JP2003233432A - ユーザ端末装置 - Google Patents

ユーザ端末装置

Info

Publication number
JP2003233432A
JP2003233432A JP2002376826A JP2002376826A JP2003233432A JP 2003233432 A JP2003233432 A JP 2003233432A JP 2002376826 A JP2002376826 A JP 2002376826A JP 2002376826 A JP2002376826 A JP 2002376826A JP 2003233432 A JP2003233432 A JP 2003233432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
software
information
digital information
output
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002376826A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3980474B2 (ja
Inventor
Ryota Akiyama
良太 秋山
Makoto Yoshioka
誠 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2002376826A priority Critical patent/JP3980474B2/ja
Publication of JP2003233432A publication Critical patent/JP2003233432A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3980474B2 publication Critical patent/JP3980474B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 提供径路の異なるソフトウエア情報を統一的
に取り扱うことができるようにする。 【解決手段】 通信媒体を介して供給されるディジタル
情報を受信するためのディジタル情報受信手段と、記憶
媒体へのリード/ライト動作を行うためのドライブ手段
と、前記ディジタル情報受信手段からの、および前記ド
ライブ手段からのディジタル情報を、可視的及び/又は
可聴的なデータに変換するための情報変換手段と、前記
ディジタル情報受信手段と前記情報変換手段の間、前記
ディジタル情報受信手段と前記ドライブ手段の間、およ
び前記ドライブ手段と前記情報変換手段の間の接続を制
御するためのスイッチ手段とを備えたことを特徴とする
ユーザ端末装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータプログラ
ムあるいは映像著作物等のソフトウエア、特にデジタル
情報化されたソフトウエアの流通システムに適用して有
効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−ROM等の大規模記憶媒体や、B
−ISDN等の大容量の高速通信技術などが発達してく
ると、これらの手段を用いてコンピュータプログラムは
勿論、画像や音声をデジタル情報として流通されること
が予想される。
【0003】すなわち、従来ビデオテープで供給されて
いたような映像著作物がそのままCD−ROMに格納さ
れて販売されたり、またはCD−ROMのインタラクテ
ィブ性(双方向性)を利用したゲームとして市場に流通
し始めてきている。
【0004】また、通信回線についても同様であり、前
記のような映像著作物が通信を経由してユーザの手許に
届けられる状況になってきている。ところで、この種の
デジタル情報は他の媒体への複写が極めて容易であり、
かつアナログ情報のような複写による劣化がないことか
ら、同一情報の複製が可能であり、これらの行為により
製造者の利益が害される可能性が極めて高い。すなわ
ち、大容量の書換え可能な光磁気ディスクや磁気ディス
ク装置さえ所有していればわずかなDOSのコマンドの
知識のみでCD−ROMの内容を複写することが簡単で
あった。
【0005】このように、十分なセキュリティチェック
が不可能であることを理由にこの種のデジタル情報媒体
のレンタル行為は製造者によって禁止されている場合が
殆どである。
【0006】しかしながら、エンドユーザとしては現在
のこの種のソフトウエアの価格は高額であり、本当にそ
のソフトウエアが自身の欲しているものと一致するか、
あるいは自身の所有しているハードウエアで使用可能か
の確認がとれるまでは購入を躊躇する場合が多い。
【0007】この点について、機能が制限されている多
数のソフトウエアをCD−ROMに格納して安価に販売
