JP2003235786A - 内視鏡用撮像装置 - Google Patents

内視鏡用撮像装置

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JP2003235786A
JP2003235786A JP2002043486A JP2002043486A JP2003235786A JP 2003235786 A JP2003235786 A JP 2003235786A JP 2002043486 A JP2002043486 A JP 2002043486A JP 2002043486 A JP2002043486 A JP 2002043486A JP 2003235786 A JP2003235786 A JP 2003235786A
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JP2002043486A
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Daiki Takayama
大樹 高山
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Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00163Optical arrangements
    • A61B1/00186Optical arrangements with imaging filters

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタ交換が容易で、交換したフィルタの
種類に応じた設定が容易な小型の内視鏡用撮像装置を実
現する。 【解決手段】 TVカメラ4は、2つの光学フィルタを
交換可能に着脱自在に挿着するための挿着部27を有
し、この挿着部27に挿着した光学フィルタをCCD2
1の撮像光路上に挿脱可能なターレット枠25と、この
ターレット枠25のの挿着部27の位置を検出する挿着
部位置検出スイッチ31と、挿着部27に挿着されたフ
ィルタ枠のフィルタ種別を検出するフィルタ種別検出ス
イッチ32とを設けて構成される。そして、TVカメラ
4は、挿着部位置検出スイッチ31及びフィルタ種別検
出スイッチ32の検出結果に基づき、モード検出回路が
白色光による通常観察モード及び励起光又は近赤外光等
の特殊光による少なくとも2つの特殊光観察モードのう
ち、一つのモードを選択して切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、通常観察モード
と、特殊光観察モードとを切り換えて内視鏡像を撮像す
る内視鏡用撮像装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、内視鏡装置は、医療用分野及び工
業用分野で広く用いられる。上記内視鏡装置は、細長の
内視鏡挿入部を体腔内に挿入することで、切開を必要と
せずに体腔内の患部等の被検対象部位を診断したり、必
要に応じて処置具を挿入して治療処置を行うことができ
る。上記内視鏡装置は、被検対象部位の被写体像を上記
内視鏡挿入部の先端部から対物光学系により取り込み、
イメージガイド等の被写体像伝達手段により手元側の接
眼部に伝達されて接眼光学系により拡大観察できるよう
になっている。このような内視鏡装置は、更に内視鏡用
撮像装置として上記内視鏡の接眼部にテレビカメラを着
脱自在に取り付け、このテレビカメラに内蔵したCCD
(電荷結合素子)等の撮像素子からの信号をカメラコン
トロールユニット(以下、CCU)で信号処理して、モ
ニタに内視鏡画像を表示させることができる。 【0003】また、近年、内視鏡装置は、紫外線の励起
光、又は特定波長の光による特殊光を体腔内患部の被検
対象部位の生体組織に照射して特殊光による内視鏡像を
得、観察、診断するものがある。一般にPDD( Photo
dynamics Diagnosis )と称せられる光力学的診断は、
腫瘍組織に蓄積しやすい蛍光剤を被検対象に投与してお
き、励起光を照射し、腫瘍組織に蓄積された蛍光剤から
発せられる蛍光像を観察し、その蛍光像の有無や、形状
を観察することにより腫瘍部分を診断する技術のことで
ある。また、赤外光を利用した赤外観察として、血中内
で波長805nm付近の近赤外光に吸収ピークを持つイ
ンドシアニングリーン(ICG; Indocyanine Green
)という薬剤を造影剤として静脈注射し、ICGによ
る粘膜下層の血管部分の陰影の観察をして、血管、リン
パ管の走行状態を観察、診断するものがある。 【0004】上記光力学的診断、或いは赤外観察に用い
られる内視鏡装置は、励起光或いは近赤外光等の特殊光
を体腔内患部の被検対象部位の生体組織に照射して特殊
光による内視鏡像を得る。そして、内視鏡装置は、特殊
光による内視鏡像を内視鏡用撮像装置で撮像してモニタ
に内視鏡画像を表示させることで、観察、診断を行うよ
うになっている。 【0005】このような内視鏡装置に用いられる従来の
内視鏡用撮像装置は、上記撮像素子の撮像光路上に、蛍
光像或いは赤外像のコントラストを高めるための分光透
過特性を有したフィルタを設けて構成される。上記従来
の内視鏡用撮像装置は、例えば、特開平9−497号公
報に記載されているように上記分光透過特性を有したフ
ィルタを上記CCD等の撮像素子の撮像光路上に、挿脱
可能に配置するものが提案されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平9−497号公報に記載の内視鏡用撮像装置は、上
記PDD( Photodynamics Diagnosis )や上記ICG
( Indocyanine Green )に対応するフィルタを全て装
置内に内蔵すると、撮像装置が大型化し、観察装置の操
作性が低下する。また、上記特開平9−497号公報に
記載の内視鏡用撮像装置は、操作性を低下させないため
に各観察方法に対応したものを個別に用意すると、コス
トがかかる。また、上記特開平9−497号公報に係わ
らず、従来の内視鏡用撮像装置は、上記装置内に設けた
フィルタを交換可能にしたものが数多くあるが、用途に
応じてフィルタを交換した場合、交換したフィルタの特
性に応じて装置の設定を変更する必要がある。このた
め、上記従来の内視鏡用撮像装置は、ユーザの手間を要
すると共に、その設定をし忘れた場合、或いは間違えて
設定された場合等、適切な観察、診断ができなくなる虞
れがある。 【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、フィルタ交換が容易で、交換したフィルタの種類に
応じた設定が容易な小型の内視鏡用撮像装置を提供する
ことを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の内視鏡用撮像装置は、撮像手段に入射され
る被写体光を所定の波長域に制限する少なくとも2つの
