JP2003230955A - 湯口・揚り穴あけ及び注湯位置の制御管理方法 - Google Patents

湯口・揚り穴あけ及び注湯位置の制御管理方法

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JP2003230955A
JP2003230955A JP2002035100A JP2002035100A JP2003230955A JP 2003230955 A JP2003230955 A JP 2003230955A JP 2002035100 A JP2002035100 A JP 2002035100A JP 2002035100 A JP2002035100 A JP 2002035100A JP 2003230955 A JP2003230955 A JP 2003230955A
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実 近藤
Tsutomu Seki
勉 関
Yasutsugu Ono
泰嗣 大野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分割模型の組合せによる登録パタ−ンの増加
を防止して登録ミスや選択ミスをなくし、湯口・揚り穴
あけの工程分割をする場合の座標の取り方の換算ミスを
なくし、かつ金枠の桟とドリルの干渉をなくして湯口・
揚り穴あけができる湯口・揚り及び注湯位置の制御管理
方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 段取り作業で分割模型情報を、また造型
時に分割模型を一枠毎に組合せた造型条件情報を、それ
ぞれ湯口・揚り位置管理PCに登録・入力すると共に干
渉確認をした後に湯口・揚り位置管理PCから各装置の
制御PLCに制御指示を出すことを特徴とする湯口・揚
り及び注湯位置の制御管理方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分割模型の任意の
組合せにも対応して、鋳型造型及びドリルによる湯口・
揚り穴あけ位置、並びに注湯機の注湯位置を制御管理す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、湯口・揚り穴あけをする方法とし
て、あらかじめ各模型に湯口及び/又は揚り位置のXY
座標デ−タを登録しておき、その模型を選択し造型する
際に、登録済の湯口及び/又は揚りの位置座標デ−タに
基づき湯口・揚りの穴あけをして注湯する方法が一般に
採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、分割模型を任
意に組合せて1つの鋳型を造型する場合、1鋳型に複数
個の湯口・揚りが必要になるときがあり、組合せにより
形成される鋳型毎に、それぞれの湯口・揚り位置を登録
しておく必要があり、登録パタ−ンが増加するため登録
ミスや選択ミスの発生を起し易い傾向があった。
【0004】また、注湯する場合の湯口位置は、模型を
上面から見た場合と同じ位置となるため間違え難いが、
湯口・揚り穴あけは、鋳型を反転させて下面からドリル
を当てて行うため模型を上面から見た場合と異なるよう
になる。なおかつ鋳枠の長手側で鋳型を反転させるか短
手側で反転するかにより鋳型反転方向を考慮する必要が
あるため、湯口・揚り位置登録に際し、XY座標を誤り
易い傾向があった。
【0005】さらに鋳型の高速造型ラインの場合、1ス
テ−ションにて1鋳型造型工程内に複数の湯口・揚り穴
あけが行えない場合は2ステ−ションにて湯口・揚り穴
あけを行う様に工程分割するときがある。例えば前工程
で1つの鋳型の後部半分範囲の湯口・揚り穴あけを行
い、次工程でその鋳型の前部半分範囲の湯口・揚り穴あ
けを行う場合は、湯口・揚り穴あけ装置の制御に必要な
湯口・揚り位置のXY座標は複雑な換算を行った後に入
力する必要があるため、手作業では換算に多大な時間を
要し換算ミスが発生し易い問題があった。
【0006】本発明は上記の問題に鑑みて成されたもの
で、第1に各模型毎に異なる湯口・揚り位置に対し、X
Y座標方向に任意に移動し鋳型への湯口・揚り穴あけ及
び注湯を行う設備において、登録パタ−ンが増加するこ
とを防止して登録ミス、選択ミスの発生を防ぐことを目
的とする。
【0007】また第2に使用する金枠の桟とドリルとの
