JP2003241867A - 携帯端末、通信ケーブル、及びインタフェース切替方法 - Google Patents

携帯端末、通信ケーブル、及びインタフェース切替方法

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JP2003241867A
JP2003241867A JP2002040462A JP2002040462A JP2003241867A JP 2003241867 A JP2003241867 A JP 2003241867A JP 2002040462 A JP2002040462 A JP 2002040462A JP 2002040462 A JP2002040462 A JP 2002040462A JP 2003241867 A JP2003241867 A JP 2003241867A
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communication interface
cable
serial
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Masato Muto
正人 武藤
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準装備のシリアル通信インタフェース(例
えば、RS232Cインタフェース)とUSBインタフ
ェースとを備え、これらインタフェースを切り替えて使
用することができる携帯端末を実現する。 【解決手段】 標準装備のRS232Cインタフェース
により外部機器とデータ伝送する際に使用される通信ケ
ーブルを接続するコネクタ接続部11と、コネクタ接続
部11に接続された通信ケーブルの2本のデータ伝送用
信号線を、RS232Cインタフェース部14またはU
SBインタフェース部15のいずれかに接続するインタ
フェース切替部13と、コネクタ接続部11に接続され
た通信ケーブルの所定信号線の電圧値に基づいて、いず
れのインタフェースを使用するかを判断し、インタフェ
ース切替部13を制御するケーブル接続検出・切替制御
部12とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等の外部機器との間で通信ケーブルを介してデー
タ伝送を行う携帯端末、及びそのデータ伝送に用いる通
信ケーブル、インタフェースの切替方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機によりインターネット
上のWebサイトへアクセスし、楽曲データや画像デー
タなどをダウンロードしたり、あるいはデータをアップ
ロードすることが可能となっている。そして、これらデ
ータをパーソナルコンピュータ等の外部機器との間で転
送するために、携帯電話機には、一般的に、RS232
C規格準拠のシリアル通信インタフェース(以下、RS
232Cインタフェースと称する)が標準装備されてい
る。
【0003】しかし、パーソナルコンピュータにおいて
は、外部機器とのデータ通信用に、RS232Cインタ
フェースよりも高速なデータ通信が可能なUSB(Univ
ersal Serial Bus)規格準拠のシリアル通信インタフェ
ース(以下、USBインタフェースと称する)を備える
ようになりつつある。例えば、USB1.1(USB仕
様書Rev.1.1 1998.9.23)規格準拠の
USBインタフェースによれば、フルスピードシグナリ
ング・モードで最大毎秒12メガビットのデータ通信が
可能であり、また、ロースピードシグナリング・モード
でも最大毎秒1.5メガビットのデータ通信が可能とな
る。
【0004】このUSBインタフェースを携帯電話機と
のデータ通信に用いるための装置として、例えば、特開
2001−34367号公報に記載される接続装置が知
られている。この接続装置は、USBインタフェース用
コネクタと、携帯電話機のRS232Cインタフェース
用コネクタと、USBインタフェースの各信号とRS2
32Cインタフェースの各信号とを相互変換する変換部
とを備える。そして、例えばUSBポートを備えたパー
ソナルコンピュータと、RS232Cインタフェースを
備えた携帯電話機との間の接続に用いられて、パーソナ
ルコンピュータから入力されたUSBインタフェースの
各信号をRS232Cインタフェースの各信号に変換し
て携帯電話機へ出力する。また、携帯電話機から入力さ
れたRS232Cインタフェースの各信号をUSBイン
タフェースの各信号に変換してパーソナルコンピュータ
へ出力する。これにより、パーソナルコンピュータは、
USBインタフェースにより携帯電話機とデータ通信す
ることが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の接続装置では、携帯電話機側は標準装備のRS232
Cインタフェースを用いるために、実質的なデータ通信
速度が早くならないという問題がある。また、接続装置
が一般的な通信ケーブルに比べて高価であるという問題
もある。このような理由から、携帯電話機にもUSBイ
ンタフェースを備えて、USBインタフェースを有する
