JP2003224139A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2003224139A JP2002021397A JP2002021397A JP2003224139A JP 2003224139 A JP2003224139 A JP 2003224139A JP 2002021397 A JP2002021397 A JP 2002021397A JP 2002021397 A JP2002021397 A JP 2002021397A JP 2003224139 A JP2003224139 A JP 2003224139A
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Shinichi Wada
伸一 和田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 埋め込みP型ゲート構造をもったP−HEM
Tの閾値電圧が、ウエハ面内のいずれの箇所においても
均一となるような半導体装置を提供する。 【解決手段】 半導体基板11上に、バッファ層12、
チャネル層13、スペーサ層14、電子供給層15、P
型ゲート拡散層16およびオーミックキャップ層17を
順にエピタキシャル成長で同時に形成し、ソース電極お
よびドレイン電極が形成される領域以外のオーミックキ
ャップ層17をエッチングにより除去し、P型ゲート拡
散時の選択マスクとなる絶縁膜18を堆積し、P型ゲー
ト形成領域90および素子領域外の一部の領域100の
絶縁膜18を除去し、P型ゲート形成領域90に不純物
を拡散させてP型ゲート領域を形成し、P型ゲート領域
にゲート電極を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に携帯電話機や
携帯端末等の移動体通信機器に使用される半導体装置お
よびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機等の移動体通信機器の送受信
回路に使用されている高周波用集積回路(Monolithic M
icrowave IC、以下MMICという)は、移動体通信機
器に対する高機能化および低消費電力化の要求が高まる
に伴って、それらの要求を満たすような高い性能が求め
られている。
【0003】MMICにおける送信系回路の構成要素の
ひとつであるパワーアンプは、高い利得と効率、低い歪
特性が重要で、これを実現するには、ヘテロ系デバイス
を使った集積回路(IC)が有効とされている。
【0004】ヘテロ系デバイスは、HEMT(High Ele
ctron Mobility Transistor)やHBT(Hetero Bipola
r Transistor)に代表されるが、特性や信頼性および製
造のしやすさから、近年では、特にチャネルにInGa
Asを用いたP−HEMT(Pseudomorphic HEMT)がパ
ワーアンプの主流となっている。このP−HEMTは、
従来、正負の二つの電源で動作するショットキー接合ゲ
ート型が用いられてきた。
【0005】最近では、移動体通信機器の小型化のため
に、一つの電源(正電源)のみで動作が可能なパワーア
ンプの要求が強くなっている。P型不純物を拡散して形
成する埋め込みP型のゲート構造を持ったP−HEMT
によって、負電源回路を必要としないパワーアンプが実
現し、携帯電話等の移動体通信機器の小型化に大きな役
割を果たしている。
【0006】しかし、この埋め込みP型ゲート構造をも
つP−HEMTは、特に埋め込みP型ゲートを形成する
工程で不純物をウエハ面内に均一に拡散させることが難
しいとされている。
【0007】図6および図7は、従来の埋め込みP型ゲ
ートP−HEMTの製造工程のフローを示す。まず図6
(a)に示すように半絶縁性GaAs基板21の上に、
例えばMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Dep
osition)法によりエピタキシャル膜を成長させる。こ
こでエピタキシャル膜は、バッファ層22、チャネル層
23、スペーサ層24、電子供給層25、ゲート拡散層
26、オーミックキャップ層27を有する。
【0008】バッファ層22は通常基板21と同材料で
あるアンドープのGaAsで形成され、膜厚は例えば1
〜5μm程度である。チャネル層23は、アンドープの
GaAsあるいはInxGa1-xAs(x=0〜0.3程
度)で形成され、膜厚は例えば10〜20nm程度であ
る。スペーサ層24は、チャネル層23に比べてバンド
ギャップの大きな材料、例えばアンドープのAlxGa
1-xAs(x=0.2〜0.5)で形成され、膜厚は1
〜5nm程度である。
【0009】電子供給層25は、スペーサ層24と同材
料で形成され、例えばAlxGa1-xAs(x=0.2〜
0.5)が用いられる。膜厚は、例えば1〜10nm程
度である。また電子供給層25には、n型不純物、例え
ばSiがドーピングされ、その濃度は1E18cm−3
〜1E19cm−3程度である。ゲート拡散層26は、
電子供給層25およびスペーサ層24と同じ材料で形成
され、例えばアンドープのAlxGa1-xAs(x=0.
