JP2003242082A - 電子メール転送システム、電子メール転送サーバ及び電子メール転送方法 - Google Patents

電子メール転送システム、電子メール転送サーバ及び電子メール転送方法

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JP2003242082A
JP2003242082A JP2002040740A JP2002040740A JP2003242082A JP 2003242082 A JP2003242082 A JP 2003242082A JP 2002040740 A JP2002040740 A JP 2002040740A JP 2002040740 A JP2002040740 A JP 2002040740A JP 2003242082 A JP2003242082 A JP 2003242082A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め登録されている個人に加えて登録されて
いない個人にも宣伝広告を配信することができる電子メ
ール転送システムを提供する。 【解決手段】 本発明の電子メール転送システムは、転
送者端末3−1〜3−nと、電子メール転送サーバ4と
を備えている。転送者端末3−1〜3−nと電子メール
転送サーバ4は、ネットワーク5に接続されている。転
送者端末3−1〜3−nは、メインメール10に関連す
るダミーメール20を順に転送する。電子メール転送サ
ーバ4は、ダミーメール10の転送に応答して送信条件
が満たされたと判断されるとき、転送者端末3−1〜3
−nにメインメール10を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールを転送
する電子メール転送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの電子メールを用いて多
数の個人に直接に宣伝広告を配信するダイレクトメール
が実施されている。ダイレクトメールの発信者は、予め
登録されているメールアドレスのみに配信することがで
きる。登録されていない個人にも宣伝広告を配信するこ
とができるダイレクトメールが望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、予め
登録されている個人に加えて登録されていない個人にも
宣伝広告を配信することができる電子メール転送システ
ムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】以下に、[発明の実施の
形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決する
ための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許
請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との
対応関係を明らかにするために付加されたものである
が、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的
範囲の解釈に用いてはならない。
【0005】本発明の電子メール転送システムは、電子
メール転送サーバ4と第1番目から第n(nは、2以上
の整数)番目までの端末3−1〜3−nとを備えてい
る。電子メール転送サーバ4と端末3−1〜3−nは、
通信ネットワーク5に接続されている。電子メール転送
サーバ4は、電子メールであるメインメール10が格納
されたメールデータベース54と転送ログデータベース
55とを有する。電子メール転送サーバ4は、電子メー
ルであるダミーメール20を端末3−1に送信する。ダ
ミーメール20が端末3−j(1≦j≦n−1を満たす
整数)から端末3−(j+1)に転送されるとき、電子
メール転送サーバ4はダミーメール20を受信する。ダ
ミーメール20は端末3−jと端末3−(j+1)との
アドレスを含む。電子メール転送サーバ4は、ダミーメ
ール20に含まれる端末3−jと端末3−(j+1)と
のアドレスを抽出して転送ログデータベース55に登録
し、メインメール10の送信条件が満たされたとき、ア
ドレスに基づいて端末3−1から端末3−nにメインメ
ール10を送信する。
【0006】また、本発明の電子メール転送システム
は、例えば依頼主端末1を更に備えている。依頼主端末
1は、依頼主Aに属す。依頼主端末1は、メインメール
10を電子メール転送サーバ4に送信する。電子メール
転送サーバ4は、メインメール10をメールデータベー
ス54に格納する。本発明の電子メール転送システムに
よれば、依頼主Aは、依頼主端末1に登録されている個
人(転送者C−1)に加えて依頼主端末1に登録されて
いない個人(転送者C−2、…、C−n)にもメインメ
ール10に関する情報をダミーメール20によって配信
(送信/転送)することができる。
【0007】また、本発明の電子メール転送システム
は、例えば広告主端末2を更に備えている。広告主端末
2は、広告主Bに属す。広告主端末2は、ダミーメール
20(広告メール20)を電子メール転送サーバ4に送
信する。本発明の電子メール転送システムによれば、メ
インメール10が転送者C−2、…、C−nに送信され
る旨をダミーメール20(広告主Bの広告情報を含む広
告メール20)によって事前に知らせることができるた
め、広告主Bは、広告主端末2に登録されている個人
(転送者C−1)に加えて広告主端末2に登録されてい
ない個人(転送者C−2、…、C−n)にも広告主Bの
広告情報(広告、CM、ポスターを表す)を配信(送信
/転送)することができる。
【0008】電子メール転送サーバ4は、メインメール
送信条件データベース58を更に有する。ダミーメール
20はメインメール10の送信条件を含む。送信条件
は、予め決められた転送回数nを含む。メインメール送
信条件データベース58には、送信条件として予め決め
られた転送回数nが登録されている。電子メール転送サ
ーバ4は、端末3−jから端末3−(j+1)に転送さ
れる回数を示す転送回数“j+1”をアドレスと共に転
送ログデータベース55に登録する。電子メール転送サ
ーバ4は、メインメール送信条件データベース58と転
送ログデータベース55とを参照して、転送回数“j+
1”が予め決められた転送回数nを満たしているか否か
を判定する。電子メール転送サーバ4は、転送回数“j
+1”が予め決められた転送回数nを満たしたとき、ア
ドレスに基づいて端末3−1から端末3−nにメインメ
ール10を送信する。
【0009】送信条件は、予め決められた時間を含む。
メインメール送信条件データベース58には、送信条件
として予め決められた時間が更に登録されている。電子
メール転送サーバ4は、メインメール送信条件データベ
ース58を参照して、予め決められた時間が経過したか
否かを判定する。電子メール転送サーバ4は、予め決め
られた転送回数nが満たされずに予め決められた時間が
経過したとき、送信条件が満たされないことを示す残念
メールをアドレスに基づいて端末3−1から端末3−j
に送信する。
【0010】電子メール転送サーバ4は、端末3−(j
+1)のアドレスを抽出したときに、端末3−(j+
1)のアドレスが転送ログデータベース55に登録され
たアドレスと重複しているか否かを判定する。電子メー
ル転送サーバ4は、端末3−(j+1)のアドレスが重
複したとき、端末3−(j+1)のアドレスを端末3−
1〜3−nのうちの転送ログデータベース55に登録さ
れたアドレス以外の転送先端末のアドレスに代えてダミ
ーメール20を再転送するように通知するためのアラー
トをアドレスに基づいて端末3−jに送信する。
【0011】電子メール転送サーバ4は、転送制限条件
データベース57を更に有する。ダミーメール20に
は、端末3−(j+1)が滞在する場所を表す転送先場
所が情報として含まれる。この場合、電子メール転送サ
ーバ4は、アドレスと転送回数と共に転送先場所を転送
ログデータベース55に登録する。送信条件は、ダミー
メール20の転送制限条件として予め決められた転送先
場所を含む。転送制限条件データベース57、メインメ
ール送信条件データベース58には、予め決められた転
送先場所が情報として登録されている。電子メール転送
サーバ4は、メインメール送信条件データベース58
(又は転送制限条件データベース57)と転送ログデー
タベース55とを参照して、転送先場所が予め決められ
た転送先場所を満たしているか否かを判定する。電子メ
ール転送サーバ4は、転送先場所が予め決められた転送
先場所を満たさないとき、ダミーメール20を再転送す
るように通知するためのアラートをアドレスに基づいて
端末3−jに送信する。
【0012】電子メール転送サーバ4は、個人プロファ
イルデータベース59を更に有する。個人プロファイル
データベース59には、アドレスと転送先{例えば転送
者3−(j+1)}の属性とが対応付けられて登録され
ている。転送ログデータベース55に登録されたアドレ
スは、個人プロファイルデータベース59に登録された
アドレスに対応する。送信条件は、ダミーメール20の
転送制限条件として予め決められた転送先の属性を含
む。転送制限条件データベース57、メインメール送信
条件データベース58には、予め決められた転送先の属
性が登録されている。電子メール転送サーバ4は、メイ
ンメール送信条件データベース58(又は転送制限条件
データベース57)と個人プロファイルデータベース5
9と転送ログデータベース55とを参照して、転送先の
属性が予め決められた転送先の属性を満たしているか否
かを判定する。電子メール転送サーバ4は、転送先の属
性が予め決められた転送先の属性を満たさないとき、ダ
ミーメール20を再転送するように通知するためのアラ
ートをアドレスに基づいて端末3−jに送信する。
【0013】本発明の電子メール転送システムにおい
て、端末3−(j+1)に転送されたダミーメール20
には、電子メール転送サーバ4によって転送回数“j+
1”が記載されている。
【0014】本発明の電子メール転送システムにおい
て、電子メール転送サーバ4によって受信されるダミー
メール20はコピーである。
【0015】本発明の電子メール転送システムにおい
て、端末3−(j+1)に転送されたダミーメール20
は、端末3−(j+1)に表示される。端末3−(j+
1)は、転送回数通知要求を電子メール転送サーバに送
信する。電子メール転送サーバ4は、端末3−(j+
1)からの転送回数通知要求に基づいて転送ログデータ
ベース55を参照して転送回数を端末3−(j+1)に
表示する。
【0016】本発明の電子メール転送システムにおい
て、電子メール転送サーバ4は、課金処理部53を更に
有する。課金処理部53は、電子メール(メインメール
10、ダミーメール20)の通信料金が記載された通信
料金電子メールを出力用端末(依頼主端末1、広告主端
末2、スポンサーが利用する端末)に送信する。また、
課金処理部53は、通信料金電子メールを出力用端末に
送信する前に端末3−1〜3−(j+1)のうちの1つ
の端末(例えば端末3−j)から課金変更通知を受信し
たとき、通信料金電子メールを端末3−jに送信する。
【0017】本発明の電子メール転送サーバ4は、通信
ネットワーク5と、通信ネットワーク5を介して第1番
目から第n(nは、2以上の整数)番目までの端末3−
1〜3−nに接続されている。本発明の電子メール転送
サーバ4は、ダミーメール送信部43とダミーメール受
信部44とFrom−Toアドレス抽出部45とログ記
録部47とメインメール送信部41とメールデータベー
ス54と転送ログデータベース55とを備えている。メ
ールデータベース54には、電子メールであるメインメ
ール10が格納されている。ダミーメール送信部43
は、電子メールであるダミーメール20を端末3−1に
送信する。ダミーメール受信部44は、ダミーメール2
0が端末3−j(1≦j≦n−1を満たす整数)から端
末3−(j+1)に転送されるとき、ダミーメール20
を受信する。ダミーメール20は端末3−jと端末3−
(j+1)とのアドレスを含む。From−Toアドレ
ス抽出部45は、ダミーメール20に含まれる端末3−
jと端末3−(j+1)とのアドレスを抽出する。ログ
記録部47は、アドレスを転送ログデータベース55に
登録する。メインメール送信部41は、メインメール1
0の送信条件が満たされたとき、アドレスに基づいて端
末3−1から端末3−nにメインメール10を送信す
る。
【0018】例えば、依頼主Aに属す依頼主端末1は、
メインメール10を電子メール転送サーバ4に送信す
る。本発明の電子メール転送サーバ4は、依頼主端末1
からのメインメール10を受信してメールデータベース
54に格納するメインメール受信部42を更に備えてい
る。本発明の電子メール転送サーバ4によれば、依頼主
Aは、依頼主端末1に登録されている個人(転送者C−
1)に加えて依頼主端末1に登録されていない個人(転
送者C−2、…、C−n)にもメインメール10に関す
る情報をダミーメール20によって配信(送信/転送)
することができる。
【0019】例えば、広告主Bに属す広告主端末2は、
ダミーメール20(広告メール20)を電子メール転送
サーバ4に送信する。本発明の電子メール転送サーバ4
によれば、メインメール10が転送者C−2、…、C−
nに送信される旨をダミーメール20(広告主Bの広告
情報を含む広告メール20)によって事前に知らせるこ
とができるため、広告主Bは、広告主端末2に登録され
ている個人(転送者C−1)に加えて広告主端末2に登
録されていない個人(転送者C−2、…、C−n)にも
広告主Bの広告情報(広告、CM、ポスターを表す)を
配信(送信/転送)することができる。
【0020】本発明の電子メール転送サーバ4は、条件
判定部48とメインメール送信条件データベース58と
を更に備えている。ダミーメール20はメインメール1
0の送信条件を含む。送信条件は、予め決められた転送
回数nを含む。メインメール送信条件データベース58
には、送信条件として予め決められた転送回数nが登録
されている。ログ記録部47は、端末3−jから端末3
−(j+1)に転送される回数を示す転送回数“j+
1”をアドレスと共に転送ログデータベース55に登録
する。条件判定部48は、メインメール送信条件データ
ベース58と転送ログデータベース55とを参照して、
転送回数“j+1”が予め決められた転送回数nを満た
しているか否かを判定する。メインメール送信部41
は、転送回数“j+1”が予め決められた転送回数nを
満たしたとき、アドレスに基づいて端末3−1から端末
3−nにメインメール10を送信する。
【0021】本発明の電子メール転送サーバ4は、監視
部52と残念メール送信部50とを更に備えている。送
信条件は、予め決められた時間を含む。メインメール送
信条件データベース58には、送信条件として予め決め
られた時間が更に登録されている。監視部52は、メイ
ンメール送信条件データベース58を参照して、予め決
められた時間が経過したか否かを判定する。残念メール
送信部50は、予め決められた転送回数nが満たされず
に予め決められた時間が経過したとき、送信条件が満た
されないことを示す残念メールをアドレスに基づいて端
末3−1から端末3−jに送信する。
【0022】本発明の電子メール転送サーバ4は、アラ
ート送信部49を更に備えている。条件判定部48は、
From−Toアドレス抽出部45が端末3−(j+
1)のアドレスを抽出したときに、端末3−(j+1)
のアドレスが転送ログデータベース55に登録されたア
ドレスと重複しているか否かを判定する。ダミーメール
送信部43(又はアラート送信部49)は、端末3−
(j+1)のアドレスが重複したとき、端末3−(j+
1)のアドレスを端末3−1〜3−nのうちの転送ログ
データベース55に登録されたアドレス以外の転送先端
末のアドレスに代えてダミーメール20を再転送するよ
うに通知するためのアラートをアドレスに基づいて端末
3−jに送信する。
【0023】本発明の電子メール転送サーバ4は、転送
制限条件データベース57を更に備えている。ダミーメ
ール20には、端末3−(j+1)が滞在する場所を表
す転送先場所が情報として含まれる。この場合、ログ記
録部47は、アドレスと転送回数と共に転送先場所を転
送ログデータベース55に登録する。送信条件は、ダミ
ーメール20の転送制限条件として予め決められた転送
先場所を含む。転送制限条件データベース57、メイン
メール送信条件データベース58には、予め決められた
転送先場所が情報として登録されている。条件判定部4
8は、メインメール送信条件データベース58(又は転
送制限条件データベース57)と転送ログデータベース
55とを参照して、転送先場所が予め決められた転送先
場所を満たしているか否かを判定する。ダミーメール送
信部43(又はアラート送信部49)は、転送先場所が
予め決められた転送先場所を満たさないとき、ダミーメ
ール20を再転送するように通知するためのアラートを
アドレスに基づいて端末3−jに送信する。
【0024】本発明の電子メール転送サーバ4は、個人
プロファイルデータベース59を更に備えている。個人
プロファイルデータベース59には、アドレスと転送先
{例えば転送者3−(j+1)}とが対応付けられて登
録されている。転送ログデータベース55に登録された
アドレスは、個人プロファイルデータベース59に登録
されたアドレスに対応する。送信条件は、ダミーメール
20の転送制限条件として予め決められた転送先の属性
を含む。転送制限条件データベース57、メインメール
送信条件データベース58には、予め決められた転送者
の属性が登録されている。条件判定部48は、メインメ
ール送信条件データベース58(又は転送制限条件デー
タベース57)と個人プロファイルデータベース59と
転送ログデータベース55とを参照して、転送先の属性
が予め決められた転送先の属性を満たしているか否かを
判定する。ダミーメール送信部43(又はアラート送信
部49)は、転送先の属性が予め決められた転送先の属
性を満たさないとき、ダミーメール20を再転送するよ
うに通知するためのアラートをアドレスに基づいて端末