光学フィルタと、前記少なくとも2つの光学フィルタを
交換可能に着脱自在に挿着する挿着部と、前記挿着部を
有し、この挿着部に挿着した前記光学フィルタを撮像手
段の撮像光路上に挿脱可能なフィルタ支持手段と、前記
撮像手段の撮像光路上に配置される光学フィルタの種別
を検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づ
き、白色光による通常観察モード及び、所定波長の特殊
光による少なくとも2つの特殊光観察モードのうち、一
つのモードを選択して切り換えるモード切換手段と、を
具備したことを特徴ととしている。この構成により、白
色光による通常観察モード及び、少なくとも2つの特殊
光観察モードの3つのモードのうち、一つのモードを選
択して切り換えることができ、フィルタ交換が容易で、
交換したフィルタの種類に応じて設定可能な、小型の内
視鏡用撮像装置を実現する。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図6は、本発明の第1
の実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態
を備えた内視鏡装置を示す全体構成図、図2は図1の内
視鏡及びTVカメラを示す説明図、図3は通常観察モー
ド時のターレット枠を示す正面図、図4は図1のCCU
の構成及び接続関係を示す回路ブロック図、図5は蛍光
観察モード時のターレット枠を示す正面図、図6は赤外
観察モード時のターレット枠を示す正面図である。 【0010】図1に示すように本発明の第1の実施の形
態を備えた内視鏡装置1は、光学式の硬性内視鏡(以
下、単に内視鏡)2と、内視鏡2に照明光を供給する光
源装置3と、内視鏡用撮像装置として内視鏡2に着脱自
在に取り付けられ、この内視鏡2で得た内視鏡像を撮像
する後述の撮像手段を内蔵する外付けテレビカメラ(以
下、TVカメラ)4と、このTVカメラ4を制御して、
このTVカメラ4の撮像手段に対する信号処理を行うカ
メラコントロールユニット(以下、CCUと略記する)
5と、このCCU5に接続された表示手段としてのモニ
タ6とによって構成される。 【0011】内視鏡2は、細長の挿入部11と、この挿
入部11の後端に設けられた把持部12と、この把持部
12の後端に設けられた接眼部13とを有する。内視鏡
挿入部11(内視鏡2の挿入部11のこと)は、照明光
を伝達するライトガイド14が挿通されている。このラ
イトガイド14は、把持部12に設けられたライトガイ
ド口金15に接続されるライトガイドケーブル16を介
して光源装置3に接続される。 【0012】光源装置3は、通常観察用の白色光や蛍光
観察用の励起光又は赤外観察用の近赤外光等の特殊光を
供給可能に構成されている。尚、この光源装置3は、後
述するようにCCU5からのモード切り換え信号に基づ
き、白色光や励起光又は近赤外光の中から照射光が選択
されるようになっている。そして、この光源装置3は、
上記白色光や特殊光をライトガイドケーブル16の入射
端面に照明光として入射する。光源装置3からの照明光
は、ライトガイドケーブル16からライトガイド口金1
5を経て内視鏡2内のライトガイド14に伝達され、挿
入部11の先端部の照明窓に取り付けられたライトガイ
ド先端面から体腔内患部の被検対象部位を照明する。 【0013】内視鏡挿入部11の先端部は、照明窓に隣
接して設けられた図示しない観察窓に対物光学系17が
取り付けられている。この対物光学系17から取り込ま
れた被写体像は、像伝達手段であるリレーレンズ群18
によりその後端面側に伝達される。そして、リレーレン
ズ群18で伝達された被写体像は、接眼部13に設けた
接眼光学系19により拡大されて内視鏡像として白色光
による通常観察、励起光による蛍光観察、或いは近赤外
光による赤外観察が観察可能になっている。尚、内視鏡
2は、像伝達手段としてリレーレンズ群18をイメージ
ガイドに置き変えた軟性な挿入部11を有する軟性内視
鏡でも良い。 【0014】TVカメラ4は、先端側にマウント部20
を有し、内視鏡2の接眼部13に着脱自在に装着できる
ようになっている。このTVカメラ4は、内視鏡2の光
軸上に白色光、励起光、近赤外光による内視鏡像を撮像
する撮像手段としてCCD21が設けられている。 【0015】TVカメラ4は、この後端にカメラケーブ
ル22が延出している。このカメラケーブル22は、後
端に設けたコネクタ23がCCU5に着脱自在に接続さ
れる。CCD21は、信号線24が接続されている。こ
の信号線24は、カメラケーブル22に挿通されてい
る。TVカメラ4のCCD21とCCU5とは、カメラ
ケーブル22のコネクタ23がCCU5に接続される
と、信号線24を介して電気的に接続されるようになっ
ている。 【0016】そして、TVカメラ4は、内視鏡2の接眼
部13に着脱自在に取り付けられると、この内視鏡接眼
部13から供給される内視鏡像をCCD21が撮像して
光電変換し、撮像信号を生成する。生成された撮像信号
は、信号線24を介してCCU5内に設けた後述の画像
処理回路に出力され、この画像処理回路で信号処理され
て画像信号が生成される。生成された画像信号は、モニ
タ6に出力され、このモニタ6で通常観察、蛍光観察、
或いは赤外観察の内視鏡画像として表示される。 【0017】本実施の形態では、TVカメラ4は、蛍光
観察用、或いは赤外観察用の光学フィルタをCCD21
の撮像光路上に挿脱可能なフィルタ支持手段としてター
レット枠25が配置されて構成される。図2及び図3に
示すようにターレット枠25は、白色光による通常観察
用の赤外カットフィルタ26を保持固定すると共に、蛍
光観察、或いは赤外観察等の特殊光観察用のフィルタ枠
を挿脱自在に挿着可能な挿着部27を有して構成され
る。尚、赤外カットフィルタ26は、例えば波長域とし
て可視域350〜650nmに被写体光を制限する。 【0018】挿着部27は、蛍光観察用のコントラスト
フィルタ28bを固定支持している蛍光観察フィルタ枠
28、又は赤外観察用のガラスフィルタ29bを固定支
持している赤外観察フィルタ枠29を交換可能に挿脱自
在に挿着可能である。尚、コントラストフィルタ28b
は、例えば波長域として250〜900nmに被写体光
を制限する。また、ガラスフィルタ29bは、例えば波
長域として450〜1100nmに被写体光を制限す
る。また、蛍光観察フィルタ枠28は、指標28aを有
している。一方、赤外観察フィルタ枠29は、指標29
aを有している。 【0019】本実施の形態では、指標28a,29a
は、蛍光観察フィルタ枠28又は赤外観察フィルタ枠2
9に設けた突起物の形状の差異である。更に、具体的に
説明すると、赤外観察フィルタ枠29は、このフィルタ
枠の下部に延出する突起物を指標29aとしている。一
方、蛍光観察フィルタ枠28は、指標28aとしてフィ
ルタ枠に突起物を設けていない。そして、これら指標2
8a,29aは、蛍光観察フィルタ枠28又は赤外観察
フィルタ枠29のどちらかがターレット枠25の挿着部
27に挿着されているか否かを後述のフィルタ種別検出
