JP2003240363A - 多室形空気調和機の制御方法 - Google Patents
多室形空気調和機の制御方法Info
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- JP2003240363A JP2003240363A JP2002042676A JP2002042676A JP2003240363A JP 2003240363 A JP2003240363 A JP 2003240363A JP 2002042676 A JP2002042676 A JP 2002042676A JP 2002042676 A JP2002042676 A JP 2002042676A JP 2003240363 A JP2003240363 A JP 2003240363A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷媒循環量の増減に応じた圧縮機の運転/停
止の回数を、所定時間内に所定回数に規制するよう制御
し、モータ巻線温度上昇を抑制して、モータの破損、圧
縮機冷凍機油の劣化を低減し、圧縮機の耐久性および信
頼性を向上すことができる多室形空気調和機の制御方法
を提供する。 【解決手段】 並列に接続された複数台の圧縮機、四方
弁、室外熱交換器、絞り機構からなる室外ユニットと、
室内熱交換器、電子膨張弁からなる複数の室内ユニット
とを接続して冷媒回路を構成し、室内熱交換器の負荷変
動に伴う前記冷媒回路内の冷媒循環量の増減に応じて、
各圧縮機の運転/停止を夫々組合せて制御してなる多室
形空気調和機の制御方法において、各圧縮機の運転/停
止が、所定時間内に所定回数繰返した場合、その圧縮機
を一定時間停止しておくよう制御する。
止の回数を、所定時間内に所定回数に規制するよう制御
し、モータ巻線温度上昇を抑制して、モータの破損、圧
縮機冷凍機油の劣化を低減し、圧縮機の耐久性および信
頼性を向上すことができる多室形空気調和機の制御方法
を提供する。 【解決手段】 並列に接続された複数台の圧縮機、四方
弁、室外熱交換器、絞り機構からなる室外ユニットと、
室内熱交換器、電子膨張弁からなる複数の室内ユニット
とを接続して冷媒回路を構成し、室内熱交換器の負荷変
動に伴う前記冷媒回路内の冷媒循環量の増減に応じて、
各圧縮機の運転/停止を夫々組合せて制御してなる多室
形空気調和機の制御方法において、各圧縮機の運転/停
止が、所定時間内に所定回数繰返した場合、その圧縮機
を一定時間停止しておくよう制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の圧縮機を備
えた室外ユニットと複数台の室内ユニットからなる多室
形空気調和機に係わり、より詳しくは、冷媒循環量の増
減に応じた圧縮機の運転/停止の回数を規制する制御方
法に関する。
えた室外ユニットと複数台の室内ユニットからなる多室
形空気調和機に係わり、より詳しくは、冷媒循環量の増
減に応じた圧縮機の運転/停止の回数を規制する制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の多室形空気調和機には、
例えば図5で示すようになものがある。図において、21
は室外に設置された室外ユニット、22a,22b,22c は夫々
並列に接続された3台の室内ユニットである。
例えば図5で示すようになものがある。図において、21
は室外に設置された室外ユニット、22a,22b,22c は夫々
並列に接続された3台の室内ユニットである。
【0003】前記室外ユニット21は、並列に接続された
一定速形の3台の圧縮機23a,23b,23c と、四方弁24と、
室外熱交換器25と、電子膨張弁からなる絞り機構26とを
それぞれ接続して構成され、前記室内ユニット22a,22b,
22c は、夫々電子膨張弁27a,27b,27c と、室内熱交換器
28a,28b,28c とを夫々接続して構成され、これら前記室
外ユニット21と前記室内ユニット22a,22b,22c とが第一
接続部T1と第二接続部T2を介して冷媒配管により接続さ
れ冷媒回路が構成されている。
一定速形の3台の圧縮機23a,23b,23c と、四方弁24と、
室外熱交換器25と、電子膨張弁からなる絞り機構26とを
