JP2003227316A - 自燃産廃的資源の熱変換発電装置 - Google Patents

自燃産廃的資源の熱変換発電装置

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JP2003227316A
JP2003227316A JP2002066116A JP2002066116A JP2003227316A JP 2003227316 A JP2003227316 A JP 2003227316A JP 2002066116 A JP2002066116 A JP 2002066116A JP 2002066116 A JP2002066116 A JP 2002066116A JP 2003227316 A JP2003227316 A JP 2003227316A
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combustion
pressure
heat exchange
industrial waste
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Yaichi Obara
弥一 小原
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/12Heat utilisation in combustion or incineration of waste

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 自燃力のある産廃的資源を効率よく燃焼と熱
交換させて高温の蒸気を得て、蒸気タービンで回転動力
に変換し、その動力によって発電する。 【解決手段】 竪型円形に構築された熱交換燃焼装置
は、上部炉壁6と基部炉壁2が遠赤外線照射力の強い炉
材で構成され、上部炉内面に熱交換水管を備え基部炉底
部にセラミックスで成形された焼玉装置を備えて、炉内
には強い負圧が働いている。ロストル部Cに燃料が供給
され着火されると、吸引空気で燃え焼玉装置で乾溜ガス
化燃焼が進み、その炎に対向流送風が行われ更に高温と
なって炎は輻射熱線化−電磁波となって効率的に蒸気が
発生し、その蒸気圧によるベンチュリスクラバ機構によ
り排ガスを誘引し高温融合させた過熱蒸気で、効率よく
蒸気タービンを回す。その回転動力で多極的発電機を回
して発電するシステム技術。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は自燃力のある産廃的
資源を、効率よく燃焼熱交換して高圧蒸気に変換し、蒸
気タービンで回転動力に換え、その動力によって発電す
るシステム技術装置に関するものである。
【従来技術】生産と生活の結果として巷に満ちあふれる
産業廃棄物は危機的な状況にある。その可燃物を焼却処
分するにしても人の健康を阻害するに至る環境汚染をも
たらす虞もあり、その処理に膨大なコストの負担を強い
られている。しかし自燃力のある資源を有効に燃焼熱交
換し高圧蒸気に変換して発電出来れば、その資源価値は
莫大なものとなる。そのシステム技術に立遅れがあり、
普遍的な技術の開発が焦眉の社会的急務となっている。
【発明が解決しようとする課題】前項に鑑み本発明者等
はその具体的技術目標について鋭意考察した結果、普遍
的需要のある電気に再生することに目標を定めた。その
未達の技術開発が進めば、廃棄物は厄介物転じて宝の山
となる。本願は緊急を要する社会的要請の解決と確実な
社会需要とを結ぶシステム技術の開発を目指す。
【課題を解決する手段及び作用】以下順を追って具体策
を説明する。 本発明者等は物質の燃焼熱を活かす立場から、燃焼を
考える技術として高能率熱交換燃焼装置−特許第303
0321号を提案している。即ち容積の大きい熱交換燃
焼室の中で、強い負圧に引かれ吸引空気で燃える燃焼物
から発生する炎を包み込む様に炎の流れに対向し斜めに
横断して単列或いはラッパ状の高圧空気を噴射して強烈
