JP2003235643A - ヘアピンケース - Google Patents

ヘアピンケース

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JP2003235643A JP2002045169A JP2002045169A JP2003235643A JP 2003235643 A JP2003235643 A JP 2003235643A JP 2002045169 A JP2002045169 A JP 2002045169A JP 2002045169 A JP2002045169 A JP 2002045169A JP 2003235643 A JP2003235643 A JP 2003235643A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘアピンを収納したケース本体に、ヘアピン
を差し込み保持及び開脚しておくことができ、ヘアピン
の取り扱いを容易にできる。 【解決手段】 内部を前後方向及び/又は左右方向の仕
切部4で区画して複数の収納部9を形成したケース本体
2に、ヘアピン8の差し挟み保持及び開脚を可能にすべ
く、側壁39外面に外方突出したフランジ状のフランジ
オープナー3を設け、及び/又は、前記仕切部4の上部
に上縁部5より下方部で厚肉となる仕切オープナー6を
設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、髪形をセットする
際に使用するヘアピンを収納するヘアピンケースに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】人間の頭部毛髪を所定の位置に留め、所
望の髪型にするためのものの1つとして、従来よりヘア
ピンが用いられている。このヘアピンを多数使用する美
容院や美容技術学校においては、美容師は使い勝手を考
えヘアピンを同種ごとに分けた上で既成のケースに収納
し、セット時はそのケースから必要な本数取り出して使
用している。また、ヘアピンを髪に取り付ける際、美容
師はヘアピンを開脚させ、その間に固定したい髪の毛を
挟み込むようにしている。そのため、装着時には、ヘア
ピンの脚に指や爪で力を加えることで開脚させたり、口
や歯で片脚を銜えつつもう一方の片脚を指で開いてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ヘアピ
ンを指や爪で力を加え開脚させる操作は効率が悪い上
に、ヘアピンを口でくわえて開脚させることは非常に不
衛生である。そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、ヘ
アピンの開脚及び取り扱いが容易にできるヘアピンケー
スを提供するようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、内部を前後方向及び/又
は左右方向の仕切部4で区画して複数の収納部9を形成
したケース本体2に、ヘアピン8の差し挟み保持及び開
脚を可能にすべく、側壁39外面に外方突出したフラン
ジ状のフランジオープナー3を設け、及び/又は、前記
仕切部4の上部に上縁部5より下方部で厚肉となる仕切
オープナー6を設けていることである。これにより、ケ
ース本体2内の複数の収納部9に、予め分別したヘアピ
ン8を個別に収納できるようになる。また、フランジオ
ープナー3及び/又は仕切オープナー6を用いることで
ヘアピン8の開脚が容易に行えると共に、オープナー
3,6に複数のヘアピン8を差し挟みこんで保持するこ
とができるようになる。
【0005】本発明における課題解決のための第2の具
体的手段は、前記フランジオープナー3は、ヘアピン8
を差し挟み保持姿勢から回動して開脚すべく、片脚を挿
入可能な開口部10を形成していることである。これに
より、フランジオープナー3に保持されているヘアピン
8を上方に回動することでその片脚が開口部10に挿入
され、ヘアピン8を大きく開脚させることができる。本
発明における課題解決のための第3の具体的手段は、前
記仕切部4は、その厚肉部位で二重側壁構造であり、こ
の二重側壁間に形成される空間32を下方に開放してい
ることである。
【0006】これにより、前記仕切部4の厚肉部位は中
空となるため、その部位を形成する材料を節減すること
ができる。本発明における課題解決のための第4の具体
的手段は、前記収納部9の底壁12内面と左右方向側壁
11A及び/又は前後方向側壁11Bのコーナー部17
A,17Bが断面略円弧状であることである。これによ
ると、収納部9の底壁12内面のコーナー部17Aが丸
みを帯びているため、ヘアピン8が少なくなっても、こ
のコーナー部17Aに滞ることなくヘアピン8をスムー
