JP2003244666A - 放送送信システムおよび放送受信装置、放送送受信システム - Google Patents
放送送信システムおよび放送受信装置、放送送受信システムInfo
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- JP2003244666A JP2003244666A JP2002041392A JP2002041392A JP2003244666A JP 2003244666 A JP2003244666 A JP 2003244666A JP 2002041392 A JP2002041392 A JP 2002041392A JP 2002041392 A JP2002041392 A JP 2002041392A JP 2003244666 A JP2003244666 A JP 2003244666A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アナログ放送番組に関する番組配列情報を、
放送送信システムから放送受信装置に提供する。 【解決手段】 アナログ放送送信システム15で作成さ
れるアナログ放送番組に関する番組配列情報(アナログ
番組配列情報)は、ディジタル放送送信システム10に
送られる。そして、ディジタル放送送信システム10で
作成されるディジタル放送番組に関する番組配列情報
(ディジタル番組配列情報)に重畳され、ディジタル放
送信号に多重化され送信される。ディジタル放送受信機
20は当該ディジタル放送信号を受信して、アナログ番
組配列情報を抽出し、アナログ放送受信機25へ出力す
る。
放送送信システムから放送受信装置に提供する。 【解決手段】 アナログ放送送信システム15で作成さ
れるアナログ放送番組に関する番組配列情報(アナログ
番組配列情報)は、ディジタル放送送信システム10に
送られる。そして、ディジタル放送送信システム10で
作成されるディジタル放送番組に関する番組配列情報
(ディジタル番組配列情報)に重畳され、ディジタル放
送信号に多重化され送信される。ディジタル放送受信機
20は当該ディジタル放送信号を受信して、アナログ番
組配列情報を抽出し、アナログ放送受信機25へ出力す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、番組情報の放送
を行う放送送信システムとその番組を受信する放送受信
装置とからなる放送送受信システムに関するものであ
り、特に、放送送信システム側により提供される番組配
列情報を受信装置側で利用するための技術に関するもの
である。
を行う放送送信システムとその番組を受信する放送受信
装置とからなる放送送受信システムに関するものであ
り、特に、放送送信システム側により提供される番組配
列情報を受信装置側で利用するための技術に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】日本におけるディジタル放送を行う際の
技術仕様としては、社団法人電波産業会(ARIB:As
sociation of Radio Industries and Businesses)が民
間の標準規格を定めている。
技術仕様としては、社団法人電波産業会(ARIB:As
sociation of Radio Industries and Businesses)が民
間の標準規格を定めている。
【0003】ディジタル放送においては番組情報と共に
番組配列情報と呼ばれる番組情報に関する情報が付随し
ている。番組配列情報は、放送番組に関する詳細な情報
を保持しており、放送受信装置は番組配列情報を利用す
ることにより、ユーザに対して番組の選択を容易にした
り、番組コンテンツの著作権保持者の意図に基づき番組
の記録や再生の動作を制限したりできる。
番組配列情報と呼ばれる番組情報に関する情報が付随し
ている。番組配列情報は、放送番組に関する詳細な情報
を保持しており、放送受信装置は番組配列情報を利用す
ることにより、ユーザに対して番組の選択を容易にした
り、番組コンテンツの著作権保持者の意図に基づき番組
の記録や再生の動作を制限したりできる。
【0004】図4は、ARIB発行の標準規格「デジタ
ル放送に使用する番組配列情報 標準規格」(ARIB
STD−B10 1.2版)に記載の、従来のディジ
タル放送送受信システムにおける番組配列情報を説明す
るための図である。図4(a)は、番組配列情報に含ま
れるイベント情報テーブル(EIT:Event Informatio
n Table)のデータ構造を示す図である。EITは、放
送番組(イベント)に関する情報を保持するものであ
る。EITに保持される情報としては図4(a)に示す
ように、例えば、番組の開始時間の情報(start_time)
や、番組時間の長さ(duration)等が含まれる。
ル放送に使用する番組配列情報 標準規格」(ARIB
STD−B10 1.2版)に記載の、従来のディジ
タル放送送受信システムにおける番組配列情報を説明す
るための図である。図4(a)は、番組配列情報に含ま
れるイベント情報テーブル(EIT:Event Informatio
n Table)のデータ構造を示す図である。EITは、放
送番組(イベント)に関する情報を保持するものであ
る。EITに保持される情報としては図4(a)に示す
ように、例えば、番組の開始時間の情報(start_time)
や、番組時間の長さ(duration)等が含まれる。
【0005】また、EITにはさらに記述子(descript
or)と呼ばれる構造が含まれる。記述子には、EITよ
りもさらに詳細な番組の情報を記載することができる。
番組の詳細な情報としては、例えば、その番組がディジ
タル的にコピー可能であるかというコピー制御情報や、
現時点でその番組が放送中であるか(緊急番組の挿入等
は無いか)という情報などがある。図4(b)は、記述
子の一つであり、コピー制御情報を表すディジタルコピ
ー制御記述子のデータ構造を示す図である。このディジ
タルコピー制御記述子中の、digital_recording_contro
l_data情報はコピー世代を制御する情報を表している。
例えば、この情報値が0であればその関連する番組は制
限なしにコピーが可能であり、1であれば1世代のみコ
ピー可能(受信した放送信号を1回のみ記録可能)、ま
た3であればコピーは禁止される。
or)と呼ばれる構造が含まれる。記述子には、EITよ
りもさらに詳細な番組の情報を記載することができる。
番組の詳細な情報としては、例えば、その番組がディジ
タル的にコピー可能であるかというコピー制御情報や、
現時点でその番組が放送中であるか(緊急番組の挿入等
は無いか)という情報などがある。図4(b)は、記述
子の一つであり、コピー制御情報を表すディジタルコピ
ー制御記述子のデータ構造を示す図である。このディジ
タルコピー制御記述子中の、digital_recording_contro
l_data情報はコピー世代を制御する情報を表している。
例えば、この情報値が0であればその関連する番組は制
限なしにコピーが可能であり、1であれば1世代のみコ
ピー可能(受信した放送信号を1回のみ記録可能)、ま
た3であればコピーは禁止される。
【0006】これらの情報は、実際に放送されるディジ
タル放送番組に付随する情報であり、これらの情報を受
信機側で利用することにより、例えば、放送事業者また
はコンテンツ著作権保持者の意思に基づいて、受信機側
における番組の記録や再生を制限したり、有料放送にお
ける様々な料金体系に対応した運用を行うことが可能に
なる。
タル放送番組に付随する情報であり、これらの情報を受
信機側で利用することにより、例えば、放送事業者また
はコンテンツ著作権保持者の意思に基づいて、受信機側
における番組の記録や再生を制限したり、有料放送にお
ける様々な料金体系に対応した運用を行うことが可能に
なる。
【0007】図5は従来の放送送受信システムの構成を
示すブロック図である。以下、図5に基づいて、番組配
列情報を用いる従来の放送送受信システムについて説明
する。図5に示すように従来の放送送受信システムは、
放送送信システム101と放送受信装置102とによっ
て構成されている。
示すブロック図である。以下、図5に基づいて、番組配
列情報を用いる従来の放送送受信システムについて説明
する。図5に示すように従来の放送送受信システムは、
放送送信システム101と放送受信装置102とによっ
て構成されている。
【0008】ところで、現在のアナログ放送事業者は、
その関連会社としてBSディジタル放送事業者としての
サービスを行っており、さらに将来的には地上波ディジ
タル放送事業者としてのサービスが開始される見通しで
ある。そのため、そのような放送事業者は、何らかの形
態でディジタル放送経路を有している。つまり、現在の
放送事業者における放送送信システム101は、図5の
ようにディジタル放送送信システム110とアナログ放
送送信システム115の両方を有している。また、それ
に対応して従来の放送受信装置102は、ディジタル放
送受信機120とアナログ放送受信機125とを有する
構成となっている。
その関連会社としてBSディジタル放送事業者としての
サービスを行っており、さらに将来的には地上波ディジ
タル放送事業者としてのサービスが開始される見通しで
ある。そのため、そのような放送事業者は、何らかの形
態でディジタル放送経路を有している。つまり、現在の
放送事業者における放送送信システム101は、図5の
ようにディジタル放送送信システム110とアナログ放
送送信システム115の両方を有している。また、それ
に対応して従来の放送受信装置102は、ディジタル放
送受信機120とアナログ放送受信機125とを有する
構成となっている。
【0009】放送送信システム101において、ディジ
タル放送送信システム110は、ディジタル放送番組の
映像音声情報(番組情報)を作成する番組情報作成部1
11、ディジタル放送番組に関する番組配列情報を作成
する番組配列情報作成部112、それらディジタル放送
の番組情報および番組配列情報を多重化・変調してディ
ジタル放送信号として送信するディジタル放送送信部1
13を有している。
タル放送送信システム110は、ディジタル放送番組の
映像音声情報(番組情報)を作成する番組情報作成部1
11、ディジタル放送番組に関する番組配列情報を作成
する番組配列情報作成部112、それらディジタル放送
の番組情報および番組配列情報を多重化・変調してディ
ジタル放送信号として送信するディジタル放送送信部1
13を有している。
【0010】一方、アナログ放送送信システム115も
同様に、アナログ放送番組の番組情報を作成する番組情
報作成部116、アナログ放送番組に関する番組配列情
報作成部117、アナログ放送の番組情報を送信するア
ナログ放送送信部118を有している。ここで、アナロ
グ放送送信部118においては、番組情報作成部116
により作成された番組情報は変調されてアナログ放送信
号として送信されるが、番組配列情報作成部117で作
成された番組配列情報は送信されない。従来のアナログ
放送においては、ディジタル放送とは異なり番組配列情
報を送信するための伝送方法が無いためである。よっ
て、番組配列情報作成部117で作成されたアナログ放
送番組の番組配列情報は、アナログ放送システム115
内において番組の順序構成の管理や番組情報の送信動作
の制御に用いられるに過ぎない。
同様に、アナログ放送番組の番組情報を作成する番組情
報作成部116、アナログ放送番組に関する番組配列情
報作成部117、アナログ放送の番組情報を送信するア
ナログ放送送信部118を有している。ここで、アナロ
グ放送送信部118においては、番組情報作成部116
により作成された番組情報は変調されてアナログ放送信
号として送信されるが、番組配列情報作成部117で作
