JP2003216550A - 送信情報の送達確認方法 - Google Patents

送信情報の送達確認方法

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JP2003216550A
JP2003216550A JP2002012447A JP2002012447A JP2003216550A JP 2003216550 A JP2003216550 A JP 2003216550A JP 2002012447 A JP2002012447 A JP 2002012447A JP 2002012447 A JP2002012447 A JP 2002012447A JP 2003216550 A JP2003216550 A JP 2003216550A
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mark
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Kazuya Kamimura
一也 上村
Atsushi Kikuta
篤史 菊田
Naoki Watanabe
直樹 渡辺
Takako Motobe
貴子 本部
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信情報が改ざんされずにかつ隠蔽された状
態で送信先に正しく到達したことを確認する。 【解決手段】 送信元の情報表示装置110は、送信先
識別子と送信本文とを含む送信情報を画像データ中に透
かし込んでマークデータを生成し、情報提供装置100
へ送信する。情報提供装置100はこのマークデータを
受信し、Webページに貼付して情報表示装置110へ
送信する。情報表示装置110は、このマークデータが
貼付されたページを表示する。情報表示装置110は、
受信したマークデータから送信情報を抽出して登録され
た送信情報と照合し、受信したマークデータを検証す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介する情報の送信に係わり、特に送信情報が送信先の情
報処理装置に到達したことを確認する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年インターネットを介して情報を提供
する手段として、World Wide Web(WW
W)の利用が盛んになっている。WWWで利用される情
報は、Hypertext Markup Langu
age(HTML)によって記述されるハイパーテキス
トであることが多い。またHTMLはUniformR
esource Identifier(URI)と呼
ばれる表記によって、他の情報の引用、参照を記述する
ことができる。URIについては、例えば「HTTP詳
説」(著者:ポール・S・ヘスマン、発行所:株式会社
プレンティスホール出版、発行年:1998年)の39
ページから41ページに説明されている。この文献によ
れば、「URI(Uniform Resource
Identifier)は、HTTPプロトコルを介し
て利用できる特定のリソースを識別するために使われ
る」と説明されている。Hypertext Tran
sfer Protocol(HTTP)プロトコルと
は、WWWにおいて用いられる代表的なプロトコルであ
り、「HTTP詳説」の7ページから25ぺージに概要
が説明されている。簡単にまとめると、情報要求装置が
情報提供装置にリクエストを送り、それに応じて、情報
提供装置から情報要求装置に対してレスポンスを返すこ
とによって情報伝達を行うプロトコルである。
【0003】WWWはWebサーバと呼ばれるネットワ
ークに接続された情報提供装置を用いて情報の提供を行
う。また情報の要求や表示には、通常Webブラウザと
呼ばれるソフトウェアを用いる。Webブラウザは、W
ebサーバに対して情報を要求し、取得した情報を表示
するためのソフトウェアである。Webブラウザは、H
TMLによって記述されたハイパーテキストの記述にし
たがって、ネットワークに接続されたWebサーバから
情報を取得し、表示を行う機能を有する。多くの場合、
画像や音声を含むマルチメディア情報の表示を行う機能
を有する。
【0004】また情報の提供においては、HTML、C
ommon Gateway Interface(CG
I)、Active Server Pages(AS
P)などを利用したオンラインショッピングサービス、
施設予約サービス、アンケートシステムなどの様々なサ
ービスが提供されている。例えばサービスを利用するク
ライアントが入力したフォームの情報をサーバ側へ読み
込んだり、クライアントからの指令に従って表示内容や
その応答を変えたりすることによってサービスが提供さ
れる。
【0005】しかし誰もが自由に利用できる手軽さがW
WWの爆発的普及の一因になっている一方で、この手軽
さが災いしてなりすましや改ざんなどのような問題も顕
