JP2003242445A - ナンバープレート読取装置 - Google Patents

ナンバープレート読取装置

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JP2003242445A
JP2003242445A JP2002041268A JP2002041268A JP2003242445A JP 2003242445 A JP2003242445 A JP 2003242445A JP 2002041268 A JP2002041268 A JP 2002041268A JP 2002041268 A JP2002041268 A JP 2002041268A JP 2003242445 A JP2003242445 A JP 2003242445A
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JP2002041268A
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Naoyuki Sawazaki
直之 沢崎
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、走行する車両の画像から取得される
ナンバープレートの文字を読み取るという構成を採ると
きにあって、人手による調整処理を必要とすることなく
自動的にナンバープレートの文字を読み取れるようにす
るナンバープレート読取装置の提供を目的とする。 【解決手段】異なる変形を施したナンバープレート文字
を格納する複数の辞書と、それらの辞書に格納されるナ
ンバープレート文字と走行車両から取得されるナンバー
プレート画像との合致度を算出する手段と、複数台の走
行車両から取得されるナンバープレート画像とそれらの
辞書に格納されるナンバープレート文字との合致度に基
づいて、それらの辞書の中から、実際の読み取りで用い
る1つ又は複数の辞書を選択する手段とを備えるように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行する車両の画
像から取得されるナンバープレートの文字を読み取るナ
ンバープレート読取装置に関し、特に、人手による調整
処理を必要とすることなく自動的にナンバープレートの
文字を読み取れるようにするナンバープレート読取装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、走行中の車両のナンバープレート
を読み取るシステムは、社会的に重要な役割を担うよう
になってきている。特に、路上にテレビカメラを設置し
て、車両のナンバープレートをそのカメラの撮影する画
像から読み取るシステムは、車両側に認識のための特別
な装置を装備する必要がない、という点で最も実用的に
優れたシステムである。
【0003】テレビカメラから得られたナンバープレー
ト画像の文字を認識する処理は、あらかじめナンバープ
レートの文字パターンに合致する各文字パターンの画像
をテンプレート辞書として準備しておき、ナンバープレ
ート画像の文字パターンとそのテンプレート辞書に登録
されている文字パターンとのマッチング処理を行い、最
も合致度の高い文字パターンを選択することにより行わ
れている。
【0004】この認識方法では、カメラの設置条件に起
因して画像上のナンバープレート文字が見かけ上変形す
ることから、カメラの設置条件に応じて、ナンバープレ
ート文字の見かけの変形と同じ変形を施した文字パター
ンを作成して、テンプレート辞書としなければならな
い。
【0005】これから、従来では、ナンバープレートを
読み取るシステムを現場に設置して、作業者の手作業に
より、個別的に、その設置場所に合うようなテンプレー
ト辞書を作成するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術に従っていると、作業者の手作業により、
個別的に、その設置場所に合うようなテンプレート辞書
を作成しなければならないことから、テンプレート辞書
の作成に多大な手間と時間がかかるという問題点があっ
た。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、走行する車両の画像から取得されるナンバー
プレートの文字を読み取るという構成を採るときにあっ
て、人手による調整処理を必要とすることなく自動的に
ナンバープレートの文字を読み取れるようにする新たな
ナンバープレート読取装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明のナンバープレート読取装置は、走行車両の
ナンバープレートを読み取ることを実現するために、
異なる変形を施したナンバープレート文字を格納する複
数の辞書と、それらの辞書に格納されるナンバープレ
ート文字と走行車両から取得されるナンバープレート画
像との合致度を算出する算出手段と、複数台の走行車
両から取得されるナンバープレート画像とそれらの辞書
に格納されるナンバープレート文字との合致度(算出手
段により算出される)に基づいて、それらの辞書の中か
ら、実際の読み取りで用いる1つ又は複数の辞書を選択
する選択手段とを備えるように構成する。
