JP2003219288A - 放送情報提供システム、放送情報提供方法、放送情報提供装置及び放送情報提供プログラム - Google Patents
放送情報提供システム、放送情報提供方法、放送情報提供装置及び放送情報提供プログラムInfo
- Publication number
- JP2003219288A JP2003219288A JP2002010348A JP2002010348A JP2003219288A JP 2003219288 A JP2003219288 A JP 2003219288A JP 2002010348 A JP2002010348 A JP 2002010348A JP 2002010348 A JP2002010348 A JP 2002010348A JP 2003219288 A JP2003219288 A JP 2003219288A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- broadcast information
- keyword
- emotion
- unit
- information providing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Television Systems (AREA)
Abstract
て特定のキーワードを抽出し、抽出したキーワードに基
づいてそのキーワードに対して利用者が抱く感情度を推
論して、推論した感情度に基づいて利用者が要求する放
送情報を出力等するができる。 【解決手段】 本発明は、利用者の音声情報を取得する
入力部101と、入力部101で取得した音声情報に基
づいて、該音声情報に対応する文字列を特定する音声認
識部102と、音声認識部102で特定した文字列に基
づいて所定のキーワードを抽出し、抽出したキーワード
に基づいて、そのキーワード対して利用者が抱く感情度
を認識し、認識した感情度又はキーワードに対応付けら
れた放送局200を選局する推論エンジン104とを備
える。
Description
音声情報から利用者の感情を推論し、推論した利用者の
感情に基づいて所定の放送情報を出力等する放送情報提
供システム、放送情報提供方法、放送情報提供装置及び
放送情報提供プログラムに関する。
が掲載されている雑誌を見て、自己が視聴を希望する番
組にチャンネルを合わせることによって希望する番組を
視聴することができる。また、利用者は、自己がある番
組を録音したい場合は、録音をするためのセッティング
を操作ボタンを通じて行えば希望する番組をビデオテー
プ等に録音することができる。
らのテレビ、ビデオ等の家電機器は、自己が視聴したい
放送番組等を操作ボタンを用いて逐一選択しなければな
らず、操作上の煩雑さを拭えない感があった。特に、利
用者が放送番組を視聴する際には、視聴者は、片手でリ
モコンを持ち、他方の手で番組リストが掲載された雑誌
を持っていたため、更に操作上の煩雑さを助長させてい
た。このため、利用者から発話された音声情報を解析
し、解析した結果に基づいて利用者が要求する放送番組
を受信等することができる家電機器の開発が望まれてい
た。
たものであり、利用者が入力した文字列に基づいて特定
のキーワードを抽出し、抽出したキーワードに基づいて
そのキーワードに対して利用者が抱く感情度を推論し
て、推論した感情度又は前記キーワードとに基づいて利
用者が要求する情報を受信等することのできる放送情報
提供システム、放送情報提供方法及び放送情報提供プロ
グラムを提供することを課題とする。
課題を解決すべくなされたものであり、電子機器(放送
情報提供装置)が、複数の放送局から放送された映像、
音声等を含む複数の放送情報の中から、利用者の要求に
応じて前記放送情報を受信する際に、前記利用者から入
力された文字列を認識し、各前記放送情報に関連付けら
れた各キーワード群と該各放送情報を配信する前記各放
送局とを対応付けるリストテーブルを記憶し、認識した
前記文字列と前記リストテーブルとを照合し、該文字列
の中から所定のキーワードを抽出し、抽出した前記キー
ワードに基づいて、該キーワードに対応付けられた前記
放送局を選局し、選局した前記放送局から前記キーワー
ドに関連付けられた前記放送情報を受信し、受信した前
記放送情報を出力することを特徴とするものである。
尚、電子機器は、受信した前記放送情報を記憶するもの
であってもよい。
機器が、利用者から発話された内容に含まれる文字列の
中から所定のキーワードを抽出し、抽出された前記キー
ワードに関連付けられた前記放送情報を受信するので、
電子機器は、利用者が要求する放送情報(例えば、番
組)を的確に受信し出力することができる。
反応して自動的に自己の要求するチャンネルに切り替え
てくれるので、リモコンを用いてチャンネルを切り替え
る際の煩雑さを解消することができる。
た前記キーワードを含む前記文字列に基づいて、該キー
ワードに対して前記利用者が抱く感情の度合いを示す感
情度を認識し、認識した前記感情度と該感情度に関連付
けられた前記キーワードとを記憶し、記憶している前記
感情度に関連付けられている前記キーワードに基づい
て、該キーワードに対応付けられている前記放送局を選
局することを特徴とするものである。
機器が、利用者が発話した内容に含まれるキーワードに
関連付けられている前記感情度に応じて、該キーワード
に対応付けられた前記放送局を選局することができるの
で、電子機器は、例えば、利用者の感情度が高い(興奮
している状態など)場合は、より利用者の感情度を高ぶ
らせるような放送情報を放送している放送局を選局する
ことができ、利用者の要求によりマッチした放送情報を
提供することができる。
ドが所定の数以上になった場合に、各該キーワードに関
連付けられた前記放送情報を受信するものであってもよ
い。これにより、電子機器は、抽出された前記キーワー
ドが所定の数以上になった場合に、各該キーワードに関
連付けられた前記放送情報を取得するので、利用者が要
求する情報を的確に絞り込んでから提供することができ
る。
送情報に関連付けられた各見出し群を列記した見出しテ
ーブルを記憶し、認識した前記文字列と前記見出しテー
ブルとを照合し、前記文字列の中から所定の見出しを抽
出し、抽出した前記見出しに基づいて、該見出しに関連
付けられた前記放送情報を情報記憶手段から取得し、取
得した該放送情報を再生するものである。
機器が、利用者が発話した内容と一致する前記見出しリ
ストを抽出し、抽出した該見出しリストに関連付けられ
た前記放送情報を情報記憶手段から取得して、取得した
前記放送情報を再生するので、利用者は、例えば、情報
記憶手段(例えば、ビデオテープ)に蓄積されている各
種番組等のうち、自己が見たい番組内容を発話すれば電
子機器が自動的に該当する番組を再生(頭出し再生)し
てくれることとなり、かかる”頭出し再生”をする際の
操作上の煩雑さを解消することができる。
られたキーワードを用いて、そのキーワードに関連付け
られた放送情報を再生することもできるので、利用者の
要求に応じた放送情報を的確に再生することができる。
語に基づいて定めるものであってもよい。これにより、
電子機器は、文字列に含まれる強調語に基づいて感情度
を定めることができるので、例えば強調語である副詞又
は感嘆詞などにより、利用者の感情の程度を把握するこ
とができる。
を含む前記文字列に基づいて、該見出しに対して前記利
用者が抱く前記感情度を認識し、認識された前記感情度
を前記見出しに関連付けて記憶し、記憶されている前記
感情度に関連付けられた前記見出しに基づいて、該見出
しに関連付けられた前記放送情報を前記情報記録手段か
ら取得し、取得した放送情報を再生することができる。
機器が、感情度に関連付けられた見出しに基づいて、そ
の見出しに関連付けられた放送情報を情報記憶手段から
取得し、取得した放送情報を再生することもできるの
で、利用者の要求に応じた放送情報をより的確に再生す
ることができる。
報提供装置も含む)の基本構成]本発明に係る放送情報
提供システムについて図面を参照しながら説明する。図
1は、本実施形態に係る放送情報提供システムの概略構
成図である。
は、複数の放送局200a〜200c(本実施形態で
は、単に「放送局200」と省略する)から放送された映
像、音声等を含む複数の放送情報の中から、利用者の要
求に応じて放送情報を受信するものであって、利用者か
ら入力された文字列を認識する音声認識部102(文字
認識手段)と、各放送情報に関連付けられた各キーワー
ド群と各放送情報を配信する各放送局200とを対応付
