JP2003226593A - 発炎剤組成物 - Google Patents

発炎剤組成物

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JP2003226593A
JP2003226593A JP2002026414A JP2002026414A JP2003226593A JP 2003226593 A JP2003226593 A JP 2003226593A JP 2002026414 A JP2002026414 A JP 2002026414A JP 2002026414 A JP2002026414 A JP 2002026414A JP 2003226593 A JP2003226593 A JP 2003226593A
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resin
flame retardant
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Akihiko Fujii
昭彦 藤井
Mitsutoshi Fukuda
光寿 福田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来と同等の発煙量にも関わらず、より高光
度の着色炎を発して燃焼する発炎剤組成物の提供。 【解決手段】 発炎剤組成物全100質量%に対し、発
色剤兼酸素供給剤である平均粒子径10〜500μmの
硝酸ストロンチウムを68〜78質量%、酸素供給剤で
ある平均粒子径2〜50μmの過塩素酸カリウムを3〜
7質量%、並びに可燃剤である、平均粒子径2〜500
μmの合成樹脂粉末を0.4〜4質量%、平均粒子径5
〜200μmのイオウを11〜18質量%、及び液状可
燃物を1〜5質量%配合した発炎剤組成物を用いて作製
した発炎筒である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発炎筒用の発炎剤
組成物に関し、特に、燃焼時に発煙量を増加させること
なく、高光度の着色炎を発して燃焼する発炎剤組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高速道路等における事故処理時や
工事において、走行車両に作業中であることを知らせる
ために、燃焼させて、赤色の炎を発する発炎筒が、広く
用いられいる。
【0003】発炎筒は、酸素供給剤である過塩素酸カリ
ウムと、赤色炎の発色剤兼酸素供給剤である硝酸ストロ
ンチウムと、可燃剤であるイオウ、木粉と、可燃剤兼結
合剤である重油、植物油とを混合させて調製した発炎剤
組成物を、紙筒等に填薬したものである。
【0004】発炎筒は、燃焼時の光度の高いほうが、よ
り遠方の走行車両から視認することができ、また、発煙
量の少ないほうが、走行車両の視界を遮る恐れがより少
なく、望ましい。
【0005】一般に、酸素供給剤である過塩素酸カリウ
ムを増加させると、光度が向上し、かつ発煙量が増加す
る。一方、過塩素酸カリウムを減少させると、光度が低
下し、発煙量が減少する。また、発炎筒の断面積を小さ
くすると、発煙量が減少するが、光度も低下する。
【0006】一回の作業においては、通常、約10〜約
50本を同時に燃焼させて用いられるが、発炎筒の燃焼
時の煙が、道路上に滞留して走行車両の視界を遮げ、二
次災害の恐れがあり、なるべく発煙量の少ない発炎筒が
要望されていた。
【0007】特公昭49−19854号公報及び特開昭
55−154391号公報には、発炎筒の燃焼時の光度
を増加させ、かつ発煙量を低減させるための可燃剤が開
示されている。
【0008】燃焼時の発煙量を増加させることなく、よ
り高光度の着色炎を発する発炎剤組成物が要望されてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
と同等の発煙量にも関わらず、より高光度の着色炎を発
して燃焼する発炎剤組成物を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意研究し
た結果、可燃剤として、合成樹脂粉末、イオウ及び液状
可燃物を配合させた発炎剤組成物が、上記課題を解決し
得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0011】すなわち、本発明は、酸素供給剤、発色剤
及び可燃剤が配合された発炎剤組成物において、可燃剤
として、合成樹脂粉末、イオウ及び液状可燃物が配合さ
れてなることを特徴とする発炎剤組成物である。
【0012】以下、本発明を詳細に説明する。
【0013】本発明の発炎剤組成物は、酸素供給剤であ
る過塩素酸カリウム及び発色剤兼酸素供給剤である硝酸
ストロンチウムに、可燃剤として、合成樹脂粉末、イオ
ウ及び液状可燃物が配合されてなるものである。
【0014】本発明に用いられる合成樹脂粉末は、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル樹脂、ポリスチ
レン、ポリエステル樹脂、セルロイド、酢酸セルロー
ス、ABS樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリカ
ーボネート、尿素樹脂、フェノール樹脂、フラン樹脂、
メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン、ポリイミ
