JP2003226433A - 在庫管理サーバ、在庫管理方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

在庫管理サーバ、在庫管理方法、プログラム、記録媒体

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JP2003226433A
JP2003226433A JP2002028078A JP2002028078A JP2003226433A JP 2003226433 A JP2003226433 A JP 2003226433A JP 2002028078 A JP2002028078 A JP 2002028078A JP 2002028078 A JP2002028078 A JP 2002028078A JP 2003226433 A JP2003226433 A JP 2003226433A
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inventory
distance
inventory management
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Junichi Mochizuki
淳一 望月
Daisuke Koshimizu
大介 越水
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備の機器を交換する際の輸送に係る負担、
交換用の機器の保有に係る負担等を軽減する在庫管理シ
ステム、在庫管理サーバ等を提供する。 【解決手段】 サーバ102は、対応情報121、機器
情報123の履歴データ等に基づいて、設備の必要能
力、必要出力を算出し、設備、機器群を構成する機器1
05の適正台数を算出し、適正台数を超えた分の機器1
05を「ユーザ在庫」として機器情報123の動作状況
232に記録し、登録する。サーバ102は、設備の位
置情報を有する設備情報122、「ユーザ在庫」の機器
を抽出し、これらの「ユーザ在庫」の機器を有する設備
と故障等のため交換が必要な機器を有する設備との間の
距離を算出し、距離が最小である「ユーザ在庫」の機器
を交換用の機器として選定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して、少なくとも1つの機器からなる設備の在庫管理を
行う在庫管理システム、在庫管理サーバ等に関する。詳
しくは、設備の機器を交換する際の輸送に係る負担、交
換用の機器の保有に係る負担等を軽減する在庫管理シス
テム、在庫管理サーバ等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、業務用等に給湯設備等を設ける場
合、ボイラが設置される。そして、故障時等に備えて予
備のボイラが設置される。しかし、設置スペース、初期
投資費用(イニシャルコスト)等を考慮すると、予備の
ボイラを設置するのは、必ずしも得策とは言えず、給湯
設備のユーザ(顧客)の負担も増大する。
【0003】そこで、ボイラに代えて、ボイラと比較し
て能力及び設置スペースの小さい給湯機器(以降、単に
「給湯機器」と呼ぶ)を少なくとも1台連結し、ボイラ
と同等の能力を有する給湯設備として利用することが考
えられる。例えば、複数台のの給湯機器を連結すること
により、1台のボイラと同等の能力を有し、かつ、1台
のボイラと比較して占有スペースが小さい給湯設備を実
現することができる。
【0004】この少なくとも1台の給湯機器を連結した
給湯設備(以降、「連結型給湯設備」と呼ぶ)は、全体
として、ボイラの場合と比較して必要とする設置スペー
スも小さい。また、故障時等に備えて予備的設備を設け
る際、ボイラの場合は、もう1台ボイラを設置する必要
があるが、連結型給湯設備の場合は、給湯機器の連結台
数を、例えば、1、2台増設すれば足りる。従って、連
結型給湯設備は、ボイラ設備と比較して、設置スペー
ス、イニシャルコスト等の面で有利である。
【0005】また、連結型給湯設備の場合、故障、異常
発生した給湯機器についてのみ修繕、交換等を行えばよ
い。特に、交換に関しては、ボイラ等を交換する場合と
比較して、連結型給湯設備の給湯機器を交換する場合
は、撤去、設置に係る負担が小さい。
【0006】以下、「設備」とは、上述の「連結型給湯
設備」等の設備を意味する。以下、「機器」とは、上述
の「給湯機器」等の機器を意味する。「設備」は、少な
くとも1つの「機器」が連結されて構成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、設備を
提供するセンタ(設備管理会社等)は、機器故障時の交
換に備えて、交換用の機器を常時在庫として保有する必
要がある。この場合、交換用の機器を在庫として保有す
るためのスペースが必要である。また、在庫として保有
する間、交換用の機器の性能を保持する必要がある。
【0008】さらに、在庫として保有する交換用の機器
が実際に動作するかどうかについては、交換用の機器を
設備の機器に連結して設置し、動作確認を行う必要があ
るという問題点がある。
【0009】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
ものであり、設備の機器を交換する際の輸送に係る負
担、交換用の機器の保有に係る負担等を軽減する在庫管
理システム、在庫管理サーバ等を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために第1の発明は、少なくとも1つの機器と前記機器
それぞれに接続され当該機器の監視及び制御を行うコン
トローラとから構成され、ユーザに属する設備におい
て、少なくとも1つの前記コントローラにネットワーク
を介して接続され、センタに属する在庫管理サーバであ
って、前記設備と前記機器とを対応付ける対応情報と、
前記設備の位置情報を有する設備情報と、前記機器に関
