JP2003242946A - 鉛蓄電池の端子構造 - Google Patents
鉛蓄電池の端子構造Info
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- JP2003242946A JP2003242946A JP2002044048A JP2002044048A JP2003242946A JP 2003242946 A JP2003242946 A JP 2003242946A JP 2002044048 A JP2002044048 A JP 2002044048A JP 2002044048 A JP2002044048 A JP 2002044048A JP 2003242946 A JP2003242946 A JP 2003242946A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気抵抗のばらつきが小さく、振動、衝撃に
耐え、かつ、端子溶接に際して、溶鉛や鉛塊が電槽の中
に落下しない構造の鉛蓄電池の端子を提供する。 【解決手段】 電槽の蓋２に埋設されたブッシング３の
貫通孔１０に極柱５が挿通され、ブッシング３と極柱５
が先端部で溶接されている端子構造において、端子の下
部には極柱５に挿通されたガイド９が嵌着され、ガイド
９の内周壁１２と極柱５の外周壁６の一部が接触し、極
柱５とブッシング３とは先端部での溶接部以外は互いに
接触しない構造とする。
耐え、かつ、端子溶接に際して、溶鉛や鉛塊が電槽の中
に落下しない構造の鉛蓄電池の端子を提供する。 【解決手段】 電槽の蓋２に埋設されたブッシング３の
貫通孔１０に極柱５が挿通され、ブッシング３と極柱５
が先端部で溶接されている端子構造において、端子の下
部には極柱５に挿通されたガイド９が嵌着され、ガイド
９の内周壁１２と極柱５の外周壁６の一部が接触し、極
柱５とブッシング３とは先端部での溶接部以外は互いに
接触しない構造とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は鉛蓄電池の端子構造
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】鉛蓄電池の端子形状には、図２、図３に
示すテーパ形をはじめ、ボルト形、箱形、Ｌ字形など様
々な形状がある。これらの端子は通常、一部が電槽の蓋
２に埋設された鉛製のブッシング３の貫通孔１０に、電
槽のセル室に収納された極群のストラップ７から立ち上
がる極柱５の先端部１１を前記貫通孔１０の上端からほ
とんど突出しない程度まで挿入して、そのブッシング３
と極柱５の先端部１１を溶接することにより、端子部を
形成している。
示すテーパ形をはじめ、ボルト形、箱形、Ｌ字形など様
々な形状がある。これらの端子は通常、一部が電槽の蓋
２に埋設された鉛製のブッシング３の貫通孔１０に、電
槽のセル室に収納された極群のストラップ７から立ち上
がる極柱５の先端部１１を前記貫通孔１０の上端からほ
とんど突出しない程度まで挿入して、そのブッシング３
と極柱５の先端部１１を溶接することにより、端子部を
形成している。
【０００３】また前記端子部は、図３に従来構造を示し
たように、極柱５の外周壁６とブッシング３の内周壁４
との間に接触部分８を設けている。これは極柱の先端を
ブッシングの貫通孔の中心に保ち、かつ極柱の水平位置
を固定することにより、その極柱が立ち上がっているス
トラップ７の振動、衝撃による水平移動を抑制し、同時
に、端子溶接によって生じた溶鉛もしくは鉛塊が極群あ
るいは電槽内に落下するのを防止するためである。
たように、極柱５の外周壁６とブッシング３の内周壁４
との間に接触部分８を設けている。これは極柱の先端を
ブッシングの貫通孔の中心に保ち、かつ極柱の水平位置
を固定することにより、その極柱が立ち上がっているス
トラップ７の振動、衝撃による水平移動を抑制し、同時
に、端子溶接によって生じた溶鉛もしくは鉛塊が極群あ
るいは電槽内に落下するのを防止するためである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の端子構造では、極柱をブッシングの貫通孔に挿入、嵌
着した際に、極柱とブッシングの僅かな寸法、形状の差
により、ブッシング内周壁と極柱外周壁とが接触する面
積と場所が各端子毎に相違するので、その接触面積が大
きい場合と小さい場合、接触箇所が上部と下部の場合と
で、端子抵抗にばらつきが生じるという問題があった。
の端子構造では、極柱をブッシングの貫通孔に挿入、嵌
着した際に、極柱とブッシングの僅かな寸法、形状の差
により、ブッシング内周壁と極柱外周壁とが接触する面
積と場所が各端子毎に相違するので、その接触面積が大
きい場合と小さい場合、接触箇所が上部と下部の場合と
で、端子抵抗にばらつきが生じるという問題があった。
【０００５】また、極柱の固定がその先端の溶接部に近
いところで行われているので、電池が振動、衝撃を受け
た場合、極群の移動によりその溶接部に亀裂、破壊の生
ずることもあった。
いところで行われているので、電池が振動、衝撃を受け
た場合、極群の移動によりその溶接部に亀裂、破壊の生
ずることもあった。
【０００６】端子抵抗のばらつきは電池を１個または直
列接続で使用する場合にはあまり大きい問題にはならな
いが、複数の電池を並列接続した組電池の放電と定電圧
充電を繰り返すと、その条件によっては電池間に容量差
が生じ、組電池の容量低下の原因となりうることがあ
る。
列接続で使用する場合にはあまり大きい問題にはならな