【0009】この構成を採るときにあって、選択手段の
選択した辞書に格納されるナンバープレート文字を変形
させることで、選択手段の選択の対象となる新たな辞書
を作成する作成手段を備えることがある。
【0010】このように構成される本発明のナンバープ
レート読取装置では、走行車両からナンバープレート画
像を取得し、異なる変形を施したナンバープレート文字
を格納する複数の辞書を参照することで、その取得した
ナンバープレート画像とそれらの辞書に格納されるナン
バープレート文字との合致度を算出し、それに基づい
て、それらの辞書の中から最適な辞書を選択するという
処理を繰り返していって、その選択の回数に基づいて、
実際の読み取りで用いる1つ又は複数の辞書を選択する
ように処理する。
【0011】そして、この処理を実行するときに、選択
した辞書に格納されるナンバープレート文字を変形させ
ることで新たな辞書を作成して、その新たに作成した辞
書を選択対象に加えることで、実際の読み取りで用いる
1つ又は複数の辞書を選択するように処理する(さらに
繰り返してもよい)。
【0012】また、この目的を達成するために、本発明
のナンバープレート読取装置は、走行車両のナンバープ
レートを読み取ることを実現するために、特定位置の
ナンバープレート文字を格納対象として、異なる変形を
施したナンバープレート文字を格納する複数の辞書と、
それらの辞書に格納されるナンバープレート文字と走
行車両から取得されるナンバープレート画像との合致度
を算出する算出手段と、複数台の走行車両から取得さ
れるナンバープレート画像とそれらの辞書に格納される
ナンバープレート文字との合致度(算出手段により算出
される)に基づいて、それらの辞書の中から、実際の読
み取りで用いる1つ又は複数の辞書を選択する選択手段
と、選択手段の選択した辞書に格納されるナンバープ
レート文字の変形パラメータに従って、特定位置以外の
残りの文字位置のナンバープレート文字を格納する1つ
又は複数の辞書を生成する生成手段とを備えるように構
成する。
【0013】この構成を採るときにあって、選択手段の
選択した辞書に格納されるナンバープレート文字を変形
させることで、選択手段の選択の対象となる新たな辞書
を作成する作成手段を備えることがある。
【0014】そして、この構成を採るときにあって、生
成手段の生成した辞書に格納されるナンバープレート文
字を変形させることで、選択手段の選択の対象となる新
たな辞書を作成する作成手段を備えることがある。
【0015】このように構成される本発明のナンバープ
レート読取装置では、走行車両からナンバープレート画
像を取得し、特定位置のナンバープレート文字を格納対
象として、異なる変形を施したナンバープレート文字を
格納する複数の辞書を参照することで、その取得したナ
ンバープレート画像とそれらの辞書に格納されるナンバ
ープレート文字との合致度を算出し、それに基づいて、
それらの辞書の中から最適な辞書を選択するという処理
を繰り返していって、その選択の回数に基づいて、実際
の読み取りで用いる1つ又は複数の辞書を選択し、その
選択した辞書に格納されるナンバープレート文字の変形
パラメータに従って、特定位置以外の残りの文字位置の
ナンバープレート文字を格納する1つ又は複数の辞書を
生成するように処理する。
【0016】そして、この処理を実行するときに、選択
した辞書に格納されるナンバープレート文字を変形させ
ることで新たな辞書を作成して、その新たに作成した辞
書を選択対象に加えることで、実際の読み取りで用いる
1つ又は複数の辞書を選択するように処理する(さらに
繰り返してもよい)。
【0017】そして、この処理を実行するときに、生成
した辞書に格納されるナンバープレート文字を変形させ
ることで新たな辞書を作成して、その新たに作成した辞
書を選択対象に加えることで、実際の読み取りで用いる
1つ又は複数の辞書を選択するように処理する(さらに
繰り返してもよい)。
【0018】このようにして、本発明のナンバープレー
ト読取装置では、異なる変形を施したナンバープレート
文字を格納する複数の辞書を用意して、その中から、ナ
ンバープレート文字の読み取りに最適となる1つ又は複
数の辞書を選択していくように処理することから、人手
による調整処理を必要とすることなく自動的にナンバー
プレートの文字を読み取れるようになる。
【0019】そして、最初から沢山の辞書を用意するの
ではなくて、少ない個数の辞書を用意しておいて、その
中から最適となる1つ又は複数の辞書を選択して、その
辞書に格納されるナンバープレート文字を変形させるこ
とで新たな辞書を作成してそれを選択対象としていくこ
とから、設置場所にあった辞書を小さな処理負荷で選択
作成できるようになる。
【0020】そして、ナンバープレートに含まれる特定
位置のナンバープレート文字を使って、この辞書の選択
作成処理を実行することから、設置場所にあった辞書を
小さな処理負荷で選択作成できるようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。
【0022】図1に本発明のナンバープレート読取装置
の基本的構成を示す。
【0023】本発明におけるナンバープレート読取装置
1は、TVカメラ2の画像データを取り込む画像入力部
