JP2003240224A - 粉塵の飛散防止方法 - Google Patents

粉塵の飛散防止方法

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JP2003240224A
JP2003240224A JP2002042833A JP2002042833A JP2003240224A JP 2003240224 A JP2003240224 A JP 2003240224A JP 2002042833 A JP2002042833 A JP 2002042833A JP 2002042833 A JP2002042833 A JP 2002042833A JP 2003240224 A JP2003240224 A JP 2003240224A
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JP
Japan
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chimney
dust
facility
ionized water
minus
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Application number
JP2002042833A
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English (en)
Inventor
Hideaki Takagaki
英明 高垣
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
JFE Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焼却プラントの煙突等の施設内部において粉
塵が飛散するのを効率良く防止することにより、施設内
部での良好な作業環境を得ることができるとともに施設
外部の環境悪化を避けることができる粉塵の飛散防止方
法を提供する。 【解決手段】 煙突1の頂部開口3から吊り下げられた
ゴンドラ5に乗込んだ作業員6が高圧水を煙突内壁面に
噴き付けて、煙突内壁面に付着した灰等の付着物8を洗
い落とす際に、煙突1の頂部開口3に設けられたマイナ
スイオン化水散水装置13によってマイナスイオン化さ
れた水滴14を煙突1の内部に散水し、プラスに帯電し
ている粉塵9をマイナスイオン化した水滴14で捕捉さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、焼却プラントの煙
突等の施設内における粉塵の飛散を防止する方法に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】焼却プラントの煙突等の施設において
は、定期的に点検や補修を行ったり、寿命になれば解体
するといったことが行われる。その際、作業員が施設内
に入って作業を行うことがある。 【0003】例えば、清掃工場の煙突を解体する場合に
は、事前に煙突内部のダイオキシンを除去することが必
要であるために、作業員が煙突内部に入り、壁面等に高
圧水を吹き付けて洗浄を行なっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】図2は、作業員が煙突
内の壁面に高圧水を吹き付けて洗浄作業を行っている状
態を示す模式図である。煙突1の頂部開口3に設けられ
たゴンドラ用梁4からゴンドラ5を吊り下げ、ゴンドラ
5に乗込んだ作業員6が、煙突外部に設置されたポンプ
11から煙道開口カバー12を経由して煙突内部に延び
るホース7に流れる高圧水を煙突内壁面に噴き付けて、
煙突内壁面に付着した灰等の付着物8を洗い落としてい
る。 【0005】しかし、その際に、高圧水の勢いで剥ぎ取
られた付着物の粉塵が周辺に飛び散り、そのリバウンド
粉塵9を作業者6が浴びる恐れがある。しかも、飛び散
って煙突内部を浮遊する粉塵が煙突のドラフト効果で上
部開口3から飛散粉塵10として煙突外部に飛散する恐
れがある。 【0006】このように、焼却プラントの煙突等の施設
を点検や補修したり、解体を行う場合、施設内に入って
作業する作業員が施設内の粉塵によって健康を損なう危
険性がある。さらに、施設外に飛散した粉塵が施設周辺
の環境を悪化させることもある。 【0007】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであり、焼却プラントの施設内部にお
いて粉塵が飛散するのを効率良く防止することにより、
施設内部での良好な作業環境を得ることができるととも
に施設外部の環境悪化を避けることができる粉塵の飛散
防止方法を提供することを目的とするものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の粉塵の飛散防止
方法は、浮遊する粉塵にマイナスイオン化した水滴を散
水し、該水滴に粉塵を捕捉させることを特徴とするもの
である。 【0009】 【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る粉塵の飛散
防止方法を焼却プラントの煙突に適用した場合の一実施
形態を模式的に示す説明図である。煙突内部の洗浄作業
は、従来と同様に、煙突1の頂部開口3に設けられたゴ
ンドラ用梁4からゴンドラ5を吊り下げ、ゴンドラ5に
乗込んだ作業員6が、煙突外部に設置されたポンプ11
から煙道開口カバー12を経由して煙突内部に延びるホ
ース7に流れる高圧水を煙突内壁面に噴き付けて、煙突
内壁面に付着した灰等の付着物8を洗い落とす。煙突1
の頂部開口3には、水滴噴霧装置とプラズマ発生装置を
備え、水滴噴霧装置から噴霧された水滴にプラズマ発生
装置からのプラズマを照射することによって水滴をマイ
ナスイオン化するマイナスイオン化水散水装置13が設
けられており、上述した洗浄作業中に、マイナスイオン
化水散水装置13から煙突1の内部に向かってマイナス
イオン化した水滴14が散水される。高圧水で剥ぎ取ら
れて煙突1の内部を浮遊する粉塵9はプラスに帯電をし
ているので、マイナスイオン化した水滴14に捕捉さ
れ、水滴14とともに下方に落下していく。 【0010】その結果、高圧水で剥ぎ取られて煙突1の
内部を浮遊する粉塵9を作業者6が浴びることがなく安
全に作業を行うことができる。また、煙突1の頂部開口
3から粉塵10が煙突外部に飛散することも防止され、
周辺の環境を悪化させることもない。 【0011】なお、マイナスイオン化させる水滴の大き
さは、粉塵の大きさの程度に応じて調整することが好ま
しい。 【0012】また、マイナスイオン化水散水装置13の
作動は、作業員6が操作して行うことでもよいし、粉塵
濃度センサーと連動させて自動制御を行なうことでもよ
い。 【0013】 【発明の効果】本発明により、焼却プラントの煙突等の
施設内部において粉塵が飛散するのを効率良く防止する
ことができるので、施設内部での良好な作業環境を得る
ことができるとともに施設外部の環境悪化を避けること
ができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る粉塵の飛散防止方法を煙突に適用
した場合の一実施形態を模式的に示す説明図である。 【図2】従来技術を模式的に示す説明図である。 【符号の説明】 1 煙突 3 煙突上部開口 4 ゴンドラ用梁 5 ゴンドラ 6 作業員 7 高圧水ホース 8 付着物 9 リバウンド粉塵 10 飛散粉塵 11 ポンプ 12 煙道開口カバー 13 マイナスイオン化水散水装置 14 マイナスイオン化した水滴

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 浮遊する粉塵にマイナスイオン化した水
    滴を散水し、該水滴に粉塵を捕捉させることを特徴とす
    る粉塵の飛散防止方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012232242A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Panasonic Corp 霧化装置
JP2018204346A (ja) * 2017-06-07 2018-12-27 戸田建設株式会社 トンネル工事用散水装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012232242A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Panasonic Corp 霧化装置
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