それぞれ接続して構成され、前記室内ユニット22a,22b,
22c は、夫々電子膨張弁27a,27b,27c と、室内熱交換器
28a,28b,28c とを夫々接続して構成され、これら前記室
外ユニット21と前記室内ユニット22a,22b,22c とが第一
接続部T1と第二接続部T2を介して冷媒配管により接続さ
れ冷媒回路が構成されている。
【0004】上記構成において、冷媒は冷房運転時に実
線矢印の方向に流れ、暖房運転時には破線矢印の方向に
流れる。前記冷媒回路内の冷媒循環量は、前記室内ユニ
ット22a,22b,22c の運転台数などの負荷変動により、常
に変化(増減)する。このため、必要な冷媒循環量の変
化にあわせ、前記3台の圧縮機23a,23b,23cの運転/停
止を組合せ、制御部29により制御するようになされてい
る。
線矢印の方向に流れ、暖房運転時には破線矢印の方向に
流れる。前記冷媒回路内の冷媒循環量は、前記室内ユニ
ット22a,22b,22c の運転台数などの負荷変動により、常
に変化(増減)する。このため、必要な冷媒循環量の変
化にあわせ、前記3台の圧縮機23a,23b,23cの運転/停
止を組合せ、制御部29により制御するようになされてい
る。
【0005】しかしながら、上記従来例の場合、必要な
冷媒循環量の変化にあわせ、圧縮機の駆動組合せを決定
するため、必要冷媒循環量の変化が激しいほど、圧縮機
の運転/停止頻度が高くなる。圧縮機の頻繁な運転/停
止が続くと、圧縮機のモータ起動時の大電流によりモー
タ巻線温度が上昇し、特に、外気温の高い冷房運転時
に、モータの破損、圧縮機冷凍機油の劣化が発生し易く
なり、圧縮機の耐久性を損ねるという恐れがある。
冷媒循環量の変化にあわせ、圧縮機の駆動組合せを決定
するため、必要冷媒循環量の変化が激しいほど、圧縮機
の運転/停止頻度が高くなる。圧縮機の頻繁な運転/停
止が続くと、圧縮機のモータ起動時の大電流によりモー
タ巻線温度が上昇し、特に、外気温の高い冷房運転時
に、モータの破損、圧縮機冷凍機油の劣化が発生し易く
なり、圧縮機の耐久性を損ねるという恐れがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題点に鑑み、冷媒循環量の増減に応じた圧縮機の
運転/停止の回数を、所定時間内に所定回数に規制する
よう制御し、モータ巻線温度上昇を抑制して、モータの
破損、圧縮機冷凍機油の劣化を低減し、圧縮機の耐久性
および信頼性を向上すことができる多室形空気調和機の
制御方法を提供することを目的とする。
記の問題点に鑑み、冷媒循環量の増減に応じた圧縮機の
運転/停止の回数を、所定時間内に所定回数に規制する
よう制御し、モータ巻線温度上昇を抑制して、モータの
破損、圧縮機冷凍機油の劣化を低減し、圧縮機の耐久性
および信頼性を向上すことができる多室形空気調和機の
制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、並列に接続された複数台の圧縮機、四方弁、
室外熱交換器、絞り機構からなる室外ユニットと、室内
熱交換器、電子膨張弁からなる複数の室内ユニットとを
接続して冷媒回路を構成し、前記室内熱交換器の負荷変
動に伴う前記冷媒回路内の冷媒循環量の増減に応じて、
前記各圧縮機の運転/停止を夫々組合せて制御してなる
多室形空気調和機の制御方法において、前記各圧縮機の
運転/停止が、所定時間内に所定回数繰返した場合、そ
の圧縮機を一定時間停止しておくよう制御してなる構成
となっている。
するため、並列に接続された複数台の圧縮機、四方弁、
室外熱交換器、絞り機構からなる室外ユニットと、室内
熱交換器、電子膨張弁からなる複数の室内ユニットとを
接続して冷媒回路を構成し、前記室内熱交換器の負荷変
動に伴う前記冷媒回路内の冷媒循環量の増減に応じて、
前記各圧縮機の運転/停止を夫々組合せて制御してなる
多室形空気調和機の制御方法において、前記各圧縮機の
運転/停止が、所定時間内に所定回数繰返した場合、そ
の圧縮機を一定時間停止しておくよう制御してなる構成
となっている。
【0008】また、前記複数の圧縮機は、夫々能力が異
なる構成となっている。
なる構成となっている。
【0009】また、前記圧縮機の運転/停止の所定回数
を、前記圧縮機のモータ巻線温度の仕様上限値により決