ズに取り出せるようになる。また、コーナー部17Bが
丸みを帯びているため、ヘアピン8がコーナー部17B
で押し戻され、常に収納部9の中央部に位置するように
なり、その取り出しがさらに容易になる。
【0007】本発明における課題解決のための第5の具
体的手段は、前記収納部9の内面にヘアピン磁着部材2
0を設けることである。これにより、収納部9の側壁1
1上方にヘアピン8が一本ずつ分離して磁着することに
なり、ヘアピン8を取り出しやすくなる上に指先でヘア
ピン8を探す手間が不要となる。本発明における課題解
決のための第6の具体的手段は、前記ケース本体2の底
壁41下面に滑り止め部材21を設けることである。
【0008】これにより、ヘアピン8を取り出したり、
各オープナー3,6で開脚させるときにケース本体2が
ケース載置台48上を滑ることが無くなる。特に、ケー
ス本体2がワゴンなどの狭いケース載置台48に置かれ
ている場合、そこからの滑り落ちを防止できる。本発明
における課題解決のための第7の具体的手段は、前記ケ
ース本体2には、このケース本体2を開閉するケースカ
バー7を着脱自在に設けており、このケースカバー7の
内面にヘアピン8の収納部9間移動を規制する規制部1
5を形成していることである。
【0009】これにより、ケースカバー7をケース本体
2に被せることで、収納部9が閉じられると共に、仕切
部4の上縁部5とケースカバー7内面により形成される
隙間が無くなる若しくは減少する。したがって、ケース
本体2を持ち歩くなどして移動させた場合でも、ケース
本体2内からヘアピン8が外に飛び出てバラバラになら
ない上に、各収納部9間でのヘアピン8の移動も防ぐこ
とができるようになる。さらに、このケースカバー7は
ケース本体2に着脱自在であるため、ケースカバー7を
取り外して適宜使用可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1〜6において、ヘアピンケー
ス1は、内部を前後方向(図2の上下方向)に長い仕切
部4及び左右方向(図2の左右方向)に長い仕切部4で
区画して複数の収納部9を形成したケース本体2を有
し、この収納部9内の左右方向の向きに、各収納部9に
ほぼ対応した長さを有するヘアピン8若しくは同種類の
ヘアピン8がそれぞれ収納されている。
【0011】このケース本体2には、ケースカバー7が
着脱自在に取り付けられていると共に、ヘアピン8の差
し挟み保持及び開脚を可能にするために、右側壁39A
外面に外方へ突出したフランジ状のフランジオープナー
3が設けられている。また、仕切部4の上方には、同じ
くピン開脚を可能とすべく仕切オープナー6が設けられ
ている。詳しくは、図2〜5に示すように、ケース本体
2は左右方向に長い直方体であり、上方が開口部42と
なっている。ケース本体2の内部は、左右方向に長い仕
切部4で前後方向2つに区画されており、さらに、区画
された2つの空間は、前後方向に長い2つの仕切部4に
より3つの収納部9に区画されている。したがって、こ
のケース本体2の内部は6つの収納部9に区画され、さ
らに、各収納部9はオニピン、ボブピン、ネジピン、玉
付きピン、アメリカピン等の各種ヘアピンを収納できる
ようにその左右方向の長さが異なっている。
【0012】それぞれの仕切部4には、その上部に、上
縁部5より下方部で厚肉となる仕切オープナー6が設け
られている。この厚肉部位は二重側壁構造であり、二重
側壁間に形成される空間32は下方に開放される構造と
なっている。これにより厚肉部位の内部は中空となり、
すなわち、各収納部9を形成する側壁11A,11Bは
空間を挟んで独立して形成され、仕切部4を形成する材
料を節減している。ケース本体2の側壁39で上部開口
部42よりやや下がった位置には、全周に渡ってフラン
ジ13が外方に突出しており、ケースカバー7閉蓋時
に、ケースカバー7の受けになっている。
【0013】前記フランジ13の内、ケース本体2の右
側壁39Aの外面にあたる部位は、さらに外方へ突出し
た形状のフランジオープナー3となっている。このフラ
ンジオープナー3は、そのフランジ部において、ヘアピ
ン8の片脚を挿入することが可能な大きさの開口部10
を前後方向に2つ有している。この2つの開口部の間に
形成される架橋部44は、フランジオープナーの剛性を
増加させる作用を奏している。このフランジオープナー
3には、その幅方向両側と架橋部44の下側に補強三角
片45が形成されている。この補強三角片45の一辺は
右側壁39Aの外面に固着しているため、フランジオー
プナー3の剛性がさらに増すこととなりヘアピン8の開
脚を容易にする。また、ヘアピン8開脚時に大きな力が
フランジオープナー3に加わったとしても、かかる補強
三角片45があるため、フランジオープナー3が根本か
ら折れるなどの不都合を生じることはない。
