JP2003250779A - 腹式呼吸計 - Google Patents

腹式呼吸計

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JP2003250779A
JP2003250779A JP2002383546A JP2002383546A JP2003250779A JP 2003250779 A JP2003250779 A JP 2003250779A JP 2002383546 A JP2002383546 A JP 2002383546A JP 2002383546 A JP2002383546 A JP 2002383546A JP 2003250779 A JP2003250779 A JP 2003250779A
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Ryuzo Okazaki
隆三 岡崎
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】装着部材と人体の腹部との間に装着され、腹部
に接触する可動体が腹部の膨張、収縮を可動体の変位で
検出する検出手段と、検出手段からの信号により腹式呼
吸を計数する計数手段と、検出手段からの検出信号から
所定時間経過後に前記計数手段を作動させる制御手段と
を備えている腹式呼吸計を提供すること。 【解決手段】メニュー表示回路部S1、メニュー選択回
路部S2など各回路から構成されており、腹式呼吸での
腹部の膨張、収縮を腹式呼吸検出部S8で検出し、所定
時間調整・設定回路部S7で所定時間を調整、設定し、
所定時間制御回路部S5で所定時間で腹式呼吸が実施さ
れた信号を出力し、計数回路部S11で腹式呼吸を計数
する。計数結果は表示部S14に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は装着部材と人体の腹
部との間に装着され、腹部の膨張、収縮により可動体が
変位し、腹式呼吸を計数する腹式呼吸計に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の腹式呼吸計に類するものとして
は、美容健康ベルト(実開昭57−57718号のマイ
クロフイルム)などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の腹式呼吸計に類
するものにおいては上記、美容健康ベルトなどがある
が、美容健康ベルト自体が大きいので、常時装着できな
いという課題がある。
【0004】前記、美容健康ベルトは、腹部の膨張、収
縮を調整、設定した所定時間経過後に実施したことを検
出し、計数することができないという課題がある。この
ことは、腹式呼吸の時間が長くなることを腹式呼吸が上
達すると称するなら、上達する為に、上達に合わせ、又
は体型、体調に合わせて検出時間を調整、設定して、腹
式呼吸をおこなったかを検出できないという課題であ
る。
【0005】腹式呼吸の目標回数を設定し、目標回数を
達成するまで、設定した時刻毎か、設定した一定時間間
隔で腹式呼吸計が音、振動で、目標回数を達成していな
いことを報知できないという課題がある。又、実施した
腹式呼吸回数と腹式呼吸時間から空気を吸って、吐いた
空気量を知ることができないという課題もある。
【0006】歩数、腹式呼吸回数などは記憶されていな
いので過去の腹式呼吸回数などを確認できないという課
題もある。又、腹式呼吸計に記憶したデーターを外部機
器に伝送できないので、パソコンなどの機能を活用して
健康診断結果などのデーターとリンクさせて健康管理を
する為などのデーターとして活用できないという課題も
ある。又、歩数計数手段を有していないので、歩数と腹
式呼吸回数を同時に検出できないという課題もある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する為、
本発明の腹式呼吸計は、装着部材と人体の腹部との間に
装着され、人体の腹式呼吸を計数する腹式呼吸計であっ
て、本体と、この本体とともに内部空間を形成するとと
もに、前記腹部に接触する可動体と、この可動体を前記
腹部に押圧したバネと、前記本体に設けられ、前記検出
手段からの信号により腹式呼吸を計数する計数手段と、