11と、入力した画像データを保存する画像メモリ12
と、ナンバープレート文字の基本文字パターンを格納す
る基本文字パターンメモリ13と、変形条件に応じてナ
ンバープレート文字の基本文字パターンを変形する文字
パターン変形処理部14と、変形したナンバープレート
文字の文字パターンで構成される文字パターンテンプレ
ート辞書(後述するように複数の辞書構成をとる)を格
納するテンプレート辞書メモリ15と、画像メモリ12
に取り込まれた走行車両画像のナンバープレート文字と
文字パターンテンプレート辞書とのマッチング処理を行
う文字パターンマッチング処理部16と、最も合致度の
高い変形条件の文字パターンテンプレート辞書を選択す
るテンプレート辞書選択部17と、テンプレート辞書選
択部17の選択回数を累積・記録する選択回数累積記録
部18と、記録された選択回数に応じて最終的な文字パ
ターンテンプレート辞書を選択するとともに、全体の動
作を制御する動作制御部19と、ナンバープレート文字
の読取結果の出力を制御する読取結果出力部20とを備
える。
【0024】ここで、テンプレート辞書メモリ15に格
納される文字パターンテンプレート辞書は、図2に示す
ように、異なる変形タイプで構成される複数の辞書(以
下、これらの個々についても文字パターンテンプレート
辞書と称する。また、複数辞書構成のものを特に文字パ
ターンテンプレート辞書セットとすることがある)で構
成されることになる。
【0025】ナンバープレートは、図2に示すように、
一連指定番号(4桁数字)/陸運支局コード(漢字)/
用途コード(ひらがな)/分類番号(小数字)で構成さ
れており、これから、1つの文字パターンテンプレー
ト辞書に、これらのそれぞれについて、変形したナンバ
ープレート文字の文字パターン(同一の文字パターンテ
ンプレート辞書に格納される異なる文字種別の文字パタ
ーンが全て同一の変形タイプで構成されている必要はな
い)を格納するという構成を採ってもよいし、これら
のそれぞれについて、別々の文字パターンテンプレート
辞書を用意するようにしてもよい。
【0026】また、文字パターンマッチングは一般的に
はLSIにより行われるが、本発明における文字パター
ンマッチング処理部16は、ハード又はソフトのいずれ
により構成されていてもよい。
【0027】図3に、本発明のナンバープレート読取装
置1が実行するナンバープレート読取処理の処理フロー
の一実施形態例を図示する。
【0028】次に、この処理フローに従って、本発明の
ナンバープレート読取装置1が実行するナンバープレー
ト読取処理について詳細に説明する。
【0029】まず、最初に、変形の文字パターンテンプ
レート辞書セットを作成する(ステップ1)。
【0030】変形の文字パターンテンプレート辞書セッ
トとしては、ナンバープレートの一連指定番号について
説明するならば、図2に示すように、0から9までの数
字について例えば6個の変形タイプの文字パターンテン
プレート辞書を用意する。
【0031】このような変形タイプは、TVカメラ2の
設置条件に起因した入力走行車両画像のナンバープレー
ト文字の見かけ上の変形と同じ変形操作を施した変形タ
イプであり、図2の例で説明するならば、文字の大きさ
を変化させた変形タイプ1〜変形タイプ3と、文字の傾
きを変化させた変形タイプ4〜変形タイプ6とを用意し
ている。
【0032】続いて、走行車両のナンバープレート画像
を入力した後(ステップ2)、入力したナンバープレー
ト画像から、読取対象のナンバープレート文字を1つ切
り出す(ステップ3)。
【0033】続いて、その切り出したナンバープレート
文字の種別(一連指定番号など)に対応した文字パター
ンテンプレート辞書を使って、その切り出したナンバー
プレート文字と各文字パターンテンプレート辞書とでマ
ッチングを行い、最大合致度を示す文字パターンを持つ
文字パターンテンプレート辞書の辞書番号を検出する
(ステップ4)。
【0034】例えば、一連指定番号が「68−37」で
あるときにあって、数字「6」を切り出した場合には、
図4に示すように、一連指定番号の文字パターンテンプ
レート辞書を使って、この数字「6」について、各変形
タイプ1〜6の各文字パターンとの間の合致度を算出し
て、各変形タイプごとに、それらの中から最大の合致度
を検索し、さらに、その中で最も大きな合致度を示す変
形タイプを検索して、その検索した変形タイプの文字パ
ターンテンプレート辞書の辞書番号を検出するのであ
る。
【0035】続いて、検出した辞書番号に対応付けて用
意するカウンタのカウント値を1つカウントアップする
(ステップ5)。なお、各カウンタには、初期値として
0がセットされているものとする。
【0036】例えば、数字「6」を切り出したときにお
いて、図5の(1)に示すように、各変形タイプ1〜6
の各文字パターンとの間の合致度aij(i:変形パター
ンID,j:数字ID)を算出した場合に、図5の
(2)に示すように、変形タイプ3との合致度が最も大
きいときには、図5の(3)に示すように、変形タイプ
3の文字パターンテンプレート辞書に対応付けて用意す
るカウンタのカウント値を1つカウントアップするので
ある。
【0037】なお、図5では、変形タイプ1では数字
“4”との合致度a14が最も大きく、変形タイプ2では