けるリストテーブルを記憶した情報データベース108
(リスト記憶手段)と、音声認識部102で認識された
文字列とリストテーブルとを照合し、該文字列の中から
所定のキーワードを抽出し、抽出したキーワードに基づ
いてキーワードに対応付けられた放送局200を選局す
る推論エンジン104(キーワード抽出手段、選局手
段)と、推論エンジン104で選局された放送局200
からキーワードに関連付けられた放送情報を受信する受
信部105(受信手段)とを含む電子機器100(放送
情報提供装置)と放送局200とを備えている。尚、こ
の放送情報提供システムは、家庭内で用いられる家電機
器においても適用することができる。
から、所定のキーワードを抽出し、抽出したキーワード
に対する利用者の感情の度合いを示す感情度を推論し、
推論した感情度又は前記キーワードに基づいて、それら
感情度又はキーワードに対応する放送情報を放送局20
0から受信等するものである。尚、この電子機器100
は、例えば、テレビ、ビデオ、ビデオ付きテレビ、パー
ソナルコンピュータなどが挙げられる。
した音声認識部102、推論エンジン104、情報デー
タベース108以外にも、入力部101、音声認識辞書
記憶部103、個人認識部109、個人認識辞書記憶部
110、録音部111、受信部105、感情情報データ
ベース106、出力部107、情報データベース108
を有している。
する取得手段である。具体的に入力部101は、利用者
の音声情報を取得し、取得した音声情報を音声信号とし
て音声認識部102に出力する。音声認識部102は、
入力部101で取得した音声情報に基づいて、その音声
信号に対応する文字列を特定する音声認識手段である。
識部102は、入力された音声信号を解析し、解析した
音声信号に対応する文字列を、音声認識辞書記憶部10
3に格納されている辞書を用いて特定し、特定した文字
列を文字列信号として推論エンジン104に出力する。
声信号に対応する辞書を格納しているものである。受信
部105は、推論エンジン104で選局された放送局2
00からキーワードに関連付けられた放送情報を受信す
る受信手段である。出力部107は、受信部107で受
信された放送情報を出力するものであり、例えば、ディ
スプレイ、スピーカ等が挙げられる。
(例えば、キーボード)を通じて入力した文字列を特定
する文字認識手段でもある。更に、音声辞書記憶部10
3は、利用者が操作部を通じて入力した文字列に対応す
る辞書を格納するものでもある。これにより、利用者
は、電子機器100に対して発話するだけでなく、操作
部から文字を入力することによっても、電子機器100
から所定の放送情報を取得することができる。
抱く感情に関係する情報を感情情報として利用者毎に蓄
積するものであり、例えば、ハードディスク、CD−R
OMなどが挙げられる。
は、図7に示すように、「感情履歴テーブル」と、「時
制履歴テーブル」とを有している。同図に示す「感情履
歴テーブル」は、本実施形態では、文字列に含まれる所
定のキーワードと、そのキーワードに対して利用者が抱
いている感情の度合いを示す感情度とを利用者毎に蓄積
するものである。
は、本実施形態では、文字列に含まれる所定のキーワー
ドと、キーワードに対して利用者が抱いている感情度と
を、その感情度が発生した時制(例えば、現在、過去、
未来)毎、利用者毎に蓄積するものである。尚、感情情
報は、本実施形態では、同図に示す「感情の度合い」
「キーワード」「文字列の時制」を意味するものとす
る。
関連付けられた各キーワード群と各放送情報を配信する
各放送局200とを対応付けるリストテーブルを記憶し
たリスト記憶手段である。このキーワード群には、例え
ば放送局200を選局するための放送チャンネルの一覧
を示したチャンネルリスト等が含まれ、放送情報には、
例えば、所定のチャンネルからなる映像、音声等を含む
放送番組等が挙げられる。
オテープの内部に記録されている内容の一覧を示した録
音リスト、ネットワークを通じて映像や音声などのマル
チメディアデータの一覧を示したストリーミングリスト
等(リスト)をも含めてもよい。
利用者を特定するものである。具体的には、入力部10
1から音声信号が入力された個人認識部109は、入力
された音声信号を解析し、解析した音声信号に基づい
て、音声情報を発話した利用者を、個人認識辞書記憶部
110に格納されている辞書を用いて特定し、特定した
利用者を利用者信号として推論エンジン104に出力す
る。
用者を特定するための利用者データを予め記憶するもの
であり、この利用者データには、例えば各利用者が発話
した50音の周波数、波高値などが含まれる。
声信号に対応する音声情報を、個人認識辞書記憶部11
0に記憶されている利用者データと照合し、音声情報に
近い利用者データを抽出して、抽出した利用者データに
基づいて所定の音声情報を発話した利用者を特定する。
利用者を特定した個人認識部109は、特定した利用者
を利用者信号として推論エンジン104に出力する。
れた推論エンジン104は、入力された利用者信号に基
づいて、利用者信号に対応する利用者毎に、音声認識部
102から入力された文字列信号に対応する文字列か
ら、利用者の感情の度合い、感情度に関係するキーワー
ド、感情度が発生した時期(時制)を推論し、推論した
各内容を感情情報データベース106に蓄積する。
02で特定した文字列の中から、所定のキーワードを抽
出し、抽出したキーワードに対する利用者の感情の度合
いを示す感情度を推論し、推論した感情度又は前記キー
ワードとに基づいて、それら感情度又はキーワードに対
応付けられた放送局200を選局するものである。
は、文脈を解読するための文脈辞書、言語の類似関係を
調べるための類似関係辞書、言葉文節解析に関する辞
書、言葉の形態素解析(各品詞、活用形、分類、連接)
に関わる辞書を有しており、これらの辞書を基に、利用
者が発話した言葉の意味内容を解読し、解読した意味内
容から利用者が抱く感情を推論し、利用者に質問するの
に適した文を作成するものである。
ジン104は、解読した意味内容に基づいて、解読され
た意味の結束性、話題の変化、利用者の感情を形成する
言語、今までの会話の統計などにより、利用者が抱く感
情を推論し、利用者に質問するのに適した文を作成す
る。
ニューラルネットワークによって構成されているもので
もあり、利用者との間で交わされた言語(単語、文な
ど)をニューラルネットに学習させ、その学習された言
語に基づいて、利用者に質問をする内容を作成すること
ができる。
葉の意味内容が曖昧な表現であると判断した場合は、フ
ァジー機能を用いて、曖昧な表現に対応した質問内容を
も作成することもできる。尚、推論エンジン104に有
する上記機能の実行は、後述するAI推論部104f、
選局部104gが主に担っている。
信号が入力された推論エンジン104は、入力された文
字列信号に対応する文字列を構成する要素に基づいて、
利用者の感情、利用者がその感情を抱いた時期、文字列
に含まれるキーワードを分別する。これらの”利用者の
感情”、”利用者がその感情を抱いた時期(時
制)”、”文字列に含まれるキーワード”は、本実施形
態では、感情情報を意味するものとする。
い)には、例えば、関心/無関心、喜ぶ/つまらない等
が挙げられる。また、「利用者の感情」には、利用者が
抱く感情の程度(感情度)も含まれているものであり、
例えば、すごく関心がある/関心がある/関心がない/
全く関心がない等が含まれている。
利用者がプラス的な感情を強く持っている場合をP1
(P;Positive)〔例えば、とても関心がある〕、利用
者がプラス的な感情を単に持っている場合をP2〔例え
ば、関心がある〕、利用者がマイナス的な感情を単に持
っている場合をN1(N;Negative)〔例えば、関心が
ない〕、利用者がマイナス的な感情を強く持っている場
合をN2と表現することにする。また、「利用者がその
感情を抱いた時期(時制)」には、例えば、現在・過去
・未来が挙げられる。更に、文字列に含まれるキーワー
ドは、例えば、春、夏、秋、冬、読書、スポーツなどが
挙げられる。文字列を構成する要素から、利用者の感情
に関する情報を分別した推論エンジン104は、利用者
の感情に関する情報に基づいて、利用者が抱いている感
情を推論する。
7を通じて利用者に対し、”何か興味ある番組は?”と
質問した場合に、利用者が”何かあるかな?”と返事を
した場合は、推論エンジン104は、利用者は何の番組
に興味があるのか悩んでいるな、と判断し、更に質問内
容を深めていくため次の質問をする。
じて利用者に対し、”スポーツは何をやっていたの?”