成された番組配列情報は送信されない。従来のアナログ
放送においては、ディジタル放送とは異なり番組配列情
報を送信するための伝送方法が無いためである。よっ
て、番組配列情報作成部117で作成されたアナログ放
送番組の番組配列情報は、アナログ放送システム115
内において番組の順序構成の管理や番組情報の送信動作
の制御に用いられるに過ぎない。
【0011】以下、説明の便宜上、ディジタル放送番組
の番組情報を「ディジタル番組情報」、アナログ放送番
組に関する番組情報を「アナログ番組情報」と称するこ
ともある。さらに、ディジタル放送番組に関する番組配
列情報を「ディジタル番組配列情報」、アナログ放送番
組に関する番組配列情報を「ディジタル番組配列情報」
と称することもある。
の番組情報を「ディジタル番組情報」、アナログ放送番
組に関する番組情報を「アナログ番組情報」と称するこ
ともある。さらに、ディジタル放送番組に関する番組配
列情報を「ディジタル番組配列情報」、アナログ放送番
組に関する番組配列情報を「ディジタル番組配列情報」
と称することもある。
【0012】また、放送受信装置102において、ディ
ジタル放送受信機120は、ディジタル放送送信システ
ム110より送信されたディジタル放送信号を受信・復
調するディジタル放送受信復調部121、ディジタル放
送信号からディジタル番組情報とディジタル番組配列情
報をそれぞれ分離抽出すると共にその番組配列情報やユ
ーザの操作等に基づいてディジタル放送受信機120の
動作を制御する制御部122、ディジタル番組情報を映
像音声信号へと復号するデコード部123を有してい
る。
ジタル放送受信機120は、ディジタル放送送信システ
ム110より送信されたディジタル放送信号を受信・復
調するディジタル放送受信復調部121、ディジタル放
送信号からディジタル番組情報とディジタル番組配列情
報をそれぞれ分離抽出すると共にその番組配列情報やユ
ーザの操作等に基づいてディジタル放送受信機120の
動作を制御する制御部122、ディジタル番組情報を映
像音声信号へと復号するデコード部123を有してい
る。
【0013】一方、アナログ放送受信機125は、アナ
ログ放送送信システム115より送信されたアナログ放
送信号を受信・復調するアナログ放送受信復調部12
6、ユーザの操作等に基づいてアナログ放送受信機12
5の動作を制御する制御部127、アナログ番組情報を
映像音声信号へと変換する再生部128を有している。
ログ放送送信システム115より送信されたアナログ放
送信号を受信・復調するアナログ放送受信復調部12
6、ユーザの操作等に基づいてアナログ放送受信機12
5の動作を制御する制御部127、アナログ番組情報を
映像音声信号へと変換する再生部128を有している。
【0014】また、124はディジタル放送受信機より
出力される番組情報およびその番組に付随する番組配列
情報を記録するディジタル放送記録手段、129はアナ
ログ放送受信機より出力される番組情報を記録するアナ
ログ放送記録手段である。さらに130は、ディジタル
放送受信機120あるいはアナログ放送受信機125か
らの出力である映像音声信号を出力するTV表示部13
0である。図5においては、これらディジタル放送記録
手段124、アナログ放送記録手段129およびTV表
示部130は放送受信装置102に内蔵されるものとし
て示したが、それらはそれぞれ放送受信装置102に外
付けされる独立した装置であってもよい。
出力される番組情報およびその番組に付随する番組配列
情報を記録するディジタル放送記録手段、129はアナ
ログ放送受信機より出力される番組情報を記録するアナ
ログ放送記録手段である。さらに130は、ディジタル
放送受信機120あるいはアナログ放送受信機125か
らの出力である映像音声信号を出力するTV表示部13
0である。図5においては、これらディジタル放送記録
手段124、アナログ放送記録手段129およびTV表
示部130は放送受信装置102に内蔵されるものとし
て示したが、それらはそれぞれ放送受信装置102に外
付けされる独立した装置であってもよい。
【0015】以下、図5に示した従来の放送送受信シス
テムの動作について説明する。まず、放送送信システム
101の動作について説明する。ディジタル放送送信シ
ステム110の番組情報作成部111は、ディジタル放
送の番組の映像及び音声の情報(ディジタル番組情報)
をMPEG−2システムに準じて作成する。番組配列情
報作成部112は、番組情報作成部111にて作成され
るディジタル放送番組に関連する番組配列情報(ディジ
タル番組配列情報)を、MPEG−2システムに準じて
作成する。ディジタル放送送信部113は、番組情報作
成部111より出力されたディジタル番組情報および番
組配列情報作成部112より出力されたディジタル番組
配列情報を多重化・変調し、ディジタル放送信号として
送信する。
テムの動作について説明する。まず、放送送信システム
101の動作について説明する。ディジタル放送送信シ
ステム110の番組情報作成部111は、ディジタル放
送の番組の映像及び音声の情報(ディジタル番組情報)
をMPEG−2システムに準じて作成する。番組配列情
報作成部112は、番組情報作成部111にて作成され
るディジタル放送番組に関連する番組配列情報(ディジ
タル番組配列情報)を、MPEG−2システムに準じて
作成する。ディジタル放送送信部113は、番組情報作
成部111より出力されたディジタル番組情報および番
組配列情報作成部112より出力されたディジタル番組
配列情報を多重化・変調し、ディジタル放送信号として
送信する。
【0016】一方、アナログ放送送信システム115に
おいても、番組情報作成部110が、放送の対象となる
アナログ番組情報を作成し、番組配列情報作成部117
がその番組に関連するアナログ番組配列情報を作成す
る。そして、アナログ放送送信部118が、番組配列情
報作成部117より出力されたアナログ番組配列情報の
管理に基づき、番組情報作成部110より出力されたア
ナログ番組情報を変調してアナログ放送信号として送信
する。
おいても、番組情報作成部110が、放送の対象となる
アナログ番組情報を作成し、番組配列情報作成部117
がその番組に関連するアナログ番組配列情報を作成す
る。そして、アナログ放送送信部118が、番組配列情
報作成部117より出力されたアナログ番組配列情報の
管理に基づき、番組情報作成部110より出力されたア
ナログ番組情報を変調してアナログ放送信号として送信
する。
【0017】次に、放送受信装置102の動作について
説明する。ディジタル放送受信機120のディジタル放
送受信復調部121は、ディジタル放送送信部113か
ら送信されたディジタル放送信号を受信して復調し、制
御部122へと出力する。制御部122は、MPEG−
2システムに準じて、ディジタル放送信号中に多重化さ
れたディジタル番組情報とディジタル番組配列情報を分
離抽出して出力する。また、制御部122はディジタル
放送信号より分離抽出したディジタル番組配列情報に基
づき、ディジタル放送受信復調部121およびデコード
部123を制御する。デコード部123は、入力された
ディジタル番組情報を、TV表示部130で出力可能な
アナログの映像音声信号へと復号して出力する。そし
て、TV表示部130においてディジタル放送番組とし
て出力される。
説明する。ディジタル放送受信機120のディジタル放
送受信復調部121は、ディジタル放送送信部113か
ら送信されたディジタル放送信号を受信して復調し、制
御部122へと出力する。制御部122は、MPEG−
2システムに準じて、ディジタル放送信号中に多重化さ
れたディジタル番組情報とディジタル番組配列情報を分
離抽出して出力する。また、制御部122はディジタル
放送信号より分離抽出したディジタル番組配列情報に基
づき、ディジタル放送受信復調部121およびデコード
部123を制御する。デコード部123は、入力された
ディジタル番組情報を、TV表示部130で出力可能な
アナログの映像音声信号へと復号して出力する。そし
て、TV表示部130においてディジタル放送番組とし
て出力される。
【0018】また、ユーザの指示や制御部122の判断
により、制御部122により得られたディジタル番組情
報およびディジタル番組配列情報は、ディジタル放送記
録手段124に記録することができる。また、ディジタ
ル放送記録手段124に記録済みの番組情報を読み出
し、デコード部123およびTV表示部130を介して
出力することも可能である。このとき、ディジタル放送
記録手段124の動作は、記録あるいは再生しようとす
る番組に関する番組配列情報に基づいて制御部122に
より制御される。例えば、番組配列情報のEITに含ま
れるディジタルコピー制御記述子によって、当該番組の
記録(コピー)が禁止されている場合は、ディジタル放
送記録手段124の記録動作が正常に行われないよう
に、ディジタル放送記録手段124に対して記録動作を
禁止したり、ディジタル放送記録手段124への正常な
当該番組情報の信号出力を禁止したりする。それによ
り、番組の提供者である放送事業者の意思に沿った番組
運営や、コンテンツの著作権保持者の著作権保護を図る
ことができる。
により、制御部122により得られたディジタル番組情
報およびディジタル番組配列情報は、ディジタル放送記
録手段124に記録することができる。また、ディジタ
ル放送記録手段124に記録済みの番組情報を読み出
し、デコード部123およびTV表示部130を介して
出力することも可能である。このとき、ディジタル放送
記録手段124の動作は、記録あるいは再生しようとす
る番組に関する番組配列情報に基づいて制御部122に
より制御される。例えば、番組配列情報のEITに含ま
れるディジタルコピー制御記述子によって、当該番組の
記録(コピー)が禁止されている場合は、ディジタル放
送記録手段124の記録動作が正常に行われないよう
に、ディジタル放送記録手段124に対して記録動作を
禁止したり、ディジタル放送記録手段124への正常な
当該番組情報の信号出力を禁止したりする。それによ
り、番組の提供者である放送事業者の意思に沿った番組
運営や、コンテンツの著作権保持者の著作権保護を図る
ことができる。
【0019】一方、アナログ放送受信機125のアナロ
グ放送受信復調部126は、アナログ放送送信部118
から送信されたアナログ放送信号を受信して復調し、制
御部127へと出力する。制御部127は、ユーザの操
作等に従い、アナログ放送受信復調部126および再生
部128を制御する。再生部128は、入力されたアナ
ログ番組情報を、TV表示部130で出力可能な映像音
声信号へと変換して出力する。そして、TV表示部13
0においてアナログ放送番組として出力される。
グ放送受信復調部126は、アナログ放送送信部118
から送信されたアナログ放送信号を受信して復調し、制
御部127へと出力する。制御部127は、ユーザの操
作等に従い、アナログ放送受信復調部126および再生
部128を制御する。再生部128は、入力されたアナ
ログ番組情報を、TV表示部130で出力可能な映像音
声信号へと変換して出力する。そして、TV表示部13
0においてアナログ放送番組として出力される。
【0020】また、ユーザの指示や制御部127の判断
により、制御部127により得られたアナログ放送の番
組情報は、アナログ放送記録手段129に記録すること
ができる。また、アナログ放送記録手段129に記録済
みの番組情報を読み出し、再生部128およびTV表示
部130を介して出力することも可能である。
により、制御部127により得られたアナログ放送の番
組情報は、アナログ放送記録手段129に記録すること
ができる。また、アナログ放送記録手段129に記録済
みの番組情報を読み出し、再生部128およびTV表示
部130を介して出力することも可能である。
