JP2003244095A - 通信システム - Google Patents
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Abstract
ディケーション信号以後に入力されるデータ信号の始め
位置を正確に探すことができるADSL通信システムを
提供する。 【解決手段】 アナログディジタル変換器110、FI
FOバッファ120、高速フーリエ変換器130、受信
データ処理器150、および同期化回路140を有し、
受信されるTTRインディケーション信号のフレームの
位相が少なくとも3回同一であった後、異なる位相のフ
レームが入力されると、そのフレームの位相と基準位相
の差を判別し、その差が90°でなければ、位相差に対
応したオーバラップ時間を求め、その時間だけFIFO
バッファ内のデータを消去することにより、1つのフレ
ームの信号はFEXT又はNEXTうちいずれか一つの
シンボルだけを含むようにする。
Description
(Time−Compression Multipl
exing Integrated Services
DigitalNetwork)ラインと共存するデ
ィジタル加入者ラインを用いた通信システムに関するも
のである。
る要求が増加し、パソコムの普及が拡大されることによ
り、高速のデータ通信が可能になりながらも設置費及び
使用料が低廉な通信方法の必要性が生じた。これに対す
る解決方案として既存の家庭及び事務室毎に設けられた
一般銅電話線を用いてディジタルデータ通信を行うxD
SL(Digital Subscriber Lin
e and its variations)通信方法
が提案された。
通信方法の総称であり、既存のT1ラインに代わるHD
SL(High data−rate DSL)、一つ
のツイストペアーコパーライン(twisted−pa
ir copper line)を用いたT1或いはE
1に代わるSDSL(Symmetric DSL)、
公衆電話加入者網(public switched
telephonenetwork)PSTN環境で大
容量のデータを送ることができるADSL(Asymm
etric DSL)等を含む。
称)’は、中央局(centraloffice)CO
から遠隔端末機(remote terminal)R
Tに伝送される下りデータ(downstream)が
遠隔端末機から中央局へ伝送される上りデータ(ups
tream)より帯域幅が大きく、データ量も大きいの
で付いた名称である。ADSLは現行電話線や電話機を
そのまま使用しながら高速データ通信が可能であるだけ
でなく、データ通信と一般電話(POTS)(Plai
n Old Telephone Service)を
同時に使用できることが特徴である。ADSLの伝送速
度は下りデータが8Mbps、上りデータが640kb
psまで可能である。
一のケーブル束(cable−binder)グループ
内で一対の銅線の間に大きいクロストーク(cross
−talk)干渉を起こす。クロストークのレベルはケ
ーブル構造及び材質により多様である。特に、米国で使
用されるプラスチック絶縁されたケーブル(plast
ic−insulated cables)PICより
日本、韓国等で使用される製紙原料である“パルプ”を
絶縁体とする電話ケーブルはより多いクロストーク干渉
を起こす。そうした国で現在の電話ケーブルはクロスト
ーク干渉を起こしやすいため広帯域DSLサービスを提
供することは非常に難しいことである。
題を示している。中央局10は電話ネットワークバック
ボーン(telephone network bac
kbone)をローカルライン20に連結する多数のI
DSN(Integrated Services D
igital Network)ラインカード11を含
む。ローカルライン20は加入者宅内装置と連結され
る。遠隔ISDN端末機アダプタ(remote IS
DN terminal adapters)又はモデ
ム30は中央局10から数キロメートル以内に位置した
遠隔端末機に位置する。
Nモデム12までのローカルラインは一つ又はそれ以上
のケーブル束(cable bundles)12を通
じてラウト(route)される。こうしたケーブル束
12は数十又はそれ以上の独立した電話ライン又は銅線
対を含む。標準音声サービス、ISDNサービス、そし
てDSLサービスは同一のケーブル束を共有する。従っ
て、一つのケーブル束12でラインは他のラインと隣接
した位置に置かれ、相互インダクタンスによりライン2
0上にクロストーク干渉又はノイズを誘発する。干渉は
POTS(Plain−old−telephone
service)のように周波数が低い音声サービスで
無視することができるが、80〜320kHz程度の高
い周波数帯域幅を使用するISDNディジタルサービス
では看過することができない。新しいxDSLサービス
もやはり高い周波数帯域幅を使用する。例えば、ADS
Lの帯域幅は1MHz以上であり、確然なクロストーク
干渉問題を有する。クロストーク干渉を防止するために
米国ではPICケーブルを使用し、エコーキャンセラ全
二重データ伝送(full−duplex data
transmission with echo ca
ncellation)を採用する。