スイッチをオンオフすることで、検出されるようになっ
ている。 【0020】また、TVカメラ4は、カメラ本体4a外
部に延出して回動操作可能なモード切換レバー30の枢
軸30aにターレット枠25が回動自在に軸止されてい
る。そして、このモード切換レバー30を操作すること
で、ターレット枠25は、白色光による通常観察用の赤
外カットフィルタ26と、挿着部27に挿着された特殊
光観察用のフィルタとを切り換えてCCD21の撮像光
路上に挿脱できるようになっている。尚、図3中、ター
レット枠25は、蛍光観察フィルタ枠28が挿着部27
に挿着されている。また、図3中、ターレット枠25
は、赤外カットフィルタ26がCCD21の撮像光路上
に配置され、白色光による通常観察が行われている様子
を示している。点線は、後述するようにモード切換レバ
ー30が操作されて蛍光観察用のコントラストフィルタ
28bがCCD21の撮像光路上に配置される際のター
レット枠25を示している。 【0021】TVカメラ4は、ターレット枠25の後方
側にこのターレット枠25の挿着部27の位置を検出す
る挿着部位置検出スイッチ31が配置されている。この
挿着部位置検出スイッチ31は、白色光による通常観察
用の赤外カットフィルタ26がCCD21の撮像光路上
に配置されるときにオフし、挿着部27に挿着された特
殊光観察用のフィルタがCCD21の撮像光路上に配置
されるときにオンするようになっている。つまり、挿着
部位置検出スイッチ31は、通常観察モードと、特殊光
観察モードとの切り換えを検出するようになっており、
挿着部27に挿着された特殊光観察用のフィルタがCC
D21の撮像光路上に配置されるときにオンするように
なっている。 【0022】更に、TVカメラ4は、挿着部27に挿着
されたフィルタ枠のフィルタ種別を検出するフィルタ種
別検出スイッチ32がターレット枠25の下部に配置さ
れている。このフィルタ種別検出スイッチ32は、CC
D21の撮像光路上に蛍光観察用のコントラストフィル
タ28b又は赤外観察用のガラスフィルタ29bのどち
らかが配置されるときに、蛍光観察フィルタ枠28の指
標28a又は赤外観察フィルタ枠29の指標29aを検
出することでオンオフするようになっている。 【0023】更に、具体的に説明すると、このフィルタ
種別検出スイッチ32は、ターレット枠25の挿着部2
7に赤外観察フィルタ枠29が挿着されてCCD21の
撮像光路上に赤外観察用のガラスフィルタ29bが配置
されるときに、赤外観察フィルタ枠29の指標29aを
検出してオンするようになっている。一方、このフィル
タ種別検出スイッチ32は、ターレット枠25の挿着部
27に蛍光観察フィルタ枠28が挿着されてCCD21
の撮像光路上に蛍光観察用のコントラストフィルタ28
bが配置されるときに、蛍光観察フィルタ枠28の指標
28aを検出してオフするようになっている。 【0024】このことにより、フィルタ種別検出スイッ
チ32は、ターレット枠25の挿着部27に挿着された
フィルタ枠のフィルタが蛍光観察用のコントラストフィ
ルタ28bなのか又は赤外観察用のガラスフィルタ29
bなのかを検出することが可能である。 【0025】本実施の形態では、フィルタ種別検出スイ
ッチ32は、赤外観察フィルタ枠29が突起物である指
標29aに当接することで、オンするようになってい
る。一方、フィルタ種別検出スイッチ32は、蛍光観察
フィルタ枠28が指標28aとして突起物を設けていな
いので、オフするようになっている。尚、フィルタ種別
検出スイッチ32は、フォトインタラプタのような光検
出手段を用いて構成しても良い。この場合、フィルタ種
別検出スイッチ32は、蛍光観察フィルタ枠28の指標
28aを検出する場合、光を検出してオンし、蛍赤外観
察フィルタ枠29の指標29aを検出する場合、光が遮
断されてオフ、というように指標の差異を検出可能に構
成される。 【0026】そして、これら挿着部位置検出スイッチ3
1及びフィルタ種別検出スイッチ32の信号は、CCU
5に出力されるようになっている。図4に示すようにC
CU5は、モード検出回路33と、画像処理回路34と
を有して構成される。 【0027】モード検出回路33は、挿着部位置検出ス
イッチ31、フィルタ種別検出スイッチ32、及び光源
装置3と電気的に接続されている。一方、画像処理回路
34は、CCD21、モード検出回路33、モニタ6と
電気的に接続されている。 【0028】モード検出回路33は、挿着部位置検出ス
イッチ31及びフィルタ種別検出スイッチ32からのオ
ンオフ信号に基づき、CCD21の撮像光路上に配置さ
れているフィルタの種類を検知して、このフィルタの種
類に応じたカラーマトリックスとなるように後述する表
1に示すようにモード切り換えを行うようになってい
る。そして、モード検出回路33は、モード切り換え信
号を光源装置3及び画像処理回路34に出力するように
なっている。尚、光源装置3は、モード検出回路33か
らのモード切り換え信号に基づき、白色光や励起光又は
近赤外光の中から照射光が選択され、内視鏡2に供給さ
れるようになっている。 【0029】一方、画像処理回路34は、モード検出回
路33からのモード切り換え信号に基づき、CCD21
から得た撮像信号を信号処理してフィルタの種類に応じ
たカラーマトリックスで画像信号を生成するようになっ
ている。そして、画像処理回路34は、生成した画像信
号をモニタ6に出力して、このモニタ6に内視鏡画像を
表示させるようになっている。 【0030】このように構成される内視鏡装置1を用い
て、内視鏡検査等を行う。ユーザは、図1で説明したよ
うに内視鏡装置1を構成し、内視鏡2の把持部12を把
持してこの内視鏡挿入部11を体腔内に挿入し、モニタ
6に表示される被検対象部位の内視鏡画像を見ながら内
視鏡検査を行う。 【0031】内視鏡装置1は、光源装置3から内視鏡2
に照明光が供給され、この内視鏡2は被検対象部位の内
視鏡像を得る。そして、内視鏡装置1は、内視鏡接眼部
13からTVカメラ4に内視鏡像が供給される。 【0032】TVカメラ4は、モード切換レバー30の
操作により所望のフィルタがCCD21の撮像光路上に
配置される。そして、TVカメラ4は、挿着部位置検出
スイッチ31及びフィルタ種別検出スイッチ32が指標
を検出してCCU5のモード検出回路33に出力する。 【0033】CCU5のモード検出回路33は、挿着部
位置検出スイッチ31及びフィルタ種別検出スイッチ3
2のオンオフ信号に基づき、CCD21の撮像光路上に
配置されるフィルタの種類を検知して、フィルタの種類
に応じたカラーマトリックスとなるように表1に示すよ
うにモード切り換えを行う。 【0034】表1は、挿着部位置検出スイッチ31及び
フィルタ種別検出スイッチ32のオン、オフ(ON,O
FF)の状態と、選択されるカラーマトリックスとの関
係を示す。 【0035】 【表1】 ここで、内視鏡装置1は、例えば白色光による通常内視
鏡画像を得ているとする。即ち、内視鏡装置1は、光源
装置3から内視鏡2に白色光が供給され、この内視鏡2