【0021】上述したように、アナログ放送番組に関し
ては、アナログ放送送信システム115の番組配列情報
作成部117においてアナログ番組配列情報を作成し、
それを送信の管理に利用してはいるものの、ディジタル
放送のようにそれを伝送する手段が無い。よって、アナ
ログ放送記録装置129の動作はアナログ番組配列情報
に基づいて制御されることはなく、番組情報の記録およ
び再生を自由に行うことができることになる。
ては、アナログ放送送信システム115の番組配列情報
作成部117においてアナログ番組配列情報を作成し、
それを送信の管理に利用してはいるものの、ディジタル
放送のようにそれを伝送する手段が無い。よって、アナ
ログ放送記録装置129の動作はアナログ番組配列情報
に基づいて制御されることはなく、番組情報の記録およ
び再生を自由に行うことができることになる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従来の放送送受信シス
テムにおいては、ディジタル放送に関しては番組情報に
番組配列情報を付随させて送信し、受信装置側で番組配
列情報に基づき記録動作や再生動作を制御することがで
きる。そのため、番組の提供者である放送事業者の意思
に沿った番組運営や、コンテンツの著作権保持者の著作
権保護を図ることができる。また、有料放送におけるさ
まざま課金システムにも対応でき、例えばペイパービュ
ーなどの課金システムにより、高価値(例えば、封切り
直後の映画など)な番組提供サービスが可能となってい
る。
テムにおいては、ディジタル放送に関しては番組情報に
番組配列情報を付随させて送信し、受信装置側で番組配
列情報に基づき記録動作や再生動作を制御することがで
きる。そのため、番組の提供者である放送事業者の意思
に沿った番組運営や、コンテンツの著作権保持者の著作
権保護を図ることができる。また、有料放送におけるさ
まざま課金システムにも対応でき、例えばペイパービュ
ーなどの課金システムにより、高価値(例えば、封切り
直後の映画など)な番組提供サービスが可能となってい
る。
【0023】しかし、アナログ放送に関しては、番組配
列情報を受信装置側に送信する手段が無いために、放送
送信システム側からの受信装置に対する制御は不可能で
ある。そのため、例えば番組情報が無限に、あるいは違
法にコピーされ、広く頒布される可能性がある。よっ
て、従来のアナログ放送では、そのような事態に耐えう
るコンテンツ(即ち、低価値の番組)のみを送信すると
いうサービスを行わざるを得ない。その結果、アナログ
放送番組の価値が、相対的にディジタル放送番組よりも
低いものとなってしまう。
列情報を受信装置側に送信する手段が無いために、放送
送信システム側からの受信装置に対する制御は不可能で
ある。そのため、例えば番組情報が無限に、あるいは違
法にコピーされ、広く頒布される可能性がある。よっ
て、従来のアナログ放送では、そのような事態に耐えう
るコンテンツ(即ち、低価値の番組)のみを送信すると
いうサービスを行わざるを得ない。その結果、アナログ
放送番組の価値が、相対的にディジタル放送番組よりも
低いものとなってしまう。
【0024】本発明は以上のような課題を解決するため
になされたものであり、アナログ放送番組に関する番組
配列情報を放送送信システムから放送受信装置に提供す
ることができる放送送受信システムを得ることを目的と
する。
になされたものであり、アナログ放送番組に関する番組
配列情報を放送送信システムから放送受信装置に提供す
ることができる放送送受信システムを得ることを目的と
する。
【0025】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の放送送
信システムは、ディジタル放送番組および前記ディジタ
ル放送番組に関する第1の番組配列情報を送信する共
に、アナログ放送番組の送信も可能な放送送信システム
であって、前記アナログ放送番組に関する第2の番組配
列情報をディジタル化して送信するアナログ番組配列情
報送信手段を備えることを特徴とする。
信システムは、ディジタル放送番組および前記ディジタ
ル放送番組に関する第1の番組配列情報を送信する共
に、アナログ放送番組の送信も可能な放送送信システム
であって、前記アナログ放送番組に関する第2の番組配
列情報をディジタル化して送信するアナログ番組配列情
報送信手段を備えることを特徴とする。
【0026】請求項2に記載の放送送信システムは、請
求項1に記載の放送送信システムであって、前記アナロ
グ番組配列情報送信手段は、前記第2の番組配列情報を
前記ディジタル放送番組と多重化したディジタル放送信
号として送信するディジタル放送送信機であることを特
徴とする。
求項1に記載の放送送信システムであって、前記アナロ
グ番組配列情報送信手段は、前記第2の番組配列情報を
前記ディジタル放送番組と多重化したディジタル放送信
号として送信するディジタル放送送信機であることを特
徴とする。
【0027】請求項3に記載の放送送信システムは、請
求項1に記載の放送送信システムであって、前記アナロ
グ番組配列情報送信手段は、前記第2の番組配列情報を
インターネットを介して配信する情報サーバであること
を特徴とする。
求項1に記載の放送送信システムであって、前記アナロ
グ番組配列情報送信手段は、前記第2の番組配列情報を
インターネットを介して配信する情報サーバであること
を特徴とする。
【0028】請求項4に記載の放送送信システムは、請
求項3に記載の放送送信システムであって、前記アナロ
グ番組配列情報送信手段は、前記情報サーバが所定のア
ドレスに保持する前記第2の番組配列情報を、現時点で
放送中の番組に対応した前記第2の番組配列情報にリア
ルタイムで書き換えることを特徴とする。
求項3に記載の放送送信システムであって、前記アナロ
グ番組配列情報送信手段は、前記情報サーバが所定のア
ドレスに保持する前記第2の番組配列情報を、現時点で
放送中の番組に対応した前記第2の番組配列情報にリア
ルタイムで書き換えることを特徴とする。
【0029】請求項5に記載の放送送信システムは、請
求項3に記載の放送送信システムであって、前記情報サ
ーバが保持する前記第2の番組配列情報は、対応する番
組が放送されるチャンネル、時間に対応付けられたアド
レスに保持されることを特徴とする。
求項3に記載の放送送信システムであって、前記情報サ
ーバが保持する前記第2の番組配列情報は、対応する番
組が放送されるチャンネル、時間に対応付けられたアド
レスに保持されることを特徴とする。
【0030】請求項6に記載の放送受信装置は、ディジ
タル放送番組および前記ディジタル放送番組に関する第
1の番組配列情報を受信すると共に、アナログ放送番組
の受信も可能な放送受信装置であって、前記アナログ放
送番組に関する第2の番組配列情報を受信するアナログ
番組配列情報受信手段を備えることを特徴とする。
タル放送番組および前記ディジタル放送番組に関する第
1の番組配列情報を受信すると共に、アナログ放送番組
の受信も可能な放送受信装置であって、前記アナログ放
送番組に関する第2の番組配列情報を受信するアナログ
番組配列情報受信手段を備えることを特徴とする。
【0031】請求項7に記載の放送受信装置は、請求項
6に記載の放送受信装置であって、前記第2の番組配列
情報は、前記ディジタル放送番組と多重化したディジタ
ル放送信号としてされて放送送信システムより送信され
ており、前記アナログ番組配列情報受信手段は、前記デ
ィジタル放送信号を受信し、受信した前記ディジタル放
送信号から前記第2の番組配列情報を抽出するディジタ
ル放送受信機であることを特徴とする。
6に記載の放送受信装置であって、前記第2の番組配列
情報は、前記ディジタル放送番組と多重化したディジタ
ル放送信号としてされて放送送信システムより送信され
ており、前記アナログ番組配列情報受信手段は、前記デ
ィジタル放送信号を受信し、受信した前記ディジタル放
送信号から前記第2の番組配列情報を抽出するディジタ
ル放送受信機であることを特徴とする。
【0032】請求項8に記載の放送受信装置は、請求項
6に記載の放送受信装置であって、前記第2の番組配列
情報は、インターネットを介して配信されており、前記
アナログ番組配列情報受信手段は、前記インターネット
を介して前記第2の番組配列情報を取得する情報端末で
あることを特徴とする。
6に記載の放送受信装置であって、前記第2の番組配列
情報は、インターネットを介して配信されており、前記
アナログ番組配列情報受信手段は、前記インターネット
を介して前記第2の番組配列情報を取得する情報端末で
あることを特徴とする。
【0033】請求項9に記載の放送送受信システムは、
請求項1に記載の放送送信システムと、請求項6に記載
の放送受信装置とにより構成されることを特徴とする。
請求項1に記載の放送送信システムと、請求項6に記載
の放送受信装置とにより構成されることを特徴とする。
【0034】請求項10に記載の放送送受信システム
は、請求項2に記載の放送送信システムと、請求項7に
記載の放送受信装置とにより構成されることを特徴とす
る。
は、請求項2に記載の放送送信システムと、請求項7に
記載の放送受信装置とにより構成されることを特徴とす
る。
【0035】請求項11に記載の放送送受信システム
は、請求項3から請求項5のいずれかに記載の放送送信
システムと、請求項8に記載の放送受信装置とにより構
成されることを特徴とする。
は、請求項3から請求項5のいずれかに記載の放送送信
システムと、請求項8に記載の放送受信装置とにより構
成されることを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】<実施の形態1>以下、本発明に
係る放送送受信システムについて説明する。説明中で用
いる各種の記述やデータ名称は、ARIB(電波産業
会)発行のSTD−B10規格(「ディジタル放送に使
用する番組配列情報 標準規格」)に準拠するものとす
る。
係る放送送受信システムについて説明する。説明中で用
いる各種の記述やデータ名称は、ARIB(電波産業
会)発行のSTD−B10規格(「ディジタル放送に使
用する番組配列情報 標準規格」)に準拠するものとす
る。
【0037】図1は、本発明の実施の形態1に係る放送
送受信システムの構成を示すブロック図である。図1に
示すように、従来と同様に放送送受信システムは、放送
送信システム1と放送受信装置2とによって構成され
る。
送受信システムの構成を示すブロック図である。図1に
示すように、従来と同様に放送送受信システムは、放送
送信システム1と放送受信装置2とによって構成され
る。
【0038】放送送信システム1は、ディジタル放送送
信システム10とアナログ放送送信システム15を有し
ている。ディジタル放送送信システム10は、ディジタ
ル放送番組の映像音声情報(ディジタル番組情報)を作
成する番組情報作成部11、ディジタル放送番組に関す
る番組配列情報(ディジタル番組配列情報)を作成する
番組配列情報作成部12、ディジタル放送信号を送信す
るディジタル放送送信部13を有している。
信システム10とアナログ放送送信システム15を有し
ている。ディジタル放送送信システム10は、ディジタ
ル放送番組の映像音声情報(ディジタル番組情報)を作
成する番組情報作成部11、ディジタル放送番組に関す
る番組配列情報(ディジタル番組配列情報)を作成する
番組配列情報作成部12、ディジタル放送信号を送信す
るディジタル放送送信部13を有している。
【0039】一方、アナログ放送送信システム15は、
アナログ放送番組の番組情報(アナログ番組情報)を作
成する番組情報作成部16、アナログ放送番組に関連す
る番組配列情報(アナログ番組配列情報)を作成する番
組配列情報作成部17、アナログ放送信号を送信するア
ナログ放送送信部18を有する。
