JP2003248730A - コンテンツ再利用処理システム及びコンテンツ再利用処理方法 - Google Patents

コンテンツ再利用処理システム及びコンテンツ再利用処理方法

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JP2003248730A
JP2003248730A JP2002366134A JP2002366134A JP2003248730A JP 2003248730 A JP2003248730 A JP 2003248730A JP 2002366134 A JP2002366134 A JP 2002366134A JP 2002366134 A JP2002366134 A JP 2002366134A JP 2003248730 A JP2003248730 A JP 2003248730A
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content
scene
reuse
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parts
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Application number
JP2002366134A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Takamatsu
邦彦 高松
Takeshi Mizunashi
豪 水梨
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既にある教材コンテンツを再利用しながら効
率的な学習を支援する。 【解決手段】 既存の教材コンテンツを「シナリオ」、
「シーン」、「コンポーネント」という階層毎に部品化
して、メタ情報とともに管理する。コンテンツ再利用時
には、キーワードを基に該当する部品を読み出して、G
UI画面上でコンポーネントを組み合わせてシーンやシ
ナリオを生成して、新たな教材コンテンツを編集する。
教材コンテンツの制作時間や労力を軽減し、教材コンテ
ンツの提供を受けた企業の従業員など個々の学習者の要
求(例えば業務内容や職種など)に柔軟に対応した教材
を準備することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、学校教育、通信教
育、社内研修、社外研修などの学習の場を提供するとと
もに効率的な学習を支援する学習支援システム及び学習
支援方法に係り、特に、教材コンテンツを用いて効率的
な学習を支援する学習支援システム及び学習支援方法に
関する。
【0002】さらに詳しくは、本発明は、既にある教材
コンテンツを再利用しながら効率的な学習を支援する学
習支援システム及び学習支援方法に係り、特に、既存の
教材コンテンツを動的に再編成可能に管理しながら効率
的な学習を支援する学習支援システム及び学習支援方法
に関する。
【0003】
【従来の技術】学習とは、過去の経験の上に立って、新
しい知識や技術を習得することである。広義には精神・
身体の後天的発達のことを言う。現代社会においては、
人格形成や技術の習得などさまざまな目的で、人々は生
涯を通して、学習の場が提供されている。例えば、学校
教育、通信教育、社内研修、社外研修などである。
【0004】例えば、企業や団体など、多数のユーザに
よって構成されている組織においては、各人の業務に関
する知識やスキルは区々である。このため、組織内で知
識の共有やスキルの均一化を図る上でも、学習や教育は
重要である。
【0005】従来は、学校や塾、研修所、講習所など、
あらかじめ定められたスケジュールやプログラムに従
い、所定の施設に出向いて教育や訓練を受けるというの
が一般的な学習の形態であった。
【0006】最近では、情報処理技術や情報通信技術の
向上とも相俟って、学習・教育・訓練用のコンテンツは
パッケージ化又はデジタル化されるようになってきた。
例えば、ビデオやDVDなどのメディアを介して学習者
に教材として届けられたりする。あるいは、教師や講師
と生徒との間はネットワークによって結ばれて、遠隔地
間での対話型の学習環境を提供することができる。ま
た、教材コンテンツを例えばHTMLなど情報探索空間
で取り扱い可能な形態で保管したWebベースの学習シ
ステム(WBT:Web Based Training)などもある。
【0007】ビデオなどの教材コンテンツの量や質はま
すます豊富になってきている。他方、内容的には充実し
ている既存の教材コンテンツをうまく再利用できないま
ま埋没させてしまう、すなわち教材の「使い捨て」若し
くは「死蔵」という問題が発生してきた。
【0008】これは、教材コンテンツの提供形態がプッ
シュ型であり、個々の学習者のさまざまなニーズに対応
できていないことも一因である。
【0009】また、教材コンテンツは、一般に編集・提
供者側で組まれたスケジュールに従って構成されている
ので、学習者側のスケジュールと合致しないことがあ
る。
【0010】また、教材コンテンツは、一般的なテーマ
を基に製作され、初級編、中級編、上級編などのように
難易度や平均的な学習者の進捗状況などを想定して、段
階的、時系列的に構成されている。また各編内において
も同様に学習の経過を想定しながら時系列的に構成され
る。しかしながら、このようなコンテンツの構成が必ず
しも個々の学習者の修得過程や学習の進捗状況に適合す
るものではない。例えば、中級者や上級者であっても、
初級編に含まれる一部の素材が個人的に必要なことがあ
る。また逆に初級者であっても、業務の遂行上、不規則
的又は変則的に、中級編や上級編の一部の素材が即座に
必要となることもあろう。
【0011】教材の制作業者は制作依頼毎に新規の教材
コンテンツを制作するため、制作コストが高く、また、
制作には多大な時間と労力を必要とするので、個々の学
習者の要求ベースで教材を準備することはできない。
【0012】また、与えられた教材コンテンツをユーザ
側で取り扱うことができる粒度が粗いことも、コンテン
ツ利用の障壁になっている。例えば、学習者が社会人な
どであれば、空き時間を細かく利用して教材コンテンツ
を消化していきたいところであるが、コンテンツを区切
るセッションが長いと、学習者のスケジュールとはうま
く噛み合わない。
【0013】教材コンテンツは、一般に、1以上の事例
とその解説からなる「コンポーネント」と、関連性のあ
るコンポーネントをまとめて構成される「シーン」と、
シーンをカリキュラムに従って時系列的に配置した「シ
ナリオ」という具合に階層的な構造を持つと言われてい
る。
【0014】しかしながら、編集者・提供者側でこのよ
うな階層構造が一旦組まれた後は、ユーザすなわち学習
者側で教材コンテンツを動的に再編成したり、個々の事
例やコンポーネントなどの細かい単位で再利用を行なう
ことはできない。
【0015】すなわち、必要なコンポーネントと必要性
の低いコンポーネントとが一体不可分に取り扱われるこ
とにより、教材コンテンツの再利用が捗らず、この結
果、「死蔵」への道を歩んでゆく。
【0016】また、編集者・提供者側で一旦組み込まれ
た教材コンテンツのストーリーを構成する論理シナリオ
(台本に相当する)は、別のストーリーで部分的に合成
又は順序の入れ替えを行なうことはできないので、教材
コンテンツを部分的に活用する場合には、新たにシナリ
オを用意しなければならない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、教材
コンテンツの制作時間や労力を軽減し、教材コンテンツ
の提供を受けた企業の従業員など個々の学習者の要求
(例えば業務内容や職種など)に柔軟に対応した教材を
準備できるように既存のコンテンツを再利用することが
できる、優れたコンテンツ再利用処理システム及びコン
テンツ再利用処理方法を提供することにある。
【0018】本発明のさらなる目的は、既にある教材コ
ンテンツを再利用しながら効率的な学習を支援すること
ができる、優れたコンテンツ再利用処理システム及びコ
ンテンツ再利用処理方法を提供することにある。
【0019】本発明のさらなる目的は、既存の教材コン
テンツを動的に再編成可能に管理しながら効率的な学習
を支援することができる、優れたコンテンツ再利用処理
システム及びコンテンツ再利用処理方法を提供すること
にある。
【0020】本発明のさらなる目的は、既存の教材コン
テンツを論理的に構成するストーリーについても、台本
に相当する論理シナリオと台本の部分である論理シーン
の再利用をも実現することができる、優れたコンテンツ
再利用処理システム及びコンテンツ再利用処理方法を提
供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
課題を参酌してなされたものであり、既存のコンテンツ
を再利用可能に処理するコンテンツ再利用処理システム
又はコンテンツ再利用処理方法であって、既存のシナリ
オに従って構成されるコンテンツが持つ階層的構造を利
用して再利用可能な部品に加工する再利用部品加工部又
はステップと、該加工された部品を部品の識別情報や部
品の実体情報を含んだメタ情報とともに管理する再利用
部品管理部又はステップと、該管理されている再利用部
品のメタ情報を取り出して新規のシナリオに従って組み
合わせてコンテンツを編集する再生メディア作成支援部
又はステップと、を具備することを特徴とするコンテン
