JP2003235025A - 配信サービスの品質対応符号化制御方法及びその装置並びにそのプログラム - Google Patents

配信サービスの品質対応符号化制御方法及びその装置並びにそのプログラム

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JP2003235025A
JP2003235025A JP2002031930A JP2002031930A JP2003235025A JP 2003235025 A JP2003235025 A JP 2003235025A JP 2002031930 A JP2002031930 A JP 2002031930A JP 2002031930 A JP2002031930 A JP 2002031930A JP 2003235025 A JP2003235025 A JP 2003235025A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツや受信者の属性を反映して符号化
条件を制御し、受信者の望む品質でストリーム配信を行
える配信サービス品質対応符号化制御方法及びその装置
を提供する。 【解決手段】 サービス品質対応符号化制御装置6は、
配信対象のコンテンツに対応する配信ストリーム5の符
号化条件の決定を配信サーバ1から依頼されると、コン
テンツの属性に対応して、符号化パラメータや符号化速
度などの符号化条件が格納されているサービス品質デー
タベース611の情報を参照し、配信対象コンテンツの属
性に対応する配信ストリームの符号化条件を決定して配
信サーバ1に通知し、配信サーバ1は、通知された符号
化条件を用いて配信対象コンテンツの配信ストリームを
生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配信サーバから通
信網を利用して映像や音声等のメディアをパケット化し
てクライアント端末に配信する配信サービスの品質対応
符号化制御方法及びその装置並びにそのプログラムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットなどのネットワー
クに代表される通信網を用いた情報伝達技術が急速に発
展し、配信サーバから通信網を介して受信端末に映像や
音楽などの情報をリアルタイムに配信することが可能に
なってきた。この様な配信サービスを実施する場合、受
信端末における配信情報の品質がユーザの満足のゆくも
のであることが重要である。
【0003】従来提供されている配信サービスでは、配
信情報の品質を適切に保つために、概ね次の2つの手法
により配信サーバにおける符号化速度の制御が実現され
ている。
【0004】第1の方法は、受信者が符号化速度を指定
する方法である。この方法は、配信サーバが予め複数の
符号化速度のファイルを設置しておくか、或いは受信者
の指定に合わせて符号化するかによって実現される。受
信者は、クライアント端末で受信したストリームの品質
が適していないと判断すると、符号化速度を再指定する
要求を配信サーバに送信することを繰り返す。これによ
り、受信者が望む品質の配信ストリームを受信できるよ
うになる。
【0005】第2の方法は、通信網の品質の状況により
配信サーバが自律的に符号化速度を制御する方法であ
る。この方法は、サーバ・クライアント間の品質または
クライアント端末から配信サーバに送られる品質情報に
基づいて、配信サーバが符号化速度を自律的に制御する
ことで実現される。
【0006】例えば、図2に示すように、コンテンツ属
性(A〜C)毎に品質グレード別に要求される符号化速
度は大きく異なる。図3において、横軸は映像伝送速度
(kbps)を表し、縦軸は5段階のサービス品質グレードを
表している。
【0007】また、コンテンツ属性により、優先メディ
アが品質グレードに大きな影響を与える事も、良く知ら
れた事実である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来及
び現在提供されている配信サービスで実現されている符
号化速度の制御は次のような解決すべき課題がある。
【0009】第1に、コンテンツは、絵柄の精緻さや動
きの激しさなどの、符号化・パケット化して配信する際
の品質上の厳しさを示すクリティカリティと言われる属
性や、情報的価値やエンターテイメント的価値等の映像
ジャンルに対応する属性を有している。
【0010】一般には、クリティカリティが高いコンテ
ンツには広帯域な符号化速度が要求され、クリティカリ
ティが小さいコンテンツには狭帯域な符号化速度が要求
される。
【0011】しかし、クリティカリティだけでは、符号
化のパラメータは一意に決められない。例えば、情報的
価値が高いという属性を有するコンテンツ、例えば、ニ
ュースやショッピング情報などのコンテンツは、映像の
品質をコマ送りなどで落としても、音声情報やテキスト
情報が途切れることなく、高スループットで受信される
ことが重要である。
【0012】一方、エンターテイメント的価値が高い属
性を有するコンテンツ、例えば、映画やスポーツ中継な
どのコンテンツは、多少符号化速度を落としてでも、通
信網での品質劣化変動に耐えて、受信時の品質変動を小
さくすることが重要である。
【0013】従って、サーバの管理者や通信網の管理者
には、最も高品質を求められるコンテンツに対応した品
質管理が要求されている。しかし、現実に予測不可能な
トラヒック変動に対して、符号化速度の制御のみでは、
受信者の望む品質でのストリーム配信が不可能な実態が
ある。
【0014】第2に、マスサービスとして配信サービス
を実現する場合、受信者の多くが適度に満足してサービ
スを利用する程度の品質の実現が要求される。これを、
受信者が品質に対して満足いくまで繰り返し符号化速度
を再指定する状況では、広範な配信サービス普及の妨げ
になる。
【0015】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、コン
テンツや受信者の属性を反映して符号化条件を制御し、
受信者の望む品質でストリーム配信を行える配信サービ
ス品質対応符号化制御方法及びその装置並びにそのプロ
グラムを提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、通信網を利用して配信サーバからクライ
アント端末に映像や音声等のメディアを含むコンテンツ
をパケット化した配信ストリームを送信する配信サービ
スの品質対応符号化制御方法であって、コンテンツの属
性に対応して、符号化パラメータと符号化速度情報を組
み合わせた複数の符号化条件情報が格納されているサー
ビス品質データベースを備えたコンピュータ装置に対し
て、前記配信サーバは配信対象のコンテンツに対応する
配信ストリームの符号化条件の決定を依頼し、前記配信
サーバから符号化条件の決定依頼を受けた前記コンピュ
ータ装置は、前記サービス品質データベースの情報を参
照し、前記配信対象コンテンツの属性に対応する配信ス
トリームの符号化条件を決定し、該決定した符号化条件
を前記配信サーバに通知し、前記配信サーバは、前記コ
ンピュータ装置から通知された符号化条件を用いて前記
配信対象コンテンツの配信ストリームを生成する配信サ
ービス品質対応符号化制御方法を提案する。
【0017】本発明の配信サービス品質対応符号化制御
方法によれば、配信対象となるコンテンツの属性を考慮
して符号化パラメータ及び符号化速度の制御が実施さ
れ、コンテンツ属性に適した配信ストリームが生成され
る。これにより、クリティカリティやエンタテイメント
的価値などのコンテンツ属性に応じて最適な符号化条件
を容易に設定することができる。
【0018】また、本発明の配信サービス品質対応符号
化制御方法では、コンテンツの属性と前記クライアント
端末を操作する受信者の属性との組み合わせ毎に、符号
化パラメータと符号化速度情報を組み合わせた符号化条
件情報を前記サービス品質データベースに備え、前記配
信サーバが、前記コンピュータ装置に対して、前記受信
者によって要求されたコンテンツと該要求元受信者の属
性に対応する配信ストリームの符号化条件の決定を依頼
し、前記配信サーバから符号化条件の決定依頼を受けた
前記コンピュータ装置は、前記サービス品質データベー
スの情報を参照して、前記依頼された受信者属性とコン
テンツに対応する配信ストリームの符号化条件を決定
し、該決定した符号化条件を前記配信サーバに通知し、
前記配信サーバは、前記コンピュータ装置から通知され
た符号化条件を用いて配信ストリームを生成するように
した。
【0019】これにより、各受信者の望む品質でのスト
リーム配信が可能となる。
【0020】さらに本発明の配信サービス品質対応符号
化制御方法では、コンテンツの属性に対応して、符号化
パラメータと符号化速度情報を組み合わせた複数の符号
化条件情報と各符号化条件でのサービス品質グレード情
報を前記サービス品質データベースに備え、前記配信サ
ーバが、前記コンピュータ装置に対して、前記クライア
ント端末を操作する受信者によって要求されたコンテン
ツとサービス品質グレードに対応する配信ストリームの
