JP2003248177A - ライフルスコープ取り付け台 - Google Patents

ライフルスコープ取り付け台

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JP2003248177A
JP2003248177A JP2002050058A JP2002050058A JP2003248177A JP 2003248177 A JP2003248177 A JP 2003248177A JP 2002050058 A JP2002050058 A JP 2002050058A JP 2002050058 A JP2002050058 A JP 2002050058A JP 2003248177 A JP2003248177 A JP 2003248177A
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riflescope
fixed
male screw
screw
mounting base
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JP2002050058A
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Yukio Ando
由紀夫 安藤
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Anten Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41GWEAPON SIGHTS; AIMING
    • F41G11/00Details of sighting or aiming apparatus; Accessories
    • F41G11/001Means for mounting tubular or beam shaped sighting or aiming devices on firearms
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41GWEAPON SIGHTS; AIMING
    • F41G11/00Details of sighting or aiming apparatus; Accessories
    • F41G11/001Means for mounting tubular or beam shaped sighting or aiming devices on firearms
    • F41G11/005Mountings using a pivot point and an anchoring point
    • F41G11/007Mountings using a pivot point and an anchoring point the device being tilted in a vertical plane

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
  • Telescopes (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り付け取り外しが容易なライフルスコープ
取り付け台を提供する。 【解決手段】 複数のレンズと焦点合わせ機構を有する
ライフルスコープ1と、そのライフルスコープに固定さ
れベース7を挟み込んで固定する2個の固定具4と、夫
々の固定具の挟み込みを調節する調節ネジ4a、4b
と、ベース7に固定され取り付け台10との位置決めを
するガイドピン5と、ベース7に形成された雌ねじに取
り付け台10を固定する蝶型ネジ6と、図示しないアン
テナに固定されライフルスコープ1を取り付ける取り付
け台10から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ライフルスコープ
取り付け台に関し、さらに詳しくは、通信用パラボラア
ンテナの方向調整時に使用されるライフルスコープ取り
付け台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】比較的遠距離に対向して設置された複数
のパラボラアンテナの仰角及び方位角を初期調整する場
合、目視及び手動により相手のパラボラアンテナとの方
向が一致するように調整される。このとき、パラボラア
ンテナの近傍に固定され、相手のパラボラアンテナが良
く見えるように光学レンズにより構成されるライフルス
コープ(望遠鏡)を使用する場合がある。このライフル
スコープはアンテナ調整時のみ必要であり、調整完了後
