JP2003215305A - 光素子 - Google Patents

光素子

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JP2003215305A
JP2003215305A JP2002014083A JP2002014083A JP2003215305A JP 2003215305 A JP2003215305 A JP 2003215305A JP 2002014083 A JP2002014083 A JP 2002014083A JP 2002014083 A JP2002014083 A JP 2002014083A JP 2003215305 A JP2003215305 A JP 2003215305A
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antireflection
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optical element
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Akihiko Murai
章彦 村井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光を効率良く受光素子や光導波路に入射或いは
発光素子や光導波路からの光を効率良く出射させること
ができる低コストの光素子を提供する。 【解決手段】光素子はSi半導体光導波路4と、反射防
止領域30とからなり、反射防止領域30はSi半導体
光導波路4の受光面(若しくは出射面)を構成する端面
32に接するように形成されている。そしてこの反射防
止領域30は、第1の物質としてシリコン、第2の物質
として空気を採用し、第1の物質であるシリコンからな
る平断面形状が正三角形状の柱状体31を周期的に配列
した2次元の周期構造を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光通信分野に適した
反射防止膜を備えた光素子に関わるものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複雑な光制御を要求する高密度波
長通信等の急速な発展に伴い光導波路、発光素子、受光
索子等から構成される光集積回路が注目されている。
【0003】また光導波路に関してはコアとクラッドの
間の比屈折率差が0.5%以下と小さい従来の石英系光
導波路に対して半導体のような高屈折率コア材料を利用
した光導波路についての開発が各所で行われている。
【0004】個々の半導体の光素子を光学的に結合する
に当たり各結合する表面毎に反射が起こり、そのため光
シグナル強度の減衰及びノイズが生じるという問題があ
る。
【0005】実用的な半導体の表面における光反射率は
50%程度にもなることが知られており、この反射を低
減するためには半導体表面に反射防止膜を設けることが
不可欠である。このような光半導体の光素子で反射防止
膜が設けられている例としては例えば図7に示すフォト
ダイオードが知られている。この種の受光素子では受光
面32に反射防止膜3を設けている。この反射防止膜3
の材質としてはSiO,SiO2,Al23,Sb
23、TiO2、Ta25,ZnS等が用いられてい
る。
【0006】尚図中5は−の金属電極、6は絶縁膜、7
はP+領域、8はi領域、9はn+領域、10は+の金属
電極である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の半
導体の光素子において反射防止膜3を設ける場合には、
半導体の端面にスパッタ法等で成膜する必要があり、そ
のため製造工程が複雑になりコストアップ要因となると
いう不具合があった。
【0008】また、反射防止膜3の材料として、上述し
たようにSiO,SiO2,Al2 3,Sb23、Ti
2、Ta25,ZnS等が用いられているが、夫々の
材料は物質固有の屈折率を有しているため任意の屈折率
に設定することができないという不具合があった。
【0009】本発明は上記の点に鑑みて為されたもので
あって、その目的とするところは光を効率よく受光素子
や光導波路に入射或いは発光素子や光導波路からの光を
効率よく出射することができ、更には低コストで製造で
きる光素子を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、単一の第1の物質で連続且つ