(crosstalk)を除去するためにエコーキャン
セラ全二重方式の代わりにTCM(time−comp
ression multiplexing)−ISD
Nを採用した。TCM−ISDNは400HzのTTR
(TCM Timing Reference)信号を
基準に動作する。即ち、TTR信号がアクティブハイ
(active high)であれば、中央局のISD
Nラインカードがデータを伝送し、反対の場合には遠隔
端末機のISDNモデムから伝送されたデータを受信す
る。このようなTCM−ISDNでは、中央局のISD
Nラインカードが伝送モードである時データを受信しな
いので、NEXT(near end crossta
lk)干渉を除去することができる。しかし、FEXT
(far end crosstalk)干渉がやはり
存在するが、これはNEXTに比べて非常に微弱であ
る。
グ図である。ウィンドウ22の間に中央局から加入者宅
内の遠隔ISDNモデムにデータが出力される。このデ
ータは一定時間遅延された後ウィンドウ24の間に遠隔
モデムに到着する。加入者宅内にあるISDN装置内の
バーストクロック検出器(burst clockde
tector)(図示せず)は受信ダウンストリームバ
ーストのタイミングを判別し、それの伝送アップストリ
ームバーストのタイミングを発生する。ウィンドウ26
の間にアップストリームデータは遠隔モデムから中央局
へ伝送され、これは一定時間遅延された後ウィンドウ2
8の間に中央局に到着する。特定時間でただTCM−I
SDNラインの一側のみがデータを伝送し、反対に他側
は受信する。伝送される信号は除去されるエコーを有し
ないのでエコーキャンセラが不要である。
電話と共に超高速通信を可能とするので、既存のISD
N、TCM−ISDN等の他の環境下でもデータ通信を
行うための方法が論議されてADSL Annex
B、ADSL Annex C等の方法が提示された。
ADSL Annex BはISDN環境下でADSL
を使用するために上りデータの周波数帯域がISDNの
周波数帯域を含まないように変更した方法であり、AD
SL Annex Cは日本で使用される半二重(ha
lf−duplex)伝送方式のTCM−ISDN環境
下でADSLを使用するための方法である。
ら、受信機は常にデータを受信する。もしADSLモデ
ム線路とTCM−ISDN線路が同一のケーブル束に設
けられると、伝送中であるTCM−ISDNモデム側の
ADSLモデムは非常に強いNEXTによりADSL信
号の受信に甚だしい影響を受けることになる。
じて同時にデータが伝送される時の干渉を示す図であ
る。図2に示された伝送ウィンドウ22の間、データの
バーストは中央局から遠隔サイトへ伝送される。中央局
のISDNカードが全てデータを伝送するので中央局内
のADSLモデムのNEXTは伝送ウィンドウ22の
間、特に強い。受信ウィンドウ28の間、中央局のIS
DNカードはデータを伝送せず、FEXTは電話ライン
の長さにより減衰される(attenuate)のでF
EXTはNEXTに比べて弱い。一方、加入者宅内のA
DSLモデムでは、中央局にデータを伝送する時のNE
XTが、中央局のISDNカードからデータを受信する
時のFEXTに比べて大きい。
ル束に設けられるADSLモデムはFEXTとNEXT
とを考慮してADSL信号が送受信されるように設計さ
れなければならない。NEXT干渉を最小化するための
方法には、FEXT/NEXT区間により相異なるビッ
トマップを使用する二重ビットマップ(dual bi
t−map)DBM方式、クロストーク干渉量が少ない
FEXT区間にのみデータを伝送する単一ビットマップ
(FEXT bit−map)BBM方式がある。TC
M−ISDN環境でADSLサービスを提供する時、全
ての帯域に渡ってNEXTの干渉量がFEXTの干渉量
より大きいため、ADSLとTCM−ISDNサービス
との間に正確なネットワークタイム同期を遂行し、DB
M方式でデータを伝送する時伝送量を最大に高めること
ができる。
R信号がハイレベルである間中央局から遠隔端末機へデ
ータを伝送し、TTR信号がローレベルである間遠隔端
末機から中央局へデータを伝送する。しかし、ADSL
モデムはTCM−ISDNモデムのTTR信号を直接使
用できないので、初期化過程中にTTR信号を特定周波
数に載せて下りデータとして伝送する。即ち、ADSL
Annex Cによる中央局は276kHzのパイロ
ットトーン(pilot tone)と207kHzの
TTRインディケーショントーンとを同時に伝送する。
遠隔端末機はパイロットトーンを用いてクロック同期化
を遂行する。中央局はTTR信号と同期したハイパフレ
ーム(hyperframe)によりFEXT区間中+
45°の位相情報を、そしてNEXT区間中−45°の
位相情報をTTRインディケーショントーンに含める。
従って、遠隔端末機は受信した207kHzのTTRイ
ンディケーション信号を分析してFEXT及びNEXT
区間に対する位相情報を把握して受信したフレームに対
するハイパーフレームを構成する。
イパフレームシンボルを示す図であり、345シンボル
で1ハイパフレームを構成する。各シンボルは一つのフ
レームのシンボルを示す。ここで1ハイパフレームの周
期は85msであり、この値はTTR信号の周期(2.