在化してきている。なりすましや改ざんを防止するもの
として、真正性確認のためのマークを用いて確認するも
のがある(例えば特開平11−239129号公報)。
この例ではページデータ等の電子データの真正性を検証
するために、認証情報を電子透かしとして埋め込んだマ
ーク画像データを当該電子データに付加しておき、マー
ク中の認証情報を用いて認証処理を行うことにより、当
該電子データが改ざんされているかどうかを検証した
り、そのサイトがマーク発行機関から優良サイトとして
認められているかどうかを検証可能としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、オン
ラインショップなどのフォームを通してユーザ情報をサ
ーバにオンラインで送信した際に、サーバから「以下の
情報を登録しました。以下の情報を確認してください」
などの送信者に確認を促すメッセージが表示されること
がある。しかし表示されるメッセージは単なる文字列情
報であることが多く、送信者は、本人が確かに送信した
正しい情報であることを容易に確認し難い。また送信し
た情報が意図した送信先に届いたことを確認するには、
Webブラウザに表示されているURLが正しいかどう
かを1字ずつ確認しなければならない。さらに送信情報
を第3者に隠して送りたい場合、送信情報を暗号化する
方式があるが、暗号化した情報そのものが傍受されてし
まい、解読される可能性がある。
【0007】本発明の目的は、上記問題に対処するもの
であり、インターネットを介する送信者の送信した情報
が改ざんされずに、かつ隠蔽された状態で意図した送信
先の情報処理装置に正しく送信されたことを容易に確認
する技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信情報およ
び送信先の情報をマーク画像データなどの電子データに
透かし込み、その電子データを送信し、送信先から送信
される同データを送信者側で表示するとともに、検証す
るものである。
【0009】本発明では、送信情報を隠蔽するために、
電子透かし技術、ディジタル署名技術などを用いて送信
情報を透かし込んだマーク画像データなどの電子データ
を生成する。次に送信者の意図する正しい送信先の情報
処理装置に情報が送られたことを確認するために、当該
電子データに送信先の所在を示す情報も併せて透かし込
む。送信先の情報処理装置は、当該電子データが設定さ
れたページを送信元の情報処理装置に送信する。送信元
の情報処理装置は、このページを受信し、設定された電
子データを表示する。
【0010】以上のように、本発明のインターネットを
介する送信情報の送達確認方法によれば、この電子デー
タを目視確認することによって、送信した情報が送信者
の意図した送信先に送信された事実、送信した情報がこ
の電子データに隠蔽して送信された事実、および送信し
た情報が改ざんされていない事実を瞬時に確認すること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。なおこれにより本発明が限定される
ものではない。 (実施例1)まず本発明をWebブラウザを用いたユー
ザ入力情報の送信システムに適用した場合の実施例につ
いて説明する。図1は、本発明の送信情報の送達確認方
法を適用した送信情報確認システムの構成を示す図であ
る。本システムは、情報提供装置100と、情報表示装
置110と、これら装置を接続するネットワーク130
とから成る。
【0012】情報表示装置110は、情報送信元の情報
処理装置、情報提供装置100は情報送信先の情報処理
装置である。情報提供装置100は、中央処理部10
1、主記憶102、補助記憶装置103、通信網インタ
フェース104、およびこれらを接続するバス105と
を有する。
【0013】情報提供装置100は、その主記憶102
にWebサーバプログラム106をロードし、中央処理
部101によって実行する。情報提供装置100は、ネ
ットワーク130を介したHTTPによる情報要求に応
じて、補助記憶装置103に記憶されているWebペー
ジを要求元に提供する。さらにWebサーバプログラム
106は、Common Gateway Interf
ace(CGI)と呼ばれる情報提供装置100上で動
作するプログラムをネットワークを介して呼び出し、そ
の結果をネットワークを介して受け取る機能を有する。
CGIの機能は、標準的なWebサーバプログラムの多
くが備えるものである。所定のURIを用いてWebサ
ーバと通信を行うことによってCGIを呼び出すことが
できる。情報提供装置100は、CGIの仕組みを用い
て情報を提供する手段を実現する。その機能の詳細は後
述する。なお本実施例ではCGIによって実施するもの
としたが、ASPなど他の類似機能のプログラムによっ
て実施することも差し支えない。
【0014】情報表示装置110は、中央処理部11
1、主記憶112、通信網インタフェース113、表示
装置114、入力装置115、補助記憶装置116、お
よびこれらを接続するバス117とを有する。主記憶1