する監視データ及びこの監視データの履歴を有する機器
情報と、を保持する保持手段と、前記位置情報を参照し
て前記設備間または前記設備及び前記センタ間の距離を
算出する距離算出手段と、を具備することを特徴とする
在庫管理サーバである。
【0011】第1の発明では、在庫管理サーバは、設備
と機器とを対応付ける対応情報と、設備のコントローラ
の送信先と設備の位置情報とを有する設備情報と、機器
に関する監視データ及びこの監視データの履歴を有する
機器情報と、をデータベースに保持し、位置情報を参照
して設備間の距離または設備及びセンタ間の距離を算出
する。
【0012】設備は、少なくとも1台の機器を連結して
構成される設備であって、機器の連結台数を加減するこ
とにより設備全体としての能力、出力等が調整可能であ
るものであれば、いかなる設備であっても構わない。設
備は、例えば、少なくとも1つの給湯機器から構成され
る連結型給湯設備、少なくとも1つのセルから構成され
る燃料電池装置等である。尚、監視データは、機器、設
備に設けられるセンサ、メータ等により計測、検知され
た計測データ、機器の動作状況に関する情報等である。
【0013】第1の発明では、在庫管理サーバは、設備
間の距離または設備及びセンタ間の距離を算出すること
ができるので、機器の輸送等に係る負担を予め把握する
ことができる。
【0014】第2の発明は、少なくとも1つの機器と前
記機器それぞれに接続され当該機器の監視及び制御を行
うコントローラとから構成され、ユーザに属する設備に
おいて、少なくとも1つの前記コントローラにネットワ
ークを介して接続され、センタに属する在庫管理サーバ
であって、前記設備と前記機器とを対応付ける対応情報
と、前記設備の位置情報を有する設備情報と、前記機器
に関する監視データ及びこの監視データの履歴を有する
機器情報と、を保持する保持手段と、前記履歴に基づい
て、前記設備の必要能力を算出し、当該設備を構成する
前記機器の適正台数を算出する適正台数算出手段と、前
記適正台数を超えた分の前記機器を在庫として前記機器
情報に登録する在庫登録手段と、を具備することを特徴
とする在庫管理サーバである。
【0015】第2の発明では、在庫管理サーバは、設備
と機器とを対応付ける対応情報と、設備のコントローラ
の送信先と設備の位置情報とを有する設備情報と、機器
に関する監視データ及びこの監視データの履歴を有する
機器情報と、をデータベースに保持し、履歴に基づい
て、設備の必要能力を算出し、当該設備を構成する機器
の適正台数を算出し、適正台数を超えた分の機器を在庫
(「ユーザ在庫」)として機器情報に登録する。
【0016】第2の発明では、センタは、「ユーザ在
庫」として登録された機器については、「センタ在庫」
として保有する必要がない。また、「ユーザ在庫」は、
実際にユーザの設備として設置されている機器であるの
で、サーバは、当該「ユーザ在庫」の機器に関して、動
作確認をいつでも行うことができる。従って、交換用の
機器を在庫として保有するためのスペース、交換用の機
器の性能を維持する負担を軽減することができる。
【0017】「センタ在庫」は、センタが在庫として保
有する交換用の機器であることを示す。「センタ在庫」
の機器は、未使用新品の機器のみならず、レンタル契約
終了その他の理由(レンタル料金未払等)によりセンタ
がユーザ側の設備から回収した機器であって、交換用の
機器としての再利用が可能である機器も含む。
【0018】「ユーザ在庫」は、ユーザ側の設備を構成
する機器として連結されている機器であって、交換用の
機器としての利用が可能である機器を示す。「ユーザ在
庫」の対象は、適正台数を超えて連結されている機器で
ある。
【0019】また、第2の発明の在庫管理サーバは、機
器の交換が必要な場合、機器情報を参照して在庫の機器
を抽出し、対応情報及び位置情報を参照して交換が必要
な機器を有する設備と各在庫の機器を有する設備との距
離を算出し、距離が最小である設備が有する在庫の機器
を交換用の機器として選定するようにしてもよい。この
場合、交換用の機器の輸送距離を減ずることができ、輸
送に係る負担を軽減することができる。
【0020】また、上述の距離は、地図上の直線距離に
限られない。輸送経路、道路状況、設置場所への搬入、
設置場所からの搬出の負担等を考慮にいれて、サーバ
は、距離を算出するようにしてもよい。サーバは、輸送
経路、道路状況、設置場所への搬入、設置場所からの搬
出の負担等に関する情報をデータベース等に記録する。
この場合、機器を交換、移設する際の輸送、搬入、搬出
等に係る負担をより正確に距離に反映することができ
る。
【0021】第3の発明は、コンピュータを第1の発明
または第2の発明の在庫管理サーバとして機能させるプ
ログラムである。第4の発明は、コンピュータを第1の
発明または第2の発明の在庫管理サーバとして機能させ
るプログラムを記録した記録媒体である。
【0022】前述したプログラムをネットワークを介し
て流通させたり、記録媒体を流通させることもできる。
【0023】第5の発明は、少なくとも1つの機器と前
記機器それぞれに接続され当該機器の監視及び制御を行
うコントローラとから構成され、ユーザに属する設備に
おいて、少なくとも1つの前記コントローラにネットワ
ークを介して接続され、センタに属する在庫管理サーバ
の在庫管理方法であって、前記設備と前記機器とを対応
付ける対応情報と、前記設備の位置情報を有する設備情
報と、前記機器に関する監視データ及びこの監視データ
の履歴を有する機器情報と、を保持手段に保持するステ
ップと、前記位置情報を参照して前記設備間の距離また
は前記設備及び前記センタ間の距離を算出する距離算出
ステップと、を具備することを特徴とする在庫管理方法
である。
【0024】第6の発明は、少なくとも1つの機器と前
記機器それぞれに接続され当該機器の監視及び制御を行
うコントローラとから構成され、ユーザに属する設備に
おいて、少なくとも1つの前記コントローラにネットワ
ークを介して接続され、センタに属する在庫管理サーバ