し、エンドユーザはその中から希望するソフトウエアに
ついて代金を送金することにより機能制限を解除するコ
ードを通知されるという新しいソフトウエアの流通方式
が実現され始めている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のソフト
ウエアの流通方式はソフトウエアの特性を十分に反映し
たものとはいえなかった。
【0009】すなわち、前述の機能制限を解除する方式
では、代金を一括して送金する場合が殆どであり、この
代金はいきおい高額にならざるを得ず、たとえば映画の
一場面を少しだけ見たいとか、1週間だけ表計算ソフト
を使用したいというような場合にその使用量に応じた料
金管理は困難であった。
【0010】この点について、特公平6−19707号
公報では、あらかじめ利用可能金額をIC力一ドに登録
し、有償ソフトウエアを利用する場合に前記ICカード
の利用可能金額をシステムに登録して、システムが当該
ソフトウエアの利用毎に残高を減算していく方式が提唱
されている。
【0011】また、本出願人による特開平6−9687
1号公報では、CD−ROM等の記憶媒体上に書換え可
能領域を設けて使用時間の情報を管理していく方式が提
唱されている。
【0012】本発明は、これらの先行技術をさらに一歩
進めたものであり、暗号化されたソフトウエアの再生
と、従量課金の管理とが可能な具体的なソフトウエア従
量課金・再生装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1に原理図
である図1に示すように、通信(51)または媒体(5
2)の種類によって入力経路を切り替える入力切り替え
手段(53)を設けておき、暗号化ソフトウエア情報の
復号と当該ソフトウエア情報の利用量に応じた課金を管
理するソフトウエア管理手段(55)を設け、さらに前
記ソフトウエア管理手段(55)から出力された復号情
報を可視的・可聴的なデータに変換する情報変換部(5
6)を設けておき、暗号化ソフトウエア情報を前記ソフ
トウエア管理手段(55)に出力し、非暗号化ソフトウ
エア情報を前記情報変換部(56)に出力する出力経路
切り替え手段(54)とを設けたものである。
【0014】第2に、前記入力切り替え手段を、入力さ
れたソフトウエア情報の通信または媒体の特性に基づく
特有の信号処理を行う信号処理手段への出力の切り替え
を行う第1の切り替え手段と、前記信号処理手段からの
出力を入力して通信または媒体の特性に基づくエラー処
理を施すエラー処理手段への出力の切り替えを行う第2
の切り替え手段とで構成した。
【0015】第3に、書き込み可能な媒体を装着できる
ドライブ装置を設けておき、前記いずれかの切り替え手
段を使って、前記入力経路から得られた少なくとも暗号
化ソフトウエア情報を前記ソフトウエア管理手段に出力
する前に前記媒体に書き込むために経路の切り替えを行
うようにした。
【0016】第4に、前記エラー処理手段において、前
記書き込み可能な媒体に対応した新たなエラーチェック
コードを生成するエラーチェックコード生成部を備えた
構成とした。
【0017】
【作用】前記第1の手段におけるソフトウエア情報と
は、たとばプログラム、音声、動画または静止画等の情
報であり、これらのソフトウエア情報は公衆回線、特定
通信回線等の有線・無線の通信(51)による経路で入
手することも可能であるし、CD−ROM、光磁気ディ
スク、可搬型磁気ディスク等の媒体(52)の形式で入
手することも可能である。
【0018】これらによって提供されるソフトウエア情
報は暗号化されたものと非暗号化のものとがあり、暗号
化ソフトウエア情報はその利用量(再生量)に応じた後
述の課金システムで管理されている。
【0019】ソフトウエア管理手段(55)における前
記ソフトウエア情報の復号はたとえば種々のロジックを
備えたDES(Data Encryption Sta
ndard)と呼ばれる復号手段(7)で構成されてお
り、図1では図示していない管理センタから付与された
鍵情報によって平文に解読される。またこのような暗号
化ソフトウエア情報の利用量を管理する管理手段(3)
を備えており、この管理手段は内部に課金テーブル等を
備えておき、ソフトウエアの利用量(再生量)に応じた
課金を実行するようになっている。
【0020】情報変換部(56)は、たとえば圧縮され
た画像情報の伸長を行ったり、画像情報と音声情報との
同期を制御する部分であり、この情報変換部(56)に
外部スピーカ、TVモニタ等が接続される。
【0021】本発明の第1の手段において、出力切り替
え手段(54)は、ソフトウエア情報が暗号化されたも
のであるときには、ソフトウエ「管理手段(55)に出
力し、暗号化されていないものであるときには情報交換
部(56)に直接出力するようになっている。したがっ
て、本発明の第1の手段によれば、暗号化ソフトウエア
