JP2003219757A - 反芻動物用咀嚼状況調査装置 - Google Patents

反芻動物用咀嚼状況調査装置

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JP2003219757A
JP2003219757A JP2002018741A JP2002018741A JP2003219757A JP 2003219757 A JP2003219757 A JP 2003219757A JP 2002018741 A JP2002018741 A JP 2002018741A JP 2002018741 A JP2002018741 A JP 2002018741A JP 2003219757 A JP2003219757 A JP 2003219757A
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masticatory
mastication
ruminant
motion
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JP2002018741A
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English (en)
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Tsukuhide Harada
証英 原田
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Harada Electronics Industry Co Ltd
Original Assignee
Harada Electronics Industry Co Ltd
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 咀嚼回数の計数や咀嚼時間の計時等の咀嚼状
況調査を容易に恒常的に行い得るようにすることにあ
る。 【解決手段】 反芻動物の咀嚼状況を調査するための装
置において、調査対象反芻動物に装着されてその調査対
象反芻動物の咀嚼動作を検出する咀嚼動作検出手段と、
前記咀嚼動作検出手段の検出結果を記録する咀嚼動作記
録手段と、を具えてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、牛や羊等の反芻
動物の咀嚼状況を調査するための装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】反芻動物における反芻行為は、生体情報
の宝庫である。すなわち、反芻動物の反芻時や採食時の
咀嚼回数や咀嚼時間等の咀嚼状況データからは反芻動物
の反芻胃中の状態を知ることができ、さらに、数日間の
連続した咀嚼状況データからは反芻胃の健康状態推定、
乳質の変化予測、給餌内容の調整等が可能になるので、
咀嚼状況データは、反芻動物の健康管理、乳質管理、給
餌管理等のために極めて有用である(例えば、ウィリア
ムマイヤー農業研究所発行の「デイリーアップデイト」
や、・・・発行の「畜産大百科」、・・・発行の「20
00年日本飼養標準」等参照)。それゆえ、咀嚼状況を
恒常的に調査することの必要性は、畜産農家等において
認識されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら咀嚼状況
を調査するには、従来は採食時や反芻時の咀嚼を人が目
視で観察して咀嚼回数を計数する必要があり、多くの時
間と手間を要するため、畜産農家等で働く人がその調査
を行うのは実際上困難であった。そして反芻動物は動き
まわることから、咀嚼回数を自動的に計数することは困
難と考えられて従来は試みられていなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】こ
の発明は、上記課題を有利に解決した装置を提供するこ
とを目的とするものであり、この発明の反芻動物用咀嚼
状況調査装置は、反芻動物の咀嚼状況を調査する装置に