いが、複数の電池を並列接続した組電池の放電と定電圧
充電を繰り返すと、その条件によっては電池間に容量差
が生じ、組電池の容量低下の原因となりうることがあ
る。
【０００７】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、振動、衝撃に耐え、端子抵抗のばらつ
きが小さく、端子上部の溶接によって生じた溶鉛もしく
は鉛塊の極群あるいは電槽内への落下による故障を起こ
さない鉛蓄電池の端子構造を提供することを目的とす
る。
れたものであり、振動、衝撃に耐え、端子抵抗のばらつ
きが小さく、端子上部の溶接によって生じた溶鉛もしく
は鉛塊の極群あるいは電槽内への落下による故障を起こ
さない鉛蓄電池の端子構造を提供することを目的とす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を解
決するためになされたもので、請求項１においては、上
部が蓋上面から突き出し、下部側面が蓋に埋設された鉛
又は鉛合金製ブッシングの貫通孔に、極柱の上部が挿入
され、極柱の先端部と前記ブッシングが溶接された鉛蓄
電池の端子構造において、前記端子下部には極柱に挿通
されたガイドが嵌着され、該ガイドの内周壁が前記極柱
の外周壁の一部と接し、前記極柱の外周壁がブッシング
の内周壁と互いに接触することなく配置され、前記極柱
と前記ブッシングは先端部のみで溶接されていることを
特徴とする。
決するためになされたもので、請求項１においては、上
部が蓋上面から突き出し、下部側面が蓋に埋設された鉛
又は鉛合金製ブッシングの貫通孔に、極柱の上部が挿入
され、極柱の先端部と前記ブッシングが溶接された鉛蓄
電池の端子構造において、前記端子下部には極柱に挿通
されたガイドが嵌着され、該ガイドの内周壁が前記極柱
の外周壁の一部と接し、前記極柱の外周壁がブッシング
の内周壁と互いに接触することなく配置され、前記極柱
と前記ブッシングは先端部のみで溶接されていることを
特徴とする。
【０００９】また請求項２では、請求項１のブッシング
が合成樹脂製であることを特徴とする。
が合成樹脂製であることを特徴とする。
【００１０】これにより、鉛蓄電池の端子抵抗のばらつ
きを小さくし、ストラップの振動、衝撃による端子の破
損を防止し、かつ極柱上部とブッシングの溶接によって
生じた溶鉛および鉛塊が電槽内へ落下することによる故
障を防止した鉛蓄電池の端子構造を提供することができ
る。
きを小さくし、ストラップの振動、衝撃による端子の破
損を防止し、かつ極柱上部とブッシングの溶接によって
生じた溶鉛および鉛塊が電槽内へ落下することによる故
障を防止した鉛蓄電池の端子構造を提供することができ
る。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
て説明する。
【００１２】本発明の鉛蓄電池の端子構造は図１に示す
ように、鉛からなるブッシング３とガイド９と極柱５を
備えている。前記ブッシング３の上部が蓋２の上面から
突出し、下部側面が蓋２に埋設され、前記極柱５はブッ
シング３の貫通孔１０に挿入され、ガイド９はその内周
壁１２が前記極柱５の外周壁６の一部と接し、前記ブッ
シング３の下部に蓋２の凸部１３と一体化して設けられ
ている。そして前記極柱５の外周壁６と前記ブッシング
３の内周壁４が接触することなく前記極柱５と前記ブッ
シング３が先端部１１のみで溶接されている。
ように、鉛からなるブッシング３とガイド９と極柱５を
備えている。前記ブッシング３の上部が蓋２の上面から
突出し、下部側面が蓋２に埋設され、前記極柱５はブッ
シング３の貫通孔１０に挿入され、ガイド９はその内周
壁１２が前記極柱５の外周壁６の一部と接し、前記ブッ
シング３の下部に蓋２の凸部１３と一体化して設けられ
ている。そして前記極柱５の外周壁６と前記ブッシング
３の内周壁４が接触することなく前記極柱５と前記ブッ
シング３が先端部１１のみで溶接されている。
【００１３】
【実施例】合成樹脂製のガイドを有する、上記実施の形
態で示した本発明の端子構造の公称仕様２１Ａｈ、２Ｖ
の鉛蓄電池Ａと、図３に示す従来の端子構造を有する２
１Ａｈ、２Ｖの鉛蓄電池Ｂを各々８個作製し、１４.３
ＣＡ(Ｃは公称容量を示す）の電流で放電中の端子間に
生じる電圧差から端子抵抗を求めた。なお、端子電圧は
図４に示すように、電池の端子上部ａ、ａ'と極柱とス
トラップの接続部分ｂ、ｂ'にそれぞれ木ネジを刺し
て、ａ−ａ'間の電圧Ｖaa`とｂ−ｂ'間の電圧Ｖbb 'を測
定し、化１より端子抵抗Ｒを求めた。結果を表１に記載
する。
態で示した本発明の端子構造の公称仕様２１Ａｈ、２Ｖ
の鉛蓄電池Ａと、図３に示す従来の端子構造を有する２
１Ａｈ、２Ｖの鉛蓄電池Ｂを各々８個作製し、１４.３
ＣＡ(Ｃは公称容量を示す）の電流で放電中の端子間に
生じる電圧差から端子抵抗を求めた。なお、端子電圧は
図４に示すように、電池の端子上部ａ、ａ'と極柱とス
トラップの接続部分ｂ、ｂ'にそれぞれ木ネジを刺し
て、ａ−ａ'間の電圧Ｖaa`とｂ−ｂ'間の電圧Ｖbb 'を測
定し、化１より端子抵抗Ｒを求めた。結果を表１に記載
する。
【００１４】
【化１】
【００１５】
【表１】
【００１６】表１から、本発明電池Ａの端子電圧の平均
値は０.３２９ｍΩで、標準偏差は０.０１１４であっ
た。一方、従来電池Ｂの端子抵抗の平均値は０.３１５ｍ
Ωで、標準偏差は０.０５１８であった。これより、本発
明電池の端子構造における抵抗のばらつきが小さくなる
ことがわかる。
値は０.３２９ｍΩで、標準偏差は０.０１１４であっ
