JP2003222500A - 分離型ロケット、及び、分離型ロケットの分離方法 - Google Patents
分離型ロケット、及び、分離型ロケットの分離方法Info
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- JP2003222500A JP2003222500A JP2002020745A JP2002020745A JP2003222500A JP 2003222500 A JP2003222500 A JP 2003222500A JP 2002020745 A JP2002020745 A JP 2002020745A JP 2002020745 A JP2002020745 A JP 2002020745A JP 2003222500 A JP2003222500 A JP 2003222500A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ロケットモータと飛翔本体の追突の恐れを十分
に払拭する技術を確立すること。 【解決手段】飛翔本体3と、飛翔本体3に接続するロケ
ットモータ1とから構成され、ロケットモータ1は、燃
焼ガスを逆噴射する逆噴射ユニット2を備えている。逆
噴射ユニット2は、燃焼機能を持つ必要はない。ロケッ
トモータ1の燃料は必ず残存しているから、飛翔本体
(3)の偏向を防止するために、その残存燃料を有効に
活用することができる。逆噴射ユニット2が燃焼機能を
持たない場合、持燃焼ガスは飛翔本体3を推進していた
燃焼ガスであり、分離直後の燃焼ガスである(ロケット
モータは、その分離後に燃焼を停止することはない)。
残存燃料又は残存燃焼ガスを活用して、飛翔本体の偏向
を有効に防止することができる。
に払拭する技術を確立すること。 【解決手段】飛翔本体3と、飛翔本体3に接続するロケ
ットモータ1とから構成され、ロケットモータ1は、燃
焼ガスを逆噴射する逆噴射ユニット2を備えている。逆
噴射ユニット2は、燃焼機能を持つ必要はない。ロケッ
トモータ1の燃料は必ず残存しているから、飛翔本体
(3)の偏向を防止するために、その残存燃料を有効に
活用することができる。逆噴射ユニット2が燃焼機能を
持たない場合、持燃焼ガスは飛翔本体3を推進していた
燃焼ガスであり、分離直後の燃焼ガスである(ロケット
モータは、その分離後に燃焼を停止することはない)。
残存燃料又は残存燃焼ガスを活用して、飛翔本体の偏向
を有効に防止することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分離型ロケット、
及び、分離型ロケットの分離方法に関し、特に、飛翔本
体の急旋回機能を改善する分離型ロケット、及び、分離
型ロケットの分離方法に関する。
及び、分離型ロケットの分離方法に関し、特に、飛翔本
体の急旋回機能を改善する分離型ロケット、及び、分離
型ロケットの分離方法に関する。
【0002】
【従来の技術】原点から遠隔の目標座標点に物体を短時
間的に移送するために、燃焼ガス噴射式の飛翔体(いわ
ゆるロケット)が用いられる。そのような飛翔体は、図
14に示されるように、原点101である出発点から目
標座標点102に誘導されて飛翔する。高速移送のため
には、飛翔体は、原点101から目標座標点102に到
達する飛翔経路の途中で高い高度の中間点103を経過
することが望ましい。そのような中間点103で、高速
移送のために、飛翔体104を軽量化することが重要で
ある。飛翔体104は、飛翔本体105とロケットモー
タ106とから構成され、中間点103でロケットモー
タ106は、飛翔体105から分離される。このように
軽量化された飛翔本体は、円滑に目標座標点102に到
達する。
間的に移送するために、燃焼ガス噴射式の飛翔体(いわ
ゆるロケット)が用いられる。そのような飛翔体は、図
14に示されるように、原点101である出発点から目
標座標点102に誘導されて飛翔する。高速移送のため
には、飛翔体は、原点101から目標座標点102に到
達する飛翔経路の途中で高い高度の中間点103を経過
することが望ましい。そのような中間点103で、高速
移送のために、飛翔体104を軽量化することが重要で
ある。飛翔体104は、飛翔本体105とロケットモー
タ106とから構成され、中間点103でロケットモー
タ106は、飛翔体105から分離される。このように
軽量化された飛翔本体は、円滑に目標座標点102に到
達する。
【0003】完全に大気圏外にない飛翔体は空気抵抗を
受けて、後方側のロケットモータが前方側の飛翔本体に
追突することを完全に防止することができる可能性は1
00%ではない。100%の確率で飛翔本体を目標座標
点に移送するためには、ロケットモータ106が飛翔本
体105に追突する恐れを完全に払拭しておくことが重
要である。分離型飛翔体の追突防止技術は、実開平5−
61694号、実開平5−61695号、実開平5−6
1696号、実開平5−61697号、特開平10−1
11100号で知られている。
受けて、後方側のロケットモータが前方側の飛翔本体に
追突することを完全に防止することができる可能性は1
00%ではない。100%の確率で飛翔本体を目標座標
点に移送するためには、ロケットモータ106が飛翔本