おいて、調査対象反芻動物に装着されてその調査対象反
芻動物の咀嚼動作を検出する咀嚼動作検出手段と、前記
咀嚼動作検出手段の検出結果を記録する咀嚼動作記録手
段と、を具えてなるものである。
【0005】かかる装置にあっては、咀嚼動作検出手段
が、調査対象反芻動物に装着されてその調査対象反芻動
物の咀嚼動作を検出し、咀嚼動作記録手段が、前記咀嚼
動作検出手段の検出結果を記録する。
【0006】従って、この発明の咀嚼状況調査装置によ
れば、咀嚼動作検出手段が調査対象反芻動物に装着され
ていることから、調査対象反芻動物が動き回っても支障
なく咀嚼動作を自動的に検出でき、その検出した結果を
咀嚼動作記録手段が自動的に記録するので、その検出し
た咀嚼動作の記録から咀嚼回数の計数や咀嚼時間の計時
等の咀嚼状況調査を容易に恒常的に行い得て、咀嚼状況
データを反芻動物の健康管理、乳質管理、給餌管理等に
実際に活用することができる。
【0007】なお、この発明においては、前記芻動物用
咀嚼状況調査装置が、前記咀嚼動作記録手段が記録した
検出結果に基づく咀嚼状況データを出力する咀嚼状況出
力手段を具えていても良く、このようにすれば、咀嚼動
作の記録から咀嚼状況出力手段が咀嚼回数の計数や咀嚼
時間の計時等の咀嚼状況調査を自動的に行ってその調査
結果の咀嚼状況データを出力するので、反芻動物の健康
管理、乳質管理、給餌管理等への咀嚼状況データの活用
をより容易に行うことができる。
【0008】また、この発明においては、前記咀嚼動作
記録手段が、前記調査対象反芻動物に装着されても良
く、このようにすれば、咀嚼動作検出手段と嚼動作記録
手段とが何れも前記調査対象反芻動物に装着されるの
で、咀嚼動作検出手段からの検査結果の出力データを嚼
動作記録手段で容易かつ確実に受け取ることができ、さ
らに咀嚼動作検出手段と嚼動作記録手段とを一体にし得
て、この発明の装置をコンパクトに構成することができ
る。
【0009】さらにこの発明においては、前記咀嚼動作
検出手段が、前記調査対象反芻動物の頭部に装着されて
咀嚼に伴う口周辺部の動きを検知する圧力センサや加速
度センサ等の動作センサであっても良く、このようにす
れば、咀嚼動作検出手段を簡易な構成で確実に咀嚼動作
を検出するものとすることができる。
【0010】さらにこの発明においては、前記反芻動物
用咀嚼状況調査装置が、前記調査対象反芻動物の咀嚼動
作時の頭部の傾きを検出する頭部傾斜検出手段を具え、
前記咀嚼動作記録手段が、前記頭部傾斜検出手段が検出
した傾きから採食中の咀嚼動作か反芻中の咀嚼動作かを
区別して前記咀嚼動作検出手段の検出結果を記録し、前
記咀嚼状況出力手段が、前記咀嚼動作記録手段が記録し
た検出結果に基づく咀嚼状況データを、採食時のものと
反芻時のものとを区別して出力しても良く、このように
すれば、採食中と反芻中とで別途に咀嚼回数や咀嚼時間
を調査し得て、咀嚼状況データをより正確かつ高度に分
析することが可能になり、ひいては反芻動物の健康管
理、乳質管理、給餌管理等をより的確に行うことができ
る。
【0011】さらにこの発明においては、前記頭部傾斜
検出手段が、前記調査対象反芻動物の頭部に装着される
ものでも良く、このようにすれば、頭部傾斜検出手段を
簡易な構成で確実に頭部の傾きを検出するものとするこ
とができる。
【0012】さらにこの発明においては、前記咀嚼状況
出力手段が、前記咀嚼動作検出手段および前記咀嚼動作
記録手段と別体とされて、前記咀嚼動作記録手段が記録
した検出結果をその咀嚼動作記録手段から無線通信を介
して受け取るものであっても良く、このようにすれば、
咀嚼動作記録手段が記録した検出結果に基づき咀嚼状況
データを作成して出力するゆえ比較的大きなものとなる
可能性のある咀嚼状況出力手段が調査対象反芻動物に装
着されるのを避け得て、調査対象反芻動物の負担を軽く
することができる。
【0013】さらにこの発明においては、前前記咀嚼状
況出力手段が、前記咀嚼状況データとして、前記調査対
象反芻動物の咀嚼回数に基づく日単位の咀嚼状況データ
を表示出力するものであっても良く、このようにすれ
ば、時間単位の場合と比較すると表示出力するデータが