外部機器との間で通信ケーブルを介して高速なデータ通
信を行いたいという要望がある。
【0006】しかしながら、携帯電話機には元々標準装
備としてRS232Cインタフェースが備えられてお
り、通信ケーブルのRS232Cインタフェース用コネ
クタの接続部が実装されている。このため、新たにUS
Bインタフェース用コネクタの接続部を設けることは実
装上困難である。また、RS232Cインタフェースを
利用する機会も多く、RS232CインタフェースとU
SBインタフェースの両方を備えることが望ましい。
【0007】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、その目的は、例えば標準装備のシリアル通
信インタフェース(例えば、RS232Cインタフェー
ス)とUSBインタフェースとを備え、これらインタフ
ェースを切り替えて使用することができる携帯端末およ
びそのインタフェース切替方法を提供することにある。
【0008】また、本発明は、その携帯端末に接続して
用いる通信ケーブルを提供することも目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の携帯端末は、2本のデータ伝送用信号線
を介して双方向のデータ伝送を行う第1のシリアル通信
インタフェース手段と、前記第1のシリアル通信インタ
フェース手段により外部機器とデータ伝送する際に使用
される通信ケーブルを接続するケーブル接続手段と、2
本のデータ伝送用信号線を介して双方向のデータ伝送を
行う第2のシリアル通信インタフェース手段と、前記ケ
ーブル接続手段に通信ケーブルが接続されたことの検出
と、前記ケーブル接続手段から通信ケーブルが開放され
たことの検出とを行うケーブル接続検出手段と、前記ケ
ーブル接続手段に接続された通信ケーブルに含まれる2
本のデータ伝送用信号線を、前記第1のシリアル通信イ
ンタフェース手段または前記第2のシリアル通信インタ
フェース手段のいずれか一方に接続する切替手段と、前
記ケーブル接続手段に接続された通信ケーブルに含まれ
る所定信号線の電圧値に基づいて、前記第1のシリアル
通信インタフェース手段または前記第2のシリアル通信
インタフェース手段のいずれのインタフェースを使用す
るかを判断し、前記切替手段を制御する切替制御手段と
を具備することを特徴としている。
【0010】また、本発明の携帯端末においては、前記
切替制御手段は、使用するインタフェースの切替を行う
際に所定の時間を設定することが好ましい。
【0011】また、本発明の携帯端末においては、前記
切替制御手段は、第2のシリアル通信インタフェースの
使用禁止設定により、強制的に前記第1のシリアル通信
インタフェース手段を使用することを特徴とする。
【0012】また、本発明の携帯端末においては、前記
切替制御手段は、前記ケーブル接続検出手段により通信
ケーブルの接続が検出されたことを契機にして、使用す
るインタフェースの切替を行うことを特徴とする。
【0013】また、本発明の携帯端末においては、前記
切替制御手段は、前記ケーブル接続検出手段により通信
ケーブルの開放が検出されたことを契機にして、前記第
1のシリアル通信インタフェース手段を使用するように
切替制御を行うことを特徴とする。
【0014】また、本発明の携帯端末においては、前記
切替制御手段は、電源投入後の初期化処理において、使
用するインタフェースの切替を行うことを特徴とする。
【0015】また、本発明の携帯端末においては、前記
第1のシリアル通信インタフェース手段は標準装備のシ
リアル通信インタフェース機能を有し、前記第2のシリ
アル通信インタフェース手段はUSBインタフェース機
能を有することを特徴とする。
【0016】本発明の通信ケーブルは、請求項1乃至請
求項7のいずれかの項に記載の携帯端末と、外部機器と
の間で、第2のシリアル通信インタフェースを用いてデ
ータを伝送する際に用いる通信ケーブルであって、前記
携帯端末の第1のシリアル通信インタフェースに対応し
た第1のシリアル通信インタフェース用コネクタと、前
記第2のシリアル通信インタフェースで用いる第2のシ
リアル通信インタフェース用コネクタと、前記第2のシ
リアル通信インタフェース用コネクタと前記第1のシリ
アル通信インタフェース用コネクタの2組の端子間を各
々結線する2本のデータ伝送用信号線と、前記第1のシ
リアル通信インタフェース用コネクタの接地用信号端子
と、前記第2のシリアル通信インタフェース用コネクタ
の接地用信号端子とを結線する接地用信号線とを備え、
前記接地用信号線は、前記第1のシリアル通信インタフ
ェース用コネクタの接地用信号端子とは異なる所定信号
端子にも結線されることを特徴としている。
【0017】また、本発明の通信ケーブルにおいては、
前記第1のシリアル通信インタフェースは前記携帯端末
に標準装備のものであり、前記第2のシリアル通信イン
タフェースはUSBインタフェースであることを特徴と
する。
【0018】本発明のインタフェース切替方法は、外部
機器との間で通信ケーブルに含まれる2本のデータ伝送
用信号線を介して双方向のデータ伝送を行う、第1のシ
リアル通信インタフェース手段と第2のシリアル通信イ
ンタフェース手段を備えた携帯端末におけるインタフェ