は不必要である。そのため、取り付け易く、しかも、取
り外しが容易な構造が要求される。図3は、従来のライ
フルスコープ取り付け台の斜視図である。この取り付け
台は、ライフルスコープ21と、それを固定するホルダ
ー金具22と、ホルダー金具22を受け台23に固定す
るネジ24により構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記構成によると、着
脱にネジ締めつけ工具を必要とし、ネジ24を取り外
し、且つライフルスコープ21を含め3ヶ所のパーツに
分離する必要があるため、高所に多く設置されているパ
ラボラアンテナへのライフルスコープ着脱作業時に、構
成パーツや工具を落下させる危険性があり、また作業が
複雑となり、取り付け取り外しに多大の時間を要してい
た。本発明は、かかる課題に鑑み、取り付け取り外しが
容易なライフルスコープ取り付け台を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するために、請求項1は、対向するアンテナの電波放
射軸が一致するようにアンテナに固定されたアンテナ調
整用ライフルスコープ取り付け台において、前記ライフ
ルスコープに固定され、少なくとも1つ以上の位置決め
手段と固定手段を有するベース基板と、前記アンテナに
固定され、前記位置決め手段と嵌合する位置に形成され
た位置決め穴と前記固定手段と嵌合する位置に形成され
た固定穴とを有する取り付け台とを備えたことを特徴と
する。ライフルスコープは、本来ライフル銃に取り付け
られ、獲物を射撃するためにライフルスコープ内に表示
されたメモリに獲物を捕らえ、銃弾を正確に獲物に命中
させるために考案されたものである。このライフルスコ
ープを利用して、パラボラアンテナを対向して設置する
場合、お互いの電波放射軸が合わないと受信効率を悪く
してしまうため、パラボラアンテナの所定の個所にアン
テナの方向調整のためのライフルスコープを取り付け、
そのライフルスコープを覗いて相手のアンテナの位置を
確認しながら方向を調整し、調整が完了したら取り外す
ようにしている。従って、ライフルスコープは容易に取
り付け取り外しができる構造が好ましい。かかる発明に
よれば、前記ライフルスコープに固定され、少なくとも
1つ以上の位置決め手段と固定手段を有するベース基板
と、前記アンテナに固定され、前記位置決め手段と嵌合
する位置に形成された位置決め穴と前記固定手段と嵌合
する位置に形成された固定穴とを有する取り付け台とを
備えたことにより、取り付けと取り外しが容易に行うこ
とができる。
【0005】請求項2は、前記位置決め手段は、前記ベ
ース基板に固定された突起形状のガイドピンであること
も本発明の有効な手段である。ライフルスコープは、ア
ンテナの所定の位置に、正確にしかも容易に固定できる
ような構造が好ましい。通常ベース基板には2つの雌ネ
ジが設けられており、ベース基板の位置と方向を正確に
固定しようとすれば、2つの雄ネジで固定する方法が考
えられるが、本発明では一方をガイドピンにすることに
より、工具あるいは部品落下の危険性及び作業時間の低
減を図っている。かかる技術手段によれば、前記位置決
め手段は、前記ベース基板に固定された突起形状のガイ
ドピンを設けたことにより、ライフルスコープとアンテ
ナの位置と方向決めが、容易にしかも確実に行うことが
できる。請求項3は、前記固定手段は、前記ベース基板
に固定された棒状の雄ネジと該棒状の雄ネジに嵌合する
ナットにより構成されていることも本発明の有効な手段
である。前記請求項2でガイドピンにより位置決めを行
い、その後、棒状の雄ネジを固定穴に挿入して方向を決
め、その方向が動かないように固定する必要がある。固
定方法は各種あるが、最も簡単で確実な方法はナットに
よる固定方法である。かかる技術手段によれば、前記固
定手段は、前記ベース基板に固定された棒状の雄ネジと
該棒状の雄ネジに嵌合するナットにより構成されている
ので、安価で確実に固定することができる。請求項4
は、前記ナットは蝶型ナットであることも本発明の有効
な手段である。固定する際に工具を必要とすると、工具
を作業中に落下させたりして危険である。そこで、工具
を必要としない手段として、ナットを蝶型ナットにして
手で固定できるようにすれば更に好ましい。かかる技術
手段によれば、前記ナットは蝶型ナットであるので、工
具を使用しないで固定することができる。
【0006】請求項5は、前記固定手段は、前記ベース
基板に形成された雌ネジと該雌ネジに嵌合する雄ネジに
より構成されていることも本発明の有効な手段である。
請求項3とは逆に、ベース基板に雌ねじを形成して、そ
の雌ネジに雄ネジを嵌合させても良い。かかる技術手段