【0014】図3,4に示すように、前記収納部9の底
壁12内面と左右方向側壁11Aにより形成されるコー
ナー部17Aが断面略円弧状となっている。さらに、底
壁12内面と前後方向側壁11Bにより形成されるコー
ナー部17Bも断面略円弧状となっている。すなわち、
各収納部9の底壁12のコーナー部17A,17Bは外
向きに丸みを有している。収納部9の底壁12内面のコ
ーナー部17Aが丸みを帯びているため、ヘアピン8が
少なくなっても、このコーナー部17Aに滞ることなく
ヘアピン8をスムーズに取り出せるようになる。また、
コーナー部17Bが丸みを帯びているため、ヘアピン8
がコーナー部17Bで押し戻され、常に収納部9の中央
部に位置するようになり、その取り出しがさらに容易に
なる。
【0015】なお、前後方向のコーナー部17Aの丸み
が大きいほどヘアピン8を取り出しやすくなるため、前
記コーナー部17Aの丸みは、左右方向のコーナー部1
7Bの丸みより大きいことが好ましい。加えて、各収納
部9の内面で前後方向には、ヘアピン8を磁力で吸着す
るヘアピン磁着部材20であるシート状マグネット23
が帯状に貼り付けてある。これにより、収納部9の側壁
11上方のヘアピン磁着部材20にヘアピン8が一本ず
つ分離して磁着することになり、ヘアピン8を取り出し
やすくなる上に指先でヘアピン8を探す手間が不要とな
る。
【0016】ここで、シート状マグネット23を単に収
納部9内面に貼り付ける構成を採用すると、底壁12と
シート状マグネット23の境目に段差ができ、そこにヘ
アピン8が引っ掛かることがある。これを防ぐため、好
ましくは、収納部9の内面で前後方向にシート状マグネ
ット23の厚さとほぼ同一の深さで、かつ、シート状マ
グネット23とほぼ同一幅を有する溝部25を形成し、
この溝部25に嵌り込むように、シート状マグネット2
3が帯状に貼り付けるとよい。これにより、シート状マ
グネット23は収納部9内面とほぼ面一になり、ヘアピ
ン8がその境目に引っ掛かり取りづらくなるといったこ
とが無くなる。
【0017】なお、前記ヘアピン磁着部材20の貼り付
け方向は前後方向に限定されるものではなく、左右方向
であっても問題はない。収納部9内面の全面に貼り付け
てあってもよい。さらに、図5に示すように、ケース本
体2の底壁41下面には滑り止め部材21が設けてあ
る。すなわち、ケース本体2の底壁41下面のそれぞれ
前後左右方向4隅には、枠部22が形成されており、そ
の中側にゴム24が貼り付けられて、その枠部22より
ゴム24が下方に突出するようになっている。
【0018】したがって、ケース本体2をケース載置台
48に置いた場合に、このゴム24がケース載置台48
と接触することになる。そのため、ヘアピン8を取り出
したりオープナー3,6でヘアピン8を開脚させるとき
にも、ケース本体2がケース載置台48上を滑ることが
無くなり、作業をスムーズに行える。また、ケース本体
2が狭いケース載置台48に置かれている場合、そこか
らの滑り落ちをも防止できる。なお、この滑り止め部材
21はゴム24に限定されるものではなく、吸盤などで
あっても何ら問題はない。また、貼り付け位置は、底壁
41の中央1カ所に滑り止め部材21を設けるものであ
ってもよい。
【0019】ケース本体2には、ケース本体2の上方開
口部42を開閉するケースカバー7が、本体2に2つの
ヒンジ27により回動自在に取り付けられている。この
ヒンジ27は雄雌間で取り外しが可能なる構成であるた
め、ケースカバー7はケース本体2に着脱自在であり、
必要に応じてケースカバー7を取り外しできる。さら
に、ケース本体2の前面左右2カ所に、閉蓋時にケース
本体2とケースカバー7を連結固定する為のフック26
が設けられている。ケースカバーの前面2カ所には、前
記フック26が引っ掛かる突起部30が設けられてい
る。
【0020】このケースカバー7内面には、ヘアピン8
の収納部9間移動を規制する規制部15が形成されてい
る。より詳しくは、前記仕切部4の上縁部5とケースカ
バー7内面により形成される隙間をなくすために、前記
上縁部5に嵌合する2本の突条により形成される溝部2
8が形成されている。これにより、ケースカバー7をケ
ース本体2に被せることで、収納部9の上方開口部42
を閉じることができると共に、上縁部5とケースカバー
7内面により形成される隙間をなくすことができる。し
たがって、ケース本体2を持ち歩くなどして移動した場
合でも、ケース本体2内からヘアピン8が外に飛び出て
バラバラにならず、各収納部9間でのヘアピン8の移動
すなわち異種ピン混合も防ぐことができる。また、この
規制部15はケースカバー7内面に設けられたリブとし
ての作用を奏し、ケースカバー7の剛性を上げることと
なる。
【0021】なお、前記突条溝部28と嵌り合う上縁部
5は、好ましくは、図3,4に示すように、その両側で