間に干渉がある場合に、いかなる組合せの分割模型を使
用する場合においても登録された湯口・揚りと桟との干
渉の有無を穴あけの事前に警告し、干渉事故の防止をす
ることができる湯口・揚り穴あけ及び注湯位置の制御管
理方法を提供することを目的とする。
【0008】さらに第3に鋳型の高速造型ラインにて湯
口・揚り穴あけの工程分割をする場合において、湯口・
揚り穴あけ装置の制御に必要な湯口・揚り位置のXY座
標の複雑な換算を短時間に換算ミスなく行うことを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明における湯口・揚り穴あけ及び注湯位置の
制御管理方法は、模型毎に異なる湯口・揚り位置に対
し、XY座標方向に任意に移動して鋳型への湯口・揚り
穴あけ及び注湯を行う生砂鋳型造型注湯設備における湯
口・揚り穴あけ及び注湯位置の制御管理方法であって、
段取り作業において前記模型を構成する可能性のある分
割模型の分割模型情報を湯口・揚り位置管理PCに登録
する工程と、鋳型造型時において造型したい分割模型を
一枠毎に組合せた造型条件情報を、湯口・揚り位置管理
PCに入力する工程と、前記造型条件情報入力後、前記
分割模型の分割模型情報から一枠内に配置する分割模型
の組合せに従い、造型枠に対する湯口・揚り穴あけ位置
座標を湯口・揚り位置管理PCにて算出する工程と、を
具備することを特徴とする。本発明によれば、登録パタ
−ンが増加することを防止して登録ミス、選択ミスの発
生を防ぐことができる。なお、造型条件情報入力は、湯
口・揚り位置管理PCに直接入力する場合と、他の入力
装置に入力して湯口・揚り位置管理PCに転送する場合
を含む。
【0010】ここで、前記段取り作業における分割模型
情報は、模型の型式、サイズ湯口位置の座標、揚り位置
の座標、湯口ドリルの径及び揚りドリルの径とし、前記
造型作業者が入力する造型条件情報は、造型する模型の
型式、造型する分割模型の組合せ及び造型数とすること
ができる。
【0011】また、上記の目的を達成するために、本発
明における湯口・揚り穴あけ及び注湯位置の制御管理方
法は、前記湯口・揚り穴あけ位置座標を算出した結果か
ら湯口ドリル径及び揚りドリル径と金枠を横切っている
桟の取り合いを確認すると共に干渉する場合に造型作業
者に警告を発し、分割模型の組合せを変更し造型条件情
報を再入力する工程を、さらに具備することを特徴とす
る。本発明によれば、使用する金枠の桟とドリルとの間
に干渉がある場合に、いかなる組合せの分割模型を使用
する場合においても登録された湯口・揚りと桟との干渉
の有無を穴あけの事前に警告し、干渉事故の防止をする
ことができる。
【0012】さらに、上記の目的を達成するために、本
発明における湯口・揚り穴あけ及び注湯位置の制御管理
方法は、造型作業者による造型条件情報の入力及び干渉
確認後、湯口・揚り位置管理PCによって、造型機制御
PLCには模型の型式及び分割模型の組合せ並びに造型
数を、また湯口・揚り穴あけ装置制御PLCには湯口・
揚り穴あけ位置座標を、さらに自動注湯機制御PLCに
は注湯(湯口)位置座標をそれぞれ指示する工程を、さ
らに具備することを特徴とする。本発明によれば、湯口
・揚り穴あけ装置の制御に必要な湯口・揚り位置のXY
座標の複雑な換算を短時間に換算ミスなく行うことがで
きる。また、本発明において造型作業者とは、現場作業
者だけでなく造型に関する入力作業をする者も含む。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳しく説明する。図1、2は、湯口・揚り穴あ
け装置5を示す。この湯口・揚り穴あけ装置5は、直交
するX座標7、Y座標8各方向にそれぞれ配置した電動
シリンダ9、9Aにより任意に移動し、設定位置に停止
し、油圧シリンダ10にて昇降するテ−ブル11上に上
向きに配置した回転ドリル12で鋳型3下面に湯口・揚
り2(図4〜図8参照)を穴あけするように構成され、
湯口・揚り穴あけ切り替えはドリル反転シリンダ13に
より行うようにされている。
【0014】また、図示しない自動注湯機についても直
交するX座標7、Y座標8各方向に任意に移動し設定位
置に停止し、各鋳型3毎に特有の湯口2位置に注湯する
ように構成されている。なお、図示されない造型機につ
いては造型機制御PLCの指令に従って模型の搬入出及
び指定数の造型をするように構成されている。