ド樹脂、塩化ビニリデン樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルアセタール、メタクリル樹
脂、ポリアミド、ポリアセタール、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、ポリイミド、及びアクリル酸エステル樹脂
からなる群から選ばれた少なくとも1種である。
【0015】合成樹脂粉末の平均粒子径は、2〜500
μmの範囲であり、5〜100μmが好ましい。
【0016】合成樹脂粉末の平均粒子径が2μm未満の
場合、貯蔵中に凝集したり、使用時に粉塵が飛散し易
く、また500μm超の場合、均一に混合し難く、不都
合である。
【0017】合成樹脂粉末は、発炎剤組成物全100質
量%に対し、0.4〜4質量%となる量が配合され、
0.5〜3質量%が好ましい。
【0018】合成樹脂粉末が0.4質量%未満の場合、
高光度が得られず、また4質量%超の場合、燃焼が弱く
なり、不都合である。
【0019】本発明に用いられるイオウは、周知の可燃
物であり、その平均粒子径は、5〜200μmの範囲で
あり、10〜100μmが好ましい。
【0020】イオウの平均粒子径が5μm未満の場合、
貯蔵中に凝集したり、使用時に粉塵が飛散し易く、また
200μm超の場合、高光度が得られず、不都合であ
る。
【0021】イオウは、発炎剤組成物全100質量%に
対し、11〜18質量%となる量が配合され、14〜1
6質量%が好ましい。
【0022】イオウが11質量%未満の場合、高光度が
得られず、また18質量%超の場合、燃焼が弱くなり、
不都合である。
【0023】本発明に用いられる液状可燃物は、周知の
常温で液状の可燃物を用いることができ、例えば、軽
油、灯油、重油等の鉱物油、大豆油、トウモロコシ油、
ひまし油、ゴマ油、魚油等の動植物油、及びヘキシレン
グリコール等の水酸基が2個以上のアルコール類があげ
られ,これらの少なくとも1種が用いられる。
【0024】液状可燃物の配合量は、発炎剤組成物全1
00質量%に対し、1〜5質量%となる量であり、2〜
4質量%が好ましい。
【0025】液状可燃物が1質量%未満の場合、高光度
が得られず、また5質量%超の場合、紙筒の外に沁み出
し、不都合である。
【0026】液状可燃物を用いた場合には、着火性がよ
り向上し、着火不良を低減することができる。また、発
炎剤組成物の混合時に発生する粉塵を抑制することがで
きる。
【0027】本発明では、周知の酸素供給剤である過塩
素酸カリウムが配合され、その平均粒子径は、2〜50
μmの範囲であり、10〜40μmが好ましい。
【0028】過塩素酸カリウムの平均粒子径が2μm未
満の場合、貯蔵中に固化したり、使用時に粉塵が飛散し
易く、また50μm超の場合、高光度が得られず、不都
合である。
【0029】過塩素酸カリウムは、発炎剤組成物全10
0質量%に対し、3〜7質量%となる量が配合され、
3.5〜4.8質量%が好ましい。
【0030】過塩素酸カリウムが3質量%未満の場合、
発煙量は少なくなるものの、燃焼し難くなり、また7質
量%超の場合、発煙量が多くなり、不都合である。
【0031】本発明では、周知の発色剤兼酸素供給剤で
ある硝酸ストロンチウムが配合され、その平均粒子径
は、10〜500μmの範囲であり、20〜300μm
が好ましい。
【0032】硝酸ストロンチウムの平均粒子径が10μ
m未満の場合、貯蔵中に固化し易く、また500μm超
の場合、高光度が得られず、不都合である。
【0033】硝酸ストロンチウムは、発炎剤組成物全1
00質量%に対し、68〜78質量%となる量が配合さ
れ、72〜77質量%が好ましい。
【0034】硝酸ストロンチウムが68質量%未満の場
合、着色炎の色が薄くなり、また78質量%超の場合、
高光度が得られず、不都合である。
【0035】本発明の発炎剤組成物を用いた発炎筒の製
造方法を、以下に示す。
【0036】まず、撹拌羽根付混合機中、酸素供給剤で
ある過塩素酸カリウムの所定量と、赤色炎の発色剤兼酸
素供給剤である硝酸ストロンチウムの所定量と、可燃剤
である合成樹脂粉末、イオウ及び液状可燃物の各々所定
量とを、混合させて、本発明の発炎剤組成物を調製す
る。ついで、所定の紙筒中に、調製した発炎剤組成物を
填薬し、以下、周知の方法により、発炎筒を完成する。
【0037】本発明の発炎剤組成物を用いた発炎筒は、
従来の発炎筒に比し、燃焼時の発煙量が同等であるにも
関わらず、より一層高い光度の着色炎を発することがで
きる。
【0038】さらに、本発明の発炎剤組成物には、必要
に応じ、周知の比重調整剤を、適宜添加してもよい。比
重調整剤の添加により、発炎剤組成物を紙筒等に填薬さ
せた時の比重が調節されると共に、燃焼時の炎の長さが
制御される。
【0039】比重調整剤としては、例えば、パラフィン
ワックス、マイクロクリスタリンワックス、固形脂肪
酸、固形脂肪酸誘導体、牛ロウ、硬化油等の天然油脂、
グリース、ワセリン、ロジン等の樹脂粉、でんぷん等の
多糖類、木粉、セラック粉末があげられ、発炎剤組成物
全100質量%に対し、0.1〜6質量%となる量が添
加される。
【0040】
【発明の実施の形態】本発明を、実施例に基き、以下に
説明する。なお、本発明は、実施例により、なんら限定
されない。実施例中の「%」は「質量%」を表す。
【0041】実施例1 撹拌羽根式混合機中、酸素供給剤である過塩素酸カリウ
ム(平均粒子径40μm、以下「PK」と記す。)5.
