ−O−トリル
オキシ)酪酸〕、フェノプロップ〔2−(2,4,5−
トリクロロフェノキシ)プロピオン酸〕などをあげるこ
とができ、それを単独でまたは2種以上を組み合わせて
使用することができる。
ネチン(6−フルフリルアミノプリン)、BA(ベンジ
ルアデニン)、4−PU(4−ピリジルフェニルウレ
ア)、ゼアチン〔4−ヒドロキシ−3−メチル(E)−
2−ブテニルアミノプリン〕、ジヒドロゼアチン(4−
ヒドロキシ−3−メチルブチルアミノプリン)、2−イ
ソペンテニルアデニン、2−イソペンテニルアデノシ
ン、トランスリボシルゼアチン〔6−(4−ヒドロキシ
−3−メチル−(E)−2−ブテニルアミノ)−9−β
−D−リボフラノシルプリン〕、CPPU〔N−(2−
クロロ−4−ピリジル)−N−フェニルウレア〕などを
あげることができ、それを単独でまたは2種以上を組み
合せて使用することができる。
GA(シベレリン)、ABA(アブシジン酸)、ブラシ
ノステロイド、ジャスモン酸などがあげられる。
ないが、土壌潅注処理、水耕栽培の溶液への添加、種子
のコート、挿し木への処理等、植物生長調節剤の通常の
方法で用いられる。また、他の農薬、肥料と併用するこ
ともできることは言うまでもない。従って、土壌改良剤
としてもその効果は大きいものであり、後述するが、例
えば火山灰に重曹等を配合することによって土壌として
の改質効果をももたらすものである。
に植物の種子を浸漬し、次いで圃場あるいは培土に撒種
して植物を発芽・生成する方法であり、重曹を固定化し
た担体あるいはこれを含んだ培土と種子と混合し、つい
で圃場或いは培土に撒種する方法が取られ得る。
ばダイコン、ニンジン、ゴボウ等の根菜類;モヤシ、レ
タス、ハクサイ、コマツナ、イチゴ、メロン等の野菜
類;イネ、小麦、トウモロコシ等の穀物類;菊、ユリ、
ラン、バラ、パンジー、カーネション等の花弁類;高架
芝、野芝、ペントグラス等の芝類;エンドウ、大豆、ピ
ーナッツ等の豆類;スギ、ヒノキ、サツキ等の樹木類;
トマト、ナシ、ブドウ、リンゴ等の果樹類、オオイヌノ
フグリにて代表される雑草等が挙げられる。
明するが、これは単に例示の目的で述べるものであり、
本発明はこれらの実施例に限定されるものでない。 (1)NaHCO3 の効果 (実施例1・イネ・図1、図2)イネを用いて本発明
(NaHCO3 )を実証した。4.5cmのシャーレに
脱脂綿を敷き試験液10mlを入れた。そこに種子(1
0粒)を加え、4日間暗黒下23℃で育て、その後3日
間明所(約3000ルックス)23℃で培養した。各図
は左からNaHCO3 を有効主成分としたもので、対照
−コントロール(NaHCO3 の濃度が0%)、1%
(飽和水10%とした原液の1/10希釈)、0.3
%、0.1%、0.03%、0.01%、0.003%
である。
した図であり、図2は各々のシュ−ト(茎)の長さ及び
根の長さを比較した図であり、茎は各々5.3±0.3
mm、3.3±0.3mm、7.3±1.5mm、1
3.3±0.9mm、15.0±1.0mm、10.0
±0mm、11.0±1.0mmであり、根の長さは各
々10.3±1.8mm、0±0mm、2.3±0.3
mm、20.7±2.3mm、23.7±0.9mm、
18.0±9.7mm、32.0±9.3mmである。
尚、ラベルの長さは5mmである。
にて分かる通り、濃度の濃い場合には生長が抑制され、
濃度の薄い場合には生長が促進することが分かる。
を用いて本発明(NaHCO3 )を実証した。図3は図
1と同様の各々のシャーレ内の芽生えの状態を示した図
であり、図4は図2と同様の各々の胚軸(茎)の長さ及
び根の長さを比較した図である。
m、14.7±0.3mm、41.3±1.9mm、4
6.0±1.5mm、39.3±1.5mm、30.0
±1.7mmであり、根の長さは各々55.0±1.2
mm、0±0mm、1.3±0.3mm、29.3±
1.8mm、60.7±8.1mm、26.3±3.7
mm、17.0±1.6mmである。尚、ラベルの長さ
は5mmである。
にて分かる通り、濃度の濃い場合には生長が抑制され、
0.1%以下では生長が促進することが分かる。
を用いて本発明(NaHCO3 )を実証した。図5は図
1と同様の各々のシャーレ内の芽生えの状態を示した図
であり、図6は図2と同様の各々の茎の長さ及び根の長
さを比較した図である。
m、6.7±0.3mm、15.7±0.3mm、2
4.3±0.3mm、24.3±0.9mm、14.0
±0.6mmであり、根の長さは各々21.3±0.7
mm、0±0mm、3.7±0.3mm、11.0±
0.6mm、14.3±1.9mm、21.0±0.6
mm、18.7±4.7mmである。尚、ラベルの長さ
は5mmである。
て分かる通り、濃度の濃い場合には生長が抑制され、濃
度の薄い場合には生長が促進することが分かる。
7、図8)ペレニアルライグラスを用いて本発明(Na
HCO3 )を実証した。図7は図1と同様の各々のシャ
