JP2003251356A - 電解装置 - Google Patents

電解装置

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JP2003251356A
JP2003251356A JP2002372313A JP2002372313A JP2003251356A JP 2003251356 A JP2003251356 A JP 2003251356A JP 2002372313 A JP2002372313 A JP 2002372313A JP 2002372313 A JP2002372313 A JP 2002372313A JP 2003251356 A JP2003251356 A JP 2003251356A
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cylindrical
electrolysis
conductive
electrodes
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Shinichi Nakamura
信一 中村
Kunihiko Fukuzuka
邦彦 福塚
Jingo Nakazawa
仁吾 中沢
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プール、温泉等が大型化してきたが、レジオ
ネラ菌など感染症が多発して社会問題となっている。こ
れら循環用水系に生育する細菌、酵母、カビ、ウィルス
等の有害微生物を殺滅すると共に循環用水系を浄化出来
る安価で確実であり、高い電流密度でも効率の良い電解
方法と電解装置を提供しなければならないという課題が
ある。 【解決手段】 電解装置の陽極2が複数の筒型の導電性
セラミックス電極を長い筒と成る様に積み重ねたもので
あり、連結し一体化して長くなった導電性セラミックス
陽極2の筒の中に1本の端子本体6を挿入し、端子本体
6と積み重ねた陽極2とは隙間無く密着するように構成
する。陽極2の外側にはチタン、ステンレススチールな
どの導電性材料からなる筒型の陰極3を一定の極間距離
を置いて同心状に配置・構成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、小形で価格が安
く、電解効率が高い電解方法とその装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、プール水や風呂水を始め循環使用
する用水等の浄化殺菌を電解法で行う場合耐食性の高い
陽極として白金メッキ電極が広くも用いられていた。プ
ール水や風呂水の電解法による浄化殺菌効果は非常に高
く、期待されてきた。しかし陽極として白金メッキ電極
の寿命が短く数ヶ月で高価な電極を取り替えるという問
題があった。
【0003】発明者は、この問題を解決する為に電解装
置に関し次に挙げる特許出願をしている。 (1) 特願平 5− 87676「プール水や風呂水
の浄化装置」 (2) 特願平 6−233739「用水浄化方法及び
浄化装置」 (3) 特願平 9−369487「電解装置」 (4) 特願平2000−168578「電解装置」 (5) 特願平2000−328779「用水等の浄化
殺菌」
【0004】これらの発明のうち、(1)と(2)によ
ってプール水や風呂水の電解による浄化殺菌が可能にな
り、電解装置の陽極として最も耐蝕性が高い白金メッキ
チタン電極を使用していたが、負荷が高い場合には短時
間で電解電圧が異常に高くなると言う問題があり、
(4)の特願平09−369487「電解装置」では、
新しい端子結合方法によるフェライト陽極を用いること
により、同じ条件で白金メッキチタン電極の場合の3乃
至5倍の長時間耐久性能を得ることが出来た。
【0005】(10)特願平2000−168578と
(11)特願平2000−328779では更に高い浄
化殺菌効果を上げるため、電流値を上げた時に端子部分
が発熱するという問題を解決し、既存の風呂浴槽や観賞
魚水槽など狭い場所でも簡単に取りつけられる小型で故
障のない頑丈で、安全な電解装置による用水等の浄化殺
菌装置を提供することが出来た。
【0006】しかし大形のフェライト陽極を製作するに
は多くの問題があり、高温での焼成で熱ひずみにより、
反ったり曲がったりして歩留まりが悪くなる。大きな電
解容量のフェライト陽極の電解装置では、安価で確実な
方法はまだ提供されていない。
【0007】また複数の筒型浸漬型電解装置10を用水
槽1に浸漬して用いる際に隣接する陰極3の間に迷走電