アナログ放送番組の番組情報(アナログ番組情報)を作
成する番組情報作成部16、アナログ放送番組に関連す
る番組配列情報(アナログ番組配列情報)を作成する番
組配列情報作成部17、アナログ放送信号を送信するア
ナログ放送送信部18を有する。
【0040】ここで、本実施の形態においては、図1に
示すように、番組配列情報作成部12と番組配列情報作
成部17とは接続されており、番組配列情報作成部17
で作成されたアナログ番組配列情報を、番組配列情報作
成部12へ送ることが可能になっている。番組配列情報
作成部17で作成されたアナログ番組配列情報は、ディ
ジタル放送システム10の番組配列情報作成部12に出
力され、従来の番組配列情報と整合性の取れた形でディ
ジタル番組配列情報と重畳される。つまり、ディジタル
放送送信部13により送信されるディジタル放送信号に
は、ディジタル番組情報およびディジタル番組配列情報
と、さらにアナログ番組配列情報が含まれることとな
る。なお、ディジタル番組配列情報とアナログ番組配列
情報との重畳の手法の詳細については後述する。
示すように、番組配列情報作成部12と番組配列情報作
成部17とは接続されており、番組配列情報作成部17
で作成されたアナログ番組配列情報を、番組配列情報作
成部12へ送ることが可能になっている。番組配列情報
作成部17で作成されたアナログ番組配列情報は、ディ
ジタル放送システム10の番組配列情報作成部12に出
力され、従来の番組配列情報と整合性の取れた形でディ
ジタル番組配列情報と重畳される。つまり、ディジタル
放送送信部13により送信されるディジタル放送信号に
は、ディジタル番組情報およびディジタル番組配列情報
と、さらにアナログ番組配列情報が含まれることとな
る。なお、ディジタル番組配列情報とアナログ番組配列
情報との重畳の手法の詳細については後述する。
【0041】放送受信装置2は、ディジタル放送受信機
20とアナログ放送受信機25を有している。ディジタ
ル放送受信機20は、放送受信復調部21、制御部2
2、デコード部23を有している。放送受信復調部21
は、ディジタル放送送信システム10より送信されたデ
ィジタル放送信号を受信・復調する。制御部22は復調
されたディジタル放送信号から、ディジタル番組情報、
ディジタル番組配列情報およびアナログ番組配列情報を
それぞれ分離抽出すると共に、要求に応じてアナログ配
列情報をアナログ放送受信機25へと出力する。さらに
制御部22は、ディジタル番組配列情報やユーザの操作
等に基づいてディジタル放送受信機20の動作を制御す
る。デコード部23は、制御部22から入力されたディ
ジタル番組情報を映像音声信号へと復号する。
20とアナログ放送受信機25を有している。ディジタ
ル放送受信機20は、放送受信復調部21、制御部2
2、デコード部23を有している。放送受信復調部21
は、ディジタル放送送信システム10より送信されたデ
ィジタル放送信号を受信・復調する。制御部22は復調
されたディジタル放送信号から、ディジタル番組情報、
ディジタル番組配列情報およびアナログ番組配列情報を
それぞれ分離抽出すると共に、要求に応じてアナログ配
列情報をアナログ放送受信機25へと出力する。さらに
制御部22は、ディジタル番組配列情報やユーザの操作
等に基づいてディジタル放送受信機20の動作を制御す
る。デコード部23は、制御部22から入力されたディ
ジタル番組情報を映像音声信号へと復号する。
【0042】一方、アナログ放送受信機25は、放送受
信復調部26、制御部27、再生部28を有している。
放送受信復調部26は、アナログ放送送信システム15
より送信されたアナログ放送信号を受信・復調する。制
御部27は、復調されたアナログ放送信号からアナログ
番組情報を得ると共に、それに関連するアナログ番組配
列情報の送信をディジタル放送受信機20の制御部22
に対して要求し、アナログ番組配列情報を制御部22か
ら得る。さらに、そのアナログ番組配列情報およびユー
ザの操作等に基づいてアナログ放送受信機25の動作を
制御する。再生部28は、制御部27から入力されたア
ナログ番組情報を映像音声信号へと変換する。
信復調部26、制御部27、再生部28を有している。
放送受信復調部26は、アナログ放送送信システム15
より送信されたアナログ放送信号を受信・復調する。制
御部27は、復調されたアナログ放送信号からアナログ
番組情報を得ると共に、それに関連するアナログ番組配
列情報の送信をディジタル放送受信機20の制御部22
に対して要求し、アナログ番組配列情報を制御部22か
ら得る。さらに、そのアナログ番組配列情報およびユー
ザの操作等に基づいてアナログ放送受信機25の動作を
制御する。再生部28は、制御部27から入力されたア
ナログ番組情報を映像音声信号へと変換する。
【0043】また、24はディジタル放送受信機20よ
り出力されるディジタル番組情報およびディジタル番組
配列情報を記録するディジタル放送記録手段、29はア
ナログ放送受信機25より出力されるアナログ番組情報
およびアナログ番組配列情報を記録するアナログ放送記
録手段である。さらに30は、ディジタル放送受信機2
0あるいはアナログ放送受信機から25から入力された
映像音声信号を実際の映像及び音声として出力するTV
表示部30である。図5においては、これらディジタル
放送記録手段24、アナログ放送記録手段29およびT
V表示部30は放送受信装置2に内蔵されるものとして
示したが、それらはそれぞれ放送受信装置2に外付けさ
れる独立した装置であってもよい。
り出力されるディジタル番組情報およびディジタル番組
配列情報を記録するディジタル放送記録手段、29はア
ナログ放送受信機25より出力されるアナログ番組情報
およびアナログ番組配列情報を記録するアナログ放送記
録手段である。さらに30は、ディジタル放送受信機2
0あるいはアナログ放送受信機から25から入力された
映像音声信号を実際の映像及び音声として出力するTV
表示部30である。図5においては、これらディジタル
放送記録手段24、アナログ放送記録手段29およびT
V表示部30は放送受信装置2に内蔵されるものとして
示したが、それらはそれぞれ放送受信装置2に外付けさ
れる独立した装置であってもよい。
【0044】ここで、図1に示した本実施の形態に係る
放送送受信システムの動作について説明する。まず、放
送送信システム1の動作について説明する。ディジタル
放送送信システム10の番組情報作成部11は、ディジ
タル放送の番組の映像及び音声の情報(ディジタル番組
情報)をMPEG−2システムに準じて作成する。番組
配列情報作成部12は、番組情報作成部11にて作成さ
れるディジタル放送番組に関連する番組配列情報(ディ
ジタル番組配列情報)を、MPEG−2システムに準じ
て作成する。
放送送受信システムの動作について説明する。まず、放
送送信システム1の動作について説明する。ディジタル
放送送信システム10の番組情報作成部11は、ディジ
タル放送の番組の映像及び音声の情報(ディジタル番組
情報)をMPEG−2システムに準じて作成する。番組
配列情報作成部12は、番組情報作成部11にて作成さ
れるディジタル放送番組に関連する番組配列情報(ディ
ジタル番組配列情報)を、MPEG−2システムに準じ
て作成する。
【0045】一方、アナログ放送送信システム15の番
組情報作成部16は、アナログ放送の番組の映像及び音
声の情報番組情報(アナログ番組情報)を作成し、番組
配列情報作成部17はその番組に関連するアナログ番組
配列情報を作成する。上記したように本実施の形態にお
いては、番組配列情報作成部17により作成されたアナ
ログ番組配列情報はアナログ放送送信部18に送られる
と共に、ディジタル放送送信システム10の番組配列情
報作成部12に送られ、ディジタル番組配列情報と重畳
される。
組情報作成部16は、アナログ放送の番組の映像及び音
声の情報番組情報(アナログ番組情報)を作成し、番組
配列情報作成部17はその番組に関連するアナログ番組
配列情報を作成する。上記したように本実施の形態にお
いては、番組配列情報作成部17により作成されたアナ
ログ番組配列情報はアナログ放送送信部18に送られる
と共に、ディジタル放送送信システム10の番組配列情
報作成部12に送られ、ディジタル番組配列情報と重畳
される。
【0046】図2は、本実施の形態に係る番組配列情報
を説明するための図である。以下、アナログ番組配列情
報のディジタル番組配列情報への重畳の手法について図
2に基づいて説明を行う。図2(a)はディジタル放送
番組の番組配列情報のEITのデータ構造を示してい
る。この中で、table_idは、各サービスに含まれる番組
(イベント)関する時系列情報である。例えば、これが
0x4Eの値を持つ場合、そのテーブルは自局の現在お
よび次に放送される番組の情報を記述していることが規
定されている。ディジタル放送のtable_idには使用され
ていないテーブル番号(0x90〜0xBFまで)があ
るので、アナログ放送用のtable_id(例えば0xB0
等)を新たに割り当てることが可能である。つまり、ア
ナログ番組配列情報を、新たに割り当てた所定のtable_
idを有するEITとすることで、あたかも従来のディジ
タル番組配列情報と同様に扱うことができ、アナログ番
組配列情報のディジタル番組配列情報への重畳が可能に
なる。それにより、放送送信システム1は、アナログ放
送送信システム15により放送するアナログ番組に関す
るアナログ番組配列情報を、ディジタル放送送信システ
ム10を用いディジタル番組情報に多重化して(即ち、
ディジタル放送信号として)放送受信装置2に送信する
ことができる。
を説明するための図である。以下、アナログ番組配列情
報のディジタル番組配列情報への重畳の手法について図
2に基づいて説明を行う。図2(a)はディジタル放送
番組の番組配列情報のEITのデータ構造を示してい
る。この中で、table_idは、各サービスに含まれる番組
(イベント)関する時系列情報である。例えば、これが
0x4Eの値を持つ場合、そのテーブルは自局の現在お
よび次に放送される番組の情報を記述していることが規
定されている。ディジタル放送のtable_idには使用され
ていないテーブル番号(0x90〜0xBFまで)があ
るので、アナログ放送用のtable_id(例えば0xB0
等)を新たに割り当てることが可能である。つまり、ア
ナログ番組配列情報を、新たに割り当てた所定のtable_
idを有するEITとすることで、あたかも従来のディジ
タル番組配列情報と同様に扱うことができ、アナログ番
組配列情報のディジタル番組配列情報への重畳が可能に
なる。それにより、放送送信システム1は、アナログ放
送送信システム15により放送するアナログ番組に関す
るアナログ番組配列情報を、ディジタル放送送信システ
ム10を用いディジタル番組情報に多重化して(即ち、
ディジタル放送信号として)放送受信装置2に送信する
ことができる。
【0047】そして例えば、アナログ配列情報に含ませ
る記述子として図2(b)に示すようなコピー制御記述
子を記載し、コピー制御情報(digital_recording_cont
rol_data)の値によってその番組に対するコピーや出力
の可否の情報を含ませることができる。なお、図2
(b)に示したアナログ放送番組のコピー制御記述子
は、図4(b)に示したディジタルコピー制御子と同様
のデータ構造でもよいが、この記述子においてコピー制
御情報(digital_recording_control_data)以外の関連
情報は、アナログ放送としては無意味な情報であるの
で、規格の枠内で伝送しなくてもよい。
る記述子として図2(b)に示すようなコピー制御記述
子を記載し、コピー制御情報(digital_recording_cont
rol_data)の値によってその番組に対するコピーや出力