体105に追突する恐れを完全に払拭しておくことが重
要である。分離型飛翔体の追突防止技術は、実開平5−
61694号、実開平5−61695号、実開平5−6
1696号、実開平5−61697号、特開平10−1
11100号で知られている。
【0004】ロケットモータと飛翔本体の追突の恐れを
十分に払拭する技術の確立が望まれる。更に、その追突
を防止する確率を100%に近づけることが望まれる。
十分に払拭する技術の確立が望まれる。更に、その追突
を防止する確率を100%に近づけることが望まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ロケ
ットモータと飛翔本体の追突の恐れを十分に払拭する技
術を確立することができる分離型ロケット、及び、分離
型ロケットの分離方法を提供することにある。本発明の
他の課題は、その追突を防止する確率を100%に近づ
けることができる分離型ロケット、及び、分離型ロケッ
トの分離方法を提供することにある。
ットモータと飛翔本体の追突の恐れを十分に払拭する技
術を確立することができる分離型ロケット、及び、分離
型ロケットの分離方法を提供することにある。本発明の
他の課題は、その追突を防止する確率を100%に近づ
けることができる分離型ロケット、及び、分離型ロケッ
トの分離方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】その課題を解決するため
の手段が、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の実施の複
数の形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1つの実
施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特
に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に表現さ
れている技術的事項に付せられている参照番号、参照記
号等に一致している。このような参照番号、参照記号
は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施例の
技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよ
うな対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の
形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈されるこ
とを意味しない。
の手段が、下記のように表現される。その表現中に現れ
る技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添
記されている。その番号、記号等は、本発明の実施の複
数の形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1つの実
施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特
に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に表現さ
れている技術的事項に付せられている参照番号、参照記
号等に一致している。このような参照番号、参照記号
は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施例の
技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このよ
うな対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の
形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈されるこ
とを意味しない。
【0007】本発明による分離型ロケットは、飛翔本体
(3)と、飛翔本体(3)に接続するロケットモータ
(1)とから構成され、ロケットモータ(1)は、燃焼
ガスを逆噴射する逆噴射ユニット(2)を備えている。
逆噴射ユニット(2)は、燃焼機能を持つ必要はない。
ロケットモータの燃料は必ず残存しているとは限らない
が、それが残存している場合、飛翔本体の偏向を防止す
るためにその残存燃料を有効に活用することができる。
但し、それが残存していない場合は、一旦何らかの手段
で分離すれば、ロケットモータ(1)の方が抵抗が大き
いため追突の可能性は低い。逆噴射ユニット(2)が燃
焼機能を持たない場合、持燃焼ガスは飛翔本体(3)を
推進していた燃焼ガスであり、分離直後の燃焼ガスであ
る(ロケットモータは、その分離後に燃焼を停止するこ
とはない)。飛翔本体(3)とロケットモータ(1)と
の間に介設され飛翔本体(3)とロケットモータ(1)
とを軸連結する結合ユニット(2)が追加される。飛翔
本体(3)とロケットモータ(1)との分離時に結合ユ
ニット(2)は燃焼ガスの逆噴射口を形成する。結合ユ
ニット(2)は分離時に噴射口として利用され、分離前
には逆噴射は起きない。
(3)と、飛翔本体(3)に接続するロケットモータ
