JP2003218404A - 光源装置および平面照明装置 - Google Patents

光源装置および平面照明装置

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JP2003218404A
JP2003218404A JP2002011631A JP2002011631A JP2003218404A JP 2003218404 A JP2003218404 A JP 2003218404A JP 2002011631 A JP2002011631 A JP 2002011631A JP 2002011631 A JP2002011631 A JP 2002011631A JP 2003218404 A JP2003218404 A JP 2003218404A
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light
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semiconductor light
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Tasuku Fujiwara
翼 藤原
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Nippon Leiz Corp
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Nippon Leiz Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常にフラットで安定に、しかも容易に搭載す
ることができるとともに修理や交換が簡単にできる。 【解決手段】 光源装置2は、半導体発光素子の出射面
の反対方向側面に矩形状部3が突設され、半導体発光素
子に供給する電源端子4が矩形状部3の下面に露出する
ようにリードフレーム7が反射性樹脂で線状にインサー
トモールド成形され、長手方向両端部に第1の接続部5
が設けられる。導光板10は、光源装置2からの光を導
く入射端面部の両端部に凹状の第2の接続部14が設け
られ、入射端面部からの光を出射する表面部11および
裏面部12に光を屈折や反射させる光制御要素を分布さ
せて構成される。光源装置2と導光板10は、第1の接
続部5を第2の接続部14に嵌合して一体化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置等に
用いられる光源装置および平面照明装置に関し、光源装
置や平面照明装置を液晶表示装置等の基板等に載置する
だけで容易に交換できる光源装置および平面照明装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、小型の液晶表示装置に用いられて
いる光源装置は、電源端子が液晶表示装置を載置する基
板に直接半田等で接続されていた。
【0003】また、従来の光源装置として、図6(a)
に示す様な従来のエレメントタイプの光源装置31は、
リード端子34が出射面32の下面側33から設けられ
ている。そして、リード端子34は、基板41等のスル
ーホール部43に差込まれ、基板41の裏側42から半
田50で機械的および電気的に接続されていた。
【0004】さらに、従来の平面照明装置は、図6
(b)に示す様に、光源装置31の出射面32の一部
(例えば、LEDを載置した位置)に凸状部35等を設
け、図示しない導光板と接続して一体化させ、導光板内
に光源装置からの光線を入射させていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の光源装置とし
て、図6(a)に示す光源装置31は、リード端子34
を出射面32の下面側33から設け、このリード端子3
4を基板41等のスルーホール部43に差込むため、組
み立て時にリード端子34をスルーホール部43に差し
込む工数が増えてしまう。しかも、リード端子34が基
板41の裏側42から半田50で機械的および電気的に
接続されているので、修理や光源装置31を取り外す時
に、基板41の裏側42を加熱しつつ表側から光源装置
31を引き抜かねばならなかった。このため、手間や工
程が大変であり、再度の加熱等で基板41のプリント配
線等にダメージを与えてしまう恐れがある。
【0006】さらに、左右のリード端子34等がスルー
ホール部43に均一に挿入させずに半田されてしまう
と、光源装置31と図示しない導光板との接続が不可能
になり、一体化できなかったり、全体が捩じれた状態と
なってしまう。その結果、上部に液晶表示装置を安定に
載置することが不可能となり、モバイル等の製品自体に