の可否の情報を含ませることができる。なお、図2
(b)に示したアナログ放送番組のコピー制御記述子
は、図4(b)に示したディジタルコピー制御子と同様
のデータ構造でもよいが、この記述子においてコピー制
御情報(digital_recording_control_data)以外の関連
情報は、アナログ放送としては無意味な情報であるの
で、規格の枠内で伝送しなくてもよい。
【0048】次に、放送受信装置2の動作について説明
する。ディジタル放送受信機20のディジタル放送受信
復調部21は、ディジタル放送送信部13から送信され
たディジタル放送信号を受信して復調し、制御部22へ
と出力する。制御部22は、MPEG−2システムに準
じて、ディジタル放送信号中に多重化されたディジタル
番組情報と番組配列情報(ディジタル番組配列情報およ
びアナログ番組配列情報を含む)を分離抽出し、さらに
当該番組配列情報からディジタル番組配列情報およびア
ナログ番組配列情報をそれぞれ分離抽出する。抽出され
たディジタル番組配列情報は、制御部22によって、デ
ィジタル放送受信復調部21およびデコード部23等の
制御に用いられる。また、抽出されたディジタル番組情
報はデコード部23およびTV表示部30を介して、デ
ィジタル放送番組として出力される。さらに、抽出され
たアナログ番組配列情報は、アナログ放送受信機25か
らの要求に応じて、アナログ放送受信機25へと出力さ
れる。
する。ディジタル放送受信機20のディジタル放送受信
復調部21は、ディジタル放送送信部13から送信され
たディジタル放送信号を受信して復調し、制御部22へ
と出力する。制御部22は、MPEG−2システムに準
じて、ディジタル放送信号中に多重化されたディジタル
番組情報と番組配列情報(ディジタル番組配列情報およ
びアナログ番組配列情報を含む)を分離抽出し、さらに
当該番組配列情報からディジタル番組配列情報およびア
ナログ番組配列情報をそれぞれ分離抽出する。抽出され
たディジタル番組配列情報は、制御部22によって、デ
ィジタル放送受信復調部21およびデコード部23等の
制御に用いられる。また、抽出されたディジタル番組情
報はデコード部23およびTV表示部30を介して、デ
ィジタル放送番組として出力される。さらに、抽出され
たアナログ番組配列情報は、アナログ放送受信機25か
らの要求に応じて、アナログ放送受信機25へと出力さ
れる。
【0049】一方、アナログ放送受信機25のアナログ
放送受信復調部26は、アナログ放送送信部18から送
信されたアナログ放送信号を受信して復調し、制御部2
7へと出力する。制御部27は、復調されたアナログ放
送信号からアナログ番組情報を得て、そのアナログ番組
情報に対応したアナログ番組配列信号の送信を、ディジ
タル放送受信機20の制御部22に対して要求する。制
御部22は、その要求に応答して所望のアナログ番組配
列情報を制御部27へと送信する。
放送受信復調部26は、アナログ放送送信部18から送
信されたアナログ放送信号を受信して復調し、制御部2
7へと出力する。制御部27は、復調されたアナログ放
送信号からアナログ番組情報を得て、そのアナログ番組
情報に対応したアナログ番組配列信号の送信を、ディジ
タル放送受信機20の制御部22に対して要求する。制
御部22は、その要求に応答して所望のアナログ番組配
列情報を制御部27へと送信する。
【0050】なお、この動作を行うためには、アナログ
放送受信機25が受信中のチャンネルのアナログ放送局
(アナログ放送システム)と、ディジタル放送受信機2
0が受信中のチャンネルのディジタル放送局(ディジタ
ル放送システム)とが、同一の放送送信システムに属し
ていることが必要がある。そのことは、放送受信装置2
にそれらの対応関係をあらかじめ設定しておくことで容
易に実施できる。例えば、図2(a)に示したEITの
生成時に、original_network_idの値が設定可能である
が、network_idはそれぞれのディジタル放送局毎に異な
る値が割り振られている。よって、放送受信装置2にお
いて、各アナログ放送局にそれに対応するディジタル放
送局のnetwork_idを関連づけておくことで、各アナログ
放送局とディジタル放送局との対応関係を設定するが可
能である。なお、現存する放送局の数や、それらの事業
者は、アナログ放送TVの終了時期である2011年末
までの間に大きく変わることは考えにくいため、その関
連づけの設定は放送受信装置2の製造時に設定される固
定データであっても問題ないと思われる。
放送受信機25が受信中のチャンネルのアナログ放送局
(アナログ放送システム)と、ディジタル放送受信機2
0が受信中のチャンネルのディジタル放送局(ディジタ
ル放送システム)とが、同一の放送送信システムに属し
ていることが必要がある。そのことは、放送受信装置2
にそれらの対応関係をあらかじめ設定しておくことで容
易に実施できる。例えば、図2(a)に示したEITの
生成時に、original_network_idの値が設定可能である
が、network_idはそれぞれのディジタル放送局毎に異な
る値が割り振られている。よって、放送受信装置2にお
いて、各アナログ放送局にそれに対応するディジタル放
送局のnetwork_idを関連づけておくことで、各アナログ
放送局とディジタル放送局との対応関係を設定するが可
能である。なお、現存する放送局の数や、それらの事業
者は、アナログ放送TVの終了時期である2011年末
までの間に大きく変わることは考えにくいため、その関
連づけの設定は放送受信装置2の製造時に設定される固
定データであっても問題ないと思われる。
【0051】また、TV表示部30にアナログ放送番組
を出力している間も、ディジタル放送受信機20は、ア
ナログ番組情報を得るためにディジタル放送信号の受信
動作を行うことが可能であることは言うまでもない。
を出力している間も、ディジタル放送受信機20は、ア
ナログ番組情報を得るためにディジタル放送信号の受信
動作を行うことが可能であることは言うまでもない。
【0052】ディジタル放送受信機20を介して制御部
27に入力されたアナログ番組配列情報は、アナログ放
送受信機25の動作制御に用いられる。つまり、制御部
27は、アナログ番組配列情報およびユーザの操作等に
基づいて、ディジタル放送受信復調部26および再生部
28等を制御する。
27に入力されたアナログ番組配列情報は、アナログ放
送受信機25の動作制御に用いられる。つまり、制御部
27は、アナログ番組配列情報およびユーザの操作等に
基づいて、ディジタル放送受信復調部26および再生部
28等を制御する。
【0053】さらに、ユーザの指示や制御部27の判断
により、制御部27により得られたアナログ番組情報お
よびアナログ番組配列情報は、アナログ放送記録手段2
9に記録することができる。また、アナログ放送記録手
段29に記録済みの番組情報を読み出し、再生部28お
よびTV表示部130を介して出力することも可能であ
る。このとき、アナログ放送記録手段29の動作は、記
録あるいは再生しようとするアナログ番組情報に関する
アナログ番組配列情報に基づいて制御部27により制御
される。
により、制御部27により得られたアナログ番組情報お
よびアナログ番組配列情報は、アナログ放送記録手段2
9に記録することができる。また、アナログ放送記録手
段29に記録済みの番組情報を読み出し、再生部28お
よびTV表示部130を介して出力することも可能であ
る。このとき、アナログ放送記録手段29の動作は、記
録あるいは再生しようとするアナログ番組情報に関する
アナログ番組配列情報に基づいて制御部27により制御
される。
【0054】例えば、アナログ番組配列情報のEITに
含まれるコピー制御記述子によって、当該番組の記録動
作が禁止されている場合は、アナログ放送記録手段29
の記録動作が正常に行われないように、アナログ放送記
録手段29に対して記録動作を禁止したり、アナログ放
送記録手段29への正常なアナログ番組情報の信号出力
を禁止したりする。それにより、従来のディジタル放送
と同様に番組の提供者である放送事業者の意思に沿った
番組運営や、コンテンツの著作権保持者の著作権保護を
図ることができる。
含まれるコピー制御記述子によって、当該番組の記録動
作が禁止されている場合は、アナログ放送記録手段29
の記録動作が正常に行われないように、アナログ放送記
録手段29に対して記録動作を禁止したり、アナログ放
送記録手段29への正常なアナログ番組情報の信号出力
を禁止したりする。それにより、従来のディジタル放送
と同様に番組の提供者である放送事業者の意思に沿った
番組運営や、コンテンツの著作権保持者の著作権保護を
図ることができる。
【0055】もちろん、ディジタル放送記録手段24に
おいても同様の制御が行われるが、その動作は従来の放
送受信装置におけるものと同一であるので、ここでの説
明は省略する。
おいても同様の制御が行われるが、その動作は従来の放
送受信装置におけるものと同一であるので、ここでの説
明は省略する。
【0056】このように、本実施の形態に係る放送送受
信システムによれば、アナログ放送番組に関する番組配
列情報(アナログ番組配列情報)を、放送受信装置に送
信することができる。それにより、放送受信装置におい
て従来不可能であった、アナログ放送番組の視聴、記
録、再生等の動作のアナログ番組配列情報に基づく制御
が可能になる。よって、アナログ放送においてもディジ
タル放送のように、放送事業者やコンテンツの著作権所
持者の意図に沿ったさまざまなサービス形態が可能とな
り、アナログ放送の価値の向上に寄与できる。
信システムによれば、アナログ放送番組に関する番組配
列情報(アナログ番組配列情報)を、放送受信装置に送
信することができる。それにより、放送受信装置におい
て従来不可能であった、アナログ放送番組の視聴、記
録、再生等の動作のアナログ番組配列情報に基づく制御
が可能になる。よって、アナログ放送においてもディジ
タル放送のように、放送事業者やコンテンツの著作権所
持者の意図に沿ったさまざまなサービス形態が可能とな
り、アナログ放送の価値の向上に寄与できる。
【0057】なお、以上の説明においては、アナログ番
組配列情報とディジタル番組配列情報とを重畳させるた
めに、EITにおける未使用のtable_idを新たにアナロ
グ番組配列情報に割り振って両者を識別するという手法
を示したが、本発明の適用をこれに限定するものではな
い。例えば、上記したnetwork_idを新たにアナログ放送
局に対して振り分けることによっても、アナログ番組配
列情報とディジタル番組配列情報とを識別でき、両者を
重畳させる手法とすることもできる。もちろん、table_
idによる識別とnetwork_idによる識別とを併用しても良
い。
組配列情報とディジタル番組配列情報とを重畳させるた
めに、EITにおける未使用のtable_idを新たにアナロ
グ番組配列情報に割り振って両者を識別するという手法
を示したが、本発明の適用をこれに限定するものではな
い。例えば、上記したnetwork_idを新たにアナログ放送
局に対して振り分けることによっても、アナログ番組配
列情報とディジタル番組配列情報とを識別でき、両者を
重畳させる手法とすることもできる。もちろん、table_
idによる識別とnetwork_idによる識別とを併用しても良
い。
【0058】また、本実施の形態においては、アナログ
番組配列情報のEITに記載する記述子の例としてAR
IB発行の規格(ARIB−STD−B10)にて規定
されているうちのコピー制御記述子を例に挙げて説明し
たが、他の記述子を用いて、それらの情報を用いた制御
を行うことが可能であることは言うまでもない。
番組配列情報のEITに記載する記述子の例としてAR
IB発行の規格(ARIB−STD−B10)にて規定
されているうちのコピー制御記述子を例に挙げて説明し