と次に質問した場合に、利用者が”昔は楽しくサッカー
をやっていたよ”と返事をした場合は、推論エンジン1
04は、利用者はサッカー関係に興味があるな、と推論
し次々と質問(会話)をしていく。
ジン104は、利用者からの返事の内容に基づいて、そ
の返事毎に「利用者の感情」「感情の度合い」「利用者
がその感情を抱いた時期」に分別し、分別した感情情報
を利用者毎に感情情報データベース106に蓄積する。
情度に関連付けられたキーワードが一つ、又は所定の数
以上になった場合に、前記キーワードに対応付けられた
放送局200を選局する。受信部105は、推論エンジ
ン104で選局(放送チャンネルを特定)された放送局
200からキーワードに関連付けられた放送情報(例え
ば、特定のチャンネルからなる番組)を受信する。
認識部102で認識された文字列と情報データベース1
08に記憶されている「リストテーブル」にある複数の
リストとを照合し、文字列の中から前記リストと一致す
るキーワードを抽出する。所定のキーワードを抽出した
推論エンジン104は、抽出したキーワードに対応付け
られている放送局200を選局する。
トテーブルの中にあるリストと一致しており、このキー
ワードは、放送局200(特定のチャンネル)及び放送
情報(例えば、特定のチャンネルからなる放送番組な
ど)と関連付けられているものであるので、推論エンジ
ン104は、抽出したキーワードを用いて、そのキーワ
ードに対応付けられている放送局200を選局すること
ができる。
ータベース106に蓄積されている感情情報(図7中の
「感情履歴テーブル」を参照)の中から、高い「感情の
程度」に関連付けられたキーワード(P1、P2)を取
得し、取得したキーワードが一つ、或いは所定の数以上
になった場合に、各キーワードに対応付けられた放送局
200を選局することもできる。
と、その高い感情度が発生した時期とに関連付けられた
キーワードが一つ、或いは所定の数以上になった場合
に、前記キーワードに対応付けられた放送局200を選
局することもできる。
ば、感情情報データベース106に蓄積されている「利
用者がその感情を抱いた時期(時期)」「感情の程度」
の中から、「感情の程度」が高い(P1、P2)キーワ
ードであり、更にその感情度が発生した時期が”現在”
のもののみを取得し、取得したキーワードが一つ或いは
所定の数以上になった場合に、そのキーワードに対応付
けられた放送局200を選局する。
部107を通じて、利用者が抱いている感情度、その感
情度が発生した時制を推論し、その推論した感情度、感
情度が発生した時制に関連するキーワードを用いて所定
の放送局200を選局することで、電子機器100
は、”ある時制”における利用者の感情にマッチした放
送情報を的確に放送局200から受信し、受信した放送
情報を出力部107に出力することができる。
じて、会話を行うことにより所定の放送情報を出力させ
ることができるので、自己の望む放送情報が出力される
までの時間を楽しく過ごすことができる。
タベース106に蓄積されている感情情報が、ある時制
(例えば、過去)の情報に偏っている場合は、違う時制
(例えば、現在)における感情を利用者から聞き出し、
その聞き出した感情を構成するキーワードに基づいて、
そのキーワードに対応付けられている放送局200を選
局することができる。
は、図2に示すように、文節認識部104aと、時制解
釈部104bと、類別部104cと、強調語検出部10
4dと、感情判定部104eと、AI推論部104f
と、選局部104gと、再生部104hとを有してい
る。
した文に基づいて、文から把握される言葉の意味空間を
認識するものである。ここで、文の解析とは、文の形態
要素、例えば品詞、活用形、分類、連接関係を解析する
ことを意味する。言葉の意味空間は、文脈、文の類似関
係、文の学習パターンから把握するものである。
より、文と文との間を認識するものである。具体的に
は、文から把握される言葉の意味空間を認識した音声認
識部102から文字列信号が入力された文節認識部10
4aは、入力された文字列信号に基づいて、文字列信号
に対応する文と文との間を認識する。
間にはある程度の時間間隔があるので、その時間間隔に
基づいて文と文との間を区別するものである。例えば、
文字信号に対応する文が、”今日は暑いな・・・アイス
を食べよう”というものである場合は、文節認識部10
4aは、上記文の中で時間間隔がある部分”・・・”を
文の区切りと認識し、”今日は暑いな”と”アイスを食
べよう”との文に分けることを行う。
aは、文を1文毎に区分けして、1文毎に区分けした文
を文体信号として時制解釈部104b、類別部104
c、強調語検出部104d、感情判定部104eに出力
する。
情の種類を判別するものである。具体的には、文節認識
部104aから文体信号が入力された類別部104c
は、入力された文体信号に対応する文に基づいて、文に
含まれる要素から感情に関係するフレーズを抜き出し、
この抜き出したフレーズがどのような感情の類別に属す
るものであるかを特定する。
ば図3に示す「感情類別テーブル」に従って類別する。
感情類別テーブルは、例えば、利用者がプラス的な感情
要素を意味していることを示す「プラス要素P(P;Po
sitive)」、利用者がマイナス的な感情要素を意味して
いることを示す「マイナス要素N(N;Negative)」を
有している。
良い、ほっとする、最高、喜ぶ、気になる等が含まれ
る。また、マイナス要素Nには、例えば、だめ、悪い、
まいる、最低、つまらない、気にならない(無関心)等
が含まれる。類別部104cは、上記の「感情類別テー
ブル」に基づいて、文の中からどのような感情が含まれ
ているのかを類別し、この類別した結果を類別信号とし
て感情判定部104eに出力する。
の強弱を特徴付ける要素を抽出するものである。具体的
には、文節認識部104aから文体信号が入力された強
調語検出部104dは、入力された文体信号に対応する
文に基づいて、その文を構成する要素の中に、強調語が
あるか否かを検出する。
えば図4に示す「強調語テーブル」に従って行うことが
できる。この「強調語テーブル」には、同図に示すよう
に、例えば、すげー、ちょー、うひょー、わおー、ひえ
ー、めっちゃ、すごく、とても、かなり等の副詞、感嘆
詞が含まれる。強調語検出部104dは、上記の「強調
語テーブル」に基づいて、1文の中にある強調語を検出
し、検出した強調語を強調語検出信号として感情判定部
104eに出力する。
ーワードを含む文字列に基づいて、そのキーワードに対
して利用者が抱く感情の度合いを示す感情度を認識する
感情認識手段である。具体的には、類別部104c、強
調語検出部104d、文節認識部104aから類別信
号、強調語検出信号、文体信号が入力された感情判定部
104eは、入力された類別信号、強調語検出信号、文
体信号に基づいて、利用者の感情の程度(感情度)を判
定する。
施形態では、例えば図5に示す「感情度テーブル」に従
って行うことができる。この「感情度テーブル」には、
例えば、同図に示すように、判定要素(利用者の感情)
と、「感情の度合い(感情度)」とを有している。
ーズを意味するものであり、例えば、同図に示すよう
に、関心/無関心、喜ぶ/つまらない、最高/最低、ほ
っとする/まいる等が挙げられる。この判定要素は、上
述した「利用者の感情」と同義の意味である。
く、同図に示すように、判定要素が「関心/無関心」で
ある場合は、感情の程度は、すごく関心がある(P
1)、関心がある(P2)、関心がない(N1)、全く
関心がない(N2)と類別することができる。
号に対応する文字列が”昔はサッカーを楽しくやってい
たよ”である場合は、その文字列を、情報データベース
108に蓄積されているキーワード群と照合し、文字列
の中からキーワード群と共通する(例えば、サッカー)
キーワードを抽出する。
る「感情の類別」、強調語検出信号に対応する強調語に
基づいて、上記「感情度テーブル」を参照し、抽出した
キーワードに対し利用者が抱いている感情度を判定し、
判定した結果(P1、P2、N1、N2)を感情判定信
号としてAI推論部104fに出力する。
はサッカーを楽しくやっていたよ”である場合は、類別
部104cは、”やっていた”という文字列を検出し、
強調語検出部104dは、”楽しく”という文字列を検
出する。感情判断部104eは、類別部104cで検出
された”やっていた”と、強調語検出部104dで検出
した”楽しく”とに基づいて、図5のテーブルを参照
し、抽出したキーワード(サッカー)に対する利用者の
感情度がP1であると判断する。感情判定部104e
は、上記判断した「感情の程度」とキーワードとを含む
感情情報を感情情報信号としてAI推論部104fに出
力する。
eで判定された利用者の「感情の度合い」、文字列のキ
ーワードから、そのキーワードに対して利用者が抱く感
情を推論する。具体的には、感情判定部104eから感
情情報信号が入力されたAI推論部104fは、入力さ
れた感情情報信号に対応する感情情報に基づいて、例え
ば上記結果より「感情の度合い」がP1(楽しくやって
いた)、キーワードが”サッカー”である場合は、利用
者はサッカーについて興味があるな、と推論する。
列のキーワード、又はそのキーワードに対し利用者が抱
いている感情度に基づいて、前記キーワードと最も関係
するフレーズ(推論の内容を示す予め定められた内容)
を感情情報データベース106から抽出して、その抽出