も非暗号化ソフトウエアも統一的に取り扱うことができ
る。
【0022】また第2の手段によれば、入力切り替え手
段をそれぞれの提供経路の特性に応じた信号処理を行う
信号処理手投を設けることにより、提供経路に応じた処
理が可能となり、ソフトウエア情報の利用・再生効率を
向上させることができる。
【0023】第3の手段によれば、書き込み可能な媒
体、たとえば光磁気ディスク等のドライブ装置を接続
し、かつこのドライブ装置には前記切り替え手段を使っ
て、復号する前のソフトウエア情報をそのまま書き込む
ことができる。このように暗号化ソフトウエア情報がコ
ピーされたとしても、再生(利用)時に適切に課金がで
きればソフトウエア提供者の利益は害されることはな
い。
【0024】第4の手段によれば、たとえばCD−RO
Mで得られたソフトウエア情報を光磁気ディスクに転送
する場合に、エラー処理手段にこの光磁気ディスクへの
書き込みに対応したエラーチェックコード生成部を設け
ておき、前記切り替え手段を制御してCD−ROMから
光磁気ディスクドライブ装置への入力パスを設定してや
るだけでよい。
【0025】
【実施例】図2は、本発明の実施例であるソフトウエア
従量課金・再生装置105の内部構成を機能ブロック図
で示したものである。
【0026】同図において、切り替えスイッチ57(S
W1)は、入力インターフェースとしても機能し、通信
回線51、CD−ROM52等の種々の提供経路からの
ソフトウエア情報を入力する。また、この切り替えスイ
ッチ57(SW1)には、図示しない光磁気ディスクド
ライブ装置を通じて光磁気ディスク58へのソフトウエ
ア情報の読み書きが可能となっている。
【0027】切り替えスイッチ57(SW1)の次段に
は、信号処理手段としての受信装置58、MO変調器5
9およびCD/MO復調器60が配置されている。受信
装置58は、通信回線51からの受信信号として提供さ
れたソフトウエア情報を本装置で取り扱い可能なデータ
形式に変換するためのものであり、MO変調器59は光
磁気ディスク58への書き込みを行うための変調手段で
ある。また、CD/MO復調器60はCD−ROM52
または光磁気ディスク58からの読み取りデータを復調
するためのものであり、制御回路によって復調制御がな
されるようになっている。
【0028】切り替えスイッチ61(SW2)は、前記
で説明した各信号処理手段から出力されたデータを選択
的に各種のエラー処理手段に出力するためのものであ
る。また、光磁気ディスク58への書き込みを行う場合
には、エラー処理手段→信号処理手段への逆力向のデー
タの転送も制御する。
【0029】エラー処理手段は、通信系エラー処理部6
2と、光磁気ディスク系エラー処理部62(62a,6
2b)と、磁気ディスク・CD系エラー処理部63とに
分かれている。
【0030】光磁気ディスク系エラー処理部62は、エ
ラーチェックコード生成部62aと、エラーチェックコ
ード訂正部62bとからなり、光磁気ディスク58への
書き込みを行う場合には前者が機能し、光磁気ディスク
58からの読み出しを行う場合には後者が機能する。な
お、磁気ディスク・CD系エラー処理部63は、エラー
チェックコード訂正とともにビット並び替え等の処理も
行うようになっている。
【0031】前記エラー処理手段の後段には切り替えス
イッチ64(SW3)が配置されている。この切り替え
スイッチ64(SW3)は、前記の信号処理手段および
エラー処理手段で処理されたソフトウエア情報を次段の
ソフトウエア管理部3に出力するか、後述の切り替えス
イッチ65(SW4)に出力するか、あるいは前述のエ
ラーチェックコード訂正部62bからの出力をエラーチ
ェックコード生成部62aに戻すように経路を制御する
機能を有している。 (CD−ROM→光磁気ディスクへの書き込み)ここ
で、切り替えスイッチ64(SW3)を制御して、CD
−ROM52から読み込んだ暗号化ソフトウエア情報を
光磁気ディスク58に書き込む手順を簡単に説明する。
【0032】まず、CD−ROM52から読み込まれた
データは、切り替えスイッチ57(SW1)の経路切り
替えによりCD/MO復調器60に入力される。ここで
復調されたデータは、切り替えスイッチ61(SW2)
の経路切り替えにより磁気ディスク・CD系エラー処理
部63に送られる。ここでエラーチェックコード訂正お
よびビット並び替えが行われたデータは、切り替えスイ
ッチ64(SW3)の経路切り替えによってエラーチェ
ックコード生成部62aに送られ光磁気ディスクに対応
したエラーチェックコードが付加される。そして、この
データは切り替えスイッチ61(SW2)の経路切り替
えによりMO変調器59に送られ光磁気ディスク58に
書き込むことのできるデータ形式に変換されて切り替え
スイッチ57(SW1)を通じて光磁気ディスク58に
書き込まれる。