収納することができない課題がある。
【0007】また、モバイル製品等の小型の液晶表示装
置に用いられている光源装置は、液晶表示装置を載置す
る基板に光源装置の電源端子を直接半田等で接続するた
めに、振動等により半田部分での端子が折れたり、応力
によって基板のプリント配線等が剥離してしまう課題が
ある。
【0008】この発明は、上記のような課題を解決する
ためなされたもので、従来と比較して、常にフラットで
安定に、しかも容易に搭載することができるとともに修
理や交換が簡単にできる光源装置を提供するとともに、
さらに導光板と一体化させた場合に於いても常にフラッ
トで安定な平面照明装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の請求項1に係る光源装置は、半導体発光素子の
チップの出射面の反対方向側面に矩形状部を突設し、半
導体発光素子のチップに電源を供給する電源端子を矩形
状部の下面に露出して設けたことを特徴とする。
【0010】請求項1に係る光源装置は、半導体発光素
子のチップの出射面の反対方向側面に矩形状部を突設
し、半導体発光素子のチップに電源を供給する電源端子
を矩形状部の下面に露出して設けたので、偏ったりせず
に平らに搭載できるとともにスルーホール等の穴に入れ
ずに簡単に搭載のみで使用できる。
【0011】また、請求項2に係る光源装置は、電源端
子にリードフレームを用いて、そのまま露出させたこと
を特徴とする。
【0012】請求項2に係る光源装置は、電源端子にリ
ードフレームを用いて、そのまま露出させたので、後加
工や半田等を必要とせず、強度ならびに電気的に優れて
いる。
【0013】さらに、請求項3に係る光源装置は、電源
端子に金メッキ等の貴金属を鍍金することを特徴とす
る。
【0014】請求項3に係る光源装置は、電源端子に金
メッキ等の貴金属を鍍金するので、耐酸化性に優れ長期
使用を可能にするとともに電気伝導率も優れている。
【0015】また、請求項4に係る光源装置は、半導体
発光素子のチップが透明性を有し出射面の裏側に波長変
換材料を混入した透明樹脂によってリードフレーム上に
接着固定されることを特徴とする。
【0016】請求項4に係る光源装置は、半導体発光素
子のチップが透明性を有し出射面の裏側に波長変換材料
を混入した透明樹脂によってリードフレーム上に接着固
定されるので、出射面側から純粋な単波長の光と、裏側
で波長変換されリードフレームで反射された単波長の光
とが出射面外側で混合された光を得ることができる。
【0017】さらに、請求項5に係る光源装置は、長手
方向両端部に第1の接続部を設けることを特徴とする。
【0018】請求項5に係る光源装置は、長手方向両端
部に第1の接続部を設けるので、導光板等の二次照明装
置に設けた第2の接続部とに確実に嵌合できる。
【0019】また、請求項6に係る平面照明装置は、光
源からの光を導く入射端面部と当該入射端面部からの光
を出射する表面部および裏面部に光を屈折や反射させる
光制御要素を分布させた導光板と、リードフレームを反
射性樹脂で線状にインサートモールド成形し複数の半導
体発光素子のチップを配置し、半導体発光素子のチップ
の出射面の反対方向側面に矩形状部を突設して半導体発
光素子のチップに電源を供給する電源端子を矩形状部の
下面に露出して設けた光源装置と、出射面のどちらかを
覆い反対側に反射させる反射体とを具備し、光源装置の
長手方向両端部に設けた第1の接続部と入射端面部の両
端部に設けた第2の接続部とが互いに嵌合して一体化し
たことを特徴とする。
【0020】請求項6に係る平面照明装置は、光源から
の光を導く入射端面部と当該入射端面部からの光を出射
する表面部および裏面部に光を屈折や反射させる光制御
要素を分布させた導光板と、リードフレームを反射性樹
脂で線状にインサートモールド成形し複数の半導体発光
素子のチップを配置し、半導体発光素子のチップの出射
面の反対方向側面に矩形状部を突設して半導体発光素子
のチップに電源を供給する電源端子を矩形状部の下面に
露出して設けた光源装置と、出射面のどちらかを覆い反
対側に反射させる反射体とを具備し、光源装置の長手方
向両端部に設けた第1の接続部と入射端面部の両端部に
設けた第2の接続部とが互いに嵌合して一体化したの
で、光源装置からの漏光が無く確実に導光板内に光が伝
播することができるとともに偏ったりせずに簡単に平ら
に搭載でき、さらに組み立て等の作業性が良い。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づき説明する。なお、本発明は、複数の半導体
発光素子のチップを配置し、半導体発光素子のチップの
出射面の反対方向側面に矩形状部と突設して、半導体発
光素子のチップに電源を供給する電源端子を矩形状部の