【0015】このような生砂鋳型造型注湯設備において
は、鋳造法案の違いから鋳型模型毎に注湯する湯口・揚
り位置及び形状が異なる。このため鋳型造型機4にて造
型された鋳型3に対しそれぞれに特有の位置に湯口・揚
り穴あけ装置5による穴あけ及び図示されない自動注湯
機6による注湯を行う必要がある(図3を参照)。その
作業工程を図4〜図8を加えて詳しく説明する。
【0016】このような設備構成において分割模型1毎
の湯口・揚り穴あけ装置5、自動注湯機6に対し制御指
示を与える湯口・揚り位置管理PC14を設ける。この
湯口・揚り位置管理PC14は、次のような機能を有す
る。
【0017】事前に段取り作業者により次の分割模型1
の分割模型情報を湯口・揚り位置管理PC14へ登録し
ておく。分割模型情報としては、模型の型式、模型サイ
ズ、湯口2の湯口位置の座標、揚り2の揚り位置の座
標、湯口ドリルの径、揚りドリルの径である。なお、湯
口・揚り位置座標については、図4に示す各分割毎の分
割模型1の原点からの座標(X1a、Y1a〜X3a、
Y3a)を登録する。
【0018】この分割模型1の分割模型情報の登録は、
一枠単位で行うことをせず複数個を組合せて一枠分の模
型にする分割模型1についてもそれぞれ1個の分割模型
1として捉えて行う。また、分割模型情報の登録時に
は、装置側の能力等の制限を超えた登録を防止するた
め、回転ドリル12の径との登録値に制限を加えた登録
ソフトウエアとする。
【0019】その後、鋳型3の造型時に、造型作業者に
より生産計画等に基づき、造型したい分割模型1を一枠
毎に組合せ、湯口・揚り位置管理PC14へ次の造型条
件情報を入力することにより造型指示を出す。造型条件
情報としては、造型する模型の型式、造型する模型の型
式及び造型数を入力する。
【0020】上記造型条件情報入力後、分割模型1の分
割模型情報から枠内に配置する模型の型式に従い枠に対
する湯口2の湯口位置座標、揚り2の湯口位置座標を湯
口・揚り位置管理PC14にて算出する。算出した湯口
・揚り位置座標は、図6に示す金枠15原点からの座標
(X1c、Y1c〜X3c、Y3c)となる。
【0021】湯口・揚り位置管理PC14は、この結果
から湯口ドリル12の湯口ドリル径及び揚りドリル12
の揚りドリル径と金枠15を横切っている桟16の取り
合いを確認する。造型する模型の型式若しくは配置が悪
く干渉する場合は、湯口・揚り位置管理PC14から造
型作業者に干渉を警告する。具体的には、図4に示す模
型の型式にて湯口2と桟16が干渉しない場合でも図5
に示すように分割模型1を上下入替えて配置したとき
は、湯口2と桟16が干渉してしまうため、上記干渉確
認機能は必須となる。
【0022】湯口・揚り位置管理PC14は、干渉取り
合い確認デ−タとして分割模型情報とは別に金枠15、
桟16と回転ドリル12との最小隙間を基本デ−タとし
て設定できる機能を有しているため、装置の作動誤差を
吸収し、かつ桟16部での鋳型3の最低砂付きを確保で
きる。干渉判明時は造型作業者が模型の型式を変更し、
造型条件情報を再入力する。
【0023】造型作業者による造型条件情報の入力、干
渉確認後問題なき場合は、湯口・揚り位置管理PC14
は分割模型1の分割模型情報を各装置の制御に適するデ
−タに加工演算し、各装置の制御用PLC17、18、
19に制御指示を出す。
【0024】なお、造型機4の造型機制御PLC17へ
の指示内容としては、模型の型式、模型の型式、造型数
であり、湯口・揚り穴あけ装置5の湯口・揚り穴あけ装
置制御PLC18への指示内容は、湯口・揚り穴あけ位
置座標で指示する。湯口・揚り位置座標は図4に示す湯
口・揚り穴あけ装置5の分割模型原点からの座標(X1
a、Y1a〜X3c、Y3c)となる。
【0025】図4に示す造型時の湯口・揚り2の湯口・
揚り位置(すなわち分割模型1を上から見た状態)及び
図6に示す注湯時の湯口・揚り2の湯口・揚り位置は、
湯口2が鋳型3上面にある。ただし、湯口・揚り2の穴
あけ時は穴あけ品質を向上させるため、下面から湯口・
揚り穴あけを行うことから鋳型3の上面側を下向きとな
るよう鋳型3を反転させる必要がある。
【0026】図4に示す鋳型3を造型ラインの進行方向
と平行の中心軸線で反転した場合の湯口・揚り位置を図
7に示す。鋳型3の反転方式により(具体的には鋳型3
を造型ラインの進行方向と平行の中心軸線で反転した場
合と、造型ラインの進行方向と直角の中心軸線で反転し