数字“5”との合致度a25が最も大きく、変形タイプ3
では数字“6”との合致度a36が最も大きく、・・・・
・、変形タイプ6では数字“8”との合致度a68が最も
大きいということを想定している。
【0038】次に、全てのナンバープレート文字を切り
出したかを判断する(ステップ6)。
【0039】全ナンバープレートを切り出していない場
合には、ステップ3に戻り上記処理を繰り返す。
【0040】一方、全ナンバープレート文字を切り出し
た場合には、規定台数の走行車両を処理したかを判断す
る(ステップ7)。
【0041】規定台数の走行車両を処理していない場合
には、ステップ2に戻り上記処理を繰り返す。
【0042】一方、規定台数の走行車両を処理した場合
には、最大のカウント値を持つ文字パターンテンプレー
ト辞書を実際に用いるものとして決定して(ステップ
8)、処理を終了する。
【0043】図5で説明したカウントアップ処理を続け
ていくことで、例えば図6に示すように、変形タイプ3
の文字パターンテンプレート辞書の選択回数が最も大き
くなる場合には、変形タイプ3の文字パターンテンプレ
ート辞書を実際に用いるものとして決定するのである。
【0044】ここで、ナンバープレートの一連指定番号
/陸運支局コード/用途コード/分類番号の全てについ
て1つの文字パターンテンプレート辞書に格納するとい
う構成を採るときには、一連指定番号/陸運支局コード
/用途コード/分類番号について共通となる形で、実際
に用いる文字パターンテンプレート辞書が決定されるこ
とになる。
【0045】一方、ナンバープレートの一連指定番号/
陸運支局コード/用途コード/分類番号のそれぞれにつ
いて、別々の文字パターンテンプレート辞書を用意する
という構成を採るときには、一連指定番号/陸運支局コ
ード/用途コード/分類番号のそれぞれについて別とな
る形で、実際に用いる文字パターンテンプレート辞書が
決定されることになる。
【0046】このようにして、本発明のナンバープレー
ト読取装置1は、ナンバープレート文字の基本文字パタ
ーンに異なる変形操作を施した文字パターンテンプレー
ト辞書を用意しておき、走行する車両の画像を入力する
毎に、各変形タイプの文字パターンテンプレート辞書と
入力画像中のナンバープレートの文字とでマッチング処
理を行う。
【0047】そして、マッチングの合致度が最高である
変形タイプの文字パターンテンプレート辞書を選択し、
各変形タイプについてその選択回数を累積して、選択回
数が最も多い変形タイプの文字パターンテンプレート辞
書を実際の認識処理で用いるものとして決定するように
処理するのである。
【0048】このようにして、本発明のナンバープレー
ト読取装置1によれば、カメラの設置条件による見かけ
の変形に最も合致した文字パターンテンプレート辞書を
自動的に決定できるようになることで、人手による調整
処理を必要とすることなく自動的にナンバープレートの
文字を読み取れるようになる。
【0049】図7に、本発明のナンバープレート読取装
置1が実行するナンバープレート読取処理の処理フロー
の他の実施形態例を図示する。
【0050】この処理フローに従う場合、本発明のナン
バープレート読取装置1は、ナンバープレート文字の読
み取りに最適となる文字パターンテンプレート辞書を、
例えば2つというように複数選択することを特徴として
いる。
【0051】すなわち、図7の処理フローに従う場合に
は、本発明のナンバープレート読取装置1は、図3の処
理フローのステップ1〜ステップ7と同じ処理を実行す
るステップ1〜ステップ7の処理に従って、ステップ8
に進むと、最大のカウント値を持つ文字パターンテンプ
レート辞書と、その次に大きなカウント値を持つ文字パ
ターンテンプレート辞書とを実際に用いるものとして決
定するように処理している。
【0052】例えば図8に示すように、一連指定番号に
ついて、変形タイプ3の文字パターンテンプレート辞書
の選択回数が最も大きくなり、その次に変形タイプ6の
文字パターンテンプレート辞書の選択回数が大きくなる
場合には、変形タイプ3の文字パターンテンプレート辞
書と、変形タイプ6の文字パターンテンプレート辞書と
を実際に用いるものとして決定するのである。
【0053】このようにして決定した複数の文字パター
ンテンプレート辞書を実際に用いる場合には、例えば図
9に示すように、変形タイプ〜変形タイプという3
種類の変形タイプの文字パターンテンプレート辞書を決
定した例で説明するならば、各文字パターンテンプレー
ト辞書とマッチング処理を行って、その中で最も大きな
合致度を示す文字を検索するように処理することにな
る。
【0054】このようにして、本発明のナンバープレー
ト読取装置1によれば、交差点にTVカメラ2を設置し
た場合など車両の走行位置に依存してナンバープレート
文字の見かけの変形にバリエーションがある場合につい
ても、最適な認識率が得られる文字パターンテンプレー
ト辞書を自動的に決定できるようになる。
【0055】図10に、本発明のナンバープレート読取
装置1が実行するナンバープレート読取処理の処理フロ
ーの他の実施形態例を図示する。
【0056】この処理フローに従う場合、本発明のナン
バープレート読取装置1は、初回に決定した文字パター