(1)とから構成され、ロケットモータ(1)は、燃焼
ガスを逆噴射する逆噴射ユニット(2)を備えている。
逆噴射ユニット(2)は、燃焼機能を持つ必要はない。
ロケットモータの燃料は必ず残存しているとは限らない
が、それが残存している場合、飛翔本体の偏向を防止す
るためにその残存燃料を有効に活用することができる。
但し、それが残存していない場合は、一旦何らかの手段
で分離すれば、ロケットモータ(1)の方が抵抗が大き
いため追突の可能性は低い。逆噴射ユニット(2)が燃
焼機能を持たない場合、持燃焼ガスは飛翔本体(3)を
推進していた燃焼ガスであり、分離直後の燃焼ガスであ
る(ロケットモータは、その分離後に燃焼を停止するこ
とはない)。飛翔本体(3)とロケットモータ(1)と
の間に介設され飛翔本体(3)とロケットモータ(1)
とを軸連結する結合ユニット(2)が追加される。飛翔
本体(3)とロケットモータ(1)との分離時に結合ユ
ニット(2)は燃焼ガスの逆噴射口を形成する。結合ユ
ニット(2)は分離時に噴射口として利用され、分離前
には逆噴射は起きない。
【0008】飛翔本体(3)とロケットモータ(1)と
を分離するときに、燃焼ガスの流れは飛翔本体とロケッ
トモータの共通中心線に対して対称化されていること
は、飛翔本体(3)の偏向を防止することができる点で
効果的である。飛翔本体(3)の後端面が共通中心線に
対して対称化されることは更に効果的である。燃焼ガス
の流れが細分化されることは、燃焼ガスの軸方向性を平
均的に安定化することができる点で、更に効果的であ
る。
を分離するときに、燃焼ガスの流れは飛翔本体とロケッ
トモータの共通中心線に対して対称化されていること
は、飛翔本体(3)の偏向を防止することができる点で
効果的である。飛翔本体(3)の後端面が共通中心線に
対して対称化されることは更に効果的である。燃焼ガス
の流れが細分化されることは、燃焼ガスの軸方向性を平
均的に安定化することができる点で、更に効果的であ
る。
【0009】燃焼ガスの流れが共通中心線に対して拡径
化されることは、ガスの流れの全体の平均流の軸心線を
その共通中心線に一致させる確率を高くする。燃焼ガス
の流れが複数化され、燃焼ガスの複数の流れは互いに遠
ざかることは、既述の平均化を更に有効化する。燃焼ガ
スの流れは、共通中心線に対して拡径化され、燃焼ガス
の流れは単一であることも、既述の平均化を更に有効化
する。
化されることは、ガスの流れの全体の平均流の軸心線を
その共通中心線に一致させる確率を高くする。燃焼ガス
の流れが複数化され、燃焼ガスの複数の流れは互いに遠
ざかることは、既述の平均化を更に有効化する。燃焼ガ
スの流れは、共通中心線に対して拡径化され、燃焼ガス
の流れは単一であることも、既述の平均化を更に有効化
する。
【0010】飛翔本体(3)は、飛翔本体(3)とロケ
ットモータ(1)とを分離するときに飛翔本体(3)と
ロケットモータ(1)との間に放出する遮断物体(2
A,12,13)を備え、遮断物体(2A,12,1
3)は燃焼ガスの流れを遮断する。燃焼ガスが飛翔本体
(3)に届かず、又は、飛翔本体(3)に届く燃焼ガス
の量が少なく、飛翔本体(3)の偏向の度合いを低くす
ることができる。
ットモータ(1)とを分離するときに飛翔本体(3)と
ロケットモータ(1)との間に放出する遮断物体(2
A,12,13)を備え、遮断物体(2A,12,1
3)は燃焼ガスの流れを遮断する。燃焼ガスが飛翔本体
(3)に届かず、又は、飛翔本体(3)に届く燃焼ガス
の量が少なく、飛翔本体(3)の偏向の度合いを低くす
ることができる。
【0011】ロケットモータ(1)は、飛翔本体(3)
とロケットモータ(1)とを分離するときにロケットモ
ータ(1)に空気抵抗を与える抵抗体(9,11)を備
えることが更に効果的である。空気抵抗によるロケット
モータ(1)の減速により飛翔本体(3)とロケットモ
ータ(1)の間隔が拡大すれば、燃焼ガスが飛翔本体
(3)に影響を与える度合いが飛躍的に小さくなる。燃
焼ガスビームの長さが長くなればその影響が弱くなり、
燃焼ガスビームの飛翔本体(3)に対する推進力が減少
する。
とロケットモータ(1)とを分離するときにロケットモ
ータ(1)に空気抵抗を与える抵抗体(9,11)を備
えることが更に効果的である。空気抵抗によるロケット
モータ(1)の減速により飛翔本体(3)とロケットモ
ータ(1)の間隔が拡大すれば、燃焼ガスが飛翔本体
(3)に影響を与える度合いが飛躍的に小さくなる。燃
焼ガスビームの長さが長くなればその影響が弱くなり、
燃焼ガスビームの飛翔本体(3)に対する推進力が減少
する。
【0012】飛翔本体(3)とロケットモータ(1)と
を分離するときに、燃焼ガスの流れが飛翔本体(3)と
ロケットモータ(1)の共通中心線に対して非対称化さ
れることは、その非対称化の度合いがある程度に大きく
なれば、燃焼ガスは飛翔本体に推進力を与えなくなる。
このような意味で、パラシュートが片側にのみ設けられ
ることは有効である。
を分離するときに、燃焼ガスの流れが飛翔本体(3)と
ロケットモータ(1)の共通中心線に対して非対称化さ
れることは、その非対称化の度合いがある程度に大きく
なれば、燃焼ガスは飛翔本体に推進力を与えなくなる。
このような意味で、パラシュートが片側にのみ設けられ
ることは有効である。