な燃焼反応層を形成させて電磁波バリア化し、それに包
み込まれて燃焼物が高温となって乾溜ガス化が進み、炎
は輻射熱線化して周囲の間隙を有して並列された熱交換
水管壁に電磁波直照射され、同時に熱せられた炉壁から
は遠赤外線が反射されて水管の熱交換が進行一対向流送
風ガス化溶融燃焼と呼べるステファン・ボルツマン法則
事象を典型的に活かせる技術である。表1に同法則資料
を示す。 更には本願主題の産廃的資源物体の燃焼に当って遠赤
外線機能の活用と燃焼空気の供給方法に新しい機構、自
燃造形固体素材の高能率熱交換吸引ガス化燃焼装置−特
願2001−239924号を取り入れ改良したのは、
産廃的資源は着火温度が高く乾溜→ガス化→燃焼反応と
たどる過程が長く、又ガス化は負圧の中でこそ効率よく
発象することに対処する為である。現在の多くの燃焼法
は、燃料に送風して燃やす高圧燃焼方式が主体である
が、それに対比する本願の吸引ガス化燃焼方式が前述し
た根拠によって燃料を熱に転換する効率が高く、又熱交
換効率も抜群で蒸気が効率よく発生する。本願では次の
段階の手段で必要とする理由から湿り蒸気であることが
必要で、現在多用される復水タービン効率が良いとされ
る乾き蒸気の発生条件(360℃−190.4kp)よ
り容易である。 前項によって効率よく発生した蒸気圧力を活用したベ
ンチュリスクラバ機構によって排ガスを誘引し高温融合
して中圧多量の高過熱蒸気に変換する技術手段につい
て、本発明者等は環境浄化型廃油燃焼発電装置−特願平
11−302870号によって提案しているが、本願で
はその蒸気噴射機構を改良して提案した。通常のベンチ
ュリスクラバ機構は、燃焼促進の為の強制吸引排気の場
合や或いは集塵機に供給仕様に高温の排ガスを吸引移動
させながら温度を低下させる(300℃)為に高圧大量
の空気で誘引することが多い。本願における該機構の目
的は、高温の排ガス熱(例400℃)と一次高温蒸気
(150℃−4.8kp)との両気体の高温融合で更に
高温の過熱二次蒸気(例200℃−15.8kp)とす
ることを目指すので、両ガス体のみでそれを発象する必
要に限定された条件のもとでラッパ型の蒸気噴射機構と
膨張圧力緩衝推送機構によってその目的機能に近づくも
のである。前者は煙突機能管の拡大された管周壁に達す
る鋭角全周方位噴射口により、管の全断面で吸引する改
良タイプである。後者は融合蒸気の噴射口を包み込む後
方全周囲から形成されたハート型空気室によって爆発的
(150℃−200℃、4.8kp−15.8kp)膨
張圧力を緩衝して推送圧力に変換して集束された管口か
ら過熱二次蒸気として噴出される。その噴出口は融合蒸
気口より拡大される。 蒸気タービンは入口と出口を備えたケーシングに内蔵
された、合成正弦曲線を基調とした羽形と有意の中を備
えた羽根翼複数と側板を組合せた羽根板を、羽根翼外周
端を有意にずらして複数並列固定した構成で所要の巾を
確保した羽根車で構成され、各羽根翼間はバケット状と
なる。回転軸は中空で羽根翼取付部間には羽根入射角度
に近い通気孔が開けられている。二次蒸気吐出管口径よ
り広い巾を有するタービンケーシングは、その入口で扁
平末広がりとなって高圧蒸気を低圧に膨張させながら有
意の角度で羽根に当てる構造で、タービン羽根車は羽形
の特性から蒸気の衝動圧力G点が蒸気の流動慣性と共に
移動して途切れることなく回転力価に変換する仕事とな
る。ケーシングは蒸気滞留外周を有意に保持しているの
で、回転軸の通気孔からは羽根車の回転によって生ずる
負圧に引かれて吸入される常温空気によって回転軸が冷
却されて軸受を保護し、羽根車の過熱も防ぎながら吐出
口で蒸気温度を低下させて容積を縮小させる顕著なマフ
ラー作用を発象して蒸気の流動が促進される。回転によ
る流動慣性をスムーズに保持する羽形特性は回転抵抗も
少なく蒸気の放出も効率よく機能し、又梃子機能も加わ
って、蒸気圧に比例する回転速度は程々でも蒸気圧力の
大部分がトルクの大きい回転力に変換される中圧大容量
の蒸気向きタービンである。特許第2711402号並
びに特願平11−256144号に関与する。 発電装置は、蒸気タービンの回転軸を軸受外に延長し