めてなる構成となっている。
を、前記圧縮機のモータ巻線温度の仕様上限値により決
めてなる構成となっている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に基づいた実施例として説明する。図1は本発明
による多室形空気調和機の冷媒回路の構成図である。図
において、1は室外に設置された室外ユニット、2a,2b,
2cは夫々並列に接続された3台の室内ユニットである。
付図面に基づいた実施例として説明する。図1は本発明
による多室形空気調和機の冷媒回路の構成図である。図
において、1は室外に設置された室外ユニット、2a,2b,
2cは夫々並列に接続された3台の室内ユニットである。
【0011】前記室外ユニット1は、並列に接続された
夫々能力の異なる一定速形の3台の圧縮機3a,3b,3cと、
四方弁4と、室外熱交換器5と、電子膨張弁からなる絞
り機構6とをそれぞれ接続して構成され、また前記室内
ユニット2a,2b,2cは、夫々電子膨張弁7a,7b,7cと、室内
熱交換器8a,8b,8cとを夫々接続して構成され、これら前
記室外ユニット1と前記室内ユニット2a,2b,2cとが第一
接続部A1と第二接続部A2を介して冷媒配管により接続さ
れ冷媒回路が構成されている。
夫々能力の異なる一定速形の3台の圧縮機3a,3b,3cと、
四方弁4と、室外熱交換器5と、電子膨張弁からなる絞
り機構6とをそれぞれ接続して構成され、また前記室内
ユニット2a,2b,2cは、夫々電子膨張弁7a,7b,7cと、室内
熱交換器8a,8b,8cとを夫々接続して構成され、これら前
記室外ユニット1と前記室内ユニット2a,2b,2cとが第一
接続部A1と第二接続部A2を介して冷媒配管により接続さ
れ冷媒回路が構成されている。
【0012】上記構成において、冷媒は冷房運転時に実
線矢印の方向に流れ、暖房運転時には破線矢印の方向に
流れる。前記冷媒回路内の冷媒循環量は、前記室内ユニ
ット2a,2b,2cの運転台数などの負荷変動により、常に変
化(増減)する。このため、必要な冷媒循環量の変化に
あわせ、前記3台の圧縮機3a,3b,3cの運転/停止を組合
せ、制御部9により制御するようになされている。
線矢印の方向に流れ、暖房運転時には破線矢印の方向に
流れる。前記冷媒回路内の冷媒循環量は、前記室内ユニ
ット2a,2b,2cの運転台数などの負荷変動により、常に変
化(増減)する。このため、必要な冷媒循環量の変化に
あわせ、前記3台の圧縮機3a,3b,3cの運転/停止を組合
せ、制御部9により制御するようになされている。
【0013】前記3台の圧縮機3a,3b,3cを組合せた場
合、図2に示すように、冷媒循環量は0〜7番までの8
通りの組合せが作りだせる。0番は全ての圧縮機が停止
状態(全ての室内ユニットを停止)で循環量=0であ
る。また、7番は全ての圧縮機が運転状態(全ての室内
ユニットを運転)で循環量=最大である。また、1〜3
番は圧縮機を1台運転(室内ユニットを1台運転)した
場合、4〜6番は圧縮機を2台運転(室内ユニットを2
台運転)した場合で、夫々室内ユニットの負荷変動に応
じて、圧縮機能力の組合せを変えて制御する。
合、図2に示すように、冷媒循環量は0〜7番までの8
通りの組合せが作りだせる。0番は全ての圧縮機が停止
状態(全ての室内ユニットを停止)で循環量=0であ
る。また、7番は全ての圧縮機が運転状態(全ての室内
ユニットを運転)で循環量=最大である。また、1〜3
番は圧縮機を1台運転(室内ユニットを1台運転)した
場合、4〜6番は圧縮機を2台運転(室内ユニットを2
台運転)した場合で、夫々室内ユニットの負荷変動に応
じて、圧縮機能力の組合せを変えて制御する。
【0014】上記組合せにおいて、例えば、冷媒循環量
が0→1→3→5→6→7番と変化した場合、前記圧縮
機3aは3回のON/OFFを繰返す。また、前記圧縮機
3b及び圧縮機3cは1回ON/OFFするだけである。
(冷媒循環量が変わっても、ON→ONの場合は運転/
停止をしたことにならない)。このように、圧縮機によ
ってON/OFFする回数が異なるが、冷媒循環量の変
化が続けば圧縮機のON/OFFは頻繁に繰り返され
る。
が0→1→3→5→6→7番と変化した場合、前記圧縮
機3aは3回のON/OFFを繰返す。また、前記圧縮機