一様なる形態を有するとともに特定面を具備した第1の
領域と、前記特定面に接して受光面若しくは出射面を具
備し前記第1の領域の第1の物質と同じ物質と、該物質
より屈折率の小さい第2の物質とを使用波長以下のサイ
ズで2次元若しくは3次元に離散的に分布させて反射防
止領域を形成している第2の領域とから成ることを特徴
とする。
【0011】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記反射防止領域の屈折率をn、前記第1の物質
の屈折率をn1、前記第2の物質の屈折率をn2とすると
き、n2<n<n1を満足するように設定していることを
特徴とする。
【0012】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、前記反射防止領域の屈折率をn、前記反射
防止領域の光入出力面間の厚さをd、出射若しくは受光
波長をλとするとき、d=λ/4nを満足するように設
定していることを特徴とする。
【0013】請求項4の発明では、請求項1乃至3の何
れかの発明において、前記反射防止領域として、夫々の
屈折率が異なる複数の領域を光入出力方向に並設してい
ることを特徴とする。
【0014】請求項5の発明では、請求項1乃至4の何
れかの発明において、前記反射防止領域は第1の物質で
形成される柱状体を略マトリクス状に配置するととも
に、柱状体以外の部分を第2の物資で満たしていること
を特徴とする。
【0015】請求項6の発明では、請求項5の発明にお
いて、前記柱状体の平断面形状を、反射防止領域の光入
出力面に垂直な方向の線上に頂点を有し且つ該頂点に対
応する内角が前記線で2分される多角形になるように形
成していることを特徴とする。
【0016】請求項7の発明では、請求項5又は6の何
れかの発明において、前記第1の物質として半導体材料
を用い、前記第2の物質として半導体材料の屈折率より
小さい材料を用い、前記反射防止領域をこれら物質の組
み合わせからなる周期構造物によって形成していること
を特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。
【0018】(実施形態1)本実施形態の光素子につい
て図1〜図3を参照しながら説明するが、以下では図2
(b)における上下方向を用いて上下方向を規定し、図
2(a)における上下方向を用いて左右方向を規定して
説明する。
【0019】本実施形態の光素子は半導体材料たるシリ
コン基板1の上面にシリコン酸化膜からなる絶縁膜2を
介して反射防止領域30と、特定面として入射面(若し
くは出射面)を構成する端面32を反射防止領域30に
接するように設けたSi半導体光導波路4とから成る。
【0020】反射防止領域30は屈折率の異なる2種類
の物質(以下、説明の便宜上、第1の物質、第2の物質
と称す)からなり、これら物質の配列が周期構造を有
し、外部からSi半導体光導波路4の上記端面32から
入射する光に対してSiよりも低屈折率的に機能して反
射防止を行う微細構造膜を構成している。
【0021】本実施形態における反射防止領域30は第
1の物質としてシリコン、第2の物質として空気を採用
しており、第1の物質であるシリコンからなる平断面形
状が正三角形状の柱状体31を周期的に配列した2次元
の周期構造を有する。
【0022】更に詳説すると本実施形態における反射防
止領域30は絶縁膜2に対向する面内単位に単位格子が
2次元三角格子の各格子点に柱状体31を立設してい
る。これらの柱状体31は平断面形状の一つの内角が反
射防止領域30の光入出力面に垂直な方向の線により2
分されるように当該内角に対応する頂点を上記線上に配
置している。
【0023】ここで本発明者は図3の格子点間の距離a
が光波長よりも小さくなるように柱状体31を立設し、
柱状体31の空間占有率をXとすることで反射防止領域
30の屈折率nを、n=3.5X+(1−X)=1+
2.5Xとすることができるのを見出した。
【0024】ここで第1の物質であるシリコンの屈折率
1は3.5である。これに基づいて本実施形態では空
間占有率Xを0.35として屈折率nを1.9、反射防
止領域30の光入出力面間の厚さdを210nmと設定
することにより光通信用である1550nmの波長に対
して反射防止機能を実現している。
【0025】つまり、上記厚さをd、使用する光の出射
あるいは受光波長をλとするときd=λ/4nを満足さ
せるものである。
【0026】上述の2次元周期構造を有する反射防止領