ンテンプレート辞書の変形条件の近傍で、さらに細かく
変形した文字パターンテンプレート辞書を生成して、再
度決定処理を繰り返すことにより、段階的かつ緻密に最
適な文字パターンテンプレート辞書を作成するように処
理する。
【0057】すなわち、図10の処理フローに従う場合
には、まず、最初に、初期変形の文字パターンテンプレ
ート辞書セットを作成する(ステップ1)。
【0058】続いて、図3の処理フローのステップ2〜
ステップ6で説明したマッチング処理を実行する(ステ
ップ2)。
【0059】続いて、規定台数の走行車両を処理したの
か否かを判断して(ステップ3)、処理していない場合
にはステップ2に戻ることでマッチング処理を続行し、
処理した場合には、ステップ4に進んで、最大のカウン
ト値を持つ文字パターンテンプレート辞書を選択する。
【0060】例えば図11に示すように、一連指定番号
について、図11の上段側に示すように、変形タイプ3
の文字パターンテンプレート辞書の選択回数が最も大き
くなる場合には、変形タイプ3の文字パターンテンプレ
ート辞書を選択するのである。
【0061】このとき、文字パターンテンプレート辞書
の辞書構成に合わせて、ナンバープレートの一連指定番
号/陸運支局コード/用途コード/分類番号について、
共通となる形で文字パターンテンプレート辞書を選択し
たり、別々となる形で文字パターンテンプレート辞書を
選択することになる。
【0062】続いて、選択した文字パターンテンプレー
ト辞書の変形パラメータの近傍で、詳細変形の文字パタ
ーンテンプレート辞書セットを作成する(ステップ
5)。
【0063】例えば図11の下段側に示すように、選択
した変形タイプ3の近傍で一定のバリエーションをつけ
た変形タイプ3-1〜3-3という3つの文字パターンテン
プレート辞書を作成するのである。
【0064】続いて、この新たに作成した文字パターン
テンプレート辞書セットを使って、ステップ2と同様の
マッチング処理を実行する(ステップ6)。
【0065】続いて、規定台数の走行車両を処理したの
か否かを判断して(ステップ7)、処理していない場合
にはステップ6に戻ることでマッチング処理を続行し、
処理した場合には、ステップ8に進んで、最大のカウン
ト値を持つ文字パターンテンプレート辞書を選択する。
【0066】例えば図11に示すように、一連指定番号
について、図11の下段側に示すように、変形タイプ3
-2の文字パターンテンプレート辞書の選択回数が最も大
きくなる場合には、変形タイプ3-2の文字パターンテン
プレート辞書を選択するのである。
【0067】このとき、文字パターンテンプレート辞書
の辞書構成に合わせて、ナンバープレートの一連指定番
号/陸運支局コード/用途コード/分類番号について、
共通となる形で文字パターンテンプレート辞書を選択し
たり、別々となる形で文字パターンテンプレート辞書を
選択することになる。
【0068】続いて、文字パターンテンプレート辞書を
規定回数作成したのかを判断する(ステップ9)。
【0069】文字パターンテンプレート辞書を規定回数
作成していない場合には、ステップ5に戻ることで上記
処理を繰り返し、一方、文字パターンテンプレート辞書
を規定回数作成した場合には、最終段階で選択した文字
パターンテンプレート辞書を実際に用いるものとして決
定して(ステップ10)、処理を終了する。
【0070】このとき、文字パターンテンプレート辞書
の辞書構成に合わせて、ナンバープレートの一連指定番
号/陸運支局コード/用途コード/分類番号について、
共通となる形で文字パターンテンプレート辞書を決定し
たり、別々となる形で文字パターンテンプレート辞書を
決定することになる。
【0071】TVカメラ2の設置条件に起因する走行車
両画像のナンバープレート文字の見かけの変形には、拡
大や縮小や回転や傾き等といった多くのバリエーション
が考えられるが、図10の処理フローに従うことで、本
発明のナンバープレート読取装置1によれば、段階的に
見かけの変形に合致する文字パターンテンプレート辞書
を決定することにより、多種多様なカメラの設置条件に
適応可能になるとともに、最初から大きなサイズの文字
パターンテンプレート辞書を用意しなくても、見かけの
変形に合致する文字パターンテンプレート辞書を決定で
きるようになる。
【0072】図12に、本発明のナンバープレート読取
装置1が実行するナンバープレート読取処理の処理フロ
ーの他の実施形態例を図示する。
【0073】この処理フローに従う場合、本発明のナン
バープレート読取装置1は、ナンバープレート上の各文
字の大きさが規格化されている点を利用し、ナンバープ
レートの一連指定番号について決定した実際に用いる文
字パターンテンプレート辞書の変形パラメータに従っ
て、一連指定番号以外の文字についての実際に用いる文
字パターンテンプレート辞書を作成するように処理す
る。
【0074】すなわち、図12の処理フローに従う場合
には、まず、最初に、ナンバープレートの一連指定番号
を処理対象として、初期変形の文字パターンテンプレー
ト辞書セットを作成する(ステップ1)。
【0075】続いて、ナンバープレートの一連指定番号
を処理対象として、図3の処理フローのステップ2〜ス
テップ6で説明したマッチング処理を実行する(ステッ