上方開口部42とほぼ同一高さに、滑り止めゴム29を
貼り付けることがよい。これにより、突条溝部28と上
縁部5の嵌合状態が容易に解消されにくくなり、ひいて
はケースカバー7が不用意に外れることを防ぐことにな
る。以上述べた本実施形態のヘアピンケース1は、プラ
スチック等を材料とし、ケース本体2とケースカバー7
がそれぞれ射出成形されている。しかしながら、この形
態に限定されるものではなく、強度が必要とされる場合
は、鋼板等を屈曲、溶接することで形成しても何ら問題
はない。
【0022】次に、本実施形態のヘアピンケース1を使
用方法を述べる。予めヘアピン8を分別した上で各収納
部9に個別に収納しておき、ヘアピンケース1をワゴン
等のケース載置台48に載せる。この際、ケースカバー
7はケース本体2に着脱自在であるため、ケースカバー
7を取り外しておき、例えば、ヘアピン8をケースカバ
ー7内面の規制部15により区画された領域に分けて置
いておくといった利用も可能となる。また、本実施形態
の場合、ピンケース1はケースカバー7内面にケース本
体2の底壁41全体がほぼ嵌り込む寸法形状を有してい
る。したがって、取り外したケースカバー7をその内面
が上方を向くようにケース載置台48の上に置き、その
上からケース本体2を嵌り込むように置くことができ
る。こうすることで、ケースカバー7がケース載置台4
8の一部を占有することを防げる上に、ケース本体2の
位置が高くなるためいっそうヘアピン8が取り出しやす
くなる。この場合、ケースカバー7がケース載置台48
上を滑る可能性があるため、図3,4の2点鎖線のよう
に、滑り止め部材21をケースカバー7の上面にも設け
ることが好ましい。
【0023】ケース本体2からヘアピン8を取り出す場
合は、各収納部9内面を前後方向に浚うように指を動か
し、所望のヘアピン8を掬いとるようにする。前述のよ
うに、各収納部9の底壁12のコーナー部17A,17
Bは外向きに丸みを有している。これによると、コーナ
ー部17の丸みのため、ヘアピン8が少なくなってもコ
ーナー部17Aに滞ることなくヘアピン8をスムーズに
取り出せるようになる。また、コーナー部17Bの丸み
のため、ヘアピン8がコーナー部17Bで押し戻され、
常に収納部9の中央部に位置するようになり、その取り
出しがさらに容易になる。
【0024】加えて、各収納部9の内面で前後方向に、
シート状マグネット23が帯状に貼り付けてある。これ
により、収納部9の側壁11上方にヘアピン8が一本ず
つ分離して磁着することで、ヘアピン8を取り出しやす
くなる上に指先でヘアピン8を探す手間が不要となる。
さらに、例えばアメリカピンなどのヘアピン8の場合
は、図6に示すように、仕切オープナー6に上方から差
し挟むことによりその開脚を容易に行うことができる。
加えて、複数のヘアピン8をそのまま仕切オープナー6
に差し挟みこんだ上で保持することが可能である。同様
に、複数のヘアピン8をその短脚を上方にして、フラン
ジオープナー3に差し挟みこんだ上で保持することも可
能であり、これらのヘアピン8を上方に回動することで
その短脚が開口部10に挿入され、ヘアピン8を大きく
開脚させることができる。つまり、各オープナー3,6
におけるこれらの操作により、ヘアピン8の開脚が容易
に行えるようになる。
【0025】なお、ヘアピン8としては、所定長さのテ
ープに所定個数のヘアピンを挟んで装着したピン連装製
品35もあり、このピン連装製品35の場合は、丸めて
収納部9に収納しておく。使用時にはピン連装製品35
を取り出し、テープから複数のヘアピン8をまとめて抜
き取り、前記フランジオープナー3や仕切オープナー6
に差し挟むことで、その都度、収納部9からヘアピン8
を取り出す手間を省くことが可能となる。前述のフラン
ジオープナー3によるピン開脚やヘアピン8を掬い取る
過程で、ケース本体2に横方向の力が加わるため、ケー
ス本体2がケース載置台48を滑ることが考えられる
が、本実施形態の場合、ケース本体2の底壁41下面に
ゴム24が貼り付けてあるため、ケース本体2がケース
載置台48上を滑ることが防止される。
【0026】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものではない。すなわち、フランジオープナー3は
ケース本体2の右側壁39Aの外側のみに設けられるも
のではなく、ケース本体側壁39の全周に設けられても
よい。また、ケース本体2の側壁39の2面若しくは3
面に設けられていてもよい。左利きの使用者のこと念頭
に置いた場合は左側壁39Bの外側に設けることが好ま
しい。また、仕切オープナー6はすべての仕切部4に設
けられる必要はなく、前後方向仕切部4だけ若しくは左
右方向仕切部4だけに設けられてもよい。ケース本体2