少なくなるので反芻動物の状況を短時間で容易に把握で
き、また月単位の場合と比較するとデータが詳細になる
ので反芻動物の状況の変化を早期に把握することができ
る。
【0014】さらにこの発明においては、前記咀嚼状況
出力手段が、咀嚼状況データを表示出力するとともに、
あるいは咀嚼状況データを表示出力するのに代えて、デ
ータ転送手段を介して前記咀嚼状況データをコンピュー
タに出力するものであっても良く、このようにすれば、
咀嚼状況データをコンピュータでより正確かつ高度に分
析することが可能になり、ひいては反芻動物の健康管
理、乳質管理、給餌管理等をより的確に行うことができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。ここ
に、図1は、この発明の反芻動物用咀嚼状況調査装置の
一実施例における咀嚼カウンタを示す一部切欠き斜視
図、図2は、その咀嚼カウンタを反芻動物としての牛の
頭部に装着する方法を例示する説明図、そして図3は、
上記実施例の反芻動物用咀嚼状況調査装置における咀嚼
回数データ回収器を示す一部切欠き斜視図である。
【0016】すなわち、この実施例の反芻動物用咀嚼状
況調査装置は、図1に示す如き咀嚼カウンタ1と、咀嚼
状況出力手段としての図3に示す如き咀嚼回数データ回
収器21とを具えており、この実施例における咀嚼カウ
ンタ1は、カウンタケース2と、そのカウンタケース2
の裏側に設けられた、咀嚼動作検出手段としての圧力セ
ンサ3とを有するとともに、そのカウンタケース2内に
それぞれ収容された、頭部傾斜検出手段としての角度セ
ンサ4と、咀嚼動作記録手段としての演算処理回路5
と、電源としての電池6とを有している。
【0017】カウンタケース2の三方の側部にはベルト
通し2aが設けられており、これらのベルト通し2aに
通した頭絡ベルト7を図2に示すように牛Cの頭部に掛
け回すことで、カウンタケース2は牛Cの頭部の、口周
辺部である口の側部に装着される。またカウンタケース
2の表側には、演算処理回路5と咀嚼回数データ回収器
21との間の赤外線による光通信用の窓2bが設けられ
るとともに角度センサ4の角度調整用のダイヤル8が回
動可能に設けられている。
【0018】圧力センサ3は、牛Cの咀嚼動作に伴って
口の側部が膨出して発生する押圧力を検出するためのも
ので、例えば感圧導電ゴムや、歪みゲージを貼り付けた
薄板等によって押圧力を検出するもので良く、この圧力
センサ3で牛Cの咀嚼動作に伴う押圧力を検出するため
ここでは、図4(a)に示すように、カウンタケース2
の、牛Cの口の側部に向く裏面に支持板9が揺動可能に
支持され、その支持板9に固定された圧力センサ3を、
支持板9とカウンタケース2との間に介挿された弾性体
10(図示例ではスプリング)が牛Cの口の側部に常時
弾性的に押しつける。なお、上記の構成に代えて、図4
(b)に示すように、カウンタケース2の、牛Cの口の
側部に向く裏面に設けた孔内に図中矢印で示す如く進退
移動可能に収容された圧力センサ3を、その圧力センサ
3とカウンタケース2との間に介挿された弾性体10
(図示例ではゴム状弾性体)が牛Cの口の側部に常時弾
性的に押しつけるようにしても良い。
【0019】角度センサ4は、採食中の咀嚼動作か反芻
中の咀嚼動作かを区別するために牛Cの頭部の傾きを検
出するためのもので、図5に示すように、円環状の外側
ケース11と、その外側ケース11の内部に固定したリ
ードスイッチ12と、その外側ケース11の内側に摺動
回動可能に嵌着した円筒状の内側ケース13と、その内
側ケース13の内部に内側ケース13の中心軸線O回り
に揺動可能に吊り下げた振り子式磁石14とで構成さ
れ、この角度センサ4の外側ケース11が上記ダイヤル
8の裏面に固定されるとともに、内側ケース13がカウ
ンタケース2に固定されており、咀嚼カウンタ1の使用
時には、咀嚼カウンタ1を図2に示すように牛Cの口の
側部に装着した状態で、牛Cの頭が略水平方向を向いて
いる時に図5(a)に示すように、リードスイッチ12
が中心軸線Oの真下に来るようにダイヤル8を回して外
側ケース11の角度を調整する。