域30を形成する方法としては、例えば絶縁膜2上にシ
リコン層を形成した後、このシリコン層上にマスク材料
層を更に形成し、フォトリソグラフィ技術によって柱状
体31の形成部位に対応したシリコン層表面上にマスク
材料層が残るようにパターニングした後エッチング技術
を利用してシリコン層の不要部分を除去することで柱状
体31を形成すればよよい。
【0027】而して例えば反射防止領域30の入射面3
3から入射した信号光は、Si半導体光導波路4の端面
32からSi半導体導波路4内に入射して、Si半導体
導波路4内に伝播することになる。この際にSi半導体
導波路4の端面32で反射されることがなく入射光が微
弱な場合でも光信号として効率良く導波させることが可
能であり、また反射防止領域30が半導体の周期構造物
により構成されているので比較的簡単な半導体製造工程
で形成することが可能であり低コスト化を図ることがで
きる。
【0028】ところで本実施形態では、反射防止領域3
0の第2の物質として空気を採用しているが空気(気
体)の代わりに気体以外の誘電体材料(例えばSi
2,SiNX、Al23など)、高分子材料(例えばポ
リイミドなど)などの有形体を採用して隣り合う柱状体
31の問に有形体からなる第2の物質を充填させてもよ
く、このような第2の物質を充填させることによって反
射防止領域30における柱状体31の傾倒や折損を防止
することができ信頼性が向上する。尚この場合第2の物
質の屈折率n2と反射防止領域30の屈折率nと第1の
物質(シリコン)の屈折率n1 との関係はn2<n<n1
を満足させるものとする。
【0029】例えば第2の物質としてLSIなどの半導
体製造工程で一般的に用いられるポリイミドを採用すれ
ばシリコンとポリイミドとの2次元周期構造からなる反
射防止領域30を簡単旦つ低コストで形成することが可
能になる。また、反射防止領域30はシリコン基板1の
一表面側に形成された絶縁膜2上に形成されており絶縁
膜2の構成材料であるシリコン酸化膜の屈折率は1.5
で反射防止領域30の屈折率1.9よりも低いので光が
シリコン基板1へ漏れるのを抑制することができ光導波
効率を更に向上させることができる。
【0030】また本実施形態の反射防止領域30を形成
する際に、厚み方向の中間に絶縁膜2が形成され主表面
側にシリコン層が形成されたSOI基板を用いてシリコ
ン層を加工することで上記柱状体31を形成するように
すれば反射防止領域30を簡単に形成することができ
る。
【0031】更にまた、本実施形態での反射防止領域3
0は2次元の周期構造を有しているがこれに限定されず
離散的に柱状体が分布している形態でもよい。また、本
実施形態では集光用のレンズを設けていないが集光用の
レンズを設けるようにしてもよい。
【0032】(実施形態2)本実施形態の基本構成は実
施形態1と略同じであって、図4(a)に示すように絶
縁膜2に対向する面内単位格子が2次元四角格子の各格
子点に平断面が正三角形で、その頂点が垂直方向なシリ
コンからなる柱状体31が立設されている点、つまりマ
トリクス状に柱状体31が立設されている点で相違する
だけである。勿論各柱状体31の平断面形状の対向する
一対の内角が反射防止領域30の光入出力面に垂直な方
向の線により2分されるように当該内角に対応する頂点
を上記線上に配置している。
【0033】従って本実施形態において柱状体31の空
間占有率Xを0.35とし反射防止領域31の厚さdを
210nmと設定すればよい。他の構成は実施形態1と
同じであるので、他の構成についての説明は省略する。
【0034】(実施形態3)本実施形態の基本構成は実
施形態1と略同じであって、図5(a)に示すように絶
縁膜2に対向する面内に単位格子が2次元三角格子の各
格子点に平断面構造が正三角形の柱状体31を立設した
微細構造膜からなる反射防止領域層30a(実施形態1
の反射防止領域30に相当)と、この反射防止領域層3
0bとSi半導体光導波路4の入射面32との間の絶縁
膜2に対向する面内の2次元四角格子の格子点に平断面
が正四角形の柱状体34を立設し、反射防止領域層30
aと屈折率が異なる微細構造膜かなる反射防止領域層3
0bを形成し、これら層30a、30bで反射防止領域
30’を構成している点で相違する。
【0035】つまり本実施形態では反射防止領域層30
bの柱状体34を立設している格子点の間の距離をb
(a≠b)とし且つ使用光波長よりも小さすることで夫
々の反射防止領域層30a,30bの屈折率を異ならせ
ている。