符号化条件の決定を依頼し、前記配信サーバから符号化
条件の決定依頼を受けた前記コンピュータ装置は、前記
サービス品質データベースの情報を参照して、前記依頼
されたコンテンツとサービス品質グレードに対応する配
信ストリームの符号化条件を決定し、該決定した符号化
条件を前記配信サーバに通知し、前記配信サーバは、前
記コンピュータ装置から通知された符号化条件を用いて
配信ストリームを生成するようにした。
【0021】これにより、受信者が希望するサービス品
質グレードを配信サーバに対して指定することができ また、本発明の配信サービス品質対応符号化制御方法
は、サーバ・クライアント間品質毎に、符号化パラメー
タと符号化速度情報とを組み合わせた複数の符号化条件
情報と各符号化条件での実現可能サービス品質グレード
情報を前記サービス品質データベースに備え、前記配信
サーバから符号化条件の決定依頼を受けたコンピュータ
装置が、前記決定した符号化条件を前記配信サーバに通
知する前に、前記配信サーバと前記クライアント端末と
の間の品質を取得し、前記サービス品質データベースか
ら前記取得したサーバ・クライアント間品質に対応する
前記配信ストリームの符号化条件を1つ以上抽出して、
前記決定した符号化条件が前記抽出した符号化条件を満
たすか否かを判定し、前記判定の結果、前記決定した符
号化条件が前記抽出した符号化条件を満たすときは前記
決定した符号化条件を前記配信サーバに通知し、前記決
定した符号化条件が前記抽出した符号化条件を満たさな
いときは、前記抽出した1つ以上の符号化条件に基づい
て決定した符号化条件を前記配信サーバに通知するよう
にした。
【0022】これにより、配信サーバとクライアント端
末との間の通信網の品質が何らかの原因によって変動し
たときにもサーバ・クライアント間品質に対応した符号
化条件を設定することができる。
【0023】また、本発明の配信サービス品質対応符号
化制御方法は、サーバ・クライアント間品質毎に、符号
化パラメータと符号化速度情報とを組み合わせた複数の
符号化条件情報と各符号化条件での実現可能サービス品
質グレード情報を前記サービス品質データベースに備
え、前記配信サーバからストリームの配信を受けている
クライアント端末と配信サーバとの間の品質を取得する
と共に、前記サービス品質データベースから前記取得し
たサーバ・クライアント間品質に対応する前記配信スト
リームの符号化条件を1つ以上抽出し、前記クライアン
ト端末に配信されているストリームの符号化条件が前記
抽出した符号化条件を満たすか否かを判定し、前記判定
の結果、前記配信されているストリームの符号化条件が
前記抽出した符号化条件を満たさないときは、前記抽出
した1つ以上の符号化条件に基づいて決定した符号化条
件を前記配信サーバに通知するようにした。
【0024】これにより、ストリームを配信している最
中に、配信サーバとクライアント端末との間の通信網の
品質が何らかの原因によって変動したときにもサーバ・
クライアント間品質に対応した符号化条件を容易に再設
定することができる。
【0025】また、本発明の配信サービス品質対応符号
化制御方法は、前記配信サーバからストリームの配信を
受けている受信者からの品質変更指示を受けた際、クラ
イアント端末と配信サーバとの間の品質を取得すると共
に、前記サービス品質データベースから前記取得したサ
ーバ・クライアント間品質に対応する前記配信ストリー
ムの符号化条件を1つ以上抽出し、受信者からの品質変
更指示に含まれるサービス品質グレードを満たす符号化
条件があればその符号化条件を前記配信サーバに通知
し、受信者からの品質変更指示に含まれるサービス品質
グレードを満たす符号化条件がなければその旨を前記配
信サーバに通知するようにした。
【0026】これにより、ストリームを配信している最
中に受信者からの品質変更指示を受けたときにもサーバ
・クライアント間品質に対応した符号化条件を容易に再
設定することができる。
【0027】前記配信サーバと前記クライアント端末と
の間の品質を取得するには、前記コンピュータ装置が、
前記クライアント端末に対して試験パケットを送信し、
該試験パケットを受信したクライアント端末からの応答
を受信することによって前記配信サーバとクライアント
端末との間の品質を計測しても良いし、或いは前記コン
ピュータ装置が、前記配信サーバにおいて計測されてい
る配信サーバとクライアント端末との間の品質情報を前
記配信サーバから取得しても良い。
【0028】さらに、本発明は、上記配信サービス品質
対応符号化制御方法を実現する装置として、コンテンツ
の属性に対応して、符号化パラメータと符号化速度情報
を組み合わせた複数の符号化条件情報が格納されている
サービス品質データベースと、配信対象のコンテンツに
対応する配信ストリームの符号化条件の決定依頼を前記
配信サーバから受信する依頼受信手段と、前記配信サー
バからの依頼に基づいて、前記サービス品質データベー
スの情報を参照して、前記配信対象コンテンツの属性に
対応する配信ストリームの符号化条件を決定し、該決定
した符号化条件を前記配信サーバに通知する符号化方法
決定手段とを備えている配信サービス品質対応符号化制
御装置を提案する。
【0029】また、本発明は、前記受信者属性に基づく
符号化条件を設定できるようにするために、上記の配信
サービス品質対応符号化制御装置において、前記サービ
ス品質データベースに、コンテンツの属性と受信者属性
との組み合わせ毎に前記符号化条件情報を備え、前記ク
ライアント端末を操作する受信者によって要求されたコ
ンテンツと該要求元受信者の属性に対応する配信ストリ
ームの符号化条件の決定依頼を前記配信サーバから受信
する手段を前記依頼受信手段に設けると共に、前記サー
ビス品質データベースの情報を参照して、前記依頼され
た受信者属性とコンテンツに対応する配信ストリームの
符号化条件を決定し、該決定した符号化条件を前記配信
サーバに通知する手段を前記符号化方法決定手段に設け
た。
【0030】また、本発明は、受信者が指定したサービ
ス品質グレードに基づいて符号化条件を設定できるよう
にするために、上記の配信サービス品質対応符号化制御
装置において、前記サービス品質データベースに、コン
テンツの属性に対応して、複数の符号化条件情報と各符
号化条件でのサービス品質グレード情報とを備え、前記
クライアント端末を操作する受信者によって要求された
コンテンツとサービス品質グレードに対応する配信スト
リームの符号化条件の決定依頼を前記配信サーバから受
信する手段を前記依頼受信手段に設けると共に、前記サ
ービス品質データベースの情報を参照して、前記依頼さ
れたコンテンツとサービス品質グレードに対応する配信
ストリームの符号化条件を決定し、該決定した符号化条
件を前記配信サーバに通知する手段を前記符号化方法決
定手段に設けた。
【0031】さらに、本発明は、上記サーバ・クライア
ント間品質に対応した符号化条件を容易に設定できるよ
うにするために、上記の配信サービス品質対応符号化制
御装置において、前記サービス品質データベースに、サ
ーバ・クライアント間品質毎に、符号化パラメータと符
号化速度情報とを組み合わせた複数の符号化条件情報と
各符号化条件での実現可能サービス品質グレード情報と
を備え、前記配信サーバから符号化条件の決定依頼を受
けたときに、前記決定した符号化条件を前記配信サーバ
に通知する前に、前記配信サーバと前記クライアント端
末との間の品質を取得する品質取得手段と、前記サービ
ス品質データベースから前記取得したサーバ・クライア
ント間品質に対応する前記配信ストリームの符号化条件
を1つ以上抽出して、前記決定した符号化条件が前記抽
出した符号化条件を満たすときに前記決定した符号化条
件を前記配信サーバに通知し、前記決定した符号化条件
が前記抽出した符号化条件を満たさないときは、前記抽
出した1つ以上の符号化条件に基づいて決定した符号化
条件を前記配信サーバに通知する手段とを設けた。
【0032】さらに、本発明は、ストリーム配信中に
も、上記サーバ・クライアント間品質に対応した符号化
条件を容易に再設定できるようにするために、上記の配
信サービス品質対応符号化制御装置において、前記サー
ビス品質データベースは、サーバ・クライアント間品質
毎に、符号化パラメータと符号化速度情報とを組み合わ
せた複数の符号化条件情報と各符号化条件での実現可能
サービス品質グレード情報とを備え、前記配信サーバか
らストリームの配信を受けているクライアント端末と配
信サーバとの間の品質を取得する手段と、前記サービス
品質データベースから前記取得したサーバ・クライアン
ト間品質に対応する前記配信ストリームの符号化条件を
1つ以上抽出して、前記クライアント端末に配信されて
いるストリームの符号化条件が前記抽出した符号化条件
を満たさないときに、前記抽出した1つ以上の符号化条
件に基づいて決定した符号化条件を前記配信サーバに通
知する手段とを設けた。
【0033】また、本発明は、ストリームを配信してい
る最中に受信者からの品質変更指示を受けたときにもサ
ーバ・クライアント間品質に対応した符号化条件を容易
に再設定することができるようにするために、前記配信