は白色光で照明された被検対象部位の内視鏡像を得る。
そして、内視鏡装置1は、内視鏡接眼部13からTVカ
メラ4に白色光による通常内視鏡像が供給される。 【0036】このとき、TVカメラ4は、図3に示すよ
うにモード切換レバー30が図中実線の位置に配置され
てCCD21の撮像光路上に赤外カットフィルタ26が
配置されている。この場合、挿着部位置検出スイッチ3
1は、ターレット枠25と接触しないため、オフとな
る。また、フィルタ種別検出スイッチ32は、赤外カッ
トフィルタ26が指標を設けていないのでオフとなる。 【0037】これら挿着部位置検出スイッチ31及びフ
ィルタ種別検出スイッチ32は、CCU5のモード検出
回路33へオフ信号を出力する。そして、CCU5のモ
ード検出回路33は、挿着部位置検出スイッチ31及び
フィルタ種別検出スイッチ32からのオフ信号に基づ
き、CCD21の撮像光路上に配置されているフィルタ
の種類が通常観察用の赤外カットフィルタ26であるこ
とを検知する。 【0038】モード検出回路33は、赤外カットフィル
タ26に応じたカラーマトリックスとなるように表1に
示すようにノーマルモード(通常観察モード)信号を光
源装置3及び画像処理回路34に出力する。 【0039】このとき、光源装置3は、モード検出回路
33からのノーマルモード信号に基づき、通常観察用の
白色光を内視鏡2に供給している。そして、内視鏡2
は、光源装置3から供給された白色光による通常内視鏡
像を得る。 【0040】TVカメラ4は、内視鏡2から通常内視鏡
像を取り込み、この内視鏡像は通常観察用の赤外カット
フィルタ26bで波長域を制限されてCCD21に撮像
されて光電変換される。そして、CCD21は、光電変
換した撮像信号をCCU5の画像処理回路34に出力す
る。 【0041】そして、画像処理回路34は、モード検出
回路33からのノーマルモード信号に基づき、CCD2
1から得た撮像信号を信号処理して赤外カットフィルタ
26に応じたカラーマトリックスで画像信号を生成す
る。そして、画像処理回路34は、生成した画像信号を
モニタ6に出力して、このモニタ6に白色光による通常
内視鏡画像を表示させる。従って、内視鏡装置1は、T
Vカメラ4で通常内視鏡像を撮像して白色光による通常
内視鏡画像を得ることができる。 【0042】次に、ユーザは、白色光による通常内視鏡
画像を切り換えて、励起光による蛍光内視鏡画像を得よ
うとする。尚、このとき、ターレット枠25は、挿着部
27に蛍光観察フィルタ枠28が挿着されているものと
する。 【0043】ユーザは、TVカメラ4のモード切換レバ
ー30を操作して、蛍光観察に切り換える。すると、T
Vカメラ4は、モード切換レバー30が操作されて、図
5に示すようにCCD21の撮像光路上に蛍光観察用の
コントラストフィルタ28bを配置するようにターレッ
ト枠25が移動する。 【0044】このとき、挿着部位置検出スイッチ31
は、ターレット枠25と接触するため、オンとなる。ま
た、フィルタ種別検出スイッチ32は、蛍光観察フィル
タ枠28の指標28aが当接しないのでオフとなる。従
って、挿着部位置検出スイッチ31はオン信号を、フィ
ルタ種別検出スイッチ32はオフ信号を、CCU5のモ
ード検出回路33へ出力する。 【0045】そして、CCU5のモード検出回路33
は、挿着部位置検出スイッチ31からのオン信号及びフ
ィルタ種別検出スイッチ32からのオフ信号に基づき、
CCD21の撮像光路上に配置されているフィルタの種
類が蛍光観察用のコントラストフィルタ28bであるこ
とを検知する。 【0046】モード検出回路33は、蛍光観察用のコン
トラストフィルタ28bに応じたカラーマトリックスと
なるように表1に示すように蛍光観察モードに切り換え
て、蛍光観察モード信号を光源装置3及び画像処理回路
34に出力する。 【0047】光源装置3は、モード検出回路33からの
蛍光観察モード信号に基づき、通常観察用の白色光から
蛍光観察用の励起光に切り換えて、この蛍光観察用の励
起光を内視鏡2に供給する。そして、内視鏡2は、光源
装置3から供給された励起光による蛍光内視鏡像を得
る。 【0048】TVカメラ4は、内視鏡2から蛍光内視鏡
像を取り込み、この内視鏡像は蛍光観察用のコントラス
トフィルタ28bで波長域を制限されてCCD21に撮
像されて光電変換される。そして、CCD21は、光電
変換した撮像信号をCCU5の画像処理回路34に出力
する。 【0049】そして、画像処理回路34は、モード検出
回路33からの蛍光観察モード信号に基づき、CCD2
1から得た撮像信号を信号処理して蛍光観察用のコント
ラストフィルタ28bに応じたカラーマトリックスで画
像信号を生成する。そして、画像処理回路34は、生成
した画像信号をモニタ6に出力して、このモニタ6に励
起光による蛍光内視鏡画像を表示させる。従って、内視
鏡装置1は、TVカメラ4で蛍光内視鏡像を撮像して励
起光による蛍光内視鏡画像を得ることができる。 【0050】次に、ユーザは、励起光による蛍光内視鏡
画像を切り換えて、近赤外光による赤外内視鏡画像を得
ようとする。ユーザは、内視鏡2の接眼部13からTV
カメラ4を取り外す。そして、ユーザは、ターレット枠
25の挿着部27から蛍光観察フィルタ枠28を取り外
し、代わりに赤外観察フィルタ枠29を、ターレット枠
25の挿着部27に挿着する。そして、ユーザは、再び
内視鏡2の接眼部13にTVカメラ4を取り付けて、内
視鏡検査を再開する。 【0051】ユーザは、TVカメラ4のモード切換レバ
ー30を操作して、赤外観察に切り換える。すると、T
Vカメラ4は、モード切換レバー30が操作されて、図
6に示すようにCCD21の撮像光路上に赤外観察用の
ガラスフィルタ29bを配置するようにターレット枠2
5が移動する。 【0052】このとき、挿着部位置検出スイッチ31
は、ターレット枠25と接触するため、オンとなる。ま
た、フィルタ種別検出スイッチ32は、赤外観察フィル
タ枠29の指標28aが当接するのでオンとなる。 【0053】これら挿着部位置検出スイッチ31及びフ
ィルタ種別検出スイッチ32は、CCU5のモード検出
回路33へオン信号を出力する。そして、CCU5のモ
ード検出回路33は、挿着部位置検出スイッチ31及び
フィルタ種別検出スイッチ32からのオン信号に基づ
き、CCD21の撮像光路上に配置されているフィルタ
の種類が赤外観察用のガラスフィルタ29bであること
を検知する。 【0054】モード検出回路33は、赤外観察用のガラ
スフィルタ29bに応じたカラーマトリックスとなるよ
うに表1に示すように赤外モードに切り換えて、赤外モ
ード信号を光源装置3及び画像処理回路34に出力す
る。 【0055】光源装置3は、モード検出回路33からの
赤外モード信号に基づき、蛍光観察用の励起光から赤外
観察用の近赤外光に切り換えて、この赤外観察用の近赤
外光を内視鏡2に供給する。そして、内視鏡2は、光源
装置3から供給された近赤外光による赤外内視鏡像を得
る。 【0056】TVカメラ4は、内視鏡2から赤外内視鏡
像を取り込み、この内視鏡像は赤外観察用のガラスフィ