て直装する。本願システムでは蒸気タービンの性能に合
わせて直径の大きい多極型発電機装置を用いて発電しシ
ステムを完結する。(特願平11−302870号) 順を追って詳述した本項を要約すると、強い負圧の働い
ている熱交換燃焼装置の燃焼室内で対向流送風吸引ガス
化溶融燃焼と畧称される手段によって効率の高い熱交換
による高圧蒸気を得て、その蒸気圧を生かしたベンチュ
リスクラバ機構によって高温の燃焼排気ガスを誘引して
高温融合し、その膨張圧力をハート型空気室機構によっ
て推送圧力に変換した二次蒸気を蒸気タービンに送り込
む。蒸気タービンは合成正弦曲線を基調とした羽根板複
数を組合せた構成の羽根車で、マフラー機能と梃子機能
も加わって蒸気圧を効率よくトルクの大きい回転動力に
変換し、蒸気タービンの回転軸を軸受外に延長して多極
型発電装置を直装し発電すると云うシステム装置が完結
する。更につけ加えるならば、本願を構成するそれぞれ
の技術は、自然現象を拾い上げ再現したもので燃焼物質
力価循環の極致と云うも過言ではない。又本願の湿り蒸
気を燃焼排ガスと高温融合させて乾き蒸気に変換する技
術手段は、復水タービンに最も効率が良いとされる高圧
乾き蒸気まで過熱する(例えば300℃の蒸気から36
0℃の乾き蒸気)過程で起こるボイラー水管の高温腐食
について、現今の技術をもってしてもそれに耐え得る金
属材質の安全域を見出すことが困難と云われている現状
と比検して、中程度温度帯で飛躍的高圧蒸気化し且マフ
ラー機能を持つ蒸気タービンとの組合せによるトルクの
大きい回転力を得られる普遍的システム技術としての意
義がある。更には、燃焼ガスが1,000℃近い高温ゾ
ーンから300℃近くの排ガスゾーンになってダイオキ
シンが再合成されるとの情報に比検しても、それ等の危
険温度帯を避けて通れる可能性を有する本システムの環
境保全に貢献出来る技術価値も意義がある。
【実施例】以下図面を参照して本発明にかかる一実施例
を詳述する。図−1は本発明の内、燃焼熱交換装置の全
体鳥瞰図である。図−2−▲イ▼はその空気噴射装置図
で、▲ロ▼は蒸気噴射装置図である。図−3はベンチュ
リスクラバの変換蒸気の膨張圧力緩衝推送装置図であ
る。図−4は蒸気タービン装置の羽根部縦断図である。
図−5は蒸気タービン装置に発電機を直結した全体鳥瞰
図である。図−6−イは発電機縦断図である。図−6−
ロは発電機横断図である。各図において、1−は燃焼熱
交換炉体である。2−は基部炉壁で、3−は熱交換水
管、4−はカスケードポンプである。5−は煙突で分流
煙突も含む。13−は煙突ホッパーである。6−は上部
炉壁で、7−は燃料ホッパーである。8−は燃料供給管
で、9−のパイプで10の燃料供給装置に連結されてい
る。11−は空気噴射装置で、12−の空気噴射口を備
えて、14−のパイプで15−の高圧ブロワーに連結さ
れている。13−は煙突ダンパーで排ガスの流れを調節
する。16−は高圧空気の噴射に伴う激しい燃焼反応層
で、17−は燃焼部位である。18−はC2に連結され
た着火装置である。19−は高圧水ポンプで、20−2
の圧力弁を通った20−の蒸気管と交互に共通の21−
のベンチュリスクラバ吐出管口につながっている。22
−は燃焼排ガスで、23−は変換蒸気の膨張圧力緩衝推
送装置である。24−は変換蒸気で、25−はタービン
に送られる蒸気管である。26−は蒸気タービンケーシ
ングで、27は蒸気受入れ口である。28−は中空の蒸
気タービン回転軸で、30−の複数の空気流通孔を備え
ている。29−は羽根翼で、31−の円板と共に回転軸
に固定されている。32−は蒸気吐出口で、33−は吐
出蒸気である。34−はタービン受軸で、35−の架台
に固定されている。36−は発電装置の固定子わくで、
37−の固定子が固定されている。38−は発電機回転
子で、39−の円板に装着され、円板は延長タービン軸
に装着固定されている。40−燃焼焼玉装置。A−焼玉
の外輪鎧部。B−内輪鎧部。C−ロストル部を備え。更
にA1の外輪列空気孔。B1の内輪列空気孔。C1のロ