3−jに送信する。
【0025】本発明の電子メール転送サーバ4におい
て、端末3−(j+1)に転送されたダミーメール20
には、ダミーメール送信部43によって転送回数“j+
1”が記載されている。
【0026】本発明の電子メール転送サーバ4におい
て、ダミーメール受信部44によって受信されるダミー
メール20はコピーである。
【0027】本発明の電子メール転送サーバ4におい
て、端末3−(j+1)に転送されたダミーメール20
は、端末3−(j+1)に表示される。ダミーメール受
信部44は、端末3−(j+1)からの転送回数通知要
求を受信する。ダミーメール送信部43は、転送回数通
知要求に基づいて転送ログデータベース55を参照して
転送回数を端末3−(j+1)に表示する。
【0028】本発明の電子メール転送サーバ4は、課金
処理部53を更に備えている。課金処理部53は、電子
メール(メインメール10、ダミーメール20)の通信
料金が記載された通信料金電子メールを出力用端末(依
頼主端末1、広告主端末2、スポンサーが利用する端
末)に送信する。また、課金処理部53は、通信料金電
子メールを出力用端末に送信する前に端末3−1〜3−
(j+1)のうちの1つの端末(例えば端末3−j)か
ら課金変更通知を受信したとき、通信料金電子メールを
端末3−jに送信する。
【0029】本発明の電子メール転送方法は、通信ネッ
トワーク5に接続された電子メール転送サーバ4が通信
ネットワークを介して第1番目から第n(nは、2以上
の整数)番目までの端末3−1〜3−nに通信する方法
である。本発明の電子メール転送方法は、メインメール
受信部42とダミーメール送信部43とダミーメール受
信部44とFrom−Toアドレス抽出部45とログ記
録部47とメインメール送信部41とメールデータベー
ス54と転送ログデータベース55とを備えた電子メー
ル転送サーバ4によって実現する。本発明の電子メール
転送方法は、第1ステップ(S6)と第2ステップ(S
11、S111)と第3ステップ(S15、S20、S
25、S41、S115、S119、S123)と第4
ステップ(S42)と第5ステップ(S47)と第6ス
テップ(S28、S51、S55、S58、S59、S
60、S125、S141、S142、S143)とを
備えている。第1ステップ(S6)は、電子メールであ
るメインメール10をメールデータベース54に格納す
る。第2ステップ(S11、S111)は、ダミーメー
ル送信部43によって、電子メールであるダミーメール
20を端末3−1に送信する。第3ステップ(S15、
S20、S25、S41、S115、S119、S12
3)は、ダミーメール20が端末3−j(1≦j≦n−
1を満たす整数)から端末3−(j+1)に転送される
とき、ダミーメール受信部44によってダミーメール2
0を受信する。ダミーメール20は端末3−jと端末3
−(j+1)とのアドレスを含む。第4ステップ(S4
2)は、From−Toアドレス抽出部45によって、
ダミーメール20に含まれる端末3−jと端末3−(j
+1)とのアドレスを抽出する。第5ステップ(S4
7)は、ログ記録部47によって、アドレスを転送ログ
データベース55に登録する。第6ステップ(S28、
S51、S55、S58、S59、S60、S125、
S141、S142、S143)は、メインメール10
の送信条件が満たされたとき、メインメール送信部41
によって、アドレスに基づいて端末3−1から端末3−
nにメインメール10を送信する。
【0030】本発明の電子メール転送方法は、条件判定
部48とメインメール送信条件データベース58とを更
に備えた電子メール転送サーバ4によって実現する。本
発明の電子メール転送方法は、第7ステップ(S47)
と第8ステップ(S55、S141)と第9ステップ
(S28、S55−YES、S58、S59、S60、
S125、S141、S142、S143)とを更に備
えている。ダミーメール20はメインメール10の送信
条件を含む。送信条件は予め決められた転送回数nを含
む。メインメール送信条件データベース58には送信条
件として予め決められた転送回数nが登録されている。
第7ステップ(S47)は、端末3−jから端末3−
(j+1)に転送される回数を示す転送回数“j+1”
をアドレスと共に転送ログデータベース55に登録す
る。第8ステップ(S55、S141)は、条件判定部
48によって、メインメール送信条件データベース58
と転送ログデータベース55とを参照して、転送回数
“j+1”が予め決められた転送回数nを満たしている
か否かを判定する。第9ステップ(S28、S55−Y
ES、S58、S59、S60、S125、S141、
S142、S143)は、転送回数“j+1”が予め決
められた転送回数nを満たしたとき、メインメール送信
部41によって、アドレスに基づいて端末3−1から端
末3−nにメインメール10を送信する。
【0031】本発明の電子メール転送方法は、監視部5
2と残念メール送信部50とを更に備えた電子メール転
送サーバ4によって実現する。本発明の電子メール転送
方法は、第10ステップ(S51、S52)と第11ス
テップ(S33、S34、S52−YES、S53、S
54、S131、S132)を更に備えている。送信条
件は予め決められた時間を含む。メインメール送信条件
データベース58には送信条件として予め決められた時
間が更に登録されている。第10ステップ(S51、S
52)は、監視部52によって、メインメール送信条件
データベース58を参照して、予め決められた時間が経
過したか否かを判定する。第11ステップ(S33、S
34、S52−YES、S53、S54、S131、S
132)は、予め決められた転送回数nが満たされずに
予め決められた時間が経過したとき、残念メール送信部
50によって、送信条件が満たされないことを示す残念
メールをアドレスに基づいて端末3−1から端末3−j
に送信する。
【0032】本発明の電子メール転送方法は、アラート
送信部49を更に備えた電子メール転送サーバ4によっ
て実現する。本発明の電子メール転送方法は、第12ス
テップ(S44)と第13ステップ(S44−YES、
S45)を更に備えている。第12ステップ(S44)
は、条件判定部48によって、From−Toアドレス
抽出部45が端末3−(j+1)のアドレスを抽出した
ときに、端末3−(j+1)のアドレスが転送ログデー
タベース55に登録されたアドレスと重複しているか否
かを判定する。第13ステップ(S44−YES、S4
5)は、端末3−(j+1)のアドレスが重複したと
き、ダミーメール送信部43(又はアラート送信部4
9)によって、端末3−(j+1)のアドレスを端末3
−1〜3−nのうちの転送ログデータベース55に登録
されたアドレス以外のアドレスに代えてダミーメール2
0を再転送するように通知するためのアラートをアドレ
スに基づいて端末3−jに送信する。
【0033】本発明の電子メール転送方法は、転送制限
条件データベース57を更に備えた電子メール転送サー
バ4によって実現する。本発明の電子メール転送方法
は、第14ステップ(S47)と第15ステップ(S4
8、S49−YES、S50、S71、S72)と第1
6ステップ(S50、S72−NO、S83、S84、
S85)とを更に備えている。ダミーメール20には、
端末3−(j+1)が滞在する場所を表す転送先場所が
情報として含まれる。この場合、第14ステップ(S4
7)は、ログ記録部47によって、アドレスと転送回数
と共に転送先場所を転送ログデータベース55に登録す
る。送信条件は、ダミーメール20の転送制限条件とし
て予め決められた転送先場所を含む。転送制限条件デー
タベース57、メインメール送信条件データベース58
には、予め決められた転送先場所が情報として登録され
ている。第15ステップ(S48、S49−YES、S
50、S71、S72)は、条件判定部48によって、
メインメール送信条件データベース58(又は転送制限
条件データベース57)と転送ログデータベース55と
を参照して、転送先場所が予め決められた転送先場所を
満たしているか否かを判定する。第16ステップ(S5
0、S72−NO、S83、S84、S85)は、転送
先場所が予め決められた転送先場所を満たさないとき、
ダミーメール送信部43(又はアラート送信部49)に
よって、ダミーメール20を再転送するように通知する
ためのアラートをアドレスに基づいて端末3−jに送信
する。
【0034】本発明の電子メール転送方法は、個人プロ
ファイルデータベース59を備えた電子メール転送サー
バ4によって実現する。本発明の電子メール転送方法
は、第17ステップ(S48、S49−YES、S5
0、S73〜S82)と第18ステップとを更に備えて
いる。個人プロファイルデータベース59にはアドレス
と転送先{例えば転送者3−(j+1)}の属性とが対
応付けられて登録されている。転送ログデータベース5
5に登録されたアドレスは個人プロファイルデータベー
ス59に登録されたアドレスに対応する。送信条件は、
ダミーメール20の転送制限条件として予め決められた
転送先の属性を含む。転送制限条件データベース57、
メインメール送信条件データベース58には、予め決め
られた転送先の属性が登録されている。第17ステップ
(S48、S49−YES、S50、S73〜S82)
は、条件判定部48によって、メインメール送信条件デ
ータベース58(又は転送制限条件データベース57)
と個人プロファイルデータベース59と転送ログデータ
ベース55とを参照して、転送先の属性が予め決められ
た転送先の属性を満たしているか否かを判定する。第1
8ステップ(S50、S74−NO、S76−NO、S
78−NO、S80−NO、S82−NO)は、転送制
限条件が満たされないとき、ダミーメール送信部43
(又はアラート送信部49)によって、ダミーメール2
0を再転送するように通知するためのアラートをアドレ
スに基づいて端末3−jに送信する。
【0035】本発明の電子メール転送方法において、ダ
ミーメール受信部44によって受信されるダミーメール
20はコピーである。
【0036】本発明の電子メール転送方法において、端
末3−(j+1)に転送されたダミーメール20は、端
末3−(j+1)に表示される。本発明の電子メール転
送方法は、第19ステップ(S92−YES、S152
−YES)と第20ステップ(S93、S94、S15
3、S154)とを更に備えている。第19ステップ
(S92−YES、S152−YES)は、ダミーメー
ル受信部44によって、端末3−(j+1)からの転送
回数通知要求を受信する。第20ステップ(S93、S
94、S153、S154)は、ダミーメール送信部4
3によって、転送回数通知要求に基づいて転送ログデー
タベース55を参照して転送回数を端末3−(j+1)
に表示する。
【0037】本発明の電子メール転送方法は、第21ス
テップ(S102−NO、S103、S104、S10
5、S106、S107)を更に備えている。第21ス
テップ(S102−NO、S103、S104、S10
5、S106、S107)は、課金処理部53によっ
て、電子メール(メインメール10、ダミーメール2
0)の通信料金が記載された通信料金電子メールを出力
用端末(依頼主端末1、広告主端末2、スポンサーが利
用する端末)に送信する。また、本発明の電子メール転
送方法は、第22ステップ(S101、S102−YE
S、S108、S109、S110)を更に備えてい
る。第22ステップ(S101、S102−YES、S
108、S109、S110)は、通信料金電子メール
を出力用端末に送信する前に端末3−1〜3−(j+
1)のうちの1つの端末(例えば端末3−j)から課金
変更通知を受信したとき、課金処理部53によって、通
信料金電子メールを端末3−jに送信する。
【0038】本発明のコンピュータプログラムは、電子
メール転送方法を電子メール転送サーバ4に実行させ
る。電子メール転送サーバ4は、コンピュータプログラ
ムであるメインメール送信部41、メインメール受信部
42、ダミーメール送信部43、ダミーメール受信部4
4、From−Toアドレス抽出部45、ログ記録部4
7、条件判定部48、アラート送信部49、残念メール
送信部50、タイマ監視部52、課金処理部53を備
え、メールデータベース54、転送ログデータベース5
5、転送制限条件データベース57、メインメール送信
条件データベース58、個人プロファイルデータベース
59を有する。
【0039】本発明のメール配信プログラムは、通信ネ
ットワーク5に接続されて複数の端末3−1〜3−nと
電子メール伝送サーバ4とを含む電子メール転送システ
ムのコンピュータプログラムである。複数の端末3−1
〜3−nと電子メール伝送サーバ4はコンピュータであ
る。本発明のコンピュータプログラムは、第31ステッ
プ(S11、S111)と第32ステップ(S14、S
114)と第33ステップ(S19、S118)と第3
4ステップ(S15、S20、S115、S119)と
第35ステップ(S25、S123)とを備えた方法を
コンピュータに実行させる。第31ステップ(S11、
S111)は、電子メール伝送サーバ4がメインメール
10とメインメール10の送信条件を含むダミーメール
20とを複数の端末3−1〜3−nのうちのアドレスが
既知の端末3−1に送信する。第32ステップ(S1
4、S114)は、端末3−1が、複数の端末3−1〜
3−nのうちの端末3−2にダミーメール20を転送し
た際に転送情報を電子メール伝送サーバ4に送信する。
この転送情報は、例えば実施の形態で説明される転送ロ
グである。第33ステップ(S19、S118)は、端
末3−2が、複数の端末3−1〜3−nのうちの端末3
−3にダミーメール20を転送した際に転送情報を電子
メール伝送サーバ4に送信する。第34ステップ(S1
5、S20、S115、S119)は、電子メール伝送
サーバ4が、転送情報に基づいて送信条件が満たされて
いるか否かを判定する。第35ステップ(S25、S1
23)は、送信条件が満たされたとき、電子メール伝送
サーバ4が、複数の端末3−1〜3−nのうちのダミー
メール20が転送された端末に一斉にメインメールを送
信する。この例において、ダミーメール20が転送され
た端末は、端末3−1、3−2、3−3である。
【0040】端末3−1〜3−n(電子メール転送端
末)は、通信ネットワーク5と、通信ネットワーク5を
介して電子メール転送サーバ4と接続されている。電子
メール転送端末は、転送処理部35と、受信部32とを
備えている。転送処理部35は、ダミーメール20を端
末3−1〜3−nのうちの転送用端末に転送する。ダミ
ーメール20が転送されるとき、電子メール転送サーバ
4はダミーメール20を受信する。電子メール転送サー
バ4は、メインメール10の送信条件が満たされたとき
にメインメール10を送信する。受信部32は、電子メ
ール転送サーバ4からのメインメール10を受信する。
【0041】
【発明の実施の形態】添付図面を参照して、本発明によ
る電子メール転送システムの実施の形態を以下に説明す
る。
【0042】(実施の形態1)図1は、実施の形態1に
係る電子メール転送システムの構成を示すブロック図で
ある。実施の形態1に係る電子メール転送システムは、
依頼主端末1、広告主端末2、第1番目から第n(n
は、2以上の整数)番目までの転送者端末(以下、端末
と称す)3−1〜3−n、メールサーバ(以下、サーバ
と称す)4、通信ネットワーク5を備えている。通信ネ
ットワーク5には、場所特定部105が接続されてい
る。場所特定部105としては、基地局、衛星が含まれ
る。通信ネットワーク5は、依頼主端末1、広告主端末
2、端末3−1、3−2、…、3−n、サーバ4、場所
特定部105を相互に接続する。
【0043】依頼主端末1は、依頼主Aに属す。依頼主
端末1のメールアドレス(以下、アドレスと称す)は、
依頼主Aによって予めに決められ、登録業者(電話会社
を含む)によって登録されている。広告主端末2は、広
告主Bに属す。広告主端末2のアドレスは、広告主Bに
よって予めに決められ、登録業者(電話会社を含む)に
よって登録されている。サーバ4は、業者Dに属す。サ
ーバ4のアドレスは、業者Dによって予めに決められ、
登録業者(電話会社を含む)によって登録されている。
【0044】端末3−1、3−2、…、3−nは、各々
異なる転送者C−1、C−2、…、C−nに属す。端末
3−1、3−2、…、3−nのアドレスは、転送者C−
1、C−2、…、C−nによって決められ、登録業者
(電話会社を含む)によって登録されている。この端末
3−1、3−2、…、3−nのアドレスは各々異なる。
転送者C−1、C−2、…、C−nは、友達、知り合い
であり、端末3−1、3−2、…、3−nのアドレスを
知っている。例えば、転送者C−1と転送者C−3は互
いにアドレスを知らなくても、転送者C−1は、転送者
C−2に属す端末3−2のアドレスを知っていて、転送
者C−2は、転送者C−3に属す端末3−3のアドレス
を知っている。
【0045】依頼主A、広告主Bは、例えば端末3−1
のアドレスを知っていて、端末3−2、…、3−nのア
ドレスを知らない。広告主Bは、広告主端末2に登録さ
れている個人(転送者C−1)に加えて広告主端末2に
登録されていない個人(転送者C−2、…、C−n)に
も広告主Bの広告情報(広告、CM、ポスターを表す)
を配信(送信/転送)してもらうために、広告主端末2
を用いて、広告情報を含む広告電子メール(以下、広告
メールと称す)20をサーバ4に送信する。依頼主A
は、依頼主端末1に登録されている個人(転送者C−
1)に加えて依頼主端末1に登録されていない個人(転
送者C−2、…、C−n)にもメイン電子メール(以
下、メインメールと称す)10に関する情報を広告メー
ル20によって配信(送信/転送)してもらうために、
依頼主端末1を用いる。このメインメール10は、イン
センティブに関する情報(プロモーション、割引案内、
招待券)を含む。依頼主端末1は、メインメール10
と、メインメール10の送信条件を含む電子メールとを
サーバ4に送信する。メインメール10の送信条件とし
ては、広告メール20の転送制限条件を含む。
【0046】サーバ4は、メールデータベースと転送ロ