ーレ内の種子の状態を示した図であり、図8は図2と同
様の各々のシュ−ト(茎)の長さ及び根の長さを比較し
た図である。
m、19.0±0.6mm、55.7±0.7mm、4
4.3±1.5mm、42.0±0.6mm、24.3
±0.3mmであり、根の長さは各々29.7±0.3
mm、0±0mm、4.7±0.3mm、28.0±
1.5mm、28.0±0.6mm、27.3±1.5
mm、25.3±0.9mmである。尚、ラベルの長さ
は5mmである。
にて分かる通り、濃度の濃い場合には生長が抑制され、
濃度の薄い場合には生長が促進することが分かる。
用いて本発明(NaHCO3 )を実証した。図9は図2
と同様の各々の胚軸(茎)の長さ及び根の長さを比較し
た図である。
m、19.3±0.7mm、66.7±3.4mm、6
0.0±3.1mm、74.0±1.5mm、66.3
±4.1mmであり、根の長さは各々33.7±4.2
mm、0±0mm、7.3±1.3mm、22.0±
1.5mm、80.7±5.9mm、71.3±1.9
mm、37.0±1.5mmである。尚、ラベルの長さ
は5mmである。
る通り、濃度の濃い湯合には生長が抑制され、濃度の薄
い揚合には生長が促進することが分かる。
効果 (実施例6・オオイヌノフグリ・図10)オオイヌノフ
グリを用いて本発明(NaHCO3 +KHCO3 )を実
証した。図10は図1と同様の各々のシャーレ内の種子
の状態を示した図であり、各コントロ−ルを示す。図は
左からNaHCO3 を有効主成分としたもので、0%、
10%、3%、1%、0.3%、0.1%であり、更に
夫々の胚軸(茎)の長さ及び根の長さを示すものであ
る。
に対してKHCO3 の濃度を変化させて実験を行った。
図示はしないが、NaHCO3 がO%で、KHCO3 の
濃度を変化させた場合、KHCO3 が1%の場合には茎
及び根の長さは0mmであったが、0.1%の場合には
夫々7mm、10mmとなり、NaHCO3 の0.1%
の場合の値とほぼ同じとなった。
%、1%、0.3%の場合、KHCO 3 の濃度を変化さ
せて(0.1〜10%)実験を行ったが、茎及び根の長
さは0mmであった。更に、NaHCO3 が0.1%の
場合につき同様の試験を行ったところ、KHCO3 10
〜1%では茎及び根の伸びはなかったが、0.1%にあ
っては、茎の長さが10mm、根の長さが18mmとな
った。これはコントロ−ル(図10)のNaHCO3
0.1%(茎:8mm、根:9mm)及びKHCO 3
0.1%(茎:7mm、根:10mm)よりも生長が著
しいものであり、両者の併用効果が実証された。
いて本発明(NaHCO3 +KHCO3 )を実証した。
図11は図1と同様の各々のシャーレ内の種子の状態を
示した図であり、各コントロ−ルを示す。図は左からN
aHCO3 を有効主成分としたもので、0%、10%、
3%、1%、0.3%、0.1%であり、更に夫々の茎
の長さ及び根の長さを示すものである。
に対してKHCO3 の濃度を変化させて実験を行った。
図示はしないが、NaHCO3 がO%で、KHCO3 の
濃度を変化させた場合、KHCO3 が1%の場合には茎
及び根の長さは0mmであったが、0.1%の場合には
夫々40mm、62mmとなり、NaHCO3 の0.1
%の場合の値以上の効果があることが判明した。
の場合、KHCO3 の濃度を変化させて(0.1〜10
%)実験を行ったが、茎及び根の長さは0mmであっ
た。また、NaHCO3 が1%の場合につき同様の試験
を行ったところ、KHCO3 10%、0.1%では茎及
び根の伸びはなかったが、KHCO3 が1%にあって
は、茎の長さが11mm、根の長さが5mmとなった。
これはコントロ−ル(図11)のNaHCO3 1%
(茎:5mm、根:1mm)よりも大きな効果があるこ
とが分かる。更に、NaHCO3 0.1%にあって、K
HCO3 が10%の場合には茎及び根の伸びは0mmで
あったが、これが1%の場合には茎の長さが2mm、
0.1mmの場合には茎の長さが50mm、根の長さが
45mmとなり併用の効果は著しい。
本発明(オ−キシン併用)を実証した。尚、オ−キシン
としてインドール−3−酢酸(IAA)を用いた。IA
Aが10-4〜10-5Mの場合には、図示はしないが、夫
々茎の長さが20mm、23mm、根の長さが30m
m、41mmであった。しかるに、NaHCO3 との併
用の場合を検討するに、図12はNaHCO3 10%、
3%とIAAが10-3〜10-5Mの場合には茎、根はい
ずれも0mmであった。図13はNaHCO3 1%、
0.3%とIAAが10-3〜10-5Mの場合の写真であ
る。更に、図14はNaHCO3 が0.1%でIAAが
10-3〜10-5Mの場合の写真である。この図から両者
が特定の割合の場合には特に根がしっかりしたものとな
ることが判明した。以上、NaHCO3とIAAを併用
した場合、植物の生長を阻害したり、生長を促進したり
する併用効果が顕著であり、特に、NaHCO3 が0.
