JP2003220727A - 画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体およびプログラム - Google Patents

画像処理装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体およびプログラム

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JP2003220727A
JP2003220727A JP2002022037A JP2002022037A JP2003220727A JP 2003220727 A JP2003220727 A JP 2003220727A JP 2002022037 A JP2002022037 A JP 2002022037A JP 2002022037 A JP2002022037 A JP 2002022037A JP 2003220727 A JP2003220727 A JP 2003220727A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー節約モード時における発光部の駆動制
御を単純にする一方、文字や細線については、間引き処
理や濃度変換処理による途切れの防止を可能とすること
である。 【解決手段】 入力される画像データに対して色変換処
理を施された画像データに対して、濃度補正処理部10
3が印刷モード選択部101において選択された印刷モ
ードに応じた異なる濃度補正処理を行い、該補正処理が
施された画像データに対して、疑似中間調処理部104
により所定の疑似中間調処理を施したドットデータを生
成した後、該生成されるドットデータに対してパルス幅
変調処理部105により選択された印刷モードに応じて
異なるパルス幅変調テーブルを用いてパルス幅変調処理
を行い前記発光部に印加すべきパルスデータを生成する
構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光部からの光ビ
ームにより感光体上に形成される階調画像をトナーを用
いて形成可能な画像形成装置に対して、入力される画像
データから所定の画像処理を施すことにより出力すべき
パルスデータを生成する画像処理装置および画像処理方
法およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体および
プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザビーム露光式のレーザプリ
ンタに代表される電子写真式の画像形成装置において、
トナーの消費量を削減することを目的としたトナー節約
モード機能を備えたものが知られており、その機能実現
のためのさまざまな方法が提案されている。
【0003】例えば、トナー節約モードが選択された場
合、画像全体に網掛け処理を施しドットの間引き処理を
行ったり、ラインの間引きを行ったりすることによって
トナーの消費量を節約する方法が考えられている。
【0004】また、印刷の際に行われる色変換処理、例
えばRGBのデータをCMYKに変換する処理におい
て、トナー節約モードが選択されている場合には通常の
印刷と異なった色変換処理を行い、出力濃度を落とすこ
とによってトナーの節約を行う手法もある。
【0005】他にも通常印刷モード用とトナー節約モー
ド用にレーザダイオードの電源の制御パターンをそれぞ
れ設け、トナー節約モードが選択された場合に電源の制
御パターンを通常印刷モード用からトナー節約モード用
のものに切り替えてレーザダイオードの駆動電流を減少
させ、光強度変調を行うことでトナーの消費を節約する
ようにする手法もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ドットやラインの間引きを行う例においては、データを
間引いたことによって、小さいフォントの文字や細線等
が途切れ、印刷の品質が低下してしまう場合がある。
【0007】また、色変換処理によって出力濃度を落と
す例においても、濃度が下がってしまったことによっ
て、その後に行われる疑似中間調処理により、細線等が
途切れてしまい印刷品質が低下する場合がある。
【0008】また、レーザダイオードの駆動する電源を
制御する例では、実現には駆動電流の細かい制御が困難
であるという問題があった。
【0009】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、入力される画像デー
タに対して色変換処理を行い、該変換処理を施された画
像データに対して、前記印刷モード選択手段において選
択された印刷モードに応じた異なる濃度補正処理を行
い、該補正処理が施された画像データに対して、所定の
疑似中間調処理を施したドットデータを生成した後、該
生成されるドットデータに対して、選択された印刷モー
ドに応じて異なるパルス幅変調テーブルを用いてパルス
幅変調処理を行い前記発光部に印加すべきパルスデータ
を生成することで、発光部の駆動制御を単純にする一
方、文字や細線については、間引き処理や色変換処理に
よる途切れの防止を可能とし、自然画像についても画像
の品質を落とさずに、消費するトナーの量を節約した印
刷を行うことができる画像処理装置および画像処理方法
およびコンピュータが読み取り可能な記憶媒体およびプ
ログラムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、発光部からの光ビームにより感光体上に形成される
階調画像を顕画剤を用いて形成可能な画像形成装置に対
して、入力される画像データから所定の画像処理を施す
ことにより出力すべきパルスデータを生成する画像処理
装置であって、前記画像形成装置の印刷モードとして、
画像形成の際に消費する顕画剤の量を節約する為の節約
モードを設定する設定手段(図1に示す印刷モード選択
部101に相当)と、前記入力される画像データに対
し、前記設定手段により設定された節約モードに対応し
た濃度補正処理を行う濃度補正処理手段(図1に示す濃
度補正処理部103に相当)と、前記濃度補正処理手段
により濃度補正処理された入力画像データに、前記設定
手段に設定された節約モードに応じて異なるパルス幅変
調テーブルを用いてパルス幅変調処理を行い、前記発光