ルタ29bで波長域を制限されてCCD21に撮像され
て光電変換される。そして、CCD21は、光電変換し
た撮像信号をCCU5の画像処理回路34に出力する。 【0057】そして、画像処理回路34は、モード検出
回路33からの赤外モード信号に基づき、CCD21か
ら得た撮像信号を信号処理して赤外観察用のガラスフィ
ルタ29bに応じたカラーマトリックスで画像信号を生
成する。そして、画像処理回路34は、生成した画像信
号をモニタ6に出力して、このモニタ6に近赤外光によ
る赤外内視鏡画像を表示させる。従って、内視鏡装置1
は、TVカメラ4で赤外内視鏡像を撮像して近赤外光に
よる赤外内視鏡画像を得ることができる。 【0058】この結果、本実施の形態のTVカメラ4
(内視鏡用撮像装置)は、蛍光観察、或いは赤外観察等
の特殊光観察に応じたフィルタを挿脱自在に挿着するだ
けで、そのフィルタに応じたカラーマトリックスの選択
といった最適な設定が可能である。従って、本実施の形
態のTVカメラ4(内視鏡用撮像装置)は、蛍光観察
用、或いは赤外観察用のカラーマトリックスを使用前、
或いは使用中に設定する等ユーザの設定操作が不要であ
り、操作性が良い。 【0059】また、本実施の形態のTVカメラ4は、蛍
光観察用のフィルタが配置されているのに、赤外観察用
のカラーマトリックスを選択する、或いはその逆といっ
た誤操作を防止することも可能である。 【0060】また、本実施の形態のTVカメラ4は、
“通常観察”、“蛍光観察”、“赤外観察”の三択、或
いはそれ以上の選択肢から選ぶのではなく、“通常観
察”、“特殊光観察”の二者択一で蛍光観察にも赤外観
察にも対応できる。従って、本実施の形態の内視鏡用撮
像装置は、切り換え操作が簡単であり、操作性が良い。 【0061】また、本実施の形態のTVカメラ4は、1
症例に最低限必要な通常観察用のフィルタと、蛍光観察
用、或いは赤外観察用のいずれかのフィルタしか内蔵し
ないため、小型化が可能である。尚、本実施の形態のT
Vカメラ4は、蛍光観察フィルタ枠28、赤外観察フィ
ルタ枠29に内蔵されているフィルタは、観察方式の異
なる2つの蛍光観察用のフィルタ、或いは2つの赤外観
察用のフィルタであっても同等の効果が得られる。 【0062】また、本実施の形態のTVカメラ4は、C
CU5に着脱自在に接続され、このCCU5のモード検
出回路33で挿着部位置検出スイッチ31及びフィルタ
種別検出スイッチ32からのオンオフ信号に基づき、C
CD21の撮像光路上に配置されているフィルタの種類
を検知して、このフィルタの種類に応じたカラーマトリ
ックスとなるようにモード切り換えを行うようになって
いるが、本発明はこれに限定されず、モード検出回路3
3を内蔵して構成しても勿論構わない。この場合、TV
カメラ4は、モード切り換え信号をCCU5の画像処理
回路34に出力するようになっている。 【0063】(第2の実施の形態)図7ないし図12は
本発明の第2の実施の形態に係り、図7は本発明の第2
の実施の形態を備えたTVカメラ及びCCUを示す説明
図、図8は蛍光観察Aモード時のターレット枠を示す正
面図、図9は図7のCCUの構成及び接続関係を示す回
路ブロック図、図10は蛍光観察Aモード時の蛍光観察
枠及びフィルタ種別検出スイッチとの関係を示す説明
図、図11は赤外観察モード時のターレット枠とフィル
タ種別検出スイッチとの関係を示す説明図、図12は蛍
光観察Bモード時の蛍光観察枠とフィルタ種別検出スイ
ッチとの関係を示す説明図である。 【0064】上記第1の実施の形態は、ターレット枠2
5Bの挿着部27に特殊光観察用のフィルタ枠として蛍
光観察フィルタ枠28及び赤外観察フィルタ枠29の2
つのフィルタ枠を交換可能に挿脱自在に構成している
が、本第2の実施の形態はターレット枠25Bの挿着部
27に特殊光観察用のフィルタ枠として3つのフィルタ
枠を交換可能に挿脱自在に構成する。それ以外の構成
は、上記第1の実施の形態と同様なので説明を省略し、
同じ構成には同じ符号を付して説明する。 【0065】図7に示すように本第2の実施の形態を備
えた内視鏡装置1Bは、TVカメラ4Bと、CCU5B
とを有して構成される。TVカメラ4Bは、白色光によ
る通常観察用の赤外カットフィルタ26を保持固定する
と共に(図8参照)、ターレット枠25Bの挿着部27
Bに蛍光観察フィルタ枠として蛍光観察フィルタ枠41
又は蛍光観察フィルタ枠42と、赤外観察フィルタ枠4
3とを挿脱自在に挿着可能なターレット枠25Bを有し
て構成される。 【0066】蛍光観察フィルタ枠41は、コントラスト
フィルタ41bを固定支持している。また、蛍光観察フ
ィルタ枠42は、コントラストフィルタ42bを固定支
持している。一方、赤外観察フィルタ枠43は、ガラス
フィルタ43bを固定支持している。尚、図7中、ター
レット枠25Bは、挿着部27Bに赤外観察フィルタ枠
43が挿着されており、この赤外観察フィルタ枠43の
ガラスフィルタ43bがCCD21の撮像光路上に配置
され、近赤外光による赤外観察が行われている様子を示
している。 【0067】また、TVカメラ4Bは、フィルタ種別検
出スイッチ32Aと、第2のフィルタ種別検出スイッチ
32Bとが、フィルタ枠41〜43に設けられた指標4
1a〜43aを検出可能にターレット枠25Bの下方に
配置されている。尚、本実施の形態では、TVカメラ4
Bは、後述するようにフィルタ種別検出スイッチ32
A,32Bがこれら2つの検出結果によりターレット枠
25Bの挿着部27Bの位置を検出する挿着部位置検出
スイッチを兼ねるように構成されている。 【0068】図8に示すようにターレット枠25Bは、
上記第1の実施の形態で説明したターレット枠25Bと
同様にモード切換レバー30の枢軸30aに回動自在に
軸止されている。そして、このモード切換レバー30を
操作することで、ターレット枠25Bは、白色光による
通常観察用の赤外カットフィルタ26と、挿着部27B
に挿着されたフィルタ枠のフィルタとを切り換えてCC
D21の撮像光路上に挿脱できるようになっている。
尚、図8中、ターレット枠25Bは、蛍光観察フィルタ
枠41が挿着部27Bに挿着されている。そして、ター
レット枠25Bは、この蛍光観察フィルタ枠41のコン
トラストフィルタ41bがCCD21の撮像光路上に配
置されて蛍光観察Aモードで蛍光観察が行われている様
子を示している。点線は、赤外カットフィルタ26がC
CD21の撮像光路上に配置される際のターレット枠2
5Bを示している。 【0069】そして、フィルタ種別検出スイッチ32
A,32Bがターレット枠25Bの挿着部27Bに挿着
されたフィルタ枠の一つの指標を検出してオンオフし、
これらの信号は、CCU5Bに出力されるようになって
いる。 【0070】図9に示すようにCCU5Bは、上記第1
の実施の形態で説明したのとほぼ同様なモード検出回路
33Bと、画像処理回路34とを有して構成される。
尚、モード検出回路33Bは、フィルタ種別検出スイッ
チ32A、32Bと電気的に接続されている。 【0071】そして、モード検出回路33Bは、フィル