た。一方、従来電池Ｂの端子抵抗の平均値は０.３１５ｍ
Ωで、標準偏差は０.０５１８であった。これより、本発
明電池の端子構造における抵抗のばらつきが小さくなる
ことがわかる。
【００１７】また、上記試験に供した本発明電池Ａの端
子（正極および負極端子合計１６個）に対して鉛直方向
に切断したところ、どの端子も極柱外周壁とブッシング
内周壁に接触は見られなかった。
子（正極および負極端子合計１６個）に対して鉛直方向
に切断したところ、どの端子も極柱外周壁とブッシング
内周壁に接触は見られなかった。
【００１８】また、本発明の端子を有する鉛蓄電池を用
い、端子上部が溶断するまでバーナーの炎を当て続け、
その後、端子に対して鉛直方向に切断したところ、本発
明のブッシング下部に設けた樹脂製ガイドの上部で溶鉛
が留まっており、電槽内への溶鉛の流下や鉛塊の落下の
ないことが確認された。
い、端子上部が溶断するまでバーナーの炎を当て続け、
その後、端子に対して鉛直方向に切断したところ、本発
明のブッシング下部に設けた樹脂製ガイドの上部で溶鉛
が留まっており、電槽内への溶鉛の流下や鉛塊の落下の
ないことが確認された。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、端子抵抗
のばらつきが小さく、端子上部の溶接によって生じた溶
鉛もしくは鉛塊の極群あるいは電槽内への落下による故
障を起こさない鉛蓄電池の端子構造を提供することがで
きる。
のばらつきが小さく、端子上部の溶接によって生じた溶
鉛もしくは鉛塊の極群あるいは電槽内への落下による故
障を起こさない鉛蓄電池の端子構造を提供することがで
きる。
【００２０】また合成樹脂製のガイドによる極柱下部の
固定により電池の耐振動、衝撃性が向上する。
固定により電池の耐振動、衝撃性が向上する。
【００２１】ガイド９は鉛または鉛合金、またはセラミ
ックスなどで製作することもできるが、耐酸性で剛性の
ある合成樹脂が安価で軽量であり、極柱の固定に適す
る。ガイド９を接着剤で蓋２の凸部１３へ装着すれば、
該凸部１３とブッシング３の下部との接線からの電解液
の侵入防止にも役立つ。またガイド９の合成樹脂材質や
構造面で多少柔軟性も有するものにすれば蓋２の凸部１
３との境面の形状の選択により両者を機械的に固定する
こともできる。極柱５の長さが短い場合にはガイド９を
ストラップ７上に載置せしめることもできる。
ックスなどで製作することもできるが、耐酸性で剛性の
ある合成樹脂が安価で軽量であり、極柱の固定に適す
る。ガイド９を接着剤で蓋２の凸部１３へ装着すれば、
該凸部１３とブッシング３の下部との接線からの電解液
の侵入防止にも役立つ。またガイド９の合成樹脂材質や
構造面で多少柔軟性も有するものにすれば蓋２の凸部１
３との境面の形状の選択により両者を機械的に固定する
こともできる。極柱５の長さが短い場合にはガイド９を
ストラップ７上に載置せしめることもできる。
【００２２】ガイド９をブッシング３と同材質として一
体成形すること、蓋２と同材質として蓋２の凸部１３の
延長として成形することは可能である。しかし、その場
合、ブッシング３の内周壁には上部に向かって細いテー
パをとることができず、極柱５の上部とブッシング３と
の溶接が困難になる。また成型金形も複雑となり成形の
生産性も低下する。
体成形すること、蓋２と同材質として蓋２の凸部１３の
延長として成形することは可能である。しかし、その場
合、ブッシング３の内周壁には上部に向かって細いテー
パをとることができず、極柱５の上部とブッシング３と
の溶接が困難になる。また成型金形も複雑となり成形の
生産性も低下する。
【図１】本発明による鉛蓄電池の端子構造を示す断面図
である。
である。
【図２】本発明による鉛蓄電池の端子構造の外観を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図３】従来の鉛蓄電池の端子構造を示す断面図であ
る。
る。
【図４】鉛蓄電池の端子抵抗を測定するときのネジの取
付け位置を示した図である。
付け位置を示した図である。
１ 端子
２ 蓋
３ ブッシング
４ ブッシング３の内周壁
５ 極柱
６ 極柱５の外周壁
７ ストラップ
８ 接触部分
９ ガイド
１０ 貫通孔
１１ 先端部
１２ ガイド９の内周壁
１３ 蓋２の凸部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 5H011 AA01 AA09 BB03 EE02 EE04
5H022 AA01 BB03 BB11 CC03 CC26
EE02 EE06
Claims (2)
- 【請求項１】上部が蓋上面から突出し、下部側面が蓋に
埋設された鉛又は鉛合金製ブッシングの貫通孔に極柱の
上部が挿入され、極柱の先端部と前記ブッシングが溶接
された鉛蓄電池の端子構造において、前記端子下部には
極柱に挿通されたガイドが嵌着され、該ガイドの内周壁
が前記極柱の外周壁の一部と接し、前記極柱の外周壁が
ブッシングの内周壁と互いに接触することなく配置さ
れ、前記極柱と前記ブッシングは先端部のみで溶接され
ていることを特徴とする鉛蓄電池の端子構造。 - 【請求項２】ブッシングが合成樹脂製であることを特徴