部に印加すべきパルスデータを生成するパルス幅変調処
理手段(図1に示すパルス幅変調処理部105に相当)
とを有することを特徴とする。
【0011】本発明に係る第2の発明は、発光部からの
光ビームにより感光体上に形成される階調画像を顕画剤
を用いて形成可能な画像形成装置に対して、入力される
画像データから所定の画像処理を施すことにより出力す
べきパルスデータを生成する画像処理方法であって、前
記画像形成装置の印刷モードとして、画像形成の際に消
費する顕画剤の量を節約する為の節約モードを設定し
(図7に示すステップ(701))、前記入力される画
像データに対し、前記設定された節約モードに対応した
濃度補正処理を行い(図7に示すステップ(704),
(706))、前記濃度補正処理された入力画像データ
に、前記設定された節約モードに応じて異なるパルス幅
変調テーブルを用いてパルス幅変調処理を行い、前記発
光部に印加すべきパルスデータを生成する(図7に示す
ステップ(708)〜(710))ことを特徴とする。
【0012】本発明に係る第3の発明は、発光部からの
光ビームにより感光体上に形成される階調画像を顕画剤
を用いて形成可能な画像形成装置に対して、入力される
画像データから所定の画像処理を施すことにより出力す
べきパルスデータを生成する画像処理装置に、前記画像
形成装置の印刷モードとして、画像形成の際に消費する
顕画剤の量を節約する為の節約モードを設定するステッ
プ(図7に示すステップ(701))と、前記入力され
る画像データに対し、前記設定された節約モードに対応
した濃度補正処理を行うステップ(図7に示すステップ
(704),(706))と、前記濃度補正処理された
入力画像データに、前記設定された節約モードに応じて
異なるパルス幅変調テーブルを用いてパルス幅変調処理
を行い、前記発光部に印加すべきパルスデータを生成す
るステップ(図7に示すステップ(708)〜(71
0))とを含む画像処理方法を実現するプログラムを記
憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であるこ
とを特徴とする。
【0013】本発明に係る第4の発明は、発光部からの
光ビームにより感光体上に形成される階調画像を顕画剤
を用いて形成可能な画像形成装置に対して、入力される
画像データから所定の画像処理を施すことにより出力す
べきパルスデータを生成する画像処理装置に、前記画像
形成装置の印刷モードとして、画像形成の際に消費する
顕画剤の量を節約する為の節約モードを設定するステッ
プ(図7に示すステップ(701))と、前記入力され
る画像データに対し、前記設定された節約モードに対応
した濃度補正処理を行うステップ(図7に示すステップ
(704),(706))と、前記濃度補正処理された
入力画像データに、前記設定された節約モードに応じて
異なるパルス幅変調テーブルを用いてパルス幅変調処理
を行い、前記発光部に印加すべきパルスデータを生成す
るステップ(図7に示すステップ(708)〜(71
0))とを含む画像処理方法を実現するプログラムであ
ることを特徴とする。
【0014】本発明に係る第5の発明は、発光部からの
光ビームにより感光体上に形成される階調画像をトナー
を用いて形成可能な画像形成装置に対して、入力される
画像データから所定の画像処理を施すことにより出力す
べきパルスデータを生成する画像処理装置であって、前
記画像形成装置の印刷モードとして、画像形成の際に消
費するトナーの量を節約するトナー節約モードあるいは
通常の印刷モードのいずれかを選択する印刷モード選択
手段(図1に示す印刷モード選択部101に相当)と、
前記入力される画像データに対して色変換処理を行う色
変換処理手段(図1に示す色変換処理部102に相当)
と、前記色変換処理手段により色変換処理を施された画
像データに対して、前記印刷モード選択手段において選
択された印刷モードに応じた異なる濃度補正処理を行う
濃度補正処理手段(図1に示す濃度補正処理部103に
相当)と、前記濃度補正処理手段において補正処理が施
された画像データに対して、所定の疑似中間調処理を施
したドットデータを生成する疑似中間調処理手段(図1
に示す議事中間調処理部104に相当)と、前記疑似中
間調処理手段により生成されるドットデータに対して、
前記印刷モード選択手段において選択された印刷モード
に応じて異なるパルス幅変調テーブルを用いてパルス幅
変調処理を行い、前記発光部に印加すべきパルスデータ
を生成するパルス幅変調処理手段(図1に示すパルス幅
変調処理部105に相当)とを有することを特徴とす
る。
【0015】本発明に係る第6の発明は、前記濃度補正
処理手段は、前記印刷モード選択手段によりトナー節約
モードが選択された場合に、画像形成の際に消費するト
ナーの量を節約するトナー節約モードに対して設定され
る単一のトナー節約モード濃度補正テーブルを参照し
て、前記色変換処理手段により色変換処理を施された画
像データに対して濃度補正処理を行うことを特徴とす
る。
【0016】本発明に係る第7の発明は、前記濃度補正
処理手段は、前記印刷モード選択手段によりトナー節約
モードが選択された場合に、前記単一のトナー節約モー
ド濃度補正テーブルを参照して濃度補正処理を施した後
に、更に、通常印刷モードと同じ濃度補正処理を施すこ
とを特徴とする。
【0017】本発明に係る第8の発明は、前記パルス幅
変調処理手段は、前記印刷モード選択手段によりトナー
節約モードが選択された場合に、画像形成の際に消費す
るトナーの量を節約するトナー節約モードに対して設定
されるパルス幅変調テーブルを用いて、前記疑似中間調
処理手段により得られた前記発光部に出力すべきドット
データに対してパルス幅変調処理を行うことを特徴とす
る。
【0018】本発明に係る第9の発明は、前記パルス幅
変調処理手段は、パルス幅変調処理の際に参照するパル
ス幅変調テーブルが2値以上の多値ドットデータを光照
射時間が異なるパルスデータに変調することを特徴とす
る。
【0019】本発明に係る第10の発明は、前記トナー
節約モード用のパルス幅変調テーブルにより設定される
パルスデータは、通常印刷モード用のパルス幅変調テー
ブルにより設定されるパルスデータよりも幅が細くなる
ように設定されることを特徴とする。
【0020】本発明に係る第11の発明は、前記発光部
は、半導体レーザ素子であることを特徴とする。
【0021】本発明に係る第12の発明は、前記画像形