前記検出手段からの検出信号から所定時間経過後に前記
計数手段を作動させる制御手段から構成されており、常
に装着して腹式呼吸ができるように小型、軽量であるこ
とを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の腹式呼吸計の一
実施形態に基づいて説明する。一実施例の歩数計数手段
付き腹式呼吸計の装着方法について図2、図4に基づい
て説明する。図2のフック9により図4のように人体の
腹部と装着部材の間に可動体2を人体の腹部側に配設に
なるように装着する。装着部材はズボンのベルトでも良
く又、女性の場合はスカートでも良い。又は腹式呼吸計
に付設したベルトでも良い。
【0009】歩数計数手段付き腹式呼吸計の構成を、図
1のブロック図で説明する。歩数計数手段付き腹式呼吸
計はメニュー表示回路部S1と、メニュー選択回路部S
2と、メニュー設定回路部S3と、メニュー決定回路部
S4と、所定時間制御回路部S5と、タイマー回路部S
6と、所定時間調整・設定回路部S7と、腹式呼吸検出
部S8と、音、振動ボリューム調整・設定部S9と、
音、振動発生回路部S10と、計数回路部S11と、電
源回路部S12と、記憶回路部S13と、表示部S14
と、リセット回路部S15と、空気量計算回路部S16
と、データー伝送回路部S17と、歩数回路部S18
と、目標設定回路部S19とを備えており、各構成回路
などの働きは、メニュー表示回路部S1は目標回数を設
定すること、目標回数を達成するまで音、振動で報知す
ること、腹式呼吸回数を記憶すること、歩数を記憶する
こと、所定時間の長さを調整、設定すること、腹式呼吸
で空気を吸って、吐いた空気量を計算すること、前記計
算結果を記憶すること、記憶した前記計算結果を表示す
ること、記憶した腹式呼吸回数を表示すること、記憶し
た歩数を表示すること、記憶したデーターを外部機器に
伝送することなどの、実施できるメニューを表示部S1
4に表示する回路部で、各メニューはメニュー表示回路
部S1のメニュー表示ボタンを操作し、表示部S14に
表示する。
【0010】メニュー選択回路部S2は、表示部S14
に表示されたメニューをメニュー選択回路部S2のメニ
ュー選択ボタンを操作して、メニューを選択する回路
部。メニュー設定回路部S3は、メニュー設定回路部S
3のメニュー設定ボタンを操作してメニュー選択ボタン
で選択した、腹部の膨張、収縮の所定時間を設定するこ
となどの各メニュー内容の調整、設定する回路部で、タ
イマー回路部S6、所定時間調整・設定回路部S7、目
標回数設定回路部S19はメニュー設定ボタンの操作で
各内容が設定される。メニュー決定回路部S4はメニュ
ー選択回路部S2で選択された、記憶したデーターを外
部機器に伝送することなどのメニューとメニュー設定ボ
タンで調整、設定された内容を決定する回路部で、メニ
ュー決定回路部S4のメニュー決定ボタンを操作してメ
ニューを決定する。
【0011】腹式呼吸検出部S8は腹部に接触する可動
体が腹部の膨張、収縮により変位し、変位により可動接
点が可動し、腹部が膨張、収縮したことを検出する接点
と接触して検出信号を出力する回路部。音、振動ボリュ
ーム調整・設定部S9は、音調整スイッチと振動調整ス
イッチを操作して音、振動発生回路部S10で発生する
音、振動のボリュームを調整する回路部。目標回数設定
回路部S19はメニュー設定回路部S3のメニュー設定
ボタンの操作により腹式呼吸の目標回数を設定する回路
部。音、振動発生回路部S10は腹式呼吸を1回計数し
た時、設定した腹式呼吸の目標回数を達成するまで、設
定した時刻毎か、設定された一定間隔の時間で音、振動
を発生して報知する回路部。所定時間制御回路部S5
は、腹式呼吸検出部S8で検出した信号が所定時間調整
・設定回路部S7で調整、設定した所定時間経過後なけ
れば計数手段を作動させない為の制御回路部で、RSフ
リップフロップ回路を内蔵する。所定時間調整・設定回
路部S7は、メニュー設定回路部S3のメニュー設定ボ
タンを操作して、希望する膨張、収縮の所定時間を調
整、設定する回路部。
【0012】計数回路部S11は、所定時間制御回路部
S5から出力される腹部の膨張、収縮の各1回の信号か
ら、腹式呼吸1回と計数する回路部。記憶回路部S13