た場合とでは)反転後の鋳型3の湯口・揚り2の位置は
異なってくる。
【0027】また湯口・揚り2の穴あけ時間を稼ぐた
め、湯口・揚り2の穴あけエリアは、図8の斜線部に示
すように二枠にまたがり、前半工程で上流枠の下流側半
分、後工程で下流枠の上流側半分に穴あけを行う制御と
する。この時の湯口・揚り2の位置を図8に示す。この
湯口・揚り2の位置について、湯口・揚り穴あけ装置5
の原点からの座標を指示する必要がある。
【0028】図4に示す造型時の湯口・揚り2の湯口・
揚り位置座標(すなわち分割模型1を上から見た状態)
から図8に示す湯口・揚り2穴あけ位置座標を手作業で
算出することは困難かつ算出ミスを発生しやすい。この
ため、湯口・揚り位置管理PC14の使用による算出の
自動化が必要となる。
【0029】次に、自動注湯機6の自動注湯機制御PL
C19への指示内容としては、注湯(湯口)位置座標で
あり、指示する湯口・揚り2の湯口・揚り位置座標は図
6に示す金枠15の原点からの座標(X1c、Y1c〜
X3c、Y3c)となる。上記制御指示内容に基づき各
装置が各鋳型3に適した作業工程を行う。すなわち造型
機4においては分割模型1の搬入出、指定数の造型を、
また湯口・揚り穴あけ装置5においては、指示された座
標に従い湯口・揚り2の穴あけを、自動注湯機6におい
ては、指示された座標に従い注湯を行う。
【0030】以上により、分割模型を任意に組合せて1
つの鋳型を造型し、1鋳型に複数個の湯口・揚りが必要
な場合に、組合せにより登録パタ−ンが増加することを
防止でき、登録ミス、選択ミスの発生を無くすことがで
きる。また金枠の桟とドリルとの干渉がある場合に、い
かなる組合せの分割模型を使用するときにおいても事前
に警告して干渉事故を防止できる。さらに鋳型の高速造
型ラインにて湯口・揚り穴あけの工程分割をする場合に
おいて、湯口・揚り位置XY座標を短時間に換算でき、
換算ミスもなくなる等種々の効果がある。
【0031】なお、本発明の実施の形態においては、湯
口・揚り穴あけ装置として、湯口と揚りのいずれも穴開
けする装置としたが、別々の装置としても良い。
【発明の効果】本発明の湯口・揚り穴あけ及び注湯位置
の制御管理方法は、上記の説明から明らかなように、模
型毎に異なる湯口・揚り位置に対し、XY座標方向に任
意に移動して鋳型への湯口・揚り穴あけ及び注湯を行う
生砂鋳型造型注湯設備における湯口・揚り穴あけ及び注
湯位置の制御管理方法であって、段取り作業において前
記模型を構成する可能性のある分割模型の分割模型情報
を湯口・揚り位置管理PCに登録する工程と、鋳型造型
時において造型したい分割模型を一枠毎に組合せた造型
条件情報を、湯口・揚り位置管理PCに入力する工程
と、前記造型条件情報入力後、前記分割模型の分割模型
情報から一枠内に配置する分割模型の組合せに従い、造
型枠に対する湯口・揚り穴あけ位置座標を湯口・揚り位
置管理PCにて算出する工程と、を具備することから、
分割模型を任意に組合せて1つの鋳型を造型し、1鋳型
に複数個の湯口・揚りが必要な場合に、組合せにより登
録パタ−ンが増加することを防止でき、登録ミス、選択
ミスの発生を無くすことができる。また、本発明は更
に、湯口・揚り穴あけ位置座標を算出した結果から湯口
ドリル径及び揚りドリル径と金枠を横切っている桟の取
り合いを確認すると共に干渉する場合に造型作業者に警
告を発し、分割模型の組合せを変更し造型条件情報を再
入力する工程を、具備した場合には、さらに金枠の桟と
ドリルとの干渉がある場合に、いかなる組合せの分割模
型を使用するときにおいても事前に警告して干渉事故を
防止できる。本発明は更に、前記造型作業者による造型
条件情報の入力及び干渉確認後、湯口・揚り位置管理P
Cによって、造型機制御PLCには模型の型式及び分割
模型の組合せ並びに造型数を、また湯口・揚り穴あけ装
置制御PLCには湯口・揚り穴あけ位置座標を、さらに
自動注湯機制御PLCには注湯(湯口)位置座標をそれ
ぞれ指示する工程を、具備する場合は、鋳型の高速造型
ラインにて湯口・揚り穴あけの工程分割をする場合にお
いて、湯口・揚り位置XY座標を短時間に換算でき、換
算ミスもなくなる等種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】生砂鋳型造型注湯設備における湯口・揚り穴あ
け装置部の正面図である。
【図2】同上側面図である。
