JP2003225306A - 注射器 - Google Patents
注射器Info
- Publication number
- JP2003225306A JP2003225306A JP2002026787A JP2002026787A JP2003225306A JP 2003225306 A JP2003225306 A JP 2003225306A JP 2002026787 A JP2002026787 A JP 2002026787A JP 2002026787 A JP2002026787 A JP 2002026787A JP 2003225306 A JP2003225306 A JP 2003225306A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- syringe
- holes
- injection
- patient
- rubber band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】複数の患者に複数の注射器で一度に注射すると
きに、注射器と注射を受ける患者を取り違える、いわゆ
る誤注射することがあった。この誤注射を防ぐために、
患者の氏名を記入した名札を輪ゴムを使用して注射器に
取り付けていたのであるが、これが多大な時間と労力を
必要としていたので、輪ゴムを使用しないで簡単に誤注
射を無くす方法が求められていた。 【解決手段】注射器のシリンダ1の指止め部2、又はピ
ストン4の押圧部5に穴3,6、又は切り込み7,8に
続く穴3,6を設けることにより注射を受ける患者の名
札が容易に取り付けられるようにした。
きに、注射器と注射を受ける患者を取り違える、いわゆ
る誤注射することがあった。この誤注射を防ぐために、
患者の氏名を記入した名札を輪ゴムを使用して注射器に
取り付けていたのであるが、これが多大な時間と労力を
必要としていたので、輪ゴムを使用しないで簡単に誤注
射を無くす方法が求められていた。 【解決手段】注射器のシリンダ1の指止め部2、又はピ
ストン4の押圧部5に穴3,6、又は切り込み7,8に
続く穴3,6を設けることにより注射を受ける患者の名
札が容易に取り付けられるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、注射するに際して
間違った薬液を注射しないよう、いわゆる誤注射しない
ようにするための注射器の構造に関するものである。
間違った薬液を注射しないよう、いわゆる誤注射しない
ようにするための注射器の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の注射器には、注射を受ける患者の
名前を識別するための簡易な方法はなかった。
名前を識別するための簡易な方法はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】医院、病院において患
者に薬液を注射するときには、その患者用の薬液を注射
器に満たしてから、注射するのであるが、患者が複数の
時には、1人の患者ごとに注射器に薬液を満たし、すぐ
に注射していたのでは多大の時間と労力を要し、他の業
務に支障をきたす。そこで、複数の患者用に複数の注射
器に薬液を満たした後に、一度に注射するのが通例であ
った。その際に、それぞれの患者に注射する薬液を間違
えないようにするために、いわゆる誤注射しないために
患者の氏名を記入した輪ゴムの着いた名札を輪ゴムで注
射器に結びつけるのが通例であった。名前を記入した名
札を注射器に輪ゴムで結びつける作業は、多大の労力と
時間を要する上に、取り付ける名札と注射器を取り間違
える可能性も大きかった。
者に薬液を注射するときには、その患者用の薬液を注射
器に満たしてから、注射するのであるが、患者が複数の
時には、1人の患者ごとに注射器に薬液を満たし、すぐ
に注射していたのでは多大の時間と労力を要し、他の業
務に支障をきたす。そこで、複数の患者用に複数の注射
器に薬液を満たした後に、一度に注射するのが通例であ
った。その際に、それぞれの患者に注射する薬液を間違
えないようにするために、いわゆる誤注射しないために
患者の氏名を記入した輪ゴムの着いた名札を輪ゴムで注
射器に結びつけるのが通例であった。名前を記入した名
札を注射器に輪ゴムで結びつける作業は、多大の労力と
時間を要する上に、取り付ける名札と注射器を取り間違
える可能性も大きかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】誤注射が発生しないよう
にするために、また患者の氏名を記入した名札を輪ゴム
で注射器に取り付ける作業をなくすために注射器を次の
ように構成した。即ち, (ア) 注射器のシリンダ1の指止め部2に穴3を、又
はピストン4の押圧部5に穴6を設ける。 (イ) 注射器のシリンダ1の指止め部2に切り込み7
を、又はピストン4の押圧部5に切り込み8を設ける。
にするために、また患者の氏名を記入した名札を輪ゴム
で注射器に取り付ける作業をなくすために注射器を次の
ように構成した。即ち, (ア) 注射器のシリンダ1の指止め部2に穴3を、又
はピストン4の押圧部5に穴6を設ける。 (イ) 注射器のシリンダ1の指止め部2に切り込み7
を、又はピストン4の押圧部5に切り込み8を設ける。
【0005】
【発明実施の形態】注射器のシリンダ1の指止め部2又
はピストン4の押圧部5に名札を直接取り付けられる穴