によれば、前記固定手段は、前記ベース基板に形成され
た雌ネジと該雌ネジに嵌合する雄ネジにより構成されて
いるので、安価で確実に固定することができる。請求項
6は、前記雄ネジは蝶型ネジであることも本発明の有効
な手段である。固定方法が雄ネジであることは好ましい
が、雄ネジを固定する際に工具を必要とすると、工具を
作業中に落下させたりして危険である。そこで、工具を
必要としない手段として、雄ネジを蝶型ネジにして手で
固定できるようにすれば更に好ましい。かかる技術手段
によれば、前記雄ネジに蝶型ネジを使用することによ
り、工具を使用しないで固定することができる。請求項
7は、前記固定穴は、前記取り付け台の少なくとも1箇
所に形成され、その形状が切り欠き部を有する長穴状で
あることも本発明の有効な手段である。ライフルスコー
プの位置を決める役目がガイドピンであり、他方の雄ネ
ジを固定用の穴に嵌合することにより方向が決定され
る。このとき、穴が通常の丸穴などの場合は、棒状雄ネ
ジを使用すると蝶型ナットを棒状雄ネジから外してバラ
バラの状態にしなければならず、また、蝶型ネジを使用
すると蝶型ネジを一旦ライフルスコープから外さなくて
はならず、何れの場合も作業性が悪くなる。そこで、固
定用の穴は丸穴ではなく、切り欠き部を有する長穴状に
することにより、蝶型ナットあるいは蝶型ネジを緩める
だけで、ライフルスコープをスライドさせて固定用の穴
に挿入することができ、作業性が飛躍的に向上する。か
かる技術手段によれば、前記固定穴は、前記取り付け台
の少なくとも1箇所に形成され、その形状が切り欠き部
を有する長穴状にすることにより、作業性を向上させる
ことができる。
【0007】請求項8は、前記位置決め穴の中心と前記
固定穴の中心を結ぶ直線が、アンテナの電波放射軸と略
平行に固定されることも本発明の有効な手段である。ラ
イフルスコープを取り付ける台は、予めアンテナの所定
の位置に固定されている。当然、前記直線とアンテナの
位置関係は所定の位置関係(電波到来方向に対して略平
行)に設定されている。従って、ライフルスコープを取
り付けた場合、アンテナとライフルスコープの位置関係
が平行になる。かかる技術手段によれば、前記位置決め
穴の中心と前記固定穴の中心を結ぶ直線が、アンテナの
電波放射軸と略平行に固定されるため、調整の誤差を最
小限に抑えることができる。請求項9は、前記ライフル
スコープを前記取り付け台に固定する場合、工具を必要
としないで固定可能としたことも本発明の有効な手段で
ある。工具を必要としない固定方法は蝶型ネジあるいは
蝶型ナット以外に、例えば、テコの原理を応用したロッ
ク機構を設けたり、あるいは、スプリングを用いて固定
する方法が考えられる。いずれにしても工具を使用しな
いで固定する方法であれば、どのような方法でも構わな
い。かかる技術手段によれば、前記ライフルスコープを
前記取り付け台に固定する場合、工具を必要としないで
固定可能としたので、作業性を向上させることができ
る。
【0008】請求項10は、前記ガイドピンと前記雄ネ
ジの間隔は、前記ガイドピンが前記位置決め穴に挿入さ
れた際、前記雄ネジが前記固定穴の範囲内にあり、しか
も、前記蝶型ネジにより前記取り付け台に固定可能な間
隔であることも本発明の有効な手段である。ガイドピン
を位置決め穴に挿入した後、蝶型ネジにより取り付け台
に固定するわけであるが、そのとき蝶型ネジが取り付け
台の固定穴の範囲から外れると固定することができな
い。かかる技術手段によれば、前記ガイドピンと前記雄
ネジの間隔は、前記ガイドピンが前記位置決め穴に挿入
された際、前記雄ネジが前記固定穴の範囲内にあり、し
かも、前記蝶型ネジにより前記取り付け台に固定可能な
間隔であるため、確実に蝶型ネジで取り付け台とライフ
ルスコープを固定することができる。請求項11は、前
記ガイドピンと前記棒状の雄ネジの間隔は、前記ガイド
ピンが前記位置決め穴に挿入された際、前記棒状の雄ネ
ジが前記固定穴の範囲内にあり、しかも、前記蝶型ナッ
トにより前記取り付け台に固定可能な間隔であることも
本発明の有効な手段である。ガイドピンを位置決め穴に
挿入した後、蝶型ナットにより取り付け台に固定するわ
けであるが、そのとき蝶型ナットが取り付け台の固定穴
の範囲から外れると固定することができない。かかる技
術手段によれば、前記ガイドピンと前記棒状の雄ネジの
間隔は、前記ガイドピンが前記位置決め穴に挿入された
際、前記棒状の雄ネジが前記固定穴の範囲内にあり、し
かも、前記蝶型ナットにより前記取り付け台に固定可能
な間隔であるため、確実に蝶型ナットで取り付け台とラ
イフルスコープを固定することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施形