ストル部空気孔と。A2の外輪空気調節器。B2の内輪
空気調節器。C2のロストル部空気調節器を備えてい
る。18−着火装置はC2に併設されている。なお本実
施例で用いる燃焼物体は、木質バイオマスペレットやR
DF類或いはそれ等の炭化物をペレット化したもので自
動供給できるものを対象とした。いわゆるバラ物は別の
一次燃焼装置(特願2001−239924号)を要す
る。円形の熱交換燃焼装置にあって2の基部炉壁や6の
上部炉壁は、耐熱キャスター(旭硝子(株))とアルミ
ナセメント(旭硝子(株))並びにシリカブラック(北
海道産)の高耐熱材で構築され遠赤外線照射力が強い。
又40の焼玉装置は耐熱キャスターとアルミナセメント
並びにシリカブラックと特殊硅藻土であるマリネックス
(長崎県産(株)エスシーアクト)とゼオライトである
医王石(富山県産、国際有機(株))を原料とするセラ
ミックスで成形され触媒的遠赤外線放射力を備えてい
る。又熱交換水管はガスが流通する間隙を有してパイプ
が縦に並列されている。以上の構成に基づき動作を説明
する。炉内は煙突からの吸引力に引かれて強い負圧が働
いている。10−の燃料供給装置が作動してC−のロス
トル部に燃料が供給され、18−の着火口で着火される
とC−1−から吸引される空気で燃え上がる。更に炎を
包み込む内輪列と外輪列と空気が時差供給されて燃焼反
応し、外輪上端で集束された炎はスピードを速めてほぼ
ロウソクの外炎の燃焼反応に近づく。その現象の内容は
ロウソクの心炎でガス化→中炎で初期燃焼反応→外炎で
中期反応と進み、完全に燃焼反応が終了するのは、可視
炎の相当上部位置である。炎が安定したところで15−
のブロワーが作動し、12−の墳射口列から高圧の空気
が噴射されると、可視段階の燃焼ガスと対向衝突して1
6−の燃焼反応層が形成されて電磁波バリアとなり、包
み込まれて焼玉位置が高温となり炎の可視炎は明確に下
がる。木質が燃えるという現象ではなく、木炭の表面が
真っ赤になってガスが燃えると云う現象となる。その現
象の中で炎は輻射熱線化し電磁波となって3−の熱交換
水管に直照射され、同時に熱せられた炉壁からは遠赤外
線が反射されて水管の熱交換が進行し、効率の高い熱交
換が進むステファン・ボルツマン法則事象に到達する。
3−の水管蒸気圧が高まると20−2の圧力弁を押し上
げて20の蒸気管を通り21に噴射される。燃焼排ガス
は13−の煙突ダンパーが閉となり、22−を通って2
3内のベンチュリスクラバ機能によって吸引誘導され
て、24−の変換蒸気となり、25−を通って、26−
の蒸気タービンに送り込まれて羽根車を回転させ、28
−に回転力が与えられる。回転軸28−には34−の軸
受外部に36−の発電装置固定子わくに内蔵されて、3
9−の円板が装着固定されており、円板先端には38−
の発電機回転子が取り付けられている。回転子に対向し
て37−の発電機固定子がわくに装着されている。39
の円板の回転につれて、38−の回転子には励磁電流が
生じ、37−の固定子には誘起電圧が生じて、電気エネ
ルギーとなる。別の側面から見れば、本システムで生じ
る変換蒸気は、高圧というよりも、若干の低圧でも大容
量の蒸気でもって回転力に転換しようとするもので、開
発した蒸気タービンはその新しい転換蒸気の活用に適し
た機能を持っている。比較的低速でもトルクは高いの
で、多極型発電装置の回転子と固定子の数を増やしてト
ータルとしての電気エネルギー転換率を高めるものであ
る。又本項では以上で止めているが、排出蒸気も復水液
化して回収し、浄化池で浄化する水や微生物群、そして
太陽光エネルギーを存分に活用した積極的環境保全策に
も進展することが可能であり、燃焼排ガスと熱を空中に
放出する現今の燃焼熱利用方法の改善を示唆するシステ
ム技術としての意義が高い。
【発明の効果】以上、作用と実施例の項で詳しく検討し
たように、本発明システムは先願特許第3030321
号に基づいた燃焼熱交換炉によって、燃料の固有と云わ
れる熱量の数倍と云う輻射熱線エネルギーで蒸気を得、
又燃焼排ガスの熱も活用するベンチュリスクラバ機構に