ツ再利用処理システム又はコンテンツ再利用処理方法で
ある。
【0022】教材などのコンテンツは、一般に1以上の
事例とその解説からなるコンポーネントと、関連性のあ
る1以上のコンポーネントをまとめて構成されるシーン
と、複数のシーンを所定のカリキュラムに従って時系列
的に配置したシナリオという階層的な構造を備えてい
る。
【0023】本発明に係るコンテンツ再利用処理システ
ム又はコンテンツ再利用処理方法によれば、前記再利用
部品加工部は、コンテンツを再生処理して、ユーザから
の指示に応答してコンテンツを分解及び選別して、シナ
リオ、シーン、又はコンポーネントとして登録して、メ
タ情報とともに管理する。メディア部品にメタレベル情
報を付加することにより、メタレベルでのコンポーネン
ト操作(意味/意図検索、合成、分解、整列など)が可
能となる。そして、コンテンツ再利用時には、キーワー
ドを基に該当する部品を読み出して、GUI画面上でコ
ンポーネントを組み合わせてシーンやシナリオを生成し
て、新たな教材コンテンツを編集するようにする。この
結果、教材コンテンツの制作時間や労力を軽減し、教材
コンテンツの提供を受けた企業の従業員など個々の学習
者の要求(例えば、業務内容や職種など)に柔軟に対応
した教材を準備することができる。
【0024】ここで、前記再利用部品管理部又はステッ
プは、登録中のシナリオ、シーン、コンポーネントを、
ユーザ操作に応じて削除するようにしてもよい。
【0025】また、前記再利用部品管理部又はステップ
は、ユーザ操作に応じて、再利用部品の検索用の辞書に
単語の新規登録、変更、削除を行なうようにしてもよ
い。すなわち、キーワードや専門用語、概念定義などを
有する辞書機能を構築して、部品加工や編集処理に組み
込むことにより、メディア・コンポーネント・オブジェク
トへのメタレベル情報を付加する際に、表現の記述や用
語などの引用に均一性を持たせることができる。
【0026】また、前記再生メディア作成支援部又はス
テップは、ユーザから入力された検索条件に従って前記
再利用部品管理部又はステップにて管理されている部品
を検索するようにしてもよい。
【0027】また、前記再生メディア作成支援部又はス
テップは、編集対象となるシーンを構成する各コンポー
ネントを画面表示して再生するようにしてもよい。
【0028】また、前記再生メディア作成支援部又はス
テップは、シーンを構成するコンポーネントを追加又は
削除してコンポーネントの組み合わせを変更することに
より、シーンを新規作成又は更新するようにしてもよ
い。
【0029】また、前記再生メディア作成支援部又はス
テップは、画面上に表示された各コンポーネントのサム
ネイルに対するユーザのGUI操作に応答してコンポー
ネントの組み合わせを変更するようにしてもよい。すな
わち、コンポーネントなどの複数の再利用部品同士をマ
ウスを用いた視覚的な切断・合成(すなわち、コンポー
ネントの再構成や再定義)、整列などの操作を行なう編
集システム環境を構築するようにしてもよい。従来のオ
ーサリング・ツールで再利用部品の再構成や整列化など
の作業を行なう場合、メディア・クリエータなどの専門
家であっても多くの工数からなる手作業が必要になり制
作コストが増大してしまうが、本発明に係る編集システ
ム環境によれば、低コスト且つ短時間で同じコンテンツ
制作作業を実現することができる。
【0030】また、前記再生メディア作成支援部又はス
テップでは、論理シナリオを構成する論理シーンを追加
又は削除して論理シーンの組み合わせを変更することに
より、論理シナリオを新規作成又は更新するようにして
もよい。
【0031】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施形態や添付する図面に基づくより
詳細な説明によって明らかになるであろう。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について詳解する。
【0033】図1には、本発明が適用される学習支援シ
ステム1の全体構成を模式的に示している。同図に示す
学習支援システム1を、各ユーザはWebベースで利用
することができる。すなわち、ユーザは、自分が利用す
るパーソナル・コンピュータ(PC)やPDA(Person
al Digital Assistant)などの情報端末で起動中のWe
bブラウザ上で、所定のポータル・サイトから自分用に
カスタマイズされている学習支援用の個人ページにアク
セスすることができる。
【0034】学習支援システム1は、アドバイザ・事例
紹介部2と、ミニ学習準備部3を備えており、個々のア
ドバイザ、事例紹介、並びにミニ学習は、当該学習支援
サイト上のコミュニティとしてコミュニティ管理部4に
より統合的に管理されている。また、ユーザは、自分の
情報端末上でWebブラウザを起動して、各コミュニテ
ィで構成される学習支援空間にアクセスする。そして、
個人ページ上では、専用のナビゲータ5を用いて、この
ような学習支援空間の探索を案内するようになってい
る。
【0035】コミュニティ管理部4は、ユーザ・プロフ
ァイルや学習進捗などのデータベースを備えて、すべて
の学習者(企業内の就業者など)を一元的に管理する。
ユーザ・プロファイルは、例えば就業者の識別情報(I
D)、氏名、メール・アドレス、業務内容、職務経験、
学習者からの質問やこれに対するシステム側の回答など
の履歴などを含んでいる。また、コミュニティ管理部4
は、定期的又は随時、各学習者の知識の内容や学習の進
捗状況を計測して、学習進捗データベースを更新するよ
うになっている。
【0036】アドバイザ・事例紹介部2は、多数のFA
Q(学習者からアクセスされたときの質問)や問題解決
事例(質問に対する回答、学習者名、アドバイザ名、参
考文献など)をデータベース管理している。アドバイザ
・事例紹介部2は、個人ページを介したユーザからの要
求に応じて、これらFAQ及び問題解決事例データベー
スを用いて問題解決支援を編成して、コミュニティ管理
部4を介して個人ページにフィードバックする。
【0037】また、ミニ学習準備部3は、個々のユーザ
のために学習プランニング及び教材選定/作成を行なっ
て、コミュニティ管理部4を介して個人ページ上で学習
支援を行なう。コミュニティ管理部4は、各ユーザにつ
いてのユーザ・プロファイルと学習進捗をデータベース
管理している。
【0038】本実施形態では、ミニ学習準備部3では、
ビデオなどの既存の学習コンテンツのストリームを分割
・部品化して管理するとともに、各ユーザ毎のニーズや
学習進捗に応じて再編成し、好きな場所(例えば携帯端
末を利用したモバイル環境下)で比較的短い時間でも修
得可能な長さ・量を単位とした教材コンテンツすなわち
「ミニ学習」を準備する。例えば、表示する情報端末の
能力に応じたメディア(動画、静止画、音声、テキス
ト)を選択又は組み合わせて教材を準備する。
【0039】ミニ学習は、本来はコンテンツ制作者主導
で製作された教材を、学習者の要望や学習進捗状況など
に応じて、ユーザ主導で教材を生成することを主要な機
能とする。ミニ学習準備部3は、専用の教材コンテンツ
を新たに作成・編集してもよいが、基本的には既存の教
材コンテンツの再利用により編成される。このようなコ
ンテンツ処理のために、コンテンツ再利用支援システム
10が配設されている。教材コンテンツは、一般に、1
以上の事例とその解説からなる「コンポーネント」と、
関連性のあるコンポーネントをまとめて構成される「シ
ーン」と、シーンをカリキュラムに従って時系列的に配
置した「シナリオ」という具合に階層的な構造を持つ
(図16を参照のこと)。コンテンツ再利用支援システ
ム10は、このようなコンテンツの階層的構造を利用し
て、教材コンテンツを分割及び部品化して、再利用が容
易な形態で管理するが、その詳細については後述に譲
る。
【0040】学習支援システムのサービス事業者の立場
からは、ミニ学習の効果として以下の事柄を挙げること
ができる。
【0041】(1)短期間で学習機会を提供することが
できる。すなわち、既存のコンテンツを再利用すること
で制作時間を短縮できるとともに、即時廃止、時間と場
所を選ばない学習環境を提供して短期で学習を終了させ
ることができる。 (2)低コストで学習コンテンツを提供することができ
る。すなわち、既存のコンテンツを再利用することで、
制作コストを削減することができる。また、再利用を前
提としたコンテンツの作成を行なうことができる。 (3)学習効果の上がる学習コンテンツを提供すること
ができる。すなわち、簡易編集により創意工夫して、臨
場感と説得力に溢れるリッチ・コンテンツを作成し配信
することができる。また、取材した生の現場情報をコン
テンツに組み込むことができる。また、学習ログ(進捗
情報)から、ユーザ毎の要求に適った学習コンテンツを
優先的に作成することができる。 (4)組織内の知識や経験をくみ上げて活用することが
できる。すなわち、ナレッジ・ホルダやスキル・ホルダ
を用いて個人が保有する知識、技術、経験などを組織内
で共有化し、また、アドバイスとして活用することがで
きる。 (5)ユーザ主導のラーニング文化の情勢とコミュニテ
ィによる知の活用環境を支援することができる。
【0042】また、ユーザは、ミニ学習により以下のよ
うな恩恵を受けることができる。
【0043】(1)自分に合った学習コンテンツが提供
される個人学習ホームページを利用することができる。
このホームページ上では、経験や立場、職種などの個人
