JP2003244344A - 通信端末、通信方法、通信プログラム、通信端末制御システム、通信端末制御方法、通信端末制御プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

通信端末、通信方法、通信プログラム、通信端末制御システム、通信端末制御方法、通信端末制御プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体

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JP2003244344A
JP2003244344A JP2002193681A JP2002193681A JP2003244344A JP 2003244344 A JP2003244344 A JP 2003244344A JP 2002193681 A JP2002193681 A JP 2002193681A JP 2002193681 A JP2002193681 A JP 2002193681A JP 2003244344 A JP2003244344 A JP 2003244344A
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JP2002193681A
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Tatsuhiko Kanno
辰彦 管野
Daisuke Kuwata
大介 桑田
Takanori Hisanaga
隆則 久永
Maki Kinoshita
眞希 木下
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NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定の情報を使用不可とすることができ、セ
キュリティの確保が容易な通信端末を提供する。 【解決手段】 この通信端末10は、通信するサービス
提供システム30に関する通信先情報を含む強制通信指
示を受信する通信指示受信部101と、強制通信指示が
含む通信先情報によって特定されるサービス提供システ
ム30と通信する通信確立部102と、通信するサービ
ス提供システム30から、アプリケーションソフトウェ
アを使用できない状態とするための使用不可情報を受信
する停止指示受信部103と、停止指示受信部103が
受信する使用不可情報に基づいて、予め格納されている
アプリケーションソフトウェアを使用できない状態とす
る情報制御部104と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末、通信方
法、通信プログラム、通信端末制御システム、通信端末
制御方法、通信端末制御プログラム、及び、コンピュー
タ読取可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネットといった情報通信手段の
発達に伴って、パーソナルコンピュータといった通信端
末を用いて種々の経済活動を行うことが広く行われてい
る。また、移動機といった通信端末を用いて情報通信を
行うことも可能となり、例えば、移動機が利用可能な情
報通信網に接続されているサービス提供システムにアク
セスし、そのサービス提供システムが取り扱う物品の購
入といった商取引を行うものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通信端末、特に、移動
機を用いて商取引を行うようになると、移動機に商取引
のために用いる情報を格納する必要が生じる場合があ
る。この情報の例としては、例えばユーザIDといった
ユーザ識別情報や、特定の商取引のためのアプリケーシ
ョンソフトウェアといったものが挙げられる。このよう
な商取引のために用いる情報が格納された移動機は、い
わばクレジットカードやキャッシュカードのような機能
を果たすこととなる。従って、この移動機を紛失したり
すれば、その紛失した移動機による商取引を停止する必
要が生じる場合がある。また、例えば移動機の持ち主の
信用低下などによって、移動機の紛失によらずにこの移
動機の持ち主による商取引を停止する必要が生じる場合
がある。
【0004】ところで、情報通信網を介して商取引を行
うシステム全体では、管理すべき情報が多岐に渡る。個
人情報漏洩を防止する観点から考えると、これらの管理
すべき情報を第三者が入手する可能性を極力低減させ
て、セキュリティを確保することが望ましい。
【0005】そこで本発明では、通信端末に格納されて
いる特定の情報を使用不可とすることができ、セキュリ
ティの確保が容易な、通信端末、通信方法、通信プログ
ラム、通信端末制御システム、通信端末制御方法、通信
端末制御プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記
録媒体を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の通信端末は、通
信する相手先端末に関する通信先情報を含む強制通信指
示を受信する通信指示受信手段と、当該通信指示受信手
段が受信した強制通信指示が含む通信先情報を用いて相
手先端末と通信する通信確立手段と、当該通信確立手段
が通信する相手先端末から、特定の情報を使用できない
状態とするための使用不可情報を受信する停止指示受信
手段と、当該停止指示受信手段が受信した使用不可情報
に基づいて、予め格納されている特定の情報を使用でき
ない状態とする情報制御手段とを備える。
【0007】本発明の通信方法は、通信指示受信手段
が、通信する相手先端末に関する通信先情報を含む強制
通信指示を受信するステップと、通信確立手段が、前記
通信指示受信手段が受信した強制通信指示が含む通信先
情報を用いて相手先端末と通信するステップと、停止指
示受信手段が、通信確立手段が通信する相手先端末か
ら、特定の情報を使用できない状態とするための使用不
可情報を受信するステップと、情報制御手段が、停止指
示受信手段が受信した使用不可情報に基づいて、予め格
納されている特定の情報を使用できない状態とするステ
ップとを備える。
【0008】本発明の通信プログラムは、コンピュータ
を、通信する相手先端末に関する通信先情報を含む強制
通信指示を受信する通信指示受信手段と、当該通信指示
受信手段が受信した強制通信指示が含む通信先情報を用
いて相手先端末と通信する通信確立手段と、当該通信確
立手段が通信する相手先端末から、特定の情報を使用で
きない状態とするための使用不可情報を受信する停止指
示受信手段と、当該停止指示受信手段が受信した使用不
可情報に基づいて、予め格納されている特定の情報を使
用できない状態とする情報制御手段として機能させる。
【0009】本発明の通信端末及び通信方法によれば、
通信指示受信手段が受信する強制通信指示が含む通信先
情報に基づいて、通信確立手段が通信するので、通信先
情報が予め設定し格納されていない場合であって、相手
先端末からアクセスがない場合であっても相手先端末と
通信できる。通信確立手段が通信する相手先端末から使
用不可情報を受信し、その使用不可情報に基づいて特定
の情報を使用できない状態とするので、相手先端末から