【0013】本発明による分離型ロケットの分離方法
は、ロケットモータ(1)を飛翔本体(3)から分離す
るステップと、そのステップの後に、ロケットモータ
(1)から燃焼ガスを逆噴射するステップとから構成さ
れている。燃焼ガスは、飛翔本体(3)とロケットモー
タ(1)の共通中心線に対して対称化され、又は、極端
に非対称化されることは有効である。燃焼ガスが分離の
直後に共通中心線に対して対称化され更にその後に極端
に非対称化され、又は、燃焼ガスが分離の直後に共通中
心線に対して極端に非対称化され更にその後に対称化さ
れることは、ともに追突防止がより確実になる点でより
効果的である。
は、ロケットモータ(1)を飛翔本体(3)から分離す
るステップと、そのステップの後に、ロケットモータ
(1)から燃焼ガスを逆噴射するステップとから構成さ
れている。燃焼ガスは、飛翔本体(3)とロケットモー
タ(1)の共通中心線に対して対称化され、又は、極端
に非対称化されることは有効である。燃焼ガスが分離の
直後に共通中心線に対して対称化され更にその後に極端
に非対称化され、又は、燃焼ガスが分離の直後に共通中
心線に対して極端に非対称化され更にその後に対称化さ
れることは、ともに追突防止がより確実になる点でより
効果的である。
【0014】本発明による分離型ロケットは、目標物が
近い場合に、ロケットモータ燃焼終了前に分離する必要
があり、このような場合に特に有効である。
近い場合に、ロケットモータ燃焼終了前に分離する必要
があり、このような場合に特に有効である。
【0015】
【発明の実施の形態】図に対応して、本発明による分離
型ロケットの実施の形態は、飛翔本体に接続してロケッ
トモータが設けられている。そのロケットモータ1は、
図1に示されるように、接続ユニット2を介して飛翔本
体3に接続して連結している。分離前の飛翔本体3は、
ロケットモータ1の燃焼ガスの順方向噴射により推進さ
れる。分離時には、飛翔本体3に搭載されている分離シ
ーケンス制御ユニット(図示されず)の指令により接続
ユニットの接続が解除される。ロケットモータ1は、燃
焼室4と主噴射機構5と逆噴射機構6を備えている。飛
翔本体3は、独立したロケットとしての飛翔性能を有し
ている。
型ロケットの実施の形態は、飛翔本体に接続してロケッ
トモータが設けられている。そのロケットモータ1は、
図1に示されるように、接続ユニット2を介して飛翔本
体3に接続して連結している。分離前の飛翔本体3は、
ロケットモータ1の燃焼ガスの順方向噴射により推進さ
れる。分離時には、飛翔本体3に搭載されている分離シ
ーケンス制御ユニット(図示されず)の指令により接続
ユニットの接続が解除される。ロケットモータ1は、燃
焼室4と主噴射機構5と逆噴射機構6を備えている。飛
翔本体3は、独立したロケットとしての飛翔性能を有し
ている。
【0016】既述の分離シーケンス制御ユニットが動作
して、ロケットモータ1は飛翔本体3から分離される。
接続ユニット2の飛翔本体側接続ユニット部分2Aは、
図2に示されるように、後方側に突出している。飛翔本
体側接続ユニット部分2Aは、ロケットモータ前蓋とい
われ、逆噴射機構6のロケットモータ側接続ユニット部
分2Bの蓋として機能している。ロケットモータ側接続
ユニット部分2Bは、逆噴射機構6のノズルを兼用する
ことができる。
して、ロケットモータ1は飛翔本体3から分離される。
接続ユニット2の飛翔本体側接続ユニット部分2Aは、
図2に示されるように、後方側に突出している。飛翔本
体側接続ユニット部分2Aは、ロケットモータ前蓋とい
われ、逆噴射機構6のロケットモータ側接続ユニット部
分2Bの蓋として機能している。ロケットモータ側接続
ユニット部分2Bは、逆噴射機構6のノズルを兼用する
ことができる。
【0017】飛翔本体側接続ユニット部分2Aは、図2
に示されるように、飛翔本体3の前方側中心線LFに対
して対称に細く形成されている。ロケットモータ側接続
ユニット部分2Bは、ロケットモータ1の後方側中心線
LRに対して対称に細く形成されている。分離後に、前
方側中心線LFが後方側中心線LRに一致するように分
離シーケンス制御が実行されている。分離後に燃料が残
存している場合は、燃料が燃え尽きるまで燃焼を継続す
る。この場合、分離前も分離後も燃焼しつづける主噴射
機構5で生成される燃焼ガスを、ノズル2Bから逆噴射
ブラスト(逆噴射炎)7として逆噴射的に放出する。
に示されるように、飛翔本体3の前方側中心線LFに対
して対称に細く形成されている。ロケットモータ側接続
ユニット部分2Bは、ロケットモータ1の後方側中心線
LRに対して対称に細く形成されている。分離後に、前
方側中心線LFが後方側中心線LRに一致するように分
離シーケンス制御が実行されている。分離後に燃料が残
存している場合は、燃料が燃え尽きるまで燃焼を継続す
る。この場合、分離前も分離後も燃焼しつづける主噴射
機構5で生成される燃焼ガスを、ノズル2Bから逆噴射
ブラスト(逆噴射炎)7として逆噴射的に放出する。
【0018】逆噴射ブラスト7の噴射の反作用力で、ロ
ケットモータ1は飛翔本体3に対して相対的に後退す
る。このような逆噴射は、ロケットモータ1を飛翔本体
3から離隔させるから、ロケットモータ1が飛翔本体3
に再び接触することはない。
ケットモータ1は飛翔本体3に対して相対的に後退す