【0036】このように夫々の屈折率が異なる複数の反
射防止領域層30a、30bを並設して反射防止領域3
0’を形成することにより、反射防止効果をより高める
ことが可能となり、且つ反射防止機能を満たす波長領域
を更に広げることが可能となる。
【0037】なお本実施形態では柱状体31及び柱状体
34が夫々三角形を単位格子とする2次元三角格子の格
子点及び四角形を単位格子とする2次元四角格子の格子
点に立設されているが、どちらも2次元三角格子の格子
点に立設してもよいし、2次元四角格子の格子点に立設
してもよい。
【0038】更に柱状体31及び柱状体34の夫々の隙
間に気体以外の誘電体材料(例えばSiO2,SiN、
Al23など)、高分子材料(例えばポリイミドなど)
などの有形体からなる第2の物質を充填させるようにし
てもよい。
【0039】(実施形態4)上記各実施形態は周期構造
を用いたものであるが、本実施形態では、図6に示すよ
うに周期構造を用いず且つ3次元構造を有する反射防止
領域30を形成したものである。
【0040】つまり本実施形態では、第1の物質たるシ
リコン35a中に第2の物資たるシリコン酸化物35b
を3次元で離散的に分布させることで、反射防止領域3
0を構成する微細構造膜を形成している。ここで各シリ
コン酸化物35bのサイズを、使用光波長以下で且つ数
百オングストローム程度とし、反射防止領域30の屈折
率は、両物質の堆積比率によって制御を行う。
【0041】尚各実施形態ではSi半導体光導波路の端
面に対応するように反射防止領域を設けてあるがSi光
導波路の代わりに受光素子の受光面や発光素子の光出射
面に対応するように反射防止領域を設けて光素子を構成
しても良い。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明は、単一の第1の物質で
連続且つ一様なる形態を有するとともに特定面を具備し
た第1の領域と、前記特定面に接して受光面若しくは出
射面を具備し前記第1の領域の第1の物質と同じ物質
と、該物質より屈折率の小さい第2の物質とを使用波長
以下のサイズで2次元若しくは3次元に離散的に分布さ
せて反射防止領域を形成している第2の領域とから成る
ので、第1の領域である光導波路や受光素子に光を効率
よく入射することができ、また発光素子から光を効率よ
く出射することができ、そのために微弱な光信号でもノ
イズに埋まることなく信号として伝播することができる
という効果がある。
【0043】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記反射防止領域の屈折率をn、前記第1の物質の
屈折率をn1、前記第2の物質の屈折率をn2とすると
き、n 2<n<n1を満足するように設定してので、前記
反射防止領域の屈折率を第2の物質の屈折率から第1の
物質の屈折率の範囲の任意の値で設定することができ、
そのため使用する光波長に応じて効率の高い反射防止領
域を形成することができるという効果がある。
【0044】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、前記反射防止領域の屈折率をn、前記反射防
止領域の光入出力面間の厚さをd、出射若しくは受光波
長をλとするとき、d=λ/4nを満足するように設定
しているので、反射防止効果を高めることができ、結果
光出射或いは受光の効率を向上させることができるとい
う効果がある。
【0045】請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れ
かの発明において、前記反射防止領域として、夫々の屈
折率が異なる複数の領域を光入出力方向に並設している
ので、より広範囲の波長領域において反射防止効率を高
めることができるという効果がある。
【0046】請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れ
かの発明において、前記反射防止領域は第1の物質で形
成される柱状体を略マトリクス状に配置するとともに、
柱状体以外の部分を第2の物資で満たしているので、第
1の物質として半導体材料を用いることで、半導体製造
工程であるフォトリソグラフィ技術とエッチング技術を
利用して簡単に形成することが可能になるという効果が
ある。
【0047】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、前記柱状体の平断面形状を、反射防止領域の光入出
