JP2003223671A - 商品販売装置 - Google Patents
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- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 商品を販売し、該商品の代金をネットワーク
を用いて電子決済するとき、購入者である利用者の個々
を識別し、個々の利用者毎の販売履歴を作成し得る商品
販売装置を提供する。 【解決手段】 利用者の操作により商品を販売し、利用
者を識別可能な情報を含むカードを用いてネットワーク
２０を介した電子決済によりその代金を決済し、利用者
に商品を販売したときに得る販売情報とカードからの識
別情報とを含む利用者毎の販売履歴を作成する情報処理
部２５を含む。
を用いて電子決済するとき、購入者である利用者の個々
を識別し、個々の利用者毎の販売履歴を作成し得る商品
販売装置を提供する。 【解決手段】 利用者の操作により商品を販売し、利用
者を識別可能な情報を含むカードを用いてネットワーク
２０を介した電子決済によりその代金を決済し、利用者
に商品を販売したときに得る販売情報とカードからの識
別情報とを含む利用者毎の販売履歴を作成する情報処理
部２５を含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を販売し、該
商品の代金をネットワークを用いて電子決済する商品販
売装置に関する。
商品の代金をネットワークを用いて電子決済する商品販
売装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えばコンビニエンスストアなどの販売
店は、対面販売を原則としている。対面販売によれば、
販売時に、例えば販売品目に関連して販売者の目視に基
づく主観により購入者の年齢、性別等の販売情報を得る
ことはできるが、一般的には、前記販売者が個々の購入
者を正確に識別することはできない。そのため、販売店
は販売促進を目的とした購入動向情報を得るための、個
々の購入者の販売履歴を作成することはできない。コン
ビニエンスストアなどの販売店には、販売員の人件費を
低減するために、商品販売装置が設置されている。前記
商品販売装置は、決済機関のホストコンピュータに接続
され、例えばチケットなどの商品を販売し、その代金の
決済は、クレジットカードなどの決済カードを用いて、
通信ネットワーク上で行われる。このような通信ネット
ワーク上での電子決済では、前記ホストコンピュータに
販売情報が決済履歴として保持される。
店は、対面販売を原則としている。対面販売によれば、
販売時に、例えば販売品目に関連して販売者の目視に基
づく主観により購入者の年齢、性別等の販売情報を得る
ことはできるが、一般的には、前記販売者が個々の購入
者を正確に識別することはできない。そのため、販売店
は販売促進を目的とした購入動向情報を得るための、個
々の購入者の販売履歴を作成することはできない。コン
ビニエンスストアなどの販売店には、販売員の人件費を
低減するために、商品販売装置が設置されている。前記
商品販売装置は、決済機関のホストコンピュータに接続
され、例えばチケットなどの商品を販売し、その代金の
決済は、クレジットカードなどの決済カードを用いて、
通信ネットワーク上で行われる。このような通信ネット
ワーク上での電子決済では、前記ホストコンピュータに
販売情報が決済履歴として保持される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、販売店
が、従来の商品販売装置から得られる販売情報を入手す
ることは、実質的に不可能であり、販売促進を目的とし
た購入動向情報を商品販売装置から得ることはできなか
った。従って、本発明の目的は、商品を販売し、該商品
の代金を前記ネットワークを用いて電子決済するとき、
購入者である利用者の個々を識別し、個々の利用者毎の
販売履歴を作成し得る商品販売装置を提供することにあ
る。
が、従来の商品販売装置から得られる販売情報を入手す
ることは、実質的に不可能であり、販売促進を目的とし
た購入動向情報を商品販売装置から得ることはできなか
った。従って、本発明の目的は、商品を販売し、該商品
の代金を前記ネットワークを用いて電子決済するとき、
購入者である利用者の個々を識別し、個々の利用者毎の
販売履歴を作成し得る商品販売装置を提供することにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の点を解
決するために、次の構成を採用する。本発明は、利用者
の操作により商品を販売し、前記利用者を識別する情報
を含むカードを用いてネットワークを介した電子決済に
より、その代金を決済する商品販売装置であって、前記