の属性に合わせたコンテンツの中から、そのとき(業
務)の要求に適ったものを選択することができる。 (2)デバイス・フリー、タイム・フリー、ロケーショ
ン・フリーな通信環境下で、時と場所の制約なしに学習
が可能となり、学習の中断や再開をストレスなく行なう
ことができる。 (3)メディア・フリー、ネットワーク・フリーな通信
環境下で、臨場感に溢れる学習コンテンツを利用して学
習効果を促進することができる。 (4)コンテンツや学習シナリオが更新され、個人の属
性に合った最新情報が提供されるので、各ユーザはいま
重要なコンテンツや最新情報にアクセスすることができ
る。 (5)ナレッジ・ホルダ、スキル・ホルダ、ノウハウ・
ホルダを介して、実際に行なわれた事例を学習コミュニ
ティ上で学ぶことができる。 (6)各ユーザの好みに合った「ナビゲータ」が、ユー
ザ操作に反応して学習を案内する。このとき、画面や音
声などのユーザ・インターフェースを分かり易くすると
ともに、学習を促すキャラクタやBGMを好みに合わせ
て選択することができる。したがって、ユーザは、パー
ソナライズされた環境で楽しく簡単に学習することがで
きる。
【0044】また、教材コンテンツの制作・提供事業者
にとっては、コンテンツの有効活用という観点から、ミ
ニ学習には以下のメリットがある。
【0045】(1)在庫を持たずに(デジタル)学習コ
ンテンツを提供することができる。 (2)埋没しているコンテンツを再価値化することがで
きる。 (3)コンテンツを切り売りできる。 (4)激増するデジタル・コンテンツの流通をリードす
ることができる。 (5)セキュリティを意識せずにコンテンツを配信する
ことができる。 (6)学習者の属性、知識、課題などの情報を取得する
ことができる。 (7)学習コンテンツ制作に市場ニーズをフィードバッ
クすることができる。
【0046】最近では、光ファイバーやCATV、xD
SLなどの有線通信技術や、FWA、IMT−2000
などの無線通信技術を用いた概ね500kbps以上の
高速な通信回線の普及によって、大容量のデータを活用
したブロードバンド・サービスが実現されている。
【0047】ブロードバンド技術によれば、通信が伝送
路の制約から解放され(ネットワーク・フリー)、リッ
チ・コンテンツを容易に取り扱える、メディア毎に利用
可能な端末の制約から開放され(デバイス・フリー)、
クロスメディア環境が実現される、n対nの分散型情報
流通やP2Pの利用形態の双方向性が広がる(リレーシ
ョンシップ・フリー)。
【0048】さらに、帯域や時間、空間、関係性の制約
から解放されると、ユーザは何をいつ何処で、誰と利用
するか、選択の幅が広がる。そして、情報提供者側がメ
ディアを支配する構造が崩れ、ユーザが主導権を握るリ
バース・メディアが登場する。また、放送が非同期、蓄
積型の利用形態へとシフトしていく。この結果、ユーザ
が無意識のうちにはまり込む「スティキネス(粘着
性)」の高い環境作りが不可欠となり、コンテンツの魅
力だけでは不足であり、パーソナライゼーションが鍵と
なる。
【0049】本実施形態に係る学習支援システムによれ
ば、教育、医療、金融などの分野で教材となるリッチ・
コンテンツを幅広く取り込み、個々のユーザに役に立つ
ようにコンテンツを分解、編集加工することで、生産性
や付加価値の向上を目指すことができる。
【0050】図2には、コンテンツ再利用支援システム
10のシステム概要を模式的に示している。
【0051】コンテンツ再利用支援システム10は、既
存のコンテンツの再利用を図ることにより、再利用コン
ポーネント制作の効率化、コンテンツの低コスト編集、
モバイル機器への対応(デバイス・フリー)を推し進め
ることを主な目的として構築されている。コンテンツ再
利用支援システム10は、再利用コンポーネント処理フ
ェーズ11と、ミニ教材処理フェーズ12とを備えてい
る。
【0052】再利用コンポーネント処理フェーズ11で
は、再利用コンポーネントの半自動作成と再利用コンポ
ーネント化支援編集を行なう。このため、再利用コンポ
ーネント処理部11では、ビデオ・テープなどの形態で
投入された既存のメディア・コンテンツをキャプチャリ
ングしてデジタル化し、シーン変化を抽出するとともに
該当するメタ情報を抽出したインデックス化(分解)
し、アノテーション付加やメタ情報修正などのクリッピ
ング(選択)を行なう。メディア部品にメタレベル情報
を付加することにより、メタレベルでのコンポーネント
操作(意味/意図検索、合成、分解、整列など)が可能
となる。
【0053】再利用コンポーネント処理フェーズ11に
おいて既存のコンテンツから作成されたコンポーネント
は、再利用コンポーネントとして蓄積(Archiv
e)される。一般に、教材などのコンテンツは、1以上
の事例とその解説からなる「コンポーネント」と、関連
性のあるコンポーネントをまとめて構成される「シー
ン」と、シーンをカリキュラムに従って時系列的に配置
した「シナリオ」という具合に階層的な構造を持つ(図
16を参照のこと)。再利用時の取扱いを容易にするた
めに、このようなデータ構造を維持しながら各コンポー
ネントを蓄積する。
【0054】また、ミニ教材処理フェーズ12では、ミ
ニ教材の自動生成とミニ教材の編集支援を行なう。この
ため、ミニ教材処理フェーズ12では、制約条件入力、
シナリオ選択、コンテンツ生成などの教材生成処理(G
eneration)と、コンテンツ編集やコンテンツ
へのメタ情報付加などの教材編集処理(Authori
ng)を行なう。メディア部品にメタレベル情報を付加
しているので、メタレベルでのコンポーネント操作(意
味/意図検索、合成、分解、整列など)が可能である。
【0055】再利用コンポーネント処理フェーズ11及
びミニ教材処理フェーズ12では、コンポーネント処理
のために同じ辞書(図示しない)を利用する。すなわ
ち、キーワードや専門用語、概念定義などを有する辞書
機能を構築して、部品加工や編集処理に組み込むことに
より、メディア・コンポーネント・オブジェクトへのメタ
レベル情報を付加する際に、表現の記述や用語などの引
用に均一性を持たせる。
【0056】ミニ教材処理部12により生成・編集処理
されたミニ教材は、構造化データとしてミニ教材データ
ベースに蓄積される。
【0057】ミニ教材データベースに蓄積されているミ
ニ教材は、データベース検索並びに再利用な部品であ
る。すなわち、ミニ教材検索により取り出されて、要求
元のユーザにミニ教材が配信されて、ミニ学習サービス
などの教材提供サービスとして利用される。
【0058】図3並びに図17には、図2に示したコン
テンツ再利用支援システム10によるコンテンツ再利用
サービスの主要な機能構成を模式的に示している。図示
の通り、コンテンツ再利用サービスは、コンテンツ再利
用・インデックス情報設定サービスを行なう再利用部品
加工部13と、コンテンツ再利用サービスのための部品
管理を行なう再利用部品管理部14と、コンテンツ再利
用のためのシーン編集や新規作成などの部品編集サービ
スや、シーン編集・変更サービスを行なう再生メディア
作成支援部15とで構成される。
【0059】オリジナル・メディアすなわちコンテンツ
は、コンポーネントやシーンなどの複数の既存素材が既
存のシナリオに従って階層的に組み合わせて構成され、
例えばビデオ・テープなどの記録媒体に記録されてい
る。
【0060】再利用部品加工部11は、このようなオリ
ジナル・メディアからシーン変化抽出、メタ情報抽出な
どにより再利用可能な部品すなわちコンポーネントをイ
ンデックス化して、半自動又は手動でシナリオを作成す
る。メディア部品にメタレベル情報を付加することによ
り、メタレベルでのコンポーネント操作(意味/意図検
索、合成、分解、整列など)が可能となる。
【0061】再利用部品加工部13は、メディア・ファ
イル選択部13A、メディア再生部13B、コンポーネ
ント作成部13C、サムネイル作成部13D、データベ
ース登録部13E、並びにメッセージ表示部13Fを構
成要素とする。
【0062】メディア・ファイル選択部13Aは、例え
ばローカル・ネットワーク上にあるメディア・サーバか
らファイルすなわち教材コンテンツをロードする。
【0063】メディア再生部13Bは、ロードしたコン
テンツを再生、停止、一時停止、コマ逆再生、コマ再生
を自由に操作することができる。また、指定したメディ
ア開始時間からの再生ができる。メディア時間の指定
は、テキスト入力又は時間軸スライダ(図示しない)に
より制御することができる。
【0064】コンポーネント作成部13Cは、再生中に
IN及びOUTボタンにより自由にコンポーネントの作
成を行なうことができる。テキスト入力からの制御も受
容する。
【0065】サムネイル作成部13Dは、再生中にタイ
トル・ピクチャ・ボタンによりコンポーネント中の任意
のサムネイル画像を取り出すことができる。新規シーン
の作成やシーンの更新を行なう際には、各コンポーネン
トのサムネイルをドラッグやドロップなどのGUI操作
することにより、コンポーネントを自由に組み合わせる
ことができる。すなわち、コンポーネントなどの複数の
再利用部品同士をマウスを用いた視覚的な切断・合成
(すなわち、コンポーネントの再構成や再定義)、整列
などの操作を行なう編集システム環境を提供する。
【0066】データベース登録部13Eは、画面上の入
力データをコンポーネント・テーブルに新規登録する。
【0067】メッセージ表示部13Fは、データベース
への登録が成功したかどうかを、表示画面を介してユー
ザに視覚的にフィードバックする。