したフレーズを推論の内容とすることができる。
力されたAI推論部104fは、入力された感情情報信
号に対応するキーワード・キーワードに対する利用者の
感情度を、個人認識部109から入力されて利用者信号
に対応する利用者に関連付けて感情情報データベース1
06に蓄積する(図7中の「感情履歴テーブル」を参
照)。
り、興味がある分野について更に質問内容を深めてい
き、感情判定部104eから入力されたキーワードとそ
のキーワードに対して利用者が抱いている感情度とを、
文字列を発話した利用者毎に感情情報データベース10
6に蓄積することもできる。
度が発生した時期(時制)を解釈するものである。具体
的には、文節認識部104aから文体信号が入力された
時制解釈部104bは、入力された文体信号に対応する
文字列に基づいて、その文字列に対応する事象がどの時
制(時点)に該当するのかを解釈する。この解釈は、本
実施形態では、図6に示す「時制テーブル」に従って行
うものとする。
に、アスペクト、テンス、ムードから構成されるもので
あり、文字列に対応する時制は、これらの構成要素に基
づいて特定することができる。
が完了していることを示す完成相(A1)と、利用者の
発話時においてもある事象が継続していることを示す継
続相(A2)とから構成されるものである。また、テン
スTとは、非過去時制(T1)と、過去時制(T2)と
から構成されるものである。更に、ムードMとは、叙述
法M1(断定法(M2)、推量法(M3))と、実行法
M6(意志・勧誘(M4)、命令(M4))とから構成
されるものである。
ッカーを楽しくしていたよ”という文字列を解釈する場
合は、図6を参照し、”〜いた”の文字から断定M2−
過去T2(判断)であると判断し、”〜していた”の
文字から完成相A2(判断;過去における継続性)に
該当すると判断する。そして、これらの判断を行った時
制解釈部104bは、判断した時制(判断、判断)
を時制信号としてAI推論部104fに出力する。
とからそれぞれ時制信号と感情情報信号とが入力された
AI推論部104fは、入力された時制信号に対応する
「判断された時制」と、入力された感情情報信号に対応
する「感情の度合い」「キーワード」とに基づいて、あ
る時制において、キーワードに対し利用者が抱いている
感情度と、その感情度が発生した時期とを推論する。
ッカーを楽しくやっていたよ”の文字列から利用者の感
情度を推論する場合は、時制解釈部104b、類別部1
04c及び強調語解釈部104dで文字列の要素が解釈
された結果、「判断された時制」が上記判断(断定M
2−過去T2;過去に何かを行っていたこと)、判断
(完成相A2;何かを継続して行っていたこと)、「感
情の度合い」がP1(〜を楽しくやっていた)、更に、
「キーワード」がサッカーであるという結果が導かれる
ので、「利用者は過去(判断)においてサッカー(キ
ーワード)を継続(判断)してやっていた時期がある
な、利用者はサッカーに興味があるのでは」、と推論す
る。
用者が過去においてサッカーに興味がある、と推論した
ので、過去におけるサッカーについての質問を導きだ
し、導いた質問を次々に行い質問の内容を深めていく。
例えば、サッカーに関係する質問としては、好きなサッ
カーチーム、好きな選手などが挙げられる。
ス106に蓄積されているものであり、AI推論部10
4fは、推論した結果に対応する質問内容を取得し、取
得した質問内容を出力部107に出力することで、利用
者に対し質問することができる。
論部104fは、利用者から回答のあった回答内容を、
「判断された時制」「感情の度合い」「キーワード」毎
に感情情報データベース106に蓄積する(図7中の
「時制履歴テーブル」を参照)。
者が発話した文字列に含まれる「感情の度合い」「キー
ワード」だけではなく、「判断された時制」をも含めて
利用者の感情を判断するので、例えば利用者が過去にお
いてはどのような感情を抱いていたのかを把握すること
ができ、更に、過去から現在に至るまでの感情の変化を
も把握することができる。
去における事柄において「感情の度合い」が高かった場
合には、例えば、「現在においての感情は変わっていな
いか」と推論し、現在における利用者の感情を判断付け
る質問を行い、現在における利用者がどのような感情を
抱いているのかを把握することができる。
用者からの回答に含まれるキーワード、特に利用者の感
情に関係するキーワードを多く収集することができ、後
述する選局部104gは、AI推論部104fで推論さ
れた利用者の感情に関係するキーワードを用いて所定の
放送局200を選局することができ、利用者が要求する
放送情報をより的確に該当する放送局200から取得
し、取得した放送情報を出力部107に出力、又は録音
部111に録音することができる。
7を通じて、利用者が抱いている感情度、その感情度が
発生した時制を推論し、それらの内容を感情情報データ
ベース106に蓄積するので、後述する選局部104g
は、感情情報データベース106に蓄積されている感情
度・時制に関連するキーワードを用いて所定の放送情報
を取得することができ、”ある時制”における利用者の
感情にマッチした放送情報を的確に放送局200から取
得し、取得した放送情報を外部に出力することができ
る。
て、AI推論部104fに文字情報を入力(例えば、音
声入力、操作部からの入力)すれば、AI推論部104
fが利用者の感情度を推論し、その推論に応じて異なっ
た質問をするので、あたかも人間と会話しているような
雰囲気を味わうことができ、ある放送情報についての情
報が出力されるまでの時間を楽しく過ごすことができ
る。
106に記憶されているキーワード、又は感情度に関連
付けられているキーワードに基づいて、そのキーワード
に対応付けられた放送局200を選局する選局手段であ
る。また、選局部104gは、感情度に関連付けられた
キーワードが所定の数以上になった場合に、各キーワー
ドに対応付けられた放送局200を選局する選局手段で
もある。
データベース106に蓄積されている「感情履歴テーブ
ル」(図7参照)の中から、「感情の度合い」を示す値
(P1、P2、N1、N2)と、その値に関連付けられ
たキーワード(又は高い感情度に関連付けられたキーワ
ードなど)とを取得する。
れたキーワードとを取得した選局部104gは、取得し
た「感情の度合い」に対応するキーワードが一つ又は所
定の個数以上になった場合に、それらのキーワードに対
応付けられた放送局200を選局する。その後、受信部
105は、選局部104gで選局された放送局200か
ら該当する放送情報(例えば、ニュース番組など)を放
送局200から受信し、受信した放送情報を出力部10
7に出力、又は録音部111(情報記録手段)に記録さ
せる。
ドに関連付けられた利用者の感情度に応じて、そのキー
ワードに関連付けられた放送情報を選局することができ
るので、受信部105は、利用者の要求に応じた放送情
報を該当する放送局200から的確に取得することがで
きる。
ベース106に蓄積されている「時制履歴テーブル」の
中から、時制毎に「感情の度合い」を示す値と、その値
に関連付けられたキーワードとを取得する。
の値に関連付けられたキーワードとを取得した選局部1
04gは、時制毎に取得した「感情の度合い」のうち、
ある時制に対応するキーワードが一つ又は所定の数値以
上になった場合に、それらのキーワードに対応付けられ
た放送局200を選局する。
情の度合い」のうち、「過去」におけるP1又はP2に
対応するキーワードが5個以上になった場合に、それら
のキーワードに対応付けられた放送局200を選局す
る。
のであり、例えば、所定の放送内容を各家庭に配信して
いる放送管理センター等が挙げられる。尚、放送局20
0は、ネットワーク上に分散配置されたWebサーバを
管理しているサーバ管理センターであってもよい。
提供方法]上記構成を有する放送情報提供システムによ
る放送情報提供方法は、以下の手順により実施すること
ができる。図8は、本実施形態に係る放送情報提供方法
の手順を示すフロー図である。先ず、入力部101が利
用者の音声情報を取得するステップを行う(S10
1)。具体的に入力部101は、利用者の音声情報を取
得し、取得した音声情報を音声信号として音声認識部1
02に出力する。
で取得した音声情報に基づいて、その音声情報に対応す
る文字列を特定するステップを行う(S102)。具体
的には、音声信号が入力された音声認識部102は、入
力された音声信号を解析し、解析した音声信号に対応す
る文字列を、音声認識辞書記憶部103に格納されてい
る辞書を用いて特定し、特定した文字列を文字列信号と
して推論エンジン104に出力する。
部102で特定した文字列の中から、所定のキーワード
を抽出し、抽出したキーワードに対する利用者の感情の
度合いを示す感情度を推論し、推論した感情度又は前記
キーワードに基づいて、それら感情度又はキーワードに
対応付けられた放送局200を選局するステップを行う
(S103)。ここで行う処理は、図9に基づいて説明
する。
すように、文節認識部104aが、文を解析し、解析し
た文に基づいて、文から把握される言葉の意味空間を認
識するステップを行う(S200)。次いで、文節認識
部104aが上記認識により文と文との間を認識するス
テップを行う(S201)。具体的には、文から把握さ
れる言葉の意味空間を把握した文節認識部104aは、