3,6、又は切り込み7,8を設ければ、患者の氏名を
記入した名札の輪ゴムを注射器に結びつける作業は必要
なくなる。即ち、患者の氏名を記入した名札にフックが
有れば、そのフックを直接に指止め部2、又は押圧部5
に設けられた穴3,6、又は切り込み7,8に続いた穴
3,6に差し込み、あるいは名札に穴が有れば、その穴
を指止め部2,又は押圧部5の切り込み7,8に続いた
穴3,6に差し込めば、名札を簡単に注射器に取り付け
られるので、注射の準備作業時間が大幅に短縮できる。
指止め部2及び押圧部5に設ける穴3,6、又は切り込
み7,8に続いた穴は、1箇所だけでなく複数設けても
良い。穴3,6の形状は、円形、楕円形でも多角形でも
良い。切り込み7,8の形状は、V字形でもU字形でも
名札に設けた穴、又は名札に設けたフック様のものが差
し込めれば良い。
はピストン4の押圧部5に名札を直接取り付けられる穴
3,6、又は切り込み7,8を設ければ、患者の氏名を
記入した名札の輪ゴムを注射器に結びつける作業は必要
なくなる。即ち、患者の氏名を記入した名札にフックが
有れば、そのフックを直接に指止め部2、又は押圧部5
に設けられた穴3,6、又は切り込み7,8に続いた穴
3,6に差し込み、あるいは名札に穴が有れば、その穴
を指止め部2,又は押圧部5の切り込み7,8に続いた
穴3,6に差し込めば、名札を簡単に注射器に取り付け
られるので、注射の準備作業時間が大幅に短縮できる。
指止め部2及び押圧部5に設ける穴3,6、又は切り込
み7,8に続いた穴は、1箇所だけでなく複数設けても
良い。穴3,6の形状は、円形、楕円形でも多角形でも
良い。切り込み7,8の形状は、V字形でもU字形でも
名札に設けた穴、又は名札に設けたフック様のものが差
し込めれば良い。
【0006】
【発明の効果】注射器のシリンダ1の指止め部2、又は
ピストン4の押圧部5に設けた穴3,6、又は切り込み
7,8に続いた穴3,6に名札を直接取り付けられるの
で、名札に輪ゴムを取り付ける作業、及びその輪ゴムを
注射器に結びつける作業が不要になる。
ピストン4の押圧部5に設けた穴3,6、又は切り込み
7,8に続いた穴3,6に名札を直接取り付けられるの
で、名札に輪ゴムを取り付ける作業、及びその輪ゴムを
注射器に結びつける作業が不要になる。
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の指止め部2の正面図
【図3】本発明の押圧部5の正面図
1 注射器のシリンダ
2 指止め部
3 指止め部に設けた穴
4 ピストン
5 押圧部
6 押圧部に設けた穴
7 指止め部に設けた切り込み
8 押圧部に設けた切り込み
Claims (2)
- 【請求項1】 シリンダ1の指止め部2に穴3を、又は
ピストン部4の押圧部5に穴6を設けた注射器。 - 【請求項2】 シリンダ1の指止め部2に切り込み7
を、又はピストン4の押圧部5に切り込み8を設けた注
射器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002026787A JP2003225306A (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | 注射器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002026787A JP2003225306A (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | 注射器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003225306A true JP2003225306A (ja) | 2003-08-12 |
Family
ID=27748514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002026787A Pending JP2003225306A (ja) | 2002-02-04 | 2002-02-04 | 注射器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003225306A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5886445B2 (ja) * | 2012-12-17 | 2016-03-16 | テルモ株式会社 | タグ懸吊りシリンジ |
-
2002
- 2002-02-04 JP JP2002026787A patent/JP2003225306A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5886445B2 (ja) * | 2012-12-17 | 2016-03-16 | テルモ株式会社 | タグ懸吊りシリンジ |
EP2932992A4 (en) * | 2012-12-17 | 2016-08-17 | Terumo Corp | SYRINGE HAVING A PENDING LABEL |
US9962491B2 (en) | 2012-12-17 | 2018-05-08 | Terumo Kabushiki Kaisha | Syringe with hanging tag |
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