12にはWebブラウザプログラム118、マーク生成
管理プログラム119および真正性確認プログラム12
0がロードされ、中央処理部111によって実行され
る。その処理結果は表示装置114に表示される。補助
記憶装置116は、マーク管理データベース121を格
納する。
【0015】情報表示装置110で動作するWebブラ
ウザプログラム118は、ネットワーク130を介して
情報提供装置100に格納されているWebページを取
得し、表示する機能を有する。マーク生成管理プログラ
ム119は、マーク画像データに送信情報を透かし込ん
だマークデータを生成し、その送信情報とマークデータ
のファイル名をマーク管理データベース121に登録す
る。マーク管理データベース121は、補助記憶装置1
16上に格納されるデータベースである。また図示しな
いが、補助記憶装置116は、マーク画像データのファ
イル及びマークデータのファイルを格納する。本実施例
では電子透かしの技術により情報を透かし込むために用
いられる画像データをマーク画像データ、マーク画像デ
ータに情報が透かし込まれた画像データをマークデータ
と呼ぶ。真正性確認プログラム120は、Webページ
に貼付されているマークデータによりそのWebページ
の真正性を検証し、その検証結果を表示する。
【0016】図2は、マーク管理データベース121に
格納されるレコードのデータ形式を示す図である。各レ
コードは、ID、送信先URL、有効開始日時、有効終
了日時、送信本文、作成日時、マークデータ及び成否の
各データ項目を有する。「ID」はマークデータを識別
するための識別子である。「送信先URL」は、送信本
文のデータを受信して格納する場所を示す送信先識別子
であり、この例ではCGIプログラムを送信先としてい
る。「有効開始日時」と「有効終了日時」によってマー
クデータの有効期間を示している。「送信本文」は、送
信先に送付されるテキストなどのデータである。ID、
送信先URL、有効開始日時、有効終了日時および送信
本文がマーク画像データに透かし込まれる情報である。
「作成日時」はマークデータが作成された日時である。
「マークデータ」は作成されたマークデータのファイル
名である。このファイル名の一部に上記のIDが含まれ
ている。「成否」は送信情報確認の成否を格納するフラ
グである。
【0017】図3は、情報表示装置110及び情報提供
装置100の処理手順を示すフローチャートである。情
報表示装置110のマーク生成管理プログラム119
は、表示装置114上に送信情報を入力するための入力
画面を表示し、利用者による情報入力を受け付ける(ス
テップ201)。
【0018】図4は、入力画面のデータ形式の例を示す
図である。「マーク画像データ」は、送信情報を透かし
込むマーク画像データのファイル名を入力する欄であ
る。「参照」ボタンを指示することによって既存のマー
ク画像データのファイル名を候補として表示できる。ま
た利用者の確認のために、指定されたマーク画像データ
の実体を表示してもよい。「ID」はマークデータ識別
子の入力欄である。IDはマーク生成管理プログラム1
19が採番したものあるいは利用者が入力したユニーク
な識別子である。「送信先URL」「有効開始日時」
「有効終了日時」および「送信本文」は、各々上述した
内容の送信情報の入力欄である。「OK」はデータ入力
が完了したことを通知するボタン、「キャンセル」は入
力データをキャンセルするよう指示するボタンである。
なおマーク画像データに透かし込む情報があらかじめフ
ァイルに格納されているならば、入力画面上にそのファ
イル名を入力する入力欄を設けてもよい。
【0019】入力画面内の「OK」ボタンが押下された
とき、マーク生成管理プログラム119は、ファイル名
によって指定されたマーク画像データを記憶装置から取
り出し、入力された送信情報をそのマーク画像データに
透かし込み、マークデータを生成する(ステップ20
2)。次にマーク生成管理プログラム119は、そのマ
ークデータにファイル名を付与し、そのファイル名、送
信情報及び作成日時をマーク管理データベース121に
登録する(ステップ203)。またマークデータのファ
イルを記憶装置に格納する。
【0020】次にWebブラウザプログラム118は、
情報提供装置100にプログラムコードの要求を送信す
る(ステップ204)。ここではその要求先URLは、
「送信先URL」と同じ“http://im.com/im.cgi”とし
て説明する。Webサーバプログラム106は、指定さ
れたプログラムコードを情報表示装置110へ送信する
(ステップ205)。このプログラムコードは、ハイパ
ーテキスト情報とスクリプト部分から成る。スクリプト
部分は、マークデータを入力し、このマークデータを情
報提供装置100に送信するための記述を含んでいる。
Webブラウザプログラム118は、このプログラムコ
ードを受信し、ハイパーテキスト情報を実行して、表示
装置114上にマークデータを入力するための入力画面
を表示し、利用者による情報入力を受け付ける。