1%の場合、IAAの濃度が10 -4〜10-6M程度であ
れば、植物の生長に大きく寄与することが分かる。
図16)オオイヌノフグリを用いて本発明(オ−キシン
併用)を実証した。尚、オ−キシンとしてインドール−
3−酢酸(IAA)を用いた。IAAが10-4〜10-5
Mの場合には、図示はしないが、夫々茎の長さが8m
m、13mm、根の長さが11mm、22mmであっ
た。しかるに、NaHCO3 との併用の場合を検討する
に、NaHCO3 10%、3%とIAAが10-3〜10
-5Mの場合には茎、根はいずれも0mmであった。図1
5はNaHCO3 1%、0.3%とIAAが10-3〜1
0-5Mの場合の写真である。更に、図16はNaHCO
3 が0.1%でIAAが10-3〜10-5Mの場合の写真
である。この図から、NaHCO3 とIAAを併用した
場合、植物の生長を阻害したり、生長を促進したりする
併用効果が顕著であることが分かる。
海道:千歳産)にNaHCO3 を配合し、これにレタス
の芽生えを促したものである。コントロ−ル・1は、
4.5cmのシャーレに脱脂綿を敷き水10mlを入
れ、そこに種子(10粒)を加え、4日間暗黒下23℃
で育て、その後3日間明所(約3000ルックス)23
℃で培養した。茎及び根の長さは図17に示す通りであ
る。水のみの場合をコントロ−ルとしたが、茎及び根の
長さは24.1±1mm及び26.9±1.5mmであ
った。また、火山灰に水を加えた土壌(火山灰100
g:水28g)に対し、レタスを播種したもので、茎及
び根の長さは23.7±2.9mm及び17.1±2.
6mmであった。
(火山灰100g:重曹飽和溶液28g)の土壌にあっ
ては茎及び根の伸びは0mmであった。又、火山灰+N
aHCO3 1%(火山灰100g+NaHCO3 1%溶
液28g)の土壌にあっては茎及び根の長さは26.0
±1.5mm及び5.4±1.1mmであった。更に、
火山灰+NaHCO3 0.1%(火山灰100g:Na
HCO3 0.1%溶液28g)の土壌にあっては茎及び
根の伸びは33.4±1.1mm及び21.1±0.8
mmであった。
ることにより植物の生長に寄与することとなり、シラス
等の火山灰、赤土の改質が可能となったものである。勿
論、NaHCO3 単独のみならずKHCO3 との併用、
更には植物ホルモンとの併用によって土壌改質ができる
ことは言うまでもない。
な効果があり、しかもその入手も簡単であり、しかも土
壌に悪影響がなく環境にも優しいという特徴があり、そ
の有用性は高い。
た図(写真)である。
た図(写真)である。
した図(写真)である。
た図(写真)である。
した図(写真)である。
た図(写真)である。
生えの状態を示した図(写真)である。
た図(写真)である。
較した図(写真)である。
グリのコントロ−ルとしての芽生えの茎及び根の長さを
比較した図(写真)である。
トロ−ルとしての芽生えの茎及び根の長さを比較した図
(写真)である。
際のトマトの芽生えの茎及び根の長さを比較した図(写
真)である。
際のトマトの芽生えの茎及び根の長さを比較した別例の
図(写真)である。
際のトマトの芽生えの茎及び根の長さを比較した更に別
例の図(写真)である。
際のオオイヌノフグリの芽生えの茎及び根の長さを比較
した図(写真)である。
際のオオイヌノフグリの芽生えの茎及び根の長さを比較
した別例の図(写真)である。
スの芽生えの茎及び根の長さを比較した別例の図(写
真)である。
Claims (6)
- 【請求項1】 NaHCO3 及び/又はKHCO3 を有
効主成分とすることを特徴とする植物の生長調節剤。 - 【請求項2】 植物ホルモンを有効成分として加えた請
求項1記載の植物の生長調節剤。 - 【請求項3】 植物ホルモンがオ−キシンである請求項
2記載の植物の生長調節剤。 - 【請求項4】 植物の発芽・生育床に対し、0.003
〜1重量%のNaHCO3 及び/又はKHCO3 を含有
させた植物の生長調節法。 - 【請求項5】 10-3〜10-7Mの植物ホルモンを含有
させた請求項4記載の植物の生長調節法。 - 【請求項6】 植物ホルモンがオ−キシンである請求項
5記載の植物の生長調節剤。
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