の在庫管理方法であって、前記設備と前記機器とを対応
付ける対応情報と、前記設備の位置情報を有する設備情
報と、前記機器に関する監視データ及びこの監視データ
の履歴を有する機器情報と、を保持手段に保持するステ
ップと、前記履歴に基づいて、前記設備の必要能力を算
出し、当該設備を構成する前記機器の適正台数を算出す
る適正台数算出ステップと、前記適正台数を超えた分の
前記機器を在庫として前記機器情報に登録する在庫登録
ステップと、を具備することを特徴とする在庫管理方法
である。
【0025】第7の発明は、少なくとも1つの機器と前
記機器それぞれに接続され当該機器の監視及び制御を行
うコントローラとから構成され、ユーザに属する設備に
おいて、少なくとも1つの前記コントローラとセンタに
属する在庫管理サーバとがネットワークを介して接続さ
れる在庫管理システムであって、前記在庫管理サーバ
は、前記設備と前記機器とを対応付ける対応情報と、前
記設備の位置情報を有する設備情報と、前記機器に関す
る監視データ及びこの監視データの履歴を有する機器情
報と、を保持する保持手段と、前記履歴に基づいて、前
記設備の必要能力を算出し、当該設備を構成する前記機
器の適正台数を算出する適正台数算出手段と、前記適正
台数を超えた分の前記機器を在庫として前記機器情報に
登録する在庫登録手段と、を具備し、前記コントローラ
は、前記監視データを有する報告信号を前記サーバに送
信する報告送信手段を具備することを特徴とする在庫管
理システムである。
【0026】第8の発明は、第6の発明または第7の発
明の在庫管理システムに用いられるコントローラであ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係
る在庫管理システム1の概略構成図である。
【0028】在庫管理システム1は、サーバ102、少
なくとも1つのコントローラ104等により構成され、
これらは、ネットワーク101を介して直接的・間接的
に接続され相互に通信できるようになっている。
【0029】ネットワーク101は、インターネット等
のネットワークであり、有線・無線を問わない。このネ
ットワークに接続される機器、装置が、目的とする機
器、装置に対しセションを確立したときに、その間で情
報の送受が行われる。
【0030】サーバ102は、在庫管理サーバとしての
サーバコンピュータ等である。サーバ102は、データ
ベース103等を備える。データベース103は、対応
情報121、設備情報122、機器情報123等を有す
る。尚、対応情報121、設備情報122、機器情報1
23については、後述する。
【0031】コントローラ104には、少なくとも1つ
の機器105が接続される。これらの機器105は、そ
れぞれ同様の機器であり、連結して動作させることが可
能である。これらの機器105は、全体として設備を形
成し、機器105の連結台数により設備の能力、出力等
を調整することができる。機器105は、例えば、給湯
機器、燃料電池機器等である。設備は、例えば、給湯設
備、燃料電池設備等である。センサ106は、各機器1
05毎に設けられ、各機器105の動作状況、運転状況
等に関するデータを計測したり、故障、異常発生等を検
知したりする。
【0032】サーバ102は、各機器105の動作制御
等に関する情報を有する指示信号をコントローラ104
に送信して、各機器105の動作の制御等を指示する。
コントローラ104は、サーバ102からの指示信号に
基づいて、各機器105の動作を制御等を行う。尚、指
示信号については、後述する
【0033】コントローラ104は、各機器105の動
作状況、運転状況等に関する情報、各センサ106によ
り計測、検知された、計測値、故障、異常発生等に関す
る情報等を有する報告信号をサーバ102に送信する。
サーバ102は、報告信号を受信すると、その内容をデ
ータベース103に記録する。尚、報告信号について
は、後述する。
【0034】サーバ102、データベース103等は、
在庫管理システム1を提供する設備管理会社等であるセ
ンタ141側に設けられ、機器105、コントローラ1
04、メータ109等は、在庫管理システム1を利用す
るユーザ142側に設けられる。
【0035】また、機器105は、架台等であるベース
107に設置される。ユーザは、コントローラ104及
びベース107をセンタから購入し、機器105につい
ては、センタとの間でレンタル契約する。
【0036】図2は、データベース103が具備するデ
ータベース構成例を示す図である。この例では、データ
ベース103は、対応情報121、設備情報122、機
器情報123等を有する。
【0037】対応情報121は、ユーザ側の設備と当該
設備を構成する機器とを関連付けるものである。対応情
報121は、設備番号211、機器番号212等を有す
る。
【0038】設備番号211は、ユーザ側の設備を特定
するものであり、数字、文字、記号等からなる符号列で
ある。機器番号212は、機器を特定するものであり、
数字、文字、記号等からなる符号列である。
【0039】設備情報122は、ユーザ側の設備に関す
る情報を示す。この設備情報122に機器のレンタル契
約、ユーザ属性等に関する情報を含ませてもよい。設備
情報122は、設備番号221、コントローラアドレス
222、連結台数223、適正台数224、ユーザ名2
25、所在地226、位置情報227等を有する。
【0040】設備番号221は、ユーザ側の設備を特定
するものであり、数字、文字、記号等からなる符号列で
あり、設備番号211と同様のものである。設備番号2
11及び設備番号221により、対応情報121及び設
備情報122は、リレーションされる。
【0041】コントローラアドレス222は、コントロ
ーラのネットワーク上の位置を特定するものであり、例
えば、IP(Internet Protocol)ア
ドレスである。サーバは、このコントローラアドレスを
参照して、目的の機器が接続されたコントローラに指示
信号を送信する。