たが、他の記述子を用いて、それらの情報を用いた制御
を行うことが可能であることは言うまでもない。
【0059】<実施の形態2>図3は、本発明の実施の
形態2に係る放送送受信システムの構成を示すブロック
図である。同図においては、図1に示したものと同様の
機能を有する要素に対しては同一符号を付しており、こ
こでの詳細な説明は省略する。また、40は放送送信シ
ステム1内で作成されたアナログ番組配列情報をインタ
ーネットを介して配信可能な番組配列情報サーバであ
る。また、41はインターネットを介して番組配列情報
サーバ40から番組配列情報を取得する情報端末である
データ取得手段である。
形態2に係る放送送受信システムの構成を示すブロック
図である。同図においては、図1に示したものと同様の
機能を有する要素に対しては同一符号を付しており、こ
こでの詳細な説明は省略する。また、40は放送送信シ
ステム1内で作成されたアナログ番組配列情報をインタ
ーネットを介して配信可能な番組配列情報サーバであ
る。また、41はインターネットを介して番組配列情報
サーバ40から番組配列情報を取得する情報端末である
データ取得手段である。
【0060】上記した実施の形態1においては、アナロ
グ放送送信システム15の番組配列情報作成部17にお
いて作成されたアナログ番組配列情報は、ディジタル放
送送信システム10を介して、ディジタル放送信号とし
て放送受信装置2へと送信されるものであった。それに
対し、本実施の形態に係る放送送受信システムにおいて
は、アナログ番組配列情報はインターネットを介して放
送受信装置2へと配信される。
グ放送送信システム15の番組配列情報作成部17にお
いて作成されたアナログ番組配列情報は、ディジタル放
送送信システム10を介して、ディジタル放送信号とし
て放送受信装置2へと送信されるものであった。それに
対し、本実施の形態に係る放送送受信システムにおいて
は、アナログ番組配列情報はインターネットを介して放
送受信装置2へと配信される。
【0061】以下、その動作を説明する。放送送信シス
テム1において、アナログ放送送信システム15の番組
配列情報作成部17で作成されたアナログ番組配列情報
は、一旦ディジタル放送送信システムの番組配列情報作
成部12に送られる。番組配列情報作成部12は、入力
されたアナログ番組配列情報を、ディジタル番組配列情
報と同様にARIB−STD−B10規格に準じた形態
のデータとして番組配列情報サーバ40へと送る。
テム1において、アナログ放送送信システム15の番組
配列情報作成部17で作成されたアナログ番組配列情報
は、一旦ディジタル放送送信システムの番組配列情報作
成部12に送られる。番組配列情報作成部12は、入力
されたアナログ番組配列情報を、ディジタル番組配列情
報と同様にARIB−STD−B10規格に準じた形態
のデータとして番組配列情報サーバ40へと送る。
【0062】番組配列情報サーバ40では、受け取った
アナログ番組配列情報をインターネット経由で参照可能
な形式で保存し、インターネットを介した参照要求に応
じてそれらを配信する。ここで、番組配列情報サーバ4
0により配信されるアナログ番組配列情報としては、所
定のアナログ放送番組に関する放送時間やコピー制御情
報等を含むEITなどの他、例えば該番組の出演者、番
組の内容、番組内の各コーナーの放送時間など、番組に
付随するあらゆる情報が含まれるものであってもよい。
なお、それ以外の放送送信システム1における動作は、
従来の放送送信システムと同様であるので説明は省略す
る。
アナログ番組配列情報をインターネット経由で参照可能
な形式で保存し、インターネットを介した参照要求に応
じてそれらを配信する。ここで、番組配列情報サーバ4
0により配信されるアナログ番組配列情報としては、所
定のアナログ放送番組に関する放送時間やコピー制御情
報等を含むEITなどの他、例えば該番組の出演者、番
組の内容、番組内の各コーナーの放送時間など、番組に
付随するあらゆる情報が含まれるものであってもよい。
なお、それ以外の放送送信システム1における動作は、
従来の放送送信システムと同様であるので説明は省略す
る。
【0063】次に、放送受信装置2の動作について説明
する。アナログ放送受信機25の制御部27は、所望の
アナログ放送番組に関する番組配列情報のインターネッ
ト経由での取得を、ディジタル放送受信機20を介して
データ取得手段41に指示する。データ取得手段41
は、インターネットを介して放送送信システム1の番組
配列情報サーバ40に対し、当該番組に対応したアナロ
グ番組配列情報の参照要求を行う。番組配列情報サーバ
40はその要求に応じて所望のアナログ番組配列情報を
データ取得手段41へとインターネットを介して送信す
る。そして、データ取得手段41は、アナログ番組配列
情報を取得すると、一旦それをディジタル放送受信機2
0の制御部22に送る。制御部22では、インターネッ
トを介して取得したアナログ番組配列情報に対してAR
IB−STD−B10規格に準じた処理を行った後、ア
ナログ番組配列情報をアナログ放送受信機の制御部27
へと送る。
する。アナログ放送受信機25の制御部27は、所望の
アナログ放送番組に関する番組配列情報のインターネッ
ト経由での取得を、ディジタル放送受信機20を介して
データ取得手段41に指示する。データ取得手段41
は、インターネットを介して放送送信システム1の番組
配列情報サーバ40に対し、当該番組に対応したアナロ
グ番組配列情報の参照要求を行う。番組配列情報サーバ
40はその要求に応じて所望のアナログ番組配列情報を
データ取得手段41へとインターネットを介して送信す
る。そして、データ取得手段41は、アナログ番組配列
情報を取得すると、一旦それをディジタル放送受信機2
0の制御部22に送る。制御部22では、インターネッ
トを介して取得したアナログ番組配列情報に対してAR
IB−STD−B10規格に準じた処理を行った後、ア
ナログ番組配列情報をアナログ放送受信機の制御部27
へと送る。
【0064】制御部27に入力されたアナログ番組配列
情報は、アナログ放送受信機25の動作制御やアナログ
放送記録手段29の記録および再生動作の制御等に用い
られる。それにより、アナログ放送番組の視聴、記録、
再生等の動作のアナログ番組配列情報に基づく制御が可
能になる。
情報は、アナログ放送受信機25の動作制御やアナログ
放送記録手段29の記録および再生動作の制御等に用い
られる。それにより、アナログ放送番組の視聴、記録、
再生等の動作のアナログ番組配列情報に基づく制御が可
能になる。
【0065】なお、その他の放送受信装置2の動作は、
実施の形態1に示したものと同様であるので、ここでの
説明は省略する。
実施の形態1に示したものと同様であるので、ここでの
説明は省略する。
【0066】このように、本実施の形態に係る放送送受
信システムにおいても、アナログ放送番組に関する番組
配列情報(アナログ番組配列情報)を、放送受信装置に
送信することができる。それにより、実施の形態1と同
様に、放送受信装置において従来不可能であった、アナ
ログ放送番組の視聴、記録、再生等の動作のアナログ番
組配列情報に基づく制御が可能になる。よって、アナロ
グ放送においてもディジタル放送のように、放送事業者
やコンテンツの著作権所持者の意図に沿ったさまざまな
サービス形態が可能となり、アナログ放送の価値の向上
に寄与できる。
信システムにおいても、アナログ放送番組に関する番組
配列情報(アナログ番組配列情報)を、放送受信装置に
送信することができる。それにより、実施の形態1と同
様に、放送受信装置において従来不可能であった、アナ
ログ放送番組の視聴、記録、再生等の動作のアナログ番
組配列情報に基づく制御が可能になる。よって、アナロ
グ放送においてもディジタル放送のように、放送事業者
やコンテンツの著作権所持者の意図に沿ったさまざまな
サービス形態が可能となり、アナログ放送の価値の向上
に寄与できる。
【0067】なお、本実施の形態において、放送局側で
のアナログ番組配列情報の情報提供が、現時点で放送さ
れている番組に関わる情報のみで行われる場合、データ
取得手段41がインターネットを介してアナログ番組配
列情報を参照する際に用いられるアドレス(URL等)
は、各放送局(チャネル)固有のものとして固定し、放
送受信装置2が固定的に保持するデータとすることがで
きる。即ち、放送送信システム1(放送局)において番
組情報サーバ40の当該放送局固有のアドレスに保持す
るアナログ番組配列情報の内容を、現時点で放送中のア
ナログ放送番組に関するものにリアルタイムに更新すれ
ばよい。それにより、データ取得手段41はそれぞれの
放送局(チャンネル)に対応した一定のアドレスにアク
セスするだけで、現時点で受信中のアナログ放送番組に
対応したアナログ番組配列情報を半自動的に得ることが
できる。よって、放送受信装置2において所望のアナロ
グ番組配列情報を得るための検索処理を簡易化できる。
のアナログ番組配列情報の情報提供が、現時点で放送さ
れている番組に関わる情報のみで行われる場合、データ
取得手段41がインターネットを介してアナログ番組配
列情報を参照する際に用いられるアドレス(URL等)
は、各放送局(チャネル)固有のものとして固定し、放
送受信装置2が固定的に保持するデータとすることがで
きる。即ち、放送送信システム1(放送局)において番
組情報サーバ40の当該放送局固有のアドレスに保持す
るアナログ番組配列情報の内容を、現時点で放送中のア
ナログ放送番組に関するものにリアルタイムに更新すれ
ばよい。それにより、データ取得手段41はそれぞれの
放送局(チャンネル)に対応した一定のアドレスにアク
セスするだけで、現時点で受信中のアナログ放送番組に
対応したアナログ番組配列情報を半自動的に得ることが
できる。よって、放送受信装置2において所望のアナロ
グ番組配列情報を得るための検索処理を簡易化できる。
【0068】また、放送局側にて、現在放送中の番組の
みならず、複数のアナログ放送番組に対する番組配列情
報を提供するような場合、放送受信装置2側から番組配
列情報サーバへのアクセスにおいては、それら複数の番
組に対応したそれぞれ異なるアドレスが必要となる。こ
のような場合には、情報の取得アドレスとして放送チャ
ンネルと放送時間を組み合わせたものをURLとしたア
ドレス、例えば”1630.NHK.JP”などとした
ものを利用することで実施可能である。さらに時刻情報
に日付情報を加えることで番組情報提供の範囲は、過去
に放送済みの番組や今後放送予定の番組へと拡張するこ
とができる。
みならず、複数のアナログ放送番組に対する番組配列情
報を提供するような場合、放送受信装置2側から番組配
列情報サーバへのアクセスにおいては、それら複数の番
組に対応したそれぞれ異なるアドレスが必要となる。こ
のような場合には、情報の取得アドレスとして放送チャ
ンネルと放送時間を組み合わせたものをURLとしたア
ドレス、例えば”1630.NHK.JP”などとした
ものを利用することで実施可能である。さらに時刻情報
に日付情報を加えることで番組情報提供の範囲は、過去
に放送済みの番組や今後放送予定の番組へと拡張するこ
とができる。
【0069】さらに、本記述においては、番組配列情報
サーバ40は放送送信システム1内の一要素として説明
したが、インターネット経由で情報の配信機能を有する
ものであれば、放送送信システム外の独立した要素であ
ってもよいことは明らかである。この場合、例えば複数
の放送局から委託を受けた、番組配列情報提供事業者
が、複数の放送局による各放送番組に関する情報提供を
行うように構成することも可能である。この場合にも、
番組の放送チャンネルと放送時間などで構成されるUR
Lを用いることで、それぞれの放送局における各番組毎
の情報の識別が可能となる。
サーバ40は放送送信システム1内の一要素として説明