3b及び圧縮機3cは1回ON/OFFするだけである。
(冷媒循環量が変わっても、ON→ONの場合は運転/
停止をしたことにならない)。このように、圧縮機によ
ってON/OFFする回数が異なるが、冷媒循環量の変
化が続けば圧縮機のON/OFFは頻繁に繰り返され
る。
【0015】次に上記構成において、本発明の動作につ
いて説明する。図3に本発明における制御ブロック図を
示す。前記制御部9は前記各室内ユニット2a,2b,2cの運
転/停止状況及び負荷変動による冷媒循環量に応じて、
前記各圧縮機3a,3b,3cの運転/停止(ON/OFF)を
設定する、圧縮機運転/停止設定部9aと、前記各圧縮機
3a,3b,3cの運転/停止回数を所定時間(例えば30分)
計測する監視タイマ9bと、前記各圧縮機3a,3b,3cの運転
/停止回数をカウントするカウンタ9cと、前記所定時間
内に前記各圧縮機3a,3b,3cの運転/停止回数が所定回数
(例えば10回)に達したとき、その圧縮機を一定時間
(例えば30分)停止させておく起動制限タイマ9dと、
これら、監視タイマ9b、カウンタ9cおよび起動制限タイ
マ9dの各制御信号に基づいて、前記各圧縮機3a,3b,3cを
駆動制御する駆動部9eとから構成されている。
いて説明する。図3に本発明における制御ブロック図を
示す。前記制御部9は前記各室内ユニット2a,2b,2cの運
転/停止状況及び負荷変動による冷媒循環量に応じて、
前記各圧縮機3a,3b,3cの運転/停止(ON/OFF)を
設定する、圧縮機運転/停止設定部9aと、前記各圧縮機
3a,3b,3cの運転/停止回数を所定時間(例えば30分)
計測する監視タイマ9bと、前記各圧縮機3a,3b,3cの運転
/停止回数をカウントするカウンタ9cと、前記所定時間
内に前記各圧縮機3a,3b,3cの運転/停止回数が所定回数
(例えば10回)に達したとき、その圧縮機を一定時間
(例えば30分)停止させておく起動制限タイマ9dと、
これら、監視タイマ9b、カウンタ9cおよび起動制限タイ
マ9dの各制御信号に基づいて、前記各圧縮機3a,3b,3cを
駆動制御する駆動部9eとから構成されている。
【0016】次に図4のフローチャート図に基づいて本
発明の動作を説明する。冷暖房の運転がスタートする
と、まず、ステップST1 で前記各圧縮機3a,3b,3cの発停
(運転と停止)回数が、圧縮機モータ巻線温度の仕様上
限値により決められた所定回数(本実施例では10回)
に達したかどうか判定される。もし、上限回数に達して
いれば、ステップST2 でその圧縮機を停止すると同時
に、起動制限タイマ9dをスタートさせ、ステップST3 で
起動制限タイマ9dが30分経過(タイムアップ)したか
どうか判定される。もし、経過していればステップST1
に戻される。
発明の動作を説明する。冷暖房の運転がスタートする
と、まず、ステップST1 で前記各圧縮機3a,3b,3cの発停
(運転と停止)回数が、圧縮機モータ巻線温度の仕様上
限値により決められた所定回数(本実施例では10回)
に達したかどうか判定される。もし、上限回数に達して
いれば、ステップST2 でその圧縮機を停止すると同時
に、起動制限タイマ9dをスタートさせ、ステップST3 で
起動制限タイマ9dが30分経過(タイムアップ)したか
どうか判定される。もし、経過していればステップST1
に戻される。
【0017】前記ステップST1 で前記各圧縮機3a,3b,3c
の発停回数が所定回数に達しない場合、ステップST4 で
監視タイマ9bが所定時間の30分が経過(タイムアッ
プ)したかどうか判定がなされ、経過していれば、ステ
ップST5 でカウンタ9cがゼロにリセットされ、ステップ
ST5 で圧縮機がON条件かどうか判定される。もし、O
N条件であれば、ステップST7 でカウンタ9cが0回かど
うか判断され、ステップST8 で監視タイマ9bがセットさ
れ同時に、カウンタ9cが回数をカウンし始め、ステップ
ST9 で圧縮機がOFF条件かどうか判定され、OFF条
件であればステップST1 に戻り動作が繰り替えされる。
の発停回数が所定回数に達しない場合、ステップST4 で
監視タイマ9bが所定時間の30分が経過(タイムアッ
プ)したかどうか判定がなされ、経過していれば、ステ