伝達される指示に基づいて特定の情報を使用できない状
態とすることができる。従って、例えば本発明の通信端
末又は本発明の通信方法が適用される機器の電話番号と
いったアクセス情報が相手先端末に格納されていなくて
も、その通信端末又は機器と相手先端末とが通信するこ
とができるのでセキュリティの確保が容易になる。ま
た、コンピュータを用いて本発明の通信プログラムを実
行しても同様の作用を奏する。
【0010】また本発明の通信端末、通信方法、及び、
通信プログラムでは、特定の情報は、特定の機能を果た
すためのアプリケーションソフトウェア及び当該アプリ
ケーションソフトウェアが利用するデータの少なくとも
いずれか一方を含むようにしてもよい。アプリケーショ
ンソフトウェア及びそのアプリケーションソフトウェア
が利用するデータの少なくともいずれか一方を含むよう
にすれば、特定の機能を果たすためのアプリケーション
ソフトウェアの利用を停止することができる。
【0011】本発明のコンピュータ読取可能な記録媒体
は、上記通信プログラムが記録されている。コンピュー
タを用いて、本発明の記録媒体に記録された通信プログ
ラムを実行すると、通信指示受信手段が受信する強制通
信指示が含む通信先情報に基づいて、通信確立手段が通
信するので、通信先情報が予め設定し格納されていない
場合であって、相手先端末からアクセスがない場合であ
っても相手先端末と通信できる。通信確立手段が通信状
する相手先端末から使用不可情報を受信し、その使用不
可情報に基づいて特定の情報を使用できない状態とする
ので、相手先端末から伝達される指示に基づいて特定の
情報を使用できない状態とすることができる。従って、
例えば通信端末と当該通信端末にサービスを提供する端
末(相手先端末)との間で通信をおこなう際に、通信端
末の電話番号等のアクセス情報が相手先端末に格納され
ていなくても、その通信端末と相手先端末との通信する
ことができるのでセキュリティの確保が容易になる。
【0012】本発明の通信端末制御システムは、ユーザ
が使用する通信端末を特定するための端末特定情報と、
当該通信端末が強制的に通信される相手先端末を特定す
るための相手先端末特定情報とを受信する指示要求受信
手段と、当該指示要求受信手段が受信する端末特定情報
に基づいて、ユーザ情報格納部に格納されている通信端
末の通信先情報を特定する通信端末特定手段と、当該通
信端末特定手段が特定した通信先情報に基づいて、相手
先端末と通信する指示と相手先端末特定情報に対応する
相手先端末の通信先情報とを含む強制通信指示を、通信
端末に対して送信する通信指示送信手段とを備える。
【0013】本発明の通信端末制御方法は、指示要求受
信手段が、ユーザが使用する通信端末を特定するための
端末特定情報と、当該通信端末が強制的に通信される相
手先端末を特定するための相手先端末特定情報とを受信
するステップと、通信端末特定手段が、指示要求受信手
段が受信する端末特定情報に基づいて、ユーザ情報格納
部に格納されている通信端末の通信先情報を特定するス
テップと、通信指示送信手段が、通信端末特定手段が特
定した通信先情報に基づいて、相手先端末と通信する指
示と相手先端末特定情報に対応する相手先端末の通信先
情報とを含む強制通信指示を、通信端末に対して送信す
るステップとを備える。
【0014】本発明の通信端末制御プログラムは、コン
ピュータを、ユーザが使用する通信端末を特定するため
の端末特定情報と、当該通信端末が強制的に通信される
相手先端末を特定するための相手先端末特定情報とを受
信する指示要求受信手段と、当該指示要求受信手段が受
信する端末特定情報に基づいて、ユーザ情報格納部に格
納されている通信端末の通信先情報を特定する通信端末
特定手段と、当該通信端末特定手段が特定した通信先情
報に基づいて、相手先端末と通信する指示と相手先端末
特定情報に対応する相手先端末の通信先情報とを含む強
制通信指示を、通信端末に対して送信する通信指示送信
手段として機能させる。
【0015】本発明の通信端末制御システム及び通信端
末制御方法によれば、指示要求受信手段が受信する端末
特定情報に基づいて、通信端末の通信先情報を特定する
ので、通信端末の通信先情報を受信しなくとも通信端末
に情報を送信できる。通信する通信端末に強制通信指示
を送信するので、通信端末と相手先端末との間で通信す
るように指示できる。従って、通信先情報を受信せずに
通信端末と相手先端末との間で通信することができるの
でセキュリティの確保が容易になる。また、コンピュー
タを用いて本発明の通信端末制御プログラムを実行して
も同様の作用を奏する。
【0016】本発明のコンピュータ読取可能な記録媒体
は、上記通信端末制御プログラムが記録されている。コ
ンピュータを用いて、本発明の記録媒体に記録された通
信端末制御プログラムを実行すると、指示要求受信手段
が受信する端末特定情報に基づいて、通信端末の通信先
情報を特定するので、通信端末の通信先情報を受信しな
くとも通信端末に情報を送信できる。通信する通信端末
に強制通信指示を送信するので、通信端末と相手先端末
との間で通信立させるように指示できる。従って、通信
先情報を受信せずに通信端末と相手先端末との間で通信
することができるのでセキュリティの確保が容易にな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の知見は、例示のみのため
に示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮
することによって容易に理解することができる。引き続
いて、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説
明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を
付して、重複する説明を省略する。
【0018】本発明の第1実施形態である移動機(通信
端末)10及び制御システム(通信端末制御システム)
20について図1を用いて説明する。図1は移動機10
と、制御システム20と、サービス提供システム(相手
先端末)30とを説明するための図である。移動機10
と、制御システム20と、サービス提供システム30と
はそれぞれ移動体通信網50に接続されており相互に情
報の送受信が可能なように構成されている。また、制御
システム20とサービス提供システム30とは相互に専
用回線(図示しない)若しくはインターネット(図示し
ない)を介して情報の送受信が可能なように構成されて
いる。移動体通信網50は、音声通話のための音声通信
網と、パケット通信等に利用されるデータ通信網を含む
ものである。
【0019】移動機10は、ユーザが利用するデータ通
信機能を併せ持った携帯電話機であり、TDMA(Ti
me Division Multiple Acce
ss)方式の一つであるPDC(Personal D
igital Cellular)方式を採用している
が、CDMA(Code Division Mult
iple Access)方式、GPRS(Gener
al PacketRadio Service)等の
サービスが提供されるGSM(GrobalSyste
m for Mobile communicatio