下面に露出して設ける様にリードフレームを反射性樹脂
で線状にインサートモールド成形するとともに長手方向
両端部に第1の接続部を設けた光源装置と、この光源装
置からの光を導く入射端面部の両端部に設けた第2の接
続部を有し、当該入射端面部からの光を出射する表面部
および裏面部に光を屈折や反射させる光制御要素を分布
させた導光板とを互いの接続部により嵌合して一体化で
きる様にした光源装置および平面照明装置を提供するも
のである。
【0022】図1は本発明に係る光源装置を含む平面照
明装置の略分解斜視図、図2は図1の光源装置と平面照
明装置との部分拡大図、図3(a)〜(e)は光源装置
の詳細図、図4は本発明に係る光源装置の一部拡大断面
図、図5は本発明の光源装置をバックライトとして用い
た場合の平面照明装置の部分拡大断面図である。
【0023】なお、図3(a)は光源装置の正面図、図
3(b)は光源装置の平面図、図3(c)は光源装置の
底面図、図3(d)は光源装置の背面図、図3(e)は
光源装置の右側面図である。
【0024】図1に示すように、平面照明装置1は、光
源装置2、導光板10および基板20を備えて概略構成
される。光源装置2と導光板10とは、光源装置2の凸
状の接続部5を導光板10の凹状の接続部14に嵌合し
て一体化される。
【0025】光源装置2は、インジェクションないしト
ランスファーモルドタイプのものである。光源装置2
は、図示しないパターンをインサート成形によって樹脂
にパターン形状を形成した燐青銅材等からなるリードフ
レーム7を挿入してリードフレーム7上に形成されてい
る。
【0026】尚、上記樹脂は、変成ポリアミド、ポリブ
チレンテレフタレート、ナイロン46や芳香族系ポリエ
ステル等からなる液晶ポリマなどの絶縁性の有る材料
に、光の反射性を良くするとともに遮光性を得るために
チタン酸バリウム等の白色粉体を混入させたものを加熱
射出成形する。
【0027】また、図4の矢印Aに示すように、リード
フレーム7上に載置する半導体発光素子のチップ6の出
射面側23に開口部2aが設けられる。開口部2aの反
対方向側面22には矩形状部3が突設される。矩形状部
3の下面8には、半導体発光素子のチップ6に電源を供
給する電源端子4が露出して設けられる。リードフレー
ム7の一部は、矩形状部3の側面9aに沿って折り曲げ
られる。
【0028】さらに、光源装置2は、長手方向両端部に
導光板10と接続するための第1の接続部5が設けられ
る。この第1の接続部5は、対応する導光板10の入射
端面部の両端部に設けられた第2の接続部14と嵌合し
ている。これにより、光源装置2からの光が漏れなく導
光板10内に導かれる。
【0029】リードフレーム7は、導通性および弾性力
のある燐青銅等の導合金材の薄板等からなる。リードフ
レーム7は、半導体発光素子のチップ6や半導体発光素
子のチップ6と電気的に接続するワイヤ等の回路パター
ンを成形し、パンチプレス機等により打ち抜き加工して
形成される。
【0030】そして、上記のように打ち抜き加工された
リードフレーム7を表裏面から金型によって面対称に挟
み込み、金型に溶融した樹脂を注入したインサートモー
ルド成形により図3に示す棒状の形状に成形される。
【0031】尚、この時リードフレーム7の一部をモー
ルドした矩形状部3近傍から直接取り出して形成し、こ
の部分を直接電源端子4とするために外部に出した状態
にしておく。そして、最終的に、リードフレーム7は、
半導体発光素子のチップ6に電源を供給するための電源
端子4のみが露出する金属部分であり、他の部分が切断
除去される。
【0032】ただし、半導体発光素子のチップ6の出射
面側23の開口部2aに露出した図示しない回路パター
ンや電源端子4には、Cu鍍金、金鍍金の順もしくは金
鍍金処理を施す。これにより、接触抵抗や導電性等の電
気的および酸化防止等の化学的向上を図ることができ
る。
【0033】また、開口部2aは、無色透明なエポキシ
樹脂やシリコーン樹脂等に無機系の蛍光顔料や有機系の
蛍光染料等からなる波長変換材料を混入させた(例え
ば、エポキシ樹脂に蛍光材(YAG)を混入する場合、
エポキシ樹脂と蛍光材との重量比率は、1:3〜1:4
程度とする。)樹脂材18を用いる場合には、図4の矢
印Bで示すように、上記樹脂材18が開口部2aの底面
に充填され、この樹脂材18の上に半導体発光素子のチ
ップ6(例えば、透明性のあるInGaAlP系、In
GaAlN系、InGaN系、GaN系のいずれかの化
合物の半導体発光素子のチップからなる。)が接着固定
される。すなわち、上記樹脂材18が半導体発光素子の
チップ6の接着剤としても機能する。そして、樹脂材1
8上に半導体発光素子のチップ6が固着された開口部2
aには、無色透明なエポキシ樹脂やシリコーン樹脂など
の樹脂材19が更に充填される。