態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載
される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配
置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそ
れのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎな
い。図1は、本発明の実施形態に係るライフルスコープ
と、その取り付け台の図である。(a)は斜視図であ
り、(b)は側面図である。この構成は、複数のレンズ
と焦点合わせ機構を有するライフルスコープ1と、その
ライフルスコープに固定されベース7を挟み込んで固定
する2個の固定具4と、夫々の固定具の挟み込みを調節
する調節ネジ4a、4bと、ベース7に固定され取り付
け台10との位置決めをするガイドピン5と、ベース7
に形成された雌ネジに嵌合して取り付け台10に固定す
る蝶型ネジ6と、図示しないアンテナに固定されライフ
ルスコープ1を取り付ける取り付け台10から構成さ
れ、取り付け台10には、図示しないアンテナに固定す
る2個所の固定用ネジ穴2と、ガイドピン5を挿入して
位置決めする位置決め用穴8と、蝶型ネジ6によりライ
フルスコープ1の方向を決めて固定するための長穴状切
り欠き部9が形成されている。ここで、蝶型ネジ6の代
わりにベース7に棒状の雄ネジを固定しておき、そのネ
ジに嵌合する蝶型ナットで固定しても良い。
【0010】この構成によるライフルスコープと、その
取り付け台を用いて取り付けと取り外しの手順につい
て、図を参照しながら説明する。まず、現場以外の場所
で予め図示しないアンテナの所定の位置に、取り付け台
10を固定用ネジ穴2を利用してネジ等で固定してお
く。このとき当然、アンテナの電波放射方向に対して取
り付け台10の位置決め穴8の中心と固定穴9の中心を
結ぶ直線が略平行になるように取り付けられ、このとき
位置決め用穴8がアンテナの前方になるように向けられ
る。また、ライフルスコープ1には予めベース7に形成
された溝7aに、2個の固定具4により挟み込むように
して固定されている。その挟み込みの調節は調節ネジ4
a、4bにより行う。そのような状態から、ベース7に
固定されたガイドピン5の先端を図1(b)のように矢
印の方向にスライドさせて位置決め用穴8に挿入する。
そのとき蝶型ネジ6を予め緩めておき、スライド時に長
穴状切り欠き部9に蝶型ネジ6のネジ軸部3が同時に挿
入されるようにする。この状態でライフルスコープ1と
取り付け台10の位置決めは完了しているので、蝶型ネ
ジ6を締めて固定する。次に、ライフルスコープ1を取
り外す場合は、蝶型ネジ6を緩めてライフルスコープ1
の先端を持ち上げて、ガイドピン5を位置決め用穴8か
ら抜き、図1(b)の矢印の方向とは逆の方向にスライ
ドさせて、ネジ軸部3を長穴状切り欠き部9の外に移動
して取り外す。
【0011】以上のように、ライフルスコープは、その
名の通り本来ライフル銃に取り付けられ、獲物を捕獲す
るためにライフルスコープ内に表示されたメモリに獲物
を捕らえ、銃弾が正確に獲物に命中するために考案され
たものである。これを応用して、パラボラアンテナを対
向して設置する場合、お互いの方向が合わないと受信効
率を悪くしてしまうため、パラボラアンテナの所定の個
所にアンテナの方向調整のためのライフルスコープを取
り付け、そのライフルスコープを覗いて相手のアンテナ
の位置を確認しながら方向を調整し、調整が完了したら
取り外すようにしている。従って、ライフルスコープは
容易に取り付け取り外しができる構造が好ましい。本発
明ではガイドピン5と蝶型ネジ6により、容易に取り付
け取り外しができる構成としたものである。また、パラ
ボラアンテナは一般に高所に設置されており、設置時に
細かい調整や作業が伴うと、それだけで危険性が増し作
業時間が多く必要となる。そのためライフルスコープ
は、アンテナの所定の位置に、正確にしかも容易に固定
できるような構造が好ましい。通常ベース基板7には2
つの雌ネジが設けられており、ベース基板の位置と方向
を正確に固定しようとすれば、2つの雄ネジで固定する
方法が考えられるが、本発明では一方をガイドピン5に
することにより、危険性及び作業時間の低減を図ってい
る。また、ガイドピン5により位置決めを行い、その
後、雄ネジを固定穴に挿入して方向を決め、その方向が
動かないように固定する必要がある。固定方法は各種あ
るが、最も簡単で確実な方法は蝶型ネジ若しくは蝶型ナ
ットによる固定方法である。さらに、ライフルスコープ
1の位置を決める役目がガイドピン5であり、他方の雄
ネジを固定用の穴に嵌合することにより方向が決定され