よって大容量の変換蒸気を得て、新機構の蒸気タービン
によって効率よく回転力に転換するものである。そのシ
ステムを支える高圧ブロワー並びに高圧水ポンプも新し
い機構(特許第2711402号)より生まれ、又蒸気
タービンの開発もその応用から生まれて新機軸を開い
た。本願の目指した環境浄化を行う目標のもとで自燃力
のある産廃的資源の活用による電気エネルギーを得ると
云う、本来は相反する要因を併立せしめたのは、新しい
技術に支えられた自然現象の活用手段によってかなえら
れたものである。産業廃棄物資源活用によるエネルギー
確保、そして食の安全に直結する環境浄化は人の生存に
とって欠くことの出来ない一つの重要な社会的課題であ
る。本発明がその一つの成果を通して、その解決に貢献
出来た事実はその課題が解決不可能の世界でないことを
確信し得た。そのことは経済的直接の成果以上に社会に
対する大きな貢献となる。
【図面の簡単な説明】
図−1は本発明の内の燃焼熱交換装置の縦断全体鳥瞰
図。図−2の▲イ▼はその空気噴射装置図。図−2の▲
ロ▼は蒸気噴射装置図。図−3はベンチュリスクラバの
転換蒸気の膨張圧力緩衝推送装置図。図−4は蒸気ター
ビン装置の羽根部縦断図。図−5は蒸気タービン装置に
発電機を直結した全体鳥瞰図。図−6−イは発電機縦断
図。図−6−ロは発電機横断図である。
【符号の説明】
1−燃焼熱交換炉体。2−基部炉壁。3−熱交換水管。
4−カスケートポンプ。5−煙突。6−上部炉壁。7−
燃料ホッパー。8−燃料供給管。10−燃料供給装置。
11−空気噴射装置。12−空気噴射ノズル。13−煙
突ダンパー。14−送風管。15−高圧ブロワー。16
−高圧空気噴射膜。17−燃焼部位。18−着火口。1
9−高圧水ポンプ。20−蒸気管。21−高圧水又は蒸
気噴射口。23−ベンチュリスクラバの変換蒸気の膨張
圧力緩衝推送装置。26−蒸気タービン装置。27−蒸
気受入口。28−蒸気タービン回転軸。29−蒸気ター
ビン羽根翼。30−蒸気タービン回転軸空気流通孔。3
1−羽根円板。32−蒸気吐出口。34−受軸。35−
架台。36−発電機固定子わく。37−発電機固定子。
38−発電機回転子。39−発電機回転円板。40−燃
焼焼玉装置。焼玉装置のA−外輪鎧。B−内輪鎧。C−
ロストル部。A1−外輪列空気孔。B1−内輪列空気
孔。C1−ロストル部空気孔。A−2−外輪空気調節
器。B−2−内輪空気調節器。C−2−ロストル部空気
調節器。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月26日(2002.4.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の内の燃焼熱交換変換蒸気発生装置部
分の縦断鳥瞰図。
【図2−(イ)】は空気噴射装置図。
【図2−(ロ)】は蒸気噴射装置図。
【図3】はベンチュリスクラバ 変換蒸気の膨張圧力緩
衝推送装置図。
【図4】は蒸気タービン装置の羽根部縦断図。
【図5】は蒸気タービン装置に発電機を直結した鳥瞰
図。
【図6−イ】は発電機縦断図。
【図6−ロ】は発電機横断図である。
【符号の説明】 1−燃焼熱交換炉体。2−基部炉壁。3−熱交換水管。
4−カスケートポンプ。5−煙突。6−上部炉壁。7−
燃料ホッパー。8−燃料供給管。10−燃料供給装置。
11−空気噴射装置。12−空気噴射ノズル。13−煙
突ダンパー。14−送風管。15−高圧ブロワー。16
−高圧空気噴射膜。17−燃焼部位。18−着火口。1
9−高圧水ポンプ。20−蒸気管。21−高圧水又は蒸
気噴射口。23−ベンチュリスクラバの変換蒸気の膨張
圧力緩衝推送装置。26−蒸気タービン装置。27−蒸
気受入口。28−蒸気タービン回転軸。29−蒸気ター
ビン羽根翼。30−蒸気タービン回転軸空気流通孔。3
1−羽根円板。32−蒸気吐出口。34−受軸。35−
架台。36−発電機固定子わく。37−発電機固定子。
38−発電機回転子。39−発電機回転円板。40−燃
焼焼玉装置。焼玉装置のA−外輪鎧。B−内輪鎧。C−