【図3】生砂鋳型造型注湯設備の管理フロ−チャ−ト図
である。
【図4】一枠当りの分割模型の(干渉なし)配置例を示
す組合せ図である。
【図5】一枠当りの分割模型の(干渉あり)配置例を示
す組合せ図である。
【図6】図4分割模型配置に対する注湯時の湯口・揚り
位置を示す組合せ図である。
【図7】図4分割模型配置に対する鋳枠反転後の湯口・
揚り位置を示す組合せ図である。
【図8】二枠にまたがり湯口・揚り穴あけを行う場合の
金枠とドリルの位置関係を示す組合せ図である。
【符号の説明】
1 分割模型 2 湯口・揚り 3 鋳型 4 造型機 5 湯口・揚り穴あけ装置 6 自動注湯機 7 X座標 8 Y座標 12 回転ドリル 14 湯口・揚り位置管理PC 15 金枠 16 桟 17 造型機制御PLC 18 湯口・揚り穴あけ装置制御PLC 19 自動注湯機制御PLC 20 湯口・揚り穴あけエリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E093 PA03 PB11 PB20 4E094 EE05 EE06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 模型毎に異なる湯口・揚り位置に対
    し、XY座標方向に任意に移動して鋳型への湯口・揚り
    穴あけ及び注湯を行う生砂鋳型造型注湯設備における湯
    口・揚り穴あけ及び注湯位置の制御管理方法であって、
    段取り作業において前記模型を構成する可能性のある分
    割模型の分割模型情報を湯口・揚り位置管理PCに登録
    する工程と、鋳型造型時において造型したい分割模型を
    一枠毎に組合せた造型条件情報を、湯口・揚り位置管理
    PCに入力する工程と、前記造型条件情報入力後、前記
    分割模型の分割模型情報から一枠内に配置する分割模型
    の組合せに従い、造型枠に対する湯口・揚り穴あけ位置
    座標を湯口・揚り位置管理PCにて算出する工程と、を
    具備することを特徴とする湯口・揚り穴あけ及び注湯位
    置の制御管理方法。
  2. 【請求項2】 前記段取り作業における分割模型情
    報が、模型の型式、サイズ湯口位置の座標、揚り位置の
    座標、湯口ドリルの径及び揚りドリルの径であり、前記
    造型作業者が入力する造型条件情報が、造型する模型の
    型式、造型する分割模型の組合せ及び造型数であること
    を特徴とする請求項1記載の湯口・揚り穴あけ及び注湯
    位置の制御管理方法。
  3. 【請求項3】 前記湯口・揚り穴あけ位置座標を算
    出した結果から湯口ドリル径及び揚りドリル径と金枠を
    横切っている桟の取り合いを確認すると共に干渉する場
    合に造型作業者に警告を発し、分割模型の組合せを変更
    し造型条件情報を再入力する工程を、さらに具備するこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の湯口・揚
    り穴あけ及び注湯位置の制御管理方法。
  4. 【請求項4】 前記造型作業者による造型条件情報
    の入力及び干渉確認後、湯口・揚り位置管理PCによっ
    て、造型機制御PLCには模型の型式及び分割模型の組
    合せ並びに造型数を、また湯口・揚り穴あけ装置制御P
    LCには湯口・揚り穴あけ位置座標を、さらに自動注湯
    機制御PLCには注湯(湯口)位置座標をそれぞれ指示
    する工程を、さらに具備することを特徴とする請求項1
    から請求項3のいずれかの請求項に記載の湯口・揚り穴
    あけ及び注湯位置の制御管理方法。
JP2002035100A 2002-02-13 2002-02-13 湯口・揚り穴あけ及び注湯位置の制御管理方法 Pending JP2003230955A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103707006A (zh) * 2013-11-26 2014-04-09 安徽金寨将军磁业有限公司 一种永磁铁氧体磁瓦自动注料模具单孔注料口的加工方法
WO2018101061A1 (ja) * 2016-12-01 2018-06-07 新東工業株式会社 鋳造設備における情報表示システム

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