【0068】再利用部品管理部14は、再利用部品加工
部によりオリジナル・メディアから取り出されたコンポ
ーネントを再利用可能な部品として管理する。再利用部
品管理部14は、シナリオ削除部14Aと、シーン削除
部14Bと、コンポーネント削除部14Cと、検索キー
ワード辞書メンテナンス部14Dと、データベース・メ
ンテナンス部14Eとを構成要素とする。
【0069】シナリオ削除部14Aは、ユーザからの要
求に応じて、シナリオ・テーブルからデータを削除す
る。
【0070】シーン削除部14Bは、ユーザからの要求
に応じて、シーン・テーブルからデータを削除する。
【0071】コンポーネント削除部14Cは、ユーザか
らの要求に応じて、コンポーネント・テーブルからデー
タを削除する。
【0072】検索キーワード辞書メンテナンス部14D
は、辞書に新規単語を登録したり、辞書単語の変更や削
除を行なうことができる。キーワードや専門用語、概念
定義などを有する辞書機能を構築して、部品加工や編集
処理に組み込むことにより、メディア・コンポーネント・
オブジェクトへのメタレベル情報を付加する際に、表現
の記述や用語などの引用に均一性を持たせることができ
る。
【0073】データベース・メンテナンス部14Eは、
ユーザからの要求に応じて、wsceneテーブルから
データを削除する。
【0074】再生メディア作成支援部15は、新規シナ
リオからなるコンテンツを作成するために必要となる部
品を再利用部品データベースから取り出して、新規シナ
リオに従ってこれらを統合して、再生メディアを構築す
る。
【0075】再生メディア作成支援部15は、シーン検
索部15Aと、シーン作成部15Bと、シーン更新部1
5Cと、シーン・メディアファイル作成部15Dを構成
要素とする。
【0076】シーン検索部15Aは、検索条件入力画面
(図示しない)で検索条件の入力を受容する。また、検
索結果をページ毎に表示する。
【0077】シーン作成部15Bは、選択されたシーン
のコンポーネントを表示して、コンポーネントの再生を
行なう。このとき、コンポーネントのサムネイルが画面
に表示され、ユーザは所望のコンポーネントのサムネイ
ルに対してドラッグ・アンド・ドロップなどのGUI操
作を印加することにより、シーンの編集を指示すること
ができる。新規シーンのコンポーネントの自由な組み合
わせ、追加、削除を表示画面上のGUI操作により行な
うことができる(後述)。また、新規シーンのプレビュ
ーができる。新規作成されたシーン・データは、シーン
・テーブルに登録される。すなわち、コンポーネントな
どの複数の再利用部品同士をマウスを用いた視覚的な切
断・合成(すなわち、コンポーネントの再構成や再定
義)、整列などの操作を行なう編集システム環境を構築
するようにしてもよい。従来のオーサリング・ツールで
再利用部品の再構成や整列化などの作業を行なう場合、
メディア・クリエータなどの専門家であっても多くの工
数からなる手作業が必要になり制作コストが増大してし
まうが、本発明に係る編集システム環境によれば、低コ
スト且つ短時間で同じコンテンツ制作作業を実現するこ
とができる。
【0078】シーン更新部15Cは、選択されたシーン
のコンポーネントを表示して、コンポーネントの再生を
行なう。このとき、コンポーネントのサムネイルが画面
に表示され、ユーザは所望のコンポーネントのサムネイ
ルに対してドラッグ・アンド・ドロップなどのGUI操
作を印加することにより、シーンの編集を指示すること
ができる。そして、変更したいシーンのコンポーネント
の自由な組み合わせ、追加、削除を表示画面上のGUI
操作により行なう。すなわち、コンポーネントなどの複
数の再利用部品同士をマウスを用いた視覚的な切断・合
成(すなわち、コンポーネントの再構成や再定義)、整
列などの操作を行なう編集システム環境を構築する。ま
た、新規シーンのプレビューができる。新規作成された
シーン・データは、シーン・テーブルに登録される。
【0079】シーン・メディアファイル作成部15D
は、メディア・ファイルからある部分のデータを切り出
す。そして、Appendモードで新規メディア・ファ
イルへ書き込む。
【0080】再生メディア作成支援部15により作成さ
れた再生メディア・コンテンツは、配信サービスされ
る。ユーザは、例えば個人ホームページ上で再生メディ
アを視聴することができる。
【0081】図4には、図2に示したコンテンツ再利用
支援システムによる教材部品の制作処理フロー並びに教
材コンテンツの制作処理フローの概要を示している。
【0082】既存の教材コンテンツは、例えばビデオ・
テープに記録された形態でライブラリ化されている。教
材コンテンツは、一般に、1以上の事例とその解説から
なる「コンポーネント」と、関連性のあるコンポーネン
トをまとめて構成される「シーン」と、シーンをカリキ
ュラムに従って時系列的に配置した「シナリオ」という
具合に階層的な構造を持つ。
【0083】教材部品の制作処理フローでは、まず教材
コンテンツがキャプチャリングされ、例えばMPEG4
形式のファイルとしてコンピュータライズされる。
【0084】次いで、動画像ストリームの中からシーン
の変化が抽出されるとともに、メタ情報が抽出され、イ
ンデックス化(分解)される。メディア部品にメタレベ
ル情報を付加することにより、メタレベルでのコンポー
ネント操作(意味/意図検索、合成、分解、整列など)
が可能となる。そして、動画像データは、XML(eXte
nsible Markup Language)などの記述言語を用いて構造
化される。XMLは、タグの使用により文書の構造を記
述する言語であり、ユーザが独自のタグを定義できる点
に特徴がある。メタ情報の詳細については後述に譲る。
【0085】次いで、クリッピング処理が行なわれ、ア
ノテーション付加、メタ情報修正、メディア変換などが
行なわれる。
【0086】このようにして得られたXML形式の構造
化データと、MPEG4形式のメディア・コンテンツ
は、教材部品として一旦蓄積(Archive)され
る。
【0087】蓄積されているメディア・コンテンツ並び
に構造化データは、教材部品検索により取り出す(Re
trieve)ことができる。そして、各教材部品につ
いてメタ情報の修正やメディア再生を行なうことができ
る。
【0088】一方、教材コンテンツの制作処理フローで
は、蓄積されている構造化データを取り出して、制約条
件入力、シナリオ選択、教材コンテンツ生成(Gene
ration)を行なう。
【0089】次いで、教材コンテンツの構造化データを
取り出して、その編集やメタ情報の付加などの教材編集
処理(Authoring)を行なう。メディア部品に
メタレベル情報を付加することにより、メタレベルでの
コンポーネント操作(意味/意図検索、合成、分解、整
列など)が可能となる。
【0090】そして、教材編集が施された構造化データ
は再びメディア・コンテンツとともに蓄積される。
【0091】蓄積されているメディア・コンテンツの実
体並びに構造化データは、教材コンテンツ検索により取
り出す(Retrieve)ことができる。そして、メ
タ情報の修正やメディア再生を行なうことができる。
【0092】なお、クリッピング、教材部品の検索(R
etrieve)、教材コンテンツの編集(Autho
ring)、及び教材コンテンツの検索(Retrie
ve)では同じ検索辞書が共用される。キーワードや専
門用語、概念定義などを有する辞書機能を構築して、部
品加工や編集処理に組み込むことにより、メディア・コ
ンポーネント・オブジェクトへのメタレベル情報を付加
する際に、表現の記述や用語などの引用に均一性を持た
せる。
【0093】図5には、本実施形態に係るコンテンツ再
利用システム10において実行されるコンテンツ再利用
支援の概略的な処理手順をフローチャートの形式で示し
ている。
【0094】まず、ビデオ・テープなどの形態で投入さ
れた既存のメディア・コンテンツをキャプチャリングし
てデジタル化するなどのメディア・コンテンツ処理を行
なう(ステップS1)。
【0095】次いで、部品加工を行なうかどうかをユー
ザに確認して(ステップS2)、要求に応答して部品加
工処理を行なう(ステップS10)。部品加工処理の詳
細については後述する。
【0096】次いで、部品管理を行なうかどうかをユー
ザに確認して(ステップS3)、要求に応答して部品管
理処理を行なう(ステップS20)。部品管理処理の詳
細については後述する。
【0097】次いで、部品編集を行なうかどうかをユー
ザに確認して(ステップS4)、要求に応答して部品編
集処理を行なう(ステップS30)。部品編集処理の詳
細については後述する。
【0098】図6には、図5中のステップS10におい
て、再利用部品加工部13によって行なわれる教材コン
テンツに対する部品加工処理の手順をフローチャートの
形式で示している。一般に、教材などのコンテンツは、
1以上の事例とその解説からなる「コンポーネント」
と、関連性のあるコンポーネントをまとめて構成される
「シーン」と、シーンをカリキュラムに従って時系列的
に配置した「シナリオ」という具合に階層的な構造を持
つ(図16を参照のこと)。この処理ルーチンでは、例
えばユーザからの指示などの手動で、あるいは自動/半
自動で、シナリオ、シーン、並びにコンポーネントの登
録を行なう。
【0099】この処理ルーチンは、部品加工処理をユー
ザが選択することによって開始する(ステップS1
1)。
【0100】まず、シナリオ登録を行なうかどうかをユ
ーザに確認して(ステップS12)、要求に応答してシ