5ms)の倍数(即ち、34倍)になる。又、図4では
サイクリックプリフィックス(cyclic−pref
ix)を含むハイパフレームの例を示しているが、サイ
クリックプリフィックスを含まないハイパーフレームに
おいても同様である。但し、この際には1ハイパフレー
ム(345シンボル)の周期が80msである。
DSL信号の1ハイパフレームを整理して示す表であ
る。図5で黒い部分はFEXT区間を示すシンボルであ
り、その外の部分はNEXT区間を示すシンボルであ
る。図5でシンボルをFEXT又はNEXTに決定する
ための基準は縦に引かれた点線により決定される。
されたTTRインディケーション信号に含まれたシンボ
ルを遠隔端末機が認識することを例示的に示すタイミン
グ図である。ADSLAnnex CによるADSL中
央局は通信初期化過程のときにTCM−ISDNのTT
R信号に同期してハイパフレームを生成し、ハイパフレ
ームのシンボルを周波数が207kHzである信号に載
せてTTRインディケーション信号TTR Iとして伝
送する。TTR信号がハイレベルである時(即ち、FE
XT区間中)TTRインディケーション信号TTR I
の位相は元来の信号の位相より45°先に進み、TTR
信号がローレベルである間(即ち、NEXT区間中)、
TTRインディケーション信号TTR Iの位相は元来
の信号の位相より45°遅い。
号TTR Iを解析してハイパーフレームのシンボルを
判別する。もし遠隔端末機が中央局から送信された信号
のA地点から受信すると、遠隔端末機はフレーム200
0〜2004の位相を検出してフレーム2000〜20
04各々のシンボルをFEXT又はNEXTに正確に判
別することができる。その結果、TTRインディケーシ
ョン信号以後に入力されるデータをFEXT区間のデー
タ又はNEXT区間のデータに正確に復元することがで
きる。
ADSLモデム)が中央局から送信されたTTRインデ
ィケーション信号TTR IのB地点から受信する場
合、フレーム1003の位相は他のフレーム1000〜
1002,1004の位相と異なる。従って、フレーム
1003のシンボルはFEXT及びNEXTのうちいず
れか判別することができない。従って、TTRインディ
ケーション信号TTR I以後に入力されるデータがFE
XT区間のデータであるか、又はNEXT区間のデータ
であるかを正確に分からないためデータ復元が正常に遂
行されなくなる。
方式に通信する通信システムの通信ラインと隣接して位
置した通信ラインを通じて通信する時、通信初期化過程
以後に入力されるデータ信号の始め位置を正確に探すこ
とができる全二重方式の通信システムを提供することを
目的とする。
ムの通信ラインと同一のケーブル束に束ねられたディジ
タル加入者ライン(DSL)を通じて信号を送受信する
時、TTRインディケーション信号以後に入力されるデ
ータ信号の始め位置を正確に探すことができるADSL
通信システムを提供することを他の目的とする。
は、基準信号に同期して半二重方式で通信するシステム
の第1通信ラインと近接して位置した第2通信ラインを
通じて全二重方式で通信するシステムにおいて、第2通
信ラインを通じて受信されたアナログ信号をディジタル
信号に変換するアナログディジタル変換器と、このアナ
ログディジタル変換器から出力されたディジタル信号を
順次貯蔵し、貯蔵された順序通り順次出力する先入れ先
出しバッファと、この先入れ先出しバッファから出力さ
れた時間領域内のディジタル信号を周波数領域内の信号
に変換し、変換された信号の位相を出力する高速フーリ
エ変換器と、この高速フーリエ変換器から出力された周
波数領域内の信号を受け入れて元来の信号に復元する受
信データ処理器と、前記高速フーリエ変換器からの一連
の位相情報を受け入れ、受信データ処理器が高速フーリ
エ変換器からの出力信号のうちデータ信号に同期するよ
うに制御する同期化回路とを含むことを特徴とする通信
システムとする。
ISDN(Time Compression Mul
tiplexing−Integrated Serv
ices Digital Network)システム
のデータ伝送ラインと近接して位置したディジタル加入
者ライン(DSL)を通じて中央局とデータを送受信す
るADSL通信システムにおいて、ディジタル加入者ラ
インを通じて受信されたアナログ信号をディジタル信号
に変換するアナログディジタル変換器と、このアナログ
ディジタル変換器から出力されたディジタル信号を順次
貯蔵し、貯蔵された順序通り順次出力する先入れ先出し
バッファと、この先入れ先出しバッファから出力された
時間領域内のディジタル信号を周波数領域内の信号に変
換し、変換された信号の位相を出力する高速フーリエ変
換器と、この高速フーリエ変換器から出力された周波数
領域内の信号を受け入れて元来の信号に復元する受信デ