【0033】このようにして光磁気ディスク58に書き
込まれたデータは、切り替えスイッチ57(SW1)よ
り、CD/MO復調器60→切り替えスイッチ61(S
W2)→光磁気ディスクエラー処理部62a→切り替え
スイッチ64(SW3)を経由してソフトウエア管理部
3に入力され、ここで復号されたデータは切り替えスイ
ッチ65(SW4)を経て音声画像分離部66(DE−
MUX)に入力され、MPEG67a,MPEG67b
等を通じて外部に画像情報、音声情報として出力され
る。 (ソフトウエア管理部の構成)ソフトウエア管理部3
は、モジュール構造でたとえばICカード、ボード等で
実現されており、入力用バッファ21と出力用バッファ
24とを有する復号化部7としてのDESを中心に構成
されている。
【0034】前記DESには外部より鍵情報16が与え
られるようになっており、この鍵情報に基づいてDES
が機能して暗号化情報を復号化するようになっている。
なお、本実施例においてDESにはモード識別部18
(MODE)を有しており、このモード識別部18は複
数のDESモードの中からそのデータ形式等に対して最
適なモードを選択する機能を有している。 (DESモードの説明)次に前記DESモードのうら、
代表的なロジックを説明する。
【0035】図3(a)は、ECB基本モードであり、
復号化部7(DES)において、64ビットの鍵情報1
6により64ビットの入力データ列を64ビットの出力
データ列として暗号化(または復号化)するモードであ
る。
【0036】図3(b)は、CBCモードを示してお
り、復号化部7(DES)において64ビットの入力デ
ータ列を64ビットの鍵情報16で暗号化(または復号
化)した後、再度これを復号化部7(DES)に帰還入
力させる。このようにデータを全て入力し終るまでフィ
ードバックを行い最終結果を出力する方式であり、ファ
イル等のデータ処理に適している。
【0037】図3(c)は、OFBモードを示してお
り、エラーの生じやすい通信データや、一つの誤りが他
に与える影響の大きい音声データ等に適している。図3
(d)は、CFBモードであり、自己同期形のデータに
適している。
【0038】前述のモード識別部18はモードテーブル
20に格納されたこれらのモードのうちデータ形式等を
解析して最適なものを読み出して復号化部(DES)に
送出する。復号化部7(DES)ではこのようにして選
択されたモードに基づいて暗号化・復号化処理を行う。 (復号化部の詳細)図4は、復号化部7のハードウエア
構成を示すブロック図である。
【0039】同図において、入力側には入力用バッファ
21として、8ビット構成のレジスタが8個接続されて
64ビットのシフトレジスタ(REG1)が配置されて
おり、次段にはセレクタselが配置されている。当該
セレクタselは、後述のDES処理メイン回路25か
らの出力か、前記シフトレジスタ(REG1)からの出
力かを選択的に入力できるようになっている。
【0040】セレクタselの次段には8ビット構成の
レジスタ23(REG2)が配置されさらにその次段に
はDES処理メイン回路25が配置されている。このD
ES処理メイン回路25が復号化部7の中核をなすDE
Sとして機能する。すなわち、DES処理メイン回路2
5には、図3で説明した各種のDESモードがROM
(Read Only Memory)として登録されて
おり、制御CPU4からの指示により最適なDESモー
ドのロジックを選択して復号処理を行うようになってい
る。
【0041】前記DES処理メイン回路25の出力は前
記セレクタselと出力用バッファ24としての出力レ
ジスタ(REG3)に分岐されている。そして出力レジ
スタ(REG3)の出力が暗号化または復号化されたデ
ータとして用いられる。
【0042】この処理のシーケンスを示したものが図5
である。図5において、入力レジスタ(入力用バッファ
21)の出力は、次サイクルの最初のクロックでレジス
タ23からの出力としてDES処理される。そして次の
クロックで出力レジスタ(出力用バッファ24)より出
力される。この出力レジスタ(出力用バッファ24)か
らの出力時間に入力側では入力レジスタ(入力用バッフ
ァ21)より次カイクルの暗号化データの取り込みが行
われている。
【0043】このように、本実施例では入力用バッファ
21としての入力レジスタ(REG1)と、出力用バッ
ファ24としての出力レジスタ(REG3)とを独立に
設けたことにより、暗号化データの入力と復号化データ
の出力とをそれぞれ独立して連続的に行うことができる
ようになった。そのため、従来のDESのようにサイク
リックに入力と出力とを行う場合に較べて高速な復号化
・暗号化処理が可能となっている。
【0044】以上説明した復号化部7(DES)は、制
御CPU4により制御されるようになっており、この制
御CPU4のバスには前記復号化部7(DES)の他に