【0021】図5は、マークデータ入力画面のデータ形
式の例を示す図である。「マークデータ」は、マークデ
ータが格納されるファイルのファイル名を入力する欄で
ある。「参照」ボタンを指示することによって既存のマ
ークデータのファイル名を候補として表示できる。また
利用者の確認のために、指定されたマークデータの実体
を表示してもよい。「送信」は、入力欄に入力されたフ
ァイルの内容であるマークデータを情報提供装置100
に送信するよう指示するボタンである。
【0022】マークデータ入力画面の「送信」ボタンが
押下されたとき、プログラムコードは、入力されたファ
イルによって指定されたマークデータを取り出し、その
マークデータとファイル名を情報提供装置100に送信
する(ステップ206)。情報提供装置100のCGI
プログラムは、受信したマークデータとそのファイル名
を補助記憶装置103に格納する(ステップ207)。
次にCGIプログラムは、受信したマークデータを貼り
付けたWebページを生成し、Webサーバプログラム
106を介して情報表示装置110へ送信する(ステッ
プ208)。例えばこのWebページは、補助記憶装置
103上のマークデータ格納場所へのリンクを記述した
ハイパーテキスト情報である。あるいはそのマークデー
タをWebページに貼り付けたり添付するなどにより、
Webページにマークデータを設定する方法であればよ
い。
【0023】ステップ207で情報提供装置100のC
GIプログラムは、情報表示装置110からマークデー
タを受信したとき、情報抽出プログラムを起動すること
が可能である。この情報抽出プログラムは、情報提供装
置100の主記憶102にロードされて動作し、マーク
データに透かし込まれている送信情報を抽出し、抽出し
た送信情報をCGIプログラムに渡す。CGIプログラ
ムは、抽出された送信情報を補助記憶装置103内のフ
ォルダに格納する。そして情報表示装置110へ送信す
るWebページのハイパーテキスト情報には、このフォ
ルダへのリンクを記述する。例えば「送信先URL」が
“http://im.com/im.cgi”の場合には、CGIプログラ
ムはCGIディレクトリ以下の“0001”を含むフォルダ
名のフォルダに送信情報を格納し、この送信情報へのリ
ンクを“http://im.com/im.cgi?id=0001”と記述する。
ここで“0001”は、上記のIDである。
【0024】Webブラウザプログラム118は、受信
したWebページをそのハイパーテキスト情報の記述に
従って実行し、必要ならばマークデータへのリンクに基
づいてマークデータを取得し、表示装置114に表示す
る(ステップ209)。図6は、表示されるマークデー
タを貼り付けたWebページのデータ例を示す図であ
る。
【0025】情報表示装置110は、このWebページ
を表示後に真正性確認プログラム120を起動する。真
正性確認プログラム120は、マーク管理データベース
121に格納されている送信情報と、受信したマークデ
ータに透かし込まれている送信情報と、現在閲覧してい
るWebページの送信元URLとが一致しているか否か
検証する(ステップ210)。
【0026】真正性確認プログラム120は、まずWe
bページに記述されているマークデータのファイル名を
検索キーにしてマーク管理データベース121に一致す
るレコードが存在するか否か検証する。一致するレコー
ドが存在する場合に、真正性確認プログラム120は、
受信したマークデータに透かし込まれている送信情報を
抽出する。次に抽出した送信情報中の送信先URLと現
在表示しているWebページのURLとが一致している
か否かを検証する。当該マークデータを区別するために
「送信先URL」にユーザID、マークデータのファイ
ル名などが付加されている場合には、付加部分を除いた
URLが「送信先URL」と一致すればよい。一般には
マーク管理データベース121に格納された「送信先U
RL」と上位一致すればよい。
【0027】同様に真正性確認プログラム120による
検証処理の日時が抽出した送信情報中の有効開始日時お
よび有効終了日時との間に入るか否かを検証してもよ
い。また送信本文の一致性を検証してもよい。
【0028】すべての検証結果が正常の場合には、真正
性確認プログラム120は、表示中のマークデータにO
Kの文字を合成して表示する(ステップ211)。一般
には正常であることが視覚的にわかるようにマークデー
タを変化させたり、メッセージを表示してもよい。図7
は、マークデータにOKの文字を合成して表示する例を
示す。ステップ211の処理後にマーク管理データベー
ス121の該当するレコードの「成否」項に成功を示す
フラグを設定する(ステップ212)。
【0029】検証結果が異常の場合には、表示中のマー
クデータにNGの文字を合成して表示する(ステップ2
13)。図8は、マークデータにNGの文字を合成して
表示する例を示す。
【0030】図7は、検証結果が正常の場合に利用者が
マークデータを指示してダイアログボックスを表示する
例を示す。ダイアログボックスは、送信情報のメニュー