成装置は、モノクロまたはカラー画像を形成可能とする
ことを特徴とする。
【0022】本発明に係る第13の発明は、発光部から
の光ビームにより感光体上に形成される階調画像をトナ
ーを用いて形成可能な画像形成装置に対して、入力され
る画像データから所定の画像処理を施すことにより出力
すべきパルスデータを生成する画像処理装置における画
像処理方法であって、前記画像形成装置の印刷モードと
して、画像形成の際に消費するトナーの量を節約するト
ナー節約モードあるいは通常の印刷モードのいずれかを
選択する印刷モード選択ステップ(図7に示すステップ
(701))と、前記入力される画像データに対して色
変換処理を行う色変換処理ステップ(図7に示すステッ
プ(703))と、前記色変換処理ステップにより色変
換処理を施された画像データに対して、前記印刷モード
選択ステップにおいて選択された印刷モードに応じた異
なる濃度補正処理を行う濃度補正処理ステップ(図7に
示すステップ(704),(706))と、前記濃度補
正処理ステップにおいて補正処理が施された画像データ
に対して、所定の疑似中間調処理を施したドットデータ
を生成する疑似中間調処理ステップ(図7に示すステッ
プ(707))と、前記疑似中間調処理ステップにより
生成されるドットデータに対して、前記印刷モード選択
ステップにおいて選択された印刷モードに応じて異なる
パルス幅変調テーブルを用いてパルス幅変調処理を行
い、前記発光部に印加すべきパルスデータを生成するパ
ルス幅変調処理ステップ(図7に示すステップ(70
8)〜(710))とを有することを特徴とする。
【0023】本発明に係る第14の発明は、前記濃度補
正処理ステップは、前記印刷モード選択ステップにより
トナー節約モードが選択された場合に、画像形成の際に
消費するトナーの量を節約するトナー節約モードに対し
て設定される単一のトナー節約モード濃度補正テーブル
を参照して、前記色変換処理ステップにより色変換処理
を施された画像データに対して濃度補正処理を行うこと
を特徴とする。
【0024】本発明に係る第15の発明は、前記濃度補
正処理ステップは、前記印刷モード選択ステップにより
トナー節約モードが選択された場合に、前記単一のトナ
ー節約モード濃度補正テーブルを参照して濃度補正処理
を施した後に、更に、通常印刷モードと同じ濃度補正処
理を施すことを特徴とする。
【0025】本発明に係る第16の発明は、前記パルス
幅変調処理ステップは、前記印刷モード選択ステップに
よりトナー節約モードが選択された場合に、画像形成の
際に消費するトナーの量を節約するトナー節約モードに
対して設定されるパルス幅変調テーブルを用いて、前記
疑似中間調処理ステップにより得られた前記発光部に出
力すべきドットデータに対してパルス幅変調処理を行う
ことを特徴とする。
【0026】本発明に係る第17の発明は、前記パルス
幅変調処理ステップは、パルス幅変調処理の際に参照す
るパルス幅変調テーブルが2値以上の多値ドットデータ
を光照射時間が異なるパルスデータに変調することを特
徴とする。
【0027】本発明に係る第18の発明は、前記トナー
節約モード用のパルス幅変調テーブルにより設定される
パルスデータは、通常印刷モード用のパルス幅変調テー
ブルにより設定されるパルスデータよりも幅が細くなる
ように設定されることを特徴とする。
【0028】本発明に係る第19の発明は、前記発光部
は、半導体レーザ素子であることを特徴とする。
【0029】本発明に係る第20の発明は、前記画像形
成装置は、モノクロまたはカラー画像を形成可能とする
ことを特徴とする。
【0030】本発明に係る第21の発明は、第13〜第
20の発明のいずれかの画像処理方法を実現するプログ
ラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体
であることを特徴とする。
【0031】本発明に係る第22の発明は、第13〜第
20の発明のいずれかの画像処理方法を実現するプログ
ラムであることを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
の説明をする。
【0033】図1は、本発明の一実施形態を示す画像処
理装置の構成を説明するブロック図であり、装置例とし
ては、例えばデジタル電子写真複写機、レーザプリン
タ、ファクシミリといったトナーを用いた電子写真式の
カラーまたはモノクロの画像処理装置に対応する。
【0034】図1において、100は画像データ入力端
子であり、印刷される画像データはこれより入力され
る。なお画像データの入力方法は、本発明に係る画像処
理装置に接続されたPC上でドライバ等のアプリケーシ
ョンを通して送る方法であっても、スキャナユニットを
用いることによりスキャンすることによって得る方法
等、その手段は問わない。
【0035】101は印刷モード選択部であり、ここで
は印刷を行う際に、通常印刷モードを選択することによ
り通常のトナー消費量の印刷を行うか、トナー節約モー
ドを選択することによりトナーの消費量を抑えた印刷を
行うかを選択する。
【0036】なお、ユーザーが行う印刷選択手段である
が、本発明に係る画像処理装置に接続されたPC上でド
ライバ等のアプリケーションより選択しても構わない
し、装置自身に取り付けられたパネル等から選択する
等、該印刷選択手段の方法は問わない。
【0037】102は色変換処理部であり、ここでは画
像データ入力端子100より得られた入力画像データに
ついて対象にしている画像処理装置に適したデータに変
換する。例として、入力がRGBデータであり、画像処
理装置が一般的なCMYKのトナーを用いたカラープリ
ンタである場合、RGBからCMYKへの変換処理やマ
スキング処理、UCR(Under Color Re
moval)処理はここで行われる。なお、これらの処
理についてはさまざまな手法が広く知られており、ここ
では詳しい手法については言及しない。
【0038】103は濃度補正処理部であり、色変換処
理部102で処理されたデータに関して濃度特性の補正
処理を行う。104は疑似中間調処理部であり、濃度補
正されたデータはここで疑似中間調処理が施される。
【0039】なお、疑似階調処理には濃度パターン法、
組織的ディザ法、誤差拡散法等さまざまな手法が提案さ
れているが、本発明にはその手法は問わない。
【0040】なお、ここで処理される手法の濃度特性に
応じた濃度補正処理が先に濃度補正処理部103で施さ
れている。
【0041】105はパルス幅変調処理部であり、ここ
で疑似中間調処理によって得られたドットデータについ
て、レーザの照射時間に相当するパルスデータに変調処
理を行う。ドットデータとパルスデータの対応付けは印
刷モード選択手段によって選択された印刷モードに応じ
たパルス幅変調テーブルを参照することによって行われ
る。106はパルスデータ出力端子であり、ここで出力
されるパルスデータに応じてレーザの照射が行われ、画
像が潜像される。
【0042】図2は、図1に示した濃度補正処理部10
3の構成を説明するブロック図であり、図1と同一のも
のには同一の符号を付してある。
【0043】図2において、201はセレクタで、色変
換処理部102より色変換処理により色変換されたデー
タが入力されると、該入力されたデータは印刷モード選
択部101より選択された印刷モードの情報に基づい
て、処理の分岐が行われる。すなわち、セレクタ201
により通常印刷モードが選択された場合には、通常印刷
モード濃度補正処理部202で濃度補正テーブル203
を参照し、データが濃度補正処理されるのに対し、セレ
クタ201によりトナー節約モードが選択された場合に
は、一旦トナー節約モード濃度補正処理部204でトナ
ー節約モード濃度補正テーブル205を参照にして濃度
補正処理を行った後、通常印刷モードと同様の濃度補正
処理が通常印刷モード濃度補正処理部202で行われ
る。
【0044】通常印刷モード濃度補正処理部202にお
いては一般的に、この後の処理である濃度補正テーブル
部203で用いられる処理方法に応じて複数の濃度補正
テーブルAMDTA1〜AMDTA3……から1つのテ
ーブルを参照にして補正処理をされることが多い。
【0045】なお、疑似中間調処理としてディザ法を用
いる場合を例にして通常印刷モード濃度補正処理の説明
を以下に記述する。
【0046】一般的にディザ処理を行う場合にはグラデ
ーションデータや自然画像データの画像形成に適する階
調を優先したディザと、テキストやグラフィックの画像
形成に適する解像度を優先したディザとを使いわける場
合が多い。
【0047】ここでディザを使いわける場合、それぞれ
のディザにより出力の濃度特性が異なることが知られて
おり、ディザごとにそのディザに対応した濃度補正処理
を行う必要がある。
【0048】すなわち、通常印刷モード濃度補正処理に
おいては参照される濃度補正テーブルもディザに応じて
選択されるようになっている。
【0049】図3,図4は、本発明に係る画像処理装置
における濃度補正処理時の濃度補正特性を説明する図で
あり、横軸は入力データを示し、縦軸は出力濃度を示
す。なお、図3は、通常印刷モード時の濃度補正特性を
示し、図4は、トナー節約モード時の濃度補正特性を示
す。
【0050】図3において、入力データに対してあるデ
ィザ処理を施した場合の出力濃度の特性を示したものが
線301で示されたものである。ここで補正後の濃度特
性を入力データに対してリニアになるような、すなわ
ち、点線303になるような補正処理を考えた場合、線
302で示されるような濃度補正テーブルが参照される
ことになる。
【0051】本実施形態において、トナー節約モードが
選択された場合、後述するようにレーザのパルス幅変調
について通常印刷モードと異なったトナー節約モード用
のパルス幅変調を行う。その際、同じディザ処理を施し
たデータを変調した場合でも通常印刷モードとトナー節
約モードのパルス幅変調では、図4に示すような出力濃
度特性が異なっていることがわかっている。
【0052】つまり、あるデータにディザ処理を行い同
一のドットデータに対して、線401は通常印刷モード
用のパルス幅変調を行った際の濃度特性であり、線40
2はトナー節約モード用のパルス幅変調を行った際の濃
度特性である。
【0053】そして、同一入力データにおいて、線40
1に対して線402の濃度値が下がっているのはパルス
幅変調方法がトナー節約モード時には、通常印刷モード
時に対してパルスデータの幅が細くなっており、その結
果レーザ照射時間が減りトナーの載り量が減ったためで
ある。これはすなわちトナーの消費量を節約しているこ
とを意味する。
【0054】図4に示すように、両者の濃度特性は異な
ったものであり、トナー節約モードに関しても濃度特性
をリニアになるように、すなわち点線403になるよう
補正するには線404のようなトナー節約モード用のパ
ルス幅変調時の濃度補正テーブルを参照する必要があ
る。
【0055】実際には各ディザについてそれぞれトナー
節約モード用の濃度補正テーブルを持つことはリソース
的にも有効であるとは言えない。
【0056】そこで、本実施形態では、ディザ処理を施
しトナー節約モード用のパルス幅変調を行う際の濃度補
正処理において、ディザの濃度特性と、パルス幅変調の
濃度特性とを分け、それぞれについての濃度補正処理を
行うようにする。
【0057】従って、トナー節約モード選択時の濃度補
正処理は、まずトナー節約モード用濃度補正テーブルを
参照としたトナー節約モード濃度補正処理が施され、次
に、濃度通常印刷モードと同様に適応されるべきディザ
に応じた濃度補正テーブルを参照した通常印刷モード補
正処理が施される。
【0058】ここで、上記にあるように通常印刷モード
の濃度補正処理においては、1または複数種類の濃度補
正テーブル中から1つを参照するが、トナー節約モード
における濃度補正テーブルは1種類である。
【0059】図5は、図1に示したパルス幅変調処理部
105の構成を説明するブロック図であり、図1と同一
のものには同一の符号を付してある。
【0060】図5において、疑似中間調処理を行い得ら
れたドットデータについて、印刷モード選択部101で
選択された印刷モードに応じて、パルス幅変調テーブル
切り替え部502により、パルス幅変調部501による
パルス幅変調処理の際に参照とするパルス幅変調テーブ
ルが切り替えられる。すなわち、印刷モードが通常印刷
モードであれば通常印刷モード用パルス幅変調テーブル
503を参照とし、トナー節約モードであればトナー節
約モード用パルス幅変調テーブル504を参照とする。
【0061】図6は、図5に示した通常印刷モード用パ
ルス幅変調テーブル503,トナー節約モード用パルス
幅変調テーブル504による入力階調とレーザビーム照
射時間との関係を説明する図であり、例としてドットデ
ータが4階調である場合の、パルス幅変調を行う際の参
照するパルス幅変調テーブルを示している。
【0062】すなわち、ドットデータが4階調である場
合、図6に示したように1ドット当たりに入力階調に応
じた照射時間レーザを照射する。
【0063】図6において、601は通常印刷モード用
のパルス幅変調テーブル、602はトナー節約モード用
のパルス幅変調テーブルである。
【0064】図6に示すようにすべての階調の変調に関
して、パルスデータの幅は通常モードよりトナー節約モ
ードが細くなるように設定する。
【0065】なお、図6の例ではドット中におけるパル
スの書き出し位置をドット中央としているが、これは一
意に決まることではなく、左に寄せたり、右に寄せたり
したりすることで画像形成に縦縞やムラ等の印字品質の
低下を防ぐようなテーブルを設定しても構わない。
【0066】このように上記2つのあらかじめ設定され
たパルス幅調整テーブル601,602を切り替えて用
いることによって、通常印刷モードであれば通常印刷モ
ード用のパルス幅調整テーブル601を、トナー節約モ
ードであればトナー節約モード用のパルス幅調整テーブ
ル602を参照することによって、トナーの節約画像処
理を実現することが出来る。
【0067】図7は、本発明に係る画像処理装置におけ
る画像処理手順の一例を示すフローチャートである。な
お、(701)〜(712)は各ステップを示す。
【0068】先ず、印刷モード選択部101により印刷
モードが選択されるのを待ち(701)、印刷モードが
選択されたら、画像データ入力端子100より画像デー
タが入力されるのを待ち(702)、画像データが入力
されたら、入力画像データに対して色変換処理を行う
(703)。
【0069】そして、印刷モード選択部101により選
択された印刷モードがトナー節約モードであるか否かを
判断して(704)、選択された印刷モードがトナー節
約モードであると判断した場合には、トナー節約モード
濃度補正処理部204が単一のトナー節約モード濃度補
正テーブル205を参照して色変換処理された画像デー
タに濃度補正処理を行い(705)更に通常印刷モード
濃度補正処理部202が濃度補正テーブル203を参照
として濃度補正処理を行う(706)。
【0070】一方、ステップ(704)で、選択された
印刷モードがトナー節約モードではなく、通常の印刷モ
ードであると判断した場合には、通常印刷モード濃度補
正処理部202が複数ある濃度補正テーブル203のう
ち一つの補正テーブルを参照して色変換処理された画像
データに濃度補正処理を行い(706)、ステップ(7
07)へ進む。
【0071】そして、ステップ(707)では、疑似中
間調処理部104が濃度補正された画像データに対し
て、例えばディザにより疑似中間調処理を施す。
【0072】次に、印刷モード選択部101により選択
された印刷モードがトナー節約モードであるか否かを判
断して(708)、選択された印刷モードがトナー節約
モードであると判断した場合には、パルス幅変調処理部
105がトナー節約モード用パルス幅変調テーブル50
4を参照して、発光部に対して印加すべきパルスデータ
を生成する(709)。
【0073】一方、ステップ(708)で、選択された
印刷モードがトナー節約モードではなく、通常の印刷モ
ードであると判断した場合には、パルス幅変調処理部1
05が通常印刷モード用パルス幅変調テーブル503を
参照して、発光部に対して印加すべきパルスデータを生
成して(710)、ステップ(711)へ進む。
【0074】そして、ステップ(711)において、生
成されたパルスデータをパルスデータ出力端子106よ
り発光部に出力する。
【0075】次に、画像データが終了しているか否かを
判断して(712)、画像データが終了していると判断
した場合には、処理を終了し、画像データがあると判断
した場合には、ステップ(702)へ戻る。
【0076】これにより、トナー節約モードの際には通
常印刷を行う際のパルス幅変調とは異なるあらかじめ設
定されたパルス幅変調を行うことで1ドットあたりのト
ナーの載り量を削減し、レーザの駆動制御を単純にする
一方、文字や細線については従来の間引き処理や色変換
処理による途切れの防止を可能とし、更にトナー節約モ
ード用の濃度補正処理を施すことによって、自然画像等
についても画像の品質を落とさず印刷を行うことが可能
である。
【0077】以上の実施形態においては、トナー節約モ
ードの際には通常印刷を行う際のパルス幅変調とは異な
るあらかじめ設定されたパルス幅変調を行うことで1ド
ットあたりのトナーの載り量を削減し、レーザの駆動制
御を単純にする一方、文字や細線については従来の間引
き処理や色変換処理による途切れの防止を可能とし、更
にトナー節約モード用の濃度補正処理を施すことによっ
て、自然画像等についても画像の品質を落とさず印刷を
行う例が開示されたが、トナー節約モード以外のモード
についてはどのような処理を行っても本願発明に含まれ
る。
【0078】また、本実施形態においては、顕画剤とし
てトナーを用いる画像形成装置について説明したが、本
発明においては紛体トナーに限らず、液体トナーを用い
ても良い。
【0079】また、本実施形態においては、カラー画像
形成を行う装置が開示され、色変換処理を実行する例が
開示されているが、本発明においてはカラー画像形成を
行う装置に限らず、モノクロ画像など、単色の画像形成
を行う装置、あるいは色変換処理を実行しない装置のた
めの画像処理においても適用することができる。
【0080】また、本実施形態においては、所定の疑似
中間調処理を施したドットデータを得てからパルス幅変
調を行う装置が開示されているが、疑似中間調処理を施
したドットデータを得ないでパルス幅変調を行う装置で
も本発明を適用することができる。
【0081】以下、図8に示すメモリマップを参照して
本発明に係る画像処理装置を適用可能な画像処理システ
ムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成につい
て説明する。
【0082】図8は、本発明に係る画像処理装置を適用
可能な画像処理システムで読み出し可能な各種データ処
理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明
する図である。
【0083】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0084】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0085】本実施形態における7に示す機能が外部か
らインストールされるプログラムによって、ホストコン
ピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場
合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒
体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒
体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給され
る場合でも本発明は適用されるものである。
【0086】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0087】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0088】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードデ
ィスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,
CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0089】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0090】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
入力される画像データに対して色変換処理を行い、該変
換処理を施された画像データに対して、前記印刷モード
選択手段において選択された印刷モードに応じた異なる
濃度補正処理を行い、該補正処理が施された画像データ
に対して、所定の疑似中間調処理を施したドットデータ
を生成した後、該生成されるドットデータに対して、選
択された印刷モードに応じて異なるパルス幅変調テーブ
ルを用いてパルス幅変調処理を行い発光部に印加すべき
パルスデータを生成することで、発光部の駆動制御を単
純にする一方、文字や細線については、間引き処理や色
変換処理による途切れの防止を可能とし、自然画像につ
いても画像の品質を落とさず消費するトナーの量を節約
した印刷を行うことができるという効果を奏する。
【0092】また、入力される画像データに対して設定
された節約モードに応じた濃度補正処理を行い、該補正
処理が施された画像データに対して、選択された印刷モ
ードに応じて異なるパルス幅変調テーブルを用いてパル
ス幅変調処理を行い発光部に印加すべきパルスデータを
生成することで、発光部の駆動制御を単純にする一方、
文字や細線については、間引き処理や色変換処理による
途切れの防止を可能とし、自然画像についても画像の品
質を落とさず消費するトナーの量を節約した印刷を行う
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す画像処理装置の構成
を説明するブロック図である。
【図2】図1に示した濃度補正処理部の構成を説明する
ブロック図である。
【図3】本発明に係る画像処理装置における濃度補正処
理時の濃度補正特性を説明する図である。
【図4】本発明に係る画像処理装置における濃度補正処
理時の濃度補正特性を説明する図である。
【図5】図1に示したパルス幅変調処理部の構成を説明
するブロック図である。
【図6】図5に示した通常印刷モード用パルス幅変調テ
ーブル,トナー節約モード用パルス幅変調テーブルによ
る入力階調とレーザビーム照射時間との関係を説明する
図である。
【図7】本発明に係る画像処理装置における画像処理手
順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る画像処理装置を適用可能な画像処
理システムで読み出し可能な各種データ処理プログラム
を格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図であ
る。
【符号の説明】
101 印刷モード選択部 102 色変換処理部 103 濃度補正処理部 104 議事中間庁処理部 105 パルス幅変調処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/23 103 H04N 1/40 101E 5C077 1/405 D 5C079 1/407 1/46 Z 1/46 1/40 B 1/60 Fターム(参考) 2C362 CA02 CA03 CA09 CA14 CA18 CA30 CB63 2H027 DA07 EA02 EB03 EB04 EC20 EE07 EE08 EF09 FA30 FA35 FB06 FB15 ZA07 2H030 AA03 AD07 AD13 BB02 BB13 BB63 2H076 AB05 AB75 DA19 5C074 AA02 AA08 BB26 DD01 DD07 DD11 DD16 EE02 FF15 5C077 MP01 MP08 NN08 NN17 NN19 PP15 PP32 PP33 PP37 PQ23 RR10 TT03 5C079 HB01 HB03 HB12 KA17 LA12 LC04 LC20 MA04 PA03

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光部からの光ビームにより感光体上に
    形成される階調画像を顕画剤を用いて形成可能な画像形
    成装置に対して、入力される画像データから所定の画像
    処理を施すことにより出力すべきパルスデータを生成す
    る画像処理装置であって、 前記画像形成装置の印刷モードとして、画像形成の際に
    消費する顕画剤の量を節約する為の節約モードを設定す
    る設定手段と、 前記入力される画像データに対し、前記設定手段により
    設定された節約モードに対応した濃度補正処理を行う濃
    度補正処理手段と、 前記濃度補正処理手段により濃度補正処理された入力画
    像データに、前記設定手段に設定された節約モードに応
    じて異なるパルス幅変調テーブルを用いてパルス幅変調
    処理を行い、前記発光部に印加すべきパルスデータを生
    成するパルス幅変調処理手段とを有することを特徴とす
    る画像処理装置。
  2. 【請求項2】 発光部からの光ビームにより感光体上に
    形成される階調画像を顕画剤を用いて形成可能な画像形
    成装置に対して、入力される画像データから所定の画像
    処理を施すことにより出力すべきパルスデータを生成す
    る画像処理方法であって、 前記画像形成装置の印刷モードとして、画像形成の際に
    消費する顕画剤の量を節約する為の節約モードを設定
    し、 前記入力される画像データに対し、前記設定された節約
    モードに対応した濃度補正処理を行い、 前記濃度補正処理された入力画像データに、前記設定さ
    れた節約モードに応じて異なるパルス幅変調テーブルを
    用いてパルス幅変調処理を行い、前記発光部に印加すべ
    きパルスデータを生成することを特徴とする画像処理方
    法。
  3. 【請求項3】 発光部からの光ビームにより感光体上に
    形成される階調画像を顕画剤を用いて形成可能な画像形
    成装置に対して、入力される画像データから所定の画像
    処理を施すことにより出力すべきパルスデータを生成す
    る画像処理装置に、 前記画像形成装置の印刷モードとして、画像形成の際に
    消費する顕画剤の量を節約する為の節約モードを設定す
    るステップと、 前記入力される画像データに対し、前記設定された節約
    モードに対応した濃度補正処理を行うステップと、 前記濃度補正処理された入力画像データに、前記設定さ
    れた節約モードに応じて異なるパルス幅変調テーブルを
    用いてパルス幅変調処理を行い、前記発光部に印加すべ
    きパルスデータを生成するステップとを含む画像処理方
    法を実現するプログラムを記憶したコンピュータが読み
    取り可能な記憶媒体。
  4. 【請求項4】 発光部からの光ビームにより感光体上に
    形成される階調画像を顕画剤を用いて形成可能な画像形
    成装置に対して、入力される画像データから所定の画像
    処理を施すことにより出力すべきパルスデータを生成す
    る画像処理装置に、 前記画像形成装置の印刷モードとして、画像形成の際に
    消費する顕画剤の量を節約する為の節約モードを設定す
    るステップと、 前記入力される画像データに対し、前記設定された節約
    モードに対応した濃度補正処理を行うステップと、 前記濃度補正処理された入力画像データに、前記設定さ
    れた節約モードに応じて異なるパルス幅変調テーブルを
    用いてパルス幅変調処理を行い、前記発光部に印加すべ
    きパルスデータを生成するステップとを含む画像処理方
    法を実現することを特徴とするプログラム。
  5. 【請求項5】 発光部からの光ビームにより感光体上に
    形成される階調画像をトナーを用いて形成可能な画像形
    成装置に対して、入力される画像データから所定の画像
    処理を施すことにより出力すべきパルスデータを生成す
    る画像処理装置であって、 前記画像形成装置の印刷モードとして、画像形成の際に
    消費するトナーの量を節約するトナー節約モードあるい
    は通常の印刷モードのいずれかを選択する印刷モード選
    択手段と、 前記入力される画像データに対して色変換処理を行う色
    変換処理手段と、 前記色変換処理手段により色変換処理を施された画像デ
    ータに対して、前記印刷モード選択手段において選択さ
    れた印刷モードに応じた異なる濃度補正処理を行う濃度
    補正処理手段と、 前記濃度補正処理手段において補正処理が施された画像
    データに対して、所定の疑似中間調処理を施したドット
    データを生成する疑似中間調処理手段と、 前記疑似中間調処理手段により生成されるドットデータ
    に対して、前記印刷モード選択手段において選択された
    印刷モードに応じて異なるパルス幅変調テーブルを用い
    てパルス幅変調処理を行い、前記発光部に印加すべきパ
    ルスデータを生成するパルス幅変調処理手段と、を有す
    ることを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記濃度補正処理手段は、前記印刷モー
    ド選択手段によりトナー節約モードが選択された場合
    に、画像形成の際に消費するトナーの量を節約するトナ
    ー節約モードに対して設定される単一のトナー節約モー
    ド濃度補正テーブルを参照して、前記色変換処理手段に
    より色変換処理を施された画像データに対して濃度補正
    処理を行うことを特徴とする請求項5記載の画像処理装
    置。
  7. 【請求項7】 前記濃度補正処理手段は、前記印刷モー
    ド選択手段によりトナー節約モードが選択された場合
    に、前記単一のトナー節約モード濃度補正テーブルを参
    照して濃度補正処理を施した後に、更に、通常印刷モー
    ドと同じ濃度補正処理を施すことを特徴とする請求項6
    記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記パルス幅変調処理手段は、前記印刷
    モード選択手段によりトナー節約モードが選択された場
    合に、画像形成の際に消費するトナーの量を節約するト
    ナー節約モードに対して設定されるパルス幅変調テーブ
    ルを用いて、前記疑似中間調処理手段により得られた前
    記発光部に出力すべきドットデータに対してパルス幅変
    調処理を行うことを特徴とする請求項5記載の画像処理
    装置。
  9. 【請求項9】 前記パルス幅変調処理手段は、パルス幅
    変調処理の際に参照するパルス幅変調テーブルが2値以
    上の多値ドットデータを光照射時間が異なるパルスデー
    タに変調することを特徴とする請求項5記載の画像処理
    装置。
  10. 【請求項10】 前記トナー節約モード用のパルス幅変
    調テーブルにより設定されるパルスデータは、通常印刷
    モード用のパルス幅変調テーブルにより設定されるパル
    スデータよりも幅が細くなるように設定されることを特
    徴とする請求項9記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記発光部は、半導体レーザ素子であ
    ることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記画像形成装置は、モノクロまたは
    カラー画像を形成可能とすることを特徴とする請求項5
    記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 発光部からの光ビームにより感光体上
    に形成される階調画像をトナーを用いて形成可能な画像
    形成装置に対して、入力される画像データから所定の画
    像処理を施すことにより出力すべきパルスデータを生成
    する画像処理装置における画像処理方法であって、 前記画像形成装置の印刷モードとして、画像形成の際に
    消費するトナーの量を節約するトナー節約モードあるい
    は通常の印刷モードのいずれかを選択する印刷モード選
    択ステップと、 前記入力される画像データに対して色変換処理を行う色
    変換処理ステップと、 前記色変換処理ステップにより色変換処理を施された画
    像データに対して、前記印刷モード選択ステップにおい
    て選択された印刷モードに応じた異なる濃度補正処理を
    行う濃度補正処理ステップと、 前記濃度補正処理ステップにおいて補正処理が施された
    画像データに対して、所定の疑似中間調処理を施したド
    ットデータを生成する疑似中間調処理ステップと、 前記疑似中間調処理ステップにより生成されるドットデ
    ータに対して、前記印刷モード選択ステップにおいて選
    択された印刷モードに応じて異なるパルス幅変調テーブ
    ルを用いてパルス幅変調処理を行い、前記発光部に印加
    すべきパルスデータを生成するパルス幅変調処理ステッ
    プと、を有することを特徴とする画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記濃度補正処理ステップは、前記印
    刷モード選択ステップによりトナー節約モードが選択さ
    れた場合に、画像形成の際に消費するトナーの量を節約
    するトナー節約モードに対して設定される単一のトナー
    節約モード濃度補正テーブルを参照して、前記色変換処
    理ステップにより色変換処理を施された画像データに対
    して濃度補正処理を行うことを特徴とする請求項13記
    載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記濃度補正処理ステップは、前記印
    刷モード選択ステップによりトナー節約モードが選択さ
    れた場合に、前記単一のトナー節約モード濃度補正テー
    ブルを参照して濃度補正処理を施した後に、更に、通常
    印刷モードと同じ濃度補正処理を施すことを特徴とする
    請求項14記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 前記パルス幅変調処理ステップは、前
    記印刷モード選択ステップによりトナー節約モードが選
    択された場合に、画像形成の際に消費するトナーの量を
    節約するトナー節約モードに対して設定されるパルス幅
    変調テーブルを用いて、前記疑似中間調処理ステップに
    より得られた前記発光部に出力すべきドットデータに対
    してパルス幅変調処理を行うことを特徴とする請求項1
    3記載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 前記パルス幅変調処理ステップは、パ
    ルス幅変調処理の際に参照するパルス幅変調テーブルが
    2値以上の多値ドットデータを光照射時間が異なるパル
    スデータに変調することを特徴とする請求項13記載の
    画像処理方法。
  18. 【請求項18】 前記トナー節約モード用のパルス幅変
    調テーブルにより設定されるパルスデータは、通常印刷
    モード用のパルス幅変調テーブルにより設定されるパル
    スデータよりも幅が細くなるように設定されることを特
    徴とする請求項17記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 前記発光部は、半導体レーザ素子であ
    ることを特徴とする請求項13記載の画像処理方法。
  20. 【請求項20】 前記画像形成装置は、モノクロまたは
    カラー画像を形成可能とすることを特徴とする請求項1
    3記載の画像処理方法。
  21. 【請求項21】 請求項13〜20のいずれかに記載の
    画像処理方法を実現するプログラムを記憶したことを特
    徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  22. 【請求項22】 請求項13〜20のいずれかに記載の
    画像処理方法を実現することを特徴とするプログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008085948A (ja) * 2006-09-29 2008-04-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、画像形成処理プログラム
JP2012045796A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
KR101224398B1 (ko) * 2007-02-15 2013-01-21 삼성전자주식회사 토너의 절약을 위한 화상형성장치 및 그 제어방법
US8995855B2 (en) 2009-11-30 2015-03-31 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Printing device that executes calibration at frequency suited to user demand

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