ータ処理器と、前記高速フーリエ変換器からの一連の位
相情報を受け入れ、受信データ処理器が高速フーリエ変
換器からの出力信号のうちデータ信号を始め位置から受
け入れるように制御する同期化回路とを含むことを特徴
とするADSL通信システムとする。
はディジタル加入者ラインを通じて受信されるアナログ
信号は所定時間中TTRインディケーション信号であ
り、その後データ信号である。
ィケーション信号はTCM−ISDNシステムの基準信
号であるTTR信号によるFEXT(far end
crosstalk)及びNEXT(near end
crosstalk)干渉区間を各々示すシンボルを
含む。
から位相を受け入れ、現在入力された位相がシンボルの
うちいずれかに対応するかを検出し、現在入力された位
相がシンボルのうちいずれにも対応しない時以前に入力
された位相と現在入力された位相の位相差を出力するシ
ンボル検出器と、先入れ先出しバッファに貯蔵されたデ
ィジタル信号のうち位相差に対応する時間程のディジタ
ル信号が除去されるように先入れ先出しバッファを制御
する位相調節器と、前記シンボル検出器により検出され
たシンボルを貯蔵するメモリと、このメモリに貯蔵され
たシンボルとハイパフレームを構成するフレームのシン
ボルをコリレーションして受信データ処理器がTTRイ
ンディケーション信号以後に入力されるデータ信号を受
け入れるように制御するコリレータとを含む。
て、受信されたTTRインディケーション信号を解析し
てTTRインディケーション信号以後に入力されるデー
タ信号の始め位置を正確に探すことができる加入者宅内
のADSL遠隔端末機(即ち、ADSLモデム)に関し
て添付された図面を参照して詳細に説明する。
ロック図である。図7を参照すると、ADSLモデム1
00はディジタル加入者ラインDSLを通じて受信され
るアナログ信号をディジタル信号に変換するアナログデ
ィジタル変換器(以下ADCと記す)110、このAD
C110から出力されるディジタル信号を貯蔵し、貯蔵
された順序通り出力するFIFO(First In
First Out=先入れ先出し)バッファ120、
このFIFOバッファ120から出力される時間領域内
の一つのフレームの信号を周波数領域内の信号に高速フ
ーリエ変換し、変換された周波数領域内信号の位相を出
力する高速フーリエ変換器(FastFourier
Transformer、以下FFTと記す)130、
このFFT130から出力される一連の位相情報を受け
入れてFIFOバッファ120と受信データ処理器15
0を制御する同期化回路140、そしてFFT130か
ら出力される信号を元来の信号に復元する受信データ処
理器150を含む。受信データ処理器150はよく知ら
れたように周波数領域イコライザ(frequency
equalizer)、配列符号器(constel
lation encoder)、ゲインスケイラ、ト
ーンオーダリング(tone ordering)、レ
ートコンバータ(rate−convertor)、デ
ィインタリーバ(deinterleaver)、ディ
スクラムバ(descramber)、前方エラー訂正
器(forward error correcto
r)、巡回余裕検査器(cyclic redunda
ncy checker)、マルチプレックス/シンク
コントローラ(MUX/SYNC controlle
r)等から構成される。しかし、本発明は受信データ処
理器150より同期化回路140に関するものであるた
め、受信データ処理器150に関する詳細な説明は省略
する。同期化回路140は、後で詳細に説明されるシン
ボル検出器141、スライサ142、このスライサ14
2と共に位相調整器を構成するルックアップテーブル1
43、メモリであるファイル144、コリレータ14
5、およびハイパフレーム146で構成される。
Lモデム100の電源が遮断されたが、再び供給される
か、電話ラインが信号を送受信できない状況が発生して
中央局と加入者宅内ADSLモデム間の通信が中断され
たが、再び線路状態が正常に復旧して通信を再開する
時、中央局と加入者宅内ADSLモデム100との通信
初期化が遂行される。Annex Cによる中央局は初
期化過程でTTRインディケーション信号を出力する。
Annex CによるADSLモデム100はTTRイ
ンディケーション信号が受信されると、TTRインディ
ケーション信号以後に入力されるデータ信号の始め位置
を設定する動作を遂行する。ADSLモデム100がT
TRインディケーション信号以後に入力されるデータ信
号の始め位置を設定する動作に関して以下詳細に説明す
る。
タル加入者ラインDSLを通じて受信されたTTRイン
ディケーション信号TTR Iをディジタル信号に変換
する。変換されたディジタル信号はFIFOバッファ1
