JP2003218945A - 迷惑メール抑止システム - Google Patents

迷惑メール抑止システム

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JP2003218945A
JP2003218945A JP2002014755A JP2002014755A JP2003218945A JP 2003218945 A JP2003218945 A JP 2003218945A JP 2002014755 A JP2002014755 A JP 2002014755A JP 2002014755 A JP2002014755 A JP 2002014755A JP 2003218945 A JP2003218945 A JP 2003218945A
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JP2002014755A
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Shinji Terada
眞治 寺田
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Cybird Co Ltd
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Cybird Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介して受信される迷惑メール
を抑止する。 【解決手段】 インターネット等の汎用ネットワークと
接続されるキャリア側のメールサーバとの間に迷惑メー
ル抑止サーバを設置し、この迷惑メール抑止サーバで
は、受信したメールのヘッダ情報を解析し、迷惑メール
であるか否かを判定し、当該メールの発信元に対して着
信者不存在情報を生成して前記汎用ネットワークに送信
する。この着信者不存在情報はいわゆる「User Unknow
n」と記述されるインターネット上での返信情報であ
り、これを受信した発信元は通常の場合、当該アドレス
が不存在であると判断せざるを得ないため、発信者自身
の発信アドレスリストから当該アドレスを削除する可能
性が高い。このため、迷惑メールを効果的に抑止するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールシステ
ムで横行する迷惑メール対策に適用して有効な技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】手紙やファクシミリに代わる個人間の意
思伝達手段として電子メールが急速に普及している。
【0003】ところで、この電子メールは同一の内容を
大量のアドレスに対して送信することができるため、送
信者からみれば、同報的に多数の受信者に情報を伝達す
る、いわゆるダイレクトメールとして商用目的に非常に
適している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなダ
イレクトメールは、受信者のほとんどが必要としていな
い情報であることが多く、このようなダイレクトメール
が電子メールとして多数の送信者から受信されるように
なると、受信者にとっては必要なメールとの選別が煩雑
な作業となり、本来必要な電子メールが大量なダイレク
トメールの中に埋没してしまい、必要な情報を見落とし
てしまうことが多かった。
【0005】特に、受信端末が携帯電話型の端末である
場合、受信データ量で通信料が課金されるため、このよ
うなダイレクトメールのためにそれを必要としないにも
かかわらず受信者が通信料を負担する結果となり、「迷
惑メール」として社会問題になってきている。
【0006】さらに、携帯電話型の端末の場合、通常の
パーソナルコンピュータ等の端末装置に比べて、表示画
面で表示可能な情報量が少ない。そのために、タイトル
や送信者のアドレスを画面に表示させてみてもいかにも
知人を装ったタイトルやメールアドレスを用いているた
め、これらを見ただけでは迷惑メールか否かを判断でき
ない場合が多かった。しかし、もしも受信したメールが
迷惑メールであった場合、受信者は多大な操作時間や閲
覧時間を浪費することになり、前述の理不尽な受信料負
担と相まってユーザがかえって手軽なメールシステムを
敬遠してしまう結果となりかねなかった。
【0007】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、受信したメールに対してユーザが迷惑メー