流が流れ、電極が破損すると言う問題があり、高い電流
を流す事が困難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】プール、温泉等が大型
化してきたが、レジオネラ菌など感染症が多発して社会
問題となっている。これら循環用水系に生育する細菌、
酵母、カビ、ウィルス等の有害微生物を殺滅すると共に
循環用水系を浄化出来る安価で確実な電解方法と電解装
置を提供しなければならないという課題がある。
【0009】本発明は、大きな施設の循環用水系でも浄
化殺菌出来る高い電流密度で効率の良い電解方法とその
装置を安価に提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、次のような手段を講じている。
【0011】(a)請求項1記載の本発明は、陽極2が
複数の筒型の導電性セラミックス電極を長い筒と成る様
に積み重ね、連結し一体化している。長くなった導電性
セラミック陽極2の筒の中に1本の端子本体6を挿入
し、端子本体6と積み重ねた陽極2とは隙間無く密着す
るように構成する。陽極2の外側にはチタン、ステンレ
ススチールなどの導電性材料からなる筒型の陰極3を一
定の極間距離を置いて同心状に配置・構成するようにし
た。
【0012】電解装置の陽極には導電性セラミックスと
しては電気伝導性が比較的良く、又陽極に用いて耐蝕性
が最も高いとされているニッケルフェライトのパイプ或
いは中心軸方向に長い孔がある棒をもちいている。この
代りにニッケルフェライトを溶射した筒形の電極を用い
る事も出来る。その陽極2と陰極3の極間距離を1.1
乃至9mm離して、同心状に重ねて配置構成し、その極
間に電解質水溶液を流し電気分解する。
【0013】(b)請求項2記載の本発明は、複数の筒
型の導電性セラミックス電極を長い筒と成る様に積み重
ね、連結し一体化して長い陽極2とする。この陽極2の
筒の中に1本の端子本体6を挿入し、隙間無く密着する
ように端子本体6と積み重ねた陽極2とは導電性ボンド
で接着結合する。導電性ボンドは高い電流密度、高い電
圧で電極、端子の温度が上がると過熱され変質して電気
伝導に障害が生じるが、大きな負荷のかからぬ場合には
問題はない。
【0014】(c)請求項3記載の本発明は、筒型のフ
ェライト電極を長い筒と成る様に数多く積み重ね、その
筒と筒の間にバイトンゴム製等の中あき丸平パッキン又
はОリングを挟んで連結する。一体化して長くなったフ
ェライト電極の外側にチタン、ステンレススチールなど
の導電性材料からなる筒型の陰極(3)を配置・構成す
る。
【0015】(d)請求項4記載の本発明は、端子本体
6と積み重ねた陽極2の隙間に溶融した低融点金属又は
水銀2を注入する。導電性セラミックス陽極2と端子本
体6の間が低融点金属又は水銀2で隙間無く構成され端
子から電極に広い接触面で電気伝導が行なわれる。この
為電気伝導率の低いセラミックス陽極でも効率的に電解
が行なわれる。その外側にチタン、ステンレススチール
などの導電性材料からなる筒型の陰極3を一定の極間距
離を置いて同心状に配置・構成する。
【0016】(e)請求項5記載の本発明は、複数の筒
型の導電性セラミックス陽極2を長い筒と成る様に重
ね、その外側に同心状にチタン、ステンレススチールな
どの導電性材料からなる筒型の陰極3を配置して浸漬型
電解装置1とする。これを電解槽24の用水の中に直接
浸漬し、電気分解して、浄化殺菌水を生成する事が出来
る。
【0017】(f)請求項6記載の本発明は、外側の陰
極3を穴明き筒型の電極とする複数の浸漬型電解装置1
0を用水槽1に浸漬して用いる際に、2乃至10本を一
組とし直列に電流を流すように配置連結し、更にこれを
複数組組み合わせて用いる事が出来る。
【0018】(g)請求項7記載の本発明は、複数の浸
漬型電解装置を電解反応槽に浸漬して用いる際に迷走電
流防止手段を設け、隣接する陰極の間に迷走電流が流れ
電解効率が低下し、チタン製の陰極が変色・腐食したり
することを防止できる様に筒型の電極カバー12を設け
ることにしている。本請求項では複数の筒型の導電性セ
ラミックス電極を長い筒と成る様に積み重ね、連結し一
体化した陽極2だけでなく、1個の筒型の導電性セラミ
ックス電極であっても良い。
【0019】(h)請求項8記載の本発明は、複数の浸
漬型電解装置10を用水槽1に浸漬して用いる際に迷走
電流を防止する為、浸漬型電解装置10の陰極3と長さ
が同じか、或いはやや長い筒型の電極カバー12を取り
つける。この下部には複数の用水導入孔1があり、上部
には複数の排出孔1があり、生成した電解水とガスを排
出する事が出来る。