20に順次に貯蔵される。FFT130はFIFOバッ
ファ120から出力される一つのフレーム間の時間領域
内のディジタル信号を周波数領域内の信号に変換し、変
換された周波数領域内信号の位相θiを出力する。
1はFFT130から出力される位相θiを受け入れて
フレームのシンボルを検出する。TTRインディケーシ
ョン信号TTR IはFEXT区間である時とNEXT
区間である時90°位相差を有するだけであるので、シ
ンボル検出器141はFFT130からの一つの位相θ
iのみではシンボルを判別することができず一連のフレ
ームの位相の関係からフレーム各々のシンボルを判別す
ることができる。シンボル検出器141がTTRインデ
ィケーション信号TTR Iに含まれたシンボルを検出
する過程が図8及び図9に示されている。
ンボル検出器141はカウント値iを0に初期化する。
段階S201でシンボル検出器141はFFT130か
ら出力された位相θiを受け入れる。段階S202でシ
ンボル検出器141は基準位相θrefを現在位相θi
に設定し、始め値jをカウント値iとして設定する。段
階S203でカウント値iは1増加される。段階S20
4でシンボル検出器141はFFT130からのi番目
位相θiを受け入れる。段階S205でシンボル検出器
141は基準位相θrefとi番目位相θiの差の絶対
値(即ち、|θ ref−θi|)が臨界値δより小さい
かを判別する。DSLラインを通じて受信されたTTR
インディケーション信号TTR Iの位相は雑音による
影響を受ける。段階S205の臨界値δはこのような雑
音による許容誤差値である。基準位相θrefとi番目
位相θiの差の絶対値が臨界値δより小さければ基準位
相θrefとi番目位相θi各々に対応するフレームの
シンボルは同一と見なされる。基準位相θrefとi番
目位相θiの差の絶対値が臨界値δより大きいか同じな
ら基準位相θrefとi番目位相θi各々に対応するフ
レームのシンボルは相異なるものと見なされる。基準位
相θrefとi番目位相θiとの差の絶対値が臨界値δ
より小さければその制御は段階S206に進行し、小さ
くなければ、その制御は段階S202にリターンする。
ウント値iが2であるかを判別する。判別結果、カウン
ト値iが2であればその制御は段階S207に進行し、
カウント値iが2でなければその制御は段階S203に
リターンする。従って、段階S202から段階S206
によると、FFT130から入力された位相のうち連続
する3個の位相が同一である時その制御は段階S207
に進行する。これは図5に示されたハイパフレームで分
かるように、FEXT又はNEXTとして判別できない
不明なフレームは必ずFEXT又はNEXTの同一のシ
ンボルを有する少なくとも3個のフレーム後に現れると
いう特徴を用いたからである。もしFFT130から出
力された一番目フレームの位相と二番目フレームの位相
が違うと一番目フレームと二番目フレームのうちいずれ
がシンボルを判別できない不明なフレームであるかが分
からない。こうした場合には次フレームの位相を受け入
れ、位相が同一なフレームが少なくとも三つ連続的に入
力された後以前フレームの位相と異なる位相が入力され
る時、この異なる位相を有するフレームを不明なフレー
ムと判別する。
ウント値iを1増加させる。段階S208でシンボル検
出器141はFFT130から位相θiを受け入れる。
段階S209で基準位相θrefとi番目位相θiとの
差の絶対値(即ち、|θre f−θi|)が臨界値δよ
り大きいかを判別する。基準位相θrefとi番目位相
θiの差の絶対値が臨界値δより大きければその制御は
段階S210に進行し、小さければその制御は段階S2
07にリターンする。基準位相θrefとi番目位相θ
iの差の絶対値が臨界値δより大きいことは基準位相θ
refに対応するフレームのシンボルと現在位相θiに
対応するフレームのシンボルが相異なることである。
準位相θrefとi番目位相θiの差の絶対値が90°
であるかを判別する。もし基準位相θrefとi番目位
相θ iの差の絶対値が90°であればその制御は図9に
示された段階S220に進行し、90°でなければその
制御は段階S211に進行する。
準位相θrefとi番目位相θiの差の絶対値をスライ
サ142に出力する。スライサ142はルックアップテ
ーブル143を参照してシンボル検出器141から出力
された位相差|θref−θ i|に対応するオーバラッ
プ時間を求め、FIFOバッファ120がオーバラップ
時間に該当するデータを消去するように制御信号CTR
L1を出力する。
蔵された位相差の絶対値(|θre f−θi|)とオー
バラップ時間との関係を示す図である。図10を参照す
ると、例えば、基準位相θrefとi番目位相θiの差
の絶対値が40°であればオーバラップ時間は大略3.
