JP2003241635A - 正誤判定試験問題強化学習プログラム、正誤判定試験問題強化学習プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、評価コメント管理システム - Google Patents

正誤判定試験問題強化学習プログラム、正誤判定試験問題強化学習プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、評価コメント管理システム

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JP2003241635A
JP2003241635A JP2002037584A JP2002037584A JP2003241635A JP 2003241635 A JP2003241635 A JP 2003241635A JP 2002037584 A JP2002037584 A JP 2002037584A JP 2002037584 A JP2002037584 A JP 2002037584A JP 2003241635 A JP2003241635 A JP 2003241635A
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JP2002037584A
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Koichi Miyata
孝一 宮田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受験生が自宅にて緊張感を持続させて学習で
きるプログラムを提供すること。また、受験生が設問を
読解する際において、設問を、注意深く且つ的確な読解
をする習慣を習練することができるプログラムを提供す
ること。 【解決手段】 端末処理手段11に、設問情報記憶領域
から設問を読み出して、読み出した設問を、表示させた
設問表示部へ表示させるステップと、入力手段14を介
して解答入力部に入力された入力解答を、取得させるス
テップと、入力解答を取得させる前に、表示させた設問
を、所定の時間が経過したことを条件として、表示手段
13から消去させるステップと、入力解答に対する正誤
判定の結果を、表示手段13に表示するステップと、を
実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正誤判定試験問題
強化学習プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】正誤判定試験問題の形式を採用した学習
方法をソフトウェア化させるという手法は既に実現化し
ている。ここで、「正誤判定試験問題」とは、いわゆる
マルバツ形式の問題のことを示し、それぞれの設問の解
答が、正しいのか(○なのか)、あるいは間違っている
のか(×なのか)対応付けられているものである。
【0003】このように、マルバツ(○×)形式の学習
方法をソフトウェア化させることにより、間違った問題
だけを自動的に集めて再学習することや、問題の出題順
をランダムに設定できたりと、従来の書籍を用いた学習
方法では行い難い方法で学習することが可能となった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した手法を用いる
ことにより、学習が簡便となるので、確かに学習効率を
向上させることができた。しかしながら、この手法を用
いた学習のみならず、学習を行う場所は、通常自宅など
である。自宅などはリラックスできる環境であるため、
往々にして受験生は、学習することに対してあまりやる
気が起きないときや、多少疲れているときなどは、設問
に対して適当に解答するなどということをしがちであ
る。即ち、自宅にて、緊張感を持続させつつ集中して学
習するということは難しかった。
【0005】さらに、本番の試験において、受験者は、
試験特有の時間制限、緊張感などにより焦りを生じやす
く、設問を的確に読解できずに問題の読み間違いを犯す
場合が多い。そのため、受験生は対策として、模擬試験
や答案練習会などに参加して、本番の試験の臨場感を予
め体験するという、いわゆる「試験慣れ」するといった
方法を採ってきた。しかし、この模擬試験を受験するに
は、当然、受験料や、試験会場への交通費などといった
費用を要する上に、試験会場までの移動に伴う時間の消
費や、体力の消費などを要してしまうというデメリット
があった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、受験生が自宅にて緊張感を持続させて
学習できるプログラムを提供することをその目的とす
る。また、受験生が設問を読解する際において、設問
を、注意深く且つ的確な読解をする習慣を習練すること
ができるプログラムを提供することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、情報の記憶手段、情報の
表示手段、情報の入力手段及びこれら各手段の動作を制
御する情報の端末処理手段を備え、記憶手段が、表示手
段に正誤解答入力部を形成するための正誤解答入力部表
示制御情報記憶領域と、表示手段に設問表示部を形成す
るための設問表示部表示制御情報記憶領域と、該設問表
示部に表示させる設問をその正答に関連付けて記憶する
設問情報記憶領域を備えた構成を採用する。
【0008】そして、端末処理手段に、a)正誤解答入
力部表示制御情報記憶領域から、正誤解答入力部表示制
御情報を読み出して、表示手段に解答入力部を表示させ
るとともに、設問表示部表示制御情報記憶領域から、設
問表示部表示制御情報を読み出して、表示手段に設問表
示部を表示させるステップと、b)設問情報記憶領域か
ら設問を読み出して、読み出した設問を、表示させた設
問表示部へ表示させるステップと、c)入力手段を介し
て解答入力部に入力された入力解答を、取得させるステ
ップを実行させる。d)入力解答を取得させる前に、表
示させた設問を、所定の時間が経過したことを条件とし