【0020】これにより、牛Cの頭が略水平方向を向い
ている反芻中は、図5(a)に示すようにリードスイッ
チ12が中心軸線Oの真下に来て、自重により同等に中
心軸線Oの真下に来ている振り子式磁石14の磁力によ
りリードスイッチ12の内部のリードが吸引され、リー
ドスイッチ12がON状態になっている。一方、牛Cの
頭が略下方を向いている採食中は、図5(b)に示すよ
うにカウンタケース2とともに外側ケース11と内側ケ
ース13とが例えば図中矢印で示すように回動してい
て、リードスイッチ12が中心軸線Oの真下から外れて
おり、自重により中心軸線Oの真下に来ている振り子式
磁石14の磁力によってはリードスイッチ12の内部の
リードが吸引されないので、リードスイッチ12がOF
F状態になっている。
【0021】演算処理回路5は、牛Cの咀嚼動作に基づ
く咀嚼回数を採食中の咀嚼動作か反芻中の咀嚼動作か区
別して記録するもので、図6にブロック線図で示すよう
に、圧力センサ3の出力信号を増幅するセンサアンプ5
aと、角度センサ4からの信号で作動する信号分配器5
bと、採食中の咀嚼動作を計数する採食時用カウンタ5
cと、反芻中の咀嚼動作を計数する反芻時用カウンタ5
dと、一定時間毎に採食時用カウンタ5cと反芻時用カ
ウンタ5dとから回数データを読み出すとともに、日付
が変わった時点で前日一日分の採食中咀嚼回数と反芻中
咀嚼回数と合計咀嚼回数とを計算し、さらに光通信用イ
ンタフェイス5hの制御等も行う中央処理ユニット(C
PU)5eと、CPU5eに現在時刻を知らせる時計ユ
ニット5fと、採食時用カウンタ5cと反芻時用カウン
タ5dとからCPU5eが一定時間毎に読み出した当日
の回数データおよび、CPU5eが計算した一日分の採
食中咀嚼回数と反芻中咀嚼回数と合計咀嚼回数との過去
5日分の回数データを保存するメモリ5gと、メモリ5
g内の全ての回数データを咀嚼回数データ回収器21に
赤外線で転送する光通信用インタフェイス5hとを具え
ている。なお、転送手段として、赤外線の代わりに、あ
るいはそれに加えて、電波での無線通信、USBやRS
232Cでの有線通信等を行うようにしても良い。
【0022】そして、この実施例における咀嚼回数デー
タ回収器21は、回収器ケース22と、その回収器ケー
ス22にそれぞれ設けられた、日毎の咀嚼状況データを
緑ランプ23aと黄ランプ23bと赤ランプ23cとで
過去5日分同時に表示出力する咀嚼状況出力手段として
の表示ランプ23、当日の日付が変わった時点からデー
タ回収時点までの咀嚼回数データを最小桁を100回の
桁とした2桁の数字で表示するこれも咀嚼状況出力手段
としてのデジタル表示器24、当該咀嚼回数データ回収
器21の作動をON,OFFする電源スイッチ25、表
示ランプ23とデジタル表示器24との表示データを採
食中咀嚼回数と反芻中咀嚼回数と合計咀嚼回数との何れ
に関するものにするか切り換える表示切換スイッチ26
および、咀嚼カウンタ1からの回数データの回収処理を
起動する回収ボタン27とを有するとともに、その回収
器ケース22内にそれぞれ収容された、これも咀嚼状況
出力手段としての演算処理回路28と、通信手段として
の脱着可能なメモリカード29と、電源としての電池3
0とを有しており、メモリカード29は、この咀嚼回数
データ回収器21からパーソナルコンピュータ31への
差し替えにより、この咀嚼回数データ回収器21からパ
ーソナルコンピュータ31への回数データおよび咀嚼状
況データの転送を可能にする。
【0023】演算処理回路28は、咀嚼カウンタ1から
の回数データの回収処理と、回収した回数データからの
咀嚼状況の判定処理と、その判定した咀嚼状況の表示ラ
ンプ23およびデジタル表示器24への出力およびメモ
リカード29への書込み処理とを行うもので、図7にブ
ロック線図で示すように、咀嚼カウンタ1から当日の回
数データおよび一日分の採食中咀嚼回数と反芻中咀嚼回
数と合計咀嚼回数との過去5日分の回数データを赤外線
で受けとる光通信用インタフェイス28aと、その光通
信用インタフェイス28aから受け取った当日の回数デ
ータおよび一日分の採食中咀嚼回数と反芻中咀嚼回数と