【0020】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を参照して説明
する。
【0021】(実施例1) 図1は本願発明の電解装置
1であり、構成部品とその組み立て方を示すものであ
る。陽極2は長さ50mm、0.34dmのNi−フ
ェライト製の円筒形である電極を図のように6個重ねそ
の間に中あき丸平パッキン又は0リング7を挟み上下か
ら押さえて1本の長い陽極2としている。陰極3はチタ
ンの穴明きパイプであり、陽極2の外側に極間距離5m
m離れて配置される。端子本体6は長く連結した陽極2
と同じ長さで、端子本体6と連結した陽極2のわずかな
隙間(2〜2mm)に低融点金属又は水銀5を流し込み
端子本体6は長く連結した陽極2の電気伝導をよくする
ようにしている。
【0022】浸漬型電解装置10用に6個連結した陽極
2aと同じ長さの1本の陽極2bを比較するために図1
の電解装置1において陽極だけを6個連結した陽極2a
と同じ長さの1本の陽極2bとした他の部分は同じもの
を製作し電解テストを行った。図2に1本の陽極2bか
らなる通常の浸漬型電解装置10を示す。2a、2b共
に陽極の有効長さ300mm、電極面積2dmで有
り、これを電気伝導度670μS/cmの水溶液4Lを
入れた水槽に浸漬し10時間電解した。
【0023】図3は通常使われている陰極の外側が合成
樹脂製のケーシングに収められた耐圧型電解装置9であ
り、比較のため同じ条件でテストしている。電圧、陽極
端子温度(+)ともに6個連結した陽極2aは同じ長さ
の1本の陽極2bと違いが無かった。浸漬型電解装置1
0は比較のためテストに加えた耐圧型電解装置9と違っ
て電圧も端子温度の上昇も殆どなく安定していた。結果
を表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】(実施例2) 図4は電極カバー付浸漬型
電解装置11であり、構成部品とその組み立て方を示す
ものである。一つの電解槽の中に少数の浸漬型電解装置
10を外側になる円筒形の陰極に保護管又は保護板の無
い裸の状態で浸漬して電解しても良いが、数多く狭い間
隔で浸漬し電解すると迷走電流によるトラブルが生じ
る。特に1台の電源装置で数台の浸漬型電解装置10を
直列につなぐとその列の始めのほうから順に電圧が低く
なる。本実施例では4台のうち始めの2台は電極カバー
付浸漬型電解装置11である。この電極カバー(12)
は陰極(3)と同じ長さで下端は開放、上部には生成し
た電解水とガスを排出する複数の孔のある円筒型であ
る。
【0026】図5は電極カバー付浸漬型電解装置11を
2台とカバー無し浸漬型電解装置10を2台併せて4台
を一組とし、この8組を円筒形の電解槽32に密に配置
浸漬した状態を上から見た図である。破線で囲ってその
一組を示している。図6は循環して使用するプール水、
浴槽水の浄化殺菌装置である。25m、6コースのプー
ルでは1dmあたり12Amp.で十分であり、電極
カバーも4台のうち2台に付ければ良かった。従来この
条件で電極カバーを付けない場合、2週間の運転で陰極
が電蝕で使用できなくなった。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ていて、以下に記載されるような効果を奏する。
【0028】(a) 請求項1の発明によれば、陽極2
が複数の筒型の導電性セラミックス電極を長い筒と成る
様に積み重ね、連結し一体化している。短いセラミック
ス電極は電気炉も小形で良く、焼成の際に変形する事も
無く歩留まりも略100%とする事が出来る様になっ
た。この結果、大幅にコストを下げる事が出来る様にな
った。また1種類の大きさの導電性セラミック電極を用
意しておき、複数個連結すれば多種類の電極面積の電極
がすぐ用意できる。
【0029】(b) 請求項2の発明によって、焼成後
の製品の寸法精度を高くすることが出来た。導電性セラ
ミックスとしては電気伝導性が比較的良く、又陽極に用
いて耐蝕性が最も高いとされているニッケルフェライト
のパイプ或いは中心軸方向に長い孔がある棒は、長くな
るほど焼成に際して曲がりなどの変形が出やすい。円筒
形の陽極の内孔に端子本体6を挿入して、それが良く密
着して電気伝導を良くする為にニッケルフェライトの内
孔径と端子本体6の外径との差が少ない事が大事であ
る。
【0030】焼成に際して変形の少ない短いものが有利
である。この結果大きなコスト節減効果を生み出すこと
が出来た。端子本体6と積み重ねた陽極2とを隙間無く
密着する事が出来るようになり、導電性ボンドによる接
着結合が良くなり、電気伝導の良くないセラミックス電