ース切替方法であって、前記携帯端末に接続された通信
ケーブルに含まれる所定信号線の電圧値を検出する過程
と、この電圧値に基づいて、前記第1のシリアル通信イ
ンタフェース手段または前記第2のシリアル通信インタ
フェース手段のいずれのインタフェースを使用するかを
判断し、この判断結果に従って、前記携帯端末に接続さ
れた通信ケーブルに含まれる2本のデータ伝送用信号線
を、前記第1のシリアル通信インタフェース手段または
前記第2のシリアル通信インタフェース手段のいずれか
一方に接続する過程とを含むことを特徴としている。
【0019】また、本発明のインタフェース切替方法に
おいては、前記第1のシリアル通信インタフェース手段
は前記携帯端末に標準装備のシリアル通信インタフェー
ス機能を有し、前記第2のシリアル通信インタフェース
手段はUSBインタフェース機能を有することを特徴と
する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の一
実施形態を説明する。本実施形態においては、携帯端末
の一例として携帯電話機について説明する。図1は、本
発明の一実施形態による通信ケーブルを介して携帯電話
機と外部機器(パーソナルコンピュータ)の間でデータ
を伝送するシステムの構成を示す図である。この図1に
おいて、符号1は本発明の一実施形態による携帯電話機
である。符号2は本発明の一実施形態による通信ケーブ
ルであって、USB対応の携帯電話機接続ケーブル(以
下、USB対応ケーブルと称する)である。符号3はU
SB対応ケーブル2を介して携帯電話機1との間でUS
B方式によりデータ伝送を行うパーソナルコンピュータ
である。
【0021】携帯電話機1はコネクタ接続部11を備え
ている。USB対応ケーブル2は、一端に携帯電話用コ
ネクタ21を備え、もう一方の端にUSBコネクタ22
を備える。コネクタ接続部11は携帯電話用コネクタ2
1を接続する。パーソナルコンピュータ3はUSBポー
ト31を備えている。このUSBポート31はUSBコ
ネクタ22を接続する。
【0022】図2は、図1に示す携帯電話機1の構成を
示すブロック図である。この図2において、携帯電話機
1は、コネクタ接続部11、ケーブル接続検出・切替制
御部12、インタフェース切替部13、RS232Cイ
ンタフェース部14、USBインタフェース部15など
から構成される。なお、図示しない他のブロック(CP
U等)については従来の携帯電話機と同様であり、その
説明を省略する。
【0023】コネクタ接続部11は18個の端子(以
下、ピンと称する場合がある)を有しており、図2にお
いては8,10,11,13ピンのみを示す。このコネ
クタ接続部11はRS232Cインタフェース用の信号
を収容する構成となっている。8,10ピンは、MS
(Mobile Station;移動局)制御1信号,MS制御2信
号の各入力端子である。これら入力端子はそれぞれに抵
抗Rを介してプルアップされている。これにより、ケー
ブルが未接続のオープン状態では、MS制御1信号およ
びMS制御2信号の電圧値は共に「High」レベルと
なる。
【0024】11ピンはRS232Cインタフェースの
上りシリアル信号の入力端子である。13ピンはRS2
32Cインタフェースの下りシリアル信号の出力端子で
ある。但し、本実施形態では、USBインタフェース使
用時に、11ピンをUSBインタフェースのD−信号伝
送用の端子として使用し、13ピンをUSBインタフェ
ースのD+信号伝送用の端子として使用する。
【0025】ケーブル接続検出・切替制御部12はコネ
クタ接続部11の8,10ピンと接続される。ケーブル
接続検出・切替制御部12は、MS制御1信号およびM
S制御2信号の電圧値を計測し、これら電圧値に基づい
てコネクタ接続部11にケーブルが接続されているか否
かを判断する。そして、この判断結果から、コネクタ接
続部11にケーブルが接続されたことの検出と、コネク
タ接続部11からケーブルが開放されたことの検出とを
行う。
【0026】また、ケーブル接続検出・切替制御部12
は、MS制御1信号およびMS制御2信号の電圧値に基
づいて、RS232CインタフェースまたはUSBイン
タフェースのいずれのインタフェースを使用するかを判
断する。そして、この判断結果に基づいて切替制御信号
をインタフェース切替部13へ出力する。また、ケーブ
ル接続検出・切替制御部12は、その判断結果をCPU
(図示せず)へ通知する。また、MS制御1信号および
MS制御2信号の電圧値に基づいて、外部機器に係る機
能の内、動作を有効とする機能を決定し、CPUへ通知
する。これらのCPUへの通知は通知信号C1により行
われる。
【0027】また、ケーブル接続検出・切替制御部12
は、携帯電話機1が備えるキー操作部(図示せず)から
USBインタフェース使用禁止設定信号C2を受け取
る。キー操作部には、USBインタフェース使用禁止設
定用のファンクションキーが設けられており、このキー
押下によってUSBインタフェース使用禁止設定信号C
2がケーブル接続検出・切替制御部12へ入力される。
【0028】インタフェース切替部13は、コネクタ接
続部11の11,13ピンと信号線A1,B1により各