ns、又はGroupe Speciale Mobi
le)方式といった他の方式のデジタル携帯電話機であ
ってもよい。更に、IMT−2000といったいわゆる
第三世代の移動体通信方式であってもよい。また、移動
機10は、携帯電話機に限定されず、例えば、データの
送受信機能を有する双方向ページャーであってもよい。
【0020】移動機10は機能的な構成要素として、通
信指示受信部(通信指示受信手段)101と、通信確立
部(通信確立手段)102と、停止指示受信部(停止指
示受信手段)103と、情報制御部(情報制御手段)1
04と、サービス利用部105と、情報格納部106と
を含む。
【0021】通信指示受信部101は、制御システム2
0から、通信状態を確立する相手先端末であるサービス
提供システム30に関する通信先情報と、サービス提供
システム30と通信状態を確立する指示とを含む強制通
信指示を受信する部分である。通信指示受信部101
は、移動機10の電源が投入されている場合には常に作
動可能なように構成されており、移動機10を使用する
ユーザが制御システム20から送信される強制通信指示
の受信を拒否することができないようになっている。
【0022】通信確立部102は、通信指示受信部10
1が受信する強制通信指示が含む通信先情報によって特
定される相手先端末であるサービス提供システム30と
通信状態を確立する部分である。より具体的には、通信
確立部102は、通信先情報によって特定されるサービ
ス提供システム30に移動体通信網50を介して接続
し、サービス提供システム30との間で通信状態を確立
する。通信確立部102がサービス提供システム30と
の間で通信状態を確立すると、停止指示受信部103は
サービス提供システム30から送信されてくる情報を受
け入れ可能な状態に遷移する。通信確立部102は、サ
ービス提供システム30と通信状態を確立する際に、移
動機10(ユーザ)を特定するためのユーザIDといっ
た情報をサービス提供システム30に対して送信する。
【0023】停止指示受信部103は、通信確立部10
2が通信状態を確立したサービス提供システム30か
ら、移動機10が格納している特定の情報を使用できな
い状態とするための使用不可情報を受信する部分であ
る。停止指示受信部103は受信した使用不可情報を、
情報制御部104に出力する。
【0024】情報制御部104は、停止指示受信部10
3が受信し出力した使用不可情報に基づいて、予め情報
格納部106に格納されている特定の情報を使用できな
い状態とする部分である。特定の情報とは、特定の機能
を果たすためのアプリケーションソフトウェア及び当該
アプリケーションソフトウェアが利用するデータのいず
れかを含む情報である。より具体的には、予め格納され
ているアプリケーションソフトウェアに基づいて機能的
に作動している部分に作用してその部分の動作を停止し
たり、アプリケーションそのものを削除したり、アプリ
ケーションが動作する際に必ず使用するデータ(ユーザ
ID等)を削除したり使用できなくしたりといった動作
を行う。従って、情報制御部104は、サービス利用部
105に直接働きかけてその動作を停止したり、情報格
納部106に格納されていてサービス利用部105が使
用するデータを削除したりといった動作を行う。
【0025】ここでいう「アプリケーションソフトウェ
アの停止」の例としては、電子定期券として機能するア
プリケーションソフトウェア(電子定期券ソフト)が格
納された移動機10をユーザが紛失した場合に、一時的
にその電子定期券ソフトを実行できない状態にすること
等がある。また、「アプリケーションソフトウェアが使
用するデータ削除」の例としては、電子バリューの授受
をおこなうアプリケーションソフトウェア(電子バリュ
ーソフト)及び当該電子バリューソフトが使用する電子
バリュー情報(例えば、「500ポイント」など)が格
納された移動機10を有するユーザの信用低下により、
その電子バリュー情報を削除すること等がある。
【0026】サービス利用部105は、情報格納部10
6に格納されている情報を用いて、サービス提供システ
ム30にアクセスし、サービス提供システム30が提供
するサービスを受ける部分である。例えば、情報格納部
106に格納されている移動機10のユーザのユーザI
Dといった識別情報を用いてサービス提供システム30
にアクセスし、サービス提供システム30から情報の提
供を受けるといった態様がある。
【0027】情報格納部106は、サービス利用部10
5が利用する情報を格納する部分である。情報格納部1
06には、サービス利用部105を機能させるアプリケ
ーションプログラムを作動させるために必要となる情報
や、サービス利用部105がサービス提供システム30
からサービスを受ける際に必要となる情報が格納されて
いる。
【0028】サービス提供システム30は、物理的に
は、CPU(中央処理装置)、メモリ、マウスやキーボ
ードといった入力装置、ディスプレイといった表示装
置、ハードディスクといった格納装置、モデムといった
通信装置などを備えたコンピュータシステムとして構成
されている。
【0029】サービス提供システム30は機能的な構成
要素として、移動機情報受信部301と、停止指示送信
部302と、指示要求送信部303と、サービス提供部
304と、ユーザ情報格納部305とを備えて構成され
る。
【0030】移動機情報受信部301は、移動機10の
通信確立部102がサービス提供システム30と通信状
態を確立する際に送信してくる、移動機10を特定する
ための情報を受信する部分である。移動機10を特定す
るための情報には、サービス提供システム30がユーザ
に対して割り当てたユーザIDといったものが用いられ
る。移動機情報受信部301は、受信した移動機10
(ユーザ)を特定するためのユーザIDといった情報を
停止指示送信部302に出力する。
【0031】停止指示送信部302は、移動機情報受信
部301が出力する移動機10(ユーザ)を特定するた
めのユーザIDといった情報に基づいて、移動機10及
び移動機10を使用するユーザに関する情報をユーザ情
報格納部305から抽出する。
【0032】ユーザ情報格納部305には、例えば図2
に示すような情報が格納されている。図2の例によれ
ば、ユーザ情報格納部305には、ユーザID、ユーザ
名、制御用ID、住所、年齢、金融アカウント、サービ
スステータスといった情報が関連付けられて格納されて
いる。なお、図2においては、単一のサービス(例え
ば、代金決済サービス)に対して複数のユーザ情報を格
納する例を示しているが、それとは逆に、単一のユーザ
に対して複数のサービスの情報(金融アカウント、サー
ビスステータスを含む)を格納するようにしてもよい。
【0033】ここで、「ユーザID」とは、サービス提
供システム30が移動機10のユーザに対して割り当て
た、そのユーザを識別するための情報であり、ユーザに
よるサービス提供システム30へのユーザ登録等の際に
決定され、ユーザ情報格納部305に格納されている。
また、「制御用ID」は、「ユーザID」や移動機の電
話番号といった情報とは別個の、各ユーザを特定するた
めの情報であり、本実施形態ではサービス提供システム
30と制御システム20とでユーザを特定するために用