プ2)。
【0076】続いて、規定台数の走行車両を処理したの
か否かを判断して(ステップ3)、処理していない場合
にはステップ2に戻ることでマッチング処理を続行し、
処理した場合には、ステップ4に進んで、ナンバープレ
ートの一連指定番号について、最大のカウント値を持つ
文字パターンテンプレート辞書を選択する。
【0077】続いて、選択した文字パターンテンプレー
ト辞書の変形パラメータの近傍で、一連指定番号につい
ての詳細変形の文字パターンテンプレート辞書セットを
作成する(ステップ5)。
【0078】続いて、ナンバープレートの一連指定番号
を処理対象として、この新たに作成した文字パターンテ
ンプレート辞書セットを使って、ステップ2と同様のマ
ッチング処理を実行する(ステップ6)。
【0079】続いて、規定台数の走行車両を処理したの
か否かを判断して(ステップ7)、処理していない場合
にはステップ6に戻ることでマッチング処理を続行し、
処理した場合には、ステップ8に進んで、一連指定番号
について、最大のカウント値を持つ文字パターンテンプ
レート辞書を実際に用いるものとして決定する。
【0080】続いて、決定した文字パターンテンプレー
ト辞書の変形パラメータ(一連指定番号についての変形
パラメータ)に従って、一連指定番号以外の文字パター
ンを生成することで、ナンバープレートの陸運支局コー
ド/用途コード/分類番号について、実際に用いる文字
パターンテンプレート辞書を作成して(ステップ9)、
処理を終了する。
【0081】例えば図13に示すように、一連指定番号
について、変形タイプ3の文字パターンテンプレート辞
書を実際に用いるものとして決定する場合には、その変
形タイプ3に従って、「川崎」や「横浜」等の陸運支局
コードについての文字パターンテンプレート辞書を作成
し、「あ」や「う」等の用途コードについての文字パタ
ーンテンプレート辞書を作成し、「1」や「2」等の分
類番号についての文字パターンテンプレート辞書を作成
するのである。
【0082】このようにして、本発明のナンバープレー
ト読取装置1によれば、ナンバープレート全文字を認識
するための文字パターンテンプレート辞書を効率よく作
成できるようになる。
【0083】図14及び図15に、本発明のナンバープ
レート読取装置1が実行するナンバープレート読取処理
の処理フローの他の実施形態例を図示する。
【0084】この処理フローに従う場合、本発明のナン
バープレート読取装置1は、図12の処理フローに従っ
て生成した陸運支局コードや用途コードや分類番号につ
いての文字パターンテンプレート辞書について、各変形
条件の近傍でさらに細かく変形した文字パターンテンプ
レート辞書を作成して、再度、文字パターンテンプレー
ト辞書の選択処理を繰り返すことにより、段階的かつ緻
密に、陸運支局コードや用途コードや分類番号について
の最適な文字パターンテンプレート辞書を作成するよう
に処理する。
【0085】すなわち、図14及び図15の処理フロー
に従う場合には、図12の処理フローのステップ1〜ス
テップ8と同じ処理を実行するステップ1〜ステップ8
の処理に従って、ステップ9に進むと、ステップ8で決
定した文字パターンテンプレート辞書の変形パラメータ
(一連指定番号についての変形パラメータ)に従って、
一連指定番号以外の文字パターンを生成することで、ナ
ンバープレートの陸運支局コード/用途コード/分類番
号のそれぞれについて、文字パターンテンプレート辞書
を作成する(ステップ9)。
【0086】続いて、作成した文字パターンテンプレー
ト辞書の変形パラメータの近傍で、一連指定番号以外に
ついての詳細変形の文字パターンテンプレート辞書セッ
トを作成する(ステップ10)。
【0087】例えば図16に示すように、一連指定番号
について、変形タイプ3の文字パターンテンプレート辞
書を実際に用いるものとして決定する場合には、その変
形タイプ3に従って、一連指定番号以外についての文字
パターンテンプレート辞書を作成した後に、その変形パ
ラメータの近傍で、一連指定番号以外についての詳細変
形の文字パターンテンプレート辞書セットを作成するの
である。
【0088】続いて、ナンバープレートの一連指定番号
以外の文字を処理対象として、この新たに作成した文字
パターンテンプレート辞書セットを使って、図12の処
理フローのステップ2と同様のマッチング処理を実行す
る(ステップ11)。
【0089】続いて、規定台数の走行車両を処理したの
か否かを判断して(ステップ12)、処理していない場
合にはステップ11に戻ることでマッチング処理を続行
し、処理した場合には、ステップ13に進んで、一連指
定番号以外の文字について、最大のカウント値を持つ文
字パターンテンプレート辞書を実際に用いるものとして
決定して、処理を終了する。
【0090】このようにして、本発明のナンバープレー
ト読取装置1によれば、ナンバープレート上の各文字の
配置に起因する微小な変形条件の違いに対して最適な認
識率が得られる文字パターンテンプレート辞書を効率よ
く作成できるようになる。
【0091】(付記1)走行車両のナンバープレートを
読み取るナンバープレート読取装置において、異なる変
形を施したナンバープレート文字を格納する複数の辞書
と、上記辞書に格納されるナンバープレート文字と走行