したが、インターネット経由で情報の配信機能を有する
ものであれば、放送送信システム外の独立した要素であ
ってもよいことは明らかである。この場合、例えば複数
の放送局から委託を受けた、番組配列情報提供事業者
が、複数の放送局による各放送番組に関する情報提供を
行うように構成することも可能である。この場合にも、
番組の放送チャンネルと放送時間などで構成されるUR
Lを用いることで、それぞれの放送局における各番組毎
の情報の識別が可能となる。
【0070】ところで、インターネット経由での番組情
報アクセスにおいては、その経路を通常のインターネッ
トでのデータ送受とすることも可能であるが、コピー制
御情報などは著作権者の権利保護の意味もあり、安全な
データ送受を行うことが望まれる場合もある。なぜな
ら、コピー禁止という情報を持つ番組について、データ
送受の間でのデータ伝送失敗や改ざんなどの事態が発生
した場合、権利保持者の意思がその消費に正しく反映さ
れない結果を起こす可能性があるからである。そこで、
データの送受においては、チェックサムやパリティな
ど、送受データの確認を可能とするプロトコルを取るこ
とや、伝送プロトコルとしてセキュアな手法、例えばh
ttpsを用いることが考えられる。それにより、デー
タ伝送においては安全性を確保した形での情報の送受が
可能となる。
報アクセスにおいては、その経路を通常のインターネッ
トでのデータ送受とすることも可能であるが、コピー制
御情報などは著作権者の権利保護の意味もあり、安全な
データ送受を行うことが望まれる場合もある。なぜな
ら、コピー禁止という情報を持つ番組について、データ
送受の間でのデータ伝送失敗や改ざんなどの事態が発生
した場合、権利保持者の意思がその消費に正しく反映さ
れない結果を起こす可能性があるからである。そこで、
データの送受においては、チェックサムやパリティな
ど、送受データの確認を可能とするプロトコルを取るこ
とや、伝送プロトコルとしてセキュアな手法、例えばh
ttpsを用いることが考えられる。それにより、デー
タ伝送においては安全性を確保した形での情報の送受が
可能となる。
【0071】また、以上の説明において、インターネッ
トを介して放送送信システムから提供される情報は、ア
ナログ番組配列情報のみとしたが、それに限定するもの
ではなく、ディジタル番組配列情報やその他各放送局や
各番組に関する情報を含むものであっても良い。
トを介して放送送信システムから提供される情報は、ア
ナログ番組配列情報のみとしたが、それに限定するもの
ではなく、ディジタル番組配列情報やその他各放送局や
各番組に関する情報を含むものであっても良い。
【0072】さらに、本実施の形態においては、アナロ
グ放送送信システム15から番組配列情報サーバ40へ
のアナログ番組配列情報の送信は、一旦ディジタル放送
送信システム10を介して行われるものとして示した。
また、データ取得手段41からアナログ放送受信機25
へのアナログ番組配列情報の送信への送信は、一旦ディ
ジタル放送受信機を介して行われるものとして示した。
しかし、例えば、アナログ放送送信システム15が番組
配列情報サーバに対して直接アナログ番組配列情報を送
信し、アナログ放送受信機25がデータ取得手段41か
ら直接アナログ番組配列情報を得る構成とすれば、アナ
ログ放送送信システム15と、番組配列情報サーバ4
0、データ取得手段41、アナログ放送受信機25のみ
の構成であっても、アナログ番組配列情報を、放送受信
装置に送信することができる。それによっても、実施の
形態1と同様の効果を得ることができ、アナログ放送の
価値の向上に寄与できることは明らかである。
グ放送送信システム15から番組配列情報サーバ40へ
のアナログ番組配列情報の送信は、一旦ディジタル放送
送信システム10を介して行われるものとして示した。
また、データ取得手段41からアナログ放送受信機25
へのアナログ番組配列情報の送信への送信は、一旦ディ
ジタル放送受信機を介して行われるものとして示した。
しかし、例えば、アナログ放送送信システム15が番組
配列情報サーバに対して直接アナログ番組配列情報を送
信し、アナログ放送受信機25がデータ取得手段41か
ら直接アナログ番組配列情報を得る構成とすれば、アナ
ログ放送送信システム15と、番組配列情報サーバ4
0、データ取得手段41、アナログ放送受信機25のみ
の構成であっても、アナログ番組配列情報を、放送受信
装置に送信することができる。それによっても、実施の
形態1と同様の効果を得ることができ、アナログ放送の
価値の向上に寄与できることは明らかである。
【0073】
【発明の効果】請求項1に記載の放送送信システムによ
れば、アナログ放送番組に関する第2の番組配列情報を
ディジタル化して送信するアナログ番組配列情報送信手
段を備えるので、第2の番組配列情報を放送受信装置に
送信することができる。それにより、従来の放送受信装
置において不可能であった、アナログ放送番組の視聴、
記録、再生等の動作のアナログ番組配列情報に基づく制
御が可能になる。よって、アナログ放送においてもディ
ジタル放送のように、放送事業者やコンテンツの著作権
所持者の意図に沿ったさまざまなサービス形態が可能と
なり、アナログ放送の価値の向上に寄与できる。
れば、アナログ放送番組に関する第2の番組配列情報を
ディジタル化して送信するアナログ番組配列情報送信手
段を備えるので、第2の番組配列情報を放送受信装置に
送信することができる。それにより、従来の放送受信装
置において不可能であった、アナログ放送番組の視聴、
記録、再生等の動作のアナログ番組配列情報に基づく制
御が可能になる。よって、アナログ放送においてもディ
ジタル放送のように、放送事業者やコンテンツの著作権
所持者の意図に沿ったさまざまなサービス形態が可能と
なり、アナログ放送の価値の向上に寄与できる。
【0074】請求項2に記載の放送送信システムによれ
ば、請求項1に記載の放送送信システムにおいて、アナ
ログ番組配列情報送信手段は、第2の番組配列情報をデ
ィジタル放送番組と多重化したディジタル放送信号とし
て送信するディジタル放送送信機であるので、従来のデ
ィジタル放送技術を応用して、第2の番組配列情報を放
送受信装置に送信することができる。それにより、従来
の放送受信装置において不可能であった、アナログ放送
番組の視聴、記録、再生等の動作のアナログ番組配列情
報に基づく制御が可能になる。
ば、請求項1に記載の放送送信システムにおいて、アナ
ログ番組配列情報送信手段は、第2の番組配列情報をデ
ィジタル放送番組と多重化したディジタル放送信号とし
て送信するディジタル放送送信機であるので、従来のデ
ィジタル放送技術を応用して、第2の番組配列情報を放
送受信装置に送信することができる。それにより、従来
の放送受信装置において不可能であった、アナログ放送
番組の視聴、記録、再生等の動作のアナログ番組配列情
報に基づく制御が可能になる。
【0075】請求項3に記載の放送送信システムによれ
ば、請求項1に記載の放送送信システムにおいて、アナ
ログ番組配列情報送信手段は、第2の番組配列情報をイ
ンターネットを介して配信する情報サーバであるので、
インターネットを介して、第2の番組配列情報を放送受
信装置に送信することができる。それにより、従来の放
送受信装置において不可能であった、アナログ放送番組
の視聴、記録、再生等の動作のアナログ番組配列情報に
基づく制御が可能になる。
ば、請求項1に記載の放送送信システムにおいて、アナ
ログ番組配列情報送信手段は、第2の番組配列情報をイ
ンターネットを介して配信する情報サーバであるので、
インターネットを介して、第2の番組配列情報を放送受
信装置に送信することができる。それにより、従来の放
送受信装置において不可能であった、アナログ放送番組
の視聴、記録、再生等の動作のアナログ番組配列情報に
基づく制御が可能になる。
【0076】請求項4に記載の放送送信システムによれ
ば、請求項3に記載の放送送信システムにおいて、アナ
ログ番組配列情報送信手段は、情報サーバが所定のアド
レスに保持する第2の番組配列情報を、現時点で放送中
の番組に対応した第2の番組配列情報にリアルタイムで
書き換えるので、インターネットを介して第2の番組配
列情報を参照する際に用いられる所定のアドレス(UR
L等)を、各放送局(チャネル)固有のものとして固定
し、放送受信装置が固定的に保持するデータとすること
ができる。それにより、データ取得手段はそれぞれの放
送局に対応した一定のアドレスにアクセスするだけで、
現時点で受信中のアナログ放送番組に対応したアナログ
番組配列情報を半自動的に得ることができる。よって、
放送受信装置において所望のアナログ番組配列情報を得
るための検索処理を簡易化できる。
ば、請求項3に記載の放送送信システムにおいて、アナ
ログ番組配列情報送信手段は、情報サーバが所定のアド
レスに保持する第2の番組配列情報を、現時点で放送中
の番組に対応した第2の番組配列情報にリアルタイムで
書き換えるので、インターネットを介して第2の番組配
列情報を参照する際に用いられる所定のアドレス(UR
L等)を、各放送局(チャネル)固有のものとして固定
し、放送受信装置が固定的に保持するデータとすること
ができる。それにより、データ取得手段はそれぞれの放
送局に対応した一定のアドレスにアクセスするだけで、
現時点で受信中のアナログ放送番組に対応したアナログ
番組配列情報を半自動的に得ることができる。よって、
放送受信装置において所望のアナログ番組配列情報を得
るための検索処理を簡易化できる。
【0077】請求項5に記載の放送送信システムによれ
ば、請求項3に記載の放送送信システムにおいて、情報
サーバが保持する第2の番組配列情報は、対応する番組
が放送されるチャンネル、時間に対応付けられたアドレ
スに保持されるので、現在放送中の番組のみならず、複
数のアナログ放送番組に対する番組配列情報を同時に提
供することができる。さらに日付情報を加えることで、
番組情報提供の範囲は過去に放送済みの番組や今後放送
予定の番組へと拡張され、より多くのアナログ放送番組
に対する番組配列情報を同時に提供することができる。
ば、請求項3に記載の放送送信システムにおいて、情報
サーバが保持する第2の番組配列情報は、対応する番組
が放送されるチャンネル、時間に対応付けられたアドレ
スに保持されるので、現在放送中の番組のみならず、複
数のアナログ放送番組に対する番組配列情報を同時に提
供することができる。さらに日付情報を加えることで、
番組情報提供の範囲は過去に放送済みの番組や今後放送
予定の番組へと拡張され、より多くのアナログ放送番組
に対する番組配列情報を同時に提供することができる。
【0078】請求項6に記載の放送受信装置によれば、
アナログ放送番組に関する第2の番組配列情報を受信す
るアナログ番組配列情報受信手段を備えるので、第2の
番組配列情報を受信することができる。それにより、従
来の放送受信装置において不可能であった、アナログ放
送番組の視聴、記録、再生等の動作のアナログ番組配列
情報に基づく制御が可能になる。よって、アナログ放送
においてもディジタル放送のように、放送事業者やコン
テンツの著作権所持者の意図に沿ったさまざまなサービ
ス形態が可能となり、アナログ放送の価値の向上に寄与
できる。
アナログ放送番組に関する第2の番組配列情報を受信す
るアナログ番組配列情報受信手段を備えるので、第2の
番組配列情報を受信することができる。それにより、従
来の放送受信装置において不可能であった、アナログ放
送番組の視聴、記録、再生等の動作のアナログ番組配列
情報に基づく制御が可能になる。よって、アナログ放送
においてもディジタル放送のように、放送事業者やコン
テンツの著作権所持者の意図に沿ったさまざまなサービ
ス形態が可能となり、アナログ放送の価値の向上に寄与
できる。
【0079】請求項7に記載の放送受信装置によれば、