々接続される。また、RS232Cインタフェース部1
4と信号線A2,B2により接続される。また、USB
インタフェース部15と信号線A3,B3により接続さ
れる。インタフェース切替部13は、入力される切替制
御信号に従って、信号線A1を信号線A2または信号線
A3のいずれか一方に接続する。同様に、信号線B1を
信号線B2または信号線B3のいずれか一方に接続す
る。
【0029】具体的には、ケーブル接続検出・切替制御
部12が使用インタフェースとしてRS232Cインタ
フェースを選択した場合には、信号線A1を信号線A2
に接続し、且つ信号線B1を信号線B2に接続すること
になる。他方、USBインタフェースが選択された場合
には、信号線A1を信号線A3に接続し、且つ信号線B
1を信号線B3に接続することになる。
【0030】RS232Cインタフェース部14は、携
帯電話機に標準で装備されているシリアル通信インタフ
ェースであって、RS232C規格に準拠した双方向の
シリアルデータ伝送によりデータ通信を行う。このRS
232C規格に準拠した信号については、コネクタ接続
部11の各端子を介して入出力する。この際に、RS2
32C規格に準拠した信号の内、上りシリアル信号につ
いては、上記インタフェース切替部13および信号線A
1,A2を介してコネクタ接続部11の11ピンと接続
して行う。同様に、下りシリアル信号については、イン
タフェース切替部13および信号線B1,B2を介して
コネクタ接続部11の13ピンと接続して行う。また、
上りシリアル信号および下りシリアル信号以外の信号に
ついては、コネクタ接続部11の各端子と直接接続して
行う。
【0031】USBインタフェース部15は、USB規
格に準拠して双方向のシリアルデータ伝送を行う。この
USB規格に準拠した信号についても、コネクタ接続部
11の各端子を介して入出力する。この際に、USB規
格に準拠したD−信号については、上記インタフェース
切替部13および信号線A1,A3を介してコネクタ接
続部11の11ピンと接続して行う。同様に、D+信号
については、インタフェース切替部13および信号線B
1,B3を介してコネクタ接続部11の13ピンと接続
して行う。
【0032】図3は、図1に示すUSB対応ケーブル2
の構成を示す結線図である。USB対応ケーブル2は、
18個の端子を有する携帯電話用コネクタ21と、5個
の端子を有するUSBコネクタ22と、これらコネクタ
の端子間を結線する信号線などから構成される。携帯電
話用コネクタ21の端子構成は、図4に示すように、従
来の標準的な携帯電話機で用いられるRS232Cイン
タフェース用の規格に準拠している。また、USBコネ
クタ22の端子構成は、USB規格に準拠している。
【0033】図3に示すように、USBコネクタ22の
D−信号用端子(2ピン)は携帯電話用コネクタ21の
上りシリアル信号用端子(11ピン)と結線される。U
SBコネクタ22のD+信号用端子(3ピン)は携帯電
話用コネクタ21の下りシリアル信号用端子(13ピ
ン)と結線される。また、USBコネクタ22の接地用
信号(GND)端子(4ピン)は携帯電話用コネクタ2
1の接地用信号(GND)端子(18ピン)と結線され
るが、さらに、携帯電話用コネクタ21のMS制御1信
号用端子(8ピン)およびMS制御2信号用端子(10
ピン)にも結線される。したがって、図1に示すよう
に、携帯電話機1とパーソナルコンピュータ2がUSB
対応ケーブル2で接続されると、携帯電話機1側におい
てMS制御1信号およびMS制御2信号の電圧値は共に
「Low」レベルとなる。
【0034】図5は、ケーブル接続検出・切替制御部1
2の制御内容を示す表である。この図5に示す内容に従
って、ケーブル接続検出・切替制御部12は、使用イン
タフェース及び外部機器に係る機能の内、動作を有効と
する機能を決定する。外部機器に係る機能とは、図5に
示すように、携帯電話機(MS)の電源キー機能、シリ
アル機能、外部音声機能、及びデータ通信機能のことを
いう。なお、図5においては、○印が有効を示し、×印
が無効を示す。また、△印は条件付きの有効を示す。
【0035】携帯電話機の電源キー機能とは、携帯電話
機の電源キーの操作に従って電源のON/OFFを行う
電源制御機能のことをいう。シリアル機能とは、移動通
信網側には出力せず、外部機器と携帯電話機の間でのみ
行うデータ通信機能のことをいい、RS232Cインタ
フェースを使用するものである。このシリアル機能は、
例えば、ローカル的なプログラムや各種携帯電話機設定
情報等の授受に利用される。外部音声機能とは、携帯電
話機の通話時に使用する音声として、外部機器から入力
される音声(図4の2ピンの上り音声)を電話回線へ送
信し、また、電話回線から受信した音声を外部機器へ
(図4の4ピンの下り音声として)出力する機能のこと
をいう。データ通信機能とは、移動通信網により提供さ
れるデータ通信サービス(課金有り)を利用して行うデ
ータ通信機能のことをいう。このデータ通信機能におい
ては、RS232CインタフェースまたはUSBインタ
フェースのいずれかのインタフェースを使用する。
【0036】(1)MS制御1信号およびMS制御2信
号の電圧値が共に「High」レベルの場合 RS232Cインタフェースを使用する。そして、携帯