力面に垂直な方向の線上に頂点を有し且つ該頂点に対応
する内角が前記線で2分される多角形になるように形成
しているので、反射防止領域の最表面での光の反射を制
御することができ反射防止の効果を更に上げることがで
きるという効果がある。
【0048】請求項7の発明は、請求項5又は6の何れ
かの発明において、前記第1の物質として半導体材料を
用い、前記第2の物質として半導体材料の屈折率より小
さい材料を用い、前記反射防止領域をこれら物質の組み
合わせからなる周期構造物によって形成しているので、
反射防止領域の第1の物質を半導体材料とび当該半導体
材料より屈折率の小さい材料からなる第2の物質の組み
合わせて周期構造により構成することで、反射防止領域
を比較的簡単な半導体製造工程で形成することが可能と
なって低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を示す一部省略せる概略斜
視図である。
【図2】(a)は同上の概略平面図である。(b)は概
略断面図である。
【図3】同上の要部の説明図である。
【図4】(a)は本発明の実施形態2の要部の概略平面
図である。(b)は同上の要部の説明図である。
【図5】(a)は実施形態3の要部の概略平面図であ
る。(b)は同上の要部の説明図である。
【図6】本発明の実施形態4を示す一部省略せる概略斜
視図である。
【図7】従来例の反射防止膜を用いた受光素子の断面図
である。
【符号の説明】
1 基板 2 絶縁膜 30 反射防止領域 31 柱状体 32 端面 33 入射面 4 Si半導体光導波路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H047 MA00 QA01 QA02 QA05 TA33 TA34 2K009 AA02 AA03 AA05 AA12 BB04 CC12 CC21 DD12 5F041 AA06 AA14 EE23 FF14 5F088 BA10 BA20 BB01 EA06 HA20 JA20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一の第1の物質で連続且つ一様なる形態
    を有するとともに特定面を具備した第1の領域と、前記
    特定面に接して受光面若しくは出射面を具備し前記第1
    の領域の第1の物質と同じ物質と、該物質より屈折率の
    小さい第2の物質とを使用波長以下のサイズで2次元若
    しくは3次元に離散的に分布させて反射防止領域を形成
    している第2の領域とから成ることを特徴とする光素
    子。
  2. 【請求項2】前記反射防止領域の屈折率をn、前記第1
    の物質の屈折率をn1、前記第2の物質の屈折率をn2
    するとき、n2<n<n1を満足するように設定している
    ことを特徴とする請求項1記載の光素子。
  3. 【請求項3】前記反射防止領域の屈折率をn、前記反射
    防止領域の光入出力面間の厚さをd、出射若しくは受光
    波長をλとするとき、d=λ/4nを満足するように設
    定していることを特徴とする請求項1又は2に記載の光
    素子。
  4. 【請求項4】前記反射防止領域として、夫々の屈折率が
    異なる複数の領域を光入出力方向に並設していることを
    特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の光素子。
  5. 【請求項5】前記反射防止領域は第1の物質で形成され
    る柱状体を略マトリクス状に配置するとともに、柱状体
    以外の部分を第2の物資で満たしていることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4の何れか記載の光素子。
  6. 【請求項6】前記柱状体の平断面形状を、反射防止領域
    の光入出力面に垂直な方向の線上に頂点を有し且つ該頂
    点に対応する内角が前記線で2分される多角形になるよ
    うに形成していることを特徴とする請求項5に記載の光
    素子。
  7. 【請求項7】前記第1の物質として半導体材料を用い、
    前記第2の物質として半導体材料の屈折率より小さい材
    料を用い、前記反射防止領域をこれら物質の組み合わせ
    からなる周期構造物により形成していることを特徴とす
    る請求項5又は6の何れか記載の光素子。
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