る。このとき、穴が通常の丸穴などの場合は、棒状雄ネ
ジを使用すると蝶型ナットを棒状雄ネジから外してバラ
バラの状態にしなければならず、また、蝶型ネジを使用
すると蝶型ネジを一旦ライフルスコープから外さなくて
はならず、何れの場合も作業性が悪くなる。そこで、固
定用の穴は丸穴ではなく、切り欠き部を有する長穴状に
することにより、ライフルスコープをスライドさせて固
定用の穴に挿入することができ、作業性が飛躍的に向上
する。
【0012】図2は、本発明の実施形態に係るパラボラ
アンテナの方向調整方法を説明する図であり、(a)は
仰角を調整する図であり、(b)は方位角を調整する図
である。例えば、(a)において仰角を調整する場合、
例えば、パラボラアンテナ32が高所にあり、パラボラ
アンテナ31が低地にあるとすると、パラボラアンテナ
31はライフルスコープ30を覗きながら、仰角βを調
整してパラボラアンテナ32がその視野に入るようにす
る。同じように、パラボラアンテナ32もライフルスコ
ープ33によりパラボラアンテナ31がその視野に入る
ように調整される。次に、(b)において方位角を調整
する場合、パラボラアンテナ15とライフルスコープ1
8を備えたパラボラアンテナ19が対向する位置にな
く、方向がθだけずれた方向にある場合、パラボラアン
テナ19は、ライフルスコープ18を覗きながら方位角
をθだけ調節して、電波放射軸16がパラボラアンテナ
15の放射軸と一致する方向に調整する必要がある。こ
のとき、ライフルスコープ18からの視野軸17は両者
の距離が充分遠距離にあれば、ライフルスコープ18を
覗いた時にパラボラアンテナ15がレンズの中心に位置
するように調整すれば充分である。同じようにパラボラ
アンテナ19もライフルスコープ20を覗きながら方位
角をθだけ調節して、電波放射軸16がパラボラアンテ
ナ19の放射軸と一致する方向に調整する。ライフルス
コープを取り付ける台は、予めアンテナの所定の位置に
固定されている。当然、アンテナの電波放射方向に対し
て取り付け台10の位置決め穴8の中心と固定穴9の中
心を結ぶ直線とアンテナの位置関係は所定の位置関係
(電波到来方向に対して略平行)に設定されている。従
って、ライフルスコープを取り付けた場合、アンテナと
ライフルスコープの位置関係が平行になり、調整の誤差
を最小限に抑えることができる。
【0013】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、請求
項1は、前記ライフルスコープに固定され、少なくとも
1つ以上の位置決め手段と固定手段を有するベース基板
と、前記アンテナに固定され、前記位置決め手段と嵌合
する位置に形成された位置決め穴と前記固定手段と嵌合
する位置に形成された固定穴とを有する取り付け台とを
備えたことにより、取り付けと取り外しが容易に行うこ
とができる。また請求項2は、前記位置決め手段は、前
記ベース基板に固定された突起形状のガイドピンを設け
たことにより、ライフルスコープとアンテナの位置と方
向決めが、容易にしかも確実に行うことができる。また
請求項3は、前記固定手段は、前記ベース基板に固定さ
れた棒状の雄ネジと該棒状の雄ネジに嵌合するナットに
より構成されているので、安価で確実に固定することが
できる。また請求項4は、前記ナットは蝶型ナットであ
るので、工具を使用しないで固定することができる。ま
た請求項5は、前記固定手段は、前記ベース基板に形成
された雌ネジと該雌ネジに嵌合する雄ネジにより構成さ
れているので、安価で確実に固定することができる。
【0014】また請求項6は、前記雄ネジに蝶型ネジを
使用することにより、工具を使用しないで固定すること
ができる。また請求項7は、前記固定穴は、前記取り付
け台の少なくとも1箇所に形成され、その形状が切り欠
き部を有する長穴状にすることにより、作業性を向上さ
せることができる。また請求項8は、前記位置決め穴の
中心と前記固定穴の中心を結ぶ直線が、アンテナの電波
放射軸と略平行に固定されるため、調整の誤差を最小限
に抑えることができる。また請求項9は、前記ライフル
スコープを前記取り付け台に固定する場合、工具を必要
としないで固定可能としたので、作業性を向上させるこ
とができる。また請求項10は、前記ガイドピンと前記
雄ネジの間隔は、前記ガイドピンが前記位置決め穴に挿
入された際、前記雄ネジが前記固定穴の範囲内にあり、
しかも、前記蝶型ネジにより前記取り付け台に固定可能
な間隔であるため、確実に蝶型ネジで取り付け台とライ
フルスコープを固定することができる。また請求項11
は、前記ガイドピンと前記棒状の雄ネジの間隔は、前記
ガイドピンが前記位置決め穴に挿入された際、前記棒状