は実施した腹式呼吸回数、歩数、腹式呼吸回数と腹式呼
吸時間から腹式呼吸で空気を吸って、吐いた空気量の計
数結果を記憶する回路部。表示部S14は各メニューと
実施した腹式呼吸回数、歩数、記憶した腹式呼吸回数な
どを表示する表示部。リセット回路部S15は、リセッ
ト回路部のリセットボタンで目標回数など設定された内
容をリセットする回路部。電源回路部S12は、各回路
に電源を供給する回路部。タイマー回路部S6は腹式呼
吸回数、歩数の実施日と、前記腹式呼吸計のカバーを開
くと、表示される腹式呼吸回数と歩数の表示の切替え時
間の信号を表示部S14に出力と、腹式呼吸の目標回数
を達成するまで設定された時刻か、一定間隔時間を、設
定された時間、時刻で信号を音、振動発生回路部S10
に出力と、腹部の膨張、収縮の設定された所定時間の信
号を所定時間制御回路部S5などに出力する回路部。
【0013】空気量計算回路部S16は、計数回路部S
11からの腹式呼吸回数と、図5(C)のセット信号と
リセット信号間のTc時間を腹式呼吸時間と換算し、腹
式呼吸回数と腹式呼吸時間から腹式呼吸で空気を吸っ
て、吐いた空気量を計算する回路部。データー伝送回路
部S17は記憶回路部S13に記憶されたデーターを外
部機器に伝送する回路部。歩数回路部S18は装着者の
歩数を計数する回路部であり、歩数計数手段付き腹式呼
吸計は以上のような回路から構成されている。
【0014】前記、本発明の腹式呼吸計の一実施形態に
係わる歩数計数手段付き腹式呼吸計の動作を、図6のフ
ローチャート図と図3を参照して説明する。図3のよう
に前記、腹式呼吸計のカバー23を開くと、実施した腹
式呼吸回数と歩数が表示される。次に、前記腹式呼吸計
のメニュー表示ボタンを操作すると、各メニューが表示
部に表示される(ST1)。
【0015】メニューの中から、メニュー選択ボタンを
操作して、腹式呼吸の目標回数を設定することのメニュ
ーを選択する(ST2)。メニュー設定ボタンを操作す
る毎に順次数字が1、2、3と表示部に表示されるの
で、実施する腹式呼吸の目標回数を設定する(ST
3)。設定をメニュー決定ボタンで決定する(ST
4)。
【0016】次に、装着者が腹式呼吸を実施しているこ
とを忘れないようにする為、再度、メニュー表示ボタン
を操作し、各メニューを表示する(ST1)。目標回数
を達成するまで音、振動で報知することのメニューをメ
ニュー選択ボタンを操作して選択する。次に時刻毎で
音、振動で報知するか、一定間隔の時間で音、振動で報
知するかが表示されるので、本例では、一定間隔の時間
で音、振動で報知することのメニューをメニュー選択ボ
タンを操作して選択する(ST2)。
【0017】メニュー設定ボタンを操作する毎に1、
2、3と数字が順次分単位で表示されるので、希望する
時間をメニュー設定ボタンを操作して設定する(ST
3)。設定をメニュー決定ボタンで決定する(ST
4)。次に過去の腹式呼吸回数、歩数実施状況を確認す
る為、メニュー表示ボタンを操作して各メニューを表示
する(ST1)。メニュー選択ボタンで、記憶した腹式
呼吸回数を表示することのメニューを選択する(ST
2)。表示部には腹式呼吸の最新の1日分の実施回数と
実施日が表示され、メニュー設定ボタンを操作する毎
に、最新から順次、過去の腹式呼吸実施回数と実施日が
表示部に表示される(ST3)。歩数実施状況も腹式呼
吸実施回数の確認と同様な操作することにより確認でき
る。
【0018】実施した、腹式呼吸回数などの記憶回路部
への記憶は、記憶させる操作をした1日分単位が記憶さ
れ、新しい腹式呼吸回数、歩数などの1日分が入力され
ると、記憶回路部に記憶されている最古の腹式呼吸回数
などの1日分が抹消される。この記憶日数は記憶回路部
の容量により決まる。装着者は、腹式呼吸1回を計数し
た時などに発生する音、振動を模擬的に歩数計数手段付
き腹式呼吸計を動作させ、音は音調整スイッチで、振動
の強さを振動調整スイッチで調整して決める(ST
5)。表示された腹式呼吸回数はリセットボタンでリセ
ットする(ST16)。
【0019】次に、腹部の膨張、収縮の所定時間を調
整、設定する為、メニュー表示ボタンを操作して各メニ
ューを表示する(ST1)。メニューの中から所定時間
を調整、設定することをメニュー選択ボタンを操作して
選択すると、次に表示部には膨張時間か収縮時間かが表