【0042】連結台数223は、設備を構成する機器の
連結台数を示す。適正台数224は、設備を構成する機
器の適正な連結台数を示す。
【0043】ユーザ名225は、ユーザの名称等を示
す。所在地226は、ユーザの所在地、すなわち、設
備、機器の設置場所等を示す。位置情報227は、ユー
ザの設備の位置を示す情報であり、所在地226等に対
応して記録される。位置情報227は、設備間の位置関
係を導出するためのデータ等であり、例えば、緯度・経
度である。
【0044】機器情報123は、機器の動作状況、運転
状況、在庫状況に関する情報、センサ等により計測、検
知された、計測値、故障、異常発生等に関する情報、及
び、これらの情報の履歴等に関する情報等を示す。機器
情報123は、機器番号231、動作状況232、計測
データ233、履歴データ234等を有する。
【0045】機器番号231は、機器を特定するもので
あり、数字、文字、記号等からなる符号列であり、機器
番号212と同様のものである。機器番号212及び機
器番号231により、対応情報121及び機器情報12
3は、リレーションされる。
【0046】動作状況232は、機器の現在状況、動作
状況、運転状況、在庫状況等を示し、例えば、「正常動
作中」「停止中」「異常発生」「センタ在庫」「ユーザ
在庫」である。
【0047】「センタ在庫」は、センタが在庫として保
有する交換用の機器であることを示す。「センタ在庫」
の機器は、未使用新品の機器のみならず、レンタル契約
終了その他の理由(レンタル料金未払等)によりセンタ
がユーザ側の設備から回収した機器であって、交換用の
機器としての再利用が可能である機器も含む。
【0048】「ユーザ在庫」は、ユーザ側の設備を構成
する機器として連結されている機器であって、交換用の
機器としての利用が可能である機器を示す。「ユーザ在
庫」の対象は、適正台数224を超えて連結されている
機器である。
【0049】計測データ233は、センサ等により計
測、検知された計測値、故障、異常発生等に関する情報
等を示す。計測データ233は、機器が給湯装置である
場合、給湯量、使用量(ガス、水道、電気等の使用
量)、温度(入口温度、出口温度)等の計測値に関する
情報、故障、異常発生等に関する情報(「要:配管交
換」「要:機器交換」等)等である。
【0050】履歴データ234は、動作状況232の履
歴、計測データ233の履歴、故障履歴、修理履歴等に
関する情報を示す。
【0051】図3は、サーバ102とコントローラ10
4との間で送受信される情報を示す図である。サーバ1
02は、コントローラ104に指示信号301を送信す
る。コントローラ104は、サーバ102に報告信号3
04を送信する。
【0052】指示信号301は、機器番号302、制御
情報303等を有する。機器番号302は、機器、メー
タを特定するものであり、数字、文字、記号等からなる
符号列である。制御情報303は、機器の動作の制御、
メータの切替等に関する情報である。
【0053】コントローラ104は、サーバ102から
指示信号301が送られると、制御情報303に基づい
て、機器番号302により特定される機器、メータの動
作を制御する。
【0054】報告信号304は、機器番号305、動作
状況306、計測データ307等を有する。機器番号3
05は、機器番号302と同様に、機器、メータを特定
するものであり、数字、文字、記号等からなる符号列で
ある。動作状況306は、コントローラに接続されてい
る機器の動作状況、運転状況等を示し、例えば、「正常
動作中」「停止中」「異常発生」である。
【0055】計測データ307は、センサ等により計
測、検知された計測値、故障、異常発生等に関する情報
等を示す。計測データ307は、機器が給湯装置である
場合、給湯量、使用量(ガス、水道、電気等の使用
量)、温度(入口温度、出口温度)等の計測値、故障、
異常発生等に関する情報(「要:配管交換」「要:機器
交換」等)である。
【0056】サーバ102は、コントローラ104から
報告信号304が送られると、この報告信号304の内
容をデータベースの機器情報等として記録する。
【0057】次に、在庫管理システム1の処理手順を説
明する。図4〜図8は、本実施の形態に係るサーバ10
2、コントローラ104の処理を示すフローチャートで
ある。
【0058】図4は、サーバ102からコントローラ1
04を介して機器105の動作を制御する場合の処理を
示すフローチャートである。
【0059】サーバ102は、各機器105の動作方法
を決定し、各機器105に対する制御情報を作成し、各
機器105に関する指示信号301(機器番号、制御情
報等)をコントローラ104に送信する(ステップ40
1)。コントローラ104は、サーバ102から送られ
た指示信号301に基づいて、各機器105の動作を制
御する(ステップ402)。
【0060】図5は、コントローラ104からサーバ1
02に機器105、メータ109に関する報告信号30
4を送信する場合の処理を示すフローチャートである。
【0061】コントローラ104は、各機器105、メ
ータ109に関する報告信号304(機器番号、動作状
況、計測データ等)を所定のタイミングでサーバ102
に送信する(ステップ501)。サーバ102は、コン
トローラ104から送られた報告信号304の内容をデ
ータベース103の機器情報123として記録する(ス
テップ502)。
【0062】図6は、機器105において故障、異常等
が発生した場合のサーバ102及びコントローラ104
の処理を示すフローチャートである。
【0063】コントローラ104は、センサ等により機
器の故障、異常発生等を検知した場合、当該機器に対し
て、停止、動作制御等の応急処置を行う(ステップ60
1)。コントローラ104は、機器の故障、異常発生に
関して、報告信号をサーバ102に送信する(ステップ
602)。
【0064】サーバ102は、報告信号の内容をデータ
ベース103の機器情報123に記録すると共に、報告