ナリオ登録処理を行なう(ステップS15)。
【0101】次いで、シーン登録を行なうかどうかをユ
ーザに確認して(ステップS13)、要求に応答してシ
ーン登録処理を行なう(ステップS16)。
【0102】次いで、コンポーネント登録を行なうかど
うかをユーザに確認して(ステップS14)、要求に応
答してコンポーネント登録処理を行なう(ステップS1
7)。
【0103】図6に示すような処理手続に従って部品と
して登録されたコンポーネント、シーン、シナリオは、
再利用部品管理部によって、新規のシナリオによりコン
テンツを再編成するときに利用可能な部品として管理さ
れる。
【0104】図7には、図5中のステップS20におい
て、再利用部品管理部14によって行なわれる教材コン
テンツに対する部品管理処理の手順をフローチャートの
形式で示している。
【0105】この処理ルーチンは、部品管理処理をユー
ザが選択することによって開始する(ステップS2
1)。
【0106】まず、データ削除を行なうかどうかをユー
ザに確認して(ステップS22)、ユーザからの要求に
応答してデータ削除処理を行なう(ステップS25)。
【0107】次いで、辞書メンテナンスを行なうかどう
かをユーザに確認して(ステップS23)、ユーザから
の要求に応答して辞書メンテナンス処理を行なう(ステ
ップS26)。
【0108】次いで、データ・メンテナンスを行なうか
どうかをユーザに確認して(ステップS24)、ユーザ
からの要求に応答してデータ・メンテナンス処理を行な
う(ステップS27)。
【0109】上述したようにオリジナルの教材コンテン
ツから部品が加工され、データベース管理された後、再
生メディア作成支援部15は、コンポーネント、シー
ン、シナリオなどの既存の部品を再利用して、新規のシ
ナリオに従ってコンテンツを再編成する。
【0110】図8には、図5中のステップS30におい
て、再生メディア作成支援部15によって行なわれる部
品編集処理の手順をフローチャートの形式で示してい
る。
【0111】この処理ルーチンは、部品編集処理をユー
ザが選択することによって開始する(ステップS3
1)。
【0112】まず、シナリオ編集を行なうかどうかをユ
ーザに確認して(ステップS32)、ユーザからの要求
に応答してシナリオ編集処理を行なう(ステップS3
5)。
【0113】次いで、シーン編集を行なうかどうかをユ
ーザに確認して(ステップS33)、ユーザからの要求
に応答してシーン編集処理を行なう(ステップS3
6)。
【0114】次いで、コンポーネント編集を行なうかど
うかをユーザに確認して(ステップS34)、ユーザか
らの要求に応答してコンポーネント編集処理を行なう
(ステップS37)。
【0115】再生メディア作成支援部15により作成さ
れた再生メディア・コンテンツは、配信サービスされ
る。ユーザは、例えば個人ホームページ上で再生メディ
アを視聴することができる。
【0116】図9には、本実施形態に係るコンテンツ再
利用支援システム10において、各処理フェーズで取り
扱われるデータの構造を示している。
【0117】教材コンテンツなどの既存のビデオ資産
は、例えば、アナログ形式のビデオ・テープで保存され
ていたり、あるいは、AVI形式(.avi)やQui
ckTime形式(.mov)の動画像ファイルとして
蓄積されている。
【0118】コンテンツ再利用支援システム10は、ま
ず、キャプチャリング処理により教材コンテンツを回収
して、MPEG4などの汎用性の高い所定フォーマット
の動画像ファイルに変換する。
【0119】次いで、再利用部品加工部13は、このよ
うなMPEG4形式のオリジナル・メディアからシーン
変化抽出、メタ情報抽出などを行ない、インデックス化
(分解)及びクリッピングを行なう。シーン変化の抽出
により、オリジナルのMPEG4動画像ストリームは、
コンポーネントやシーンなどの部品に分解される。
【0120】これらの部品はMPEG4などの動画像フ
ァイルやJPEGなどの画像ファイル、並びにWAVE
などの音声ファイルの組合せで構成される。また、抽出
されたメタ情報は、XML形式のドキュメント・ファイ
ルとして構成される。
【0121】このメタ情報は、XML形式で記述される
が、例えば、教材コンポーネントを識別するIDやタイ
トル、著作者などの情報、部品化された動画像、静止
画、音声などの各ファイルについてのファイル名、ファ
イル・サイズなどの部品として再利用に必要な情報を含
んでいる。メディア部品にメタレベル情報を付加するこ
とにより、メタレベルでのコンポーネント操作(意味/
意図検索、合成、分解、整列など)が可能となる。
【0122】次いで、再利用部品管理部14は、再利用
部品加工部13によりオリジナル・メディアから取り出
されたコンポーネントを再利用可能な部品として管理す
る。ここで言う部品の管理は、コンポーネント、シー
ン、シナリオなどの各部品を登録、更新、削除などのデ
ータベース管理を行なう。
【0123】再利用部品管理部14は、XMLなどを用
いて階層化記述されているメタ情報を用いて、個々の部
品の管理を行なう。再利用部品管理部14で取り扱われ
るメタ情報は、教材コンポーネントを識別するIDやタ
イトルのほかに、著作者などの情報、部品化された動画
像、静止画、音声など部品を構成する各ファイルについ
てのファイル名、ファイル・サイズ、並びにファイルの
保管場所を含んでいる。ファイルの保管場所は、例えば
URL(Uniform Resource Locator)形式で記述され
る。
【0124】そして、再利用可能な部品として抽出され
たコンポーネント、シーン、シナリオなどの素材ファイ
ル、並びに再利用に必要な情報を記述したXML形式の
メタ情報は、再利用部品データベースに蓄積される。
【0125】また、部品を削除したり編集したりする場
合には、検索キーワードを基に再利用部品データベース
を検索して、所望の部品を取り出す。このとき、素材フ
ァイルの要約、キーワード、修正・更新日をメタ情報に
追加する。
【0126】再生メディア作成支援部15は、新規シナ
リオからなるコンテンツを作成するために必要となる部
品すなわちコンポーネントのメタ情報を再利用部品デー
タベースから取り出して、新規シナリオに従ってこれら
を統合して、新規の再生メディアすなわちコンテンツを
構築する。ここでは、コンテンツの構成がメタ情報とし
て記述される。再利用部品データベースから部品を取り
出す際には、入力された制約条件に基づくキーワード検
索が行なわれる。
【0127】各コンポーネントを新規シナリオに従って
再利用して編集された教材コンテンツのメタ情報は、使
用したコンポーネントに関するメタ情報と、教材コンテ
ンツを識別するIDやタイトル、著作者、部品として使
用した教材コンポーネントを識別するIDなどの教材コ
ンテンツ自体のメタ情報からなる。
【0128】新たに編集された教材コンテンツは蓄積さ
れる。その後、教材コンテンツが検索して取り出され、
編集や更新などの処理が加えられる度に、分野、教材と
してのレベル(難易度など)、キーワード、要約、学習
時間、先行教材、表示デバイスなどの情報や、変更・修
正された教材コンポーネントを識別するIDなどの履歴
が逐次的にメタ情報に記録される。メディア部品にメタ
レベル情報を付加することにより、メタレベルでのコン
ポーネント操作(意味/意図検索、合成、分解、整列な
ど)が可能となる。
【0129】教材コンテンツが、1以上の事例とその解
説からなる「コンポーネント」と、関連性のあるコンポ
ーネントをまとめて構成される「シーン」と、シーンを
カリキュラムに従って時系列的に配置した「シナリオ」
という具合に階層的な構造を持つということは既に述べ
た通りである(図16を参照のこと)。また、本実施形
態に係るコンテンツ再利用支援システム10では、再利
用部品加工部13において、ユーザからの指示などの手
動で、あるいは自動/半自動で、シナリオ、シーン、並
びにコンポーネントの登録を行なう。
【0130】図10には、再利用部品加工部13におい
て部品として登録されるシナリオについてのメタ情報
(すなわち、シナリオ・テーブル)のデータ構造を示し
ている。このメタ情報はXML形式で記述することがで
きる。図示の通り、シナリオのメタ情報には、シナリオ
のIDやその他の属性情報、並びに、シナリオを構成す
るシーン・リストなどの構成情報が含まれている。
【0131】また、図11には、再利用部品加工部13
において部品として登録されるシーンについてのメタ情
報(すなわち、シーン・テーブル)のデータ構造を示し
ている。このメタ情報もXML形式で記述することがで
きる。図示の通り、シーンのメタ情報には、シーンのI
Dやその他の属性情報、並びに、シーンを構成するコン
ポーネント・リストなどの構成情報が含まれている。
【0132】また、図12には、再利用部品加工部13
において部品として登録されるコンポーネントについて
のメタ情報(すなわち、コンポーネント・テーブル)の
データ構造を示している。このメタ情報もXML形式で
記述することができる。図示の通り、コンポーネントの
メタ情報には、コンポーネントのIDやその他の属性情
報、並びに、コンポーネントの実体の場所などの構成情
報が含まれている。コンポーネントの実体の場所は、メ
ディア・ファイルへのフルパスなどが、URLなどの形
式で記述される。
【0133】また、図13には、再利用部品加工部13
において部品として登録されるコンポーネントについて
のメタ情報(すなわち、コンポーネント・テーブル)に