とする請求項１記載の鉛蓄電池の端子構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002044048A JP2003242946A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 鉛蓄電池の端子構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002044048A JP2003242946A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 鉛蓄電池の端子構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003242946A true JP2003242946A (ja) | 2003-08-29 |
Family
ID=27783583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002044048A Pending JP2003242946A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 鉛蓄電池の端子構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003242946A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100620081B1 (ko) | 2004-11-16 | 2006-09-07 | 주식회사 아트라스비엑스 | 납축전지의 단자 |
| JP2008117586A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 鉛蓄電池 |
| US7838145B2 (en) | 2004-01-02 | 2010-11-23 | Water Gremlin Company | Battery part |
| US8497036B2 (en) | 2009-04-30 | 2013-07-30 | Water Gremlin Company | Battery parts having retaining and sealing features and associated methods of manufacture and use |
| US8512891B2 (en) | 2002-03-29 | 2013-08-20 | Water Gremlin Company | Multiple casting apparatus and method |
| US8701743B2 (en) | 2004-01-02 | 2014-04-22 | Water Gremlin Company | Battery parts and associated systems and methods |
| US9748551B2 (en) | 2011-06-29 | 2017-08-29 | Water Gremlin Company | Battery parts having retaining and sealing features and associated methods of manufacture and use |
| US9954214B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-04-24 | Water Gremlin Company | Systems and methods for manufacturing battery parts |
| US11038156B2 (en) | 2018-12-07 | 2021-06-15 | Water Gremlin Company | Battery parts having solventless acid barriers and associated systems and methods |
-
2002
- 2002-02-20 JP JP2002044048A patent/JP2003242946A/ja active Pending
Cited By (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8512891B2 (en) | 2002-03-29 | 2013-08-20 | Water Gremlin Company | Multiple casting apparatus and method |
| US9034508B2 (en) | 2002-03-29 | 2015-05-19 | Water Gremlin Company | Multiple casting apparatus and method |
| US8701743B2 (en) | 2004-01-02 | 2014-04-22 | Water Gremlin Company | Battery parts and associated systems and methods |
| US8202328B2 (en) | 2004-01-02 | 2012-06-19 | Water Gremlin Company | Battery part |
| US7838145B2 (en) | 2004-01-02 | 2010-11-23 | Water Gremlin Company | Battery part |
| US10283754B2 (en) | 2004-01-02 | 2019-05-07 | Water Gremlin Company | Battery parts and associated systems and methods |