【0034】また、別の構成として、上記樹脂材を図示
しないパターン上に塗布したり、印刷により印刷パター
ンとしてパターンを形成し、その上に半導体発光素子の
チップをエポキシ樹脂やシリコーン樹脂等の透明樹脂で
ボンディングするようにしても良い。
【0035】さらに、波長変換材料混入の透明樹脂上に
載置し固着された半導体発光素子のチップの一方の面に
有するアノード電極およびカソード電極は、図示しない
金線等からなるボンディングワイヤでリードフレーム上
のパターンにワイヤーボンディングされ電気的に接続す
る。
【0036】また、開口部2aはこれら波長変換材料を
混入樹脂やボンディングワイヤおよび半導体発光素子等
の保護のために無色透明なエポキシ樹脂やシリコーン樹
脂等を充填する。
【0037】なお、これら半導体発光素子からの青色発
光を(Y,Gd)3 (Al,Ga) 5 12等のYAG
(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系等から
なる橙色蛍光顔料や橙色蛍光染料の波長変換材料を混入
した樹脂に投射すると黄色の光が得られる。そして、色
変換された黄色光と、半導体発光素子自身が放射する青
色光とが混ざり合うことにより、半導体発光素子上方か
ら放射される光が白色となる。
【0038】また、図示はしないが、開口部2bには半
導体発光素子を保護するための保護ダイオードが設けら
れている。
【0039】電源端子4は、半導体発光素子を載置後や
ボンディング後または保護のために無色透明なエポキシ
樹脂充填後に半導体発光素子からの出射面側23と反対
方向側面22に突設した矩形状部3の下面8(光源装置
2の底面24と同方向)に沿ってなぞる様に折曲げ、さ
らに矩形状部3の側面9aに折り曲げる。
【0040】また、電源端子4は、光源装置2の半導体
発光素子からの出射面側23と反対方向側面22に突設
した矩形状部3の側面9aに細長い突起9bを設けて電
源端子4のアノード側とカソード側とに分離し、ショー
ト等を防止のための電気的安全を図る。
【0041】接続部5は、光源装置2の長手方向両端部
に厚さ方向にテーパ状に欠切部5aを有し、さらに上部
方向に角取した欠切部5bを設け、これに対応する導光
板10の入射端面部の両端部に設けた第2の接続部14
と嵌合し、光源装置2からの光を漏れなく導光板10内
に導く。
【0042】導光板10は、表面部11や裏面部12に
光源装置2と接続した入射端面部からの光を屈折したり
全反射したりする光偏向素子や拡散等を行う光制御素子
等を目的に合わせてグラデーションして、最終的に表面
部11から均一な明るい光を出射し、上部に設けた図示
しない液晶表示装置に出射する。
【0043】導光板10は、光源装置2からの光を導く
ために入射端面部の両端に光源装置2の接続部5と嵌合
する接続部14を設け、光源装置2の接続部5の欠切部
5aや欠切部5bに対応した図示しない加工部を有し、
光源装置2からの光を漏れなく導光板10内に導く。
【0044】基板20は、本発明の光源装置2と導光板
10とが一体化された平面照明装置1に対して、電源を
供給するためのものであり、変成ポリアミド、ポリブチ
レンテレフタレート、ナイロン46や芳香族系ポリエス
テル等からなる液晶ポリマや紙、布ベークライトなどの
絶縁性の有る材料から形成されている。
【0045】また、基板20には、本発明の光源装置2
に電源を供給する電源端子21が光源装置2の電源端子
4に対応して設けられる。そして、この基板20の電源
端子21から各正負の電源を供給する。
【0046】電源端子21は、燐青銅のような導電性お
よび弾力性を伴った電気的、機械的に優れた材料から成
り、金鍍金処理をし、接触抵抗や導電性等の電気的およ
び酸化防止等の化学的向上を図る。
【0047】なお、ここでは略図として扱っているが、
実際的には携帯電話等のモバイル製品の本体や基板に電
源端子21を設け、この電源端子21と光源装置2の電
源端子4とが接触し、光源装置2内の半導体発光素子の
チップ6に電源を供給して発光させ、その光を導光板1
0に出射する。
【0048】ここで、図5は本発明に係る光源装置2を
含む平面照明装置1を液晶表示装置のバックライトとし
て用いる場合の部分拡大断面図を示している。図5に示
すように、光源装置2と導光板10とを一体化した平面
照明装置1上には、液晶表示装置25が配置され、これ
ら平面照明装置1および液晶表示装置25がケース26
に一緒に収納される。ケース26は、例えば変成ポリア
ミド、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン46や芳
香族系ポリエステル等からなる液晶ポリマなどの絶縁性
の有る材料に、光の反射性を良くするとともに遮光性を