サーバからストリームの配信を受けている受信者からの
品質変更指示を受ける手段と、クライアント端末と配信
サーバとの間の品質を取得する手段と、前記サービス品
質データベースから前記取得したサーバ・クライアント
間品質に対応する前記配信ストリームの符号化条件を1
つ以上抽出する手段と、受信者からの品質変更指示に含
まれるサービス品質グレードを満たす符号化条件があれ
ばその符号化条件を前記配信サーバに通知する手段と、
受信者からの品質変更指示に含まれるサービス品質グレ
ードを満たす符号化条件がなければその旨を前記配信サ
ーバに通知する手段とを設けた。
【0034】また、本発明は、前記品質取得手段を、前
記クライアント端末に対して試験パケットを送信する手
段と、前記試験パケットを受信したクライアント端末か
らの応答を受信する手段と、前記応答によって前記配信
サーバとクライアント端末との間の品質を判定する手段
とを含む構成とすることによってサーバ・クライアント
間品質を取得できるようにした。
【0035】さらに、本発明は、前記配信サーバにおい
て計測されている配信サーバとクライアント端末との間
の品質情報を前記配信サーバから取得する手段を設ける
ことにより、サーバ・クライアント間品質を取得できる
ようにした。
【0036】また、本発明は、汎用のコンピュータ装置
によって前記配信サービス品質対応符号化制御装置を構
成できるようにするために、配信サービス品質対応符号
化制御方法をコンピュータプログラムとなし、このプロ
グラムが記録されているコンピュータ読み取り可能な情
報記録媒体を構成した。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施形態を説明する。
【0038】図1は、本発明の一実施形態における配信
サービス品質対応符号化制御装置の接続例を示す図、図
3は本発明の一実施形態における配信サービス品質対応
符号化制御装置を示す構成図である。
【0039】図1において、1は配信サーバで、映像お
よび音声等のメディアをパケット化してインターネット
などの通信網2を介して各クライアント端末3に配信す
る。クライアント端末3は、配信サーバ1から配信され
たパケットを受信して、映像や音声に変換して出力す
る。
【0040】4は配信サーバ1と通信網2を接続する接
続回線、5は配信サーバ1とクライアント端末3との間
のパケットの流れである配信ストリームである。
【0041】また、6はサービス品質対応符号化制御装
置(以下、単に符号化制御装置と称する)で、周知のC
PUを主体として構成されたコンピュータ装置からな
り、モニタ用回線7を介して回線収容装置8に接続され
ていると共に、サーバ通信回線9を介して配信サーバ1
に接続され、予めインストールされているサービス品質
対応符号化制御プログラムによって動作している。
【0042】回線収容装置8は、配信サーバ1と接続回
線4とモニタ用回線7を収容する。
【0043】サーバ通信回線9は、受信者が要求したコ
ンテンツやサービス品質グレード、配信サーバ1で観測
されたサーバ・クライアント間品質に関するデータを配
信サーバ1から符号化制御装置6に送信するために用い
られると共に、符号化制御装置6で決定した符号化条件
を符号化制御装置6から配信サーバ1に通知するために
用いられる。
【0044】即ち、配信サーバ1は、受信者から要求さ
れたコンテンツを配信するとき或いは受信者から要求品
質の指定を受けたときに、符号化制御装置6に対して配
信ストリームの符号化条件の決定を依頼し、符号化制御
装置6によって決定された符号化条件を用いてコンテン
ツのストリーム配信を行う。
【0045】符号化制御装置6は、サーバ通信回線9を
介して配信サーバ1から入力した符号化条件設定依頼を
受けたときに、符号化パラメータや符号化速度などの符
号化条件を決定して配信サーバ1に通知する。
【0046】さらに、符号化制御装置6は、モニタ用回
線7を介して接続回線4及び通信網2における配信サー
バ1とクライアント端末3との間の品質を計測する或い
はし配信サーバ1から配信サーバ1が取得している配信
サーバ1とクライアント端末3との間の品質情報を取得
し、このサーバ・クライアント間品質に基づいて符号化
条件を決定して配信サーバ1に通知する。
【0047】符号化制御装置6は、図3に示すように、
サービス品質データベース装置61と、受信者品質取得
装置62、サーバ・クライアント品質計測装置63、符
号化方法決定装置64、出力装置65から構成されてい
る。ここで、符号化制御装置6内部の各装置61〜65
の大部分はコンピュータプログラムによって構成されて
いる。
【0048】サービス品質データベース装置61は、サ
ービス品質データベース611と、品質データ入力装置612
とから構成されている。
【0049】サービス品質データベース(以下、単にデ
ータベースと称する)611には、受信者やコンテンツの
属性及び通信網2の品質状況から符号化条件を決定する
ための情報が、事前の品質評価実験により求められて、
品質データ入力装置612を介して格納されている。
【0050】本実施形態では、コンテンツ(C)別の属
性(データα)と、コンテンツ属性(α)別品質グレー
ド(Q)別符号化方法条件(データβ)、受信者属性
(L)別コンテンツ属性(α)別符号化方法条件デフォ
ルト(データγ)、サーバ・クライアント間品質(N)
別符号化条件(β)別実現可能品質グレード(データ
δ)の情報が、データベース611に格納されている。
【0051】上記コンテンツ(C)別属性(データα)
は、絵柄精緻性、動き量などのクリティカリティや、エ
ンターテイメント性、情報的価値性、映像ジャンル等の
属性情報を各コンテンツに対応づけた情報である。
【0052】上記コンテンツ属性(α)別品質グレード
(Q)別符号化方法条件(データβ)は、各コンテンツ
属性(α)に対してサービス品質グレード(Q)を対応
づけると共に、さらに各サービス品質グレード(Q)に
対して符号化方法条件を対応づけた情報である。ここ
で、符号化方法条件は、優先メディア(M:音声/映像
/テキスト)、符号化速度(V)、配信プロトコル
(P)などから構成される。また、品質グレード(Q)
(サービス品質の値)は、例えば1〜5の自然数を用い
た数値で5段階表現される。ここで、サービス品質と
は、映像や音声を視聴する被験者(受信者)の主観品質
である。
【0053】上記受信者属性(L)別コンテンツ属性
(α)別符号化方法条件デフォルト(データγ)は、各
受信者属性(L)に対してコンテンツ属性(α)を対応
づけると共に、さらに各コンテンツ属性(α)に対して
符号化方法条件デフォルトを対応づけた情報である。こ
こで、受信者属性とは、受信者に関する情報であり、例
えば受信者の年齢、性別、インターネット経験者である
か否かなどの情報である。
【0054】上記サーバ・クライアント間品質(N)別
符号化条件別(β)実現可能品質グレード(データδ)
は、各サーバ・クライアント間品質(N)に対して符号
化条件(β)を対応づけると共に、さらに各符号化条件
(β)に対して実現可能品質グレードを対応づけた情報
である。
【0055】尚、上記符号化条件(β)は、符号化パラ
メータと符号化速度とを組み合わせた条件であり、上記
符号化パラメータは、コンテンツ情報をエンコードする
際のパラメータである、Audio/Videoの符号化形式、画
素数、フレームレート、画質の品質(動き優先/画質優
先)を含んでいる。また、符号化パラメータの制御は、
要求される品質レベルに合わせて制御する。例えば、回
線が要求帯域を出せるか否かを判定して、出せない場合
は、符号化速度を落としたり、フレームレートを落とし
て画素数を維持したり、或いはフレームレートを維持し
て画素数を落とすなどの制御を行う。符号化速度に関し
ては、コンテンツの分野や属性によって速度を変える制
御を行う。例えば、アニメやニュースなどの場合は低速
度として、映画やバラエティーなどの場合は高速度とす
る。
【0056】受信者品質取得装置62は、サーバ通信回
線9を介して配信サーバ1に接続されていると共に、サ
ーバ・クライアント品質計測装置63及び符号化方法決
定装置64に接続されている。また、受信者品質取得装
置62は、サーバ通信回線9を介して配信サーバ1から
受信者が指定した要求品質の情報を取得してこれを保持
すると共にこの情報を符号化方法決定装置64に送出す
る。
【0057】サーバ・クライアント品質計測装置63
は、試験パケット送信装置631と、試験パケット応答受
信装置632、サーバ側品質取得部633、サーバ・クライア
ント品質判定装置634とから構成されている。
【0058】試験パケット送信装置631は、モニタ用回
線7とサーバ・クライアント品質判定装置634に接続さ
れ、サーバ・クライアント品質判定装置634の指示に基
づいてモニタ用回線7を介して指示されたクライアント
端末3に対して試験パケットを送信する。このときの試
験パケットとして、例えば映像パケットフローを模擬す
るパケットが、パケット長や送信間隔も考慮して送信さ
れる。試験パケットの一例として、周知の「ping」や
「udp」を用いることができる。