ルであるか否かを判断することが容易なメールシステム
を提供することを技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、インターネッ
ト等の汎用ネットワークと接続されるキャリア側のメー
ルサーバとの間に迷惑メール抑止サーバを設置し、この
迷惑メール抑止サーバでは、受信したメールのヘッダ情
報を解析し、迷惑メールであるか否かを判定し、当該メ
ールの発信元に対して着信者不存在情報を生成して前記
汎用ネットワークに送信するものである。
【0009】迷惑メールであるか否かを判定し、もし迷
惑メールである場合には、着信者不存在情報を送信元に
送信する。この着信者不存在情報はいわゆる「User Unk
nown」と記述されるインターネット上での返信情報であ
り、これを受信した発信元は通常の場合、当該アドレス
が不存在であると判断せざるを得ないため、発信者自身
の発信アドレスリストから当該アドレスを削除する可能
性が高い。このため、迷惑メールを効果的に抑止するこ
とができる。
【0010】また、携帯端末上に迷惑メールであるか否
かの度合いを表示させて本文を取得するか否かを選択さ
せてもよい。さらに、着信者不存在情報を発信元に送信
するか否かも携帯端末上でユーザに選択させてもよい。
【0011】さらに、迷惑メールの度合いは表示せず
に、メール本文の取得、または着信者不存在情報の送信
を形態端末上でユーザに選択させてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。
【0013】図1は、本発明の概略を示す説明図であ
る。同図に示すように、本実施形態は、インターネット
(NW)に接続されたメールゲートウェイサーバ(GW
SV)とキャリア側メールサーバ(CMS)との間に、
迷惑メール対策サーバ(TMS)、ブラックリスト・ホ
ワイトリストデータベース(DB)、メール設定ウェブ
サーバ(MSWS)および迷惑メール対策ウェブメール
サーバ(WMS)を配置した点が特徴である。
【0014】従来の携帯端末(MP:メール送受信機能
付携帯端末)によるメールシステムの場合、メールゲー
トウェイサーバ(GWSV)とキャリア側メールサーバ
(CMS)との間で直接メールの双方向転送を行ってい
たのに対して、本実施形態ではインターネット(NW)
を経由してくるメールに対して迷惑メール対策サーバ
(TMS)を中心に各種サーバおよびデータベース(D
B)を用いることで、携帯端末(MP)への迷惑メール
の着信を抑制している。
【0015】すなわち、ユーザは携帯端末(MP)より
迷惑メールに対してどのような対応とするかの設定をメ
ール設定ウェブサーバ(MSWS)を介して行う(自動
フィルタリング設定)ようになっている。
【0016】この設定は、(1)迷惑度判定をシステム側
に依存し、所定の迷惑度を超えるメールを受信した場合
には自動削除して送信元に対してユーザ不存在情報
(「UserUnknown」情報)を返信する第1の設定(図3
のステップ311〜313で示す処理)と、(2)システ
ムが迷惑度を判定しその結果をメールに添付してユーザ
に通知し、当該メールを読むか否かはユーザの判断に委
ねる第2の設定(図3のステップ321〜322で示す
処理)と、(3)全着信メールを携帯端末(MP)に受信
する設定(図3のステップ331〜332で示す処理)
とに分けられる。ただし、この場合でも、ユーザがメー
ル本文を閲覧し、このメールの送信元に対してユーザ不
存在情報(「User Unknown」情報)を返信するようにシ
ステム側に指示することもできるようになっている。
【0017】なお、携帯端末に対する迷惑メールの発信
システムは、通常の場合、ドメイン名がキャリア各社に
よって、たとえば「docomo.ne.jp」等のように固定され
ているため、ターゲットになるドメインに対して予想さ
れる電話番号やアルファベットの数文字程度の組み合わ
せで想定アドレスリストを生成し、このように生成され
たアドレスに対して大量のメールを試送信し、これに対
してユーザ不存在情報(「User Unknown」情報)が返信
されてきたアドレスを前記リストから削除し、リストを
より精度の高いものにしてリストの価値を高めている場
合が多い。これらのアドレス生成処理やリスト処理はロ
ボットプログラムによってコンピュータ上で自動化され
ているため、たとえ生成されたアドレスのヒット率(着
信率)が低くてもこれを大量に繰り返すことにより、最