得るためにチタン酸バリウム等の白色粉体を混入したも
のを加熱射出成形して形成される。これにより、ケース
26は、平面照明装置1の出射面からの光を反対側(導
光板10側)に反射させる反射体としての機能も兼ねて
いる。
【0049】また、ケース26には、基板20の位置決
め穴20aに挿入される位置決めピン26aが設けられ
ている。さらに、ケース26の側面部(例えば左右側面
部の4箇所)には、基板20の縁部分に係合する係合と
してのツメ26bが設けられている。そして、平面照明
装置1と液晶表示装置25とを収納したケース26を基
板20に固定する場合には、まず、ケース26の位置決
めピン26aを基板20の位置決め穴20aに挿入し、
基板20に対してケース26を位置決めする。この状態
で、ケース26のツメ26bを基板20の縁部分に係合
する。これにより、ケース26全体が基板20に固定し
て取り付ける。その際、平面照明装置1全体が基板20
にある程度の圧力で押し付けられる。これにより、図5
には示さないが、光源装置2に設けた電源端子4と、基
板20に設けた電源端子21とが常に適度の圧力により
安定した状態で互いに接触することができる。
【0050】なお、図5の構成において、基板20を反
射体として用いる場合には、基板20の表面に反射面を
形成する。この反射面は、例えばケース26と同じ材料
を用いて形成することができる。また、この場合、ケー
ス26が枠状に形成され、ケース26の外周部分に位置
決めピン26aとツメ26bが設けられる。そして、ケ
ース26の位置決めピン26aを基板20の位置決め穴
20aに挿入し、ケース26のツメ26bを基板20の
縁部分に係合する。これにより、ケース26全体が基板
20に固定して取り付けられ、図示はしないが、光源装
置2の電源端子4と、基板20の電源端子21とが常に
適度の圧力により安定した状態で互いに接触する。
【0051】このように、従来の光源は半田等で基板と
光源装置とを半永久的に接続したり、また互換性等から
今までに液晶表示装置では基板に設けた電源端子から液
晶表示装置の電源端子に電気を供給する方法は一部で使
用されてきたが、同様な目的で修理や変更等互換性のあ
る光源も求められ、本発明による光源装置2と導光板1
0とが一体化した平面照明装置1は、半田等をする事無
しに、基板に設けた電源端子21から光源装置2の電源
端子4に電気を供給できる。これにより、液晶表示装置
とともに光源装置も一緒に交換することができる。
【0052】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る光源装置
は、半導体発光素子のチップの出射面の反対方向側面に
矩形状部を突設し、半導体発光素子のチップに電源を供
給する電源端子を矩形状部の下面に露出して設けたの
で、偏ったりせずに平らに搭載できる。しかも、スルー
ホール等の穴に入れずに簡単に搭載のみで使用できるの
で、組み立て等の作業性の向上や修理等が容易に行える
とともに半田を使用しないため環境等に対して最良であ
る。
【0053】請求項2に係る光源装置は、電源端子にリ
ードフレームを用いて、そのまま露出させたので、後加
工や半田等を必要とせず、強度ならびに電気的に優れ、
加工点数等の経済性および作業性にも優れている。
【0054】請求項3に係る光源装置は、電源端子に金
メッキ等の貴金属を鍍金するので、耐酸化性に優れ、か
つ長期使用を可能にするとともに電気伝導率も優れてい
る。しかも、接触抵抗が少なくバッテリ等の消費を抑え
経済性に優れている。
【0055】請求項4に係る光源装置は、半導体発光素
子のチップに透明性を有し出射面の裏側に波長変換材料
を混入した透明樹脂によってリードフレーム上に接着固
定されるので、出射面側から純粋な単波長の光と、裏側
で波長変換されリードフレームで反射された単波長の光
とが出射面外側で混合された光を得ることができる。こ
れにより、最少量の半導体発光素子のチップで異なる波
長光を得られるので、小さく薄い光源装置を得ることが
できる。
【0056】請求項5に係る光源装置は、長手方向両端
部に第1の接続部を設けるので、導光板等の二次照明装
置に設けた第2の接続部とに確実に嵌合でき、光源から
の光を漏れなく導光板等の二次照明装置に伝達すること
ができる。これにより、導光板等の二次照明装置から効
率良く高輝度の出射光を出射することができる。
【0057】請求項6に係る平面照明装置は、光源から
の光を導く入射端面部と当該入射端面部からの光を出射
する表面部および裏面部に光を屈折や反射させる光制御
要素を分布させた導光板と、リードフレームを反射性樹
脂で線状にインサートモールド成形し複数の半導体発光
素子のチップを配置し、半導体発光素子のチップの出射
面の反対方向側面に矩形状部を突設して半導体発光素子
のチップに電源を供給する電源端子を矩形状部の下面に