メモリで構成された課金テーブル8と、インターフェー
ス72(I/O)が接続されている。
【0045】課金テーブルは8には所定の残高値が登録
されており暗号化ソフトウエアデータの復号処理量また
は処理時間に応じて課金値が減算されるようになってい
る。残高値を更新したい場合には、後述の図6に示すよ
うに、カード媒体として提供されているソフトウエア管
理モジュール102を販売店等に持参し、料金を支払う
ことにより販売店で課金テーブル8の残高値を増加させ
ることができる。
【0046】なお、SD回路3内に課金テーブル8を設
けない場合には、当該課金値情報をフロッピー(登録商
標)ディスク装置等に出力して記録しておく必要があ
る。この場合に課金値情報をユーザが可読な状態でフロ
ッピーディスク等の媒体に登録しておくとセキュリティ
が維持できない。そこで、当該課金値等情報のユーザ情
報を外部に出力する場合には、前記制御CPU4は復号
化部7(DES)で当該課金値情報を暗号化して暗号デ
ータとして出力するようにしてもよい。
【0047】すなわち、課金値情報を外部に出力する場
合には復号化部(DES)は暗号化部として機能するこ
とになる。なお、課金値情報の出力先はフロッピーディ
スクに限らず、図6に示すように通信回線を経由した管
理センタ31であってもよい。
【0048】インターフェース72(I/O)はソフト
ウエア管理部3外のホストCPU10と接続されてい
る。なお、前記制御CPU4はホスト装置(すなわらソ
フトウエア従量課金・再生装置本体)側のホストCPU
10で兼用することも可能である。
【0049】ホスト側ではホストCPU10のバス上に
インターフェース(10)が接続されており、これと外
部インターフェース75を通じて入力装置74とモデム
73とが接続されている。
【0050】ソフトウエア管理部3の出力は、切り替え
スイッチ65(SW4)を通じて情報変換部である音声
画像分離部66(DE−MUX)、画像伸長部67a,
音声伸長部76b(MPEG)等に出力される。
【0051】音声画像分離部66(DE−MUX)で分
離された画像データは、画像伸長部67a(MPEG)
で伸長されDA変換部68aで変換されたNTSC信号
としてTVディスプレイ等のアナログ表示機器に出力さ
れる。
【0052】音声伸長部67b(MPEG)でも同様に
音声データが伸長されDA変換部68bで変換されたN
TSC信号としてスピーカ等のアナログオーディオ機器
に出力される。そして、画像と音声の同期は同期制御部
70(VRC)で制御される。なお、音声画像分離部6
6(DE−MUX)の出力をデジタルデータままで外部
に出力するときにはインターフェース71(SCSI)
を通じてパーソナルコンピュータ等のデジタル機器に出
力する。
【0053】本実施例によれば、暗号化されているか暗
号化されていないかにかかわらずソフトウエアを統一的
に再生することができる。また、提供経路の異なるソフ
トウエア情報も統一的に取り扱うことができ、各種切り
替えスイッチにより、たとえば通信回線から入手したソ
フトウエア情報やCD−ROMからのソフトウエア情報
を光磁気ディスク58等の書き込み可能な媒体に格納し
ておき、必要に応じて利用・再生を行うことができる。
【0054】以上に説明した図2は、CD−ROM52
と通信回線51と光磁気ディスク58とを統一的に扱う
場合の構成例だったが、図7に示すように提供されるC
D−ROMが暗号化されたものではなく、アクセスコー
ド(AC)の付与されたものである場合であってもよ
い。
【0055】すなわち、図7では、CD−ROM76の
一部には当該CD−ROM76へのアクセスを許可する
アクセスコード(AC)が登録されており、このアクセ
スコード(AC)が装置に格納されているコードと一致
した場合にのみソフトウエアの利用(再生)が可能とな
るものである。
【0056】同図において、ソフトウエア管理部3には
アクセスコードレジスタ78を有しており、このアクセ
スコードレジスタ78には特定のCD−ROM76に対
するアクセスコードが登録されている。
【0057】ソフトウエア管理部3では、前記CD−R
OM76から読み出したアクセスコード(AC)が自己
のアクセスコードレジスタ78に格納してあるアクセス
コードと一致した場合にのみ切り替えスイッチ65(S
W4)へのソフトウエア情報の出力を許可するものであ
る。なお、このアクセスコード(AC)は課金テーブル
8と同一のメモリ上に設定できる。したがって、この方
式を実行する場合にも図2で説明したハードウエア構成
を変更する必要は何等無い。(ソフトウエア流通の全体
像)図6は、本発明によって実現されるソフトウエア流
通の全体像を示している。
【0058】本実施例においてソフトウエアは、出荷セ
ンタ(ここでは便宜的に管理センタが出荷センタを兼ね
ているものとする)より流通経路に出荷されるが、この
ときの形態は、暗号化したソフトウエアをCD−ROM