グデータベースと有する。サーバ4は、広告主端末2か
らの広告メール20を受信してメールデータベースに登
録する。サーバ4は、依頼主端末1からのメインメール
10と、メインメール10の送信条件と広告メール20
の転送制限条件とを含む電子メールとを受信してメール
データベースに格納する。サーバ4は、メインメール1
0の受信に応じて、広告メール20をダミーメール20
として端末3−1、3−2、…、3−nのうちの予め決
められた端末3−1に送信する。このダミーメール20
は、メインメール10に関連する電子メール(メインメ
ール10の送信を事前に通知するための電子メール)で
あり、メインメール10の送信条件を含む。
【0047】ダミーメール20は、端末3−1、3−
2、…、3−nのうちの発信元端末である端末3−j
(1≦j≦n−1を満たす整数)から、サーバ4を介し
て、転送先端末である端末3−(j+1)に順に転送さ
れる。ダミーメール20は、端末3−jと端末3−(j
+1)とのアドレスを含む転送ログを有する。ダミーメ
ール20が端末3−jからサーバ4を介して端末3−
(j+1)に転送されるとき、サーバ4は、ダミーメー
ル20を端末3−jから受信して、ダミーメール20が
有する転送ログに含まれる端末3−jと端末3−(j+
1)とのアドレスを抽出して、転送ログとして端末3−
jと端末3−(j+1)とのアドレスを転送ログデータ
ベースに登録する。ここで、サーバ4は、送信条件に含
まれる転送制限条件が満たされたか否かを判定し、判定
の結果、転送制限条件が満たされないとき、端末3−
(j+1)のアドレスを端末3−1〜端末3−nのうち
の転送ログデータベースに登録されたアドレス以外の転
送先端末のアドレスに代えてダミーメール20を再転送
するように通知するためのアラートを電子メールによっ
て、端末3−jのアドレスに基づいて発信元端末である
端末3−jに送信する。また、サーバ4は、送信条件が
満たされたか否かを判定し、判定の結果、送信条件が満
たされたとき、端末3−1〜端末3−(j+1)のアド
レスに基づいてメインメール10を端末3−1〜端末3
−(j+1)に送信する。送信条件が満たされた場合、
端末3−(j+1)は端末3−nである。
【0048】これにより、本発明の電子メール転送シス
テムによれば、依頼主Aは、依頼主端末1に登録されて
いる個人(転送者C−1)に加えて依頼主端末1に登録
されていない個人(転送者C−2、…、C−n)にもメ
インメール10に関する情報をダミーメール20によっ
て配信(送信/転送)することができる。
【0049】また、本発明の電子メール転送システムに
よれば、メインメール10が転送者C−2、…、C−n
に送信される旨をダミーメール20(広告主Bの広告情
報を含む広告メール20)によって事前に知らせること
ができるため、広告主Bは、広告主端末2に登録されて
いる個人(転送者C−1)に加えて広告主端末2に登録
されていない個人(転送者C−2、…、C−n)にも広
告主Bの広告情報(広告、CM、ポスターを表す)を配
信(送信/転送)することができる。
【0050】図2は、依頼主端末1の構成を示すブロッ
ク図である。依頼主端末1は、電子メールを利用するこ
とができるパーソナルコンピュータ、携帯端末、携帯電
話機を含む。この依頼主端末1は、制御装置11、表示
装置17、出力装置18、入力装置19を備えている。
表示装置17は、液晶を含むディスプレイである。出力
装置18は、パーソナルコンピュータ、携帯端末の場
合、音を出力する音出力装置を含み、携帯電話機の場
合、受話(電話)を行うための受話装置と、音を出力す
る音出力装置を含む。入力装置19は、パーソナルコン
ピュータ、携帯端末の場合、電子メールを利用するため
のマウス、キーボードを含み、携帯電話機の場合、電
話、電子メールを利用するための操作装置と、送話(電
話)を行うためのマイクを含む送話装置とを含む。
【0051】制御装置11は、コンピュータプログラム
である受信部12、制御部13、表示部14、送信部1
5を備え、データベース16を有する。制御部13は、
受信部12を制御する。制御部13は、入力装置19の
操作により出力装置18、表示部14、送信部15を制
御する。受信部12は電子メールを受信する。制御部1
3は、電子メールをデータベース16に登録する。表示
部14は、電子メールを表示装置17に表示する。送信
部15は、入力装置19の操作により電子メールを送信
する。
【0052】図3は、広告主端末2の構成を示すブロッ
ク図である。広告主端末2は、電子メールを利用するこ
とができるパーソナルコンピュータ、携帯端末、携帯電
話機を含む。この広告主端末2は、制御装置21、表示
装置27、出力装置28、入力装置29を備えている。
表示装置27は、液晶を含むディスプレイである。出力
装置28は、パーソナルコンピュータ、携帯端末の場
合、音を出力する音出力装置を含み、携帯電話機の場
合、受話(電話)を行うための受話装置と、音を出力す
る音出力装置を含む。入力装置29は、パーソナルコン
ピュータ、携帯端末の場合、電子メールを利用するため
のマウス、キーボードを含み、携帯電話機の場合、電
話、電子メールを利用するための操作装置と、送話(電
話)を行うためのマイクを含む送話装置とを含む。
【0053】制御装置21は、コンピュータプログラム
である受信部22、制御部23、表示部24、送信部2
5を備え、データベース26を有する。制御部23は、
受信部22を制御する。制御部23は、入力装置29の
操作により出力装置28、表示部24、送信部25を制
御する。受信部22は電子メールを受信する。制御部2
3は、電子メールをデータベース26に登録する。表示
部24は、電子メールを表示装置27に表示する。送信
部25は、入力装置29の操作により電子メールを送信
する。
【0054】図4は、端末3−jの構成を示すブロック
図である。端末3−jは、電子メールを利用することが
できるパーソナルコンピュータ、携帯端末、携帯電話機
を含む。この端末3−jは、制御装置31、表示装置3
7、出力装置38、入力装置39を備えている。表示装
置37は、液晶を含むディスプレイである。出力装置3
8は、パーソナルコンピュータ、携帯端末の場合、音を
出力する音出力装置を含み、携帯電話機の場合、受話
(電話)を行うための受話装置と、音を出力する音出力
装置を含む。入力装置39は、パーソナルコンピュー
タ、携帯端末の場合、電子メールを利用するためのマウ
ス、キーボードを含み、携帯電話機の場合、電話、電子
メールを利用するための操作装置と、送話(電話)を行
うためのマイクを含む送話装置とを含む。
【0055】制御装置31は、コンピュータプログラム
である受信部32、制御部33、表示部34、転送処理
部35を備え、データベース36を有する。制御部33
は、受信部32を制御する。制御部33は、入力装置3
9の操作により出力装置38、表示部34、転送処理部
35を制御する。受信部32は電子メールを受信する。
制御部33は、電子メールをデータベース36に登録す
る。表示部34は、電子メールを表示装置37に表示す
る。転送処理部35は、入力装置39の操作により電子
メールを送信する。
【0056】ここで、本実施例では、端末3−j(端末
3−1、3−2、…、3−n)は、電子メールを利用す
ることができる携帯電話機とする。
【0057】図5は、サーバ4の構成を示すブロック図
である。サーバ4は、コンピュータプログラムであるメ
インメール送信部41、メインメール受信部42、ダミ
ーメール送信部43、ダミーメール受信部44、Fro
m−Toアドレス抽出部45、カウント部46、ログ記
録部47、条件判定部48、アラート送信部49、残念
メール送信部50、タイマ部51、タイマ監視部52、
課金処理部53を備え、上述のメールデータベースであ
るメールデータベース54、上述の転送ログデータベー
スである転送ログデータベース55、送信先アドレスデ
ータベース56、転送制限条件データベース57、メイ
ンメール送信条件データベース58、個人プロファイル
データベース59、ロケーションデータベース60、課
金データベース61を有する。また、サーバ4は、入力
装置62、表示装置63を備えている。入力装置62
は、マウス、キーボードを含む。表示装置63は、液晶
を含むディスプレイである。
【0058】ダミーメール受信部44は、広告主端末2
からの広告メール20を受信してメールデータベース5
4に格納する。メインメール受信部42は、依頼主端末
1からのメインメール10と、メインメール10の送信
条件(広告メール20の転送制限条件を含む)を含む電
子メールとを受信してメールデータベース54に格納す
る。送信先アドレスデータベース56には、ダミーメー
ル送信部43がダミーメール20(広告メール20)を
最初に送信するための転送者端末として、端末3−1、
3−2、…、3−nのうちの予め決められた端末3−1
のアドレスが登録されている。ダミーメール送信部43
は、メインメール10の受信に応じて、メインメール1
0の送信条件を含むダミーメール20を端末3−1に送
信する。
【0059】ダミーメール受信部44は、端末3−jか
らj番目のダミーメール20を受信する。From−T
oアドレス抽出部45は、ダミーメール受信部44が受
信したj番目のダミーメール20に含まれる端末3−j
と端末3−(j+1)とのアドレスを抽出する。このダ
ミーメール20は、発信元端末である端末3−jから転
送先端末である端末3−(j+1)に転送される転送ロ
グ6を有する。転送ログ6は、例えば図6に示されるよ
うなフォーマットで表される。図6は、転送ログ6の概
念を示す。転送ログ6は、欄6−1〜6−5を含む。欄
6−1には、ダミーメール送信部43によって、ダミー
メール20の識別番号を示すメールIDが登録されてい
る。欄6−2には、端末3−jによって、発信元端末
(送信元端末)である端末3−jのアドレスが情報とし
て登録される。欄6−3には、端末3−jによって、転
送先端末である端末3−(j+1)のアドレスが情報と
して登録される。欄6−4には、ダミーメール受信部4
4によって、端末3−jからダミーメール20を受信し
たときの時間を表す転送時間が情報として登録される。
欄6−5には、ダミーメール受信部44によって、端末
3−(j+1)が携帯電話機の場合、端末3−(j+
1)が滞在する場所を表す転送先場所が情報として登録
される。端末3−(j+1)が滞在する場所は、端末3
−(j+1)を所持する転送者C−(j+1)が滞在す
る場所を意味する。
【0060】転送先場所の登録において、端末3−(j
+1)が携帯電話機であり、ダミーメール20が場所特
定部105(基地局、衛星)を介してサーバ4に転送さ
れる場合、ダミーメール受信部44は、From−To
アドレス抽出部45が抽出した端末3−(j+1)のア
ドレスに基づいて、に転送先場所を情報として要求する
ための転送先場所要求を場所特定部105(例えば基地
局)に送信する。転送先場所要求は、端末3−(j+
1)のアドレスとサーバ4のアドレスとを含む。基地局
は、転送先場所要求に含まれる端末3−(j+1)のア
ドレスに基づいて、基地局から端末3−(j+1)の電
波の強さを情報として取得し、転送先場所要求に含まれ
るサーバ4のアドレスに基づいて、取得した電波の強さ
をサーバ4に送信する。ロケーションデータベース60
には、電波の強さと転送先場所とが対応付けられて登録
されている。ダミーメール受信部44は、ロケーション
データベース60を参照して、転送先場所を認識し、そ
の転送先場所を情報として欄6−5に登録する。本発明
の電子メール転送システムにおいて、転送先場所の登録
は上記の説明に限定されない。
【0061】図7は、転送ログデータベース55を示
す。転送ログデータベース55は、欄55−1〜55−
7を含む。ダミーメール送信部43がダミーメール20
を端末3−1に送信したとき、転送ログデータベース5
5の欄55−1、55−2、55−3、55−4、55
−5、55−6には、ログ記録部47によって、1番目
の転送ログの記録として、メールID、発信元端末(発
信元サーバ)であるサーバ4のアドレス、転送先端末で
ある端末3−1のアドレス、カウント値“1”、ダミー
メール送信部43がダミーメール20を端末3−1に送
信したときの時間を表す転送時間、端末3−1が携帯電
話機の場合、端末3−1を所持する転送者C−1が滞在
する場所を表す転送先場所が情報として登録される。カ
ウント値“1”は、1番目の転送ログと、ダミーメール
20が転送された転送者端末を所有する転送者の人数
“1”とを表し、カウント部46によりカウントされ
る。例えば、カウント値“1”の場合、図7に示される
欄55−1、55−2、55−3、55−4、55−
5、55−6には、“メールID”、“○○○@○○
○”、“×××@×××”、“1”、“2002.2.
1.13:45”、“東京都渋谷区”、“(記号な
し)”が登録される。また、カウント値“2”の場合、
図7に示される欄55−1、55−2、55−3、55
−4、55−5、55−6には、“メールID”、“×
××@×××”、“△△△@△△△”、“2”、“20
02.2.1.20:00”、“東京都…”、“(記号
なし)”が登録される。欄55−1、55−2、55−
3、55−4、55−5、55−6は、これに限定され
ない。
【0062】ログ記録部47は、j番目のダミーメール
20が有する転送ログ6として、メールID、発信元端
末である端末3−jのアドレス、転送先端末である端末
3−(j+1)のアドレス、転送時間、転送先場所を読
取る。条件判定部48は、転送先端末である端末3−
(j+1)のアドレスが、欄55−3に登録されたアド
レスと重複するか否かを判定する。例えば、転送先端末
である端末3−(j+1)のアドレスが端末3−1のア
ドレスと重複する場合、アラート送信部49は、転送ロ
グデータベース55を参照して、端末3−jのアドレス
に基づいて発信元端末である端末3−jにアラートを電
子メールによって送信する。このアラートは、端末3−
(j+1)のアドレスを端末3−1〜端末3−nのうち
の転送ログデータベース55の欄55−3に登録された
アドレス以外の転送先端末のアドレスに代えてダミーメ
ール20を再転送するように通知するための電子メール
である。転送先端末である端末3−(j+1)のアドレ
スが重複しない場合、カウント部46は、欄55−4を
参照して、カウント値が“j”の場合、1カウントす
る。ログ記録部47は、カウント部46によってカウン
トされた“j+1”を(j+1)番目の転送ログとして
欄55−4に登録する。また、ログ記録部47は、(j
+1)番目の転送ログとして、メールID、発信元端末
である端末3−jのアドレス、転送先端末である端末3
−(j+1)のアドレス、端末3−jからダミーメール
20を受信したときの時間を表す転送時間、端末3−
(j+1)を所持する転送者C−(j+1)が滞在する
場所を表す転送先場所を情報として、欄55−1、55
−2、55−3、55−5、55−6に登録する。カウ
ント値“j+1”は、(j+1)番目の転送ログと、端
末3−jから端末3−(j+1)に転送される回数を示
す転送回数とを表す。転送回数“j+1”は、ダミーメ
ール20が転送された転送者の人数“j+1”を意味す
る。
【0063】欄55−7には、条件判定部48によっ
て、欄55−7に対応付けられて欄55−1〜55−6
に登録された転送ログを論理的に削除したことを表す記
号が登録される。条件判定部48は、後述の転送制限条
件データベース57を参照して、送信条件に含まれる転
送制限条件が満たされたか否かを判定する。判定の結
果、転送制限条件が満たされないとき、アラート送信部
49は、転送ログデータベース55を参照して、端末3
−jのアドレスに基づいて発信元端末である端末3−j
にアラートを電子メールによって送信する。転送制限条
件は、転送先{例えば転送者3−(j+1)}が滞在す
る転送先場所、転送先{例えば転送者3−(j+1)}
の属性である。転送先の属性としては、転送先の性別、
転送先の趣味、転送先の職業、転送先の結婚有無(独
身、既婚)、転送先の年齢が含まれる。転送先が滞在す
る転送先場所、転送先の属性{転送先の性別、転送先の
趣味、転送先の職業、転送先の結婚有無(独身、既
婚)、転送先の年齢}は、予め決められた情報として、
後述の転送制限条件データベース57、メインメール送
信条件データベース58に登録される。また、転送先の
属性{転送先の性別、転送先の趣味、転送先の職業、転
送先の結婚有無(独身、既婚)、転送先の年齢}は、情
報として、後述の個人プロファイルデータベース59に
登録されている。
【0064】図8は、転送制限条件データベース57を
示す。転送制限条件データベース57は、欄57−1〜
57−4を含む。ダミーメール送信部43は、ダミーメ
ール受信部44が広告メール20を受信してメールデー
タベース54に格納し、メインメール受信部42がメイ
ンメール10と、メインメール10の送信条件(広告メ
ール20の転送制限条件を含む)を含む電子メールとを
受信してメールデータベース54に格納したとき、メイ
ンメール10の送信条件(広告メール20の転送制限条
件を含む)を含むダミーメール20を生成する。ここ
で、送信条件としては、予め決められた転送回数n(ダ
ミーメール20が転送される予め決められた転送者の人
数n)、ダミーメール20が転送される予め決められた
時間、上述の転送制限条件が含まれる。予め決められた
時間は、タイマ監視部52により監視条件として利用さ
れる。ダミーメール送信部43がダミーメール20を端
末3−1に送信する前に、転送制限条件データベース5
7の欄57−1、57−2、57−3、57−4には、
ログ記録部47によって、メールID、制限条件として
転送制限条件に含まれる転送先場所、制限条件として送
信条件に含まれる予め決められた時間、制限条件として
転送制限条件{予め決められた転送先の性別、予め決め
られた転送先の趣味、予め決められた転送先の職業、予
め決められた転送先の結婚有無(独身、既婚)、予め決
められた転送先の年齢}が情報として登録される。例え
ば、図8に示される欄57−1、57−2、57−3、
57−4には、予め決められた情報として、“メールI
D”、“=東京 NOT:北海道”、“2002.2.