入力された文字信号に基づいて、文字信号に対応する文
と文との間を認識する。
間にはある程度の時間間隔があるので、その時間間隔に
基づいて文と文との間を区別するものである。例えば、
文字信号に対応する文が、”今日は暑いな・・・アイス
を食べよう”というものである場合は、文節認識部10
4aは、上記文の中で時間間隔がある部分”・・・”を
文の区切りと認識し、”今日は暑いな”と”アイスを食
べよう”との文に分けることを行う。
aは、文を1文毎に区分けして、1文毎に区分けした文
を文体信号として時制解釈部104b、類別部104
c、強調語検出部104d、感情判定部104eに出力
する。
用者の感情の種類を判別するステップを行う(S20
2)。具体的には、文節認識部104aから文体信号が
入力された類別部104cは、入力された文体信号に対
応する文に基づいて、文に含まれる要素から感情に関係
するフレーズを抜き出し、この抜き出したフレーズがど
のような感情の類別に属するものであるかを特定する。
テーブル」に基づいて、1文の中からどのような感情が
含まれているのかを類別し、この類別した結果を類別信
号として感情判定部104eに出力する。
から感情の強弱を特徴付ける要素を抽出するステップを
行う(S203)。具体的には、文節認識部104aか
ら文体信号が入力された強調語検出部104dは、入力
された文体信号に対応する文に基づいて、その文を構成
する要素の中に、強調語があるか否かを検出する。
調語テーブル」に基づいて、1文の中にある強調語を検
出し、検出した強調語を強調語検出信号として感情判定
部107に出力する。
ーワードに対して利用者が抱く感情度を判定するステッ
プを行う(S204)。具体的に、感情判定部104e
は、入力された文体信号に対応する文字列が”昔はサッ
カーを楽しくやっていたよ”である場合は、その文字列
を、情報データベース108に蓄積されているキーワー
ド群と照合し、文字列の中からキーワード群と共通(例
えば、サッカー)するキーワードを抽出する。
に対応する「感情の類別」、強調語検出信号に対応する
強調語に基づいて、上記「感情度テーブル」を参照し、
抽出したキーワードに対し利用者が抱いている感情度を
判定し、判定した結果(P1、P2、N1、N2)を感
情判定信号としてAI推論部104fに出力する。
部104eで判定された利用者の「感情の度合い」、文
字列のキーワードから、利用者が抱く感情を推論するス
テップを行う(S205)。
情報信号が入力されたAI推論部104fは、入力され
た感情情報信号に対応する感情情報に基づいて、例えば
上記結果より「感情の度合い」がP1(楽しくやってい
た)、キーワードが”サッカー”である場合は、利用者
はサッカーについて興味があるな、と推論する。
により、興味がある分野について更に質問内容を深めて
いき、利用者が抱いている感情に対応するキーワードを
聞き出し、聞き出した感情に対応するキーワードを感情
情報データベース106に蓄積していく。
感情度が発生した時期(時制)を含めて、利用者が抱く
感情を推論してもよい。具体的には、文節認識部104
aから文体信号が入力された時制解釈部104bは、入
力された文体信号に対応する文字列に基づいて、その文
字列に対応する事象がどの時制(時点)に該当するのか
を解釈する。この解釈は、本実施形態では、図6に示す
「時制テーブル」に従って行うものとする。
ッカーを楽しくしていたよ”という文字列を解釈する場
合は、図6を参照し、”〜いた”の文字から断定M2−
過去T2(判断)であると判断し、”〜していた”の
文字から完成相A2(判断;過去における継続性)に
該当すると判断(解釈)する。そして、これらの判断を
行った時制解釈部104bは、判断した時制(判断、
判断)を時制信号としてAI推論部104fに出力す
る。
104eとからそれぞれ時制信号と感情情報信号とが入
力されたAI推論部104fは、入力された時制信号に
対応する「判断された時制」と、入力された感情情報信
号に対応する「感情の度合い」「キーワード」とに基づ
いて、キーワードに対し利用者が抱いている感情度と、
その感情度が発生した時期とを推論する。
ッカーを楽しくやっていたよ”の文字列から利用者の感
情度を推論する場合は、時制解釈部104b、類別部1
04c及び強調語解釈部104dで文字列の要素が解釈
された結果、「判断された時制」が上記判断(断定M
2−過去T2;過去に何かを行っていたこと)、判断
(完成相A2;何かを継続して行っていたこと)、「感
情の度合い」がP1(〜を楽しくやっていた)、更に、
「キーワード」がサッカーであるという結果が導かれる
ので、「利用者は過去(判断)においてサッカー(キ
ーワード)を継続(判断)してやっていた時期がある
な、利用者はサッカーに興味があるのでは」、と推論す
る。
用者が過去においてサッカーに興味がある、と推論した
ので、過去におけるサッカーについての質問を導きだ
し、導いた質問を次々に行い質問の内容を深めていく。
例えば、サッカーに関係する質問としては、好きなサッ
カーチーム、好きな選手などが挙げられる。
論部104fは、利用者から回答のあった回答内容を、
「判断された時制」「感情の度合い」「キーワード」毎
に感情情報データベース106に蓄積する(図7中の
「時制履歴テーブル」を参照)。
者が発話した文字列に含まれる「感情の度合い」「キー
ワード」だけではなく、「判断された時制」をも含めて
利用者の感情を判断するので、例えば利用者が過去にお
いてはどのような感情を抱いていたのかを把握すること
ができ、更に、過去から現在に至るまでの感情の変化を
も把握することができる。
去における事柄において「感情の度合い」が高かった場
合には、例えば、「現在においての感情は変わっていな
いか」と推論し、現在における利用者の感情を判断付け
る質問を行い、現在における利用者がどのような感情を
抱いているのかを把握することができる。
用者からの回答に含まれるキーワード、特に利用者の感
情に関係するキーワードを多く収集することができ、後
述する選局部104gは、AI推論部104fで推論さ
れた”ある時制”における利用者の感情に関係するキー
ワードを用いて所定の放送局200を選局することがで
きる。
て、AI推論部104fに文字情報を入力(例えば、音
声入力、操作部からの入力)すれば、AI推論部104
fが利用者の感情度を推論し、その推論に応じて異なっ
た質問をするので、あたかも人間と会話しているような
雰囲気を味わうことができ、ある放送情報についての情
報が出力されるまでの時間を楽しく過ごすことができ
る。
タベース106に記憶されているキーワード、又は感情
度に関連付けられているキーワードに基づいて、そのキ
ーワードに対応付けられた放送局200を選局するステ
ップを行う(S206)。尚、選局部104gは、感情
度に関連付けられたキーワードが所定の数以上になった
場合に、各キーワードに対応付けられた放送局200を
選局するステップを行ってもよい。
データベース106に蓄積されている「感情履歴テーブ
ル」(図7参照)の中から、「感情の度合い」を示す値
(P1、P2、N1、N2)と、その値に関連付けられ
たキーワード(又は高い感情度に関連付けられたキーワ
ードなど)とを取得する。
連付けられたキーワードとを取得した選局部104g
は、取得した「感情の度合い」に対応するキーワードが
一つ又は所定の個数以上になった場合に、それらのキー
ワードに対応付けられた放送局200を選局し、出力部
107は、選局部104gで選局された放送局200か
ら該当する放送情報(例えば、ニュース番組など)を受
信し、受信した放送情報を出力部107に出力、又は録
音部111に録音させる。
ドに関連付けられた利用者の感情度に応じて、そのキー
ワードに対応付けられた放送局200を選局することが
できるので、受信部105は、より利用者の要求に応じ
た放送情報を選局された放送局200から受信すること
ができる。
ベース106に蓄積されている「時制履歴テーブル」の
中から、時制毎に「感情の度合い」を示す値と、その値
に関連付けられたキーワードとを取得することができ
る。
した「感情の度合い」のうち、「過去」におけるP1又
はP2に対応するキーワードが5個以上になった場合
に、それらのキーワードに対応付けられた放送局200
を選局する。
示す値と、その値に関連付けられたキーワードとを取得
した選局部104gは、時制毎に取得した「感情の度合
い」のうち、ある時制に対応するキーワードが一つ又は
所定の数値以上になった場合に、それらのキーワードに
対応付けられた放送局200を選局することができる。
法及び放送情報提供装置による作用及び効果]このよう
な本実施形態に係る発明によれば、推論エンジン104
が、利用者が発話した内容に含まれる文字列の中から所
定のキーワードを抽出し、抽出されたキーワードに対応
付けられた放送局200を選局することができるので、
受信部105は、推論エンジン104で選局された放送
局200から、利用者が要求する放送情報を的確に受信
することができる。
話した内容に含まれるキーワードに関連付けられている
感情度に応じて、該キーワードに対応付けられた放送局
200を選局することができるので、受信部105は、
推論エンジン104で選局された放送局200から、例
えば、利用者の感情度が高い(興奮している状態など)
場合は、より利用者の感情度を高ぶらせるような放送情
報を受信することができ、利用者の要求によりマッチし