に格納した状態であってもよいし、通信路上に出荷して
もよいし、あるいは光磁気ディスク等の媒体で出荷して
もよい。
【0059】エンドユーザは販売店27等に赴き(通信
販売でもよい)、ソフトウエアが格納されたソフトウエ
ア格納媒体としてのCD−ROM52を購入してくる。
またこれと同時に、当該ソフトウエアを自身のソフトウ
エア従量課金・再生装置105で再生可能なようにドラ
イバソフト等の運用アプリケーションディスク26およ
びソフトウエア管理モジュール(本実施例のソフトウエ
ア管理部3が内蔵されている)であるSDカードを購入
してくる。
【0060】ここで、CD−ROMは複数のソフトウエ
アが格納されているものの、このCD−ROM52を売
り切ること自体を目的とした販売方式ではないため、C
D−ROM自体の販売価格は非常に安価に設定されてい
る。また販売店27はレンタル店であってもよい。
【0061】すなわち、本発明ではCD−ROM52に
格納されたソフトウエアデータは全て暗号化されてお
り、これを復号して再生する場合にはセキュリティの高
く保持されたSDカード102を用いることが必須であ
る。そして後述のようにソフトウエアの使用量に応じた
料金徴収システムが完備されている。したがって、CD
−ROM自体に格納されている暗号化データを他の媒体
(たとえば光磁気ディスク58)に複写したとしてもそ
れだけでは意味がなく、CD−ROM52をレンタル方
式としても使用量に対応した料金徴収システムが完備さ
れていればソフトウエア提供者の利益を低下させてしま
うことはない。
【0062】エンドユーザは、自己のソフトウエア従量
課金・再生装置105で当該CD−ROM52に格納さ
れたソフトウエアの再生を望む場合には、まずSDカー
ド102をカードドライブ装置28に挿入し、CD−R
OM52と運用アプリケーションディスク26およびソ
フトウエア従量課金・再生装置105にそれぞれ装填す
る。
【0063】そして、ソフトウエア従量課金・再生装置
105にインストールされた通信アプリケーション(こ
のアプリケーションは運用アプリケーションとして提供
されるものでもよい)を起動して、たモデム73より家
庭用電話機30を通じて管理センタ31に対して使用し
たいソフトウエアの使用要求を発信する。これに対して
管理センタ31は、当該ユーザに対して許諾コマンド
(鍵情報)を暗号化してソフトウエア従量課金・再生装
置105に対して送出する。
【0064】なお、この使用要求と使用許可とはエンド
ユーザがオペレータと口頭でコードを述べ合って行う方
式でもよい。前記許諾コマンドを受け取ったソフトウエ
ア従量課金・再生装置105は、CD−ROM52を読
み取り、必要なソフトウエアをSDカードの復号化部7
(DES)を通じて順次復号化してソフトウエア従量課
金・再生装置105のプログラム格納エリア(メモリ)
に転送する。
【0065】これとともに、制御CPU4は当該ソフト
ウエアの復号データ量、または復号時間をカウントし、
課金テーブル8より課金残高値を減算する。そしてこの
課金残高値が”0”になるまでは暗号化ソフトウエアデ
ータの復号処理を継続する。
【0066】ここで、課金テーブルの課金残高値が”
0”となった場合には、復号化ソフトウエアデータの出
力を停止する。以上の説明は課金情報をソフトウエア管
理部3の課金テーブル8で管理する場合であったが、課
金値残高情報は管理センタ31が管理していてもよい。
この場合、課金値残高情報が本装置の外部に出力される
ことになるので、セキュリティを高めるために前述の制
御CPU4は、復号化部7(DES)を用いて課金値残
高情報を暗号化して、暗号化データとして電話回線を通
じて管理センタ31に通知する。
【0067】管理センタ31ではソフトウエア従量課金
・再生装置105から受領した課金値残高情報にしたが
って、金融機関32のエンドユーザの口座よりエンドユ
ーザが使用した使用量に応じた料金を引き落として当該
ソフトウエア提供者の口座に送金する処理を行う。
【0068】このように、本発明ではCD−ROMに格
納されたソフトウエアばかりでなく、そのソフトウエア
の運用によって生じたユーザ情報も暗号化して外部に出
力するため、ユーザ情報の改ざんによるソフトウエアの
不正使用も防止することができる。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、ソフトウエアの再生
と、従量課金の管理が統一的に可能なソフトエウア従量
課金・再生システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施例であるソフトウエア従量課金
・再生装置の構成を示すブロック図
【図3】 実施例のDESのモードを示す説明図
【図4】 実施例のDESの詳細な構成を示すブロック
【図5】 実施例のDESの入力と出力とのタイミング