ついてのデータ構造の他の例を示している。このメタ情
報もXML形式で記述することができる。図示の通り、
コンポーネントのメタ情報には、コンポーネントのID
やその他の属性情報、並びに、コンポーネントの実体
(バイナリ・データ)などが含まれている。
【0134】また、図14には、クリッピング、教材部
品の検索(Retrieve)、教材コンテンツの編集
(Authoring)、及び教材コンテンツの検索
(Retrieve)において共用される辞書のデータ
構造を示している。
【0135】図15には、本実施形態に係るコンテンツ
再利用支援システム10のユーザ・インターフェース画
面上での操作の流れを図解している。
【0136】図18に示すように、メディア・コンテン
ツ再利用トップ画面では、再利用部品加工サービス、再
利用部品管理サービス、再生メディア再生などのメニュ
ーが用意されている。
【0137】メディア・コンテンツ再利用トップ画面上
で再利用部品加工サービスを選択すると、再利用部品加
工部13が起動するとともに、再利用部品加工サービス
画面に遷移する。この画面上では、シナリオ新規作成、
シーン新規作成、コンポーネント登録などのメニューが
用意されている。
【0138】シナリオ新規登録を選択すると、シナリオ
新規登録画面に遷移する。この画面上では、該当するシ
ーン及び/又はコンポーネントの時系列的な組合せが新
規のシナリオとして登録されるとともに、当該シナリオ
の属性情報やシナリオの構成情報からなるメタ情報(図
10を参照のこと)が新規登録される。
【0139】また、シーン新規登録を選択すると、シー
ン新規登録画面に遷移する。この画面上では、該当する
コンポーネントの時系列的な組合せが新規のシーンとし
て登録されるとともに、当該シーンの属性情報やシーン
の構成情報からなるメタ情報(図11を参照のこと)が
新規登録される。
【0140】また、コンポーネント登録を選択すると、
シーン新規登録画面に遷移する。この画面上では、該当
するコンポーネントの時系列的な組合せが新規のシーン
として登録されるとともに、当該コンポーネントの属性
情報やコンポーネントの実体の場所又は実体データから
なるメタ情報(図12又は図13を参照のこと)がコン
ポーネントとして登録される。
【0141】図19には、再利用部品加工部13によっ
て制御される部品加工処理の流れを模式的に示してい
る。
【0142】ユーザは、インデックス情報設定、又は辞
書検索、さらにはシーン検索条件を指定する。再利用部
品加工部13はこのような制約条件の入力を基にシーン
を検索して、検索結果を一覧表示する。シーン検索は、
シーンのメタ情報に含まれるカテゴリやキーワードやそ
の他の項目を用いて行なわれる。
【0143】図22には、インデックス情報設定画面の
構成例を示している。同図に示すように、インデックス
情報設定画面では、該当するコンポーネントの画像フレ
ームが、その実体の場所を示すURLとともに表示され
る。表示する画像フレームは時間軸スライダを用いて指
定することができる。また、ロードしたコンポーネント
を、画像フレームで再生、停止、一時停止、コマ逆再
生、コマ再生などの操作を行なうことができる。このよ
うなコンポーネントのロードや再生などの操作は、メデ
ィア再生部13B(前述)によって実現される。
【0144】コンポーネントの再生中に、IN及びOU
Tボタンを操作することにより、コンポーネント作成部
13C(前述)が起動して、コンポーネントの作成を行
なう。また、再生中にタイトル・ピクチャ・ボタンを操作
することにより、サムネイル作成部13D(前述)が起
動して、再生中にタイトル・ピクチャ・ボタンによりコ
ンポーネント中の任意のサムネイル画像を取り出すこと
ができる。
【0145】また、インデックス情報設定画面ウィンド
ウの右半分には、名称、意図、カテゴリ、キーワード、
適用可能シーン、コスト、登録者、登録日時、備考、ス
クリプトなどのメタ情報を入力するためのテキスト入力
フィールドが配設されている。データベース登録部13
E(前述)は、同画面上の入力データを、コンポーネン
ト・テーブル(図12を参照のこと)に新規登録する。
【0146】図23には、辞書検索画面の構成例を示し
ている。ユーザは、辞書検索画面上で、コンボ・ボック
ス上でカテゴリを選択するか、又は、テキスト入力フィ
ールドで単語を入力して検索条件を指定することができ
る。また、リスト・ボックス上で候補を指定したり、コ
ピー&ペーストで検索条件を指定することができる。
【0147】検索された各シーンは、シーンの構成要素
となるコンポーネントのサムネイルとともに一覧表示さ
れる。シーンのメタ情報はシーンを構成するコンポーネ
ントのリストを持つ。また、コンポーネントのメタ情報
はサムネイル画像を含んでいる。
【0148】再利用部品加工部13は、このようなコン
ポーネントのサムネイル画像の一覧表示からなるシーン
編集画面を用意する。ユーザは、このようなシーン検索
結果からなるシーン編集画面を基にシーンの編集を行な
うことができる。
【0149】図24には、シーン編集画面の構成例を示
している。シーン検索結果自体は、個々のシーンは既存
のシナリオに基づくコンポーネントの時系列的な配置で
構成される。シーン編集画面の左半分のフレームには、
検索された各シーンが、シーンを構成する各コンポーネ
ントのサムネイル画像とともに表示されている。シーン
に含まれるコンポーネントは、そのメタ情報(シーン・
テーブル)のコンポーネント・リストに列挙されてい
る。
【0150】図24に示すシーン編集画面の右半分のフ
レームは、シーンの新規作成並びに編集用の領域に割り
当てられている。ユーザは、自分が描く新規のシナリオ
に基づいて、画面の左半分に表示されているサムネイル
画像を参照しながら、所望のコンポーネントを選択し
て、サムネイル画像に対して直接ドラッグやドロップな
どのGUI操作を印加することによって、自由に並べ替
えて、シーンを新規編集並びに更新する。勿論、複数の
シーンを跨いでコンポーネントを自由に選択することが
できるし、元の時系列とは無関係にコンポーネントを再
配置することができる。
【0151】ユーザは、編集中のシーンをプレビューし
たい場合には、プレビュー・ボタンを操作すればよい。
シーン作成部15B又はシーン更新部15C(前述)
は、選択されたシーンのコンポーネントを表示して、コ
ンポーネントの再生を行なう。また、プレビューの結果
などを基に、編集中のシーンに含まれるコンポーネント
が不要であると判明した場合には、そのサムネイル画像
をゴミ箱アイコンにドラッグ・アンド・ドロップすること
により削除することができる。シーン削除部14Bは、
このようなGUI操作に応じて、シーン・テーブル(図
11を参照のこと)のコンポーネント・リストから当該
コンポーネントを削除する。
【0152】このようにしてシーンの編集が終わると、
シーンのデータベース登録画面に切り換わる。シーンの
データベース登録画面では、ユーザは、シーンの名称や
内容、コスト、登録者などの入力項目をキー入力する。
そして、これら入力された項目で構成されるメタ情報が
データベース登録される。このとき、シーン・メディア
ファイル作成部15D(前述)が起動して、メディア・
ファイルからある部分のデータを切り出す。そして、A
ppendモードで新規メディア・ファイルへ書き込
む。
【0153】メッセージ表示部13F(前述)は、デー
タベースへの登録が成功したかどうかを、表示画面を介
してユーザに視覚的にフィードバックする。以後、メタ
情報を基に登録済みのシーンを検索して、更新、削除な
どの処理を行なうことができるようになる。
【0154】図24に示すシーン編集画面を介したシー
ン編集作業は、GUI環境が装備されたシーン編集画面
上で、所望のコンポーネントのサムネイル画像をドラッ
グ・アンド・ドロップ操作することによって実現される。
すなわち、コンポーネントなどの複数の再利用部品同士
をマウスを用いた視覚的な切断・合成(すなわち、コン
ポーネントの再構成や再定義)、整列などの操作を行な
う編集システム環境を構築するようにしてもよい。
【0155】従来のオーサリング・ツールで再利用部品
の再構成や整列化などの作業を行なう場合、メディア・
クリエータなどの専門家であっても多くの工数からなる
手作業が必要になり制作コストが増大してしまう。これ
に対し、図24に示すようなGUI操作をベースとする
編集システム環境によれば、低コスト且つ短時間で同じ
コンテンツ制作作業を実現することができる。
【0156】また、図18に示すメディア・コンテンツ
再利用トップ画面上で再利用部品管理サービスを選択す
ると、再利用部品管理部14(前述)が起動するととも
に、図20に示すような再利用部品管理サービス画面に
遷移する。この画面上では、データの削除、辞書メンテ
ナンス、データ・メンテナンスなどのメニューが用意さ
れている。
【0157】データの削除を選択すると、データ削除画
面(図示しない)に遷移するとともに、シナリオ削除部
14A、シーン削除部14B又はコンポーネント削除部
14Cが起動して、指定したシナリオ、シーン、又はコ
ンポーネントを再利用部品データベースから削除処理す
る。
【0158】また、辞書メンテナンスを選択すると、辞
書メンテナンス画面(図示しない)に遷移するととも
に、検索キーワード辞書メンテナンス部14D(前述)
が起動して、単語の登録、単語の検索、単語の変更/削
除などの辞書メンテナンス処理を行なうことができる。
キーワードや専門用語、概念定義などを有する辞書機能