合計咀嚼回数との過去5日分の回数データをメモリカー
ド29に書き込むとともに、その受け取った過去5日分
の回数データから過去5日分の咀嚼状況を判定して判定
結果をメモリカード29に書き込み、さらに光通信用イ
ンタフェイス28aと表示ランプ23とデジタル表示器
24との制御等も行う中央処理ユニット(CPU)28
bと、光通信用インタフェイス28aからCPU28b
が受け取った当日の回数データおよび一日分の採食中咀
嚼回数と反芻中咀嚼回数と合計咀嚼回数との過去5日分
の回数データを保存するメモリ28cとを具えている。
なお、通信手段として、メモリカード29の代わりに、
あるいはそれに加えて、赤外線等の光や電波での無線通
信、USBやRS232Cでの有線通信等を行うように
しても良い。
【0024】図8は、上記実施例の咀嚼状況調査装置の
咀嚼カウンタ1の、咀嚼回数を計数する作動手順を示す
フローチャートであり、ここでは、先ずステップS1で
圧力センサ3により牛Cの咀嚼動作を押圧力の上昇とし
て検知すると、ステップS2で角度センサ4により牛C
の頭の向きが水平方向向きか下向きかを判断して、下向
きの場合は採食中と考えられるのでステップS3で採食
時用カウンタ5cの値を1進めさせ、その一方、水平方
向向きの場合は反芻中と考えられるのでステップS4で
反芻時用カウンタ5dの値を1進めさせる。そしてカウ
ンタ5c,5dの値が上限値にならないようにステップ
S5で一定時間毎に、牛Cの咀嚼回数を示す回数データ
である両カウンタ5c,5dの値をメモリ5gに蓄積す
るとともに両カウンタ5c,5dをリセットし、さら
に、ステップS6で日付を超えた時にCPU5eにより
前日の24時間分(一日分)の咀嚼回数を採食中咀嚼回
数と反芻中咀嚼回数と合計咀嚼回数とのそれぞれについ
て計算してメモリ5gに蓄積する。
【0025】図9は、上記実施例の咀嚼状況調査装置の
咀嚼カウンタ1の、咀嚼カウンタ1から咀嚼回数データ
回収器21へのデータ転送時の作動手順を示すフローチ
ャートであり、ここでは、先ずステップS11で光通信
用インタフェイス5hにより咀嚼回数データ回収器21
からの通信要求(咀嚼回数データの転送要求)を受け取
ると、ステップS12で当該咀嚼カウンタ1を他の咀嚼
カウンタ1と識別させる自分の識別符号(ID)とエラ
ーチェックに用いられる転送データ量のデータとを光通
信用インタフェイス5hにより咀嚼回数データ回収器2
1へ送信し、ステップS13で光通信用インタフェイス
5hにより咀嚼回数データ回収器21が受信準備完了で
きたか確認し、ステップS14で光通信用インタフェイ
ス5hにより咀嚼回数データ回収器21へ、メモリ5g
に蓄積している当日の現在時点までの回数データおよび
一日分の採食中咀嚼回数と反芻中咀嚼回数と合計咀嚼回
数との過去5日分の回数データを転送し、最後にステッ
プS15で時計ユニット5fの時計をクリアして再設定
する。
【0026】図10は、上記実施例の咀嚼状況調査装置
の咀嚼回数データ回収器21の、咀嚼カウンタ1から咀
嚼回数データ回収器21へのデータ転送時の作動手順を
示すフローチャートであり、ここでは、咀嚼回数データ
回収器21を咀嚼カウンタ1へ向けてから回収ボタン2
7を押すと、先ずステップS21で光通信用インタフェ
イス28aにより咀嚼カウンタ1へ通信要求を送り、ス
テップS22で光通信用インタフェイス28aにより咀
嚼カウンタ1から上記IDと転送データ量のデータとを
受け取って受信準備を行い、ステップS23で光通信用
インタフェイス28aにより咀嚼カウンタ1から咀嚼回
数データすなわち当日の現在時点までの回数データおよ
び一日分の採食中咀嚼回数と反芻中咀嚼回数と合計咀嚼
回数との過去5日分の回数データを受け取る。そして、
ステップS24でCPU28bにより一日分の合計咀嚼
回数データの前日から5日前までの分のそれぞれについ
て牛Cの健康管理のための判定を行って、ステップS2
5でその判定の結果を表示ランプ23により表示し、併
せてデジタル表示器24により当日の日付が変わった時
点からデータ回収時点までの咀嚼回数データを最小桁を