信号の内容、機器情報123の履歴データ等に基づい
て、故障、異常発生した機器の交換・修理が必要である
かどうかを判定する(ステップ603)。
【0065】機器の交換が必要である場合(ステップ6
03のYes交換)、サーバ102は、データベース1
03の機器情報123を参照して、「センタ在庫」の機
器又は「ユーザ在庫」の機器の中から、交換用の機器を
選定する(ステップ604)。機器が交換されると(ス
テップ605)、サーバ102は、機器の交換に伴い、
データベース103の機器情報123を更新する(ステ
ップ606)。
【0066】機器の修理が必要である場合(ステップ6
03のYes修理)、機器が修理されると(ステップ6
07)、サーバ102は、機器の修理に伴い、データベ
ース103の機器情報123に修理履歴を記録する(ス
テップ608)。
【0067】機器の修理が不要である場合(ステップ6
03のNo)、サーバ102は、データベース103の
機器情報123に故障、異常発生に関する履歴を追加す
ると共に、故障、異常が発生した機器を回復、復旧させ
るべく、制御情報を作成し(ステップ609)、この制
御情報を有する指示信号をコントローラ104に送信す
る(図4:ステップ401)。コントローラ104は、
この指示信号に基づいて、機器の動作を制御する(図
4:ステップ402)。
【0068】以上、図4、図5に示した過程を経て、サ
ーバ102は、コントローラ104を介して、機器10
5の動作制御を行い、コントローラ104は、機器10
5に関する報告信号(機器番号、動作状況、計測データ
等)をサーバ102に送信し、サーバ102は、この報
告信号の内容をデータベース103に記録する。
【0069】また、図6に示した過程を経て、コントロ
ーラ104から機器105における異常等に関する報告
信号を受信すると、サーバ102は、当該機器105の
交換・修理が必要であるかを判定する。サーバ102
は、交換が必要な場合、「センタ在庫」の機器の中か
ら、交換用の機器を選定し、交換作業に伴い、データベ
ース103の機器情報123を更新する。サーバ102
は、修理が必要な場合、修理作業に伴い、修理履歴等を
データベース103の機器情報123に記録する。サー
バ102は、交換・修理が必要ない場合、回復、復旧の
ための制御情報を作成し、コントローラ104に送信す
る。
【0070】このように、コントローラ104は、機器
105、メータ109に関する情報を報告信号としてサ
ーバ102に送信し、報告信号が機器105の異常等に
関するものであった場合、サーバ102は、報告信号の
内容をデータベース103に記録すると共に、機器の交
換・修理が必要であるかを判定する。また、ユーザ側の
設備は、少なくとも1つの機器105を連結することに
より構成される。
【0071】従って、設備を構成する一部の機器105
に故障、異常発生が生じても、設備全体としての能力低
下、出力低下を招くことなく、故障、異常発生した機器
に対する措置を講ずることができ、ユーザの業務に支障
を来すといった事態を避けることができる。
【0072】尚、「センタ在庫」の機器は、未使用新品
の機器のみならず、レンタル契約終了その他の理由(レ
ンタル料金未払等)によりセンタがユーザ側の設備から
回収した機器であって、交換用の機器としての再利用が
可能である機器であってもよい。また、「ユーザ在庫」
の機器については、図7の説明の中で述べる。
【0073】図7は、機器105を「ユーザ在庫」とし
て登録する場合のサーバ102の処理を示すフローチャ
ートである。
【0074】「ユーザ在庫」は、ユーザ側の設備を構成
する機器として連結されている機器であって、交換用の
機器としての利用が可能である機器を示す。「ユーザ在
庫」の対象は、適正台数224を超えて連結されている
機器である。
【0075】サーバ102は、データベース103の対
応情報121、機器情報123の履歴データ等に基づい
て、設備毎(設備番号毎)に、設備、機器群の必要能
力、必要出力を算出する(ステップ701)。サーバ1
02は、算出した必要能力、必要出力に基づいて、設
備、機器群を構成する機器105の適正台数を算出し、
設備情報122の適正台数224に記録する(ステップ
702)。
【0076】サーバ102は、設備毎(設備番号毎)
に、当該設備の連結台数223が適正台数224を超え
ているかを判定する(ステップ703)。連結台数22
3が適正台数224を超えている場合(ステップ703
のYes)、サーバ102は、適正台数を超えた分の機
器105を「ユーザ在庫」として、機器情報123の動
作状況232に記録し、登録する(ステップ704)。
【0077】尚、ステップ701において、必要能力、
必要出力は、設備が給湯設備である場合、主として、給
湯量に関する履歴データに基づいて算出される。
【0078】以上の過程を経て、サーバ102は、対応
情報121、機器情報123の履歴データ等に基づい
て、設備の必要能力、必要出力を算出し、設備、機器群
を構成する機器105の適正台数を算出し、適正台数を
超えた分の機器105を「ユーザ在庫」として機器情報
123の動作状況232に記録し、登録する。
【0079】このように、センタは、「ユーザ在庫」と
して登録された機器については、「センタ在庫」として
保有する必要がない。また、「ユーザ在庫」は、実際に
ユーザの設備として設置されている機器であるので、サ
ーバ102は、当該「ユーザ在庫」の機器に関して、動
作確認をいつでも行うことができる。従って、交換用の
機器を在庫として保有するためのスペース、交換用の機
器の性能を維持する負担を軽減することができる。
【0080】また、機器は、センタからユーザにレンタ
ルされたものであるので、必要に応じて、センタが設備
の機器の維持管理等を行うので、交換用の機器は新品で
ある必要はなく、「ユーザ在庫」の機器であっても、動
作させていてもよい。この場合、「ユーザ在庫」の機器
に関して、改めて動作確認を行う必要がない。従って、
初期不良等により設置時に機器が動作しない危険性、再