極に端子部分の発熱することなく大きな電流を供給出来
るようになった。導電性セラミッ電極は粉末にバインダ
ーを加え型に入れ高圧プレスする場合大きく長いものを
精密にプレスするのは困難であり費用も多大である。ま
た大きなものしかも長いものを1100度以上で精密に
焼き上げることも困難である。本発明により精密加工し
やすい小型筒型の導電性セラミック電極を複数連結する
ことでこの問題を解決する事が出来た。
【0031】(c) 請求項3の発明によれば、筒型の
フェライト電極を長い筒と成る様に数多く積み重ね、そ
の筒と筒の間にバイトンゴム製等の中あき丸平パッキン
又はОリングを挟んで連結することにより、腐蝕性の高
い陽極酸性水が筒と筒の間の僅かな隙間から侵入するこ
とを防ぐ事が出来る。
【0032】(d) 請求項4の発明によれば、端子本
体6と積み重ねた陽極2の隙間に溶融した低融点金属又
は水銀を注入することにより、端子から電極に広い接触
面で電気伝導が行なわれる。この為電気伝導率の低いセ
ラミックス陽極でも効率的に電解が行なわれる。導電性
ボンドの場合、大きな電流を流すと端子部分が発熱する
ので導電性ボンドが過熱され劣化する。低融点金属又は
水銀は温度が上昇しても劣化することはない。
【0033】電気伝導の良くないセラミックス電極に端
子部分の発熱することなく大きな電流を供給出来るよう
等セラミックスとチタンまたはステンレスの熱膨張係数
が違い、材質が硬く脆いセラミックス陽極が割れる事が
多い。軟らかい低融点金属又は水銀はこのセラミックス
とチタンまたはステンレスの間にあってクッションの働
きをしてセラミックス陽極が割れる事を防ぐが出来た。
【0034】(e) 請求項5の発明によれば、本発明
は、小型電解槽の中に浸漬型電解装置を組み込んで1d
あたり24Amp以上の電流を流し効率の良い電解
を行うことが出来る。プールや工業用プロセス用水等大
量の循環水に対しても効率の良い浄化殺菌を行うことが
出来る。通常用いられる白金メッキ電極では1dm
たり5〜8Amp程度である。
【0035】(f) 請求項6の発明によれば、外側の
陰極3を穴明き筒型の電極とする複数の浸漬型電解装置
10を用水槽1に浸漬して用いる際に、2乃至10本を
一組とし直列に電流を流すように配置連結し、更にこれ
を複数組組み合わせて用いることにより、更に大容量の
電解装置を小形で安価に作る事が出来る。
【0036】(g) 請求項7の発明によれば、筒型の
電極カバーの迷走電流防止手段を設けることにより、隣
接する陰極の間に迷走電流が流れる事が無くなり、電解
効率が良くなり、チタン製の陰極が変色・腐食したりす
ることを防止できるようになった。
【0037】(h) 請求項8の発明によれば、迷走電
流を防止する電極カバー12を取りつけることにより迷
走電流を防止するだけでなく、数多くの浸漬型電解装置
10を用水槽1に浸漬して用いる際に用水が電極カバー
の下から入り、上部の複数の排出孔1から、生成した電
解水とガスが排出され、下部の電解水出口21から出る
ことにより電解槽24の中の混合攪拌が十分に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】電解装置1の構成部品とその組み立て方を示す
斜視図である。
【図2】1本の陽極2bからなる通常の浸漬型電解装置
10を示すもので、構成部品とその組み立て方を示す斜
視図である。
【図3】通常使われている陰極の外側が合成樹脂製のケ
ーシングに収められた通常使われている陰極の外側が合
成樹脂製のケーシングに収められた耐圧型電解装置9の
上部と側面から見た断面図である。
【図4】電極カバー付浸漬型電解装置11であり、構成
部品とその組み立て方を示す斜視図である。
【図5】電極カバー付浸漬型電解装置11を2台とカバ
ー無し浸漬型電解装置10を2台併せて4台を一組と
し、この8組を円筒形の電解槽32に密に配置浸漬した
状態を上から見た図である。
【図6】循環して使用するプール水、浴槽水の浄化殺菌
装置で合成樹脂製電解槽24の中に浸漬型電解装置10
と電極カバー付浸漬型電解装置11の32個を配置した
浄水殺菌テスト機の装置姿図である。
【符号の説明】
1 電解装置 2 陽極 3 陰極 4 極間反応部 5 低融点金属又は水銀 6 端子本体 7 中あき丸平パッキン又は0リング 8 電源・制御装置 9 耐圧型電解装置 10 浸漬型電解装置 11 電極カバー付浸漬型電解装置 12 電極カバー 13 電解装置固定板 14 ガス抜き孔 15 陰極にあけられた孔 16 電解水ポンプ 17 用水入り口 18 電解水出口 19 陰極端子 20 陽極端子 21 パッキンシール部 22 保護チュウブ 23 端子部保護ケース 24 電解槽 25 電極固定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/50 550 C02F 1/50 550D 560 560F

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陽極(2)が複数の筒型の導電性セラミ
    ックス電極を長い筒と成る様に積み重ね、連結し一体化
    して長くなった導電性セラミック陽極(2)の筒の中に
    1本の端子本体(6)を挿入し、端子本体(6)と積み
    重ねた陽極(2)とは隙間無く密着するように構成され
    た陽極(2)であり、その外側にチタン、ステンレスス
    チールなどの導電性材料からなる筒型の陰極(3)が一
    定の極間距離を置いて同心状に配置・構成されたもので
    あることを特徴とする電解装置。
  2. 【請求項2】 陽極2が複数の筒型の導電性セラミック
    ス電極を長い筒と成る様に積み重ね、連結し一体化して
    長くなった導電性セラミック陽極2の筒の中に1本の端
    子本体6を挿入する。隙間無く密着するように端子本体
    6と積み重ねた陽極2とは導電性ボンドで接着結合され
    ていることを特徴とする請求項1記載の電解装置。
  3. 【請求項3】 陽極(2)が複数の筒型の導電性セラミ
    ックス電極を長い筒と成る様に重ねたものであり、その
    導電性セラミックス電極の筒と筒の間に中あき丸平パッ
    キン又はОリング(7)を挟んで連結し、一体化して長
    くなった導電性セラミック陽極(2)であり、その外側
    にチタン、ステンレススチールなどの導電性材料からな
    る筒型の陰極(3)を配置・構成されたものであること
    を特徴とする請求項1乃至2記載の電解装置。
  4. 【請求項4】 端子本体(6)と積み重ねた陽極(2)
    の隙間に溶融した低融点金属又は水銀(2)を注入し
    て、導電性セラミックス陽極(2)と端子本体(6)の
    間が低融点金属又は水銀(2)で隙間無く構成された陽
    極(2)であり、その外側にチタン、ステンレススチー
    ルなどの導電性材料からなる筒型の陰極(3)が一定の
    極間距離を置いて同心状に配置・構成されたものである
    ことを特徴とする請求項1乃至3記載の電解装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4に記載する複数の筒型の
    導電性セラミックス陽極(2)を長い筒と成る様に重
    ね、その外側に同心状にチタン、ステンレススチールな
    どの導電性材料からなる筒型の陰極(3)を配置した浸
    漬型電解装置(1)用水槽(1)の用水の中に直接浸漬
    して電気分解して浄化殺菌水を生成する事を特徴とする
    電解方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5に記載する外側の陰極
    (3)を穴明き筒型の電極とする浸漬型電解装置(1
    0)であり、その複数の浸漬型電解装置(10)を用水
    槽(1)に浸漬して用いる際に2乃至10本を一組とし
    直列に電流を流すように配置連結して、更にこれを複数
    組組み合わせて用いることを特徴とする電解方法。
  7. 【請求項7】 複数の筒型浸漬型電解装置(10)を用
    水槽(1)に浸漬して用いる際に隣接する陰極(3)の
    間に迷走電流を防止するために筒型の電極カバー(1
    2)を設けることを特徴とする電解方法。
  8. 【請求項8】 複数の浸漬型電解装置(10)を用水槽
    (1)に浸漬して用いる際に、浸漬型電解装置(10)
    の陰極(3)と長さが同じか、或いはやや長く下部に複
    数の用水導入孔(1)があり、上部には生成した電解水
    とガスを排出する複数の排出孔(1)のある筒型の電極
    カバー(12)を取りつけることを特徴とする請求項6
    乃至請求項7記載の電解装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008011873A1 (de) * 2006-07-26 2008-01-31 Venta-Luftwäscher GmbH Vorrichtung zur nutzung von wasser
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