8.21:00”、“=女性 NOT:男性 &/or
=独身 NOT:既婚 &/or =映画好き NO
T:ビデオ鑑賞”が登録される。図8に示される欄57
−1、57−2、57−3、57−4は、これに限定さ
れない。
【0065】この転送制限条件データベース57は、転
送制限条件の判定(転送制限条件判定処理)を行うとき
に条件判定部48、アラート送信部49によって利用さ
れる。本実施例において、欄57−2に登録される転送
先場所は、“東京”であり、条件判定部48は、欄57
−2と転送ログデータベース55の欄55−6とを参照
して、転送制限条件として転送先場所“東京”が満たさ
れたか否かを判定する。判定の結果、転送制限条件が満
たされないとき、アラート送信部49は、転送ログデー
タベース55の欄55−2を参照して、端末3−jのア
ドレスに基づいて発信元端末である端末3−jにアラー
トを電子メールによって送信する。また、本実施例にお
いて、欄57−4に登録される転送制限条件は、転送先
の性別として“女性”、転送先の結婚有無として“独
身”、転送先の趣味として“映画好き”であり、条件判
定部48は、欄57−4と後述の個人プロファイルデー
タベース59と転送ログデータベース55の欄55−3
とを参照して、転送制限条件として転送先の性別“女
性”、転送先の結婚有無“独身”、転送先の趣味“映画
好き”が満たされたか否かを判定する。判定の結果、転
送先の性別“女性”、転送先の結婚有無“独身”、転送
先の趣味“映画好き”が満たされないとき、アラート送
信部49は、転送ログデータベース55の欄55−2を
参照して、端末3−jのアドレスに基づいて発信元端末
である端末3−jにアラートを電子メールによって送信
する。また、本実施例において、欄57−3に登録され
る予め決められた時間は、“2002年2月8日21
時”である。ここで、メインメール10に含まれるイン
センティブに関する情報は、図11に示されるように、
映画の招待券の案内である。例えば、この映画は、独身
女性を対象とした恋愛映画である。
【0066】図9は、メインメール送信条件データベー
ス58を示す。メインメール送信条件データベース58
は、欄58−1〜58−5を含む。ダミーメール送信部
43がダミーメール20を端末3−1に送信する前に、
メインメール送信条件データベース58の欄58−1、
58−2、58−3、58−4、58−5には、ログ記
録部47によって、メールID、制限条件として送信条
件に含まれる予め決められた転送者の人数、制限条件と
して転送制限条件に含まれる転送先場所、制限条件とし
て送信条件(監視条件)に含まれる予め決められた時
間、制限条件として転送制限条件{予め決められた転送
先の性別、予め決められた転送先の趣味、予め決められ
た転送先の職業、予め決められた転送先の結婚有無(独
身、既婚)、予め決められた転送先の年齢}が情報とし
て登録される。例えば、図9に示される欄58−1、5
8−2、58−3、58−4、58−5には、予め決め
られた情報として、“メールID”、“100”、“=
東京 NOT:北海道”、“2002.2.8.21:
00”、“=女性 NOT:男性 &/or =独身N
OT:既婚 &/or =映画好き NOT:ビデオ鑑
賞”が登録される。図9に示される欄58−1、58−
2、58−3、58−4、58−5は、これに限定され
ない。
【0067】このメインメール送信条件データベース5
8は、転送制限条件判定処理を行った結果、転送制限条
件が満たされたときにメインメール送信部42、条件判
定部48、残念メール送信部50、タイマ監視部52に
よって利用される。タイマ部51は、時間を刻む時計の
ような機能を有する。本実施例において、欄58−4に
登録される予め決められた時間は、欄57−3と同様
に、“2002年2月8日21時”であり、タイマ監視
部52は、欄58−4と転送ログデータベース55の欄
55−5とを参照して、送信条件として予め決められた
時間“2002年2月8日21時”が満たされたか(監
視条件としてタイマ部51が刻んだ時間が予め決められ
た時間“2002年2月8日21時”を経過していない
か)否かを判定する。判定の結果、送信条件が満たされ
ないとき(予め決められた時間“2002年2月8日2
1時”を経過して監視条件が満たされたとき)、残念メ
ール送信部50は、転送ログデータベース55の欄55
−3を参照して端末3−1〜端末3−j、依頼主端末1
に、メインメール10の送信条件が満たされないことを
表す残念メールを送信する。残念メールを送信した場
合、メインメール送信部42は、メインメール10の送
信条件が満たされないためにメインメール10を送信し
ない。
【0068】また、本実施例において、欄58−2に登
録される予め決められた転送者の人数は、“100人”
であり、条件判定部48は、予め決められた時間“20
02年2月8日21時”を経過しておらず監視条件が満
たされないとき、欄58−2と転送ログデータベース5
5の欄55−4とを参照して、送信条件として予め決め
られた転送者の人数“100人”が満たされたか否かを
判定する。判定の結果、予め決められた転送者の人数
“100人”が満たされないとき、ダミーメール送信部
43は、転送ログデータベース55の欄55−3を参照
して転送先端末である端末3−(j+1)に、ダミーメ
ール20を送信する。一方、判定の結果、予め決められ
た転送者の人数“100人”が満たされたとき、メイン
メール送信部43は、転送ログデータベース55の欄5
5−3を参照して、転送先端末である端末3−(j+
1)に、100人目であることを通知する案内としてダ
ミーメール20を送信し、メールデータベース54に格
納されたメインメール10を、端末3−1〜端末3−
(j+1)のアドレスに基づいて端末3−1〜端末3−
(j+1)に送信する。
【0069】また、本実施例において、欄58−3に登
録される転送先場所は、欄57−2と同様に、“東京”
である。また、本実施例において、欄58−5に登録さ
れる転送制限条件は、欄57−4と同様に、転送先の性
別として“女性”、転送先の結婚有無として“独身”、
転送先の趣味として“映画好き”である。
【0070】図10は、個人プロファイルデータベース
59を示す。個人プロファイルデータベース59は、欄
59−1〜59−8を含む。個人プロファイルデータベ
ース59には、依頼主端末1のアドレス、依頼主Aの電
話番号、依頼主Aの氏名、依頼主Aの性別“男性”、依
頼主Aの趣味“映画”、依頼主Aの職業“会社員(○○
リサーチ社)”、依頼主Aの結婚有無“既婚”、依頼主
Aの年齢“45”が対応付けられて情報として、欄59
−1、59−2、59−3、59−4、59−5、59
−6、59−7、59−8に登録されている。また、個
人プロファイルデータベース59には、広告主端末2の
アドレス、広告主Bの電話番号、広告主Bの氏名、広告
主Bの性別“男性”、広告主Bの趣味“映画”、広告主
Bの職業“会社員(○○株式会社)”、広告主Bの結婚
有無“既婚”、依頼主Bの年齢“39”が対応付けられ
て情報として、欄59−1、59−2、59−3、59
−4、59−5、59−6、59−7、59−8に登録
されている。また、個人プロファイルデータベース59
には、転送者端末端末3−1〜端末3−nのアドレス、
転送者C−1〜C−nの電話番号、転送者C−1〜C−
nの氏名、転送者C−1〜C−nの性別、転送者C−1
〜C−nの趣味、転送者C−1〜C−nの職業、転送者
C−1〜C−nの結婚有無、転送者C−1〜C−nの年
齢が対応付けられて情報として、欄59−1、59−
2、59−3、59−4、59−5、59−6、59−
7、59−8に登録されている。
【0071】例えば、図10に示される欄59−1、5
9−2、59−3、59−4、59−5、59−6、5
9−7、59−8には、“***@***”、“090
−****−****”、“(依頼主名)”、“男
性”、“映画”、“会社員(○○リサーチ社)”、“既
婚”、“45”が登録される。また、欄59−1、59
−2、59−3、59−4、59−5、59−6、59
−7、59−8には、“**×@**×”、“090−
**××−**××”、“(広告主名)”、“男性”、
“映画”、“会社員(○○株式会社)”、“既婚”、
“39”が登録される。また、欄59−1、59−2、
59−3、59−4、59−5、59−6、59−7、
59−8には、“○×△@○×△”、“090−○△×
×−○△××”、“○△ ○△(転送者名)”、“男
性”、“ビデオ鑑賞”、“会社員”、“未婚”、“2
7”が登録される。また、欄59−1、59−2、59
−3、59−4、59−5、59−6、59−7、59
−8には、“×××@×××”、“090−○○○○−
○○○○”、“○○ ○○(転送者名)”、“女性”、
“映画”、“会社員”、“未婚”、“23”が登録され
る。図10に示される欄59−1、59−2、59−
3、59−4、59−5、59−6、59−7、59−
8は、これに限定されない。
【0072】この個人プロファイルデータベース59
は、転送制限条件データベース57と共に、転送制限条
件の判定(転送制限条件判定処理)を行うときに条件判
定部48、アラート送信部49によって利用される。ま
た、個人プロファイルデータベース59は、課金処理を
行うときに課金処理部53によって利用される。業者D
は、依頼主A、広告主B、転送者C−1〜C−nと提携
している。
【0073】メインメール送信部41がメインメール1
0を送信した場合、課金処理部53は、転送ログデータ
ベース55を参照して、メインメール10の通信料金及
び使用料金と、ダミーメール20の通信料金及び使用料
金とを決定する。メインメール10の通信料金は、メイ
ンメール送信部41がメインメール10を端末3−1〜
端末3−(j+1)に送信したときの料金である。ダミ
ーメール20の通信料金は、ダミーメール20が端末3
−1〜端末3−(j+1)に転送されたときの料金であ
る。課金処理部53は、メインメール10の通信料金及
び使用料金を請求するためのメインメール課金通知(メ
インメール10の通信料金及び使用料金が記載された通
信料金電子メール)と、ダミーメール20の通信料金及
び使用料金を請求するためのダミーメール課金通知(ダ
ミーメール20の通信料金及び使用料金が記載された通
信料金電子メール)とを出力用端末に送信する。ここ
で、出力用端末は、依頼主端末1、広告主端末2、上述
の“映画”のスポンサーが利用する端末が例示される。
例えば、課金処理部53は、メインメール課金通知を依
頼主端末1に送信して依頼主Aに通知し、ダミーメール
課金通知を広告主端末2に送信して広告主Bに通知す
る。この場合、課金処理部53は、依頼主Aのアドレス
とメインメール課金通知とを対応付けて課金データベー
ス61に登録し、広告主Bのアドレスとダミーメール課
金通知とを対応付けて課金データベース61に登録す
る。
【0074】また、残念メール送信部50が残念メール
を送信した場合、課金処理部53は、転送ログデータベ
ース55を参照して、残念メールの通信料金及び使用料
金と、ダミーメール20の通信料金及び使用料金とを決
定する。残念メールの通信料金は、残念メール送信部5
0が残念メールを例えば端末3−1〜端末3−j、依頼
主端末1に送信したときの料金である。ダミーメール2
0の通信料金は、ダミーメール送信部43がダミーメー
ル20を端末3−1〜端末3−jに送信したときの料金
である。課金処理部53は、残念メールの通信料金及び
使用料金を請求するためのメインメール課金通知(この
場合、残念メールの通信料金及び使用料金が記載された
通信料金電子メール)と、ダミーメール20の通信料金
及び使用料金を請求するためのダミーメール課金通知と
を出力用端末に送信する。
【0075】また、課金処理部53がメインメール課金
通知及びダミーメール課金通知を出力用端末に送信する
前に例えば端末3−jから課金変更通知を受信した場
合、課金処理部53は、転送ログデータベース55を参
照して、メインメール10(あるいは残念メール)の通
信料金及び使用料金と、ダミーメール20の通信料金及
び使用料金とを決定する。課金処理部53は、メインメ
ール10(あるいは残念メール)の通信料金及び使用料
金と、ダミーメール20の通信料金及び使用料金とを請
求するための転送者課金通知{メインメール10(ある
いは残念メール)、ダミーメール20の通信料金及び使
用料金が記載された通信料金電子メール}を端末3−j
に送信して転送者C−jに通知する。この場合、課金処
理部53は、転送者3−jのアドレスと、転送者課金通
知とを対応付けて課金データベース61に登録する。
【0076】これにより、本発明の電子メール転送シス
テムによれば、転送ログデータベース55と個人プロフ
ァイルデータベース59とを用いて、課金先を柔軟に変
更することができる。
【0077】図12は、ダミーメール20のフォーマッ
トを示す。ダミーメール20は、欄20−1〜20−
6、ボタン20−7〜20−9を含む。ダミーメール送
信部43がダミーメール20を端末3−1に送信する前
に、欄20−1には、ダミーメール送信部43によっ
て、広告主Bの広告情報(広告、CM、ポスターを表
す)が登録/記載される。欄20−2には、ログ記録部
47によって、転送ログ6の欄6−1と同様のメールI
Dが登録/記載される。欄20−5には、ログ記録部4
7が転送ログデータベース55を参照することによっ
て、カウント値“1”が登録/記載される。欄20−6
には、ログ記録部47がメインメール送信条件データベ
ースを参照することによって、転送制限条件を含む送信
条件(予め決められた転送者の人数“100人”、予め
決められた時間“2002年2月8日21時”、予め決
められた転送先場所“東京”、予め決められた転送先の
性別“女性”、予め決められた転送先の結婚有無“独
身”、予め決められた転送先の趣味“映画好き”)が登
録/記載される。
【0078】ダミーメール送信部43がダミーメール2
0を端末3−jに送信した場合、欄20−5には、ログ
記録部47が転送ログデータベース55を参照すること
によって、カウント値“j”が登録/記載される。端末
3−jの受信部32は、ダミーメール送信部43からダ
ミーメール20を受信する。端末3−jの制御部33
は、ダミーメール20をデータベース36に登録する。
端末3−jの表示部34は、自動的に又は転送者C−j
による入力装置39の操作によりダミーメール20を表
示装置37に表示する。このとき、広告情報、メールI
D、カウント値“j”(転送回数)、転送制限条件を含
む送信条件が記載されたダミーメール20は、端末3−
jの表示装置37に表示され、ダミーメール20のボタ
ン20−9は表示装置37に表示されない。転送処理部
35は、転送者C−jによる入力装置39の操作によ
り、欄20−3に発信元端末である端末3−jのアドレ
スを入力し、欄20−4に転送先端末である端末3−
(j+1)のアドレスを入力し、ボタン20−7を押下
したとき、ダミーメール20を、サーバ4を介して端末
3−(j+1)に転送する。ボタン20−7が押下され
たとき、転送ログ6の欄6−2には、欄20−3に入力
された端末3−jのアドレスが登録され、欄6−3に
は、欄20−4に入力された端末3−(j+1)のアド
レスが登録される。転送処理部35は、転送者C−jに
よる入力装置39の操作により、ボタン20−8を押下
したとき、表示装置37に表示されたダミーメール20
を閉じる(ダミーメール20の表示を終了する)。
【0079】転送者C−jが端末3−jを用いてダミー
メール20を転送した後、ダミーメール20が何人の転
送者(に属す転送者端末)に転送されたかを調べるため
に、転送者C−jは、入力装置39を操作して、転送処
理部35は、転送者C−jによる入力装置39の操作に
より、データベース36に登録されたダミーメール20
を表示装置37に表示する。このとき、ボタン20−7
が表示装置37に表示されない。転送処理部35は、転
送者C−jによる入力装置39の操作により、ボタン2
0−9を押下したとき、転送ログデータベース55に登
録されているカウント値を問い合わせるための途中経過
問合せ通知をサーバ4に送信する。この途中経過問合せ
通知には、欄20−3に入力された端末3−jのアドレ
スが含まれる。サーバ4のダミーメール受信部44は、
転送者C−jからの途中経過問合せ通知を受信し、ログ
記録部47は、途中経過問合せ通知に基づいて、転送ロ
グデータベース55を参照して、転送者C−jから途中
経過問合せ通知を受信した時点のカウント値を読込む。
ダミーメール送信部43は、そのカウント値をダミーメ
ール20の転送の途中経過として、端末3−jのアドレ
スに基づいて端末3−jに送信する。
【0080】次に、実施の形態1に係る電子メール転送
システムの動作を説明する。図13〜16は、実施の形
態1に係る電子メール転送システムの動作を示すフロー
チャートである。
【0081】図13に示されるように、広告主端末2
は、広告情報を含むダミーメール20をサーバ4に送信
する(ステップS1)。ダミーメール受信部44は、広
告主端末2からのダミーメール20を受信し(ステップ
S2)、メールデータベース54に登録する(ステップ
S3)。依頼主端末1は、メインメール10と、メイン
メール10の送信条件(広告メール20の転送制限条件
を含む)を含む電子メールとをサーバ4に送信する(ス
テップS4)。メインメール受信部42は、依頼主端末
1からのメインメール10と、メインメール10の送信
条件を含む電子メールとを受信し(ステップS5)、メ
ールデータベース54に格納する(ステップS6)。ス