示される。本例では、膨張時間から調整、設定するの
で、再度、メニュー選択ボタンを操作して、膨張時間を
選択する(ST2)。メニュー設定ボタンを操作する毎
に1、2、3と秒単位で順次時間が表示されるので、希
望する膨張の所定時間を調整、設定し(ST3)、メニ
ュー決定ボタンで決定する(ST4)。
【0020】歩数計数手段付き腹式呼吸計を装着し、腹
式呼吸での腹部の膨張、収縮を実施してみて、設定した
膨張の所定時間を腹式呼吸を計数した時の音、振動の報
知で確認する。この場合、収縮の所定時間は設定されて
いないので、膨張の所定時間が確認できる。再設定した
い場合は、膨張の所定時間を調整、設定した手順で再設
定する。次に収縮の所定時間を前記、膨張の所定時間と
同様に設定する。
【0021】次に、歩数計数手段付き腹式呼吸計を装着
する(ST6)。腹式呼吸を実施したかを判断し(ST
7)、NOなら腹式呼吸を実施する。YESなら、所定
時間での腹部の膨張、収縮を検出したかを判断する(S
T8)。YESと判断されたなら、計数回路部が腹式呼
吸を1回実施したことを計数する。計数結果が表示部に
表示される(ST9)とともに1回と計数したことを、
音、振動で報知する(ST10)。
【0022】腹式呼吸を実施して所定時間での腹部の膨
張、収縮を検出したかを判断し(ST8)、NOと判断
されたなら、音、振動での報知がないので、所定時間で
の腹部の膨張、収縮となるよう、再度、腹式呼吸を実施
する。歩行動作をしながら腹式呼吸を実施したなら、両
方の動作が検出信号以上なら両方を計数する。歩数、腹
式呼吸回数の実施状況はカバーを開けば、腹式呼吸回数
が表示され次に歩数が表示される。この切替えはタイマ
ー回路部からの信号によっておこなわれる。
【0023】腹式呼吸1回と計数するのは膨張、収縮が
所定時間で各々1回の信号が発生した時で、膨張と膨
張、収縮と収縮など同じ信号同士では計数しない。本例
では腹式呼吸の目標回数を達成するまで、ST3で設定
した一定間隔の時間で音、振動を発生して、目標回数を
実施していないことを報知する(ST11)。腹式呼吸
を実施していて、体調不調などで目標を達成する前に中
断を検討し(ST12)、NOで中断しない場合は目標
回数を達成するまで続行する。目標回数を達成したかを
判断し(ST13)、YESで目標回数を達成したのな
ら、記憶回路部に記憶するかを判断する(ST15)。
YESの場合は、メニュー表示ボタンで各メニューを表
示する(ST1)。各メニューの中から腹式呼吸回数を
記憶することを選択して(ST2)、メニュー決定ボタ
ンで記憶させる(ST4)。NOで記憶回路部に記憶し
ない場合はリセットボタンでリセットをする(ST1
6)。歩数を記憶させる場合も、前記腹式呼吸回数を記
憶させたと同様の操作をする。
【0024】腹式呼吸回数と腹式呼吸時間から腹式呼吸
で空気を吸って、吐いた空気量を確認するため、メニュ
ー表示ボタンを操作して各メニューを表示部に表示する
(ST1)。メニュー選択ボタンを操作して、腹式呼吸
で空気を吸って、吐いた空気量を計算するを選択し(S
T2)、メニュー決定ボタンを操作して計算させる(S
T4)。計算結果は表示部に表示される。前記計算結果
を記憶させる場合は、メニュー表示ボタンを操作して、
各メニューを表示する(ST1)。
【0025】メニューの中から腹式呼吸で空気を吸っ
て、吐いた空気量を記憶することを選択して(ST
2)、メニュー決定ボタンを操作して記憶させる(ST
4)。記憶回路部のデーターを外部機器に伝送する場合
は歩数計数手段付き腹式呼吸計の伝送端子と外部機器を
伝送ケーブルで接続し、メニュー表示ボタンで、各メニ
ューを表示する(ST1)。記憶したデーターを伝送す
ることのメニューをメニュー選択ボタンで選択し(ST
2)、メニュー決定ボタンで伝送する(ST4)。
【0026】腹式呼吸を中断するかを判断し(ST1
2)、YESで中断する場合は、音調整スイッチ、振動
調整スイッチをオフにする(ST14)。腹式呼吸回数
を記憶させるかを判断し(ST15)、YESの場合
は、メニュー表示ボタンを操作して、各メニューを表示
し(ST1)、腹式呼吸回数を記憶することのメニュー
をメニュー選択ボタンで選択し(ST2)、メニュー決
定ボタンを操作して記憶させる(ST4)。歩数も同様