0μsである。この際、スライサ142はFIFOバッ
ファ120に貯蔵されたデータのうち3.0μsに該当
するデータが消去されるように制御信号CTRL1を出
力する。従って、以後にFIFOバッファ120から出
力されるTTRインディケーション信号TTR IをF
FT変換した時、FFT変換された一つのフレームの信
号はFEXT又はNEXTのうちいずれか一つのシンボ
ルを含み、FEXT又はNEXTに判別できない不明な
信号は除去される。
ル検出器141は基準位相θrefとi番目位相θiの
差θref−θiが+90°であるかを判別する。判別
結果、基準位相θrefとi番目位相θiの差θref
−θiが+90°であればその制御は段階S221に進
行してj番目からi−1番目までのフレームのシンボル
を全てFEXTに定義する。一方、基準位相θrefと
i番目位相θiの差θr ef−θiが+90°ではなけ
れば(即ち、−90°であれば)その制御は段階S22
2に進行してj番目からi−1番目までのフレームのシ
ンボルを全てNEXTに定義する。
θ0はθiに、θrefはθiに、そしてjはiに設定
する。段階S224でシンボル検出器141はカウント
値iを0に初期化し、その制御は段階S207にリター
ンする。
検出器141の動作の理解を助けるために図6を再び参
照する。図6を参照すると、加入者宅内ADSLモデム
100は中央局から送信されたTTRインディケーショ
ン信号TTR Iを受信する時、TTR信号と同期した
A地点から受信すると、各フレームのシンボルを正確に
判別することができる。しかし、最初の受信地点がA地
点以外である場合、シンボルがFEXT又はNEXTで
あるかが分からない不明なフレームが存在する。
がTTRインディケーション信号TTR Iを最初に受
信した地点がBである場合、シンボル検出器141の動
作は次の通りである。先ず、シンボル検出器141はF
FT130から出力される0番目フレーム1000の位
相θ0を受け入れ(段階S201)、基準位相θre f
を0番目フレーム1000の位相θ0に設定する(段階
S202)。この際、始め値jは0になる。次に、シン
ボル検出器141はFFT130から出力される1番目
フレーム1001の位相θ1を受け入れ(段階S20
4)、基準位相θ refと現在位相θ1の差の絶対値が
臨界値より小さいかを判別する(段階S205)。図6
に示されたように、0番目フレーム1000と1番目フ
レーム1001の位相は同一であり、カウント値iは1
であるためその制御は段階S203にリターンする。シ
ンボル検出器141はFFT130から出力される2番
目フレーム1002の位相θ2を受け入れる(段階S2
04)。基準位相である0番目フレーム1000の位相
θ0と2番目フレーム1002の位相θ2は同一であ
り、カウント値iは2であるためその制御は段階S20
7に進行する。シンボル検出器141はFFT130か
ら出力される3番目フレーム1003の位相θ3を受け
入れる(段階S208)。基準位相である0番目フレー
ム1000の位相θ0と3番目フレーム1003の位相
θ3は相異なり(段階S209)、そしてその差異は9
0°ではないため(段階S210)、シンボル検出器1
41は基準位相である0番目フレーム1000の位相θ
0と3番目フレーム1003の位相θ3の差の絶対値を
出力する(段階S211)。スライサ142はルックア
ップテーブル143を参照して基準位相θrefと3番
目フレーム1003の位相θ 3の差に対応するオーバラ
ップ時間を求め、制御信号CTRL1を出力する。3番
目フレーム1003はFEXT区間の信号1003Fと
NEXT区間の信号1003Nを含む。3番目フレーム
の位相θ3と0番目フレームの位相θ0との差異は3番
目フレーム1003に含まれたNEXT区間の信号10
03Nにより決定される。制御信号CTRL1は、一つ
のフレーム内にFEXT区間の信号とNEXT区間の信
号が同時に含まれないように、FIFOバッファ120
に貯蔵されたTTRインディケーション信号TTR I
のうちどの程度の時間の信号を消去するかを制御するた
めの信号である。
FOバッファ120から出力される各々のフレームはF
EXT区間又はNEXT区間のうちいずれか一つの区間
の信号のみを含む。即ち、図6でADSLモデム100
はTTRインディケーション信号TTR IのA地点か
ら受信する。続いて、シンボル検出器141はFFT1
30から出力される信号のシンボルを判別する。一つの
フレームはFEXT区間又はNEXT区間のうちいずれ
か一つの区間の信号のみを含むため、連続した二つのフ
レームの位相が同一であれば、そのフレームは同一のシ
ンボルを有し、連続した二つのフレームの位相が+90
°又は−90°差を有するとそのフレームは相異なるシ
ンボルを有する。
IFOバッファ120がTTRインディケーション信号
TTR IのA地点からのディジタル信号を出力する時
のシンボル検出器141の動作が説明される。シンボル
検出器141はFFT130から出力される0番目フレ
ーム2000の位相θ0を受け入れ(段階S201)、
基準位相θrefを現在位相θ0に設定する(段階S2
