JP2003250172A - 移動通信端末装置 - Google Patents

移動通信端末装置

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JP2003250172A
JP2003250172A JP2002048161A JP2002048161A JP2003250172A JP 2003250172 A JP2003250172 A JP 2003250172A JP 2002048161 A JP2002048161 A JP 2002048161A JP 2002048161 A JP2002048161 A JP 2002048161A JP 2003250172 A JP2003250172 A JP 2003250172A
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reception
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communication terminal
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JP2002048161A
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Taiji Ido
大治 井戸
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信報告を確実にサーバーが受信するこ
とができる移動通信端末装置を提供すること。 【解決手段】 本発明の移動通信端末装置は、データを
送受信する送受信手段102と、送受信手段102から
の前記データの制御情報に基づいて前記データ受信して
いる基地局を監視する受信状況監視手段103と、送受
信手段102からの前記データのパケットを受信するパ
ケット受信手段105と、所定時間間隔ごとにサーバー
にパケット受信手段105により受信されたパケットの
受信統計値を報告する受信報告を送信する受信報告送信
手段106と、を具備する。受信報告送信手段106
は、ハンドオーバー中に前記受信報告を送信する時刻と
なっても前記受信報告を送信せずに待機して前記ハンド
オーバーが完了した時に前記受信報告を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット無線通信
における移動通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネット上のサーバーから
動画や音声などのパケットデータを配信して移動通信端
末装置で受信し再生する動画配信システムがある。動画
配信システムにおいては、サーバーから移動通信端末装
置(又はクライアントの装置)までの通信プロトコルと
して、RTRプロトコル、UDPプロトコル又はIPプ
ロトコルが用いられる。インターネット上のサーバーか
ら移動通信端末装置までの通信路上では、輻輳等の影響
によりパケットロス等が発生する可能性があるから、移
動通信端末装置は定期的にサーバーに受信報告を送信す
る。受信報告の送信方法については、RTPプロトコル
の仕様(RFC1889)に規定されている。サーバー
は、受信報告に基づいて通信を中断し、又は、通信帯域
を変更することができる。
【0003】ここで、従来の移動通信端末装置が送信す
る受信報告について図9を用いて説明する。サーバー9
01は、基地局902を介してパケットデータPD1を
移動通信端末装置903に対して送信する。一方、移動
通信端末装置903は、受信されたパケットデータPD
1のパケットの統計値を受信報告RR1として基地局9
02を介してサーバ901に対して送信する。パケット
の統計値には受信パケット数などが含まれる。次に、サ
ーバー901は、基地局902を介してパケットデータ
PD2を移動通信端末装置903に対して送信する。一
方、移動通信端末装置903は、受信報告RR1を送信
すると、一定時間間隔後に次の受信報告RR2を送信す
る。受信報告RR2には、受信報告RR1を送信した時
刻から受信報告RR2を送信した時刻までの受信パケッ
ト数等が含まれいる。
【0004】インターネット等の有線通信路上のパケッ
トロスに加え、電波の受信状況によって無線網上でパケ
ットロスが発生する。さらに、通信中にユーザーが移動
通信端末装置を持って移動する場合に、基地局が変更に
なる場合(ハンドオーバー)があり、この場合に電波受
信状況が特に劣化するためパケットロスの発生率が高く
なる可能性がある。
【0005】ハンドオーバーについて図10を用いて説
明する。ユーザーは、移動通信端末装置1003を持っ
て、位置P1から位置P2を経て位置P3と移動するも
のとする。ユーザが移動通信端末装置1003を持って
位置P1にいる時に基地局1001からパケットデータ
を受信する。ユーザが移動通信端末装置1003を持っ
て位置P2に移動すると、基地局1001と基地局10
02からの電波を同時に受信する状態になるが、移動通
信端末装置1003と基地局1001、1002との距
離が大きいため、電波状況が悪い場合が多い。ユーザが
移動通信端末装置1003を持って位置P3に移動する
と、基地局1001は移動通信端末装置1003に対し
て電波の送信を終了し、基地局1002のみが移動通信
端末装置1003に対して電波を送信するようになり、
ハンドオーバーが完了する。
【0006】さらに、ハンドオーバー時にIPアドレス
が変更になる場合を図11を用いて説明する。移動通信
端末装置1103は基地局1101と通信を開始する
と、基地局1101からIPアドレスが付与される。ハ
ンドオーバーによって移動通信端末装置1103が通信