電話機の電源キー機能およびシリアル機能を有効とし、
外部音声機能を無効とする。データ通信機能について
は、RS232CインタフェースのDTR信号が「Lo
w」レベル且つデータ通信コマンドにより有効になる
(データ通信時)。なお、この場合、各機能の動作内容
はUSBインタフェース使用禁止設定の有無には左右さ
れない。
【0037】(2)MS制御1信号の電圧値が「Hig
h」レベル、且つMS制御2信号の電圧値が「Low」
レベルの場合 RS232Cインタフェースを使用する。そして、携帯
電話機の電源キー機能、シリアル機能、外部音声機能、
及びデータ通信機能を無効とする。この場合には、携帯
電話機の電源をOFFにする。なお、この場合、各機能
の動作内容はUSBインタフェース使用禁止設定の有無
には左右されない。
【0038】(3)MS制御1信号の電圧値が「Lo
w」レベル、且つMS制御2信号の電圧値が「Hig
h」レベルの場合 RS232Cインタフェースを使用する。そして、携帯
電話機の電源キー機能およびシリアル機能を有効とし、
外部音声機能およびデータ通信機能を無効とする。な
お、この場合、各機能の動作内容はUSBインタフェー
ス使用禁止設定の有無には左右されない。
【0039】(4)MS制御1信号およびMS制御2信
号の電圧値が共に「Low」レベルの場合 この場合には各機能の動作内容はUSBインタフェース
使用禁止設定の有無に左右される。先ず、USBインタ
フェース使用禁止設定無し(USBインタフェース使用
禁止設定信号C2が無効)の場合、USBインタフェー
スを使用する。そして、携帯電話機の電源キー機能、シ
リアル機能、及び外部音声機能を無効とする。また、デ
ータ通信機能については有効とし、USBインタフェー
スを用いる。この場合には、携帯電話機の電源をONに
する。
【0040】次に、USBインタフェース使用禁止設定
有り(USBインタフェース使用禁止設定信号C2が有
効)の場合、RS232Cインタフェースを使用する。
そして、携帯電話機の電源キー機能を無効とし、シリア
ル機能および外部音声機能を有効とする。データ通信機
能については、RS232CインタフェースのDTR信
号が「Low」レベル且つデータ通信コマンドにより有
効になる(データ通信時)。この場合には、携帯電話機
の電源をONにする。
【0041】なお、外部音声機能において、音声信号の
内部/外部の切替および音声信号(外部)については以
下の優先順位で動作する。 第一優先:MS制御1信号が「Low」レベルから「H
igh」レベルに変化した時は音声を外部に出さない。 第二優先:ハンズフリー通知ONコマンドに基づいて動
作する。 第三優先:MS制御1信号およびMS制御2信号の状態
に基づき、図5の表の内容で動作する。
【0042】次に、図2に示す携帯電話機1にUSB対
応ケーブル2を接続あるいは開放した際の動作を説明す
る。初めに、図6、図8を参照して、USB対応ケーブ
ル2を接続した際の動作を説明する。図6は、通信ケー
ブルが携帯電話機1のコネクタ接続部11に接続された
際、図2のケーブル接続検出・切替制御部12が行うイ
ンタフェース切替処理の流れを示すフローチャートであ
る。図8は、ケーブル接続検出・切替制御部12の動作
を説明するためのタイミングチャートである。
【0043】この図8の波形(a)はUSB対応ケーブ
ル2の接続あるいは開放のタイミングを示す。波形
(b),(c)はケーブル接続検出・切替制御部12の
インタフェース切替動作のタイミングを示しており、波
形(b)はRS232Cインタフェースの使用(ON)
/未使用(OFF)のタイミングを示し、波形(c)は
USBインタフェースの使用(ON)/未使用(OF
F)のタイミングを示す。なお、図8のタイミングチャ
ートにおいては、前半部分にUSB対応ケーブル接続時
のタイミングチャートを示し、後半部分にUSB対応ケ
ーブル開放時のタイミングチャートを示している。
【0044】先ず、図8に示すように、ケーブル接続検
出・切替制御部12は、携帯電話機の標準的なインタフ
ェースであるRS232Cインタフェースを使用インタ
フェースとしている。したがって、インタフェース切替
部13は、信号線A1とA2を接続し、且つ信号線B1
とB2を接続している。次いで、図8おいて、時刻T1
にUSB対応ケーブル2が携帯電話機1のコネクタ接続
部11に接続されると、ケーブル接続検出・切替制御部
12はこのケーブルの接続を検出して図6の処理を開始
する。図6のステップS1において、ケーブル接続検出
・切替制御部12は、MS制御1信号およびMS制御2
信号の電圧値が共に「Low」レベルであるか否かを判
断する。
【0045】この判断の結果、共に「Low」レベルで
ある場合には、USB対応ケーブル2が接続されている
ので、USBインタフェースを使用するために、ステッ
プS2〜S6の処理を行う。他方、共に「Low」レベ
ルでない場合にはその処理を終了する。この場合には、
RS232Cインタフェースが使用されることになる。
【0046】次いで、ステップS2において、ケーブル
接続検出・切替制御部12は、時間T12分の計測を行
うタイマーをスタートする。次いで、このタイマーがタ