テップS6にて、ダミーメール送信部43は、メインメ
ール10の受信に応じて、メインメール10の送信条件
(広告メール20の転送制限条件を含む)を含むダミー
メール20を生成する。
【0082】次に、図14に示されるように、サーバ4
が例えば端末3−1〜端末3−(j+1)にメインメー
ル10を送信する場合、ダミーメール送信部43は、送
信先アドレスデータベース56を参照して、メインメー
ル10の送信条件(広告メール20の転送制限条件を含
む)を含む図12に示されたダミーメール20を端末3
−1に送信する(ステップS11)。端末3−1の受信
部32は、ダミーメール送信部43からダミーメール2
0を受信する(ステップS12)。転送処理部35は、
転送者C−1による入力装置39の操作により、ダミー
メール20の欄20−3に端末3−1のアドレスを入力
し、転送先の指定として欄20−4に例えば端末3−2
のアドレスを入力し(ステップS13)、ボタン20−
7を押下したとき、ダミーメール20を、サーバ4を介
して端末3−2に転送する(ステップS14)。ステッ
プS14にて、ボタン20−7が押下されたとき、転送
ログ6の欄6−2には、欄20−3に入力された端末3
−1のアドレスが登録され、欄6−3には、欄20−4
に入力された端末3−2のアドレスが登録される。サー
バ4は、端末3−1からのダミーメール20に基づいて
後述の転送処理を実行し(ステップS15)、端末3−
2にダミーメール20を送信する(ステップS16)。
【0083】端末3−2の受信部32は、ダミーメール
送信部43からダミーメール20を受信する(ステップ
S17)。転送処理部35は、転送者C−2による入力
装置39の操作により、ダミーメール20の欄20−3
に端末3−2のアドレスを入力し、転送先の指定として
欄20−4に例えば端末3−jのアドレスを入力し(ス
テップS18)、ボタン20−7を押下したとき、ダミ
ーメール20を、サーバ4を介して端末3−jに転送す
る(ステップS19)。ステップS14にて、ボタン2
0−7が押下されたとき、転送ログ6の欄6−2には、
欄20−3に入力された端末3−2のアドレスが登録さ
れ、欄6−3には、欄20−4に入力された端末3−j
のアドレスが登録される。サーバ4は、端末3−2から
のダミーメール20に基づいて後述の転送処理を実行し
(ステップS20)、端末3−jにダミーメール20を
送信する(ステップS21)。端末3−jの受信部32
は、ダミーメール送信部43からダミーメール20を受
信する(ステップS22)。
【0084】図15に示されるように、端末3−jの転
送処理部35は、転送者C−jによる入力装置39の操
作により、ダミーメール20の欄20−3に端末3−j
のアドレスを入力し、転送先の指定として欄20−4に
例えば端末3−(j+1)のアドレスを入力し(ステッ
プS23)、ボタン20−7を押下したとき、ダミーメ
ール20を、サーバ4を介して端末3−(j+1)に転
送する(ステップS24)。ステップS14にて、ボタ
ン20−7が押下されたとき、転送ログ6の欄6−2に
は、欄20−3に入力された端末3−jのアドレスが登
録され、欄6−3には、欄20−4に入力された端末3
−(j+1)のアドレスが登録される。サーバ4は、端
末3−jからのダミーメール20に基づいて後述の転送
処理を実行し(ステップS25)、送信条件が満たされ
たとき、送信条件が満たされたことを通知するダミーメ
ール20を端末3−(j+1)に送信する(ステップS
26)。端末3−(j+1)の受信部は、ダミーメール
送信部43からダミーメール20を受信する(ステップ
S27)。また、サーバ4は、送信条件が満たされたと
き(n=j+1)、メールデータベース54に格納され
たメインメール10を、端末3−1〜端末3−(j+
1)のアドレスに基づいて端末3−1〜端末3−(j+
1)に送信する(ステップS28)。端末3−1〜端末
3−(j+1)の受信部32は、サーバ4からのメイン
メール10を受信する(ステップS29、S30、S3
1、S32)。
【0085】一方、サーバ4が例えば端末3−1〜端末
3−j、依頼主端末1に残念メールを送信する場合、実
施の形態1に係る電子メール転送システムは、図14に
示されたステップS11〜S22を実行し、図16に示
されるように、サーバ4は、監視条件に基づいて後述の
転送処理を実行し(ステップS33)、送信条件が満た
されないとき、端末3−1〜端末3−jに、残念メール
を送信する(ステップS34)。図示していないがステ
ップS34にて、サーバ4は、送信条件が満たされない
とき、依頼主端末1に残念メールを送信する。端末3−
1〜端末3−jの受信部32は、サーバ4からの残念メ
ールを受信する(ステップS35、S36、S37)。
図示していないが依頼主端末1は、サーバ4からの残念
メールを受信する。
【0086】図17〜20は、実施の形態1に係る電子
メール転送システムのメールサーバにおける転送処理の
動作を示すフローチャートである。
【0087】図17に示されるように、ダミーメール受
信部44は、端末3−jからj番目のダミーメール20
を受信したとき(ステップS41−YES)、From
−Toアドレス抽出部45は、ダミーメール受信部44
が受信したj番目のダミーメール20に含まれる端末3
−jと端末3−(j+1)とのアドレスを抽出する(ス
テップS42)。ログ記録部47は、j番目のダミーメ
ール20が有する転送ログ6として、メールID、発信
元端末である端末3−jのアドレス、転送先端末である
端末3−(j+1)のアドレス、転送時間、転送先場所
を読取る(ステップS43)。条件判定部48は、転送
ログデータベース55を参照して、転送先端末である端
末3−(j+1)のアドレスが、欄55−3に登録され
たアドレスと重複するか否かを判定する(ステップS4
4)。転送先端末である端末3−(j+1)のアドレス
が例えば端末3−1のアドレスと重複する場合(ステッ
プS44−YES)、アラート送信部49は、転送ログ
データベース55を参照して、端末3−jのアドレスに
基づいて発信元端末である端末3−jにアラートを電子
メールによって送信する(ステップS45)。一方、転
送先端末である端末3−(j+1)のアドレスが重複し
ない場合(ステップS44−NO)、カウント部46
は、欄55−4を参照して、カウント値が“j”の場
合、1カウントする(ステップS46)。ログ記録部4
7は、(j+1)番目の転送ログとして、メールID、
発信元端末である端末3−jのアドレス、転送先端末で
ある端末3−(j+1)のアドレス、カウント部46に
よってカウントされた“j+1(転送回数)”、端末3
−jからダミーメール20を受信したときの時間を表す
転送時間、端末3−(j+1)を所持する転送者C−
(j+1)が滞在する場所を表す転送先場所を対応付け
て、転送ログデータベース55の欄55−1〜55−6
に登録する(ステップS47)。
【0088】図18に示されるように、条件判定部48
は、転送制限条件データベース57を参照して転送制限
条件を読込む(ステップS48)。転送制限条件データ
ベース57に転送制限条件がある場合(ステップS49
−YES)、実施の形態1に係る電子メール転送システ
ムは、転送制限条件判定処理を実行し(ステップS5
0)、条件判定部48は、メインメール送信条件データ
ベース58を参照して送信条件(監視条件)を読込む
(ステップS51)。条件判定部48は、転送制限条件
データベース57に転送制限条件がない場合(ステップ
S49−NO)、ステップS51を実行する。タイマ監
視部52は、条件判定部48により読込まれた監視条件
が一致(タイマ部51が刻んだ時間が予め決められた時
間“2002年2月8日21時”を経過していないか)
するか否かを判定する(ステップS52)。判定の結
果、監視条件が一致したとき(ステップS52−YE
S)、残念メール送信部50は、転送ログデータベース
55を参照して1番目〜j番目の転送ログを読込み(ス
テップS53)、端末3−1〜端末3−jに、メインメ
ール10の送信条件が満たされないことを表す残念メー
ルを送信する(ステップS54)。監視条件の一致は、
送信条件として予め決められた転送者の人数“100
人”(n=100)が満たされずに、予め決められた時
間“2002年2月8日21時”を経過したことを意味
する。また、図示していないがステップS54にて、残
念メール送信部50は、依頼主端末1に残念メールを送
信する。
【0089】監視条件が一致しないとき(ステップS5
2−NO)、図19に示されるように、条件判定部48
は、転送ログデータベース55を参照して、送信条件が
一致する(転送回数“j+1”が予め決められた転送回
数nを満たしている)か否かを判定する(ステップS5
5)。判定の結果、送信条件が一致しないとき(ステッ
プS55−NO)、ダミーメール送信部43は、転送ロ
グデータベース55を参照して(j+1)番目の転送ロ
グを読込み(ステップS56)、転送先端末である端末
3−(j+1)に、ダミーメール20を送信する(ステ
ップS57)。一方、判定の結果、送信条件が一致した
とき(ステップS55−YES)、メインメール送信部
43は、転送ログデータベース55を参照して1番目〜
(j+1)番目の転送ログを読込み(ステップS5
8)、転送先端末である端末3−(j+1)に100人
目であることを通知する案内(メインメール送信の案
内)としてダミーメール20を送信し(ステップS5
9)、メールデータベース54に格納されたメインメー
ル10を、端末3−1〜端末3−(j+1)のアドレス
に基づいて端末3−1〜端末3−(j+1)に送信する
(ステップS60)。
【0090】また、図20に示されるように、ダミーメ
ール受信部44が端末3−jからj番目のダミーメール
20を受信しないとき(ステップS41−NO)、条件
判定部48は、メインメール送信条件データベース58
を参照して送信条件(監視条件)を読込む(ステップS
61)。タイマ監視部52は、条件判定部48により読
込まれた監視条件が一致(タイマ部51が刻んだ時間が
予め決められた時間“2002年2月8日21時”を経
過していないか)するか否かを判定する(ステップS6
2)。判定の結果、予め決められた時間“2002年2
月8日21時”を経過して監視条件が一致したとき(ス
テップS62−YES)、残念メール送信部50は、転
送ログデータベース55を参照して1番目〜j番目の転
送ログを読込み(ステップS63)、端末3−1〜端末
3−jに、メインメール10の送信条件が満たされない
ことを表す残念メールを送信する(ステップS64)。
また、図示していないがステップS64にて、残念メー
ル送信部50は、依頼主端末1に残念メールを送信す
る。
【0091】図21〜23は、実施の形態1に係る電子
メール転送システムのメールサーバにおける転送制限条
件判定処理の動作を示すフローチャートである。
【0092】図21に示されるように、転送制限条件デ
ータベース57に転送制限条件として予め決められた転
送先場所が情報として登録されている場合(ステップS
71−YES)、条件判定部48は、転送制限条件デー
タベース57の欄57−2と転送ログデータベース55
の欄55−6とを参照して転送先場所が一致している
(転送先場所が予め決められた転送先場所を満たしてい
る)か否かを判定する(ステップS72)。判定の結
果、転送先場所が一致し(ステップS72−YES)、
転送制限条件データベース57に転送制限条件として予
め決められた転送先の性別が情報として登録されている
場合(ステップS73−YES)、条件判定部48は、
転送制限条件データベース57の欄57−4と個人プロ
ファイルデータベース59の欄59−1、59−4と転
送ログデータベース55の欄55−3とを参照して、転
送先の性別が一致している(転送先の性別が予め決めら
れた転送先の性別を満たしている)か否かを判定する
(ステップS74)。判定の結果、転送先の性別が一致
し(ステップS74−YES)、転送制限条件データベ
ース57に転送制限条件として予め決められた転送先の
趣味が情報として登録されている場合(ステップS75
−YES)、条件判定部48は、転送制限条件データベ
ース57の欄57−4と個人プロファイルデータベース
59の欄59−1、59−5と転送ログデータベース5
5の欄55−3とを参照して、転送先の趣味が一致して
いるか否かを判定する(ステップS76)。
【0093】判定の結果、転送先の趣味が一致し(ステ
ップS76−YES)、図22に示されるように、転送
制限条件データベース57に転送制限条件として予め決
められた転送先の職業が情報として登録されている場合
(ステップS77−YES)、条件判定部48は、転送
制限条件データベース57の欄57−4と個人プロファ
イルデータベース59の欄59−1、59−6と転送ロ
グデータベース55の欄55−3とを参照して、転送先
の職業が一致している(転送先の職業が予め決められた
転送先の職業を満たしている)か否かを判定する(ステ
ップS78)。判定の結果、転送先の職業が一致し(ス
テップS78−YES)、転送制限条件データベース5
7に転送制限条件として予め決められた転送先の結婚有
無が情報として登録されている場合(ステップS79−
YES)、条件判定部48は、転送制限条件データベー
ス57の欄57−4と個人プロファイルデータベース5
9の欄59−1、59−7と転送ログデータベース55
の欄55−3とを参照して、転送先の結婚有無が一致し
ている(転送先の結婚有無が予め決められた転送先の結
婚有無を満たしている)か否かを判定する(ステップS
80)。判定の結果、転送先の結婚有無が一致し(ステ
ップS80−YES)、転送制限条件データベース57
に転送制限条件として予め決められた転送先の年齢が情
報として登録されている場合(ステップS81−YE
S)、条件判定部48は、転送制限条件データベース5
7の欄57−4と個人プロファイルデータベース59の
欄59−1、59−8と転送ログデータベース55の欄
55−3とを参照して、転送先の年齢が一致している
(転送先の年齢が予め決められた転送先の年齢を満たし
ている)か否かを判定する(ステップS82)。判定の
結果、転送先の年齢が一致しととき(ステップS82−
YES)、転送制限条件判定処理を終了する。
【0094】また、転送先場所、転送先の性別、転送先
の趣味、転送先の職業、転送先の結婚有無、転送先の年
齢が予め決められた情報(予め決められた転送先場所、
予め決められた転送先の性別、予め決められた転送先の
趣味、予め決められた転送先の職業、予め決められた転
送先の結婚有無、予め決められた転送先の年齢)と一致
しないとき(ステップS72−NO、ステップS74−
NO、ステップS76−NO、ステップS78−NO、
ステップS80−NO、ステップS82−NO)、図2
3に示されるように、アラート送信部49は、転送ログ
データベース55を参照して(j+1)番目の転送ログ
を読込み(ステップS83)、端末3−jのアドレスに
基づいて発信元端末である端末3−jにアラートを電子
メールによって送信する(ステップS84)。条件判定
部48は、転送ログデータベース55の欄55−7に対
応付けられて欄55−1〜55−6に登録された(j+
1)番目の転送ログを論理的に削除することを表す記号
を登録する(ステップS85)。
【0095】また、転送者C−jが端末3−jを用いて
ダミーメール20を転送した後、ダミーメール20が何
人の転送者(に属す転送者端末)に転送されたかを調べ
るために、転送者C−jは、入力装置39を操作し、転
送処理部35は、転送者C−jによる入力装置39の操
作により、図24に示されるように、転送ログデータベ
ース55に登録されているカウント値を問い合わせるた
めの途中経過問合せ通知をサーバ4に送信する(ステッ
プS91)。ダミーメール受信部44は、転送者C−j
からの途中経過問合せ通知を受信し(ステップS9
2)、ログ記録部47は、途中経過問合せ通知に基づい
て、転送ログデータベース55を参照して転送者C−j
から途中経過問合せ通知を受信した時点までに転送ログ
データベース55に登録された転送ログとしてカウント
値を読込む(ステップS93)。ダミーメール送信部4
3は、そのカウント値をダミーメール20の転送の途中
経過として電子メールによって、端末3−jのアドレス
に基づいて端末3−jに送信する(ステップS94)。
端末3−jは、ダミーメール送信部43からのカウント
値を受信する(ステップS95)。
【0096】また、図25に示されるように、実施の形
態1に係る電子メール転送システムは、課金処理を実行
する。メインメール送信部41がメインメール10を送
信した後、課金処理部53が例えば端末3−jからステ
ップS101で実行される課金変更通知を受信しない場
合(ステップS102−NO)、課金処理部53は、転
送ログデータベース55を参照して、メインメール10
の通信料金及び使用料金と、ダミーメール20の通信料
金及び使用料金とを決定する。例えば、出力用端末が依
頼主端末1、広告主端末2である場合、課金処理部53
は、依頼主Aのアドレスと、メインメール10の通信料
金及び使用料金を請求するためのメインメール課金通知
(メインメール10の通信料金及び使用料金が記載され
た通信料金電子メール)とを対応付けて課金データベー
ス61に登録する。また、課金処理部53は、広告主B
のアドレスと、ダミーメール20の通信料金及び使用料
金を請求するためのダミーメール課金通知(ダミーメー
ル20の通信料金及び使用料金が記載された通信料金電
子メール)とを対応付けて課金データベース61に登録
する(ステップS103)。