終的には何千、何万という有効アドレスの取得が可能に
なる。
【0018】したがって、ユーザ不存在情報(「User U
nknown」情報)が返信されると、当該メールアドレスを
宛先とした迷惑メールの発信が抑止されるため、迷惑メ
ールを効果的に抑止することができる。
【0019】このような迷惑メール抑止システムの主サ
ーバとして機能する迷惑メール対策サーバ(TMS)の
ハードウエア構成を示したものが図2である。
【0020】同図に示すように、このサーバ(TMS)
は、メールゲートウェイサーバ(GWSV)と通信イン
ターフェース(IF)を介して接続されており、内部は
バス(BUS)を中心に、中央処理装置(CPU)、メ
インメモリ(MM)、ハードディスク装置(HD)を有
している。このハードディスク装置(HD)には、オペ
レーティングシステム(OS)やアプリケーションプロ
グラム(APR)とともに、迷惑度判定プログラム(T
JPR)が格納されている。これらのプログラムは、必
要に応じてバス(BUS)を通じてメインメモリ(M
M)に読み込まれて中央処理装置(CPU)によって実
行される。
【0021】なお、このサーバ(TMS)には外部装置
として表示装置(CRT)および入力装置(KBD)を
有しており、サーバの設定や直接のデータ入力等が可能
となっている。
【0022】データベース(DB)は登録されたアドレ
スからのメールは一括して着信を拒否するブラックリス
ト(BLS)と、無条件に着信を受け入れるホワイトリ
スト(WLS)と、ユーザ毎に設定された着信拒否リス
ト(RLS)が設けられている。なおこれらのリストは
キャリア網側メールサーバ(CMS)に接続される構成
としてもよい。
【0023】なお、前記データベース(DB)には、ユ
ーザ設定リストが格納されており、迷惑度に応じてユー
ザがどのようなフィルタリング処理を希望するか(前述
の(1)〜(3)の処理)を設定しておくことができるように
なっている。
【0024】前記迷惑メール対策サーバ(TMS)は、
キャリア網側メールサーバ(CMS)と、メール設定ウ
ェブサーバ(MSWS)と、ウェブメールサーバ(WM
S)と接続されこれらの各サーバは基地局(BS)と接
続されて携帯端末(MP)と通信可能となっている。
【0025】キャリア網側メールサーバ(CMS)は携
帯端末(MP)と直接メールの送受信を行うサーバであ
る。メール設定ウェブサーバ(MSWS)は、前述のよ
うにメールの受信形態の設定を携帯端末(MP)から行
えるようにしたものであり、CHTML(Compact Hyper
-Text Mark-up Language)形式、またはXHTML(extended
Hyper-Text Mark-up Language)形式等、携帯端末に適し
た形式等により記述された入力フォーマットファイルを
有しておりCGI(Comon Gateway Interface)等を通じ
て携帯端末(MP)からの入力情報を迷惑メール対策サ
ーバ(TMS)に通知し、データベース(DB)のユー
ザ設定リストに登録可能にしている。なお、携帯端末内
にあらかじめダウンロードされたプログラムにより設定
された内容をメール設定ウェブサーバ(MSWS)に送信
し、設定または設定の変更を行うことも可能である。
【0026】ウェブメールサーバ(WMS)は、着信メ
ールをHTML形式で蓄積するサーバであり、携帯端末
(MP)から指定に対して着信メールを携帯端末(M
P)のブラウザプログラム上で表示可能な状態でダウン
ロードさせる機能を有している。
【0027】なお、このウェブメールサーバ(WMS)
は必ずしも必須なものではないが、携帯端末(MP)で
受信不可能な長文のメールやバイナリデータによるメー
ル、翻訳が必要なメールを携帯端末(MP)で閲覧可能
にするために有効である。
【0028】次に、図3を用いてユーザが携帯端末(M
P)からフィルタリング設定を行う手順について説明す
る。なお、同図中、ステップ301〜303は本システ
ムの一般的な処理であり、自動フィルタリング設定(ス
テップ304)の設定の仕方によって(1)自動削除処理
(ステップ311〜313)、(2)迷惑度通知処理(ス
テップ321〜322)および手動処理(ステップ33
1〜332)に分かれる。
【0029】すなわち、迷惑メール対策サーバ(TM
S)において、メールを受信すると(ステップ30
1)、データベースの着信拒否リスト(RLS)を参照
し、ユーザから受信を拒否された発信アドレスに該当す
るか否かを判定する(302)。次に、当該メールがデ