て、表示手段から消去させるステップと、e)入力解答
に対する正誤判定の結果を、表示手段に表示するステッ
プとを実行させるプログラムを採用する。
【0009】本発明によると、端末処理手段に、入力解
答を取得させる前に、表示させた設問を、所定の時間が
経過したことを条件として、表示手段から消去させる。
これにより、ユーザ(受験生)に、緊張感を持続させた
まま、注意深く設問を読解させることができる。
【0010】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載のプログラムにおいて、記憶手段はさらに、正誤判
定の結果を用いて算出させる評価値に応じて段階的に作
成された評価コメントを格納した評価コメントデータベ
ース備える。そして、端末処理手段に、a)評価コメン
ト取得要求を、入力手段を介して取得するステップと、
b)評価コメント取得要求の取得を契機に、正誤判定の
結果を用いた評価値を算出するステップと、c)当該算
出された評価値に対応する評価コメントを、前記評価コ
メントデータベースから読み出すステップと、d)当該
読み出した評価コメントを、前記表示手段へ表示するス
テップとを実行させる。
【0011】本発明によると、端末処理手段に、算出さ
れた評価値に対応する評価コメントを、評価コメントデ
ータベースから読み出し、当該読み出した評価コメント
を、表示手段へ表示するステップとを実行させる。これ
により、解答を終えたユーザは、評価コメントを取得す
ることにより、自己の得意分野及び不得意分野を、客観
的に把握することができる。
【0012】また、請求項3記載の発明では、正誤判定
の結果を格納する正誤判定結果データベースと、当該正
誤判定結果データベースを用いて算出させる評価値に応
じて段階的に作成された評価コメントを格納した評価コ
メントデータベースと、情報端末装置との間で情報を交
換する通信手段と、これら各手段の動作を制御する処理
手段とを備える評価管理コメントシステムである。そし
て、処理手段が、a)情報端末装置から、評価コメント
取得要求を、通信手段を介して取得するステップと、
b)評価コメント取得要求の取得を契機に、正誤判定結
果データベースを用いて評価値を算出するステップと、
c)当該算出された評価値に対応する評価コメントを、
評価コメントデータベースから読み出すステップと、
d)当該読み出した評価コメントを、通信手段を介して
情報端末装置へ送信するステップを実行する。
【0013】本発明によると、処理手段に、算出された
評価値に対応する評価コメントを、評価コメントデータ
ベースから読み出し、当該読み出した評価コメントを、
表示手段へ表示するステップとを実行させるプログラム
を実行させる。これにより、解答を終えたユーザは、評
価コメントを取得することにより、自己の得意分野及び
不得意分野を、客観的に把握することができる。
【0014】請求項4記載の発明では、請求項1記載の
プログラムにおいて、記憶手段は、正誤判定の結果を用
いて算出させる評価値に応じて段階的に作成された評価
コメントを格納した評価コメントデータベースを備え
る。そして、情報端末装置に印刷手段を併設し、端末処
理手段は、評価値が所定の値以上であることを条件とし
て、a)設問情報記憶領域から、設問を読み出すステッ
プと、b)当該読み出した設問を、設問表示部への表示
とは異なるフォームで、印刷手段に印刷させるステップ
とを実行する。
【0015】本発明によると、情報端末装置に印刷手段
を併設し、端末処理手段は、評価値が所定の値以上であ
ることを条件として、設問情報記憶領域から、設問を読
み出すステップと、当該読み出した設問を、設問表示部
への表示とは異なるフォームで、印刷手段に印刷させる
ステップとを実行させる。本処理によると、設問は紙媒
体などに印刷される。これによりユーザは、出題された
設問をパターン認識して解答するということを防止する
ことができると共に、より本番に近い感覚で解答に臨む
ことことができる。
【0016】請求項5記載の発明では、請求項1、2又
は4記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能
な記録媒体という構成を採っている。
【0017】これにより、前述した目的を達成しようと
するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】〔実施形態1〕
【0019】以下、本発明の一実施形態を図1乃至図1
1に基づいて説明する。
【0020】〔実施形態1の全体構成〕
【0021】図1は、本実施形態の一例を示すブロック
図である。ここで、以下の詳細な説明は、本実施形態の
一例を示すものであって、本発明の権利範囲がこれに限
定されるものではない。当業者において通常用いられる
代替手段の採用が可能である。
【0022】図1において、符号10はユーザ用端末で
ある。ユーザ用端末10には、正誤判定試験問題強化学
習プログラム10pがインストールされる。正誤判定試
験問題強化学習プログラム10pのインストールはプリ
インストールでもよいし、通信ネットワークを介してダ
ウンロードしたものや、CD−ROM(携帯端末である
ならば、メモリカード)や通信ケーブルを介して取り込
まれたものであってもよい。
【0023】そして、図1に示したように、ユーザ用端
末10は、情報の記憶手段12、情報の表示手段13、
情報の入力手段14及び印刷手段15を備える。さら
に、これら各手段の動作を制御する情報の端末処理手段
11とを備える。
【0024】ここで、ユーザ用端末10は、ユーザが使
用する端末であり、パーソナルコンピュータや、携帯電
話、PDAが該当する。
【0025】以下、上述した各手段をより詳細に説明す
る。端末処理手段11は、前述した学習プログラム10
pに基づいて、ユーザ用端末10の全体的な制御を行う
ものであり、例えばCPUやバスを含むものである(以
下、端末処理手段を「処理手段」と略記する。)記憶手
段12は、データやプログラムを所定の領域に保持する
ものであり、例えば、RAM、ROM、HDDなどが該