する基地局が基地局1102に変更になった場合に、ハ
ンドオーバー完了後に新アドレスが基地局1102より
付与される。移動通信端末装置1103は、付与された
新アドレスを動画配信データを送信しているサーバーに
対して通知する。
【0007】また、移動通信端末装置として、図12に
示すように、ホームエージェント1201及びネットワ
ーク1202を介しサーバー1203と通信をするもの
がある。ハンドオーバーによって移動通信端末装置11
03が通信する基地局が基地局1102に変更になった
場合に、ハンドオーバー完了後に新しい気付IPアドレ
ス(COA、Care Of Address)が基地局1102より
付与される。移動通信端末装置1103は、基地局11
02より新気付IPアドレスが付与された時に、ハンド
オーバー完了後に基地局1102を介して新気付IPア
ドレスをホームエージェント1201に対して通知す
る。
【0008】このようなハンドオーバーに対応したIP
通信は、モバイルIPと呼ばれる技術であり、http://w
ww.ietf.org/internet-drafts/draft-ietf-mobileip-ip
v6-14.txtで標準化策定中である。
【0009】次に、従来の移動通信端末装置について、
図面を参照して説明する。図13は、従来の移動通信端
末装置の構成を示すブロック図である。
【0010】従来の移動通信端末装置1300は、アン
テナ1301、送受信手段1302、受信状況監視手段
1303、新アドレス通知手段1304、パケット受信
手段1305及び受信報告送信手段1306を具備して
いる。
【0011】送受信手段1302は、アンテナ1301
を介して受信したデータに無線処理(ダウンコンバート
及びAD変換等の処理)と復調処理を施し、復調したパ
ケットをパケット受信手段1305に与え、制御情報を
受信状況監視手段1303に与える。受信状況監視手段
1303は、ハンドオーバーの状態を監視し、ハンドオ
ーバーが完了すると、新IPアドレスを基地局からアン
テナ1301及び送受信手段1302を介して受信す
る。新アドレス通知手段1304は、ハンドオーバーに
よって変更になった新IPアドレスを受信状況監視手段
1303から受けて、サーバーに通知するための新アド
レス報告メッセージを作成して送受信手段1302及び
アンテナ1301介してサーバーに送信する。受信報告
送信手段1306は、パケット受信手段1305からの
情報を受けて消失したパケット数等の統計値を算出し
て、一定時間(例えば5秒)ごと受信報告パケットを生
成して送受信手段1302及びアンテナ1301介して
サーバーに送信する。
【0012】次に、ハンドオーバー時及びハンドオーバ
ー時の前後におけるサーバーと移動通信端末装置130
0との間及び基地局と移動通信端末装置1300との間
で交わされる情報について説明する。図14は、ハンド
オーバー時及びハンドオーバー時の前後におけるサーバ
ーと移動通信端末装置1300との間及び基地局と移動
通信端末装置1300の間で交わされる情報を説明する
ためのシーケンス図である。
【0013】初めに、サーバー1401がパケットデー
タPD1を基地局1402を介して連続して移動通信端
末装置1300に送信しているとする。この場合に、移
動通信端末装置1300は、パケットデータPD1を受
信し、受信されたパケットデータPD1のパケットの統
計値を受信報告RR1として基地局を介してサーバー1
401に対して送信する。パケットの統計値には受信パ
ケット数などが含まれる。
【0014】移動通信端末装置1300が通信する基地
局が基地局1402から基地局1403に変更になる場
合に、基地局1402は、ハンドオーバー開始通知T1
411を移動通信端末装置1300に通知する。ハンド
オーバーの間には、電波受信状況が不良のため、多くの
パケットロスが発生する。ハンドオーバー処理中に、移
動通信端末装置1300が受信報告RR2を送信する時
刻が訪れた場合には、サーバー1401に対して受信報
告RR2を送信する。ハンドオーバー中であるため、受
信報告RR2が無線伝送誤りによってロスする場合があ
る。ハンドオーバーが完了すると、基地局1403は、
新アドレスの付与するための新アドレス付与通知T14
12を移動通信端末装置1300に付与する。移動通信
端末装置1300は、新アドレス付与通知を受けると、
付与された新アドレス受信通知T1413をサーバー1
401に送信する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
移動通信端末装置においては、移動通信端末装置がハン
ドオーバー中に受信報告又は再送要求を送信する時に、
電波状態が不良である場合が多いため、無線通信路上で
パケットが消失し受信報告又は再送要求を確実にサーバ
ーに送信できない可能性が高いという問題がある。
【0016】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、受信報告又は再送要求を確実にサーバーに送信
することができる移動通信端末装置を提供することを目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の移動通信端末装
置は、パケット無線通信によりデータを送受信する送受
信手段と、前記送受信手段からの前記データの制御情報
に基づいて前記データ受信している基地局を監視する受
信状況監視手段と、前記送受信手段からの前記データの
パケットを受信するパケット受信手段と、所定時間間隔
ごとにサーバーに前記パケット受信手段により受信され
たパケットの受信統計値を報告する受信報告を送信する
受信報告送信手段と、を具備し、前記受信報告送信手段
が、ハンドオーバー中に前記受信報告を送信する時刻と