ータベース(DB)のブラックリスト(BLS)に登録
された発信アドレスに該当するか否かを判定する(30
3)。
【0030】次に、自動フィルタリング設定(304)
にしたがった処理が行われる。ユーザにより(1)「自動
削除」が選択されている場合には、当該メールの迷惑度
が判定され、所定の迷惑度以上、たとえば80%以上の
場合には当該メールの送信元に対してユーザ不存在情報
(「User Unknown」情報)を返信し、当該メールは廃棄
する。一方、迷惑度が低い場合、たとえば迷惑度20%
程度の場合には当該メールをキャリア網側メールサーバ
(CMS)および基地局(BS)を介して携帯端末(M
P)に送信する。
【0031】このように第1の設定「自動削除」によれ
ば、迷惑度をサーバ側で自動判定し、所定迷惑度以上の
メールはユーザに届かないように処理するため、迷惑度
の判定精度次第で迷惑メールを効率的に抑止できる。
【0032】次に、ユーザにより(2)「迷惑度通知」が
選択されている場合には、メールの迷惑度が判定され、
当該メールの迷惑度を表示したメールをキャリア網側メ
ールサーバ(CMS)および基地局(BS)を介して携
帯端末(MP)に送信する。このときの携帯端末(M
P)に表示される画面例を示したものが図5(a)および
(b)である。
【0033】この表示中「本文を取得する」および「受
信拒否で返信」の箇所には迷惑メール対策サーバ(TM
S)への指示情報が属性として登録されており、携帯端
末(MP)の操作ボタン等によって「本文を取得する」
を指定すると、キャリア網側メールサーバ(CMS)お
よび基地局(BS)を介して携帯端末(MP)に本文を
含んだメールが転送される。
【0034】また、「受信拒否で返信」を指定すると、
この拒否情報が迷惑メール対策サーバ(TMS)に送信
され、当該サーバ(TMS)はこの送信元アドレスをデ
ータベース(DB)の着信拒否リスト(RLS)に登録
する。また、送信元アドレスに対してユーザ不存在情報
(「User Unknown」情報)を返信する。このときメール
の本文はユーザの携帯端末(MP)には転送されない。
【0035】このように第2の設定「迷惑度通知」によ
れば、サーバ側で判定した迷惑度に基づいて本文を受信
するか否かをユーザが選択できる。
【0036】なお、ユーザにより(3)「手動」が選択さ
れている場合、図6または図7に示すように、サーバに
よる迷惑度は表示されずに、当該メールに対してユーザ
不存在情報(「User Unknown」情報)を返信する(「受
信拒否で返信」を選択した場合)か否かを指定できる。
そして、「受信拒否で返信」を指定すると、この拒否情
報が迷惑メール対策サーバ(TMS)に送信され、当該
サーバ(TMS)はこの送信元アドレスをデータベース
(DB)の着信拒否リスト(RLS)に登録する。ま
た、送信元アドレスに対してユーザ不存在情報(「User
Unknown」情報)を返信する
【0037】なお、図6は携帯端末(MP)上に直接本
文を表示させない場合で説明したが、図7に示すように
画面に直接本文を表示させてもよい。
【0038】なお、図2において図示は省略したが、同
図のステップ301の実行開始前に、データベースのホ
ワイトリスト(WLS)を参照し、これに該当するアド
レスの場合には、以下のステップ(301以降)を経る
ことなく無条件に携帯端末(MP)に当該対象となるメ
ールを受信させるようにしてもよい。
【0039】図4は、迷惑メール対策サーバ(TMS)
によって実現される機能部(同図中2重線で囲んだ部
分)と、その処理手順について説明したものである。
【0040】なお、メール受信部(MRV)、メール送
信部(MSD)等はハードディスク装置(HD)に格納
されたプログラムを中央処理装置(CPU)が読み込み
実行することによって実現される機能部である。
【0041】同図において、中央処理装置(CPU)
は、処理を開始すると(ステップ401)、ゲートウェ
イサーバ(GWSV)を経由して受信したメールをメー
ル受信部(MRV)を通じて読み込む(402)。
【0042】次に、着信拒否リスト(RLS)を参照
し、発信元がこのリストに登録されているアドレスであ
るか否かを判定する(403,404)。ここで、該当
するアドレスである場合には、メール送信部(MSD)
を通じて、送信元アドレスに対してユーザ不存在情報
(「User Unknown」情報)を返信して処理を終了する
(405,406)。
【0043】次に、ブラックリスト(BLS)を参照