イムアップすると(図8の時刻T2)、ステップS3に
おいて時間T23分の計測を行うタイマーをスタートす
る。次いで、このタイマーがタイムアップすると(図8
の時刻T3)、ステップS4においてケーブル接続検出
・切替制御部12は、インタフェース切替部13へRS
232Cインタフェースを「未使用」にする切替制御信
号を出力する。この切替制御信号に従って、インタフェ
ース切替部13は、信号線A1とA2の接続を開放し、
且つ信号線B1とB2の接続を開放する。
【0047】次いで、ステップS5においてケーブル接
続検出・切替制御部12は、時間T34分の計測を行う
タイマーをスタートする。次いで、このタイマーがタイ
ムアップすると(図8の時刻T4)、ステップS6にお
いて、インタフェース切替部13へUSBインタフェー
スを「使用」にする切替制御信号を出力する。この切替
制御信号に従って、インタフェース切替部13は、信号
線A1とA3を接続し、且つ信号線B1とB3を接続す
る。これにより、USBインタフェースにより外部機器
とデータ通信を行うことが可能となる。
【0048】なお、上記時間T12、T23、T34
は、RS232CインタフェースからUSBインタフェ
ースへ切り替える際の保護時間である。時間T12は、
USBインタフェースの各信号の立ち上がりのセットア
ップタイムである。時間T23は、RS232Cインタ
フェースの各信号切断時のセットアップタイムである。
時間T34は、USBインタフェースの各信号接続時の
セットアップタイムである。これら各タイマー値は、シ
リアルバスの開放時のリリースタイム等に基づいて規定
される。
【0049】次に、図7、図8を参照して、USB対応
ケーブル2を開放した際の動作を説明する。図7は、通
信ケーブルが携帯電話機1のコネクタ接続部11から外
された際、図2のケーブル接続検出・切替制御部12が
行うインタフェース切替処理の流れを示すフローチャー
トである。先ず、図8おいて、時刻T5にUSB対応ケ
ーブル2が携帯電話機1のコネクタ接続部11から外さ
れると、ケーブル接続検出・切替制御部12はこのケー
ブルの開放を検出して図7の処理を開始する。図7のス
テップS11において、ケーブル接続検出・切替制御部
12は、時間T56分の計測を行うタイマーをスタート
する。次いで、このタイマーがタイムアップすると(図
8の時刻T6)、ステップS12においてケーブル接続
検出・切替制御部12は、インタフェース切替部13へ
USBインタフェースを「未使用」にする切替制御信号
を出力する。この切替制御信号に従って、インタフェー
ス切替部13は、信号線A1とA3の接続を開放し、且
つ信号線B1とB3の接続を開放する。
【0050】次いで、ステップS13において、時間T
67分の計測を行うタイマーをスタートする。次いで、
このタイマーがタイムアップすると(図8の時刻T
7)、ステップS14において、時間T78分の計測を
行うタイマーをスタートする。次いで、このタイマーが
タイムアップすると(図8の時刻T8)、ケーブル接続
検出・切替制御部12は、インタフェース切替部13へ
RS232Cインタフェースを「使用」にする切替制御
信号を出力する。この切替制御信号に従って、インタフ
ェース切替部13は、信号線A1とA2を接続し、且つ
信号線B1とB2を接続する。
【0051】なお、上記時間T56、T67、T78
は、USBインタフェースからRS232Cインタフェ
ースへ切り替える際の保護時間である。時間T56は、
USBインタフェースの各信号切断時のセットアップタ
イムである。時間T67は、RS232Cインタフェー
スの各信号接続時のセットアップタイムである。時間T
78は、USBインタフェースの各信号切断時のホール
ドタイムである。これら各タイマー値は、シリアルバス
の開放時のリリースタイム等に基づいて規定される。
【0052】なお、上述した実施形態では、通信ケーブ
ルの接続を検出したこと、または、通信ケーブルの開放
を検出したこと、を契機にして図6または図7のインタ
フェース切替処理を開始するようにしたが、携帯電話機
の電源投入後の初期化処理においてインタフェース切替
処理を実行するようにしてもよい。
【0053】また、上述した実施形態においては、携帯
端末として携帯電話機に適用した場合について説明した
が、PDA(Personal Digital Assistants:個人用情
報機器)と称される携帯型の端末にも同様に適用可能で
ある。また、PDAの場合、通信手段を内蔵していても
よく、外部から通信手段を接続するものであってもよ
い。
【0054】なお、上述した実施形態においては、コネ
クタ接続部11がケーブル接続手段に対応する。また、
ケーブル接続検出・切替制御部12が、ケーブル接続検
出手段および切替制御手段に対応する。また、インタフ
ェース切替部13が切替手段に対応する。また、RS2
32Cインタフェース部14が第1のシリアル通信イン
タフェース手段に対応し、USBインタフェース部15
が第2のシリアル通信インタフェース手段に対応する。
【0055】以上、本発明の実施形態を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