を示すチャート図
【図6】 本発明のソフトウエア利用の全体像を示す概
念図
【図7】 実施例の変形であるソフトウエア従量課金・
再生装置の構成を示す主要ブロック図
【符号の説明】
3・・・ソフトウエア管理部、 4・・・制御CPU 7・・・復号化部、 8・・・課金テーブル、 10・・・ホストCPU 16・・・鍵情報、 18・・・モード識別部、 20・・・モードテーブル、 21・・・入力用バッファ、 23・・・レジスタ、 24・・・出力用バッファ、 25・・・DES処理メイン回路、 26・・・運用アプリケーションディスク、 27・・・販売店、 28・・・カードドライブ装置、 30・・・家庭用電話機、 31・・・管理センタ、 32・・・金融機関、 51・・・通信、 51・・・通信回線、 57・・・切り替えスイッチ(SW1) 58・・・光磁気ディスク、 58・・・光磁気ディスク、 58・・・磁気ディスク、 58・・・受信装置、 59・・・MO変調器、 60・・・CD/MO復調器、 60・・・CD/MO復調器、 61・・・切り替えスイッチ(SW2)、 62・・・光磁気ディスク系エラー処理部、 62・・・通信系エラー処理部、 62a・・・エラーチェックコード生成部、 62b・・・エラーチェックコード訂正部、 63・・・磁気ディスク・CD系エラー処理部、 64・・・切り替えスイッチ(SW3) 65・・・切り替えスイッチ(SW4) 66・・・音声画像分離部(DE−MUX) 67a・・・画像伸長部(MPEG) 67b・・・音声伸長部(MPEG) 68a,68b・・・DA変換部(DA) 70・・・同期制御部(VRC) 71・・・インターフェース(SCSI) 72・・・インターフェース(I/O) 73・・・モデム、 74・・・入力装置、 75・・・外部インターフェース、 78・・・アクセスコードレジスタ、 102・・・SDカード、 102・・・ソフトウエア管理モジュール、 105・・・ソフトウエア従量課金・再生装置、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信媒体を介して供給されるディジタル
    情報を受信するためのディジタル情報受信手段と、 記憶媒体へのリード/ライト動作を行うためのドライブ
    手段と、 前記ディジタル情報受信手段からの、および前記ドライ
    ブ手段からのディジタル情報を、可視的及び/又は可聴
    的なデータに変換するための情報変換手段と、 前記ディジタル情報受信手段と前記情報変換手段の間、
    前記ディジタル情報受信手段と前記ドライブ手段の間、
    および前記ドライブ手段と前記情報変換手段の間の接続
    を制御するためのスイッチ手段とを備えたことを特徴と
    するユーザ端末装置。
  2. 【請求項2】 前記ディジタル情報が暗号化された情報
    であるとき、前記ディジタル情報受信手段からの、およ
    び前記ドライブ手段からのディジタル情報を復号して、
    前記情報変換手段へ供給するための復号手段をさらに備
    えたことを特徴とする請求項1記載のユーザ端末装置。
  3. 【請求項3】 前記ディジタル情報の使用にもとづいて
    課金を管理するための課金管理手段をさらに備えたこと
    を特徴とする請求項2記載のユーザ端末装置。
  4. 【請求項4】 前記情報変換手段は、前記ディジタル情
    報が圧縮された情報であるとき、前記ディジタル情報受
    信手段からの、および前記ドライブ手段からのディジタ
    ル情報を伸張するためのデータ伸張手段を含むことを特
    徴とする請求項1記載のユーザ端末装置。
JP2002376826A 2002-12-26 2002-12-26 ユーザ端末装置 Expired - Lifetime JP3980474B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002376826A JP3980474B2 (ja) 2002-12-26 2002-12-26 ユーザ端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002376826A JP3980474B2 (ja) 2002-12-26 2002-12-26 ユーザ端末装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21936494A Division JP3439838B2 (ja) 1994-08-10 1994-08-10 ソフトウエア従量課金・再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003233432A true JP2003233432A (ja) 2003-08-22
JP3980474B2 JP3980474B2 (ja) 2007-09-26