02)。この際、始め値jはカウント値iに設定され
る。シンボル検出器141はFFT130から出力され
る1番目フレーム2001の位相θ1と2番目フレーム
2002の位相を順次に受け入れ(段階S203〜S2
06)、制御は段階S207に進行する。シンボル検出
器141はFFT130から出力される3番目フレーム
2003の位相θ3を受け入れる(段階S207〜S2
08)。基準位相θrefと3番目フレーム2003の
位相θ3が同一なので(段階S209)、シンボル検出
器141はFFT130から出力される4番目フレーム
2004の位相θ4を受け入れる。基準位相θrefと
4番目フレーム2004の位相θ4との位相差は+90
°である。前述したように、TTRインディケーション
信号TTR IはFEXT区間である時元来の信号OR
IGINより45°早く、NEXT区間である時元来の
信号ORIGINより45°遅い。だから、以前フレー
ムがFEXT信号であり、現在フレームがNEXT信号
である時二つのフレーム間の位相差は+90°であり、
以前フレームがNEXT信号であり、現在フレームがF
EXT信号である時二つのフレーム間の位相差は−90
°である。従って、シンボル検出器141は0番目から
3番目フレーム2000〜2003の各々のシンボルを
FEXTに定義する(段階S210、S220及びS2
21)。0番目から3番目フレーム2000〜2003
の定義されたシンボルは図7に示されたファイル144
に貯蔵される。このような方法で345個のフレームシ
ンボルはファイル144に貯蔵される。コリレータ14
5は予め定義されたハイパフレーム146とファイル1
44に貯蔵されたフレームをコリレーションしてファイ
ル144に貯蔵された一番目フレームがハイパフレーム
146の何番目フレームであるかを悟る。ハイパフレー
ム146は図5に示されている。ファイル144に貯蔵
された一番目フレームはハイパフレーム146の0番目
フレームから344番目フレームまでのうちいずれか一
つである。
目フレームがハイパフレーム146の21番目フレーム
である場合を例示的に示している。図11を参照する
と、ファイル144に貯蔵された一番目フレームがハイ
パフレーム146の21番目フレームであっても、実際
中央局はハイパフレーム146の一番目フレームから伝
送している。
ン信号TTR Iを3個のハイパフレーム間伝送した後
データ信号を伝送するように規定されていると、ADS
Lモデム100は3個のハイパフレーム間TTRインデ
ィケーション信号TTR Iを受信した後データ信号を
受信する。しかし、図11に示されたように、ADSL
モデム100がTTRインディケーション信号TTR
Iの21番目フレームから受信したら、データ信号の始
め位置を誤り認識する。従って、コリレータ145はフ
ァイル144に貯蔵された一番目フレームがハイパフレ
ームの何番目フレームであるかを悟った後、受信データ
処理器150がFFT130から出力されるデータ信号
の始め位置から受け入れるように制御信号CTRL2を
出力する。
L2に応答してFFT130から出力されるデータ信号
を受け入れる。従って、ディジタル加入者ラインDSL
を通じて受信されたデータは受信データ処理器150に
より元来のデータに復元される。
たが、本発明の範囲は開示された実施形態に限定される
ものではない。本発明の範囲には多様な変形例及び類似
した構成が全て含まれる。従って、特許請求の範囲はそ
うした変形例及び類似の構成を全て含むように可能な限
り幅広く解析されなければならない。
ISDNシステムの通信ラインと同一のケーブル束に束
ねられたディジタル加入者ライン(DSL)を通じて信
号を送受信する時、TTRインディケーション信号以後
に入力されるデータ信号の始め位置を正確に探すことが
できる。
である。
る。
データが伝送される時の干渉を示す図である。
ムシンボルを示す図である。
の1ハイパフレームを整理して示す図である。
ン信号に含まれたシンボルを遠隔端末機が認識すること
を例示的に示すタイミング図である。
ムの回路構成を示すブロック図である。
号に含まれたシンボルを検出する手順を示すフローチャ
ートである。
号に含まれたシンボルを検出する手順を示すフローチャ
ートである。
を示す図である。
パフレームの21番目フレームである場合を例示的に示
す図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 基準信号に同期して半二重方式で通信す
るシステムの第1通信ラインと近接して位置した第2通
信ラインを通じて全二重方式で通信するシステムにおい
て、 前記第2通信ラインを通じて受信されたアナログ信号を
ディジタル信号に変換するアナログディジタル変換器
と、 このアナログディジタル変換器から出力された前記ディ
ジタル信号を順次貯蔵し、貯蔵された順序通り順次出力
する先入れ先出しバッファと、 この先入れ先出しバッファから出力された時間領域内の
前記ディジタル信号を周波数領域内の信号に変換し、変
換された信号の位相を出力する高速フーリエ変換器と、 この高速フーリエ変換器から出力された前記周波数領域
内の信号を受け入れて元来の信号に復元する受信データ