利用者に商品を販売したときに得る販売情報と前記カー
ドからの識別情報とを含む利用者毎の販売履歴を作成す
る情報処理部を含むことを特徴とする。本発明に係る商
品販売装置では、商品販売装置が利用者に商品を販売
し、その代金を電子決済するとき、前記利用者を識別す
る情報を含むカードが用いられることから、前記情報処
理部は、前記カードから得られる識別情報と、利用者に
商品を販売したときに得る販売情報とに基づいて、利用
者毎の販売履歴を作成する。従って、前記商品販売装置
によれば、決済機関のホストコンピュータ等に接続する
ことなく、販売履歴を入手することができ、この販売履
歴を販売促進に利用することができる。
決するために、次の構成を採用する。本発明は、利用者
の操作により商品を販売し、前記利用者を識別する情報
を含むカードを用いてネットワークを介した電子決済に
より、その代金を決済する商品販売装置であって、前記
利用者に商品を販売したときに得る販売情報と前記カー
ドからの識別情報とを含む利用者毎の販売履歴を作成す
る情報処理部を含むことを特徴とする。本発明に係る商
品販売装置では、商品販売装置が利用者に商品を販売
し、その代金を電子決済するとき、前記利用者を識別す
る情報を含むカードが用いられることから、前記情報処
理部は、前記カードから得られる識別情報と、利用者に
商品を販売したときに得る販売情報とに基づいて、利用
者毎の販売履歴を作成する。従って、前記商品販売装置
によれば、決済機関のホストコンピュータ等に接続する
ことなく、販売履歴を入手することができ、この販売履
歴を販売促進に利用することができる。
【０００５】また、本発明の情報処理部は、前記販売履
歴から前記利用者毎の購入動向情報を作成することがで
きる。前記販売情報に、商品についての情報と、販売日
時についての情報とを含ませることができる。また、本
発明の前記商品販売装置に、前記購入動向情報を格納す
る第１の記憶部と、予め商品情報を格納する第２の記憶
部と、情報表示部とを設けることができる。これによれ
ば、前記利用者が当該販売装置を利用しようとすると
き、前記第１の記憶部に格納された前記購入動向情報と
前記第２の記憶部に格納された前記商品情報とに基づい
て得られた前記利用者の嗜好に応じた商品情報を前記情
報表示部を経て前記利用者に提供することができる。前
記情報処理部、前記第１の記憶部および前記第２の記憶
部の少なくとも１つは、複数の前記商品販売装置で共用
することができる。
歴から前記利用者毎の購入動向情報を作成することがで
きる。前記販売情報に、商品についての情報と、販売日
時についての情報とを含ませることができる。また、本
発明の前記商品販売装置に、前記購入動向情報を格納す
る第１の記憶部と、予め商品情報を格納する第２の記憶
部と、情報表示部とを設けることができる。これによれ
ば、前記利用者が当該販売装置を利用しようとすると
き、前記第１の記憶部に格納された前記購入動向情報と
前記第２の記憶部に格納された前記商品情報とに基づい
て得られた前記利用者の嗜好に応じた商品情報を前記情
報表示部を経て前記利用者に提供することができる。前
記情報処理部、前記第１の記憶部および前記第２の記憶
部の少なくとも１つは、複数の前記商品販売装置で共用
することができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。図１は、本発明に係る商品販売装
置１０の外観を示す。商品販売装置１０は、コンビニエ
ンスストアなどの販売店に設置され、購入者である利用
者の操作により、例えばチケットを販売する。商品販売
装置１０は、タッチパネルを組み込んだ操作部を利用者
が操作することにより、この操作に応じた情報を表示す
る情報表示部１１と、利用者の希望するチケットを発行
するチケット発行部１２と、例えばクレジット会社のよ
うな決済機関が利用者に発行し、該利用者を識別するた
めの識別情報を予め記憶することができる例えばクレジ
ットカードのような決済カードを用いて決済を行うと
き、前記決済カードから該カードに記憶された種々の情
報の読み出しを行うために、前記決済カードの出し入れ
口となるカード挿入返却部１３と、前記決済カードを用
いる決済に代えて、紙幣または硬貨のような現金による
決済を行うとき、現金の投入を受け、また必要に応じて
釣り銭を利用者に返却する現金投入返却部１４とを備え
る。
例を用いて説明する。図１は、本発明に係る商品販売装
置１０の外観を示す。商品販売装置１０は、コンビニエ
ンスストアなどの販売店に設置され、購入者である利用
者の操作により、例えばチケットを販売する。商品販売
装置１０は、タッチパネルを組み込んだ操作部を利用者
が操作することにより、この操作に応じた情報を表示す
る情報表示部１１と、利用者の希望するチケットを発行