る。このような逆噴射は、ロケットモータ1を飛翔本体
3から離隔させるから、ロケットモータ1が飛翔本体3
に再び接触することはない。
【0019】逆噴射ブラスト7が後方側中心線LRに対
して線対称になるように、ロケットモータ側接続ユニッ
ト部分2Bは設計されている。飛翔本体側接続ユニット
部分2Aと逆噴射ブラスト7は、同一中心線に対して線
対称であるから、飛翔本体3とロケットモータ1との間
に零でない迎角が生じることは原則的・設計的にはな
い。しかし、飛翔本体3又はロケットモータ1に原因不
明の振動的揺動が生じて、図3に示されるように、逆噴
射ブラスト7が飛翔本体側接続ユニット部分2Aに非対
称に当たって、飛翔本体3とロケットモータ1との間に
零でない迎角が生じることの可能性を100%に否定す
ることはできない。飛翔本体3の経路角と飛翔経路に影
響を及ぼすそのような原因として、逆噴射ブラスト7の
噴流の非対称性、飛翔本体側接続ユニット部分2Aの形
状が考えられる。しかし、完全に除去することは不可能
であり、他の対策が必要である。
して線対称になるように、ロケットモータ側接続ユニッ
ト部分2Bは設計されている。飛翔本体側接続ユニット
部分2Aと逆噴射ブラスト7は、同一中心線に対して線
対称であるから、飛翔本体3とロケットモータ1との間
に零でない迎角が生じることは原則的・設計的にはな
い。しかし、飛翔本体3又はロケットモータ1に原因不
明の振動的揺動が生じて、図3に示されるように、逆噴
射ブラスト7が飛翔本体側接続ユニット部分2Aに非対
称に当たって、飛翔本体3とロケットモータ1との間に
零でない迎角が生じることの可能性を100%に否定す
ることはできない。飛翔本体3の経路角と飛翔経路に影
響を及ぼすそのような原因として、逆噴射ブラスト7の
噴流の非対称性、飛翔本体側接続ユニット部分2Aの形
状が考えられる。しかし、完全に除去することは不可能
であり、他の対策が必要である。
【0020】図4は、本発明による分離型ロケットの実
施の他の形態を示している。飛翔本体側接続ユニット部
分2Aは、飛翔本体側接続要素群として形成されてい
る。複数要素群2Aが、中心線対称に配置されている。
複数要素群2Aに位置対応して、ロケットモータ側接続
ユニット部分2Bはロケットモータ側接続要素群として
配置されている。ロケットモータ側接続要素群の各要素
ノズルの口径は、図2に示されるノズル2Bの口径より
十分に小さい。複数の逆噴射ブラスト7は、後方側中心
線LRにそれぞれに平行になるように設計されている
が、その設計許容誤差範囲内で、各逆噴射ブラスト7は
後方側中心線LRに平行ではない。複数の逆噴射ブラス
ト7のそれぞれの平行性誤差は互いに打ち消しあって、
全体としてその平行性誤差は許容範囲内に入っている。
逆噴射ブラスト7のそれぞれの小口径噴流は、距離が長
くなれば、飛翔本体3に与える影響は十分に小さくなっ
ている。
施の他の形態を示している。飛翔本体側接続ユニット部
分2Aは、飛翔本体側接続要素群として形成されてい
る。複数要素群2Aが、中心線対称に配置されている。
複数要素群2Aに位置対応して、ロケットモータ側接続
ユニット部分2Bはロケットモータ側接続要素群として
配置されている。ロケットモータ側接続要素群の各要素
ノズルの口径は、図2に示されるノズル2Bの口径より
十分に小さい。複数の逆噴射ブラスト7は、後方側中心
線LRにそれぞれに平行になるように設計されている
が、その設計許容誤差範囲内で、各逆噴射ブラスト7は
後方側中心線LRに平行ではない。複数の逆噴射ブラス
ト7のそれぞれの平行性誤差は互いに打ち消しあって、
全体としてその平行性誤差は許容範囲内に入っている。
逆噴射ブラスト7のそれぞれの小口径噴流は、距離が長
くなれば、飛翔本体3に与える影響は十分に小さくなっ
ている。
【0021】図5は、本発明による分離型ロケットの実
施の更に他の形態を示している。実施の本形態の飛翔本
体側接続ユニット部分2Aは、単一であり、その単一の
飛翔本体側接続ユニット部分2Aの後端部位は後方側中
心線LRに対して対称に流線形状に形成されている。こ
のような流線形状化は、逆噴射ブラスト7が飛翔本体側
接続ユニット部分2Aに与える偏り力を大幅に減少させ
ることができる。
施の更に他の形態を示している。実施の本形態の飛翔本
体側接続ユニット部分2Aは、単一であり、その単一の
飛翔本体側接続ユニット部分2Aの後端部位は後方側中
心線LRに対して対称に流線形状に形成されている。こ
のような流線形状化は、逆噴射ブラスト7が飛翔本体側
接続ユニット部分2Aに与える偏り力を大幅に減少させ
ることができる。
【0022】図6は、本発明による分離型ロケットの実
施の更に他の形態を示している。実施の本形態の飛翔本
体側接続ユニット部分2Aは単一である。飛翔本体3の
後端面は、部分凹球面8に形成されている。部分凹球面
8に代えられて、部分楕円面、部分放物面が効果的に用
いられる。部分凹球面8の面に沿って流れる噴流9は、
後方側中心線LRに対して非対称になろうとする部分凹
球面8を対称化する自己整流作用を有し、部分凹球面8
は自己制御的に後方側中心線LRに対する対称性を保存
する。
施の更に他の形態を示している。実施の本形態の飛翔本
体側接続ユニット部分2Aは単一である。飛翔本体3の