Family

ID=27785670

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002376826A Expired - Lifetime JP3980474B2 (ja) 2002-12-26 2002-12-26 ユーザ端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3980474B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3980474B2 (ja) 2007-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3439838B2 (ja) ソフトウエア従量課金・再生装置
JP3395863B2 (ja) ソフトウエア管理モジュール、ソフトウエア再生管理装置およびソフトウエア再生管理システム
JPH0855164A (ja) ソフトウェア配送システム、中継装置およびユーザ端末装置
US6832731B2 (en) Memory card and contents distributing system and method
EP1045387B1 (en) Data management apparatus, data management method, and record medium recording data management program
JP2000341263A (ja) 情報処理装置及び方法
JPH08287653A (ja) 光記録媒体
JPWO2006011527A1 (ja) 記録装置、コンテンツ鍵処理装置、及び記録媒体
JP2000195159A (ja) 情報信号の複製制御システム
JPH0869419A (ja) デジタルデータの記録装置および記録媒体
US7509179B2 (en) Distribution system
JP3327894B2 (ja) データ管理装置、データ管理方法及びデータ管理プログラムを記録している記録媒体
US20100031018A1 (en) Information delivery system, delivery center device, user terminal device and information delivery method
WO2004093073A1 (ja) デジタルデータの保存・再生方法及び装置
JP2000048483A (ja) 情報処理方法及び情報処理装置
JP3980474B2 (ja) ユーザ端末装置
JP2001266480A (ja) 暗号化された音声データを記録した記録媒体、情報処理装置
JP3739456B2 (ja) データ再生システム、可換型記録媒体およびデータ再生方法
CN100458812C (zh) 数据处理电路和方法、再现装置和方法及存储介质
JP4779872B2 (ja) 記録装置、情報処理装置、情報処理方法
JP2005011105A (ja) 再生装置、暗号化記録装置及びプログラム
JP2001136505A (ja) データ復号装置および方法、課金情報処理装置および方法、並びにデータ再生装置および方法
JP2003223234A (ja) 情報格納方法、ソフトウェア再生装置
JP2001093227A (ja) ディジタルデータ編集装置とデータ編集方法
JP4631859B2 (ja) 情報処理装置および方法、並びにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061010

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070619

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070627

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100706

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100706

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110706

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110706

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120706

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120706

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130706

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term