の雄ネジが前記固定穴の範囲内にあり、しかも、前記蝶
型ナットにより前記取り付け台に固定可能な間隔である
ため、確実に蝶型ナットで取り付け台とライフルスコー
プを固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るライフルスコープと、
その取り付け台の図であり、(a)は斜視図、(b)は
側面図である。
【図2】(a)は本発明の実施形態に係るパラボラアン
テナの仰角調整方法を説明する図、(b)は本発明の実
施形態に係るパラボラアンテナの方位角調整方法を説明
する図である。
【図3】従来のライフルスコープ取り付け台の斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 ライフルスコープ、3 ネジ軸部、4 固定具、5
ガイドピン、6 蝶型ネジ、10 取り付け台

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する複数のアンテナの電波放射軸が
    一致するようにアンテナに固定されたアンテナ調整用ラ
    イフルスコープ取り付け台において、 前記ライフルスコープに固定され、少なくとも1つ以上
    の位置決め手段と固定手段を有するベース基板と、前記
    アンテナに固定され、前記位置決め手段と嵌合する位置
    に形成された位置決め穴及び前記固定手段と嵌合する位
    置に形成された固定穴とを有する取り付け台と、を備え
    たことを特徴とするライフルスコープ取り付け台。
  2. 【請求項2】 前記位置決め手段は、前記ベース基板に
    固定された突起形状のガイドピンであることを特徴とす
    る請求項1に記載のライフルスコープ取り付け台。
  3. 【請求項3】 前記固定手段は、前記ベース基板に固定
    された棒状の雄ネジと該棒状の雄ネジに嵌合するナット
    により構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    のライフルスコープ取り付け台。
  4. 【請求項4】 前記ナットは蝶型ナットであることを特
    徴とする請求項3に記載のライフルスコープ取り付け
    台。
  5. 【請求項5】 前記固定手段は、前記ベース基板に形成
    された雌ネジと該雌ネジに嵌合する雄ネジにより構成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のライフルス
    コープ取り付け台。
  6. 【請求項6】 前記雄ネジは蝶型ネジであることを特徴
    とする請求項5に記載のライフルスコープ取り付け台。
  7. 【請求項7】 前記固定穴は、前記取り付け台の少なく
    とも1箇所に形成され、その形状が切り欠き部を有する
    長穴状であることを特徴とする請求項1に記載のライフ
    ルスコープ取り付け台。
  8. 【請求項8】 前記位置決め穴の中心と前記固定穴の中
    心を結ぶ直線が、アンテナの電波放射軸と略平行に固定
    されることを特徴とする請求項1に記載のライフルスコ
    ープ取り付け台。
  9. 【請求項9】 前記ライフルスコープを前記取り付け台
    に固定する場合、工具を必要としないで固定可能とした
    ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の
    ライフルスコープ取り付け台。
  10. 【請求項10】 前記ガイドピンと前記雄ネジの間隔
    は、前記ガイドピンが前記位置決め穴に挿入された際、
    前記雄ネジが前記固定穴の範囲内にあり、しかも、前記
    蝶型ネジにより前記取り付け台に固定可能な間隔である
    ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の
    ライフルスコープ取り付け台。
  11. 【請求項11】 前記ガイドピンと前記棒状の雄ネジの
    間隔は、前記ガイドピンが前記位置決め穴に挿入された
    際、前記棒状の雄ネジが前記固定穴の範囲内にあり、し
    かも、前記蝶型ナットにより前記取り付け台に固定可能
    な間隔であることを特徴とする請求項1乃至9の何れか
    一項に記載のライフルスコープ取り付け台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006245886A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 反射板方向調整冶具及び方法
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