を表示する。利用者がいずれかの項目を指示すると、W
ebブラウザプログラム118は、その項目に付加され
たリンク先に詳細内容を要求する。Webサーバプログ
ラム106は、補助記憶装置103に格納された送信情
報の指定された項目を取り出し、情報表示装置110へ
送信する。Webブラウザプログラム118は、受信し
た情報を表示装置114上に表示する。
【0031】また真正性確認プログラム120がこれら
の送信情報のリンク先に基づいて情報提供装置100に
格納された該当する送信情報にアクセスしてこれらを取
得し、マーク管理データベース121に格納された当該
送信情報と比較照合して自動的に検証してもよい。ただ
しこれらの場合には、送信情報がネットワーク130上
を伝送されることになり、マークデータによる送信情報
の隠蔽という利点はない。
【0032】検証結果が異常の場合には、真正性確認プ
ログラム120は、ステップ213の処理後にマークデ
ータの削除を要求する電文を作成して情報提供装置10
0へ送信する(ステップ214)。電文はURIの文法
定義により、CGIプログラムのURIと“?”に続け
て、CGIプログラムに対するパラメータを記述する。
CGIプログラムに対するパラメータは、パラメータ名
の後に、“=”に続いて値を記述する。複数のパラメー
タを記述するには“&”を区切り文字とする。よってC
GIプログラムのURIが“http://im.com/im.cgi”、
マークデータを一意に特定するパラメータ名が“marki
d”、削除要求を示すパラメータ名が“status”、マー
クデータを特定するコード(拡張子を除いたマークデー
タのファイル名など)が“0001”、削除要求コードが
“del”であったときの電文は、“http://im.com/im.cg
i?markid=0001&status=del”となる。真正性確認プログ
ラム120はこの電文をCGIプログラムに対して送
り、その結果得られた情報を表示する。
【0033】情報提供装置100のCGIプログラム
は、マークデータの削除要求を受信すると、markidに該
当するマークデータを補助記憶装置103から削除し、
その事実を情報表示装置110に返信する(ステップ2
15)。例えば「0001.mrkを削除しました」などのメッ
セージを返信する。真正性確認プログラム120はこの
メッセージを表示する。次に真正性確認プログラム12
0は、マーク管理データベース121の該当するレコー
ドの「成否」項目に失敗を示すフラグを設定する(ステ
ップ212)。
【0034】上記のように実施例1では、送信情報を透
かし込んだマークデータを情報提供装置100から情報
表示装置110へ返信し、そのマークデータを表示装置
114に表示するので、送信者はそのマークデータを目
視することにより自分が送信した情報であることが確認
できる。また送信情報が意図した送信先に到達し、非改
ざんかつ隠蔽して届けられたことを瞬時に確認すること
ができる。またその事実を検証することもできる。 (実施例2)次に本発明をWebブラウザを用いたWe
b版メール送受信システムに適用した場合の実施例につ
いて説明する。システムの基本的構成要素は前述の実施
例1と同じであるため、ここでは実施例1と異なる部分
を説明する。概略構成は図9に示すものである。情報提
供装置100と情報表示装置110は、実施例1と同様
である。ここでは情報提供装置100はメールサーバと
して、また情報表示装置110はメールクライアントと
して機能する。
【0035】情報提供装置100は、その主記憶102
にWebサーバプログラム106およびWeb版インタ
ーネットメールプログラムをロードし実行する。Web
版インターネットメールプログラムはCGIであり、W
ebブラウザプログラム118を介してメールの送受信
を可能とするプログラムである。Web版インターネッ
トメールは、利用者を特定するためのユーザIDやパス
ワードを用いてアクセス制御を行うものとする。
【0036】情報表示装置110は、実施例1と同様に
マーク画像データに送信情報を透かし込んだマークデー
タを生成し、情報提供装置100が提供するCGIプロ
グラムに対してマークデータを送信し、その結果を検証
する。ここでマーク画像データに透かし込む送信先UR
Lとして情報提供装置100が提供するCGIのURI
および相手先のメールアドレスを指定する。例えばCG
IのURIが “http://im.com/im.cgi”、 相手先のメールアドレスが“im@im.com”の場合、送信
先URLは “http://im.com/im.cgi?mail=im@im.com” となる。また送信本文はメール本文である。
【0037】情報提供装置100のCGIは、情報抽出
プログラムを起動し、マークデータに透かし込まれてい
る送信先URLを取得する。CGIはユーザ“im@im.co
m”に割り当てた補助記憶装置103内の領域にマーク
データを格納し、マークデータへのリンク、“http://i