なっても前記受信報告を送信せずに待機して前記ハンド
オーバーが完了した時に前記受信報告を送信する構成を
採る。
【0018】この構成によれば、ハンドオーバー中には
受信報告を送信せずに待機しハンドオーバーが完了した
時に受信報告を送信するから、受信報告を確実にサーバ
ーに送信することができる。
【0019】本発明の移動通信端末装置は、前記構成に
おいて、通信する基地局が変更された場合に新IPアド
レスの通知を受けた時に自己のIPアドレスを前記新I
Pアドレスに変更してサーバーに前記新IPアドレスを
通知する新アドレス通知メッセージを生成する新アドレ
ス通知手段を具備し、前記受信報告送信手段が、前記新
アドレス通知手段によって生成された前記新アドレス通
知メッセージと前記受信統計値の報告とをまとめた受信
報告を送信する構成を採る。
【0020】この構成によれば、前記効果に加えて、新
アドレス通知メッセージと前記受信統計値の報告とをま
とめた受信報告を送信するから、通信効率を向上させる
ことができる。
【0021】本発明の移動通信端末装置は、前記構成に
おいて、IPアドレスとしてホームエージェントから付
与される気付IPアドレスを使用し、通信する基地局が
変更された場合に新気付IPアドレスの通知を受けた時
に自己の気付IPアドレスを前記新気付IPアドレスに
変更してホームエージェントに前記新気付IPアドレス
を通知する新気付アドレス通知メッセージを生成する新
気付アドレス通知手段を具備し、前記受信報告送信手段
が、前記新気付アドレス通知手段によって生成された前
記新気付アドレス通知メッセージと前記受信統計値の報
告とをまとめた受信報告を送信する構成を採る。
【0022】この構成によれば、前記効果に加えて、新
気付アドレス通知メッセージと前記受信統計値の報告と
をまとめた受信報告を送信するから、通信効率を向上さ
せることができる。
【0023】本発明の移動通信端末装置は、パケット無
線通信によりデータを送受信する送受信手段と、前記送
受信手段からの前記データの制御情報に基づいて前記デ
ータ受信している基地局を監視する受信状況監視手段
と、前記送受信手段からの前記データのパケットを受信
するパケット受信手段と、消失パケットを検出した時に
再送要求をサーバーに送信する再送要求送信手段、を具
備し、前記再送要求送信手段が、ハンドオーバー中に前
記再送要求を送信する時刻となっても前記再送要求を送
信せずに待機して前記ハンドオーバーが完了した時に前
記再送要求を送信する構成を採る。
【0024】この構成によれば、ハンドオーバー中には
再送要求を送信せずに待機しハンドオーバーが完了した
時に再送要求を送信するから、再送要求を確実にサーバ
ーに送信することができる。また、この構成によれば、
ハンドオーバーが完了するまで待機している間にさらに
消失パケットを検出した場合は、前記消失パケットに関
してまとめて再送要求することができる。
【0025】本発明の移動通信端末装置は、前記構成に
おいて、所定時間間隔ごとにサーバーに前記パケット受
信手段により受信されたパケットの受信統計値を報告す
る受信報告を送信する受信報告送信手段を具備し、前記
受信報告送信手段が、ハンドオーバー中に前記受信報告
を送信する時刻となっても前記受信報告を送信せずに待
機して前記ハンドオーバーが完了した時に前記受信報告
を送信する構成を採る。
【0026】この構成によれば、前記効果に加えて、ハ
ンドオーバー中には受信報告を送信せずに待機しハンド
オーバーが完了した時に受信報告を送信するから、受信
報告を確実にサーバーに送信することができる。
【0027】本発明の移動通信端末装置は、前記構成に
おいて、通信する基地局が変更された場合に新IPアド
レスの通知を受けた時に自己のIPアドレスを前記新I
Pアドレスに変更してサーバーに前記新IPアドレスを
通知する新アドレス通知メッセージを生成する新アドレ
ス通知手段を具備し、前記再送要求送信手段が、前記新
アドレス通知手段によって生成された前記新アドレス通
知メッセージと前記再送要求をまとめた受信報告を送信
する構成を採る。
【0028】この構成によれば、前記効果に加えて、新
アドレス通知メッセージと前記受信統計値の報告とをま
とめた受信報告を送信するから、通信効率を向上させる
ことができる。
【0029】本発明の移動通信端末装置は、前記構成に
おいて、IPアドレスとしてホームエージェントから付
与される気付IPアドレスを使用し、通信する基地局が
変更された場合に新気付IPアドレスの通知を受けた時
に自己の気付IPアドレスを前記新気付IPアドレスに
変更してホームエージェントに前記新気付IPアドレス
を通知する新気付アドレス通知メッセージを生成する新
気付アドレス通知手段を具備し、前記受信報告送信手段
が、前記新気付アドレス通知手段によって生成された前
記新気付アドレス通知メッセージと前記受信統計値の報
告とをまとめた受信報告を送信する構成を採る。
【0030】この構成によれば、前記効果に加えて、新
気付アドレス通知メッセージと前記受信統計値の報告と
をまとめた受信報告を送信するから、通信効率を向上さ
せることができる。
【0031】本発明の無線通信システムは、パケット無
線通信において移動通信端末装置に対してIPアドレス
又は気付IPアドレスを付与する手段を有する基地局装
置と、前記基地局装置とデータの送受信を行う前記移動
通信端末装置と、を具備する構成を採る。
【0032】この構成によれば、前記効果を有する無線
通信システムを得ることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】本発明の第1の骨子は、ハンドオ
ーバー中にパケットの受信統計値を報告する受信報告を
送信する時刻となっても前記受信報告を送信せずに待機