内のただ1つの仕切部に設けられてあっても何ら問題は
ない。加えて、ヘアピンオープナーは仕切オープナー6
とフランジオープナー3の2つに限定されるものではな
く、ケースカバー7を一枚板で形成し、その側端をオー
プナーとして使用しても何ら問題はない。
【0027】また、本実施形態のヘアピンケース1はフ
ランジオープナー3と仕切オープナー6の両方を備えて
いるが、必ずしも両者を備える必要はなく、そのどちら
か一方のみを有している構成であっても何ら問題はな
い。また、収納部9は各種ヘアピンを収納できるように
その左右方向の長さが異なっているが、左右方向同一の
長さであってもかまわない。逆に、上下方向に長さが異
なっていても何ら問題はない。また、収納部9を形成す
る仕切部4は、二重側壁構造である必要はなく、一枚の
板であってその上縁部5の両側に滑り止めゴム29を貼
り付けたものでもよい。一枚の板でその上縁部5の両側
に突起を設けたものでもよい。
【0028】また、ケースカバー7内面に形成された規
制部15は突条溝部28である必要はなく、上縁部5と
付き合わさる1本の突条のものであっても何ら問題はな
い。すなわち、この突条の規制部15であってもヘアピ
ン8の収納部9間移動を規制することが可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ヘアピン8を収納した
ケース本体2に、ヘアピン8を差し込み保持及び開脚し
ておくことができ、ヘアピン8の取り扱いを容易にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態を示す平面図である。
【図3】ケースカバー分離状態での図2におけるA−A
線断面図である。
【図4】ケースカバー分離状態での図2におけるB−B
線断面図である。
【図5】ケースカバー開放状態を示す底面図である。
【図6】ヘアピンの開脚方法を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
1 ヘアピンケース 2 ケース本体 3 フランジオープナー 4 仕切部 5 上縁部 6 仕切オープナー 7 ケースカバー 8 ヘアピン 9 収納部 10 開口部 11A (仕切部)左右方向側壁 11B (仕切部)前後方向側壁 12 (収納部)底壁 15 規制部 17A 左右方向コーナー部 17B 前後方向コーナー部 20 ヘアピン磁着部材 32 空間 39 (ケース本体)側壁 41 (ケース本体)底壁

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部を前後方向及び/又は左右方向の仕
    切部で区画して複数の収納部を形成したケース本体に、
    ヘアピンの差し挟み保持及び開脚を可能にすべく、側壁
    外面に外方突出したフランジ状のフランジオープナーを
    設け、及び/又は、前記仕切部の上部に上縁部より下方
    部で厚肉となる仕切オープナーを設けていることを特徴
    とするヘアピンケース。
  2. 【請求項2】 前記フランジオープナーは、ヘアピンを
    差し挟み保持姿勢から回動して開脚すべく、片脚を挿入
    可能な開口部を形成していることを特徴とする請求項1
    に記載のヘアピンケース。
  3. 【請求項3】 前記仕切部は、その厚肉部位で二重側壁
    構造であり、この二重側壁間に形成される空間を下方に
    開放していることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    ヘアピンケース。
  4. 【請求項4】 前記収納部の底壁内面と前後方向側壁及
    び/又は左右方向側壁のコーナー部が断面略円弧状であ
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のヘ
    アピンケース。
  5. 【請求項5】 前記収納部の内面にヘアピン磁着部材を
    設けることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    のヘアピンケース。
  6. 【請求項6】 前記ケース本体の底壁下面に滑り止め部
    材を設けることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに
    記載のヘアピンケース。
  7. 【請求項7】 前記ケース本体には、このケース本体を
    開閉するケースカバーを着脱自在に設けており、このケ
    ースカバーの内面にヘアピンの収納部間移動を規制する
    規制部を形成していることを特徴とする請求項1〜6の
    いずれかに記載のヘアピンケース。
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