いられる情報である。また、「金融アカウント」とは、
ユーザがサービス提供システム30を利用して代金決済
が発生した場合に、所定の金額を決済するための銀行口
座等を示す情報である。「サービスステータス」とは、
ユーザのサービス利用状況を示す情報である。具体的に
は、「通常」であればユーザは支障なくサービスを受け
ることが可能であるが、「任意停止」であればユーザの
意志によりサービスが停止された状態を示し、「強制停
止」であればサービス提供側の意志によりサービスが停
止された状態を示し、「解除」であればユーザがそのサ
ービスから脱退していることを示す。つまり、「サービ
スステータス」が「通常」以外の場合にはユーザは、サ
ービス提供システム30が提供するサービスを受けるこ
とができない。
【0034】そこで、停止指示送信部302は、ユーザ
情報格納部305から抽出した情報の「サービスステー
タス」が「通常」以外である場合には、移動機10に対
して移動機10に格納されている特定の情報を使用でき
ない状態とするための使用不可情報を送信する。特定の
情報とは、特定の機能を果たすためのアプリケーション
ソフトウェア及び当該アプリケーションソフトウェアが
利用するデータのいずれかを含む情報である。既に説明
したように使用不可情報は、移動機10に予め格納され
ているアプリケーションソフトウェアに基づいて機能的
に作動している部分(サービス利用部105等)に作用
してその部分の動作を停止したり、アプリケーションそ
のものを削除したり、アプリケーションが動作する際に
必ず使用するデータ(ユーザID等)を削除したり使用
できなくしたりといった動作を移動機10に行わせるた
めの情報である。
【0035】図1に戻って、サービス提供部304は、
移動機10からのアクセスに応じてサービス提供システ
ム30が提供するサービスを、移動機10に対して送信
する部分である。具体的には、サービス提供部304は
移動機10から送信される情報を用いてユーザ情報格納
部305に格納されている情報を確認し、サービスを提
供することに支障が無ければ移動機10に情報を送信す
るなどしてサービスを提供する。サービス提供部304
は、ユーザ情報格納部305に格納されているユーザの
情報を確認したとき、例えば「サービスステータス」が
「強制停止」となっているような場合には、対応するユ
ーザの「ユーザID」を指示要求送信部303に出力す
るようにしてもよい。
【0036】指示要求送信部303は、制御システム2
0に対して、移動機10を強制的にサービス提供システ
ム30に接続させるようにする要求情報を送信する部分
である。より具体的には、移動機10のユーザの「ユー
ザID」と、サービス提供システム30を運営するサー
ビス提供業者を特定するための「業者ID」とを制御シ
ステム20に対して送信する。指示要求送信部303が
「ユーザID」を制御システム20に対して送信する
と、制御システム20はその「ユーザID」によって特
定される移動機10をサービス提供システム30に強制
的に接続させる命令であると認識する。
【0037】制御システム20は、物理的には、CPU
(中央処理装置)、メモリ、マウスやキーボードといっ
た入力装置、ディスプレイといった表示装置、ハードデ
ィスクといった格納装置、モデムといった通信装置など
を備えたコンピュータシステムとして構成されている。
【0038】制御システム20は機能的な構成要素とし
て、通信指示送信部(通信指示送信手段)201と、移
動機特定部(通信端末特定手段)202と、指示要求受
信部(指示要求受信手段)203と、ユーザ情報格納部
204と、サービス業者情報格納部205とを備えて構
成される。
【0039】指示要求受信部203は、サービス提供シ
ステム30の指示要求送信部303が送信する「ユーザ
ID」及び「業者ID」を受信する部分である。既に説
明したように、「ユーザID」はユーザ及びユーザの移
動機10を特定するための識別情報である。更に、サー
ビス提供システム30の指示要求送信部303が「ユー
ザID」を送信する際、「ユーザID」には「業者I
D」が付加されているので、移動機10が強制的に通信
状態を確立される相手先端末を特定するための情報とし
てこの「業者ID」を取り扱うことができる。指示要求
受信部203は、受信した情報を移動機特定部202に
出力する。
【0040】移動機特定部202は、指示要求受信部2
03から出力される情報のうち、「ユーザ用ID」に基
づいて、ユーザ情報格納部204に格納されているユー
ザの移動機10の通信先情報としての電話番号を特定す
る部分である。移動機特定部202は、移動機10の電
話番号、「業者ID」を通信指示送信部201に出力す
る。
【0041】ユーザ情報格納部204には、図3に示す
ように、電話番号、ユーザ名、ユーザ名、制御用IDと
いった情報が互いに関連付けられて格納されている。移
動機特定部202は、「ユーザID」を用いてユーザを
特定し、そのユーザが使用する移動機10の電話番号を
特定する。
【0042】図1に戻って、通信指示送信部201は、
移動機特定部202から出力される情報のうち、「業者
ID」に基づいて、サービス業者情報格納部205に格
納されているサービス提供システム30の通信先情報を
特定する部分である。また、通信指示送信部201は、
移動機10の電話番号を用いて、移動機10に対しサー
ビス提供システム30と通信状態を確立する指示と、サ
ービス提供システム30の通信先情報とを含む強制通信
指示を送信する部分でもある。
【0043】サービス業者情報格納部205には、図4
に示すように、サービス提供業者の名称、業者ID、接
続先(通信先情報)といった情報が互いに関連付けられ
ている。通信指示送信部201は、例えばサービス提供
システム30から「業者ID」が送信されてくる場合に
は、その「業者ID」を用いてサービス提供業者の接続
先を特定する。なお、図4においては、接続先として、
サービス提供システム30に対応した電話番号を示す。
【0044】引き続いて、移動機10、制御システム2
0、サービス提供システム30を用いて、移動機10を
制御する方法について図5を用いて説明する。図5は、
移動機10を制御する方法を示したフローチャートであ
る。
【0045】サービス提供システム30の指示要求送信
部303は、制御システム20に対して、移動機10を
強制的にサービス提供システム30に接続させるように
する要求情報を送信する(ステップS01)。より具体
的には、指示要求送信部303は、サービス提供部30
4からの出力に応じて、若しくは任意の入力によって特
定されるユーザの「ユーザID」を「業者ID」と共
に、制御システム20に対して送信する。
【0046】制御システム20の指示要求受信部203
は、サービス提供システム30の指示要求送信部303
が送信する「ユーザID」及び「業者ID」を要求情報
として受信する(ステップS02)。要求情報には、サ
ービス提供システム30を運用しているサービス提供業
者を特定するための「業者ID」が付加されているの
で、移動機10が強制的に通信状態を確立される相手先
端末の通信先情報として取り扱うことができる。指示要
求受信部203は、受信した情報を移動機特定部202
に出力する。