ップST5 でカウンタ9cがゼロにリセットされ、ステップ
ST5 で圧縮機がON条件かどうか判定される。もし、O
N条件であれば、ステップST7 でカウンタ9cが0回かど
うか判断され、ステップST8 で監視タイマ9bがセットさ
れ同時に、カウンタ9cが回数をカウンし始め、ステップ
ST9 で圧縮機がOFF条件かどうか判定され、OFF条
件であればステップST1 に戻り動作が繰り替えされる。
【0018】以上に説明したように、前記各室内ユニッ
ト2a,2b,2cの運転台数などの負荷変動に伴う前記冷媒回
路内の冷媒循環量の増減に応じて、前記各圧縮機3a,3b,
3cの運転/停止を夫々組合せて制御してなる多室形空気
調和機の制御方法において、前記各圧縮機3a,3b,3cの運
転/停止が、所定時間内に所定回数繰返した場合、その
圧縮機を一定時間停止しておくよう制御してなる構成と
することにより、モータ巻線温度上昇を抑制して、モー
タの破損、圧縮機冷凍機油の劣化を低減し、圧縮機の耐
久性および信頼性を向上すことができる多室形空気調和
機の制御方法となる。
ト2a,2b,2cの運転台数などの負荷変動に伴う前記冷媒回
路内の冷媒循環量の増減に応じて、前記各圧縮機3a,3b,
3cの運転/停止を夫々組合せて制御してなる多室形空気
調和機の制御方法において、前記各圧縮機3a,3b,3cの運
転/停止が、所定時間内に所定回数繰返した場合、その
圧縮機を一定時間停止しておくよう制御してなる構成と
することにより、モータ巻線温度上昇を抑制して、モー
タの破損、圧縮機冷凍機油の劣化を低減し、圧縮機の耐
久性および信頼性を向上すことができる多室形空気調和
機の制御方法となる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の室内ユニットの運転台数などの負荷変動に伴う冷
媒回路内の冷媒循環量の増減に応じて、複数の圧縮機の
運転/停止を夫々組合せて制御してなる多室形空気調和
機の制御方法において、各圧縮機の運転/停止が、所定
時間内に所定回数繰返した場合、その圧縮機を一定時間
停止しておくよう制御してなる構成とすることにより、
モータ巻線温度上昇を抑制して、モータの破損、圧縮機
冷凍機油の劣化を低減し、圧縮機の耐久性および信頼性
を向上すことができる多室形空気調和機の制御方法とな
る。
複数の室内ユニットの運転台数などの負荷変動に伴う冷
媒回路内の冷媒循環量の増減に応じて、複数の圧縮機の
運転/停止を夫々組合せて制御してなる多室形空気調和
機の制御方法において、各圧縮機の運転/停止が、所定
時間内に所定回数繰返した場合、その圧縮機を一定時間
停止しておくよう制御してなる構成とすることにより、
モータ巻線温度上昇を抑制して、モータの破損、圧縮機
冷凍機油の劣化を低減し、圧縮機の耐久性および信頼性
を向上すことができる多室形空気調和機の制御方法とな
る。
【図1】本発明における多室形空気調和機の制御方法の
実施例を示す冷媒回路図である。
実施例を示す冷媒回路図である。
【図2】本発明における冷媒循環量と3台の圧縮機の運
転/停止状態の関係を示す説明図である。
転/停止状態の関係を示す説明図である。
【図3】本発明における制御ブロック図である。
【図4】本発明におけるフローチャート図である。
【図5】従来の多室形空気調和機の制御方法の冷媒回路
図である。
図である。
1 室外ユニット
2a、2b、2c 室内ユニット
3a、3b、3c 圧縮機
4 四方弁
5 室外熱交換器
6 絞り機構(電子膨張弁)
7a、7b、7c 電子膨張弁
8a、8b、8c 室内熱交換器
9 制御部
9a カウンター
9b タイマー
9c 駆動部
Claims (3)
- 【請求項1】 並列に接続された複数台の圧縮機、四方
弁、室外熱交換器、絞り機構からなる室外ユニットと、
室内熱交換器、電子膨張弁からなる複数の室内ユニット
とを接続して冷媒回路を構成し、前記室内熱交換器の負
荷変動に伴う前記冷媒回路内の冷媒循環量の増減に応じ
て、前記各圧縮機の運転/停止を夫々組合せて制御して
なる多室形空気調和機の制御方法において、 前記各圧縮機の運転/停止が、所定時間内に所定回数繰
返した場合、その圧縮機を一定時間停止しておくよう制
御してなることを特徴とする多室形空気調和機の制御方
法。 - 【請求項2】 前記複数の圧縮機は、夫々能力が異なる