輸送、再撤去、再設置に係る負担を低減することができ
る。
【0081】図8は、交換用の機器を選定する場合のサ
ーバ102処理を示すフローチャートである。
【0082】サーバ102は、ステップ603(図6)
において、故障等により機器の交換が必要であると判定
した場合(ステップ603のYES交換)、対応情報1
21及び設備情報122を参照して、交換が必要な機器
を有する設備の位置情報227を取得する(ステップ8
01)。
【0083】サーバ102は、機器情報123の動作状
況232を参照して、「ユーザ在庫」の機器を抽出し、
対応情報121及び設備情報122を参照して、これら
の「ユーザ在庫」の機器を有する設備の位置情報227
を取得する(ステップ802)。サーバ102は、ステ
ップ801及びステップ802において取得した位置情
報に基づいて、交換が必要な機器を有する設備と各「ユ
ーザ在庫」の機器を有する設備との間の距離を算出する
(ステップ803)。
【0084】サーバ102は、ステップ803において
算出した距離が最小である「ユーザ在庫」の機器を交換
用の機器として選定する(ステップ804)。センタ
は、交換が必要な機器を撤去し、ステップ804におい
て選定した「ユーザ在庫」の機器を移設する(ステップ
805)。
【0085】以上の過程を経て、サーバ102は、デー
タベース103を参照して、「ユーザ在庫」の機器を抽
出し、これらの「ユーザ在庫」の機器と故障等のため交
換が必要な機器との間の距離を算出し、距離が最小であ
る「ユーザ在庫」の機器を交換用の機器として選定す
る。従って、交換用の機器の輸送距離を減ずることがで
き、輸送に係る負担を軽減することができる。
【0086】尚、ステップ801〜ステップ804の処
理は、ステップ604(図6)に相当し、ステップ80
5は、ステップ605(図6)に相当する。
【0087】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、サーバ102は、コントローラ104から送られた
機器105に関する報告信号の内容(動作状況、計測デ
ータ等)をデータベース103に記録すると共に、報告
信号が機器105の異常等に関するものであった場合、
当該機器105の交換・修理が必要であるかを判定す
る。
【0088】また、ユーザ側の設備は、少なくとも1つ
の機器105を連結することにより構成されるので、設
備を構成する一部の機器105に故障、異常発生が生じ
ても、設備全体としての能力低下、出力低下を招くこと
なく、故障、異常発生した機器に対する対策、措置を講
ずることができ、ユーザの業務に支障を来すといった事
態を避けることができる。
【0089】また、サーバ102は、対応情報121、
機器情報123の履歴データ等に基づいて、設備の必要
能力、必要出力を算出し、設備、機器群を構成する機器
105の適正台数を算出し、適正台数を超えた分の機器
105を「ユーザ在庫」として機器情報123の動作状
況232に記録し、登録する。
【0090】このように、センタは、「ユーザ在庫」と
して登録された機器については、「センタ在庫」として
保有する必要がない。また、「ユーザ在庫」は、実際に
ユーザの設備として設置されている機器であるので、サ
ーバ102は、当該「ユーザ在庫」の機器に関して、動
作確認をいつでも行うことができる。従って、交換用の
機器を在庫として保有するためのスペース、交換用の機
器の性能を維持する負担を軽減することができる。
【0091】また、機器は、センタからユーザにレンタ
ルされたものであるので、必要に応じて、センタが設備
の機器の維持管理等を行うので、交換用の機器は新品で
ある必要はなく、「ユーザ在庫」の機器であっても、動
作させていてもよい。この場合、「ユーザ在庫」の機器
に関して、改めて動作確認を行う必要がない。従って、
初期不良等により設置時に機器が動作しない危険性、再
輸送、再撤去、再設置に係る負担を低減することができ
る。
【0092】また、サーバ102は、データベース10
3を参照して、「ユーザ在庫」の機器を抽出し、これら
の「ユーザ在庫」の機器と故障等のため交換が必要な機
器との間の距離を算出し、距離が最小である「ユーザ在
庫」の機器を交換用の機器として選定するので、交換用
の機器の輸送距離を減ずることができ、輸送に係る負担
を軽減することができる。
【0093】以上、添付図面を参照しながら、本発明に
かかる在庫管理システム、在庫管理サーバ等の好適な実
施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定さ
れない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の
範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得
ることは明らかであり、それらについても当然に本発明
の技術的範囲に属するものと了解される。
【0094】尚、「ユーザ在庫」の機器は、交換用の機
器として他の設備に移設されたりするが、「ユーザ在
庫」の機器が設置されている設備の予備的機器として利
用してもよい。従って、ユーザ側の設備に「ユーザ在
庫」の機器を設置することは、当該ユーザにとっても有
益である。
【0095】また、「センタ在庫」の機器がある場合、
「ユーザ在庫」の機器と同様に、この「センタ在庫」の
機器を交換用の機器の対象としてもよい。すなわち、サ
ーバ102は、ステップ801〜ステップ803の処理
において、交換が必要な機器を有する設備とセンタとの
間の距離についても算出し、この距離が交換が必要な機
器を有する設備と各「ユーザ在庫」の機器を有する設備
との間の距離よりも小さければ、「センタ在庫」の機器
を交換用の機器として選定する(ステップ804)。
【0096】また、上述の距離は、地図上の直線距離に
限られない。輸送経路、道路状況、設置場所への搬入、
設置場所からの搬出の負担等を考慮にいれて、サーバ