【0059】試験パケット応答受信装置632は、モニタ
用回線7とサーバ・クライアント品質判定装置634に接
続され、上記試験パケットが送信された後にクライアン
ト端末3から送信される応答を受信して、この受信した
応答情報をサーバ・クライアント品質判定装置634に送
出する。
【0060】サーバ側品質取得部633は、サーバ通信回
線9を介して配信サーバ1から受信したサーバ・クライ
アント間品質情報を取得してこれを保持すると共に、受
信したサーバ・クライアント間品質情報をサーバ・クラ
イアント品質判定装置634に送出する。
【0061】サーバ・クライアント品質判定装置634
は、 符号化方法決定装置64の指示に基づいて試験パ
ケット送信装置631に試験パケットの送信を指示すると
共に、送信した試験パケットに対してクライアント端末
3から受信した応答情報を試験パケット応答受信装置63
2から取得し、これらから配信サーバ1とクライアント
端末3との間の通信網2及び接続回線4の品質を判定
し、判定結果を符号化方法決定装置64に送出する。こ
こで、サーバ・クライアント間品質は、パケット損失率
と、スループット、遅延時間、遅延時間の変動などの状
態に基づいて判定される。
【0062】ここで、上記「ping」の場合は、クライア
ント端末3からのエコーバックによって、パケット損失
率を(未受信パケット数/送信パケット数)で求めるこ
とができ、遅延速度を往復遅延時間(RTT)によって求
め、また、遅延速度の変動を往復遅延時間(RTT)の標準
偏差によって求めることができる。また、「udp」の場
合は、クライアント端末3にアプリケーションソフトを
インストールしておき、パケット損失率を(未受信パケ
ット数/送信パケット数)で求めることができ、遅延速
度を(受信時刻−送信時刻)の計算によって求めること
ができ、遅延速度の変動を(受信時刻−送信時刻)の標
準偏差によって求めることができる。
【0063】符号化方法決定装置64は、サーバ通信回
線9を介して配信サーバ1に接続されていると共に、サ
ービス品質データベースと、受信者品質取得装置62、
サーバ・クライアント品質判定装置634、出力装置65
に接続されている。また、符号化方法決定装置64は、
サーバ通信回線9を介して配信サーバ1から受信した符
号化条件の決定依頼を受信し、この依頼に基づいて符号
化条件を決定し、決定した符号化条件を配信サーバ1に
通知する。
【0064】出力装置65は、オペレータの操作に基づ
いてサービス品質データベース611に蓄積されているデ
ータの内容或いは符号化方法決定装置64が決定した符
号化条件及び受信者品質取得装置に保持されている受信
者から指示された要求品質などの情報を表示或いは印字
したり、又は他の記録媒体に書き込むことができるよう
になっている。
【0065】次に、前述の構成よりなる符号化制御装置
6の動作を、図4乃至図9に示すフローチャートについ
て説明する。
【0066】本実施形態では、クライアント端末3を操
作する受信者は従来と同様にコンテンツ名のみを指定し
て配信サーバ1にコンテンツの配信を要求することがで
きると共に、配信サーバ1に対してコンテンツ配信時の
要求品質を指定することもできる。即ち、受信者は、コ
ンテンツの受信に先立ってサービス品質グレードを指定
することができると共に、コンテンツ受信中にもサービ
ス品質グレードの変更指定を行うことができる。
【0067】このとき受信者が指定できる項目には、受
信者属性(L)と、コンテンツ名(C)、品質を優先す
るメディア(音声、映像、テキスト)(M)、指定品質
グレード(Q)、指定符号化速度(V)が含まれる。こ
れらの項目の情報は配信サーバ1からサーバ通信回線9
を介して受信者品質取得装置62に格納される。
【0068】また、受信者が指定するコンテンツ名
(C)と、品質を優先するメディア(M)、指定品質グ
レード(Q)、指定符号化速度(V)は、サービス品質
グレードとして受信者品質取得装置62に格納される。
【0069】配信サーバ1から符号化条件決定依頼を受
けた符号化方法決定装置64は、サーバ・クライアント
間品質の計測を行う場合と行わない場合、さらに上記の
要求品質の指定項目の内容に応じて符号化条件の決定方
法を変えている。これらの各場合における一実施例を以
下に説明する。
【0070】
【第1実施例】受信者が指定品質グレード(Q)と指定
符号化速度(V)とを指定せず、かつ、サーバ・クライ
アント間品質の計測を行わない場合は、図4に示すよう
に、コンテンツ名(C)を指定し、受信者属性(L)ま
たは品質優先メディア(M)のみを指定した場合には、
符号化制御装置6は、配信サーバ1から受信者のリクエ
スト(品質要求情報)を受信し(SA1)、符号化方法
決定装置64によって、非指定項目に対して、デフォル
ト値を設定する(SA2)。
【0071】このデフォルト値を設定するときに、符号
化制御装置6は、受信者属性(L)と品質優先メディア
(M)を受信者が指定したものに設定する。受信者属性
(L)が指定されていないときは、受信者属性デフォル
ト値(L)(「一般」)を受信者属性として設定する。
この受信者属性デフォルト値(L)はプログラム上に予
め設定されている。
【0072】また、品質優先メディア(M)が指定され
ていないときは、符号化制御装置6は、品質優先メディ
アデフォルト値(M)(例えば「音声」)を品質優先メ
ディア(M)として設定する。この品質優先メディアデ
フォルト値(M)はプログラム上若しくは符号化方法決
定装置64の装置外部から書き換え可能なメモリに予め
設定されている。
【0073】さらに、符号化制御装置6は、符号化方法
決定装置64によって、サーバ・クライアント間品質
(NW品質)(N)を品質デフォルト値Ndに設定す
る。この品質デフォルト値Ndはプログラム上に予め設
定されている。
【0074】次いで、符号化制御装置6は、符号化方法
決定装置64によって、サービス品質データベース611
を参照して、要求されたコンテンツ名(C)に対応した
コンテンツ属性(α)を求め、データγ(受信者属性
(L)別コンテンツ属性(α)別符号化方法条件デフォ
ルト)から上記SA2で求めたデフォルト値を満たすよ
うなデフォルトの符号化条件βを求め(SA3)、この
符号化条件βをサーバ通信回線9を介して配信サーバ1
に通知する(SA4)。
【0075】
【第2実施例】サーバ・クライアント間品質の計測を行
わない場合は、図5及び図6に示すように、符号化制御
装置6は、符号化方法決定装置64によって、配信サー
バ1から受信者のリクエスト(品質要求情報)を受信し
(SB1)、符号化方法決定装置64によって、非指定
項目に対して、デフォルト値を設定する(SB2)。
【0076】このデフォルト値を設定するときに、符号
化制御装置6は、受信者属性(L)と品質優先メディア
(M)、指定品質グレード(Q)、指定符号化速度
(V)のうち受信者が指定したものは指定値に設定す
る。また、受信者属性(L)が指定されていないとき
は、受信者属性デフォルト値(L)(「一般」)を受信
者属性として設定する。この受信者属性デフォルト値
(L)は、前述のようにプログラム上に予め設定されて
いる。
【0077】また、品質優先メディア(M)が指定され
ていないときは、符号化制御装置6は、品質優先メディ
アデフォルト値(M)(例えば「音声」)を品質優先メ
ディア(M)として設定する。この品質優先メディアデ
フォルト値(M)は、前述のようにプログラム上若しく
は符号化方法決定装置64の装置外部から書き換え可能
なメモリに予め設定されている。
【0078】さらに、符号化制御装置6は、符号化方法
決定装置64によって、サーバ・クライアント間品質
(NW品質)(N)を品質デフォルト値Ndに設定す
る。この品質デフォルト値Ndは、前述のようにプログ
ラム上若しくは符号化方法決定装置64の装置外部から
書き換え可能なメモリに予め設定されている。
【0079】次いで、符号化制御装置6は、符号化方法
決定装置64によって、前記要求品質情報に指定品質グ
レード(Q)と指定符号化速度(V)が指定されている
か否かを判定する(SB3)。
【0080】この判定の結果、指定品質グレード(Q)
と指定符号化速度(V)が指定されていないときは、符
号化制御装置6は、符号化方法決定装置64によって、
サービス品質データベース611を参照して、要求された
コンテンツ名(C)に対応したコンテンツ属性(α)を
求め、データγ(受信者属性(L)別コンテンツ属性
(α)別符号化方法条件デフォルト)から上記SB2で
求めたデフォルト値を満たすようなデフォルトの符号化
条件βを求め(SB4)、この符号化条件βをサーバ通
信回線9を介して配信サーバ1に通知する(SB6)。
【0081】また、前記SB3の判定の結果、指定品質
グレード(Q)と指定符号化速度(V)が指定されてい
るときは、符号化制御装置6は、符号化方法決定装置6
4によって、サービス品質データベース611を参照し、
上記サーバ・クライアント間品質Nと指定された品質グ
レード(Q)を満たす符号化条件βを選定する(SB
5)。
【0082】この選定において、符号化方法決定装置6
4は、サービス品質データベース611を参照して、要求