し、発信元がこのリストに登録されているアドレスであ
るか否かを判定する(407,408)。ここで、該当
するアドレスである場合には、メール送信部(MSD)
を通じて、送信元アドレスに対してユーザ不存在情報
(「User Unknown」情報)を返信して処理を終了する
(409,410)。
【0044】次に中央処理装置(CPU)は、迷惑度判
定プログラム(TJPR)を起動し、当該メールのヘッ
ダ情報を解析し、その迷惑度を判定する(411)。こ
の判定結果は、当該ユーザの自動フィルタリング設定リ
スト(USDB)に基づいて使用される。すなわち、
(1)「自動削除」が設定されている場合には、たとえば
80%以上の迷惑度が判定されたメールについては、当
該メール本文を廃棄する。また、80%未満の迷惑度で
あると判定されたメールについては、前述のようにメー
ル本文を基地局(BS)を経由して携帯端末(MP)に
送信する。また、(2)「迷惑度通知」が設定されている
場合には、図5に示したように迷惑度を表示したメール
をメール生成部(MGT)で生成し、メール送信部(M
SD)より携帯端末(MP)に送信する。さらに、(3)
「手動」が設定されている場合には、図6または図7に
示したようなメールをメール生成部(MGT)で生成
し、メール送信部(MSD)を介して携帯端末(MP)
に送信する。
【0045】ここで、迷惑度判定プログラムの判定アル
ゴリズムについて説明すると、メールのヘッダ情報を解
析することによって行われる。たとえば、メールのヘッ
ダ情報が複数のサーバを経由している場合や、「FRO
M:」と「Resent-From:」の記述内容から発信人のFROMの
記述が改ざんされている可能性等を総合的に判定する。
また、同一本文となっているメールを当該迷惑メール対
策サーバ(TMS)が何通程度受信しているかというこ
とも迷惑メールとして判定する基準となる。さらに、ユ
ーザ毎の着信拒否リスト(RLS)に数多く登録されて
いるアドレスか否かという点も基準になる。
【0046】なお、本実施形態では、図5,図6におい
て、「本文を取得する」を指定するとキャリア側メール
サーバ(CMS)より基地局(BS)を介してメール本
文が携帯端末(MP)に送信される場合として説明した
が、当該メールをHTML形式に変換し、ウェブメール
サーバ(WMS)に蓄積し、携帯端末(MP)の「本文
を取得する」の文字列には前記ウェブメールサーバ上で
当該メールが蓄積された該当URL(Uniform Resource
Locator)を属性として指定してもよい。この場合、携帯
端末(MP)のブラウザプログラムが起動され、指定さ
れたURLへのアクセスを実行し、いわゆるウェブメー
ルの形式で対応するメール本文を閲覧することが可能と
なる。
【発明の効果】本発明によれば、迷惑メールであると判
断された発信元に対して着信者不存在情報を返信するた
め、送信元の同報送信リストからの削除を促すことがで
き、迷惑メールを抑止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の概要を示す説明図
【図2】 本実施形態のシステム構成を示しブロック図
【図3】 実施形態におけるフィルタリング設定を説明
するフロー図
【図4】 実施形態におけるメール対策サーバの中央処
理装置(CPU)の処理手順を示すフロー図
【図5】 実施形態における端末装置上の表示画面例を
示す図(1)
【図6】 実施形態における端末装置上の表示画面例を
示す図(2)
【図7】 実施形態における端末装置上の表示画面例を
示す図(3)
【符号の説明】
GW ゲートウェイサーバ TMS 迷惑メール対策サーバ CPU 中央処理装置 HD ハードディスク装置 APR アプリケーションプログラム TJPR 迷惑度判定プログラム OS オペレーティングシステム MM メインメモリ BUS バス CRT 表示装置 KBD 入力装置 WLS ホワイトリスト BLS ブラックリスト RLS 着信拒否リスト USDB ユーザ設定データベース CMS キャリア側メールサーバ MSWS メール設定ウェブサーバ WMS ウェブメールサーバ MP 携帯端末

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部の汎用ネットワークを介して受信し
    た電子メールを個別ネットワークに接続された端末装置
    に配信するメールシステムにおいて、 受信したメールのヘッダ情報を解析するステップと、 前記ヘッダ情報に基づいて迷惑メールであるか否かを判