100回の桁とした2桁の数字で表示する。
【0027】上記判定の基準は、例えば合計咀嚼回数8
000回/1日(24時間)とし、8000回以上の場
合は咀嚼状況が良好と判断して緑ランプ23aを点灯さ
せ、6000回以上で8000回未満の場合は咀嚼状況
が要注意と判断して黄ランプ23bを点灯させ、600
0回未満の場合は咀嚼状況が悪く、検診や給餌内容変更
等の処置が必要と判断して赤ランプ23cを点灯させる
ものとする。なお、表示切換スイッチ26の操作によ
り、表示データを上記合計咀嚼回数に関するものから採
食中咀嚼回数に関するものや反芻中咀嚼回数に関するも
のに切り換えることができ、その場合には、採食中咀嚼
回数や反芻中咀嚼回数に関する別途の判定基準に基づく
判定結果を表示ランプ23に表示させる。
【0028】これらの判定結果と上記各咀嚼回数データ
とはCPU28bによりメモリカード29にも保存さ
れ、咀嚼回数データ回収器21のメモリカード29は抜
き差し可能になっているので、そのメモリカード29を
咀嚼回数データ回収器21から抜き出してパーソナルコ
ンピュータ31へ差し込むことにより、この咀嚼回数デ
ータ回収器21からパーソナルコンピュータ31へ回数
データおよび咀嚼状況データを転送し得て、各牛Cの咀
嚼状況のより詳細な分析が可能になるとともに、複数の
牛Cの畜舎毎あるいは年齢毎等の群管理も可能となる。
【0029】かくしてこの実施例の反芻動物用咀嚼状況
管理装置によれば、咀嚼カウンタ1の圧力センサ3が調
査対象の牛Cに装着されていることから、牛Cが動き回
っても支障なく咀嚼動作を自動的に検出でき、その検出
した結果を咀嚼カウンタ1の演算処理回路5がメモリ5
gに自動的に記録するので、その検出した咀嚼動作の記
録から咀嚼回数の計数や咀嚼時間の計時等の咀嚼状況調
査を容易に恒常的に行い得て、咀嚼状況データを牛Cの
健康管理、乳質管理、給餌管理等に実際に活用すること
ができる。
【0030】また、この実施例の反芻動物用咀嚼状況管
理装置によれば、咀嚼カウンタ1の演算処理回路5がメ
モリ5gに記録した検出結果に基づく咀嚼状況データを
出力する咀嚼回数データ回収器21を具えており、咀嚼
動作の記録から咀嚼回数データ回収器21が咀嚼回数の
計数を自動的に行ってその調査結果の咀嚼状況データを
出力するので、反芻動物の健康管理、乳質管理、給餌管
理等への咀嚼状況データの活用をより容易に行うことが
できる。
【0031】さらに、この実施例の反芻動物用咀嚼状況
管理装置によれば、咀嚼カウンタ1の演算処理回路5が
調査対象の牛Cに装着されていることから、圧力センサ
3と演算処理回路5とが何れも牛Cに装着されるので、
圧力センサ3からの検査結果の出力データを演算処理回
路5で容易かつ確実に受け取ることができ、さらに圧力
センサ3と演算処理回路5とが咀嚼カウンタ1において
一体に纏められているので、咀嚼状況管理装置をコンパ
クトに構成することができる。
【0032】さらに、この実施例の反芻動物用咀嚼状況
管理装置によれば、咀嚼動作検出手段を、調査対象の牛
Cの頭部に装着されて咀嚼に伴う口周辺部の動きを検知
する圧力センサ3としているので、咀嚼動作検出手段
を、簡易な構成で確実に咀嚼動作を検出するものとする
ことができる。
【0033】さらに、この実施例の反芻動物用咀嚼状況
管理装置によれば、調査対象の牛Cの咀嚼動作時の頭部
の傾きを検出する角度センサ4を具え、演算処理回路5
が、角度センサ4が検出した傾きから採食中の咀嚼動作
か反芻中の咀嚼動作かを区別して圧力センサ3の検出結
果を記録し、咀嚼回数データ回収器21が、演算処理回
路5がメモリ5gに記録した検出結果に基づく咀嚼状況
データを採食時のものと反芻時のものとを区別して出力
するので、採食中と反芻中とで別途に咀嚼回数や咀嚼時
間を調査し得て、咀嚼状況データをより正確かつ高度に
分析することができ、ひいては反芻動物の健康管理、乳
質管理、給餌管理等を的確に行うことができる。
【0034】さらに、この実施例の反芻動物用咀嚼状況
管理装置によれば、頭部傾斜検出手段が、調査対象の牛
Cの頭部に装着される咀嚼カウンタ1の角度センサ4で
あるので、頭部傾斜検出手段を簡易な構成で確実に頭部
の傾きを検出するものとすることができる。
【0035】さらに、この実施例の反芻動物用咀嚼状況
管理装置によれば、咀嚼状況出力手段としての咀嚼回数
データ回収器21が、圧力センサ3と演算処理回路5と
を有する咀嚼カウンタ1と別体とされて、演算処理回路
5が記録した検出結果をその演算処理回路5から無線通
信としての光通信を介して受け取るので、演算処理回路
5が記録した検出結果に基づき咀嚼状況データを作成し
て出力するゆえ比較的大きなものとなる可能性のある咀
嚼状況出力手段が調査対象の牛Cに装着されるのを避け
得て、牛Cの負担を軽くすることができる。
【0036】さらに、この実施例の反芻動物用咀嚼状況
管理装置によれば、咀嚼回数データ回収器21が咀嚼状
況データとして、調査対象の牛Cの咀嚼回数に基づく日
単位の咀嚼状況データを表示出力することから、時間単
位の場合と比較すると表示出力するデータが少なくなる
ので牛Cの状況を短時間で容易に把握でき、また月単位
の場合と比較するとデータが詳細になるので牛Cの状況
の変化を早期に把握することができる。
【0037】さらに、この実施例の反芻動物用咀嚼状況
管理装置によれば、咀嚼回数データ回収器21が咀嚼状
況データを表示出力するとともにデータ転送手段として
のメモリカード29を介して咀嚼状況データをパーソナ
ルコンピュータ31に出力するので、咀嚼状況データを
パーソナルコンピュータ31で正確かつ高度に分析する
ことが可能になり、ひいては牛Cの健康管理、乳質管
理、給餌管理等をより的確に行うことができる。
【0038】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、前記咀
嚼動作記録手段は、咀嚼動作が所定時間内の間隔で繰り
返されている間の時間を咀嚼時間として計測して記録し
てもよく、その場合に前記頭部傾斜検出手段の出力に基
づき採食時咀嚼時間と反芻時咀嚼時間とを分けて記録し
てもよい。また前記咀嚼動作記録手段が記録した検出結
果は、人手で解析してもよく、また前記咀嚼動作記録手
段は、前記調査対象反芻動物から離して設置してもよ
く、さらに前記咀嚼動作検出手段は、咀嚼動作を撮影す
る超小型ビデオカメラ等でもよく、そして前記頭部傾斜
検出手段は、頭部の傾きを撮影する超小型ビデオカメラ
等でもよい。
【0039】さらに、前記咀嚼状況出力手段は、前記咀
嚼動作検出手段および前記咀嚼動作記録手段と一体にさ
れていてもよく、また前記咀嚼状況出力手段は、前記咀
嚼状況データとして時間単位や月単位の咀嚼状況データ
を表示出力するものであってもよく、さらに前記咀嚼動
作検出手段は、咀嚼音を検出する骨伝導マイクや通常の
マイクであってもよく、そして調査対象反芻動物は牛以
外であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の反芻動物用咀嚼状況調査装置の一
実施例における咀嚼カウンタを示す一部切欠き斜視図で
ある。
【図2】 上記咀嚼カウンタを反芻動物としての牛の頭
部に装着する方法を例示する説明図である。
【図3】 上記実施例の反芻動物用咀嚼状況調査装置に
おける咀嚼回数データ回収器を示す一部切欠き斜視図で
ある。
【図4】 (a)は、上記咀嚼カウンタに圧力センサを
設ける方法を示す説明図であり、(b)は、圧力センサ
を設ける他の方法を示す説明図である。
【図5】 (a)は、上記咀嚼カウンタの角度センサを
頭部が水平向きの状態で示す説明図であり、(b)は、
その角度センサを頭部が下向きの状態で示す説明図であ
る。
【図6】 上記咀嚼カウンタの演算処理回路の回路構成
を示すブロック線図である。
【図7】 上記咀嚼回数データ回収器の演算処理回路の
回路構成を示すブロック線図である。
【図8】 上記実施例の咀嚼状況調査装置の咀嚼カウン
タの、咀嚼回数を計数する作動手順を示すフローチャー
トである。
【図9】 上記実施例の咀嚼状況調査装置の咀嚼カウン
タの、咀嚼回数データ回収器へのデータ転送時の作動手
順を示すフローチャートである。
【図10】 上記実施例の咀嚼状況調査装置の咀嚼回数
データ回収器の、咀嚼カウンタからのデータ転送時の作
動手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 咀嚼カウンタ 2 カウンタケース 2a ベルト通し 2b 窓 3 圧力センサ 4 角度センサ 5 演算処理回路 5a センサアンプ 5b 信号分配器 5c 採食時用カウンタ 5d 反芻時用カウンタ 5e 中央処理ユニット(CPU) 5f 時計ユニット 5g メモリ 5h 光通信用インタフェイス 6 電池 7 頭絡ベルト 8 ダイヤル 9 支持板 10 弾性体 11 外側ケース 12 リードスイッチ 13 内側ケース 14 振り子式磁石 21 咀嚼回数データ回収器 22 回収器ケース 23 表示ランプ 24 デジタル表示器 25 電源スイッチ(電源SW) 26 表示切換スイッチ(表示切換SW) 27 回収ボタン 28 演算処理回路 28a 光通信用インタフェイス 28b 中央処理ユニット(CPU) 28c メモリ 29 メモリカード 30 電池 31 パーソナルコンピュータ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反芻動物の咀嚼状況を調査するための装
    置において、 調査対象反芻動物に装着されてその調査対象反芻動物の
    咀嚼動作を検出する咀嚼動作検出手段と、 前記咀嚼動作検出手段の検出結果を記録する咀嚼動作記
    録手段と、 を具えてなる、反芻動物用咀嚼状況調査装置。
  2. 【請求項2】 前記咀嚼動作記録手段が記録した検出結
    果に基づく咀嚼状況データを出力する咀嚼状況出力手段
    を具えることを特徴とする、請求項1記載の反芻動物用
    咀嚼状況調査装置。
  3. 【請求項3】 前記咀嚼動作記録手段は前記調査対象反
    芻動物に装着されることを特徴とする、請求項1または
    請求項2記載の反芻動物用咀嚼状況調査装置。
  4. 【請求項4】 前記咀嚼動作検出手段は、前記調査対象
    反芻動物の頭部に装着されて咀嚼に伴う口周辺部の動き
    を検知する動作センサであることを特徴とする、請求項
    3記載の反芻動物用咀嚼状況調査装置。
  5. 【請求項5】 前記反芻動物用咀嚼状況調査装置は、前
    記調査対象反芻動物の咀嚼動作時の頭部の傾きを検出す
    る頭部傾斜検出手段を具え、 前記咀嚼動作記録手段は、前記頭部傾斜検出手段が検出
    した傾きから採食中の咀嚼動作か反芻中の咀嚼動作かを
    区別して前記咀嚼動作検出手段の検出結果を記録し、 前記咀嚼状況出力手段は、前記咀嚼動作記録手段が記録
    した検出結果に基づく咀嚼状況データを、採食時のもの
    と反芻時のものとを区別して出力することを特徴とす
    る、請求項2から請求項4までの何れか記載の反芻動物
    用咀嚼状況調査装置。
  6. 【請求項6】 前記頭部傾斜検出手段は前記調査対象反
    芻動物の頭部に装着されることを特徴とする、請求項5
    記載の反芻動物用咀嚼状況調査装置。
  7. 【請求項7】 前記咀嚼状況出力手段は、前記咀嚼動作
    検出手段および前記咀嚼動作記録手段と別体とされて、
    前記咀嚼動作記録手段が記録した検出結果をその咀嚼動
    作記録手段から無線通信を介して受け取ることを特徴と
    する、請求項2から請求項6までの何れか記載の反芻動
    物用咀嚼状況調査装置。
  8. 【請求項8】 前記咀嚼状況出力手段は前記咀嚼状況デ
    ータとして、前記調査対象反芻動物の咀嚼回数に基づく
    日単位の咀嚼状況データを表示出力することを特徴とす
    る、請求項2から請求項7までの何れか記載の反芻動物
    用咀嚼状況調査装置。
  9. 【請求項9】 前記咀嚼状況出力手段はデータ転送手段
    を介して前記咀嚼状況データをコンピュータに出力する
    ことを特徴とする、請求項2から請求項8までの何れか
    記載の反芻動物用咀嚼状況調査装置。
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