当する。また、表示手段13はデータを表示するもので
あり、例えばCRTやLCDが該当する。入力手段14
は、データを受け付けるためのものであり、マウスが該
当する。また、印刷手段15は情報を印刷するものであ
り、プリンターが該当する。
【0026】ここで、記憶手段12は、表示手段13に
正誤解答入力部Aを形成するための正誤解答入力部表示
制御情報記憶領域12aと、表示手段13に設問表示部
Bを形成するための設問表示部表示制御情報記憶領域1
2bと、設問表示部Bに表示させる設問をその正答に関
連付けて記憶する設問情報記憶領域12cを備える。
【0027】また、記憶手段12は、正誤解答入力部A
及び設問表示部Bを備える学習用インターフェイスを形
成するための各種表示制御情報を記憶するインターフェ
イス形成用表示制御情報記憶領域12dを備える。ここ
で、このインターフェイス形成用表示制御情報記憶領域
12dに記憶させる表示制御情報は、採点押下ボタン表
示部表示制御情報、解説押下ボタン表示部表示制御情
報、資料押下ボタン表示部表示制御情報、再チャレンジ
押下ボタン表示部表示制御情報、採点表示部表示制御情
報、合否結果表示部表示制御情報、スタート押下ボタン
表示部表示制御情報である。
【0028】加えて、記憶手段12は、評価コメントデ
ータベース12eと、テキスト情報データベース12
f、合否判定データベース12g(以下、これらデータ
ベースを、適宜「DB」と略記する。)とを備える。
【0029】更に、記憶手段12は、各種メッセージ情
報記憶領域12h、タイマ1、タイマ2とを備える。こ
こで、「各種メッセージ情報記憶領域12g」には、設
問表示部Bに表示する、種々のメッセージが格納されて
いる。例えば、「あなたはすでに合格レベルです。設問
をプリントアウトして解答にチャレンジしてみますか
?」のメッセージの如きである。また、「タイマ1」
は、ユーザの解答制限時間である50分をカウントする
ソフトウェアモジュールである。また、「タイマ2」
は、設問表示制限時間である15秒をカウントするソフ
トウェアモジュールである。これらタイマの初期設定で
は、カウントが0秒で待機されている。処理手段11が
アクセスすることによってタイマ1、もしくはタイマ2
は機能し、処理手段11による所定の制限時間の管理を
実現するものである。制限時間を経過すると、処理手段
11は、タイマ1もしくはタイマ2のカウントを初期設
定に戻す。
【0030】以下、上述した記憶手段12に格納されて
いる記憶領域12a乃至12d及び各種データベースに
ついて詳述する。
【0031】正誤解答入力部表示制御情報記憶領域12
aには、上述した表示手段13に正誤解答入力部Aを形
成させる情報が格納されている。ここで「正誤解答入力
部」とは、「設問は正しい」を意味する「○」の押下ボ
タンと、「設問は間違っている」を意味する「×」の押
下ボタンの、二つのボタンである。また、「押下ボタ
ン」とはコマンドボタンのことであり、入力手段14
(ex.マウスのカーソル)にて押下する(クリックす
る)ことにより選択することができる。
【0032】設問表示部表示制御情報記憶領域12bに
は、表示手段13に設問表示部Bを形成させる情報が格
納されている。ここで、「表示部」とは、情報(設問や
メッセージ)を表示させる空白領域である。
【0033】次に、インターフェイス形成用表示制御情
報記憶領域12dに記憶する各表示制御情報を説明す
る。
【0034】採点押下ボタン表示部表示制御情報は、表
示手段13に採点押下ボタンDを形成させる情報であ
る。解説押下ボタン表示部表示制御情報は、表示手段1
3に解説押下ボタンEを形成させる情報である。資料押
下ボタン表示部表示制御情報は、表示手段13に資料押
下ボタンFを形成させる情報である。再チャレンジ押下
ボタン表示部表示制御情報は、表示手段13に再チャレ
ンジ押下ボタンGを形成させる情報である。採点表示部
表示制御情報は、採点表示部Hを形成させる情報がであ
る。合否結果表示部表示制御情報は、合否結果表示部I
を形成させる情報である。スタート押下ボタン表示部表
示制御情報は、表示手段13にスタートボタンJを形成
させる情報である。
【0035】設問情報記憶領域12cには、上述した設
問表示部12Bに表示させる設問が格納されている。こ
こで、この設問情報の管理形態として、設問情報データ
ベースを採用する。
【0036】図2は、この設問情報DB12cの構造図
である。ここで、本実施形態おいては説明の便宜のた
め、格納されている問題は、資格試験の過去問が5年分
であって、その設問数は一年分で100問であるものと
する。そして、設問一年分の制限解答時間は50分と設
定されているものとする。
【0037】そして、上述した設問は、年度毎に区分け
されている(ex.平成12年度、平成13年度)。ま
た、これら設問は、分野別に格納されている(ex.特
許法、実用新案法)。
【0038】更に、これら設問は、その設問の正答(○
あるいは×)と関連付けられているとともに、設問のポ
イントと関連付けられている。
【0039】ここで、「設問のポイント」とは、設問の
どこが正しいのか、あるいはどこが間違っているのか
を、簡略に示した情報である。例えば、「特許法におけ
る審査請求期間は、平成13年10月から5年と定めら
れている。」という設問に対し、関連付けられている設
問のポイントとは、「5年ではなく、3年である。」と
いった内容のものである。
【0040】更に、設問情報DB12cは、ユーザから
取得する入力解答を、設問と関連付けて格納する領域で
ある入力解答記憶領域とを有する。この入力解答記憶領
域においては、ユーザの入力解答を回数別(度数別)に
入力解答履歴として記憶する。
【0041】図3は、評価コメントデータベース12e
の構造図である。評価コメントDB12eでは、正誤判
定の結果を用いて算出する評価値と、その評価値に応じ
て段階的に作成された評価コメントが関連付けられてい
る。ここで、「評価値」とは、正答率のことである。ま
た、「評価コメント」とは、評価値の高低に応じて種々
のコメントが格納されている。例えば、評価値が高い値
