JP2003250364A - 畑地灌漑用の散水方法および散水装置 - Google Patents

畑地灌漑用の散水方法および散水装置

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JP2003250364A
JP2003250364A JP2002055472A JP2002055472A JP2003250364A JP 2003250364 A JP2003250364 A JP 2003250364A JP 2002055472 A JP2002055472 A JP 2002055472A JP 2002055472 A JP2002055472 A JP 2002055472A JP 2003250364 A JP2003250364 A JP 2003250364A
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tube
sprinkling
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sprinkler
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JP2002055472A
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English (en)
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Shigeyuki Matsuda
繁行 松田
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Toto Kogyo Co Ltd
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Toto Kogyo Co Ltd
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/22Improving land use; Improving water use or availability; Controlling erosion

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 畑地灌漑用の散水において、散水チューブが
流出泥によって目詰まりを起こさず、かつ植物の生育に
つれて散水に支承を生じることなく、安定した散水を可
能にする。 【解決手段】 給水栓または導管に接続された散水チュ
ーブ2を畑地に導き散水する畑地灌漑用の散水方法にお
いて、地上から所定の高さに散水チューブを旋回阻止状
態に支持して散水するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水栓または導管
に接続された散水チューブを畑地に導き、散水する畑地
灌漑用の散水方法および散水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、一般の畑地またはビニールハ
ウス,ガラスハウス等の温室における畑地灌漑用の散水
チューブは、給水栓から畑地の畦間に導かれながら地上
を這わせ、チューブ本体に形成した多数の小孔を介して
畦上に散水が行われていた。
【0003】また、近年、給水栓または導管に接続され
た散水チューブを畑地に導き、散水する畑地灌漑用の散
水チューブとして、特殊ポリエチレン樹脂を補強糸によ
り強化した円筒型チューブからなる製品が開発されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のごとく、畑地灌
漑用の散水チューブが地上を這うようにして畦上に散水
すると、散水によって飛散したり流れ出したりした畦か
らの泥が散水チューブに付着して小孔を閉じて目詰まり
を起こし、その結果、放水不良を生じたりする恐れがあ
る。
【0005】この為、常に散水チューブを清掃して目詰
まりを図る必要があり、また、地上を這わせていると、
植物の生育につれて植物自体が放水経路を遮るようにな
り、十分かつ適正な散水が行われなくなる恐れがあり、
さらに、植物自体に散水が当たり、植物の生育上好まし
くない現象を生じる恐れがある。
【0006】また、近年のこのような散水チューブの多
くは、可撓性を有し、そのまま畑地に導き散水に使用す
ると、散水チューブ内を流れる水の水圧によって、チュ
ーブ自体が旋回したり横ぶれを生じたりして、散水方向
が狂い、適正な散水が行なえない等といった多くの課題
がある。
【0007】本発明は、このような課題を解消した畑地
灌漑用の散水方法、および散水装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の方法は、給水栓または導管に接続された散
水チューブを畑地に導き散水する畑地灌漑用の散水方法
において、地上から所定の高さに散水チューブを旋回阻
止状態に支持して散水するとする。
【0009】同じく本発明の手段は、給水栓または導管
に接続された散水チューブを畑地に導き散水する畑地灌
漑用の散水装置において、地上に起立設置した支柱上に
所定の高さで支持部材を設け、該支持部材には散水チュ
ーブの回動阻止部を形成し、該回動阻止部により散水チ
ューブを支持して散水するとする。
【0010】この場合、支持部材が線材または板材で形
成された非円形の回動阻止部と、回動阻止部の下方に連
設した保持部とからなり、保持部を支柱に結合し、回転
阻止部に散水チューブ挿通させているのが好ましい。
【0011】同じく、上記回動阻止部は、菱形,楕円
形,または非円形に形成されて散水チューブを挿通し、
保持部が一対のV字形または半円状の支持脚から構成さ
れて支柱の上方の孔内に着脱自在に挿入されているのが
好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明するが、図1におい
て、畑地Fの畦F1上には植物Pが植えられており、一
方、給水栓(図示しない)から導管1が延長されてお
り、散水チューブ2は散水用の小穴2aが長手方向に沿
って設けられて、この導管1に接続されている。
【0013】導管1の延長線上には、畦F1間に沿って
適宜所定の間隔を保って多数のパイプ支柱3が、地上に
起立して固定設置されており、また、パイプ支柱3の上
端には支持部材4が取り付けられており、この支持部材
4に散水チューブ2が支持されている。
【0014】支持部材4は、線材で一体成形され、これ
は散水チューブ2を支承するための菱形をした回動阻止
部4aと、支柱3の孔3a内に嵌合する一対の弾性なV
字状支持脚からなる保持部4bとで構成されている。
【0015】散水チューブ2を支持する回動阻止部4a
は、散水チューブ4aが旋回しないように散水チューブ
4aを支持し、保持部4bは、矢印方向に圧縮されつつ
支柱3の孔3aに挿入され、弾性結合によって支柱3に
支承されている。
【0016】即ち、菱形状の回転阻止部4aとV字状保
持部4bは、バネ性があり、保持部4bを指で窄めなが
ら圧縮して支柱3内に挿入した後には、この保持部4b
が自己の復元力で拡径して支柱3の内壁に密接して抜け
なくなる。
【0017】図3は、この状態の断面を示しており、支
柱3は、育成する植物Pによって、その高さを適宜設定
され、従って、支柱3は伸縮式の構成してもよい。
【0018】また、この実施形態は、自然環境化での畑
地散水の状態であり、ビニールハウス内での設置におい
ては、地上支柱に限定されず、ハウス上方または側方か
ら散水チューブ2を下方に向けて支持させることができ
る。
【0019】図3に示すように、散水チューブ2は、や
や楕円形の断面を有するチューブ本体2Aとチューブ本
体2Aに長手方向に沿って穿設した多数の小孔2aとか
らなり、チューブ本体2Aが支持部材4の菱形をした回
転阻止部4aに支承されながら小穴2aから上方左右に
散水している。
【0020】そして、支持部材4は、菱形の回転阻止部
4aによって、散水チューブ2を異形結合して保持する
ことによりし回動を阻止している。
【0021】散水チューブ2,回転阻止部4a,保持部
4b,支柱3は、金属,合成樹脂,木材等いずれの材料
で成形してもよい図4は、他の実施の形態に係り、支持
部材14を弾性材料からなる板材で構成しており、これ
は、菱形の回動阻止部14aと、回動阻止部14aから
垂設されて支柱3の孔3a内に嵌入する半円状の脚から
なる弾性な保持部14bとからなり、図2と同様に散水
チューブ2を保持するものである。
【0022】一方、図5は、支持部材24を板材で構成
し、保持部24bに形成した穴24Cを介して、ボルト
24dおよびナット24eによって、支柱3の横穴3b
に取り付け固定する、第三の実施形態を示している。
【0023】なお、上記実施の形態では、支柱3の先端
に支持部材4,14,24を支承しているが、これに限
定されず支柱3の途中であっても、適宜支承させること
ができるものである。
【0024】さらに、上記回動阻止部4aは、菱形に限
定されるものではなく、楕円形,多角形,その他非円形
であれば散水チューブ2が回動せず、散水チューブ2の
形状に合わせて、適宜その回動を阻止できる形状を選択
できる。
【0025】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で、適
宜変更して実施することができるものである。
【0026】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば次の効果
がある。
【0027】請求項1に記載した発明にあっては、散水
チューブ2が地上から所定の高さに設定されて散水がな
されるから、散水によって流された泥によって、散水チ
ューブ2が目詰まりを生じたり、生育した植物によって
散水が遮られたりするようなことが生じなくなり、常時
適正な散水が行われるようになる。
【0028】請求項2,3に記載した発明によれば、回
動阻止部により散水チューブを支持して、散水するよう
にしたものであるから、不規則な散水とはならず設定ど
おりに、散水をすることができるようになる。
【0029】請求項4に記載した発明によれば、回動阻
止部は、楕円形、多角形等の非円形に形成されているか
ら、散水チューブが回動することなく、安定した散水が
可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る畑地灌漑用の散水方法および散水
装置の一実施形態における概要図である。
【図2】本発明に係る畑地灌漑用の散水方法および散水
装置の一実施形態における要部拡大説明図である。
【図3】本発明に係る畑地灌漑用の散水装置における一
実施形態における要部断面図である。
【図4】本発明に係る畑地灌漑用の散水装置における他
の実施形態における要部拡大説明図である。
【図5】本発明に係る畑地灌漑用の散水装置における、
さらに他の実施形態における要部拡大説明図である。
【符号の説明】
1 導管 2 散水チューブ 3 支柱 4,14,24 支持部材 4a 回動阻止部 4b,14b,24b 保持部 F 畑地 F1 畦 P 植物