処理器と、 前記高速フーリエ変換器からの一連の前記位相情報を受
け入れ、前記受信データ処理器が前記高速フーリエ変換
器からの出力信号のうちデータ信号に同期するように制
御する同期化回路とを含むことを特徴とする通信システ
ム。 - 【請求項2】 前記第2通信ラインを通じて全二重方式
で通信するシステムはADSLシステムであることを特
徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 【請求項3】 前記第1通信ラインを通じて半二重方式
で通信するシステムはTCM−ISDNシステムである
ことを特徴とする請求項2に記載の通信システム。 - 【請求項4】 前記第2通信ラインを通じて受信される
前記アナログ信号は所定時間TTRインディケーション
信号であり、その後前記データ信号であることを特徴と
する請求項3に記載の通信システム。 - 【請求項5】 前記TTRインディケーション信号は前
記TCM−ISDNシステムの前記基準信号であるTT
R信号によるFEXT及びNEXT干渉区間を各々示す
シンボルを含むことを特徴とする請求項4に記載の通信
システム。 - 【請求項6】 前記同期化回路は、 前記高速フーリエ変換器から前記位相を受け入れ、現在
入力された前記位相が前記シンボルのうちいずれかに対
応するかを検出し、前記現在入力された位相が前記シン
ボルのうちいずれにも対応しない時以前に入力された位
相と前記現在入力された位相の位相差を出力するシンボ
ル検出器と、 前記先入れ先出しバッファに貯蔵された前記ディジタル
信号のうち前記位相差に対応する時間程の前記ディジタ
ル信号が除去されるように前記先入れ先出しバッファを
制御する位相調節器と、 前記シンボル検出器により検出されたシンボルを貯蔵す
るメモリと、 このメモリに貯蔵されたシンボルとハイパフレームを構
成するフレームのシンボルをコリレーションして前記受
信データ処理器が前記TTRインディケーション信号以
後に入力される前記データ信号を受け入れるように制御
するコリレータとを含むことを特徴とする請求項5に記
載の通信システム。 - 【請求項7】 前記位相調節器は、 位相差とオーバラップ時間との対応関係を貯蔵している
ルックアップテーブルと、 このルックアップテーブルを参照して前記位相差に対応
するオーバラップ時間程の前記ディジタル信号が除去さ
れるように前記先入れ先出しバッファを制御するスライ
サとを含むことを特徴とする請求項6に記載の通信シス
テム。 - 【請求項8】 TCM−ISDNシステムのデータ伝送
ラインと近接して位置したディジタル加入者ラインを通
じて中央局とデータを送受信するADSL通信システム
において、 前記ディジタル加入者ラインを通じて受信されたアナロ
グ信号をディジタル信号に変換するアナログディジタル
変換器と、 このアナログディジタル変換器から出力された前記ディ
ジタル信号を順次貯蔵し、貯蔵された順序通り順次出力
する先入れ先出しバッファと、 この先入れ先出しバッファから出力された時間領域内の
前記ディジタル信号を周波数領域内の信号に変換し、変
換された信号の位相を出力する高速フーリエ変換器と、 この高速フーリエ変換器から出力された前記周波数領域
内の信号を受け入れて元来の信号に復元する受信データ
処理器と、 前記高速フーリエ変換器からの一連の前記位相情報を受
け入れ、前記受信データ処理器が前記高速フーリエ変換
器からの出力信号のうちデータ信号を始め位置から受け
入れるように制御する同期化回路とを含むことを特徴と
するADSL通信システム。 - 【請求項9】 前記ディジタル加入者ラインを通じて受
信される前記アナログ信号は所定時間TTRインディケ
ーション信号であり、その後前記データ信号であること
を特徴とする請求項8に記載のADSL通信システム。 - 【請求項10】 前記TTRインディケーション信号は
前記TCM−ISDNシステムの前記基準信号であるT
TR信号によるFEXT及びNEXT干渉区間を各々示
すシンボルを含むことを特徴とする請求項9に記載のA
DSL通信システム。 - 【請求項11】 前記同期化回路は、 前記高速フーリエ変換器から前記位相を受け入れ、現在
入力された前記位相が前記シンボルのうちいずれかに対
応するかを検出し、前記現在入力された位相が前記シン
ボルのうちいずれにも対応しない時以前に入力された位
相と前記現在入力された位相の位相差を出力するシンボ
ル検出器と、 前記先入れ先出しバッファに貯蔵された前記ディジタル
信号のうち前記位相差に対応する時間程の前記ディジタ
ル信号が除去されるように前記先入れ先出しバッファを
制御する位相調節器と、 前記シンボル検出器により検出されたシンボルを貯蔵す
るメモリと、 このメモリに貯蔵されたシンボルとハイパフレームを構
成するフレームのシンボルをコリレーションして前記受
信データ処理器が前記TTRインディケーション信号以
後に入力される前記データ信号を受け入れるように制御
するコリレータとを含むことを特徴とする請求項10に
記載のADSL通信システム。
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