【0047】制御システム20の移動機特定部202
は、指示要求受信部203から出力される「ユーザI
D」に基づいて、ユーザ情報格納部204に格納されて
いる移動機10の通信先情報としての電話番号を読み出
す(ステップS03)。移動機特定部202は、移動機
10の電話番号と「業者ID」とを通信指示送信部20
1に出力する。
【0048】制御システム20の通信指示送信部201
は、移動機特定部202から出力される、サービス提供
システム30を運用しているサービス提供業者を特定す
るための情報である「業者ID」に基づいて、サービス
業者情報格納部205に格納されているサービス提供業
者の接続先を通信先情報として読み出す(ステップS0
4)。
【0049】通信指示送信部201は、移動機10に対
しサービス提供システム30と通信状態を確立する指示
と、サービス提供システム30の通信先情報とを含む強
制通信指示を送信する。サービス提供システム30の通
信先情報は、サービス業者情報格納部205に格納され
ている情報から特定する(ステップS05)。
【0050】移動機10の通信指示受信部101は、制
御システム20から、通信状態を確立する相手先端末で
あるサービス提供システム30に関する通信先情報と、
サービス提供システム30と通信状態を確立する指示と
を含む強制通信指示を受信する(ステップS06)。通
信指示受信部101は受信した強制通信指示を通信確立
部102に出力する。
【0051】なお、通信指示受信部101は、制御シス
テム20から強制通信指示を受信した後、移動機10の
ユーザにサービス提供システム30との通信状態を確立
することについての確認をとってもよい。このときの確
認方法としては、例えば、受信した強制通信指示を移動
機10のモニタ(図示せず)に示す方法などがあり、こ
のような方法を採用した場合には、移動機10のモニタ
に確認画面を提示すると共に、ユーザのボタン入力操作
等による指示に基づいて確認がおこなわれる。このよう
に、ユーザが強制通信指示を確認するステップを含むこ
とにより、例えば、期限切れのアプリケーションソフト
ウェア及びデータをユーザに確認させた後に使用停止又
は削除することができる。すなわち、移動機10のユー
ザに対して、使用停止又は削除の確認や通知を容易にお
こなうことができる。
【0052】移動機10の通信確立部102は、通信指
示受信部101が受信する強制通信指示が含む通信先情
報によって特定される相手先端末であるサービス提供シ
ステム30と通信状態を確立する。更に、通信確立部1
02は、移動機10を特定するための情報をサービス提
供システム30に対して送信する(ステップS07)。
このように、ユーザに確認することなく、移動機10と
サービス提供システム30との通信状態を確立すること
により、ユーザ及び第三者の意思に関係なく移動機10
の不正使用を抑止することができる。すなわち、移動機
10とサービス提供システム30との通信状態の確立に
ついてユーザに確認がおこなわれない場合には、その通
信状態の確立を回避する手段がないため、移動機10に
格納されている特定の情報が使用できない状態となり、
悪意の第三者が移動機10を不正使用できない。
【0053】サービス提供システム30の移動機情報受
信部301は、移動機10の通信確立部102がサービ
ス提供システム30と通信状態を確立する際に送信して
くる移動機10を特定するための情報を受信する(ステ
ップS08)。移動機10を特定するための情報として
は、サービス提供システム30を利用する際に使用する
ユーザIDといったものが用いられる。移動機情報受信
部301は、受信した移動機10を特定するための情報
を停止指示送信部302に出力する。
【0054】サービス提供システム30の停止指示送信
部302は、移動機情報受信部301が出力する移動機
10を特定するための情報に基づいて、移動機10及び
移動機10を使用するユーザに関する情報をユーザ情報
格納部305から抽出する。停止指示送信部302は、
ユーザ情報格納部305から抽出した情報の「サービス
ステータス」が「通常」以外である場合には、移動機1
0に対して移動機10に格納されている特定の情報を使
用できない状態とするための使用不可情報を送信する
(ステップS09)。
【0055】移動機10の停止指示受信部103は、通
信確立部102が通信状態を確立したサービス提供シス
テム30から、移動機10が格納している特定の情報を
使用できない状態とするための使用不可情報を受信する
(ステップS10)。停止指示受信部103は受信した
使用不可情報を、情報制御部104に出力する。
【0056】移動機10の情報制御部104は、停止指
示受信部103が受信し出力した使用不可情報に基づい
て、予め情報格納部106に格納されている特定の情報
を使用できない状態とする(ステップS11)。より具
体的には、情報制御部104は、サービス利用部105
に直接働きかけてその動作を停止したり、情報格納部1
06に格納されていてサービス利用部105が使用する
データを削除したりといった動作をおこなう。
【0057】なお、移動機10の情報制御部104は、
情報格納部106に格納されている特定の情報を使用で
きない状態にした後に、制御システム20の通信指示送
信部201に対して完了信号を送信するようにしてもよ
い。この完了信号とは、通信指示送信部201から送信
された強制通信指示に従って移動機10はサービス提供
システム30から使用不可情報を受信し、移動機10内
の特定の情報が使用できない状態になったことを通信指
示送信部201に通知する信号である。このような完了
信号を通信指示送信部201が受信することにより、移
動機10の特定の情報が使用できない状態になったこと
が制御システム20によって確認される。
【0058】したがって、制御システム20から移動機
10に強制通信指示が送信されたときに、移動機10の
電源がオフである場合、移動機10がいわゆる圏外にあ
る場合及び移動機10がいわゆる弱電界にある場合に
は、制御システム20の通信指示送信部201からの強
制通信指示が移動機10の通信指示受信部101によっ
て受信されないため、移動機10から制御システム20
に対して完了信号が送信されない。このような場合に
は、制御システム20から強制通信指示を再度送信(再
送)する必要がある。
【0059】再送の方法の一つとして、移動機10が自
機の位置情報を移動体通信網50のロケーションレジス
タ52に通知(位置登録)するのを待って、通信指示送
信部201が強制通信指示を再送する方法(以下、「位
置登録再送方法」と称す。)がある。また、位置登録再
送方法とは異なる再送の方法として、完了信号を制御シ
ステム20の通信指示送信部201が受信するまで一定
時間(例えば、15分))おきに強制通信指示を送信す
る方法(以下、「一定時間再送方法」と称す。)があ
る。
【0060】位置登録再送方法は、制御システム20か
ら強制通信指示が送信されたときに、移動機10がいわ
ゆる圏外にある場合に有効である。すなわち、移動機1
0が圏外から圏内に移動すると、そのことが移動体通信
網50のロケーションレジスタ52によって検知され
る。このロケーションレジスタ52の検知に基づいて、
制御システム20の通信指示送信部201から移動機1