のものは、「あなたにとって、〇〇は得意分野です。こ
の調子で頑張って下さい。」などのユーザを励ますコメ
ントである。一方、反対に、評価値が低い値のものは、
「あなたにとって、〇〇は弱点分野となっています。〇
〇についてさらに重点的に勉強する必要があります。」
などの、弱点分野を強化するように促すコメントの如き
である。
【0042】図4は、テキスト情報データベース12f
の構造図である。ここで、「テキスト」とは、上述した
設問の正答を導かせるための参考資料(ex.教科書、
参考書、基本書など)である。本データベース12fに
おいては、設問情報DB12cの分野と、その分野に該
当するテキスト情報(ex.該当するページなど)とが
関連付けられている。
【0043】図5は、合否判定データベース12gの構
造図である。本データベース12gにおいては、全設問
における正答率と、その正答率の値に応じて合格である
か不合格であるかが、関連付けられている。ここで、本
実施形態においては、正答率が70%以上である場合を
合格とし、正答率が70%未満である場合は不合格であ
る、と設定されている。
【0044】以上が、記憶手段12が格納している記憶
領域及び、データベースの説明である。
【0045】次に、ユーザ用端末10の処理手段11
が、正誤判定試験問題強化学習プログラム10pに従っ
て実行する処理を説明する。
【0046】ここで、概略的には、処理手段11は、
a)正誤解答入力部表示制御情報記憶領域から、正誤解
答入力部表示制御情報を読み出して、表示手段に解答入
力部を表示させるとともに、設問表示部表示制御情報記
憶領域から、設問表示部表示制御情報を読み出して、表
示手段に設問表示部を表示させるステップと、b)設問
情報記憶領域から設問を読み出して、読み出した設問
を、表示させた設問表示部へ表示させるステップと、
c)入力手段を介して解答入力部に入力された入力解答
を、取得させるステップと、d)入力解答を取得させる
前に、表示させた設問を、所定の時間が経過したことを
条件として、表示手段から消去させるステップと、e)
入力解答に対する正誤判定の結果を、表示手段に表示す
るステップと、を実行する。
【0047】以下、これらのステップについて詳述す
る。
【0048】〔学習用インターフェイス生成処理〕
【0049】本プログラム10pを起動すると、処理手
段11は、記憶手段12のインターフェイス形成用表示
制御情報記憶領域12dから正誤解答入力部Aや設問表
示部Bなどを構成する各種表示制御情報を読み出し、学
習用インターフェイス100を形成し、表示手段13に
表示させる。ここで、図6において、この学習用インタ
ーフェイス100の構成の一例を示す。以下、この学習
用インターフェイス100の形成に係る具体的処理を説
明する。
【0050】処理手段11は、正誤解答入力部表示制御
情報記憶領域12aを参照して、正誤解答入力部Aを表
示手段13に表示させる。また、処理手段11は、設問
表示部制御情報記憶領域12bを参照して設問表示部B
を、表示手段13に表示させる。
【0051】さらに、処理手段11は、インターフェー
ス形成用表示制御情報記憶領域12dから、採点押下ボ
タン表示部表示制御情報を読み出し、読み出した採点表
示部表示制御情報に基づき、表示手段13に表示される
学習用インターフェイス100を形成させる。
【0052】また、処理手段11は、インターフェース
形成用表示制御情報記憶領域12dから、解説押下ボタ
ン表示部表示制御情報を読み出し、読み出した解説押下
ボタン表示部表示制御情報に基づき、表示手段13に表
示される学習用インターフェイス100を形成させる。
【0053】また、処理手段11は、インターフェース
形成用表示制御情報記憶領域12dから、資料押下ボタ
ン表示部表示制御情報を読み出し、読み出した解説押下
ボタン表示部表示制御情報に基づき、表示手段13に表
示される学習用インターフェイス100を形成させる。
【0054】また、処理手段11は、インターフェース
形成用表示制御情報記憶領域12dから、再チャレンジ
押下ボタン表示部表示制御情報を読み出し、読み出した
再チャレンジ押下ボタン表示部表示制御情報に基づき、
表示手段13に表示される学習用インターフェイス10
0を形成させる。
【0055】また、処理手段11は、インターフェース
形成用表示制御情報記憶領域12dから、採点表示部表
示制御情報を読み出し、読み出した採点表示部表示制御
情報に基づき、表示手段13に表示される学習用インタ
ーフェイス100を形成させる。
【0056】また、処理手段11は、インターフェース
形成用表示制御情報記憶領域12dから、合否結果表示
部表示制御情報を読み出し、読み出した合否結果表示部
表示制御情報に基づき、表示手段13に表示される学習
用インターフェイス100を形成させる。
【0057】また、処理手段11は、インターフェース
形成用表示制御情報記憶領域12dから、スタート表示
部表示制御情報を読み出し、読み出したスタート表示部
表示制御情報に基づき、表示手段13に表示される学習
用インターフェイス100を形成させる。
【0058】これらの処理は、一連のシーケンス制御で
行われ、学習用インタフェース100が形成される。ま
た、符号MCはマウスカーソルであり、処理手段11の
制御下において、入力手段14によって操作されるもの
である。
【0059】以下、この学習用インターフェイス100
を表示させた上で、処理手段11が実行可能な具体的処
理について説明する。
【0060】〔設問表示処理及び入力解答取得処理〕
【0061】図7は、本実施形態における設問表示処理
及び入力解答取得処理を示すフローチャートである。
【0062】処理手段11は、入力手段14を介して学
習用インターフェイス100のスタートボタンJを押下
する旨の指示を受け付ける。この指示の受け付けを契機
に、処理手段11は、設問取得要求を生成し、当該要求
に基づき設問表示処理及び入力解答取得処理へと移行す
る。
【0063】以下、処理手段11が行う設問表示処理及
び入力解答取得処理について概略的に説明する。処理手
段11は、設問取得要求を受け付けると、設問情報デー