タ種別検出スイッチ32A、32Bからのオンオフ信号
に基づき、CCD21の撮像光路上に配置されているフ
ィルタの種類を検知して、ターレット枠25Bの挿着部
27Bの位置を検出すると共に、CCD21の撮像光路
上に配置されているフィルタの種類に応じたカラーマト
リックスとなるように後述する表2に示すようにモード
切り換えを行うようになっている。 【0072】そして、モード検出回路33Bは、モード
切り換え信号を光源装置3及び画像処理回路34に出力
するようになっている。尚、光源装置3及び画像処理回
路34の動作は、上記第1の実施の形態で説明したのと
同様である。 【0073】このように構成される内視鏡装置を用い
て、上記第1の実施の形態で説明したのと同様に内視鏡
検査等を行う。内視鏡装置は、光源装置3から内視鏡2
に照明光が供給され、この内視鏡2は被検対象部位の内
視鏡像を得る。そして、内視鏡装置は、内視鏡接眼部1
3からTVカメラ4Bに内視鏡像が供給される。 【0074】TVカメラ4Bは、モード切換レバー30
の操作により所望のフィルタがCCD21の撮像光路上
に配置される。そして、TVカメラ4Bは、フィルタ種
別検出スイッチ32A,32Bが指標を検出してCCU
5Bのモード検出回路33Bに出力する。 【0075】CCU5Bのモード検出回路33Bは、フ
ィルタ種別検出スイッチ32A,32Bのオンオフ信号
に基づき、CCD21の撮像光路上に配置されているフ
ィルタの種類を検知して、ターレット枠25Bの挿着部
27Bの位置を検出すると共に、CCD21の撮像光路
上に配置されているフィルタの種類に応じたカラーマト
リックスとなるように表2に示すようにモード切り換え
を行う。 【0076】表2は、フィルタ種別検出スイッチ32
A,32Bのオン、オフ(ON,OFF)の状態と、選
択されるカラーマトリックスとの関係を示す。 【0077】 【表2】 ここで、内視鏡装置は、例えば白色光による通常内視鏡
画像を得ているとする。即ち、内視鏡装置は、光源装置
3から内視鏡2に白色光が供給され、この内視鏡2は白
色光で照明された被検対象部位の内視鏡像を得る。そし
て、内視鏡装置は、内視鏡接眼部13からTVカメラ4
Bに白色光による通常内視鏡像が供給される。 【0078】このとき、TVカメラ4Bは、図8に示す
ようにモード切換レバー30が図中点線の位置に配置さ
れてCCD21の撮像光路上に赤外カットフィルタ26
が配置されている。この場合、フィルタ種別検出スイッ
チ32A、32Bは、両方共ターレット枠25Bと当接
しないため、オフとなる。 【0079】これらフィルタ種別検出スイッチ32A、
32Bは、CCU5Bのモード検出回路33Bへオフ信
号を出力する。そして、CCU5Bのモード検出回路3
3Bは、フィルタ種別検出スイッチ32A、32Bから
のオフ信号に基づき、CCD21の撮像光路上に配置さ
れているフィルタの種類が通常観察用の赤外カットフィ
ルタ26であることを検知する。 【0080】モード検出回路33Bは、赤外カットフィ
ルタ26に応じたカラーマトリックスとなるように表2
に示すようにノーマルモード(通常観察モード)信号を
光源装置3及び画像処理回路34に出力する。 【0081】このとき、光源装置3は、モード検出回路
33Bからのノーマルモード信号に基づき、通常観察用
の白色光を内視鏡2に供給している。そして、内視鏡2
は、光源装置3から供給された白色光による通常内視鏡
像を得る。 【0082】TVカメラ4Bは、内視鏡2から通常内視
鏡像を取り込み、この内視鏡像は通常観察用の赤外カッ
トフィルタ26bで波長域を制限されてCCD21に撮
像されて光電変換される。そして、CCD21は、光電
変換した撮像信号をCCU5Bの画像処理回路34に出
力する。 【0083】そして、画像処理回路34は、モード検出
回路33Bからのノーマルモード信号に基づき、CCD
21から得た撮像信号を信号処理して赤外カットフィル
タ26に応じたカラーマトリックスで画像信号を生成す
る。そして、画像処理回路34は、生成した画像信号を
モニタ6に出力して、このモニタ6に白色光による通常
内視鏡画像を表示させる。従って、内視鏡装置は、TV
カメラ4Bで通常内視鏡像を撮像して白色光による通常
内視鏡画像を得ることができる。 【0084】次に、ユーザは、白色光による通常内視鏡
画像を切り換えて、励起光による蛍光内視鏡画像を得よ
うとする。尚、このとき、ターレット枠25Bは、挿着
部27Bに蛍光観察フィルタ枠41が挿着されているも
のとする。 【0085】ユーザは、TVカメラ4Bのモード切換レ
バー30を操作して、蛍光観察に切り換える。すると、
TVカメラ4Bは、モード切換レバー30が操作され
て、図8の実線に示すようにCCD21の撮像光路上に
蛍光観察用のコントラストフィルタ41bを配置するよ
うにターレット枠25Bが移動する。 【0086】このとき、図10に示すようにフィルタ種
別検出スイッチ32Aは、蛍光観察フィルタ枠41の指
標41aと当接するため、オンとなる。一方、フィルタ
種別検出スイッチ32Bは、蛍光観察フィルタ枠41の
指標41aと当接しないので、オフとなる。従って、フ
ィルタ種別検出スイッチ32Aはオン信号を、フィルタ
種別検出スイッチ32Bはオフ信号を、CCU5Bのモ
ード検出回路33Bへ出力する。 【0087】そして、CCU5Bのモード検出回路33
Bは、フィルタ種別検出スイッチ32Aからのオン信号
及びフィルタ種別検出スイッチ32Bからのオフ信号に
基づき、CCD21の撮像光路上に配置されているフィ
ルタの種類が蛍光観察用のコントラストフィルタ41b
であることを検知する。 【0088】モード検出回路33Bは、蛍光観察用のコ
ントラストフィルタ41bに応じたカラーマトリックス
となるように表2に示すように蛍光観察Aモードに切り
換えて、蛍光観察モード信号を光源装置3及び画像処理
回路34に出力する。 【0089】光源装置3は、モード検出回路33Bから
の蛍光観察Aモード信号に基づき、通常観察用の白色光
から蛍光観察用の励起光に切り換えて、この蛍光観察用
の励起光を内視鏡2に供給する。そして、内視鏡2は、
光源装置3から供給された励起光による蛍光内視鏡像を
得る。 【0090】TVカメラ4Bは、内視鏡2から蛍光内視
鏡像を取り込み、この内視鏡像は蛍光観察用のコントラ
ストフィルタ41bで波長域を制限されてCCD21に
撮像されて光電変換される。そして、CCD21は、光
電変換した撮像信号をCCU5Bの画像処理回路34に
出力する。 【0091】そして、画像処理回路34は、モード検出
回路33Bからの蛍光観察Aモード信号に基づき、CC
D21から得た撮像信号を信号処理して蛍光観察用のコ
ントラストフィルタ41bに応じたカラーマトリックス
で画像信号を生成する。そして、画像処理回路34は、
生成した画像信号をモニタ6に出力して、このモニタ6
に励起光による蛍光内視鏡画像を表示させる。従って、
内視鏡装置は、TVカメラ4Bで蛍光内視鏡像を撮像し
て励起光による蛍光内視鏡画像を得ることができる。 【0092】次に、ユーザは、励起光による蛍光内視鏡