されたコンテンツ名(C)に対応したコンテンツ属性
(α)を求め、サーバ・クライアント間品質Nと指定さ
れた品質グレード(Q)に基づいて、サービス品質デー
タベース611に格納されているサーバ・クライアント間
品質(N)別符号化条件別(β)実現可能品質グレード
(Q)(データδ)とコンテンツ属性(α)別品質グレ
ード(Q)別符号化方法条件(データβ)を参照して、
上記サーバ・クライアント間品質Nと受信者によって指
定された指定品質グレード(Q)とを満たす候補となる
符号化条件(β)を選定する。ここで、符号化条件
(β)は、符号化速度(V)と優先メディア(M)の条
件を含んだものである。
【0083】また、上記サーバ・クライアント間品質N
と受信者によって指定された品質グレード(Q)を満た
す符号化条件(β)の候補が存在しない場合には、符号
化方法決定装置64は、条件を緩和して、これを満たす
符号化条件(β)の候補を選定する。
【0084】条件を緩和するときの順序としては多様な
実現方法が考えられるが、本実施形態では、例えば、次
の(1)〜(3)の方法を用いている。
【0085】(1)優先メディア(M)と符号化速度
(V)を固定して、品質グレード(Q)を順次落とす方
法。
【0086】(2)優先メディア(M)、品質グレード
(Q)を固定し、符号化速度(V)を順次落とす方法。
【0087】(3)品質グレード(Q)、符号化速度
(V)を固定し、優先メディア(M)を順次変更する方
法。
【0088】次いで、符号化方法決定装置64は、上記
選定した符号化条件(β)をサーバ通信回線9を介して
配信サーバ1に通知する(SB6)。
【0089】尚、サーバ・クライアント間品質の計測を
行わない装置構成とする場合は、サーバ・クライアント
間品質計測装置63を設けなくてもよいことは言うまで
もない。
【0090】
【第3実施例】サーバ・クライアント間品質の計測を行
う場合、図7及び図8に示すように、符号化制御装置6
は、符号化方法決定装置64によって、配信サーバ1か
ら受信者のリクエスト(品質要求情報)を受信し(SC
1)、符号化方法決定装置64によって、非指定項目に
対して、デフォルト値を設定する(SC2)。
【0091】このデフォルト値を設定するときに、符号
化制御装置6は、受信者属性(L)と品質優先メディア
(M)、指定品質グレード(Q)、指定符号化速度
(V)のうち受信者が指定したものは指定値に設定す
る。また、受信者属性(L)が指定されていないとき
は、受信者属性デフォルト値(L)(「一般」)を受信
者属性として設定する。この受信者属性デフォルト値
(L)は、前述のようにプログラム上に予め設定されて
いる。
【0092】また、品質優先メディア(M)が指定され
ていないときは、符号化制御装置6は、品質優先メディ
アデフォルト値(M)(例えば「音声」)を品質優先メ
ディア(M)として設定する。この品質優先メディアデ
フォルト値(M)は、前述のようにプログラム上若しく
は符号化方法決定装置64の装置外部から書き換え可能
なメモリに予め設定されている。
【0093】さらに、符号化方法決定装置64は、サー
バ・クライアント品質計測装置63からサーバ・クライ
アント間品質(NW品質)(N)を取得し、取得したサ
ーバ・クライアント間品質値をNとして設定する。
【0094】このとき、サーバ・クライアント品質計測
装置63のサーバ・クライアント品質判定装置634は、
図9に示すように、符号化方法決定装置64からサーバ
・クライアント間品質(NW品質)測定指示を受信する
(SD1)。このときのサーバ・クライアント間品質
(NW品質)測定指示には、品質を優先するメディア
(M)(音声、映像、テキスト)と、指定品質グレード
(Q)、指定符号化速度(V)、符号化条件(β)の情
報が含まれる。
【0095】次いで、サーバ・クライアント品質判定装
置634は、試験パケットを送出することでサーバ・クラ
イアント間品質を計測する方法、或いはサーバ側品質取
得部633を介して配信サーバ1からサーバ・クライアン
ト間品質情報を取得する方法の何れかを用いて、サーバ
・クライアント間品質を計測する。
【0096】上記試験パケットを送出する方法を用いる
場合、サーバ・クライアント品質判定装置634は、品質
優先メディア(M)と指定符号化速度(V)及び指定品
質グレード(Q)に基づいて試験パケット送出仕様を決
定し、試験パケット送信装置631に指示してクライアン
ト端末3に向かって上記決定した仕様の試験パケットを
送出する。さらに、サーバ・クライアント品質判定装置
634は、試験パケット応答受信装置632によって受信した
試験パケットの応答を取得することでサーバ・クライア
ント間品質を計測し、その結果をサーバ・クライアント
品質判定装置634に送信する(SD2)。
【0097】この後、サーバ・クライアント品質判定装
置634は、受信した結果からサーバ・クライアント間品
質(NW品質)の統計化処理を行うことによってサーバ
・クライアント間品質(N)を求める。このサーバ・ク
ライアント間品質Nには、パケット損失率、スループッ
ト、遅延時間及び遅延時間の変動などが含まれる。
【0098】さらに、サーバ・クライアント品質判定装
置634は、サービス品質データベース611を参照し、上記
求めたサーバ・クライアント間品質(N)に対応するサ
ーバ・クライアント間品質(N)別符号化条件別(β)
実現可能品質グレード(Q)(データδ)を抽出して、
これが上記測定指示の条件を満たすか否かを判定し、こ
の判定結果を符号化方法決定装置64に送信する(SD
4)。
【0099】次に、符号化制御装置6は、符号化方法決
定装置64によって、サービス品質データベース611を
参照し、上記サーバ・クライアント間品質Nと指定され
た品質グレード(Q)を満たす符号化条件βを選定する
(SC3)。
【0100】この選定において、符号化方法決定装置6
4は、サービス品質データベース611を参照して、要求
されたコンテンツ名(C)に対応したコンテンツ属性
(α)を求め、サーバ・クライアント間品質Nと指定さ
れた品質グレード(Q)に基づいて、サービス品質デー
タベース611に格納されているサーバ・クライアント間
品質(N)別符号化条件別(β)実現可能品質グレード
(Q)(データδ)とコンテンツ属性(α)別品質グレ
ード(Q)別符号化方法条件(データβ)を参照して、
上記サーバ・クライアント間品質Nと受信者によって指
定された指定品質グレード(Q)とを満たす候補となる
符号化条件(β)を選定する。
【0101】ここで、符号化条件(β)は、符号化速度
(V)と優先メディア(M)の条件を含んだものであ
る。
【0102】また、上記サーバ・クライアント間品質N
と受信者によって指定された品質グレード(Q)を満た
す符号化条件(β)の候補が存在しない場合には、符号
化方法決定装置64は、条件を緩和して、これを満たす
符号化条件(β1)の候補を選定すると共に、サーバ・
クライアント品質計測装置63に指示して符号化条件
(β1)に対応してサーバ・クライアント間品質(NW
品質)(N)を再び計測し、符号化条件(β)を選定す
る。
【0103】条件を緩和するときの順序としては多様な
実現方法が考えられるが、本実施形態では、例えば、次
の(1)〜(3)の方法を用いている。
【0104】(1)優先メディア(M)と符号化速度
(V)を固定して、品質グレード(Q)を順次落とす方
法。
【0105】(2)優先メディア(M)、品質グレード
(Q)を固定し、符号化速度(V)を順次落とす方法。
【0106】(3)品質グレード(Q)、符号化速度
(V)を固定し、優先メディア(M)を順次変更する方
法。
【0107】次いで、符号化方法決定装置64は、上記
選定した符号化条件(β)をサーバ通信回線9を介して
配信サーバ1に通知する(SC4)。
【0108】この通知を受信した配信サーバ1は、通知
された符号化条件(β)によって、配信ストリームを生
成する。
【0109】このように、ストリームの配信前に、符号
化条件を決定するためにサーバ・クライアント間品質を
計測し、さらにサービス品質データベース611の蓄積情
報に基づいて符号化条件を決定しているので、通信網2
や接続回線4のサーバ・クライアント間品質の状況とそ
の変動に即した適切な符号化条件を決定し、豊富なコン
テンツに対して自動的に良好な品質グレードで配信サー
ビスを提供することができる。
【0110】また、符号化制御装置6は、配信サーバ1
からクライアント端末3にストリームが配信されている
最中に、その配信ストリームの品質を最適に保つように
符号化条件を再設定するための機能(SC5)も有して
いる。
【0111】即ち、配信中のストリームに対して、現在
設定されている優先メディア(M)および符号化速度
(V)の符号化条件下で受信者が指定する品質グレード
(Q)が実現可能か否かを判定するために、試験パケッ
ト送出によるサーバ・クライアント間品質(N1)また
は配信サーバ1側で計測されているサーバ側品質(S
1)を取得する。試験パケットによる計測は、前述と同
様である。サーバ側品質(S1)は、配信サーバ1から
サーバ通信回線9を介してサーバ・クライアント品質計
測装置63が取得する。