して前記ハンドオーバーが完了した時に前記受信報告を
送信することである。
【0034】本発明の第2の骨子は、ハンドオーバー中
にパケットの再送要求を送信する時刻となっても前記再
送要求を送信せずに待機して前記ハンドオーバーが完了
した時に前記再送要求を送信することである。
【0035】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0036】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る移動通信端末装置の構成を示すブロック図
である。
【0037】図1に示すように、移動通信端末装置10
0は、アンテナ101、送受信手段102、受信状況監
視手段103、新アドレス通知手段104、パケット受
信手段105及び受信報告送信手段106を具備してい
る。移動通信端末装置100は、パケット無線通信によ
り基地局(図示せず)を介してサーバー(図示せず)と
データの送受を行う。
【0038】送受信手段102の入出力端子は、アンテ
ナ101に接続されている。受信状況監視手段103入
力端子は、送受信手段102の出力端子に接続されてい
る。新アドレス通知手段104の入力端子は、受信状況
監視手段103の出力端子に接続されている。パケット
受信手段105の入力端子は、送受信手段102の出力
端子に接続されている。受信報告送信手段106の入力
端子は、受信状況監視手段103、新アドレス通知手段
104及びパケット受信手段105の出力端子に接続さ
れている。受信報告送信手段106の出力端子は、送受
信手段102の入出力端子に接続されている。
【0039】送受信手段102は、アンテナ101を介
して受信したパケットデータに無線処理(ダウンコンバ
ート及びAD変換等の処理)と復調処理を施し、復調し
たパケットをパケット受信手段105に与え、制御情報
を受信状況監視手段103に与える。受信状況監視手段
103は、送受信手段102からのデータの制御情報に
基づいてデータ受信している基地局を監視するものであ
る。基地局は、ハンドオーバーにより移動通信端末装置
100が通信する基地局が変更になった時に変更後の新
IPアドレスを移動通信端末装置100に通知して付与
する。受信状況監視手段103は、送受信手段102か
らのデータの制御情報に基づいてハンドオーバーにより
基地局が変更になって新IPアドレスの付与通知があっ
たことを判断し新IPアドレスを新アドレス通知手段1
04に与える。また、受信状況監視手段103は、送受
信手段102からのデータの制御情報に基づいてハンド
オーバー中であることを判断し、ハンドオーバー中であ
ることを示す制御信号を受信報告送信手段106に与え
る。
【0040】新アドレス通知手段104は、送受信手段
102からの新IPアドレスを受けた時に自己のアドレ
スを新アドレスに変更し、サーバーに新アドレスを通知
するための新アドレス通知メッセージを生成して受信報
告送信手段106に与える。パケット受信手段105
は、送受信手段102からのパケットを受けて消失した
パケット数等の受信統計値を算出して受信報告送信手段
106に与える。
【0041】受信報告送信手段106は、パケット受信
手段105からの受信統計値に基づいて受信報告を生成
して送受信手段102及びアンテナ101を介してサー
バーに送信する。ただし、受信報告送信手段106は、
受信状況監視手段103からハンドオーバー中であるこ
とを示す制御信号を受けている時には、ハンドオーバー
が完了するまで受信報告の送信をせずに待機してハンド
オーバーが完了した時に受信報告を送受信手段102及
びアンテナ101を介してサーバーに送信する。また、
受信報告送信手段106は、新アドレス通知手段104
から新アドレス通知メッセージを受けた時には、この新
アドレス通知メッセージと受信統計値の報告とをまとめ
た受信報告を送信する。
【0042】次に、ハンドオーバー時及びハンドオーバ
ー時の前後におけるサーバーと移動通信端末装置100
との間、及び、基地局と移動通信端末装置100との間
で送受される情報について、図2を参照して説明する。
図2は、ハンドオーバー時及びハンドオーバー時の前後
におけるサーバーと移動通信端末装置100との間、及
び、基地局と移動通信端末装置100との間で送受され
る情報を説明するためのシーケンス図である。
【0043】初めに、サーバー201は、パケットデー
タPD1を連続して移動通信端末装置100に送信して
いるとする。この場合に、移動通信端末装置100は、
パケットデータPD1を受信し、受信されたパケットデ
ータPD1のパケットの統計値を受信報告RR201と
して基地局202を介してサーバー201に対して送信
する。パケットの統計値には受信パケット数などが含ま
れる。
【0044】ハンドオーバーにより移動通信端末装置1
00が通信する基地局が基地局203に変更になる場合
に、基地局202は、ハンドオーバー開始通知T211
を移動通信端末装置100に送信する。ハンドオーバー
の間には、サーバー201は、パケットデータPD2を
連続して移動通信端末装置100に送信する。しかし、
ハンドオーバーの間には、電波受信状況が不良のため、
多くのパケットロスが発生する。ハンドオーバー処理中
に、移動通信端末装置100が受信報告RR202を送
信する時刻になっても受信報告RR202の送信をせず
に待機する。
【0045】基地局203は、ハンドオーバーが完了す
ると、ハンドオーバー完了通知T212及び新IPアド
レス通知T213を移動通信端末装置100に送信す
る。受信報告送信手段106は、新アドレス通知手段1
04から新アドレス通知メッセージを受けた時には、こ
の新アドレス通知メッセージと受信統計値の報告とをま