変更等も含まれる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
携帯端末に接続された通信ケーブルに含まれる所定信号
線の電圧値を検出し、この電圧値に基づいて、第1のシ
リアル通信インタフェース手段または第2のシリアル通
信インタフェース手段のいずれのインタフェースを使用
するかを判断し、この判断結果に従って、携帯端末に接
続された通信ケーブルに含まれる2本のデータ伝送用信
号線を、該第1のシリアル通信インタフェース手段また
は該第2のシリアル通信インタフェース手段のいずれか
一方に接続する。これにより、例えば第1のシリアル通
信インタフェースとして標準装備のシリアル通信インタ
フェース(例えば、RS232Cインタフェース)を、
さらに第2のシリアル通信インタフェースとしてUSB
インタフェースを備えても、通信ケーブルのコネクタの
接続部は一つ(例えば、RS232Cインタフェース用
コネクタの接続部のみ)でよくなるので、新たにUSB
インタフェース用コネクタの接続部を設けることなく、
それらインタフェースを切り替えて使用することができ
るという優れた効果が得られる。
【0057】また、本発明において、使用するインタフ
ェースの切替を行う際に所定の時間を設定するようにす
れば、インタフェース切替時の不具合を防止することが
できる。
【0058】また、第2のシリアル通信インタフェース
の使用禁止設定がなされたことにより、強制的に第1の
シリアル通信インタフェース手段を使用するようにすれ
ば、第1のシリアル通信インタフェースを随時利用する
ことが可能となる。
【0059】また、通信ケーブルの接続が検出されたこ
とを契機にして、使用するインタフェースの切替を行う
ようにすれば、利用者は通信ケーブルを接続するだけ
で、自動的に第2のシリアル通信インタフェースを使用
するように切り替えることが可能となる。
【0060】また、通信ケーブルの開放が検出されたこ
とを契機にして、第1のシリアル通信インタフェース手
段を使用するように切替を行うようにすれば、通常は第
1のシリアル通信インタフェースを使用可能な状態とす
ることが可能となり、例えば第1のシリアル通信インタ
フェースである標準装備のRS232Cインタフェース
を利用する機会が多い利用者にとっては好ましい。
【0061】また、携帯端末の電源投入後の初期化処理
において、使用するインタフェースの切替を行うように
すれば、外部機器との間で通信ケーブルを長期間接続し
たままの状態で携帯端末を使用するような場合にも、適
切なインタフェースを自動的に選択して使用することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による携帯端末(携帯電
話機)及び通信ケーブル(USB対応ケーブル)を用い
たデータ伝送システムの構成例を示す図である。
【図2】 図1に示す携帯電話機1の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 図1に示すUSB対応ケーブル2の構成を示
す結線図である。
【図4】 図1に示す携帯電話機1に標準装備のRS2
32Cインタフェースの端子構成を示す表である。
【図5】 図2に示すケーブル接続検出・切替制御部1
2の制御内容を示す表である。
【図6】 図2に示すケーブル接続検出・切替制御部1
2が行うインタフェース切替処理の流れを示す第1のフ
ローチャートである。
【図7】 図2に示すケーブル接続検出・切替制御部1
2が行うインタフェース切替処理の流れを示す第2のフ
ローチャートである。
【図8】 図2に示すケーブル接続検出・切替制御部1
2の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 携帯電話機(携帯端末) 2 USB対応ケーブル(通信ケーブル) 3 パーソナルコンピュータ 11 コネクタ接続部 12 ケーブル接続検出・切替制御部 13 インタフェース切替部 14 RS232Cインタフェース部 15 USBインタフェース部 21 携帯電話用コネクタ 22 USBコネクタ 31 USBポート

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本のデータ伝送用信号線を介して双方
    向のデータ伝送を行う第1のシリアル通信インタフェー
    ス手段と、 前記第1のシリアル通信インタフェース手段により外部
    機器とデータ伝送する際に使用される通信ケーブルを接
    続するケーブル接続手段と、 2本のデータ伝送用信号線を介して双方向のデータ伝送
    を行う第2のシリアル通信インタフェース手段と、 前記ケーブル接続手段に通信ケーブルが接続されたこと
    の検出と、前記ケーブル接続手段から通信ケーブルが開
    放されたことの検出とを行うケーブル接続検出手段と、 前記ケーブル接続手段に接続された通信ケーブルに含ま
    れる2本のデータ伝送用信号線を、前記第1のシリアル
    通信インタフェース手段または前記第2のシリアル通信
    インタフェース手段のいずれか一方に接続する切替手段
    と、 前記ケーブル接続手段に接続された通信ケーブルに含ま
    れる所定信号線の電圧値に基づいて、前記第1のシリア