【0097】課金処理部53は、ダミーメール課金通知
を出力用端末(広告主端末2)に送信して広告主Bに通
知する(ステップS104)。広告主端末2は、課金処
理部53からのダミーメール課金通知を受信する(ステ
ップS105)。課金処理部53は、メインメール課金
通知(メインメール10の通信料金及び使用料金が記載
された通信料金電子メール)を出力用端末(依頼主端末
1)に送信して依頼主Aに通知する(ステップS10
6)。依頼主端末1は、課金処理部53からのメインメ
ール課金通知を受信する(ステップS107)。
【0098】同様に、残念メール送信部50が残念メー
ルを送信した後、課金処理部53が例えば端末3−jか
らステップS101で実行される課金変更通知を受信し
ない場合(ステップS102−NO)、課金処理部53
は、転送ログデータベース55を参照して、残念メール
の通信料金及び使用料金と、ダミーメール20の通信料
金及び使用料金とを決定する。上述と同様に、例えば、
出力用端末が依頼主端末1、広告主端末2である場合、
課金処理部53は、依頼主Aのアドレスと、残念メール
の通信料金及び使用料金を請求するためのメインメール
課金通知(残念メールの通信料金及び使用料金が記載さ
れた通信料金電子メール)とを対応付けて課金データベ
ース61に登録する。また、課金処理部53は、広告主
Bのアドレスと、ダミーメール20の通信料金及び使用
料金を請求するためのダミーメール課金通知(ダミーメ
ール20の通信料金及び使用料金が記載された通信料金
電子メール)とを対応付けて課金データベース61に登
録する(ステップS103)。
【0099】課金処理部53は、ダミーメール課金通知
を出力用端末(広告主端末2)に送信して広告主Bに通
知する(ステップS104)。広告主端末2は、課金処
理部53からのダミーメール課金通知を受信する(ステ
ップS105)。課金処理部53は、メインメール課金
通知(メインメール10の通信料金及び使用料金が記載
された通信料金電子メール)を出力用端末(依頼主端末
1)に送信して依頼主Aに通知する(ステップS10
6)。依頼主端末1は、課金処理部53からのメインメ
ール課金通知を受信する(ステップS107)。
【0100】課金処理部53は、ステップS103〜S
107を実行した場合、例えば端末3−jが課金変更通
知を送信しても(ステップS101)、課金処理を実行
しない。一方、課金処理部53がステップS103〜S
107を実行する前に、例えば端末3−jが課金変更通
知を送信した場合(ステップS101)、課金処理部5
3は、端末3−jからの課金変更通知を受信する(ステ
ップS102−YES)。課金処理部53は、転送ログ
データベース55を参照して、メインメール10(ある
いは残念メール)の通信料金及び使用料金と、ダミーメ
ール20の通信料金及び使用料金とを決定する。課金処
理部53は、転送者3−jのアドレスと、メインメール
10(あるいは残念メール)の通信料金及び使用料金
と、ダミーメール20の通信料金及び使用料金とを請求
するための転送者課金通知{メインメール10(あるい
は残念メール)、ダミーメール20の通信料金及び使用
料金が記載された通信料金電子メール}とを対応付けて
課金データベース61に登録する(ステップS10
8)。課金処理部53は、転送者課金通知を端末3−j
に送信して転送者C−jに通知する(ステップS10
9)。端末3−jは、課金処理部53からの転送者課金
通知を受信する(ステップS110)。
【0101】以上の説明により、本発明の電子メール転
送システムによれば、依頼主Aは、依頼主端末1に登録
されている個人(転送者C−1)に加えて依頼主端末1
に登録されていない個人(転送者C−2、…、C−n)
にもメインメール10に関する情報をダミーメール20
によって配信(送信/転送)することができる。
【0102】また、本発明の電子メール転送システムに
よれば、メインメール10が転送者C−2、…、C−n
に送信される旨をダミーメール20(広告主Bの広告情
報を含む広告メール20)によって事前に知らせること
ができるため、広告主Bは、広告主端末2に登録されて
いる個人(転送者C−1)に加えて広告主端末2に登録
されていない個人(転送者C−2、…、C−n)にも広
告主Bの広告情報(広告、CM、ポスターを表す)を配
信(送信/転送)することができる。
【0103】また、本発明の電子メール転送システムに
よれば、転送ログデータベース55と個人プロファイル
データベース59とを用いて、課金先を柔軟に変更する
ことができる。
【0104】(実施の形態2)図26は、実施の形態2
に係る電子メール転送システムの構成を示すブロック図
である。実施の形態2に係る電子メール転送システム
は、実施の形態1の通信ネットワーク5に複数のサーバ
104が接続されている。端末3−jは、ダミーメール
20を、サーバ104を介して端末3−(j+1)に転
送する際、ダミーメール20のコピーをサーバ4に送信
(転送)する。ダミーメール20のコピーとしては、C
C(carbon copy)、BCC(blind
carbon copy)が例示される。ダミーメール
20のコピーは実施の形態1で説明された転送ログ6を
有する。実施の形態2に係る電子メール転送システムで
は、この転送ログ6を取得するために、場所特定部10
5としては、ASP(Application Ser
vice Provider)が更に含まれる。ここ
で、転送者C−1、C−2、…、C−nは、サーバ4の
アドレスを知っている。実施の形態2では、実施の形態
1の変更点のみ説明し、実施の形態1と同様な説明を省
略する。
【0105】ASPは、通信ネットワーク5を経由して
サーバ4が転送ログ6を取得するためのアプリケーショ
ン・ソフトを提供するサービス会社である。業者Dは、
予めに依頼主A、広告主B、転送者C−1、C−2、
…、C−nと契約し、依頼主A、広告主B、転送者C−
1、C−2、…、C−nによって、アプリケーション・
ソフトをASPから依頼主端末1、広告主端末2、端末
3−1、3−2、…、3−nにダウンロードしてもら
う。実施の形態1に係る電子メール転送システムは、同
じアプリケーション・ソフトを依頼主A、広告主B、転
送者C−1、C−2、…、C−nに使ってもらうことに
より低価格で実現できる。
【0106】転送者C−jは、端末3−jから端末3−
(j+1)に転送するとき、端末3−jを用いて、発信
元として端末3−jのアドレスと、転送先として端末3
−(j+1)のアドレスと、転送先としてサーバ4のア
ドレスとを指定してダミーメール20を送信する。端末
3−(j+1)には、端末3−jからのダミーメール2
0が転送される。サーバ4には、ASPを介してダミー
メール20のコピーが転送される。これにより、本発明
の電子メール転送システムによれば、実施の形態1の効
果に加えて、通信ネットワーク5に複数のサーバ104
が接続されている場合、サーバ4のダミーメール受信部
44は、ASPを通って転送されたダミーメール20の
コピーに基づいて、転送ログ6を取得することができ
る。
【0107】図27は、ダミーメール20のフォーマッ
トを示す。ダミーメール20は、実施の形態1で説明さ
れた欄20−5がなく、欄30−1、ボタン30−2を
更に含む。
【0108】ダミーメール送信部43がダミーメール2
0を端末3−jに送信した場合、端末3−jの受信部3
2は、ダミーメール送信部43からダミーメール20を
受信する。端末3−jの制御部33は、ダミーメール2
0をデータベース36に登録する。端末3−jの表示部
34は、自動的に又は転送者C−jによる入力装置39
の操作によりダミーメール20を表示装置37に表示す
る。このとき、ボタン20−9が表示装置37に表示さ
れない。転送処理部35は、転送者C−jによる入力装
置39の操作により、欄20−3に発信元端末である端
末3−jのアドレスを入力し、欄20−4に転送先端末
である端末3−(j+1)のアドレスを入力し、欄30
−1にサーバ4のアドレスを入力し(又は、予めに欄3
0−1にサーバ4のアドレスが入力されている)、ボタ
ン20−7を押下したとき、ダミーメール20を、サー
バ104を介して端末3−(j+1)に転送し、ダミー
メール20のコピーを、ASPを介してサーバ4に転送
する。ボタン20−7が押下されたとき、ダミーメール
20が有する転送ログ6の欄6−2には、欄20−3に
入力された端末3−jのアドレスが登録され、欄6−3
には、欄20−4に入力された端末3−(j+1)のア
ドレスが登録される。転送処理部35は、転送者C−j
による入力装置39の操作により、ボタン20−8を押
下したとき、表示装置37に表示されたダミーメール2
0を閉じる(ダミーメール20の表示を終了する)。
【0109】また、転送者C−jが何番目であるのかを
調べるために、転送者C−jは、入力装置39を操作し
て、転送処理部35は、転送者C−jによる入力装置3
9の操作により、データベース36に登録されたダミー
メール20を表示装置37に表示する。転送処理部35
は、転送者C−jによる入力装置39の操作により、ボ
タン30−2を押下したとき、転送ログデータベース5
5に登録されているカウント値を問い合わせるための転
送人数問合せ通知をサーバ4に送信する。この転送人数
問合せ通知には、欄20−3に入力された端末3−jの
アドレスが含まれる。サーバ4のダミーメール受信部4
4は、転送者C−jからの転送人数問合せ通知を受信
し、ログ記録部47は、転送人数問合せ通知に基づい
て、転送ログデータベース55を参照して、転送者C−
jから転送人数問合せ通知を受信した時点のカウント値
を読込む。ダミーメール送信部43は、端末3−jのア
ドレスに基づいて、そのカウント値を端末3−jに送信
する。
【0110】次に、実施の形態2に係る電子メール転送
システムの動作を説明する。図28〜30は、実施の形
態2に係る電子メール転送システムの動作を示すフロー
チャートである。
【0111】実施の形態2に係る電子メール転送システ
ムは、ステップS1〜S6を実行した後、図14に示さ
れるように、サーバ4が例えば端末3−1〜端末3−
(j+1)にメインメール10を送信する場合、ダミー
メール送信部43は、送信先アドレスデータベース56
を参照して、メインメール10の送信条件(ダミーメー
ル20の転送制限条件を含む)を含む図27に示された
ダミーメール20を端末3−1に送信する(ステップS
111)。端末3−1の受信部32は、ダミーメール送
信部43からダミーメール20を受信する(ステップS
112)。転送処理部35は、転送者C−1による入力
装置39の操作により、ダミーメール20の欄20−3
に端末3−1のアドレスを入力し、転送先の指定として
欄20−4に例えば端末3−2のアドレスを入力し、転
送先の指定として欄30−1にサーバ4のアドレスを入
力し(ステップS113)、ボタン20−7を押下した
とき、ダミーメール20を、サーバ104を介して端末
3−2に転送し、ダミーメール20のコピーを、ASP
を介してサーバ4に転送する(ステップS114)。ス
テップS114にて、ボタン20−7が押下されたと
き、ダミーメール20のコピー(カーボンコピー:CC
と称す)が有する転送ログ6の欄6−2には、欄20−
3に入力された端末3−1のアドレスが登録され、欄6
−3には、欄20−4に入力された端末3−2のアドレ
スが登録される。サーバ4は、端末3−1からのダミー
メール20(CC)に基づいて転送処理を実行する(ス
テップS115)。
【0112】端末3−2の受信部32は、端末3−1か
らダミーメール20を受信する(ステップS116)。
転送処理部35は、転送者C−2による入力装置39の
操作により、ダミーメール20の欄20−3に端末3−
2のアドレスを入力し、転送先の指定として欄20−4
に例えば端末3−jのアドレスを入力し、転送先の指定
として欄30−1にサーバ4のアドレスを入力し(ステ
ップS117)、ダミーメール20を、サーバ104を
介して端末3−jに転送し、ダミーメール20のコピー
を、ASPを介してサーバ4に転送する(ステップS1
18)。ステップS118にて、ボタン20−7が押下
されたとき、ダミーメール20(CC)が有する転送ロ
グ6の欄6−2には、欄20−3に入力された端末3−
2のアドレスが登録され、欄6−3には、欄20−4に
入力された端末3−jのアドレスが登録される。サーバ
4は、端末3−2からのダミーメール20(CC)に基
づいて転送処理を実行する(ステップS119)。端末
3−jの受信部32は、端末3−2からダミーメール2
0を受信する(ステップS120)。
【0113】図29に示されるように、端末3−jの転
送処理部35は、転送者C−jによる入力装置39の操
作により、ダミーメール20の欄20−3に端末3−j
のアドレスを入力し、転送先の指定として欄20−4に
例えば端末3−(j+1)のアドレスを入力し、転送先
の指定として欄30−1にサーバ4のアドレスを入力し
(ステップS121)、ボタン20−7を押下したと
き、ダミーメール20を、サーバ4を介して端末3−
(j+1)に転送し、ダミーメール20のコピーを、A
SPを介してサーバ4に転送する(ステップS12
2)。ステップS122にて、ボタン20−7が押下さ
れたとき、ダミーメール20(CC)が有する転送ログ
6の欄6−2には、欄20−3に入力された端末3−j
のアドレスが登録され、欄6−3には、欄20−4に入
力された端末3−(j+1)のアドレスが登録される。
端末3−(j+1)の受信部32は、端末3−jからダ
ミーメール20を受信する(ステップS124)。サー
バ4は、端末3−jからのダミーメール20(CC)に
基づいて転送処理を実行し(ステップS123)、送信
条件が満たされたとき、メールデータベース54に格納
されたメインメール10を、端末3−1〜端末3−(j
+1)のアドレスに基づいて端末3−1〜端末3−(j
+1)に送信する(ステップS125)。端末3−1〜
端末3−(j+1)の受信部32は、サーバ4からのメ
インメール10を受信する(ステップS126、S12
7、S128、S129)。
【0114】一方、サーバ4が例えば端末3−1〜端末
3−j、依頼主端末1に残念メールを送信する場合、実
施の形態2に係る電子メール転送システムは、図28に
示されたステップS111〜S120を実行し、図30
に示されるように、サーバ4は、監視条件に基づいて転
送処理を実行し(ステップS131)、送信条件が満た
されないとき、端末3−1〜端末3−jに、残念メール
を送信する(ステップS132)。また、図示していな
いがステップS132にて、サーバ4は、依頼主端末1
に残念メールを送信する。端末3−1〜端末3−jの受
信部32は、サーバ4からの残念メールを受信する(ス
テップS133、S134、S135)。依頼主端末1
は、サーバ4からの残念メールを受信する。
【0115】図31は、実施の形態2に係る電子メール
転送システムのメールサーバにおける転送処理の動作を
示すフローチャートである。
【0116】サーバ4は、図17、18、20に示され
実施の形態1で説明されたステップS41〜S54、S
61〜S64と同様のステップを実行する。次に、監視
条件が一致しないとき(ステップS52−NO)、図3
1に示されるように、条件判定部48は、転送ログデー
タベース55を参照して、送信条件が一致する(転送回
数“j+1”が予め決められた転送回数nを満たしてい
る)か否かを判定する(ステップS141)。判定の結
果、送信条件が一致しないとき(ステップS141−N
O)、サーバ4は転送処理を終了する。一方、判定の結
果、送信条件が一致したとき(ステップS141−YE
S)、メインメール送信部43は、転送ログデータベー
ス55を参照して1番目〜(j+1)番目の転送ログを
読込み(ステップS142)、メールデータベース54
に格納されたメインメール10を、端末3−1〜端末3
−(j+1)のアドレスに基づいて端末3−1〜端末3
−(j+1)に送信する(ステップS143)。
【0117】また、サーバ4は、転送制限条件判定処理
として、図21〜23に示され実施の形態1で説明され
たステップS71〜S85と同様のステップを実行す
る。また、サーバ4は、図24、25に示され実施の形
態1で説明されたステップS91〜S95、S101〜
S110と同様のステップを実行する。
【0118】また、転送者C−jが何番目であるのかを
調べるために、転送者C−jは、入力装置39を操作
し、転送処理部35は、転送者C−jによる入力装置3
9の操作により、図32に示されるように、転送ログデ
ータベース55に登録されているカウント値を問い合わ
せるための転送人数問合せ通知をサーバ4に送信する
(ステップS151)。サーバ4のダミーメール受信部
44は、転送者C−jからの転送人数問合せ通知を受信
し(ステップS152)、ログ記録部47は、転送人数
問合せ通知に基づいて、転送ログデータベース55を参
照して、転送者C−jから転送人数問合せ通知を受信し
た時点のカウント値を読込む(ステップS153)。ダ
ミーメール送信部43は、端末3−jのアドレスに基づ
いて、そのカウント値を端末3−jに送信する(ステッ
プS154)。端末3−jは、ダミーメール送信部43
からのカウント値を受信する(ステップS155)。
【0119】尚、本発明の電子メール転送システムにお
いて、条件判定部48は、転送制限条件データベース5
7を参照して転送制限条件が一致しているか否かを判定
しているが、これに限定されず、メインメール送信条件
データベース58を参照して転送制限条件が一致してい
るか否かを判定することも可能である。また、本発明の
電子メール転送システムにおいて、条件判定部48の判