タベース12cから設問を一問づつ読み出し、読み出し
た設問を設問表示部Bへ表示する。そして、処理手段1
1は、表示させた設問に対するユーザからの入力解答を
取得した後に、再度、一問づつ設問情報データベースか
12cからを読み出す。以下、この処理サイクルを、入
力解答の受け付けが所定の設問数(100問)となった
場合、あるいは、トータルの処理時間が所定の時間(5
0分)を経過するまで繰り返す。
【0064】上述した処理について、図7に基づき詳述
する。図7は、設問表示処理及び入力解答取得処理を示
したフローチャートである。
【0065】処理手段11は、設問取得要求を取得する
と(S101)、設問情報DB12cから設問を読み出
し(S102)、その読み出した設問を設問表示部Bの
領域内に表示させる(S103)。(ここでは、説明容
易のため、読み出した問題を「設問第一問目」と指定す
る。)
【0066】処理手段11は、この設問第一問目を表示
させると同時に、タイマ1にアクセスし、解答制限時間
(50分)をカウントする(S103)。さらに、処理
手段11は、第一問目を設問表示部Bへを表示すると同
時に、タイマ2にアクセスし、第一問目の設問表示制限
時間(15秒)をカウントする(S103)。
【0067】ユーザは、表示された設問第一問目を解答
すべく、設問第一問目を集中して読解する。
【0068】処理手段11は、タイマ2の設問表示制限
時間である15秒をカウントする(S104)。そして
15秒が経過した時点で、表示されている設問第一問目
を、設問表示部Bから消去させる指示を出す(S10
5)。そして、タイマ2を初期設定(0秒)にし、次の
呼出しまで待機させる(S105)。
【0069】ユーザは、読解した設問第一問目の記憶に
基づいて、第一問目の解答が正しい(○)のか、間違っ
ている(×)のか判断する。ユーザは、判断した解答
を、マウスカーソルMCを用いて解答入力部Aにて指定
する(押下する)。
【0070】このようなユーザの操作を契機として、処
理手段11は、ユーザによる解答を入力解答として取得
する。
【0071】続いて、処理手段11は、入力解答を取得
すると(S106)、この入力解答を、入力解答に対応
する設問と対応付けて、設問情報DB12cの入力解答
記憶領域に保持する(S107)。処理手段11は、次
の設問を設問情報DB12cから読み出し(S10
8)、読み出した設問を設問表示部Bへ表示させる(S
109)。さらに、設問を表示させたと同時に、処理手
段11は、再びタイマ2にアクセスする(S109)。
処理手段11は、タイマ2の設問表示制限時間(15
秒)をカウントする(S110)。そして、タイマ2の
設問表示制限時間である15秒が経過した時点で、処理
手段11は、表示されている設問第二問目を、設問表示
部Bから消去させる指示を出し、タイマ2を初期設定に
させる(S111)。次に、ユーザからの入力解答を取
得し(S112)、この入力解答に対応する設問と関連
付けて、設問情報DB12cの入力解答記憶領域に保持
する(S113)。
【0072】以降、処理手段11が実行する設問表示処
理及び入力解答表示処理は、設問の表示するステップ、
設問を消去するステップ、入力解答を取得するステッ
プ、取得した入力解答を保持するステップ(S108乃
至S113)を繰り返す(S114)。処理手段11
は、このようにしてユーザに全設問100問を解答さ
せ、入力解答を取得する。
【0073】また、前述したように、処理手段11は、
タイマ1を展開して、設問第一問目を表示させた時点か
ら、解答制限時間50分をカウントする。そして、処理
手段11は、50分のカウントを終了する前に、ユーザ
が解答制限時間内に設問100問全て解答した場合は、
設問表示処理及び入力解答取得処理を終了させると共
に、タイマ1及びタイマ2を初期設定(0秒)に設定す
る。
【0074】一方、ユーザが解答制限時間内に、全ての
解答を終えることが出来なかった場合においても、処理
手段11は、タイマ1が解答制限時間の50分を経過し
たことを確認すると、ユーザからの入力解答の送信を拒
否する。それと共に、処理手段11は、設問表示処理及
び入力解答取得処理を終了すると同時に、タイマ1及び
タイマ2を初期設定(0秒)に設定する。
【0075】以上が、スタートボタンJの押下を検知す
ることにより、受け付けた設問要求指示に基づき、処理
手段11が実行する、設問表示処理及び入力解答取得処
理の具体的動作である。本処理により、ユーザは、緊張
感を持続させたまま、注意深く且つ的確に設問を読解す
る習慣を習練することができる。
【0076】更に、処理手段11は、ユーザによる入力
解答後の、学習用インターフェイス100の下方に表示
されているボタン(「採点」、「解説」、「資料」、
「再チャレンジ」)のいずれかを押下されたことを検知
することにより、入力解答の結果データや設問に関する
有益な情報などを設問表示部Bへ表示する。
【0077】次に、処理手段11が、ユーザによる採点
押下ボタンD、解説押下ボタンE、資料押下ボタンF、
再チャレンジ押下ボタンGを押下することを検知するこ
とにより実現する各処理について、それぞれ詳述する。
【0078】〔成績表示処理〕
【0079】図8は、成績要求処理及び印刷処理を示し
たフローチャート図である。処理手段11は、入力手段
14を介して学習用インターフェイス100の採点押下
ボタンDを押下する旨の指示を受け付ける。この指示の
受け付けを契機に、処理手段11は、成績取得要求を生
成し、当該要求に基づき成績取得処理へと移行する。
【0080】処理手段11は、成績取得要求を取得する
(S201)と、設問情報データベース12cに格納さ
れている設問の正答と、ユーザの入力解答とを読み出し
て比較し、正誤判定の結果を算出する(採点を行う)
(S202)。さらに、この算出された正誤判定の結果
をもとに、正答率を算出する(S203)。具体的に
は、ユーザの正答数÷前設問数となる。続いて、処理手
段11は、算出した正答率と、合否判定DB12gに格
納されている正答率とを対比して、結果が「合格」であ
るか「不合格」であるか判別する(S204)。そし