を構築して、部品加工や編集処理に組み込むことによ
り、メディア・コンポーネント・オブジェクトへのメタレ
ベル情報を付加する際に、表現の記述や用語などの引用
に均一性を持たせることができる。
【0159】また、データ・メンテナンスを選択する
と、データ・メンテナンス画面(図示しない)に遷移す
るとともに、データベース・メンテナンス部14E(前
述)が起動して、メンテナンスのためのXMLデータの
取り込み、smilファイルの作成、サムネイルのエク
スポート又はインポートなどのデータ・メンテナンス処
理を行なうことができる。(smil(Synchronized M
ultimedia IntegrationLanguage)は、動画、静止画、
音声、音楽、文字など様々な形式のデータの再生を制御
して同期させる言語であり、XMLで記述される。)
【0160】また、図18に示すメディア・コンテンツ
再利用トップ画面上で再生メディア生成サービスを選択
すると、再生メディア作成支援部15(前述)が起動す
るとともに、図21に示すような再生メディア生成画面
に遷移する。この画面上では、シナリオの検索、シーン
の検索、コンポーネントの検索などのメニューが用意さ
れており、部品編集を行なうことができる。
【0161】シナリオの検索を選択すると、辞書を用い
てシナリオの検索が実行され、その検索結果一覧画面
(図示しない)に切り換わる。次いで、編集画面(図示
しない)に切り換わり、この検索結果を基にシナリオ生
成と編集を行なうことができる。次いで、更新画面に切
り換わり、シナリオ登録と更新を行なうことができる。
更新内容は、シナリオのメタ情報(図10を参照のこ
と)に反映される。
【0162】また、シーンの検索を選択すると、シーン
検索部15A(前述)が起動するとともに、辞書を用い
てシーンの検索が実行され、その検索結果一覧画面(図
示しない)に切り換わる。次いで、シーン作成部15B
が起動するとともに、編集画面(図示しない)に切り換
わり、この検索結果を基にシーン生成と編集を行なうこ
とができる。次いで、シーン更新部15C(前述)が起
動するとともに、更新画面(図示しない)に切り換わ
り、シーン登録と更新を行なうことができる。更新内容
は、シーンのメタ情報(図11を参照のこと)に反映さ
れる。
【0163】また、コンポーネントの検索を選択する
と、辞書を用いてコンポーネントの検索が実行され、そ
の検索結果一覧画面(図示しない)に切り換わる。検索
された各コンポーネントは、例えばサムネイル画像が表
示されるので、コンポーネントの内容を視覚的に認識し
易い。また、シーンやシナリオを編集するためにコンポ
ーネントを追加、削除する場合には、サムネイル画像に
対するドラッグやドロップなどのGUI操作を行なうこ
とによりコンポーネントを取り扱うことができる。
【0164】図25に示す論理シナリオ編集画面を介し
た論理シナリオ編集作業は、シナリオを構成するデータ
構造(図10を参照のこと)のうち、シナリオの台本に
相当するシナリオID、名称、意図、シーン・リスト、
論理構成について、メタ情報を基に新規登録又は登録済
みの論理シナリオを検索して、更新、削除などの処理を
行なうことができる。
【0165】また、図26に示す論理シーン編集画面を
介した論理シーン編集作業は、シーンを構成するデータ
構造(図11を参照のこと)のうち、シーンとしての台
本の部分に相当するシーンID、名称、意図、適用可能
シナリオについて、メタ情報を基に新規登録又は登録済
みの論理シーンを検索して、更新、削除などの処理を行
なうことができる。
【0166】[追補]以上、特定の実施形態を参照しな
がら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修
正や代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示
という形態で本発明を開示してきたのであり、本明細書
の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の
要旨を判断するためには、冒頭に記載した特許請求の範
囲の欄を参酌すべきである。
【0167】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
既にある教材コンテンツを再利用しながら効率的な学習
を支援することができる、優れたコンテンツ再利用処理
システム及びコンテンツ再利用処理方法を提供すること
ができる。
【0168】また、本発明によれば、既存の教材コンテ
ンツを動的に再編成可能に管理しながら効率的な学習を
支援することができる、優れたコンテンツ再利用処理シ
ステム及びコンテンツ再利用処理方法を提供することが
できる。
【0169】本発明によれば、既存の教材コンテンツを
「シナリオ」、「シーン」、「コンポーネント」という
階層毎に部品化して管理することによって、コンテンツ
の再利用を容易且つ円滑化することができる。この結
果、教材コンテンツの制作時間や労力を軽減し、教材コ
ンテンツの提供を受けた企業の従業員など個々の学習者
の要求(例えば業務内容や職種など)に柔軟に対応した
教材を準備することができる。
【0170】本発明に係るコンテンツ再利用処理システ
ム及びコンテンツ再利用処理方法によれば、既存のビデ
オ教材やその他の領域のビデオ・コンテンツ資産を、ア
ナログ又はデジタル形式で回収し、ビデオを複数の意味
ある単位に分解し、ビデオ(動画)から静止画、音声、
テキストを生成し、意味情報を付加し、それらを構造化
した教材部品に加工し、永続的な記憶媒体に保存するこ
とができる。
【0171】さらに、構造化された教材部品を検索し、
表示する情報端末の能力に応じたメディア(動画、静止
画、音声、テキスト)を選択又は組み合わせてコンテン
ツを制作することで、ビデオ教材の制作コスト低減、過
去のビデオ・コンテンツ資産の有効活用、新たなビデオ・
コンテンツ部品の流通市場の形成などを実現することが
できる。
【0172】本発明に係るコンテンツ再利用処理システ
ム及びコンテンツ再利用処理方法によれば、ビデオ教材
政策事業体にとっては、制作したビデオ教材を一元管
理、検索が可能となるとともに、ビデオ教材をビデオ部
品の単位で検索及び再利用することができ、さらに他の
表示形態のコンテンツ(モバイルなど)制作にも再利用
することができる。勿論、他の事業体が制作したビデオ
部品を同様に検索及び再利用することができる。また、
ビデオ・コンテンツ保有事業体にとっては、埋没してい
たビデオ・コンテンツを再活用することができる。ま
た、ビデオ・コンテンツ制作事業体はビデオ部品単位で
制作依頼を受注することができる。また、教育提供事業
体にとっては、既存のビデオ教材を一元管理し検索する
ことが可能になり、ビデオ教材をビデオ部品単位で検索
して、教材制作依頼の基本にすることができる。また、
教育受講者にとっては、教材をさまざまな表現形式(動
画/静止画/テキスト/音声)で視聴することができ、
学習作業が効率化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される学習支援システム1の全体
構成を模式的に示した図である。
【図2】コンテンツ再利用支援システム10のシステム
概要を模式的に示した図である。
【図3】図2に示したコンテンツ再利用支援システムに
よるコンテンツ再利用サービスの主要な機能構成を模式
的に示した図である。
【図4】図2に示したコンテンツ再利用支援システムに
よるコンテンツ再利用処理フローの概要を示した図であ
る。
【図5】本実施形態に係るコンテンツ再利用システム1
0において実行されるコンテンツ再利用支援の概略的な
処理手順を示したフローチャートである。
【図6】図5中のステップS10において再利用部品加
工部によって行なわれる教材コンテンツに対する部品加
工処理の手順を示したフローチャートである。
【図7】図5中のステップS20において再利用部品管
理部によって行なわれる教材コンテンツに対する部品管
理処理の手順を示したフローチャートである。
【図8】図5中のステップS30において、再生メディ
ア作成支援部15によって行なわれる部品編集処理の手
順を示したフローチャートである。
【図9】本実施形態に係るコンテンツ再利用支援システ
ム10において、各処理フェーズで取り扱われるデータ
の構造を示した図である。
【図10】再利用部品加工部13において部品として登
録されるシナリオについてのメタ情報(シナリオ・テー
ブル)のデータ構造を示した図である。
【図11】再利用部品加工部13において部品として登
録されるシーンについてのメタ情報の(シーン・テーブ
ル)データ構造を示した図である。
【図12】再利用部品加工部13において部品として登
録されるコンポーネントについてのメタ情報(コンポー
ネント・テーブル)のデータ構造を示した図である。
【図13】再利用部品加工部13において部品として登
録されるコンポーネントについてのメタ情報(コンポー
ネント・テーブル)についてのデータ構造の他の例を示
した図である。
【図14】クリッピング、教材部品の検索(Retri
eve)、教材コンテンツの編集(Authorin
g)、及び教材コンテンツの検索(Retrieve)
において共用される辞書のデータ構造を示した図であ
る。
【図15】本実施形態に係るコンテンツ再利用支援シス
テムのユーザ・インターフェース画面上での操作の流れ
を示した図である。
【図16】教材コンテンツの一般的な階層的構造並びに
部品化する様子を模式的に示した図である。