た放送情報を提供することができる。
キーワードが所定の数以上になった場合に、各キーワー
ドに対応付けられた放送局200を選局することができ
るので、利用者が要求する放送局200を的確に選局す
ることができる。
話した文字列に含まれる「感情の度合い」「キーワー
ド」だけではなく、「判断された時制」をも含めて利用
者の感情を判断するので、例えば利用者が過去において
はどのような感情を抱いていたのかを把握することがで
き、更に、過去から現在に至るまでの感情の変化をも把
握することができる。
した文字列に含まれる「感情の度合い」「キーワード」
だけではなく、「判断された時制」をも含めてキーワー
ドに関連付けられた放送情報を取得することができるの
で、”ある時制”における利用者の感情度に関連付けら
れたキーワードに基づいて、そのキーワードに対応付け
られた放送局200を選局することができる。
含まれる強調語に基づいて感情度を定めることができる
ので、例えば強調語である副詞又は感嘆詞などにより、
利用者の感情の程度を的確に把握することができる。
定されるものではなく、受信部105で取得した各放送
情報を録音し、録音されている各放送情報に関連付けら
れた各見出し群を列記した見出しテーブルを記憶する録
音部111(見出し記憶手段)を備え、感情判定部10
4e(キーワード抽出手段)には、音声認識部102で
認識された文字列と見出しテーブルとを照合し、文字列
の中から所定の見出しを抽出する機能を備え、更に、再
生部104hには、感情判定部104eで抽出された見
出しに基づいて、該見出しに関連付けられた放送情報を
録音部111から取得し、取得した該放送情報を再生す
る機能を備えるものであってもよい。
識部102で認識した文字列と一致する見出しリストを
抽出し、再生部104hが感情判定部104eで抽出さ
れた見出しリストに基づいて、該見出しリストに関連付
けられた放送情報を録音部111の中から取得して、取
得した前記放送情報を再生するので、利用者は、例え
ば、録音部111に蓄積されている各種録画番組等のう
ち、自己が見たい番組内容を発話すれば、再生部104
hが自動的に該当する番組を再生(頭出し再生)してく
れることとなり、かかる頭出し再生する際の操作上の煩
雑さを解消することができる。
出した見出しを含む文字列に基づいて、見出しに対して
利用者が抱く感情度を認識し、上記録音部111は、感
情判定部104eで認識された感情度を見出しに関連付
けて記憶し、更に、再生部104hは、録音部111で
記憶された感情度に関連付けられた見出しに基づいて、
該見出しに関連付けられた放送情報を取得し、取得した
放送情報を再生するものであってもよい。
関連付けられた見出しを用いて、その見出しに関連付け
られた放送情報を取得し、取得した放送情報を再生する
こともできるので、利用者の要求に応じた放送情報をよ
り的確に再生することができる。
報提供方法で説明したステップは、パーソナルコンピュ
ータ等の汎用コンピュータで、所定のプログラム言語で
記述された専用プログラムを実行することにより実現す
ることができる。
プログラムによれば、利用者が入力した文字列に基づい
て特定のキーワードを抽出し、抽出したキーワードに基
づいてそのキーワードに対して利用者が抱く感情度を推
論して、推論した感情度とキーワードとに基づいて利用
者が要求する放送情報を出力等できるという作用効果を
奏する放送情報提供システム及び放送情報提供方法を一
般的な汎用コンピュータで容易に実現することができ
る。
に記録することができる。この記録媒体は、図10に示
すように、例えば、ハードディスク300、フロッピィ
ーディスク400、コンパクトディスク500、ICチ
ップ600、カセットテープ700などが挙げられる。
このような情報提供プログラムを記録した記録媒体によ
れば、情報提供プログラムの保存、運搬、販売などを容
易に行うことができる。
利用者が入力した文字列に基づいて特定のキーワードを
抽出し、抽出したキーワードに基づいてそのキーワード
に対して利用者が抱く感情度を推論して、推論した感情
度と前記キーワードとに基づいて利用者が要求する放送
情報を出力等するができる。
構成を示すブロック図である。
示すブロック図である。
類別テーブルの内容を示した図である。
る強調語テーブルの内容を示した図である。
感情度テーブルの内容を示した図である。
時制テーブルの内容を示した図である。
積する「感情履歴テーブル」及び「時制履歴テーブル」の内
容を示した図である。
したフロー図である。
されている手順を示したフロー図である。
を格納した記録媒体を示した図である。
部、103…音声認識辞書記憶部、104…推論エンジ
ン、104a…文節認識部、104b…時制解釈部、1
04c…類別部、104d…強調語検出部、104e…
感情判定部、104f…AI推論部、104g…選局
部、105…受信部、106…感情情報データベース、
107…出力部、108…情報データベース、109…
個人認識部、110…個人認識辞書記憶部、200…放
送局、300…ハードディスク、400…フロッピィー
ディスク、500…コンパクトディスク、600…IC
チップ、700…カセットテープ
Claims (28)
- 【請求項1】 複数の放送局から放送された映像、音声
等を含む複数の放送情報の中から、利用者の要求に応じ
て前記放送情報を受信する放送情報提供システムであっ
て、 前記利用者から入力された文字列を認識する文字認識手
段と、 各前記放送情報に関連付けられた各キーワード群と該各
放送情報を配信する前記各放送局とを対応付けるリスト
テーブルを記憶したリスト記憶手段と、 前記文字認識手段で認識された前記文字列と前記リスト
テーブルとを照合し、該文字列の中から所定のキーワー
ドを抽出するキーワード抽出手段と、 前記キーワード抽出手段で抽出された前記キーワードに
基づいて、該キーワードに対応付けられた前記放送局を
選局する選局手段と、 前記選局手段で選局された前記放送局から前記キーワー
ドに関連付けられた前記放送情報を受信する受信手段
と、 前記受信手段で受信された前記放送情報を出力する出力
手段とを有することを特徴とする放送情報提供システ
ム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の放送情報提供システム
であって、 前記キーワード抽出手段で抽出された前記キーワードを
含む前記文字列に基づいて、該キーワードに対して前記
利用者が抱く感情の度合いを示す感情度を認識する感情
認識手段と、 前記感情認識手段で認識された前記感情度と、該感情度
に関連付けられた前記キーワードとを記憶する感情記憶
手段とを有し、 前記選局手段は、前記感情記憶手段に記憶されている前
記感情度に関連付けられている前記キーワードに基づい
て、該キーワードに対応付けられている前記放送局を選
局することを特徴とする放送情報提供システム。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
の放送情報提供システムであって、 前記選局手段は、前記キーワード抽出手段で抽出された
前記キーワードが所定の数以上になった場合に、各該キ
ーワードに対応付けられた前記放送局を選局することを
特徴とする放送情報提供システム。 - 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
の放送情報提供システムであって、 前記受信手段で取得した前記放送情報を記憶する情報記
憶手段を有することを特徴とする放送情報提供システ
ム。 - 【請求項5】 請求項4に記載の放送情報提供システム
であって、 前記情報記憶手段に記憶されている各前記放送情報に関
連付けられた各見出し群を列記した見出しテーブルを記
憶する見出し記憶手段を有し、 前記キーワード抽出手段は、前記文字認識手段で認識さ
れた前記文字列と前記見出しテーブルとを照合し、前記
文字列の中から所定の見出しを抽出し、 前記キーワード抽出手段で抽出された前記見出しに基づ
いて、該見出しに関連付けられた前記放送情報を前記情
報記録手段から取得し、取得した該放送情報を再生する
再生手段を有することを特徴とする放送情報提供システ
ム。 - 【請求項6】 請求項5に記載の放送情報提供システム
であって、 前記感情認識手段は、前記キーワード抽出手段で抽出さ
れた前記見出しを含む前記文字列に基づいて、該見出し
に対して前記利用者が抱く前記感情度を認識し、 前記見出し記憶手段は、前記感情認識手段で認識された
前記感情度を前記見出しに関連付けて記憶し、 前記再生手段は、前記リスト記憶手段で記憶されている
前記感情度に関連付けられた前記見出しに基づいて、該
見出しに関連付けられた前記放送情報を前記情報記録手
段から取得し、取得した放送情報を再生することを特徴
とする放送情報提供システム。 - 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
の放送情報提供システムであって、 前記感情度は、前記文字列に含まれる副詞又は感嘆詞か
らなる強調語に基づいて定めることを特徴とする放送情
報提供システム。 - 【請求項8】 複数の放送局から放送された映像、音声
等を含む複数の放送情報の中から、利用者の要求に応じ
て前記放送情報を受信する放送情報提供方法であって、 前記利用者から入力された文字列を認識するステップ