【0112】サーバ・クライアント品質計測装置63に
よる計測の結果を受け、符号化方法決定装置64は、品
質グレード(Q)か満たされない場合、計測されたサー
バ・クライアント間品質(N1)又はサーバ側品質(S
1)から、優先メディア(M)、符号化速度(V)、ま
たは品質グレード(Q)を変更した符号化条件(β)を
求め、サーバ通信回線9を介して配信サーバ1に送信す
る。
【0113】これを受けた配信サーバ1は、受信した符
号化条件を再設定してストリームを配信する。
【0114】これにより、配信中のストリームに対して
も最適な品質を保つように符号化条件を再設定すること
ができる。
【0115】また、符号化制御装置6は、ストリーム配
信中の受信者からの品質変更指定に応じて符号化条件を
決定する機能(SC6)を有している。これにより、受
信者は、ストリーム配信中に品質変更を指定することが
可能である。
【0116】即ち、受信者からの品質変更指定は、配信
サーバ1を経由し、サーバ通信回線9を介して受信者品
質取得装置62に格納されると共に、配信サーバ1から
符号化方法決定装置64に対して符号化条件の決定依頼
が送信される。
【0117】この依頼を受けた符号化方法決定装置64
は、既に得られているサーバ・クライアント間品質の計
測結果から、指定された要求品質が実現可能であると判
定される場合は、優先メディア(M)、符号化速度
(V)、または品質グレード(Q)を変更した符号化条
件(β)を求めて、サーバ通信回線9を介して配信サー
バ1に送信する。また、既に得られているサーバ・クラ
イアント間品質の計測結果から実現不可能であると判定
された場合、符号化方法決定装置64は、サーバ通信回
線9及び配信サーバ1を介してクライアント端末3に変
更が不可能である旨を通知する。
【0118】前述したように、本実施形態では、コンテ
ンツ属性を反映した符号化パラメータの制御を行うこと
ができると共に、受信者属性や受信者の要求品質に基づ
く符号化パラメータの制御を行うことができる。
【0119】また、本実施形態では、サーバ・クライア
ント間品質を計測し、このサービス品質評価結果に基づ
き、多くの受信者にとって適切なサービス品質を事前に
把握して、これに合った適切な符号化条件を設定してス
トリーム配信することが可能になる。
【0120】さらに、本実施形態では、受信者が希望す
る要求サービス品質グレードを指定し、また計測された
サーバ・クライアント間品質をもとにして符号化パラメ
ータまで含めた符号化条件の制御を実施できるので、最
適な配信サービスの享受が可能となる。
【0121】また、上記サービス品質対応符号化制御プ
ログラムを記録したフレキシブルディスクや光ディス
ク、光磁気ディスクなどのコンピュータ読み取り可能な
情報記録媒体を作成して配布することにより、一般のコ
ンピュータ装置を用いて上記サービス品質対応符号化制
御装置6を容易に構成することができる。
【0122】尚、前述した実施形態は本発明の一具体例
であって、本発明が上記実施形態のみに限定されること
はない。例えば、前述した第1乃至第3実施例の処理動
作は一具体例であって、これらの処理の組み合わせ或い
は部分的変更を行った処理においてもほぼ同様の効果を
奏することができる。
【0123】また、上記実施形態では配信サーバ1とは
別にサービス品質対応符号化制御装置6を設けたが、配
信サーバ1内にサービス品質対応符号化制御装置6を備
えても良い。この場合、サービス品質対応符号化制御処
理を全てソフトウェアーによって実施することも可能で
ある。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、受
信者の指定又は受信者属性またはそれが無い場合は、予
め求めてある適切な品質グレードが格納されているデー
タベースから、通信網やサーバの品質状況とその変動に
即した適切な符号化方法を決定し、配信サーバに送信す
るもので、豊富なコンテンツに対して自動的に良好な品
質グレードで配信サービスを提供できる事から、配信サ
ービスの普及に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における配信サービス品質
対応符号化制御装置の接続例を示す図
【図2】従来の映像伝送速度とサービス品質の関係を示
す図
【図3】本発明の一実施形態における配信サービス品質
対応符号化制御装置を示す構成図
【図4】本発明の一実施形態における第1実施例の動作
を説明するフローチャート
【図5】本発明の一実施形態における第2実施例の動作
を説明するフローチャート
【図6】本発明の一実施形態における第2実施例の動作
を説明するフローチャート
【図7】本発明の一実施形態における第3実施例の動作
を説明するフローチャート
【図8】本発明の一実施形態における第3実施例の動作
を説明するフローチャート
【図9】本発明の一実施形態における第3実施例の動作
を説明するフローチャート
【符号の説明】
1…配信サーバ、2…通信網、3…クライアント端末、
4…接続回線、5…配信ストリーム、6…サービス品質
対応符号化制御装置、7…モニタ用回線、8…回線収容
装置、9…サーバ通信回線、61…サービス品質データ
ベース装置、611…サービス品質データベース、612…品
質データ入力装置、62…受信者品質取得装置、63…
サーバ・クライアント品質計測装置、631…試験パケッ
ト送信装置、632…試験パケット応答受信装置、633…サ
ーバ側品質取得部、634…サーバ・クライアント品質判
定装置、64…符号化方法決定装置、65…出力装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 伊佐美 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 横井 忠寛 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5C059 KK34 SS08 SS30 TA36 TA71 TB04 TC10 TC21 TC24 UA02 5C064 BA01 BB07 BC07 BC16 BC20 BD02 BD07 BD08 5K030 GA14 HA08 HB01 HB02 HC01 JT10 KA01 KA06 KA19 LA07

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網を利用して配信サーバからクライ
    アント端末に映像や音声等のメディアを含むコンテンツ
    をパケット化した配信ストリームを送信する配信サービ
    スの品質対応符号化制御方法であって、 コンテンツの属性に対応して、符号化パラメータと符号
    化速度情報を組み合わせた複数の符号化条件情報が格納
    されているサービス品質データベースを備えたコンピュ
    ータ装置に対して、前記配信サーバは配信対象のコンテ
    ンツに対応する配信ストリームの符号化条件の決定を依
    頼し、 前記配信サーバから符号化条件の決定依頼を受けた前記
    コンピュータ装置は、前記サービス品質データベースの
    情報を参照し、前記配信対象コンテンツの属性に対応す
    る配信ストリームの符号化条件を決定し、該決定した符
    号化条件を前記配信サーバに通知し、 前記配信サーバは、前記コンピュータ装置から通知され
    た符号化条件を用いて前記配信対象コンテンツの配信ス
    トリームを生成することを特徴とする配信サービス品質
    対応符号化制御方法。
  2. 【請求項2】 前記サービス品質データベースは、コン
    テンツの属性と前記クライアント端末を操作する受信者
    の属性との組み合わせ毎に、符号化パラメータと符号化
    速度情報を組み合わせた符号化条件情報を有し、 前記配信サーバは、前記コンピュータ装置に対して、前
    記受信者によって要求されたコンテンツと該要求元受信
    者の属性に対応する配信ストリームの符号化条件の決定
    を依頼し、 前記配信サーバから符号化条件の決定依頼を受けた前記
    コンピュータ装置は、前記サービス品質データベースの
    情報を参照して、前記依頼された受信者属性とコンテン
    ツに対応する配信ストリームの符号化条件を決定し、該
    決定した符号化条件を前記配信サーバに通知し、 前記配信サーバは、前記コンピュータ装置から通知され
    た符号化条件を用いて配信ストリームを生成することを
    特徴とする請求項1に記載の配信サービス品質対応符号
    化制御方法。
  3. 【請求項3】 前記サービス品質データベースには、コ
    ンテンツの属性に対応して、符号化パラメータと符号化
    速度情報を組み合わせた複数の符号化条件情報と各符号
    化条件でのサービス品質グレード情報が格納されてお
    り、 前記配信サーバは、前記コンピュータ装置に対して、前
    記クライアント端末を操作する受信者によって要求され
    たコンテンツとサービス品質グレードに対応する配信ス
    トリームの符号化条件の決定を依頼し、 前記配信サーバから符号化条件の決定依頼を受けた前記
    コンピュータ装置は、前記サービス品質データベースの
    情報を参照して、前記依頼されたコンテンツとサービス
    品質グレードに対応する配信ストリームの符号化条件を
    決定し、該決定した符号化条件を前記配信サーバに通知
    し、 前記配信サーバは、前記コンピュータ装置から通知され
    た符号化条件を用いて配信ストリームを生成することを
    特徴とする請求項1に記載の配信サービス品質対応符号
    化制御方法。
  4. 【請求項4】 前記サービス品質データベースは、サー
    バ・クライアント間品質毎に、符号化パラメータと符号
    化速度情報とを組み合わせた複数の符号化条件情報と各
    符号化条件での実現可能サービス品質グレード情報を有
    し、 前記配信サーバから符号化条件の決定依頼を受けたコン
    ピュータ装置は、前記決定した符号化条件を前記配信サ
    ーバに通知する前に、前記配信サーバと前記クライアン
    ト端末との間の品質を取得すると共に、 前記サービス品質データベースから前記取得したサーバ
    ・クライアント間品質に対応する前記配信ストリームの
    符号化条件を1つ以上抽出し、 前記決定した符号化条件が前記抽出した符号化条件を満
    たすか否かを判定し、 前記判定の結果、前記決定した符号化条件が前記抽出し
    た符号化条件を満たすときは前記決定した符号化条件を
    前記配信サーバに通知し、 前記決定した符号化条件が前記抽出した符号化条件を満
    たさないときは、前記抽出した1つ以上の符号化条件に
    基づいて決定した符号化条件を前記配信サーバに通知す
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記
    載の配信サービス品質対応符号化制御方法。
  5. 【請求項5】 前記サービス品質データベースは、サー
    バ・クライアント間品質毎に、符号化パラメータと符号
    化速度情報とを組み合わせた複数の符号化条件情報と各
    符号化条件での実現可能サービス品質グレード情報を有
    し、 前記配信サーバからストリームの配信を受けているクラ
    イアント端末と配信サーバとの間の品質を取得すると共
    に、 前記サービス品質データベースから前記取得したサーバ
    ・クライアント間品質に対応する前記配信ストリームの
    符号化条件を1つ以上抽出し、 前記クライアント端末に配信されているストリームの符
    号化条件が前記抽出した符号化条件を満たすか否かを判
    定し、 前記判定の結果、前記配信されているストリームの符号
    化条件が前記抽出した符号化条件を満たさないときは、
    前記抽出した1つ以上の符号化条件に基づいて決定した
    符号化条件を前記配信サーバに通知することを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4の何れかに記載の配信サービス
    品質対応符号化制御方法。
  6. 【請求項6】 前記サービス品質データベースは、サー
    バ・クライアント間品質毎に、符号化パラメータと符号
    化速度情報とを組み合わせた、複数の符号化条件情報と
    各符号化条件での実現可能サービス品質グレード情報を
    有し、 前記配信サーバからストリームの配信を受けている受信
    者からの品質変更指示を受けた際に、 クライアント端末と配信サーバとの間の品質を取得する
    と共に、 前記サービス品質データベースから前記取得したサーバ
    ・クライアント間品質に対応する前記配信ストリームの
    符号化条件を1つ以上抽出し、 受信者からの品質変更指示に含まれるサービス品質グレ
    ードを満たす符号化条件があればその符号化条件を前記
    配信サーバに通知し、 受信者からの品質変更指示に含まれるサービス品質グレ
    ードを満たす符号化条件がなければその旨を前記配信サ
    ーバに通知することを特徴とする請求項1乃至請求項5
    の何れかに記載の配信サービス品質対応符号化制御方
    法。
  7. 【請求項7】 前記の配信サービス品質対応符号化制御
    方法を実現するコンピュータ装置は、前記クライアント
    端末に対して試験パケットを送信し、該試験パケットを
    受信したクライアント端末からの応答を受信する方法、
    或いは前記配信サーバにおいて計測されている配信サー
    バとクライアント端末との間の品質情報を前記配信サー
    バから取得する方法のうちの少なくとも何れか一方を用
    いて前記配信サーバとクライアント端末との間の品質を
    計測することを特徴とする請求項4乃至請求項6の何れ
    かに記載の配信サービス品質対応符号化制御方法。
  8. 【請求項8】 通信網を利用して配信サーバからクライ
    アント端末に映像や音声等のメディアを含むコンテンツ
    をパケット化した配信ストリームを送信する配信サービ
    スの品質対応符号化制御装置であって、 コンテンツの属性に対応して、符号化パラメータと符号
    化速度情報を組み合わせた複数の符号化条件情報が格納
    されているサービス品質データベースと、 配信対象のコンテンツに対応する配信ストリームの符号
    化条件の決定依頼を前記配信サーバから受信する依頼受
    信手段と、 前記配信サーバからの依頼に基づいて、前記サービス品
    質データベースの情報を参照して、前記配信対象コンテ
    ンツの属性に対応する配信ストリームの符号化条件を決
    定し、該決定した符号化条件を前記配信サーバに通知す
    る符号化方法決定手段とを備えていることを特徴とする
    配信サービス品質対応符号化制御装置。
  9. 【請求項9】 前記サービス品質データベースは、コン
    テンツの属性と受信者属性との組み合わせ毎に前記符号
    化条件情報を備え、 前記依頼受信手段は、前記クライアント端末を操作する
    受信者によって要求されたコンテンツと該要求元受信者
    の属性に対応する配信ストリームの符号化条件の決定依
    頼を前記配信サーバから受信する手段を有し、 前記符号化方法決定手段は、前記サービス品質データベ
    ースの情報を参照して、前記依頼された受信者属性とコ
    ンテンツに対応する配信ストリームの符号化条件を決定
    し、該決定した符号化条件を前記配信サーバに通知する
    手段を有することを特徴とする請求項8に記載の配信サ
    ービス品質対応符号化制御装置。
  10. 【請求項10】 前記サービス品質データベースは、コ
    ンテンツの属性に対応して、複数の符号化条件情報と各
    符号化条件でのサービス品質グレード情報とを備え、 前記依頼受信手段は、前記クライアント端末を操作する
    受信者によって要求されたコンテンツとサービス品質グ
    レードに対応する配信ストリームの符号化条件の決定依
    頼を前記配信サーバから受信する手段を有し、 前記符号化方法決定手段は、前記サービス品質データベ
    ースの情報を参照して、前記依頼されたコンテンツとサ
    ービス品質グレードに対応する配信ストリームの符号化
    条件を決定し、該決定した符号化条件を前記配信サーバ
    に通知する手段を有することを特徴とする請求項8に記
    載の配信サービス品質対応符号化制御装置。
  11. 【請求項11】 前記サービス品質データベースは、サ
    ーバ・クライアント間品質毎に、符号化パラメータと符
    号化速度情報とを組み合わせた複数の符号化条件情報と
    各符号化条件での実現可能サービス品質グレード情報と
    を備え、 前記配信サーバから符号化条件の決定依頼を受けたとき
    に、前記決定した符号化条件を前記配信サーバに通知す
    る前に、前記配信サーバと前記クライアント端末との間
    の品質を取得する品質取得手段と、 前記サービス品質データベースから前記取得したサーバ
    ・クライアント間品質に対応する前記配信ストリームの
    符号化条件を1つ以上抽出して、前記決定した符号化条
    件が前記抽出した符号化条件を満たすときに前記決定し
    た符号化条件を前記配信サーバに通知し、前記決定した
    符号化条件が前記抽出した符号化条件を満たさないとき
    は、前記抽出した1つ以上の符号化条件に基づいて決定
    した符号化条件を前記配信サーバに通知する手段とを設
    けたことを特徴とする請求項8乃至請求項10の何れか
    に記載の配信サービス品質対応符号化制御装置。
  12. 【請求項12】 前記サービス品質データベースは、サ
    ーバ・クライアント間品質毎に、符号化パラメータと符
    号化速度情報とを組み合わせた複数の符号化条件情報と
    各符号化条件での実現可能サービス品質グレード情報と
    を備え、 前記配信サーバからストリームの配信を受けているクラ
    イアント端末と配信サーバとの間の品質を取得する手段
    と、 前記サービス品質データベースから前記取得したサーバ
    ・クライアント間品質に対応する前記配信ストリームの
    符号化条件を1つ以上抽出して、前記クライアント端末
    に配信されているストリームの符号化条件が前記抽出し
    た符号化条件を満たさないときに、前記抽出した1つ以
    上の符号化条件に基づいて決定した符号化条件を前記配
    信サーバに通知する手段とを設けたことを特徴とする請
    求項8乃至請求項11の何れかに記載の配信サービス品
    質対応符号化制御装置。
  13. 【請求項13】 前記サービス品質データベースは、サ
    ーバ・クライアント間品質毎に、符号化パラメータと符
    号化速度情報とを組み合わせた、複数の符号化条件情報
    と各符号化条件での実現可能サービス品質グレード情報
    とを備え、 前記配信サーバからストリームの配信を受けている受信
    者からの品質変更指示を受ける手段と、 クライアント端末と配信サーバとの間の品質を取得する
    手段と、 前記サービス品質データベースから前記取得したサーバ
    ・クライアント間品質に対応する前記配信ストリームの
    符号化条件を1つ以上抽出する手段と、 受信者からの品質変更指示に含まれるサービス品質グレ
    ードを満たす符号化条件があればその符号化条件を前記
    配信サーバに通知する手段と、 受信者からの品質変更指示に含まれるサービス品質グレ
    ードを満たす符号化条件がなければその旨を前記配信サ
    ーバに通知する手段とを設けたことを特徴とする請求項
    8乃至請求項12の何れかに記載の配信サービス品質対
    応符号化制御装置。
  14. 【請求項14】 前記品質取得手段は、前記クライアン
    ト端末に対して試験パケットを送信する手段と、前記試
    験パケットを受信したクライアント端末からの応答を受
    信する手段と、前記応答によって前記配信サーバとクラ
    イアント端末との間の品質を判定する手段とを含むこと
    を特徴とする請求項12乃至請求項13の何れかに記載
    の配信サービス品質対応符号化制御装置。
  15. 【請求項15】 前記品質取得手段は、前記配信サーバ
    において計測されている配信サーバとクライアント端末
    との間の品質情報を前記配信サーバから取得する手段を
    含むことを特徴とする請求項12乃至請求項13の何れ
    かに記載の配信サービス品質対応符号化制御装置。
  16. 【請求項16】 通信網を利用してクライアント端末に
    映像や音声等のメディアを含むコンテンツをパケット化
    した配信ストリームを送信する配信サーバに接続される
    と共に、コンテンツの属性に対応して符号化パラメータ
    と符号化速度情報を組み合わせた複数の符号化条件情報
    が格納されているサービス品質データベースを備えたコ
    ンピュータ装置を、前記配信サーバから配信対象コンテ
    ンツに対応する配信ストリームの符号化条件の決定依頼
    を受けて、決定した符号化条件を前記配信サーバに通知
    するサービス品質対応符号化制御装置として動作させる
    配信サービス品質対応符号化制御プログラムであって、 前記クライアント端末を操作する受信者からの要求品質
    情報を前記配信サーバから受信するステップと、 前記受信した要求品質情報に基づいて、前記サービス品
    質データベースの情報を参照し、前記配信対象コンテン
    ツの属性に対応する配信ストリームの符号化条件を決定
    するステップと、 前記決定した符号化条件を前記配信サーバに通知するス
    テップとを含むことを特徴とする配信サービス品質対応
    符号化制御プログラム。
  17. 【請求項17】 前記受信者によって要求されたコンテ
    ンツ名と前記受信者の属性とを含む要求品質情報に対応
    する配信ストリームの符号化条件の決定依頼を前記配信
    サーバから受信するステップと、 前記受信した要求品質情報に基づいて、前記サービス品
    質データベースの情報を参照し、前記依頼に含まれる受
    信者属性とコンテンツ名とに対応する配信ストリームの
    符号化条件を決定するステップと、 前記決定した符号化条件を前記配信サーバに通知するス
    テップとを含むことを特徴とする請求項16に記載の配
    信サービス品質対応符号化制御プログラム。
  18. 【請求項18】 前記受信者によって要求されたコンテ
    ンツ名とサービス品質グレードとを含む要求品質情報に
    対応する配信ストリームの符号化条件の決定依頼を前記
    配信サーバから受信するステップと、 前記受信した要求品質情報に基づいて、前記サービス品
    質データベースの情報を参照し、前記依頼されたコンテ
    ンツ名とサービス品質グレードに対応する配信ストリー
    ムの符号化条件を決定するステップと、 前記決定した符号化条件を前記配信サーバに通知するス
    テップとを含むことを特徴とする請求項17に記載の配
    信サービス品質対応符号化制御プログラム。
  19. 【請求項19】 前記決定した符号化条件を前記配信サ
    ーバに通知する前に、前記配信サーバと前記クライアン
    ト端末との間の品質を取得するステップと、 前記取得したサーバ・クライアント間品質に対応する前
    記配信ストリームの符号化条件を前記サービス品質デー
    タベースから1つ以上抽出するステップと、 前記決定した符号化条件が前記抽出した符号化条件を満
    たすか否かを判定するステップと、 前記判定の結果、前記決定した符号化条件が前記抽出し
    た符号化条件を満たすときは前記決定した符号化条件を
    前記配信サーバに通知するステップと、 前記判定の結果、前記決定した符号化条件が前記抽出し
    た符号化条件を満たさないときは、前記抽出した1つ以
    上の符号化条件に基づいて決定した符号化条件を前記配
    信サーバに通知するステップとを含むことを特徴とする
    請求項16乃至請求項18の何れかに配信サービス品質
    対応符号化制御プログラム。
  20. 【請求項20】 前記配信サーバからストリームの配信
    を受けているクライアント端末と配信サーバとの間の品
    質を取得するステップと、 前記取得したサーバ・クライアント間品質に対応する前
    記配信ストリームの符号化条件を前記サービス品質デー
    タベースから1つ以上抽出するステップと、 前記クライアント端末に配信されているストリームの符
    号化条件が前記抽出した符号化条件を満たすか否かを判
    定するステップと、 前記判定の結果、前記配信されているストリームの符号
    化条件が前記抽出した符号化条件を満たさないときは、
    前記抽出した1つ以上の符号化条件に基づいて決定した
    符号化条件を前記配信サーバに通知するステップとを含
    むことを特徴とする請求項16乃至請求項18の何れか
    に配信サービス品質対応符号化制御プログラム。
  21. 【請求項21】 前記配信サーバからストリームの配信
    を受けている受信者からの品質変更指示を受けるステッ
    プと、 前記品質変更指示を受けた後、クライアント端末と配信
    サーバとの間の品質を取得するステップと、 前記サービス品質データベースから前記取得したサーバ
    ・クライアント間品質に対応する前記配信ストリームの
    符号化条件を1つ以上抽出するステップと、 前記受信者からの品質変更指示に含まれるサービス品質
    グレードを満たす符号化条件があればその符号化条件を
    前記配信サーバに通知するステップと、 受信者からの品質変更指示に含まれるサービス品質グレ
    ードを満たす符号化条件がなければその旨を前記配信サ
    ーバに通知するステップとを含むことを特徴とする請求
    項16乃至請求項20の何れかに記載の配信サービス品
    質対応符号化制御プログラム。
  22. 【請求項22】 前記配信サーバと前記クライアント端
    末との間の品質を取得するステップは、前記クライアン
    ト端末に対して試験パケットを送信し、該試験パケット
    を受信したクライアント端末からの応答を受信すること
    によって前記配信サーバとクライアント端末との間の品
    質を計測するステップか或いは前記配信サーバにおいて
    計測されている配信サーバとクライアント端末との間の
    品質情報を前記配信サーバから取得するステップのうち
    の少なくとも何れか一方のステップを含むことを特徴と
    する請求項19又は請求項21に記載の配信サービス品
    質対応符号化制御プログラム。
  23. 【請求項23】 前記請求項16乃至請求項22に記載
    の配信サービス品質対応符号化制御プログラムが記録さ
    れているコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体。
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