【図17】図2に示したコンテンツ再利用支援システム
によるコンテンツ再利用サービスの主要な機能構成を模
式的に示した図である。
【図18】メディア・コンテンツ再利用トップ画面の構
成例を示した図である。
【図19】再利用部品加工部13によって制御される部
品加工処理の流れを模式的に示した図である。
【図20】再利用部品管理サービス画面の構成例を示し
た図である。
【図21】再生メディア生成画面の構成例を示した図で
ある。
【図22】インデックス情報設定画面の構成例を示した
図である。
【図23】辞書検索画面の構成例を示した図である。
【図24】シーン編集画面の構成例を示した図である。
【図25】論理シナリオの編集画面の構成例を示した図
である。
【図26】論理シーンの編集画面の構成例を示した図で
ある。
【符号の説明】
1…学習支援システム 2…アドバイザ・事例紹介部 3…ミニ学習準備部 4…コミュニティ管理部 5…ナビゲータ 10…再利用支援システム 11…再利用コンポーネント処理フェーズ 12…ミニ教材処理フェーズ 13…再利用部品加工部 14…再利用部品管理部 15…再生メディア生成部

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】既存のコンテンツを再利用可能に処理する
    コンテンツ再利用処理システムであって、 既存のシナリオに従って構成されるコンテンツが持つ階
    層的構造を利用して再利用可能な部品に加工する再利用
    部品加工部と、 該加工された部品を部品の識別情報や部品の実体情報を
    含んだメタ情報とともに管理する再利用部品管理部と、 該管理されている再利用部品のメタ情報を取り出して新
    規のシナリオに従って組み合わせてコンテンツを編集す
    る再生メディア作成支援部と、を具備することを特徴と
    するコンテンツ再利用処理システム。
  2. 【請求項2】コンテンツは、1以上の事例とその解説か
    らなるコンポーネントと、関連性のある1以上のコンポ
    ーネントをまとめて構成されるシーンと、複数のシーン
    を所定のカリキュラムに従って時系列的に配置したシナ
    リオという階層的な構造を備える、ことを特徴とする請
    求項1に記載のコンテンツ再利用処理システム。
  3. 【請求項3】前記再利用部品加工部は、コンテンツを再
    生処理して、ユーザからの指示に応答してコンテンツを
    分解及び選別して、シナリオ、シーン、又はコンポーネ
    ントとして登録する、ことを特徴とする請求項1に記載
    のコンテンツ再利用処理システム。
  4. 【請求項4】前記再利用部品管理部は、登録中のシナリ
    オ、シーン、コンポーネントを削除できる、ことを特徴
    とする請求項1に記載のコンテンツ再利用処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】前記再利用部品管理部は、再利用部品の検
    索用の辞書に単語の新規登録、変更、削除を行なうこと
    ができる、ことを特徴とする請求項1に記載のコンテン
    ツ再利用処理システム。
  6. 【請求項6】前記再生メディア作成支援部は、ユーザか
    ら入力された検索条件に従って前記再利用部品管理部に
    て管理されている部品を検索する、ことを特徴とする請
    求項1に記載のコンテンツ再利用処理システム。
  7. 【請求項7】前記再生メディア作成支援部は、編集対象
    となるシーンを構成する各コンポーネントを画面表示し
    て再生する、ことを特徴とする請求項1に記載のコンテ
    ンツ再利用処理システム。
  8. 【請求項8】前記再生メディア作成支援部は、シーンを
    構成するコンポーネントを追加又は削除してコンポーネ
    ントの組み合わせを変更することにより、シーンを新規
    作成又は更新する、ことを特徴とする請求項1に記載の
    コンテンツ再利用処理システム。
  9. 【請求項9】前記再生メディア作成支援部は、画面上に
    表示された各コンポーネントのサムネイルに対するユー
    ザのGUI操作に応答してコンポーネントの組み合わせ
    を変更する、ことを特徴とする請求項8に記載のコンテ
    ンツ再利用処理システム。
  10. 【請求項10】既存のコンテンツを再利用可能に処理す
    るコンテンツ再利用処理方法であって、 既存のシナリオに従って構成されるコンテンツが持つ階
    層的構造を利用して再利用可能な部品に加工する再利用
    部品加工ステップと、 該加工された部品を部品の識別情報や部品の実体情報を
    含んだメタ情報とともに管理する再利用部品管理ステッ
    プと、 該管理されている再利用部品のメタ情報を取り出して新
    規のシナリオに従って組み合わせてコンテンツを編集す
    る再生メディア作成支援ステップと、を具備することを
    特徴とするコンテンツ再利用処理方法。
  11. 【請求項11】コンテンツは、1以上の事例とその解説
    からなるコンポーネントと、関連性のある1以上のコン
    ポーネントをまとめて構成されるシーンと、複数のシー
    ンを所定のカリキュラムに従って時系列的に配置したシ
    ナリオという階層的な構造を備える、ことを特徴とする
    請求項10に記載のコンテンツ再利用処理方法。
  12. 【請求項12】前記再利用部品加工ステップでは、コン
    テンツを再生処理して、ユーザからの指示に応答してコ
    ンテンツを分解及び選別して、シナリオ、シーン、又は
    コンポーネントとして登録する、ことを特徴とする請求
    項10に記載のコンテンツ再利用処理方法。
  13. 【請求項13】前記再利用部品管理ステップでは、登録
    中のシナリオ、シーン、コンポーネントを削除できる、
    ことを特徴とする請求項10に記載のコンテンツ再利用
    処理方法。
  14. 【請求項14】前記再利用部品管理ステップでは、再利
    用部品の検索用の辞書に単語の新規登録、変更、削除を
    行なうことができる、ことを特徴とする請求項10に記
    載のコンテンツ再利用処理方法。
  15. 【請求項15】前記再生メディア作成支援ステップで
    は、ユーザから入力された検索条件に従って前記再利用
    部品管理ステップにて管理されている部品を検索する、
    ことを特徴とする請求項10に記載のコンテンツ再利用
    処理方法。
  16. 【請求項16】前記再生メディア作成支援ステップで
    は、編集対象となるシーンを構成する各コンポーネント
    を画面表示して再生する、ことを特徴とする請求項10
    に記載のコンテンツ再利用処理方法。
  17. 【請求項17】前記再生メディア作成支援ステップで
    は、シーンを構成するコンポーネントを追加又は削除し
    てコンポーネントの組み合わせを変更することにより、
    シーンを新規作成又は更新する、ことを特徴とする請求
    項10に記載のコンテンツ再利用処理方法。
  18. 【請求項18】前記再生メディア作成支援ステップで
    は、画面上に表示された各コンポーネントのサムネイル
    に対するユーザのGUI操作に応答してコンポーネント
    の組み合わせを変更する、ことを特徴とする請求項10
    に記載のコンテンツ再利用処理方法。
  19. 【請求項19】前記再生メディア作成支援ステップで
    は、シナリオのストーリーを構成する論理シナリオを追
    加又は削除して論理シナリオの組み合わせを変更するこ
    とにより、論理シナリオを新規作成又は更新する、こと
    を特徴とする請求項10に記載のコンテンツ再利用処理
    方法。
  20. 【請求項20】前記再生メディア作成支援ステップで
    は、ユーザから入力された検索条件に従がって前記再利
    用部品管理ステップにて管理されている論理シナリオを
    検索する、ことを特徴とする請求項10に記載のコンテ
    ンツ再利用処理方法。
  21. 【請求項21】前記再生メディア作成支援ステップで
    は、編集対象となる論理シナリオを構成する各論理シー
    ンを画面表示して新規登録、変更、削除を行なうことが
    できる、ことを特徴とする請求項10に記載のコンテン
    ツ再利用処理方法。
  22. 【請求項22】前記再生メディア作成支援ステップで
    は、シーンの部分ストーリーを構成する論理シーンを追
    加又は削除して論理シーンの組み合わせを変更すること
    により、論理シーンを新規作成又は更新する、ことを特
    徴とする請求項10に記載のコンテンツ再利用処理方
    法。
  23. 【請求項23】前記再生メディア作成支援ステップで
    は、ユーザから入力された検索条件に従がって前記再利
    用部品管理ステップにて管理されている論理シーンを検
    索する、ことを特徴とする請求項10に記載のコンテン
    ツ再利用処理方法。
  24. 【請求項24】前記再生メディア作成支援ステップで
    は、編集対象となる論理シーンを構成する各部品論理シ
    ーンを画面表示して新規登録、変更、削除を行なうこと
    ができる、ことを特徴とする請求項10に記載のコンテ
    ンツ再利用処理方法。
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