て、処理手段11は、抽出できた2つの情報、すなわち
正誤判定の結果、及び合否結果のうち、正誤判定の結果
(採点)を設問情報画面100の採点表示部Hへ、一
方、合否判定に結果を合否結果表示部Iへそれぞれ表示
させる(S205)。ここで、合否結果表示部Iへ表示
される文字は、「合格」か「不合格」のどちらかであ
る。
【0081】ここで、処理手段11は、ユーザがまだ解
答中であっても、採点押下ボタンDを押下することによ
り成績取得要求を受け付ける。その際には、実行中であ
る設問表示処理及び入力解答取得処理は中断され、ユー
ザが解答した設問までが採点処理および合否判定の対象
となり、残りの設問は全て間違ったものとして処理され
る。
【0082】以上が、処理手段11が実行する、採点処
理及び合否判定処理の具体的処理の説明である。本処理
によると、ユーザは、自己の採点及び合否判定結果を得
ることができ、自己の実力を把握することができる。
【0083】〔印刷処理〕
【0084】次に、上記合否判定の結果、合格であった
場合は、ユーザは任意で、先程解答した設問をプリント
アウトすることができる。以下、処理手段11が為す具
体的処理について、図9を用いて説明する。
【0085】上記処理(S205)の合否判定の結果が
「合格」であった場合(S206)、処理手段11は、
各種メッセージ情報記憶領域12hから「あなたはすで
に合格レベルです。設問をプリントアウトしてチャレン
ジしてみますか?」とプリントアウトをするか否かを促
すメッセージを読み取り、設問表示部Bへ表示させる
(S207)。なお、合格判定の結果が不合格である場
合は、印刷処理は実行されない。
【0086】プリントアウトされる設問は、ユーザが合
格判定を出した直前の全設問(100問)である。処理
手段11は、ユーザからのこのメッセージに対する回答
を、正誤解答入力部Aにより、「○(YES)」か「×
(NO)」にて受け付ける(押下する)(S207)。
【0087】処理手段11は「×(NO)」の受け付け
を契機に、プリントアウト拒絶要求を生成する。そし
て、処理手段11はプリントアウト拒絶要求を取得する
と、上述のコメントを設問表示部Bから消去させて、印
刷処理を中止する(S207)。
【0088】一方、処理手段11は「○(YES)」の
受け付けを契機に、プリントアウト取得要求を生成す
る。そして、処理手段11はプリントアウト取得要求を
取得すると、上述したコメントを設問表示部Bから消去
させるとともに、処理手段11は、設問情報データベー
ス12cから設問を読み取り、この読み取った設問を印
刷手段15に印刷させる(S208)。
【0089】ここで、印刷する際には、設問の出題の順
番を、前回(先程)学習用インターフェイスで出題した
順番とは異なるものにする。以上が、処理手段11が実
行する印刷処理の具体的動作の説明である。本処理によ
ると、設問は紙媒体などに印刷される。これによりユー
ザは、出題された設問を、パターン認識して解答すると
いうことを防止することができると共に、より本番に近
い感覚で解答に臨むことことができる。
【0090】次に、ピックアップ処理及び評価コメント
生成処理について説明する。
【0091】処理手段11は、解説押下ボタンEを押下
されることを契機として、解説取得要求を生成する。そ
して、処理手段11は、この解説取得要求を取得するこ
とにより、次の2つの処理を実現する。一つが、入力解
答のうち間違えた設問のみを設問と関連付けて表示させ
る「ピックアップ処理」であり、もう一つが、評価コメ
ントを生成する「評価コメント生成処理」である。以
下、これら二つの処理について図9に基づいて具体的に
説明する。図9は、ピックアップ処理及び評価コメント
生成処理を示したフローチャート図である。ここで、ま
ず先に、ピックアップ処理について説明し、次に、評価
コメント生成処理について説明する。
【0092】〔ピックアップ処理〕
【0093】処理手段11は、解説取得要求を取得する
と(S301)、設問情報記憶データベース12c内に
格納されている設問の正答と、入力解答とを読み出し、
「間違っている入力解答」をピックアップする(S30
2)。そして、その「間違っている入力解答」と、その
入力解答に対応する「設問」および「正答」、ならびに
「ポイント情報」とを関連付けて(S303)設問表示
部Bへ表示させる(S304)。本処理によると、ユー
ザは、自分はどの設問を間違えたのかを容易に把握する
ことができる。
【0094】〔評価コメント生成処理〕
【0095】処理手段11は、解説取得要求を取得する
と(S305)、前述した正誤判定の結果に基づき、間
違えた設問を特定し、その特定した設問について正誤分
野別の評価値(正答率)を算出する(S306)。具体
的には、設問情報DB12cに格納されている設問及
び、入力解答を分野別に集計した上で、分野毎の正答率
を算出する。処理手段11は、それぞれの分野の評価値
を算出すると、評価コメントデータベースからそれら評
価値に対応する評価コメントを読み出し(S307)、
設問表示部Bへ表示させる(S308)。本処理による
と、ユーザは、自己の得意分野及び不得意分野を、客観
的に把握することができる。
【0096】以上が、処理手段11が実行する「ピック
アップ処理」および「評価コメント生成処理」の具体的
説明である。次に、参考資料生成処理について説明す
る。
【0097】〔参考資料生成処理〕
【0098】図10は、参考資料生成処理を示すフロー
チャートである。処理手段11は、参考資料ボタンFを
押下されることを契機として、参考資料要求を生成す
る。
【0099】処理手段11は、参考資料取得要求を取得
すると(S401)、前述した、評価コメント生成処理
の同様手法により、ユーザの分野別の評価値(正答率)
を算出する(S306参照)(S402)。そして、処
理手段11は、算出した評価値が、所定の値よりも大で
あるかどうかを判断し、この判断基準に基づき「評価値
が所定の値以下」である分野を読み出し、この読み出し
た分野と、テキスト情報データベース12fとの分野に
対応するテキスト情報を読み出す(S403)。そし