2〜0.5)が用いられる。膜厚は、例えば50〜15
0nm程度である。
【0010】オーミックキャップ層27は、チャネル層
23と同材料かそれよりもバンドギャップの小さい材
料、例えばGaAsやInxGa1-xAs(x=0〜0.
3)等で形成される。膜厚は、例えば10〜50nm程
度である。
【0011】次に図6(b)に示すように、ソース、ド
レイン電極が形成される領域以外のオーミックキャップ
層27を、薬液によるエッチングによって除去する。さ
らに図6(c)に示すように、ゲート拡散時の選択マス
クとなる絶縁膜28、例えば窒化シリコン膜(以下Si
N膜と記す)を化学気相堆積法(以下CVDと記す)に
より堆積させる。その後、図6(d)に示すように、ゲ
ート形成領域以外の領域にレジストが塗布され、開口部
30の絶縁膜28をエッチングにより除去する。
【0012】次に、図6(e)に示すように、絶縁膜2
8に形成された開口部30を通してゲート拡散層26に
P型不純物、例えば亜鉛(以下Znと記す)を拡散さ
せ、P型ゲート領域29を形成する。このとき、主に気
相拡散が用いられる。
【0013】次に、図7(f)に示すようにTiとPt
とAuの多層膜を順次堆積させ、パターニングすること
でゲート電極200を形成する。その後、図7(g)に
示すようにゲート電極生成と同様にしてソース、ドレイ
ン領域にオーミック電極210を形成する。次に図7
(h)に示すように絶縁膜220を、例えばCVD法に
よって堆積し、図7(i)に示すようにオーミック電極
210上とゲート電極200上(ゲートの開口部は図示
していない)の絶縁膜220とチップを分離するための
スクライブライン230となる領域の絶縁膜220をエ
ッチングで除去し、その後P−HEMTや抵抗素子間を
配線で結線することで所望のICが形成される。
【0014】ここで得られるP−HEMTの閾値電圧
(Vth)は、チャネル層23とP型ゲート領域29の
距離、つまり、P型不純物であるZnの拡散深さによっ
て決まる。図8に上記の方法で作成されたP−HEMT
の閾値電圧のウエハ面内の均一性を示す。位置は、ウエ
ハWのオリエンテーションフラットOFに平行な直径に
沿った左端からの距離をとった。同図から、ウエハ周辺
部(エッジから10mmの領域)で急激にP−HEMT
の閾値電圧の均一性の悪化していることがわかる。
【0015】図9に、ウエハ周辺部と中心部におけるP
−HEMTのP型ゲート領域のZn濃度の基板の深さ方
向のプロファイルをSIMS(Secondary Ion Mass Spe
ctroscopy)で解析した結果を示す。これによると中心
部と周辺部のP−HEMTの閾値電圧の差は、Znの拡
散深さの差によって生じていることがわかる。また図1
0は、ウエハ中心部と周辺部の拡散時間に対するP−H
EMTの閾値電圧の関係を実験的に調べたものである。
これからP−HEMTの閾値電圧の差は、拡散時間の差
によって生じていることがわかる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】拡散時間に差が生じる
原因として、ゲート拡散時の選択マスクとして作用する
絶縁層28のSiN膜とGaAs基板21と、GaAs
基板21上に形成されるエピタキシャル層(バッファ層
22〜オーミックキャップ層27)のそれぞれの材料の
熱膨張係数の違いから、ゲート拡散層26に内部応力が
生じることが挙げられる。P−HEMTの閾値電圧がウ
エハ中心部と周辺部で差を生じるのは、この内部応力分
布がウエハの面内でばらつき、拡散速度に差が生じたた
めと考えられる。このように、ウエハの面内で不純物の
拡散深さがばらつくとP−HEMTの閾値電圧の分布が
ウエハ中心部と周辺部で異なることになり、その結果、
ウエハの周辺領域のICの歩留まりが低くなるという問
題がある。本発明が解決しようとする課題は、埋め込み
P型ゲート構造をもったP−HEMTの閾値電圧が、ウ
エハ面内のいずれの箇所においても均一となるような構
成の半導体装置およびその製造方法を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
は、半導体基板と、この半導体基板上に形成されたエピ