0に対して強制通信指示を送信することにより、移動機
10が圏外から圏内に移動した瞬間(厳密にいうと、通
信トラフィックの関係等で遅れが生じる場合もあ
る。)、換言すると、移動機10が通信可能な状態にな
った瞬間に移動機10の特定の情報を使用できない状態
にすることができる。すなわち、不正利用を目論む悪意
の第三者が、通信可能な領域に移動したときに移動機1
0の不正利用ができない状態になる。したがって、例え
ば、移動機10を圏外において紛失した場合において、
第三者による移動機10の不正使用を効率よく抑止する
ことが可能となる。
【0061】一方、一定時間再送方法は、制御システム
20から強制通信指示が送信されたときに、移動機10
がいわゆる弱電界にある場合及び電源オフである場合に
有効である。すなわち、移動機10が圏内に位置する場
合であって、移動機10の存在地点が弱電界でなくなっ
た場合若しくは移動機10が電源オンになった場合な
ど、移動機10の位置登録がおこなわれない場合であっ
ても、一定時間間隔で移動機10に強制通信指示を送信
することで移動機10の特定の情報を使用できない状態
にすることができる。なお、再送の時間間隔を短く(例
えば、1分)することにより、移動機10が通信可能な
状態になったときに遅滞なく移動機10の特定の情報を
使用できない状態にすることが可能となる。したがっ
て、例えば、移動機10を電源オフの状態及び弱電界に
おいて紛失した場合であっても、第三者による移動機1
0の不正利用を効率よく抑止することが可能となる。
【0062】なお、以上で説明した位置登録再送方法及
び一定時間再送方法の両方を利用して強制通信指示の再
送をおこなってもよい。すなわち、一定時間おきに所定
回数(例えば、3回)だけ制御システム20から移動機
10に強制通信指示を繰り返し送信し、なお制御システ
ム20の通信指示送信部201で完了信号が受信されな
い場合には、移動機10の位置登録を待って制御システ
ム20から移動機10に強制通信指示が再送される。こ
の場合、制御システム20が完了信号を受信するまでい
つまでも再送処理を続ける一定時間再送方法と、移動機
10が移動しない限り再送処理がおこなわれない位置登
録再送方法とが互いの弱点を補完し合うため、より確実
に第三者による移動機10の不正利用を抑止することが
可能となる。
【0063】次に、本発明の第2実施形態について、図
6を参照しつつ説明する。図6に示すように、第2実施
形態においては、移動体通信網50とサービス提供シス
テム30との間の通信を、インターネット53を介して
おこなっている点で第1実施形態と異なる。すなわち、
サービス提供システム30は、インターネット53に接
続されており、固有のアドレス(IPアドレス)を有し
ている。
【0064】また、本実施形態においては、サービス提
供システム30のユーザ情報格納部305、制御システ
ム20のユーザ情報格納部204及びサービス業者情報
格納部205に格納される情報が、第1実施形態に示し
た情報と異なる。以下、詳説する。
【0065】サービス提供システム30のユーザ情報格
納部305に格納されている情報を図7に示す。この図
に示すように、ユーザ情報格納部305には、ユーザI
D、ユーザ名、端末ID、住所、年齢、金融アカウン
ト、サービスステータスが互いに関連づけられて格納さ
れている。ここで、端末IDとは、例えば、移動機10
の端末識別情報としての製造番号や、移動機10に装着
されたICチップのシリアル番号等である。したがっ
て、この端末IDによりユーザの移動機10を特定する
ことができる。このような情報は、サービス提供業者が
提供するサービス毎に格納されており、これらのサービ
スにはそれぞれにサービスIDが付されている。なお、
ユーザID、ユーザ名、住所、年齢、金融カウント、サ
ービスステータスについては、第1実施形態と同様であ
る。
【0066】次に、制御システム20のユーザ情報格納
部204に格納されている情報を図8に示す。この図に
示すように、ユーザ情報格納部204には、電話番号、
ユーザ名、ユーザID、端末IDが互いに関連づけられ
て格納されている。このユーザID及び端末IDは、サ
ービス提供システム30から制御システム20が前もっ
て受け付けた情報であり、ユーザの移動機10を特定す
ることができる情報である。
【0067】また、制御システム20のサービス業者情
報格納部205に格納されている情報を図9に示す。こ
の図に示すように、サービス業者情報格納部205に
は、サービス提供業者の名称、業者ID、サービスI
D、接続先(通信先情報)が互いに関連づけて格納され
ている。この接続先として、サービス提供システム30
が提供するサービスに対応したURLアドレスが格納さ
れている。
【0068】このような情報が各格納部204,20
5,305に格納されている場合における通信手順とし
ては、まず、サービス提供システム30から制御システ
ム20に、ユーザの「ユーザID」と、サービス提供シ
ステム30を運営するサービス提供業者を特定するため
の「業者ID」と、該サービス提供業者が提供するサー
ビスを特定するための「サービスID」とが送信され
る。このように、サービス提供システム30から制御シ
ステムに「ユーザID」が送信される際、この「ユーザ
ID」には「業者ID」の他に「サービスID」が付加
されていると、サービス提供業者が複数のサービスを提
供する場合であっても、この「サービスID」によって
サービスを特定することができる。
【0069】制御システム20は、「ユーザID」、
「業者ID」及び「サービスID」を受信すると、これ
らの情報に基づいて、ユーザ情報格納部204からユー
ザの移動機10の電話番号を抽出するとともに、サービ
ス業者情報格納部205から接続先(通信先情報)を抽
出する。そして、制御システム20は、抽出した移動機
10の電話番号を利用して、移動体通信網50による移
動機10との接続を確立する。そして、この接続を確立
した後、移動機10に対しサービス提供システム30に
アクセスする指示と、抽出した通信先情報(URLアド
レス)とを含む強制通信指示を、移動機10に対して送
信する。
【0070】移動機10は、この強制通信指示を受信し
たとき、移動体通信網50との接続が維持された状態で
あり、すなわち、インターネット53とも接続された状
態である。そのため、移動機10は、インターネット5
3に接続されているサービス提供システム30とも接続
が確立されており、互いに通信することができる。
【0071】移動機10は、強制通信指示を受信する
と、強制通信指示に含まれる通信先情報が示すアドレス
へユーザIDを送信(アクセス)する。なお、移動機1
0にユーザIDが格納されていない場合であって、移動
機10を強制的にサービス提供システム30へアクセス
させたい場合には、上述した端末IDをサービス提供シ
ステム30へ送信してもよい。
【0072】ユーザのユーザID(または制御ID)を
受信したサービス提供システム30は、移動機10及び
移動機10を使用するユーザに関する情報をユーザ情報
格納部305から抽出する。そして、停止指示送信部3
02は、ユーザ情報格納部305から抽出した情報の
「サービスステータス」が「通常」以外である場合に
は、移動機10に対して移動機10に格納されている特