て、読み出したテキスト情報を、設問表示部Bへ表示す
る(S404)。本処理によると、ユーザは、弱点分野
にポイントを絞った学習が容易となる。
【0100】以上が、処理手段11が実行する参考資料
生成処理の具体的動作の説明である。次に、再チャレン
ジ処理について説明する。
【0101】〔再チャレンジ処理〕
【0102】図11は、参考資料生成処理を示したフロ
ーチャート図である。処理手段11は、再チャレンジボ
タンGを押下されることを契機として、再チャレンジ要
求を生成する。
【0103】処理手段11は、再チャレンジ要求を取得
すると(S501)、入力解答記憶領域に記憶されてい
る、入力解答履歴からユーザが解答した設問のうち、最
も新しい設問を読み出す(S502)。そして、読み出
した設問を設問表示部Bへ表示させる(S503)。そ
れ以降の処理は、前述した設問表示処理及び入力解答取
得処理と同様であるので、説明を省略する。本処理によ
り、ユーザは、容易に前回解答した設問を解答すること
ができる。
【0104】〔実施形態2〕
【0105】続いて、本発明のさらに他の実施形態を説
明する。ここで、前述した第1実施形態と同一の構成部
分については、同一の符合を付して重複説明を省略す
る。前述した実施形態1のシステム形式はスタンドアロ
ン型を採用したのに対し、本実施形態ではクライアント
・サーバ型を採用する。
【0106】図12は、実施形態2におけるシステムの
全体の構成図ある。本システムでは、ユーザ用端末10
及び、評価コメント管理システム20が、通信ネットワ
ーク30を介して接続されている。
【0107】以下、より詳細に各要素を説明する。
【0108】ユーザ用端末10の構成要素について、実
施形態1と異なる点は、本実施形態の記憶手段12は、
評価コメントデータベースを有していないという点にあ
る。また、ユーザ用端末10は、通信手段16を有して
いる。ここで、通信手段とは、通信ネットワーク3と電
気的に接続するための通信インターフェイスであり、例
えばモデムが該当する。それ以外のユーザ用端末10の
構成要素については、実施形態1と同一である。
【0109】符号20は、評価コメント管理システムで
ある。評価コメント管理システムは、評価コメントデー
タベース12eを格納する。また、正誤判定の結果を格
納する正誤判定結果データベース12iを有する。この
「正誤判定結果データベース12i」には、入力解答
と、その入力解答に関連する(対応する)設問、分野
別、正答が、それぞれ関連付けられて格納されている。
これらの情報は、ユーザから送信される。図13に、こ
の正誤判定結果データベース12iの構造を示す。さら
に、評価コメント管理システム20は、ユーザ用端末1
0との間で情報を交換する通信手段22と、これら各手
段の動作を制御する処理手段21とを備えている。
【0110】符号30は、通信ネットワークであり、専
用線やLANを含むものである。
【0111】次に、処理手段21が実行する評価コメン
ト生成処理について説明する。図14は、処理手段21
における動作を示すフローチャートである。
【0112】〔評価コメント生成処理〕
【0113】処理手段21は、ユーザ用端末10から、
評価コメント取得要求を、通信手段16を介して取得す
る(S601)。処理手段21は、評価コメント取得要
求の取得を契機に、正誤判定結果データベース12iを
用いて評価値を算出する(S602)。ここで、この評
価値の算出する手法は、上述した実施形態1において説
明した手法と同様である。
【0114】処理手段21は、算出された評価値に対応
する評価コメントを、評価コメントデータベース12e
から読み出す(S603)。そして、読み出した評価コ
メントを、通信手段16を介してユーザ用端末10へ送
信する(S604)。
【0115】以上が、処理手段21が実行する、参考資
料生成処理の具体的動作の説明である。本処理による
と、解答を終えたユーザは、評価コメントを取得するこ
とができるので、自己の得意分野及び不得意分野を、客
観的に把握することができる。
【0116】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、受験生が自宅にて緊張感を持続させて学習できる
と共に、受験生が設問を読解する際において、設問を、
注意深く且つ的確な読解をする習慣を習練することがで
きる、という従来にない優れた正誤判定試験問題強化学
習プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一の実施形態の一例を示すブロ
ック図である。
【図2】設問情報データベース12cの構造図である。
【図3】評価コメントデータベース12eの構造図であ
る。
【図4】テキスト情報データベース12fの構造図であ
る。
【図5】合否判定データベース12gの構造図である。
【図6】学習用インターフェース100の画面構成図で
ある。
【図7】設問表示処理及び入力解答処理を示すフローチ
ャートである。
【図8】成績要求処理及び印刷処理を示すフローチャー
トである。
【図9】ピックアップ処理及び評価コメント生成処理を
示すフローチャートである。
【図10】参考資料生成処理を示すフローチャートであ
る。
【図11】再チャレンジ処理を示すフローチャートであ
る。
【図12】本発明に係る第二の実施形態の一例を示すブ
ロック図である。
【図13】正誤判定結果データベース12iの構造図で
ある。
【図14】評価コメント生成処理を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