とめた受信報告RR202をサーバー201に送信す
る。
【0046】次に、本発明の実施の形態1に係る移動通
信端末装置100により生成される受信報告パケットに
ついて、図3を参照して説明する。図3は、本発明の実
施の形態1に係る移動通信端末装置100により生成さ
れる受信報告を含む受信報告パケットを説明するための
図である。
【0047】受信報告パケット300は、ヘッダ30
1、新アドレスフィールド302及び統計情報フィール
ド303を有している。ヘッダ301は、インターネッ
トで広く用いられているRTPパケット、UDPパケッ
ト又はIPパケットのヘッダ等の制御情報を格納する。
新アドレスフィールド302は、新IPアドレスを格納
する。統計情報フィールド303は、消失したパケット
数等の受信統計値を格納する。
【0048】本発明の実施の形態1においては、ハンド
オーバー中には受信報告を送信せずに待機しハンドオー
バーが完了した時に受信報告を送信するから、受信報告
を確実にサーバーに送信することができる。また、本発
明の実施の形態1においては、新アドレス通知メッセー
ジと前記受信統計値の報告とをまとめた受信報告を送信
するから、通信効率を向上させることができる。
【0049】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形態
2について、図面を参照して説明する。
【0050】図4は、本発明の実施の形態2に係る移動
通信端末装置の構成を示すブロック図である。本発明の
実施の形態2においては、本発明の実施の形態1と同じ
構成要素には同じ参照符号が付されている。
【0051】図4に示すように、本発明の実施の形態2
に係る移動通信端末装置400は、本発明の実施の形態
1に係る移動通信端末装置100において、新アドレス
通知手段104の代わりに新気付アドレス通知手段40
1を有する。
【0052】すなわち、移動通信端末装置400は、ア
ンテナ101、送受信手段102、受信状況監視手段1
03、パケット受信手段105、受信報告送信手段10
6及び新気付アドレス通知手段401を具備している。
【0053】移動通信端末装置400は、パケット無線
通信により基地局及びホームエージェント(図示せず)
を介してサーバー(図示せず)とデータの送受を行う。
サーバーは、ストリーミングデータ等を移動通信端末装
置400に対し送信し、移動通信端末装置400が移動
して通信する基地局が変わっても一定であるホームアド
レスを付与してホームエージェントに登録する。ホーム
エージェントは、移動通信端末装置400がどの基地局
の配下にあるかを監視して移動通信端末装置400が配
下にある基地局が異なる時に異なる気付アドレスをホー
ムアドレスに関連付けて付与する。移動通信端末装置4
00が移動して通信する基地局が変わった時には、ホー
ムエージェントは、移動通信端末装置400に新気付ア
ドレスを付与する。移動通信端末装置400は、ホーム
エージェントから新気付アドレスを受けた時に新気付ア
ドレス受信報告をホームエージェントに送信する。ホー
ムエージェントは、移動通信端末装置400からの新気
付アドレス受信報告を受けた時に新気付アドレスをホー
ムアドレスに関連付けて登録する。
【0054】次に、本発明の実施の形態1と異なる本発
明の実施の形態2の構成及び動作を説明する。
【0055】図4に示すように、新気付アドレス通知手
段401は、受信状況監視手段103及び受信報告送信
手段106に接続されている。新気付アドレス通知手段
401は、送受信手段102からの新気付IPアドレス
を受けた時に自己の気付IPアドレスを新気付アドレス
に変更し、サーバーに新気付アドレスを通知するための
新気付アドレス通知メッセージを生成して受信報告送信
手段106に与える。パケット受信手段105は、送受
信手段102からのパケットを受けて消失したパケット
数等の受信統計値を算出して受信報告送信手段106に
与える。
【0056】受信報告送信手段106は、パケット受信
手段105からの受信統計値に基づいて受信報告を生成
して送受信手段102及びアンテナ101を介してサー
バーに送信する。ただし、受信報告送信手段106は、
受信状況監視手段103からハンドオーバー中であるこ
とを示す制御信号を受けている時には、ハンドオーバー
が完了するまで受信報告の送信をせずに待機してハンド
オーバーが完了した時に受信報告を送受信手段102及
びアンテナ101を介してサーバーに送信する。また、
受信報告送信手段106は、新気付アドレス通知手段4
01から新気付アドレス通知メッセージを受けた時に
は、この新気付アドレス通知メッセージと受信統計値の
報告とをまとめた受信報告を送信する。
【0057】次に、ハンドオーバー時及びハンドオーバ
ー時の前後におけるサーバーと移動通信端末装置400
との間、及び、基地局と移動通信端末装置400との間
で送受される情報について、図5を参照して説明する。
図5は、ハンドオーバー時及びハンドオーバー時の前後
におけるサーバーと移動通信端末装置400との間、及
び、基地局と移動通信端末装置400との間で送受され
る情報を説明するためのシーケンス図である。
【0058】初めに、サーバー501は、パケットデー
タPD1をホームエージェント502及び基地局503
を介して連続して移動通信端末装置400に送信してい
るとする。この場合に、移動通信端末装置400は、パ
ケットデータPD1を受信し、受信されたパケットデー
タPD1のパケットの統計値を受信報告RR501とし
て基地局503及びホームエージェント502を介して
サーバー501に対して送信する。パケットの統計値に
は受信パケット数などが含まれる。
【0059】ハンドオーバーにより移動通信端末装置4
00が通信する基地局が基地局503から基地局504