画像を切り換えて、近赤外光による赤外内視鏡画像を得
ようとする。ユーザは、内視鏡2の接眼部13からTV
カメラ4Bを取り外す。そして、ユーザは、ターレット
枠25Bの挿着部27Bから蛍光観察フィルタ枠41を
取り外し、代わりに赤外観察フィルタ枠43を、ターレ
ット枠25Bの挿着部27Bに挿着する。そして、ユー
ザは、再び内視鏡2の接眼部13にTVカメラ4Bを取
り付けて、内視鏡検査を再開する。 【0093】ユーザは、TVカメラ4Bのモード切換レ
バー30を操作して、赤外観察に切り換える。すると、
TVカメラ4Bは、モード切換レバー30が操作され
て、CCD21の撮像光路上に赤外観察用のガラスフィ
ルタ43bを配置するようにターレット枠25Bが移動
する。このとき、図11に示すようにフィルタ種別検出
スイッチ32A、32Bは、両方共ターレット枠25B
と当接するため、オンとなる。 【0094】これらフィルタ種別検出スイッチ32A、
32Bは、CCU5Bのモード検出回路33Bへオン信
号を出力する。そして、CCU5Bのモード検出回路3
3Bは、フィルタ種別検出スイッチ32A、32Bから
のオン信号に基づき、CCD21の撮像光路上に配置さ
れているフィルタの種類が赤外観察用のガラスフィルタ
43bであることを検知する。 【0095】モード検出回路33Bは、赤外観察用のガ
ラスフィルタ43bに応じたカラーマトリックスとなる
ように表2に示すように赤外観察モードに切り換えて、
赤外観察モード信号を光源装置3及び画像処理回路34
に出力する。 【0096】光源装置3は、モード検出回路33Bから
の赤外観察モード信号に基づき、蛍光観察用の励起光か
ら赤外観察用の近赤外光に切り換えて、この赤外観察用
の近赤外光を内視鏡2に供給する。そして、内視鏡2
は、光源装置3から供給された近赤外光による赤外内視
鏡像を得る。 【0097】TVカメラ4Bは、内視鏡2から赤外内視
鏡像を取り込み、この内視鏡像は赤外観察用のコントラ
ストフィルタ43bで波長域を制限されてCCD21に
撮像されて光電変換される。そして、CCD21は、光
電変換した撮像信号をCCU5Bの画像処理回路34に
出力する。 【0098】そして、画像処理回路34は、モード検出
回路33Bからの赤外観察モード信号に基づき、CCD
21から得た撮像信号を信号処理して赤外観察用のガラ
スフィルタ43bに応じたカラーマトリックスで画像信
号を生成する。そして、画像処理回路34は、生成した
画像信号をモニタ6に出力して、このモニタ6に近赤外
光による赤外内視鏡画像を表示させる。従って、内視鏡
装置は、TVカメラ4Bで赤外内視鏡像を撮像して近赤
外光による赤外内視鏡画像を得ることができる。 【0099】次に、ユーザは、近赤外光による赤外内視
鏡画像を切り換えて、先の蛍光観察とは異なる薬剤、或
いは異なる帯域の励起光を利用した蛍光内視鏡画像を得
ようとする。ユーザは、内視鏡2の接眼部13からTV
カメラ4Bを取り外す。そして、ユーザは、ターレット
枠25Bの挿着部27Bから赤外観察フィルタ枠43を
取り外し、代わりに蛍光観察フィルタ枠42を、ターレ
ット枠25Bの挿着部27Bに挿着する。そして、ユー
ザは、再び内視鏡2の接眼部13にTVカメラ4Bを取
り付けて、内視鏡検査を再開する。 【0100】ユーザは、TVカメラ4Bのモード切換レ
バー30を操作して、蛍光観察に切り換える。すると、
TVカメラ4Bは、モード切換レバー30が操作され
て、CCD21の撮像光路上に蛍光観察用のガラスフィ
ルタ42bを配置するようにターレット枠25Bが移動
する。 【0101】このとき、図12に示すようにフィルタ種
別検出スイッチ32Aは、蛍光観察フィルタ枠41の指
標41aと当接しないため、オフとなる。一方、フィル
タ種別検出スイッチ32Bは、蛍光観察フィルタ枠41
の指標41aと当接するので、オンとなる。従って、フ
ィルタ種別検出スイッチ32Aはオフ信号を、フィルタ
種別検出スイッチ32Bはオン信号を、CCU5Bのモ
ード検出回路33Bへ出力する。 【0102】そして、CCU5Bのモード検出回路33
Bは、フィルタ種別検出スイッチ32Aからのオフ信号
及びフィルタ種別検出スイッチ32Bからのオン信号に
基づき、CCD21の撮像光路上に配置されているフィ
ルタの種類が蛍光観察用のコントラストフィルタ42b
であることを検知する。 【0103】モード検出回路33Bは、蛍光観察用のコ
ントラストフィルタ42bに応じたカラーマトリックス
となるように表2に示すように蛍光観察モードBに切り
換えて、蛍光観察モード信号を光源装置3及び画像処理
回路34に出力する。 【0104】光源装置3は、モード検出回路33Bから
の蛍光観察Bモード信号に基づき、赤外観察用の近赤外
光から蛍光観察用の励起光に切り換えて、この蛍光観察
用の励起光を内視鏡2に供給する。そして、内視鏡2
は、光源装置3から供給された励起光による蛍光内視鏡
像を得る。 【0105】TVカメラ4Bは、内視鏡2から蛍光内視
鏡像を取り込み、この内視鏡像は蛍光観察用のコントラ
ストフィルタ42bで波長域を制限されてCCD21に
撮像されて光電変換される。そして、CCD21は、光
電変換した撮像信号をCCU5Bの画像処理回路34に
出力する。 【0106】そして、画像処理回路34は、モード検出
回路33Bからの蛍光観察Bモード信号に基づき、CC
D21から得た撮像信号を信号処理して蛍光観察用のコ
ントラストフィルタ42bに応じたカラーマトリックス
で画像信号を生成する。そして、画像処理回路34は、
生成した画像信号をモニタ6に出力して、このモニタ6
に励起光による蛍光内視鏡画像を表示させる。従って、
内視鏡装置は、TVカメラ4Bで蛍光内視鏡像を撮像し
て励起光による蛍光内視鏡画像を得ることができる。 【0107】この結果、本第2の実施の形態のTVカメ
ラ4B(内視鏡用撮像装置)は、上記第1の実施の形態
と比べて、挿着部位置検出スイッチ31の代わりに第2
のフィルタ種別検出スイッチ32Bを変更したのみで、
特に構成要件を増やすことなく、選択可能、対応が可能
な蛍光、赤外観察を一つ増やすことができる。 【0108】尚、フィルタ枠41〜43に保持固定され
る光学フィルタは、観察方法の異なる蛍光観察や赤外観
察用のフィルタであれば、同等の効果が得られる。ま
た、本発明は、以上述べた実施の形態のみに限定される
ものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施可能である。 【0109】[付記] (付記項1) 撮像手段に入射される被写体光を所定の
波長域に制限する少なくとも2つの光学フィルタと、前
記少なくとも2つの光学フィルタを交換可能に着脱自在
に挿着する挿着部と、前記挿着部を有し、この挿着部に
挿着した前記光学フィルタを撮像手段の撮像光路上に挿
脱可能なフィルタ支持手段と、前記撮像手段の撮像光路
上に配置される光学フィルタの種別を検出する検出手段
と、前記検出手段の検出結果に基づき、白色光による通
常観察モード及び、所定波長の特殊光による少なくとも
