JP2003239174A - 機能性繊維製品 - Google Patents

機能性繊維製品

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人体に対して吸水性や吸放湿性による快適性
が高くなおかつ人体に対する毒性がなく、安全性が極め
て高い、耐久性に優れる抗菌性、抗カビ性、防臭性を有
し、一般衣料、生活関連資材、寝装材、医療衛生材料と
して好適に使用することができる優れた繊維布帛を提供
する。 【解決手段】 ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフ
ィン、ポリアクリロニトリル、ポリビニルアルコールお
よびそれらを基本とする共重合ポリマーからなる繊維な
どの合成繊維および、綿、麻などのセルロース系繊維、
絹、羊毛、カシミアなどの動物系繊維の一種または混合
物から構成され、繊維に対してセリシンと脱アセチル化
キチンからなる複合体が固着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機能性繊維製品に関
し、詳しくは着用中における吸水性や吸湿性が高く、洗
濯耐久性に優れた抗菌性、抗カビ性、防臭性を有する一
般衣料、生活関連資材、寝装材、医療衛生材料等として
好適に使用できる快適で安全性に優れた機能性繊維製品
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に身体に着用して使用する下着、肌
着、手袋、ソックス、ワイシャツ、ブラウス、ランジェ
リー等の衣類、シーツ、布団カバー、パジャマ等の寝装
類、包帯、おむつ、ベットシーツ等の医療、衛生材料等
通常直接肌に触れて使用される繊維製品は、使用中に汗
等の分泌物が付着すると、これらの付着物が栄養源とな
って各種の細菌やカビがはびこり、悪臭を放散するよう
になったり、衛生上好ましくない状態を起こしたりする
という問題がある。このような問題を解決するために従
来から繊維や繊維布帛に対してビグアナイト誘導体、有
機シリコン系第4級アンモニウム塩等の各種合成抗菌剤
を付与する処理加工が行なわれたり、また、ゼオライト
に担持させた抗菌性金属(Ag,Cu,Zn)のイオン
的解離により抗菌性を付与することが提案されている。
【0003】しかしながら、これらの方法で得られた該
繊維布帛は、いずれも用いられている抗菌剤が人体に対
して必ずしも安全ではなく、使用する用途によっては人
体、特に新生児などの皮膚の弱い者に対しかぶれを生じ
るなどの安全上の問題があったり、一部の薬剤では、焼
却処分時におけるダイオキシンの発生の問題があること
から使用禁止となったものもあり、処理剤としては不適
当なものであった。それらに対して、最近ではより安全
性の高い抗菌防臭加工を求め、あるいは安定性の高い高
分子量の薬剤を求め天然物質である脱アセチル化キチン
(以下キトサンと称す)を抗菌成分として用いる加工方
法が提案されている(特許文献1、特許文献2、特許文
献3、特許文献4)。しかしながら、これらはあくまで
も抗菌成分としてキトサンを使用し、しかもその繊維表
面への固着には人体に対し安全性に問題のある合成樹脂
を主成分とするバインダーが併用されており、抗菌効果
や処理された繊維材料の使用時における洗濯耐久性が満
足されていても人体特に皮膚に対する安全性に関しては
何ら配慮されていないのが現状でありこれら問題に対す
る改善が強く要望されていた。
【0004】
【特許文献1】 特開平3−51369号公報
【特許文献2】 特開平4−257301号公報
【特許文献3】 特開平5−339801号公報
【特許文献4】 特開平6−70803号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
現状に鑑みて行なわれたものであり、快適性と人体に対
する安全性が高い耐久性に優れた抗菌性、抗カビ性、防
臭性を有し、一般衣料、寝装材、生活関連資材、医療材
などに使用することができる洗濯耐久性に優れた機能性
繊維製品を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意検討の結果、本発明に到達した。本発