に変更になる場合に、基地局503は、ハンドオーバー
開始通知T511を移動通信端末装置400に送信す
る。ハンドオーバーの間には、サーバー501は、パケ
ットデータPD2を連続して移動通信端末装置400に
送信する。しかし、ハンドオーバーの間には、電波受信
状況が不良のため、多くのパケットロスが発生する。ハ
ンドオーバー処理中に、受信報告送信手段106が受信
報告RR502を送信する時刻になっても受信報告RR
502の送信をせずに待機する。
【0060】基地局504は、ハンドオーバーが完了す
ると、ハンドオーバー完了通知T512及び新気付IP
アドレス通知T513を移動通信端末装置400に送信
する。受信報告送信手段106は、新気付アドレス通知
手段401から新気付アドレス通知メッセージを受けた
時には、この新気付アドレス通知メッセージと受信統計
値の報告とをまとめた受信報告RR502をサーバー5
01に送信する。
【0061】本発明の実施の形態2においては、ハンド
オーバー中には受信報告を送信せずに待機しハンドオー
バーが完了した時に受信報告を送信するから、受信報告
を確実にサーバーに送信することができる。また、本発
明の実施の形態2においては、新気付アドレス通知メッ
セージと前記受信統計値の報告とをまとめた受信報告を
送信するから、通信効率を向上させることができる。
【0062】(実施の形態3)次に、本発明の実施の形態
3について、図面を参照して説明する。
【0063】図6は、本発明の実施の形態3に係る移動
通信端末装置の構成を示すブロック図である。本発明の
実施の形態3においては、本発明の実施の形態1と同じ
構成要素には同じ参照符号が付されている。
【0064】図6に示すように、本発明の実施の形態3
に係る移動通信端末装置600は、本発明の実施の形態
1に係る移動通信端末装置100において、受信報告送
信手段106の代わりにパケットロス検出手段601及
び再送要求送信手段602を有する。
【0065】すなわち、移動通信端末装置600は、ア
ンテナ101、送受信手段102、受信状況監視手段1
03、パケット受信手段105、新アドレス通知手段1
04、パケットロス検出手段601及び再送要求送信手
段602を具備している。
【0066】次に、本発明の実施の形態1と異なる本発
明の実施の形態3の構成及び動作を説明する。
【0067】パケットロス検出手段601は、パケット
受信手段105に接続されている。再送要求送信手段6
02は、新アドレス通知手段104、パケットロス検出
手段601及び送受信手段102に接続されている。
【0068】パケットロス検出手段601は、パケット
受信手段105からの受信したパケットの情報に基づい
て消失パケットを検出してパケットロス検出信号を生成
して再送要求送信手段602に与える。
【0069】再送要求送信手段602は、パケットロス
検出手段601からのパケットロス検出信号に基づいて
再送要求を生成して送受信手段102及びアンテナ10
1を介してサーバーに送信する。ただし、再送要求送信
手段602は、受信状況監視手段103からハンドオー
バー中であることを示す制御信号を受けている時には、
ハンドオーバーが完了するまで受信報告の送信をせずに
待機してハンドオーバーが完了した時に再送要求を送受
信手段102及びアンテナ101を介してサーバーに送
信する。また、再送要求送信手段602は、新アドレス
通知手段104から新アドレス通知メッセージを受けた
時には、この新アドレス通知メッセージと再送要求とを
まとめた再送要求を送信する。
【0070】次に、ハンドオーバー時及びハンドオーバ
ー時の前後におけるサーバーと移動通信端末装置600
との間、及び、基地局と移動通信端末装置600との間
で送受される情報について、図7を参照して説明する。
図7は、ハンドオーバー時及びハンドオーバー時の前後
におけるサーバーと移動通信端末装置600との間、及
び、基地局と移動通信端末装置600との間で送受され
る情報を説明するためのシーケンス図である。
【0071】初めに、サーバー701は、パケットデー
タPD1を基地局702を介して連続して移動通信端末
装置600に送信しているとする。
【0072】ハンドオーバーにより移動通信端末装置6
00が通信する基地局が基地局702から基地局703
に変更になる場合に、基地局702は、ハンドオーバー
開始通知T711を移動通信端末装置600に送信す
る。ハンドオーバーの間には、サーバー701は、パケ
ットデータPD2を連続して移動通信端末装置600に
送信する。しかし、ハンドオーバーの間には、電波受信
状況が不良のため、多くのパケットロスが発生する。ハ
ンドオーバー処理中に、再送要求送信手段602が再送
要求RT701を送信する時刻になっても再送要求RT
701の送信をせずに待機する。
【0073】基地局703は、ハンドオーバーが完了す
ると、ハンドオーバー完了通知T712及び新アドレス
通知T713を移動通信端末装置600に送信する。再
送要求送信手段602は、新アドレス通知手段104か
ら新アドレス通知メッセージを受けた時には、この新ア
ドレス通知メッセージと受信統計値の報告とをまとめた
再送要求RT701をサーバー701に送信する。
【0074】本発明の実施の形態3においては、ハンド
オーバー中には再送要求を送信せずに待機しハンドオー
バーが完了した時に再送要求を送信するから、再送要求
を確実にサーバーに送信することができる。また、本発
明の実施の形態3においては、新アドレス通知メッセー
ジと前記再送要求とをまとめた再送要求を送信するか
ら、通信効率を向上させることができる。
【0075】(実施の形態4)次に、本発明の実施の形態
4について、図面を参照して説明する。
【0076】図8は、本発明の実施の形態4に係る移動