タキシャル膜と、このエピタキシャル膜上に堆積され
た、P型ゲート拡散時の選択マスクとなる絶縁膜とを含
む半導体装置において、前記絶縁膜は、素子領域外の一
部において除去された部分が、例えばスリット状のパタ
ーンを有している。
【0018】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
は、半導体基板上に、バッファ層、チャネル層、スペー
サ層、電子供給層、P型ゲート拡散層およびオーミック
キャップ層を順にエピタキシャル成長で形成し、ソース
電極およびドレイン電極が形成される領域以外のオーミ
ックキャップ層をエッチングにより除去し、P型ゲート
拡散時の選択マスクとなる絶縁膜を堆積し、P型ゲート
形成領域およびトランジスタ、ダイオード、抵抗等の素
子形成領域外の一部の領域の前記絶縁膜を除去し、前記
P型ゲート形成領域に不純物を拡散させてP型ゲート領
域を形成し、前記P型ゲート領域にゲート電極を形成す
るものである。
【0019】本発明においては、P型ゲート拡散前に絶
縁膜をスリット状に除去したことにより、ゲート拡散工
程時の温度による内部応力が、半導体基板の面内でスリ
ットによって分離された個々の絶縁膜に分散され、半導
体基板内の不均一性が解消される。これによって、埋め
込みP型ゲート構造をもったP−HEMTを形成する際
の半導体基板内の拡散深さが均一となり、P−HEMT
の閾値電圧がいずれの箇所においても均一で歩留まりの
高い半導体装置を提供することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図5を用いて説明する。図1および図2は、本発明
の実施の形態における埋め込みP型ゲートP−HEMT
の製造工程のフローを示す。
【0021】図1(a)に示すように、まず、半絶縁性
GaAs基板11の上に、例えばMOCVD法によりエ
ピタキシャル膜を成長させる。ここでエピタキシャル膜
はGaAs基板側から、バッファ層12、チャネル層1
3、スペーサ層14、電子供給層15、ゲート拡散層1
6、オーミックキャップ層17とする。バッファ層12
は通常、基板11と同材料であるアンドープのGaAs
で形成され、膜厚は例えば1〜5μm程度である。チャ
ネル層13は、アンドープのGaAsあるいはInx
1-xAs(x=0〜0.3程度)で形成され、膜厚は
例えば10〜20nm程度である。
【0022】スペーサ層14は、チャネル層に比べてバ
ンドギャップの大きな材料、例えばアンドープのAlx
Ga1-xAs(x=0.2〜0.5)で形成され、膜厚
は1〜5nm程度である。電子供給層15は、スペーサ
層14と同材料で形成され、例えば前記AlxGa1-x
s(x=0.2〜0.5)が用いられる。膜厚は、例え
ば1〜10nm程度である。また電子供給層15には、
n型不純物、例えばSiがドーピングされ、その濃度は
1E18cm−3〜1E19cm−3程度である。
【0023】ゲート拡散層16は、電子供給層15およ
びスペーサ層14と同じ材料で形成され、例えばアンド
ープのAlxGa1-xAs(x=0.2〜0.5)が用い
られる。膜厚は、例えば50〜150nm程度である。
オーミックキャップ層17は、チャネル層13と同材料
かそれよりもバンドギャップの小さい材料、例えばGa
AsやInxGa1-xAs(x=0〜0.3)等で形成さ
れる。膜厚は、例えば10〜50nm程度である。
【0024】次に、図1(b)に示すように、ソース、
ドレイン電極が形成される領域以外のオーミックキャッ
プ層17を、薬液によるエッチングによって除去する。
次に、図1(c)に示すように、ゲート拡散時の選択マ
スクとなる絶縁膜18、例えばSiN膜をCVDにより
堆積させる。
【0025】その後、図1(d)に示すように、ゲート
形成領域90および開口領域100以外の領域にレジス
トが塗布され、ゲート形成領域90および開口領域10
0の絶縁膜28をエッチングにより除去する。図3
(a)はその例を示す平面図であり、ウエハW上に、開
口領域100としてスリットが形成されている。
【0026】次に絶縁膜18に形成された開口部を通し
てゲート拡散層16にP型不純物、例えばZnを拡散さ
せる。このときのZn拡散の方法は、従来と同じであ