10 ユーザ用端末 10p 正誤判定試験問題強化学習プログラム 11 端末処理手段 12 記憶手段 12a 正誤解答入力部表示制御情報記憶領域 12b 設問表示部表示制御情報記憶領域 12c 設問情報記憶領域 12d インターフェイス形成用表示制御情報記憶領域 12e 評価コメントデータベース 12f テキスト情報データベース 12g 合否判定データベース 12h 各種メッセージ情報記憶領域 12i 正誤判定結果データベース 13 表示手段 14 入力手段 15 印刷手段 16 通信手段 20 評価コメント管理システム 21 処理手段 22 通信手段(評価コメント管理システム側) 30 通信ネットワーク 100 学習用インターフェース A 正誤解答入力部 B 設問表示部 C 設問情報 D 採点押下ボタン E 解説押下ボタン F 資料押下ボタン G 再チャレンジ押下ボタン H 採点表示部 I 合否結果表示部 J スタート押下ボタン MC マウスカーソル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の記憶手段、情報の表示手段、情報
    の入力手段及びこれら各手段の動作を制御する情報の端
    末処理手段を備え、 前記記憶手段が、前記表示手段に正誤解答入力部を形成
    するための正誤解答入力部表示制御情報記憶領域と、前
    記表示手段に設問表示部を形成するための設問表示部表
    示制御情報記憶領域と、該設問表示部に表示させる設問
    をその正答に関連付けて記憶する設問情報記憶領域を備
    えた情報端末装置において、 前記端末処理手段に、 a)前記正誤解答入力部表示制御情報記憶領域から、正
    誤解答入力部表示制御情報を読み出して、前記表示手段
    に解答入力部を表示させるとともに、前記設問表示部表
    示制御情報記憶領域から、設問表示部表示制御情報を読
    み出して、前記表示手段に設問表示部を表示させるステ
    ップと、 b)前記設問情報記憶領域から設問を読み出して、読み
    出した設問を、前記表示させた設問表示部へ表示させる
    ステップと、 c)前記入力手段を介して前記解答入力部に入力された
    入力解答を、取得させるステップと、 d)前記入力解答を取得させる前に、前記表示させた設
    問を、所定の時間が経過したことを条件として、前記表
    示手段から消去させるステップと、 e)前記入力解答に対する正誤判定の結果を、前記表示
    手段に表示するステップと、を実行させるための正誤判
    定試験問題強化学習プログラム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプログラムにおいて、前
    記記憶手段はさらに、前記正誤判定の結果を用いて算出
    させる評価値に応じて段階的に作成された評価コメント
    を格納した評価コメントデータベース備え、 前記端末処理手段に、 a)評価コメント取得要求を、前記入力手段を介して取
    得するステップと、 b)前記評価コメント取得要求の取得を契機に、前記正
    誤判定の結果を用いた評価値を算出するステップと、 c)当該算出された評価値に対応する評価コメントを、
    前記評価コメントデータベースから読み出すステップ
    と、 d)当該読み出した評価コメントを、前記表示手段へ表
    示するステップと、を実行させるための正誤判定試験問
    題強化学習プログラム。
  3. 【請求項3】 正誤判定の結果を格納する正誤判定結果
    データベースと、当該正誤判定結果データベースを用い
    て算出させる評価値に応じて段階的に作成された評価コ
    メントを格納した評価コメントデータベースと、情報端
    末装置との間で情報を交換する通信手段と、これら各手
    段の動作を制御する処理手段とを備え、 前記処理手段が、 a)前記情報端末装置から、評価コメント取得要求を、
    前記通信手段を介して取得するステップと、 b)前記評価コメント取得要求の取得を契機に、前記正
    誤判定結果データベースを用いて評価値を算出するステ
    ップと、 c)当該算出された評価値に対応する評価コメントを、
    前記評価コメントデータベースから読み出すステップ
    と、 d)当該読み出した評価コメントを、前記通信手段を介
    して前記情報端末装置へ送信するステップと、を実行す
    ることを特徴とした、評価コメント管理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のプログラムにおいて、前
    記記憶手段は、前記正誤判定の結果を用いて算出させる
    評価値に応じて段階的に作成された評価コメントを格納
    した評価コメントデータベースを備えるとともに、前記
    情報端末装置に印刷手段を併設し、 前記端末処理手段は、 前記評価値が所定の値以上であることを条件として、 a)前記設問情報記憶領域から、設問を読み出すステッ
    プと、 b)当該読み出した設問を、前記設問表示部への表示と
    は異なるフォームで、前記印刷手段に印刷させるステッ
    プと、を実行させるための正誤判定試験問題強化学習プ
    ログラム。
  5. 【請求項5】 請求項1、2又は4記載のプログラムを
    記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
JP2002037584A 2002-02-15 2002-02-15 正誤判定試験問題強化学習プログラム、正誤判定試験問題強化学習プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体、評価コメント管理システム Pending JP2003241635A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009210999A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Tomohiro Tsuta 暗算能力及び記憶機能を測定及び増強しようとする装置、暗算能力及び記憶機能を測定及び増強しようとするプログラム、及びコンピュータに読み取り可能な記録媒体
CN106898176A (zh) * 2017-04-18 2017-06-27 麦片科技(深圳)有限公司 基于点读笔的学情分析方法、学情分析服务器及点读系统

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