ロストル部。A1−外輪列空気孔。B1−内輪列空気
孔。C1−ロストル部空気孔。A−2−外輪空気調節
器。B−2−内輪空気調節器。C−2−ロストル部空気
調節器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自燃力のある産廃的資源を、有効熱に変換
    する高効率の熱交換機能を有する熱交換燃焼装置で燃焼
    して蒸気に換え、蒸気圧を利用するベンチュリスクラバ
    機構によって燃焼排ガスを誘引して高温融合した過熱蒸
    気で、合成正弦曲線を基調とした羽形翼で構成された蒸
    気タービンを回転させ、その動力によって発電するシス
    テム構成に成ることを特徴とする自燃産廃的資源の熱変
    換発電装置。
  2. 【請求項2】広い熱交換水管壁に囲まれ、煙突からの強
    い吸引力による負圧の働いている燃焼室における燃焼手
    段は、吸引空気によって燃える燃焼物の炎に対向し炎を
    包み込む位置方向に、炎を斜めに横断する単列或いはラ
    ッパ状の高圧空気を噴射し、それに反応して形成された
    強烈な燃焼層に包み込まれた燃焼部位が高温となって、
    炎は輻射熱線化し電磁波となって周囲の熱交換水管壁に
    直照射するステファン・ボルツマン法則事象による効率
    の高い熱交換が進み、水管内の水は急激に熱せられて高
    圧の蒸気となる構成に成る構造であることを特徴とする
    請求項1記載の自燃産廃的資源の熱変換発電装置。
  3. 【請求項3】請求項2による高効率に熱交換されて発生
    した蒸気の圧力を活用したベンチュリスクラバ機構によ
    る過熱蒸気変換装置によって蒸気を増強する。即ち煙突
    基部に設けられた分流装置から岐れた煙突機能管に挿入
    された蒸気管の先端には、燃焼ガスの進行方向の拡大さ
    れた管周壁に達する鋭角の全周方位ラッパ型蒸気噴射口
    が設けられ、一次蒸気の噴射圧で高温の排ガスを誘引し
    高温融合して更に高温の過熱蒸気にする。その膨張圧力
    を推進圧力に変換する膨張圧力緩衝推送機構は、融合蒸
    気吐出し口を包み込む後方全周囲位置からハート型空気
    室状に形成され、先端が集束して2次蒸気吐出し管とな
    り、蒸気タービンに接続される組合せ機構の構造である
    ことを特徴とする請求項1記載の自燃産廃的資源の熱変
    換発電装置。
  4. 【請求項4】請求項3による2次蒸気を受ける蒸気ター
    ビンは、受入口と出口を備えたケーシングに内蔵され
    た、合成正弦曲線を基調とした羽形と有意の巾を備えた
    羽根翼複数と側板を組合せた羽根板を、羽根翼外周端を
    有意にずらして複数並列固定して所要の巾を保持した羽
    根車で構成され、各羽根翼間はバケット状となる。回転
    軸は中空で、羽根翼取付部間には羽根翼角度に似た通気
    穴が開けられ、両端を軸受で保持されている。2次蒸気
    吐出し管口径より広い巾を有するケーシングの受入れ口
    は扁平末広がりとなり、高圧蒸気を低圧に膨張させなが
    ら有意の角度で羽根に当てると、蒸気は羽形に沿ってそ
    の衝動力点Gを移動させる流動慣性によって羽根車を回
    転させ回転動力に変換される。その蒸気滞留外周を有意
    に保持して吐出し口は広く開放される。有意のマフラー
    機能を有し、回転抵抗が少なく回転トルクの大きいター
    ビン機構の構造であることを特徴とする請求項1記載の
    自燃産廃的資源の熱変換発電装置。
  5. 【請求項5】請求項4の蒸気タービンの回転軸を、軸受
    外に延長して発電装置を直装する。蒸気タービンの比較
    低速と高トルクの特徴に合わせて、発電機構は直径の大
    きい多極型発電機で発電するシステム構造であることを
    特徴とする請求項1記載の自燃産廃的資源の熱変換発電
    装置。
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