通信端末装置の構成を示すブロック図である。本発明の
実施の形態4においては、本発明の実施の形態1、3と
同じ構成要素には同じ参照符号が付されている。
【0077】図8に示すように、本発明の実施の形態4
に係る移動通信端末装置800は、本発明の実施の形態
1に係る移動通信端末装置100において、パケットロ
ス検出手段601及び再送要求送信手段602を追加し
てなる。
【0078】すなわち、移動通信端末装置800は、ア
ンテナ101、送受信手段102、受信状況監視手段1
03、パケット受信手段105、新アドレス通知手段1
04、受信報告送信手段106、パケットロス検出手段
601及び再送要求送信手段602を具備している。
【0079】次に、本発明の実施の形態1と異なる本発
明の実施の形態4の構成及び動作を説明する。
【0080】再送要求送信手段602は、パケットロス
検出手段601からのパケットロス検出信号に基づいて
再送要求を生成して送受信手段102及びアンテナ10
1を介してサーバーに送信する。ただし、再送要求送信
手段602は、受信状況監視手段103からハンドオー
バー中であることを示す制御信号を受けている時には、
ハンドオーバーが完了するまで受信報告の送信をせずに
待機してハンドオーバーが完了した時に再送要求を送受
信手段102及びアンテナ101を介してサーバーに送
信する。また、再送要求送信手段602は、新アドレス
通知手段104から新アドレス通知メッセージを受けた
時には、この新アドレス通知メッセージと再送要求とを
まとめた再送要求を送信する。
【0081】なお、本発明の実施の形態4において、移
動通信端末装置800は、新アドレス通知手段104の
代わりに、新気付アドレス通知手段401を有するよう
に構成してもよい。
【0082】本発明の実施の形態4においては、ハンド
オーバー中には受信報告又は再送要求を送信せずに待機
しハンドオーバーが完了した時に受信報告又は再送要求
を送信するから、受信報告又は再送要求を確実にサーバ
ーに送信することができる。また、本発明の実施の形態
4においては、新アドレス通知メッセージ又は新気付ア
ドレス通知メッセージと前記受信報告又は再送要求とを
まとめた受信報告又は再送要求を送信するから、通信効
率を向上させることができる。
【0083】なお、本発明は、移動通信端末装置間の通
信及び固定網通信端末装置と移動通信端末装置間の通信
を行う無線通信システムについても適用することができ
る。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ハンドオーバー中には受信報告又は再送要求を送信せず
に待機しハンドオーバーが完了した時に受信報告又は再
送要求を送信するから、受信報告又は再送要求を確実に
サーバーに送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る移動通信端末装置
の構成を示すブロック図
【図2】ハンドオーバー時及びハンドオーバー時の前後
におけるサーバーと本発明の実施の形態1に係る移動通
信端末装置との間、及び、基地局と本発明の実施の形態
1に係る移動通信端末装置との間で送受される情報を説
明するためのシーケンス図
【図3】本発明の実施の形態1に係る移動通信端末装置
により生成される受信報告を含む受信報告パケットを説
明するための図
【図4】本発明の実施の形態2に係る移動通信端末装置
の構成を示すブロック図
【図5】ハンドオーバー時及びハンドオーバー時の前後
におけるサーバーと本発明の実施の形態2に係る移動通
信端末装置との間、及び、基地局と本発明の実施の形態
2に係る移動通信端末装置との間で送受される情報を説
明するためのシーケンス図
【図6】本発明の実施の形態3に係る移動通信端末装置
の構成を示すブロック図
【図7】ハンドオーバー時及びハンドオーバー時の前後
におけるサーバーと本発明の実施の形態3に係る移動通
信端末装置との間、及び、基地局と本発明の実施の形態
3に係る移動通信端末装置との間で送受される情報を説
明するためのシーケンス図
【図8】本発明の実施の形態4に係る移動通信端末装置
の構成を示すブロック図
【図9】従来の移動通信端末装置による受信報告を説明
するためのシーケンス図
【図10】ハンドオーバーを説明するための図
【図11】ハンドオーバーによるアドレスが変更された
時に新アドレスの通知を説明するための図
【図12】従来の移動通信端末装置を説明するための図
【図13】従来の移動通信端末装置の構成を示すブロッ
ク図
【図14】ハンドオーバー時及びハンドオーバー時の前
後におけるサーバーと従来の移動通信端末装置との間、
及び、基地局と従来の移動通信端末装置との間で送受さ
れる情報を説明するためのシーケンス図
【符号の説明】
100 移動通信端末装置 101 アンテナ 102 送受信手段 103 受信状況監視手段 104 新アドレス通知手段 105 パケット受信手段 106 受信報告送信手段 201 サーバー 202、203 基地局 400 移動通信端末装置 401 新気付アドレス通知手段 501 サーバー 502 ホームエージェエント 503、504 基地局 600 移動通信端末装置 601 パケットロス検出手段 602 再送要求送信手段 701 サーバー 702、703 基地局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA11 GA13 HC01 HC14 HD06 JA07 JL01 LB05 5K033 AA05 CC01 DA17 DB16 5K067 AA33 BB04 CC08 DD43 DD57 EE02 EE10 EE16 EE23 FF05 FF16 GG02 HH28 JJ57 JJ64 JJ70