0%と、発色剤兼酸素供給剤である硝酸ストロンチウム
(平均粒子径150μm、以下「NS−A」と記す。)
75.0%と、可燃剤である、合成樹脂粉末のポリエチ
レン粉(平均粒子径10μm、以下「PE」と記す。)
2.0%、イオウ(平均粒子径50μm)15.0%、
及び液状可燃物の大豆油3.0%とを混合させて、発炎
剤組成物を調製した。ついで、調整した発炎剤組成物
を、紙筒(内径30mmφ×長さ28cm)に填薬した
後、周知の方法により、発炎筒を完成した。組成を表1
に示す。
【0042】完成した発炎筒を燃焼させて、燃焼時間、
光度及び発煙量を測定したところ、燃焼時間が12分、
光度が880cd、発煙量が「やや少」であった。結果
を表1に示す。
【0043】なお、発煙量は、従来の発炎剤組成物を用
いた、比較例1の発炎筒(内径30mmφ×長さ28c
m)の発煙量を基準にして、目視により判定した。
【0044】実施例2〜7 酸素供給剤であるPKと、発色剤兼酸素供給剤であるN
S−Aまたは硝酸ストロンチウム(平均粒子径80μ
m、以下「NS−B」と記す。)と、可燃剤である、合
成樹脂粉末のPE、ポリスチレン粉(平均粒子径160
μm、以下「PS」と記す。)ないしはポリ塩化ビニル
粉(平均粒子径10μm、以下「PCV」と記す。)、
イオウ、液状可燃物の大豆油とを、表1に示す組成で、
各々混合させて、発炎剤組成物を調製した後、以下、実
施例1と同様にして、発炎筒を完成した。完成した発炎
筒について、実施例1と同様の試験を行った。結果を表
1に示す。
【0045】比較例1 酸素供給剤であるPK8.0%と、発色剤兼酸素供給剤
であるNS−A70.0%と、可燃剤である、イオウ1
2.0%、液状可燃物の大豆油6.0%、及び木粉(平
均粒子径150μm)4.0%とを混合させて、従来組
成の発炎剤組成物を調製した後、以下、実施例1と同様
にして、発炎筒を完成した。組成を表2に示す。完成し
た発炎筒について、実施例1と同様の試験を行った。結
果を表2に示す。
【0046】比較例2〜5 酸素供給剤であるPKと、発色剤兼酸素供給剤であるN
S−AまたはNS−Bと、可燃剤である、合成樹脂粉末
のPE、イオウ、液状植物油の大豆油、及び木粉とを、
表2に示す組成で、各々混合させて、発炎剤組成物を調
製した後、以下、実施例1と同様にして、発炎筒を完成
した。完成した発炎筒について、実施例1と同様の試験
を行った。結果を表2に示す。
【0047】実施例8 実施例1と同一組成の発炎剤組成物を、実施例1に用い
た紙筒(内径30mmφ)の約半分の断面積である紙筒
(内径20mmφ×長さ28cm)に填薬した後、周知
の方法により、発炎筒を完成した。完成した発炎筒につ
いて、実施例1と同様の試験を行った。結果を表3に示
す。
【0048】実施例9 実施例4と同一組成の発炎剤組成物を、実施例8の紙筒
に填薬した後、周知の方法により、発炎筒を完成した。
完成した発炎筒について、実施例1と同様の試験を行っ
た。結果を表3に示す。
【0049】比較例6 比較例1と同様の従来組成の発炎剤組成物を、実施例8
の紙筒に填薬した後、周知の方法により、発炎筒を完成
した。完成した発炎筒について、実施例1と同様の試験
を行った。結果を表3に示す。
【0050】比較例7 比較例2と同一組成の発炎剤組成物を、実施例8の紙筒
に填薬した後、周知の方法により、発炎筒を完成した。
完成した発炎筒について、実施例1と同様の試験を行っ
た。結果を表3に示す。
【0051】
【表1】
【0052】
【表2】
【0053】
【表3】
【0054】表1〜3中、発煙量は、従来組成の発炎剤
組成物を用いた比較例1の発煙量を基準にして、「半分
以下でほとんどない」時を「◎」、「少ない」時を
「○」、「やや少ない」時を「△」、「同等」の時を
「−」で表した。
【0055】表1及び表2に示すように、内径30mm
φの発炎筒において、酸素供給剤である過塩素酸カリウ
ムと、発色剤兼酸素供給剤である硝酸ストロンチウム
と、可燃剤である、合成樹脂粉末、イオウ及び液状可燃
物の大豆油とを、各々所定量配合した、本発明の発炎剤
組成物(実施例1〜7)を用いた発炎筒は、燃焼時の発
煙量は、「従来組成の発炎剤組成物(比較例1)を用い
た発炎筒と「同等」〜「少ない」にも関わらず、着色炎
は、従来の300cdと比べ、600cd以上であり、