| US9190654B2 (en) | 2004-01-02 | 2015-11-17 | Water Gremlin Company | Battery parts and associated systems and methods |
| KR100620081B1 (ko) | 2004-11-16 | 2006-09-07 | 주식회사 아트라스비엑스 | 납축전지의 단자 |
| JP2008117586A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 鉛蓄電池 |
| US8497036B2 (en) | 2009-04-30 | 2013-07-30 | Water Gremlin Company | Battery parts having retaining and sealing features and associated methods of manufacture and use |
| US8802282B2 (en) | 2009-04-30 | 2014-08-12 | Water Gremlin Company | Battery parts having retaining and sealing features and associated methods of manufacture and use |
| US9917293B2 (en) | 2009-04-30 | 2018-03-13 | Water Gremlin Company | Battery parts having retaining and sealing features and associated methods of manufacture and use |
| US9935306B2 (en) | 2009-04-30 | 2018-04-03 | Water Gremlin Company | Battery parts having retaining and sealing features and associated methods of manufacture and use |
| US11942664B2 (en) | 2009-04-30 | 2024-03-26 | Water Gremlin Company | Battery parts having retaining and sealing features and associated methods of manufacture and use |
| US10910625B2 (en) | 2009-04-30 | 2021-02-02 | Water Gremlin Company | Battery parts having retaining and sealing features and associated methods of manufacture and use |
| US9748551B2 (en) | 2011-06-29 | 2017-08-29 | Water Gremlin Company | Battery parts having retaining and sealing features and associated methods of manufacture and use |
| US10181595B2 (en) | 2011-06-29 | 2019-01-15 | Water Gremlin Company | Battery parts having retaining and sealing features and associated methods of manufacture and use |
| US10217987B2 (en) | 2013-03-15 | 2019-02-26 | Water Gremlin Company | Systems and methods for manufacturing battery parts |
| US9954214B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-04-24 | Water Gremlin Company | Systems and methods for manufacturing battery parts |
| US11038156B2 (en) | 2018-12-07 | 2021-06-15 | Water Gremlin Company | Battery parts having solventless acid barriers and associated systems and methods |
| US11283141B2 (en) | 2018-12-07 | 2022-03-22 | Water Gremlin Company | Battery parts having solventless acid barriers and associated systems and methods |
| US11804640B2 (en) | 2018-12-07 | 2023-10-31 | Water Gremlin Company | Battery parts having solventless acid barriers and associated systems and methods |
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