請求項6に記載の放送受信装置において、アナログ番組
配列情報受信手段は、ディジタル放送信号を受信し、受
信したディジタル放送信号から第2の番組配列情報を抽
出するディジタル放送受信機であるので、従来のディジ
タル放送技術を応用して、第2の番組配列情報を受信す
ることができる。それにより、従来の放送受信装置にお
いて不可能であった、アナログ放送番組の視聴、記録、
再生等の動作のアナログ番組配列情報に基づく制御が可
能になる。
請求項6に記載の放送受信装置において、アナログ番組
配列情報受信手段は、ディジタル放送信号を受信し、受
信したディジタル放送信号から第2の番組配列情報を抽
出するディジタル放送受信機であるので、従来のディジ
タル放送技術を応用して、第2の番組配列情報を受信す
ることができる。それにより、従来の放送受信装置にお
いて不可能であった、アナログ放送番組の視聴、記録、
再生等の動作のアナログ番組配列情報に基づく制御が可
能になる。
【0080】請求項8に記載の放送受信装置によれば、
請求項6に記載の放送受信装置において、アナログ番組
配列情報受信手段は、インターネットを介して第2の番
組配列情報を取得する情報端末であるので、インターネ
ットを介して、第2の番組配列情報を受信することがで
きる。それにより、従来の放送受信装置において不可能
であった、アナログ放送番組の視聴、記録、再生等の動
作のアナログ番組配列情報に基づく制御が可能になる。
請求項6に記載の放送受信装置において、アナログ番組
配列情報受信手段は、インターネットを介して第2の番
組配列情報を取得する情報端末であるので、インターネ
ットを介して、第2の番組配列情報を受信することがで
きる。それにより、従来の放送受信装置において不可能
であった、アナログ放送番組の視聴、記録、再生等の動
作のアナログ番組配列情報に基づく制御が可能になる。
【0081】請求項9に記載の放送送受信システムによ
れば、請求項1に記載の放送送信システムと、請求項6
に記載の放送受信装置とにより構成されるので、第2の
番組配列情報を、放送送信システムから放送受信装置に
送信することができる。それにより、従来の放送受信装
置において不可能であった、アナログ放送番組の視聴、
記録、再生等の動作のアナログ番組配列情報に基づく制
御が可能になる。よって、アナログ放送においてもディ
ジタル放送のように、放送事業者やコンテンツの著作権
所持者の意図に沿ったさまざまなサービス形態が可能と
なり、アナログ放送の価値の向上に寄与できる。
れば、請求項1に記載の放送送信システムと、請求項6
に記載の放送受信装置とにより構成されるので、第2の
番組配列情報を、放送送信システムから放送受信装置に
送信することができる。それにより、従来の放送受信装
置において不可能であった、アナログ放送番組の視聴、
記録、再生等の動作のアナログ番組配列情報に基づく制
御が可能になる。よって、アナログ放送においてもディ
ジタル放送のように、放送事業者やコンテンツの著作権
所持者の意図に沿ったさまざまなサービス形態が可能と
なり、アナログ放送の価値の向上に寄与できる。
【0082】請求項10に記載の放送送受信システムに
よれば、インターネットを介して、請求項2に記載の放
送送信システムと、請求項7に記載の放送受信装置とに
より構成されるので、従来のディジタル放送技術を応用
して、第2の番組配列情報を、放送送信システムから放
送受信装置に送信することができる。それにより、従来
の放送受信装置において不可能であった、アナログ放送
番組の視聴、記録、再生等の動作のアナログ番組配列情
報に基づく制御が可能になる。
よれば、インターネットを介して、請求項2に記載の放
送送信システムと、請求項7に記載の放送受信装置とに
より構成されるので、従来のディジタル放送技術を応用
して、第2の番組配列情報を、放送送信システムから放
送受信装置に送信することができる。それにより、従来
の放送受信装置において不可能であった、アナログ放送
番組の視聴、記録、再生等の動作のアナログ番組配列情
報に基づく制御が可能になる。
【0083】請求項11に記載の放送送受信システムに
よれば、請求項3から請求項5のいずれかに記載の放送
送信システムと、請求項8に記載の放送受信装置とによ
り構成されるので、インターネットを介して、第2の番
組配列情報を、放送送信システムから放送受信装置に送
信することができる。それにより、従来の放送受信装置
において不可能であった、アナログ放送番組の視聴、記
録、再生等の動作のアナログ番組配列情報に基づく制御
が可能になる。
よれば、請求項3から請求項5のいずれかに記載の放送
送信システムと、請求項8に記載の放送受信装置とによ
り構成されるので、インターネットを介して、第2の番
組配列情報を、放送送信システムから放送受信装置に送
信することができる。それにより、従来の放送受信装置
において不可能であった、アナログ放送番組の視聴、記
録、再生等の動作のアナログ番組配列情報に基づく制御
が可能になる。
【図1】 実施の形態1に係る放送送受信システムの構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1に係る番組配列情報を説明する
ための図である。
ための図である。
【図3】 実施の形態2に係る放送送受信システムの構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図4】 従来のディジタル放送送受信システムにおけ
る番組配列情報を説明するための図である。
る番組配列情報を説明するための図である。
【図5】 従来の放送送受信システムの構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
1 放送送信システム、2 放送受信装置、10 ディ
ジタル放送送信システム、11,16 番組情報作成
部、12,17 番組配列情報作成部、13 ディジタ
ル放送送信部、15 アナログ放送送信システム、18
アナログ放送送信部、20 ディジタル放送受信機、
21 ディジタル放送受信復調部、22,27 制御
部、23 デコード部、24 ディジタル放送記録手
段、25 アナログ放送受信機、26 アナログ放送受
信復調部、28 再生部、29 アナログ放送記録手
段、30 TV表示部、40 番組配列情報サーバ、4
1 データ取得手段。
ジタル放送送信システム、11,16 番組情報作成
部、12,17 番組配列情報作成部、13 ディジタ
ル放送送信部、15 アナログ放送送信システム、18
アナログ放送送信部、20 ディジタル放送受信機、
21 ディジタル放送受信復調部、22,27 制御
部、23 デコード部、24 ディジタル放送記録手
段、25 アナログ放送受信機、26 アナログ放送受
信復調部、28 再生部、29 アナログ放送記録手
段、30 TV表示部、40 番組配列情報サーバ、4
1 データ取得手段。
Claims (11)
- 【請求項1】 ディジタル放送番組および前記ディジタ
ル放送番組に関する第1の番組配列情報を送信する共
に、アナログ放送番組の送信も可能な放送送信システム
であって、 前記アナログ放送番組に関する第2の番組配列情報をデ
ィジタル化して送信するアナログ番組配列情報送信手段
を備える、ことを特徴とする放送送信システム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の放送送信システムであ
って、 前記アナログ番組配列情報送信手段は、前記第2の番組
配列情報を前記ディジタル放送番組と多重化したディジ
タル放送信号として送信するディジタル放送送信機であ
る、ことを特徴とする放送送信システム。 - 【請求項3】 請求項1に記載の放送送信システムであ
って、 前記アナログ番組配列情報送信手段は、前記第2の番組
配列情報をインターネットを介して配信する情報サーバ
である、ことを特徴とする放送送信システム。 - 【請求項4】 請求項3に記載の放送送信システムであ
って、 前記アナログ番組配列情報送信手段は、前記情報サーバ
が所定のアドレスに保持する前記第2の番組配列情報
を、現時点で放送中の番組に対応した前記第2の番組配
列情報にリアルタイムで書き換える、ことを特徴とする
放送送信システム。 - 【請求項5】 請求項3に記載の放送送信システムであ
って、 前記情報サーバが保持する前記第2の番組配列情報は、
対応する番組が放送されるチャンネル、時間に対応付け
られたアドレスに保持される、ことを特徴とする放送送
信システム。 - 【請求項6】 ディジタル放送番組および前記ディジタ
ル放送番組に関する第1の番組配列情報を受信すると共
に、アナログ放送番組の受信も可能な放送受信装置であ
って、 前記アナログ放送番組に関する第2の番組配列情報を受
信するアナログ番組配列情報受信手段を備える、ことを
特徴とする放送受信装置。 - 【請求項7】 請求項6に記載の放送受信装置であっ
て、 前記第2の番組配列情報は、前記ディジタル放送番組と
多重化したディジタル放送信号としてされて放送送信シ
ステムより送信されており、 前記アナログ番組配列情報受信手段は、前記ディジタル
放送信号を受信し、受信した前記ディジタル放送信号か
ら前記第2の番組配列情報を抽出するディジタル放送受
信機である、ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項8】 請求項6に記載の放送受信装置であっ
て、 前記第2の番組配列情報は、インターネットを介して配
信されており、 前記アナログ番組配列情報受信手段は、前記インターネ
ットを介して前記第2の番組配列情報を取得する情報端
末である、ことを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項9】 請求項1に記載の放送送信システムと、
請求項6に記載の放送受信装置とにより構成される放送
送受信システム。 - 【請求項10】 請求項2に記載の放送送信システム
と、請求項7に記載の放送受信装置とにより構成される
放送送受信システム。 - 【請求項11】 請求項3から請求項5のいずれかに記
載の放送送信システムと、請求項8に記載の放送受信装
置とにより構成される放送送受信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002041392A JP2003244666A (ja) | 2002-02-19 | 2002-02-19 | 放送送信システムおよび放送受信装置、放送送受信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002041392A JP2003244666A (ja) | 2002-02-19 | 2002-02-19 | 放送送信システムおよび放送受信装置、放送送受信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003244666A true JP2003244666A (ja) | 2003-08-29 |
Family
ID=27781829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002041392A Pending JP2003244666A (ja) | 2002-02-19 | 2002-02-19 | 放送送信システムおよび放送受信装置、放送送受信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003244666A (ja) |
-
2002
- 2002-02-19 JP JP2002041392A patent/JP2003244666A/ja active Pending
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