は、距離を算出するようにしてもよい。サーバは、輸送
経路、道路状況、設置場所への搬入、設置場所からの搬
出の負担等に関する情報をデータベース等に記録する。
この場合、機器を交換、移設する際の輸送、搬入、搬出
等に係る負担をより正確に距離に反映することができ
る。
【0097】また、機器の場合と比較してベース等の撤
去、運搬等に係る負担が大きいが、コントローラ、ベー
ス等に関してはユーザが購入するようにしてもよい。こ
の場合、レンタル契約が終了した際等、センタ側の撤
去、運搬等に係る負担が軽減される。
【0098】また、上述の実施の形態では、コントロー
ラにサーバからの指示信号の送信先(コントローラアド
レス等)を持たせたが、機器、メータ等それぞれにサー
バからの指示信号の送信先を持たせるようにしてもよ
い。この場合、コントローラの機能を機器、メータ等に
持たせることにより、コントローラを介さず直接、サー
バと機器、メータ等との間で指示信号、報告信号等の送
受を行うことができる。例えば、IPv6(Inter
net Protocol Version 6)で
は、事実上アドレスの枯渇を考慮する必要がないので、
個々の機器、家庭電化製品、携帯電話等それぞれにネッ
トワーク上のアドレスを付与することが可能である。
【0099】また、図4〜図8に示す処理(サーバ10
2、コントローラ104等)における処理)を行うプロ
グラムをCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通さ
せてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受
することもできる。
【0100】また、上述の実施の形態では、設備は主と
して連結型給湯設備であるとして説明したが、これに限
られない。本発明の在庫管理システム、在庫管理サーバ
が対象とする設備は、少なくとも1台の機器を連結して
構成される設備であって、機器の連結台数を加減するこ
とにより設備全体としての能力、出力等が調整可能であ
るものであれば、いかなる設備であっても構わない。例
えば、設備は、少なくとも1つのセルから構成される燃
料電池装置であってもよい。
【0101】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、設備を利用するユーザ側の故障リスク、費用負
担、維持管理上の負担等を軽減する在庫管理システム、
在庫管理サーバ等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 在庫管理システム1の概略構成図
【図2】 データベース103が具備するデータベース
構成例を示す図
【図3】 サーバ102とコントローラ104との間で
送受信される情報を示す図
【図4】 サーバ102からコントローラ104を介し
て機器105の動作を制御する場合の処理を示すフロー
チャート
【図5】 コントローラ104からサーバ102に機器
105、メータ109に関する報告信号304を送信す
る場合の処理を示すフローチャート
【図6】 機器105において故障、異常等が発生した
場合のサーバ102及びコントローラ104の処理を示
すフローチャート
【図7】 機器105を「ユーザ在庫」として登録する
場合のサーバ102の処理を示すフローチャート
【図8】 交換用の機器を選定する場合のサーバ102
処理を示すフローチャート
【符号の説明】
1………在庫管理システム 101………ネットワーク 102………サーバ 103………データベース 104………コントローラ 105………機器 106………センサ 107………ベース 121………対応情報 122………機器情報 123………ユーザ情報 301………指示信号 304………報告信号

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの機器と前記機器それぞ
    れに接続され当該機器の監視及び制御を行うコントロー
    ラとから構成され、ユーザに属する設備において、少な
    くとも1つの前記コントローラにネットワークを介して
    接続され、センタに属する在庫管理サーバであって、 前記設備と前記機器とを対応付ける対応情報と、前記設
    備の位置情報を有する設備情報と、前記機器に関する監
    視データ及びこの監視データの履歴を有する機器情報
    と、を保持する保持手段と、 前記位置情報を参照して前記設備間の距離または前記設
    備及び前記センタ間の距離を算出する距離算出手段と、
    を具備することを特徴とする在庫管理サーバ。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つの機器と前記機器それぞ
    れに接続され当該機器の監視及び制御を行うコントロー
    ラとから構成され、ユーザに属する設備において、少な
    くとも1つの前記コントローラにネットワークを介して
    接続され、センタに属する在庫管理サーバであって、 前記設備と前記機器とを対応付ける対応情報と、前記設
    備の位置情報を有する設備情報と、前記機器に関する監
    視データ及びこの監視データの履歴を有する機器情報
    と、を保持する保持手段と、 前記履歴に基づいて、前記設備の必要能力を算出し、当
    該設備を構成する前記機器の適正台数を算出する適正台
    数算出手段と、 前記適正台数を超えた分の前記機器を在庫として前記機
    器情報に登録する在庫登録手段と、を具備することを特
    徴とする在庫管理サーバ。
  3. 【請求項3】 前記機器の交換が必要な場合、前記機器
    情報を参照して前記在庫の機器を抽出し、前記対応情報
    及び前記位置情報を参照して前記交換が必要な機器を有
    する設備と各在庫の機器を有する設備との距離を算出す
    る距離算出手段と、 前記距離が最小である設備が有する在庫の機器を交換用
    の機器として選定する機器選定手段と、を具備すること
    を特徴とする請求項2に記載の在庫管理サーバ。
  4. 【請求項4】 前記機器の輸送経路に関する情報を前記
    保持手段に保持し、前記距離算出手段は、前記位置情報
    及び前記輸送経路に基づいて前記距離を算出することを
    特徴とする請求項1または請求項3に記載の在庫管理サ
    ーバ。
  5. 【請求項5】 コンピュータを請求項1から請求項4に
    記載の在庫管理サーバとして機能させるプログラム。
  6. 【請求項6】 コンピュータを請求項1から請求項4に
    記載の在庫管理サーバとして機能させるプログラムを記
    録した記録媒体。
  7. 【請求項7】 少なくとも1つの機器と前記機器それぞ
    れに接続され当該機器の監視及び制御を行うコントロー
    ラとから構成され、ユーザに属する設備において、少な
    くとも1つの前記コントローラにネットワークを介して
    接続され、センタに属する在庫管理サーバの在庫管理方
    法であって、 前記設備と前記機器とを対応付ける対応情報と、前記設
    備の位置情報を有する設備情報と、前記機器に関する監
    視データ及びこの監視データの履歴を有する機器情報
    と、を保持手段に保持するステップと、 前記位置情報を参照して前記設備間の距離または前記設
    備及び前記センタ間の距離を算出する距離算出ステップ
    と、を具備することを特徴とする在庫管理方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つの機器と前記機器それぞ
    れに接続され当該機器の監視及び制御を行うコントロー
    ラとから構成され、ユーザに属する設備において、少な
    くとも1つの前記コントローラにネットワークを介して
    接続され、センタに属する在庫管理サーバの在庫管理方
    法であって、 前記設備と前記機器とを対応付ける対応情報と、前記設
    備の位置情報を有する設備情報と、前記機器に関する監
    視データ及びこの監視データの履歴を有する機器情報
    と、を保持手段に保持するステップと、 前記履歴に基づいて、前記設備の必要能力を算出し、当
    該設備を構成する前記機器の適正台数を算出する適正台
    数算出ステップと、 前記適正台数を超えた分の前記機器を在庫として前記機
    器情報に登録する在庫登録ステップと、を具備すること
    を特徴とする在庫管理方法。
  9. 【請求項9】 前記機器の交換が必要な場合、前記機器
    情報を参照して前記在庫の機器を抽出し、前記対応情報
    及び前記位置情報を参照して前記交換が必要な機器を有
    する設備と各在庫の機器を有する設備との距離を算出す
    る距離算出ステップと、 前記距離が最小である設備が有する在庫の機器を交換用
    の機器として選定する機器選定ステップと、を具備する
    ことを特徴とする請求項8に記載の在庫管理方法。
  10. 【請求項10】 前記機器の輸送経路に関する情報を前
    記保持手段に保持し、前記距離算出ステップは、前記位
    置情報及び前記輸送経路に基づいて前記距離を算出する
    ことを特徴とする請求項7または請求項9に記載の在庫
    管理方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも1つの機器と前記機器それ
    ぞれに接続され当該機器の監視及び制御を行うコントロ
    ーラとから構成され、ユーザに属する設備において、少
    なくとも1つの前記コントローラとセンタに属する在庫
    管理サーバとがネットワークを介して接続される在庫管
    理システムであって、 前記在庫管理サーバは、 前記設備と前記機器とを対応付ける対応情報と、前記設
    備の位置情報を有する設備情報と、前記機器に関する監
    視データ及びこの監視データの履歴を有する機器情報
    と、を保持する保持手段と、 前記履歴に基づいて、前記設備の必要能力を算出し、当
    該設備を構成する前記機器の適正台数を算出する適正台
    数算出手段と、 前記適正台数を超えた分の前記機器を在庫として前記機
    器情報に登録する在庫登録手段と、を具備し、 前記コントローラは、 前記監視データを有する報告信号を前記サーバに送信す
    る報告送信手段を具備することを特徴とする在庫管理シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 前記サーバは、 前記機器の交換が必要な場合、前記機器情報を参照して
    前記在庫の機器を抽出し、前記対応情報及び前記位置情
    報を参照して前記交換が必要な機器を有する設備と各在
    庫の機器を有する設備との距離を算出する距離算出手段
    と、 前記距離が最小である設備が有する在庫の機器を交換用
    の機器として選定する機器選定手段と、を具備すること
    を特徴とする請求項11に記載の在庫管理システム。
  13. 【請求項13】 前記サーバは、 前記機器の輸送経路に関する情報を前記保持手段に保持
    し、前記距離算出手段は、前記位置情報及び前記輸送経
    路に基づいて前記距離を算出することを特徴とする請求
    項12に記載の在庫管理システム。
  14. 【請求項14】 請求項11から請求項13のいずれか
    に記載の在庫管理システムに用いられるコントローラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018005417A (ja) * 2016-06-29 2018-01-11 東日本電信電話株式会社 設備管理装置、設備管理方法、コンピュータプログラム及び設備管理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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