2つの特殊光観察モードのうち、一つのモードを選択し
て切り換えるモード切換手段と、を具備したことを特徴
とする内視鏡用撮像装置。 【0110】(付記項2) 前記光学フィルタは、フィ
ルタ枠に保持固定されて前記フィルタ支持手段の前記挿
着部に着脱自在に挿着され、前記検出手段は、前記フィ
ルタ枠の指標を検出して、前記撮像手段の撮像光路上に
配置される光学フィルタの種別を検出することを特徴と
する付記項1に記載の内視鏡用撮像装置。 【0111】(付記項3) 前記検出手段は、前記フィ
ルタ支持手段の前記挿着部に挿着された前記フィルタ枠
の指標を検出して前記光学フィルタの種別を検出するフ
ィルタ種別検出手段と、前記フィルタ支持手段の前記挿
着部の位置を検出するフィルタ位置検出手段とを有する
ことを特徴とする付記項2に記載の内視鏡用撮像装置。 【0112】(付記項4) 前記フィルタ種別検出手段
は、前記フィルタ枠の形状の差異を検出することを特徴
とする付記項3に記載の内視鏡用撮像装置。 【0113】(付記項5) 前記フィルタ種別検出手段
は、前記指標として前記突起物への接触の有無を検出す
るか又は突起物の形状の差異により透過する光を検出す
ることを特徴とする付記項3に記載の内視鏡用撮像装
置。 【0114】(付記項6) 被写体を撮像可能な撮像手
段と、前記撮像手段からの撮像信号を信号処理可能な信
号処理手段と、前記撮像手段に入射される被写体光を第
1の波長域に制限可能な第1の光学フィルタと、前記第
1のフィルタを着脱自在な挿着部を有し、前記撮像手段
の撮像光路上に前記挿着部を挿脱するフィルタ支持手段
と、前記フィルタ支持手段の前記挿着部に着脱自在に挿
着され、前記第1の波長域と異なる第2の波長域に前記
被写体光を制限可能な第2の光学フィルタと、前記フィ
ルタ支持手段の前記挿着部に挿着されたフィルタの種別
を検出するフィルタ種別検出手段と、前記フィルタ支持
手段の前記挿着部の位置を検出するフィルタ位置検出手
段と、前記フィルタ種別検出手段の検出結果と前記フィ
ルタ位置検出手段の検出結果とに基づき、前記信号処理
手段を制御する制御手段と、を具備したことを特徴とす
る内視鏡用撮像装置。 【0115】(付記項7) 蛍光物質、あるいは特定波
長に吸収ピークを持つ造影剤を含有する被検対象に励起
光、あるいは特定波長を含む光を照射して得られる蛍光
像、あるいは造影剤による陰影を表示する内視鏡用撮像
装置において、励起された蛍光、一部をカットされた励
起光、特定波長を含む照射光が撮像可能な撮像手段と、
白色光による反射像を撮像する通常観察モードと、励起
光、あるいは特定波長の光による反射像を撮像する特殊
光観察モードを二者択一で選択するモード切換え手段
と、各々、異なる指標を有する少なくとも2つのフィル
タ枠と、前記少なくとも2つのフィルタ枠を交換可能に
支持でき、前記観察モード切換え手段に連動して、支持
したフィルタ枠を前記撮像手段の手前光軸上に挿脱可能
に配置するフィルタ保持枠と、前記少なくとも2つのフ
ィルタ枠に設けられた指標を検出する、少なくとも一つ
の指標検出手段と、を具備したことを特徴とする内視鏡
用撮像装置。 【0116】(付記項8) 前記指標は、前記フィルタ
枠に設けられた突起物の形状の差異であり、前記指標検
出手段は、前記突起物への接触の有無を検出すること特
徴とする付記項7に記載の内視鏡用撮像装置。 【0117】(付記項9) 前記指標検出手段は、フォ
トインタラプタ等の光検出手段であり、前記指標として
突起物の形状の差異による光検出をする部分の通過を検
出することを特徴とする付記項7に記載の内視鏡用撮像
装置。 【0118】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ィルタ交換が容易で、交換したフィルタの種類に応じた
設定が容易な小型の内視鏡用撮像装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた内視鏡装置
を示す全体構成図 【図2】図1の内視鏡及びTVカメラを示す説明図 【図3】通常観察モード時のターレット枠を示す正面図 【図4】図1のCCUの構成及び接続関係を示す回路ブ
ロック図 【図5】蛍光観察モード時のターレット枠を示す正面図 【図6】赤外観察モード時のターレット枠を示す正面図 【図7】本発明の第2の実施の形態を備えたTVカメラ
及びCCUを示す説明図 【図8】蛍光観察Aモード時のターレット枠を示す正面
図 【図9】図7のCCUの構成及び接続関係を示す回路ブ
ロック図 【図10】蛍光観察Aモード時の蛍光観察枠及びフィル
タ種別検出スイッチとの関係を示す説明図 【図11】赤外観察モード時のターレット枠とフィルタ
種別検出スイッチとの関係を示す説明図 【図12】蛍光観察Bモード時の蛍光観察枠とフィルタ
種別検出スイッチとの関係を示す説明図 【符号の説明】 1…内視鏡装置 2…内視鏡 4…TVカメラ(内視鏡用撮像装置) 5…CCU 21…CCD 25…ターレット枠 26…赤外カットフィルタ 27…挿着部 28…蛍光観察フィルタ枠 28b…コントラストフィルタ 29…赤外観察フィルタ枠 29b…ガラスフィルタ 28a,29a…指標 30…モード切換レバー 31…挿着部位置検出スイッチ 32…フィルタ種別検出スイッチ 33…モード検出回路 34…画像処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/335 H04N 5/335 Z 7/18 7/18 M Fターム(参考) 4C061 AA00 BB01 BB08 CC06 FF47 HH28 HH54 JJ17 LL03 NN01 PP12 PP19 QQ02 QQ03 QQ04 RR04 RR05 RR14 RR18 RR26 WW17 5C022 AA09 AB15 AC31 AC42 AC55 5C024 AX02 AX06 BX02 DX01 EX51 GY01 HX50 5C054 AA01 AA05 CA04 CA05 CC07 CE04 HA12

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 撮像手段に入射される被写体光を所定の
    波長域に制限する少なくとも2つの光学フィルタと、 前記少なくとも2つの光学フィルタを交換可能に着脱自
    在に挿着する挿着部と、 前記挿着部を有し、この挿着部に挿着した前記光学フィ
    ルタを撮像手段の撮像光路上に挿脱可能なフィルタ支持
    手段と、 前記撮像手段の撮像光路上に配置される光学フィルタの
    種別を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づき、白色光による通常観
    察モード及び、所定波長の特殊光による少なくとも2つ
    の特殊光観察モードのうち、一つのモードを選択して切
    り換えるモード切換手段と、 を具備したことを特徴とする内視鏡用撮像装置。
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