    定するステップと、 迷惑メールと判定されたときに、当該メールの発信元に
    対して着信者不存在情報を生成して前記汎用ネットワー
    クに送信するステップとからなる迷惑メール抑止方法。
  2. 【請求項2】 外部の汎用ネットワークを介して受信し
    た電子メールを個別ネットワークに接続された端末装置
    に配信するメールシステムにおいて、 受信したメールのヘッダ情報を解析するステップと、 前記ヘッダ情報に基づいて迷惑メールの度合いを判定す
    るステップと、 前記度合い情報を前記端末装置に送信・表示させて、当
    該メールの本文を受信するか否かの選択入力を受け付け
    るステップと、 前記本文の受信が選択入力されたときに、当該選択され
    たメールの本文を前記端末装置に送信するステップとか
    らなる迷惑メール抑止方法。
  3. 【請求項3】 前記に加えて、当該メールの発信元に対
    して着信者不存在情報を送信するか否かの選択入力を受
    け付けるステップを有し、 前記着信者不存在情報の送信入力を受け付けたときに
    は、送信元に対して前記汎用ネットワークを介して着信
    者不存在情報を記述したメールを送信するステップをさ
    らに有する請求項2記載の迷惑メール抑止方法。
  4. 【請求項4】 前記メールの本文は、メールウェブサー
    バに登録されており、前記メールの本文は前記メールの
    本文の受信の選択入力を契機に、前記携帯端末のブラウ
    ザプログラムを介して表示可能な状態で送信されること
    を特徴とする請求項2記載の迷惑メール抑止方法。
  5. 【請求項5】 外部の汎用ネットワークを介して受信し
    た電子メールを個別ネットワークに接続された端末装置
    に配信するメールシステムにおいて、 少なくとも送信者情報とタイトル情報とを前記端末装置
    に送信・表示させて、当該メールの本文を受信するか否
    かの選択入力を受け付けるステップと、 前記本文の受信が選択入力されたときに、当該選択され
    たメールの本文を前記端末装置に送信するステップとか
    らなる迷惑メール抑止方法。
  6. 【請求項6】 前記に加えて、当該メールの発信元に対
    して着信者不存在情報を送信するか否かの選択入力を受
    け付けるステップを有し、 前記着信者不存在情報の送信入力を受け付けたときに
    は、送信元に対して前記汎用ネットワークを介して着信
    者不存在情報を記述したメールを送信するステップをさ
    らに有する請求項5記載の迷惑メール抑止方法。
  7. 【請求項7】 外部の汎用ネットワークを介して受信し
    た電子メールを個別ネットワークに接続された端末装置
    に配信するメールシステムにおいて、 少なくとも送信者情報と、タイトル情報と、本文と、当
    該メールの発信元に対して着信者不存在情報を送信する
    か否かの選択入力を受け付ける情報とを前記端末装置に
    送信・表示させるステップと、 前記端末装置から着信者不存在情報の送信入力を受け付
    けたときに、当該メールの送信元に対して前記汎用ネッ
    トワークを介して着信者不存在情報を記述したメールを
    送信するステップとからなる迷惑メール抑止方法。
  8. 【請求項8】 外部の汎用ネットワークを介して受信し
    た電子メールを個別ネットワークに接続された端末装置
    に配信するサーバにおいて、 受信したメールのヘッダ情報を解析する手段と、 前記ヘッダ情報に基づいて迷惑メールであるか否かを判
    定する手段と、 迷惑メールと判定されたときに、当該メールの発信元に
    対して着信者不存在情報を生成して前記汎用ネットワー
    クに送信する手段とからなる迷惑メール抑止サーバ。
  9. 【請求項9】 外部の汎用ネットワークを介して受信し
    た電子メールを個別ネットワークに接続された端末装置
    に配信するサーバにおいて、 受信したメールのヘッダ情報を解析する手段と、 前記ヘッダ情報に基づいて迷惑メールの度合いを判定す
    る手段と、 前記度合い情報を前記端末装置に送信・表示させて、当
    該メールの本文を受信するか否かの選択入力を受け付け
    る手段と、 前記本文の受信が選択入力されたときに、当該選択され
    たメールの本文を前記端末装置に送信する手段とからな
    る迷惑メール抑止サーバ。
  10. 【請求項10】外部の汎用ネットワークを介して受信し