ことを特徴とする請求項1記載の多室形空気調和機の制
御方法。 - 【請求項3】 前記圧縮機の運転/停止の所定回数を、
前記圧縮機のモータ巻線温度の仕様上限値により決めて
なることを特徴とする請求項1記載の多室形空気調和機
の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002042676A JP2003240363A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 多室形空気調和機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002042676A JP2003240363A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 多室形空気調和機の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003240363A true JP2003240363A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27782694
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002042676A Pending JP2003240363A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 多室形空気調和機の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003240363A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105910189A (zh) * | 2015-10-09 | 2016-08-31 | 南通华信中央空调有限公司 | 一种冷凝热回收新风空调制冷系统及制冷方法 |
CN111854100A (zh) * | 2019-04-26 | 2020-10-30 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 变频空调器的控制方法及装置和变频空调器 |
CN111854084A (zh) * | 2019-04-26 | 2020-10-30 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 变频空调器的控制方法、控制装置和变频空调器 |
CN111854103A (zh) * | 2019-04-26 | 2020-10-30 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 变频空调器的控制方法及装置和变频空调器 |
CN111854085A (zh) * | 2019-04-26 | 2020-10-30 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 变频空调器的控制方法及装置和变频空调器 |
CN111854101A (zh) * | 2019-04-26 | 2020-10-30 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 变频空调器的控制方法及装置和变频空调器 |
CN111854087A (zh) * | 2019-04-26 | 2020-10-30 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 变频空调器的控制方法及装置和变频空调器 |
CN111854096A (zh) * | 2019-04-26 | 2020-10-30 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 变频空调器的控制方法及装置和变频空调器 |
-
2002
- 2002-02-20 JP JP2002042676A patent/JP2003240363A/ja active Pending
Cited By (10)
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