車両から取得されるナンバープレート画像との合致度を
算出する手段と、複数台の走行車両から取得されるナン
バープレート画像と上記辞書に格納されるナンバープレ
ート文字との上記合致度に基づいて、上記辞書の中か
ら、実際の読み取りで用いる1つ又は複数の辞書を選択
する手段とを備えることを、特徴とするナンバープレー
ト読取装置。
【0092】(付記2)付記1記載のナンバープレート
読取装置において、上記選択した辞書に格納されるナン
バープレート文字を変形させることで、上記選択の対象
となる新たな辞書を作成する手段を備えることを、特徴
とするナンバープレート読取装置。
【0093】(付記3)走行車両のナンバープレートを
読み取るナンバープレート読取装置において、特定位置
のナンバープレート文字を格納対象として、異なる変形
を施したナンバープレート文字を格納する複数の辞書
と、上記辞書に格納されるナンバープレート文字と走行
車両から取得されるナンバープレート画像との合致度を
算出する手段と、複数台の走行車両から取得されるナン
バープレート画像と上記辞書に格納されるナンバープレ
ート文字との上記合致度に基づいて、上記辞書の中か
ら、実際の読み取りで用いる1つ又は複数の辞書を選択
する手段と、上記選択した辞書に格納されるナンバープ
レート文字の変形パラメータに従って、上記特定位置以
外の残りの文字位置のナンバープレート文字を格納する
1つ又は複数の辞書を生成する手段とを備えることを、
特徴とするナンバープレート読取装置。
【0094】(付記4)付記3記載のナンバープレート
読取装置において、上記選択した辞書に格納されるナン
バープレート文字を変形させることで、上記選択の対象
となる新たな辞書を作成する手段を備えることを、特徴
とするナンバープレート読取装置。
【0095】(付記5)付記3又は4記載のナンバープ
レート読取装置において、上記生成した辞書に格納され
るナンバープレート文字を変形させることで、上記選択
の対象となる新たな辞書を作成する手段を備えること
を、特徴とするナンバープレート読取装置。
【0096】(付記6)走行車両のナンバープレートを
読み取るナンバープレート読取方法において、走行車両
からナンバープレート画像を取得し、異なる変形を施し
たナンバープレート文字を格納する複数の辞書を参照す
ることで、その取得したナンバープレート画像とそれら
の辞書に格納されるナンバープレート文字との合致度を
算出し、それに基づいて、それらの辞書の中から最適な
辞書を選択するという処理を繰り返す過程と、上記選択
の回数に基づいて、実際の読み取りで用いる1つ又は複
数の辞書を選択する過程とを備えることを、特徴とする
ナンバープレート読取方法。
【0097】(付記7)付記6記載のナンバープレート
読取装置において、上記選択した辞書に格納されるナン
バープレート文字を変形させることで、上記選択の対象
となる新たな辞書を作成する過程を備えることを、特徴
とするナンバープレート読取方法。
【0098】(付記8)走行車両のナンバープレートを
読み取るナンバープレート読取方法において、走行車両
からナンバープレート画像を取得し、特定位置のナンバ
ープレート文字を格納対象として、異なる変形を施した
ナンバープレート文字を格納する複数の辞書を参照する
ことで、その取得したナンバープレート画像とそれらの
辞書に格納されるナンバープレート文字との合致度を算
出し、それに基づいて、それらの辞書の中から最適な辞
書を選択するという処理を繰り返す過程と、上記選択の
回数に基づいて、実際の読み取りで用いる1つ又は複数
の辞書を選択する過程と、上記選択した辞書に格納され
るナンバープレート文字の変形パラメータに従って、上
記特定位置以外の残りの文字位置のナンバープレート文
字を格納する1つ又は複数の辞書を生成する過程とを備
えることを、特徴とするナンバープレート読取方法。
【0099】(付記9)付記8記載のナンバープレート
読取方法において、上記選択した辞書に格納されるナン
バープレート文字を変形させることで、上記選択の対象
となる新たな辞書を作成する過程を備えることを、特徴
とするナンバープレート読取方法。
【0100】(付記10)付記8又は9記載のナンバー
プレート読取方法において、上記生成した辞書に格納さ
れるナンバープレート文字を変形させることで、上記選
択の対象となる新たな辞書を作成する過程を備えること
を、特徴とするナンバープレート読取方法。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
異なる変形を施したナンバープレート文字を格納する複
数の辞書を用意して、その中から、ナンバープレート文
字の読み取りに最適となる1つ又は複数の辞書を選択し
ていくように処理することから、人手による調整処理を
必要とすることなく自動的にナンバープレートの文字を
読み取れるようになる。
【0102】そして、最初から沢山の辞書を用意するの
ではなくて、少ない個数の辞書を用意しておいて、その
中から最適となる1つ又は複数の辞書を選択して、その
辞書に格納されるナンバープレート文字を変形させるこ
とで新たな辞書を作成してそれを選択対象としていくこ
とから、設置場所にあった辞書を小さな処理負荷で選択
作成できるようになる。