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水栓または導管に接続された散水チュ
    ーブを畑地に導き散水する畑地灌漑用の散水方法におい
    て、地上から所定の高さに散水チューブを旋回阻止状態
    に支持して散水するようにしたことを特徴とする畑地灌
    漑用の散水方法。
  2. 【請求項2】 給水栓または導管に接続された散水チュ
    ーブを畑地に導き散水する畑地灌漑用の散水装置におい
    て、地上に起立設置した支柱上に所定の高さで支持部材
    を設け、該支持部材には散水チューブの回動阻止部を形
    成し、該回動阻止部により散水チューブを支持して散水
    するようにしたことを特徴とする畑地灌漑用の散水装
    置。
  3. 【請求項3】 支持部材が線材または板材で形成された
    非円形の回動阻止部と、回動阻止部の下方に連設した保
    持部とからなり、保持部を支柱に結合し、回転阻止部に
    散水チューブ挿通させていることを特徴とする請求項2
    記載の畑地潅漑用の散水装置
  4. 【請求項4】 上記回動阻止部は、菱形、楕円形、また
    は非円形に形成されて散水チューブを挿通し、保持部が
    一対のV字形または半円状の支持脚から構成されて支柱
    の上方の孔内に着脱自在に挿入されていることを特徴と
    する請求項2または3記載の畑地灌漑用の散水装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100949441B1 (ko) 2009-07-06 2010-03-25 오세원 액상비료 공급장치
CN105191754A (zh) * 2015-10-09 2015-12-30 潍坊友容实业有限公司 高度可调式微喷灌溉系统
CN107148857A (zh) * 2017-06-25 2017-09-12 花王生态工程股份有限公司 一种园林绿化灌溉系统
CN108371061A (zh) * 2017-11-14 2018-08-07 石城县松湖养殖专业合作社 一种桔子园林喷灌器

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