後端面は、部分凹球面8に形成されている。部分凹球面
8に代えられて、部分楕円面、部分放物面が効果的に用
いられる。部分凹球面8の面に沿って流れる噴流9は、
後方側中心線LRに対して非対称になろうとする部分凹
球面8を対称化する自己整流作用を有し、部分凹球面8
は自己制御的に後方側中心線LRに対する対称性を保存
する。
【0023】図7は、本発明による分離型ロケットの実
施の更に他の形態を示している。実施の本形態の飛翔本
体側接続ユニット部分2Aは単一であり、ノズル2Bの
内面が拡開的に形成されている。逆噴射ブラスト7は、
拡開的に飛翔本体3の後端面に向かって拡径的に拡大
し、飛翔本体3の後端面に当たる噴流の圧力が前方側中
心線LFに対して対称化されている。
施の更に他の形態を示している。実施の本形態の飛翔本
体側接続ユニット部分2Aは単一であり、ノズル2Bの
内面が拡開的に形成されている。逆噴射ブラスト7は、
拡開的に飛翔本体3の後端面に向かって拡径的に拡大
し、飛翔本体3の後端面に当たる噴流の圧力が前方側中
心線LFに対して対称化されている。
【0024】図8は、本発明による分離型ロケットの実
施の更に他の形態を示している。実施の本形態の飛翔本
体側接続ユニット部分2Aは単一であり、飛翔本体側接
続ユニット部分2Aは、分離に際して放擲され飛翔本体
3から切り離される。逆噴射ブラスト7は飛翔本体側接
続ユニット部分2Aに当たるが、飛翔本体側接続ユニッ
ト部分2Aは飛翔本体3に影響しない。
施の更に他の形態を示している。実施の本形態の飛翔本
体側接続ユニット部分2Aは単一であり、飛翔本体側接
続ユニット部分2Aは、分離に際して放擲され飛翔本体
3から切り離される。逆噴射ブラスト7は飛翔本体側接
続ユニット部分2Aに当たるが、飛翔本体側接続ユニッ
ト部分2Aは飛翔本体3に影響しない。
【0025】図9は、本発明による分離型ロケットの実
施の更に他の形態を示している。実施の本形態では飛翔
本体側接続ユニット部分2Aは存在しない。ノズル2B
が後方側中心線LRに対して対称に2体又は数体が配置
され、逆噴射ブラスト7の向きは、互いに拡開する方向
に向けられている。ロケットモータ1の逆方向推力の向
きは後方側中心線LRに一致しているが、逆噴射ブラス
ト7は飛翔本体3に力学的影響を与えない。
施の更に他の形態を示している。実施の本形態では飛翔
本体側接続ユニット部分2Aは存在しない。ノズル2B
が後方側中心線LRに対して対称に2体又は数体が配置
され、逆噴射ブラスト7の向きは、互いに拡開する方向
に向けられている。ロケットモータ1の逆方向推力の向
きは後方側中心線LRに一致しているが、逆噴射ブラス
ト7は飛翔本体3に力学的影響を与えない。
【0026】図10は、本発明による分離型ロケットの
実施の更に他の形態を示している。実施の本形態では、
ロケットモータ1に抵抗体9が取り付けられている。抵
抗体9は、半径方向外側に(後方側中心線LRに直交す
る放射方向に)ロケットモータ1から張り出している。
抵抗体9が飛翔動圧を受けてロケットモータ1が飛翔本
体3に対して後退し、逆噴射ブラスト7の噴流速度が飛
翔本体3に対して相対的に低減し、飛翔本体3が逆噴射
ブラスト7から受ける推力は小さくなる。抵抗体9に代
えられて、図11に示されるように、パラシュート11
がロケットモータ1に取り付けられることは、大気が存
在していれば効果的である。
実施の更に他の形態を示している。実施の本形態では、
ロケットモータ1に抵抗体9が取り付けられている。抵
抗体9は、半径方向外側に(後方側中心線LRに直交す
る放射方向に)ロケットモータ1から張り出している。
抵抗体9が飛翔動圧を受けてロケットモータ1が飛翔本
体3に対して後退し、逆噴射ブラスト7の噴流速度が飛
翔本体3に対して相対的に低減し、飛翔本体3が逆噴射
ブラスト7から受ける推力は小さくなる。抵抗体9に代
えられて、図11に示されるように、パラシュート11
がロケットモータ1に取り付けられることは、大気が存
在していれば効果的である。
【0027】図12は、本発明による分離型ロケットの
実施の更に他の形態を示している。実施の本形態では、
複数のノズル2Bが後方側中心線LRに対称に配置さ
れ、偏向板12がノズルロケットモータ側接続ユニット
部分2Bに位置対応して後方側中心線LRに対称にロケ
ットモータ1に取り付けられている。逆噴射ブラスト7
の噴流方向が拡径方向に偏向され、逆噴射ブラスト7は
飛翔本体3に影響を与えない。偏向板12は、分離と同
時的に開く。
実施の更に他の形態を示している。実施の本形態では、
複数のノズル2Bが後方側中心線LRに対称に配置さ
れ、偏向板12がノズルロケットモータ側接続ユニット
部分2Bに位置対応して後方側中心線LRに対称にロケ
ットモータ1に取り付けられている。逆噴射ブラスト7
の噴流方向が拡径方向に偏向され、逆噴射ブラスト7は
飛翔本体3に影響を与えない。偏向板12は、分離と同
時的に開く。
【0028】図13は、本発明による分離型ロケットの
実施の更に他の形態を示している。実施の本形態では、
複数のノズル2Bは単一であり、偏向板13が後方側中
心線LRに対して非対称にロケットモータ1に取り付け
られている。逆噴射ブラスト7の噴流方向が拡径方向に
非対称に偏向され、逆噴射ブラスト7は飛翔本体3に影