m.com/im.cgi?mail=im@im.com”を記述したハイパーテ
キスト情報を送信元情報表示装置110に送信する。そ
の情報表示装置110は、Webページに表示されたマ
ークデータから抽出された送信情報、登録された送信情
報およびWebページの送信元URLとの一致性を検証
し、その結果に応じてマークデータ上にメッセージを合
成して表示する。
【0038】このようにして実施例2によれば、メール
の送信元クライアントから送られたメールがいくつかの
メールサーバを経由して最終段のメールサーバまで非改
ざんかつ隠蔽して無事に到達したことを確認することが
できる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、送信先の情報および送
信本文を透かし込んだマークデータを送信し、その送信
結果をマークデータで表示することによって、送信者は
マークデータの表示形態を目視するだけで情報を隠蔽し
た事実および改ざんされていない事実、情報が意図した
送信先に送信された事実を瞬時に確認することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の送信情報確認システムの構成図であ
る。
【図2】実施例1のマーク管理データベース121のデ
ータ例を示す図である。
【図3】実施例1の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】実施例1の入力画面のデータ例を示す図であ
る。
【図5】実施例1のマークデータ入力画面のデータ例を
示す図である。
【図6】実施例1のマークデータを貼り付けたWebペ
ージのデータ例を示す図である。
【図7】実施例1の真正性確認の結果が正常時の表示画
面の一例を示す図である。
【図8】実施例1の真正性確認の結果が異常時の表示画
面の一例を示す図である。
【図9】実施例2のメール送受信システムの構成図であ
る。
【符号の説明】
100:情報提供装置、110:情報表示装置、10
6:Webサーバプログラム、114:表示装置、11
5:入力装置、118:Webブラウザプログラム、1
19:マーク生成管理プログラム、120:真正性確認
プログラム、121:マーク管理データベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 直樹 東京都江東区新砂一丁目6番27号 株式会 社日立製作所公共システム事業部内 (72)発明者 本部 貴子 東京都江東区新砂一丁目6番27号 株式会 社日立製作所公共システム事業部内 Fターム(参考) 5C076 AA14 BA06 5J104 AA07 AA14 KA02 PA07 5K030 GA18 HA06 HB04 HC01 HC13 LD13 MB18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報送信元の第1の情報処理装置によって
    送信先識別子と送信本文とを含む送信情報を画像データ
    中に埋め込み、前記送信情報が埋め込まれた画像データ
    を送信先の第2の情報処理装置へ送信し、前記第2の情
    報処理装置によって前記送信情報が埋め込まれた画像デ
    ータを設定するページを前記第1の情報処理装置へ送信
    し、前記第1の情報処理装置によって前記ページを受信
    して前記第2の情報処理装置から取得した前記送信情報
    が埋め込まれた画像データを表示することを特徴とする
    送信情報の送達確認方法。
  2. 【請求項2】さらに前記第1の情報処理装置によって前
    記送信情報が埋め込まれた画像データから前記送信先識
    別子を抽出し、前記送信先識別子が前記第1の情報処理
    装置に登録された送信先識別子と上位一致するか否か判
    定し、その判定結果を表示することを特徴とする請求項
    1記載の送信情報の送達確認方法。
  3. 【請求項3】前記送信本文はメール本文を含むことを特
    徴とする請求項1記載の送信情報の送達確認方法。
  4. 【請求項4】情報送信元の情報処理装置に、送信先識別
    子と送信本文とを含む送信情報を画像データ中に埋め込
    む機能、前記送信情報が埋め込まれた画像データを送信
    先の他の情報処理装置へ送信する機能、前記他の情報処
    理装置から前記送信情報が埋め込まれた画像データを設
    定するページを受信する機能、および受信した前記送信
    情報が埋め込まれた画像データを表示する機能を実現さ
    せるためのプログラム。
  5. 【請求項5】さらに前記情報処理装置に、前記送信情報
    が埋め込まれた画像データから前記送信先識別子を抽出
    する機能、前記送信先識別子が前記情報処理装置に登録
    された送信先識別子と上位一致するか否か判定する機
    能、およびその判定結果を表示する機能を実現させるた
    めの請求項1記載のプログラム。
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