明は上記目的を達成するもので、次の構成よりなるもの
である。すなわち本発明に係る洗濯耐久性に優れた機能
性繊維製品は、繊維に脱アセチル化キチン(キトサン)
とセリシンからなる複合体が固着してなることを特徴と
するものある。
【0007】上記に示される本発明にかかる機能性繊維
製品はキトサンとセリシンとの混合水溶液を繊維表面に
付着させた後、乾燥、加熱処理して上記の分子状混合物
からなる複合体を繊維に固着させることによって製造す
ることができる。
【0008】以下本発明について詳細に説明を行なう。
本発明でいう繊維は、ポリアミド、ポリエステル、ポリ
アクリロニトリル、ポリオレフィン等繊維を形成し得る
熱可塑性ポリマーよりなる合成繊維、アセテート等の半
合成繊維、セルロース系繊維、動物性繊維、さらにこれ
らの繊維の混紡品であってもよい。特に合成繊維を必須
とするものが好ましい。該繊維の形態としては狭義の繊
維、糸、さらには織物、編み物、不織布等の布帛状物が
含まれる。
【0009】本発明で用いるキトサンは抗菌抗カビ防臭
効果を発揮するものであり、例えば、主としてカニ、エ
ビなどの甲殻類の外殻からカルシウム、タンパク質など
の夾雑物を酸およびアルカリ処理で除去して得られるキ
チンを、酸あるいは酵素で処理することによって脱アセ
チル化した分子量数十万のアミノ基を有する高分子量ポ
リマーがその典型例(狭義のキトサン)であるが、この
狭義のキトサンを酸あるいは酵素で処理することによっ
て得られる適度に分解した分子量数千から数万の比較的
低分子量のポリマーであってもよい。このキトサンの脱
アセチル化度は、有機酸、無機酸への溶解性および抗菌
性を考慮して、50%以上であることが好ましい。セリ
シンは周知のように絹から分離取得される水溶性高分子
である。
【0010】キトサンの抗菌作用についてはカビの増殖
抑制作用やEscherichiacoli(大腸
菌)、Staphylococcus aureus
(黄色ぶどう状球菌)、Pseudomonas ae
ruginosa(緑膿菌)、Bacillus su
btilis(枯草菌)などのグラム陽性、グラム陰性
細菌に対する増殖抑制作用が報告されている。これら抗
菌作用の詳細は不明であるが、四級化したキトサンのカ
チオン性アミノ基によって、菌の細胞壁中の陰イオン構
成物質が吸着され、その結果、細胞壁の生合成が阻害あ
るいは壁内外の物質の能動輸送が阻止されるため抗菌作
用が発現されるものと推定されている。
【0011】本発明はキトサンとセリシンの両者が分子
状で組み合わされている複合体を繊維に固着(定着)さ
せることを本質とする。キトサンとセリシンは通常次の
ようにして混合水溶液にされ、繊維に付着される。即ち
まずセリシンを水に溶解した後にこの水溶液に対してキ
トサンを分散させる。次に攪拌しながら無機酸または有
機酸を添加してキトサンを溶解させキトサンとセリシン
の混合水溶液を調整する。
【0012】あるいは、キトサンの水懸濁液に対して攪
拌を行いながら無機酸または有機酸を添加しキトサン水
溶液とした後に、セリシンを添加しキトサンとセリシン
の混合水溶液を調整する。添加する無機酸としては塩酸
等があげられ、有機酸としては酢酸、乳酸、蟻酸、クエ
ン酸、コハク酸、グルコン酸、アスコルビン酸等が挙げ
られ、それらの使用量は、キトサンの遊離アミノ基を中
和するのに必要な量以上使用することが好ましく、得ら
れたキトサン水溶液のpHが3〜6の範囲にあるように
することがより好ましい。セリシンの共存によりキトサ
ン単独皮膜の膨潤が抑制される。通常キトサン単独皮膜
の場合の水膨潤を抑制するに十分であって生成皮膜の不
溶化が維持される混合比で両者が用いられる。具体的混
合比はキトサンの分子量等によって異なるが、通常キト
サンに対しセリシンを0.01〜2重量倍であって上記
機能を示す混合比で用いる。
【0013】水溶液中のキトサンとセリシンの濃度も塗
布手段等に応じ適宜の濃度で用いうる。浸漬法等の場合
は通常キトサン濃度が0.01〜2重量%程度であるこ
とが好ましい。キトサンとセリシンの繊維表面への固着
量はキトサン及びセリシン本来の機能を示しうる量であ