響を与えず、且つ、ロケットモータ1が飛翔本体3に対
して急激に偏向し、逆噴射ブラスト7は更にロケットモ
ータ1に対して偏向し、逆噴射ブラスト7は飛翔本体3
に影響を更に与えない。
実施の更に他の形態を示している。実施の本形態では、
複数のノズル2Bは単一であり、偏向板13が後方側中
心線LRに対して非対称にロケットモータ1に取り付け
られている。逆噴射ブラスト7の噴流方向が拡径方向に
非対称に偏向され、逆噴射ブラスト7は飛翔本体3に影
響を与えず、且つ、ロケットモータ1が飛翔本体3に対
して急激に偏向し、逆噴射ブラスト7は更にロケットモ
ータ1に対して偏向し、逆噴射ブラスト7は飛翔本体3
に影響を更に与えない。
【0029】分離後に逆噴射ガス流は対称化され、ロケ
ットモータと飛翔本体が適正距離離隔した後にそのガス
流を極端に非対称化することは、追突防止のためにより
効果的である。又は、分離の直後に逆噴射ガス流が極端
に非対称化され、ロケットモータと飛翔本体が適正距離
離隔した後にそのガス流を対称化することも、追突防止
のためにより効果的である。
ットモータと飛翔本体が適正距離離隔した後にそのガス
流を極端に非対称化することは、追突防止のためにより
効果的である。又は、分離の直後に逆噴射ガス流が極端
に非対称化され、ロケットモータと飛翔本体が適正距離
離隔した後にそのガス流を対称化することも、追突防止
のためにより効果的である。
【0030】
【発明の効果】本発明による分離型ロケット、及び、分
離型ロケットの分離方法は、ロケットモータに残存する
燃料又は燃焼ガスを用いて、飛翔本体とロケットモータ
の分離後の追突又は飛翔本体の偏向を防止することがで
きる。特に、ロケットモータは分離後も燃焼ガスを生成
しているので、その燃焼ガスをそのままに使用すれば、
逆噴射用燃焼器を新設する必要がない。
離型ロケットの分離方法は、ロケットモータに残存する
燃料又は燃焼ガスを用いて、飛翔本体とロケットモータ
の分離後の追突又は飛翔本体の偏向を防止することがで
きる。特に、ロケットモータは分離後も燃焼ガスを生成
しているので、その燃焼ガスをそのままに使用すれば、
逆噴射用燃焼器を新設する必要がない。
【図1】図1は、本発明による分離型ロケットの実施の
形態を示す正面図である。
形態を示す正面図である。
【図2】図2は、図1の状態と異なる分離状態を示す正
面図である。
面図である。
【図3】図3は、図1の状態と更に異なる分離状態を示
す正面図である。
す正面図である。
【図4】図4は、本発明による分離型ロケットの他の実
施の形態を示す正面図である。
施の形態を示す正面図である。
【図5】図5は、本発明による分離型ロケットの更に他
の実施の形態を示す正面図である。
の実施の形態を示す正面図である。
【図6】図6は、本発明による分離型ロケットの更に他
の実施の形態を示す正面図である。
の実施の形態を示す正面図である。
【図7】図7は、本発明による分離型ロケットの更に他
の実施の形態を示す正面図である。
の実施の形態を示す正面図である。
【図8】図8は、本発明による分離型ロケットの更に他
の実施の形態を示す正面図である。
の実施の形態を示す正面図である。
【図9】図9は、本発明による分離型ロケットの更に他
の実施の形態を示す正面図である。
の実施の形態を示す正面図である。
【図10】図10は、本発明による分離型ロケットの更
に他の実施の形態を示す正面図である。
に他の実施の形態を示す正面図である。
【図11】図11は、本発明による分離型ロケットの更
に他の実施の形態を示す正面図である。
に他の実施の形態を示す正面図である。
【図12】図12は、本発明による分離型ロケットの更
に他の実施の形態を示す正面図である。
に他の実施の形態を示す正面図である。
【図13】図13は、本発明による分離型ロケットの更
に他の実施の形態を示す正面図である。
に他の実施の形態を示す正面図である。
【図14】図14は、公知の分離型ロケットの飛翔経路
を示す正面図である。
を示す正面図である。
1…ロケットモータ
2…逆噴射ユニット
2A,12,13…遮断物体
3…飛翔本体
9,11…抵抗体
Claims (17)
- 【請求項1】飛翔本体と、 前記飛翔本体に接続するロケットモータとを含み、 前記ロケットモータは、燃焼ガスを逆噴射する逆噴射ユ
ニットを備える分離型ロケット。 - 【請求項2】前記飛翔本体と前記ロケットモータとの間
に介設され前記飛翔本体と前記ロケットモータとを軸連
結する結合ユニットを更に含み、 前記飛翔本体と前記ロケットモータとの分離時に前記結
合ユニットは前記燃焼ガスの逆噴射口を形成する請求項
1の分離型ロケット。 - 【請求項3】前記燃焼ガスは前記飛翔本体を推進する燃
焼ガスである請求項2の分離型ロケット。 - 【請求項4】前記飛翔本体と前記ロケットモータとを分
離するときに、前記燃焼ガスの流れは前記飛翔本体と前
記ロケットモータの共通中心線に対して対称化される請
求項1の分離型ロケット。 - 【請求項5】前記飛翔本体の後端面が前記共通中心線に
対して対称化される請求項4の分離型ロケット。 - 【請求項6】前記燃焼ガスの流れが細分化される請求項
4又は5の分離型ロケット。 - 【請求項7】前記燃焼ガスの流れが前記共通中心線に対
して拡径化される請求項6の分離型ロケット。 - 【請求項8】前記燃焼ガスの流れが複数化され、前記燃