するチケット発行部１２と、例えばクレジット会社のよ
うな決済機関が利用者に発行し、該利用者を識別するた
めの識別情報を予め記憶することができる例えばクレジ
ットカードのような決済カードを用いて決済を行うと
き、前記決済カードから該カードに記憶された種々の情
報の読み出しを行うために、前記決済カードの出し入れ
口となるカード挿入返却部１３と、前記決済カードを用
いる決済に代えて、紙幣または硬貨のような現金による
決済を行うとき、現金の投入を受け、また必要に応じて
釣り銭を利用者に返却する現金投入返却部１４とを備え
る。
【０００７】利用者は、例えば情報表示部１１に組み込
まれたタッチパネルへの操作により、例えばチケットが
取り扱う催し物の分類、上演の開始日時、座席番号およ
びチケットの購入枚数などの商品についての情報を入力
することができる。この商品についての情報は、利用者
が入力する情報の他に、前記利用者が購入するチケット
の例えば価格および出演者などの情報を含めることがで
きる。
まれたタッチパネルへの操作により、例えばチケットが
取り扱う催し物の分類、上演の開始日時、座席番号およ
びチケットの購入枚数などの商品についての情報を入力
することができる。この商品についての情報は、利用者
が入力する情報の他に、前記利用者が購入するチケット
の例えば価格および出演者などの情報を含めることがで
きる。
【０００８】決済カードを用いる決済は、通信ネットワ
ーク２０を用いて行われる電子決済である。図２は、こ
の電子決済を行うための取引システムの構成を示す。前
記取引システムは、各販売店に設置される前記商品販売
装置１０と、この商品販売装置１０に接続される通信ネ
ットワーク２０と、該通信ネットワーク２０を介して商
品販売装置１０と通信可能の決済機関２１と、通信ネッ
トワーク２０を介して商品販売装置１０と通信可能の情
報管理センタ２２とを含む。利用者は、タッチパネルを
操作して商品販売装置１０から商品を購入し、その代金
の決済がクレジットカードを用いた電子決済であること
を、タッチパネルを操作して前記商品販売装置１０に指
示する。電子決済の指示を受けた商品販売装置１０は、
商品についての情報およびその商品を販売した日時につ
いての情報を含む販売情報と識別情報とを、決済機関２
１へ送信する。更に、商品販売装置１０は、販売情報お
よび識別情報を、それらの情報を管理する情報管理セン
タ２２へ送信する。
ーク２０を用いて行われる電子決済である。図２は、こ
の電子決済を行うための取引システムの構成を示す。前
記取引システムは、各販売店に設置される前記商品販売
装置１０と、この商品販売装置１０に接続される通信ネ
ットワーク２０と、該通信ネットワーク２０を介して商
品販売装置１０と通信可能の決済機関２１と、通信ネッ
トワーク２０を介して商品販売装置１０と通信可能の情
報管理センタ２２とを含む。利用者は、タッチパネルを
操作して商品販売装置１０から商品を購入し、その代金
の決済がクレジットカードを用いた電子決済であること
を、タッチパネルを操作して前記商品販売装置１０に指
示する。電子決済の指示を受けた商品販売装置１０は、
商品についての情報およびその商品を販売した日時につ
いての情報を含む販売情報と識別情報とを、決済機関２
１へ送信する。更に、商品販売装置１０は、販売情報お
よび識別情報を、それらの情報を管理する情報管理セン
タ２２へ送信する。
【０００９】決済機関２１は、商品販売装置１０からの
販売情報および識別情報を通信ネットワーク２０を介し
て受信するための通信制御装置２３と、該通信制御装置
２３に接続され、通信制御装置２３を経て販売情報およ
び識別情報を入手するホストコンピュータ２４とを備え
る。決済機関２１が、商品販売装置１０からの販売情報
および識別情報を受信すると、これらの情報に基づい
て、決済機関２１のホストコンピュータ２４は、従来か
ら知られた決済のための処理を行う。この処理の結果、
ホストコンピュータ２４は、決済履歴を作成する。
販売情報および識別情報を通信ネットワーク２０を介し
て受信するための通信制御装置２３と、該通信制御装置
２３に接続され、通信制御装置２３を経て販売情報およ
び識別情報を入手するホストコンピュータ２４とを備え
る。決済機関２１が、商品販売装置１０からの販売情報
および識別情報を受信すると、これらの情報に基づい
て、決済機関２１のホストコンピュータ２４は、従来か
ら知られた決済のための処理を行う。この処理の結果、
ホストコンピュータ２４は、決済履歴を作成する。
【００１０】商品販売装置１０からの販売情報および識
別情報を受信する情報管理センタ２２は、それらの情報
に基づいて、利用者毎に例えばチケットが取り扱う催し
物の分類、上演開始時間、座席番号、販売価格、出演
者、チケットの販売枚数および販売日時などの履歴を販
売履歴として作成する情報処理部２５を備える。前記情
報処理部２５は、販売履歴に基づいて、例えば個々の利
用者が購入したチケットが取り扱う催し物の分類毎の頻
度、上演開始時間帯毎の頻度、座席の階級毎の頻度、販
売価格帯毎の頻度、出演者毎の頻度および販売枚数毎の
頻度などの購入動向情報を作成する。情報処理部２５に
は、該情報処理部２５が作成した購入動向情報を格納す
るための第１の記憶部２６が接続されている。更に、情
報処理部２５には、販売店が販売を促進する商品情報が
予め格納された第２の記憶部２７が接続されている。第
２の記憶部２７に格納される情報は、その商品情報がチ
ケットである場合、例えばチケットが取り扱う催し物毎
の分類、上演開始日時、座席の等級、チケットの価格、
出演者、会場までの交通案内情報、チケットに関連する
写真および出演者のコメントなどの情報であり、これら
の情報がチケット毎に整理され格納されている。
別情報を受信する情報管理センタ２２は、それらの情報
に基づいて、利用者毎に例えばチケットが取り扱う催し
物の分類、上演開始時間、座席番号、販売価格、出演
者、チケットの販売枚数および販売日時などの履歴を販
売履歴として作成する情報処理部２５を備える。前記情
報処理部２５は、販売履歴に基づいて、例えば個々の利
用者が購入したチケットが取り扱う催し物の分類毎の頻
度、上演開始時間帯毎の頻度、座席の階級毎の頻度、販
売価格帯毎の頻度、出演者毎の頻度および販売枚数毎の
頻度などの購入動向情報を作成する。情報処理部２５に
は、該情報処理部２５が作成した購入動向情報を格納す
るための第１の記憶部２６が接続されている。更に、情
報処理部２５には、販売店が販売を促進する商品情報が
予め格納された第２の記憶部２７が接続されている。第
２の記憶部２７に格納される情報は、その商品情報がチ
ケットである場合、例えばチケットが取り扱う催し物毎
の分類、上演開始日時、座席の等級、チケットの価格、
出演者、会場までの交通案内情報、チケットに関連する
写真および出演者のコメントなどの情報であり、これら
の情報がチケット毎に整理され格納されている。
【００１１】商品販売装置１０は、前記したチケットの
他に、例えば特産物、食品、衣料、家具、文具、日用
品、園芸用品および電化製品などの物品と、ダウンロー
ドと称される手段により、例えば音楽およびゲームソフ
トなどの情報とを含む商品を販売することができる。種
々の商品を販売する商品販売装置１０を用いた販売シス
テムの動作を図３のフローチャートに沿って説明する。
他に、例えば特産物、食品、衣料、家具、文具、日用
品、園芸用品および電化製品などの物品と、ダウンロー
ドと称される手段により、例えば音楽およびゲームソフ
トなどの情報とを含む商品を販売することができる。種
々の商品を販売する商品販売装置１０を用いた販売シス
テムの動作を図３のフローチャートに沿って説明する。
【００１２】情報表示部１１は、商品販売装置１０が販
売する商品を分類毎に区分けした情報を表示する。利用
者は、タッチパネルを操作することにより、情報表示部
１１が表示する情報から例えばチケットの購入を選択す
る（ステップＳ１０１）。チケットの購入を選択した利
用者は、情報表示部１１が表示する情報に従い、識別情
報を記憶するクレジットカードをカード挿入返却部１３
に挿入する（ステップＳ１０２）。クレジットカードが
カード挿入返却部１３に挿入されると、前記クレジット
カードから前記識別情報が読み出され、該識別情報は商
品販売装置１０から通信ネットワーク２０を介して情報
管理センタ２２の情報処理部２５へ送信される（ステッ
プＳ１０３）。情報処理部２５が受信する識別情報は、
販売履歴および購入動向情報を個々の利用者毎に管理す
るために用いられる。情報処理部２５へ識別情報を送信
する商品販売装置１０は、後述する決済を行うときま
で、この識別情報を保持する。
売する商品を分類毎に区分けした情報を表示する。利用
者は、タッチパネルを操作することにより、情報表示部
１１が表示する情報から例えばチケットの購入を選択す
る（ステップＳ１０１）。チケットの購入を選択した利
用者は、情報表示部１１が表示する情報に従い、識別情
報を記憶するクレジットカードをカード挿入返却部１３
に挿入する（ステップＳ１０２）。クレジットカードが
カード挿入返却部１３に挿入されると、前記クレジット
カードから前記識別情報が読み出され、該識別情報は商
品販売装置１０から通信ネットワーク２０を介して情報
管理センタ２２の情報処理部２５へ送信される（ステッ
プＳ１０３）。情報処理部２５が受信する識別情報は、
販売履歴および購入動向情報を個々の利用者毎に管理す
るために用いられる。情報処理部２５へ識別情報を送信
する商品販売装置１０は、後述する決済を行うときま
で、この識別情報を保持する。
【００１３】利用者は、クレジットカードを前記カード
挿入返却部１３に挿入した後、情報表示部１１が表示す
る情報に従い、タッチパネルを操作することにより、希
望するチケットについての情報を入力する。更に、利用
者は、必要に応じてチケットの配送先の住所をタッチパ
ネルを用いて入力する（ステップＳ１０４）。商品販売
装置１０は、利用者が入力するチケットについての情報
から販売情報を得る。
挿入返却部１３に挿入した後、情報表示部１１が表示す
る情報に従い、タッチパネルを操作することにより、希
望するチケットについての情報を入力する。更に、利用
者は、必要に応じてチケットの配送先の住所をタッチパ
ネルを用いて入力する（ステップＳ１０４）。商品販売
装置１０は、利用者が入力するチケットについての情報
から販売情報を得る。
【００１４】利用者は、チケットについての情報を入力
して希望のチケットを購入すると、その購入代金をクレ
ジットカードを用いて電子決済すべく、前記したと同様
に前記情報表示部１１が表示する情報に従いタッチパネ
ルを操作する。この操作により、商品販売装置１０は、
販売情報および識別情報を含む決済のための電文を作成
する。決済電文は、商品販売装置１０から通信ネットワ
ーク２０を介して前記決済機関２１のホストコンピュー
タ２４へ送信され、決済機関２１のホストコンピュータ
２４で受信される（ステップＳ１０５）。ホストコンピ
ュータ２４が商品販売装置１０から決済電文を受ける
と、ホストコンピュータ２４は、決済のための処理を行
う。更に、商品販売装置１０は、販売情報を情報管理セ
ンタ２２の情報処理部２５へ送信する（ステップＳ１０
６）。
して希望のチケットを購入すると、その購入代金をクレ
ジットカードを用いて電子決済すべく、前記したと同様
に前記情報表示部１１が表示する情報に従いタッチパネ
ルを操作する。この操作により、商品販売装置１０は、
販売情報および識別情報を含む決済のための電文を作成
する。決済電文は、商品販売装置１０から通信ネットワ
ーク２０を介して前記決済機関２１のホストコンピュー
タ２４へ送信され、決済機関２１のホストコンピュータ
２４で受信される（ステップＳ１０５）。ホストコンピ
ュータ２４が商品販売装置１０から決済電文を受ける
と、ホストコンピュータ２４は、決済のための処理を行
う。更に、商品販売装置１０は、販売情報を情報管理セ
ンタ２２の情報処理部２５へ送信する（ステップＳ１０
６）。
【００１５】情報処理部２５が商品販売装置１０から販
売情報を受けると、情報処理部２５は、先に受信した識
別情報と、販売情報とに基づいて、利用者に販売した商
品の履歴を販売履歴として作成する。
売情報を受けると、情報処理部２５は、先に受信した識
別情報と、販売情報とに基づいて、利用者に販売した商
品の履歴を販売履歴として作成する。
【００１６】情報処理部２５は、販売履歴に基づいて、
利用者の購入する商品の動向を把握できる購入動向情報
を作成する。情報処理部２５により作成された購入動向
情報は、第１の記憶部２６に格納される（ステップＳ１
０７）。更に、情報処理部２５は、第１の記憶部２６の
購入動向情報と、第２の記憶部２７に予め格納された販
売を促進するための商品情報とに基づいて、従来よく知
られた方法により、例えばチケットが取り扱う催し物の
分類の内、利用者の購入の頻度が高い分類に該当する商
品情報を、利用者の嗜好に応じた商品情報として選択す
る（ステップＳ１０８）。選択される商品情報は、複数
でもよく、購入頻度の最も高い催し物の分類に属する全
てのチケット情報を、利用者の嗜好に応じた商品情報と
して選択することができる。また商品情報を選定すると
き、情報処理部２５は例えばチケットが取り扱う催し物
の分類毎の頻度および出演者毎の頻度などの複数の条件
を組み合わせて商品情報を選択することができる。
利用者の購入する商品の動向を把握できる購入動向情報
を作成する。情報処理部２５により作成された購入動向
情報は、第１の記憶部２６に格納される（ステップＳ１
０７）。更に、情報処理部２５は、第１の記憶部２６の
購入動向情報と、第２の記憶部２７に予め格納された販
売を促進するための商品情報とに基づいて、従来よく知
られた方法により、例えばチケットが取り扱う催し物の
分類の内、利用者の購入の頻度が高い分類に該当する商
品情報を、利用者の嗜好に応じた商品情報として選択す
る（ステップＳ１０８）。選択される商品情報は、複数
でもよく、購入頻度の最も高い催し物の分類に属する全
てのチケット情報を、利用者の嗜好に応じた商品情報と
して選択することができる。また商品情報を選定すると
き、情報処理部２５は例えばチケットが取り扱う催し物
の分類毎の頻度および出演者毎の頻度などの複数の条件
を組み合わせて商品情報を選択することができる。
【００１７】利用者の嗜好に応じた商品情報は、情報処