定の結果、アラート送信部49がアラートを送信してい
るが、ダミーメール送信部43がアラートを送信するこ
とも可能である。
【0120】
【発明の効果】以上の説明により、本発明の電子メール
転送システムによれば、依頼主Aは、依頼主端末1に登
録されている個人(転送者C−1)に加えて依頼主端末
1に登録されていない個人(転送者C−2、…、C−
n)にもメインメール10に関する情報をダミーメール
20によって配信(送信/転送)することができる。
【0121】また、本発明の電子メール転送システムに
よれば、メインメール10が転送者C−2、…、C−n
に送信される旨をダミーメール20(広告主Bの広告情
報を含む広告メール20)によって事前に知らせること
ができるため、広告主Bは、広告主端末2に登録されて
いる個人(転送者C−1)に加えて広告主端末2に登録
されていない個人(転送者C−2、…、C−n)にも広
告主Bの広告情報(広告、CM、ポスターを表す)を配
信(送信/転送)することができる。
【0122】また、本発明の電子メール転送システムに
よれば、転送ログデータベース55と個人プロファイル
データベース59とを用いて、課金先を柔軟に変更する
ことができる。
【0123】また、本発明の電子メール転送システムに
よれば、通信ネットワーク5に複数のサーバ104が接
続されている場合、サーバ4は、ASPを通って転送さ
れたダミーメール20のコピーに基づいて、転送ログ6
を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、実施の形態1に係る電子メール転送シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、依頼主端末の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図3は、広告主端末の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】図4は、転送者端末の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】図5は、メールサーバの構成を示すブロック図
である。
【図6】図6は、転送ログの概念を示す図である。
【図7】図7は、転送ログデータベースを示す図であ
る。
【図8】図8は、転送制限条件データベース57を示す
図である。
【図9】図9は、メインメール送信条件データベースを
示す図である。
【図10】図10は、個人プロファイルデータベースを
示す図である。
【図11】図11は、メインメールのフォーマットを示
す図である。
【図12】図12は、ダミーメールのフォーマットを示
す図である。
【図13】図13は、実施の形態1に係る電子メール転
送システムの動作を示すフローチャートである。
【図14】図14は、実施の形態1に係る電子メール転
送システムの動作を示すフローチャートである。
【図15】図15は、実施の形態1に係る電子メール転
送システムの動作を示すフローチャートである。
【図16】図16は、実施の形態1に係る電子メール転
送システムの動作を示すフローチャートである。
【図17】図17は、実施の形態1に係る電子メール転
送システムのメールサーバにおける転送処理の動作を示
すフローチャートである。
【図18】図18は、実施の形態1に係る電子メール転
送システムのメールサーバにおける転送処理の動作を示
すフローチャートである。
【図19】図19は、実施の形態1に係る電子メール転
送システムのメールサーバにおける転送処理の動作を示
すフローチャートである。
【図20】図20は、実施の形態1に係る電子メール転
送システムのメールサーバにおける転送処理の動作を示
すフローチャートである。
【図21】図21は、実施の形態1に係る電子メール転
送システムのメールサーバにおける転送制限条件判定処
理の動作を示すフローチャートである。
【図22】図22は、実施の形態1に係る電子メール転
送システムのメールサーバにおける転送制限条件判定処
理の動作を示すフローチャートである。
【図23】図23は、実施の形態1に係る電子メール転
送システムのメールサーバにおける転送制限条件判定処
理の動作を示すフローチャートである。
【図24】図24は、実施の形態1に係る電子メール転
送システムの動作を示すフローチャートである。
【図25】図25は、実施の形態1に係る電子メール転
送システムの動作を示すフローチャートである。
【図26】図26は、実施の形態2に係る電子メール転
送システムの構成を示すブロック図である。
【図27】図27は、ダミーメールのフォーマットを示
す図である。
【図28】図28は、実施の形態2に係る電子メール転
送システムの動作を示すフローチャートである。
【図29】図29は、実施の形態2に係る電子メール転
送システムの動作を示すフローチャートである。
【図30】図30は、実施の形態2に係る電子メール転
送システムの動作を示すフローチャートである。
【図31】図31は、実施の形態2に係る電子メール転
送システムのメールサーバにおける転送処理の動作を示
すフローチャートである。
【図32】図32は、実施の形態2に係る電子メール転
送システムの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
A 依頼主 B 広告主 C−1〜C−n 転送者 1 依頼主端末 2 広告主端末 3−1〜3−n 転送者端末 4 メールサーバ 5 通信ネットワーク 6−1〜6−5 欄 10 メインメール 11 制御装置 12 受信部 13 制御部 14 表示部 15 送信部 16 データベース 17 表示装置 18 出力装置 19 入力装置 20 ダミーメール 20−1〜20−6 欄 20−7〜20−9 ボタン 21 制御装置 22 受信部 23 制御部 24 表示部 25 送信部 26 データベース 27 表示装置 28 出力装置 29 入力装置 30−1 欄 30−2 ボタン 31 制御装置 32 受信部 33 制御部 34 表示部 35 転送処理部 36 データベース 37 表示装置 38 出力装置 39 入力装置 41 メインメール送信部 42 メインメール受信部 43 ダミーメール送信部 44 ダミーメール受信部 45 From−Toアドレス抽出部 46 カウント部 47 ログ記録部 48 条件判定部 49 アラート送信部 50 残念メール送信部 51 タイマ部 52 タイマ監視部 53 課金処理部 54 メールデータベース 55 転送ログデータベース 55−1〜55−7 欄 56 送信先アドレスデータベース 57 転送制限条件データベース 57−1〜57−4 欄 58 メインメール送信条件データベース 58−1〜58−5 欄 59 個人プロファイルデータベース 59−1〜59−8 欄 60 ロケーションデータベース 61 課金データベース 62 入力装置 63 表示装置 104 サーバ 105 場所特定部

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークに接続され、ダミーメ
    ールを転送する複数の端末と、 前記通信ネットワークに接続され、前記ダミーメールの
    転送により、メインメールの送信条件が満たされたと判
    断されるとき、前記複数の端末に前記メインメールを送
    信する電子メール転送サーバとを備えた電子メール転送
    システム。
  2. 【請求項2】 通信ネットワークに接続された複数の端
    末と電子メール転送サーバとを備え、 前記電子メール転送サーバは、ダミーメールを前記複数
    の端末のうちの第1端末に送信し、前記ダミーメール
    は、前記第1端末からメインメールの送信条件が満たさ
    れたと判断される前記複数の端末のうちの第n端末まで
    順次転送され、 前記電子メール転送サーバは、第j(1≦j≦n−1を
    満たす整数)端末から第(j+1)端末に前記ダミーメ
    ールが転送されるとき、前記第(j+1)端末のアドレ
    スを転送ログデータベースに登録し、前記送信条件が満
    たされたとき、前記転送ログデータベースに登録された
    前記アドレスに基づいて、前記n個の端末に前記メイン
    メールを送信する電子メール転送システム。
  3. 【請求項3】 通信ネットワークに接続され、第1番目
    からn(nは、2以上の整数)番目までのn個の端末
    と、 前記通信ネットワークに接続され、電子メールであるメ
    インメールが格納されたメールデータベースと転送ログ
    データベースとを有し、前記電子メールであるダミーメ
    ールを第1端末に送信し、前記ダミーメールが第j(1
    ≦j≦n−1を満たす整数)端末から第(j+1)端末
    に転送されるとき、前記ダミーメールを受信する電子メ
    ール転送サーバとを備え、 前記ダミーメールは、前記第j端末と前記第(j+1)
    端末とのアドレスを含み、 前記電子メール転送サーバは、前記ダミーメールに含ま
    れる前記第j端末と前記第(j+1)端末との前記アド
    レスを抽出して前記転送ログデータベースに登録し、前
    記メインメールの送信条件が満たされたとき、前記アド
    レスに基づいて前記n個の端末に前記メインメールを送
    信する電子メール転送システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の電子メール転送システ
    ムにおいて、 前記電子メール転送サーバは、メインメール送信条件デ
    ータベースを更に有し、 前記ダミーメールは前記送信条件を含み、 前記送信条件は、予め決められた転送回数を含み、 前記メインメール送信条件データベースには、前記予め
    決められた転送回数が登録され、 前記電子メール転送サーバは、前記第j端末から前記第
    (j+1)端末に転送される回数を示す転送回数を前記
    アドレスと共に前記転送ログデータベースに登録し、前
    記メインメール送信条件データベースと前記転送ログデ
    ータベースとを参照して、前記転送回数が前記予め決め
    られた転送回数を満たしているか否かを判定し、前記転
    送回数が前記予め決められた転送回数を満たしたとき、
    前記アドレスに基づいて前記n個の端末に前記メインメ
    ールを送信する電子メール転送システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の電子メール転送システ
    ムにおいて、 前記送信条件は、予め決められた時間を含み、 前記メインメール送信条件データベースには、前記予め
    決められた時間が登録され、 前記電子メール転送サーバは、前記メインメール送信条
    件データベースを参照して、前記予め決められた時間が
    経過したか否かを判定し、前記予め決められた転送回数
    が満たされずに前記予め決められた時間が経過したと
    き、前記送信条件が満たされないことを示す残念メール
    を前記アドレスに基づいて前記第1端末から前記第j端
    末に送信する電子メール転送システム。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の電子メール転送
    システムにおいて、 前記電子メール転送サーバは、前記第(j+1)端末の
    前記アドレスを抽出したときに、前記第(j+1)端末
    の前記アドレスが前記転送ログデータベースに登録され
    た前記アドレスと重複しているか否かを判定し、前記第
    (j+1)端末の前記アドレスが重複したとき、前記第
    (j+1)端末の前記アドレスを前記n個の端末のうち
    の前記転送ログデータベースに登録された前記アドレス
    以外のアドレスに代えて前記ダミーメールを再転送する
    ように通知するためのアラートを前記アドレスに基づい
    て前記第j端末に送信する電子メール転送システム。
  7. 【請求項7】 請求項4〜6のいずれか一項に記載の電
    子メール転送システムにおいて、 前記ダミーメールには、前記第(j+1)端末が滞在す
    る場所を表す転送先場所が情報として含まれ、 前記電子メール転送サーバは、前記アドレスと前記転送
    回数と共に前記転送先場所を前記転送ログデータベース
    に登録し、 前記送信条件は、前記ダミーメールの転送制限条件とし
    て予め決められた転送先場所を含み、 前記メインメール送信条件データベースには、前記予め
    決められた転送先場所が登録され、 前記電子メール転送サーバは、前記メインメール送信条
    件データベースと前記転送ログデータベースとを参照し
    て、前記転送先場所が前記予め決められた転送先場所を
    満たしているか否かを判定し、前記転送先場所が前記予
    め決められた転送先場所を満たさないとき、前記ダミー
    メールを再転送するように通知するためのアラートを前
    記アドレスに基づいて前記第j端末に送信する電子メー
    ル転送システム。
  8. 【請求項8】 請求項4〜7のいずれか一項に記載の電
    子メール転送システムにおいて、 前記電子メール転送サーバは、個人プロファイルデータ
    ベースを更に有し、 前記個人プロファイルデータベースには、前記アドレス
    と転送先の属性とが対応付けられて登録され、 前記転送ログデータベースに登録された前記アドレス
    は、前記個人プロファイルデータベースに登録された前
    記アドレスに対応し、 前記送信条件は、前記ダミーメールの転送制限条件とし
    て予め決められた前記転送先の属性を含み、 前記メインメール送信条件データベースには、前記予め
    決められた転送先の属性が登録され、 前記電子メール転送サーバは、前記メインメール送信条
    件データベースと前記個人プロファイルデータベースと
    前記転送ログデータベースとを参照して、前記転送先の
    属性が前記予め決められた転送先の属性を満たしている
    か否かを判定し、前記転送先の属性が前記予め決められ
    た転送先の属性を満たさないとき、前記ダミーメールを
    再転送するように通知するためのアラートを前記アドレ
    スに基づいて前記第j端末に送信する電子メール転送シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 請求項3〜8のいずれか一項に記載の電
    子メール転送システムにおいて、 前記電子メール転送サーバによって受信される前記ダミ
    ーメールはコピーである電子メール転送システム。
  10. 【請求項10】 請求項4〜8のいずれか一項に記載の
    電子メール転送システムにおいて、 前記第(j+1)端末に転送された前記ダミーメールに
    は、前記電子メール転送サーバによって前記転送回数が
    記載され、 前記記載された転送回数はj+1である電子メール転送
    システム。
  11. 【請求項11】 請求項4〜10のいずれか一項に記載
    の電子メール転送システムにおいて、 前記第(j+1)端末に転送された前記ダミーメール
    は、前記第(j+1)端末に表示され、 前記第(j+1)端末は、転送回数通知要求を前記電子
    メール転送サーバに送信し、 前記電子メール転送サーバは、前記第(j+1)端末か
    らの前記転送回数通知要求に基づいて前記転送ログデー
    タベースを参照して前記転送回数を前記第(j+1)端
    末に表示する電子メール転送システム。
  12. 【請求項12】 請求項3〜11のいずれか一項に記載
    の電子メール転送システムにおいて、 前記電子メール転送サーバは、前記電子メールの通信料
    金が記載された通信料金電子メールを出力用端末に送信
    する課金処理部を更に有する電子メール転送システム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の電子メール転送シ
    ステムにおいて、 前記課金処理部は、前記通信料金電子メールを前記出力
    用端末に送信する前に前記n個の端末のうちの1つの端
    末から課金変更通知を受信したとき、前記通信料金電子
    メールを前記1つの端末に送信する電子メール転送シス
    テム。
  14. 【請求項14】 通信ネットワークと、前記通信ネット
    ワークを介して第1番目から第n(nは、2以上の整
    数)番目までのn個の端末とに接続された電子メール転
    送サーバであって、 ダミーメールがn個の端末間で転送されるとき、前記ダ
    ミーメールを受信するダミーメール受信部と、 前記n個の端末に前記メインメールを送信するメインメ
    ール送信部とを備えた電子メール転送サーバ。
  15. 【請求項15】 通信ネットワークと、前記通信ネット
    ワークを介して第1番目から第n(nは、2以上の整
    数)番目までのn個の端末に接続された電子メール転送
    サーバであって、 電子メールであるメインメールが格納されたメールデー
    タベースと、 前記電子メールであるダミーメールを前記第1端末に送
    信するダミーメール送信部と、 前記ダミーメールが第j(1≦j≦n−1を満たす整
    数)端末から第(j+1)端末に転送されるとき、前記
    ダミーメールを受信するダミーメール受信部と、前記ダ
    ミーメールは前記第j端末と前記第(j+1)端末との