焼ガスの複数の流れは互いに遠ざかる請求項7の分離型
ロケット。 - 【請求項9】前記燃焼ガスの流れは前記共通中心線に対
して拡径化され、前記燃焼ガスの流れは単一である請求
項5の分離型ロケット。 - 【請求項10】前記飛翔本体は、 前記飛翔本体と前記ロケットモータとを分離するときに
前記飛翔本体と前記ロケットモータとの間に放出する遮
断物体を備え、前記遮断物体は前記燃焼ガスの流れを遮
断する請求項1の分離型ロケット。 - 【請求項11】前記ロケットモータは、 前記飛翔本体と前記ロケットモータとを分離するときに
前記ロケットモータに空気抵抗を与える抵抗体を備える
請求項1の分離型ロケット。 - 【請求項12】前記飛翔本体と前記ロケットモータとを
分離するときに、前記燃焼ガスの流れは前記飛翔本体と
前記ロケットモータの共通中心線に対して非対称化され
る請求項1の分離型ロケット。 - 【請求項13】ロケットモータを飛翔本体から分離する
ステップと、 前記ステップの後に、前記ロケットモータから燃焼ガス
を逆噴射するステップとを含む分離型ロケットの分離方
法。 - 【請求項14】前記燃焼ガスは前記飛翔本体と前記ロケ
ットモータの共通中心線に対して対称化される請求項1
3の分離型ロケットの分離方法。 - 【請求項15】前記燃焼ガスは前記飛翔本体と前記ロケ
ットモータの共通中心線に対して極端に非対称化される
請求項14の分離型ロケットの分離方法。 - 【請求項16】前記燃焼ガスは分離の直後に前記飛翔本
体と前記ロケットモータの共通中心線に対して対称化さ
れ更にその後に極端に非対称化される請求項13の分離
型ロケットの分離方法。 - 【請求項17】前記燃焼ガスは分離の直後に前記飛翔本
体と前記ロケットモータの共通中心線に対して極端に非
対称化され更にその後に対称化される請求項13の分離
型ロケットの分離方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002020745A JP2003222500A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | 分離型ロケット、及び、分離型ロケットの分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002020745A JP2003222500A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | 分離型ロケット、及び、分離型ロケットの分離方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003222500A true JP2003222500A (ja) | 2003-08-08 |
Family
ID=27744160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002020745A Withdrawn JP2003222500A (ja) | 2002-01-29 | 2002-01-29 | 分離型ロケット、及び、分離型ロケットの分離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003222500A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013024034A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-02-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 燃焼ガス供給制御機構 |
CN113008088A (zh) * | 2021-04-13 | 2021-06-22 | 蓝箭航天空间科技股份有限公司 | 一种运载火箭反推装置及运载火箭 |
-
2002
- 2002-01-29 JP JP2002020745A patent/JP2003222500A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013024034A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-02-04 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 燃焼ガス供給制御機構 |
US9261048B2 (en) | 2011-07-14 | 2016-02-16 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Combustion gas supply control device |
CN113008088A (zh) * | 2021-04-13 | 2021-06-22 | 蓝箭航天空间科技股份有限公司 | 一种运载火箭反推装置及运载火箭 |
CN113008088B (zh) * | 2021-04-13 | 2022-03-04 | 蓝箭航天空间科技股份有限公司 | 一种运载火箭反推装置及运载火箭 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |