JP2003244571A - デジタル放送受信装置 - Google Patents

デジタル放送受信装置

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JP2003244571A JP2002037577A JP2002037577A JP2003244571A JP 2003244571 A JP2003244571 A JP 2003244571A JP 2002037577 A JP2002037577 A JP 2002037577A JP 2002037577 A JP2002037577 A JP 2002037577A JP 2003244571 A JP2003244571 A JP 2003244571A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車などにデジタル放送による動画像サービスを
受信する車載端末を提供する。 【解決手段】車載端末は、緯度経度取得手段による自車
の緯度経度が特定地点の緯度経度に近づくと動画像再生
を通知する動画像表示通知手段と、この動画像が地図上
の特定シンボルに関連することを指し示す動画像フレー
ム指示表示手段と、デジタル放送の瞬断の回数を計測す
る瞬断回数計測手段と、放送の瞬断回数に応じて動画像
フレーム枠の種類を切り替える動画像フレーム枠表示手
段並びにアイコンを表示するアイコン表示手段と、デジ
タル放送の受信が正常に回復した際に動画像再生の再開
を通知する正常再生通知手段と、自車の緯度経度が特定
地点から離れたときに映像再生を停止することを通知す
る映像停止通知手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯端末や車載
端末などの移動体を対象とするデジタル放送サービスを
受信するデジタル放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、動画像の圧縮方式としてMPEG
(Moving Picture Expert Group)標準規格が多く利用さ
れている。MPEG標準規格には、MPEG1,MPE
G2,MPEG4,MPEG7など存在する。放送衛星
(BS:Broadcast Satellite)によるデジタル放送(B
Sデジタル放送)における映像は、ISO/IEC13818
−2で規格化されているMPEG2 Videoという動画像
圧縮方式を採用している。また、MPEG2 Videoを送
出する方式として、ISO/IEC13818−1:2
000で規格化されているMPEG2 Transport Strea
mを用いる。
【0003】MPEG4は移動体に適したISO/IE
C14496で規格化された映像圧縮技術であり、今後
これを用いた様々なサービスが有望視されている。MP
EG4は、現在のところ携帯電話などを用いた通信イン
フラによる配信が主であるものの、今後地上波デジタル
放送・衛星デジタル放送をはじめとしたデジタル放送イ
ンフラへの展開が期待されている。こうした背景からM
PEG4による車上への放送が検討されている。
【0004】また、実用化の方向にある地上波デジタル
放送では、CQ出版社刊「インターフェース」2000
年11月号82ページにあるように、変調方式にOFD
M(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方
式を用い、現行のアナログテレビジョン放送と同様に1
RFチャンネルの帯域幅あたり6MHzで伝送できる。
1998年9月に郵政省が「地上デジタルテレビジョン
放送暫定方式」として定めた方式をISDB−Tと呼
ぶ。このISDB−T方式では、6MHz帯域内のOF
DM信号は、13のセグメントに分割して、各放送局で
自由にセグメントを使用して番組を配信することが可能
である。例えば、13セグメントのうち、10セグメン
トを家庭などの固定受信向けに、2セグメントをカーナ
ビや携帯端末などの移動体向けに、残り1セグメントを
音声ラジオ向けに、といったサービスを可能としてい
る。また、セグメント毎にOFDM変調方式を変えるこ
とが可能である。このことを階層化伝送と呼ぶ。階層化
伝送により、たとえば、家庭向けにデータの伝送帯域を
増やしたり、または移動体での受信向けにエラーに強い
方式にしたりといったように、サービス要件に応じて伝
送パラメータを最大3階層に分類したセグメント毎に変
更が可能である。このため、地上波デジタル放送では、
家庭向けサービスばかりでなく、携帯端末や、カーナビ
といった移動体端末へのサービスが期待されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、移動体に
向けたデジタル放送サービスが実現可能となってきた
が、放送の電波が受信できない際にはデータが取得でき
ないという本質的な課題が存在する。
【0006】ニュースやスポーツ中継のようなライブ映
像がストリーミング型のMPEG4で圧縮されて移動体
向けに放送されている場合、移動体がトンネルを通過す
ることで電波の瞬断などの受信障害により途中のデータ
が抜けてしまうと、最終的に取り出したMPEG4 Vid
eoが、PフレームもしくはBフレームなどの差分画像か
らデコードすることになるため映像として矛盾した表示
をすることになり、移動体端末上で配信映像を正常に再
生できない問題がある。またデコードの際にも、デコー
ダにとって予期せぬビット列を渡してしまうと、場合に
よってはデコーダがフリーズすることも考えられる。M
PEG4は強い誤り訂正符号化方式であるが、このよう
な電波の瞬断によって大きくデータの欠落が発生した際
には、誤り訂正だけで欠落したデータを復活させること
は困難であり、また動画像再生機器の再起動が必要にな
ることも考えられる。
【0007】このように伝送路に瞬断が発生してデコー
ダがフリーズしたり、場合によってはデコードしている
機器自体が正常に動作しなくなるといった事態が生じた
場合、デコーダを手動で終了させるか、デコード機器を
手動でリセットするといった必要がある。しかし、車載
器の場合には運転者には即座に対処できない可能性が大
きい。瞬断が発生しても運転手が自らの操作を必要せず
に、映像再生が復帰できるような動画像配信方式,動画
像配信システム,動画像再生端末が必要である。
【0008】デジタル放送にて瞬断が発生したときに、
カーナビ地図上に表示した映像に文字情報を重畳させる
ことでユーザに瞬断を通知する方式については、社団法
人情報処理学会第62回(平成13年前期)全国大会で
配布された「第62回全国大会(平成13年前期)特別
トラック講演論文集」CD−ROMの特別トラック5
(情報家電とネットワーク)の「デジタル放送とコンテ
ンツ配信」セッション、“デジタル放送による車上情報
配信システム(2)−MPEG4配信システムの検討”
が知られている。ここでは、電波が受信できない場合、
映像が停止し、「電波が受信できません」という文字列
を渋滞映像上に表示している。そして、電波が再び受信
できるようになると再生が可能となる。
【0009】この公知例では、電波が受信できないとき
には、映像中に文字情報を表示して文字情報で運転手に
通知する手段を採用しており、地図上の文字列と混在す
ることが考えられる。さらには、電波が受信できない状
態が頻繁に発生するときについての運転手への対処の方
式が未定義である。これらの問題点のために、マルチメ
ディアコンテンツを見やすく提供することが難しい。そ
こで、電波が受信できないときにより簡便に運転手に通
知する方式とそれに伴う映像表示方式を検討する必要が
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の課題を解決する
ために、まず、動画像符号化方式であるMPEG規格に
て符号化された符号化動画像データ中に含まれる静止画
相当のフレームであるIフレームを検出するIフレーム
検出手段と、データの欠損に対処するためのヘッダを符
号化動画像データに付加する瞬断対応ヘッダ付加処理手
段と、前記Iフレームを含む情報を瞬断対応ヘッダ中に
設定するIフレーム有無情報付加手段、および、瞬断対
応ヘッダが付加された符号化動画像データをデジタル放
送の帯域で送信するための送信手段を備えた送信装置に
より瞬断対応ヘッダを付加した符号化動画像データが放
送される。またこの放送を受信する受信装置は、デジタ
ル放送を受信するデータ受信手段と、Iフレームを含む
か否かの情報を瞬断対応ヘッダから検出するIフレーム
有無情報検出手段と、符号化動画像データにおけるフレ
ームの整合性をチェックする符号化動画像フレーム整合
性チェック手段と、瞬断対応ヘッダが付加された符号化
動画像データから符号化動画像データを抽出する符号化
動画像データ抽出手段と、抽出した符号化動画像データ
をデコードするデコード手段、および、デコード手段に
より生成した動画像フレームを表示する表示手段を備え
る。
【0011】そしてこの受信装置を備えた車載端末は、
地図データを読み取る地図読み取り手段と、地図データ
を読み取って地図を表示する表示手段と、受信装置の緯
度経度情報を取得する緯度経度取得手段と、デコードし
た動画像フレームを表示された地図に重ね合わせて表示
する表示制御手段と、デコードした動画像フレームに対
して枠を付ける動画像フレーム枠処理手段、および、デ
ジタル放送が受信できないとき簡易図形を表示するため
のアイコン処理手段を備えている。
【0012】更に、緯度経度取得手段で取得された自車
の緯度経度が特定地点の緯度経度に近づいたときに、動
画像を表示することを運転手に通知する動画像表示通知
手段と、動画像フレームが地図上の店舗あるいは学校等
特定のシンボルに関連することを指し示す動画像フレー
ム指示表示手段と、デジタル放送の瞬断の回数を計測す
る瞬断回数計測手段と、放送の瞬断回数が所定の回数以
下のときに動画像フレーム枠の種類を切り替えて表示す
る動画像フレーム枠表示手段と、瞬断回数が所定の回数
を超えたときにはアイコン処理手段により地図画面の当
該個所にアイコンを表示するアイコン表示手段と、瞬断
が発生した後にデジタル放送の受信が正常に回復したと
きに動画像再生の再開を運転手に通知する正常再生通知
手段、および、取得した自車の緯度経度が特定地点の緯
度経度から離れたときに映像再生を停止することを運転
手に通知する映像停止通知手段を備える。
【0013】これにより、受信装置を有する車などの移
動体がトンネルを走行した時に、デジタル放送の電波が
受信できないことによる符号化動画像データの欠落が発
生した時に、地図を表示させながら、動画像フレームの
枠の表示を切り替えることで運転手に直感的に瞬断が発
生して映像が停止していることを通知することができる
ばかりでなく、瞬断が特定の回数以上発生したときに
は、動画像フレームを隠してアイコン表示にすることで
地図画面における無駄な表示を避けることが可能であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるデジタル放送
を用いた動画像配信システムの実施の形態を、図面を用
いて説明する。
【0015】図1は、本発明を用いた動画像配信システ
ムの全体システム構成の一例を示している。図1におい
て、1000は放送局を示している。放送局1000に
は、MPEG4コンテンツを配信するMPEG4コンテ
ンツ送出管理装置2000,MPEG4コンテンツをデ
ジタル放送向けにMPEG2 Transport Streamへデー
タフォーマットを変換するためのパケタイザ3000、
およびMPEG2Transport StreamにしたデータをOF
DM変調した後にUHFなどの所望の電波帯域に載せて
送信局6に出力するための送信装置4000が存在す
る。送信局6から送信される電波は、クロスダイポール
アンテナやダイバーシティーアンテナのようなアンテナ
7により受信することが可能である。アンテナ7は、例
えば乗用車のような移動体8000の屋根の上に配置す
る。移動体8000内のシステムは、受信機9000,
デパケタイザ10000、およびカーナビゲーション装
置11000を備えている。受信機9000は、アンテ
ナ7より受信した電波からOFDM復調により、MPE
G2 Transport Stream データを取得することができ
る。取得した前記MPEG2 Transport Stream データ
から、デパケタイザ10000によりMPEG4コンテ
ンツを取得する。取得したMPEG4コンテンツは、カ
ーナビゲーション装置11000上でデコード再生す
る。カーナビゲーション装置11000は、GPS(Glo
bal Positioning System)衛星を複数用いて緯度経度情
報を求めることにより自車位置を取得し、CD−ROM
もしくはDVD−ROMといったメディア中に存在する
地図データを所望の尺度で表示装置に表示した上に、前
記緯度経度を元に自車位置を重ねて表示するものであ
る。自車位置から目的地を設定して経路探索などをする
ことが可能である。
【0016】次に、図2において、放送局1000内に
ある、MPEG4コンテンツ送出管理装置2000のハ
ードウェアについて説明する。MPEG4コンテンツ送
出管理装置2000は、論理演算や算術演算を実現する
CPU2001,CPUへの命令やデータを格納する主
記憶装置2002,CPU2001により得られた演算
結果を永続的に格納する補助記憶装置2004,マウス
やキーボードやCD−ROMといった入出力装置200
5、および前記装置群を接続するバス2003から構成
される。CPU2001は、主記憶装置2002に格納
されている機械語命令を呼び出し、この機械語命令に基
づき論理演算,算術演算をして得られた結果を再び主記
憶装置2002に格納するといったことが可能である。
【0017】図3は、補助記憶装置2004に格納され
ているMPEG4データに関する属性テーブルを示す。
属性テーブルは、コンテンツID2100,データタイ
プID2102,コンテンツファイル名2104,コン
テンツの格納場所2106、および緯度経度2108の
項目を持つ。図3では、例えば、コンテンツID210
0の値が0x0001(2110)であるMPEG4デー
タは、コンテンツファイル名が“京都国道渋滞映像”
で、データタイプID2102が0x01(2112)
であり(データタイプIDについては図4の説明の中で
行う)、このMPEG4データの格納場所は、“C:¥
MPEG¥”の領域であることを示している。またコン
テンツID2100の値が0x0001(2110)で
あるコンテンツの撮影された場所などといった特定地点
との関連を示す情報も示している。例えば、表の211
8においては、京都国道渋滞映像2114の撮影場所の
緯度経度である(東経135度,北緯40度)が格納し
ている。これらの情報を格納した属性テーブルは、ファ
イルとしてMPEG4コンテンツ送出管理装置の補助記
憶装置に格納されており、後で説明するパケタイザ30
00,送信装置4000,送信局6によって送出する。
移動体8000では、前記属性ファイルを取得し、カー
ナビゲーション装置11000の補助記憶装置にて格納
する。移動体8000の緯度経度情報と連携して、映像
表示を制御する。
【0018】次に、図4を用いて、データタイプIDテ
ーブルの説明をする。データタイプID2102は、M
PEG4に圧縮した際のパラメータの組み合わせにID
を割り当てたものである。データタイプIDテーブル
は、データタイプID2102,符号化方法2200,
符号化ビットレート2202,フレームレート2204
から構成される。例えば、データタイプIDが0x01
(2300)のデータは、符号化方式2200の項目が
“MPEG4Video SimpleProfile” 2302であり、
符号化ビットレート2202の項目が32kbps(2
304)であり、フレームレート2204の項目が10
frame/sec(2306)であることを意味する。補助記
憶装置2004には、図3に示す前記属性テーブル,図
4に示すデータタイプIDテーブル、およびMPEG4
に圧縮符号化されたデータおよび送出管理プログラムが
格納されている。
【0019】図5にて、パケタイザ3000の処理を説
明する。パケタイザ3000を実現するためのハードウ
ェアは、CPU,主記憶装置,補助記憶装置,入出力装
置、およびバスといった前記MPEG4コンテンツ送出
管理装置の構成要素により実現可能である。実際、MP
EG4コンテンツ送出管理装置2000にてパケタイザ
3000を実現する構成も可能である。本実施例では、
MPEG4コンテンツ送出管理装置2000とパケタイ
ザ3000は異なるハードウェアにより実現されている
ものとする。この場合、MPEG4コンテンツ送出管理
装置2000とパケタイザ3000は、例えば、ネット
ワークインタフェースカードといった通信用の装置をそ
れぞれ入出力装置として持ち、ケーブルにより、データ
の送受信を行う。
【0020】パケタイザ3000では、図3に示したテ
ーブル形式で補助記憶装置2004に格納されているM
PEG4 Videoビットストリーム3100を瞬断対応ヘ
ッダ付加処理部3450により、図6に示すような瞬断
対応ヘッダ付きMPEG4Videoビットストリーム32
00に変換する。瞬断対応ヘッダ付きMPEG4Video
ビットストリーム3200は、瞬断対応ヘッダ付きMP
EG4 Video ビットストリーム→MPEG2 Transpor
t Stream 処理部3650により、MPEG2 Transpor
t Streamパケット3400に変換される。
【0021】瞬断対応ヘッダ付加処理部3450につい
て詳細を説明する。瞬断対応ヘッダ付加処理部3450
入力されるMPEG4 Videoビットストリーム3100
の詳細を図7に示す。MPEG4 Videoビットストリー
ムは、ISO/IEC14496−2“Information Technol
ogy-Coding of audio-visual objects-Part2:Visual”
にて定義されている。参考文献としては、工業調査会出
版の「MPEG4のすべて」三木弼一著があげられる。
MPEG4 Videoビットストリーム3100は、Visual Obj
ect Sequence Header3102,Visual Object Header
3104,Visual Object Layer Header3108、およ
び、Elementary Stream3110から構成される。Eleme
ntary Stream3110は、さらに複数のVideo ObjectPl
aneから構成される。特に、図7においては、Video Obj
ect Plane1(3112),Video Object Plane2(311
3)から構成されていることを意味している。
【0022】Visual Object Sequence Header3102
は、もっとも上位に位置付けられたビットストリームで
あるVisual Object Sequenceのヘッダであり、存在する
Visual Object 情報をデコーダに対して設定するための
情報を格納する領域である。Visual Object Header31
04は、一つのVisual Object に対する情報をデコーダ
に対して通知するための情報を格納する領域である。Vi
sual ObjectLayer Header3108は、画面サイズ,圧
縮レートといった情報を格納する領域である。Elementa
ry Stream 3110は、MPEG4の圧縮方式によりビ
ット列化された情報を格納する領域である。Video Obje
ct Plane1(3112),VideoObject Plane2(311
3)は、それぞれ映像のコマ一つ分に相当する情報であ
る。各Video Object Planeには、静止画相当のIフレー
ムと、Iフレームとの差分画像から構成されるPフレー
ム,Bフレームが存在する。Pフレームは、前にあるフ
レームから予測したフレームのことを意味する。また、
Bフレームは、前に有るフレームと後ろにあるフレーム
の双方向から予測したフレームのことを意味する。
【0023】次に、MPEG4 Videoビットストリーム
の先頭に配置する瞬断対応ヘッダ3210について説明
する。瞬断対応ヘッダ3210は、コンテンツID320
2,データタイプ3204,Iフレーム有無フラグ、お
よびデータサイズ3208から構成される。瞬断対応ヘ
ッダ付加処理部3450は、MPEG4コンテンツ送出
管理装置2000が有する補助記憶装置2004中に格
納されている属性テーブルからコンテンツIDの値を参
照して、瞬断対応ヘッダ3210中のコンテンツID3
202に対して値を設定する。また瞬断対応ヘッダ32
10中のデータタイプID3204への値は、前記MP
EG4コンテンツ送出管理装置2000が有する補助記
憶装置2004中に格納されている属性テーブルにおけ
るデータタイプID1202の値を参照して設定する。
瞬断対応ヘッダ3210中のIフレーム有無フラグ32
06への値は、MPEG4 Videoビットストリーム3100
を解析する手段により、Video Object Plane1(311
2),Video Object Plane(3113)といったVideo
Object PlaneがIフレームであるか、Bフレームである
のか、またはPフレームであるのかを判定して設定す
る。
【0024】図8において、Video Object Plane311
4の詳細を示す。Video ObjectPlane3114は、video
_start_code3116、およびvideo_coding_type3118を
有する。この他にも複数のデータ領域が存在するが、本
発明における実施例では説明を省略する。
【0025】図9に、video_coding_type 3118の値
に対するフレームの意味を表す対応表を示す。対応表の
項目として、video_coding_type3118とcoding meth
od31190が存在する。この対応表に示すとおり、vi
deo_coding_type 3118の値が“00”31182の
ときは、Iフレーム31192を意味する。同様にvide
o_coding_type 3118の値が“01”のときは、Pフ
レーム31194を、video_coding_type 3118の値
が“10”のときは、Bフレーム31196を、video_
coding_type 3118の値が“11”のときはスプライ
ト31198を意味する。
【0026】瞬断対応ヘッダ付加処理部3450は、Vi
deo Object Plane3114の中にあるvideo_coding_typ
e3118の値を参照することにより、該当Video Objec
tPlane のフレームがIフレームなのか否かを判定す
る。判定した結果がIフレームであるならば、例えば
“1”という値をIフレーム有無フラグ3206に設定
し、判定した結果がIフレームでないならば、“0”と
いう値をIフレーム有無フラグ3206に設定する。さ
らに、瞬断対応ヘッダ付加処理部3450は、データサ
イズ3208を設定する必要がある。データサイズ32
08の値は、一つのVideo Object Plane3114のデー
タサイズを算出して代入する。MPEG4Videoビット
ストリームの符号化ビットレートが64kbpsの場合、一
つのVideoObject Plane3114の最大サイズは、およ
そ5Kbyte 程度である。そこで、一つの瞬断対応ヘッダ
一つにつき、MPEG4 Videoビットストリーム格納領
域をを5Kbyte 分割り当てる。一つのVideo Object Pla
ne3114のデータサイズが4Kbyteの場合、5Kbyte以
内であるので、残り1Kbyteの領域には“0x00”の
値を代入する。
【0027】以上の瞬断対応ヘッダ付加処理部3450
により瞬断対応ヘッダ付きMPEG4 Videoビットスト
リーム3200を生成する。次に瞬断対応ヘッダ付きMP
EG4Videoビットストリーム3200は、瞬断対応ヘッ
ダ付きMPEG4 Video ビットストリーム→MPEG
2Transport Stream処理部3650により、この瞬断対
応ヘッダ付きMPEG4 Videoビットストリーム320
0をISO/IEC13818−1:2000のなかのMPEG
2 Transport Stream のデータフォーマット規格に準拠
する形でMPEG2 Transport Stream パケット340
0にマッピングする。
【0028】図10において、MPEG2 Transport S
tream パケット3400について詳細を説明する。MP
EG2 Transport Stream パケット3400は、一つあ
たりのサイズが188バイトで、大まかにヘッダ領域
(34002〜34016)とペイロード(Payload)
34018から構成されている。
【0029】ヘッダ領域のSync_byte34002は、8
ビットの同期信号で、デコーダがMPEG2 Transport
Streamパケット3400の先頭を検出するために存在
するデータである。値は、“01000111”である。Transp
ort_error_indicator34004は、MPEG2 Transp
ort Stream パケット3400中のビットエラーの有無
を示すフラグである。Payload_unit_start_indicator3
4006は、新たなMPEG2 Transport Stream パケ
ット3400のペイロード(Payload)34018が始
まることを示すフラグである。Transport_priority34
008は、MPEG2 Transport Stream パケット34
00の優先度を示す値である。PID34010は、1
3ビットのストリーム識別情報で該当パケットの個別ス
トリーム種別を示す。この値により、デコーダでは映像
を取得したり、音声を取得したりといった動作を行う。
本実施例では、予めPIDの値を“0000000000000111”
とする。この値は、主記憶装置に予め格納されている瞬
断対応ヘッダ付きMPEG4Videoビットストリーム→
MPEG2 Transport Stream処理部3650内でMPEG
2 Transport Stream パケット3400内のPID34
010に設定する。Transport_scrampling_control34
012は、Payload 34018にスクランブルをかける
か否かを設定する領域である。Adaptation_field_contr
ol34014は、アダプテーションフィールドが存在す
るか否かおよびPayload34018が存在するか否かを
示す領域である。Continuity_counter34016は、同
じPIDをもつパケットが途中で破棄されたか否かを検
出するための情報で、4ビットの巡回カウンタの値を設
定し、受信側でこの情報の連続性をチェックすることに
よって同一PIDパケットの破棄を検出する。Payload
34018は、184バイトの領域であり、瞬断対応ヘ
ッダ付きMPEG4 Videoビットストリーム3200の
5kバイトを184バイトに分割して、各MPEG2Tr
ansport StreamパケットのPayload34018に挿入す
る。
【0030】図11は、送信装置4000を示す図であ
る。送信装置4000は、MUX4100とOFDM変
調機4200から構成される。MUX4100では、M
PEG2 Transport Stream パケット3400をOFD
M変調機4200に伝送する前に、各MPEG2 Trans
port StreamパケットヘッダのTransport_error_indicat
or34004や、Continuity_counter34016の値を
設定する。OFDM変調機4200は、例えば地上波デジタ
ル放送の電波帯域に変調するための装置である。
【0031】OFDM変調機4200は、MPEG2 T
ransport Stream パケット3400を帯域にマップして
伝送する。この帯域モデルは地上波デジタル放送の伝送
方式として、1999年に電通技審にて答申された方式
であり、Band SegmentedTransmission OFDM方式で
ある。これは図12に示すように、UHF帯において、
一放送局あたり5.6MHz(4310)の帯域を13の
セグメントに分割する。1セグメント4306の帯域
は、約428kHz(4308)であり、1セグメント4
306にMPEG2 Transport Stream パケット340
0が割り当てられる形になる。実施例においては、MP
EG4 Videoを埋め込んだMPEG2Transport Stream
パケット3400をMUXにて再多重する。この際、
5.6MHz(4310)の帯域を13のセグメントに
分割したうち、2つのセグメントを使用して伝送する。
【0032】次に、車やバスといった移動体8000の
中の装置およびその機能について説明する。図13に示
されている受信機9000は、OFDM復調機9100
およびDEMUX9200から構成される。OFDM復
調機9100は、アンテナ7に接続しており、図12に
示すような電波帯域から電波を受信して、DEMUX9
200に伝送する。DEMUX9200は、取得した1
3セグメント中から2セグメントを選択して、2セグメ
ント中のMPEG2 Transport Stream を取り出す。
【0033】図14では、デパケタイザ10000の処
理フローについて説明する。DEMUX9200で取り出さ
れたMPEG2 Transport Streamパケット3400
は、MPEG2 Transport Stream→MPEG4 処理部
11400に渡されて、瞬断対応ヘッダ付きMPEG4
Videoビットストリーム3200を出力する。この処理
に先だって、予め定められたPID34010の値をデ
パケタイザの記憶領域に格納しており、MPEG2 Tra
nsport Stream→MPEG4 処理部11400が起動す
る際に、格納されていたPID34010の値を参照し
てMPEG2Transport Stream パケット3400中のP
ayload34018から、瞬断対応ヘッダ付きMPEG4
Videoビットストリーム3200を取得する。
【0034】図15において、カーナビゲーション装置
11000のハードウェア構成について説明する。カー
ナビゲーション装置11000は、CPU11001,
主記憶装置11002,表示制御部11003,液晶モ
ニタなどの表示部11004,ハードディスクなどの補
助記憶装置11005,土地の地形,一般道路・高速道
路の情報、さらには小中学校や交番やコンビニやレスト
ラン等の緯度経度を有する地点情報といった地図の情報
を記録したDVD−ROMのような記憶媒体から地図デ
ータを読み取る地図読み取り装置11007,入出力装
置11006,赤外線読み取り器11008,複数のG
PS衛星により緯度経度情報を算出するためにGPS衛
星の飛行位置情報を取得するGPS11010,赤外線
読取器にカーナビゲーション装置への制御信号を送信す
るリモコン11009、および時計の基準信号である3
2.768kHzの水晶発振子を有するRTC(Real Ti
meClock )のようなタイマー11011から構成され
る。表示制御部11003については、特に地図データ
と動画像フレームの情報を重ね合わせる機能を持つ。カ
ーナビゲーション装置11000ならびに表示部110
04は、移動体8000の有するバッテリといった電源装置
から、電源を取得して起動することになる。
【0035】次に、図16において、カーナビゲーショ
ン装置11000上で動作するプログラムの構成につい
て説明する。MPEG4再生プログラム11100は、
ISO/IEC14496−2にて規定されるMPEG
4 Videoビットストリームから映像情報を出力するプロ
グラムである。カーナビゲーションプログラム1140
0は、地図読み取り装置11007より読み出した地図
データとGPSにより取得した自車の緯度経度を元に、
表示部11004に表示された地図上に自車の位置をマ
ップする。OS11300は、MPEG4再生プログラ
ム11100およびカーナビゲーションプログラム1140
0によるCPU11001等ハードウェア資源の利用時
間を最適配分したり主記憶装置11002の使用を制御
したりする。デバイスドライバ11500は、カーナビ
ゲーション装置11000中に存在するCPU1100
1,主記憶装置11002,表示制御部11003,ハ
ードディスクなどの補助記憶装置11005,地図読み
取り装置11007,入出力装置11006,赤外線読
み取り器11008、およびGPS11010 等の装置を、
MPEG4再生プログラム11100,カーナビゲーシ
ョンプログラム11400、およびOS11300が使
用するためのプログラムである。
【0036】図17を用いてMPEG4再生プログラム
11100について説明する。MPEG4再生プログラ
ム11100は、ビットストリーム入力11110,コ
ンテンツIDチェック11112,データタイプチェッ
ク11114,VOP整合性チェック11116,デコ
ーダ11117,処理ブロック11138、およびレン
ダラ11118から構成される。
【0037】ビットストリーム入力11110は、瞬断
対応ヘッダ付きMPEG4 Videoビットストリーム32
00を読み込む。コンテンツIDチェック11112
は、読み込まれた瞬断対応ヘッダ付きMPEG4 Video
ビットストリーム3200の瞬断対応ヘッダからコンテ
ンツIDの値を参照し、前回コンテンツIDの値を格納
する変数および今回コンテンツIDの値を格納する変数
の二つの変数の値を保持する機能を有する。データタイ
プチェック11114は、瞬断対応ヘッダ付きMPEG
4 Videoビットストリーム3200の瞬断対応ヘッダか
ら、データタイプID3204の値を取得し、符号化ビ
ットレート値,フレームレート値を取得する。VOP整
合性チェック11116は、Video Object Plane(以下
VOPと表記)がデコーダ11117でデコードするデ
ータであるか否かを評価する。デコーダ11117は、
MPEG4 Videoビットストリーム3100のハフマン
符号を解析して、逆離散コサイン変換などの処理をす
る。
【0038】処理ブロック11138における処理は、
以下の4つの処理から構成される。予め存在する文字列
からビットマップを生成してカーナビゲーション装置の
主記憶装置11002に格納する処理を行う文字列表示
処理11120、予めアイコンを生成するために必要な
画素毎の色定義ファイルを保持しておき、デジタル放送
が受信できないことで動画像データが取得できないとき
にはカーナビゲーション装置上に表示する上で適切なサ
イズを算出し、適切なサイズのアイコンのビットマップ
を生成して表示するためのアイコン処理11134,映
像フレームのサイズを算出して映像のサイズに対し2画
素分の外枠を生成する映像枠処理11136、および、ビッ
トストリーム入力部の状態を監視して、ビットストリー
ム中にデータが存在しないときには瞬断とみなして瞬断
回数をインクリメントして変数に格納する瞬断回数格納
処理11139の4つの処理から構成される。瞬断回数
格納処理11139では、一定間隔で瞬断が発生したか
否かを判定するためにタイマー11011を用いる。さ
らに、瞬断回数格納処理11139では、瞬断回数に対
する閾値を格納している。本実施例においては、瞬断回
数は1秒毎に更新し、1秒間に3回を閾値として1秒間
に3回以上瞬断回数がカウントされた場合には処理を切
り替えている。
【0039】レンダラ11118は、デコーダ1111
7により生成された表示可能な映像フレームデータと前
記11138の処理によって生成した文字情報・アイコ
ン情報・映像枠情報をビットマップに変換してデータを
重ね合わせる。レンダラ11118はRGB1113
0、またはYUV11132の映像フォーマットで表示
制御部11003に映像信号を渡す。また、レンダラ1
1118は、フレームバッファを保持していて、表示す
べきフレームバッファと上書き可能なフレームバッファ
といった2種類の状態を管理している。表示制御部11
003は、表示部11004を制御して映像を表示す
る。
【0040】図18では、図17で説明したMPEG4
再生プログラムの個々の処理ブロックにおける処理フロ
ーについて説明する。コンテンツIDチェック1111
2の処理では、瞬断対応ヘッダ付きMPEG4 Videoビ
ットストリーム3200の瞬断対応ヘッダからコンテン
ツIDの値を取得し、今回コンテンツIDに格納する
(S1)。MPEG4再生プログラム11100が起動
した段階では、前回コンテンツIDと今回コンテンツI
Dはいずれも“0”値を設定しておくものとする。次に
保持している前回コンテンツIDの値を呼び出す(S
2)。そして前回コンテンツIDと今回コンテンツID
を比較し(S3)、これらが同じ場合には次にVOP整
合性チェック11116に処理が切り替わる(S5)。
もしも、前回コンテンツIDと今回コンテンツIDが異
なる場合(S4)、前回コンテンツIDの変数に今回コ
ンテンツIDの値を代入し(S6)、データタイプチェ
ック11114に処理が切り替わる。
【0041】データタイプチェック11114では、ま
ず始めに、瞬断対応ヘッダ付きMPEG4 Videoビット
ストリーム3200の瞬断対応ヘッダから、デコーダタ
イプを取得する(S7)。次に符号化ビットレート値を
取得する(S8)。そして、フレームレート値を取得し
(S9)、制御線11122を経由して、デコーダ11
117が保持しているデコード制御のための変数を初期
化する(S10)。この初期化を実行しないと、コンテ
ンツIDが異なる瞬断対応ヘッダ付きMPEG4 Video
ビットストリーム3200を取得した時に、早回しにな
ったり、フリーズしたりといったデコーダ11117に
異常な処理をさせてしまうことになる。最後に、レンダ
ラ11118のフレームバッファ領域を制御線11124 経
由で初期化する(S11)。
【0042】図19では、VOP整合性チェック111
16の処理フローについて説明する。まず、VOPが意
味のあるデータとして存在するかどうか瞬断対応ヘッダ
3210中のデータサイズ3208をチェックする(S1
2)。VOPが瞬断対応ヘッダ3210中のデータサイ
ズ3208の値に合致するとき(S13)、デコーダ1
1117にてデコード処理を行う(S15)。VOPが瞬
断対応ヘッダ3210中のデータサイズ3208の値に
合致しないとき(S14)、次の瞬断対応ヘッダ321
0中のIフレーム有無フラグの値を参照することで、I
フレーム情報検出処理を行い(S17)、Iフレーム情
報が有るか否かの判定をする(S18)。もしも、Iフ
レーム情報があるならば(S19)、デコーダ1111
7による8x8毎の逆量子化、逆離散コサイン変換とい
ったMPEG符号化動画像のデコード処理に切り替わる
(S15)。このデコード処理の後、映像表示処理によ
り、レンダラ11118は、予めカーナビゲーション装
置11000の主記憶装置11002に格納されている
動画像表示位置(x,y)座標値を読み取り、表示制御
装置11003は、地図画面の左上の座標を原点として
地図画面上の(x,y)座標値から動画フレーム左上を
描画するための処理をする。その後、表示部11004
に映像を表示する。もしも、Iフレーム情報が無いなら
ば、文字列表示処理を実行し(S21)、Iフレーム情
報検出処理(S17)に切り替わる。
【0043】処理S21における文字列表示処理の実行
の際には、たとえば予めカーナビゲーション装置で保持
されている文字列データ「電波が受信できません」をビ
ットマップ静止画に変換しておき、この変換したビット
マップ静止画をレンダラ11118に渡す。レンダラ1
1118は、予めカーナビゲーション装置11000の主記
憶装置11002に格納されているこのビットマップ静
止画の表示位置座標(x1,y1)を読み取り、表示し
ようとする動画の動画フレーム表示位置(x,y)の値
とのベクトル演算をCPU11001にて実行し、地図
画面の左上の座標を原点として地図画面上の(x+x
1,y+y1)座標値を求めて文字列データのビットマ
ップ静止画を描画するための処理をする。そして表示制
御部11003を介して表示部11004に「電波が受
信できません」と動画像再生中断情報を表示する。
【0044】また、ビットストリーム入力11110で
バッファに瞬断対応ヘッダ付きMPEG4 Videoビット
ストリームが無い場合には、瞬断回数格納処理11139 が
起動し、所定の間隔における瞬断回数をカウントし、予
め格納している瞬断回数の閾値と比較して、もしも瞬断
回数が閾値を超えたらアイコン処理11134を起動
し、もしも瞬断回数が閾値よりも小さければ、映像枠処
理11136を起動する。文字列処理11120を起動
するか、表示枠処理11136を起動するかの選択につ
いては、瞬断回数格納処理11139で予め呼び出し規
則を設定することで実現する。
【0045】アイコン処理11134を起動した場合に
は、表示部11004の表示画面サイズの情報により、
例えば表示画面サイズの20分の1といったように予め
設定された縮尺でアイコンのサイズを決定し、アイコン
のビットマップを生成する。
【0046】図20は、移動体8000,カーナビゲー
ション装置11000、および放送局1000間のシー
ケンス図を示している。カーナビゲーション装置110
00は、電源を投入することで起動され、主記憶装置1
1002,表示制御部11003といったハードウェアの初
期化を行い、CPU11001は地図読み取り装置11
007から、地図データを読み取り、表示制御部110
03を介して表示部11004に地図画面11700が
表示される(S27)。カーナビゲーション装置110
00は、補助記憶装置11005と地図読み取り装置1
1007に格納されている地点情報を読み取り、地図上
に表示する(S28)。
【0047】放送局1000は、映像放送開始により、
前述したMPEG4コンテンツ送出管理装置2000,
パケタイザ3000,送信装置4000、および送信局
6によってデジタル放送が開始される(S39)。その
後は、放送終了までコンテンツが放映中(S40)とい
うことになる。放映中にはコンテンツのファイルのほか
に、属性テーブルを保持するファイルをMPEG2 Tra
nsport Stream ペイロードに格納して、例えば10秒毎
に周期的に送出する(S41)。
【0048】カーナビゲーション装置11000は、移
動体8000が走行を開始すると(S22)、地図画面
11700上に自車位置11742の表示を開始する
(S29)。また、放送局1000から送出されたコン
テンツの属性テーブルを格納したファイルが受信された
ら、デパケタイザ10000がMPEG2Transport St
reamのペイロードから属性テーブルを再構成し、カーナ
ビゲーション装置11000に渡す。カーナビゲーショ
ン装置11000は、補助記憶装置11005にて、属
性テーブルを格納したファイルを保持する(S42)。
属性テーブルを格納したファイルは、カーナビゲーショ
ンプログラム11400により参照され、GPSから得
た自車の緯度経度と比較される。属性テーブルにおける
緯度経度と自車の緯度経度の距離が例えば1km以内の
場合には、カーナビゲーション装置11000は、MP
EG4再生プログラム11100を起動し、瞬断対応ヘ
ッダ付きMPEG4 Videoビットストリーム3200が
ビットストリーム入力11110でバッファに一定量蓄
積されるのを待つ。
【0049】自車位置11742が、映像に関連する地
点11748に近づくと(S23)、「地点に関連した
映像を再生します」というストリーム再生開始のダイア
ログ11750を地図画面上に表示し(S30)、映像
11710を表示する。この時、映像枠処理部1113
6により正常に受信していることを示す青色で映像表示
枠を生成して表示する(S31)。
【0050】映像枠処理11136を起動した場合に
は、S42で放送波から取得した属性テーブルのファイ
ル中から緯度経度情報を求め、地図画面におけるコンテ
ンツ表示位置座標(x2,y2)を算出する。映像表示
開始位置については、映像の縦と横の表示サイズと、図
23に示すような指示図形11004のサイズ(b,c)
から、(x2+b+映像の横サイズ,y2+c+映像の
縦サイズ),(x2−b−映像の横サイズ,y2−c−
映像の縦サイズ),(x2+b+映像の横サイズ,y2
−c−映像の縦サイズ),(x2−b−映像の横サイ
ズ、y2+c+映像の縦サイズ)、の4通りの開始位置
が考えられる。これら4通りの内、どの映像表示開始位
置を選択するかについては、地図画面の中心点を原点と
して、地図画面に表示されている地点情報が第1象限に
位置するときは(x2+b+映像の横サイズ,y2−c
−映像の縦サイズ)を、第2象限に位置するときは(x
2−b−映像の横サイズ,y2−c−映像の縦サイズ)
を、第3象限に位置するときは(x2−b−映像の横サ
イズ,y2+c+映像の縦サイズ)を、第4象限に位置
するときは(x2+b+映像の横サイズ,y2+c+映
像の縦サイズ)を選択する。前記選択した座標をレンダ
ラ11118に渡して表示を行う。
【0051】移動体8000が瞬断の発生しやすい、ビ
ルの谷間やトンネル,高架下を走行中のときには(S2
4)、映像枠処理11136では、ビットストリーム入
力11110のバッファを監視することでデータの取得
状態を知ることができる。このため、瞬断を発生しやす
い個所を走行している際には映像表示枠の色を赤色とな
るように、映像枠処理部11136にて映像のサイズか
ら2画素分外枠となるようにビットマップを生成してレ
ンダラ11118に渡す(S32)。また、瞬断回数格
納処理11139で瞬断回数をカウントし(S33)、
1秒間に3回以上瞬断した場合には、映像11710お
よび映像表示枠11722を消去する。そして瞬断回数
格納処理11139からアイコン処理11134を起動
して、アイコンのビットマップを生成し、レンダラ11
118に渡すことで、アイコン11746を地図画面1
1700の左下に表示する(S34)。
【0052】移動体8000が、瞬断の発生しやすい場
所から、放送を受信しやすい場所に走行場所を移動した
ときには(S25)、ビットストリーム入力11110
のバッファに瞬断対応ヘッダ付きMPEG4 Videoビッ
トストリームが保持されることになるため、瞬断回数格
納処理11139では、正常に放送波が受信されている
ことを知ることができる。そこで「映像を表示します」
というストリーム再生再開のダイアログ11752を表
示し(S35)、映像表示枠は、映像枠処理11136
の機能により青色で表示する(S36)。
【0053】移動体が映像に関連する地点から離れると
きには(S26)、「映像を終了します」というストリ
ーム再生停止のダイアログ11754を表示し(S3
7)、映像および映像表示枠を地図画面上から消去する
(S38)。
【0054】図21から図30では、表示部11004
における画面の状態遷移を示す。まず、起動したカーナ
ビゲーションプログラム11400は、図21のよう
に、地図読み取り装置11007から地図データを取得
して、表示制御部11003により液晶ディスプレイな
どの表示部11004に地図画面11700を表示す
る。また、レストランやコンビニなどの店舗といった地
点情報11748と、自車位置を示すアイコン1174
2が地図画面11700上に表示されている。地点情報
11748が放送映像と関連があることは、カーナビゲ
ーション装置に格納されている属性テーブルにおける、
コンテンツIDと緯度経度の対応表により知ることがで
きる。
【0055】映像に関連する地点情報に移動体が接近す
ると、その地点に関連した放送映像が再生される。自車
位置と映像に関連する地点との距離が例えば1km以内
になったときには、図22のように「地点に関連した映
像を再生します」といったダイアログ11750が表示
される。この「地点に関連した映像を再生します」ダイ
アログ11750を表示後所定の時間が経過すると、こ
のダイアログが消えて図23に示すように、MPEG4
の映像11710を地点情報11748の左肩の位置に
表示する。映像の表示位置は、放送により取得した画像
の縦および横の画素数と、地図画面に対して地点情報を
表示している(x,y)座標、ならびに映像と地点情報
が関連付けられていることを示す指示図形11744の
サイズにより算出することで決定する。表示部1100
4には、地図画面11700と映像表示画面11710
が重畳表示される。
【0056】瞬断が発生してMPEG4データが取得で
きなくなった場合には、図24のように映像11710
の枠11722の色を青から赤に変化させて強調する事
で、運転手に受信の瞬断発生を通知する。瞬断回数が、
1秒間に3回より少ない回数であるならば、枠の色を変
化させる事で対応する。この図24は、電波の瞬断など
が発生して、MPEG4 VideoビットストリームのVO
Pの整合性が取れないときの処理を実行したときの画面
表示を示している。
【0057】図25は、放送波画が正常に受信できるよ
うになり瞬断回数が1秒間に0回になれば、瞬断が0
回、すなわち、正常に映像が受信できていることを示す
ため映像11710の枠11724を青色で表示するこ
とを示している。表示部111004に表示される地図画面1
1700の上には、MPEG4の映像11710と映像
表示枠112724と映像と地点が関連していることを
示す指示図形11744が表示されている。この映像表
示枠112724が青で表示されることにより、電波の
瞬断から回復して再び正常にMPEG4 Videoビットス
トリームを取得することができ、VOPの整合性が取れ
ている状態であることを示している。この場合映像11
710は、Iフレーム情報検出処理S17により再びI
フレームから映像が表示される。
【0058】瞬断が頻繁に発生し、例えば、瞬断回数
が、1秒間に3回以上の場合には、図26に示すよう
に、これまで表示部111004の地図画面11700
上に表示していた映像ならびに、映像表示枠を消去し、
地図画面11700の左下に、瞬断が頻発し正常に放送
映像を表示できないことをあらわすアイコン11746
を表示する。そして再びデジタル放送が受信できるよう
になり、正常に映像が再生できるようになると、図27
のように表示部111004の地図画面11700上に
「映像を表示します」という映像表示再開のダイアログ
11752を表示する。表示部111004の地図画面
11700上に「映像を表示します」ダイアログ117
52を表示後所定の時間が経過すると、図28の様にア
イコン11746とダイアログ11752を消して、MPE
G4の映像11710を表示する。その際には、映像が
地点11748に関連していることを示すために、指示
図形11744が表示される。
【0059】自車位置が映像に関連した地点から所定距
離以上離れたときには、図29のように表示部1110
04に表示されている地図画面11700上に「映像を
停止します」ダイアログ11754を表示する。そして
一定時間が経過すると図30のように、「映像を停止し
ます」ダイアログ11754がクリアされて、地図画面
11700のみが再生される。
【0060】この様に本発明により、放送インフラとい
った基本的に一方向のデータ伝送システムにおいて、受
信データの一部が抜けた場合でも再送要求がなされない
無線環境にて、移動体がトンネルを走行したときなどに
電波の瞬断が起きても、MPEG4 Videoのデコーダで
フリーズさせないためのプロトコルを実現することがで
きる。即ち、この発明では、取り出したMPEG4 Vid
eoから表示フレームとして人間の目に意味のあるIフレ
ームをMPEG4データからサーチし、Iフレームより
前の差分画像は破棄し、Iフレーム以降からデコード再
生を行うことで視聴者に対して矛盾のある映像を見せず
に表示をすることが可能である。
【0061】また、この発明により、自車位置の移動に
応じて、カーナビゲーション装置を動作・表示させなが
らMPEG4を重ね合わせて表示した場合に、車がトン
ネル中を走行することによる電波の瞬断でデータが取得
できなくても、デコーダを再起動させずに、連続的に映
像を再生できるために運転手に見易い映像情報を提供可
能である。
【0062】さらには、電波の瞬断でデータが抜けるこ
とによる映像の停止の際に、1秒間の瞬断回に応じて映
像枠の色を変化させたり、アイコン化して表示すること
で、瞬断の発生による映像の停止に対して運転手が違和
感を感じることなく、デジタル放送の瞬断状況を知るこ
とができるばかりでなく、停止した映像を隠すことで地
図画面を有効的に表示できるため、映像表示により隠れ
たところを気にしないで済むようになる。
【0063】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、電波の瞬
断が起きても、視聴者に対して矛盾のある映像を見せず
に表示をすることが可能であり、瞬断の発生による映像
の停止に対して運転手が違和感を感じることなく、デジ
タル放送の瞬断状況を知ることができるため、運転手
は、デジタル放送の受信状態を特に意識せずに運転に専
念することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた動画像配信システムのシステム
構成図。
【図2】MPEG4コンテンツ送出管理装置のハードウ
ェア構成図。
【図3】MPEG4コンテンツの属性テーブルを示す
図。
【図4】データタイプIDテーブルを示す図。
【図5】パケタイザの処理フロー図。
【図6】瞬断対応ヘッダ付きMPEG4 Videoビットス
トリームの詳細図。
【図7】MPEG4 Videoビットストリームの詳細図。
【図8】Video Object Planeの詳細図。
【図9】video_coding_typeの値とフレームの意味の対
応表を示す図。
【図10】MPEG2 Transport Streamパケットの詳
細図。
【図11】送出装置のシステム構成図。
【図12】Band Segmented Transmission OFDM方式
を説明する図。
【図13】受信機のシステム構成図。
【図14】デパケタイザの処理フロー図。
【図15】カーナビゲーション装置のハードウェア構成
図。
【図16】カーナビゲーション装置のソフトウェア構成
図。
【図17】MPEG4再生プログラムのブロック図。
【図18】コンテンツIDチェック,データタイプチェ
ックの処理フロー図。
【図19】VOP整合性チェックの処理フロー図。
【図20】移動体,カーナビゲーション装置,放送局間
のシーケンス図。
【図21】地点情報と自車位置が表示された地図画面を
示す図。
【図22】映像再生ダイアログを表示している画面の
図。
【図23】MPEG4映像を重畳表示させた地図画面を
示す図。
【図24】瞬断の発生により映像表示枠の色を変えた表
示を示している画面の図。
【図25】正常に電波が受信可能になった際の映像表示
枠の色を変えた表示画面の図。
【図26】瞬断の発生を通知するアイコンを地図画面上
に表示している画面を示す図。
【図27】映像表示再開ダイアログを表示している画面
を示す図。
【図28】MPEG4映像表示を再開した画面を示す
図。
【図29】映像表示終了ダイアログを表示している画面
を示す図。
【図30】映像表示終了字の地図画面を示す図。
【符号の説明】
1000…放送局、2000…MPEG4コンテンツ送
出管理装置、3000…パケタイザ、4000…送信装
置、3200…瞬断対応ヘッダ付きMPEG4Video ビ
ットストリーム、9000…受信機、10000…デパ
ケタイザ、11000…カーナビゲーション装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 隆張 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 川股 幸博 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 Fターム(参考) 5C025 CA09 CB07 DA01 DA05 DA07 5K061 AA09 BB06 FF02 JJ06 JJ07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地図データを読み取る地図読み取り手段
    と、前記地図データを読み取って地図を表示する表示手
    段と、地点情報を表示する地点情報表示手段、および、
    受信装置の緯度経度情報を取得する緯度経度取得手段を
    備えた、デジタル放送を受信するデジタル放送受信装置
    において、 受信した動画像データからデコードした動画像フレーム
    を前記地図に重ね合わせて表示する表示制御手段と、 前記デコードした動画像フレームに枠を付加する動画像
    フレーム枠処理手段と、 デジタル放送の瞬断を検知する検知手段を備え、 該検知手段により放送の瞬断を検知した場合には簡易図
    形を表示するアイコン処理手段を備えたことを特徴とす
    るデジタル放送受信装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のデジタル放送受信装置に
    おいて、 瞬断の発生によりデジタル放送が受信できないときには
    動画像再生中断情報を表示し、瞬断が発生した後にデジ
    タル放送が正常に受信できたときには動画像再生再開情
    報を表示することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のデジタル放送受信装置に
    おいて、 前記緯度経度取得手段により、取得した自車の緯度経度
    が特定地点の緯度経度に近づいたときに動画像を表示す
    ることを通知し、取得した自車の緯度経度が特定地点の
    緯度経度から離れたときには、映像を停止することを通
    知することを特徴とするデジタル放送受信装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のデジタル放送受信装置に
    おいて、 更に、デジタル放送の瞬断の回数を計測する瞬断回数計
    測手段を備え、 デジタル放送の瞬断が発生したとき、瞬断回数が所定回
    数以内のときには動画像フレーム枠の種類を切り替えて
    表示する動画像フレーム枠表示手段と、 前記瞬断回数計測手段により求められた瞬断回数が前記
    所定回数を超えたときには地図画面にアイコンを表示す
    るアイコン表示手段を備えたことを特徴とするデジタル
    放送受信装置。
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