    ル通信インタフェース手段または前記第2のシリアル通
    信インタフェース手段のいずれのインタフェースを使用
    するかを判断し、前記切替手段を制御する切替制御手段
    と、 を具備することを特徴とする携帯端末。
  2. 【請求項2】 前記切替制御手段は、 使用するインタフェースの切替を行う際に所定の時間を
    設定することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 【請求項3】 前記切替制御手段は、 第2のシリアル通信インタフェースの使用禁止設定によ
    り、強制的に前記第1のシリアル通信インタフェース手
    段を使用することを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の携帯端末。
  4. 【請求項4】 前記切替制御手段は、 前記ケーブル接続検出手段により通信ケーブルの接続が
    検出されたことを契機にして、使用するインタフェース
    の切替を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    いずれかの項に記載の携帯端末。
  5. 【請求項5】 前記切替制御手段は、 前記ケーブル接続検出手段により通信ケーブルの開放が
    検出されたことを契機にして、前記第1のシリアル通信
    インタフェース手段を使用するように切替制御を行うこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかの項に
    記載の携帯端末。
  6. 【請求項6】 前記切替制御手段は、 電源投入後の初期化処理において、使用するインタフェ
    ースの切替を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項
    3のいずれかの項に記載の携帯端末。
  7. 【請求項7】 前記第1のシリアル通信インタフェース
    手段は標準装備のシリアル通信インタフェース機能を有
    し、 前記第2のシリアル通信インタフェース手段はUSBイ
    ンタフェース機能を有することを特徴とする請求項1乃
    至請求項6のいずれかの項に記載の携帯端末。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれかの項に
    記載の携帯端末と、外部機器との間で、第2のシリアル
    通信インタフェースを用いてデータを伝送する際に用い
    る通信ケーブルであって、 前記携帯端末の第1のシリアル通信インタフェースに対
    応した第1のシリアル通信インタフェース用コネクタ
    と、 前記第2のシリアル通信インタフェースで用いる第2の
    シリアル通信インタフェース用コネクタと、 前記第2のシリアル通信インタフェース用コネクタと前
    記第1のシリアル通信インタフェース用コネクタの2組
    の端子間を各々結線する2本のデータ伝送用信号線と、 前記第1のシリアル通信インタフェース用コネクタの接
    地用信号端子と、前記第2のシリアル通信インタフェー
    ス用コネクタの接地用信号端子とを結線する接地用信号
    線とを備え、 前記接地用信号線は、 前記第1のシリアル通信インタフェース用コネクタの接
    地用信号端子とは異なる所定信号端子にも結線されるこ
    とを特徴とする通信ケーブル。
  9. 【請求項9】 前記第1のシリアル通信インタフェース
    は前記携帯端末に標準装備のものであり、 前記第2のシリアル通信インタフェースはUSBインタ
    フェースであることを特徴とする請求項8に記載の通信
    ケーブル。
  10. 【請求項10】 外部機器との間で通信ケーブルに含ま
    れる2本のデータ伝送用信号線を介して双方向のデータ
    伝送を行う、第1のシリアル通信インタフェース手段と
    第2のシリアル通信インタフェース手段を備えた携帯端
    末におけるインタフェース切替方法であって、 前記携帯端末に接続された通信ケーブルに含まれる所定
    信号線の電圧値を検出する過程と、 この電圧値に基づいて、前記第1のシリアル通信インタ
    フェース手段または前記第2のシリアル通信インタフェ
    ース手段のいずれのインタフェースを使用するかを判断
    し、この判断結果に従って、前記携帯端末に接続された
    通信ケーブルに含まれる2本のデータ伝送用信号線を、
    前記第1のシリアル通信インタフェース手段または前記
    第2のシリアル通信インタフェース手段のいずれか一方
    に接続する過程と、 を含むことを特徴とするインタフェース切替方法。
  11. 【請求項11】 前記第1のシリアル通信インタフェー
    ス手段は前記携帯端末に標準装備のシリアル通信インタ
    フェース機能を有し、 前記第2のシリアル通信インタフェース手段はUSBイ
    ンタフェース機能を有することを特徴とする請求項10
    に記載のインタフェース切替方法。
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