【0103】そして、ナンバープレートに含まれる特定
位置のナンバープレート文字を使って、この辞書の選択
作成処理を実行することから、設置場所にあった辞書を
小さな処理負荷で選択作成できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のナンバープレート読取装置の装置構成
図である。
【図2】文字パターンテンプレート辞書の説明図であ
る。
【図3】本発明のナンバープレート読取装置が実行する
処理フローの一実施形態例である。
【図4】実施形態例の動作説明図である。
【図5】実施形態例の動作説明図である。
【図6】実施形態例の動作説明図である。
【図7】本発明のナンバープレート読取装置が実行する
処理フローの他の実施形態例である。
【図8】実施形態例の動作説明図である。
【図9】複数の文字パターンテンプレート辞書を用いた
認識処理の説明図である。
【図10】本発明のナンバープレート読取装置が実行す
る処理フローの他の実施形態例である。
【図11】実施形態例の動作説明図である。
【図12】本発明のナンバープレート読取装置が実行す
る処理フローの他の実施形態例である。
【図13】実施形態例の動作説明図である。
【図14】本発明のナンバープレート読取装置が実行す
る処理フローの他の実施形態例である。
【図15】本発明のナンバープレート読取装置が実行す
る処理フローの他の実施形態例である。
【図16】実施形態例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 ナンバープレート読取装置 2 TVカメラ 11 画像入力部 12 画像メモリ 13 基本文字パターンメモリ 14 文字パターン変形処理部 15 テンプレート辞書メモリ 16 文字パターンマッチング処理部 17 テンプレート辞書選択部 18 選択回数累積記録部 19 動作制御部 20 読取結果出力部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車両のナンバープレートを読み取る
    ナンバープレート読取装置において、 異なる変形を施したナンバープレート文字を格納する複
    数の辞書と、 上記辞書に格納されるナンバープレート文字と走行車両
    から取得されるナンバープレート画像との合致度を算出
    する手段と、 複数台の走行車両から取得されるナンバープレート画像
    と上記辞書に格納されるナンバープレート文字との上記
    合致度に基づいて、上記辞書の中から、実際の読み取り
    で用いる1つ又は複数の辞書を選択する手段とを備える
    ことを、 特徴とするナンバープレート読取装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のナンバープレート読取装
    置において、 上記選択した辞書に格納されるナンバープレート文字を
    変形させることで、上記選択の対象となる新たな辞書を
    作成する手段を備えることを、 特徴とするナンバープレート読取装置。
  3. 【請求項3】 走行車両のナンバープレートを読み取る
    ナンバープレート読取装置において、 特定位置のナンバープレート文字を格納対象として、異
    なる変形を施したナンバープレート文字を格納する複数
    の辞書と、 上記辞書に格納されるナンバープレート文字と走行車両
    から取得されるナンバープレート画像との合致度を算出
    する手段と、 複数台の走行車両から取得されるナンバープレート画像
    と上記辞書に格納されるナンバープレート文字との上記
    合致度に基づいて、上記辞書の中から、実際の読み取り
    で用いる1つ又は複数の辞書を選択する手段と、 上記選択した辞書に格納されるナンバープレート文字の
    変形パラメータに従って、上記特定位置以外の残りの文
    字位置のナンバープレート文字を格納する1つ又は複数
    の辞書を生成する手段とを備えることを、 特徴とするナンバープレート読取装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のナンバープレート読取装
    置において、 上記選択した辞書に格納されるナンバープレート文字を
    変形させることで、上記選択の対象となる新たな辞書を
    作成する手段を備えることを、 特徴とするナンバープレート読取装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載のナンバープレート
    読取装置において、 上記生成した辞書に格納されるナンバープレート文字を
    変形させることで、上記選択の対象となる新たな辞書を
    作成する手段を備えることを、 特徴とするナンバープレート読取装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016164737A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 富士通株式会社 認識装置、認識システム、認識プログラムおよび認識方法

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