る。これにより、図2(e)に示すように、ゲート拡散
層16にP型ゲート領域19が形成される。
【0027】次に、図2(f)に示すように、TiとP
tとAuの多層膜を順次堆積させ、パターニングするこ
とでゲート電極110を形成する。その後、図2(g)
に示すとおり、ソース、ドレイン領域にゲート電極生成
と同様にしてオーミック電極111を形成することでF
ETが形成される。この後は、従来のプロセスと同様
に、絶縁膜をCVD法等により堆積し、その後FETや
抵抗素子間を配線で結線し、スクライブラインに沿って
ダイシングすることで所望のICを得る。
【0028】上記実施の形態では、開口領域100のパ
ターンをスリット状で例示したが、十字状(図3
(b))、四角状(図3(c))、額縁状(図3
(d))でもよく、本発明の主旨を逸脱しない限り、他
のパターンを用いることも可能である。
【0029】本発明におけるP型ゲート領域形成方法に
よって作成したP−HEMTの閾値電圧のウエハ面内に
おける均一性を図4に示す。位置は、ウエハWのオリエ
ンテーションフラットOFに平行な直径に沿った左端か
らの距離をとった。また、ウエハの中心と周辺部におけ
るP型ゲート領域形成時の拡散時間とP−HEMTの閾
値電圧の関係を実験的に求めたものを図5に示す。
【0030】これらの結果より、本発明によりZnの拡
散速度の面内ばらつきが抑えられ、P−HEMTの閾値
電圧について均一性が改善しているのがわかる。これ
は、SiN選択拡散マスクの絶縁膜に開口パターンを形
成することでウエハ内部に生じる応力の分布が緩和さ
れ、Zn拡散時にゲート拡散層内に生じる格子ひずみ差
が小さくなったためと考えられる。以上、本発明は、シ
ングルへテロ構造のP型ゲートP−HEMTを例にして
構造及び製造方法を説明したが、ダブルへテロ構造にも
同様に適応可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明の半導体装置の製造方法によれ
ば、P型ゲート拡散時の選択マスクとして堆積させた絶
縁膜を、P型ゲート形成領域と素子領域外の一部も除去
するようにしたことにより、ゲート拡散工程時の温度に
よって生じる内部応力が、絶縁膜の開口領域によって分
離された領域に分散され、半導体基板の周辺領域に集中
することがなくなる。したがって、P−HEMTの閾値
電圧がいずれの箇所においても均一で歩留まりの高い半
導体装置を製造することができる。また、P型ゲート拡
散時の選択マスクとして堆積させた絶縁膜を、P型ゲー
ト形成領域と素子領域外の一部を除去するようにしたこ
とによって、埋め込みP型ゲート構造をもったP−HE
MTを形成する際の半導体基板内の拡散深さが均一とな
り、P−HEMTの閾値電圧がいずれの箇所においても
均一で歩留まりの高い半導体装置を提供することができ
る。また、P型ゲート形成領域の除去と開口領域の絶縁
膜の除去は、エッチングにより同時に行うことも可能で
あり、この製造方法を採用することにより工程が従来よ
り増えることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における埋め込みP型ゲ
ートP−HEMTの製造工程のフローを示す工程図であ
る。
【図2】 本発明の実施の形態における埋め込みP型ゲ
ートP−HEMTの製造工程のフローを示す工程図であ
る。
【図3】 ウエハ上の絶縁膜を分割するパターンの例を
示す平面図である。
【図4】 本発明におけるP型ゲート領域形成方法によ
って作成したP−HEMTの閾値電圧のウエハ面内にお
ける均一性の測定結果を示すグラフである。
【図5】 ウエハの中心と周辺部におけるP型ゲート領
域形成時の拡散時間とP−HEMTの閾値電圧の関係を
実験的に求めたグラフである。
【図6】 従来の埋め込みP型ゲートP−HEMTの製
造工程のフローを示す工程図である。
【図7】 従来の埋め込みP型ゲートP−HEMTの製
造工程のフローを示す工程図である。
【図8】 従来の方法で作成されたP−HEMTについ
ての閾値電圧のウエハ面内における均一性を示すグラフ
である。
【図9】 ウエハ周辺部と中心部におけるP−HEMT
のP型ゲート領域のZnプロファイルをSIMSで解析