れば特に制限はなく、通常0.1g/m2 以上が好まし
く、耐久性や布帛の風合等からは特に0.2〜5g/m
2 が好ましい。前記したとおり、これらの混合水溶液を
付与する繊維の状態は糸状態でも布帛状態でもよい。ま
た付与の方法も、パッドドライ法、浸漬法、噴霧法等従
来知られた種々の方法を用いることができる。
【0014】かくしてキトサンとセリシンを付与した繊
維を乾燥、加熱処理して繊維上に両者の複合体を固着さ
せる。この乾燥、加熱処理は通常用いられている熱風型
乾燥機等を用いて適宜に行なわれる。温度条件としては
100〜200℃程度が用いられる。用いる装置や加熱
温度、加熱時間等の条件は、生産速度を考慮し、また処
理後の繊維製品の形態や物性に悪影響を及ぼさないよう
配慮して適宜に最適条件が決められる。本発明方法によ
り安全性が高く、親水性、抗菌性、抗カビ性、防臭性に
優れた繊維製品を得ることができる。
【0015】特にポリエステルやナイロン等の合成繊維
を必須として含む繊維を用いた場合には合成繊維本来の
優れた物性を保持した上、合成繊維の問題点である摩擦
帯電圧を人体に全く感じないまでに減少でき、しかも耐
久性に富む抗菌性、抗カビ性、防臭性及び永続的な親水
性を発現できるという顕著な効果を示す。かくして得ら
れた繊維(布帛)は適宜他の繊維(布帛)と併用しう
る。本発明においてはキトサンとセリシンがそれぞれ分
子状で組み合わされていることが重要であり、他の成分
の存在は必ずしも必要ではないが、ゼラチン、合成ペプ
チド類その他バインダー的機能をもつ成分等を共存させ
てもよい。
【0016】
【実施例】次に実施例により本発明を説明する。 実施例1 キトサン膜の膨潤度 下記の表1に示す割合にてキトサンに酢酸を加え攪拌す
ることにより溶解させキトサン水溶液を得た後、更に微
粉末のセリシンを添加し同様の操作により各々pH4の
キトサンセリシン混合水溶液を準備した。
【0017】
【表1】
【0018】次に、上記で得られた該水溶液を内径85
mmのシャーレに10ml入れ、80℃にて2時間乾燥
膜化させた。得られた膜から5.0cm×2.0cmの
試料を採取し、25℃蒸留水中に2時間浸漬した後にそ
れぞれ膜の長さを測定することにより次式により膨潤度
を求めた。 膨潤度(%)=浸漬後の長さ/浸漬前の長さ×100 得られた膨潤度を表2に示す。
【0019】
【表2】
【0020】ここで、膨潤度が100%のものは全く膨
潤していないことを意味する。表1からキトサンのみで
製膜したものは、膨潤度が156%と大きく極端な強度
低下を示していると考えられる。これに対し、セリシン
を0.2%あるいは、0.5%添加した膜では、膨潤度
が102%から106%でほとんど膨潤せずよって強度
低下もないと考えられる。但しセリシンの添加量をキト
サンに対して2倍量以上増やした場合には膜の不溶化が
起こりにくくなり蒸留水に浸漬した段階で溶解した。以
上の結果より、キトサンに対してセリシンを添加するこ
とによって水中でのキトサン膜の安定性を著しく改善で
きることが確認された。このように、キトサンに対して
セリシンを添加することによってキトサン膜の水中での
安定性が著しく改善され繊維に固着した場合にも耐久性
が大きく改善される。
【0021】実施例2 キトサン/セリシンによる布帛
の処理 実施例1で調整されたキトサンセリシン水溶液を用いて
ポリエステル、ナイロン、綿、の3種の繊維布帛を使用
して下記の条件で処理した。 1.繊維布帛; ポリエステル繊維 平織物 経75d/36f 緯75d/96f 目付80g/m2 ナイロン繊維 オックスフォード 経70d/32f 緯165d/144f 目付100g/m2 綿 フライス40番手 目付150g/m2 2.処理条件;布帛を処理液に浸漬後ゴムロールにて絞
液し、70%owf付与した。次に160℃で2分間熱
処理した。 3.処理加工布;実施例1において、各々の処方に対す
る処理布は各々次の表3に示す通りである。
【0022】
【表3】
【0023】得られた布帛について洗濯10回繰り返し
た後の抗菌性、吸水性、吸放湿性、摩擦帯電圧を測定し