理部２５から商品販売装置１０へ送信され、商品販売装
置１０で受信される（ステップＳ１０９）。商品販売装
置１０が利用者の嗜好に応じた商品情報を受信すると、
その情報は、商品販売装置１０の情報表示部１１により
表示される。この表示により、利用者の嗜好に応じた商
品情報は利用者に提供される。更に、前記利用者の嗜好
に応じた商品情報は、必要に応じて、図示しない印刷部
を用いて明細票として印刷される（ステップＳ１１
０）。
理部２５から商品販売装置１０へ送信され、商品販売装
置１０で受信される（ステップＳ１０９）。商品販売装
置１０が利用者の嗜好に応じた商品情報を受信すると、
その情報は、商品販売装置１０の情報表示部１１により
表示される。この表示により、利用者の嗜好に応じた商
品情報は利用者に提供される。更に、前記利用者の嗜好
に応じた商品情報は、必要に応じて、図示しない印刷部
を用いて明細票として印刷される（ステップＳ１１
０）。
【００１８】利用者の嗜好に応じた商品情報が利用者に
提供されると、商品販売装置１０は、チケット発行部１
２を用いて利用者にチケットを発行し、カード挿入返却
部１３からクレジットカードを利用者に返却する。更
に、商品販売装置１０は、販売したチケットの領収書を
レシートとして発行する（ステップＳ１１１）。
提供されると、商品販売装置１０は、チケット発行部１
２を用いて利用者にチケットを発行し、カード挿入返却
部１３からクレジットカードを利用者に返却する。更
に、商品販売装置１０は、販売したチケットの領収書を
レシートとして発行する（ステップＳ１１１）。
【００１９】本発明に係る販売システムの商品販売装置
１０は、利用者に商品を販売し、その代金を利用者の決
済カードを用いて電子決済を行うことにより、販売情報
および識別情報を得る。情報処理部２５は、販売情報お
よび識別情報を得ると、これらの情報に基づいて、決済
機関２１のホストコンピュータ２４に接続することなく
個々の利用者毎に販売履歴を作成し、該販売履歴に基づ
いて個々の利用者毎に商品の購入動向を把握可能の購入
動向情報を作成する。更に、情報処理部２５は、購入動
向情報と商品情報とに基づいて、利用者の好む商品の情
報を商品情報から選択する。選択された商品情報は、情
報処理部２５から商品販売装置１０へ送られ、商品販売
装置１０の情報表示部１１を用いて表示されることか
ら、商品販売装置１０を操作中の利用者に対し利用者の
嗜好に応じた商品の情報を、提供することができる。
１０は、利用者に商品を販売し、その代金を利用者の決
済カードを用いて電子決済を行うことにより、販売情報
および識別情報を得る。情報処理部２５は、販売情報お
よび識別情報を得ると、これらの情報に基づいて、決済
機関２１のホストコンピュータ２４に接続することなく
個々の利用者毎に販売履歴を作成し、該販売履歴に基づ
いて個々の利用者毎に商品の購入動向を把握可能の購入
動向情報を作成する。更に、情報処理部２５は、購入動
向情報と商品情報とに基づいて、利用者の好む商品の情
報を商品情報から選択する。選択された商品情報は、情
報処理部２５から商品販売装置１０へ送られ、商品販売
装置１０の情報表示部１１を用いて表示されることか
ら、商品販売装置１０を操作中の利用者に対し利用者の
嗜好に応じた商品の情報を、提供することができる。
【００２０】更に、販売システムは、購入動向情報を保
持することにより、次回、利用者が商品販売装置１０を
利用するとき、保持されていた購入動向情報と、最新の
商品情報とに基づいて、利用者の嗜好に応じた最新の商
品の情報を提供することができる。商品の購入後に、こ
の購入に伴って更新された前記したと同様な購入動向情
報と、最新の商品情報とに基づいて、再び、利用者の嗜
好に応じた最新の商品の情報を提供することができる。
持することにより、次回、利用者が商品販売装置１０を
利用するとき、保持されていた購入動向情報と、最新の
商品情報とに基づいて、利用者の嗜好に応じた最新の商
品の情報を提供することができる。商品の購入後に、こ
の購入に伴って更新された前記したと同様な購入動向情
報と、最新の商品情報とに基づいて、再び、利用者の嗜
好に応じた最新の商品の情報を提供することができる。
【００２１】更に、本発明に係る前記商品販売装置１０
を用いた前記販売システムは、商品販売装置１０から前
記通信ネットワーク２０を介して、販売情報および識別
情報を得て、それらの情報に基づいて利用者を識別し、
個々の利用者毎に販売履歴、購入動向情報および利用者
の嗜好に応じた商品情報を、前記情報管理センタ２２で
一括的に管理する。
を用いた前記販売システムは、商品販売装置１０から前
記通信ネットワーク２０を介して、販売情報および識別
情報を得て、それらの情報に基づいて利用者を識別し、
個々の利用者毎に販売履歴、購入動向情報および利用者