露出して設けた光源装置と、出射面のどちらかを覆い反
対側に反射させる反射体とを具備し、光源装置の長手方
向両端部に設けた第1の接続部と入射端面部の両端部に
設けた第2の接続部とが互いに嵌合して一体化したの
で、光源装置からの漏光が無く確実に導光板内に光が伝
播することができる。しかも、偏ったりせずに簡単に平
らに搭載でき、さらに組み立て等の作業性が良い。よっ
て、製品の均一化、量産化等の品質、生産性の向上に優
れるとともに半田を使用しないため環境等に対して最良
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光源装置を含む平面照明装置の略
分解斜視図
【図2】本発明に係る光源装置を含む平面照明装置の拡
大図
【図3】(a)〜(e)本発明に係る光源装置の詳細図
【図4】本発明に係る光源装置の一部拡大断面図
【図5】本発明に係る光源装置をバックライトとして用
いる場合の平面照明装置の部分拡大断面図
【図6】(a),(b)従来の光源装置の一例を示す図
【符号の説明】
1…平面照明装置、2,31…光源装置、2a,2b…
開口部、3…矩形状部、4,21…電源端子、5,14
…接続部、5a,5b…欠切部、6…半導体発光素子の
チップ、7…リードフレーム、8…下面、9a…側面、
9b…突起、10…導光板、11…表面部、12…裏面
部、16…端子電極、18,19…樹脂材、20,41
…基板、20a…位置決め穴、22…反対方向側、23
…出射面側、26…ケース、26a…ピン、26b…ツ
メ、32…出射面、33…下面側、34…リード端子,
端子、35…凸状部、41…裏面、43…スルーホール
部、50…半田。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F21Y 101:02 F21Y 101:02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードフレームを反射性樹脂で線状にイ
    ンサートモールド成形し、複数の半導体発光素子のチッ
    プを配置した光源装置において、前記半導体発光素子の
    チップの出射面の反対方向側面に矩形状部を突設し、前
    記半導体発光素子のチップに電源を供給する電源端子を
    前記矩形状部の下面に露出して設けたことを特徴とする
    光源装置。
  2. 【請求項2】 前記電源端子は、前記リードフレームを
    用いて、そのまま露出させたことを特徴とする請求項1
    記載の光源装置。
  3. 【請求項3】 前記電源端子は、金メッキ等の貴金属を
    鍍金することを特徴とする請求項1記載の光源装置。
  4. 【請求項4】 前記半導体発光素子のチップは、透明性
    を有し前記出射面の裏側に波長変換材料を混入した透明
    樹脂によってリードフレーム上に接着固定されることを
    特徴とする請求項1記載の光源装置。
  5. 【請求項5】 前記光源装置は、長手方向両端部に第1
    の接続部を設けることを特徴とする請求項1記載の光源
    装置。
  6. 【請求項6】 光源からの光を導く入射端面部と当該入
    射端面部からの光を出射する表面部および裏面部に光を
    屈折や反射させる光制御要素を分布させた導光板と、リ
    ードフレームを反射性樹脂で線状にインサートモールド
    成形し複数の半導体発光素子のチップを配置し、前記半
    導体発光素子のチップの出射面の反対方向側面に矩形状
    部を突設して前記半導体発光素子のチップに電源を供給
    する電源端子を前記矩形状部の下面に露出して設けた光
    源装置と、前記出射面のどちらかを覆い反対側に光を反
    射させる反射体とを具備し、前記光源装置の長手方向両
    端部に設けた第1の接続部と前記入射端面部の両端部に
    設けた第2の接続部とが互いに嵌合して一体化したこと
    を特徴とする平面照明装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006278205A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 線状光源装置およびその製造方法
CN1322366C (zh) * 2003-09-12 2007-06-20 友达光电股份有限公司 背光模块及其可抽离灯座
JP2010192822A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Panasonic Electric Works Co Ltd 有機elモジュール

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