    アドレスを含み、転送ログデータベースと、 前記ダミーメールに含まれる前記第j端末と前記第(j
    +1)端末との前記アドレスを抽出するFrom−To
    アドレス抽出部と、 前記アドレスを前記転送ログデータベースに登録するロ
    グ記録部と、 前記メインメールの送信条件が満たされたとき、前記ア
    ドレスに基づいて前記n個の端末に前記メインメールを
    送信するメインメール送信部とを備えた電子メール転送
    サーバ。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の電子メール転送サ
    ーバにおいて、 メインメール送信条件データベースと、 条件判定部とを更に備え、 前記ダミーメールは前記送信条件を含み、 前記送信条件は、予め決められた転送回数を含み、 前記メインメール送信条件データベースには、前記予め
    決められた転送回数が登録され、 前記ログ記録部は、前記第j端末から前記第(j+1)
    端末に転送される回数を示す転送回数を前記アドレスと
    共に前記転送ログデータベースに登録し、 前記条件判定部は、前記メインメール送信条件データベ
    ースと前記転送ログデータベースとを参照して、前記転
    送回数が前記予め決められた転送回数を満たしているか
    否かを判定し、 前記メインメール送信部は、前記転送回数が前記予め決
    められた転送回数を満たしたとき、前記アドレスに基づ
    いて前記n個の端末に前記メインメールを送信する電子
    メール転送サーバ。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の電子メール転送サ
    ーバにおいて、 監視部と、 残念メール送信部とを更に備え、 前記送信条件は、予め決められた時間を含み、 前記メインメール送信条件データベースには、前記予め
    決められた時間が登録され、 前記監視部は、前記メインメール送信条件データベース
    を参照して、前記予め決められた時間が経過したか否か
    を判定し、 前記残念メール送信部は、前記予め決められた転送回数
    が満たされずに前記予め決められた時間が経過したと
    き、前記送信条件が満たされないことを示す残念メール
    を前記アドレスに基づいて前記第1端末から前記第j端
    末に送信する電子メール転送サーバ。
  18. 【請求項18】 請求項16又は17に記載の電子メー
    ル転送サーバにおいて、 前記条件判定部は、前記From−Toアドレス抽出部
    が前記第(j+1)端末の前記アドレスを抽出したとき
    に、前記第(j+1)端末の前記アドレスが前記転送ロ
    グデータベースに登録された前記アドレスと重複してい
    るか否かを判定し、 前記ダミーメール送信部は、前記第(j+1)端末の前
    記アドレスが重複したとき、前記第(j+1)端末の前
    記アドレスを前記n個の端末のうちの前記転送ログデー
    タベースに登録された前記アドレス以外のアドレスに代
    えて前記ダミーメールを再転送するように通知するため
    のアラートを前記アドレスに基づいて前記第j端末に送
    信する電子メール転送サーバ。
  19. 【請求項19】 請求項16〜18のいずれか一項に記
    載の電子メール転送サーバにおいて、 前記ダミーメールには、前記第(j+1)端末が滞在す
    る場所を表す転送先場所が情報として含まれ、 前記ログ記録部は、前記アドレスと前記転送回数と共に
    前記転送先場所を前記転送ログデータベースに登録し、 前記送信条件は、前記ダミーメールの転送制限条件とし
    て予め決められた転送先場所を含み、 前記メインメール送信条件データベースには、前記予め
    決められた転送先場所が登録され、 前記条件判定部は、前記メインメール送信条件データベ
    ースと前記転送ログデータベースとを参照して、前記転
    送先場所が前記予め決められた転送先場所を満たしてい
    るか否かを判定し、 前記ダミーメール送信部は、前記転送先場所が前記予め
    決められた転送先場所を満たさないとき、前記ダミーメ
    ールを再転送するように通知するためのアラートを前記
    アドレスに基づいて前記第j端末に送信する電子メール
    転送サーバ。
  20. 【請求項20】 請求項16〜19のいずれか一項に記
    載の電子メール転送サーバにおいて、 個人プロファイルデータベースを更に備え、 前記個人プロファイルデータベースには、前記アドレス
    と転送先の属性とが対応付けられて登録され、 前記転送ログデータベースに登録された前記アドレス
    は、前記個人プロファイルデータベースに登録された前
    記アドレスに対応し、 前記送信条件は、前記ダミーメールの転送制限条件とし
    て予め決められた前記転送先の属性を含み、 前記メインメール送信条件データベースには、前記予め
    決められた転送先の属性が登録され、 前記条件判定部は、前記メインメール送信条件データベ
    ースと前記個人プロファイルデータベースと前記転送ロ
    グデータベースとを参照して、前記転送先の属性が前記
    予め決められた転送先の属性を満たしているか否かを判
    定し、 前記ダミーメール送信部は、前記転送先の属性が前記予
    め決められた転送先の属性を満たさないとき、前記ダミ
    ーメールを再転送するように通知するためのアラートを
    前記アドレスに基づいて前記第j端末に送信する電子メ
    ール転送サーバ。
  21. 【請求項21】 請求項15〜20のいずれか一項に記
    載の電子メール転送サーバにおいて、 前記ダミーメール受信部によって受信される前記ダミー
    メールはコピーである電子メール転送サーバ。
  22. 【請求項22】 請求項16〜20のいずれか一項に記
    載の電子メール転送サーバにおいて、 前記第(j+1)端末に転送された前記ダミーメールに
    は、前記ダミーメール送信部によって前記転送回数が記
    載され、 前記記載された転送回数はj+1である電子メール転送
    サーバ。
  23. 【請求項23】 請求項16〜22のいずれか一項に記
    載の電子メール転送サーバにおいて、 前記第(j+1)端末に転送された前記ダミーメール
    は、前記第(j+1)端末に表示され、 前記ダミーメール受信部は、前記第(j+1)端末から
    の転送回数通知要求を受信し、 前記ダミーメール送信部は、前記転送回数通知要求に基
    づいて前記転送ログデータベースを参照して前記転送回
    数を前記第(j+1)端末に表示する電子メール転送サ
    ーバ。
  24. 【請求項24】 請求項15〜23のいずれか一項に記
    載の電子メール転送サーバにおいて、 前記電子メールの通信料金が記載された通信料金電子メ
    ールを出力用端末に送信する課金処理部を更に備えた電
    子メール転送サーバ。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載の電子メール転送サ
    ーバにおいて、 前記課金処理部は、前記通信料金電子メールを前記出力
    用端末に送信する前に前記n個の端末のうちの1つの端
    末から課金変更通知を受信したとき、前記通信料金電子
    メールを前記1つの端末に送信する電子メール転送サー
    バ。
  26. 【請求項26】 通信ネットワークに接続された電子メ
    ール転送サーバが前記通信ネットワークを介して第1番
    目から第n(nは、2以上の整数)番目までのn個の端
    末に通信する電子メール転送方法であって、 電子メールであるメインメールをメールデータベースに
    格納するステップと、ダミーメール送信部によって、前
    記電子メールであるダミーメールを前記第1端末に送信
    するステップと、 前記ダミーメールが第j(1≦j≦n−1を満たす整
    数)端末から第(j+1)端末に転送されるとき、ダミ
    ーメール受信部によって前記ダミーメールを受信するス
    テップと、前記ダミーメールは前記第j端末と前記第
    (j+1)端末とのアドレスを含み、 From−Toアドレス抽出部によって、前記ダミーメ
    ールに含まれる前記第j端末と前記第(j+1)端末と
    の前記アドレスを抽出するステップと、 ログ記録部によって、前記アドレスを転送ログデータベ
    ースに登録するステップと、 前記メインメールの送信条件が満たされたとき、メイン
    メール送信部によって、前記アドレスに基づいて前記n
    個の端末に前記メインメールを送信するステップとを備
    えた電子メール転送方法。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載の電子メール転送方
    法において、 前記ログ記録部によって、前記第j端末から前記第(j
    +1)端末に転送される回数を示す転送回数を前記アド
    レスと共に前記転送ログデータベースに登録するステッ
    プと、前記ダミーメールは前記送信条件を含み、前記送
    信条件は予め決められた転送回数を含み、 条件判定部によって、メインメール送信条件データベー
    スと前記転送ログデータベースとを参照して、前記転送
    回数が前記予め決められた転送回数を満たしているか否
    かを判定するステップと、前記メインメール送信条件デ
    ータベースには前記予め決められた転送回数が登録さ
    れ、 前記予め決められた転送回数を満たしたとき、前記メイ
    ンメール送信部によって、前記アドレスに基づいて前記
    第1端末から前記第(j+1)端末に前記メインメール
    を送信するステップとを更に備えた電子メール転送方
    法。
  28. 【請求項28】 請求項27に記載の電子メール転送方
    法において、 前記送信条件は予め決められた時間を含み、前記メイン
    メール送信条件データベースには前記予め決められた時
    間が更に登録され、 監視部によって、前記メインメール送信条件データベー
    スを参照して、前記予め決められた時間が経過したか否
    かを判定するステップと、 前記予め決められた転送回数が満たされずに前記予め決
    められた時間が経過したとき、残念メール送信部によっ
    て、前記送信条件が満たされないことを示す残念メール
    を前記アドレスに基づいて前記第1端末から前記第j端
    末に送信するステップとを更に備えた電子メール転送方
    法。
  29. 【請求項29】 請求項27又は28に記載の電子メー
    ル転送方法において、 前記条件判定部によって、前記From−Toアドレス
    抽出部が前記第(j+1)端末の前記アドレスを抽出し
    たときに、前記第(j+1)端末の前記アドレスが前記
    転送ログデータベースに登録された前記アドレスと重複
    しているか否かを判定するステップと、 前記第(j+1)端末の前記アドレスが重複したとき、
    前記ダミーメール送信部によって、前記第(j+1)端
    末の前記アドレスを前記n個の端末のうちの前記転送ロ
    グデータベースに登録された前記アドレス以外のアドレ
    スに代えて前記ダミーメールを再転送するように通知す
    るためのアラートを前記アドレスに基づいて前記第j端
    末に送信するステップとを更に備えた電子メール転送方
    法。
  30. 【請求項30】 請求項27〜29のいずれか一項に記
    載の電子メール転送方法において、 前記ダミーメールには、前記第(j+1)端末が滞在す
    る場所を表す転送先場所が情報として含まれ、 前記送信条件は、前記ダミーメールの転送制限条件とし
    て予め決められた転送先場所を含み、 前記メインメール送信条件データベースには、前記予め
    決められた転送先場所が登録され、 前記ログ記録部によって、前記アドレスと前記転送回数
    と共に前記転送先場所を前記転送ログデータベースに登
    録するステップと、 前記条件判定部によって、前記メインメール送信条件デ
    ータベースと前記転送ログデータベースとを参照して、
    前記転送先場所が前記予め決められた転送先場所を満た
    しているか否かを判定するステップと、 前記転送先場所が前記予め決められた転送先場所を満た
    さないとき、前記ダミーメール送信部によって、前記ダ
    ミーメールを再転送するように通知するためのアラート
    を前記アドレスに基づいて前記第j端末に送信するステ
    ップとを備えた電子メール転送方法。
  31. 【請求項31】 請求項27〜30のいずれか一項に記
    載の電子メール転送方法において、 前記送信条件は、前記ダミーメールの転送制限条件とし
    て予め決められた転送先の属性を含み、 前記メインメール送信条件データベースには、前記予め
    決められた転送先の属性が登録され、 前記条件判定部によって、前記メインメール送信条件デ
    ータベースと個人プロファイルデータベースと前記転送
    ログデータベースとを参照して、前記転送先の属性が前
    記予め決められた転送先の属性を満たしているか否かを
    判定するステップと、前記個人プロファイルデータベー
    スには前記アドレスと前記転送先の属性とが対応付けら
    れて登録され、前記転送ログデータベースに登録された
    前記アドレスは、前記個人プロファイルデータベースに
    登録された前記アドレスに対応し、 前記転送先の属性が前記予め決められた転送先の属性を
    満たさないとき、前記ダミーメール送信部によって、前
    記ダミーメールを再転送するように通知するためのアラ
    ートを前記アドレスに基づいて前記第j端末に送信する
    ステップとを備えた電子メール転送方法。
  32. 【請求項32】 請求項26〜31のいずれか一項に記
    載の電子メール転送方法において、 前記ダミーメール受信部によって受信される前記ダミー
    メールはコピーである電子メール転送方法。
  33. 【請求項33】 請求項27〜31のいずれか一項に記
    載の電子メール転送方法において、 前記第(j+1)端末に転送された前記ダミーメール
    は、前記第(j+1)端末に表示され、 前記ダミーメール受信部によって、前記第(j+1)端
    末からの転送回数通知要求を受信するステップと、 前記ダミーメール送信部によって、前記転送回数通知要
    求に基づいて前記転送ログデータベースを参照して前記
    転送回数を前記第(j+1)端末に表示するステップと
    を更に備えた電子メール転送方法。
  34. 【請求項34】 請求項26〜33のいずれか一項に記
    載の電子メール転送方法において、 課金処理部によって、前記電子メールの通信料金が記載
    された通信料金電子メールを出力用端末に送信するステ
    ップを更に備えた電子メール転送方法。
  35. 【請求項35】 請求項34に記載の電子メール転送方
    法において、 前記通信料金電子メールを前記出力用端末に送信する前
    に前記n個の端末のうちの1つの端末から課金変更通知
    を受信したとき、前記課金処理部によって、前記通信料
    金電子メールを前記1つの端末に送信するステップを更
    に備えた電子メール転送方法。
  36. 【請求項36】 請求項26〜35のいずれか一項に記
    載された電子メール転送方法をコンピュータに実行させ
    るコンピュータプログラム。
  37. 【請求項37】 通信ネットワークに接続されて複数の
    端末と電子メール伝送サーバとを含む電子メール転送シ
    ステムのメール配信プログラムにおいて、 前記複数の端末と前記電子メール伝送サーバはコンピュ
    ータであり、 前記電子メール伝送サーバがメインメールと前記メイン
    メールの送信条件を含むダミーメールとを前記複数の端
    末のうちのアドレスが既知の第1端末に送信するステッ
    プと、 前記第1端末が、前記複数の端末のうちの第2端末に前
    記ダミーメールを転送した際に転送情報を前記電子メー
    ル伝送サーバに送信するステップと、 前記第2端末が、前記複数の端末のうちの第3端末に前
    記ダミーメールを転送した際に前記転送情報を前記電子
    メール伝送サーバに送信するステップと、 前記電子メール伝送サーバが、前記転送情報に基づいて
    前記送信条件が満たされているか否かを判定するステッ
    プと、 前記送信条件が満たされたとき、前記電子メール伝送サ
    ーバが、前記複数の端末のうちの前記ダミーメールが転
    送された端末に一斉にメインメールを送信するステップ
    とを備えた方法を前記コンピュータに実行させるメール
    配信プログラム。
  38. 【請求項38】 通信ネットワークと、前記通信ネット
    ワークを介して電子メール転送サーバと接続された電子
    メール転送端末であって、 ダミーメールを転送用端末に転送する転送処理部と、前
    記ダミーメールが転送されるとき、電子メール転送サー
    バは前記ダミーメールを受信し、 前記メインメールの送信条件が満たされたときに前記電
    子メール転送サーバからの前記メインメールを受信する
    受信部とを備えた電子メール転送端末。
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