の嗜好に応じた商品情報を、前記情報管理センタ２２で
一括的に管理する。
【００２２】これにより、販売システムは、各商品販売
装置１０が情報を管理する必要がなく、各商品販売装置
１０で管理される情報を収集する必要がないことから、
利用者が、異なる販売店に設置されたいずれの商品販売
装置１０を利用しても、利用者が利用する商品販売装置
１０からの情報に基づいて、個々の利用者毎に販売履
歴、購入動向情報および利用者の嗜好に応じた商品情報
を管理することができ、この管理情報に従って、利用者
の嗜好に応じた最新かつ最適な商品情報を提供すること
ができる。
装置１０が情報を管理する必要がなく、各商品販売装置
１０で管理される情報を収集する必要がないことから、
利用者が、異なる販売店に設置されたいずれの商品販売
装置１０を利用しても、利用者が利用する商品販売装置
１０からの情報に基づいて、個々の利用者毎に販売履
歴、購入動向情報および利用者の嗜好に応じた商品情報
を管理することができ、この管理情報に従って、利用者
の嗜好に応じた最新かつ最適な商品情報を提供すること
ができる。
【００２３】前記した具体例では、複数の商品販売装置
１０が通信ネットワーク２０を介して、情報処理部２
５、第１の記憶部２６および第２の記憶部２７を共有す
る販売システムの構成を示したが、これに代えて、複数
の商品販売装置１０が情報処理部２５、第１の記憶部２
６および第２の記憶部２７の少なくとも一つを共有する
販売システムを構成することができる。
１０が通信ネットワーク２０を介して、情報処理部２
５、第１の記憶部２６および第２の記憶部２７を共有す
る販売システムの構成を示したが、これに代えて、複数
の商品販売装置１０が情報処理部２５、第１の記憶部２
６および第２の記憶部２７の少なくとも一つを共有する
販売システムを構成することができる。
【００２４】更に、複数の商品販売装置１０が情報処理
部２５、第１の記憶部２６および第２の記憶部２７を共
有することなく、各商品販売装置１０が、情報処理部２
５、第１の記憶部２６および第２の記憶部２７を含むこ
とができる。
部２５、第１の記憶部２６および第２の記憶部２７を共
有することなく、各商品販売装置１０が、情報処理部２
５、第１の記憶部２６および第２の記憶部２７を含むこ
とができる。
【００２５】販売店は、前記した具体例の販売システム
により得る販売情報、識別情報、販売履歴、購入動向情
報および利用者の嗜好に応じた商品情報を、販売を促進
するために活用することができる。更に、販売店は、商
品の製造会社に販売情報、識別情報、販売履歴、購入動
向情報および利用者の嗜好に応じた商品情報を提供する
ことができる。
により得る販売情報、識別情報、販売履歴、購入動向情
報および利用者の嗜好に応じた商品情報を、販売を促進
するために活用することができる。更に、販売店は、商
品の製造会社に販売情報、識別情報、販売履歴、購入動
向情報および利用者の嗜好に応じた商品情報を提供する
ことができる。
【００２６】前記した識別情報は、例えば性別、年齢、
住所、氏名および電話番号などの情報を含むことができ
る。また、情報処理部２５は、前記した情報に基づいて
例えば年齢毎に例えば販売履歴を作成することができ
る。前記情報表示部１１からの情報の提供は、表示に限
ることなく、必要に応じて音声により行うことができ
る。前記クレジットカードに代えて、前記識別情報を記
憶可能な例えば決済機関が発行するキャッシュカードお
よびデビットカードなどの決済カードを用いることがで
きる。
住所、氏名および電話番号などの情報を含むことができ
る。また、情報処理部２５は、前記した情報に基づいて
例えば年齢毎に例えば販売履歴を作成することができ
る。前記情報表示部１１からの情報の提供は、表示に限
ることなく、必要に応じて音声により行うことができ
る。前記クレジットカードに代えて、前記識別情報を記
憶可能な例えば決済機関が発行するキャッシュカードお
よびデビットカードなどの決済カードを用いることがで
きる。
【００２７】
【発明の効果】本発明によれば、商品販売装置を用いて
商品を販売することにより、該商品販売装置を設置した
販売店は、決済機関のホストコンピュータ等に接続する
ことなく、利用者毎の販売履歴を入手することができ、
この販売履歴に基づいて利用者毎の購入動向情報を得る
ことができる。従って、購入動向情報に基づいて、個々
の利用者の好む商品を知ることにより、利用者の嗜好に
応じた商品の情報を選択して利用者に提供でき、商品の
販売を促進することができることから、販売店の売上の
向上を期待することができる。
商品を販売することにより、該商品販売装置を設置した
販売店は、決済機関のホストコンピュータ等に接続する
ことなく、利用者毎の販売履歴を入手することができ、