した結果を示すグラフである。
【図10】 ウエハ中心部と周辺部のP型ゲート領域に
おいて、拡散時間に対するP−HEMTの閾値電圧の関
係を実験的に調べたグラフである。
【符号の説明】
11 基板 12 バッファ層 13 チャネル層 14 スペーサ層 15 電子供給層 16 ゲート拡散層 17 オーミックキャップ層 18 絶縁膜 19 P型ゲート領域 90 P型ゲート形成領域 100 開口領域 110 ゲート電極 111 オーミック電極

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板上に形成されたエピタキシャル膜と、 前記エピタキシャル膜上に堆積された、ゲート拡散時の
    選択マスクとなる絶縁膜とを含む半導体装置において、 前記絶縁膜は、素子領域外の一部に開口パターンを有し
    ていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記パターンはスリット状である請求項
    1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体基板上にエピタキシャル膜を形成
    する工程と、 ゲート拡散時の選択膜となる絶縁膜を堆積する工程と、 前記ゲート形成領域および素子領域以外の一部の前記絶
    縁膜を同時に除去する工程と、 前記ゲート形成領域に不純物を拡散させる工程からな
    る、半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記素子領域以外の一部の前記絶縁膜を
    除去する工程において、 除去された絶縁膜がスクライブラインである請求項3記
    載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記素子領域以外の一部の前記絶縁膜を
    除去する工程において、 除去された絶縁膜のパターンがスリット状である請求項
    3記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 半導体基板と、 前記半導体基板上に形成されたエピタキシャル膜と、 前記エピタキシャル膜上に堆積された、ゲート拡散時の
    選択マスクとなる絶縁膜とを含むトランジスタにおい
    て、 前記絶縁膜は、素子領域以外の一部に開口パターンを有
    していることを特徴とする高電子移動度トランジスタ。
  7. 【請求項7】 前記パターンはスリット状である請求項
    6記載の高電子移動度トランジスタ。
  8. 【請求項8】 半導体基板上に、バッファ層、チャネル
    層、スペーサ層、電子供給層、P型ゲート拡散層および
    オーミックキャップ層を順にエピタキシャル成長で形成
    する工程と、 ソース電極およびドレイン電極が形成される領域以外の
    オーミックキャップ層を除去する工程と、 ゲート拡散時の選択マスクとなる絶縁膜を堆積する工程
    と、 前記ゲート形成領域および素子領域以外の一部の前記絶
    縁膜を同時に除去する工程と、 前記ゲート形成領域に不純物を拡散させる工程からな
    る、高電子移動度トランジスタの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記素子領域以外の一部の前記絶縁膜を
    除去する工程において、 除去された絶縁膜のパターンがスクライブラインである
    請求項8記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記素子領域以外の一部の前記絶縁膜
    を除去する工程において、 除去された絶縁膜のパターンがスリット状である請求項
    8記載の高電子移動度トランジスタの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105551969A (zh) * 2016-02-05 2016-05-04 杭州士兰集成电路有限公司 一种恒流二极管结构及其形成方法
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