定の情報を使用できない状態とするための使用不可情報
を送信する。
【0073】以上、詳細に説明したように、サービス提
供システム30がインターネット上に存在する、例えば
サーバなどである場合であっても、移動機10に格納さ
れている特定の情報を使用できない状態にすることがで
きる。より具体的には、サービス利用部105の動作を
停止したり、情報格納部106に格納されていてサービ
ス利用部105が使用するデータを削除したりといった
動作をおこなうことができる。
【0074】次にコンピュータを、本実施形態の移動機
10として機能させるための通信プログラム62及びそ
れが記録されているコンピュータ読取可能な記録媒体6
について説明する。図10は、通信プログラム62が記
録されている記録媒体6の構成を示した図である。記録
媒体6としては、例えば、磁気ディスク、光ディスク、
CD−ROM、コンピュータに内蔵されたメモリなどが
該当する。
【0075】記録媒体6は、図10に示すように、プロ
グラムを記録するプログラム領域61と、データを記録
するデータ領域63とを備えている。データ領域63に
は、図1を用いて説明した情報格納部106と同様のサ
ービス利用情報データベース631が格納されている。
【0076】プログラム領域61には、通信プログラム
62が記録されている。通信プログラム62は、処理を
統括するメインモジュール621と、通信指示受信モジ
ュール622と、通信確立モジュール623と、停止指
示受信モジュール624と、情報制御モジュール625
と、サービス利用モジュール626とを備える。ここ
で、通信指示受信モジュール622、通信確立モジュー
ル623、停止指示受信モジュール624、情報制御モ
ジュール625、サービス利用モジュール626のそれ
ぞれを動作させることによって実現する機能は、上記移
動機10の通信指示受信部101、通信確立部102、
停止指示受信部103、情報制御部104、サービス利
用部105のそれぞれの機能と同様である。
【0077】次にコンピュータを、本実施形態の制御シ
ステム20として機能させるための通信端末制御プログ
ラム92及びそれが記録されているコンピュータ読取可
能な記録媒体9について説明する。図11は、通信端末
制御プログラム92が記録されている記録媒体9の構成
を示した図である。記録媒体9としては、例えば、磁気
ディスク、光ディスク、CD−ROM、コンピュータに
内蔵されたメモリなどが該当する。
【0078】記録媒体9は、図11に示すように、プロ
グラムを記録するプログラム領域91と、データを記録
するデータ領域93とを備えている。データ領域93に
は、図1を用いて説明したユーザ情報格納部204、サ
ービス業者情報格納部205のそれぞれと同様のユーザ
情報データベース931、サービス業者情報データベー
ス932が格納されている。
【0079】プログラム領域91には、通信端末制御プ
ログラム92が記録されている。通信端末制御プログラ
ム92は、処理を統括するメインモジュール921と、
指示要求受信モジュール922と、移動機特定モジュー
ル923と、通信指示送信モジュール924とを備え
る。ここで、指示要求受信モジュール922、移動機特
定モジュール923、通信指示送信モジュール924の
それぞれを動作させることによって実現する機能は、上
記制御システム20の指示要求受信部203、移動機特
定部202、通信指示送信部201のそれぞれの機能と
同様である。
【0080】本実施形態の作用及び効果について説明す
る。移動機10の通信指示受信部101が受信する強制
通信指示が含む通信先情報に基づいて、通信確立部10
2が通信状態を確立するので、通信先情報が予め設定し
格納されていない場合であって、サービス提供システム
30からアクセスがない場合であってもサービス提供シ
ステム30と通信状態を確立できる。通信確立部102
が通信状態を確立したサービス提供システム30から使
用不可情報を受信し、その使用不可情報に基づいてアプ
リケーションソフトウェア又はそのアプリケーションソ
フトウェアが利用するデータを使用できない状態とする
ので、サービス提供システム30から伝達される指示に
基づいてアプリケーションソフトウェア等を使用できな
い状態とすることができる。従って、移動機10の電話
番号といった情報がサービス提供システム30に格納さ
れていなくても、移動機10とサービス提供システム3
0とが通信状態を確立することができるのでセキュリテ
ィの確保が容易になる。
【0081】制御システム20の指示要求受信部203
が受信するユーザID(または制御用ID)に基づい
て、移動機10の電話番号等を特定するので、移動機1
0の電話番号等を受信しなくとも移動機10に情報を送
信できる。通信する移動機10に強制通信指示を送信す
るので、移動機10とサービス提供システム30との間
で通信するように指示できる。従って、移動機10の電
話番号等を受信せずに移動機10とサービス提供システ
ム30との間で通信することができるのでセキュリティ
の確保が容易になる。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、通信指示受信手段が受
信する強制通信指示が含む通信先情報に基づいて、通信
確立手段が通信するので、通信先情報が予め設定し格納
されていない場合であって、相手先端末からアクセスが
ない場合であっても相手先端末と通信することができ
る。通信確立手段が通信する相手先端末から使用不可情
報を受信し、その使用不可情報に基づいて特定の情報を
使用できない状態とするので、相手先端末から伝達され
る指示に基づいて特定の情報を使用できない状態とする
ことができる。従って、例えば本発明の通信端末又は本
発明の通信方法が適用される機器の電話番号といったア
クセス情報が相手先端末に格納されていなくても、その
通信端末又は機器と相手先端末とが通信することができ
るのでセキュリティの確保が容易になる。従って本発明
の目的とする、通信端末に格納されている特定の情報を
使用不可とすることができ、セキュリティの確保が容易
な、通信端末、通信方法、通信プログラム、通信端末制
御システム、通信端末制御方法、通信端末制御プログラ
ム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体を提供する
ことことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である移動機、制御シス
テム、サービス提供システムを説明するための図であ
る。
【図2】図1のサービス提供システムのユーザ情報格納
部に格納される情報の例を示した図である。
【図3】図1の制御システムのユーザ情報格納部に格納
される情報の例を示した図である。
【図4】図1の制御システムのサービス業者情報格納部
に格納される情報の例を示した図である。
【図5】図1の移動機、制御システム、サービス提供シ
ステムを用いて通信制御を行う方法を示したフローチャ
ートである。
【図6】本発明の第2実施形態である移動機、制御シス
テム、サービス提供システムを説明するための図であ
る。
【図7】図6のサービス提供システムのユーザ情報格納
部に格納される情報の例を示した図である。