な操作をして記憶させる。NOの場合はメニュー選択ボ
タンで選択された腹式呼吸回数、歩数をリセットボタン
でリセットする(ST16)。歩数計数手段付き腹式呼
吸計を腹部から取り外して終わる。
【0027】腹式呼吸の目標回数、所定時間など調整、
設定された設定値はリセットボタンでリセットしなけれ
ば、次回も同様な設定内容で腹式呼吸が実施できる。腹
式呼吸の目標回数など設定された内容を変更する場合
は、最初に調整、設定した手順と同様な手順で、再調
整、設定する。尚、腹式呼吸回数、歩数などのデーター
を記憶する手段として、メモリカードで記憶できる方法
でも良い。又、記憶している腹式呼吸回数などの日毎の
実施状況がグラフで表示されるようにしても良い。
【0028】次に図7、図8にて本発明の歩数計数手段
付き腹式呼吸計の、腹式呼吸による腹部の膨張、収縮を
検出する一実施例について説明する。図7(a)は腹部
が収縮した状態を検出しているが、腹式呼吸で腹部が収
縮し始めるとスプリング3のバネ圧力で腹式呼吸計の可
動体2が押圧され、可動体2に取り付けられている可動
接点10も、腹部の収縮を検出する固定接点7、8側に
変位する。一定以上収縮すると可動接点10が腹部が収
縮したことを検出する固定接点7、8と所定時間調整・
設定回路部で設定された所定時間以上接触すると、所定
時間経過後に腹部が収縮した信号を出力する。可動体2
に付設されている可動接点10が固定接点7、8と接触
したなら、スプリング3の反発力も弱っており、又、固
定接点7、8に可動接点10の変位も阻止されるので、
それ以上可動体2が本体1から変位しない構造となって
いる。
【0029】図7(b)では腹式呼吸で腹部が収縮から
膨張する過程、又は腹式呼吸で腹部が膨張から収縮する
過程で、可動接点10がどちらの固定接点とも接触して
いない状態であり、その接点状態を図8に示す。図7
(c)は腹式呼吸で腹部が膨張することによりスプリン
グ3が可動体2に押圧され、可動体2とともに可動接点
10も変位する。腹部が一定以上膨張すると、腹部が膨
張したことを検出する固定接点5、6と可動接点10が
設定された所定時間以上接触すると、所定時間経過後に
腹部が膨張した信号を出力し、この膨張、収縮の各々1
回の信号により腹式呼吸1回と計数する。
【0030】尚、可動体を押圧するスプリングバネの代
わりに板バネなどを用いても良い。又、腹式呼吸の検出
を圧電素子を用いて、圧電素子が押し、引かれることに
よる出力電圧を検出して腹部が膨張、収縮したことを検
出するようにしても良いし、磁気スイッチ、近接スイッ
チなどを用いても良い。又、所定時間での腹部の膨張
か、収縮の一方のみを検出して、腹式呼吸1回としても
良い。
【0031】次に図5にて歩数計数手段付き腹式呼吸計
が、腹部の収縮、膨張からの検出手段からの検出信号か
ら所定時間経過後に計数手段を作動させる制御手段の一
実施例について説明する。制御手段として、公知のフリ
ップフロップ回路などの技術を応用すればよく、この実
施例ではRSフリップフロップ回路の応用例にて説明す
る。図5(a)において腹式呼吸で腹部が膨張したこと
を検出する固定接点と可動接点がTa時間接触し、所定
時間To時間経過後にRSフリップフロップ回路から図
5(c)の様にセット信号が出力される。To時間は調
整、設定できる所定時間である。
【0032】腹部が収縮したことを検出する固定接点が
可動接点とTb時間接触した時、図5(b)の様な信号
が出力されるが、設定された所定時間To時間経過後、
RSフリップフロップ回路からリセット信号が出力され
る。図5(c)のTc時間の信号で腹式呼吸を1回実施
したと計数回路部で計数する。又、Tc時間が腹式呼吸
で空気を吸って、吐いた空気量を計算する為の腹式呼吸
時間となる。
【0033】
【発明の効果】本発明の腹式呼吸計は小形、軽量、携帯
用なので常時装着できるので、腹式呼吸をいつでもどこ
でも、例えば通勤の電車の中、休憩時間、又は病院のベ
ットに寝ながらなど実施でき、その結果を計数ができる
し、計数したことを音、振動で報知できる。本発明の腹
式呼吸計は検出手段からの検出信号から所定時間経過後
に計数手段を作動させる制御手段を備えているので、所
定時間を調整、設定することにより上達度合い、又、体