    た電子メールを個別ネットワークに接続された端末装置
    に配信するサーバにおいて、 少なくとも送信者情報とタイトル情報とを前記端末装置
    に送信・表示させて、当該メールの本文を受信するか否
    かの選択入力を受け付ける手段と、 前記本文の受信が選択入力されたときに、当該選択され
    たメールの本文を前記端末装置に送信する手段とからな
    る迷惑メール抑止サーバ。
  11. 【請求項11】 外部の汎用ネットワークを介して受信
    した電子メールを個別ネットワークに接続された端末装
    置に配信するサーバにおいて、 少なくとも送信者情報と、タイトル情報と、本文と、当
    該メールの発信元に対して着信者不存在情報を送信する
    か否かの選択入力を受け付ける情報とを前記端末装置に
    表示させるために送信する手段と、 前記端末装置から着信者不存在情報の送信入力を受け付
    けたときに、当該メールの送信元に対して前記汎用ネッ
    トワークを介して着信者不存在情報を記述したメールを
    送信する手段とからなる迷惑メール抑止サーバ。
  12. 【請求項12】 外部の汎用ネットワークを介して受信
    した電子メールを個別ネットワークに接続された端末装
    置に配信するサーバで実行されるプログラムであって、 受信したメールのヘッダ情報を解析するステップと、 前記ヘッダ情報に基づいて迷惑メールであるか否かを判
    定するステップと、 迷惑メールと判定されたときに、当該メールの発信元に
    対して着信者不存在情報を生成して前記汎用ネットワー
    クに送信するステップとからなるコンピュータ実行可能
    なプログラム。
  13. 【請求項13】 外部の汎用ネットワークを介して受信
    した電子メールを個別ネットワークに接続された端末装
    置に配信するサーバで実行されるプログラムであって、 受信したメールのヘッダ情報を解析するステップと、 前記ヘッダ情報に基づいて迷惑メールの度合いを判定す
    るステップと、 前記度合い情報を前記端末装置に送信・表示させて、当
    該メールの本文を受信するか否かの選択入力を受け付け
    るステップと、 前記本文の受信が選択入力されたときに、当該選択され
    たメールの本文を前記端末装置に送信するステップとか
    らなるコンピュータ実行可能なプログラム。
  14. 【請求項14】外部の汎用ネットワークを介して受信し
    た電子メールを個別ネットワークに接続された端末装置
    に配信するサーバで実行されるプログラムであって、 少なくとも送信者情報とタイトル情報とを前記端末装置
    に送信・表示させて、当該メールの本文を受信するか否
    かの選択入力を受け付けるステップと、 前記本文の受信が選択入力されたときに、当該選択され
    たメールの本文を前記端末装置に送信するステップとか
    らなるコンピュータ実行可能なプログラム。
  15. 【請求項15】 外部の汎用ネットワークを介して受信
    した電子メールを個別ネットワークに接続された端末装
    置に配信するサーバで実行されるプログラムであって、 少なくとも送信者情報と、タイトル情報と、本文と、当
    該メールの発信元に対して着信者不存在情報を送信する
    か否かの選択入力を受け付ける情報とを前記端末装置に
    表示させるために送信するステップと、 前記端末装置から着信者不存在情報の送信入力を受け付
    けたときに、当該メールの送信元に対して前記汎用ネッ
    トワークを介して着信者不存在情報を記述したメールを
    送信するステップとからなるコンピュータ実行可能なプ
    ログラム。
  16. 【請求項16】 外部の汎用ネットワークを介して受信
    した電子メールを個別ネットワークに接続された端末装
    置に配信するサーバで実行されるプログラムであって、 受信したメールのヘッダ情報を解析するステップと、 前記ヘッダ情報に基づいて迷惑メールであるか否かを判
    定するステップと、 迷惑メールと判定されたときに、当該メールの発信元に
    対して着信者不存在情報を生成して前記汎用ネットワー
    クに送信するステップとからなるプログラムを格納した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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