JP2003238883A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. 水に不溶性の固体がポリエーテル構造を有する樹脂により被覆された微粒子を含み、上記ポリエーテル構造を有する樹脂は、酸価が５〜７０ＫＯＨ mg ／ｇであり、この樹脂による被覆量が固体１００重量部に対し１５〜１，０００重量部であることを特徴とする水分散体。
2. 固体は、顔料である請求項１に記載の水分散体。
3. ポリエーテル構造を有する樹脂は、ポリエーテル構造としてポリオキシエチレンまたはポリオキシプロピレンのうちのいずれか少なくとも一方を含む請求項１に記載の水分散体。
4. ポリエーテル構造を有する樹脂は、ポリエーテル構造をグラフト部に有するアクリル系樹脂からなる請求項１に記載の水分散体。
5. ポリエーテル構造を有する樹脂は、数平均分子量が１，０００〜１００，０００である請求項１に記載の水分散体。
6. 微粒子は、平均粒子径が０．０１〜０．３μｍである請求項１に記載の水分散体。
7. 固体濃度が３〜１０重量％において、表面張力が、（３．０〜６．０）×１０^-4Ｎ／cmである請求項１に記載の水分散体。
8. 水に不溶性の固体とポリエーテル構造を有する樹脂を含む有機溶媒相を、水相と混合して、請求項１〜７のいずれかに記載の水分散体を得ることを特徴とする水分散体の製造方法。