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケット無線通信によりデータを送受信
    する送受信手段と、前記送受信手段からの前記データの
    制御情報に基づいて前記データ受信している基地局を監
    視する受信状況監視手段と、前記送受信手段からの前記
    データのパケットを受信するパケット受信手段と、所定
    時間間隔ごとにサーバーに前記パケット受信手段により
    受信されたパケットの受信統計値を報告する受信報告を
    送信する受信報告送信手段と、を具備し、前記受信報告
    送信手段は、ハンドオーバー中に前記受信報告を送信す
    る時刻となっても前記受信報告を送信せずに待機して前
    記ハンドオーバーが完了した時に前記受信報告を送信す
    ることを特徴とする移動通信端末装置。
  2. 【請求項2】 通信する基地局が変更された場合に新I
    Pアドレスの通知を受けた時に自己のIPアドレスを前
    記新IPアドレスに変更してサーバーに前記新IPアド
    レスを通知する新アドレス通知メッセージを生成する新
    アドレス通知手段を具備し、前記受信報告送信手段は、
    前記新アドレス通知手段によって生成された前記新アド
    レス通知メッセージと前記受信統計値の報告とをまとめ
    た受信報告を送信することを特徴とする請求項1記載の
    移動通信端末装置。
  3. 【請求項3】 IPアドレスとしてホームエージェント
    から付与される気付IPアドレスを使用し、通信する基
    地局が変更された場合に新気付IPアドレスの通知を受
    けた時に自己の気付IPアドレスを前記新気付IPアド
    レスに変更してホームエージェントに前記新気付IPア
    ドレスを通知する新気付アドレス通知メッセージを生成
    する新気付アドレス通知手段を具備し、前記受信報告送
    信手段は、前記新気付アドレス通知手段によって生成さ
    れた前記新気付アドレス通知メッセージと前記受信統計
    値の報告とをまとめた受信報告を送信することを特徴と
    する請求項1記載の移動通信端末装置。
  4. 【請求項4】 パケット無線通信によりデータを送受信
    する送受信手段と、前記送受信手段からの前記データの
    制御情報に基づいて前記データ受信している基地局を監
    視する受信状況監視手段と、前記送受信手段からの前記
    データのパケットを受信するパケット受信手段と、消失
    パケットを検出した時に再送要求をサーバーに送信する
    再送要求送信手段、を具備し、前記再送要求送信手段
    は、ハンドオーバー中に前記再送要求を送信する時刻と
    なっても前記再送要求を送信せずに待機して前記ハンド
    オーバーが完了した時に前記再送要求を送信することを
    特徴とする移動通信端末装置。
  5. 【請求項5】 所定時間間隔ごとにサーバーに前記パケ
    ット受信手段により受信されたパケットの受信統計値を
    報告する受信報告を送信する受信報告送信手段を具備
    し、前記受信報告送信手段は、ハンドオーバー中に前記
    受信報告を送信する時刻となっても前記受信報告を送信
    せずに待機して前記ハンドオーバーが完了した時に前記
    受信報告を送信することを特徴とする請求項4記載の移
    動通信端末装置。
  6. 【請求項6】 通信する基地局が変更された場合に新I
    Pアドレスの通知を受けた時に自己のIPアドレスを前
    記新IPアドレスに変更してサーバーに前記新IPアド
    レスを通知する新アドレス通知メッセージを生成する新
    アドレス通知手段を具備し、前記再送要求送信手段は、
    前記新アドレス通知手段によって生成された前記新アド
    レス通知メッセージと前記再送要求をまとめた受信報告
    を送信することを特徴とする請求項4又は請求項5記載
    の移動通信端末装置。
  7. 【請求項7】 IPアドレスとしてホームエージェント
    から付与される気付IPアドレスを使用し、通信する基
    地局が変更された場合に新気付IPアドレスの通知を受
    けた時に自己の気付IPアドレスを前記新気付IPアド
    レスに変更してホームエージェントに前記新気付IPア
    ドレスを通知する新気付アドレス通知メッセージを生成
    する新気付アドレス通知手段を具備し、前記受信報告送
    信手段は、前記新気付アドレス通知手段によって生成さ
    れた前記新気付アドレス通知メッセージと前記受信統計
    値の報告とをまとめた受信報告を送信することを特徴と
    する請求項4又は請求項5記載の移動通信端末装置。
  8. 【請求項8】 パケット無線通信において移動通信端末
    装置に対してIPアドレス又は気付IPアドレスを付与
    する手段を有する基地局装置と、前記基地局装置とデー
    タの送受信を行う請求項2、請求項3、請求項6又は請
    求項7のいずれかに記載の移動通信端末装置と、を具備
    することを特徴とする無線通信システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004098134A1 (ja) * 2002-09-13 2004-11-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. リアルタイム通信の適応制御方法
JP2006246089A (ja) * 2005-03-04 2006-09-14 Fujitsu Ltd 無線基地局、移動局

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