高光度の炎を発して燃焼した。
【0056】また、内径20mmφの発炎筒において
は、従来組成の発炎剤組成物を用いた、内径30mmφ
の発炎筒と比べ、発炎筒の断面積が半分以下にも関わら
ず、光度は同等であり、かつ「半分以下でほとんどな
い」発煙量であり、発煙量が大幅に低減できた。
【0057】
【発明の効果】本発明の発炎剤組成物を用いて発炎筒
は、従来の発炎剤組成物を用いた発炎筒と比べ、燃焼時
の発煙量がほぼ同等もしくは少ないにも関わらず、高光
度の炎を発して、燃焼させることができる。
【0058】本発明の発炎剤組成物を用いた発炎筒は、
従来の発炎剤組成物を用いた発炎筒の半分以下の断面積
の場合でも、従来と同等の光度を有し、かつ発煙量が大
幅に低減された、視認性のよい発炎筒であり、また、薬
量も約半分以下となり、経済性にも優れている。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸素供給剤、発色剤及び可燃剤が配合さ
    れた発炎剤組成物において、可燃剤として、合成樹脂粉
    末、イオウ及び液状可燃物が配合されてなることを特徴
    とする発炎剤組成物。
  2. 【請求項2】 合成樹脂粉末が、ポリエチレン、ポリプ
    ロピレン、塩化ビニル樹脂、ポリスチレン、ポリエステ
    ル樹脂、セルロイド、酢酸セルロース、ABS樹脂、ポ
    リエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、尿素樹
    脂、フェノール樹脂、フラン樹脂、メラミン樹脂、エポ
    キシ樹脂、ポリウレタン、ポリイミド樹脂、塩化ビニリ
    デン樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアルコール、ポ
    リビニルアセタール、メタクリル樹脂、ポリアミド、ポ
    リアセタール、エチレンー酢酸ビニル供重合体、ポリイ
    ミド、及びアクリル酸エステル樹脂からなる群から選ば
    れた少なくとも1種であることを特徴とする請求項1に
    記載の発炎剤組成物。
  3. 【請求項3】 合成樹脂粉末の平均粒子径が、2〜50
    0μmであり、かつ発炎剤組成物全100質量%に対
    し、0.4〜4質量%となる量が配合されることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載の発炎剤組成物。
  4. 【請求項4】 イオウの平均粒子径が、5〜200μm
    であり、かつ発炎剤組成物全100質量%に対し、11
    〜18質量%となる量が配合されることを特徴とする請
    求項1から請求項3のいずれか1項に記載の発炎剤組成
    物。
  5. 【請求項5】 液状可燃物が、鉱物油、動植物油及び水
    酸基が2個以上のアルコール類からなる群から選ばれた
    少なくとも1種であることを特徴とする請求項1から請
    求項4のいずれか1項に記載の発炎剤組成物。
  6. 【請求項6】 液状可燃物が、発炎剤組成物全100質
    量%に対し、1〜5質量%配合されることを特徴とする
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の発炎剤組
    成物。
  7. 【請求項7】 酸素供給剤である過塩素酸カリウムの平
    均粒子径が、2〜50μmであり、かつ発炎剤組成物全
    100質量%に対し、3〜7質量%となる量が配合され
    ることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1
    項に記載の発炎剤組成物。
  8. 【請求項8】 発色剤兼酸素供給剤である硝酸ストロン
    チウムの平均粒子径が、10〜500μmであり、かつ
    発炎剤組成物全100質量%に対し、68〜78質量%
    となるが配合されることを特徴とする請求項1から請求
    項7のいずれか1項に記載の発炎剤組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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