た。得られた結果を表4〜6に示す。 洗濯処理方法;JIS L0217 103法 抗菌性測定方法;繊維製品衛生加工協議会指定のシェー
クフラスコ法によって行なった。測定に用いた菌株とし
てIFO13277 吸水性測定法法;JIS L1096A法 吸放湿性測定法法;JIS L1096 公定水分率測
定法に従い20℃65%RHの水分率と40℃90%R
Hでの水分率を測定、この水分率の差を吸放湿性として
算出した。 摩擦帯電圧測定方法;JIS L1094B法
【0024】
【表4】
【0025】表4から明らかなようにポリエステル、ナ
イロン、綿、どの素材においても加工後の布帛の状態で
はキトサンを付与したものは高い抗菌性を示している。
しかし、その耐久性においては、キトサンのみによって
処理を行なった場合(加工布A)には洗濯後にその抗菌
性が大きく低下していることに対して、加工布B、Cに
おいては洗濯10回後でもその抗菌性はほとんど低下し
ていない。特に、合成薬剤を用いてすら耐久性の確保が
難しいといわれているポリエステルにおいても高い耐久
性を有している。
【0026】
【表5】
【0027】吸水性の測定結果から明らかなように、キ
トサンセリシン複合体(処方BおよびC)においては、
高い吸水性を示しなおかつ高い耐久性も併せ持っている
ことが確認された。この吸水性は、キトサンのみの場合
では不十分であり、セリシンとの複合体にすることによ
って高い吸水性が確保されている。
【0028】
【表6】
【0029】表からも明らかなようにポリエステルは、
吸放湿性をまったく示さないのに対して、キトサンある
いはキトサンセリシン複合体を繊維に固着することによ
って高い吸放湿性を示している。これは特に、セリシン
を添加した場合に大きな値となっている。また、キトサ
ンのみあるいはセリシンのみでは耐久性が不十分である
のに対して、キトサンセリシン複合体では、高い耐久性
が得られている。
【0030】
【表7】
【0031】表から明らかなように、キトサンセリシン
複合体を定着した布帛(BおよびC処方)では、摩擦帯
電圧が大きく低下し、またその耐久性も非常に高いこと
が確認された。
【0032】
【発明の効果】本発明によって得られた繊維製品は、耐
久性に富む抗菌性、防かび性、防臭性、親水性、保湿性
および吸放湿性を有するので快適な着用性が保証され、
しかも、キチンの脱アセチル化物と天然のセリシンを用
いているので、無毒性である上、使用に際して皮膚のか
ぶれなど人体への影響を生じることもなく、安全性が極
めて高い。従って、本発明の抗菌防臭繊維(布帛)は、
肌着、靴下、ブラウス等の一般衣料として、あるいはシ
ーツ布団カバー等の寝装関連資材、エプロン、タオル、
手袋等の生活関連資材、ガーゼ包帯等の医療関連資材と
して好適に用いることができる。また、その他のディス
ポーザブル用途をはじめ、様々な分野へも使用すること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 正和 福井県福井市毛矢1丁目10番1号 セーレ ン株式会社内 Fターム(参考) 4C081 AA01 AA11 BA14 BA15 BB01 BB03 BB08 CA021 CA051 CA091 CA161 CA231 CD092 CD32 CD33 DA04 DA05 DB01 DC14 4H011 AA01 AA03 BA04 BB19 BC19 DA10 DD07 DH11 4L033 AB01 AC07 AC10 AC15 CA02 CA08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維に脱アセチル化キチンとセリシンと
    からなる複合体が固着していることを特徴とする洗濯耐
    久性に優れた機能性繊維製品。
  2. 【請求項2】 繊維が主として合成繊維からなる請求項
    1記載の機能性繊維製品。
  3. 【請求項3】 繊維製品が布帛状物からなり、該布帛状
    物を構成するそれぞれの繊維に該複合体が固着している
    請求項1又は2記載の機能性繊維。
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