【図8】図6の制御システムのユーザ情報格納部に格納
される情報の例を示した図である。
【図9】図6の制御システムのサービス業者情報格納部
に格納される情報の例を示した図である。
【図10】本発明の実施形態である通信プログラムを説
明するための図である。
【図11】本発明の実施形態である通信端末制御プログ
ラムを説明するための図である。
【符号の説明】
10…移動機、20…制御システム、30…サービス提
供システム、50…移動体通信網、101…通信指示受
信部、102…通信確立部、103…停止指示受信部、
104…情報制御部、105…サービス利用部、106
…情報格納部、201…通信指示送信部、202…移動
機特定部、203…指示要求受信部、204…ユーザ情
報格納部、205…サービス業者情報格納部、301…
移動機情報受信部、302…停止指示送信部、303…
指示要求送信部、304…サービス提供部、305…ユ
ーザ情報格納部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久永 隆則 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 (72)発明者 木下 眞希 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5B017 AA03 BA04 CA15 CA16 5K067 AA32 BB04 BB21 DD17 DD27 EE02 GG01 HH23 HH24 5K101 LL12 NN21 PP03 TT06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信する相手先端末に関する通信先情報
    を含む強制通信指示を受信する通信指示受信手段と、 当該通信指示受信手段が受信した強制通信指示が含む通
    信先情報を用いて前記相手先端末と通信する通信確立手
    段と、 当該通信確立手段が通信する前記相手先端末から、特定
    の情報を使用できない状態とするための使用不可情報を
    受信する停止指示受信手段と、 当該停止指示受信手段が受信した使用不可情報に基づい
    て、予め格納されている特定の情報を使用できない状態
    とする情報制御手段とを備える通信端末。
  2. 【請求項2】 前記特定の情報は、特定の機能を果たす
    ためのアプリケーションソフトウェア及び当該アプリケ
    ーションソフトウェアが利用するデータの少なくともい
    ずれか一方を含む請求項1に記載の通信端末。
  3. 【請求項3】 通信指示受信手段が、通信する相手先端
    末に関する通信先情報を含む強制通信指示を受信するス
    テップと、 通信確立手段が、前記通信指示受信手段が受信した強制
    通信指示が含む通信先情報を用いて前記相手先端末と通
    信するステップと、 停止指示受信手段が、前記通信確立手段が通信する前記
    相手先端末から、特定の情報を使用できない状態とする
    ための使用不可情報を受信するステップと、 情報制御手段が、前記停止指示受信手段が受信した使用
    不可情報に基づいて、予め格納されている特定の情報を
    使用できない状態とするステップとを備える通信方法。
  4. 【請求項4】 前記特定の情報は、特定の機能を果たす
    ためのアプリケーションソフトウェア及び当該アプリケ
    ーションソフトウェアが利用するデータの少なくともい
    ずれか一方を含む請求項3に記載の通信方法。
  5. 【請求項5】 コンピュータを、 通信する相手先端末に関する通信先情報を含む強制通信
    指示を受信する通信指示受信手段と、 当該通信指示受信手段が受信した強制通信指示が含む通
    信先情報を用いて前記相手先端末と通信する通信確立手
    段と、 当該通信確立手段が通信する前記相手先端末から、特定
    の情報を使用できない状態とするための使用不可情報を
    受信する停止指示受信手段と、 当該停止指示受信手段が受信した使用不可情報に基づい
    て、予め格納されている特定の情報を使用できない状態
    とする情報制御手段として機能させるための通信プログ
    ラム。
  6. 【請求項6】 前記特定の情報は、特定の機能を果たす
    ためのアプリケーションソフトウェア及び当該アプリケ
    ーションソフトウェアが利用するデータの少なくともい
    ずれか一方を含む請求項5に記載の通信プログラム。
  7. 【請求項7】 ユーザが使用する通信端末を特定するた
    めの端末特定情報と、当該通信端末が強制的に通信する
    相手先端末を特定するための相手先端末特定情報とを受
    信する指示要求受信手段と、 当該指示要求受信手段が受信する端末特定情報に基づい
    て、ユーザ情報格納部に格納されている前記通信端末の
    通信先情報を特定する通信端末特定手段と、 当該通信端末特定手段が特定した通信先情報に基づい
    て、前記相手先端末と通信する指示と前記相手先端末特
    定情報に対応する相手先端末の通信先情報とを含む強制
    通信指示を、前記通信端末に対して送信する通信指示送
    信手段とを備える通信端末制御システム。
  8. 【請求項8】 指示要求受信手段が、ユーザが使用する
    通信端末を特定するための端末特定情報と、当該通信端
    末が強制的に通信する相手先端末を特定するための相手
    先端末特定情報とを受信するステップと、 通信端末特定手段が、前記指示要求受信手段が受信する
    端末特定情報に基づいて、ユーザ情報格納部に格納され
    ている前記通信端末の通信先情報を特定するステップ
    と、 通信指示送信手段が、前記通信端末特定手段が特定した
    通信先情報に基づいて、前記相手先端末と通信する指示
    と前記相手先端末特定情報に対応する相手先端末の通信
    先情報とを含む強制通信指示を、前記通信端末に対して
    送信するステップとを備える通信端末制御方法。
  9. 【請求項9】 コンピュータを、 ユーザが使用する通信端末を特定するための端末特定情
    報と、当該通信端末が強制的に通信状態にされる相手先
    端末を特定するための相手先端末特定情報とを受信する
    指示要求受信手段と、 当該指示要求受信手段が受信する端末特定情報に基づい
    て、ユーザ情報格納部に格納されている前記通信端末の
    通信先情報を特定する通信端末特定手段と、 当該通信端末特定手段が特定した通信先情報に基づい
    て、前記相手先端末と通信する指示と前記相手先端末特
    定情報に対応する相手先端末の通信先情報とを含む強制
    通信指示を、前記通信端末に対して送信する通信指示送
    信手段として機能させるための通信制御プログラム。
  10. 【請求項10】 請求項5又は6に記載の通信プログラ
    ム、又は、請求項9に記載の通信制御プログラムが記録
    されたことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒
    体。
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