この販売履歴に基づいて利用者毎の購入動向情報を得る
ことができる。従って、購入動向情報に基づいて、個々
の利用者の好む商品を知ることにより、利用者の嗜好に
応じた商品の情報を選択して利用者に提供でき、商品の
販売を促進することができることから、販売店の売上の
向上を期待することができる。
【図１】本発明に係る商品販売装置の外観図である。
【図２】本発明に係る商品販売装置を用いた販売システ
ムの構成図である。
ムの構成図である。
【図３】本発明に係る商品販売装置を用いた販売システ
ムのフローチャートである。
ムのフローチャートである。
１０ 商品販売装置
１１ 情報表示部
１２ チケット発行部
１３ カード挿入返却部
１４ 現金投入返却部
２０ 通信ネットワーク
２１ 決済機関
２２ 情報管理センタ
２３ 通信制御装置
２４ ホストコンピュータ
２５ 情報処理部
２６ 第１の記憶部
２７ 第２の記憶部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｇ０７Ｆ 9/02 Ｇ０７Ｆ 7/08 Ｑ
Ｊ
Claims (5)
- 【請求項１】 利用者の操作により商品を販売し、前記
利用者を識別する情報を含むカードを用いてネットワー
クを介した電子決済により、その代金を決済する商品販
売装置であって、商品を販売したときに得る販売情報と
前記カードからの識別情報とを含む利用者毎の販売履歴
を作成する情報処理部を含むことを特徴とする商品販売
装置。 - 【請求項２】 前記情報処理部は、前記販売履歴から前
記利用者毎の購入動向情報を作成する請求項１記載の商
品販売装置。 - 【請求項３】 前記販売情報は、商品についての情報
と、販売日時についての情報とを含む請求項１記載の商
品販売装置。 - 【請求項４】 さらに、前記購入動向情報を格納する第
１の記憶部と、予め商品情報を格納する第２の記憶部
と、情報表示部とを含み、利用者が当該販売装置を利用
するとき、前記情報処理部は、前記第１の記憶部に格納
された前記購入動向情報と前記第２の記憶部に格納され
た前記商品情報とに基づいて得られた前記利用者の嗜好
に応じた商品情報を前記情報表示部を経て前記利用者に
提供する請求項２記載の商品販売装置。 - 【請求項５】 前記情報処理部、前記第１の記憶部およ
び前記第２の記憶部の少なくとも１つは、複数の前記商
品販売装置で共用される請求項４記載の商品販売装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002022870A JP2003223671A (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | 商品販売装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002022870A JP2003223671A (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | 商品販売装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003223671A true JP2003223671A (ja) | 2003-08-08 |
Family
ID=27745756
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002022870A Pending JP2003223671A (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | 商品販売装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003223671A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018160162A (ja) * | 2017-03-23 | 2018-10-11 | 沖電気工業株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
-
2002
- 2002-01-31 JP JP2002022870A patent/JP2003223671A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018160162A (ja) * | 2017-03-23 | 2018-10-11 | 沖電気工業株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080714 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20081125 |