型、体調などを考慮した腹式呼吸を実施できる。又、腹
式呼吸1回と計数する毎に音、振動で報知されるので、
調整、設定した時間で腹式呼吸ができたのかを確認しな
がらおこなうことができる。
【0034】腹式呼吸を数値目標として設定することが
できるし、目標回数を達成するまで、実施しやすい時間
帯、例えば,休憩時間などの時刻を設定するか、1時間
毎などの一定間隔の時間に設定するかによるが、音、振
動で報知することができるので、忘れることなく、目標
とする腹式呼吸を実施できる。又、1日の腹式呼吸を終
わったなら、実施した腹式呼吸で空気を吸って、吐いた
空気量を知ることができるので、過去の前記量と比較す
ることができる。
【0035】歩数計数手段付き腹式呼吸計は歩数計数手
段を有しているので、腹式呼吸計と歩数計を両方を装着
しなくてもよい。又、腹式呼吸回数などの他に歩数デー
ターも得られるので、歩数データーも健康管理などのデ
ーターとして活用できる。又、記憶されいるデーターを
外部機器に伝送することができるので、伝送されたこの
データーを基に、健康診断などのデーターとリンクさせ
パソコンなどの機能を使いで健康管理の為のデーターと
して活用もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の歩数計数手段付き腹式呼吸
計の回路構成のブロック図。
【図2】本発明の一実施例の歩数計数手段付き腹式呼吸
計の外形図。
【図3】本発明の一実施例の歩数計数手段付き腹式呼吸
計のカバーを開いた外形図。
【図4】本発明の一実施例の歩数計数手段付き腹式呼吸
計を装着した図。
【図5】本発明の一実施例のRSフリップフロップ回路
のタイムチャート図。
【図6】本発明の一実施例の腹式呼吸計の動作のフロー
チャート図。
【図7】本発明の一実施例の腹式呼吸計の断面図。
【図8】本発明の一実施例の腹式呼吸の検出回路図。
【符号の説明】
1 本体 2 可動体 3 スプリング 5、6、7、8 固定接点 9 フック 10可動接点 15表示部 16メニュー表示ボタン 17メニュー選択ボタン 18メニュー設定ボタン 19メニュー決定ボタン 20リセットボタン 21データー伝送端子 22軸 24音調整スイッチ 25振動調整スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着部材と人体の腹部との間に装着さ
    れ、人体の腹式呼吸を計数する腹式呼吸計であって、本
    体と、この本体とともに内部空間を形成するとともに、
    前記腹部に接触する可動体と、この可動体を前記腹部に
    押圧したバネと、前記本体に設けられ、前記腹部の膨
    張、収縮により前記可動体の変位を検出する検出手段
    と、前記検出手段からの信号により腹式呼吸を計数する
    計数手段と、前記検出手段からの検出信号から所定時間
    経過後に前記計数手段を作動させる制御手段とを備えて
    いる腹式呼吸計。
  2. 【請求項2】 前記腹式呼吸を計数した毎に報知する報
    知手段を備えている請求項1記載の腹式呼吸計。
  3. 【請求項3】 前記腹式呼吸の目標回数を設定する目標
    回数設定手段と、前記目標回数を達成するまで設定した
    時間毎に報知する報知手段を備えている請求項1、請求
    項2記載の腹式呼吸計。
  4. 【請求項4】 前記腹式呼吸で空気を吸って、吐いた空
    気量を計算する空気量計算手段を備えている請求項1、
    請求項2、請求項3記載の腹式呼吸計。
  5. 【請求項5】 前記腹式呼吸の計数結果と、計算結果を
    記憶する記憶手段と記憶したデーターを外部機器に伝送
    する伝送手段を備えている請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4記載の腹式呼吸計。
  6. 【請求項6】 歩行動作による歩数を計数する歩数計数
    手段を備えている請求項1、請求項2、請求項3、請求
    項4、請求項5記載の腹式呼吸計。
JP2002383546A 2001-12-28 2002-12-25 腹式呼吸計 Pending JP2003250779A (ja)

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