と、 各前記放送情報に関連付けられた各キーワード群と該各
放送情報を配信する前記各放送局とを対応付けるリスト
テーブルを記憶するステップと、 認識された前記文字列と前記リストテーブルとを照合
し、該文字列の中から所定のキーワードを抽出するステ
ップと、 抽出された前記キーワードに基づいて、該キーワードに
対応付けられた前記放送局を選局するステップと、 選局された前記放送局から前記キーワードに関連付けら
れた前記放送情報を受信するステップと、 受信された前記放送情報を出力するステップとを有する
ことを特徴とする放送情報提供方法。 - 【請求項9】 請求項8に記載の放送情報提供方法であ
って、 抽出された前記キーワードを含む前記文字列に基づい
て、該キーワードに対して前記利用者が抱く感情の度合
いを示す感情度を認識するステップと、 認識された前記感情度と、該感情度に関連付けられた前
記キーワードとを記憶するステップと、 記憶されている前記感情度に関連付けられている前記キ
ーワードに基づいて、該キーワードに対応付けられてい
る前記放送局を選局するステップとを有することを特徴
とする放送情報提供方法。 - 【請求項10】 請求項8又は請求項9のいずれかに記
載の放送情報提供方法であって、 抽出された前記キーワードが所定の数以上になった場合
に、各該キーワードに対応付けられた前記放送局を選局
するステップを有することを特徴とする放送情報提供方
法。 - 【請求項11】 請求項8乃至請求項10のいずれかに
記載の放送情報提供方法であって、 取得した前記放送情報を記憶するステップを有すること
を特徴とする放送情報提供方法。 - 【請求項12】 請求項11に記載の放送情報提供方法
であって、 記憶されている各前記放送情報に関連付けられた各見出
し群を列記した見出しテーブルを記憶するステップと、 認識された前記文字列と前記見出しテーブルとを照合
し、前記文字列の中から所定の見出しを抽出するステッ
プと、 抽出された前記見出しに基づいて、該見出しに関連付け
られた前記放送情報を取得し、取得した該放送情報を再
生するステップとを有することを特徴とする放送情報提
供方法。 - 【請求項13】 請求項12に記載の放送情報提供方法
であって、 抽出された前記見出しを含む前記文字列に基づいて、該
見出しに対して前記利用者が抱く前記感情度を認識する
ステップと、 認識された前記感情度を前記見出しに関連付けて記憶す
るステップと、 記憶されている前記感情度に関連付けられた前記見出し
に基づいて、該見出しに関連付けられた前記放送情報を
取得し、取得した放送情報を再生するステップとを有す
ることを特徴とする放送情報提供方法。 - 【請求項14】 請求項8乃至請求項13のいずれかに
記載の放送情報提供方法であって、 前記文字列に含まれる副詞又は感嘆詞からなる強調語に
基づいて前記感情度を定めるステップを有することを特
徴とする放送情報提供方法。 - 【請求項15】 複数の放送局から放送された映像、音
声等を含む複数の放送情報の中から、利用者の要求に応
じて前記放送情報を受信する放送情報提供装置であっ
て、 前記利用者から入力された文字列を認識する文字認識手
段と、 各前記放送情報に関連付けられた各キーワード群と該各
放送情報を配信する前記各放送局とを対応付けるリスト
テーブルを記憶したリスト記憶手段と、 前記文字認識手段で認識された前記文字列と前記リスト
テーブルとを照合し、該文字列の中から所定のキーワー
ドを抽出するキーワード抽出手段と、 前記キーワード抽出手段で抽出された前記キーワードに
基づいて、該キーワードに対応付けられた前記放送局を
選局する選局手段と、 前記選局手段で選局された前記放送局から前記キーワー
ドに関連付けられた前記放送情報を受信する受信手段
と、 前記受信手段で受信された前記放送情報を出力する出力
手段とを有することを特徴とする放送情報提供装置。 - 【請求項16】 請求項15に記載の放送情報提供装置
であって、 前記キーワード抽出手段で抽出された前記キーワードを
含む前記文字列に基づいて、該キーワードに対して前記
利用者が抱く感情の度合いを示す感情度を認識する感情
認識手段と、 前記感情認識手段で認識された前記感情度と、該感情度
に関連付けられた前記キーワードとを記憶する感情記憶
手段とを有し、 前記選局手段は、前記感情記憶手段に記憶されている前
記感情度に関連付けられている前記キーワードに基づい
て、該キーワードに対応付けられている前記放送局を選
局することを特徴とする放送情報提供装置。 - 【請求項17】 請求項15又は請求項16のいずれか
に記載の放送情報提供装置であって、 前記選局手段は、前記キーワード抽出手段で抽出された
前記キーワードが所定の数以上になった場合に、各該キ
ーワードに対応付けられた前記放送局を選局することを
特徴とする放送情報提供装置。 - 【請求項18】 請求項15乃至請求項17のいずれか
に記載の放送情報提供装置であって、 前記受信手段で取得した前記放送情報を記憶する情報記
憶手段を有することを特徴とする放送情報提供装置。 - 【請求項19】 請求項18に記載の放送情報提供装置
であって、 前記情報記憶手段に記憶されている各前記放送情報に関
連付けられた各見出し群を列記した見出しテーブルを記
憶する見出し記憶手段を有し、 前記キーワード抽出手段は、前記文字認識手段で認識さ
れた前記文字列と前記見出しテーブルとを照合し、前記
文字列の中から所定の見出しを抽出し、 前記キーワード抽出手段で抽出された前記見出しに基づ
いて、該見出しに関連付けられた前記放送情報を前記情
報記録手段から取得し、取得した該放送情報を再生する
再生手段を有することを特徴とする放送情報提供装置。 - 【請求項20】 請求項19に記載の放送情報提供装置
であって、 前記感情認識手段は、前記キーワード抽出手段で抽出さ
れた前記見出しを含む前記文字列に基づいて、該見出し
に対して前記利用者が抱く前記感情度を認識し、 前記見出し記憶手段は、前記感情認識手段で認識された
前記感情度を前記見出しに関連付けて記憶し、 前記再生手段は、前記リスト記憶手段で記憶されている
前記感情度に関連付けられた前記見出しに基づいて、該
見出しに関連付けられた前記放送情報を前記情報記録手
段から取得し、取得した放送情報を再生することを特徴
とする放送情報提供装置。 - 【請求項21】 請求項15乃至請求項20のいずれか
に記載の放送情報提供装置であって、 前記感情度は、前記文字列に含まれる副詞又は感嘆詞か
らなる強調語に基づいて定めることを特徴とする放送情
報提供装置。 - 【請求項22】 複数の放送局から放送された映像、音
声等を含む複数の放送情報の中から、利用者の要求に応
じて前記放送情報を受信する放送情報提供プログラムで
あって、コンピュータに、 前記利用者から入力された文字列を認識するステップ
と、 各前記放送情報に関連付けられた各キーワード群と該各
放送情報を配信する前記各放送局とを対応付けるリスト
テーブルを記憶するステップと、 認識された前記文字列と前記リストテーブルとを照合
し、該文字列の中から所定のキーワードを抽出するステ
ップと、 抽出された前記キーワードに基づいて、該キーワードに
対応付けられた前記放送局を選局するステップと、 選局された前記放送局から前記キーワードに関連付けら
れた前記放送情報を受信するステップと、 受信された前記放送情報を出力するステップとを実行さ
せるための放送情報提供プログラム。 - 【請求項23】 請求項22に記載の放送情報提供プロ
グラムであって、 抽出された前記キーワードを含む前記文字列に基づい
て、該キーワードに対して前記利用者が抱く感情の度合
いを示す感情度を認識するステップと、 認識された前記感情度と、該感情度に関連付けられた前
記キーワードとを記憶するステップと、 記憶されている前記感情度に関連付けられている前記キ
ーワードに基づいて、該キーワードに対応付けられてい
る前記放送局を選局するステップとを実行させるための
放送情報提供プログラム。 - 【請求項24】 請求項22又は請求項23のいずれか
に記載の放送情報提供プログラムであって、 抽出された前記キーワードが所定の数以上になった場合
に、各該キーワードに対応付けられた前記放送局を選局
するステップを実行させるための放送情報提供プログラ
ム。 - 【請求項25】 請求項22乃至請求項24のいずれか
に記載の放送情報提供プログラムであって、 取得した前記放送情報を記憶するステップを実行させる
ための放送情報提供プログラム。 - 【請求項26】 請求項25に記載の放送情報提供プロ
グラムであって、 記憶されている各前記放送情報に関連付けられた各見出
し群を列記した見出しテーブルを記憶するステップと、 認識された前記文字列と前記見出しテーブルとを照合
し、前記文字列の中から所定の見出しを抽出するステッ
プと、 抽出された前記見出しに基づいて、該見出しに関連付け
られた前記放送情報を取得し、取得した該放送情報を再
生するステップとを実行させるための放送情報提供プロ
グラム。 - 【請求項27】 請求項26に記載の放送情報提供プロ
グラムであって、 抽出された前記見出しを含む前記文字列に基づいて、該
見出しに対して前記利用者が抱く前記感情度を認識する
ステップと、 認識された前記感情度を前記見出しに関連付けて記憶す
るステップと、 記憶されている前記感情度に関連付けられた前記見出し
に基づいて、該見出しに関連付けられた前記放送情報を
取得し、取得した放送情報を再生するステップとを実行
させるための放送情報提供プログラム。 - 【請求項28】 請求項22乃至請求項27のいずれか
に記載の放送情報提供プログラムであって、 前記文字列に含まれる副詞又は感嘆詞からなる強調語に
基づいて前記感情度を定めるステップを実行させるため
の放送情報提供プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002010348A JP4129356B2 (ja) | 2002-01-18 | 2002-01-18 | 放送情報提供システム、放送情報提供方法、放送情報提供装置及び放送情報提供プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002010348A JP4129356B2 (ja) | 2002-01-18 | 2002-01-18 | 放送情報提供システム、放送情報提供方法、放送情報提供装置及び放送情報提供プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003219288A true JP2003219288A (ja) | 2003-07-31 |
JP4129356B2 JP4129356B2 (ja) | 2008-08-06 |
Family
ID=27648114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002010348A Expired - Lifetime JP4129356B2 (ja) | 2002-01-18 | 2002-01-18 | 放送情報提供システム、放送情報提供方法、放送情報提供装置及び放送情報提供プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4129356B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006330060A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Univ Waseda | 音声合成装置、音声処理装置、およびプログラム |
JP2009064186A (ja) * | 2007-09-05 | 2009-03-26 | Mazda Motor Corp | 車両用対話システム |
KR101160193B1 (ko) * | 2010-10-28 | 2012-06-26 | (주)엠씨에스로직 | 감성적 음성합성 장치 및 그 방법 |
JP2019129413A (ja) * | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 株式会社見果てぬ夢 | 放送波受信装置、放送受信方法、及び、放送受信プログラム |
-
2002
- 2002-01-18 JP JP2002010348A patent/JP4129356B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006330060A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Univ Waseda | 音声合成装置、音声処理装置、およびプログラム |
JP2009064186A (ja) * | 2007-09-05 | 2009-03-26 | Mazda Motor Corp | 車両用対話システム |
KR101160193B1 (ko) * | 2010-10-28 | 2012-06-26 | (주)엠씨에스로직 | 감성적 음성합성 장치 및 그 방법 |
JP2019129413A (ja) * | 2018-01-24 | 2019-08-01 | 株式会社見果てぬ夢 | 放送波受信装置、放送受信方法、及び、放送受信プログラム |
JP7017755B2 (ja) | 2018-01-24 | 2022-02-09 | 株式会社見果てぬ夢 | 放送波受信装置、放送受信方法、及び、放送受信プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4129356B2 (ja) | 2008-08-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110517689B (zh) | 一种语音数据处理方法、装置及存储介质 | |
CN106373598B (zh) | 音频重播的控制方法和装置 | |
US20050131688A1 (en) | Apparatus and method for classifying an audio signal | |
US20040152054A1 (en) | System for learning language through embedded content on a single medium | |
JP2007519987A (ja) | 内部及び外部オーディオビジュアルデータの統合解析システム及び方法 | |
JP2006518872A (ja) | 単一媒体に記録されたコンテンツで言語を学習するシステム | |
WO2001020596A1 (en) | Method and apparatus to determine and use audience affinity and aptitude | |
WO2007132566A1 (ja) | 映像再生装置、映像再生方法、および映像再生用プログラム | |
JP5181640B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理端末、情報処理方法、およびプログラム | |
CN111081084B (zh) | 一种听写内容的播报方法及电子设备 | |
JP2009134670A (ja) | 情報処理端末、情報処理方法、およびプログラム | |
CN113392273A (zh) | 视频播放方法、装置、计算机设备及存储介质 | |
US11837221B2 (en) | Age-sensitive automatic speech recognition | |
CN111930974A (zh) | 一种音视频类型的推荐方法、装置、设备及存储介质 | |
US7962330B2 (en) | Apparatus and method for automatic dissection of segmented audio signals | |
KR102135077B1 (ko) | 인공지능 스피커를 이용한 실시간 이야깃거리 제공 시스템 | |
JP4129356B2 (ja) | 放送情報提供システム、放送情報提供方法、放送情報提供装置及び放送情報提供プログラム | |
JP4451037B2 (ja) | 情報検索システム及び情報検索方法 | |
JP2004289530A (ja) | 記録再生装置 | |
JP2003210835A (ja) | キャラクター選択システム、キャラクター選択装置、キャラクター選択方法、プログラム及び記録媒体 | |
CN110858234A (zh) | 一种根据人物情感进行信息推送的方法及装置 | |
JP3838775B2 (ja) | マルチメディア処理装置、記録媒体 | |
JPH08249343A (ja) | 音声情報取得装置及び音声情報取得方法 | |
WO2018115878A1 (en) | A method and system for digital linear media retrieval | |
KR20050051857A (ko) | 오디오 정보를 이용한 영상 검색 장치 및 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041014 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070612 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070808 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080129 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080327 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080422 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080519 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4129356 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110523 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120523 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130523 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |